JP2007207194A - 印刷装置、外部装置、印刷システム及び印刷装置の制御方法 - Google Patents

印刷装置、外部装置、印刷システム及び印刷装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷中に記憶残容量が変化する場合であっても、印刷処理を継続して行うことを可能とする。
【解決手段】複数ページの画像データを含む印刷ジョブを一時的に蓄積する外部装置と接続され、該外部装置から前記印刷ジョブにかかる画像データを受信して印刷を行う印刷装置であって、前記外部装置から受信した前記印刷ジョブにかかる画像データを一時的に保持する記憶手段と、前記記憶手段に保持された前記印刷ジョブにかかる画像データを用いて印刷を行う印刷手段と、前記記憶手段の空き容量を判定する判定手段と、前記印刷手段における印刷中に、前記判定手段により判定された前記空き容量が所定容量未満となったことに応じて、前記記憶手段における前記画像データの保持状況を前記印刷ジョブにかかる全ページの画像データを保持する状況から前記印刷ジョブにかかる一部のページの画像データを保持する状況に切り替えるよう制御する制御手段とを備える.
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置、外部装置、印刷システム及び印刷装置の制御方法に関する。
ドキュメントサーバよりページ順で印刷部数の「一部」分のデータを印刷装置などの画像処理装置で受信し、そのデータを画像処理装置で一時的に蓄えておき、複数部の印刷であれば蓄えてあるデータを使いまわして出力する技術がある。また、コレート印刷の場合には、蓄えてあるデータを使用してコレートを行い出力し、両面印刷であれば蓄えてあるデータから印字する順にデータを取得し出力する技術もある。ここで、「コレート印刷」とは、複数部数指定時に1−2−3、1−2−3のようなページ順に丁合して印刷する形態を言う。
また、複数部印刷においてはドキュメントサーバよりデータを指定部数の回数分だけ画像処理装置に送信し、コレート印刷であればドキュメントサーバ側でコレートを行い画像処理装置に送信する技術がある。
上記の技術では、複数部のコレート印刷時に、常にサーバから指定部数に相当する回数だけデータを送付することは、データ転送にそれだけ余分な時間がかかることとなる。また、画像処理装置側でコレートを行う場合でも、出力したいドキュメントの容量等によっては、画像処理装置側のコレート機能を利用ことができない場合がある。
そこで、接続されている画像処理装置の記憶装置の残容量に応じて、外部装置からの画像の転送方法を変更し、変更された転送方法に応じたコレート機能を利用する技術が提案されている(特許文献1を参照。)。
しかしながら、このような技術では、画像転送切り替えが印刷開始段階において、記憶装置の残容量に基づいて行われるので、印刷中に自装置記憶装置の容量が足りなくなった場合には印刷が継続できなくなってしまう虞がある。また、実行しようとする印刷ジョブの種類によっても、画像の転送方法を変更する必要があるが、これについては対応できていない。
特開2005−78490号
本発明は、外部装置から受信した印刷ジョブにかかる画像データの印刷中に、画像データを記憶する記憶手段の記憶残容量が変化する場合であっても、印刷処理を継続して実行可能とすることを目的とする。
あるいは、外部装置から受信した印刷ジョブにかかる画像データを用いて行う処理内容に応じて、記憶手段における画像データの保持状況を適切に制御して、印刷処理を実行可能とすることを目的とする。
上記課題を個別に又はまとめて解決するための印刷装置としての本発明は、複数ページの画像データを含む印刷ジョブを一時的に蓄積する外部装置と接続され、該外部装置から前記印刷ジョブにかかる画像データを受信して印刷を行う印刷装置であって、前記外部装置から受信した前記印刷ジョブにかかる画像データを一時的に保持する記憶手段と、前記記憶手段に保持された前記印刷ジョブにかかる画像データを用いて印刷を行う印刷手段と、前記記憶手段の空き容量を判定する判定手段と、前記印刷手段における印刷中に、前記判定手段により判定された前記空き容量が所定容量未満となったことに応じて、前記記憶手段における前記画像データの保持状況を前記印刷ジョブにかかる全ページの画像データを保持する状況から前記印刷ジョブにかかる一部のページの画像データを保持する状況に切り替えるよう制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
上記課題を個別に又はまとめて解決するための印刷装置としての本発明は更に、複数ページの画像データを含む印刷ジョブを一時的に記憶する外部装置と接続され、該外部装置から前記印刷ジョブにかかる画像データを受信して印刷を行う印刷装置であって、前記外部装置から受信した前記印刷ジョブにかかる画像データを一時的に保持する記憶手段と、前記記憶手段に保持された前記印刷ジョブにかかる画像データを用いて印刷を行う印刷手段と、前記画像データを用いて行う処理内容を判定する判定手段と、前記判定手段において判定された処理内容に応じて、前記記憶手段における前記画像データの保持状況を前記印刷ジョブにかかる全ページの画像データを保持する状況又は前記印刷ジョブにかかる一部のページの画像データを保持する状況のいずれかとなるよう制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
上記課題を個別に又はまとめて解決するための外部装置としての本発明は、本発明の印刷装置と接続される外部装置であって、画像データを記憶する記憶手段と、前記印刷装置からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶している印刷ジョブにかかる画像データを前記印刷装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
上記課題を個別に又はまとめて解決するための印刷システムとしての本発明は、複数ページの画像データを含む印刷ジョブを一時的に記憶する外部装置と、前記外部装置と接続され、該外部装置から前記印刷ジョブにかかる画像データを受信して印刷を行う印刷装置とを備える印刷システムであって、前記外部装置は、画像データを記憶する第1の記憶手段と、前記印刷装置からの要求に応じて、前記第1の記憶手段に記憶している印刷ジョブにかかる画像データを前記印刷装置に送信する送信手段とを備え、前記印刷装置は、前記外部装置から受信した前記印刷ジョブにかかる画像データを一時的に保持する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に保持された前記印刷ジョブにかかる画像データを用いて印刷を行う印刷手段と、前記第2の記憶手段の空き容量を判定する判定手段と、前記印刷手段における印刷中に、前記判定手段により判定された前記空き容量が所定容量未満となったことに応じて、前記第2の記憶手段における前記画像データの保持状況を前記印刷ジョブにかかる全ページの画像データを保持する状況から前記印刷ジョブにかかる一部のページの画像データを保持する状況に切り替えるよう制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
上記課題を個別に又はまとめて解決するための印刷システムとしての本発明は更に、複数ページの画像データを含む印刷ジョブを一時的に記憶する外部装置と、前記外部装置と接続され、該外部装置から前記印刷ジョブにかかる画像データを受信して印刷を行う印刷装置とを備える印刷システムであって、前記外部装置は、画像データを記憶する第1の記憶手段と、前記印刷装置からの要求に応じて、前記第1の記憶手段に記憶している印刷ジョブにかかる画像データを前記印刷装置に送信する送信手段とを備え、前記印刷装置は、前記外部装置から受信した前記印刷ジョブにかかる画像データを一時的に保持する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に保持された前記印刷ジョブにかかる画像データを用いて印刷を行う印刷手段と、前記画像データを用いて行う処理内容を判定する判定手段と、前記判定手段において判定された処理要求の内容に応じて、前記第2の記憶手段における前記画像データの保持状況を前記印刷ジョブにかかる全ページの画像データを保持する状況又は前記印刷ジョブにかかる一部のページの画像データを保持する状況のいずれかとなるよう制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、外部装置から受信した印刷ジョブにかかる画像データの印刷中に、画像データを記憶する記憶手段の記憶残容量が変化する場合であっても、印刷処理を継続して実行することができる。
また、外部装置から受信した印刷ジョブにかかる画像データを用いて行う処理内容に応じて、記憶手段における画像データの保持状況を適切に制御して、印刷処理を実行することができる。
以下、添付する図面を参照して、好適な実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明のシステム構成の一例を示す図である。図1において、101から103はクライアントPCを表す。以下、これらのクライアントPC101から103のうち、101について説明するが、説明に関する内容は他のクライアントPC102及び103にも同様に適用可能である。クライアントPC101は、ネットワーク104と接続され、ネットワークを介して印刷装置としての画像処理装置500に印刷処理を行わせることができる。
ネットワーク104は、例えば、ローカルエリアネットワークのようなネットワークであって、クライアントPC101やRIPコントローラ105の他、サーバー装置などが接続され、相互通信を可能とするものである。
RIPコントローラ105は、ネットワーク104に接続され、ネットワーク104を介してクライアントPC101からの印刷データを受信して、RIP処理を行い、画像処理装置500へ渡す外部装置として機能する。なお、RIPコントローラ105と画像処理装置500を一体として印刷システムとして構築することもできる。RIPコントローラ105と画像処理装置500とは、ネットワークケーブル106及び画像データを転送するためのビデオケーブル107を介して接続される。
画像処理装置は、例えば、印刷機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能、ボックス機能などを有し、RIPコントローラ105を介してネットワーク104から受信するクライアントPC101からの印刷依頼を処理することができる。
次に、図2を参照して、本発明の実施形態に対応する画像処理装置500のハードウェア構成の一例を説明する。
図2において、制御部200は、画像処理装置500の全体制御及び画像処理を行うためのデバイス制御部201と、記録紙に画像を形成する為のメカ制御及びプロセス制御を行うプリンタ制御部202とを有する。制御部200はまた、画像処理装置の操作部1000とも接続されている。操作部1000は、画像処理装置500のユーザーからの操作を受けつけるためのユーザーインタフェースである。
デバイス制御部201はCPU203を備えており、デバイス制御部201内の制御はCPU203により行われる。同じくプリンタ制御部202もCPU204を備え、プリンタ制御部202内の制御はCPU204により行われる。
スキャナ部205は、紙文書をCCD等の撮像素子を利用して電子的に読み取って、画像データを生成する。スキャナ部205は、デバイス制御部201により制御される。プリンタ部206は、画像データを紙などの記録媒体に印刷する印刷処理部である。プリンタ部206は、プリンタ制御部202により制御される。
フィーダー部207は、画像処理装置500内に記録紙を給紙するために利用される。また、ソーター部208は、印刷済みの記録紙の丁合を行うために利用される。これらは、プリンタ制御部202により制御される。
CORE IP部209は、デバイス制御部201から送信される画像データを、イメージサーバ部210、PDL部212及びFAX部214に伝達する。
イメージサーバー部210は、ホストコンピュータからの画像データをCORE IP部209を介して格納する機能を有し、CPU211によって制御される。また、イメージサーバー部210はCORE IP部209を介しデバイス制御部201に接続されており、画像入出力のアクセス等が行なわれる。尚、イメージサーバー部210は、ハードディスク306を有している。
PDL部212は、ハードディスクを有する外部のクライアントPC101等から出力されたPDLをビットマップ画像に展開し、画像データとしてCORE IP部209に出力する。また、PDL部212はネットワークを介してクライアントPC101等と情報をやり取りするネットワークインターフェースとしての機能を備えている。
FAX部214は、スキャナ部205で読み取った画像データをFAX送信したり、電話回線を介して送られてきた画像データを受信する。FAX部214は、CORE IP部209を介してデバイス制御部201により制御される。
通信インタフェース(I/F)215は、RIPコントローラ105とネットワークケーブル106及びビデオケーブル107を介して接続するためのインタフェースである。
次に、図3を参照して、イメージサーバー部210のハードウェア構成の一例を説明する。
画像メモリ301及び302は、ビデオバス300を介してCORE IP部209との間で画像データを送受信するための記憶手段であって、画像データを一時的に保持することができる。画像メモリ301及び302はまた、それぞれA4サイズの画像データを取り込むだけの容量を有し、メモリコントローラ303及び304によりそれぞれが制御される。
メモリコントローラ303及び304は、制御バス307を介してイメージサーバーCPU211に接続され、イメージサーバーCPU211の制御に基づいて、画像メモリ301及び302をそれぞれ制御している。イメージサーバー部210内の全体的な動作の制御を行い、現時刻を認識する時計機能を備えている。
また、画像メモリ301及び302は、ハードディスク306とも接続されており、画像メモリ301及び302に格納された画像データは、最終的にはハードディスク306に格納される。
このように、イメージサーバー部210は、画像メモリ301及び302という2つの画像メモリを有することにより、ダブルバッファ処理を行うことができる。即ち、一方の画像メモリ(301)の画像をハードディスク306に書き込み中に、他方の画像メモリ(302)を用いてCORE IP部212からの画像データを受信することができる。また、画像サイズがA4を超える場合、両方の画像メモリを連続して(一枚のメモリとして)使用するカスケードバッファとして用いることもできる。
次に、図4を参照して、ハードディスク306の内部構成の一例を説明する。ハードディスク306は、テンポラリ領域306aとメモリボックス領域306bとを有する。
テンポラリ領域306aは電子ソート処理等の為、画像データを一時的に保持しておく領域であり、ジョブ終了後に、保持されていた画像データは消去される。メモリボックス領域306bは、消去されるまで画像データを永続的に格納・保管しておくための領域である。
次に、図5を参照して、本発明の実施形態に対応する画像処理装置500の装置構成の一例を説明する。図5は、画像処理装置500を複合機として実現した場合の断面図の一例を示すものである。
図5において、画像処理装置500は、スキャナ部501、レーザ露光部502、感光ドラム503、作像部504、定着部505、給紙/搬送部506を有し、これらはプリンタ制御部202により制御される。なお、スキャナ部501は、スキャナ205に相当し、レーザ露光部502、感光ドラム503、作像部504、定着部505、給紙/搬送部506は、図2のプリンタ部206に相当する。
スキャナ部501は、原稿画像を読み取り画像データに変換する。レーザ露光部502は、前記画像データに応じて変調された、例えばレーザ光などの光線を、等角速度で回転する回転多面鏡507(ポリゴンミラー等)に入射させ、反射走査光として感光ドラム503に照射する。
作像部504は、感光ドラム503を回転駆動し、帯電器によって帯電させ、前記レーザ露光部502によって感光ドラム503上に形成された潜像をトナーによって現像する。更に、トナー像をシート材に転写し、その際に転写されずに感光ドラム503上に残った微小トナーを回収する。この一連の画像形成プロセスは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーに対して順次実行される。1枚のシート材に対して、4回の画像形成プロセスを実行することで、シート材にはフルカラー画像を形成することができる。
定着部505は、ローラやベルトの組み合わせによって構成され、ハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、作像部504によってトナー像が転写されたシート材上のトナーを、熱と圧力によって溶解、定着させる。
給紙/搬送部506は、シート材を収納する収納庫510を少なくともひとつ有し、プリンタ制御部202の指示に応じて収納庫510に収納された複数のシート材の中から1枚分離し、作像部504・定着部505へ搬送する。シート材は作像部504の転写ドラムに巻きつけられ、4回転した後に定着部505へ搬送される。4回転する間に前述のYMCK各色のトナー像がシート材に転写される。
また、シート材の両面に画像形成する場合は、定着部505を通過したシート材を再度作像部504へ搬送する搬送経路を通るように制御する。プリンタ制御部202はデバイス制御部201と専用のI/Fを介して接続され、デバイス制御部201と通信し、指示に応じて制御を実行するとともに、各部の状態を通知する。
次に、電源OFF状態から動作開始可能状態に至るまでの、各部の動作概要を説明する。まず電源が投入されると、プリンタ制御部202はスキャナ部501、レーザ露光部502、作像部504、定着部505、給紙/搬送部506に対して準備動作の開始を指示するとともに、デバイス制御部201との通信開始を待つ。デバイス制御部201との通信が確立すると、お互いの機器仕様のやりとりを行う。その後、各部の準備動作が終了し、画像形成動作が可能になると、動作可能状態であることをデバイス制御部201に通知する。
プリンタ制御部202は、デバイス制御部201に対し、各部の機器状態を通知するが、その一例を挙げる。まず給紙/搬送部506は、収納庫210に格納されたシート材のサイズ、収納庫210に格納されたシート材の残量(積載量)、駆動部の動作状態(動作可能であるか、故障中であるか)を検知して、通知する。次に作像部504は、YMCK各色のトナー収容容器に収納されたトナーの量などを通知する。
次に、動作開始可能状態において動作指示がデバイス制御部201から通知され、一連のプリント動作を実行して終了するまでの、各部の動作概要を説明する。まず、デバイス制御部201は、動作開始コマンドをプリンタ制御部202へ通知する。プリンタ制御部202は、動作開始コマンドを受信すると、レーザ露光部502、作像部504、給紙搬送部506、定着部505へプリント動作開始を指示する。
レーザ露光部502は、ポリゴンミラー507を駆動するモータ(ポリゴンモータ)の回転を開始する。作像部504は感光ドラム503を回転駆動し、感光ドラム503を帯電する。定着部505はヒータをオンし、シート材上のトナーがシート材に定着可能な温度に上昇させる。給紙/搬送部506は、駆動手段(モータ)を搬送可能な状態とする。装置各部の動作準備が整うと、プリンタ制御部202は、デバイス制御部201に対し、準備完了を通知する。
デバイス制御部201は、プリンタ制御部からの準備完了通知を受信すると、次にページ単位でプリント動作を指示する。デバイス制御部201は、例えば10ページ、20部のプリントジョブであれば、これを200ページのプリント動作指示を出す。プリンタ制御部202は、プリント動作指示を受信すると、まず作像部504へ画像形成開始を指示した後、所定タイミングで、給紙/搬送部506に給紙指示を出す。
給紙/搬送部506は、シート材が給紙可能であれば、シート材を1枚給紙し、作像部504の転写ベルトにシート材を巻きつける。収納庫210にシート材がない場合など、給紙不可能であれば、給紙不可をプリンタ制御部へ通知する。また、給紙/搬送部506は、搬送経路上にシート材が重なった状態(重送状態)で搬送されていることを検知する、重送検知センサや、シート材の厚みを検知する厚さ検知センサなどを有することができる。これらのセンサが重送や異常状態を検知した場合には、給紙/搬送部506は、給紙動作、搬送動作を中断し、プリンタ制御部へ異常を通知する。
プリンタ制御部202は、その場合、デバイス制御部201へ動作中断の理由、装置内に残留しているシート材の位置などを通知する。シート材が正常に搬送された場合、シート材は転写ベルトの所定位置に巻きつき、4回転する。この制御によって、シート材上にフルカラートナー像が転写される。4回転の後、シート材は転写ドラムを離れ、定着部505へ搬送される。定着部505は定着部505の温度を監視し、適切な定着温度になるように制御しているが、シート材が定着部505より奪う熱量が大きい場合、定着部505の温度が低下する場合がある。
この場合、定着部505はプリンタ制御部202へ定着部505の温度低下を通知するが、この通知を受けて、プリンタ制御部202はシート材の搬送間隔を空け、定着部505がこれ以上温度低下しないようにする。それでも定着部505の温度が復帰しない場合、いったん動作を中断し、温度が復帰後、動作を再開する制御を行う。プリンタ制御部202は、すべてのシート材の排出が完了すると、動作停止を各部へ指示し、各部からの動作停止通知を受け、デバイス制御部201へ動作終了を通知する。
次に、図6を参照して、RIPコントローラ105のハードウェア構成の一例を説明する。なお、RIPコントローラ105のハードウェアは、様々な接続方法や、様々なバスやインターフェイスを有した構成が一般に知られており、ここで紹介するハードウェア構成は一例にしか過ぎない。
まず、点線で囲まれた部分がマザーボード600と呼ばれる基板で、この上に以下に説明する機能が搭載されている。2つのCPU601a及び601b(CPU601)は、RIPコントローラ105内のソフトウェア全体を制御し、CPUバス621を経由してキャッシュメモリ602と接続される。CPU601は更に、ノースブリッジ603、サウスブリッジ604と呼ばれるLSI(Large Scale Integration)チップによって、マザーボード上の様々なバスの制御を行っている。 SDRAM605は、ノースブリッジ603及びサウスブリッジ604のデータのやり取りを初め、RIPコントローラ105内部でのデータの一次保存に利用される。
次に、ノースブリッジ603は、高速PCI(Peripheral Component Interconnect)バス622を有する。この高速PCIバス622としては、32ビット/66MHz仕様のものが広く知られているが、更に高速なPCI ExpressやPCI−Xといったバスであってもよい。本実施形態において高速PCIバス622には、ビデオデータを直接プリンタに送るためのビデオインターフェイスカード606が接続される。これにより、高解像度の画像データを画像処理装置500へ送信したり、画像処理装置500においてスキャンにより生成された画像データを、RIPコントローラ105内に取り込むことができる。
また、ノースブリッジ603は更に、AGP(Accelerated Graphics Port)バス625を有し、グラフィックコントローラ616を介してディスプレイ615を接続することができる。これにより、画像データをディスプレイ615に表示させることが可能となる。
更に、サウスブリッジ604は、汎用PCIバス623(32ビット/33MHz)を有しており、Ethernet(登録商標)などのNIC(Network Interface Card)607が接続される。また、サウスブリッジ604は、IDE(Integrated Disk Electronics)バス624を更に備え、ハードディスクドライブ(HDD)608やCD−ROMドライブ(609)が接続される。
ここで、ハードディスクドライブ(HDD)608には、RIPコントローラ105の制御ソフトウェアを初め、様々なデータが格納される。このデータの中には、ネットワーク104を介してクライアントPC101から受信した印刷ジョブに係る画像データも含まれる。即ち、RIPコントローラ105は、印刷ジョブの全ページ分の画像データをHDD608内に格納し、画像処理装置500からの送信要求に応じて、画像データを1ページ分ずつ送信する。
また、CD−ROMドライブ609により、RIPコントローラ105のインストール時などのデータ読出しや大量データのデータ保存(アーカイブ)などに役立つCD−ROM(または、CD−R、CD−R/W)を利用することができる。尚、CD−ROMドライブ609は、DVD(または、DVD−R、DVD−R/W、DVD−RAM)ドライブであってもよい。
USBポート610は、USBメモリに代表されるUSB外部装置にアクセスするために利用される。このUSB外部装置には、ドングルと呼ばれるソフトウェアを不正に複製することを防止するためのハードウェアキーも含まれ、ドングルを接続しないとRIPコントローラ105のソフトウェアが動作せず、他のコンピュータにソフトウェアを複製したとしてもドングルを接続しない限り起動しない仕組みになっているものもある。
スーパーI/O部614は、キーボード611やマウス612あるいは、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(F/Dドライブ)613を接続し、データの入出力を可能とする。
次に、図7乃至図10のフローチャートを参照して、本実施形態における画像転送切替の動作の一例を説明する。
図7は、画像処理装置500がテンポラリ領域306aにおける空き容量を調べ、空き容量に応じてRIPコントローラ105に要求する画像転送方法を切替えて、画像を受信し、出力する処理の一例を示す。
図8乃至図10は、各画像転送モードにおけるRIPコントローラ105への画像転送要求、及び、受信画像の処理手順を一例として示す。ここで、図8は画像転送モードA、図9は画像転送モードB、図10は画像転送モードCにそれぞれ対応する。
図7乃至図10に示す処理は、イメージサーバ部210のHDD306に格納されRAM308に読み出された処理プログラムをCPU211が実行することによって行うことができる。
ここで、画像転送モードAとは、RIPコントローラ105より部数として「1部」分の全ページの画像データが、該画像データを構成するページ順に画像処理装置500に転送され、HDD306内に全てスプールされるモードである。ページ順でRIPコントローラ105から受信した画像データは、自装置HDD306内のテンポラリ領域306aに「1部」分の全ページがスプールされ、複数部印刷を行う場合には、スプールされている画像データが再利用される。また、両面印刷やコレート出力の場合は、印字順に自装置HDD306内にスプールされている画像データが順次利用され、出力が行われる。この画像転送モードAでは、例えば10ページの文書データを印刷する場合、1ページ目から順に10ページ目までの画像データが画像処理装置500に転送され、スプールされることとなる。
画像転送モードBとは、RIPコントローラ105より画像処理装置500に印刷文書のページ順に画像データが送信され、複数部の場合は2部目以降もRIPコントローラ105から再度ページ順に画像データが転送されるモードである。このとき、画像処理装置500は、ページ順でRIPコントローラ105より受信した画像データを、自装置HDD306内に印字に必要な分の画像データだけスプールし、排紙が終わればスプールされている画像データを自装置HDD306内より消去する。そして、次に必要な画像データをRIPコントローラ105より受信し、自装置HDD306内にスプールを行う。このように、画像転送モードBでは、自装置HDD306内に、必要最小限のページ分の画像データがスプールされることとなる。
この画像転送モードBでは、例えば10ページの文書データを印刷する場合、1ページ目から順に10ページ目までの画像データが画像処理装置500に転送される。但し、印刷形態(両面印刷や製本設定がなされている場合など)によっては必ずしも印刷順序と転送順序が一致しない。従って、転送されたものの印刷処理には利用されないものは、テンポラリ領域306aに保持される。その後、印刷順序が来て印刷処理に使用されれば、テンポラリ領域306aから消去される。
次に、画像転送モードCとは、RIPコントローラ105より画像処理装置500に対し、印刷順に画像データが転送され、転送された画像データがテンポラリ領域306aにスプールされ、印刷処理が終わると消去されるモードである。ここでは、RIPコントローラ105からは、印刷部数問わず印刷に必要な全ページの画像データが印刷順に転送されてくる。例えば、全10ページの文書を印刷する場合でも、印刷順が1、10、2、9、・・・であれば、該印刷順に従ってRIPコントローラ105から画像処理装置500へ画像データが転送される。
まず、図7において、ステップS701では、イメージサーバー部210内のCPU211が、自装置内のHDD306のテンポラリ領域306aにおける空き容量を確認する。
次に、ステップS702において、CPU211は、RAM308に設定されている現在の画像転送モードを確認する。もし、画像転送モードが画像転送モードAである場合には(ステップS703において「YES」)。ステップS704へ移行する。一方、画像転送モードAでない場合には(ステップS703において「NO」)、ステップS706へ移行する。
ステップS704でCPU211は、ステップS702において確認した自装置HDD306のテンポラリ領域306aにおける空き容量が、画像転送モードAを実行するのに十分な容量であるかを計算する。ここで、転送モードAを実行するのに十分な容量とは、少なくとも、印刷部数の「1部」分の印刷用の画像データの全ページをスプールするために必要なデータ量である。
なお、テンポラリ領域306aにおける空き容量とは、HDD306におけるメモリボックス領域306b以外のすべての領域における空き容量としても良いが、他の形態であっても良い。例えば、テンポラリ領域306aにFAX部214が受信した画像データを記憶させるためのファクシミリ領域を予め確保しておき、テンポラリ領域306aからファクシミリ領域を除いた領域における空き容量としても良い。このように予めファクシミリ領域を確保しておけば、FAX部214が画像データを受信した場合に、受信された画像データをHDD306に記憶できないという不具合を防ぐことができる。なお、ファクシミリ領域以外にも、他の用途のための領域を確保しておき、テンポラリ領域306aからそれらの領域を除いた領域において、空き容量を判定するようにしても良い。
もし画像転送モードAを実行するのに十分な容量が自装置HDD306内にある場合(ステップS704において「YES」)、ステップS709へ移行する。ステップS709では、現在の画像転送モードAのまま、RIPコントローラ105からの画像転送を行って、1ページ分の印刷処理を実行する。ステップS709における画像転送モードAに応じた処理手順を、図8のフローチャートを参照して以下に説明する。
図8のフローチャートでは、ステップS801においてCPU211は、現在の印刷対象ページが複数部印刷における2部目以降のページであるかを判定する。
もし、1部目のページである場合(ステップS801において「NO」)、ステップS802に移行する。ステップS802では、ドキュメントのページ順において印刷対象となる1ページ分の画像データの送信を、通信インタフェース215を介してRIPコントローラ105に要求する。
RIPコントローラ105側では、ステップS803においてCPU601が、画像処理装置500からの画像データの送信要求の受信を監視している。もし、送信要求を受信した場合には(ステップS803において「YES」)、ステップS804へ移行する。ステップS804では、CPU601は、送信要求において指定された画像データをRIPコントローラ105内のHDD608内で選択し、画像処理装置500へ送信する。このとき、画像データはビデオインタフェース606を介してビデオケーブル107により画像処理装置500へ送信される。
画像処理装置500側では、このとき、ステップS805においてRIPコントローラ105からの画像データの受信を監視している。もし、通信インタフェース215により画像データを受信した場合には(ステップS805において「YES」)、ステップS806へ移行する。ステップS806では、受信した画像データが、CORE IP部209を経て、画像メモリ301又は302に一時的に保存され、更に、自装置HDD306のテンポラリ領域306a内にスプールされる。
続くステップS807では、CPU211の制御により、印刷対象となるテンポラリ領域306a内にスプールされた画像データが、画像メモリ301又は302に読み出される。続くステップS808では、画像メモリに読み出された画像データは、CORE IP部209を介して、プリンタ制御部202に送信され、プリンタ部206において1ページ分の印刷処理が実行される。なお、印刷対象の画像データがまだスプールされていない場合、即ち、印刷順とページ順が異なる場合には、ステップS807及びS808がスキップされる。
1ページ分の印刷処理が終了すると、ステップS710に移行して、印刷すべき全ページの画像データのテンポラリ領域306aへの転送が完了したか否かが判定される。ここでの判定基準は、その時点で設定されている画像転送モードに応じて異なる。即ち、画像転送モードAでは、1部目の印刷において転送された全ての画像データがテンポラリ領域306aにスプールされるので、テンポラリ領域306aに全画像データがスプールされれば、ステップS710における判定結果は「YES」となる。
なお、画像転送モードB又はCでは、印刷処理が行われた画像データはテンポラリ領域306aから消去されてしまうため、仮に複数部の印刷を行う場合には、再度の画像データ転送が行われなければならない。従って、画像転送モードB又はCの場合には、予定部数の印刷処理を完了させるために必要な画像データの転送が全て完了したか否かが、ステップS710で判定される。例えば、10ページの画像データを3部印刷処理するジョブを処理している場合、合計30ページ分の画像データの転送が完了した場合に、初めてステップS710における判定結果が「YES」となる。
ステップS710における判定は、CPU211が画像転送モードに応じてスプールされた画像データの枚数をカウントし、該カウント値に基づいて行うことができる。このとき、カウント値はRAM308に保持しておくことができる。
画像転送モードAにおいて、「1部」分の画像データの全てが転送された場合には(ステップS710において「YES」)、ステップS711に移行する。ステップS711では、その時点で設定されている画像転送モードが「画像転送モードA」であるか否かが判定される。
もし、画像転送モードAに設定されている場合には(ステップS711において「YES」)、ステップS710において「1部」分の画像データの転送が完了したとしても、印刷処理自体が完了していない可能性がある。そこで、ステップS712にて、印刷処理が完了したか否かを更に判定する。もし印刷処理が完了していない場合には(ステップS712において「NO」)、ステップS709に戻って、処理を継続する。一方、印刷処理が完了している場合には(ステップS712において「YES」)、必要部数の印刷処理が完了したこととなるので、本処理を終了する。
なお、画像転送モードAに設定されていない場合には(ステップS711において「NO」)、そのまま処理を終了する。これは、画像転送モードB又はCに設定されていれば、ステップS710において、全ページの画像転送が完了したと判定されれば、予定部数の印刷処理も終了したことになるからである。
ステップS710において、1部分の画像データの全てが転送されていないと判定された場合には(ステップS710において「NO」)、ステップS701に戻って、処理を継続する。この場合、再度HDD306のテンポラリ領域306aの容量を確認し(ステップS701)、画像転送モードAが実行可能か否かが判定されることとなる(ステップS704)。
このような判定を行うのは、仮に画像転送モードAにおいて印刷処理を継続中であっても、割込ジョブが発生したり、画像転送モードAでのジョブが一時中断されて、他のジョブが実行される場合があるためである。即ち、代わりに実行されるジョブによりテンポラリ領域306aの空き領域が使用され、画像転送モードAにおいて実行されていた印刷ジョブを同一の画像転送モードで実行することが困難となる場合が存在する。そのような場合には、画像転送モードをAからB又はCに切り替えて、印刷処理を継続しなければならない。従って、当初は画像転送モードAに設定された場合であっても、「1部」分の画像データのスプールが完了するまでは、1ページ分の画像データの転送の度にHDD306の空き容量をチェックして、同一転送モードで実行が可能かが判定される。
次に、このとき、ステップS704で画像転送モードAを実行するのに十分な空き領域がテンポラリ領域306aにないと判定された場合(ステップS704において「NO」)、ステップS705に移行する。
ステップS705において、CPU211は、RAM308に設定されている画像転送モードをBに設定する。その後、ステップS706へ移行する。
ステップS706では、CPU211は、画像転送モードが画像転送モードBであるか否かを判定する。もし、画像転送モードBである場合には(ステップS706のいて「YES」)、ステップS707へ移行する。一方、画像転送モードがBでない場合には、ステップS709に移行する。
ステップS707では、CPU211が、ステップS702において取得した自装置HDD306のテンポラリ領域306aの空き容量が、画像転送モードBを実行するのに十分な容量であるか(空き容量が所定容量以上であるかどうか)を判定する。
ここで、画像転送モードBを実行するのに十分な容量(所定容量)には、指定された印刷モードを実行するために、同時に保持すべき画像データの最大ページ数に対応した容量となる。例えば、印刷文書のページ順で受信し、印刷順がこれと異なる場合に、最大3ページ分の画像データを同時に保持しなければならないと仮定すると、3ページ分の画像データのデータサイズ以上の容量が必要となる。
もし、画像転送モードBを実行するのに十分な容量がテンポラリ領域306a内にある場合(ステップS707において「YES」)、ステップS709において画像転送モードBにおいて画像転送を行う。
以下、ステップS709における画像転送モードBに応じた処理手順を、図9のフローチャートを参照して説明する。
図9のフローチャートにおいて、ステップS901において、CPU211は、排紙済みの画像がHDD306のテンポラリ領域306a内にスプールされているかを判定する。もし、排紙済み画像データがスプールされている場合には(ステップS901において「YES」)、CPU211は、ステップS902において、その画像データをHDD306内より消去する。一方、排紙済み画像データがスプールされていない場合には(ステップS901において「NO」)、ステップS903に移行する。
ステップS903からステップS909までの処理は、図8のステップS802からステップS808までの処理と同様であるので、ここでの説明は省略する。
以上のようにして画像転送モードBにおいて1ページ分の印刷処理が終了すると、ステップS710に移行して、予定部数の印刷処理を完了させるために必要な画像データの転送が全て完了したか否かが判定される。もし、転送が完了したと判定された場合には(ステップS710において「YES」)、ステップS711に移行する。ステップS711では、画像転送モードが画像転送モードAであるか否かが判定される。この場合、画像転送モードBなので(ステップS711において「NO」)、処理を終了する。
なお、ステップS710において、画像転送が完了していない場合には(ステップS710において「NO」)、ステップS701にもどって処理を継続する。この場合、再度HDD306のテンポラリ領域306aの容量を確認し(ステップS701)、画像転送モードBが実行可能か否かが判定されることとなる(ステップS707)。
このような判定を行うのは、上述の画像転送モードAの場合と同様、他のジョブの発生により画像転送モードBを維持できない場合が発生し得るからである。ステップS707で画像転送モードBを実行するのに十分な空き領域がテンポラリ領域306aにないと判定された場合(ステップS707において「NO」)、ステップS708に移行する。この場合は、テンポラリ領域306aの空き容量が複数ページの画像データを保持するのには不十分であるが、少なくとも1ページ分は保持可能な容量があることを意味する。
ステップS708において、CPU211は、RAM308に設定されている画像転送モードをCに設定する。その後、ステップS709へ移行する。ステップS709では、画像転送モードCにおいて、画像転送及び印刷処理を行う。ステップS709における、画像転送モードCに応じた処理手順を図10のフローチャートを用いて説明する。
図10のフローチャートにおいて、ステップS1001において、CPU211は、排紙済みの画像がHDD306のテンポラリ領域306a内にスプールされているかを判定する。もし、排紙済み画像データがスプールされている場合には(ステップS1001において「YES」)、CPU211は、ステップS1002において、その画像データをHDD306内より消去する。一方、排紙済み画像データがスプールされていない場合には(ステップS1001において「NO」)、ステップS1003に移行する。
ステップS1003では、ドキュメントの印刷順において印刷対象となる1ページ分の画像データの送信を、通信インタフェース215を介してRIPコントローラ105に要求する。画像転送モードCでは、最小限の容量、即ち画像データ1ページ分の容量を利用してスプールを行うので、印刷順において使用する画像データだけをその都度RIPコントローラ105に対して要求する。
これ以降、ステップS1004からステップS1009における処理はステップS904からステップS909におけるものと同様であるので、説明は省略する。
以上のようにして画像転送モードCにおいて1ページ分の印刷処理が終了すると、ステップS710に移行して、予定部数の印刷処理を完了させるために必要な画像データの転送が全て完了したか否かが判定される。もし、転送が完了したと判定された場合には(ステップS710において「YES」)、ステップS711に移行する。ステップS711では、画像転送モードが画像転送モードAであるか否かが判定される。この場合、画像転送モードCなので(ステップS711において「NO」)、処理を終了する。
なお、ステップS710において、画像転送が完了していない場合には(ステップS710において「NO」)、ステップS701にもどって処理を継続する。
以上のように、本実施形態によれば、画像データをスプールするテンポラリ領域306aの空き容量に応じて、印刷処理の実行中であっても、RIPコントローラ105からの画像転送モードを変更することができる。従って、空き容量に応じた印刷処理が実行可能となる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、画像データをスプールする領域であるテンポラリ領域306aの空き容量の大きさに応じて、画像転送モードを切り替えた。これに対し、本実施形態では、実行する印刷モードに応じて画像転送モードを切り替える点に特徴がある。
本実施形態に対応する画像転送モードの切り替え処理の一例を、図11のフローチャートを参照して説明する。
図11において、ステップS1101では、デバイス制御部201のCPU203が、クライアントPC101によって指定されRIPコントローラ105を介して実行される印刷の印刷モードを確認する。もし、指定された印刷モードが画像処理装置500のHDD306内のメモリボックス領域306bに画像データを蓄積する蓄積印刷である場合は(ステップ1102において「YES」)、ステップS1105へ移行する。
ステップS1105では、CPU211が画像転送モードを画像転送モードAに設定し、RAM308に書き込む。これは、印刷モードがHDD306への画像データ蓄積印刷の場合は、少なくとも1部分の全ページデータの蓄積が必要となるからである。
その後、ステップS1108において、設定されている画像転送モードにおいて画像転送が行われる。この場合、ステップS1105において画像転送モードAが設定されているので、該印刷のドキュメントにおけるページ順に、画像処理装置500からRIPコントローラ105に対して画像データの送信が要求される。
ステップS1108における更に詳細な処理は、図8に準ずるが、ここでは印刷処理は不要であるので、ステップS808では、テンポラリ領域306aにスプールした画像データを、メモリボックス領域306bに格納する処理が実行される。なお、メモリボックス領域306bへの格納は、全ページの画像データ取得が完了してから行うことができる。
ステップS1109では、全ページの画像転送が完了したか否かが判定される。もし、画像転送が完了していれば(ステップS1109において「YES」)、処理を終了する。一方、画像転送が完了していなければ(ステップS1109において「NO」)、ステップS1108に戻って処理を繰り返す。即ち、全ページの画像データがスプールされるまで、同じ処理が繰り返されることとなる。
なお、複数部をメモリボックス領域306bに蓄積する場合でも、蓄積された画像データを再利用することで複数部印刷への対応は可能なので、「1部」分の画像データのみを蓄積し、必要に応じてその画像データを使用し出力を行えばよい。
次に、ステップS1102において、印刷モードがHDD306への画像データ蓄積印刷でない場合は(ステップS1102において「NO」)、ステップS1103へ移行する。ステップS1103では、CPU203は、指定された印刷モードがプルーフプリントであるか否かを判定する。このプルーフプリントとは、画像処理装置500内の自装置HDD306内に画像データを蓄積しておき、ユーザからの指示に応じて印刷出力を開始する、印刷モードである。
もし、プルーフプリント印刷が指定された場合には(ステップS1103において「YES」)、ステップS1105へ移行する。ステップS1105では、CPU211が画像転送モードを画像転送モードAに設定し、RAM308に書き込む。これは、プルーフプリントモードでは、少なくとも1部分の全ページデータの蓄積が必要となるからである。
その後、ステップS1108において、設定されている画像転送モードにおいて画像転送が行われる。この場合、ステップS1105において画像転送モードAが設定されているので、該印刷のドキュメントにおけるページ順に、画像処理装置500からRIPコントローラ105に対して画像データの送信が要求される。
ステップS1108における更に詳細な処理は、図8に準ずる。但し、印刷処理はユーザーからの指示に応じて行われるので、ステップS808では、テンポラリ領域306aにスプールした画像データを、メモリボックス領域306bに格納する処理が実行される。なお、メモリボックス領域306bへの格納は、全ページの画像データ取得が完了してから行うことができる。
ステップS1109では、全ページの画像転送が完了したか否かが判定される。もし、画像転送が完了していれば(ステップS1109において「YES」)、処理を終了する。一方、画像転送が完了していなければ(ステップS1109において「NO」)、ステップS1108に戻って処理を繰り返す。即ち、全ページの画像データがスプールされるまで、同じ処理が繰り返されることとなる。
なお、画像処理装置500は、全ページの画像データのメモリボックス領域306bへの格納が完了した後は、ユーザーからの印刷指示を受け付けたか否かを監視する。もし、印刷指示を受け付けた場合には、メモリボックス領域306b内の画像データを用いて、印刷処理を実行する。
次に、ステップS1103において、印刷モードがプルーフプリントモードでないと判定された場合には(ステップS1103において「NO」)、ステップS1104へ移行する。ステップS1104では、大量ページの印刷が指定されたか否かを判定する。このような大量ページ印刷は、画像処理装置500内のHDD306内に画像データを蓄積するには適当でない場合が多い。そこで、画像転送モードを切り替えて、印刷処理を実行する。
もし、大量ページ印刷が指定されていない場合には(ステップS1104において「NO」)、ステップS1106に移行する。ステップS1106では、CPU211が画像転送モードを画像転送モードBに設定し、RAM308に書き込む。これは、全ページの画像データをスプールするとHDD306を非効率に使用することとなり、無駄が多いので、出力が完了したページの画像データを消去することが好ましいためである。
その後、ステップS1108において、設定されている画像転送モードにおいて画像転送が行われる。この場合、ステップS1106において画像転送モードBが設定されているので、該印刷のドキュメントにおけるページ順に、画像処理装置500からRIPコントローラ105に対して画像データの送信が要求される。ステップS1108における更に詳細な処理は、図9に準ずるので、ここでは説明を省略する。
次に、ステップS1109では、全ページの画像転送が完了したか否かが判定される。もし、画像転送が完了していれば(ステップS1109において「YES」)、必要な印刷処理も完了したこととなるので、処理を終了する。一方、画像転送が完了していなければ(ステップS1109において「NO」)、ステップS1108に戻って処理を繰り返す。
次にステップS1104において、大量ページ印刷が指定された場合には(ステップS1104において「YES」)、ステップS1107に移行する。ステップS1107では、CPU211が画像転送モードを画像転送モードCに設定し、RAM308に書き込む。これは、HDD306内に蓄積可能な容量をなくしてしまう程の大量ページ印刷の場合(例えば、100ページ以上)、画像転送モードAのように全ページデータを自装置HDD内に蓄積するのは自装置HDDの容量不足となってしまう。また、画像転送モードBのように画像データを消去していっても同様にHDD306の容量不足を引き起こす可能性が高いためである。
その後、ステップS1108において、設定されている画像転送モードにおいて画像転送が行われる。この場合、ステップS1105において画像転送モードCが設定されているので、該印刷ドキュメントの印刷順に、画像処理装置500からRIPコントローラ105に対して画像データの送信が要求される。また、出力済みの画像データはHDD306内より消去される。
次に、ステップS1109では、全ページの画像転送が完了したか否かが判定される。もし、画像転送が完了していれば(ステップS1109において「YES」)、必要な印刷処理も完了したこととなるので、処理を終了する。一方、画像転送が完了していなければ(ステップS1109において「NO」)、ステップS1108に戻って処理を繰り返す。
以上のように、本実施形態によれば、指定された印刷モードに応じて、RIPコントローラ105から画像処理装置500への画像転送モードを切り替えて、効率的に処理を行うことができる。
[その他の実施形態]
前述した第1の実施形態は、RIPコントローラ105から画像処理装置500へ画像データを転送する画像転送モードとして、画像転送モードA、画像転送モードB及び画像転送モードCの3つのモードを用いるものであった。しかし、発明の実施は、この形態におけるものに限定されることはない。例えば、画像転送モードA及び画像転送モードBの2つのモードを用いるものであっても、画像転送モードA及び画像転送モードCの2つのモードを用いるものであっても良い。
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムに供給し、そのシステムがプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現し、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した機能が実現される場合も含まれる。
さらに、以下の形態で実現しても構わない。すなわち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行って、前述した機能が実現される場合も含まれる。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の実施形態に対応するシステム構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する画像処理装置500のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応するイメージサーバ部のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応するハードディスクドライブ306の内部構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する画像処理装置500の構成の断面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応するRIPコントローラ105のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に対応する画像転送モード切替処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に対応する画像転送モードAにおける処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に対応する画像転送モードBにおける処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に対応する画像転送モードCにおける処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に対応する画像転送モード切替処理の一例を示すフローチャートである。

Claims (18)

  1. 複数ページの画像データを含む印刷ジョブを一時的に蓄積する外部装置と接続され、該外部装置から前記印刷ジョブにかかる画像データを受信して印刷を行う印刷装置であって、
    前記外部装置から受信した前記印刷ジョブにかかる画像データを一時的に保持する記憶手段と、
    前記記憶手段に保持された前記印刷ジョブにかかる画像データを用いて印刷を行う印刷手段と、
    前記記憶手段の空き容量を判定する判定手段と、
    前記印刷手段における印刷中に、前記判定手段により判定された前記空き容量が所定容量未満となったことに応じて、前記記憶手段における前記画像データの保持状況を前記印刷ジョブにかかる全ページの画像データを保持する状況から前記印刷ジョブにかかる一部のページの画像データを保持する状況に切り替えるよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記制御手段は、前記判定手段により判定された前記空き容量が所定容量未満となったことに応じて、前記外部装置から前記印刷ジョブにかかる画像データを1回受信して複数部数の印刷を行う第1印刷モードから、前記外部装置から前記印刷ジョブにかかる画像データを複数回受信して複数部数の印刷を行う第2印刷モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記所定容量は、前記印刷ジョブにかかる全ページの画像データを保持するのに十分な容量であることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記制御手段は、前記判定手段により判定された前記空き容量が所定容量未満となったことに応じて、前記記憶手段に保持された画像データのうち、前記印刷が終了した画像データを消去するように制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の印刷装置。
  5. 前記制御手段は、前記判定手段により判定された前記空き容量が所定容量未満となったことに応じて、前記外部装置に対し前記印刷ジョブにかかる画像データの送信を要求し、前記要求に応じて受信された前記印刷ジョブにかかる画像データのうち、前記印刷が終了した画像データを前記記憶手段から消去するように制御することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  6. 複数ページの画像データを含む印刷ジョブを一時的に記憶する外部装置と接続され、該外部装置から前記印刷ジョブにかかる画像データを受信して印刷を行う印刷装置であって、
    前記外部装置から受信した前記印刷ジョブにかかる画像データを一時的に保持する記憶手段と、
    前記記憶手段に保持された前記印刷ジョブにかかる画像データを用いて印刷を行う印刷手段と、
    前記画像データを用いて行う処理内容を判定する判定手段と、
    前記判定手段において判定された処理内容に応じて、前記記憶手段における前記画像データの保持状況を前記印刷ジョブにかかる全ページの画像データを保持する状況又は前記印刷ジョブにかかる一部のページの画像データを保持する状況のいずれかとなるよう制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  7. 前記制御手段は、前記判定手段により、前記処理内容が予め定められた枚数を超える画像データの印刷処理であると判定された場合に、前記外部装置に対し前記印刷ジョブにかかる画像データの送信を要求し、前記要求に応じて受信された前記印刷ジョブにかかる画像データのうち、前記印刷が終了した画像データを前記記憶手段から消去するように制御することを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
  8. 前記制御手段は、前記判定手段において、前記処理内容が前記画像データを前記記憶手段に記憶させる処理であると判定された場合に、前記受信した画像データの全てを前記記憶手段に保持するように制御することを特徴とする請求項6又は7に記載の印刷装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の印刷装置と接続される外部装置であって、
    画像データを記憶する記憶手段と、
    前記印刷装置からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶している印刷ジョブにかかる画像データを前記印刷装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする外部装置。
  10. 複数ページの画像データを含む印刷ジョブを一時的に記憶する外部装置と、前記外部装置と接続され、該外部装置から前記印刷ジョブにかかる画像データを受信して印刷を行う印刷装置とを備える印刷システムであって、
    前記外部装置は、
    画像データを記憶する第1の記憶手段と、
    前記印刷装置からの要求に応じて、前記第1の記憶手段に記憶している印刷ジョブにかかる画像データを前記印刷装置に送信する送信手段とを備え、
    前記印刷装置は、
    前記外部装置から受信した前記印刷ジョブにかかる画像データを一時的に保持する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に保持された前記印刷ジョブにかかる画像データを用いて印刷を行う印刷手段と、
    前記第2の記憶手段の空き容量を判定する判定手段と、
    前記印刷手段における印刷中に、前記判定手段により判定された前記空き容量が所定容量未満となったことに応じて、前記第2の記憶手段における前記画像データの保持状況を前記印刷ジョブにかかる全ページの画像データを保持する状況から前記印刷ジョブにかかる一部のページの画像データを保持する状況に切り替えるよう制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする印刷システム。
  11. 複数ページの画像データを含む印刷ジョブを一時的に記憶する外部装置と、前記外部装置と接続され、該外部装置から前記印刷ジョブにかかる画像データを受信して印刷を行う印刷装置とを備える印刷システムであって、
    前記外部装置は、
    画像データを記憶する第1の記憶手段と、
    前記印刷装置からの要求に応じて、前記第1の記憶手段に記憶している印刷ジョブにかかる画像データを前記印刷装置に送信する送信手段とを備え、
    前記印刷装置は、
    前記外部装置から受信した前記印刷ジョブにかかる画像データを一時的に保持する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に保持された前記印刷ジョブにかかる画像データを用いて印刷を行う印刷手段と、
    前記画像データを用いて行う処理内容を判定する判定手段と、
    前記判定手段において判定された処理要求の内容に応じて、前記第2の記憶手段における前記画像データの保持状況を前記印刷ジョブにかかる全ページの画像データを保持する状況又は前記印刷ジョブにかかる一部のページの画像データを保持する状況のいずれかとなるよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷システム。
  12. 複数ページの画像データを含む印刷ジョブを一時的に記憶する外部装置と接続され、前記外部装置から受信した前記印刷ジョブにかかる画像データを一時的に保持する記憶手段と該記憶手段に保持された前記印刷ジョブにかかる画像データの印刷を行う印刷手段と、を備える印刷装置の制御方法であって、
    前記記憶手段の空き容量を判定する判定工程と、
    前記印刷手段における印刷中に、前記判定工程において判定された前記空き容量が所定容量未満となったことに応じて、前記記憶手段における前記画像データの保持状況を前記印刷ジョブにかかる全ページの画像データを保持する状況から前記印刷ジョブにかかる一部のページの画像データを保持する状況に切り替えるよう制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  13. 前記所定容量は、前記印刷ジョブにかかる全ページの画像データを保持するのに十分な容量であることを特徴とする請求項12に記載の印刷装置の制御方法。
  14. 前記制御工程では、前記判定工程において判定された前記空き容量が所定容量未満となったことに応じて、前記記憶手段に保持された画像データのうち、前記印刷が終了した画像データを消去するように制御することを特徴とする請求項12又は13に記載の印刷装置の制御方法。
  15. 前記制御工程では、前記判定工程において判定された前記空き容量が所定容量未満となったことに応じて、前記外部装置に対し前記印刷ジョブにかかる画像データの送信を要求し、前記要求に応じて受信された前記印刷ジョブにかかる画像データのうち、前記印刷が終了した画像データを前記記憶手段から消去するように制御することを特徴とする請求項12乃至14のいずれかに記載の印刷装置の制御方法。
  16. 複数ページの画像データを含む印刷ジョブを一時的に記憶する外部装置と接続され、前記外部装置から受信した前記印刷ジョブにかかる画像データを一時的に保持する記憶手段と該記憶手段に保持された前記印刷ジョブにかかる画像データの印刷を行う印刷手段と、を備える印刷装置の制御方法であって、
    前記画像データを用いて行う処理内容を判定する判定工程と、
    前記判定工程において判定された処理要求の内容に応じて、前記記憶手段における前記画像データの保持状況を前記印刷ジョブにかかる全ページの画像データを保持する状況又は前記印刷ジョブにかかる一部のページの画像データを保持する状況のいずれかとなるよう制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  17. 前記制御工程では、前記判定工程において、前記処理内容が予め定められた枚数を超える画像データの印刷処理であると判定された場合に、前記外部装置に対し前記印刷ジョブにかかる画像データの送信を要求し、前記要求に応じて受信された前記印刷ジョブにかかる画像データのうち、前記印刷が終了した画像データを前記記憶手段から消去するように制御することを特徴とする請求項16に記載の印刷装置の制御方法。
  18. 前記制御工程では、前記判定工程において、前記処理内容が前記画像データを記憶手段に記憶させる処理であると判定された場合に、前記受信した画像データの全てを前記記憶手段に保持するように制御することを特徴とする請求項16又は17に記載の印刷装置の制御方法。
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