JP4188732B2 - プリンタドライバプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、暗号化されたアプリケーションの文書を画像処理装置に印刷要求を行うプリンタドライバプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、Adobe(R)社のAcrobat Reader(R)のようなアプリケーションでは、文書内容を他人に閲覧できないようにするために、文書パスワードのような文書認証情報を入力して文書データを暗号化して保存する機能を備えている(非特許文献1参照)。
【0003】
クライアント装置であるPC(Personal Computer)でこのような暗号化された文書データを作成して、LAN(Local Area Network)などのネットワークに接続されたプリンタ装置で印刷する場合には、アプリケーション上で文書パスワードを入力して暗号化された文書を復号化してから、復号化された文書をプリンタドライバに渡し、プリンタドライバから復号化された文書ファイルをネットワーク上のプリンタ装置に送信してプリンタ装置でそのまま印刷している。
【0004】
また、このような暗号化された文書を他人が勝手に印刷することを回避するために、アプリケーションで文書を復号化して印刷要求を行う際に、プリンタドライバ側で印刷ジョブ毎のジョブパスワードをユーザに入力させる。そして、文書データを入力されたジョブパスワードとともにプリンタ装置に送信する。図17は、このような従来のプリンタドライバとプリンタ装置間を流れる印刷データの構造を示すデータ構造図である。図17に示すように、PJLジョブパスワード指定が印刷データであるPDF文書データ(平文)の先頭に付加されたデータ構造となっている。
【0005】
そして、プリンタ装置側ではユーザに認証パスワードを入力させて、正当な認証パスワードである場合にのみ印刷ジョブを開始して、文書を印刷するようになっている。
【0006】
【非特許文献1】
Adobe(R)社ホームページ「Adobe AcrobatならPDFがもっと使える」(http://www.adobe.co.jp/acrofamily/features/acro_nikkei/page4.html)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のプリンタドライバやプリンタ装置では、アプリケーション上で暗号化された文書であっても、印刷する段階で復号化しなければならないため、PCからプリンタ装置までのネットワーク上を平文の文書データが流れてしまい、悪意のある第三者によって平文の文書データが傍受されてしまうおそれがある。
【0008】
また、印刷ジョブ毎のジョブパスワードによって悪意のある第三者による暗号化文書の印刷を防止してる場合であっても、ジョブパスワードが平文のために、ネットワーク上で第三者に傍受されてしまう可能性がある。また、プリンタ装置のハードディスク装置(HDD)やメモリなどの記憶媒体には復号化された文書データが一時的に保存されるため、プリンタ装置のシステム管理者が保存された平文の文書データを参照することができてしまう。
【0009】
このように、従来のプリンタドライバやプリンタ装置では、アプリケーションで暗号化された文書データを印刷する場合に、セキュリティが低下してしまうという問題があった。
【0010】
この発明は上記に鑑みてなされたもので、アプリケーションで暗号化された文書データを印刷する場合においてもセキュリティを向上させることができるプリンタドライバプログラムを得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、ネットワークに接続された画像処理装置に対して印刷データを送信するプリンタドライバプログラムであって、所定のアプリケーションによって暗号化されたアプリ文書データを復号化するための文書認証情報をユーザに入力させる文書認証情報処理手順と、前記暗号化されたアプリ文書データと前記文書認証情報処理手順によって入力された文書認証情報とを含む印刷データを生成する印刷データ生成手順と、前記印刷データ生成手段によって生成された印刷データをネットワークに接続された画像処理装置に送信する送信手順と、を情報処理装置に実行させるプリンタドライバプログラムである。
【0012】
この請求項1の発明によれば、所定のアプリケーションによって暗号化されたアプリ文書データを復号化するための文書認証情報をユーザに入力させ、暗号化されたアプリ文書データと入力された文書認証情報とを含む印刷データを生成してネットワークに接続された画像処理装置に送信することで、暗号化されたアプリ文書データを復号化せずに画像処理装置に送信して、同時に送信する文書認証情報によって画像処理装置側で復号化して印刷を行えるので、アプリ文書データの内容をネットワーク上で悪意のある第三者が傍受することを防止することができる。また、画像処理装置で復号化するまで記憶媒体などにアプリ文書データを暗号化された状態で保存することができるので、悪意のあるシステム管理者によってアプリ文書データの内容を閲覧したり改ざんすることを防止することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティの向上を図ることができる。
【0013】
また、請求項2にかかる発明は、ネットワークに接続された画像処理装置に対して印刷データを送信するプリンタドライバプログラムであって、前記画像処理装置との間で予め定められた第1の鍵情報を前記画像処理装置から取得して、第1の鍵情報に基づいて第2の鍵情報を生成する鍵生成手順と、所定のアプリケーションによって暗号化されたアプリ文書データを復号化するための文書認証情報をユーザに入力させる文書認証情報処理手順と、前記文書認証情報処理手段によって入力された前記文書認証情報と前記暗号化されたアプリ文書データとを含む印刷データを生成する印刷データ生成手順と、前記鍵生成手段によって生成された第2の鍵情報によって前記印刷データを暗号化する暗号化手順と、前記暗号化手段によって暗号化された印刷データと前記第2の鍵情報を、ネットワークに接続された画像処理装置に送信する送信手順と、を情報処理装置に実行させるプリンタドライバプログラムである。
【0014】
この請求項2の発明によれば、画像処理装置から取得した第1の鍵情報から第2の鍵情報を生成し、所定のアプリケーションによって暗号化されたアプリ文書データを復号化するための文書認証情報をユーザに入力させ、入力された文書認証情報と暗号化されたアプリ文書データとを含む印刷データを生成し、生成された第2の鍵情報によって印刷データを暗号化し、暗号化された印刷データと第2の鍵情報をネットワークに接続された画像処理装置に送信することで、暗号化されたアプリ文書データを復号化せずに、しかも復号化するための文書認証情報を第2の鍵情報で暗号化して画像処理装置に送信するので、アプリ文書データの内容をネットワーク上で悪意のある第三者が傍受することを確実に防止することができる。また、画像処理装置で復号化するまで記憶媒体などにアプリ文書データと文書認証情報を暗号化された状態で保存することができるので、悪意のあるシステム管理者によってアプリ文書データの内容を閲覧したり改ざんすることを防止することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティの向上を図ることができる。
【0015】
また、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載のプリンタドライバプログラムにおいて、前記第1の鍵情報を前記画像処理装置に要求する要求手順をさらに情報処理装置に実行させるものである。
【0016】
この請求項3の発明によれば、第1の鍵情報を前記画像処理装置に要求することで、印刷ジョブごとに異なる第1の鍵情報を取得することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティをより向上させることができる。
【0017】
また、請求項4にかかる発明は、請求項2に記載のプリンタドライバプログラムにおいて、ネットワークに接続された時点で、接続通知を前記画像処理装置に送信し、前記接続通知の送信後に、前記画像処理装置から前記第1の鍵情報を受信する受信手順をさらに情報処理装置に実行させるものである。
【0018】
この請求項4の発明によれば、ネットワークに接続された時点で、接続通知を画像処理装置に送信して、かかる接続通知の送信後に画像処理装置から第1の鍵情報を受信することで、印刷する度に第1の鍵情報を取得する処理が不要となり、暗号化されたアプリ文書データの印刷処理をセキュリティを向上させながら迅速に行うことができる。
【0019】
また、請求項5にかかる発明は、ネットワークに接続された画像処理装置に対して印刷データを送信するプリンタドライバプログラムであって、所定のアプリケーションによって暗号化されたアプリ文書データを復号化するための文書認証情報をユーザに入力させる文書認証情報処理手順と、前記文書認証情報処理手順によって入力された前記文書認証情報と前記暗号化されたアプリ文書データとを含む印刷データを生成する印刷データ生成手順と、画像処理装置から取得した公開鍵情報によって前記印刷データを暗号化する暗号化手順と、前記暗号化手順によって暗号化された印刷データとクライアント装置に固有の識別情報を、ネットワークに接続された画像処理装置に送信する送信手順と、を情報処理装置に実行させるプリンタドライバプログラムである。
【0020】
この請求項5の発明によれば、所定のアプリケーションによって暗号化されたアプリ文書データを復号化するための文書認証情報をユーザに入力させ、入力された文書認証情報と暗号化されたアプリ文書データとを含む印刷データを生成し、画像処理装置から取得した公開鍵情報によって印刷データを暗号化し、暗号化された印刷データとクライアント装置に固有の識別情報を、ネットワークに接続された画像処理装置に送信することで、暗号化されたアプリ文書データを復号化せずに、しかも復号化するための文書認証情報を公開鍵情報で暗号化して画像処理装置に送信するので、アプリ文書データの内容をネットワーク上で悪意のある第三者が傍受することを確実に防止することができる。また、画像処理装置で秘密鍵情報を用いて復号化するまで記憶媒体などにアプリ文書データと文書認証情報を暗号化された状態で保存することができるので、悪意のあるシステム管理者によってアプリ文書データの内容を閲覧したり改ざんすることを防止することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティの向上を図ることができる。
【0021】
また、請求項6にかかる発明は、請求項5に記載のプリンタドライバプログラムにおいて、前記公開鍵情報を前記画像処理装置に要求する要求手順をさらに情報処理装置に実行させるものである。
【0022】
この請求項6の発明によれば、公開鍵情報を画像処理装置に要求することで、印刷ジョブごとに異なる公開鍵情報を取得することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティをより向上させることができる。
【0023】
また、請求項7にかかる発明は、請求項5に記載のプリンタドライバプログラムにおいて、ネットワークに接続された時点で、接続通知を前記画像処理装置に送信し、前記接続通知を送信後に、前記画像処理装置から前記公開鍵情報を受信する受信手順をさらに情報処理装置に実行させるものである。
【0024】
この請求項7の発明によれば、ネットワークに接続された時点で、接続通知を画像処理装置に送信し、かかる接続通知を送信後に画像処理装置から公開鍵情報を受信することで、印刷する度に第1の鍵情報を取得する処理が不要となり、暗号化されたアプリ文書データの印刷処理をセキュリティを向上させながら迅速に行うことができる。
【0025】
また、請求項8にかかる発明は、請求項2〜7のいずれか一つに記載のプリンタドライバプログラムにおいて、印刷ジョブを開始させるためのジョブ認証情報をユーザに入力させるジョブ認証情報処理手順をさらに情報処理装置に実行させ、前記印刷データ生成手順は、さらに前記ジョブ認証情報処理手順によって入力された前記ジョブ認証情報を含む前記印刷データを生成することを特徴とする。
【0026】
この請求項8の発明によれば、印刷ジョブを開始させるためのジョブ認証情報をユーザに入力させ、入力されたジョブ認証情報を含む印刷データを生成することで、暗号化されたアプリ文書データの印刷時において、アプリ文書データを暗号化された状態のまま、さらに印刷ジョブ毎に認証を行うことができるので、悪意のあるシステム管理者によってアプリ文書データの内容を閲覧したり改ざんすることを防止することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティをより向上させることができる。
【0027】
また、請求項9にかかる発明は、請求項2〜7のいずれか一つに記載のプリンタドライバプログラムにおいて、前記文書認証情報処理手段によって入力された文書認証情報から印刷ジョブを開始させるためのジョブ認証情報を生成するジョブ認証情報処理手順をさらに情報処理装置に実行させ、前記印刷データ生成手順は、さらに前記ジョブ認証情報処理手順によって生成された前記ジョブ認証情報を含む前記印刷データを生成することを特徴とするものである。
【0028】
この請求項9の発明によれば、入力された文書認証情報から印刷ジョブを開始させるためのジョブ認証情報を生成し、ジョブ認証情報を含む印刷データを生成することで、印刷ジョブ毎に認証に必要なジョブ認証情報を、アプリ文書データの暗号化に必要な文書認証情報から自動的に生成することができるので、ユーザに何度も認証情報を入力させる手間が省け、ユーザの便宜となる。
【0029】
また、請求項10にかかる発明は、請求項9に記載のプリンタドライバプログラムにおいて、前記ジョブ認証情報処理手順は、前記文書認証情報処理手段によって入力された文書認証情報と同一データを前記ジョブ認証情報として生成することを特徴とする。
【0030】
この請求項10の発明によれば、入力された文書認証情報と同一データを前記ジョブ認証情報として生成することで、文書認証情報からジョブ認証情報を簡易に生成することができ、暗号化されたアプリ文書データの印刷処理をセキュリティを向上させつつ迅速に行うことができる。
【0055】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるプリンタドライバプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0056】
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1であるクライアント装置(PC)100およびプリンタ装置130の機能的構成を示すブロック図である。この実施の形態1にかかるPC100では、PC上のアプリケーション120であるAcrobat(R)によってPDF文書データを作成して暗号化し、文書パスワードの入力で復号化できる暗号化PDF文書データをそのまま(復号化せず)、プリンタ装置130に送信し、プリンタ装置130で印刷するようになっている。
【0057】
プリンタ装置130とPC100とは、LAN151等のネットワークによって接続されている。PC100は、図1に示すように、プリンタドライバ110がインストールされており、このプリンタドライバ110は、PDL処理部111と、文書パスワード処理部112と、ユーザインタフェース部113と、ホストI/F制御部114とを主に備えている。
【0058】
文書パスワード処理部112は、アプリケーション120内部で暗号化されたPDF文書データを復号化するために必要な文書パスワードの入力指示を要求し、入力された文書パスワードを受け付ける。そして、ユーザから入力された文書パスワードをPJL文書パスワード指定データとして暗号化PDF文書データの先頭に付加する。そして、PJL文書パスワード指定データが付加された暗号化PDF文書データの後尾に印刷ジョブに関するデータであるPJLデータを付加する。そして、これらのPJL文書パスワード指定データとPJLデータとが付加された暗号化PDF文書データとを印刷データとする。この文書パスワードは、本発明における文書認証情報を構成する。
【0059】
PDL処理部111は、PDF文書データ(暗号化されていないデータ)の印刷の際に使用されるものであり、暗号化されていないPDF文書データの印刷文書データをPDLデータ(PDL:Page Descripton Language:ぺージ記述言語)に変換して印刷データを生成するものである。
【0060】
ユーザインタフェース部113は、モニタ115に各種画面を表示するとともに、ユーザによるキーボード116からの入力イベントを受け付けるものである。
【0061】
ホストI/F制御部114は、暗号化されたPDF文書データをホストI/F117からLAN151を介してプリンタ装置130に送信するものである。
【0062】
プリンタ装置130には、プリンタコントローラ140が装着されており、このプリンタコントローラ140は、PDL処理部142と、PJL処理部141と、ホストI/F制御部143と、パネル制御部144と、蓄積制御部145と、印刷制御部146とを主に備えている。
【0063】
PJL処理部141は、PC100から受信した印刷データの先頭に付加されたプリンタジョブ言語(PJL:Printer Job Language)で記述されたPJL文書パスワード指定を解釈して、文書パスワードを取得するものである。PJL処理部141は、この他刷ジョブに関する各種制御を行う。
【0064】
PDL処理部142は、PJL処理部141によって取得された文書パスワードの正当性を判断し、正当である場合には、この文書パスワードを用いて暗号化されたPDF文書データを復号化し、描画データを生成する。このPDL処理部142は、本発明における文書復号化手段を構成する。
【0065】
ホストI/F制御部143は、LAN115、ホストI/F147を介してPC100から印刷データを受信するものである。
【0066】
パネル制御部144は、操作パネル148に対する表示出力、入力イベントの取得などを制御するものである。蓄積制御部145は、ハードディスク装置(HDD)149やメモリに対するリード/ライトを制御するものである。印刷制御部146は、印刷エンジン150に対する印刷要求を制御するものである。
【0067】
次に、以上のように構成された本実施の形態のプリンタドライバおよびプリンタ装置130による暗号化PDF文書データの印刷処理について説明する。図2は、本実施の形態のプリンタドライバおよびプリンタ装置130による暗号化PDF文書データの印刷処理の手順を示すフローチャートである。
【0068】
まず、ユーザがアプリケーション120(Acrobat(R)またはAcrobat Reader(R))でPDF文書を文書パスワードによって暗号化し、暗号化した状態のままアプリケーション120の印刷画面でプリンタ装置130のIPアドレスを指定して印刷コマンドを発行した場合を考える。
【0069】
このとき、プリンタドライバ110では、文書パスワード処理部112が文書パスワード入力画面の表示要求をユーザインタフェース部113に対して行うことにより、ユーザインタフェース部113は文書パスワード入力画面をモニタ115に表示する(ステップS201)。
【0070】
ユーザが文書パスワード入力画面から暗号化PDF文書データに対する文書パスワードをキーボード116から入力すると、そのキーイベントをユーザインタフェース部113が取得する。そして、文書パスワード処理部112は、取得した文書パスワードをPJL文書パスワード指定データとして暗号化PDF文書データの先頭に付加する(ステップS202)。そして、文書パスワード処理部112によって、PJL文書パスワード指定データが付加された暗号化PDF文書データの後尾にPJLデータを付加し、これらのデータを印刷データとして生成する(ステップS203)。生成された印刷データは、ホストI/F制御部114によって、プリンタ装置130に送信される(ステップS204)。
【0071】
図4は、本実施の形態のプリンタドライバ110で生成される印刷データの構造を示すデータ構造図である。図2に示すように、印刷データは、PJL文書パスワード指定(平文)と暗号化PDF文書データとPJLデータとから構成される。なお、PJLデータは付加されていない場合もある。
【0072】
プリンタ装置130では、ホストI/F制御部143で印刷データを受信して(ステップS205)、受信した印刷データのデータ解釈処理を行い(ステップS206)、印刷制御部146によって印刷実行を行う(ステップS207)。
【0073】
ここで、印刷データの解釈処理について説明する。図3は、印刷データの解釈処理の手順を示すフローチャートである。まず、PJL処理部141によって、印刷データに含まれるPJL文書パスワード指定を解釈し、文書パスワードを取得する(ステップS301)。そして、PDL処理部142によって、取得した文書パスワードと暗号化PDF文書データに含まれる文書パスワードとが一致するか否かをチェックすることにより、印刷データに含まれた文書パスワードの正当性を判断する(ステップS302)。ここで、暗号化PDF文書データに含まれる文書パスワードの取得は、アプリケーション120に提供されるパスワード取得関数を呼び出すことにより行う。
【0074】
そして、両文書パスワードが一致する場合には、文書パスワードが正当であると判断し、PDL処理部142によって暗号化PDF文書データを復号化して、描画データを生成する(ステップS303)。一方、両文書パスワードが一致しない場合には、文書パスワードが不当であると判断し、印刷データを破棄して印刷処理の実行は行わない(ステップS304)。
【0075】
このように実施の形態1のプリンタドライバ110およびプリンタ装置130では、アプリケーション120によって暗号化されたアプリ文書データを復号化するための文書パスワードと、暗号化されたPDF文書データを含む印刷データをネットワークに接続されたプリンタ装置130に送信しているので、暗号化されたPDF文書データを復号化せずにプリンタ装置130に送信して、同時に送信する文書パスワードによってプリンタ装置130側で復号化して印刷を行えるので、アプリ文書データの内容をネットワーク上で悪意のある第三者が傍受することを防止することができる。また、プリンタ装置130で復号化するまでHDD149などにPDF文書データを暗号化された状態で保存することができるので、悪意のあるシステム管理者によってPDF文書データの内容を閲覧したり改ざんすることを防止することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティの向上を図ることができる。
【0076】
(実施の形態2)
図5は、実施の形態2のクライアント装置(PC)500およびプリンタ装置530の機能的構成を示すブロック図である。この実施の形態2にかかるPC500では、PC上のアプリケーション120であるAcrobat(R)によってPDF文書データを作成して暗号化し、文書パスワードと文書パスワードの入力で復号化できる暗号化PDF文書データを、PC500とプリンタ装置530との間で定められたSEEDによって暗号化して、プリンタ装置130に送信し、プリンタ装置530でSEED元によって復号化して印刷するようになっている。
【0077】
プリンタ装置530とPC500とは、LAN151等のネットワークによって接続されている。PC500は、図5に示すように、プリンタドライバ510がインストールされており、このプリンタドライバ110は、PDL処理部111と、文書パスワード処理部112と、SEED生成部511と、暗号化部512と、ジョブ制御部513と、ユーザインタフェース部113と、ホストI/F制御部114とを主に備えている。
【0078】
文書パスワード処理部112は、アプリケーション120内部で暗号化されたPDF文書データを復号化するために必要な文書パスワードの入力指示を要求し、入力された文書パスワードを受け付ける。そして、ユーザから入力された文書パスワードをPJL文書パスワード指定データとして暗号化PDF文書データの先頭に付加する。その他の機能は実施の形態1と文書パスワード処理部と同様である。
【0079】
ジョブ制御部513は、プリンタ装置530に対して、SEED元の要求を行うものであり、SEED生成部511は、プリンタ装置530から受信したSEED元からSEEDを生成するものである。
【0080】
暗号化部512は、生成されたSEEDによって、PJL文書パスワード指定データ、暗号化PDF文書データ、および印刷ジョブに関するデータであるPJLデータを暗号化するものである。なお、PDL処理部111は、実施の形態1と同様の機能を有する。
【0081】
ユーザインタフェース部113は、実施の形態1のプリンタドライバ110と同様の機能を有する。ホストI/F制御部114は、印刷データとSEEDをホストI/F117からLAN151を介してプリンタ装置130に送信するものである。
【0082】
プリンタ装置530には、プリンタコントローラ540が装着されており、このプリンタコントローラ540は、復号化部541と、SEED元生成部542と、PDL処理部142と、PJL処理部141と、ホストI/F制御部143と、パネル制御部144と、蓄積制御部145と、印刷制御部146とを主に備えている。
【0083】
SEED元生成部542は、要求を行ったPC500に対してSEED元を生成して送信するものである。
【0084】
復号化部541は、PC500から送信されてきたSEEDの正当性の判断を行い、正当である場合にPC500から送信されてきた印刷データをSEEDによって復号化するものである。
【0085】
PJL処理部141は、PC500から受信した印刷データに付加されたプリンタジョブ言語(PJL:Printer Job Language)で記述されたPJL文書パスワード指定を解釈して、文書パスワードを取得するものである。PJL処理部141は、この他刷ジョブに関する各種制御を行う。
【0086】
PDL処理部142は、PJL処理部141によって取得された文書パスワードの正当性を判断し、正当である場合には、この文書パスワードを用いて暗号化されたPDF文書データを復号化し、描画データを生成する。このPDL処理部142は、本発明における文書復号化手段を構成する。
【0087】
ホストI/F制御部、パネル制御部144、蓄積制御部145および印刷制御部146は、実施の形態1のプリンタコントローラ140と同様の機能を有する。
【0088】
次に、以上のように構成された本実施の形態のプリンタドライバ510およびプリンタ装置530による暗号化PDF文書データの印刷処理について説明する。図6は、本実施の形態のプリンタドライバ510およびプリンタ装置530による暗号化PDF文書データの印刷処理の手順を示すフローチャートである。
【0089】
まず、ユーザがアプリケーション120(Acrobat(R)またはAcrobat Reader(R))でPDF文書を文書パスワードによって暗号化し、暗号化した状態のままアプリケーション120の印刷画面でプリンタ装置130のIPアドレスを指定して印刷コマンドを発行した場合を考える。
【0090】
このとき、ジョブ制御部513によって、PC500のクライアント情報であるIPアドレスと、印刷通知と、SEED元要求とをプリンタ装置530に送信する(ステップS601)。
【0091】
IPアドレスと、印刷通知と、SEED元要求とを受信したプリンタ装置530では、SEED元生成部542によってIPアドレスに固有のSEEDを生成し、要求元のPC500に送信する(ステップS602)。ここで、SEEDを生成および送信するタイミングとしては、要求を受けて直ちに行う他、要求を受けてプリンタ装置530が印刷可能となった時点で送信するように構成することができる。
【0092】
PC500では、ホストI/F制御部114でSEED元を受信すると(ステップS603)、SEED生成部511によって受信したSEED元からSEEDを生成する(ステップS604)。
【0093】
そして、文書パスワード処理部112が文書パスワード入力画面の表示要求をユーザインタフェース部113に対して行うことにより、ユーザインタフェース部113は文書パスワード入力画面をモニタ115に表示する(ステップS605)。
【0094】
ユーザが文書パスワード入力画面から暗号化PDF文書データに対する文書パスワードをキーボード116から入力すると、そのキーイベントをユーザインタフェース部113が取得する。そして、文書パスワード処理部112は、取得した文書パスワードをPJL文書パスワード指定データとして暗号化PDF文書データの先頭に付加する(ステップS606)。そして、文書パスワード処理部112によって、PJL文書パスワード指定データが付加された暗号化PDF文書データの後尾にPJLデータを付加し、暗号化部512によってこれら3つののデータをSEEDによって暗号化する(ステップS607)。
【0095】
次に、PJL文書パスワード指定、暗号化PDF文書データおよびPJLデータの3つのデータを暗号化したデータを印刷データとして生成する(ステップS608)。生成された印刷データは、SEEDとともに、ホストI/F制御部114によってプリンタ装置130に送信される(ステップS609)。
【0096】
図7は、本実施の形態のプリンタドライバ510で生成される印刷データの構造を示すデータ構造図である。図7に示すように、印刷データは、先頭にSEEDが付加されており、PJL文書パスワード指定(暗号化)と暗号化PDF文書データ(暗号化)とPJLデータ(暗号化)とから構成される。なお、PJLデータは付加されていない場合もある。
【0097】
プリンタ装置130では、ホストI/F制御部143で印刷データを受信して(ステップS610)、復号化部541によって受信したSEEDをSEED元に復号化する(ステップS611)。復号化部541によって、復号化したSEED元と、SEED元生成部542によってステップS602で生成したSEED元とが一致するか否かを調べることにより、SEED元の正当性を判断する(ステップS612)。そして、一致する場合には受信したSEEDが正当であると判断し、復号化部542によってSEED元により印刷データを復号化する(ステップS613)。一方、両SEED元が一致しない場合には、受信したSEEDが不当なものである、すなわちSEEDが改ざん等されていると判断し、受信した印刷データを破棄し復号化処理を行わない(ステップS614)。
【0098】
そして、復号化された印刷データのデータ解釈処理を行い(ステップS615)、印刷制御部146によって印刷実行を行う(ステップS616)。ここで、データ解釈処理については実施の形態1のプリンタコントローラ140と同様の処理で行われる。
【0099】
なお、本実施の形態では、暗号化PDF文書データの印刷時にプリンタドライバ510からSEED元の要求をプリンタ装置530に行って、SEED元を取得しているが、この他、プリンタ装置530のホストI/F制御部143によってネットワーク上でPC500が接続されたことのブロードキャストメッセージをPC500から受信して接続を検知した場合に、SEED元を生成して新たに接続されたPC500に送信するように構成してもよい。この場合、PC500がネットワークに接続された場合、プリンタドライバ510のホストI/F制御部114によって接続通知のブロードキャストメッセージをプリンタ装置530に送信するように構成すれば良い。
【0100】
このように実施の形態2のプリンタドライバ510およびプリンタ装置530では、プリンタ装置530から取得しSEED元からSEEDを生成し、アプリケーション120によって暗号化されたPDF文書データを復号化するための文書パスワードと暗号化されたPDF文書データとを含む印刷データをSEEDによって暗号化し、暗号化された印刷データとSEEDをネットワークに接続されたプリンタ装置530に送信して、プリンタ装置530で復号化して印刷している。すなわち、暗号化されたアプリ文書データを復号化せずに、しかも復号化するための文書パスワードをSEEDで暗号化してプリンタ装置に送信するので、PDF文書データの内容をネットワーク上で悪意のある第三者が傍受することを確実に防止することができる。また、プリンタ装置530で復号化するまで記憶媒体などにPDF文書データと文書パスワードを暗号化された状態で保存することができるので、悪意のあるシステム管理者によってアプリ文書データの内容を閲覧したり改ざんすることを防止することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティの向上を図ることができる。
【0101】
なお、本実施の形態では、文書パスワードと暗号化PDF文書データの両方をSEEDで暗号化して印刷データを生成しているが、文書パスワードのみをSEEDで暗号化して暗号化PDF文書データはそのままで印刷データを生成してもよい。これは、PDF文書データはすでに文書パスワードによって暗号化されているからである。
【0102】
(実施の形態3)
図8は、実施の形態3のクライアント装置(PC)800およびプリンタ装置830の機能的構成を示すブロック図である。この実施の形態3にかかるPC800では、PC上のアプリケーション120であるAcrobat(R)によってPDF文書データを作成して暗号化し、文書パスワードと文書パスワードの入力で復号化できる暗号化PDF文書データを、公開鍵で暗号化して、プリンタ装置830に送信し、プリンタ装置830で秘密鍵で復号化して印刷するようになっている。
【0103】
プリンタ装置830とPC800とは、LAN151等のネットワークによって接続されている。PC800は、図8に示すように、プリンタドライバ810がインストールされており、このプリンタドライバ810は、PDL処理部111と、文書パスワード処理部112と、暗号化部812と、ジョブ制御部813と、ユーザインタフェース部113と、ホストI/F制御部114とを主に備えている。
【0104】
文書パスワード処理部112は、アプリケーション120内部で暗号化されたPDF文書データを復号化するために必要な文書パスワードの入力指示を要求し、入力された文書パスワードを受け付ける。そして、ユーザから入力された文書パスワードをPJL文書パスワード指定データとして暗号化PDF文書データの先頭に付加する。その他の機能は実施の形態1と同様である。
【0105】
ジョブ制御部813は、プリンタ装置830に対して、公開鍵の要求を行うものである。暗号化部812は、プリンタ装置830から受信した公開鍵によって、PJL文書パスワード指定データ、暗号化PDF文書データ、および印刷ジョブに関するデータであるPJLデータを暗号化するものである。PDL処理部111は、実施の形態1のPDL処理部111と同様の機能を有する。
【0106】
ユーザインタフェース部113は、実施の形態1のプリンタドライバ110と同様の機能を有する。ホストI/F制御部114は、印刷データとクライアント情報(IPアドレス)をホストI/F117からLAN151を介してプリンタ装置130に送信するものである。
【0107】
プリンタ装置830には、プリンタコントローラ840が装着されており、このプリンタコントローラ840は、復号化部841と、秘密鍵生成部と842と、公開鍵処理部843と、PDL処理部142と、PJL処理部141と、ホストI/F制御部143と、パネル制御部144と、蓄積制御部145と、印刷制御部146とを主に備えている。
【0108】
秘密鍵生成部842は、要求を行ったPC800に対する秘密鍵を生成するものである。公開鍵処理部843は、秘密鍵から公開鍵を生成して鍵テーブルに登録し、また生成された公開鍵を要求元のPC800に送信するものである。
【0109】
復号化部841は、PC800から送信されてきた公開鍵の正当性の判断を行い、正当である場合にPC800から送信されてきた印刷データを公開鍵に対応する秘密鍵によって復号化するものである。
【0110】
PJL処理部141は、PC500から受信した印刷データに付加されたプリンタジョブ言語(PJL:Printer Job Language)で記述されたPJL文書パスワード指定を解釈して、文書パスワードを取得するものである。PJL処理部141は、この他刷ジョブに関する各種制御を行う。
【0111】
PDL処理部142は、PJL処理部141によって取得された文書パスワードの正当性を判断し、正当である場合には、この文書パスワードを用いて暗号化されたPDF文書データを復号化し、描画データを生成する。
【0112】
ホストI/F制御部、パネル制御部144、蓄積制御部145および印刷制御部146は、実施の形態1のプリンタコントローラ140と同様の機能を有する。
【0113】
次に、以上のように構成された本実施の形態のプリンタドライバ810およびプリンタ装置830による暗号化PDF文書データの印刷処理について説明する。図9は、本実施の形態のプリンタドライバ810およびプリンタ装置830による暗号化PDF文書データの印刷処理の手順を示すフローチャートである。
【0114】
まず、ユーザがアプリケーション120(Acrobat(R)またはAcrobat Reader(R))でPDF文書を文書パスワードによって暗号化し、暗号化した状態のままアプリケーション120の印刷画面でプリンタ装置130のIPアドレスを指定して印刷コマンドを発行した場合を考える。
【0115】
このとき、ジョブ制御部813によって、PC800のクライアント情報であるIPアドレスと、印刷通知と、公開鍵要求とをプリンタ装置830に送信する(ステップS901)。
【0116】
IPアドレスと、印刷通知と、公開鍵要求とを受信したプリンタ装置830では、秘密鍵生成部842によってIPアドレスに固有の秘密鍵を生成する(ステップS902)。そして、公開鍵処理部843によって、この秘密鍵から公開鍵を生成し、要求元のPC800に送信する(ステップS903)。ここで、公開鍵の生成および送信するタイミングとしては、要求を受けて直ちに行う他、要求を受けてプリンタ装置830が印刷可能となった時点で送信するように構成することができる。公開鍵を生成すると、公開鍵処理部843によって、鍵テーブルをHDD149に生成し、生成された公開鍵、秘密鍵を登録する(ステップS904)。
【0117】
図10は、鍵テーブルのデータ構造図である。図10に示すように、鍵テーブルは、クライアント情報であるIPアドレスと公開鍵と秘密鍵と鍵の有効期限とから構成される。
【0118】
PC800では、ホストI/F制御部114で公開鍵を受信すると(ステップS905)、文書パスワード処理部112が文書パスワード入力画面の表示要求をユーザインタフェース部113に対して行うことにより、ユーザインタフェース部113は文書パスワード入力画面をモニタ115に表示する(ステップS906)。
【0119】
ユーザが文書パスワード入力画面から暗号化PDF文書データに対する文書パスワードをキーボード116から入力すると、そのキーイベントをユーザインタフェース部113が取得する。そして、文書パスワード処理部112は、取得した文書パスワードをPJL文書パスワード指定データとして暗号化PDF文書データの先頭に付加する(ステップS907)。そして、PJL文書パスワード指定データが付加された暗号化PDF文書データの後尾にPJLデータを付加し、暗号化部812によってこれら3つのデータを公開鍵によって暗号化する(ステップS908)。
【0120】
次に、PJL文書パスワード指定、暗号化PDF文書データおよびPJLデータの3つのデータを暗号化したデータを印刷データとして生成する(ステップS909)。生成された印刷データは、PC800のクライアント情報であるIPアドレスとともに、ホストI/F制御部114によってプリンタ装置830に送信される(ステップS910)。
【0121】
図11は、本実施の形態のプリンタドライバ810で生成される印刷データの構造を示すデータ構造図である。図11に示すように、印刷データは、先頭にクライアント情報(IPアドレス)が付加されており、PJL文書パスワード指定(暗号化)と暗号化PDF文書データ(暗号化)とPJLデータ(暗号化)とから構成される。なお、PJLデータは付加されていない場合もある。
【0122】
プリンタ装置830では、ホストI/F制御部143で印刷データを受信して(ステップS911)、復号化部841によって、鍵テーブルを参照し、受信したIPアドレスのクライアント情報に対応する公開鍵が有効であるか否かを判断する(ステップS912)。そして、有効である場合には、復号化部542によって秘密鍵で印刷データを復号化する(ステップS913)。一方、公開鍵が有効でない場合には、受信した印刷データを破棄し復号化処理を行わない(ステップS916)。
【0123】
そして、復号化された印刷データのデータ解釈処理を行い(ステップS914)、印刷制御部146によって印刷実行を行う(ステップS915)。ここで、データ解釈処理については実施の形態1のプリンタコントローラ140と同様の処理で行われる。
【0124】
なお、本実施の形態では、暗号化PDF文書データの印刷時にプリンタドライバ810から公開鍵の要求をプリンタ装置830に行って公開鍵を取得しているが、この他、プリンタ装置830のホストI/F制御部143によってネットワーク上でPC800が接続されたことのブロードキャストメッセージをPC800から受信して接続を検知した場合に、秘密鍵、公開鍵を生成して新たに接続されたPC800に送信するように構成してもよい。この場合、PC500がネットワークに接続された場合、プリンタドライバ810のホストI/F制御部114によって接続通知のブロードキャストメッセージをプリンタ装置830に送信するように構成すれば良い。
【0125】
このように実施の形態3のプリンタドライバ810およびプリンタ装置830では、暗号化されたPDF文書データを復号化せずに、しかも復号化するための文書パスワードを公開鍵で暗号化してプリンタ装置830に送信するので、アプリ文書データの内容をネットワーク上で悪意のある第三者が傍受することを確実に防止することができる。また、プリンタ装置830で秘密鍵を用いて復号化するまで記憶媒体などにアプリ文書データと文書認証情報を暗号化された状態で保存することができるので、悪意のあるシステム管理者によってアプリ文書データの内容を閲覧したり改ざんすることを防止することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティの向上を図ることができる。
【0126】
なお、本実施の形態では、文書パスワードと暗号化PDF文書データの両方を公開鍵で暗号化して印刷データを生成しているが、文書パスワードのみを公開鍵で暗号化して暗号化PDF文書データはそのままで印刷データを生成してもよい。これは、PDF文書データはすでに文書パスワードによって暗号化されているからである。
【0127】
(実施の形態4)
図12は、実施の形態4のクライアント装置(PC)1200およびプリンタ装置1230の機能的構成を示すブロック図である。この実施の形態4にかかるPC1200では、PC上のアプリケーション120であるAcrobat(R)によってPDF文書データを作成して暗号化し、文書パスワードと文書パスワードの入力で復号化できる暗号化PDF文書データを公開鍵で暗号化してプリンタ送信すると共に、印刷ジョブに対するジョブパスワードをプリンタ装置830に送信し、プリンタ装置1230で秘密鍵で復号化して印刷するようになっている。
【0128】
プリンタ装置1230とPC1200とは、LAN151等のネットワークによって接続されている。PC1200は、図12に示すように、プリンタドライバ1210がインストールされており、このプリンタドライバ1210は、PDL処理部1212と、文書パスワード処理部112と、ジョブパスワード処理部1211と、暗号化部812と、ジョブ制御部813と、ユーザインタフェース部113と、ホストI/F制御部114とを主に備えている。
【0129】
ジョブパスワード処理部1211は、印刷ジョブに対するジョブパスワードの入力指示を要求し、入力されたジョブパスワードを受け付ける。そして、ユーザから入力されたジョブパスワードをPJLジョブパスワード指定データとして暗号化PDF文書データに付加する。このジョブパスワードは、本発明におけるジョブ認証情報を構成する。PDL処理部1212は、実施の形態1のPDL処理部111と同様の機能を有する。
【0130】
文書パスワード処理部112、ユーザインタフェース部113、ホストI/F制御部114は、実施の形態3のプリンタドライバと同様の機能を有する。
【0131】
プリンタ装置1230には、プリンタコントローラ1240が装着されており、このプリンタコントローラ1240は、復号化部1254と、秘密鍵生成部842と、公開鍵処理部843と、PDL処理部142と、PJL処理部141と、ホストI/F制御部143と、パネル制御部144と、蓄積制御部145と、印刷制御部146とを主に備えている。
【0132】
PJL処理部141は、PC500から受信した印刷データに付加されたプリンタジョブ言語(PJL:Printer Job Language)で記述されたPJL文書パスワード指定を解釈して文書パスワードを取得するとともに、PJLジョブパスワード指定を解釈してジョブパスワードを取得するものである。PJL処理部141は、この他刷ジョブに関する各種制御を行う。
【0133】
復号化部841、秘密鍵生成部と842、公開鍵処理部843、PDL処理部142、ホストI/F制御部143、パネル制御部144、蓄積制御部145は、実施の形態3のプリンタ装置と同様の機能を有している。
【0134】
次に、以上のように構成された本実施の形態のプリンタドライバ1210およびプリンタ装置1230による暗号化PDF文書データの印刷処理について説明する。図13は、本実施の形態のプリンタドライバ1210およびプリンタ装置1230による暗号化PDF文書データの印刷処理の手順を示すフローチャートである。
【0135】
まず、ユーザがアプリケーション120(Acrobat(R)またはAcrobat Reader(R))でPDF文書を文書パスワードによって暗号化し、暗号化した状態のままアプリケーション120の印刷画面でプリンタ装置1230のIPアドレスを指定して印刷コマンドを発行した場合を考える。
【0136】
このとき、ジョブ制御部813によって、PC1200のクライアント情報であるIPアドレスと、印刷通知と、公開鍵要求とをプリンタ装置1230に送信する(ステップS1301)。
【0137】
IPアドレスと、印刷通知と、公開鍵要求とを受信したプリンタ装置1230では、秘密鍵生成部842によってIPアドレスに固有の秘密鍵を生成する(ステップS1302)。そして、公開鍵処理部843によって、この秘密鍵から公開鍵を生成し、要求元のPC800に送信する(ステップS1303)。ここで、公開鍵の生成および送信するタイミングとしては、要求を受けて直ちに行う他、要求を受けてプリンタ装置830が印刷可能となった時点で送信するように構成することができる。公開鍵を生成すると、公開鍵処理部843によって、鍵テーブルをHDD149に生成し、生成された公開鍵、秘密鍵を登録する(ステップS1304)。
【0138】
PC1200では、ホストI/F制御部114で公開鍵を受信すると(ステップS1305)、文書パスワード処理部112が文書パスワード入力画面の表示要求を、ジョブパスワード処理部1211がジョブパスワード入力画面の表示要求をそれぞれユーザインタフェース部113に対して行うことにより、ユーザインタフェース部113は文書パスワードおよびジョブパスワード入力画面をモニタ115に表示する(ステップS1306)。
【0139】
ユーザが文書パスワード入力画面から暗号化PDF文書データに対する文書パスワードを、印刷ジョブに対するジョブパスワードをキーボード116からそれぞれ入力すると、そのキーイベントをユーザインタフェース部113が取得する。そして、文書パスワード処理部112は取得した文書パスワードをPJL文書パスワード指定データとして暗号化PDF文書データに付加し、ジョブパスワード処理部1211は取得したジョブパスワードをPJLジョブパスワード指定データとして暗号化PDF文書データに付加する(ステップS1307)。
【0140】
そして、PJL文書パスワード指定データとPJLジョブパスワード指定データが付加された暗号化PDF文書データの後尾にPJLデータを付加し、暗号化部812によってこれら3つののデータを公開鍵によって暗号化する(ステップS1308)。
【0141】
次に、PJL文書パスワード指定、PJLジョブパスワード指定、暗号化PDF文書データおよびPJLデータの4つのデータを暗号化したデータからぺージ記述言語を用いて印刷データを生成する(ステップS1309)。生成された印刷データは、PC800のクライアント情報であるIPアドレスとともに、ホストI/F制御部114によってプリンタ装置830に送信される(ステップS1310)。
【0142】
図14は、本実施の形態のプリンタドライバ1210で生成される印刷データの構造を示すデータ構造図である。図14に示すように、印刷データは、先頭にクライアント情報(IPアドレス)が付加されており、PJL文書パスワード指定(暗号化)とPJLジョブパスワード指定(暗号化)と暗号化PDF文書データ(暗号化)とPJLデータ(暗号化)とから構成される。なお、PJLデータは付加されていない場合もある。
【0143】
プリンタ装置1230では、ホストI/F制御部143で印刷データを受信して(ステップS1311)、復号化部841によって、鍵テーブルを参照し、受信したIPアドレスのクライアント情報に対応する公開鍵が有効であるか否かを判断する(ステップS1312)。そして、有効である場合には、復号化部542によって秘密鍵で印刷データを復号化する(ステップS1313)。そして、復号化された印刷データのデータ解釈処理を行い(ステップS1314)、印刷データをHDD149に保存する(ステップS1315)。ここで、データ解釈処理については実施の形態1のプリンタコントローラ140と同様の処理で行われる。一方、公開鍵が有効でない場合には、受信した印刷データを破棄し復号化処理を行わない(ステップS1318)。
【0144】
図15は、HDD149に保存される印刷データのデータ構造図である。図15に示すように、印刷データは、ファイル名と描画データとジョブパスワードとユーザIDと日付(ジョブ登録日付)とから構成され、ジョブパスワードとユーザID、さらにファイル名、日付から検索できるようになっている。
【0145】
次に、HDD149に保存される印刷データを選択するためのジョブ選択処理が行われる(ステップS1316)。ジョブ選択処理では、まず、パネル制御部144が操作パネル148にジョブ選択画面を表示する。図16は、ジョブ選択画面の流れの一例を示す説明図である。図16に示すように、ユーザID、ジョブパスワード、日付、ファイル名を入力することによって、蓄積制御部145は入力条件に合致する印刷ジョブの印刷データをHDD149から検索し、パネル制御部144によって、その内容を図16のジョブ一覧画面に表示する。
【0146】
ここで、ユーザID、ジョブパスワードを入力した場合には、そのユーザの全てのジョブがジョブ一覧画面に表示され、さらにファイル名、日付を入力することによって、そのユーザの全てのジョブの中で指定されたファイル名と日付に該当するジョブのみが検索されてジョブ一覧画面に表示されることになる。
【0147】
このジョブ一覧からユーザが所望のジョブを選択してOKボタンをタッチ操作すると、選択されたジョブに対して、印刷制御部146によって印刷実行が行われる(ステップS1317)。
【0148】
なお、本実施の形態のプリンタ装置1230では、印刷データのHDD149への保存の処理(ステップS1313)を、鍵の有効性の判断処理(ステップS1312)の後に行っているが、PC1200から印刷データを受信した時点で、HDD149に印刷データを保存し、その後、ジョブ選択処理を行って、鍵の有効性の判断処理を行うように構成しても良い。
【0149】
また、本実施の形態のプリンタ装置1230では、印刷データのHDD149への保存の処理(ステップS1313)を、データ解釈処理(ステップS1314)の後、すなわち描画データへの展開後に行っているが、まずジョブの選択処理を行い、その後データ解釈処理を行うように構成しても良い。
【0150】
このように実施の形態4のプリンタドライバ810およびプリンタ装置830では、印刷ジョブを開始させるためのジョブパスワードを含む印刷データを生成して暗号化した上でプリンタ装置1230に送信しているので、暗号化されたアプリ文書データの印刷時において、PDF文書データを暗号化された状態のまま、さらに印刷ジョブ毎に認証を行うことができ、悪意のあるシステム管理者によってアプリ文書データの内容を閲覧したり改ざんすることを防止することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティをより向上させることができる。
【0151】
なお、本実施の形態のプリンタドライバ1210では、ジョブパスワードをユーザに入力させることとしているが、文書パスワードが入力されたときに、ジョブパスワード処理部1211によって文書パスワードからジョブパスワードを生成して用いるように構成してもよい。また、この場合、生成するジョブパスワードは、入力された文書パスワードと同一のものとすることも可能である。
【0152】
実施の形態1〜4では、いずれもPDF文書データの印刷を例にあげて説明しているが、アプリケーション120によって暗号化される文書データであれば、PDF文書データに限らず、いずれの文書データにも本発明を適用することが可能である。
【0153】
また、実施の形態2〜4には、PCのクライアント情報としてIPアドレスを使用しているが、例えば、装置固有識別番号等、PCを識別可能なデータであれば、いずれのデータもクライアント情報として使用することができる。
【0154】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1にかかる発明によれば、暗号化されたアプリ文書データを復号化せずに画像処理装置に送信して、同時に送信する文書認証情報によって画像処理装置側で復号化して印刷を行えるので、アプリ文書データの内容をネットワーク上で悪意のある第三者が傍受することを防止することができ、画像処理装置で復号化するまで記憶媒体などにアプリ文書データを暗号化された状態で保存することができるので、悪意のあるシステム管理者によってアプリ文書データの内容を閲覧したり改ざんすることを防止することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティの向上を図ることができるという効果を奏する。
【0155】
また、請求項2にかかる発明によれば、暗号化されたアプリ文書データを復号化せずに、しかも復号化するための文書認証情報を第2の鍵情報で暗号化して画像処理装置に送信するので、アプリ文書データの内容をネットワーク上で悪意のある第三者が傍受することを確実に防止することができ、画像処理装置で復号化するまで記憶媒体などにアプリ文書データと文書認証情報を暗号化された状態で保存することができるので、悪意のあるシステム管理者によってアプリ文書データの内容を閲覧したり改ざんすることを防止することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティの向上を図ることができるという効果を奏する。
【0156】
また、請求項3にかかる発明によれば、印刷ジョブごとに異なる第1の鍵情報を取得することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティをより向上させることができるという効果を奏する。
【0157】
また、請求項4にかかる発明によれば、印刷する度に第1の鍵情報を取得する処理が不要となり、暗号化されたアプリ文書データの印刷処理をセキュリティを向上させながら迅速に行うことができるという効果を奏する。
【0158】
また、請求項5にかかる発明によれば、暗号化されたアプリ文書データを復号化せずに、しかも復号化するための文書認証情報を公開鍵情報で暗号化して画像処理装置に送信するので、アプリ文書データの内容をネットワーク上で悪意のある第三者が傍受することを確実に防止することができ、また、画像処理装置で秘密鍵情報を用いて復号化するまで記憶媒体などにアプリ文書データと文書認証情報を暗号化された状態で保存することができるので、悪意のあるシステム管理者によってアプリ文書データの内容を閲覧したり改ざんすることを防止することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティの向上を図ることができるという効果を奏する。
【0159】
また、請求項6にかかる発明によれば、印刷ジョブごとに異なる公開鍵情報を取得することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティをより向上させることができるという効果を奏する。
【0160】
また、請求項7にかかる発明によれば、印刷する度に第1の鍵情報を取得する処理が不要となり、暗号化されたアプリ文書データの印刷処理をセキュリティを向上させながら迅速に行うことができるという効果を奏する。
【0161】
また、請求項8にかかる発明によれば、暗号化されたアプリ文書データの印刷時において、アプリ文書データを暗号化された状態のまま、さらに印刷ジョブ毎に認証を行うことができるので、悪意のあるシステム管理者によってアプリ文書データの内容を閲覧したり改ざんすることを防止することができ、暗号化文書の印刷におけるセキュリティをより向上させることができるという効果を奏する。
【0162】
また、請求項9にかかる発明によれば、印刷ジョブ毎に認証に必要なジョブ認証情報を、アプリ文書データの暗号化に必要な文書認証情報から自動的に生成することができるので、ユーザに何度も認証情報を入力させる手間が省け、ユーザの便宜となるという効果を奏する。
【0163】
また、請求項10にかかる発明によれば、文書認証情報からジョブ認証情報を簡易に生成することができ、暗号化されたアプリ文書データの印刷処理をセキュリティを向上させつつ迅速に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のクライアント装置(PC)およびプリンタ装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1のプリンタドライバおよびプリンタ装置による暗号化PDF文書データの印刷処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】実施の形態1の印刷データの解釈処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】実施の形態1のプリンタドライバで生成される印刷データの構造を示すデータ構造図である。
【図5】実施の形態2のクライアント装置(PC)およびプリンタ装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図6】実施の形態2のプリンタドライバおよびプリンタ装置による暗号化PDF文書データの印刷処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】実施の形態2のプリンタドライバで生成される印刷データの構造を示すデータ構造図である。
【図8】実施の形態3のクライアント装置(PC)およびプリンタ装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図9】実施の形態3のプリンタドライバおよびプリンタ装置による暗号化PDF文書データの印刷処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】実施の形態3の鍵テーブルのデータ構造図である。
【図11】実施の形態3のプリンタドライバで生成される印刷データの構造を示すデータ構造図である。
【図12】実施の形態4のクライアント装置(PC)およびプリンタ装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図13】実施の形態4のプリンタドライバおよびプリンタ装置による暗号化PDF文書データの印刷処理の手順を示すフローチャートである。
【図14】実施の形態4のプリンタドライバで生成される印刷データの構造を示すデータ構造図である。
【図15】実施の形態4のプリンタ装置においてHDDに保存される印刷データのデータ構造図である。
【図16】実施の形態4のプリンタ装置におけるジョブ選択画面の流れの一例を示す説明図である。
【図17】従来のプリンタドライバとプリンタ装置間を流れる印刷データの構造を示すデータ構造図である。
【符号の説明】
110,510,810,1210 プリンタドライバ
111,1212 PDL処理部
112 文書パスワード処理部
113 ユーザインタフェース部
115 モニタ
116 キーボード
120 アプリケーション
130,530,830,1230 プリンタ装置
140、540,840,1240 プリンタコントローラ
141 PJL処理部
142 PDL処理部
144 パネル制御部
145 蓄積制御部
146 印刷制御部
148 操作パネル
149 HDD
150 印刷エンジン
511 SEED生成部
512 暗号化部
513 ジョブ制御部
541 復号化部
542 SEED元生成部
812 暗号化部
813 ジョブ制御部
541,841,1254 復号化部
842 秘密鍵生成部
843 公開鍵処理部
1211 ジョブパスワード処理部
1240 プリンタコントローラ

Claims (10)

  1. ネットワークに接続された画像処理装置に対して印刷データを送信するプリンタドライバプログラムであって、
    所定のアプリケーションによって暗号化されたアプリ文書データを復号化するための文書認証情報をユーザに入力させる文書認証情報処理手順と、
    前記暗号化されたアプリ文書データと前記文書認証情報処理手順によって入力された文書認証情報とを含む印刷データを生成する印刷データ生成手順と、
    前記印刷データ生成手段によって生成された印刷データをネットワークに接続された画像処理装置に送信する送信手順と、
    を情報処理装置に実行させるプリンタドライバプログラム。
  2. ネットワークに接続された画像処理装置に対して印刷データを送信するプリンタドライバプログラムであって、
    前記画像処理装置との間で予め定められた第1の鍵情報を前記画像処理装置から取得して、第1の鍵情報に基づいて第2の鍵情報を生成する鍵生成手順と、
    所定のアプリケーションによって暗号化されたアプリ文書データを復号化するための文書認証情報をユーザに入力させる文書認証情報処理手順と、
    前記文書認証情報処理手段によって入力された前記文書認証情報と前記暗号化されたアプリ文書データとを含む印刷データを生成する印刷データ生成手順と、
    前記鍵生成手段によって生成された第2の鍵情報によって前記印刷データを暗号化する暗号化手順と、
    前記暗号化手段によって暗号化された印刷データと前記第2の鍵情報を、ネットワークに接続された画像処理装置に送信する送信手順と、
    を情報処理装置に実行させるプリンタドライバプログラム。
  3. 前記第1の鍵情報を前記画像処理装置に要求する要求手順をさらに情報処理装置に実行させる請求項2に記載のプリンタドライバプログラム。
  4. ネットワークに接続された時点で、接続通知を前記画像処理装置に送信し、前記接続通知の送信後に、前記画像処理装置から前記第1の鍵情報を受信する受信手順をさらに情報処理装置に実行させる請求項2に記載のプリンタドライバプログラム。
  5. ネットワークに接続された画像処理装置に対して印刷データを送信するプリンタドライバプログラムであって、
    所定のアプリケーションによって暗号化されたアプリ文書データを復号化するための文書認証情報をユーザに入力させる文書認証情報処理手順と、
    前記文書認証情報処理手順によって入力された前記文書認証情報と前記暗号化されたアプリ文書データとを含む印刷データを生成する印刷データ生成手順と、
    画像処理装置から取得した公開鍵情報によって前記印刷データを暗号化する暗号化手順と、
    前記暗号化手順によって暗号化された印刷データとクライアント装置に固有の識別情報を、ネットワークに接続された画像処理装置に送信する送信手順と、
    を情報処理装置に実行させるプリンタドライバプログラム。
  6. 前記公開鍵情報を前記画像処理装置に要求する要求手順をさらに情報処理装置に実行させる請求項5に記載のプリンタドライバプログラム。
  7. ネットワークに接続された時点で、接続通知を前記画像処理装置に送信し、前記接続通知を送信後に、前記画像処理装置から前記公開鍵情報を受信する受信手順をさらに情報処理装置に実行させる請求項5に記載のプリンタドライバプログラム。
  8. 印刷ジョブを開始させるためのジョブ認証情報をユーザに入力させるジョブ認証情報処理手順をさらに情報処理装置に実行させ、
    前記印刷データ生成手順は、さらに前記ジョブ認証情報処理手順によって入力された前記ジョブ認証情報を含む前記印刷データを生成することを特徴とする請求項2〜7のいずれか一つに記載のプリンタドライバプログラム。
  9. 前記文書認証情報処理手段によって入力された文書認証情報から印刷ジョブを開始させるためのジョブ認証情報を生成するジョブ認証情報処理手順をさらに情報処理装置に実行させ、
    前記印刷データ生成手順は、さらに前記ジョブ認証情報処理手順によって生成された前記ジョブ認証情報を含む前記印刷データを生成することを特徴とする請求項2〜7のいずれか一つに記載のプリンタドライバプログラム。
  10. 前記ジョブ認証情報処理手順は、前記文書認証情報処理手段によって入力された文書認証情報と同一データを前記ジョブ認証情報として生成することを特徴とする請求項9に記載のプリンタドライバプログラム。
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