JP2729403B2 - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JP2729403B2 JP1202673A JP20267389A JP2729403B2 JP 2729403 B2 JP2729403 B2 JP 2729403B2 JP 1202673 A JP1202673 A JP 1202673A JP 20267389 A JP20267389 A JP 20267389A JP 2729403 B2 JP2729403 B2 JP 2729403B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原稿自動循環装置とコピー紙仕上げ処理装
置とをそれぞれ付設した複写装置に関するものである。
〔従来の技術〕
上記複写装置に付設される両装置のうち、前者の原稿
自動循環装置は、原稿収納台上の原稿を一枚ずつ順次給
送し、複写装置本体側の露光のための原稿走査部を通し
たのち、原稿収納台に戻し、一揃いの所定枚数の複写を
一部につき終了した時点で、一部以上の複写を行うと
き、再び前記原稿の給送を開始させて、原稿収納台上に
戻す原稿循環サイクルを反復させるようにするものであ
る。
ここで、今仮に、例えば、第1頁から第10頁までの原
稿を用いて、20部のコピー紙を作成するものとして、第
1頁から第10頁までの原稿を順次、給送して原稿走査を
行いつつ、原稿収納台に戻し、かような一連の原稿循環
サイクルを20回繰り返すのである。結局、第1頁から第
10頁までの10枚のコピー紙(以下、これを「一部単位の
コピー紙」と言う)が全体として20部得られるのであ
る。なお、このような原稿自動循環装置はRDH(Recycle
Document Handler)と呼ばれる場合もある。
複写装置本体に付設される後者のコピー紙仕上げ処理
装置は、複写された一部単位のコピー紙(上記例では第
1頁から第10頁までの10枚のコピー紙)を設定部数(上
記例では20部)に応じて一部毎に仕上げ処理するもので
ある。これは「フィニシャ」などとも呼ばれている。
コピー紙仕上げ処理装置としては、上述したような一
部単位のコピー紙をステープル針で綴じたり、或いは、
孔(パンチ孔)開けをしたり、紙折りをしたりするもの
などや、これらの機能を複合的に行えるようにしたもの
などを挙げることができるが、以下、便宜上、ステープ
ル針で一部単位のコピー紙を綴じ込む形式のコピー紙仕
上げ処理装置を一例に挙げて説明を続けるものとする。
このようなコピー紙仕上げ処理装置を備えた複写装置
においては、ステープル針で綴じた一部単位のコピー紙
を例えば20部、得ようとする場合、複写装置本体の操作
パネル上に設けられた、ステープル針の綴じ込みを実行
するためのモード指示釦を押したり、テンキーで指定部
数の「20」を指定したりしたあと、プリント釦を押すこ
とで、先に述べた原稿自動循環装置(RDH)で一部単位
の原稿循環が都合20回行われ、これと共に、複写装置本
体にて複写が行われ、コピー紙仕上げ処理装置からはそ
れぞれ1部毎のステープル針で綴じられたものが20部に
わたり出てくることとなる。
然るに、今、複写担当者が仕様モードの指定を誤まっ
てしまった場合、例えば、一部の綴じ込み枚数を間違っ
て指定しまったり、或いは、ステープル針の綴じ位置の
指定を間違ったり、更には、2個所綴じであるのに、一
個所綴じと指定してしまったり、又、拡大,縮小,両面
原稿などの複写装置本体側に関する仕様指定モードを誤
まって指定してしまったりした場合、出て来た20部のコ
ピー紙については、全部のものが無駄になってしまった
り、或いは、綴じ直しをやらなければならなくなったり
する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来においては、かかる一連の仕様モードを初期に設
定してしまった場合、原稿自動循環装置や複写装置本体
やコピー紙仕上げ処理装置等が連続的に作動してしま
い、上述したような不都合を生じていたのである。
本発明の目的は、上述したような不都合を解消できる
ようにした複写装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 本発明は前述の目的を達成するため、原稿収納台上の
原稿を一枚ずつ順次給送し、複写装置本体側の露光のた
めの原稿走査部を通したのち、原稿収納台に戻し、一部
単位の枚数の複写を終了した時点で、一部以上の複写を
行うとき、再び、前記原稿の給送を開始させて、該原稿
収納台に戻す原稿循環サイクルを反復させるようにした
原稿自動循環装置と、複写された一部単位の枚数のコピ
ー紙を設定部数に応じて一部毎に仕上げ処理するコピー
紙仕上げ処理装置とをそれぞれ付設した複写装置におい
て、最初の一部単位の枚数のコピー紙仕上げが終了した
ことを検出する手段と、該検出手段による検出に基づ
き、原稿自動循環装置,複写装置本体及びコピー紙仕上
げ処理装置をそれぞれ一旦、停止状態にする手段と、前
記検出に基づき、最初の一部単位のコピー紙の仕上げが
終了した旨を複写担当者に認知せしめる手段として具備
した構成を提案するものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明を実施例について説明す
る。
第1図において、符号1は電子写真式の複写装置の本
体を、2は複写装置本体1の上部に設置される原稿自動
循環装置(RDH)を、3は同複写装置本体1の一方の側
部がわに接続されるコピー紙仕上げ処理装置をそれぞれ
示す。
複写装置本体1の複写担当者と対面する側の本体上部
には、操作パネル部4が設けられ、ここには、第2図に
示すように、プリント釦5やテンキー6や仕様モード指
定部7や液晶表示部8などがそれぞれ設けられている。
このうちの仕様モード指定部7には、ステープル針によ
る綴じ込みを行うためのフィニッシャモード指定釦7A
や、一部単位毎のコピー紙をずらすなどして、区分け処
理するためのドギーモード指定釦7Bや、カバーシートを
所望のところ(第1頁の前や最終頁のところなど)に挿
入するためのカバーシート挿入モード指定釦7Cや、拡
大,縮小,片面複写,両面複写など、その他の各種モー
ドを実行するための指定釦(不図示)がそれぞれ設けら
れている。
今、仮に、第1頁から第10頁までの原稿を用いて、20
部単位のコピー紙を得るには、これらの数をテンキー6
で指定すると共に、フィニッシャモード指定釦7Aを押
す。又、ステープル針の綴じ位置を1個所にするか又は
2個所にするかなどを他の釦で指定する。更に、片面複
写や両面複写や縮小複写や拡大複写などを行う場合は、
これらのモードを実行するための指定モード釦を選択し
て押す。
更に、両面原稿を用いて複写を行うモードを指定した
上、一部単位のコピー紙の前にカバーシートを挿入した
いときなどはカバーシート挿入モード指定釦7Cを押す。
ここで、原稿自動循環装置2のところでは、次のよう
にして複写すべき原稿が循環されるようになっている。
第3図において、片面複写モードを指定し、片面原稿
を用いるものとして、原稿収納台10の上には複数枚の片
面原稿11が載置されている。例えば、本例の原稿自動循
環装置2においては、原稿収納台10の上に、先ず、第1
頁目の原稿が画像部を下向きにして載せられ、この上に
第2頁目の原稿が同じく画像部を下向きにして載せら
れ、この状態が最終頁まで続くようになっている。結
局、この場合は第1頁目の片面原稿が最下位に、最終頁
の片面原稿が最上位にそれぞれ位置しているのである。
そして、下繰り出しローラ12によって原稿が第1頁目
から順次給送されるようになっている。符号Sは、複写
装置本体側での露光のための原稿走査部領域であり、こ
の部分を通ったのち、原稿は矢印E方向に送られ、この
あと、矢印F方向に反転して原稿収納台10の方に戻され
る。原稿走査を終えた各原稿は画像面を下向きにして原
稿収納台10に収容されるのであるが、一部単位のコピー
を終了した状態では、各原稿は前と同じような頁順で該
原稿収納台10上に載せられることとなる。
この間、後述する如く、コピー紙仕上げ処理装置3
(第1図)内においては、一部単位のコピー紙がステー
プル針で綴じ込まれるモードが実行されている。
かかる一部単位の枚数の複写を終了した時点で、一部
以上の複写を行うときは、再び、原稿が下繰り出しロー
ラ12によって下側から順次、給送され、これらの一連の
循環サイクルが20部指定の場合都合20回反復されること
になるのである。
ここで、第3図において、原稿収納台10上には仕切爪
13がサイド側から進退出自在に設けられている。すなわ
ち、第4図において、原稿収納台10に載っている一部単
位の原稿11(例えば第1頁から最終頁までの原稿)の片
方の側部が符号Aで示す部位であるとして、最初に、一
部単位の原稿を原稿収納台10上に載せ、このあと、第1
図に示すプリント釦5を押すと、仕切爪13は矢印a方向
に退避し、このあと、ソレノイドやカムなどの駆動手段
でb方向に上昇し、更にc方向に進出し、一番上の最終
頁の原稿の側縁側上面に自重で乗るようになっている。
原稿が次々と送られ、それが漸次減ってくると、仕切
爪13はこの自重で降下し、最終頁の原稿が原稿収納台10
から送られたあと、該原稿収納台10上に乗り、このと
き、仕切爪13は第3図に示すスイッチ14をオン又はオフ
させる。いずれにしても、かかるスイッチ14からのスイ
ッチング信号の発生をもって、最初の一部単位の原稿循
環を終了したことが検出できるのである。
第5図はコピー紙仕上げ処理装置の概略構成図を示
し、本例では、このコピー紙仕上げ処理装置によってス
テープル針によるコピー紙の綴じ込みが行われるように
なっている。
複写装置本体1(第1図)の側から出て来た複写を終
えたコピー紙は、矢印d方向に進行して、コピー紙仕上
げ処理装置3内に入る。このコピー紙仕上げ処理装置3
から、更に次のユニット(例えばソータなど)へそのま
まコピー紙を送り込む場合には、コピー紙仕上げ処理装
置3内に入ったコピー紙は、コピー紙通路15のところを
通って矢印e方向にそのまま排出される。
第5図には示していないが、コピー紙通路15にはコピ
ー紙を奥側へ寄せて整合させるための複数の寄せコロ及
びサイドストッパが設けられ、サイドストッパは例えば
30mmの間隔をおいて奥側に前後方向に互いに平行に配設
され、手前側のサイドストッパは通路15に対して引込む
ことができ、必要に応じて、コピー紙をいずれのサイド
ストッパに寄せることができる。またコピー紙通路15に
は2つのセンサ132,133が配設され、この間のコピー紙
の通過時間により、コピー紙が正常に通過したがどうか
が判定される。
コピー紙仕上げ処理装置3の外へ排出させずに、この
内部にコピー紙を導いて収納したり、上述の綴じ込みを
行ったりするモードを実行する場合は、コピー紙は偏向
爪16によって、その進行方向を変えられコピー紙通路17
の方へ導かれる。
上述の綴じ込みをせず、コピー紙をそのまま排紙トレ
イ32へ導く場合には、そのコピー紙は、コピー紙通路17
から、コピー紙通路18のところを通って、一対の搬送ロ
ーラ19,20によって下流側の一対の搬送ローラ24,25の間
に向けて送られ、その搬送ローラによってコピー紙通路
28の部位を経て一対の排紙ローラ29,30の間から矢印B
方向に排出され排紙トレイ32上に収納される。このとき
切換爪26は第5図の位置を占めている。
排紙トレイ32に排出されたコピー紙は、センサ138に
よりその上面を検知され、スタックされたコピー紙の上
面が常に一定の位置となるように排紙トレイ32が上下方
向に作動制御される。
上述の綴じ込みを行うモードの場合は、偏向爪22が第
6図で示す位置に切り換わるようになっており、コピー
紙は、その偏向爪22にガイドされつつ、外周面に突起列
をもち図示矢印方向に常回転しているエンドレスベルト
23と搬送ローラ19との間から矢印H方向に送り出され、
固定テーブル33Aと可動テーブル33Bより成るステープル
針綴じ用テーブル33上に乗る。なお、このモード時に
は、コピー紙通路15をコピー紙が通るとき、該コピー紙
は手前側に位置しているサイドストッパのみで寄せ動作
が行われる。
第5図において符号34で示すものはステープラであ
り、コピー紙のサイズに合わせて図示矢印方向と図面垂
直方向にそれぞれ可動となっている。そして、これには
第1ステープラ部と第2ステープラ部の2つのステープ
ラ部が備えられ、各ステープラ部は上記垂直方向にそれ
ぞれ独立して動き得るようなっている。なお、上述の可
動テーブル33Bは、そのステープラ34の動きに連動して
矢印方向に動き得るようになっている。
第5図及び第6図において、矢印H方向に排出されて
ステープル針綴じ用テーブル33上に載ったコピー紙は、
整合ストッパ部材35によって揃えられ、一部単位のコピ
ー紙100が全てステープル針綴じ用テーブル33上に載っ
た状態で、ステープラ34が、目的とする綴じ位置に移動
して、この一部単位のコピー紙がステープル針によって
綴じられる。この場合一個所のみが綴じられる場合もあ
るし、又、2個所綴じられる場合もある。
この綴じを終了すると、整合ストッパ部材35が第6図
の仮想線位置に退避するようになっている。なお、H方
向に排出されるコピー紙は一枚ずつ、ステープル針綴じ
用テーブル33上において第7図に示す寄せベルト36の回
転によりステープル針綴じ用テーブル33の手前側に設け
られた図示されないサイドストッパの側に寄せられて整
合させられるようになっている。結局、整合ストッパ部
材35と図示されないサイドストッパとによって、一部単
位のコピー紙は整合状態に揃えられて綴じられるのであ
る。この寄せベルト23については第6図のところでは図
面の輻輳化を避けるためにその図示を省略してある。
一対の搬送ローラ24,25や切換爪26などを具備する中
継ユニット37は第6図の位置に保持されていて、綴じを
終了したコピー紙100は、整合ストッパ部材35の退避動
作に伴い、固定テーブル33A上をすべって中継ユニット3
7の一対の搬送ローラ24,25の間にくわえ込まれる。
両ローラ24,25は互に図示矢印方向に回転駆動されて
おり、コピー紙100が第6図において仮想線で示す位置
まで送られたとき、すなわちセンサ136がコピー紙100の
後端を検知してからコピー紙100が所定距離進んだとこ
ろで、両ローラの回転は停止し、コピー紙100は、この
位置で一旦、止まるようになっている。なお、一対の搬
送ローラ24,25のうち、ローラ25は図示されないばねの
弾力により矢印f方向に付勢されており、一部単位のコ
ピー紙の厚さの違いに対応できるようになっている。ま
た切換爪26はコピー紙100の進入を妨げない第6図の位
置を占める。
第6図に示すように、一部単位のコピー紙100が仮想
線位置に止まった状態で、中継ユニット37が枢軸38の周
りに図において反時計方向に旋回し、第7図に示す位置
で停止するようになっている。
この状態で、同ユニット37の一対の搬送ローラ24,25
が一対の排紙ローラ29,30と相対向する位置に置かれ
る。次いで、中継ユニット37側の搬送ローラ24,25が今
度は逆方向に回転し、これに伴い、一部単位のコピー紙
100が中継ユニット37から送り出されて排紙ローラ29,30
の間を通って排紙トレイ32へ収容される。
このような一連の動作サイクルが設定部数回だけ、反
復されることにより、設定された部数のコピー紙が排紙
トレイ32上の積載収納されるのである。なお、この場合
も排紙トレイ32は、積載されたコピー紙の上面が常に一
定の位置に保持されるように、コピー紙の上面がセンサ
138により検知されることにより、その上下位置が変え
られるようになっている。又、排紙トレイ32などを具備
した排紙トレイユニット39(第5図)は、積載収納され
たコピー紙が取り出し易いように、図面手前側に引き出
し可能となっている。この目的で、スライドレール130,
131が設けられている。
ここで、複写担当者が仕上げや複写に関する仕様モー
ドなどの指定を間違ってしまった場合、例えば、前にも
述べたように、一部単位の綴じ込み枚数を誤まって指定
してしまったり、或いは、ステープル針の綴じ位置を誤
まった位置に指定してしまったり、更には縮小複写の指
定を拡大複写の指定にしてしまったりした場合、従来に
おいては、前述したようなコピー紙仕上げ処理装置3に
よる仕上げ処理が、設定部数回分だけ連続して行われて
しまう方式となっていたので、出て来た設定部数のコピ
ー紙が全て無駄なものになってしまったり、或いは綴じ
直しなどをやらなければならなかった。
本発明は、かような不具合を解消するようにしたもの
である。
ここで、第1図及び第2図において、仕様モード指定
部7の各釦で、色々な仕様モードを指定したり、又、部
数などをテンキー6で指定したりするのであるが、かか
る指定を終えたあと、プリント釦5を押すと、先にも述
べたように、原稿自動循環装置2においては原稿が反復
循環され、複写装置本体1においては一連の複写動作が
行われ、コピー紙仕上げ処理装置3においてはステープ
ル針の綴じ込みなどのコピー紙の仕上げ処理が行われ
る。
ところで、先にも述べたように、第3図に示すスイッ
チ14などは最初の一部単位の原稿循環サイクルが終了し
たことを検知するものであるが、このときのスイッチ14
によるスイッチング信号の出力後、適当なタイマが作動
し、前述した一部単位のコピー紙の綴じ込みが終了する
ような時間経過後のタイマーによる限時信号が出力した
とき、原稿自動循環装置2や複写装置本体1やコピー紙
仕上げ処理装置3等に装置がそれぞれ一旦、作動停止状
態となるようになっている。このような作動停止状態に
する手段としては、電気的な制御手段やその他の周知の
手段によるものを採用することができる。なお、一部単
位の綴じ込みを終了するまでは、原稿自動循環装置2に
よる、次の原稿循環や、これに対応した複写装置側の複
写動作は行わないようにしてある。
ところで、前述したスイッチ14とタイマとは最初の一
部単位のコピー紙の仕上げが終了したことを検出するた
めの一手段例を成すものであるが、そのタイマによる限
時信号の出力に基づき、第2図に示す液晶表示部8に例
えば、「コピー紙の綴じなどが正確に行われているか確
認して下さい」などと言うようなメッセージが表示され
るようになっている。
これを見ることで複写担当者は、一部単位のコピー紙
の仕上げが終了したことを認知することができる。そし
て、第5図の排紙トレイ32に排出されている一部単位の
コピー紙を取り出して、それが仕様指定モード通りに綴
じられているかなどを点検する。
異常がなければ、プリント釦5を再押下する。このあ
とは、残りの設定部数がつき、前述した一連の各装置に
おける動作が行われる。一方、異常があれば、仕様モー
ドの設定などをやり直し、プリント釦5を再押下する。
あとは、上述の一連の各装置における動作が行われる。
このようにすることで、複写担当者が仕様モードの選択
や綴じ込み部数の選択などを誤まって指定してしまって
も、一部のコピー紙が無駄になるだけであり、多量のミ
スコピーが出ることが回避される。
なお、前述した検出に基づき、最初の一部単位のコピ
ー紙の仕上げを終了した旨を、複写担当者に認知せしめ
る手段としては、上で述べたような表示方式によるもの
の他、その旨を告知する音声や「ピー」というような報
知音を発生させる方式としても良い。この他、前述の実
施例ではステープル針による綴じ込みを行う形式のコピ
ー紙仕上げ処理装置を適用したものであるが、パンチ孔
を明けたり、或いは紙折りを行ったり、これら一連の機
能を複合的に実行するコピー紙仕上げ処理装置を用いる
ものにも本発明の適用が可能である。
〔発明の効果〕 本発明の構成によれば、一揃いのコピー紙を複数部に
わたり得る場合、複写担当者が複写や仕上げに関する仕
様モードなどの設定を、誤まったモードに指定してしま
っても、一部のコピー紙が無駄になるだけで済み、多量
のミスコピーの発生を回避することができ、コピーコス
トの低減に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の原稿自動循環装置とコピー紙
仕上げ処理装置とを付設した複写装置の外観斜視図、第
2図は同上複写装置の本体上部に設置される操作パネル
部の平面図、第3図は原稿自動循環装置における原稿循
環システムに関して説明するための図、第4図はその原
稿自動循環装置の仕切爪の移動方式を説明するための
図、第5図は原稿自動循環装置の概略構成図、第6図は
同上原稿自動循環装置におけるコピー紙の搬送方向切換
え機構等の構成を示す図、第7図は同上機構の中継ユニ
ットが排紙モード位置側に切換わった状態を示す第6図
からの作用図である。 2……原稿自動循環装置 3……コピー紙仕上げ処理装置 8……液晶表示部、10……原稿収納台 13……仕切爪、14……スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿収納台上の原稿を一枚ずつ順次給送
    し、複写装置本体側の露光のための原稿走査部を通した
    のち、原稿収納台に戻し、一部単位の枚数の複写を終了
    した時点で、一部以上の複写を行うとき、再び、前記原
    稿の給送を開始させて、該原稿収納台に戻す原稿循環サ
    イクルを反復させるようにした原稿自動循環装置と、複
    写された一部単位の枚数のコピー紙を設定部数に応じて
    一部毎に仕上げ処理するコピー紙仕上げ処理装置とをそ
    れぞれ付設した複写装置において、最初の一部単位の枚
    数のコピー紙の仕上げが終了したことを検出する手段
    と、該検出手段による検出に基づき、原稿自動循環装
    置,複写装置本体及びコピー紙仕上げ処理装置をそれぞ
    れ一旦、停止状態にする手段と、前記検出に基づき、最
    初の一部単位のコピー紙の仕上げが終了した旨を複写担
    当者に認知せしめる手段とを具備して成るようにした複
    写装置。
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