JP2006095886A - 画像形成装置およびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 原稿の情報タグより読み取った情報に基づく装置設定が、操作部による設定とは異なる場合であっても、ユーザの所望する成果物を生成する。
【解決手段】 電子情報を記憶する情報タグが付加されたタグ付き用紙を原稿とした画像形成を可能とする画像形成装置であって、操作者の指示に基づいて第1の画像形成モードを設定し(S1901)、前記情報タグから第2の画像形成モードの設定情報を読み取り(S1904)、操作者の指示に基づいて、前記第1の画像形成モードと前記第2の画像形成モードのいずれかを選択し(S1909)、前記モード選択手段によって選択された画像形成モードに基づく画像形成を行う。
【選択図】 図19

Description

本発明は画像形成装置およびその方法に関し、特に情報タグが付加されたタグ付き用紙を使用可能とする画像形成装置およびその方法に関する。
近年、商品管理や個別物品の識別を行うための技術として、バーコードに代わってRFID(Radio Frequency IDentification)等の無線タグが用いられ始めている。この無線タグはアンテナやICを内蔵しており、外部装置と無線通信を行う機能や、各種情報を記録・保持する機能を有している。
この無線タグを用いるシステムでは、無線タグ内のICに、管理対象物固有の識別情報(ID情報)を含むタグ情報を予め記憶し、その無線タグを管理対象物に添付しておく。そして、タグ情報をリーダにより無線タグから非接触で読み取り、読み取ったタグ情報を各種物品の管理に使用する。
無線タグの特徴としては、非接触でデータの送受信が可能であることや、一度に複数のタグ情報を読み取り可能であること、等がある。この特徴を利用することによって、従来はバーコードを用いて行われていた物品管理をさらに効率良く行うことが可能となる。
また、この無線タグの応用例として、紙媒体に無線タグが埋め込まれた、RFIDタグ付き用紙が提案されている(特許文献1参照)。このタグ付き用紙は、データの読み書きが可能で、そのデータを電波によって送受信するRFIDタグが付属された印字用紙として提案されており、印字用紙には画像データを印刷し、RFIDタグには該画像データを電子データとして記憶させるものである。そして、プリンタ機能及びファクシミリ機能を有する複写機に、原稿用のリーダ/ライタ、および印字用紙用のリーダ/ライタを設け、必要に応じて電子データの送受信を行うことができる。
また、RFIDタグに対し、画像データ以外に画像形成装置の制御情報も記憶させておき、該RFIDタグ付き用紙のスキャン時にそのプリント設定等を読み込むことによって、該装置の設定操作を簡略化することができる。
例えば、画像形成装置に対する設定情報として、変倍設定や濃度設定等の動作モードの指定や、複写禁止等の機能制限の情報をRFIDタグ付き用紙からなる原稿に付加しておくことによって、該情報に基づき、原稿1枚ごとに画像形成装置の自動設定を行うことができる。
特開2002-337426公報
しかしながら、従来の複写機にRFIDリーダ/ライタを設けること、すなわちRFIDタグ付き用紙から情報を読み取る手段を設けただけでは、以下のような問題が発生してしまっていた。
例えば、RFIDタグが埋め込まれた原稿と通常原稿が混在した場合、目視ではどの原稿がRFIDタグ付きであるのか判別しづらい。したがって、RFIDタグから読み取った設定情報に基づいて複写機の自動設定が行われる場合、設定が変更されたことをユーザが認識できないままに複写動作が実行され、ユーザの意図しない成果物が出力されてしまう。
例えば、複数枚原稿のコピー処理を行う際に、1枚目の原稿がRFID付き用紙であって、A4/A3の変倍処理が自動設定されている場合を考える。このとき、たとえ2枚目が通常原稿であり、ユーザによって操作部より指定された等倍設定での複写を行いたい場合であっても、1枚目の原稿によってなされた変倍設定がそのまま有効となってしまい、結果として、ユーザの意図した複写が行えないことになる。一般にユーザは、通常原稿に対しては、コピースタートキーを押下した時点での操作部設定が有効になると認識する傾向があるため、ユーザ設定とRFID情報による設定との間に様々な矛盾が生じてしまう。
本発明は、上述した問題を鑑みてなされたものであり、情報タグ付き原稿を用いた画像形成を可能とする画像形成装置の操作性を向上させることを目的とする。
具体的には、原稿の情報タグより読み取った情報に基づく装置設定が、操作部による設定とは異なる場合であっても、ユーザの所望する成果物を生成可能な画像形成装置およびその方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するための一手段として以下の構成を備える。
すなわち、電子情報を記憶する情報タグが付加されたタグ付き用紙を原稿とした画像形成を可能とする画像形成装置であって、操作者の指示に基づいて第1の画像形成モードを設定する操作設定手段と、前記情報タグから第2の画像形成モードの設定情報を読み取るタグ読み取り手段と、操作者の指示に基づいて、前記第1の画像形成モードと前記第2の画像形成モードのいずれかを選択するモード選択手段と、を有し、前記モード選択手段によって選択された画像形成モードに基づく画像形成を行うことを特徴とする。
本発明によれば、タグ付き原稿を用いた画像形成を可能とする画像形成装置の操作性を向上させることができる。
すなわち、原稿の情報タグより読み取った情報に基づく装置設定が、ユーザによって操作部からなされた設定とは異なる場合であっても、ユーザの所望する成果物を生成することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
[第1実施形態]
●RFIDタグ付き用紙
図1に、RFIDタグ付き印字用紙の例を示す。用紙101は一般的な印字用に用いられる用紙であり、この用紙101上にRFIDタグ102が貼り付けられるか、または予め用紙101の製造工程においてその内部に埋め込まれている。このRFIDタグ付き用紙中に添付されているRFIDタグ102は、専用のリーダ/ライタによってデータを読み書きすることが可能である。ここでデータの読み書きは、RFIDタグとリーダ/ライタを接続することなく、電波による無線送受信によって行う。
<RFIDタグ>
図2は、RFIDタグの電気的構成を示すブロック図である。同図に示すようにRFIDタグは、電波信号を受信するためのアンテナ用コイル208、共振コンデンサ209、変復調回路200、制御手段としてのCPU201、整流・平滑回路202、メモリ部を構成するROM203、および情報を書き込み可能な記憶素子(例えば消去可能な不揮発性メモリ)としてのEEPROM204から構成されている。以下、アンテナ用コイル208と共振コンデンサ209をアンテナ部、その他の構成をIC部と称する。アンテナ部はフィルムに印刷され、IC部は小チップとして該フィルムに実装され、該フィルムが印字用紙の中に埋め込まれている。
RFIDタグにおいてアンテナ部は、送受信機能とともに電力供給機能も果たす。すなわち、後述するリーダ/ライタから放射される所定周波数の電磁フィールド内をRFIDタグが通過する際、アンテナ部において誘起電圧が生じ、その誘起電圧によりIC部が駆動される。従って、RFIDタグ部では電池等を必要としないため、実質的に寿命の制限がなくなるとともにタグ自体の小型軽量化を実現できるほか、電池交換作業が不要となりメンテナンスフリーが実現される。
以下、RFIDタグの各構成の動作について、詳細に説明する。
アンテナ用コイル208は、共振コンデンサ209と並列に接続されて共振回路を構成し、リーダ/ライタから所定の高周波数の電力用電波信号が送信されてくると、これを受信して整流・平滑回路202に供給する。
整流・平滑回路202は動作用電源回路を構成するもので、共振回路から送信された電力用電波信号を整流し、平滑化して一定電圧直流電力としてCPU201などに供給する。
リーダ/ライタからの信号は電力用電波信号に重畳して送信され、変復調回路200で復調されてからCPU201に与えられる。CPU201は、ROM203に記憶された動作プログラムに従って動作するもので、変復調回路200から入力される信号に応じた処理を実行し、受信したデータをEEPROM204に書き込んだり、EEPROM204からデータを読み出して変復調回路200により変調し、アンテナ用コイル208から電波信号として送信したりする。
<RDIFリーダ/ライタ>
図3は、RDIFリーダ/ライタの電気的構成を示すブロック図である。RDIFリーダ/ライタは、送信アンテナ用コイル225を備えた送信部226、および受信アンテナ用コイル227を備えた受信部227からなり、この送信部226および受信部228は、後述する複写機全体を制御する制御手段としての制御回路229に接続されている。
RFIDタグと通信する場合、まず制御回路229がキャリア信号を送信部226で変調して電力用電波信号として送信アンテナ用コイル225から送信し、その後、送信すべきデータ信号を電力用電波信号に重畳するように送信部226で変調して送信アンテナ用コイル225から送信する。一方、RFIDタグから送信されてきた電波信号については、これを受信アンテナ用コイル227で受信して受信部228で復調し、データとして弁別する。
<タグ情報>
図4に、RFIDタグ102に書き込まれるタグ情報の一例を示す。
2200はタグ情報のフォーマットの一例を示しており、ファイル名2201、データが一時記憶されるマシンのIPアドレス2202、電子データが一時記憶素子としてのEEPROM204に作成記憶される日時データ2203、システムを利用したユーザのユーザID2204、コピーを行う際の設定情報2205、電子データをプリントする際に使用するパスワード情報2206、等が記憶されている。
なお、図4で示したタグ情報は一例であり、タグ情報として画像形成装置の設定情報が含まれていれば、本発明の範疇である。
●画像形成装置
以下、本発明の画像形成装置であるデジタル複写機について説明する。
<画像形成装置の外観>
図5に、デジタル複写機の外観を示す。10が画像入力デバイスであるスキャナ部、20が画像出力デバイスであるプリンタ部である。
スキャナ部10は、原稿画像をランプにより照射し、CCDラインセンサ(不図示)で読み取り、電気信号に変換することで画像データとして入力する。ユーザが原稿用紙を原稿フィーダ142にセットして操作部140から読み取り起動指示することにより、原稿自動送り装置(ADF)である原稿フィーダ142は原稿用紙を1枚ずつフィードし、上述した原稿画像の読み取り動作が実行される。
プリンタ部20は、画像データを用紙上の画像に変換する部分であり、ここでは、感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式によるプリント動作を行うとして説明するが、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等であっても構わない。
プリント動作の起動は、装置内部のコントローラ(後述する)からの指示によって行われる。プリンタ部20には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段が備えられており、それぞれに対応した用紙カセット122、124、142、144を備える。また、画像形成がなされた用紙は、排紙トレイ132上に排出される。
<画像形成装置の詳細構成>
図6は、図5に示したデジタル複写機の詳細構成を示す図である。以下、同図を用いてデジタル複写機の動作を詳細に説明する。
スキャナ部10において、901は原稿台ガラスであり、原稿フィーダ142から給送された原稿が順次、所定位置に載置される。902は例えばハロゲンランプから構成される原稿照明ランプであり、原稿台ガラス901に載置された原稿を露光する。903、904、905は走査ミラーであり、不図示の光学走査ユニットに収容され、往復運動しながら、原稿からの反射光をCCDユニット906に導く。CCDユニット906は、CCDに原稿からの反射光を結像させる結像レンズ907、例えばCCDから構成される撮像素子908、撮像素子908を駆動するCCDドライバ909等から構成されている。撮像素子908からの画像信号出力は例えば8ビットのデジタルデータに変換された後、コントローラユニット30に入力される。
946が本実施形態の特徴であるRFIDリーダであり、図1に示したRFID付き用紙のRFIDタグ102より非接触にで情報を読み取る。この読み取りは、原稿フィーダ142から順次給送される原稿1枚ごとに可能である。
プリンタ部20において、910は感光ドラムであり、912の前露光ランプによって画像形成に備えて除電される。913は1次帯電器であり、感光ドラム910を一様に帯電させる。917は露光手段であり、例えば半導体レーザ等で構成され、画像形成や装置全体の制御を行うコントローラユニット30で処理された画像データに基づいて感光ドラム910を露光し、静電潜像を形成する。918は現像器であり、例えば黒色の現像剤(トナー)が収容されている。919は転写前帯電器であり、感光ドラム910上に現像されたトナー像を用紙に転写する前に高圧をかける。
920、922、924、942、944は給紙ユニットであり(920は手差し給紙ユニット)、各給紙ローラ921、923、925、943、945の駆動により、転写用紙が装置内へ給送され、レジストローラ926の配設位置で一旦停止し、感光ドラム910に形成された画像との書き出しタイミングがとられ再給送される。927は転写帯電器であり、感光ドラム910に現像されたトナー像を給送された転写用紙に転写する。928は分離帯電器であり、転写動作の終了した転写用紙を感光ドラム910より分離する。転写されずに感光ドラム910上に残ったトナーはクリーナー911によって回収される。
929は搬送ベルトであり、転写プロセスの終了した転写用紙を定着器930に搬送し、例えば熱により定着する。931はフラッパであり、定着プロセスの終了した転写用紙の搬送パスを、ソータ932または中間トレイ937の配置方向のいずれかに制御する。933〜936は給送ローラであり、一度定着プロセスの終了した転写用紙を中間トレイ937に給紙するが、多重プリント時には転写用紙を反転させ、両面プリント時には非反転として給送する。938は再給送ローラであり、中間トレイ937に載置された転写用紙を再度、レジストローラ926の配設位置まで搬送する。
コントローラユニット30には後述するマイクロコンピュータや画像処理部等が備えられており、マンマシンインターフェース部940からの指示に従って、上述した画像形成動作を行う。
<コントローラユニット>
図7は、図6に示したコントローラユニット30の詳細構成を示す図である。コントローラユニット30は、画像入力デバイスであるスキャナ部10や画像出力デバイスであるプリンタ部20と接続し、一方ではLAN3000や公衆回線(WAN)1251と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を制御する。
CPU1201はシステム全体を制御するコントローラである。RAM1202はCPU1202が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM1203はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD1204はハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などを格納する。ここでソフトウェアカウンタ値の格納領域としては、用紙サイズ別カウンタ領域とデータ処理容量別カウンタ領域が設定されており、画像出力枚数やCPU1201が処理したデータ容量に基づき、予め設定した任意の基準容量値に基づくカウントアップが行われる。なお、これらカウンタ値の格納先はHDD1204に限らず、電源が切れても記憶保持することができれば、不図示のEEPROM等にその記憶領域を設けてもよい。
操作部I/F1206は操作部(UI)140とのインターフェース部であり、操作部140に表示する画像データを操作部140に対してて出力する。また、操作部140からユーザが入力した情報を、CPU1201に伝える役割をする。
ネットワーク1210はLAN3000に接続し、出力用画像データの入出力や機器制御にかかわる情報の入出力を行う。また操作部140における入力操作に応じて、LAN3000上のホストコンピュータ1100や不図示のネットワーク上の出力用画像データ管理装置から出力用画像データを受信して、画像出力を行う。
Modem1250は公衆回線1251に接続し、情報の入出力を行う。音声入出力ユニット500は、スピーカに対して音声を出力したり、ハンドセットに対する音声出力および音声入力の制御を行なう。スキャナ・プリンタ通信I/F1212は、スキャナ部10、プリンタ部20のそれぞれのCPUと通信を行なうためのI/Fである。
無線LAN1270は、無線LANによるデータの入出力を制御する。
RFIDリーダ/ライタI/F1271は、RFIDタグ付き用紙からのタグ情報の読み取りを行うRFIDリーダ946、およびタグ情報の書き込みを行う不図示のRFIDライタとのインタフェース部である。なお、本実施形態ではRFID情報を書き込むRFIDライタについては特に言及しないが、RFIDリーダ946が原稿のスキャン時にRFID情報を読み取るために原稿フィーダ142付近に設置されているのに対し、RFIDライタはプリント用紙の出力口付近に設置される。
以上説明したデバイスが、コントローラユニット30内でシステムバス1207上に配置される。
タイマ1211は、画像形成装置及びコントローラユニット30における時刻設定や、一定時間周期に割り込みを発するタイマとして機能する。イメージバス I/F1205は、システムバス1207と画像データを高速で転送する画像バス2008を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394で構成され、以下のデバイスが配置される。ラスタイメージプロセッサ(RIP)1260は、PDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部1220は、画像入出力デバイスであるスキャナ部10やプリンタ部20とコントローラユニット30を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部1280は入力画像データに対して補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部1290はプリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回転部1230は画像データの回転を行う。画像圧縮部1240は、多値画像データに対してはJPEG、2値画像画像データに対してはJBIG、MMR、MH等による圧縮伸張処理を行う。
<スキャナ画像処理部>
図8に、スキャナ画像処理部1280のブロック構成を示す。画像バスI/Fコントローラ1281は画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御するとともに、スキャナ画像処理部1280内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。
フィルタ処理部1282は、空間フィルタによるコンボリューション演算を行う。編集部1283は画像編集を行うが、例えば入力画像データからマーカーペンで囲まれた閉領域を認識して、その閉領域内の画像データに対して、影つけ、網掛け、ネガポジ反転等の画像加工処理を行う。変倍部1284は、読み取り画像の解像度を変える場合に、ラスターイメージの主走査方向について補間演算を行うことによって拡大/縮小を行う。また副走査方向の変倍は、画像読み取りラインセンサ(不図示)を走査する速度を変えることにより行う。テーブル変換部1285は、読み取った輝度データである画像データを、所定のテーブルを用いて濃度データに変換する。2値化部1286では、多値のグレースケール画像データを誤差拡散処理やスクリーン処理によって2値化する。
以上の処理が終了した画像データは、再び画像バスI/Fコントローラ1281を介して、画像バス2008上に転送される。
<プリンタ画像処理部>
図9に、プリンタ画像処理部1290のブロック構成を示す。画像バスI/Fコントローラ1291は画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御するとともに、プリンタ画像処理部1290内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。
解像度変換部1292は、ネットワーク3000あるいは公衆回線1251より入力されてきた画像データを、プリンタ部20に適した解像度に変換する。スムージング部1293は、解像度変換後の画像データのジャギー(斜め線等の白黒境界部に現れる画像のがさつき)を滑らかにするためのスムージング処理を行う。
<画像圧縮部>
図10に、画像圧縮部1240のブロック構成を示す。画像バスI/Fコントローラ1541は画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスの制御とともに、入力バッファ1242および出力バッファ1245とのデータのやりとりを行うためのタイミング制御及び、画像圧縮部1543に対するモード設定等の制御を行う。
以下、画像圧縮部1240における処理手順を説明する。まず、画像バス2008を介して、CPU1201から画像バスI/Fコントローラ1241に画像圧縮制御のための設定を行う。この設定により画像バスI/Fコントローラ1241は画像圧縮部1243に対して画像圧縮に必要な設定(たとえばMMR圧縮・JBIG伸長等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU1201から画像バスI/Fコントローラ1241に対して、画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、画像バスI/Fコントローラ1241はRAM1202もしくは画像バス2008上の各デバイスから、画像データの転送を開始する。
受け取った画像データは入力バッファ1242に一時格納され、画像圧縮部1243の画像データ要求に応じて一定の速度で画像を転送する。この際、入力バッファ1242は、画像バスI/Fコントローラ1241と画像圧縮部1243の両者の間で、画像データを転送できるか否かを判断し、画像バス2008からの画像データの読み込み及び/又は、画像圧縮部1243への画像の書き込みが不可能である場合は、データの転送を行わないような制御を行う。以降、このような制御をハンドシェークと称する。
画像圧縮部1243は、受け取った画像データを一旦RAM1244に格納する。これは、画像圧縮処理の際にはその処理種によっては数ライン分のデータを必要とするためであり、すなわち、最初の1ライン分の圧縮を行うために数ライン分の画像データを用意せねばならないためである。
画像圧縮が施された画像データは、直ちに出力バッファ1245に送られる。出力バッファ1245では、画像バスI/Fコントローラ1241及び画像圧縮部1243とのハンドシェークを行い、画像データを画像バスI/Fコントローラ1241に転送する。画像バスI/Fコントローラ1241では、転送されてきた圧縮(もしくは伸長)画像データを、RAM1202もしくは画像バス2008上の各デバイスに対して転送する。
こうした一連の処理は、例えば必要なページ数の処理が終わったとき等、CPU1201からの処理要求がなくなるまで、もしくは圧縮及び伸長時のエラー発生時等、画像圧縮部1240から停止要求が出るまで、繰り返される。
<画像回転部>
図11に、画像回転部1230のブロック構成を示す。画像バスI/Fコントローラ1231は画像バス2008と接続し、そのバスシーケンスの制御とともに、画像回転部1232にモード等を設定する制御及び、画像回転部1232に画像データを転送するためのタイミング制御を行う。
以下、画像回転部1230における処理手順を示す。まず、画像バス2008を介して、CPU1201から画像バスI/Fコントローラ1231に画像回転制御のための設定を行う。この設定により画像バスI/Fコントローラ1231は、画像回転部1232に対して画像回転に必要な設定(たとえば画像サイズや回転方向・角度等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU1201から画像バスI/Fコントローラ1231に対して、画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、画像バスI/Fコントローラ1231はRAM1202もしくは画像バス2008上の各デバイスから、画像データの転送を開始する。
ここでは、回転を行う画像サイズを32×32ビットとし、画像バス2008上への画像データ転送時も32ビット単位で扱うとする。なお、画像データとしては2値画像を想定している。
上述したような32×32ビットの画像データを得るためには、上述した32ビット単位のデータ転送を32回行う必要があり、且つ不連続なアドレスから画像データを転送する必要がある。この様子を図12に示す。このような不連続アドレッシングにより転送された画像データは、読み出し時には所望の角度に回転されているように、RAM1233に書き込まれる。例えば、90度反時計方向回転であれば、最初に転送された32ビットの画像データを、図13に示すようにY方向に書き込んでいく。そして読み出し時にX方向に読み出していくことで、画像が回転される。
32×32ビットの画像回転(RAM1233への書き込み)が完了した後、画像回転部1232はRAM1233から上述した方法で画像データを読み出し、画像バスI/Fコントローラ1231に画像を転送する。
回転処理後の画像データを受け取った画像バスI/Fコントローラ1231は、連続アドレッシングを以て、RAM1202もしくは画像バス2008上の各デバイスにデータを転送する。こうした一連の処理は、例えば必要なページ数の処理が終わったとき等、CPU1201からの処理要求がなくなるまで繰り返される。
<デバイスI/F>
図14に、デバイスI/F部1220の詳細構成を示す。画像バスI/Fコントローラ1221は画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御するとともに、デバイスI/F部1220内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。また、スキャナ部10及びプリンタ部20への制御信号を発生させる。
スキャンバッファ1222は、スキャナ部10から送られてくる画像データを一時保存し、画像バス2008に同期させて画像データを出力する。シリアルパラレル・パラレルシリアル変換部1223は、スキャンバッファ1222に保存された画像データを順番に並べて、あるいは分解して、画像バス2008に転送できるデータ幅に変換する。
パラレルシリアル・シリアルパラレル変換部1224は、画像バス2008から転送された画像データを分解して、あるいは順番に並べて、プリントバッファ1225に保存できるデータ幅に変換する。プリントバッファ1225は、画像バス2008から送られてくる画像データを一時保存し、プリンタ部20に同期させて画像データを出力する。
以下に、画像スキャン時の処理手順を説明する。スキャナ部10から送られてくる画像データを、同じくスキャナ部10から送られてくるタイミング信号に同期させて、スキャンバッファ1222に保存する。そして、画像バス2008がPCIバスである場合には、スキャンバッファ1222内に画像データが32ビット以上入ったときに、画像データを先入れ先出し方式で32ビット分を、スキャンバッファ1222からシリアルパラレル・パラレルシリアル変換部1223に送って32ビットの画像データに変換し、画像バスI/Fコントローラ1221を通して画像バス2008上に転送する。また、画像バス2008がIEEE1394である場合には、スキャンバッファ1222内の画像データを先入れ先出し方式で、スキャンバッファ1222からシリアルパラレル・パラレルシリアル変換部1223に送ってシリアル画像データに変換し、画像バスI/Fコントローラ1221を通して画像バス2008上に転送する。
次に、画像プリント時の処理手順を説明する。画像バス2008がPCIバスである場合には、画像バス2008から送られてくる32ビットの画像データを画像バスI/Fコントローラ1221で受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換部1224に送ってプリンタ部20の入力データビット数の画像データに分解し、プリントバッファ1225に保存する。また、画像バス2008がIEEE1394である場合には、画像バスから送られてくるシリアル画像データを画像バスI/Fコントローラ1221で受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換部1924に送ってプリンタ部20の入力データビット数の画像データに変換し、プリントバッファ1225に保存する。そして、プリンタ部20から送られてくるタイミング信号に同期させて、プリントバッファ1225内の画像データを先入れ先出し方式でプリンタ部20に送る。
<操作部>
図15に、操作部140の外観を示す。液晶操作パネル2301は液晶にタッチパネルを組み合わせたものであり、設定内容の表示、ソフトキーの表示等がなされる。スタートキー2302はコピー動作等の開始を指示するためのハードキーであり、内部に緑色および赤色のLEDが組み込まれており、スタート可能のときに緑色、スタート不可のときに赤色のLEDが点灯する。ストップキー2303は動作を停止させるときに使用するハードキーである。その他のハードキー群としては、テンキー2306、クリアキー2305、リセットキー2304のほか、ガイドキー、ユーザーモードキー等が設けられている。
図16は、液晶操作パネル2301に通常のコピー画面が表示されている様子を示している。すなわち、コピー動作の実行指示待ち状態であり、原稿のスキャンが未だ実行されていない状態での画面表示例を示す。
設定表示部411には、デジタル複合機の現在の動作状況、設定されている倍率、用紙、部数が表示される。倍率ソフトキー群412としては、複写時の倍率に関するソフトキーである等倍、拡大、縮小、ズームキー等が設けられる。等倍キーは複写倍率を100%にする際に押下され、縮小キー、拡大キーは、所定倍率(定型)による縮小、拡大を行う際に押下される。ズームキーは、1%刻みで任意倍率(非定形)による縮小、拡大を行う際に押下される。ソータキー414は、出力用紙の処理方法を指定する際に使用される。両面キー415は、原稿または出力方法として両面印刷が係る場合に使用される。用紙選択キー416は、出力用紙のサイズ、色、マテリアル等の指定画面に遷移する際に使用される。濃度指定キー群417は、読み取りまたは出力画像の濃度を調整し、設定内容を表示する際に使用される。応用モードキー418は、応用モード画面に遷移する際に使用される。
<RFID付き原稿スキャン時の操作部画面表示例>
図17に、本実施形態の特徴であるRFID付き原稿を処理する際の、液晶操作パネル2301の表示例を示す。図1に示したRFID付き原稿よりRFIDタグ102に記憶されている情報を読み取り、メッセージ1702を表示する。これにより、スキャン原稿がRFID付き用紙であってRFID設定情報が含まれている旨をユーザに通知するとともに、操作部設定とRFID設定のいずれを有効とするかを、ユーザに選択させる。ユーザはRFID設定を有効にする場合はボタン1703を、操作部設定を有効にする場合はボタン1704を選択することで、所望の動作を実行させることができる。
図18に、同じくRFID付き原稿を処理する際の、液晶操作パネル2301の別の表示例を示す。RFIDタグに記憶されている情報を読み取り、メッセージ1802を表示してスキャン原稿がRFID付き用紙であってRFID設定情報が含まれている旨をユーザに通知するとともに、RFID設定情報1803を表示する。これにより、ユーザはRFIDによる設定内容を確認することができる。ユーザは設定内容を確認し、RFID設定で実行する場合はOKボタン1804を、RFID設定では実行しない場合はキャンセルボタン1805を選択することで、所望の動作を実行させることができる。すなわち、キャンセルボタン1805の押下により、RFID設定が無効となり、操作部設定が有効となるように設定される。
なお、ここでは図17と図18の2つの表示例を示したが、本発明はもちろんこの例に限定されるものではない。例えば、これら2つの表示例を統合した1画面にて、RFID設定内容の確認、および実行すべき設定の選択を行うことも可能である。
<コピー動作(1枚原稿)>
図19は、本実施形態の画像形成装置において原稿台ガラス901に原稿をセットした際のコピー動作の一例を示すフローチャートである。
まずステップS1901で、操作部140において部数設定、倍率設定等の設定を行う。次にステップS1902でスタートキー2302を押下すると、ステップS1903で原稿台ガラス901に載置された原稿に対するスキャン動作が開始される。このとき、ステップS1904でRFIDリーダ946によるRFIDスキャンが行われる。
そしてステップS1905で、RFIDスキャンを行った結果、RFID設定情報を受信しなかったと判断される場合、すなわち原稿がRFID付き原稿でなかったと判断され、操作部140による設定通りにコピー動作を実行する。一方、原稿がRFID付き原稿であった場合には、ステップS1905でRFID設定情報を受信したと判断され、ステップS1906で操作部140による設定情報とRFID設定情報とが異なるか否かを判断する。操作部設定情報とRFID設定情報が等しい場合は、ステップS1911でそのまま操作部設定通りにコピー動作を行う。
一方、操作部設定情報とRFID設定情報が異なる場合は、ステップS1907で、例えば図18に示したように、RFID設定情報を操作部140の液晶操作パネル2301に表示し、さらにステップS1908で、例えば図17に示したように、操作部設定とRFID設定のいずれを有効とするかを選択する選択画面に切り替えて表示する。なお、ステップS1907とS1908による切り替え表示を、1画面表示による1ステップの処理として行ってもよい(S1907とS1908を同時に表示可能である旨を記載しました)。
ステップS1909で操作部設定が選択されれば、ステップS1911で操作部設定によるコピー動作が行われる。もちろん、RFID設定が選択されればステップS1910でRFID設定によるコピー動作が行われる。
なお、図19に示すフローチャートは本実施形態の一例に過ぎず、RFIDタグ情報を読み取って、プリント出力する前にユーザによる設定確認を行うものであれば、この処理手順に限定されない。
<コピー動作(複数枚原稿)>
図20は、本実施形態の画像形成装置において原稿フィーダ142に複数枚の原稿をセットした際のコピー動作の一例を示すフローチャートである。同図において、基本的な処理手順は上述した図19に示すフローチャートと同様であるため、図19と同様の処理には同一ステップ番号を付し、詳細な説明を省略する。
図20においては、原稿フィーダ142にn枚の原稿をセットして(S2001)、その一枚を読む毎に(S2002)図19と同様の処理、すなわちRFID情報の読み込みとユーザへの確認を行うことを特徴とする。
以上説明したように本実施形態によれば、RFID付き用紙を用いた画像形成処理を行う際に、RFIDタグより読み取った設定情報に基づく装置設定と、操作部からなされた装置設定のいずれを有効とするかを、ユーザが該設定を確認して選択することができる。したがって、両設定が異なる場合においても、ユーザが所望する成果物を確実に生成することができる。
また、ユーザによる装置設定の選択操作を、RFIDによる設定と操作部による設定とが異なった場合に限定するため、ユーザによる確認作業を最低限に抑えることができる。
[第2実施形態]
以下、本発明に係る第2実施形態について説明する。第2実施形態におけるRFIDタグ付き用紙および画像形成装置の構成は上述した第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
第2実施形態においても、原稿フィーダ142を使用して複数枚の原稿を読み取り、コピーを行う。図21に、第2実施形態におけるコピー動作の一例を示す。同図において、基本的な処理手順は上述した第1実施形態の図19に示すフローチャートと同様であるため、図20と同様の処理には同一ステップ番号を付し、詳細な説明を省略する。
第2実施形態においては、ステップS2110で常に操作部設定を有効とするか否か、言い替えれば、以降のRFID設定を全て無効とするか否かが、ユーザによって選択される。例えば図18に例示した表示画面等により、RFIDタグ102による設定が操作部140による設定と矛盾し、ユーザの意図した成果物がプリントされないと判断した場合は、RFID設定をキャンセルすることによって、常に操作部設定が有効となる。
ステップS2110において常に操作部設定を有効とする旨が選択されると、ステップS2112に進んでRFIDリーダ946の動作を停止させる。これにより、以降はRFIDタグの読み込み動作が行われないので、常に操作部設定が有効になる。すなわち、一旦RFIDリーダ946が停止されると、以降の原稿スキャン時には、ステップS2115においてRFIDリーダの停止を確認し、停止していればステップS1904〜S1906のRFID読み込みおよび設定確認処理を行わず、直接ステップS1911の操作部設定によるコピー動作を行う。
以上説明したように第2実施形態によれば、常に操作部設定が有効となるように設定された場合には、RFIDの読み取り動作および設定情報の確認を行わないように制御することによって、処理速度を向上させることができる(第2実施形態の効果を挿入しました。ご確認下さい)。
なお、上述した各実施形態においては、RFIDタグによる設定情報と操作部による設定情報とが異なった場合にメッセージを表示する例を示したが、本発明はこの例に限られるものではなく、ユーザへの報知ができれば、例えばLED点灯やブザー音の鳴動等、どのような手段を用いても良い。また該報知に応じたユーザ操作についても、所定のボタンを押下する等の他の操作に置き換えることが可能である。
[他の実施例]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、スキャナ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複合機など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明に係る一実施形態で使用されるRFIDタグ付き用紙を示す図である。 RFIDタグの電気的構成を示すブロック図である。 RDIFリーダ/ライタの電気的構成を示すブロック図である。 RFIDタグに記憶される情報例を示す図である。 本実施形態における画像形成装置の外観を示す図である。 画像形成装置の詳細構成を示す図である。 画像形成装置におけるコントローラユニットの詳細構成を示す図である。 画像形成装置におけるスキャナ画像処理部の構成を示す図である。 画像形成装置におけるプリンタ画像処理部の構成を示す図である。 画像形成装置における画像圧縮部の構成を示す図である。 画像形成装置における画像回転部の構成を示す図である。 画像回転処理を説明するための図である。 画像回転処理を説明するための図である。 画像形成装置におけるデバイスI/F部の構成を示す図である。 画像形成装置における操作部の外観を示す図である。 通常のコピー動作時の画面表示例を示す図である。 RFID付き原稿処理時の画面表示例を示す図である。 RFID付き原稿処理時の画面表示例を示す図である。 本実施形態におけるコピー動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるコピー動作の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態におけるコピー動作の一例を示すフローチャートである。

Claims (11)

  1. 電子情報を記憶する情報タグが付加されたタグ付き用紙を原稿とした画像形成を可能とする画像形成装置であって、
    操作者の指示に基づいて第1の画像形成モードを設定する操作設定手段と、
    前記情報タグから第2の画像形成モードの設定情報を読み取るタグ読み取り手段と、
    操作者の指示に基づいて、前記第1の画像形成モードと前記第2の画像形成モードのいずれかを選択するモード選択手段と、を有し、
    前記モード選択手段によって選択された画像形成モードに基づく画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記タグ付き用紙は、前記情報タグを紙媒体に埋めこむことによって構成されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記タグ読み取り手段は、前記情報タグを無線にて読み取ることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. さらに、前記第1の画像形成モードと前記第2の画像形成モードとが異なる場合に、その旨を操作者に報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記報知手段は、前記第2の画像形成モードの内容を操作者に報知することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記報知手段は、前記第2の画像形成モードによる画像形成の実行許可を操作者に促すことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. さらに、複数枚の原稿を自動給送して個々に読み取る原稿読み取り手段を有し、
    前記タグ読み取り手段および前記モード選択手段は、個々の原稿毎に動作することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記タグ読み取り手段は、前記モード選択手段によって前記第1の画像形成モードが選択された場合に動作を停止することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 電子情報を記憶する情報タグが付加されたタグ付き用紙を原稿とした画像形成を可能とする画像形成装置における画像形成方法であって、
    操作者の指示に基づいて第1の画像形成モードを設定する操作設定工程と、
    前記情報タグから第2の画像形成モードの設定情報を読み取るタグ読み取り工程と、
    操作者の指示に基づいて、前記第1の画像形成モードと前記第2の画像形成モードのいずれかを選択するモード選択工程と、を有し、
    前記モード選択手段によって選択された画像形成モードに基づく画像形成を行うことを特徴とする画像形成方法。
  10. 情報処理装置を制御することによって、該情報処理装置を請求項1乃至請求項8の何れかに記載された画像形成装置の制御部として動作させることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項10に記載されたプログラムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
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