JP2022514712A - 食材処理方法及び電気炊飯器 - Google Patents

食材処理方法及び電気炊飯器 Download PDF

Info

Publication number
JP2022514712A
JP2022514712A JP2021536236A JP2021536236A JP2022514712A JP 2022514712 A JP2022514712 A JP 2022514712A JP 2021536236 A JP2021536236 A JP 2021536236A JP 2021536236 A JP2021536236 A JP 2021536236A JP 2022514712 A JP2022514712 A JP 2022514712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
liquid
temperature range
foodstuff
rice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021536236A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7201822B2 (ja
Inventor
李晶
房振
蘇瑩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co Ltd filed Critical Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co Ltd
Publication of JP2022514712A publication Critical patent/JP2022514712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7201822B2 publication Critical patent/JP7201822B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/24Warming devices
    • A47J36/2483Warming devices with electrical heating means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/002Construction of cooking-vessels; Methods or processes of manufacturing specially adapted for cooking-vessels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/24Warming devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J43/00Implements for preparing or holding food, not provided for in other groups of this subclass
    • A47J43/24Devices for washing vegetables or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

【課題】本出願の実施例は、食材処理方法と電気炊飯器を提供する。前記方法は、液体を加熱して第1の温度範囲にある液体を得るステップと、第1の温度範囲にある前記液体、及び少なくとも1種類の食材を前記第1の容器に加えるステップと、前記第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を前記第1の温度範囲の液体で洗浄し、洗浄された少なくとも1種類の食材を第2の容器に加えるステップとを含む。【選択図】図1

Description

本出願は、食品加工分野に関し、具体的には食材処理方法及び電気炊飯器に関する。
米は、加工後に皮層の保護が失われるため、貯蔵性が悪く、老化しやすく、その結果、市場で販売されている米のほとんどは、古米又は混合米である。多くの消費者が購入した後の保管期間が長すぎるか、又は保管方法が不適切であるため、新しい米でさえ老化する傾向がある。古米は、組織構造及び成分に一定の変化が発生するため、一定量の米ぬかが混ざっていることが多く、米ぬかが脂肪を多く含んで非常に酸化されやすいため、炊飯時にフロン酸ガス(furoic acid gas)が発生し、ご飯の風味及び食感が悪くなり、ユーザの電気炊飯器に対する使用体験に影響を与える。
これに鑑みて、本出願は、食材が調理後に老化臭やフロン酸臭などの悪臭が発生しないことを効果的に保証し、さらにユーザの電気炊飯器に対する使用体験を向上させることができる、食材処理方法及び電気炊飯器を提供することにあることを主な目的としている。
上記の目的を達成するために、本出願の技術的解決策は、次のように実現される。本出願の実施例の食材処理方法は、電気炊飯器に応用される食材処理方法であって、前記電気炊飯器には少なくとも第1の容器及び第2の容器が含まれ、前記第1の容器が第2の容器と異なり、前記食材処理方法は、液体を加熱して第1の温度範囲にある液体を得るステップと、第1の温度範囲にある前記液体と、少なくとも米を含む少なくとも1種類の食材とを前記第1の容器に加えるステップと、前記第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を前記第1の温度範囲にある液体で洗浄し、洗浄された少なくとも1種類の食材を第2の容器に加えるステップであって、前記第2の容器は、加熱処理を行うときに、加えられた少なくとも1種類の食材のための収容スペースを提供するために使用されるステップとを含む。
上記解決策では、液体を加熱して第1の温度範囲にある液体を得る前記ステップは、液体を加熱して70℃~100℃の液体を得るステップを含む。
上記解決策では、前記第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を前記第1の温度範囲にある液体で洗浄する前記ステップは、第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を第1の温度範囲にある液体で1分間未満である第1の所定時間洗浄するように制御するステップを含む。
上記解決策では、洗浄された少なくとも1種類の食材を第2の容器に加える前記ステップの後に、前記方法は、第1の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加え、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するステップをさらに含む。
上記解決策では、洗浄された少なくとも1種類の食材を第2の容器に加える前記ステップの後に、前記方法は、第2の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加え、前記第2の温度範囲内の液体に基づき、前記第2の容器内で前記少なくとも1種類の食材を第2の所定時間浸して、浸しが完了された後、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するステップをさらに含み、ここで、前記第2の温度範囲は、30℃~60℃である。
上記解決策では、第2の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加える前記ステップは、前記電気炊飯器が通電されてから、水タンク内の液体を加熱するように第2の加熱ユニットを制御するステップと、前記温度検出ユニットが、前記水タンク内の液体が第2の温度範囲まで加熱されたことを検出した場合、前記水タンク内の第2の温度範囲まで加熱された前記液体を排水口を通って前記第2の容器に送るように制御するステップと、をさらに含む。
上記解決策では、前記第2の温度範囲は、40℃より大きい。
上記解決策では、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱する前記ステップは、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するように第3の加熱ユニットを制御するステップを含む。
上記解決策では、前記水タンク内の第2の温度範囲まで加熱された前記液体を排水口を通って前記第2の容器に送るように制御するステップの前であって、水タンク内の液体を加熱するように第2の加熱ユニットを制御する前記ステップの前又は後に、前記方法は、洗浄された少なくとも1種類の食材が前記第2の容器内に入れられているか否かを検出するステップをさらに含む。
上記解決策では、洗浄された少なくとも1種類の食材が前記第2の容器内に入れられているか否かを検出する前記ステップは、前記第2の容器のリアルタイムの計量重量を取得するステップと、前記リアルタイムの計量重量が前記第2の容器の初期計量重量よりも大きいか否かを判断するステップと、そうである場合、洗浄された少なくとも1種類の食材が前記第2の容器内に入れられていると判定するステップと、そうでない場合、洗浄された少なくとも1種類の食材が前記第2の容器内に入れられていないと判定するステップとを含む。
上記解決策では、前記水タンク内の第2の温度範囲まで加熱された前記液体を排水口を通って前記第2の容器に送るように制御する前記ステップは、設定された米と水の比率に応じて前記電気炊飯器の揚水ユニットを制御して、前記第2の容器内の現在の食材の量に対応する量の液体を、排水口を通って前記第2の容器に送るステップを含む。
上記解決策では、前記第2の温度範囲は、70℃~100℃であり、前記第2の所定時間の値の範囲は5秒~30秒である。
本出願は、電気炊飯器をさらに提供し、前記電気炊飯器は、第1の加熱ユニットとプロセッサとを備え、前記第1の加熱ユニットは、液体を加熱して第1の温度範囲にある液体を得るように構成され、前記プロセッサは、前記第1の温度範囲にある液体と、少なくとも米を含む少なくとも1種類の食材とを第1の容器に加えるように制御するように構成され、前記プロセッサは、さらに前記第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を前記第1の温度範囲にある液体で洗浄するように制御し、洗浄された少なくとも1種類の食材を第2の容器に加えるように制御するように構成され、前記第2の容器は、加熱処理を行うときに、加えられた少なくとも1種類の食材のための収容スペースを提供するために使用され、前記第1の容器が第2の容器と異なる。
上記解決策では、前記第1の加熱ユニットは、液体を加熱して70℃~100℃の液体を得るように構成される。
上記解決策では、前記プロセッサは、第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を第1の温度範囲にある液体で1分間未満である第1の所定時間洗浄するように制御するように構成される。
上記解決策では、前記プロセッサは、さらに第1の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加えるように制御し、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するように制御するように構成される。
上記解決策では、前記プロセッサは、さらに第2の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加えた後、前記第2の温度範囲にある液体に基づき、前記第2の容器内で前記少なくとも1種類の食材を第2の所定時間浸して、浸しが完了された後、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するように制御するように構成され、前記第2の温度範囲は30℃~60℃である。
上記解決策では、前記第2の容器は、前記鍋本体内に位置し、前記電気炊飯器は、前記鍋本体に隣接して個別に設けられ、前記第2の容器と連通する排水口が開口される水タンクと、前記水タンク内に設けられ、前記水タンク内の水を加熱するように構成される第2の加熱ユニットと、前記鍋本体内に設けられ、前記第2の容器を加熱するように構成される第3の加熱ユニットと、前記水タンク内の液体の温度を検出するように構成される温度検出ユニットと、をさらに備える。
上記解決策では、前記プロセッサは、それぞれ、前記温度検出ユニット、前記第3の加熱ユニット、及び前記第2の加熱ユニットに電気的に接続され、前記プロセッサは、前記温度検出ユニットが、前記水タンク内の水が前記第2の加熱ユニットによって予め設定された温度まで加熱されたことを検出した場合、前記水タンク内の前記予め設定された温度を有する熱湯を前記排水口を通って前記第2の容器に送るように制御し、前記熱湯を使用して前記第2の容器内の米を第2の所定時間浸した後、前記第2の容器を加熱するように前記第3の加熱ユニットを制御するように構成され、ここで、前記第2の温度範囲は、40℃よりも大きい。
上記解決策では、前記第2の温度範囲は、70℃~100℃であり、前記第2の所定時間の値の範囲は5秒~30秒である。
上記解決策では、前記プロセッサは、設定された米と水の比率に応じて、前記第2の容器内の現在の食材の量に対応する量の液体を前記第2の容器に送るように制御するように構成される。
上記解決策では、前記鍋本体の上にカバーされる上蓋と、前記水タンクの上にカバーされる密閉蓋と、前記制御ユニットに電気的に接続され、前記水タンク内の前記第2の温度範囲を有する液体を前記排水口を通って前記第2の容器に送る揚水ユニットとをさらに備える。
本出願は、コンピュータプログラムを記憶しており、前記コンピュータプログラムがプロセッサに実行されると上述した上記方法の任意のステップを実現するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
本出願の実施例は、食材処理方法と電気炊飯器を提供し、加熱された液体によって食材を第1の容器内で迅速に洗浄した後、食材の加熱のために食材を第2の容器内に加え、この方法は、冷水による食材、特に米の洗浄処理を回避するため、食材が、調理後に老化臭やフロン酸臭などの悪臭が発生しないことを効果的に保証し、さらにユーザの電気炊飯器に対する使用体験を向上させることができる。
本出願の実施例による食材処理方法の模式的なフローチャート1である。 本出願の実施例による電気炊飯器の模式的な構造図1である。 本出願の実施例による食材処理方法の模式的なフローチャート2である。 本出願の選択可能な実施例による食材処理方法のフローチャート3である。 本出願の実施例による食材処理方法の模式的なフローチャート4である。 本出願の実施例による食材処理方法の模式的なフローチャート5である。 本出願の実施例による食材処理方法のフローチャート6である。 本出願の実施例による食材処理方法の模式的なフローチャート7である。 本出願の実施例による電気炊飯器の模式的な機能的構造図である。 本出願の実施例による電気炊飯器の模式的な構造図2である。 本出願の実施例による電気炊飯器の模式的な構造図3である。 本出願の実施例による電気炊飯器の模式的なブロック図である。
以下に図面を組み合わせて技術的解決策をさらに詳しく説明する。ここで説明される具体的な実施例は、本出願を解釈するためのものだけであるが、本出願を限定するために使用されない。
本出願の実施例による食材処理方法は、電気炊飯器に応用され、前記電気炊飯器に少なくとも第1の容器及び第2の容器が含まれ、前記第1の容器が第2の容器と異なり、図1に示すように、前記方法は、液体を加熱して第1の温度範囲にある液体を得るステップS101と、前記第1の温度範囲にある液体と、少なくとも米を含む少なくとも1種類の食材とを前記第1の容器に加えるステップS102と、前記第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を前記第1の温度範囲にある液体で洗浄し、洗浄された少なくとも1種類の食材を第2の容器に加えるステップであって、前記第2の容器が、加熱処理を行うときに、加えられた少なくとも1種類の食材のための収容スペースを提供するために使用されるステップS103とを含む。
なお、前記液体は、食材の洗浄に使用される液体であり、例えば水道水、ミネラルウォーター、滅菌水などの日常生活の中での食材の洗浄に使用される任意の液体であってもよい。
前記食材は、例えば米、あわ、大豆、小麦などの日常生活で食用できる任意の1つ又は複数の食材である。
ここで、第1の容器と第2の容器は、機能が異なり、材質が異なり、かつ収容スペースの大きさも異なる。前記第1の容器は、食材を洗浄するための任意の容器であってもよく、前記容器の形状は、正方形、円形、楕円形などの任意のものであってもよい。前記第2の容器は、収容スペース及び熱伝導機能を有する任意の容器であってもよく、その材質が鉄、銅、合金などであってもよい。
本実施例では、ステップS101で液体を加熱することは、炊飯器内の第1の加熱ユニットによって完了された液体によって加熱して、第1の温度範囲内の液体を得ることであってもよい。前記第1の温度範囲が特定の温度範囲であり、即ち食材を特定の温度範囲の液体で洗浄する。
さらに、上記ステップS101は、具体的には液体を加熱して、70℃~100℃の液体を得るステップを含む。
一例として、上記ステップS101は、水道水が給水管を通って電気炊飯器の内部の第1の容器に入る前に、前記水道水に対して加熱処理を行う必要があることであってもよく、前記加熱処理は、電気炊飯器の内部の給水管に第1の加熱ユニットを設け、第1の加熱ユニットによって水道水の加熱を完了し、具体的には70℃~100℃まで加熱することであってもよい。
実際の操作では、図2に示すように、図2は、本出願の実施例による電気炊飯器の模式的な構造図である。電気炊飯器100では、上記ステップS101における前記加熱処理は、電気炊飯器100の給水管101に第1の加熱ユニット201を設け、第1の加熱ユニット201によって水道水の加熱を完了することであってもよい。
ステップS102で前記第1の温度範囲にある液体と、少なくとも1種類の食材とを前記第1の容器に加えることは、70℃~100℃まで加熱された上記液体、及び少なくとも1種類の食材を第1の容器103に加えることを指す。
ここで、なお、前記少なくとも1種類の食材が少なくとも米を含み、即ち、1種類の食材のみが第1の容器に加えられている場合、前記1種類の食材は、米に限って、複数の食材が第1の容器こ加えられている場合、複数の食材は、米と大豆、米と小麦、米、大豆及び小麦などであってもよい。
ここで、前記第1の容器は、電気炊飯器の内部に位置し、前記第1の容器は、電気炊飯器の内部の米洗浄ユニットであってもよい。
また、なお、少なくとも1種類の食材を第1の容器に加えることは、少なくとも1種類の食材を第1の容器に手動で加えることであってよいし、少なくとも1種類の食材を自動化された操作によって第1の容器に加えることであってもよい。
ここで、前記自動化された操作は、電気炊飯器の内部に貯蔵ボックスが設けられ、少なくとも1種類の食材が貯蔵ボックスに入れられていると、貯蔵ボックス内の少なくとも1種類の食材をパワーユニットによって第1の容器に加えることであってもよい。
さらに、第1の温度範囲にある前記液体は、電気炊飯器の外部で加熱され、次に第1の容器に手動で加えられてもよく、また、電気炊飯器の内部に第1の加熱ユニット、給水管が設けられており、電気炊飯器の内部で、給水管に入った液体を第1の加熱ユニットによって加熱し、次に第1の容器に加えることもできる。
このように、ここでは組み合わせ方式を採用することができ、例えば、電気炊飯器の内部に貯蔵ボックスがなく、第1の加熱ユニット及び給水管もない方式、電気炊飯器の内部に貯蔵ボックスがあるが、第1の加熱ユニットと給水管がない方式、電気炊飯器の内部に第1の加熱ユニット、給水管があるが、貯蔵ボックスがない方式、図2に示すような電気炊飯器の内部に貯蔵ボックスがあるだけでなく、第1の加熱ユニット及び給水管もある方式、であってもよい。
一例として、上記ステップS102は、米及び70℃~100℃の水を電気炊飯器の第1の容器、即ち米洗浄ユニットに加えることであってもよい。
又は、上記ステップS102は、さらに米、小麦及び70℃~100℃の水を電気炊飯器内の米洗浄ユニットに加えることであってもよい。当然、米及び他の任意の1つ又は複数の食材を含むこともできるが、本実施例では網羅的に記載されていない。
実際の操作では、図2に示すように、前記ステップS102は、前記第1の容器103が電気炊飯器100の内部に位置し、給水管101に接続され、前記液体が第1の加熱ユニット201によって70℃~100℃まで加熱された後、給水管101を通って第1の容器103に入り、前記貯蔵ボックス106内に位置する少なくとも1種類の食材が貯蔵ボックス106の底部にある圧力ユニットを通って第1の容器103に入ることであってもよい。
ステップS103において前記第1の容器内で前記の少なくとも1種類の食材を前記第1の温度範囲にある液体で洗浄することは、第1の容器内で食材を70℃~100℃の温度の液体で洗浄することを指す。食材を70℃~100℃の温度範囲にある液体で洗浄する目的は、高温で脂肪分解酵素を不活性化させることであり、そのため、加工された食材は、風味と食感が良好である。
具体的には、本実施例で言及される食材には少なくとも米が含まれ、ほとんどの米は、保管時間が長すぎるため、表面に米ぬかが生成され、米ぬかがより多くの脂肪を含み、酸化しやすい。脂肪酸分解酵素は、30℃~40℃の範囲で最も機能しやすく、食材を低温の液体で洗浄すると、リパーゼが活性化する温度帯をゆっくりと通過するため、脂肪酸は酵素によって分解されてヘキサナール、バレルアルデヒドなどを生成し、ヘキサナールとバレルアルデヒドは食品の糠臭、老化臭に直接関係している。ヘキサナール、バレルアルデヒドなどの含有量が多いほど、食品の糠臭と老化臭が大きくなる。
Figure 2022514712000002
表1は異なる温度の液体に基づいて米を洗浄した後の米のヘキサナールとバレルアルデヒドの含有量の変化を示している。表1から、70℃の場合、ヘキサナールとバレルアルデヒドの含有量が大幅に低下していることがわかる。
さらに、一般的に言えば、動植物にける酵素の最適温度は、30℃~40℃であるが、細菌及び真菌における酵素の最適温度は大きく異なり、一部の酵素の最適温度は70℃まで高くなることができる。
このように、表1と上記の既知の酵素の最適温度に基づいて、この例では食材、特に米を70℃~100℃の液体で洗浄し、分解酵素を不活性化させ、これにより、米が加熱時に老化臭及びフロン酸臭を出すことを回避する。
洗浄が完了された後、前記70℃~100℃の液体を排出し、洗浄後の少なくとも1種類の食材を第2の容器に加える。前記第2の容器は電気炊飯器の内部に位置し、加熱処理を行うときに、加えられた少なくとも1種類の食材のための収容スペースを提供するために使用され、同時に熱伝導機能を有し、前記第2の容器は、電気炊飯器の内釜であってもよい。
一例として、上記ステップS103は、電気炊飯器内の第1の容器、即ち米洗浄ユニット内で米を70℃~100℃の水で洗浄し、洗浄が完了された後、前記米の洗浄に使用される水を排出し、水が排出された後に残された米を第2の容器、即ち内釜に加えることであってもよい。
実際の操作では、図2に示すように、前記第2の容器104は、電気炊飯器100の内部に位置し、上記ステップS103は、第1の容器103内で前記少なくとも1種類の食材を振動によって洗浄し、洗浄が完了された後、まず前記液体を給水管を通って排出し、次に第1の容器103に残された少なくとも1種類の食材を第2の容器104に加えるように説明されてもよい。ここで、第1の容器103の底部にある可動開口部から第2の容器104に入れることができ、さらに、第1の容器103内で食材を洗浄する方式も攪拌であってもよい。
上記ステップS103は、さらに電気炊飯器の米洗浄ユニット内で米及び小麦を70℃~100℃の水で洗浄し、洗浄が完了された後、前記米及び小麦の洗浄に使用される水を排出し、水が排出された後に残された米及び小麦を内釜に加えることであってもよい。
さらに、ステップS103において前記第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を前記第1の温度範囲にある液体で洗浄することは、具体的には、第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を第1の温度範囲にある液体で第1の所定時間洗浄することを含むことができる。
ここで、前記第1の所定時間は、実際のニーズに応じて設定されてもよく、例えば、30秒に設定されてもよく、又は、1分30秒に設定されてもよく、1種類の好ましい例では、第1の所定時間は、1分間未満に設定されてもよい。
なお、前記70℃~100℃の液体に基づき、前記第1の容器に加えた少なくとも1種類の食材を洗浄する時間は、制限があり、これは、古米が70℃~100℃の液体で数秒間洗浄されると分解酵素が不活性化し、糠臭と老化臭の発生を抑制するためである。しかしながら、瞬間加熱を経て、上記液体と短時間接触した後、米粒の表面のみが処理され、米粒の内部の温度がわずかに上昇し、米粒のデンプンはほとんどゼラチン化されておらず、でんぷんのロス量が少なく、ご飯の食感に影響を与えない。洗浄時間が長すぎ、例えば1分を超えると、米のでんぷんが多く失われ、液体の排出に伴って廃棄される。
ここで、電気炊飯器のプログラム制御で食材の洗浄時間長を設定することができ、ユーザは、電気炊飯器外のボタンで洗浄時間長を選択することができる。具体的な設定方式は、電気炊飯器のタイミング、予約機能を参照して、対応する設定を行うことができるが、ここでは説明を省略する。
一例として、上記ステップS103は、電気炊飯器の米洗浄ユニット内で米を70℃~100℃の水で30秒洗浄し、洗浄が完了された後、前記米の洗浄に使用される水を排出し、水が排出された後に残された米を内釜に加えることであってもよい。
上記ステップS103は、さらに電気炊飯器の米洗浄ユニット内で米及び小麦を70℃~100℃の水で30秒洗浄し、洗浄が完了された後、米及び小麦の洗浄に使用される前記水を排出し、水が排出された後に残された米及び小麦を内釜に加えることであってもよい。
本出願の一例では、図3に示すように、上記ステップS103の後、前記方法は、第1の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加え、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するステップS104をさらに含む。
なお、食材の調理プロセスでは、熱湯で調理すると、食材の調理時間を短縮することができ、ユーザによって迅速な炊飯を選択する場合又は米の品質が硬い場合、食材を熱湯で調理することができる。
ここで、食材の洗浄が完了された後、洗浄された液体を排出し、残された少なくとも1種類の食材を第2の容器に加え、70℃~100℃の液体を第2の容器に加えて、加熱を開始する。
一例として、上記ステップS104は、第1の容器、即ち米洗浄ユニット内で米を70℃~100℃の水で迅速に洗浄し、洗浄が完了された後、米の洗浄に使用される水を排出し、残された米を内釜に加えると共に、前記内釜内に70℃~100℃の水を加え、加熱して炊飯を開始することであってもよい。
実際の操作では、図2に示すように、前記ステップS104は、食材が洗浄された後、液体を排出し、食材を第2の容器104に加えた後、給水管101を通って新しい液体を加え、この液体が第1の加熱ユニット201によって70℃~100℃まで加熱された後、第1の容器103に入り、次に第1の容器103の底部を通って第2の容器104に入り、第3の加熱ユニット105によって加熱を開始することであってもよい。
上記の選択可能な実施例の食材処理方法を明確に表現するために、図4を参照して具体的に説明する。図4は上記の選択可能な実施例の食材処理のフローチャートである。図4に示すように、前記「米を入れる」とは、少なくとも1種類の食材を第1の容器に加えることを指すことができ、前記「水を入れる」とは液体が給水管を通って入ることを指すことができ、前記「水を加熱する」は、給水管の末の端部に設けられた第1の加熱ユニットによって給水管内の液体を加熱することを指すことができ、前記「米を熱湯(70℃~100℃)で洗浄する」とは第1の容器内で少なくとも1種類の食材を加熱された70℃~100℃の液体で洗浄し、洗浄が完了された後、液体を排出し、残された食材を第2の容器に加えて、熱湯を再度加え、食材の調理を開始することを指すことができる。
本出願の別の例では、図5に示すように、上記ステップS103の後、前記方法は、
第2の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加え、前記第2の温度範囲にある液体に基づき、前記第2の容器内で前記少なくとも1種類の食材を第2の所定時間浸して、浸しが完了された後、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するステップS105をさらに含むことができる。ここで、前記第2の温度範囲は、30℃~100℃である。
1つの好ましい例では、第2の温度範囲は、30℃~60℃であってもよい。
ここで、食材の洗浄が完了された後、洗浄された液体を排出し、残された少なくとも1種類の食材を第2の容器に加えた後、30℃~60℃の液体を第2の容器に加えて、前記30℃~60℃の液体が前記少なくとも1種類の食材を第2の所定時間浸すために使用され、十分に浸した後、加熱を開始する。
さらなる別の好ましい例では、第2の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加える前記ステップは、前記電気炊飯器が通電されてから、水タンク内の液体を加熱するように第2の加熱ユニットを制御するステップと、前記温度検出ユニットが、前記水タンク内の液体が第2の温度範囲まで加熱されたことを検出した場合、前記水タンク内の第2の温度範囲まで加熱された前記液体を排水口を通って前記第2の容器に送るように制御するステップとをさらに含む。
第2の温度範囲は、40℃よりも大きくすることができる。
ここで、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱する前記ステップは、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するように第3の加熱ユニットを制御するステップを含む。
少なくとも1種類の食材を米とし、液体を水として例に挙げて説明すると、図6を参照でき、以下のプロセスステップを含む。
ステップS202において、前記電気炊飯器が通電されてから、前記水タンク内の水を加熱するように前記第2の加熱ユニットを制御する。
ステップS204において、前記温度検出ユニットが、前記水タンク内の水が予め設定された温度まで加熱されたことを検出した場合、前記水タンク内の前記第2の温度範囲を有する熱湯を排水口を通って前記第2の容器に送るように制御し、ここで、前記第2の温度範囲は40℃よりも大きい。
ステップS206において、前記熱湯を使用して前記第2の容器内の米を第2の所定時間浸した後、前記第2の容器を加熱するように第3の加熱ユニットを制御する。
当該実施例では、電気炊飯器が通電されてから、第2の加熱ユニットによって水タンク内の水を加熱し、温度検出ユニットによって水の温度をモニタリングし、水タンク内の水が第2の温度範囲まで加熱されると、第2の温度範囲を有する熱湯を水タンクの排水口を通って第2の容器に提供して、当該熱湯を使用して第2の容器内の米を第2の所定時間浸した後、第3の加熱ユニットを起動して第2の容器を加熱してご飯の炊飯を完了することができる。ユーザが古米を使用して炊飯することを考えるときに、その表面の米ぬかに含まれる脂肪が酸化されやすくて脂肪酸になり、脂肪分解酵素の作用で脂肪酸がカルボニル化合物を生成するため、ご飯の風味及び食感が悪く、古米の糠臭と老化臭の成分が主に脂肪分解酵素に関係していることがわかり、脂肪分解酵素が30℃~40℃の範囲で最も機能しやすいため、好ましくは、第2の加熱ユニットによって水タンク内の水を40℃以上に加熱してから炊飯前の米の浸し及びさらなるご飯の炊飯のために第2の容器に送ることができ、40℃以上の温度を有する熱湯を使用して米を浸すプロセスにおいて、脂肪分解酵素が不活性化することにより、古米の表面の米ぬかの脂肪が酸化・分解されることを回避し、古米の炊飯の風味と食感が悪い問題を効果的に改善し、且つご飯を熱湯で炊飯することで、ご飯の炊飯効果を向上させることに役立ち、ユーザの電気炊飯器に対する使用体験を向上させる目的を達成する。
さらに好ましくは、前記第2の温度範囲の値の範囲は、70℃~100℃である。
前記第2の所定時間の値の範囲は5秒~30秒である。又は、前記第2の所定時間は任意の時間長、例えば30分間、60分間などであってもよく、具体的にはユーザの意向に依存する。
一例では、水タンクから第2の容器に輸送された第2の温度範囲を有する熱湯が第2の所定時間内で脂肪分解酵素を効果的かつ迅速に不活性化させることができるために、第2の加熱ユニットによって水タンク内の水を70℃~100℃まで加熱して、脂肪分解酵素が活性化する温度帯を避けることができ、脂肪分解酵素が高温の熱湯の作用で不活性化する反応速度、及びご飯の炊飯プログラム全体の時間長の制御を考慮すると、第2の温度範囲を有する熱湯を使用して米を浸す時間長を5秒~30秒の範囲内に制御することができる。
さらに、前記第2の所定時間の値は、前記第2の温度範囲の値に反比例し、即ち温度値が高いほど、浸し時間の値は短くなる。
さらに、本実施例の調理制御方法は、ステップ204の前、前記水タンク内の水を加熱するように第2の加熱ユニットを制御するステップ202の前又は後に、洗浄された米が前記第2の容器に入れられているか否かを検出するステップをさらに含む。
当該実施例では、洗浄された米を第2の容器に入れるステップは、第2の加熱ユニットによって水タンク内の水を加熱する前にも後にも実行されてもよく、洗浄された米を第2の容器に入れることは、洗浄された米を鍋本体内に配置された第2の容器に入れることを指すことができ、また、洗浄された米を入れた第2の容器を鍋本体内に配置することを指すこともでき、つまり、洗浄された米を第2の容器に入れてから対応する炊飯プログラムを起動し、水タンク内の水を第2の加熱ユニットによって加熱するように制御することができ、即ち当該炊飯プログラムには水タンク内の水を加熱するプログラムが含まれ、電気炊飯器が通電されてから、洗浄された米を第2の容器に入れる前に、第2の加熱ユニットを予め起動して水タンク内の水を加熱し、洗浄された米を第2の容器に入れた直後に、対応する炊飯プログラムを起動して水タンク内の熱湯が第2の容器に入るようにすることができ、即ち当該炊飯プログラムには水タンク内の水を加熱するプログラムが含まれなく、水タンク内の水を予め加熱することにより、ユーザは、炊飯時間を短縮する目的を達成するために、当該予め加熱する過程で米の洗浄などの操作を行うことができる。
一例として、上記ステップS105は、第1の容器、即ち米洗浄ユニット内で米を70℃~100℃の水で迅速に洗浄し、洗浄が完了された後、米の洗浄に使用される水を排出し、残された米を内釜(つまり第2の容器)に加えると共に、前記内釜内に30℃~60℃の水を加え、前記30℃~60℃の水に基づいて内釜内の米を30分間浸し、十分に浸した後、加熱を開始することであってもよい。
一例では、図2に示すように、食材が洗浄された後、液体を排出し、食材を第2の容器104に加えた後、給水管101を通って新しい液体を加え、この液体が第1の加熱ユニット201によって30℃~60℃まで加熱された後、第1の容器103に入り、次に第1の容器103の底部を通って第2の容器104に入り、第2の容器104内で一定の時間長の浸しを完了し、十分に浸した後、第3の加熱ユニット105によって加熱を開始することであってもよい。
また、なお、少なくとも1種類の食材を浸す前記ステップは、第1の容器内で完了されてもよく、即ち米洗浄ユニット内で米を70℃~100℃の水で迅速に洗浄した後、米の洗浄に使用される水を排出し、洗浄された米を洗浄ユニットに残してから30℃~60℃の水を洗浄ユニットに入れ、前記30℃~60℃の水に基づいて第1の容器内の米を一定の時間長浸し、十分に浸した後、加熱を開始する。
一例では、図2に示すように、少なくとも1種類の食材への浸しが第1の容器103内で発生する場合、前記ステップS105は、食材が洗浄された後、液体を排出してから、前記少なくとも1種類の食材を第1の容器103に残し、給水管101を通って新しい液体を加え、この液体が第1の加熱ユニット201によって40℃~60℃まで加熱された後、第1の容器103に入り、第1の容器103内で食材の浸しを行い、十分に浸した後、第3の加熱ユニット105によって加熱を開始するように説明されてもよい。
上記の別の選択可能な実施例の食材処理方法を明確に表現するために、図7を参照して具体的に説明する。図7は上記の選択可能な実施例の食材処理のフローチャートである。図7に示すように、前記「米を入れる」とは、少なくとも1種類の食材を第1の容器に加えることを指すことができ、前記「水を入れる」とは液体が給水管を通って入ることを指すことができ、前記「水を加熱する」とは給水管の末の端部に設けられた第1の加熱ユニットによって給水管内の液体を加熱することを指すことができ、前記「米を熱湯(70℃~100℃)で洗浄する」とは第1の容器内で少なくとも1種類の食材を加熱された70℃~100℃の液体で洗浄し、洗浄が完了された後、液体を排出し、残された食材を第2の容器に加えて、前記「米を温水(30℃~60℃)で浸す」は、30℃~60℃の熱湯を第2の容器に再度加えて、前記30℃~60℃の熱湯に基づいて食材を第2の容器に浸し、十分に浸した後に食材の調理を開始することを指すことができる。当然、ここでの浸しは食材を第1の容器に浸し、十分に浸した後に食材の調理を開始することであってもよい。これまで、食材の処理が完了される。
さらなる別の例では、前記水タンク内の第2の温度範囲まで加熱された前記液体を排水口を通って前記第2の容器に送るように制御するステップの前、水タンク内の液体を加熱するように第2の加熱ユニットを制御する前記ステップの前又は後、前記方法は、洗浄された少なくとも1種類の食材が前記第2の容器内に入れられているか否かを検出するステップをさらに含む。
ここで、洗浄された少なくとも1種類の食材が前記第2の容器内に入れられているか否かを検出する前記ステップは、前記第2の容器のリアルタイムの計量重量を取得するステップと、前記リアルタイムの計量重量が前記第2の容器の初期計量重量よりも大きいか否かを判断するステップと、そうである場合、洗浄された少なくとも1種類の食材が前記第2の容器内に入れられていると判定するステップと、そうでない場合、洗浄された少なくとも1種類の食材が前記第2の容器内に入れられていないと判定するステップとをさらに含む。
ここで、前記水タンク内の第2の温度範囲まで加熱された前記液体を排水口を通って前記第2の容器に送るように制御する前記ステップは、前記第2の容器内の現在の食材の量に対応する量の液体を排水口を通って前記第2の容器に送るように前記電気炊飯器の揚水ユニットを、設定された米と水の比率に応じて制御するステップを含む。
具体的には、食材を米とし、液体を水として例に挙げて説明する。洗浄された米が前記第2の容器内に入れられているか否かを検出する前記ステップは、図8に示すプロセスステップのように具体的に実行されてもよい。
ステップS302において、前記第2の容器のリアルタイムの計量重量を取得する。
ステップS304において、前記リアルタイムの計量重量が前記第2の容器の初期計量重量よりも大きいか否かを判断し、そうである場合、ステップS306を実行し、そうでない場合、ステップS308を実行する。
ステップS306において、洗浄された米が前記第2の容器内に入れられていると判定する。
ステップS308において、洗浄された米が前記第2の容器内に入れられていないと判定する。
当該実施例では、具体的には、第2の容器の計量重量の変化状況を検出することで、米が第2の容器内に入れられているか否かの自動検出を実現することができ、これは、正確で直感的であり、同時に第2の容器内の米の量を確定又は確認することに役立つ。
さらに、上記実施例におけるステップS204は、具体的には、前記第2の容器内の現在の米の量に対応する水の量を前記排水口を通って前記第2の容器に送るように前記電気炊飯器の揚水ユニットを設定された米と水の比率に応じて制御するように実行されてもよい。
当該実施例では、炊飯されたご飯の効果と食感を確保するために、第2の容器に加えられた現在の米の量に基づき、設定された米と水の比率に対応する水の量を確定し、さらに電気炊飯器の揚水ユニットによって当該水の量の水タンク内の第2の温度範囲を有する熱湯を第2の容器に送ることができる。
本出願の実施例による食材処理方法では第1の容器内で、加熱された液体によって食材を迅速に洗浄した後、食材の加熱のために食材を第2の容器内に加え、冷水による食材、特に米の洗浄処理を回避するため、食材が調理後に老化臭やフロン酸臭などの悪臭が出ないことを効果的に保証し、さらにユーザの電気炊飯器に対する使用体験を向上させることができる。
上記実施例の同じ技術的概念に基づいて、本出願の別の実施例は、電気炊飯器を提供する。図9に示すように、前記電気炊飯器200は、第1の加熱ユニット201及びプロセッサ202を備え、ここで、前記第1の加熱ユニット201は、液体を加熱して第1の温度範囲にある液体を得るように構成され、前記プロセッサ202は、前記第1の温度範囲にある液体と、少なくとも米を含む少なくとも1種類の食材とを第1の容器に加えるように制御するように構成され、前記プロセッサ202は、さらに前記第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を前記第1の温度範囲にある液体で洗浄するように制御し、洗浄された少なくとも1種類の食材を第2の容器に加えるように制御するように構成され、前記第2の容器が、加熱処理を行うときに、加えられた少なくとも1種類の食材のための収容スペースを提供するために使用され、前記第1の容器が第2の容器と異なる。
ここで、前記第1の加熱ユニット201は、給水管の末の端部にある第1の加熱ユニットを制御することで、流れる液体を加熱する。前記プロセッサ202は、主に電気炊飯器200の機能プロセスの実行を制御するために使用される。
なお、前記少なくとも1種類の食材と第1の温度範囲の液体を第1の容器に加える前記ステップは、プロセッサ202が少なくとも1種類の食材を第1の容器に加えるように制御し、第1の温度範囲の液体が電気炊飯器の第1の容器に入るように制御するステップであってもよく、また、前記プロセッサ202が、第1の温度範囲の液体のみが電気炊飯器の第1の容器に入るように制御するステップであってもよく、前記少なくとも1種類の食材は、第1の容器に手動で加えられてもよい。
プロセッサ202が第1の温度範囲の液体を制御するだけでなく、少なくとも1種類の食材が第1の容器に入るように制御する場合に対して、具体的には、前記電気炊飯器200は、さらに貯蔵ボックスをさらに備え、前記貯蔵ボックスの底部には圧力ユニットが存在し、前記少なくとも1種類の食材が第1の容器に加えられることは、プロセッサ202が前記炊飯器200の内部の貯蔵ボックスの底部にある圧力ユニットを制御することにより、貯蔵ボックス内の米を第1の容器に押し込むことであってもよく、第1の温度範囲の液体は、第1の加熱ユニット201が加熱するように第1の加熱ユニットを制御した後に得られるものであり、プロセッサ202によって制御されて第1の容器に入る。
プロセッサ202が、第1の温度範囲の液体のみが第1の容器に入るように制御するが、少なくとも1種類の食材が第1の容器に手動で加えられる場合に対して、具体的には、前記少なくとも1つの食材が第1の容器に手動で加えられた後、第1の加熱ユニット201は、液体を加熱するように第1の加熱ユニットを制御し、前記プロセス202は、さらに前記加熱された液体が第1の容器に入るように制御する。
さらに、前記第1の加熱ユニット201が液体を加熱した後、具体的には70℃~100℃の液体が得られる。
ここで、前記プロセッサ202は、第1の容器内で食材を70℃~100℃の温度の液体で洗浄するように制御する。食材を70℃~100℃の温度範囲にある液体で洗浄する目的は、高温で脂肪分解酵素を不活性化させることであり、そのため、調理後の食材は、風味と食感が良好である。
一例として、水道水が給水管を通って電気炊飯器内の第1の容器、即ち米洗浄ユニットに入る前に、電気炊飯器内の給水管に第1の加熱ユニット201を設けることで、前記水道水への加熱処理を行うように第1の加熱ユニットを制御し、具体的には70℃~100℃まで加熱する。
前記プロセッサ202は、さらに第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を第1の温度範囲にある液体で1分間未満である第1の所定時間洗浄するように制御するように構成される。
前記70℃~100℃の液体に基づき、前記第1の容器に加えられた少なくとも1種類の食材を洗浄する時間が制限され、洗浄時間が長すぎ、例えば1分間を超えると、米のでんぷんが多く失われ、液体の排出に伴って廃棄される。
一例として、上記プロセッサ202は、米を70℃~100℃の水で30秒洗浄するように電気炊飯器内の第1の容器、即ち米洗浄ユニットを制御することができ、具体的には、電気炊飯器は、振動を発生させるように米洗浄ユニットを制御し、又は攪拌して米洗浄ユニット内の米を洗浄することができ、上記プロセッサ202は、さらに洗浄時間を制御し、洗浄時間を1分間内に制御し、洗浄が完了された後、さらに洗浄のための水を排出し、米洗浄ユニットの底部の開口部を制御し、残された米を第2の容器、即ち内釜に加える。
前記プロセッサ202は、さらに第1の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加えるように制御し、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するように制御するように構成される。
なお、食材の調理中、熱湯で調理すると、食材の調理時間を短縮することができ、ユーザによって迅速な炊飯を選択する場合又は米の品質が硬い場合、食材を熱湯で調理することができる。
ここで、プロセッサ202は、振動を発生させるように米洗浄ユニットを制御し、又は攪拌して第1の容器内の食材を洗浄し、液体を排出し、第1の容器に残された食材が第2の容器に入り、次に、プロセッサ202は、再度第1の加熱ユニット201との連携により、70℃~100℃の液体を第2の容器に加えて、さらに加熱を開始するように電気炊飯器内の第3の加熱ユニットを制御する。
前記プロセッサ202は、さらに第2の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加えた後、前記第2の温度範囲にある液体に基づき、前記第2の容器内で前記少なくとも1種類の食材を第2の所定時間浸して、浸しが完了された後、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するように制御するように構成され、ここで、前記第2の温度範囲は30℃~60℃である。
なお、食材の調理中、食材を温水で一定の時間長浸し、加熱して調理することにより、調理後の食材の食感がより軟かくなることができる。
ここで、プロセッサ202は、振動を発生させるように第1の容器を制御し、又は攪拌して第1の容器内の食材を洗浄し、液体を排出し、第1の容器に残された食材が第2の容器に入り、次に、プロセッサ202は、再度第1の加熱ユニット201との連携により、30℃~60℃の液体を第2の容器に加えて、第2の容器内の少なくとも1種類の食材を前記30℃~60℃の液体で第2の所定時間浸した後、プロセッサ202は、加熱を開始するように電気炊飯器内の第3の加熱ユニットを制御する。
電気炊飯器が物理的構造と機能的構造からなるので、本実施例をよりよく理解するために、以下に図9及び図2を組み合わせて具体的に説明する。
図9では、前記第1の加熱ユニット201は、液体を加熱するように構成され、具体的には、第1の加熱ユニット201は、加熱するように図2の給水管101の末の端部に設けられた第1の加熱ユニット201を制御し、これにより、第1の加熱ユニット201を流れる液体の温度が変化する。
前記プロセッサ202は、第1の温度範囲にある前記液体、及び少なくとも1種類の食材を第1の容器に加えるように構成され、即ち、前記プロセッサ202は、貯蔵ボックス106内の米が第1の容器103に押し込まれるように、図2の貯蔵ボックス106の底部にある圧力ユニットを制御し、同様に、給水管101内の加熱された液体も前記プロセッサ202によって制御されて第1の容器103に入る。
前記プロセッサ202は、さらに前記第1の容器103内で前記少なくとも1種類の食材を前記第1の温度範囲の液体で洗浄するように制御するように構成され、即ち、プロセッサ202が、加熱された液体及び米が第1の容器103に入るように制御した後、前記プロセッサ202は、振動を発生させるように第1の容器103を制御して第1の容器101内の米を洗浄する。さらに、前記プロセッサ202はさらに洗浄時間を制御するように構成され、具体的な洗浄時間が1分を超えない。
さらに、前記プロセッサ202は、洗浄を完了するように制御した後、第1の容器103内の液体を給水管101を通って排出するように制御し、ここで、前記液体の排出は、プロセッサ202が液体を、排水管(図2で図示せず)を通って排出するように制御することであってもよく、ここで前記給水、排水方式について洗濯機の給水及び排水モードを参照でき、ここで、説明を省略する。
プロセッサ202が液体を排出するように制御した後、洗浄された米が第1の容器内に残し、前記プロセッサ202は、第1の容器103の底部の弁が開くように制御し、第1の容器103の底部に開口部を形成させて、洗浄された米を第2の容器104に落ちさせる。
1つの実施例として、熱湯での炊飯を達成し、炊飯時間を短縮するために、前記プロセッサ202は、図2に示される給水管101を通るように液体を再度制御することができ、前記第1の加熱ユニット201は、給水管内の液体を70℃~100℃まで加熱するように第1の加熱ユニット201を制御し、加熱された液体は、第1の容器103を通って第2の容器104に入り、このとき、前記プロセッサ202は、第2の容器104内の米と液体を加熱し、炊飯を開始するように第3の加熱ユニットを制御する。
別の実施例として、調理後の食材の柔らかさを達成するために、前記プロセッサ202は、図2に示される給水管101を通るように液体を再度制御することができ、このとき、前記第1の加熱ユニット201は、給水管内の液体を30℃~600℃まで加熱するように第1の加熱ユニット201を制御し、加熱された液体は、第1の容器103を通って第2の容器104に入り、第2の容器104内で、加熱された液体を使用して米を浸して、浸し時間がユーザによって自ら決定され、十分に浸した後、ユーザは、加熱ボタンを押し、前記プロセッサ202は、第2の容器104内の米と液体を加熱し、炊飯を開始するように第3の加熱ユニット105を制御する。
ここで、第1の容器内で米の浸しを実現することもでき、十分に浸した後、ユーザは、加熱ボタンを押し、前記プロセッサ202は、第1の容器103の底部の弁が開くように制御し、第1の容器103内の米と液体が第2の容器104に入り、さらに第2の容器104内の米と液体を加熱し、即ち炊飯を開始するように第3の加熱ユニット105を制御する。
上記の例を組み合わせると、別の例では、前記第2の容器は、前記鍋本体内に位置し、前記電気炊飯器は、鍋本体に隣接して個別に設けられ、前記第2の容器と連通する排水口が開口される水タンクと、前記水タンク内に設けられ、前記水タンク内の水を加熱するように構成される第2の加熱ユニットと、前記鍋本体内に設けられ、前記第2の容器を加熱するように構成される第3の加熱ユニットと、前記水タンク内の液体の温度を検出するように構成される温度検出ユニットとをさらに備える。
ここで、前記プロセッサは、それぞれ、前記温度検出ユニット、前記第3の加熱ユニット及び前記第2の加熱ユニットに電気的に接続され、前記プロセッサは、前記温度検出ユニットが、前記水タンク内の水が前記第2の加熱ユニットによって予め設定された温度まで加熱されたことを検出した場合、前記水タンク内の前記予め設定された温度を有する熱湯を前記排水口を通って前記第2の容器に送るように制御し、前記熱湯を使用して前記第2の容器内の米を第2の所定時間浸した後、前記第2の容器を加熱するように前記第3の加熱ユニットを制御するように構成され、ここで、前記予め設定された温度は、40℃よりも大きい。
前記第2の温度範囲は、70℃~100℃であり、前記第2の所定時間の値の範囲は5秒~30秒である。
前記プロセッサは、設定された米と水の比率に応じて、前記第2の容器内の現在の食材の量に対応する量の液体を前記第2の容器に送るように構成される。
前記鍋本体の上にカバーされる上蓋と、前記水タンクの上にカバーされる密閉蓋と、前記制御ユニットに電気的に接続され、前記水タンク内の前記第2の温度範囲を有する液体を前記排水口を通って前記第2の容器に送る揚水ユニットとをさらに備える。
図10に示すように、本出願の実施例の電気炊飯器は、鍋本体10、第2の容器104、水タンク30、上蓋40及び密閉蓋50を備える。ここで、第2の容器104は、鍋本体10内に位置し、上蓋40は、鍋本体10をカバーするために使用され、具体的には、上蓋40は、調理中に鍋本体10の上にカバーされるときに、炊飯器の使用上の安全性を確保し、保温などの役割を果たすために、第2の容器104と密閉空間を形成することができる。
なお、図10に提供される電気炊飯器が図2に提供される電気炊飯器の模式的な構造図と矛盾しないが、例えば、図11を参照して、図2の電気炊飯器を基礎とし他の部材を追加することができることを理解すべきである。以下、図10又は図11に基づき、液体を水とし、少なくとも1種類の食材に米が含まれ、詳細に説明する。
水タンク30は、鍋本体10に隣接して個別に設けられ、且つ水タンク30には第二容器104に連通する排水口(図示せず)が開口され、密閉蓋50は、水タンク30をカバーするために使用され、具体的には、水タンク30に設けられた密閉蓋50は、加熱中に保温しやすく、また、水タンク30に水を補充して水タンク30を定期的にクリーンアップしやすくすることなどがある。
さらに、図10又は図11に示すように、電気炊飯器は、第3の加熱ユニット105、第2の加熱ユニット70、温度検出ユニット(図示せず)及びプロセッサ(図示せず)をさらに備え、第3の加熱ユニット105、第2の加熱ユニット70と温度検出ユニットはいずれもプロセッサに電気的に接続されている。
ここで、第3の加熱ユニット105は、鍋本体10内に設けられ、第2の容器104を加熱するように構成され、第2の加熱ユニット70は、水タンク30内に設けられ、水タンク30内の水を加熱するように構成され、温度検出ユニットは、第2の加熱ユニット70が水タンク30内の水を加熱する過程で水タンク30内の水の温度を検出するように構成され、プロセッサは、温度検出ユニットが水タンク30内の水が第2の加熱ユニット70に第2の温度範囲まで加熱されることを検出した場合、水タンク30内の第2の温度範囲を有する熱湯を排水口を通って第2の容器104に送るように制御し、ここで前記第2の温度範囲が40℃よりも大きく、熱湯を使用して第2の容器104内の米を第2の所定時間浸した後、第2の容器104を加熱するように第3の加熱ユニット105を制御するように構成される。
当該実施例では、電気炊飯器には単独でかつ温度制御を実現できる水タンク30が設けられ、第2の温度範囲を有する熱湯を排水口を通って第2の容器104に提供して、第3の加熱ユニット105を起動して第2の容器104を加熱してご飯を炊く前に当該第2の温度範囲を有する熱湯を第2の所定時間浸すが、ユーザが古米を使用してご飯を炊くことを考えるときに、その表面の米ぬかに含まれる脂肪が酸化されやすく脂肪酸になり、脂肪分解酵素の作用で脂肪酸がカルボニル化合物を生成するため、ご飯の風味及び食感が悪く、古米の糠臭と老化臭の成分が主に脂肪分解酵素に関係していることがわかり、脂肪分解酵素が30℃~40℃の範囲で最も機能しやすいため、好ましくは、第2の加熱ユニットによって水タンク30内の水を40℃以上まで加熱してから炊飯前の米の浸し及びさらなるご飯の炊飯のために第2の容器104に送ることができ、40℃以上の温度を有する熱湯を使用して米を浸す過程で、脂肪分解酵素が不活性化することにより、古米の表面の米ぬかの脂肪が酸化・分解されることを回避し、古米の炊飯の風味と食感が悪い問題を効果的に改善し、且つご飯を熱湯で炊くことで、ご飯の炊飯効果を向上させることに役立ち、ユーザの電気炊飯器に対する使用体験を向上させる目的を達成する。
さらに、プロセッサは、上蓋40内に設けられてもよい。
さらに、上記実施例では、前記第2の温度範囲の値の範囲は、70℃~100℃であり、前記第2の所定時間の値の範囲は、5秒~30秒である。
水タンク30から第2の容器104に輸送された第2の温度範囲を有する熱湯が第2の所定時間内に脂肪分解酵素を効果的かつ迅速に不活性化させることができるために、第2の加熱ユニット70によって水タンク30内の水を70℃~100℃まで加熱し、脂肪分解酵素が活性化である温度帯を避けることができ、脂肪分解酵素が高温の熱湯の作用で不活性化する反応速度、及び炊飯プログラム全体の時間長の制御を考慮すると、第2の温度範囲を有する熱湯を使用して米を浸す時間長を5秒~30秒の範囲内に制御することができる。
さらに、前記第2の所定時間の値は、前記第2の温度範囲の値に反比例し、即ち温度値が高いほど、浸す時間の値は短くなる。
具体的には、具体的には、米を70℃~100℃の熱湯で瞬時に加熱することにより、脂肪分解酵素が活性化する温度帯を回避し、脂肪分解酵素を不活性化させ、米の老化臭と糠臭の分解を回避することができ、老化臭と糠臭の成分がヘキサナールとバレルアルデヒドとなり、冷水で炊飯すると、加熱中で、脂肪分解酵素が活性化する温度帯をゆっくりと通過し、放出されたヘキサナールとバレルアルデヒドの含有量が高くなり、この解決策で処理すると、ヘキサナールとバレルアルデヒドの含有量が少なくなり、かつ70℃~100℃で効果が最も高く、米の熱湯処理温度が古米のご飯の風味に及ぼす影響について表1を参照することができ、ここでは説明を省略する。
さらに、上記実施例では、前記プロセッサは、具体的には、設定された米と水の比率に応じて、前記第2の容器104内の現在の米の量に対応する水の量を前記第2の容器104に送るように構成される。
炊飯されたご飯の効果と食感を確保するために、第2の容器104に加えられている米の量に基づき、設定された米と水の比率に対応する水の量を確定し、さらに当該水の量の水タンク30内の第2の温度範囲を有する熱湯を第2の容器に送ることができる。
ここで、第2の容器104内の現在の米の量は、米を第2の容器104に入れて炊飯プログラムを開始するときにユーザによって選択的に設定されてもよく、また、電気炊飯器は、第2の容器104内の現在の米の量を自動的に測定することができ、例えば鍋本体10内にロードセルを設けることにより、第2の容器104に米を入れる前、米を入れた後の重量変化によって確定されることなどがある。
さらに、上記実施例では、電気炊飯器は、プロセッサに電気的に接続され、水タンク30内の第2の温度範囲を有する熱湯を排水口を通って第2の容器104に送るように構成される揚水ユニット(図示せず)をさらに備える。
1つの具体的な実施例では、揚水ユニットは、水ポンプと、一端が水タンク30の排水口に密封されて接続され、他端が第2の容器104に延在する送水パイプとを少なくとも含み、プロセッサが動作を開始するように水ポンプを制御する場合、水タンク30内の水を送水パイプを通って第2の容器104にポンプで送る。
別の具体的な実施例では、揚水ユニットは、加圧ユニットと、一端が水タンク30の排水口に密封されて接続され、他端が第2の容器104内に延在する送水パイプとを少なくとも含み、水タンク30内の圧力を増加させて、水タンク30内の圧力を第2の容器104内の圧力よりも強くし、即ち両者間に圧力差が形成され、それによって水タンク30内の水を送水パイプを介して第2の容器104に押し込むために使用される。
別の具体的な実施例では、揚水ユニットは、降圧ユニットと、一端が水タンク30の排水口に密封されて接続され、他端が第2の容器104内に延在する送水パイプとを少なくとも含み、第2の容器104内の圧力を低下させて、水タンク30内の圧力を第2の容器104内の圧力よりも強くし、即ち両者間に圧力差が形成され、それによって水タンク30内の水を送水パイプを介して第2の容器104に押し込むために使用され、具体的には、降圧ユニットは、第2の容器104内の空気を抽出して負圧にするための真空引きユニットであってもよい。
さらに、上記揚水ユニットは、さらに給水の量の精密で正確な制御を実現するために、水タンクから第2の容器に流入する水の量をカウントするための水流量計を含むことができる。
当然、本出願の他の実施例では、他の方式により水タンク30内の第2の温度範囲を有する水を第2の容器104に送ることができ、例えば、水タンク30を第2の容器104の位置よりも高い位置に配置し、一端が水タンク30の排水口に密封されて接続され、他端が第2の容器104内に延在する送水パイプを設け、送水パイプに水タンク30内の水の温度が第2の温度範囲に達するときに開くことができるゲートスイッチを設けることなどがある。
さらに、上記実施例では、前記電気炊飯器は、さらに電気圧力鍋等であってもよい。
本実施例では、電気炊飯器では、第1の加熱ユニット201を設けることにより、第1の容器に入った、食材を洗浄ための液体を70℃~100℃に加熱し、次にプロセッサ202が振動を発生させるように第1の容器を制御することなどの形態で食材の高温洗浄を実現し、このような処理方式を採用すると、食材が、調理後に老化臭やフロン酸臭などの悪臭が出ないことを効果的に保証し、さらにユーザの電気炊飯器に対する使用体験を向上させることができる。そして、第1の加熱ユニット201が存在しているため、給水管を通って電気炊飯器の内部に入る液体の温度をユーザが自分で制御することができ、調理中のより多くの利便性を保証し、さらに、プロセッサ202が振動を発生させるように第1の容器を制御することにより、第1の容器内の食材を洗浄すること、液体の排出を制御すること、及び第1の容器に残された食材が第2の容器に入ることを、実現し、これにより、電気炊飯器全体の使用がよりインテリジェントになり、より便利となる。
図12に示すように、本出願の実施例の電気炊飯器は、プロセッサ404と、前記プロセッサで実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリ402とを備えることができ、前記プロセッサ404は、前記メモリ402に記憶された前記実行可能な命令を実行すると上記実施例2に記載される方法に対応する調理制御方法のステップを実現するように構成される。
同じ発明の概念に基づいて、本出願の実施例はさらに上記実施例の方法に対応するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。本出願の実施例は、さらにプコンピュータプログラムを記憶しており、前記コンピュータプログラムがプロセッサに実行されると上記方法の実施例のステップを実行するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供するが、前記記憶媒体は、モバイル記憶デバイス、読み出し専用メモリ(ROM:Read~Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる各種の媒体を含む。
上記は、本出願の具体的な実施形態だけであるが、本出願の保護範囲は、これに制限されず、当業者が本出願で開示された技術範囲内で容易に想到し得る変化又は置き換えは、全て本出願の保護範囲以内に含まれるべきである。従って、本出願の保護範囲は、前記請求項の保護範囲に準拠するべきである。
上記解決策では、洗浄された少なくとも1種類の食材を第2の容器に加える前記ステップの後に、前記方法は、第2の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加え、前記第2の温度範囲内の液体に基づき、前記第2の容器内で前記少なくとも1種類の食材を第2の所定時間浸して、浸しが完了された後、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するステップをさらに含み、ここで、前記第2の温度範囲は、30℃~100℃である。
上記解決策では、第2の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加える前記ステップは、前記電気炊飯器が通電されてから、水タンク内の液体を加熱するように第2の加熱ユニットを制御するステップと、温度検出ユニットが、前記水タンク内の液体が第2の温度範囲まで加熱されたことを検出した場合、前記水タンク内の第2の温度範囲まで加熱された前記液体を排水口を通って前記第2の容器に送るように制御するステップと、を含む。
さらなる別の好ましい例では、第2の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加える前記ステップは、前記電気炊飯器が通電されてから、水タンク内の液体を加熱するように第2の加熱ユニットを制御するステップと、前記温度検出ユニットが、前記水タンク内の液体が第2の温度範囲まで加熱されたことを検出した場合、前記水タンク内の第2の温度範囲まで加熱された前記液体を排水口を通って前記第2の容器に送るように制御するステップとを含む。
さらに、本実施例の調理制御方法は、ステップ204の前、前記水タンク内の水を加熱するように第2の加熱ユニットを制御するステップ202の前又は後に、洗浄された米が前記第2の容器に入れられているか否かを検出するステップをさらに含む。
ここで、前記プロセッサ202は、給水管の末の端部にある第1の加熱ユニットを制御することで、流れる液体を加熱する。前記プロセッサ202は、主に電気炊飯器200の機能プロセスの実行を制御するために使用される。
図9では、前記第1の加熱ユニット201は、液体を加熱するように構成され、具体的には、プロセッサ202は、加熱するように図2の給水管101の末の端部に設けられた第1の加熱ユニット201を制御し、これにより、第1の加熱ユニット201を流れる液体の温度が変化する。
前記プロセッサ202は、さらに前記第1の容器103内で前記少なくとも1種類の食材を前記第1の温度範囲の液体で洗浄するように制御するように構成され、即ち、プロセッサ202が、加熱された液体及び米が第1の容器103に入るように制御した後、前記プロセッサ202は、振動を発生させるように第1の容器103を制御して第1の容器103内の米を洗浄する。さらに、前記プロセッサ202はさらに洗浄時間を制御するように構成され、具体的な洗浄時間が1分を超えない。
1つの実施例として、熱湯での炊飯を達成し、炊飯時間を短縮するために、前記プロセッサ202は、図2に示される給水管101を通るように液体を再度制御することができ、前記プロセッサ202は、給水管内の液体を70℃~100℃まで加熱するように第1の加熱ユニット201を制御し、加熱された液体は、第1の容器103を通って第2の容器104に入り、このとき、前記プロセッサ202は、第2の容器104内の米と液体を加熱し、炊飯を開始するように第3の加熱ユニットを制御する。
別の実施例として、調理後の食材の柔らかさを達成するために、前記プロセッサ202は、図2に示される給水管101を通るように液体を再度制御することができ、このとき、前記プロセッサ202は、給水管内の液体を30℃~600℃まで加熱するように第1の加熱ユニット201を制御し、加熱された液体は、第1の容器103を通って第2の容器104に入り、第2の容器104内で、加熱された液体を使用して米を浸して、浸し時間がユーザによって自ら決定され、十分に浸した後、ユーザは、加熱ボタンを押し、前記プロセッサ202は、第2の容器104内の米と液体を加熱し、炊飯を開始するように第3の加熱ユニット105を制御する。
図12に示すように、本出願の実施例の電気炊飯器は、プロセッサ404と、前記プロセッサで実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリ402とを備えることができ、前記プロセッサ404は、前記メモリ402に記憶された前記実行可能な命令を実行すると上記実施例に記載される方法に対応する調理制御方法のステップを実現するように構成される。

Claims (23)

  1. 電気炊飯器に応用される食材処理方法であって、前記電気炊飯器には少なくとも第1の容器と第2の容器が含まれ、前記第1の容器が第2の容器と異なり、前記食材処理方法は、
    液体を加熱して第1の温度範囲にある液体を得るステップと、
    第1の温度範囲にある前記液体と、少なくとも米を含む少なくとも1種類の食材とを前記第1の容器に加えるステップと、
    前記第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を前記第1の温度範囲にある液体で洗浄し、洗浄された少なくとも1種類の食材を第2の容器に加えるステップであって、前記第2の容器は、加熱処理を行うときに、加えられた少なくとも1種類の食材のための収容スペースを提供するために使用されるステップとを含む
    食材処理方法。
  2. 液体を加熱して第1の温度範囲にある液体を得る前記ステップは、
    液体を加熱して70℃~100℃の液体を得るステップを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を前記第1の温度範囲にある液体で洗浄する前記ステップは、
    第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を第1の温度範囲にある液体で、1分間未満である第1の所定時間洗浄するステップを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  4. 洗浄された少なくとも1種類の食材を第2の容器に加える前記ステップの後に、前記方法は、
    第1の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加え、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するステップをさらに含むことを特徴とする
    請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 洗浄された少なくとも1種類の食材を第2の容器に加える前記ステップの後に、前記方法は、
    第2の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加え、前記第2の温度範囲内の液体に基づき、前記第2の容器内で前記少なくとも1種類の食材を第2の所定時間浸して、浸しが完了された後、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するステップをさらに含み、
    ここで、前記第2の温度範囲は、30℃~100℃であることを特徴とする
    請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 第2の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加える前記ステップは、
    前記電気炊飯器が通電されてから、水タンク内の液体を加熱するように第2の加熱ユニットを制御するステップと、
    前記温度検出ユニットが、前記水タンク内の液体が第2の温度範囲まで加熱されたことを検出した場合、前記水タンク内の第2の温度範囲まで加熱された前記液体を排水口を通って前記第2の容器に送るように制御するステップと、をさらに含むことを特徴とする
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2の温度範囲は40℃よりも大きいことを特徴とする
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱する前記ステップは、
    前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するように第3の加熱ユニットを制御するステップを含むことを特徴とする
    請求項6に記載の方法。
  9. 前記水タンク内の第2の温度範囲まで加熱された前記液体を排水口を通って前記第2の容器に送るように制御するステップの前であって、水タンク内の液体を加熱するように第2の加熱ユニットを制御する前記ステップの前又は後に、前記方法は、
    洗浄された少なくとも1種類の食材が前記第2の容器内に入れられているか否かを検出するステップをさらに含むことを特徴とする
    請求項8に記載の方法。
  10. 洗浄された少なくとも1種類の食材が前記第2の容器内に入れられているか否かを検出する前記ステップは、
    前記第2の容器のリアルタイムの計量重量を取得するステップと、
    前記リアルタイムの計量重量が前記第2の容器の初期計量重量より大きいか否かを判断するステップと、
    そうである場合、洗浄された少なくとも1種類の食材が前記第2の容器内に入れられていると判定するステップと、
    そうでない場合、洗浄された少なくとも1種類の食材が前記第2の容器内に入れられていないと判定するステップとを含むことを特徴とする
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記水タンク内の第2の温度範囲まで加熱された前記液体を排水口を通って前記第2の容器に送るように制御する前記ステップは、
    設定された米と水の比率に応じて前記電気炊飯器の揚水ユニットを制御して、前記第2の容器内の現在の食材の量に対応する量の液体を、排水口を通って前記第2の容器に送るステップを含むことを特徴とする
    請求項6~10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第2の温度範囲は、70℃~100℃であり、
    前記第2の所定時間の値の範囲は5秒~30秒であることを特徴とする
    請求項11に記載の方法。
  13. 第1の加熱ユニットとプロセッサとを備える電気炊飯器であって、
    前記第1の加熱ユニットは、液体を加熱して第1の温度範囲にある液体を得るように構成され、
    前記プロセッサは、前記第1の温度範囲にある液体と、少なくとも米を含む少なくとも1種類の食材とを第1の容器に加えるように制御するように構成され、
    前記プロセッサは、前記第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を前記第1の温度範囲にある液体で洗浄するように制御し、洗浄された少なくとも1種類の食材を第2の容器に加えるように制御するように構成され、前記第2の容器は、加熱処理を行うときに、加えられた少なくとも1種類の食材のための収容スペースを提供するために使用され、前記第1の容器が第2の容器と異なることを特徴とする
    電気炊飯器。
  14. 前記第1の加熱ユニットは、
    液体を加熱して70℃~100℃の液体を得るように構成されることを特徴とする
    請求項13に記載の電気炊飯器。
  15. 前記プロセッサは、
    第1の容器内で前記少なくとも1種類の食材を第1の温度範囲にある液体で1分間未満である第1の所定時間洗浄するように制御するように構成されることを特徴とする
    請求項13に記載の電気炊飯器。
  16. 前記プロセッサは、
    第1の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加えるように制御し、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するように制御するように構成されることを特徴とする
    請求項13~15のいずれか一項に記載の電気炊飯器。
  17. 前記プロセッサは、
    第2の温度範囲にある液体を前記第2の容器に加えた後、前記第2の温度範囲内の液体に基づき、前記第2の容器内で前記少なくとも1種類の食材を第2の所定時間浸して、浸しが完了された後、前記第2の容器内の少なくとも1種類の食材及び液体を加熱するように制御するように構成され、ここで、前記第2の温度範囲は30℃~60℃であることを特徴とする
    請求項13~15のいずれか一項に記載の電気炊飯器。
  18. 前記第2の容器は、前記鍋本体内に位置し、前記電気炊飯器は、
    前記鍋本体に隣接して個別に設けられ、前記第2の容器と連通する排水口が開口される水タンクと、
    前記水タンク内に設けられ、前記水タンク内の水を加熱するように構成される第2の加熱ユニットと、
    前記鍋本体内に設けられ、前記第2の容器を加熱するように構成される第3の加熱ユニットと、
    前記水タンク内の液体の温度を検出するように構成される温度検出ユニットと、をさらに備えることを特徴とする
    請求項17に記載の電気炊飯器。
  19. 前記プロセッサは、それぞれ、前記温度検出ユニット、前記第3の加熱ユニット、及び前記第2の加熱ユニットに電気的に接続され、
    前記プロセッサは、前記温度検出ユニットが、前記水タンク内の水が前記第2の加熱ユニットによって予め設定された温度まで加熱されたことを検出した場合、前記水タンク内の前記予め設定された温度を有する熱湯を前記排水口を通って前記第2の容器に送るように制御し、前記熱湯を使用して前記第2の容器内の米を第2の所定時間浸した後、前記第2の容器を加熱するように前記第3の加熱ユニットを制御するように構成され、
    ここで、前記第2の温度範囲は、40℃よりも大きいことを特徴とする
    請求項18に記載の電気炊飯器。
  20. 前記第2の温度範囲は、70℃~100℃であり、
    前記第2の所定時間の値の範囲は5秒~30秒であることを特徴とする
    請求項19に記載の電気炊飯器。
  21. 前記プロセッサは、設定された米と水の比率に応じて、前記第2の容器内の現在の食材の量に対応する量の液体を前記第2の容器に送るように制御するように構成されることを特徴とする
    請求項19又は20に記載の電気炊飯器。
  22. 前記鍋本体の上にカバーされる上蓋と、
    前記水タンクの上にカバーされる密閉蓋と、
    前記制御ユニットに電気的に接続され、前記水タンク内の前記第2の温度範囲を有する液体を前記排水口を通って前記第2の容器に送る揚水ユニットとをさらに備えることを特徴とする
    請求項21に記載の電気炊飯器。
  23. コンピュータプログラムを記憶しているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムが、プロセッサに実行されると請求項1~12のいずれか一項に記載の方法のステップを実現する
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2021536236A 2018-12-21 2019-10-14 食材処理方法及び電気炊飯器 Active JP7201822B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201811573829.5A CN111345669B (zh) 2018-12-21 2018-12-21 一种食材处理方法以及电饭煲
CN201811573829.5 2018-12-21
PCT/CN2019/111108 WO2020125172A1 (zh) 2018-12-21 2019-10-14 一种食材处理方法以及电饭煲

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022514712A true JP2022514712A (ja) 2022-02-14
JP7201822B2 JP7201822B2 (ja) 2023-01-10

Family

ID=71101049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021536236A Active JP7201822B2 (ja) 2018-12-21 2019-10-14 食材処理方法及び電気炊飯器

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP7201822B2 (ja)
KR (1) KR102486355B1 (ja)
CN (1) CN111345669B (ja)
WO (1) WO2020125172A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05245039A (ja) * 1992-03-03 1993-09-24 Iseki & Co Ltd 穀類処理装置
JP2006334126A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0564541A (ja) * 1991-09-03 1993-03-19 Hisanao Zenno おから、脱脂大豆粕、あん粕、ぬか、脱脂ぬか又はふすまを成分とする漬物床、それより得られる調味液及び固形調味剤及びそれらを用いて製造される野菜、魚貝又は肉類の漬物類及び浸漬物類
JPH078376A (ja) * 1993-06-23 1995-01-13 San Seiki Seisakusho:Kk 洗米仕込み装置
CN2174127Y (zh) * 1993-09-30 1994-08-17 温宇彬 时控自动煮饭机
JP2000350661A (ja) * 1999-06-11 2000-12-19 Satake Eng Co Ltd 一釜式炊飯方法
HU224862B1 (en) * 2002-03-06 2006-03-28 Abo Mill Malomipari Rt Process for producing of rice by short cooking time
JP4039183B2 (ja) * 2002-08-29 2008-01-30 松下電器産業株式会社 炊飯器
JP3858811B2 (ja) * 2002-11-22 2006-12-20 松下電器産業株式会社 炊飯器
JP4414264B2 (ja) * 2003-04-11 2010-02-10 株式会社古川製作所 米飯加工方法及び装置
JP2007050368A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Shiyuuzo Fukunaga 洗米装置及び洗米方法並びに洗米機能付き炊飯装置
US20090065435A1 (en) * 2007-09-10 2009-03-12 Powell Intellectual Property Holdings, Llc Modified Biogenic Silica and Method for Purifying a Liquid
CN201264998Y (zh) * 2008-09-16 2009-07-01 李普选 隧道式棕榈果穗杀酵机
CN101658383B (zh) 2009-09-22 2011-01-05 陆强 全自动消毒电饭机
CN101717688B (zh) * 2009-11-20 2012-03-21 中南林业科技大学 一种米糠制油预处理方法
CN103607900B (zh) * 2011-06-24 2015-06-03 株式会社明治 含有较多的非脂乳固体成分且具有良好风味的黄油及其制作方法
KR20130012110A (ko) * 2012-11-22 2013-02-01 김추부 비만 퇴치 우물쌓기 물 끓이는 법
ITMI20122249A1 (it) * 2012-12-28 2014-06-29 Eni Spa Procedimento per la produzione di lipidi da biomassa
CN104798890B (zh) * 2015-04-28 2018-05-11 九阳股份有限公司 一种豆浆的制作方法
CN104939266B (zh) * 2015-05-11 2018-04-17 西南大学 一种米糠灭酶稳定化处理方法
CN105494870A (zh) * 2015-12-28 2016-04-20 内蒙古蒙牛乳业(集团)股份有限公司 雪糕预处理的方法及雪糕
CN205866584U (zh) * 2016-04-15 2017-01-11 九阳股份有限公司 一种智能电饭煲及智能烹饪系统
CN105902140B (zh) * 2016-06-15 2018-02-02 浙江苏泊尔家电制造有限公司 电炊具的控制方法
CN108236350B (zh) * 2016-12-27 2020-05-08 广东美的生活电器制造有限公司 液体加热容器和液体加热容器的食材清洗方法
CN108784446B (zh) * 2017-05-02 2020-08-25 李亚锐 一种智能电饭煲、集成式电动阀及滤网管道
CN208017362U (zh) * 2017-06-16 2018-10-30 美的集团股份有限公司 烹饪器具
CN109199156B (zh) * 2017-06-30 2022-04-26 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 物料清洗装置、物料清洗温度控制方法和烹饪器具
CN208114507U (zh) 2017-06-30 2018-11-20 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 物料清洗装置和烹饪器具
CN107365624A (zh) * 2017-08-31 2017-11-21 郑州兴昊都商贸有限公司 卧式履带式棕榈鲜果刹酵装置及刹酵工艺
CN107484949B (zh) * 2017-09-15 2020-02-14 山西省农业科学院农产品加工研究所 一种燕麦蒸谷米的制作方法
CN208030937U (zh) * 2017-12-01 2018-11-02 九阳股份有限公司 烹饪器具的自动洗米装置及烹饪器具
CN108576801A (zh) * 2018-03-27 2018-09-28 河南护理职业学院 一种减肥保健食品及其制备方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05245039A (ja) * 1992-03-03 1993-09-24 Iseki & Co Ltd 穀類処理装置
JP2006334126A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器

Also Published As

Publication number Publication date
KR20210105961A (ko) 2021-08-27
WO2020125172A1 (zh) 2020-06-25
JP7201822B2 (ja) 2023-01-10
KR102486355B1 (ko) 2023-01-09
CN111345669B (zh) 2022-03-15
CN111345669A (zh) 2020-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107105939B (zh) 加热烹调装置
JP3220352U (ja) インテリジェント炊飯器
RU2651889C2 (ru) Способ и устройство для приготовления риса
CN110037536B (zh) 有色糙米烹饪控制方法、装置和电饭煲
CN110558852A (zh) 一种烹饪控制方法以及烹饪器具
CN112545296B (zh) 烹饪方法、烹饪器具及计算机存储介质
CN110613301A (zh) 烹饪设备、烹饪控制方法及装置、存储介质
CN112806826A (zh) 烹饪器具及其控制方法
JP2022514712A (ja) 食材処理方法及び電気炊飯器
JP2009055937A (ja) 炊飯器
JP2004344568A (ja) 炊飯器および炊飯方法
CN110547664A (zh) 烹饪器具、烹饪方法和计算机可读存储介质
CN110547662B (zh) 烹饪器具、烹饪方法和计算机可读存储介质
JP2004344570A (ja) 炊飯器
CN114568957B (zh) 烹饪器具的控制方法、控制装置、控制器及烹饪器具
CN111466789B (zh) 液体加热容器及其控制方法、计算机可读存储介质
CN110547659B (zh) 烹饪器具、烹饪方法和计算机可读存储介质
CN110547663B (zh) 烹饪器具、烹饪方法和计算机可读存储介质
CN109953634A (zh) 烹饪方法、烹饪装置、烹饪器具和计算机可读存储介质
CN116058647A (zh) 烹饪器具、控制方法、存储介质及处理器
EP3508032B1 (en) A fermentation unit
CN115590359A (zh) 烹饪器具及其控制方法、电子设备、存储介质
CN117338152A (zh) 烹饪方法和烹饪器具
CN118021176A (zh) 一种匀热内胆的煮饭控制方法
CN117338174A (zh) 烹饪方法和烹饪器具

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210803

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7201822

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150