JP3858811B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機器本体の天面あるいは側面に機器を操作する操作部を有する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の水使用機器は図7に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図7に示すように、機器外郭51の表面には、外郭部材55を装着する外郭部材装着部56を凹設している。この外郭部材装着部56には操作部52のアクチュエータ52aが臨む操作部操作孔57と、操作に対応して表示をするパイロットランプ53が貫通するパイロットランプ孔58を設けている。樹脂製の外郭部材55は、予め防水フィルム59と一体成形し、操作部60には外郭部材55の樹脂はなく防水フィルム59のみとなっている。また、外郭部材55は接着部62により機器外郭51に水密に接着されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−209849号公報(第3−4項、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の構成では、本体内部に水が侵入しないようにし、かつ段差や溝がなく、手入れしやすいよう操作部60のみは防水フィルム59のみで構成した機器であっても、外郭は有色部材からなり、透明感のある質感を機器外郭に表現することができず、深みがあり高級感のあるデザインはできなかった。また、機器表面に文字や絵柄を立体的に表現することができなかった。
【0006】
本発明は上記課題を解決するもので、外郭に透明感のある質感を表現し、深みがあり高級感のあるデザインができるようにするとともに、機器表面の文字や絵柄を立体的に表現し見やすくすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、機器本体の天面あるいは側面に機器を操作する操作部を有し、表面の透明フィルム層の下層に透明材料層を有し、さらにその下層に前記透明材料層と成形密着性のある遮光性の有色材料層を一体に形成し、部分的に前記透明フィルム層のみの部分を有する外郭部材で外郭を構成し、前記操作部は前記外郭部材の前記透明フィルム層の部分に設け、前記透明フィルム層の一部に施した加飾が前記透明材料層を 透過して前記外殻部材の底面に映り立体的に表現できるべく、前記透明フィルム層に比べ前記透明材料層を厚く設定するものである。
【0008】
これにより、安価に機器外郭に透明感のある質感を表現することができ、深みがあり高級感のあるデザインができるとともに、機器表面の文字や絵柄を立体的に表現し見やすくすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
請求項に記載の発明は、機器本体の天面あるいは側面に機器を操作する操作部を有し、表面の透明フィルム層の下層に透明材料層を有し、さらにその下層に前記透明材料層と成形密着性のある遮光性の有色材料層を一体に形成し、部分的に前記透明フィルム層のみの部分を有する外郭部材で外郭を構成し、前記操作部は前記外郭部材の前記透明フィルム層の部分に設け、前記透明フィルム層の一部に施した加飾が前記透明材料層を透過して前記外殻部材の底面に映り立体的に表現できるべく、前記透明フィルム層に比べ前記透明材料層を厚く設定するものであり、安価に機器外郭に透明感のある質感を表現することができ、深みがあり高級感のあるデザインができるとともに、機器表面の文字や絵柄を立体的に表現し見やすくすることができる。
【0010】
請求項に記載の発明は、上記請求項に記載の発明において、外郭部材を機器に固定するための嵌合部を有色材料層に構成したものであり、外郭部材を本体に機構的かつ確実に、そして簡単に取りつけることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、炊飯器を例に図面を参照しながら説明する。
【0012】
参考例1)
図2に示すように、炊飯器本体(機器本体)1は、有底筒状の鍋収納部1aを有し、鍋2を着脱自在に収納する。鍋収納部1aの底部に設けた底誘導コイル3は、鍋加熱手段を構成するもので、鍋2を誘導加熱し炊飯・保温を行う。底センサ4は、鍋2の温度を検知し、制御部5へ信号を送る。制御部5は底センサ4の信号より底誘導コイル3の通電量を制御し、鍋2の加熱量を制御することで鍋2の温度を炊飯・保温時に適温に制御する。
【0013】
炊飯器本体1の上部は、炊飯器本体1の後部のヒンジ部6に設けたヒンジ軸7にて軸支した蓋体8により開閉自在に覆っている。蓋体8の先端に蓋係合部14を設けており、炊飯器本体1の前方のフックボタン16と閉蓋時に係合し、炊飯または保温中に蓋体8が開くのを防止する。フックボタン16を押すと、蓋係合部14とフックボタン16の係合が外れ、蓋体8のヒンジ部6に設けたヒンジばね17のばね力よって蓋体8が開く。
【0014】
炊飯中や保温中にご飯から発生した蒸気は蓋体8の鍋2側に付着し、蓋体8を開いたときに露が本体上縁部1bに滴下したり、保温中にご飯の上に落下して、ご飯を白化させたりする。そこで、蓋体8には鍋2の内部空間を加熱する加熱板9を設けており、加熱板9は蓋加熱手段である蓋誘導コイル10により誘導加熱され発熱し、炊飯・保温中の蓋体8への露つきを防止する。
【0015】
加熱板9には加熱板蒸気口9aを設けており、炊飯・保温中に発生する蒸気は、加熱板蒸気口9aを通過し、蓋蒸気口8cから外部へ流出する。蒸気口パッキン18は、加熱板蒸気口9aからの蒸気が蓋体8の内部に流入するのを防止している。また、鍋パッキン19は、加熱板9と鍋2のフランジ部2aの間から蒸気が外部へ漏れ出すのを防止している。
【0016】
蓋体8には、鍋加熱手段と蓋加熱手段を操作する操作部13を設けている。操作部13を蓋体8に設置すると、炊飯器がどちらの向きに向いていても操作部13を操作でき、使い勝手がよいのに加え、炊飯器本体1の設置面積が少なくなり、炊飯器本体1の置き場所を確保しやすい。
【0017】
蓋体8の外郭は、図1に示すように、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂などの透明材料層15dの表面に、厚さ0.05〜0.3mmのポリエチレンテレフタレート樹脂等の透明フィルム層15cを一体に成形し、部分的に透明フィルム層15cのみで構成される開口部15aを有する外郭部材15で覆われている。透明材料層15dの厚さは、透明フィルム層15cに比べて十分に厚肉の1〜3mmとなっている。
【0018】
そして、操作部13は外郭部材15の開口部15aに位置している。開口部15aには透明フィルム層15cで構成される凸状のエンボス部15fを設け、押しボタンスイッチとして機能し、エンボス部15fと対向して取り付けたキー13bを介してスイッチ13aを操作可能にしている。そして、外郭部材15の透明材料層15dにおいて、透明フィルム層15cと反対側の面15bは有色な加飾15eを施している。
【0019】
上記構成において作用を説明する。透明フィルム層15cと透明材料層15dを透過して透明材料層15dの透明フィルム層15cと反対側の面15bの加飾15eが透視されるので、外郭に透明感のある質感が表現でき、深みがあり高級感のあるデザインが可能となる。ここで、表面の透明フィルム層15cに比べて透明材料層15dが厚いほど透明感のある質感が強調される。
【0020】
例えば、透明フィルム層15cの厚さは、操作部13の操作性から0.05〜0.3mmとされ、透明材料層15dの厚さは1mm以上あると、かなりの透明感のある質感が表現できる。
【0021】
また、本参考例のごとく、炊飯器等の調理機器においては、調理時の熱および発生する蒸気等により、外郭部材15の材質は耐熱性を必要とされるが、従来における表面フィルム層の加飾材の耐熱性による限定がなくなり、ポリカーボネート樹脂等の採用が可能となるので、耐熱性を高めることができる。
【0022】
なお、本参考例では、操作部13は、炊飯器本体1の上部を開閉自在に覆う蓋体8に構成しているが、操作部13を炊飯器本体1に構成し、同様な外郭部材15で覆ってもよく、同様の作用、効果を得ることができる。
【0023】
また、本参考例では、炊飯器を例に挙げたが、その他調理器や洗濯機あるいは食器洗い乾燥機、給湯機といった操作部に水のかかる場合のある機器であれば、同様に構成することで、同様の効果を得ることができる。
【0024】
参考例2)
図3に示すように、外郭部材15は、蓋体8の外郭を構成するもので、この外郭部材15の表面に設けた透明フィルム層15cの一部に文字や絵柄などの加飾18を施してある。他の構成は上記参考例1と同じである。
【0025】
上記構成において作用を説明する。透明フィルム層15cに文字や絵柄などの加飾18を施すと、透明フィルム層15cの文字や絵柄の影が外郭部材15の透明材料層15dを透過して外郭部材15の底面に映り、文字や絵柄が立体的に表現できる。
【0026】
例えば、操作部13の操作内容を表現した文字などは、立体的に表現され文字が見やすくなる。また、絵柄なども立体的に表現でき、デザイン性がより一層高まるとともに、透明感のある質感と深みのある高級感がより一層強調できる。
【0027】
参考例3)
図1に示す有色な加飾15eまたは図3に示す文字や絵柄などの加飾18は、塗装もしくは印刷処理で加工している。他の構成は上記参考例1または2と同じである。
【0028】
上記構成において作用を説明する。図1に示す加飾15eまたは図3に示す加飾18を塗装により処理すると、簡易に裏面全体を加飾することができ、塗装色を機器表面の文字や絵柄が見やすいような色とすることで、より一層機器表面の文字や絵柄を立体的に表現し見やすくすることができる。
【0029】
また、印刷処理を施すと、複数色の絵柄や模様を施すことができ、デザイン性が高まるとともに、塗装と同様に、機器表面の文字や絵柄を立体的に表現し見やすくすることができる。
【0030】
(実施例
図4に示すように、炊飯器本体21は有底筒状の鍋収納部21aを有し、鍋22を着脱自在に収納する。鍋収納部21aの底部に設けた底誘導コイル23は鍋加熱手段を構成するもので、鍋22を誘導加熱し炊飯・保温を行う。底センサ24は、鍋22の温度を検知し、制御部25へ信号を送る。制御部25は底センサ24の信号より底誘導コイル23の通電量を制御し、鍋22の加熱量を制御することで鍋2の温度を炊飯・保温時に適温に制御する。
【0031】
炊飯器本体21の上部は、炊飯器本体21の後部のヒンジ部26に設けたヒンジ軸27にて軸支した蓋体28により開閉自在に覆っている。蓋体8の先端に蓋係合部34を設けており、炊飯器本体21の前方のフックボタン36と閉蓋時に係合し、炊飯または保温中に蓋体28が開くのを防止する。フックボタン36を押すと、蓋係合部34とフックボタン36の係合が外れ、蓋体28のヒンジ部26に設けたヒンジばね37のばね力よって蓋体8が開く。
【0032】
炊飯中や保温中にご飯から発生した蒸気は蓋体28の鍋22側に付着し、蓋体28を開いたときに露が本体上縁部21bに滴下したり、保温中にご飯の上に落下して、ご飯を白化させたりする。そこで、蓋体28には鍋22の内部空間を加熱する加熱板29を設けており、加熱板29は蓋加熱手段である蓋誘導コイル30により誘導加熱され発熱し、炊飯・保温中の蓋体28への露つきを防止する。
【0033】
加熱板29には加熱板蒸気口29aを設けており、炊飯・保温中に発生する蒸気は、加熱板蒸気口29aを通過し、蓋蒸気口28cから外部へ流出する。蒸気口パッキン38は、加熱板蒸気口29aからの蒸気が蓋体28の内部に流入するのを防止している。また、鍋パッキン39は、加熱板29と鍋22のフランジ部22aの間から蒸気が外部へ漏れ出すのを防止している。
【0034】
蓋体28には、鍋加熱手段と蓋加熱手段を操作する操作部33を設けている。操作部33を蓋体28に設置すると、炊飯器がどちらの向きに向いていても操作部33を操作でき、使い勝手がよいのに加え、炊飯器本体21の設置面積が少なくなり、炊飯器本体21の置き場所を確保しやすい。
【0035】
蓋体28の外郭は、図5に示すように、表面に厚さ0.05〜0.3mmのポリエチレンテレフタレート樹脂等の透明フィルム層35aを有し、その下層にABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂などの透明材料層35bを有し、さらにその下層に有色材料層35cを一体に形成し、部分的に透明フィルム層35aのみで構成される開口部35dを有する外郭部材35で覆われている。
【0036】
透明材料層35bの厚さは、透明フィルム層35aに比べて十分に厚肉の1〜3mmとなっている。有色材料層35cは透明材料層35bと同種の材料あるいは透明材料層35bと成形密着性のある有色の材料からなり、例えば、透明材料層35bがアクリル樹脂であれば、有色材料層35cは着色したアクリル樹脂あるいはABS樹脂で構成する。
【0037】
そして、操作部33は外郭部材35の開口部35dに位置している。開口部35dには透明フィルム層35aで構成される凸状のエンボス部35fを設け、押しボタンスイッチとして機能し、エンボス部35fと対向して取り付けたキー33bを介してスイッチ33aを操作可能にしている。
【0038】
上記構成において作用を説明する。透明フィルム層35aを透明なフィルム層とし、さらに透明材料層35bの下層に有色材料層35cを一体に形成すると、透明フィルム層35aと透明材料層35bを透過して有色材料層35cが透視されるので、外郭に透明感のある質感が表現でき、深みがあり高級感のあるデザインが可能となる。
【0039】
ここで、表面の透明フィルム層35aに比べて透明材料層35bが厚いほど透明感のある質感は強調される。例えば、透明フィルム層35aの厚さは操作部33の操作性から0.05〜0.3mmとされ、透明材料層35bの厚さは1mm以上あると、かなりの透明感のある質感が表現できる。
【0040】
また、透明フィルム層35aに文字や絵柄などの加飾を施すと、外郭部材35の透明材料層35bを通して透明フィルム層35aの文字や絵柄の影が有色材料層35cに映り、文字や絵柄が立体的に表現でき、文字は見やすくなり、デザイン性もより一層高まるとともに、透明感のある質感と深みのある高級感がより一層強調できる。
【0041】
加えて、一体に形成することで、有色材料層35cが透明フィルム層35aおよび透明材料層35bからむらなく透過して見え、安定した品質で透明感のある質感を表現できる上、加工時の歩留まりも向上する。さらに、透明フィルム層35aと透明材料層35bと有色材料層35cは樹脂で構成されるので、一体成形工法を用いれば、安価に透明感のある質感を表現できるとともに、外郭部材35を厚肉とし剛性を向上させることができる。
【0042】
なお、本実施例では、操作部33は、炊飯器本体21の上部を開閉自在に覆う蓋体28に構成しているが、操作部33を炊飯器本体21に構成し、同様な外郭部材35で覆ってもよく、同様の作用、効果を得ることができる。
【0043】
また、本実施例では、炊飯器を例に挙げたが、その他調理器や洗濯機あるいは食器洗い乾燥機、給湯機といった操作部に水のかかる場合のある機器であれば、同様に構成することで、同様の効果を得ることができる。
【0044】
(実施例
図6に示すように、外郭部材40の有色材料層40aに、外郭部材40を蓋体48に固定するための嵌合部を構成している。嵌合部は爪部40bやねじ用ボス部40cからなる。他の構成は上記実施例と同じである。
【0045】
上記構成において作用を説明する。外郭部材40は多層構造からなり、それぞれの層で熱や経年変化の収縮変化率が違う。そのため、水だけでなく熱も加わる機器では過度の熱が加わったり、長年の使用により外郭部材40が変形したり、反りが発生することがあるので、接着あるいは爪嵌合やねじ止めで固定する必要がある。
【0046】
本実施例のように、有色材料層40aに嵌合用の爪部40bやねじ用ボス部40cを構成し、本体あるいは蓋体48に爪嵌合あるいはねじ止めで固定すると、外観部に爪部40bやねじ用ボス部40cは見えることなく、外観の透明感を損なうことなく、確実に蓋体48に固定することができる。加えて、接着剤などは不要となり、短時間で蓋体48に取り付けることができる。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、請求項に記載の発明によれば、機器本体の天面あるいは側面に機器を操作する操作部を有し、表面の透明フィルム層の下層に透明材料層を有し、さらにその下層に前記透明材料層と成形密着性のある遮光性の有色材料層を一体に形成し、部分的に前記透明フィルム層のみの部分を有する外郭部材で外郭を構成し、前記操作部は前記外郭部材の前記透明フィルム層の部分に設け、前記透明フィルム層の一部に施した加飾が前記透明材料層を透過して前記外殻部材の底面に映り立体的に表現できるべく、前記透明フィルム層に比べ前記透明材料層を厚く設定するから、安価に機器外郭に透明感のある質感を表現することができ、深みがあり高級感のあるデザインができるとともに、機器表面の文字や絵柄を立体的に表現し見やすくすることができる。
【0048】
また、請求項に記載の発明によれば、外郭部材を機器に固定するための嵌合部を有色材料層に構成したから、外郭部材を本体に機構的かつ確実に、そして簡単に取りつけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の参考例の炊飯器の要部断面図
【図2】 同炊飯器の断面図
【図3】 本発明の第2の参考例の炊飯器の上面図
【図4】 本発明の第の実施例の炊飯器の断面図
【図5】 同炊飯器の要部断面図
【図6】 本発明の第の実施例の炊飯器の要部断面図
【図7】 従来の炊飯器の要部断面図
【符号の説明】
1 炊飯器本体(機器本体)
13 操作部
15 外郭部材
15c 透明フィルム層
15d 透明材料層
15e 有色な加飾

Claims (2)

  1. 機器本体の天面あるいは側面に機器を操作する操作部を有し、表面の透明フィルム層の下層に透明材料層を有し、さらにその下層に前記透明材料層と成形密着性のある遮光性の有色材料層を一体に形成し、部分的に前記透明フィルム層のみの部分を有する外郭部材で外郭を構成し、前記操作部は前記外郭部材の前記透明フィルム層の部分に設け、前記透明フィルム層の一部に施した加飾が前記透明材料層を透過して前記外殻部材の底面に映り立体的に表現できるべく、前記透明フィルム層に比べ前記透明材料層を厚く設定する炊飯器。
  2. 外郭部材を機器に固定するための嵌合部を有色材料層に構成した請求項記載の炊飯器。
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