JP2014023808A - 炊飯器 - Google Patents

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Yoko Fujiwara
洋子 藤原
Kenji Okamoto
賢治 岡本
Takayoshi Yamanaka
崇義 山中
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Abstract

【課題】パネルの操作ボタン部のエンボス外周部に段押し部を設けることにより操作性を向上させることができる炊飯器を提供すること。
【解決手段】上面が開口した炊飯器本体30と、炊飯器本体30内に着脱自在に収納される鍋31と、炊飯器本体30内に設けられた鍋31を加熱する加熱手段32と、炊飯器本体30を開閉自在に覆う蓋35と、炊飯器本体30もしく蓋35の外郭は部分的に加飾を施した透明フィルム層と透明材料層を一体に形成したパネル36を有し、パネル36の操作ボタン37のエンボス外周部37aに段押し部を設けることにより、操作性を向上する。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般家庭、あるいは業務用に使用する炊飯器に関するものである。
従来、この種の炊飯器は、例えば、図5に示されるような構成であった。図5において、炊飯器本体1は有底筒状の鍋収納部1aを有し、着脱自在に鍋2を収納する。鍋収納部1aの底部に設けられた底誘導コイル3が鍋加熱手段となり、鍋2を誘導加熱し炊飯・保温を行う。4は底センサーで、鍋2の温度を検知し、制御部5へ信号を送る。制御部5は底センサー4の信号より底誘導コイル3の通電量を変化させ、鍋2の加熱量を可変することで鍋2の温度を炊飯・保温時に適温に制御する。本体上部は本体後部のヒンジ部6に設けたヒンジ軸7にて軸支された、開閉自在な蓋体8で覆われている。蓋体8の先端には蓋係合部14が設けられており、本体前方のフックボタン16と閉蓋時に係合し、炊飯または保温中に蓋が開くのを防止する。フックボタン16を押すと、蓋係合部14とフックボタン16の係合が外れ、蓋体のヒンジ部6に設けられたヒンジバネ17の力によって蓋が開く。蓋体8には、使用者が動作指示を入力する操作部13が設けられている。蓋体8の外郭は表面に部分的に加飾を有し、透明な厚さ0.05〜0.3mmのポリエチレンテレフタレート樹脂等の透明フィルム層15aと、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂などからなり透明な透明材料層15bを一体成形し、さらにその下層に有色材料層15cを一体成形したパネル15で覆われている。透明材料層15bの厚さは、透明フィルム層15aに比べて十分に厚肉の1〜3mmとなっている。
また、パネル15は透明フィルム層15aと有色材料層15cの2層で構成されたエンボス外周部15fが構成されており、その内側に透明フィルム層15aのみで構成され、凸状となったエンボス部15eが設けられている。エンボス部15eは凹凸上に可動することで押しボタンスイッチとして機能し、エンボス部15eと対向して取り付けられたキー13bを介してスイッチ13aを操作可能にした構成を有している。
特開2005−80684号公報
しかしながら、前記従来の炊飯器のパネル操作部のエンボス形状の構成では、(例えば、特許文献1参照)、エンボス外周部よりすぐに立ち上がり凸形状となっているため、エンボス部から操作部であるキ−トップまでの十分なキ−ストロ−クを確保することができずに、ボタン操作時に硬く感じるなど、操作性に問題があった。また、エンボス加工を行う金型構成においてエンボス形状のコ−ナ−部には大きなRが必要であるという制限があり、エンボス外周形状を四角形状に加工することはできず、デザイン性においても丸い形状しかできないという課題を有していた。
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、上面が開口した本体と、前記本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記本体内に設けられた前記鍋を加熱する加熱手段と、前記本体を開閉自在に覆う蓋と、前記本体もしくは前記蓋の外郭は部分的に加飾を施した透明フィルム層と透明材料層を一体に形成したパネルを有し、前記パネルに設けられた操作ボタンのエンボス部の外周部に、前記パネル面より一段下がる段押し部を設けたものである。パネル操作部のエンボス形状をエンボス外周部よりすぐに立ち上がり、パネルの基本面より凸形状にするのではなく、エンボス形状の外周部にパネル基本面より一段下がる段押し部を設けてから、エンボス中央部を凸形状にすることにより、キ−ストロ−クを十分に確保することができ、操作ボタンの操作性を向上することができる。
本発明の炊飯器によれば、透明フィルム層のみのエンボス部分のたわみ量が増すことで突っ張り感もなく、ボタンの操作性を向上させることができる。また、金型構成において加工も容易になり、従来では困難であった四角形状のボタン形状を実現することができ、デザインの幅が拡がりデザイン性を向上することができる。
本発明の実施の形態1における炊飯器の部分断面図 本発明の実施の形態1における炊飯器の要部拡大断面図 図1のA矢視図 図3のB−B断面図 従来例の炊飯器本体と要部断面図
第1の発明は、上面が開口した本体と、前記本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記本体内に設けられた前記鍋を加熱する加熱手段と、前記本体を開閉自在に覆う蓋と、前記本体もしくは前記蓋の外郭は部分的に加飾を施した透明フィルム層と透明材料層を一体に形成したパネルを有し、前記パネルの操作部を構成しているボタンのエンボス形状の外周部に一段下がった段押し部を設けてからエンボス中央部を凸形状にすることにより、透明フィルム層のみのエンボス部分のたわみ量が増すことで、ボタン操作時の突っ張り感もなく、ボタンの操作性を向上することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明のパネル操作部のエンボス中央部の凸部をかまぼこ形状に形成することにより、金型構成において加工も容易になり、従来では困難であった四角形状の操作ボタン形状を実現することができ、デザインの幅が拡がりデザイン性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における炊飯器の部分断面図を示すものである。図1において、炊飯器本体30は有底筒状の鍋収納部30aを有し、鍋31を着脱自在に収納する。底誘導加熱コイル32は、鍋加熱手段を構成するもので、鍋収納部30aの底部に設け、鍋31を誘導加熱して炊飯・保温を行う。底センサ−33は、鍋31の温度を検知し、制御部34へ信号を送る。制御部34は底センサ−33の信号より、底誘導加熱コイル32の通電量を制御し、鍋31の加熱量を可変することで鍋31の温度を炊飯・保温時に適温に制御するように構成している。炊飯器本体30の上部は、炊飯器本体30の後部のヒンジ部39に設けたヒンジ軸40にて軸支した開閉自在な蓋35で覆っている。蓋35の先端には蓋係合部42を設けており、炊飯器本体30の前方のフックボタン43と閉蓋時に係合し、炊飯または保温中に蓋35が開くのを防止している。フックボタン43を押すと蓋係合部42とフックボタン43の係合が外れ、蓋35のヒンジ部39に設けたヒンジバネ41の力によって蓋35が開くように構成している。
図2は、本発明の実施の形態1における炊飯器の要部拡大断面図を示すものである。図2において、蓋35の外郭は、表面に厚さ0.05〜0.3mmのポリエチレンテレフタレ−ト樹脂等でなる透明フィルム層36aを有し、その下層にABS樹脂、ポリカ−ボネ−ト樹脂、アクリル樹脂などの透明材料層36bを一体に形成したパネル36で覆われている。透明フィルム層36aは透明材料層36b側の面に印刷や塗装、蒸着などによる加飾を部分的に施している。
透明材料層36bの厚さは、透明フィルム層36aに比べて十分に肉厚の1〜3mmとなっている。このようにパネル36は透明フィルム層36aと透明材料層36bで一体に形成しているが、操作部38を有する部分には、透明フィルム層36aのみで形成されているエンボス部37を有し、透明材料層36bの成形時に金型を凸状にし、金型に押し当てて透明フィルム層36aを塑性変形させることで形状を形成する。
そして、透明材料層36bを成形する金型にエンボス外周部37aにパネル36基本面より一段下がった段押し部37aを設けてからエンボス中央部37bを凸形状に形成し、操作ボタンの操作性を向上させている。
図3は、図1のA矢視図を示すものである。図3において、パネル36のエンボス部37の凸形状をかまぼこ状(図4にて詳細形状記載)にすることにより、従来はコ−ナ−部に大きなRが必要であるという制限があったコ−ナ−部のRを小さくすることができ、四角形状を実現することができる。
図4は、図3のB−B断面図を示すものである。図4において、エンボス部37の詳細形状は、パネル基本面より一段下がった段押し部37aを設けてからエンボス中央部37bに向かって、かまぼこの側面のようにエンボス側面部37cを形成し、エンボス中央部37bを凸状に形成している。
以上のように構成された炊飯器について、以下その作用を説明する。まず、透明フィルム層36aを透明なフィルム層とし、さらに透明材料層36bを一体に形成し、操作部38を有するエンボス部37の形状をパネル36基本面より一段下がった段押し部37aを設けてからエンボス中央部37bを凸状に金型を押し当ててフィルムを塑性変形させることで形状を形成する。エンボス外周部37aに段押し部を設けることにより、透明フィルム層のみで形成されているエンボス部分のたわみ量が増すことで操作部38であるキ−トップの突っ張り感もなく、エンボス中央部37bから操作部38のキートップまでのキ−ストロ−クを十分に確保することができ、操作ボタンの操作性を向上することができる。
さらにエンボス側面部37cは、段押し部37aからすぐに凸形状を形成するのではなく、エンボス中央部37bに向かって、かまぼこの側面のようにエンボス側面部37cを形成してから、エンボス中央部37bを凸状に金型を押し当ててフィルムを塑性変形させることでかまぼこ形状を形成している。エンボス加工を行う金型構成において、エンボス形状のコ−ナ−部には大きなRが必要であるという制限があり、エンボス外周形状を四角形状に加工することはできずに、デザイン性においても丸い形状しかできなかったが、エンボス部37をかまぼこ形状にすることにより、金型構成において加工も容易になり、従来はコ−ナ−部には大きなRが必要であるという制限があったコ−ナ−部のRを小さくすることができ、従来では困難であった四角形状の操作ボタン形状を実現することができ、デザインの幅が拡がりデザイン性を向上することができる。
また、透明フィルム層36aと透明材料層36bは、樹脂で構成されるので、従来と同様に一体成形工法を用いれば安価にデザイン性を向上させることができる。
また、操作部38を有するエンボス部37のかまぼこ形状部分の透明フィルム層36aに印刷や塗装、蒸着などによる加飾を施すことにより、エンボス部(操作ボタン)37がより立体的に浮かび上がっているように見えるので、操作ボタン37を認識し易く、使い勝手を向上することができる。
さらに、エンボス部37に段押し部37aとかまぼこ形状形成面であるエンボス側面部37cを形成したことにより、経年劣化によるパネル36の反りや変形に伴う操作部38のキ−トップ突き上げを低減することができる。
なお、本実施の形態では、蓋35の外郭をパネル36で覆い操作部38を有しているが、操作部38を炊飯器本体30に構成し、この操作部38を同様なパネル36で覆うように構成してもよく、同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、パネルの操作ボタンのエンボス形状の外周部を一段下げた段押し形状で囲み、エンボス形状をかまぼこ状にすることにより、操作性及びデザイン性を向上することができるので、家庭用又は業務用の炊飯器にも適用できる。
30 炊飯器本体
30a 鍋収納部
31 鍋
32 底誘導加熱コイル(加熱手段)
33 底センサ−
34 完成制御ユニット(制御部)
35 蓋
36 パネル
36a 透明フィルム層
36b 透明材料層
37 エンボス部(操作ボタン)
37a 段押し部(エンボス外周部)
37b エンボス中央部
37c エンボス側面部
38 操作部
39 ヒンジ部
40 ヒンジ軸
41 ヒンジバネ
42 蓋係合部
43 フックボタン

Claims (2)

  1. 上面が開口した本体と、前記本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記本体内に設けられた前記鍋を加熱する加熱手段と、前記本体を開閉自在に覆う蓋と、前記本体もしくは前記蓋の外郭は部分的に加飾を施した透明フィルム層と透明材料層を一体に形成したパネルを有し、前記パネルに設けられた操作ボタンのエンボス部の外周部に、前記パネル面より一段下がる段押し部を設けた炊飯器。
  2. 操作ボタンのエンボス部にかまぼこ形状の側面を設け、前記エンボス部中央部をかまぼこ形状にした請求項1に記載の炊飯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016054835A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 タイガー魔法瓶株式会社 電気炊飯器

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