JP2022003214A - 車両のドアハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手の良好な車両のドアハンドル装置の提供を目的とする。【解決手段】ハンドルベース1に初期位置から使用位置まで突出可能に操作ハンドル2を連結した車両のドアハンドル装置であって、適宜間隔を隔ててハンドルベース1に各々回転自在にピン連結される第1、第2リンク部材3、4と、前記第1リンク部材3を回転駆動する電動アクチュエータ5とを有し、前記操作ハンドル2は、前記第1、第2リンク部材3、4の端部に回転自在に連結され、前記ハンドルベース1、第1、第2リンク部材3、4および操作ハンドル2が操作ハンドル2の使用位置において初期位置に対して平行姿勢を保持するリンク機構を構成する。【選択図】 図3

Description

本発明は車両のドアハンドル装置に関するものである。
不使用時には車両の外表面から突出しない位置に格納され、使用時に車両の外表面から突出する車両のドアハンドル装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。
この従来例において、ハンドル装置は、ハウジングと、ハウジングにピボット手段周りに回転可能に連結されるハンドルとを有して形成される。ハンドルは不使用時にはハウジング内に収容されており、使用時にはモータによりピボット手段周りに回転駆動される。
利用者は回転により一端がハウジングから飛び出したハンドルの端部を把持してさらに回転操作をすることによりドアラッチ装置を解除してドアを開放操作することができる。
特表2015-533964号公報
しかし、上述した従来例において、使用時においてハンドルは端部が外部に突出するだけであるために、利用者による手掛け部分が狭くて掴みづらく、使い勝手が悪いという問題がある。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって使い勝手の良好な車両のドアハンドル装置の提供を目的とする。
本発明によれば上記目的は、
ハンドルベース1に初期位置から使用位置まで突出可能に操作ハンドル2を連結した車両のドアハンドル装置であって、
適宜間隔を隔ててハンドルベース1に各々回転自在にピン連結される第1、第2リンク部材3、4と、
前記第1リンク部材3を回転駆動する電動アクチュエータ5とを有し、
前記操作ハンドル2は、前記第1、第2リンク部材3、4の端部に回転自在に連結され、前記ハンドルベース1、第1、第2リンク部材3、4および操作ハンドル2が操作ハンドル2の使用位置において初期位置に対して平行姿勢を保持するリンク機構を構成する車両のドアハンドル装置を提供することにより達成される。
操作ハンドル2は両端部が第1、第2リンク部材3、4に連結され、これら第1、第2リンク部材3、4は各々ハンドルベース1にピン連結され、ハンドルベース1を固定リンク、第1、第2リンク部材3、4および操作ハンドル2を可動リンクとするリンク機構が構成される。
リンク機構は、操作ハンドル2が初期位置から使用位置に突出した際に初期位置と平行な姿勢を取るように各リンク長、第1、第2リンク部材3、4と操作ハンドル2との対偶が適宜調整される。操作ハンドル2は、平行クランク機構のように、初期位置から使用位
置への移動行程の全てにおいて平行姿勢を取る場合に加え、移動途中において非平行姿勢を含む場合であっても良い。
したがって、使用位置が初期位置に対して平行姿勢を取る本発明によれば、一端を回転中心として回転し、回転先端部を操作する場合に比して、実質的な操作部を広くすることができるために、操作ハンドル2に手を掛けてドアを開放する操作が容易になる。
とりわけ、回転先端部を操作する場合には十分な手掛けスペースを確保するためには、ドア表面から突出寸法が大きくなるが、使用位置が初期位置に対して平行な本発明においては、操作ハンドル2の裏面全面を手掛け部として利用することができるために、操作性を低下させることなく、操作ハンドル2の操作時のドア表面からの突出寸法を抑えることが可能になる。
また、ハンドルベース1はドアに固定されるために、ドアを伝った雨水、洗車時の洗浄水等が付着する機会が多く、寒冷地において凍結し、作動不良を起こす虞があり、とりわけ、滑り対偶は回り待遇に比べて経路長が長く、さらに、経路が外部に露出することが多いために、凍結の可能性が高くなるが、ハンドルベース1と第1、第2リンク部材3、4との連結に滑り対偶を避けてピン連結を使用することにより、凍結による作動不良の虞を軽減することが可能になる。
また、車両のドアハンドル装置は、第1、第2リンク部材3、4のいずれか一方と操作ハンドル2との連結部を回り対偶により、他方のリンクと操作ハンドル2との連結部を回り滑り対偶とした五節スライダクランク機構として構成することができる。
五節スライダクランク機構は自由度が2の不限定連鎖機構であるが、回り滑り対偶を形成する連結ピンを滑り対偶の終端位置に保持する付勢力をリンク、あるいは操作ハンドル2の回転中心に巻装したトーションスプリング6により付与することにより、実質的な限定連鎖として機能させることができる。
この結果、第1、第2リンク部材3、4が等長であること等の条件を緩和することができ、各リンクの配置等の自由度を高めることができる。
また、この自由度の増加を利用すると、操作ハンドル2を初期位置において揺動させることができ、初期位置における操作ハンドル2により覆われ、揺動状態において解錠キー7による操作が可能になるシリンダ錠8ハンドルベース1に固定した車両のドアハンドル装置を構成することができる。
このように構成されたハンドル装置において、揺動先端側にシリンダ錠8を配置すると、電動アクチュエータ5が動作不能になった場合でも、操作ハンドル2を揺動させて初期状態において操作ハンドル2により隠されていたシリンダ錠8を露出させることができる。この後、シリンダ錠8を所定の解錠キー7を使用して操作することによりドアラッチ装置を解錠状態に移行させることができる。
この場合、前記操作ハンドル2の揺動中心側端部に、押し込み操作により操作ハンドル2を揺動状態に移行させる押圧操作部9を設けると、揺動操作が簡単になる。
さらに、ハンドル装置は、
前記第1、第2リンク部材3、4、操作ハンドル2、およびハンドルベース1の連結ピンは四節平行クランク構成位置に配置されるとともに、
前記第2リンク部材4の操作ハンドル2との連結部には、操作ハンドル2の連結ピンが
移動自在に嵌合するスライド孔10が開設される車両のドアハンドル装置を構成した場合には、構造が簡単になり、かつ、操作ハンドル2を実質的に初期位置に対する平行姿勢を維持しながら使用位置に移動させることができる。
本発明によれば、操作ハンドルは使用位置において初期位置と平行な姿勢を保持するために、利用者に広い操作部を提供することができ、使い勝手を向上させることができる。
本発明を示す図で、(a)は車両のドアに固定した状態を示す正面図、(b)は(a)の1B-1B線断面図である。 ハンドル装置を示す図で、(a)は正面から見た斜視図、(b)は裏面から見た斜視図である。 本発明を示す図で、(a)は図1(a)の3A-3A線断面図、(b)はリンクの構成を示す図である。 第1リンク部材の動作を示す図で、(a)は初期回転位置を示す図、(b)は作動回転位置を示す図、(c)は使用位置を示す図である。 リンク部材の動作を示す図で、(a)は使用状態を示す図、(b)はラッチ解除状態を示す図である。 本発明の他の実施の形態を示す図で、(a)は図3(a)に対応する図、(b)は図6(a)のリンク構成図である。 リンク部材の動作を示す図で、(a)は使用状態を示す図、(b)はラッチ解除状態を示す図である。 エマージェンシー状態を示す図である。
図1以下に示すように、ドアハンドル装置は、ハンドルベース1に操作ハンドル2を第1、第2リンク部材3、4を介して連結して形成され、ハンドルベース1において車両のドアに固定される。
ハンドルベース1をドアに固定した状態で操作ハンドル2は図1に示す初期位置と、図5(a)に示す使用位置との間で移動自在であり、初期位置における操作ハンドル2の表面はドア表面(ドアアウターパネル11)と同一表面に位置するとともに、ドアアウターパネル11に開設されたハンドル収容開口11aに収容されるフラッシュサーフェス仕様のハンドル装置となる。
図1(b)、図3に示すように、操作ハンドル2は、ハンドル本体2aの裏面に裏カバー2bを連結して形成され、ハンドル本体2a前端部(本明細書において図1(a)の左側を「前方」、右側を「後方」、図1(b)の左側を「表面」方向、反対方向を「裏面」方向とする。)には前部リンク連結部12が、後端部には後部リンク連結部13が裏面側に向けて突設される。
上記操作ハンドル2の前後部リンク連結部12、13の間には手掛用凹部14が裏面側に開放して形成され、上記裏カバー2bが手掛用凹部14の表面を形成する。さらに、操作ハンドル2の前後端は前後部リンク連結部12、13からさらに前後に張り出しており、前部リンク連結部12から前方への張出し部が押圧操作部9とされ、後部リンク連結部13から後方への張出し部がシリンダ遮蔽部15とされる。
また、上記押圧操作部9には静電容量センサの検出電極16aを配置して施解錠スイッチ部16が形成される。施解錠スイッチ部16を利用者に知らせるために、施解錠スイッ
チ部16は凹部として形成される。
さらに、上記後部リンク連結部13の側壁部、正確には、ドアに固定した状態で上方を向く側壁部で、初期位置にあるときにはドア内に没入する位置に、図外の静電容量センサの検出電極と、検出電極を利用者に知らせるための凹部を表面に形成した初期位置復帰スイッチ17が配置される。この初期位置復帰スイッチ17の検出電極に接続される図外のハーネスは、表裏カバー2b間に形成された空隙部を通って前端部に引き出される。
一方、上記ハンドルベース1は、ドアアウターパネル11の裏面に当接した状態で配置され、前端部に第1リンク部材3が、中間部に第2リンク部材4が各々空転自在にピン連結される。
第1リンク部材3は、図4に示すように、前端部において上記ハンドルベース1にピン連結されており、連結ピン3a周りに巻装される第1トーションスプリング18により図4において反時計回りに付勢される。ハンドルベース1には上記第1トーションスプリング18の一方の脚が圧接する第1バネ受け壁1aが形成される。
また、この第1リンク部材3は、前端部に扇形状のフォロア部3bが設けられるとともに、中間部が裏面側にV字状に折り曲げられており、折曲部がハンドルベース1に形成されるゴム製の第1ストッパ部材19に圧接して初期回転位置に保持される。
一方、第2リンク部材4は、一端がハンドルベース1に、他端が操作ハンドル2にピン連結され、中間部がハンドルベース1に形成されるゴム製の第2ストッパ部材20に圧接して初期回転位置に保持される。この第2リンク部材4とハンドルベース1との連結点には回転軸4a周りに第2トーションスプリング21が巻装され、第2リンク部材4を図3において反時計回りに付勢している。
図3(b)に示すように、上記第1リンク部材3とハンドルベース1との連結点を(P13)、第1リンク部材3と操作ハンドル2との連結点を(P23)、第2リンク部材4とハンドルベース1との連結点を(P14)、第2リンク部材4と操作ハンドル2との連結点を(P24)とすると、各連結点は、連結点(P13、P14)間の間隔が連結点(P13、P24)間の間隔に等しく、連結点(P14、P24)間の間隔が連結点(P13、P23)間の間隔に等しくなるように設定されており、図3(b)に示すように、第1、第2リンク3’、4’、ハンドルベースリンク1’、および操作ハンドルリンク2’は四節の平行クランク機構を構成する。
したがって本例において、操作ハンドル2は、第1トーションスプリング18の付勢力により第1リンク部材3がハンドルベース1の第1ストッパ部材19に圧接するとともに、第2リンク部材4が第2ストッパ部材20に圧接することにより連結点のクリアランスによるガタツキの発生が防止された状態で初期位置に保持される。
さらに、上記ハンドルベース1には、電動アクチュエータ5としてのモータと、モータ5の回転軸に固定されるウォームギヤ5aに噛合するウォームホイール22が配置される。回転軸22a周りに回転駆動されるウォームホイール22にはカム面23aを有するカム部材23が連結されており、ウォームホイール22と同軸上で回転する。
図4に示すように、カム部材23は上述した第1リンク部材3のフォロア部3bの移動領域に配置され、図4(a)に示す操作ハンドル2の初期位置に対応する状態からモータ5を駆動すると、図4(a)において時計回りに回転する。カム部材24の回転角は2つのセンサ24、25により検出され、図4(a)に示す初期位置対応状態と、図4(c)
に示す使用位置対応状態とが識別される。
カム部材24が図4(a)の状態から回転駆動され、第1リンク部材3が第1ストッパ部材19による拘束が解除されると、第1トーションスプリング18により第1リンク部材3のフォロア部3bの前端に形成された平面状のフォロア面3cがカム部材23のカム面23aに圧接し、以後、カム面23aの変化に追随する(図4(b)参照)。
この状態からさらにカム部材23を回転駆動すると、フォロア面3cがカム面23aに押されて図4(c)に示す作動回転位置に保持され、この状態からカム部材23を反時計方向に駆動することにより、第1リンク部材3を初期回転位置に復帰させることができる。
上述したように、第1、第2リンク部材3、4、操作ハンドル2、およびハンドルベース1は四節の平行クランク機構を構成しているために、操作ハンドル2は初期位置から平行姿勢を保持しながら図5(a)に示す使用位置に移動する。使用位置において、初期位置においてはドア内に埋没していた手掛用凹部14が外部に露出し、手掛用凹部14とドア表面との間に十分な手掛スペース(S)が確保され、この後、手掛スペース(S)に手を入れて操作ハンドル2をドア外側に向けて引き出して図5(b)に示すラッチ解除位置まで移動させることによりドアラッチ装置のラッチを解除することができる。
操作ハンドル2がラッチ解除位置からさらに引き出し方向に移動することのないように、操作ハンドル2とハンドルベース1にはラッチ解除位置において係止して引き出し側ストロークを規制する適宜のストッパ(図示せず)が設けられる。
本例において、ドアラッチ装置のラッチ解除は図外の電動アクチュエータにより行われる。すなわち、図5(b)に示すように、操作ハンドル2をラッチ解除位置まで移動させると、操作ハンドル2の後部リンク連結部13に突設されたスイッチ押動部13aがハンドルベース1に取り付けたマイクロスイッチ26を押動し、これによりラッチ解除用の電動アクチュエータが駆動されてドアラッチ装置のラッチが解除される。
この状態で操作ハンドル2を車両外方に引くことによりドアの開放操作を行うことができる。この後、操作ハンドル2への引き出し操作力を解放すると、操作ハンドル2は第1、第2トーションスプリング18、21の復元力により初期位置方向に移動し、第1リンク部材3のフォロア面3cがカム面23aに当接する使用位置において停止する。
また、操作ハンドル2が使用位置に移動すると、図5(b)に示すように、初期位置においてドア内に没入していた初期位置復帰スイッチ17はドア外部に露出し、この状態で初期位置復帰スイッチ17に触れると、電動アクチュエータ5が駆動されて操作ハンドル2は初期位置に復帰する。
したがって本例において、押圧操作部9に配置された施解錠スイッチ部16を触れると利用者が所持する図外の携帯器に対する認証動作が開始され、認証が成立すると、ドアラッチ装置が解錠状態に移行し、さらにモータ5が駆動されて操作ハンドル2が使用位置に移動する。
この状態から操作ハンドル2をラッチ解除位置まで移動させると、マイクロスイッチ26が押下されてラッチ解除用のアクチュエータが駆動される。このアクチュエータの駆動によりドアラッチ装置のラッチが解除され、さらに操作ハンドル2を引くとドアを開放することができる。
また、ドアが閉じた状態で、上記施解錠スイッチ部16に触れると利用者の所持する携帯器に対する認証動作が開始し、認証が成立すると、操作ハンドル2を初期位置に復帰させるとともに、ドアラッチ装置を施錠状態に移行させる。
これに対し、操作ハンドル2が使用位置にある状態で初期位置復帰スイッチ17に触れると、ドアラッチ装置への施錠動作を行うことなく、操作ハンドル2の初期位置への復帰動作のみが行われる。
図6に本発明の他の実施の形態を示す。なお、本実施の形態において上述した実施の形態と実質的に同一の構成要素は図中に符号を付して説明を省略する。
本例は、上述した実施の形態の第2リンク部材4に操作ハンドル2から突設したピン4bが遊嵌するスライド孔10を開設し、さらに、第1リンク部材3と操作ハンドル2との連結点に第1リンク部材3を基準として操作ハンドル2に反時計回りに付勢力を与えるトーションスプリング6を巻装したもので、これら以外は上述した実施の形態と同一に構成される。
この結果、本例におけるリンク構成は、概ね、図6(b)に示すように、図3(b)のピン連結点(P24)にリンク4’に沿ってスライド可能なすべり対偶(S24)を加えた五節のリンク機構となるが、連結点(P13、P23、P14)の位置が上述した実施の形態と同一で、連結点(P24)の位置のみが可変となった本例のリンク機構において、可変の連結点(P24)は、図6(a)に示すように、トーションスプリング6、18、21のいずれか、またはこれらの復元力の組合せにより三角形に形成されるスライド孔10の頂部にほぼ拘束されるために、実質的に四節の平行クランク機構と動作する。
この結果、操作ハンドル2を図6(a)に示す初期位置から電動アクチュエータ5を駆動すると、操作ハンドル2は初期位置に対して平行な姿勢を保持しながら図7(a)に示す使用位置に移動する。
この状態から操作ハンドル2をさらにドア外方に向けて引き出すと、図7(b)に示すように、操作ハンドル2は第1リンク部材3との連結点(P23)を回転中心として図7(b)において時計回りに回転する。この姿勢が上述した実施の形態のラッチ解除位置に相当する。
ラッチ解除位置への移動により、操作ハンドル2のスイッチ押動部13aがハンドルベース1のマイクロスイッチ26を押動し、これによりラッチ解除用の電動アクチュエータが駆動されてドアラッチ装置のラッチが解除される。
さらに、本例において、スライド孔10とピン4bとの間に形成される遊びにより、操作ハンドル2が初期位置にあるときに図8に示すように、第1リンク部材3との連結点(P23)を回転中心として、図8において時計回りに回転させたエマージェンシー操作位置に移行させることができる。
エマージェンシー操作位置への移動は、押圧操作部9をドア内に押し込むようにして行われ、エマージェンシー操作位置において操作ハンドル2のシリンダ遮蔽部15はドア表面から浮き上がり、その結果、シリンダ遮蔽部15とドア表面との間には、間隙が形成される。
上述したシリンダ錠8は、エマージェンシー操作位置において形成される間隙を利用して解錠キー7を挿入可能な位置に配置されており、利用者は、操作ハンドル2をエマージ
ェンシー操作位置に移動させた後、図8において矢印で示す方向から解錠キー7をシリンダ錠8に挿入することによりシリンダ錠8を操作することができる。
したがって本例において、携帯器のバッテリ切れにより認証動作ができない場合には、操作ハンドル2を手動でエマージェンシー操作位置に移動させた後、解錠キー7を使用してシリンダ錠8を操作すると、ドアラッチ装置が解錠状態に移行し、以後、通常操作と同様の操作を行うことによりドアを開放することができる。
なお、図6以下の実施の形態において、各リンク1’、2’、3’、4’の連結ピンの位置が平行クランク機構を構成する位置に配置し、すべり対偶におけるスライド量を小さく設定することにより、実質的にエマージェンシー状態への移行を可能にするための例を示した。
しかし、初期位置から使用位置への移動途中における操作ハンドルの平行関係の維持を条件とせず、初期位置と使用位置の2位置において操作ハンドルが平行となるように各リンク1’、2’、3’、4’の位置、リンク長の関係を適宜設定することも可能である。
1 ハンドルベース
2 操作ハンドル
3 第1リンク部材
4 第2リンク部材
5 電動アクチュエータ
6 トーションスプリング
7 解錠キー
8 シリンダ錠
9 押圧操作部
10 スライド孔


本発明によれば上記目的は、
ハンドルベース1に初期位置から使用位置まで突出可能に操作ハンドル2を連結した車両のドアハンドル装置であって、
前記ハンドルベース1、前記操作ハンドル2、および前記ハンドルベース1と前記操作ハンドル2とを連結する第1リンク部材3、第2リンク部材4とで、前記操作ハンドル2の使用位置において初期位置に対して平行姿勢に保持するリンク機構を構成する車両のドアハンドル装置を提供することにより達成される。
操作ハンドル2は両端部が第1、第2リンク部材3、4に連結され、これら第1、第2リンク部材3、4は各々ハンドルベース1に連結され、ハンドルベース1を固定リンク、第1、第2リンク部材3、4および操作ハンドル2を可動リンクとするリンク機構が構成される。
前記第1、第2リンク部材3、4のハンドルベース1への連結はピン連結とすることができる。この場合、ハンドルベース1はドアに固定されるために、ドアを伝った雨水、洗車時の洗浄水等が付着する機会が多く、寒冷地において凍結し、作動不良を起こす虞があり、とりわけ、滑り対偶は回り待遇に比べて経路長が長く、さらに、経路が外部に露出することが多いために、凍結の可能性が高くなるが、ハンドルベース1と第1、第2リンク部材3、4との連結に滑り対偶を避けてピン連結を使用することにより、凍結による作動不良の虞を軽減することが可能になる。
しかし、初期位置から使用位置への移動途中における操作ハンドルの平行関係の維持を条件とせず、初期位置と使用位置の2位置において操作ハンドルが平行となるように各リンク1’、2’、3’、4’の位置、リンク長の関係を適宜設定することも可能である。
(付記)
(付記1)
ハンドルベースに初期位置から使用位置まで突出可能に操作ハンドルを連結した車両のドアハンドル装置であって、
前記ハンドルベース、前記操作ハンドル、および前記ハンドルベースと前記操作ハンドルとを連結する第1リンク部材、第2リンク部材とで、前記操作ハンドルの使用位置において初期位置に対して平行姿勢に保持するリンク機構を構成する車両のドアハンドル装置
(付記2)
前記第1、第2リンクはハンドルベースに回転自在に連結される付記1または2記載の車両のドアハンドル装置。
(付記3)
ハンドルベースに初期位置から使用位置まで突出可能に操作ハンドルを連結した車両のドアハンドル装置であって、
前記ハンドルベースに各々連結される第1、第2リンク部材を有し、
前記操作ハンドルは、前記第1、第2リンク部材に連結され、前記ハンドルベース、第1、第2リンク部材および操作ハンドルが操作ハンドルの使用位置において初期位置に対して平行姿勢を保持するリンク機構を構成する車両のドアハンドル装置。

Claims (5)

  1. ハンドルベースに初期位置から使用位置まで突出可能に操作ハンドルを連結した車両のドアハンドル装置であって、
    適宜間隔を隔ててハンドルベースに各々回転自在にピン連結される第1、第2リンク部材と、
    前記第1リンク部材を回転駆動する電動アクチュエータとを有し、
    前記操作ハンドルは、前記第1、第2リンク部材の端部に回転自在に連結され、前記ハンドルベース、第1、第2リンク部材および操作ハンドルが操作ハンドルの使用位置において初期位置に対して平行姿勢を保持するリンク機構を構成する車両のドアハンドル装置。
  2. 前記第1、第2リンク部材のいずれか一方のリンクと操作ハンドルとはピン連結されるとともに、他方のリンクと操作ハンドルとは回りすべり対偶により連結され、
    前記操作ハンドルまたは前記第1、第2リンク部材のいずれか一方のリンクにはリンク機構を強制拘束するトーションスプリングが装着される請求項1記載の車両のドアハンドル装置。
  3. 前記操作ハンドルは、初期位置において第1、第2リンク部材のいずれか一方との連結点を揺動中心として揺動可能で、
    かつ、ハンドルベースには、初期位置における操作ハンドルにより覆われ、揺動状態において解錠キーによる操作が可能になるシリンダ錠が固定される請求項2記載の車両のドアハンドル装置。
  4. 前記操作ハンドルの揺動中心側端部には、押し込み操作により操作ハンドルを揺動状態に移行させる押圧操作部が設けられる請求項3記載の車両のドアハンドル装置。
  5. 前記第1、第2リンク部材、操作ハンドル、およびハンドルベースの連結ピンは四節平行クランク構成位置に配置されるとともに、
    前記第2リンク部材の操作ハンドルとの連結部には、操作ハンドルの連結ピンが移動自在に嵌合するスライド孔が開設される請求項2、3または4記載の車両のドアハンドル装置。





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