(詳細な説明)
(略語)
(定義)
本明細書に記載される開示の理解を容易にするために、いくつかの用語を以下で定義する。概して、本明細書で使用される命名法、並びに本明細書に記載される有機化学、医薬品化学、及び薬理学における実験手順は、当技術分野で周知であり、かつ一般に使用されるものである。
数値の前にある「約」は、指定されている値の±10%の範囲の値を指す。
製剤、組成物、又は成分に関する「許容し得る」は、治療を受けている対象の全般的な健康に対する持続的な有害作用がないことを意味する。
ある基が「任意に置換されて」いると記載されるときはいつも、言及された基が「非置換であるか又は置換される」ことができることを意味する。
「アルコキシ」は、式-ORの基を意味し、式中、Rは、アルキルである。ある実施態様において、アルコキシは、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、2-プロポキシ、ブトキシ、tert-ブトキシ、ペンチルオキシ、又はヘキシルオキシを含む。
「アルコキシアルコキシ」は、式-OR-OR'の基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルキレンであり、かつR'は、本明細書に定義されているアルキルである。
「アルコキシカルボニル」は、式-C(O)Rの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルコキシである。
「アルコキシカルボニルオキシ」は、式-OC(O)Rの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルコキシである。
「アルキルカルボニルアミノアルコキシ」は、式-OR-NH-C(O)R'の基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルキレンであり、かつR'は、本明細書に定義されているアルキルである。
「アルキル」は、1〜10個の炭素原子を含有する直鎖又は分岐状飽和炭化水素基を意味し、ある実施態様において、1〜6個の炭素原子を含む。ある実施態様において、アルキルは、1〜4個の炭素原子(「C1-4アルキル」)を含む。ある実施態様において、アルキルは、1〜3個の炭素原子(「C1-3アルキル」)を含む。ある実施態様において、アルキルは、メチル、エチル、n-プロピル、イソ-プロピル、n-ブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n-ヘキシル、3-メチルヘキシル、2,2-ジメチルペンチル、2,3-ジメチルヘキシル、n-ヘプチル、n-オクチル、n-ノニル、又はn-デシルを含む。
「アルキレン」は、1〜10個の炭素原子を含有する直鎖又は分岐状飽和二価炭化水素基を意味し、ある実施態様において、1〜6個の炭素原子を含む。
「アルキルカルボニルアミノ」は、式-NHC(O)Rの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルキルである。
「アミノ」は、-NH2基を意味する。
「アミノアルコキシ」は、式-O-R-NH2の基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルキルである。一実施態様において、(アミノ)アルコキシは、(アミノ)プロピルオキシを含む。
「アルキルアミノアルコキシ」は、-O-R-NHR'基を意味し、ここで、R及びR’は、独立に、本明細書に定義されているアルキルである。一実施態様において、(ジアルキルアミノ)アルコキシは、(メチルアミノ)プロピルオキシを含む。
「アミノカルボニル」は、-C(O)NH2基を意味する。
「アミノカルボニルオキシ」は、式-OC(O)Rの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアミノである。
「アルキルアミノカルボニルオキシ」は、式-OC(O)Rの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルキルアミノである。
「アルキルアミノ」は、式-NHRの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルキルである。ある実施態様において、アルキルアミノは、メチルアミノ、エチルアミノ、n-プロピルアミノ、イソ-プロピルアミノ、n-ブチルアミノ、イソ-ブチルアミノ、又はtert-ブチルアミノを含む。
「アルキルカルボニル」は、式-C(O)Rの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルキルである。
「アルキルカルボニルオキシ」は、式-OC(O)Rの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルキルである。
「アルキルスルホニル」は、式-SO2Rの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルキルである。
「アミノスルホニル」は、式-SO2NH2の基を意味する。
「アルキルアミノスルホニル」は、式-SO2NHRの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルキルである。
「ジアルキルアミノアルコキシ」は、-O-R-NR'R''基を意味し、ここで、R、R'、及びR''は独立に、本明細書に定義されているアルキルである。一実施態様において、(ジアルキルアミノ)アルコキシは、(ジメチルアミノ)プロピルオキシを含む。
「ジアルキルアミノスルホニル」は、式-SO2NRR'の基を意味し、式中、R及びR’は、独立に、本明細書に定義されているアルキルである。
「アリール」は、一価で6〜14員の一、二、又は三炭素環式環を意味し、ここで、該単環式環は芳香族であり、かつ該二環式又は三環式環中の環の少なくとも1つは芳香族である。ある実施態様において、アリールは、フェニル、ナフチル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、インダニル、又はアントラセニルを含む。
「カルボニル」は、-C=(O)基を意味する。
「カルボキシル」は、-C(O)OH基を意味する。
「シアノ」は、-CN基を意味する。
「シクロアルキル」は、3〜10個の炭素環原子の単環式又は二環式飽和又は部分不飽和(しかし、芳香族ではない)炭化水素環を意味する。シクロアルキル基は、縮合及び架橋二環式環を含む。例えば、縮合されている場合、シクロアルキル基は、隣接する原子(例えば、1つの共有結合)を共有する2つの環を含み得る。架橋されている場合、シクロアルキル基は、2つの橋頭原子を少なくとも1つの原子を含有する架橋によって隔てている、3以上の原子を共有する2つの環を含み得る。シクロアルキル基がx〜y個の環炭素原子を含有する場合、これは、本明細書において、C
x-yシクロアルキルと称することができる。ある実施態様において、シクロアルキルは、C
3-10シクロアルキルであるか、又はC
5-7シクロアルキルであるか、又はC
5-6シクロアルキルであるか、又はC
3-6シクロアルキルであるか、又はC
3-7シクロアルキルである。ある実施態様において、シクロアルキルは、C
3-8シクロアルキルである。ある実施態様において、シクロアルキル基は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルを含む。ある実施態様において、シクロアルキル基は、
である。
「(シクロアルキル)アルキル」は、本明細書に定義されている少なくとも1つのシクロアルキル基で置換された、本明細書に定義されているアルキル基を意味する。ある実施態様において、アルキルは、1つのシクロアルキル基で置換されている。ある実施態様において、アルキルは、1つ又は2つのシクロアルキル基で置換されている。ある実施態様において、(シクロアルキル)アルキルは、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチル、及びシクロヘキシルメチルを含む。
「(シクロアルキル)アルコキシ」は、式-ORの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されている(シクロアルキル)アルキル基である。ある実施態様において、(シクロアルキル)アルコキシは、シクロブチルメトキシ、シクロペンチルメトキシ、及びシクロヘキシルメトキシを含む。
「シクロアルキルオキシ」は、式-ORの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているシクロアルキルである。ある実施態様において、シクロアルキルオキシは、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、及びシクロヘキシルオキシを含む。
「シクロアルキルカルボニル」は、式-C(O)Rの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているシクロアルキルである。
「シクロアルキルカルボニルオキシ」は、式-OC(O)Rの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているシクロアルキルである。
「ジアルキルアミノ」は、式-NRR'の基を意味し、式中、R及びR’は、独立に、本明細書に定義されているアルキルである。ある実施態様において、ジアルキルアミノは、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、N,N-メチルプロピルアミノ、又はN,N-メチルエチルアミノを含む。
「ジアルキルアミノカルボニル」は、式-C(O)Rの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているジアルキルアミノである。
「ジアルキルアミノカルボニルオキシ」は、式-OC(O)Rの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているジアルキルアミノである。
「ハロ」は、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨード基を意味する。
「ハロアルコキシ」は、1以上のハロ原子で置換されたアルコキシ基を意味する。ある実施態様において、該アルコキシ基の全ての水素原子は、ハロ原子で置き換えられる。ある実施態様において、該アルコキシは、1、2、3、4、5、又は6個のハロ原子で置換される。ある実施態様において、該アルコキシは、1、2、又は3個のハロ原子で置換される。ある他の実施態様において、該アルコキシは、2個のハロ原子で置換される。ある実施態様において、該アルコキシは、1個のハロ原子で置換される。ハロアルコキシのある実施態様は、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、又は1,1,1-トリフルオロエトキシを含む。
「ハロアルキル」は、1以上のハロ原子で置換されたアルキル基を意味する。ある実施態様において、該アルキル基の全ての水素原子は、ハロ原子で置換される。ある実施態様において、該アルキル基は、1、2、3、4、5、又は6個のハロ原子で置換される。ある実施態様において、該アルキル基は、1、2、又は3個のハロ原子で置換される。ある他の実施態様において、該アルキル基は、2個のハロ原子で置換される。ある実施態様において、該アルキル基は、1個のハロ原子で置換される。ある実施態様において、ハロアルキルは、トリフルオロメチル、フルオロメチル、ペルフルオロエチル、又はクロロメチルを含む。ハロアルキルのある実施態様は、クロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、又は1,1,1-トリフルオロエタニルを含む。
「ヘテロアリール」は、-O-、-S-、-N=(三価窒素)、及び-N(H)-から独立に選択される1以上の環ヘテロ原子を含有し、かつ残りの環原子が炭素原子である、5〜14個の環原子の単環式、二環式、又は三環式環を意味し、ここで、該単環式環は芳香族であり、かつ該二環式又は三環式環中の環の少なくとも1つは芳香族である(しかし、ヘテロ原子を含有する環でなくてもよい、例えば;テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、ジヒドロベンゾジオキシニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルなど)。ある実施態様において、ヘテロアリールは、5〜6個の環原子の単環式環である。別途明記されない限り、原子価は、原子価則が許容するヘテロアリール基の任意の環の任意の原子上に位置し得る。
ある実施態様において、ヘテロアリールは、トリアゾリル、テトラゾリル、ピロリル、イミダゾリル、チエニル、フラニル、ピラゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、インドリル、インドリニル、イソインドリニル、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾピラニル、ベンゾチアゾリル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、ピロロ[3,2-c]ピリジニル、ピロロ[1,2-b]ピリダジニル、イミダゾ[1,2-a]ピリジニル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソリル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、フロ[2,3-d]チアゾリル、チエノ[2,3-d]オキサゾリル、チエノ[3,2-b]フラニル、フロ[2,3-d]ピリミジニル、フロ[3,2-b]ピリジニル、フロ[3,2-c]ピリジニル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジニル、7,8-ジヒドロ-6H-シクロペンタ[g]キノキサリニル、ジヒドロベンゾジオキシニル、又は2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルを含むが、これらに限定されない。
「ヘテロシクロアルキル」は、1以上の環原子が、-O-、-S-、-N=(三価窒素)、又は-NH-から独立に選択されるヘテロ原子であり、かつ残りの環原子が炭素である、3〜9個の環原子の飽和もしくは部分不飽和(しかし、芳香族ではない)単環式環又は5〜12個の環原子の飽和もしくは部分不飽和(しかし、芳香族ではない)二環式環を意味する。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキルは、4〜7個の環原子の飽和もしくは部分不飽和単環式基又は7〜9個の環原子の飽和もしくは部分不飽和二環式基である。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキルは、5〜6個の環原子の飽和もしくは部分不飽和単環式基又は6〜8個の環原子の飽和もしくは部分不飽和二環式基である。
ある実施態様において、ヘテロシクロアルキル基は、-O-、-S-、-N=(三価窒素)、又は-NH-から独立に選択される1、2、3、又は4個の環ヘテロ原子を含み、かつ残りの環原子は炭素である。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキル基は、1個のみ又は2個の窒素原子を含有し、かつ残りの環原子は炭素である。ヘテロシクロアルキル基がx〜y個の環原子を含有する場合、これは、本明細書において、「x〜y員ヘテロシクロアルキル」と称することができる。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキルは、4〜7員ヘテロシクロアルキルであるか、又は5〜6員ヘテロシクロアルキルであるか、又は7〜9員ヘテロシクロアルキルである。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキルは、5〜8員ヘテロシクロアルキルである。
ヘテロシクロアルキル基は、縮合又は架橋ヘテロシクロアルキル二環式環を含む。例えば、縮合ヘテロシクロアルキル基は、隣接する原子(例えば、1つの共有結合)を共有する2つの環を含み得る。架橋されている場合、ヘテロシクロアルキル基は、2つの橋頭原子を少なくとも1つの原子を含有する架橋によって隔てている、3以上の原子を共有する2つの環を含み得る。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキル基は、
である。
ある実施態様において、ヘテロシクロアルキルは、アゼチジニル、ピロリジニル、2,5-ジヒドロ-1H-ピロリニル、2,5-ジヒドロ-1H-ピロリル、ピペリジニル、モルホリニル、ピペラジニル、ピラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、1,3-ジオキシニル、1,3-ジオキサニル、1,4-ジオキシニル、1,4-ジオキサニル、チオモルホリニル、チアモルホリニル、ペルヒドロアゼピニル、ピラゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ジヒドロピリジニル、テトラヒドロピリジニル、オキサゾリニル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリジニル、チアゾリニル、チアゾリジニル、キヌクリジニル、イソチアゾリジニル、オクタヒドロインドリル、オクタヒドロイソインドリル、オクタヒドロピロロ[3,4-c]ピロリニル、デカヒドロイソキノリル、テトラヒドロフリル、2-アザスピロ[3.3]ヘプタニル、4,7-ジアザスピロ[2.5]オクタニル、1,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル、7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、3-アザビシクロ[3.2.1]オクタニル、及び8-アザビシクロ[3.2.1]オクタニルを含むが、これらに限定されない。
「(ヘテロシクロアルキル)アルキル」は、本明細書に定義されている、少なくとも1つの、別の例においては、1つ又は2つのヘテロシクロアルキル基で置換された、本明細書に定義されているアルキル基を意味する。ある実施態様において、該アルキルは、1つのヘテロシクロアルキル基で置換されている。
「ヘテロシクロアルキルカルボニル」は、式-C(O)Rの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているヘテロシクロアルキルである。
「ヘテロシクロアルキルカルボニルオキシ」は、式-OC(O)Rの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているヘテロシクロアルキルである。
「ヘテロシクロアルキル-オン」は、本明細書に定義されているヘテロシクロアルキル基を意味し、ここで、該ヘテロシクロアルキル基の1つの環炭素原子は、酸素原子とともに二重結合を形成する。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキル-オン基は、
である。
「ヒドロキシ」は、-OH基を意味する。「ヒドロキシ」及び「ヒドロキシル」という用語は、互換的に使用されており、-OH基を意味する。
「ヒドロキシアルキル」は、式-R-(OH)zの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルキルであり、かつzは、1又は2である。一実施態様において、ヒドロキシアルキルは、-ROHである。一実施態様において、ヒドロキシアルキルは、-CH2OHを含む。一実施態様において、ヒドロキシアルキルは、-R(OH)2である。
「ヒドロキシアルコキシ」は、式-O-R-(OH)zの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルキルであり、かつzは、1又は2である。一実施態様において、ヒドロキシアルコキシは、-OR-(OH)である。一実施態様において、ヒドロキシアルコキシは、-OR-(OH)2である。一実施態様において、(ヒドロキシ)アルコキシは、(ヒドロキシ)プロピルオキシを含む。
「ヒドロキシカルボニル」は、-C(O)OH基を意味する。本明細書で使用される場合、「ヒドロキシカルボニル」及び「カルボキシル」という用語は、互換的に使用されており、同じ基を指す。
「ヒドロキシカルボニルアルキル」は、式-RC(O)OHの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているアルキレンである。
「ヒドロキシシクロアルキル」は、式-ROHの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されているシクロアルキルである。ある実施態様において、ヒドロキシシクロアルキルは、
である。
「(ヒドロキシシクロアルキル)アルキル」は、式-RR'の基を意味し、式中、Rは、アルキルであり、かつR'は、本明細書に定義されているヒドロキシシクロアルキルである。ある実施態様において、(ヒドロキシシクロアルキル)アルキルは、
である。
「(フェニル)アルキル」は、少なくとも1つのフェニル基で置換された、本明細書に定義されているアルキル基を意味する。ある実施態様において、該アルキルは、1つのフェニル基で置換されている。ある実施態様において、(フェニル)アルキルは、ベンジルである。
「(フェニル)アルコキシ」は、式-ORの基を意味し、式中、Rは、本明細書に定義されている(フェニル)アルキルである。
「フェニルカルボニルオキシ」は、式-OC(O)Rの基を意味し、式中、Rは、フェニルである。
「スピロシクロアルキル」は、両方の環に共通する1つの四級炭素環原子を有する5〜12個の炭素環原子の二環式シクロアルキル環を意味する。ある実施態様において、スピロシクロアルキルは、C5-12スピロシクロアルキルであるか、又はC8-11シプロシクロアルキル(siprocycloalkyl)である。
ある実施態様において、スピロシクロアルキル基は、スピロ[2.5]オクタン、スピロ[3.4]オクタン、スピロ[3.5]ノナン、スピロ[4.4]ノナン、スピロ[4.5]デカン、又はスピロ[5.5]ウンデカンを含む。ある実施態様において、スピロシクロアルキル基は、
であるか、又は
であるか、又は
である。
いくつかの実施態様において、本明細書に記載されるものの化合物は、不斉中心又はキラル中心が存在する立体異性体として存在する。本明細書で使用される(R)及び(S)という用語は、引用により本明細書中に組み込まれる、第E節、基礎立体化学に関するIUPAC 1974勧告(IUPAC 1974 Recommendations for Section E, Fundamental Stereochemistry), Pure Appl. Chem.,(1976), 45:13-30に定義されている立体配置である。本明細書に記載される実施態様は、具体的に、様々な立体異性体及びその混合物を含む。
「立体異性体」は、(限定されないが)幾何異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、幾何異性体、エナンチオマー、又はジアステレオマーの混合物を含む。いくつかの実施態様において、化合物の個々の立体異性体は、不斉中心もしくはキラル中心を含有する市販の出発材料から合成的に、又はラセミ混合物の調製とその後の分割により調製される。これらの分割方法は、(1)キラル補助剤へのエナンチオマーの混合物の結合、再結晶化もしくはクロマトグラフィーによる得られたジアステレオマー混合物の分離、及び該補助剤からの光学的に純粋な生成物の遊離、又は(2)キラルクロマトグラフィーカラム上での光学的エナンチオマーの混合物の直接的な分離によって例示される。
特定の化合物又は医薬組成物の投与による特定の障害の症状の「改善」は、恒久的であるか又は一時的であるか、持続性であるか又は一過性であるかを問わず、該化合物もしくは組成物の投与に起因し又は該投与と関連し得る、重症度の何らかの軽減、発症の遅延、進行の減速、又は持続期間の短縮を指す。
「有効量」又は「治療有効量」という用語は、治療されている疾患又は障害の症状のうちの1つ又は複数をある程度緩和する、投与されている薬剤又は化合物の十分な量を指す。この結果には、疾患の兆候、症状、もしくは原因の軽減及び/もしくは緩和、又は生体システムの任意の他の所望の変化が含まれる。例えば、治療的使用のための「有効量」は、疾患症状の臨床的に有意な減少をもたらすために必要とされる本明細書に開示される化合物を含む組成物の量である。任意の個々の場合における適切な「有効」量は、用量漸増試験などの、任意の好適な技法を用いて決定される。
「賦形剤」又は「医薬として許容し得る賦形剤」は、医薬として許容し得る材料、組成物、又はビヒクル、例えば、液体又は固体の充填剤、希釈剤、溶媒、又は封入材料を意味する。賦形剤は、例えば、封入材料又は添加剤、例えば、吸収加速剤、抗酸化剤、結合剤、緩衝剤、コーティング剤、着色剤、希釈剤、崩壊剤、乳化剤、増量剤、充填剤、着香剤、保湿剤、滑沢剤、香料、防腐剤、噴射剤、放出剤、滅菌剤、甘味料、可溶化剤、湿潤剤、及びこれらの混合物を含む。一実施態様において、各々の成分は、医薬製剤の他の成分と適合性があり、かつ過度の毒性、刺激、アレルギー応答、免疫原性、又は他の問題もしくは合併症を伴わずにヒト及び動物の組織又は器官と接触させて使用するのに好適であり、妥当なベネフィット/リスク比に見合うものであるという意味において、「医薬として許容し得る」。例えば、レミントン:薬学の科学及び実践(Remington: The Science and Practice of Pharmacy)、第21版; Lippincott Williams & Wilkins: Philadelphia, PA, 2005;医薬賦形剤のハンドブック(Handbook of Pharmaceutical Excipients)、第6版; Roweら編; The Pharmaceutical Press and the American Pharmaceutical Association: 2009;医薬添加物のハンドブック(Handbook of Pharmaceutical Additives)、第3版; Ash及びAsh編; Gower Publishing Company: 2007;医薬予備製剤及び製剤(Pharmaceutical Preformulation and Formulation)、第2版; Gibson編; CRC Press LLC: Boca Raton, FL, 2009を参照されたい。
「医薬として許容し得る塩」は、それが投与される生物に顕著な刺激を引き起こさず、かつ化合物の生物学的活性及び特性を妨げない化合物の製剤を指す。ある例において、医薬として許容し得る塩は、本明細書に記載される化合物を、酸、例えば、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、又はサリチル酸と反応させることにより得られる。いくつかの例において、医薬として許容し得る塩は、本明細書に記載される化合物を塩基と反応させて、塩、例えば、アンモニウム塩、アルカリ金属塩、例えば、ナトリウムもしくはカリウム塩、アルカリ土類金属塩、例えば、カルシウムもしくはマグネシウム塩、有機塩基、例えば、ジシクロヘキシルアミン、N-メチル-D-グルカミン、トリス(ヒドロキシメチル)メチルアミンの塩、及びアルギニンもしくはリジンなどのアミノ酸との塩を形成させることによるか、又は以前に決定された他の方法により得られる。薬理学的に許容し得る塩は、それを医薬品で使用することができる限り、特には限定されない。
「医薬組成物」という用語は、本明細書に記載される化合物と賦形剤などの他の化学成分との混合物を指す。医薬組成物は、生物への化合物の投与を容易にする。化合物を投与する多数の技法が当技術分野に存在し、これには、限定されないが、静脈内、経口、エアロゾル、非経口、眼、肺、及び局所投与が含まれる。
「対象」は、限定されないが、霊長類(例えば、ヒト)、サル、ウシ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、イヌ、ネコ、ウサギ、ラット、又はマウスを含む、動物を指す。「対象」及び「患者」という用語は、互換的に使用される。ある実施態様において、対象は、哺乳動物である。ある実施態様において、対象は、ヒトである。ある実施態様において、対象は、成人ヒトである。ある実施態様において、対象は、ヒト小児である。
ある実施態様において、対象は、哺乳動物である。ある実施態様において、対象は、ヒトである。ある実施態様において、対象は、成人ヒトである。ある実施態様において、対象は、ヒト小児である。
疾患又は障害の治療との関連における、「治療する」、「治療すること」、及び「治療」は、障害、疾患、もしくは疾病又は該障害、疾患、もしくは疾病と関連する1以上の症状の緩和又は無効化;或いは疾患、障害、もしくは疾病又はその1以上の症状の進行、拡大、又は悪化の減速を含むことが意図される。多くの場合、対象が治療剤から得る有益な効果は、疾患、障害、又は疾病の完全な治癒をもたらすものではない。
(実施態様)
以下の段落は、本明細書に開示される化合物のいくつかの実施態様を示す。どの場合も、実施態様は、列挙されている化合物とその単一の立体異性体又は立体異性体の混合物の両方、及びその医薬として許容し得る塩を含む。
一態様において、本明細書に提供されるのは、式(I)の化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示し;
Lは、結合、CH
2、CF
2、O、NR
L、S、S(=O)、C(=O)、CH
2-Q、又はQ-CH
2であり;ここで、Qは、O、NR
L、又はSであり;
R
Lは、水素、C
1-4アルキル、C
3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C
1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C
3-8シクロアルキル、C
8-11スピロシクロアルキル、5〜8員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから独立に選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AA基;
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基;
(iii)LがOであり、かつR
2及びR
3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基;
(iv)LがCH
2NR
Lであるとき、1つのハロ基;
(v)Lが、結合、O、S、もしくはS(=O)であるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロ、シアノ、ハロアルキル、もしくはハロアルコキシで任意に置換されている);又は
(vi)Lが結合もしくはOであるとき、1つのシアノ基及び1つの(フェニル)アルコキシ基(ここで、該フェニルは、該(フェニル)アルコキシ基の一部として、ハロもしくはハロアルコキシで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは、1つもしくは2つのR
AB基で置換されているか、又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR
1は、水素もしくはエチルではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、O、S、もしくはCH
2Sであり;
各々のR
AAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロ基で任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロ基で任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ヒドロキシアルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;アミノアルコキシ;アルキルアミノアルコキシ;ジアルキルアミノアルコキシ;ヒドロキシアルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ(ここで、該シクロアルキル基は、ヒドロキシアルキルで任意に置換されている);シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つ又は2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又はアルキル、ヒドロキシアルキル、(ヒドロキシシクロアルキル)アルキル、アルコキシアルキル、及びヒドロキシシクロアルキルから選択される1つの基で任意に置換された5〜6員ヘテロアリールであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R
1A)C(O)R
1B、-N(R
1A)C(O)OR
1B、又は-N(R
1A)C(O)NR
1BR
1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R
1A、R
1B、及びR
1Cは、各々独立に、水素又はC
1-6アルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがS又はCH
2であり、かつ環Aが(シクロアルキル)アルコキシで置換されたフェニル以外のフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、R
AAはアルキルであることができず;
iii. LがOであり、環Aが1つのR
AAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、R
AAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR
1がエチルである場合、R
AAはトリフルオロメトキシであることができず;
v. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR
1がHである場合、R
ABはメチルであることができず、かつ
vi. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、R
ABは、アルキルであることができない)。
ある実施態様において、環Bは、一置換又は二置換ハロであることができない。
ある実施態様において、環Bは、非置換フェニル、又はアルキル、ハロ、もしくはハロアルキルから独立に選択される1つもしくは2つの基で置換されたフェニルであることができない。
ある実施態様において、環Aは、非置換フェニル、又はアルキル、ハロ、もしくはハロアルキルから独立に選択される1つもしくは2つの基で置換されたフェニルであることができず、かつ環Bは、非置換フェニル、又はアルキル、ハロ、もしくはハロアルキルから独立に選択される1つもしくは2つの基で置換されたフェニルであることができない。
ある実施態様において、LがS又はCH2であるとき、環Bは、一置換又は二置換ハロであることができない。
ある実施態様において、LがS又はCH2であるとき、環Bは、非置換フェニル、又はアルキル、ハロ、もしくはハロアルキルから独立に選択される1つもしくは2つの基で置換されたフェニルであることができない。
ある実施態様において、LがS又はCH2であるとき、環Aは、非置換フェニル、又はアルキル、ハロ、もしくはハロアルキルから独立に選択される1つもしくは2つの基で置換されたフェニルであることができず、かつ環Bは、非置換フェニル、又はアルキル、ハロ、もしくはハロアルキルから独立に選択される1つもしくは2つの基で置換されたフェニルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物:
は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示し;
Lは、結合、CH
2、CF
2、O、NR
L、S、S(=O)、C(=O)、CH
2-Q、又はQ-CH
2であり;ここで、Qは、O、NR
L、又はSであり;
R
Lは、水素、C
1-4アルキル、C
3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C
1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、シクロアルキル、スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのR
AA基で任意に置換されており;
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
各々のR
AAは、独立に、アルキル;ハロ;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;アルキルカルボニルアミノアルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又は(フェニル)アルコキシ(ここで、該フェニルは、ハロ、シアノ、ハロアルキル、もしくはハロアルコキシで任意に置換されている)であり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R
1A)C(O)R
1B、-N(R
1A)C(O)OR
1B、又は-N(R
1A)C(O)NR
1BR
1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R
1A、R
1B、及びR
1Cは、各々独立に、水素又はC
1-6アルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物:
は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示し;
Lは、結合、CH
2、CF
2、O、NR
L、S、C(=O)、CH
2-Q、又はQ-CH
2であり;ここで、Qは、O、NR
L、又はSであり;
R
Lは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC
1-4アルキルであり;
環Aは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのR
AA基で任意に置換されており;
各々のR
AAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、シクロアルキル、スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル;ハロ;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;アルキルカルボニルアミノアルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又は(フェニル)アルコキシ(ここで、該フェニルは、ハロ、シアノ、ハロアルキル、もしくはハロアルコキシで任意に置換されている)であり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールであり;
R1はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基、
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができず;
iii. LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
v. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができず、かつ
vi. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜8員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基、
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは、1つもしくは2つのRAB基で置換されているか、又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR1は、水素もしくはエチルではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRAAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができず;
iii. LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
v. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができず、かつ
vi. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基、
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは、1つもしくは2つのRAB基で置換されているか、又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR1は、水素もしくはエチルではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRAAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができず;
iii. LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
v. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができず、かつ
vi. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
さらなる実施態様において、式(I)の化合物は: RLが、水素、C1-4アルキル、又はベンジルであり;かつ該ベンジル基が1つ又は2つのハロアルコキシ基で任意に置換されており;かつ環Aが、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜8員ヘテロシクロアルキル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフトニル(tetrahydronaphthnyl)、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、又はテトラヒドロイソキノリニルである、化合物である。さらなる実施態様において、式(I)の化合物は: RLが、水素、C1-4アルキル、又はベンジルであり;かつ該ベンジル基が、1つ又は2つのハロアルコキシ基で任意に置換されており;かつ環Bが、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、テトラヒドロナフチル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニルである、化合物である。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基、
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができず;
iii. LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
v. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができず、かつ
vi. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、又はベンジルであり;かつ該ベンジル基は、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C5-6シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、又はテトラヒドロイソキノリニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基、
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは1つもしくは2つのRAB基で置換されているか;又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR1は、水素もしくはエチルではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRAAは、独立に、ハロアルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、又はハロアルコキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、テトラヒドロナフチル、テトラヒドロキノリニル、キノリニル、又はイソキノリニルであり;ここで、各々の環Bは、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルコキシ; 1もしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;又は(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキルであり;
R1は、水素、アルキル、又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素又はアルキルであり;ここで、該アルキルは、シクロアルキルカルボニルオキシ又はヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されておりここで、該ヘテロシクロアルキルカルボニルオキシは、アルコキシカルボニルで任意に置換されており;
但し:
(i)LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルある場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
(ii)LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができず;
(iii)LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
(iv)LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
(v)Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができず、かつ
(vi)LがNHであり、環Aがピリジルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、シクロアルキル、スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル,(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、O、CF2、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H、C1-4アルキル、又はベンジルであり;かつ該ベンジル基中のフェニルは、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、シクロアルキル、スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル、ハロアルキル;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;又は(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキルであり;
R1は、水素、アルキル、又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素又はアルキルであり;ここで、該アルキルは、シクロアルキルカルボニルオキシ又はヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており、ここで、該ヘテロシクロアルキルカルボニルオキシは、アルコキシカルボニルで任意に置換されており;
但し、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チオフェニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、ジヒドロベンゾジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAは、アルキル又はトリフルオロメチルであることができず;
iii. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
iv. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;かつ
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Bは存在し;ここで、環Bは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;但し、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜8員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは、1つもしくは2つのRAB基で置換されているか、又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR1は、水素もしくはエチルではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールである。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Bは存在せず;
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
ここで:
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;かつ
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Aは、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルであり;
ここで:
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;かつ
R2及びR3は、独立に、水素又はアルキルであり;ここで、該アルキルは、アルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Bは存在せず;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
ここで:
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基;
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは1つもしくは2つのRAB基で置換されているか;又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR1は、水素もしくはエチルではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSである。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Aは、ピペリジニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、スピロ[2.5]オクタン、スピロ[4.5]デカン、又はスピロ[5.5]ウンデカンであり;
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基;
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ及び(シクロアルキル)アルコキシからなる群から選択される1つの基;
で置換されており、
各々のRAAは、独立に、ハロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、又はハロアルコキシであり;
R1は、水素、アルキル、又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素又はアルキルであり;ここで、該アルキルは、シクロアルキルカルボニルオキシ又はヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており、ここで、該ヘテロシクロアルキルカルボニルオキシは、アルコキシカルボニルで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Bは存在し;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;ここで、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルである。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、又はベンジルであり、ここで、フェニルは、該ベンジル基の一部として、ハロアルコキシ基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はナフチルであり、ここで、環Aは、ハロ又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、テトラヒドロナフチル、テトラヒドロキノリニル、キノリニル、又はイソキノリニルであり;ここで、各々の環Bは、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;又は(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキルであり;かつ
R1は、水素又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルである。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、Lが、結合、O、S、NRL、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qが、O、NRL、又はSである化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、LがO又はSである化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物であり、ここで:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示し;かつ環Bは存在する。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;ここで、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、又はベンジルであり、ここで、該ベンジル基中のフェニルは、ハロアルコキシ基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はナフチルであり、ここで、環Aは、ハロ又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、テトラヒドロナフチル、テトラヒドロキノリニル、キノリニル、又はイソキノリニルであり;ここで、各々の環Bは、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;又は(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキルであり;かつ
R1は、水素又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
但し、LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チオフェニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、ジヒドロベンゾジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAは、アルキル又はトリフルオロメチルであることができず;
iii. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
iv. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H又はヒドロキシカルボニルアルキルで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAは、アルキル又はトリフルオロメチルであることができず;
iii. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
iv. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり、
RLは、H又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H又はヒドロキシカルボニルアルキルで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロシクロアルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、又はアルキルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、各々、水素又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたアルキルであり;
但し、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H又はC1-4アルキルであり;
環Aは、フェニル又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、フェニル又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、又はアルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、又はアルキルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素又はアルキルであり;
但し、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(II)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、シクロアルキル、スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
ここで:
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基;
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは1つもしくは2つのRAB基で置換されているか;又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR1は水素もしくはエチルではなく、又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ、又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
LがOであり、かつ環Aがフェニルである場合、RAAはアルキルであることができず;
LがOであり、環Aがフェニルであり、かつR1がエチルである場合、RABはトリフルオロメトキシであることができず;
LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルである場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができず、かつ
LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルである場合、RABはアルキルであることができない。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ベンゾチアゾリル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;但し、LがNRL又はOである場合、環Aはテトラヒドロナフチルであることができず;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、O、NH、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NH、又はSであり;
環Aは、ピペリジニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、スピロ[2.5]オクタン、スピロ[4.5]デカン、又はスピロ[5.5]ウンデカンであり;
ここで:
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基;
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ及び(シクロアルキル)アルコキシからなる群から選択される1つの基;
で置換されており、
環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは1つもしくは2つのRAB基で置換されているか;又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR1は水素もしくはエチルではなく、又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRAAは、独立に、ハロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、又はハロアルコキシであり;
R1は、水素、アルキル、又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素又はアルキルであり;ここで、該アルキルは、シクロアルキルカルボニルオキシ又はヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されておりここで、該ヘテロシクロアルキルカルボニルオキシは、アルコキシカルボニルで任意に置換されており;
但し:
i. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつR1がエチルである場合、RABはトリフルオロメトキシであることができず;
ii. LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルである場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iii. LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルである場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができず、かつ
v. LがNHであり、環Aがピリジルである場合、RABはアルキルではない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(II)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
ここで:
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがOであり、かつ環Aがフェニルである場合、RAAは、アルキル又はトリフルオロメチルではなく;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつR1がエチルである場合、RABはトリフルオロメトキシであることができず;
iii. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルである場合、RABはアルキルであることができない。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、C5-7シクロアルキル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ベンゾチアゾリル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;但し、LがNRL又はOである場合、環Aはテトラヒドロナフタリニルであることができず;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、O、NH、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NH、又はSであり;
環Aは、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルであり;
ここで:
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素又はアルキルであり;
ここで、該アルキルは、アルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつR1がエチルである場合、RABはトリフルオロメトキシであることができず;
ii. LがNHであり、環Aがピリジル又はインドリニルである場合、RABはアルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(III)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(III)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基、
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは、1つもしくは2つのRAB基で置換されているか、又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRAAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニルハロ、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、又はベンジルであり;
ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されており;
但し:
i. LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができず;
iii. LがOっであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、かつ環Bが存在しない場合、RABはメチルであることができず、かつ
v. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABはアルキルであることができない。
ある実施態様において、式(III)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、又はベンジルであり;かつ該ベンジル基中のフェニルは、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C5-6シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、又はテトラヒドロイソキノリニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものである場合、ハロ基、
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSである場合、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
環Aは1つもしくは2つのRAB基で置換されているか;又は
環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR1は水素もしくはエチルではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRAAは、独立に、ハロアルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、又はハロアルコキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、テトラヒドロナフチル、テトラヒドロキノリニル、キノリニル、又はイソキノリニルであり;ここで、各々の環Bは、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルコキシ; 1もしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;又は(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素又はアルキルであり;ここで、該アルキルは、シクロアルキルカルボニルオキシ又はヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されておりここで、該ヘテロシクロアルキルカルボニルオキシは、アルコキシカルボニルで任意に置換されており;
但し:
(i)LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルある場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
(ii)LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができず;
(iii)LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
(iv)Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在しない場合、RABはメチルであることができず、かつ
(v)LがNHであり、環Aがピリジルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABはアルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(III)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(III)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、又はベンジルであり;
ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されており;
但し:
i. LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAは、アルキル又はトリフルオロメチルであることができず;
iii. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができず;
iv. LがSであり、かつ環Bが存在しない場合、環Aはチエニル又はベンゾチオフェニルであることができない。
ある実施態様において、本明細書に提供されるのは、式(I)、(II)、もしくは(III)のいずれか1つによる化合物、又は単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、或いはこれらの医薬として許容し得る塩であり、ここで、Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、又はC(=O)である。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CF2、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CF2、O、又はNRLである。ある実施態様において、Lは、CH2、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、又はC(=O)である。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2-Q又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、結合、CF2、O、NRL、S、又はS(=O)である。ある実施態様において、Lは結合であるか、又はLはCH2であるか、又はLはCF2である。ある実施態様において、LはOである。ある実施態様において、LはNRLである。ある実施態様において、LはSである。ある実施態様において、LはS(=O)である。ある実施態様において、LはC(=O)である。ある実施態様において、LはCH2-Qであり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、LはCH2-Oであるか、又はLはCH2-Sであるか、又はLはCH2-NRLであるか、又はLはO-CH2であるか、又はLはNRL-CH2である。
ある実施態様において、RLはHである。ある実施態様において、RLは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、H又はヒドロキシカルボニルで任意に置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、ヒドロキシカルボニルで任意に置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で置換されている。ある実施態様において、RLはC3-6シクロアルキルである。ある実施態様において、RLは、フェニル又はベンジルであり;ここで、該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ、ハロアルコキシから1つ又は2つの基で任意に置換されている。ある実施態様において、RLは、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されたベンジルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロアルキル、スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。
ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、ピリジル、フェニル、ナフチル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、インダニル、インドリル、インドリニル、イソインドリニル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、又はテトラヒドロイソキノリニルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロペンチル、シクロヘキシル、スピロ[2.5]オクタニル、スピロ[4.5]デカニル、スピロ[5.5]ウンデカニル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、キノリニル、イソキノリニル、ピリジル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、又は3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサニルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロペンチル、シクロヘキシル、ビシクロヘプタニル、スピロ[2.5]オクタニル、スピロ[4.5]デカニル、もしくはスピロ[5.5]ウンデカニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、ジヒドロベンゾジオキシニ(dihydrobenzodioxiny)、又は3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサニルである。
ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はナフチルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロペンチル、シクロヘキシル、スピロ[2.5]オクタニル、スピロ[4.5]デカニル、もしくはスピロ[5.5]ウンデカニル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、又はナフチルである。
ある実施態様において、環Aはアリールである。ある実施態様において、環Aは、フェニル又はナフチルである。ある実施態様において、環Aはフェニルである。
ある実施態様において、環Aは、スピロシクロアルキルであるか、又はC8-11スピロシクロアルキルである。ある実施態様において、環Aは、スピロ[2.5]オクタニル、スピロ[4.5]デカニル、又はスピロ[5.5]ウンデカニルである。
ある実施態様において、環AはC3-7シクロアルキルである。ある実施態様において、環AはC5-6シクロアルキルである。ある実施態様において、環Aは、シクロペンチル又はシクロヘキシルである。
ある実施態様において、環Aは5〜6員ヘテロシクロアルキルである。ある実施態様において、環Aは、ピペリジニル又はピペラジニルである。
ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル又はC8-11スピロシクロアルキルであり、各々は、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、又は5〜6員ヘテロシクロアルキルであり、各々は、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、又はアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、アリール又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、フェニル又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル又はC8-11スピロシクロアルキルであり、各々は、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されたC3-7シクロアルキルである。ある実施態様において、環Aはチエニルを含まない。ある実施態様において、環Aはインドリルを含まない。
ある実施態様において、環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されている。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基で置換されている。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:(i)1つもしくは2つのRAA基、(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基、(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は(v)Lが、結合、O、もしくはSである場合、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている)で置換されている。
ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、ハロ及びアルキルカルボニルアミノアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されたフェノキシである。ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又はアルキルカルボニルアミノアルコキシである。ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又はアルキルカルボニルアミノアルコキシである。ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、ハロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロ又はアルキルカルボニルアミノアルコキシで任意に置換されている。ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、ハロアルキルもしくはシクロアルキルオキシであるか、又はハロアルキルもしくは(シクロアルキル)アルコキシであるか、又はハロアルキルもしくは(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている。
ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、イソプロピル、トリフルオロメチル、プロポキシ、ペンチルオキシ、トリフルオロメトキシ、シクロプロピルメトキシ、シクロペンチルメトキシ、又はシクロヘキシルメトキシである。ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、イソプロピル、トリフルオロメチル、プロポキシ、ペンチルオキシ、トリフルオロメトキシ、シクロプロピルメトキシ、シクロペンチルメトキシ、シクロヘキシルメトキシ、又はハロベンジルオキシである。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基で置換されており、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは、1つのハロ及び1つのハロアルコキシで置換されているか、又は1つのハロ及び1つの(シクロアルキル)アルコキシで置換されているか、又は1つのハロ及び1つの(フェニル)アルコキシで置換されており、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されている。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは: 1)Lが結合であり、かつ環Aがテトラヒドロキノリニルであるとき、2)LがOであり、かつ環Aがジヒドロキシベンゾジオキシニルであるとき、3)LがOであり、環Aがテトラヒドロナフタレンであり、かつR1が水素もしくはエチルではないとき、又は4)LがOもしくはSであり、環Aがスピロシクロアルキルであるとき、非置換である。
ある実施態様において、各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシである。ある実施態様において、各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、又はハロアルコキシである。ある実施態様において、各々のRABは、独立に、クロロ、ブロモ、フルオロ、メチル、イソプロピル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシである。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aが、スピロ[2.5]オクタニル、スピロ[4.5]デカニル、スピロ[5.5]ウンデカニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、ピリジル、テトラヒドロキノリニル、又はテトラヒドロイソキノリニルである場合;環Aは、ハロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から独立に選択される1つ又は2つの基で置換されており、ここで、該フェニルは、(フェニル)アルコキシの一部として、ハロで任意に置換されているか、又はハロ、アルキル、アルコキシ、及びハロアルコキシからなる群から独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されているか、又はジフルオロメタン、トリフルオロメチル、シクロプロポキシ、シクロペンチルオキシ、プロピルメトキシ、ペンチルメトキシ、ヘキシルメトキシ、及びフルオロベンジルオキシで任意に置換されているか、又はフルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、イソプロピル、及びトリフルオロメトキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Bは、存在するとき、1つ又は2つのRB基で任意に置換されたシクロアルキルである。ある実施態様において、環Bは、存在するとき、1つ又は2つのRB基で任意に置換されたヘテロシクロアルキルである。ある実施態様において、環Bは、存在するとき、1つ又は2つのRB基で任意に置換されたアリールである。ある実施態様において、環Bは、存在するとき、1つ又は2つのRB基で任意に置換されたヘテロアリールである。
ある実施態様において、環Bは、C4-6シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、C4-6シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、C4-6シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、テトラヒドロナフチル、テトラヒドロキノリニル、キノリニル、もしくはイソキノリニル、テトラヒドロ-2H-ピラニル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はピリジルである。ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、テトラヒドロナフチル、テトラヒドロキノリニル、キノリニル、もしくはイソキノリニル、テトラヒドロ-2H-ピラニル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はピリジルである。ある実施態様において、環Bは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、ピリジル、キノリニル、又はイソキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ピリジル、キノリニル、又はイソキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、又はキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、フェニル、ピリジル、キノリニル、又はイソキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、フェニル又はキノリニルである。ある実施態様において、環Bはフェニルである。
ある実施態様において、環Bは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており、ここで、各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、アルコキシアルコキシ、アミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、アルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、又は(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキルである。
ある実施態様において、環Bは、シクロブチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、フェニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロナフチル、又はテトラヒドロキノリニルであり;各々は、1つ又は2つのRB基で置換されており、ここで、各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、アルコキシアルコキシ、アミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、又は1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキルである。
ある実施態様において、環Bは、シクロブチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、フェニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロナフチル、又はテトラヒドロキノリニルであり;各々は、1つ又は2つのR
B基で置換されており、ここで、各々のR
Bは、独立に、アミノカルボニル、シアノ、クロロ、ブロモ、フルオロ、メチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、メトキシエトキシ、アセトアミドエトキシ、シクロプロポキシ、シクロプロピルメトキシ、シクロブチル、シクロヘキシル、テトラヒドロピラニル、ピロリジニル、ピペリジニル、メチルピペリジニル、ジフルオロピペリジニル、メチルピペラジニル、アセチルピペラジニル、又は
である。
ある実施態様において、環Bは、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されたフェニルであり、ここで、各々のR
Bは、独立に、アミノカルボニル、シアノ、クロロ、ブロモ、フルオロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、メトキシエトキシ、アセトアミドエトキシ、シクロプロポキシ、シクロプロピルメトキシ、シクロブチル、シクロヘキシル、テトラヒドロピラニル、ピロリジニル、ピペリジニル、メチルピペリジニル、ジフルオロピペリジニル、メチルピペラジニル、アセチルピペラジニル、又は
である。
ある実施態様において、環Bは、シクロブチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロナフチル、又はテトラヒドロキノリニルであり;各々は、1つ又は2つのRB基で置換されており、ここで、各々のRBは、独立に、クロロ、ブロモ、フルオロ、メチル、又はピペリジニルである。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは、1つ又は2つのRAA基で置換されている。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、LがO以外のものであるとき、環Aは、2つのハロ基で置換されている。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、LがCH2NRLであるとき、環Aは、1つのハロ基で置換されている、ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、Lが、結合、O、もしくはSであるとき、環Aは、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基で置換されており、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されている。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、Lが結合であるとき、環Aは非置換テトラヒドロキノリニルである。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、LがOであるとき、環Aは非置換ジヒドロキシベンゾジオキシニルである。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、LがOであり、かつR1が水素又はエチルではないとき、環Aは非置換テトラヒドロナフタレンである。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、LがO又はSであるとき、環Aは非置換スピロシクロアルキルである。
ある実施態様において、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、LがCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAは、アルキル又はトリフルオロメチルであることができない。
ある実施態様において、LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができない。
ある実施態様において、LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはトリフルオロメチルであることができない。
ある実施態様において、LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができない。
ある実施態様において、LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができない。
ある実施態様において、LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABはアルキルであることができない。
ある実施態様において、Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができない。
ある実施態様において、R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルである。ある実施態様において、R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルである。
ある実施態様において、R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルである。ある実施態様において、R1は、水素又はアルキルである。ある実施態様において、R1は水素である。ある実施態様において、R1はアルキルである。ある実施態様において、R1は、水素又はWである。ある実施態様において、R1はWである。ある実施態様において、R1はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、もしくはフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであるか、又はWは、ジアルキルアミノもしくはアルキルカルボニルオキシで置換されているか、又はWは、アルキルカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、もしくはフェニルカルボニルオキシで置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(IV)によるもの、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であるである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とNR
LのNとの結合点を示し;
R
Lは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC
1-4アルキルであり;
環Aは、C
5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AA基、又は(ii)2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである場合、環Aは、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルである場合、環Aは、1つ又は2つのR
AC基で置換されており;
各々のR
AAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
ACは、独立に、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている)。
ある実施態様において、式(IV)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とNR
LのNとの結合点を示し;
R
Lは、水素、C
1-4アルキル、C
3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C
1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C
3-7シクロアルキル、C
8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AA基、又は
(ii)2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、又は2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、環Aは、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、C
3-7シクロアルキル又はC
8-11スピロシクロアルキルである場合、環Aは、1つ又は2つのR
AB基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルである場合、環Aは、1つ又は2つのR
AC基で置換されており;
各々のR
AAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
ACは、独立に、ハロ;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R
1A)C(O)R
1B、-N(R
1A)C(O)OR
1B、又は-N(R
1A)C(O)NR
1BR
1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R
1A、R
1B、及びR
1Cは、各々独立に、水素又はC
1-6アルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(IV)の化合物は、RLが水素又はC1-4アルキルである化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である。
ある実施態様において、式(IV)の化合物は、RLが水素である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(IV)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とNR
LのNとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(IV)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、又は2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、C3-7シクロアルキル又はC8-11スピロシクロアルキルである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルである場合、環Aは、1つ又は2つのRAC基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRACは、独立に、ハロ;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(IV)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とNR
LのNとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(IV)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
RLは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルである場合、環Aは、1つ又は2つのRAC基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRACは、独立に、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(V)によるもの、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とOとの結合点を示し;
環Aは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
但し、
環Bが存在する場合、環Aは、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AD基、又は(ii)クロロもしくはブロモから選択される2つの基
で置換されており;
各々のR
ABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
ADは、独立に、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR
1がエチルである場合、環Aは、トリフルオロメトキシで置換されることができない。
ある実施態様において、式(V)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とOとの結合点を示し;
環Aは、シクロアルキル、C
8-11スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで、
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、シアノ、ヒドロキシ、及び(シクロアルキル)アルコキシから選択される基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AD基;
(ii)クロロもしくはブロモから選択される2つの基;又は
(iii)1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
(iv)1つのシアノ基及び1つの(フェニル)アルコキシ基(ここで、該フェニルは、該(フェニル)アルコキシ基の一部として、ハロ又はハロアルコキシで任意に置換されている);
で置換されているか、
或いは、環Aは、非置換C
8-11スピロシクロアルキル;非置換ジヒドロキシベンゾジオキシニル;又はR
1が水素もしくはエチルでないとき、非置換テトラヒドロナフタレンであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又は(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されており;
各々のR
ADは、独立に、ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ヒドロキシアルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;アミノアルコキシ;アルキルアミノアルコキシ;ジアルキルアミノアルコキシ;ヒドロキシアルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ(ここで、シクロアルキル基は、ヒドロキシアルキルで任意に置換されている);シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニル;又はアルキルで任意に置換された5〜6員ヘテロアリール(ここで、アルキルは、シクロアルキル及びヒドロキシから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されている);アルコキシアルキル;ヒドロキシアルキル;又はヒドロキシシクロアルキルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R
1A)C(O)R
1B、-N(R
1A)C(O)OR
1B、又は-N(R
1A)C(O)NR
1BR
1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R
1A、R
1B、及びR
1Cは、各々独立に、水素又はC
1-6アルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
(i)環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR
1がエチルである場合、環Aは、トリフルオロメトキシで置換されることができず;かつ
(ii)環Aが1つのR
ADで置換されたフェニルである場合、R
ADは、メタ-置換トリフルオロメチルで置換されることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(V)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とOとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(V)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Aは、シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
但し:
環Bが存在する場合、環Aは、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAD基、(ii)クロロもしくはブロモから選択される2つの基、又は(iii)1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されているか、
或いは、環Aは、非置換C8-11スピロシクロアルキル;非置換ジヒドロキシベンゾジオキシニル;又はR1が水素もしくはエチルでないとき、非置換テトラヒドロナフタレンであり;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又は(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されており;
各々のRADは、独立に、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、
(i)環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、環Aは、トリフルオロメトキシで置換されることができず;かつ
(ii)環Aが1つのRADで置換されたフェニルである場合、RADは、メタ-置換トリフルオロメチルで置換されることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(V)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とOとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(V)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Aは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
但し:
環Bが存在する場合、環Aは、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAD基、又は(ii)クロロもしくはブロモから選択される2つの基
で置換されており;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRADは、独立に、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、環Aは、トリフルオロメトキシで置換されることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(VI)によるもの、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とSとの結合点を示し;
ここで:
環Aは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はチエニルもしくはベンゾチオフェニル以外のヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
但し、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、環Aは、1つ又は2つのR
AEで置換されており;
各々のR
ABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
AEは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、又は(シクロアルキル)アルコキシであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、環Aがフェニルである場合、環Bは、ハロ置換フェニルであることができない)。
ある実施態様において、式(VI)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とSとの結合点を示し;
環Aは、シクロアルキル、C
8-11スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はチエニルもしくはベンゾチオフェニル以外のヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
但し、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、環Aは、1つ又は2つのR
AEで置換されており;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
各々のR
ABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又は(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されており;
各々のR
AEは、独立に、ハロ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R
1A)C(O)R
1B、-N(R
1A)C(O)OR
1B、又は-N(R
1A)C(O)NR
1BR
1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R
1A、R
1B、及びR
1Cは、各々独立に、水素又はC
1-6アルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、環Aがフェニルである場合、環Bは、ハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(VI)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とSとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(VI)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Aは、シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はチエニルもしくはベンゾチオフェニル以外のヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
但し、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、環Aは、1つ又は2つのRAEで置換されており;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つ又は2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;(フェニル)アルコキシ(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている)であり;
各々のRAEは、独立に、ハロ;アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は(フェニル)アルコキシ(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている)であり);
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、環Aがフェニルである場合、環Bは、ハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(VI)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とSとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(VI)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Aは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はチエニルもしくはベンゾチオフェニル以外のヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
但し、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、環Aは、1つ又は2つのRAEで置換されており;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRAEは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、又は(シクロアルキル)アルコキシであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、環Aがフェニルである場合、環Bは、ハロ置換フェニルであることができない。
別の態様において、本明細書に提供されるのは、式(VII)の化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示し;
R
1、R
2、及びR
3は、上で定義されている通りであり、
Lは、結合、CH
2、CH
2CH
2、O、又はCH
2Oであり;
Xは、N又はCHであり;
mは、1、2、又は3であり;
nは、0、1、2、又は3であり;
環A及び環Bは、各々独立に、ハロ、ハロアルキル、又はフェニルで任意に置換された、C
3-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、フェニルは、ハロ、ハロアルキル、又はハロアルコキシで任意に置換されている)。
ある実施態様において、式(VII)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CH2CH2、O、又はCH2Oであり;
Xは、N又はCHであり;
mは、1、2、又は3であり;
nは、0、1、2、又は3であり;
環A及び環Bは、各々独立に、ハロ、ハロアルキル、又はフェニルで任意に置換されたアリールであり;ここで、フェニルは、ハロ、ハロアルキル、又はハロアルコキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(VII)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CH2CH2、O、又はCH2Oであり;
Xは、N又はCHであり;
mは、1又は2であり;
nは、0、1、又は2であり;
環A及び環Bは、各々独立に、ハロで任意に置換されたフェニル、又はハロもしくはハロアルコキシで置換されたフェニルである。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(VIII)によるもの、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示し;
R
1、R
2、及びR
3は、上で定義されている通りであり;
Lは、結合、CH
2、CH
2CH
2、O、又はCH
2Oであり;
Xは、N又はCHであり;
R
1D及びR
1Eは、各々独立に、H又はヒドロキシであり;
mは、1、2、又は3であり;
nは、0、1、2、又は3であり;
環A及び環Bは、各々独立に、ハロ、ハロアルキル、又はフェニルで任意に置換された、C
3-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、フェニルは、ハロ、ハロアルキル、又はハロアルコキシで任意に置換されている)。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、又はフェニルである。ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキルである。ある実施態様において、環Aは5〜6員ヘテロシクロアルキルである。ある実施態様において、環Aはフェニルである。
上記の式のいずれかのある実施態様において、R1は、水素又はWである。ある実施態様において、R1は水素である。ある実施態様において、R1はWである。
上記の式のいずれかのある実施態様において、R2及びR3は、独立に、水素である。ある実施態様において、R2は水素である。ある実施態様において、R3は水素である。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Cは:
である。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Cは:
である。
上記の式のいずれかのある実施態様において、Lが存在する場合、Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。
ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、又はC(=O)である。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2-Q又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。
上記の式のいずれかのある実施態様において、RLが存在する場合、RLはHである。ある実施態様において、RLは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、H又はヒドロキシカルボニルで任意に置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、ヒドロキシカルボニルで任意に置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、H又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、H又はヒドロキシカルボニルで置換されたC1-4アルキルである。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Aは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チオフェニル、ピリジル、フェニル、ナフチル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、インダニル、インドリル、インドリニル、イソインドリニル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、ジヒドロベンゾジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Aは、ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、ピリジル、フェニル、ナフチル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、インダニル、インドリル、イソインドリニル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はジヒドロベンゾジオキシニルである。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Aは、ヘテロシクロアルキル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、アリール又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、フェニル又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aはテイニル(theinyl)を含まない。ある実施態様において、環Aはインドリルを含まない。
ある実施態様において、環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、チエニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。ある実施態様において、環Aは、ピラゾリル、チエニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロヘキシル、ビシクロヘプタニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピラゾリル、チエニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
ある実施態様において、環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、チエニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである。ある実施態様において、環Aは、シクロヘキシル、ビシクロヘプタニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピラゾリル、チエニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロヘキシル、ビシクロヘプタニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロヘキシル、ビシクロヘプタニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
ある実施態様において、環Aは、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。ある実施態様において、環Aは、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
ある実施態様において、環Aは、ピロリジニル、ピペリジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ピリジル、又はチエニルである。ある実施態様において、環Aは、ピロリジニル、ピペリジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、又はピリジルである。ある実施態様において、環Aは、チアゾリル、フェニル、又はピリジルである。ある実施態様において、環Aは、チアゾリル又はフェニルである。ある実施態様において、環Aはフェニルである。
ある実施態様において、環Aは、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである。ある実施態様において、環Aは、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、インドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである。ある実施態様において、環Aは、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、又はテトラヒドロキノリニルである。
ある実施態様において、環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ジヒドロナフタリニル、ベンゾチアゾリル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。ある実施態様において、環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ジヒドロナフタリニル、ベンゾチアゾリル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである。ある実施態様において、環Aは、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ジヒドロナフタリニル、ベンゾチアゾリル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである。ある実施態様において、環Aは、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ベンゾチアゾリル、又はイソキノリニルである。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されている。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基で置換されている。
ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシである。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されている。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されている。
ある実施態様において、各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシである。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Bが存在しないとき、環Aは、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;ここで、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び1つ又は2つのクロロ基で置換されたフェノキシから独立に選択される1つ又は2つの基で置換されている。ある実施態様において、環Bが存在しないとき、環Aは、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルであり;ここで、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び1つ又は2つのクロロ基で置換されたフェノキシから独立に選択される1つ又は2つの基で置換されている。ある実施態様において、環Bが存在しないとき、環Aは、フェニル、ナフチル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、又はイソキノリニルであり;ここで、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び1つ又は2つのクロロ基で置換されたフェノキシから独立に選択される1つ又は2つの基で置換されている。ある実施態様において、環Bが存在しないとき、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び1つ又は2つのクロロ基で置換されたフェノキシから独立に選択される1つ又は2つの基で置換されたフェニルである。ある実施態様において、環Bが存在しないとき、環Aは、クロロ、フルオロ、トリフルオロメトキシ、シクロペンチルオキシ、及び1つ又は2つのクロロ基で置換されたフェノキシから独立に選択される1つ又は2つの基で置換されたフェニルである。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されている。
ある実施態様において、各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルである。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Bは、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、ピリジル、キノリニル、又はイソキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ピリジル、キノリニル、又はイソキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、又はキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、フェニル、ピリジル、キノリニル、又はイソキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、フェニル又はキノリニルである。ある実施態様において、環Bはフェニルである。
ある実施態様において、環Bは、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのRB基で置換されており、ここで、各々のRBは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロシクロアルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルである。ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、又はキノリニルであり;各々は、1つ又は2つのRB基で置換されており、ここで、各々のRBは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロシクロアルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルである。
上記の式のいずれかのある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、又はキノリニルであり;各々は、1つ又は2つのRB基で置換されており、ここで、各々のRBは、独立に、クロロ、ブロモ、フルオロ、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、シクロプロポキシ、シクロペントキシ、ピペリジニル、ピペリジニルアルキル、又はピペリジニルカルボニルである。ある実施態様において、環Bは、フェニル又はキノリニルであり;各々は、1つ又は2つのRB基で置換されており、ここで、各々のRBは、独立に、クロロ、ブロモ、フルオロ、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、シクロプロポキシ、シクロペントキシ、ピペリジニル、ピペリジニルアルキル、又はピペリジニルカルボニルである。ある実施態様において、環Bは、1つ又は2つのRB基で置換されたフェニルであり、ここで、各々のRBは、独立に、クロロ、ブロモ、フルオロ、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、シクロプロポキシ、シクロペントキシ、ピペリジニル、ピペリジニルアルキル、又はピペリジニルカルボニルである。ある実施態様において、環Bは、1つ又は2つのRB基で置換されたフェニルであり、ここで、各々のRBは、独立に、クロロ、ブロモ、トリフルオロメチル、メトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、又はシクロプロポキシである。ある実施態様において、環Bは、1つ又は2つのRB基で置換されたフェニルであり、ここで、各々のRBは、独立に、クロロ、トリフルオロメチル、メトキシ、又はトリフルオロメトキシである。
ある実施態様において、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAは、アルキル又はトリフルオロメチルであることができない。
ある実施態様において、LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができない。
ある実施態様において、LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABはアルキルであることができない。
ある実施態様において、R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルである。
ある実施態様において、R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルである。ある実施態様において、R1は、水素又はアルキルである。ある実施態様において、R1は水素である。ある実施態様において、R1はアルキルである。ある実施態様において、R1はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルである。ある実施態様において、R1はWであり;ここで、Wは、ジアルキルアミノ又はアルキルカルボニルオキシで置換されたアルキルである。
いくつかの実施態様において、本明細書に提供されるのは、化合物又はその医薬として許容し得る塩であり、ここで、該化合物は、式(IX)、(X)、又は(XI)を有する:
(式中、
R
1及びR
Bは、上記の式のいずれかに定義されている通りであり;
Lは、S、O、NH、又はNR
L;であり;
R
Lは、水素、C
1-4アルキル、C
3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C
1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;かつ
下付文字xは、0、1、2、又は3である)。
一態様において、本明細書に提供されるのは、式Iの化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示し;
Lは、結合、CH
2、CF
2、O、NR
L、S、C(=O)、CH
2-Q、又はQ-CH
2であり;ここで、Qは、O、NR
L、又はSであり;
R
Lは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC
1-4アルキルであり;
環Aは、C
5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チオフェニル、ピリジル、フェニル、ナフチル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、インダニル、インドリル、インドリニル、イソインドリニル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、ジヒドロベンゾジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのR
AB基で任意に置換されており;
各々のR
AAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、R
AAは、アルキル又はトリフルオロメチルであることができず;
iii. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR
1がエチルである場合、R
AAはトリフルオロメトキシであることができず;
iv. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、R
ABは、アルキルであることができない)。
ある実施態様において、式(I)の化合物:
は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示し;
Lは、結合、CH
2、CF
2、O、NR
L、S、C(=O)、CH
2-Q、又はQ-CH
2であり;ここで、Qは、O、NR
L、又はSであり;
R
Lは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC
1-4アルキルであり;
環Aは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのR
AA基で任意に置換されており;
各々のR
AAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チオフェニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、ジヒドロベンゾジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAは、アルキル又はトリフルオロメチルであることができず;
iii. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
iv. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チオフェニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、ジヒドロベンゾジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAは、アルキル又はトリフルオロメチルであることができず;
iii. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
iv. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H又はヒドロキシカルボニルアルキルで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAは、アルキル又はトリフルオロメチルであることができず;
iii. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
iv. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H又はヒドロキシカルボニルアルキルで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロシクロアルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、又はアルキルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、各々、水素又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたアルキルであり;
但し、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H又はC1-4アルキルであり;
環Aは、フェニル又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、フェニル又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、又はアルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、又はアルキルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素又はアルキルであり;
但し、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(II)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
ここで:
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがOであり、かつ環Aがフェニルである場合、RAAは、アルキル又はトリフルオロメチルではなく;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつR1がエチルである場合、RABはトリフルオロメトキシであることができず;
iii. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルである場合、RABはアルキルであることができない。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、C5-7シクロアルキル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ベンゾチアゾリル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;但し、LがNRL又はOである場合、環Aはテトラヒドロナフタリニルであることができず;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、O、NH、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NH、又はSであり;
環Aは、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルであり;
ここで:
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素又はアルキルであり;
ここで、該アルキルは、アルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつR1がエチルである場合、RABはトリフルオロメトキシであることができず;
ii. LがNHであり、環Aがピリジル又はインドリニルである場合、RABはアルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(III)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(III)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、又はベンジルであり;
ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されており;
但し:
i. LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAは、アルキル又はトリフルオロメチルであることができず;
iii. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない;
iv. LがSであり、かつ環Bが存在しない場合、環Aはチエニル又はベンゾチオフェニルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(IV)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(IV)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
RLは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルであり;
環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルである場合、環Aは、1つ又は2つのRAC基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRACは、独立に、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(V)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(V)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Aは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
但し:
環Bが存在する場合、環Aは、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAD基、又は(ii)クロロもしくはブロモから選択される2つの基
で置換されており;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRADは、独立に、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、環Aは、トリフルオロメトキシで置換されることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(VI)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(VI)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Aは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はチエニルもしくはベンゾチオフェニル以外のヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
但し、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、環Aは、1つ又は2つのRAEで置換されており;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRAEは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、又は(シクロアルキル)アルコキシであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、環Aがフェニルである場合、環Bは、ハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。
ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、又はC(=O)である。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2-Q又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。
ある実施態様において、RLはHである。ある実施態様において、RLは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、H又はヒドロキシカルボニルで任意に置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、ヒドロキシカルボニルで任意に置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、H又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、H又はヒドロキシカルボニルで置換されたC1-4アルキルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。
ある実施態様において、環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チオフェニル、ピリジル、フェニル、ナフチル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、インダニル、インドリル、インドリニル、イソインドリニル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、ジヒドロベンゾジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
ある実施態様において、環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
ある実施態様において、環Aは、ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、ピリジル、フェニル、ナフチル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、インダニル、インドリル、イソインドリニル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はジヒドロベンゾジオキシニルである。
ある実施態様において、環Aは、ヘテロシクロアルキル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである。
ある実施態様において、環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、アリール又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、フェニル又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aはテイニル(theinyl)を含まない。ある実施態様において、環Aはインドリルを含まない。
ある実施態様において、環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、チエニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。ある実施態様において、環Aは、ピラゾリル、チエニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロヘキシル、ビシクロヘプタニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピラゾリル、チエニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
ある実施態様において、環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、チエニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである。ある実施態様において、環Aは、シクロヘキシル、ビシクロヘプタニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピラゾリル、チエニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロヘキシル、ビシクロヘプタニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロヘキシル、ビシクロヘプタニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
ある実施態様において、環Aは、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。ある実施態様において、環Aは、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
ある実施態様において、環Aは、ピロリジニル、ピペリジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ピリジル、又はチエニルである。ある実施態様において、環Aは、ピロリジニル、ピペリジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、又はピリジルである。ある実施態様において、環Aは、チアゾリル、フェニル、又はピリジルである。ある実施態様において、環Aは、チアゾリル又はフェニルである。ある実施態様において、環Aはフェニルである。
ある実施態様において、環Aは、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである。ある実施態様において、環Aは、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、インドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである。ある実施態様において、環Aは、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、又はテトラヒドロキノリニルである。
ある実施態様において、環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ジヒドロナフタリニル、ベンゾチアゾリル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。ある実施態様において、環Aは、C5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ジヒドロナフタリニル、ベンゾチアゾリル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである。ある実施態様において、環Aは、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ジヒドロナフタリニル、ベンゾチアゾリル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである。ある実施態様において、環Aは、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ベンゾチアゾリル、又はイソキノリニルである。
ある実施態様において、環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基で置換されている。
ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシである。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されている。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されている。
ある実施態様において、各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシである。
ある実施態様において、環Bが存在しないとき、環Aは、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;ここで、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び1つ又は2つのクロロ基で置換されたフェノキシから独立に選択される1つ又は2つの基で置換されている。ある実施態様において、環Bが存在しないとき、環Aは、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルであり;ここで、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び1つ又は2つのクロロ基で置換されたフェノキシから独立に選択される1つ又は2つの基で置換されている。ある実施態様において、環Bが存在しないとき、環Aは、フェニル、ナフチル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、又はイソキノリニルであり;ここで、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び1つ又は2つのクロロ基で置換されたフェノキシから独立に選択される1つ又は2つの基で置換されている。ある実施態様において、環Bが存在しないとき、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び1つ又は2つのクロロ基で置換されたフェノキシから独立に選択される1つ又は2つの基で置換されたフェニルである。ある実施態様において、環Bが存在しないとき、環Aは、クロロ、フルオロ、トリフルオロメトキシ、シクロペンチルオキシ、及び1つ又は2つのクロロ基で置換されたフェノキシから独立に選択される1つ又は2つの基で置換されたフェニルである。
ある実施態様において、環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されている。
ある実施態様において、各々のRBが、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルである。
ある実施態様において、環Bは、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、ピリジル、キノリニル、又はイソキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ピリジル、キノリニル、又はイソキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、又はキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、フェニル、ピリジル、キノリニル、又はイソキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、フェニル又はキノリニルである。ある実施態様において、環Bはフェニルである。
ある実施態様において、環Bは、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのRB基で置換されており、ここで、各々のRBは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロシクロアルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルである。ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、又はキノリニルであり;各々は、1つ又は2つのRB基で置換されており、ここで、各々のRBは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロシクロアルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルである。
ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、又はキノリニルであり;各々は、1つ又は2つのRB基で置換されており、ここで、各々のRBは、独立に、クロロ、ブロモ、フルオロ、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、シクロプロポキシ、シクロペントキシ、ピペリジニル、ピペリジニルアルキル、又はピペリジニルカルボニルである。ある実施態様において、環Bは、フェニル又はキノリニルであり;各々は、1つ又は2つのRB基で置換されており、ここで、各々のRBは、独立に、クロロ、ブロモ、フルオロ、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、シクロプロポキシ、シクロペントキシ、ピペリジニル、ピペリジニルアルキル、又はピペリジニルカルボニルである。ある実施態様において、環Bは、1つ又は2つのRB基で置換されたフェニルであり、ここで、各々のRBは、独立に、クロロ、ブロモ、フルオロ、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、シクロプロポキシ、シクロペントキシ、ピペリジニル、ピペリジニルアルキル、又はピペリジニルカルボニルである。ある実施態様において、環Bは、1つ又は2つのRB基で置換されたフェニルであり、ここで、各々のRBは、独立に、クロロ、ブロモ、トリフルオロメチル、メトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、又はシクロプロポキシである。ある実施態様において、環Bは、1つ又は2つのRB基で置換されたフェニルであり、ここで、各々のRBは、独立に、クロロ、トリフルオロメチル、メトキシ、又はトリフルオロメトキシである。
ある実施態様において、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAは、アルキル又はトリフルオロメチルであることができない。
ある実施態様において、LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができない。
ある実施態様において、LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABはアルキルであることができない。
ある実施態様において、R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルである。
ある実施態様において、R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルである。ある実施態様において、R1は、水素又はアルキルである。ある実施態様において、R1は水素である。ある実施態様において、R1はアルキルである。ある実施態様において、R1はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルである。ある実施態様において、R1はWであり;ここで、Wは、ジアルキルアミノ又はアルキルカルボニルオキシで置換されたアルキルである。
一態様において、本明細書に提供されるのは、式(I)の化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示し;
Lは、結合、CH
2、CF
2、O、NR
L、S、S(=O)、C(=O)、CH
2-Q、又はQ-CH
2であり;ここで、Qは、O、NR
L、又はSであり;
R
Lは、水素、C
1-4アルキル、C
3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C
1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C
3-7シクロアルキル、C
8-11スピロシクロアルキル、5〜8員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AA基;
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基;
(iii)LがOであり、かつR
2及びR
3が水素又はアルキルでない場合、2つのハロ基;
(iv)LがCH
2NR
Lであるとき、1つのハロ基;
(v)Lが、結合、O、S、もしくはS(=O)であるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、該(フェニル)アルコキシ基の一部として、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、もしくはシアノで任意に置換されている);又は
(vi)Lが、結合、Oである場合、1つのシアノ基及び1つの(フェニル)アルコキシ基(ここで、該フェニルは、該(フェニル)アルコキシ基の一部として、ハロ又はハロアルコキシで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは、1つもしくは2つのR
AB基で置換されているか、又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
5)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
6)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
7)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR
1は、水素もしくはエチルではなく;又は
8)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のR
AAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロ基で任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロ基で任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテルアミノオアリール(heteraminooaryl)であり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R
1A)C(O)R
1B、-N(R
1A)C(O)OR
1B、又は-N(R
1A)C(O)NR
1BR
1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R
1A、R
1B、及びR
1Cは、各々独立に、水素又はC
1-6アルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがS又はCH
2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、R
AAはアルキルであることができず;
iii. LがOであり、環Aが1つのR
AAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、R
AAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR
1がエチルである場合、R
AAはトリフルオロメトキシであることができず;
v. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR
1がHである場合、R
ABはメチルであることができず、かつ
vi. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、R
ABは、アルキルであることができない)。
ある実施態様において、式(I)の化合物:
は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示し;
Lは、結合、CH
2、CF
2、O、NR
L、S、S(=O)、C(=O)、CH
2-Q、又はQ-CH
2であり;ここで、Qは、O、NR
L、又はSであり;
R
Lは、水素、C
1-4アルキル、C
3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C
1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、シクロアルキル、スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのR
AA基で任意に置換されており;
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
各々のR
AAは、独立に、アルキル;ハロ;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;アルキルカルボニルアミノアルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又は(フェニル)アルコキシ(ここで、該フェニルは、ハロ、シアノ、ハロアルキル、もしくはハロアルコキシで任意に置換されている)であり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R
1A)C(O)R
1B、-N(R
1A)C(O)OR
1B、又は-N(R
1A)C(O)NR
1BR
1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R
1A、R
1B、及びR
1Cは、各々独立に、水素又はC
1-6アルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、シクロアルキル、スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル;ハロ;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;アルキルカルボニルアミノアルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又は(フェニル)アルコキシ(ここで、該フェニルは、ハロ、シアノ、ハロアルキル、もしくはハロアルコキシで任意に置換されている)であり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールであり;
R1はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基、
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができず;
iii. LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
v. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができず、かつ
vi. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜8員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基、
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは、1つもしくは2つのRAB基で置換されているか、又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR1は、水素もしくはエチルではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRAAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができず;
iii. LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
v. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができず、かつ
vi. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基、
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは、1つもしくは2つのRAB基で置換されているか、又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR1は、水素もしくはエチルではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRAAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができず;
iii. LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
v. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができず、かつ
vi. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
さらなる実施態様において、式(I)の化合物は: RLが、水素、C1-4アルキル、又はベンジルであり;かつ該ベンジル基が1つ又は2つのハロアルコキシ基で任意に置換されており;かつ環Aが、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜8員ヘテロシクロアルキル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフトニル(tetrahydronaphthnyl)、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、又はテトラヒドロイソキノリニルである、化合物である。さらなる実施態様において、式(I)の化合物は: RLが、水素、C1-4アルキル、又はベンジルであり;かつ該ベンジル基が1つ又は2つのハロアルコキシ基で任意に置換されており;かつ環Bが、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、テトラヒドロナフチル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニルである、化合物である。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基、
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(vi)Lが、結合、O、もしくはSである場合、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができず;
iii. LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
v. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができず、かつ
vi. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、又はベンジルであり;かつ該ベンジル基は、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C5-6シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、又はテトラヒドロイソキノリニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基、
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは1つもしくは2つのRAB基で置換されているか;又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR1は、水素もしくはエチルではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRAAは、独立に、ハロアルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、又はハロアルコキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、テトラヒドロナフチル、テトラヒドロキノリニル、キノリニル、又はイソキノリニルであり;ここで、各々の環Bは、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルコキシ; 1もしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;又は(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキルであり;
R1は、水素、アルキル、又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素又はアルキルであり;ここで、該アルキルは、シクロアルキルカルボニルオキシ又はヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されておりここで、該ヘテロシクロアルキルカルボニルオキシは、アルコキシカルボニルで任意に置換されており;
但し:
(i)LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルある場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
(ii)LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができず;
(iii)LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
(iv)LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができず;
(v)Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができず、かつ
(vi)LがNHであり、環Aがピリジルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、シクロアルキル、スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル,(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、O、CF2、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H、C1-4アルキル、又はベンジルであり;かつ該ベンジル基中のフェニルは、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、シクロアルキル、スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル、ハロアルキル;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;又は(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキルであり;
R1は、水素、アルキル、又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素又はアルキルであり;ここで、該アルキルは、シクロアルキルカルボニルオキシ又はヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており、ここで、該ヘテロシクロアルキルカルボニルオキシは、アルコキシカルボニルで任意に置換されており;
但し、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(II)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、シクロアルキル、スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルではない。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
ここで:
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基;
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは1つもしくは2つのRAB基で置換されているか;又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR1は水素もしくはエチルではなく、又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ、又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがOであり、かつ環Aがフェニルである場合、RAAはアルキルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつR1がエチルである場合、RABはトリフルオロメトキシであることができず;
ii. LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルである場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができず、かつ
v. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルである場合、RABはアルキルであることができない。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、H、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ベンゾチアゾリル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;但し、LがNRL又はOである場合、環Aはテトラヒドロナフチルであることができず;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(II)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、O、NH、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NH、又はSであり;
環Aは、ピペリジニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、スピロ[2.5]オクタン、スピロ[4.5]デカン、又はスピロ[5.5]ウンデカンであり;
ここで:
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基;
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ及び(シクロアルキル)アルコキシからなる群から選択される1つの基;
で置換されており、
環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは1つもしくは2つのRAB基で置換されているか;又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR1は水素もしくはエチルではなく、又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRAAは、独立に、ハロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、又はハロアルコキシであり;
R1は、水素、アルキル、又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素又はアルキルであり;ここで、該アルキルは、シクロアルキルカルボニルオキシ又はヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されておりここで、該ヘテロシクロアルキルカルボニルオキシは、アルコキシカルボニルで任意に置換されており;
但し:
i. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつR1がエチルである場合、RABはトリフルオロメトキシであることができず;
ii. LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルである場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iii. LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルである場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができず、かつ
v. LがNHであり、環Aがピリジルである場合、RABはアルキルではない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(III)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(III)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基、
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは、1つもしくは2つのRAB基で置換されているか、又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRAAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニルハロ、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、又はベンジルであり;
ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されており;
但し:
i. LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができず;
iii. LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、かつ環Bが存在しない場合、RABはメチルであることができず、かつ
v. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABは、アルキルであることができない。
ある実施態様において、式(III)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、又はベンジルであり;かつ該ベンジル基中のフェニルは、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C5-6シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、又はテトラヒドロイソキノリニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、
(ii)2つのLがO以外のものである場合、ハロ基、
(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSである場合、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは1つもしくは2つのRAB基で置換されているか;又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR1は、水素もしくはエチルではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のRAAは、独立に、ハロアルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、又はハロアルコキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、テトラヒドロナフチル、テトラヒドロキノリニル、キノリニル、又はイソキノリニルであり;ここで、各々の環Bは、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルコキシ; 1もしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;又は(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素又はアルキルであり;ここで、該アルキルは、シクロアルキルカルボニルオキシ又はヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されておりここで、該ヘテロシクロアルキルカルボニルオキシは、アルコキシカルボニルで任意に置換されており;
但し:
(i)LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルある場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
(ii)LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができず;
(iii)LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
(iv)Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在しない場合、RABはメチルであることができず、かつ
(v)LがNHであり、環Aがピリジルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABはアルキルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示し;かつ環Bは存在する。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;ここで、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSであり;
RLは、水素、C1-4アルキル、又はベンジルであり、ここで、該ベンジル基中のフェニルは、ハロアルコキシ基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はナフチルであり、ここで、環Aは、ハロ又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、テトラヒドロナフチル、テトラヒドロキノリニル、キノリニル、又はイソキノリニルであり;ここで、各々の環Bは、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;又は(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキルであり;かつ
R1は、水素又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
但し、LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(IV)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(IV)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、又は2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、C3-7シクロアルキル又はC8-11スピロシクロアルキルである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルである場合、環Aは、1つ又は2つのRAC基で置換されており;
各々のRAAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のRACは、独立に、ハロ;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(V)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(V)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Aは、シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
但し:
環Bが存在する場合、環Aは、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのRAD基、(ii)クロロもしくはブロモから選択される2つの基、又は(iii)1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されているか、
或いは、環Aは、非置換C8-11スピロシクロアルキル;非置換ジヒドロキシベンゾジオキシニル;又はR1が水素もしくはエチルでないとき、非置換テトラヒドロナフタレンであり;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又は(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されており;
各々のRADは、独立に、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、
(i)環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、環Aは、トリフルオロメトキシで置換されることができず;かつ
(ii)環Aが1つのRADで置換されたフェニルである場合、RADはメタ置換トリフルオロメチルであることができない。
ある実施態様において、式(I)の化合物は、式(VI)によるものである:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示す)。
ある実施態様において、式(VI)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
環Aは、シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はチエニルもしくはベンゾチオフェニル以外のヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのRAB基で置換されており;
但し、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、環Aは、1つ又は2つのRAEで置換されており;
各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つ又は2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;(フェニル)アルコキシ(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている)であり;
各々のRAEは、独立に、ハロ;アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は(フェニル)アルコキシ(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている)であり);
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており;
各々のRBは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルであり;
R2及びR3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、環Aがフェニルである場合、環Bは、ハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、Lは、結合、CH2、CF2、O、NRL、S、S(=O)、又はC(=O)である。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、O、NRL、S、C(=O)、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CF2、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CF2、O、又はNRLである。ある実施態様において、Lは、CH2、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、又はC(=O)である。ある実施態様において、Lは、CH2、CF2、CH2-Q、又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、CH2-Q又はQ-CH2であり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、Lは、結合、CF2、O、NRL、S、又はS(=O)である。ある実施態様において、Lは結合であるか、又はLはCH2であるか、又はLはCF2である。ある実施態様において、LはOである。ある実施態様において、LはNRLである。ある実施態様において、LはSである。ある実施態様において、LはS(=O)である。ある実施態様において、LはC(=O)である。ある実施態様において、LはCH2-Qであり;ここで、Qは、O、NRL、又はSである。ある実施態様において、LはCH2-Oであるか、又はLはCH2-Sであるか、又はLはCH2-NRLであるか、又はLはO-CH2であるか、又はLはNRL-CH2である。
ある実施態様において、RLはHである。ある実施態様において、RLは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、H又はヒドロキシカルボニルで任意に置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、ヒドロキシカルボニルで任意に置換されたC1-4アルキルである。ある実施態様において、RLは、水素、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で置換されている。ある実施態様において、RLはC3-6シクロアルキルである。ある実施態様において、RLは、フェニル又はベンジルであり;ここで、該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ、ハロアルコキシから1つ又は2つの基で任意に置換されている。ある実施態様において、RLは、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されたベンジルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロアルキル、スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA基で任意に置換されている。
ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、ピリジル、フェニル、ナフチル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、インダニル、インドリル、インドリニル、イソインドリニル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルである。
ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、又はテトラヒドロイソキノリニルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロペンチル、シクロヘキシル、スピロ[2.5]オクタニル、スピロ[4.5]デカニル、スピロ[5.5]ウンデカニル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、キノリニル、イソキノリニル、ピリジル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、又は3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサニルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロペンチル、シクロヘキシル、ビシクロヘプタニル、スピロ[2.5]オクタニル、スピロ[4.5]デカニル、又はスピロ[5.5]ウンデカニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、ジヒドロベンゾジオキシニ(dihydrobenzodioxiny)、又は3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサニルである。
ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はナフチルである。
ある実施態様において、環Aは、シクロペンチル、シクロヘキシル、スピロ[2.5]オクタニル、スピロ[4.5]デカニル、もしくはスピロ[5.5]ウンデカニル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、又はナフチルである。
ある実施態様において、環Aはアリールである。ある実施態様において、環Aは、フェニル又はナフチルである。ある実施態様において、環Aはフェニルである。
ある実施態様において、環Aは、スピロシクロアルキルであるか、又はC8-11スピロシクロアルキルである。ある実施態様において、環Aは、スピロ[2.5]オクタニル、スピロ[4.5]デカニル、又はスピロ[5.5]ウンデカニルである。
ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキルである。ある実施態様において、環AはC5-6シクロアルキルである。ある実施態様において、環Aは、シクロペンチル又はシクロヘキシルである。
ある実施態様において、環Aは5〜6員ヘテロシクロアルキルである。ある実施態様において、環Aは、ピペリジニル又はピペラジニルである。
ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル又はC8-11スピロシクロアルキルであり、各々は、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、又は5〜6員ヘテロシクロアルキルであり、各々は、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル、C8-11スピロシクロアルキル、又はアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、アリール又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、フェニル又はヘテロアリールであり、各々は、1つ又は2つのRAA又はRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、C3-7シクロアルキル又はC8-11スピロシクロアルキルであり、各々は、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Aは、1つ又は2つのRAB基で任意に置換されたC3-7シクロアルキルである。ある実施態様において、環Aはチエニルを含まない。ある実施態様において、環Aはインドリルを含まない。
ある実施態様において、環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されている。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:(i)1つもしくは2つのRAA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基で置換されている。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:(i)1つもしくは2つのRAA基、(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基、(iii)LがOであり、かつR2及びR3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、(iv)LがCH2NRLであるとき、1つのハロ基、又は(v)Lが、結合、O、もしくはSである場合、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている)で置換されている。
ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、ハロ及びアルキルカルボニルアミノアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されたフェノキシである。ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又はアルキルカルボニルアミノアルコキシである。ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又はアルキルカルボニルアミノアルコキシである。ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、ハロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロ又はアルキルカルボニルアミノアルコキシで任意に置換されている。ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、ハロアルキルもしくはシクロアルキルオキシであるか、又はハロアルキルもしくは(シクロアルキル)アルコキシであるか、又はハロアルキルもしくは(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている。
ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、イソプロピル、トリフルオロメチル、プロポキシ、ペンチルオキシ、トリフルオロメトキシ、シクロプロピルメトキシ、シクロペンチルメトキシ、又はシクロヘキシルメトキシである。ある実施態様において、各々のRAAは、独立に、イソプロピル、トリフルオロメチル、プロポキシ、ペンチルオキシ、トリフルオロメトキシ、シクロプロピルメトキシ、シクロペンチルメトキシ、シクロヘキシルメトキシ、又はハロベンジルオキシである。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基で置換されており、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは、1つのハロ及び1つのハロアルコキシで置換されているか、又は1つのハロ及び1つの(シクロアルキル)アルコキシで置換されているか、又は1つのハロ及び1つの(フェニル)アルコキシで置換されており、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されている。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは: 1)Lが結合であり、かつ環Aがテトラヒドロキノリニルであるとき、2)LがOであり、かつ環Aがジヒドロキシベンゾジオキシニルであるとき、3)LがOであり、環Aがテトラヒドロナフタレンであり、かつR1が水素もしくはエチルではないとき、又は4)LがOもしくはSであり、環Aがスピロシクロアルキルであるとき、非置換である。
ある実施態様において、各々のRABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシである。ある実施態様において、各々のRABは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、又はハロアルコキシである。ある実施態様において、各々のRABは、独立に、クロロ、ブロモ、フルオロ、メチル、イソプロピル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシである。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aが、スピロ[2.5]オクタニル、スピロ[4.5]デカニル、スピロ[5.5]ウンデカニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、ピリジル、テトラヒドロキノリニル、又はテトラヒドロイソキノリニルである場合;環Aは、ハロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から独立に選択される1つ又は2つの基で置換されており、ここで、該フェニルは、(フェニル)アルコキシの一部として、ハロで任意に置換されているか、又はハロ、アルキル、アルコキシ、及びハロアルコキシからなる群から独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されているか、又はジフルオロメタン、トリフルオロメチル、シクロプロポキシ、シクロペンチルオキシ、プロピルメトキシ、ペンチルメトキシ、ヘキシルメトキシ、及びフルオロベンジルオキシで任意に置換されているか、又はフルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、イソプロピル、及びトリフルオロメトキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されている。ある実施態様において、環Bは、存在するとき、1つ又は2つのRB基で任意に置換されたシクロアルキルである。ある実施態様において、環Bは、存在するとき、1つ又は2つのRB基で任意に置換されたヘテロシクロアルキルである。ある実施態様において、環Bは、存在するとき、1つ又は2つのRB基で任意に置換されたアリールである。ある実施態様において、環Bは、存在するとき、1つ又は2つのRB基で任意に置換されたヘテロアリールである。
ある実施態様において、環Bは、C4-6シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、C4-6シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、C4-6シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、テトラヒドロナフチル、テトラヒドロキノリニル、キノリニル、もしくはイソキノリニル、テトラヒドロ-2H-ピラニル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はピリジルである。ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、テトラヒドロナフチル、テトラヒドロキノリニル、キノリニル、もしくはイソキノリニル、テトラヒドロ-2H-ピラニル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はピリジルである。ある実施態様において、環Bは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、ピリジル、キノリニル、又はイソキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、又はヘテロアリールである。ある実施態様において、環Bは、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ピリジル、キノリニル、又はイソキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、又はキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、フェニル、ピリジル、キノリニル、又はイソキノリニルである。ある実施態様において、環Bは、フェニル又はキノリニルである。ある実施態様において、環Bはフェニルである。
ある実施態様において、環Bは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのRB基で任意に置換されており、ここで、各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、アルコキシアルコキシ、アミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、アルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、又は(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキルである。
ある実施態様において、環Bは、シクロブチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、フェニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロナフチル、又はテトラヒドロキノリニルであり;各々は、1つ又は2つのRB基で置換されており、ここで、各々のRBは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、アルコキシアルコキシ、アミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、又は1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキルである。
ある実施態様において、環Bは、シクロブチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、フェニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロナフチル、又はテトラヒドロキノリニルであり;各々は、1つ又は2つのR
B基で置換されており、ここで、各々のR
Bは、独立に、アミノカルボニル、シアノ、クロロ、ブロモ、フルオロ、メチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、メトキシエトキシ、アセトアミドエトキシ、シクロプロポキシ、シクロプロピルメトキシ、シクロブチル、シクロヘキシル、テトラヒドロピラニル、ピロリジニル、ピペリジニル、メチルピペリジニル、ジフルオロピペリジニル、メチルピペラジニル、アセチルピペラジニル、又は
である。
ある実施態様において、環Bは、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されたフェニルであり、ここで、各々のR
Bは、独立に、アミノカルボニル、シアノ、クロロ、ブロモ、フルオロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、メトキシエトキシ、アセトアミドエトキシ、シクロプロポキシ、シクロプロピルメトキシ、シクロブチル、シクロヘキシル、テトラヒドロピラニル、ピロリジニル、ピペリジニル、メチルピペリジニル、ジフルオロピペリジニル、メチルピペラジニル、アセチルピペラジニル、又は
である。
ある実施態様において、環Bは、シクロブチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロナフチル、又はテトラヒドロキノリニルであり;各々は、1つ又は2つのRB基で置換されており、ここで、各々のRBは、独立に、クロロ、ブロモ、フルオロ、メチル、又はピペリジニルである。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは、1つ又は2つのRAA基で置換されている。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、LがO以外のものであるとき、環Aは、2つのハロ基で置換されている。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、LがCH2NRLであるとき、環Aは、1つのハロ基で置換されている、ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、Lが、結合、O、もしくはSであるとき、環Aは、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基で置換されており、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている。
ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのRAB基で置換されている。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、Lが結合であるとき、環Aは非置換テトラヒドロキノリニルである。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、LがOであるとき、環Aは非置換ジヒドロキシベンゾジオキシニルである。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、LがOであり、かつR1が水素又はエチルではないとき、環Aは非置換テトラヒドロナフタレンである。ある実施態様において、環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、LがO又はSであるとき、環Aは非置換スピロシクロアルキルである。
ある実施態様において、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、LがS又はCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、LがCH2であり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができない。
ある実施態様において、LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAは、アルキル又はトリフルオロメチルであることができない。
ある実施態様において、LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはアルキルであることができない。
ある実施態様において、LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはトリフルオロメチルであることができない。
ある実施態様において、LがOであり、環Aが1つのRAAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RAAはメタ置換トリフルオロメチルであることができない。
ある実施態様において、LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在せず、かつR1がエチルである場合、RAAはトリフルオロメトキシであることができない。
ある実施態様において、LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、RABはアルキルであることができない。
ある実施態様において、Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR1がHである場合、RABはメチルであることができない。
ある実施態様において、R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルである。ある実施態様において、R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R1A)C(O)R1B、-N(R1A)C(O)OR1B、又は-N(R1A)C(O)NR1BR1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R1A、R1B、及びR1Cは、各々独立に、水素又はC1-6アルキルである。
ある実施態様において、R1は、水素、アルキル、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルである。ある実施態様において、R1は、水素又はアルキルである。ある実施態様において、R1は水素である。ある実施態様において、R1はアルキルである。ある実施態様において、R1は、水素又はWである。ある実施態様において、R1はWである。ある実施態様において、R1はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、もしくはフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであるか、又はWは、ジアルキルアミノもしくはアルキルカルボニルオキシで置換されているか、又はWは、アルキルカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、もしくはフェニルカルボニルオキシで置換されている。
別の態様において、本明細書に提供されるのは、式(VII)の化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示し;
Lは、結合、CH
2、CH
2CH
2、O、又はCH
2Oであり;
Xは、N又はCHであり;
mは、1、2、又は3であり;
nは、0、1、2、又は3であり;
環A及び環Bは、各々独立に、ハロ、ハロアルキル、又はフェニルで任意に置換された、C
3-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、フェニルは、ハロ、ハロアルキル、又はハロアルコキシで任意に置換されている)。
ある実施態様において、式(VII)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CH2CH2、O、又はCH2Oであり;
Xは、N又はCHであり;
mは、1、2、又は3であり;
nは、0、1、2、又は3であり;
環A及び環Bは、各々独立に、ハロ、ハロアルキル、又はフェニルで任意に置換されたアリールであり;ここで、フェニルは、ハロ、ハロアルキル、又はハロアルコキシで任意に置換されている。
ある実施態様において、式(VII)の化合物は、以下である化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩であり、ここで:
Lは、結合、CH2、CH2CH2、O、又はCH2Oであり;
Xは、N又はCHであり;
mは、1又は2であり;
nは、0、1、又は2であり;
環A及び環Bは、各々独立に、ハロで任意に置換されたフェニル、又はハロもしくはハロアルコキシで置換されたフェニルである。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、表1の化合物である。ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物1〜168から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25-1、25-2、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58-1、58-2、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、111、111-1、111-2、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、143、144、145、146、147、148、149、150、152、153、154、155、156、157、158、160、161、162、163、164、165、166、167、及び168から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25-1、25-2、26、27、28、29、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58-1、58-2、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、111、111-1、111-2、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、及び168から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物1、2、3、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25-1、25-2、26、27、28、29、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58-1、58-2、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、111、111-1、111-2、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、及び168から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物1、2、3、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、23、24、25-1、25-2、26、27、28、29、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58-1、58-2、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、111、111-1、111-2、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、及び168から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物4〜5、14、16、21、22、30〜33、37、38、42、45、47、51、52、54、55、58、60、62、65〜68、72、75、81、86、87、119、126、128〜130、139、155〜157、及び160〜165から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物1〜3、8、9、11、15、17〜19、23〜27、29、34、39、40、43、44、53、59、61、63、64、及び124から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物12、20、及び145から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物73、90、146、149、及び150から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物70、71、及び74から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物1、9、11、17、19、33、37、38、40、44、45、54、55、65、72、81、93、98、107〜110、112、及び116から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物54、55、37、38、81、及び107〜109から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物88、91、94、95、98、100、102〜104、112、及び131から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、表2の化合物である。ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物169〜375からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、表3の化合物である。ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物294、296、366、372、及び374からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、185、186、187、188、189、190、194、195、196、197、198、199、200、201、203、204、206、207、208、209、210、211、212、213、214、215、216、217、218、219、220、221、222、223、224、225、226、227、228、229、230、231、232、233、234、235、236、237、238、239、240、241、242、243、244、245、246、247、249、250、251、252、253、254、255、256、257、258、259、260、261、262、263、264、265、266、267、268、269、270、271、272-1、272-2、273、274、275、277、278、279、280、281、282、283、284、285、286、287、288、289、290、291、292、293、295、297、298、299、300、301、303、304、305、306、307、308-1、308-2、309、310、311、312、313、314、315、316、317、318、319、320、321、322、323、324、325、326、327、328、329、330、331、332、333、334、335、336、337、338、339、340、341、342、343、344、345、346、347、348、349、350、351、352、353、354、355、356、357、358、359、360、361、362、363、364、365、367、368、369、370、373、及び375からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物169、170、171、172、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、183、197、198、199、200、201、203、216、217、220、221、222、223、224、225、227、228、230、231、232、233、234、235、236、237、238、241、242、243、247、250、253、254、255、257、259、262、263、264、265、266、267、268、269、270、271、272-1、272-2、273、274、275、277、279、280、282、283、284、285、286、287、289、290、291、292、293、295、297、298、299、300、304、308-1、308-2、309、310、311、312、314、315、316、318、319、320、321、322、323、324、325、326、327、328、329、330、331、332、333、334、336、337、338、339、340、341、342、343、344、345、346、347、348、349、350、352、353、354、355、356、357、358、359、360、361、362、363、364、365、367、368、369、373、及び375からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物169、170、172、173、175、244、247、277、278、311、313、314、315、317、318、319、320、321、323、324、325、326、327、330、331、332、336、337、338、339、340、341、342、343、344、345、346、347、348、349、351、及び352からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物1、98、110、123、142、151、159、184、191、192、193、302、及び371からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物335、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物171、243、312、322、328、329、及び350からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物174、176、177、316、及び373からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物220、221、222、223、224、225、226、228、229、230、231、232、233、234、235、236、237、238、239、240、241、242、245、246、249、250、251、252、253、254、255、256、257、258、259、260、261、262、263、267、268、270、271、272-1、272-2、273、275、279、280、281、282、283、284、285、286、287、288、289、290、291、292、293、295、297、301、302、303、304、305、306、307、308-1、308-2、309、310、353、354、355、356、357、358、359、360、361、362、363、364、365、367、368、370、371、及び375からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物227、269、274、298、及び369からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物264、265、266、299、及び300からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物181、183、186、及び190からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物178、179、180、184、185、187、189、193、194、195、196、及び333からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物178、179、180、及び333からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物182、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物197、198、199、200、及び201からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物203、204、206、207、208、209、210、211、212、213、214、215、216、217、218、219、及び334からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物188、191、及び192からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、表4又は5の化合物である。ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物376〜486から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物376、377、379、380、381、382、383、384、386、387、388、389、390、391、392、393、394、395、396、397、398、399、400、401、402、403、404、405、406、407、408、409、410、411、412、413、414、415、416、417、418、419、420、421、422、423、424、425、426、427、428、429、430、431、432、433、434、435、436、437、438、439、440、441、442-1、442-2、443、444、445、446、447、448、449、450、451、452、453、454、455、456、457、458、459、460、461、462、463、464、465、466、467、468、469、470、471、472、473、474、475、476、477、478、479、480、481、482、483、484、485、及び486からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物294、296、366、372、374、378、及び385からなる群から選択される化合物である。
ある実施態様において、該化合物又はその医薬として許容し得る塩は、化合物4、5、21、22、30、31、47、48、276、及び376からなる群から選択される化合物である。
(医薬組成物)
上記の様々な実施態様のいずれか又は全てと任意に組み合わせた、ある実施態様において、本明細書に提供されるのは、本明細書に開示される化合物、例えば、式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)、(IX)、(X)、もしくは(XI)の化合物、又は表1、表2、表3、表4、表5、もしくは表6の化合物、或いはこれらの立体異性体、或いはこれらの医薬として許容し得る塩、及び1以上の医薬として許容し得る賦形剤を含む医薬組成物である。
ある実施態様において、該医薬組成物は、式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)、(IX)、(X)、もしくは(XI)の化合物、又はその立体異性体、或いはこれらの医薬として許容し得る塩、及び1以上の医薬として許容し得る賦形剤を含む。ある実施態様において、該医薬組成物は、表1、表2、表3、表4、表5、もしくは表6の化合物、又はこれらの立体異性体、或いはこれらの医薬として許容し得る塩、及び1以上の医薬として許容し得る賦形剤を含む。
賦形剤としては、例えば、封入材料又は添加剤、例えば、吸収加速剤、抗酸化剤、結合剤、緩衝剤、コーティング剤、着色剤、希釈剤、崩壊剤、乳化剤、増量剤、充填剤、着香剤、保湿剤、滑沢剤、香料、防腐剤、噴射剤、放出剤、滅菌剤、甘味料、可溶化剤、湿潤剤、及びこれらの混合物が挙げられる。
好適な賦形剤は、当業者に周知である。特定の賦形剤が医薬組成物又は剤形への組込みに好適であるかどうかは、当技術分野で周知の種々の因子によって決まり、これには、限定されないが、投与の方法が含まれる。特定の賦形剤の好適性は、剤形中の具体的な活性成分によって決まる場合もある。
(製剤及び投与)
本明細書に提供される全ての化合物及び医薬組成物は、本明細書に提供される全ての方法で使用することができる。例えば、本明細書に提供される化合物及び医薬組成物は、本明細書に提供される全ての疾患又障害の全ての治療方法で使用することができる。したがって、本明細書に提供される化合物及び医薬組成物は、医薬品として使用するためのものである。本明細書に提供される化合物及び医薬組成物は、酵素GOによって媒介される疾患又障害の治療方法で使用するためのものである。本明細書に提供される化合物及び医薬組成物は、酵素GOの阻害によって疾患又障害が改善又は治療される疾患又障害の治療方法で使用するためのものである。例えば、本明細書に提供される化合物は、式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)、(IX)、(X)、もしくは(XI)の化合物、又は表1、表2、表3、表4、表5、もしくは表6の化合物、或いはこれらの立体異性体、及びさらに任意にこれらの医薬として許容し得る塩である。ある実施態様において、提供されるのは、本明細書に記載される疾患又障害のいずれかを治療する方法であって、その治療を必要としている対象に、本明細書に記載される様々な実施態様のいずれかによる化合物又は本明細書に記載される様々な実施態様のいずれかによる医薬組成物を投与することを含む、方法である。本明細書に提供される化合物及び医薬組成物は、酵素GOによって媒介されるか、又は酵素GOの阻害によって疾患もしくは障害が改善もしくは治療される、疾患又障害の治療方法で使用するためのものである。ある実施態様において、本明細書に提供される化合物及び医薬組成物は、酵素GOによって媒介されるか、又は酵素GOの阻害によって疾患もしくは障害が改善もしくは治療される、疾患又障害の治療のための医薬品の調製又は製造において使用される。
ある実施態様において、本方法は、それを必要としている対象に、治療有効量の式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)、(IX)、(X)、もしくは(XI)の化合物、又は表1、表2、表3、表4、表5、もしくは表6の化合物、或いはこれらの立体異性体、或いはこれらの医薬として許容し得る塩、及び1以上の医薬として許容し得る賦形剤を投与することを含む。
ある実施態様において、本方法は、それを必要としている対象に、治療有効量の式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)、(IX)、(X)、もしくは(XI)の化合物、又は表1、表2、表3、表4、表5、もしくは表6の化合物、或いはこれらの立体異性体、及びさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩、及び1以上の医薬として許容し得る賦形剤を含む、治療有効量の医薬組成物を投与することを含む。ある実施態様において、本方法は、それを必要としている対象に、治療有効量の表1の化合物、又はその立体異性体、及びさらに任意に、その医薬として許容し得る塩、及び1以上の医薬として許容し得る賦形剤を含む、治療有効量の医薬組成物を投与することを含む。ある実施態様において、本方法は、それを必要としている対象に、治療有効量の表2の化合物、又はその立体異性体、及びさらに任意に、その医薬として許容し得る塩、及び1以上の医薬として許容し得る賦形剤を含む、治療有効量の医薬組成物を投与することを含む。ある実施態様において、本方法は、それを必要としている対象に、治療有効量の表4の化合物、又はその立体異性体、及びさらに任意に、その医薬として許容し得る塩、及び1以上の医薬として許容し得る賦形剤を含む、治療有効量の医薬組成物を投与することを含む。
ある実施態様において、該疾患又障害は、グリオキシル酸代謝の欠陥である。ある実施態様において、該疾患又障害は、尿中の高シュウ酸含有量を特徴とする。ある実施態様において、該疾患又障害は、原発性高シュウ酸尿症(「PH」)である。ある実施態様において、該疾患又障害は、原発性高シュウ酸尿症1型(「PH1」)である。ある実施態様において、該疾患又障害は、酵素アラニン:グリオキシル酸アミノトランスフェラーゼ(AGT)の欠損を特徴とする。
本明細書に開示される化合物又は組成物は、当技術分野で公知の通常のかつ許容し得る様式のいずれかにより、単独か又は別の治療剤と組み合わせて、治療有効量で投与することができる。該化合物は、典型的には、該化合物を生物学的に利用可能にする任意の経路によって、医薬組成物として投与される。ある実施態様において、該組成物は、経口投与に適合した固体製剤である。ある実施態様において、該組成物は、錠剤、粉末、もしくはカプセルであるか;又は該組成物は錠剤である。ある実施態様において、該組成物は、経口投与に適合した液体製剤である。ある実施態様において、該組成物は、非経口投与に適合した液体製剤である。ある実施態様において、該組成物は、溶液、懸濁液、又はエマルジョンであるか;又は該組成物は溶液である。ある実施態様において、固体形態の組成物は、使用直前に、経口又は非経口投与用の液体形態の組成物に変換することができる。これらの特定の固体形態の組成物は、単位用量形態で提供され、したがって、単一の液体投薬単位を提供するように使用される。これらの剤形は、当業者に公知の従来の方法及び技法に従って調製することができる(レミントン:薬学の科学及び実践(Remington: The Science and Practice of Pharmacy)、前掲;放出調節薬物送達技術(Modified-Release Drug Delivery Technology)、第2版; Rathboneら編; Marcel Dekker社: New York, NY, 2008を参照)。
投薬量は、患者の要求、治療されている疾患又障害の重症度、並びに利用されている特定の化合物及び/又は組成物によって異なり得る。適切な投薬量の決定は、医学分野の専門家によって決定されることができる。1日当たりの総投薬量は、分割され、1日を通して少しずつ投与されてもよく、又は連続的送達を提供する手段によって投与されてもよい。ある実施態様において、該化合物は、0.01〜約50mg/kg体重の1日投薬量で対象に投与される。他の実施態様において、用量は、1〜1000mg/日である。ある実施態様において、日用量は、1〜750mg/日;又は10〜500mg/日である。
ある実施態様において、医薬組成物は、単位剤形のものである。該組成物は、適切な分量の活性成分を含有する単位用量に細分することができる。単位剤形は、錠剤、カプセル、又はバイアルもしくはアンプル中の粉末であることができ、或いはそれは、パッケージングされた形態の適切な数のこれらのうちのいずれかであることができる。単位剤形は、パッケージングされた形態であることができ、このパッケージは、パケット錠剤(packeted tablet)、カプセル、又はバイアルもしくはアンプル中の粉末などの、個別の分量の組成物を含有する。単位用量の組成物中の活性化合物の分量は、約1mg〜約100mg、又は約1mg〜約50mg、もしくは約1mg〜約25mgと様々に異なっていてもよく、又は約1mg〜約100mg、又は約1mg〜約50mg、もしくは約1mg〜約25mgに調整されてもよい。
本明細書に開示される化合物又は医薬組成物は、一度に、又は時間間隔をあけて複数回投与することができる。正確な投薬量及び治療期間は、治療されている患者の年齢、体重、及び状態によって異なり得、かつ既知の試験プロトコルを用いて経験的に、又はインビボもしくはインビトロの試験もしくは診断データからの外挿によって決定され得ることが理解される。任意の特定の個人について、具体的な投薬レジメンが、個々の必要性、及び製剤の投与を管理又は監督する人物の専門的判断に従って、時間とともに調整されるべきであることがさらに理解される。
(化合物の調製)
以下は、本明細書に記載される化合物をどのような方法で調製及び試験するかということの例示的なスキーム及び実施例である。これらの実施例は、一部の実施態様のみを表すことができるが、以下の実施例は例示的なものであり、限定するものではないことが理解されるべきである。別途規定されない限り、置換基は全て、先に定義されている通りである。試薬及び出発材料は、当業者に容易に入手可能である。記載されている経路の各々の特定の合成工程を、様々な様式で、又は様々なスキームの工程とともに、組み合わせて、本明細書に記載される化合物を調製することができる。
式(I)の化合物は、一般スキーム1に従って調製することができ、式中、R1は、例えば、アルキル又はシクロアルキル基であることができる。ある実施態様において、R1は、メチル又はエチルである。
化合物I-2は、標準的なアジド置換条件を用いて、化合物I-1から調製することができる。より具体的には、化合物I-1は、DMF又はTHFなどの溶媒中、及び周囲温度又は最大50℃で、NaN3と反応することができる。
化合物I-4は、標準的なハロゲン化条件を用いて、対応する非置換アセチレンI-3から調製することができ、式中、Xは、例えば、Cl、Br、又はIである。より具体的には、化合物I-3は、AgNO3などの銀塩の存在下、アセトン又はTHFなどの溶媒中で、NBS(N-ブロモスクシンイミド)又はNIS(N-ヨードスクシンイミド)などのハロゲン化試薬と反応して、化合物I-4を生じることができる。
中間体I-5は、標準的なクリック反応条件を用いて、化合物I-2及びI-4から調製することができる。より具体的には、化合物I-2は、任意に、銅塩、例えば、THFなどの溶媒中のCuI及びCu(OAc)2などのCu(I)塩及びCu(II)塩の混合物の存在下、化合物I-4と反応して、中間体I-5を生じることができる。
化合物I-7は、標準的な置換条件を用いて調製することができる。より具体的には、化合物I-5は、Na2CO3又はK2CO3などの塩基の存在下、DMF又はTHFなどの溶媒中で、化合物I-6と反応して、化合物I-7を生じることができる。
化合物Iは、標準的なPMB(p-メトキシベンジル)脱保護条件を用いて調製することができる。より具体的には、化合物I-7を、溶媒としてのTFA(トリフルオロ酢酸)中などの酸性条件で、周囲温度又は最大50℃で処理して、化合物Iを得ることができる。
式(I)の化合物I又はIIは、一般スキーム2を用いて調製することもできる。
化合物II-2は、標準的な置換条件を用いて調製することができる。より具体的には、中間体I-5は、Na2CO3又はK2CO3などの塩基の存在下、DMF又はTHFなどの溶媒中で、化合物II-1と反応して、化合物II-2を生じることができる。
化合物II-3は、標準的なカップリング条件を用いて調製することができる。より具体的には、中間体I-5は、DIPEA(N,N-ジイソプロピルエチルアミン)などの塩基、Pd2(dba)3などのパラジウム塩、及びXantphosなどのホスフィンの存在下、1,4-ジオキサン又はTHFなどの溶媒中で、メチル 3-メルカプトプロパノエートと反応して、化合物II-3を生じることができる。
化合物II-3を塩基性条件で処理して、化合物II-4を得ることができる。より具体的には、化合物II-3は、THFなどの溶媒中、-78℃で、カリウム tert-ブトキシドと反応し、周囲温度にまで温められると、化合物II-4を生じることができる。
化合物II-2は、標準的な置換条件を用いて調製することもできる。より具体的には、化合物II-4は、Na2CO3又はK2CO3などの塩基の存在下、DMF又はTHFなどの溶媒中で、化合物II-5と反応して、化合物II-2を生じることができる。
化合物IIは、標準的なPMB(p-メトキシベンジル)脱保護条件を用いて調製することができる。より具体的には、化合物II-2を、溶媒としてのTFA(トリフルオロ酢酸)中などの酸性条件で、周囲温度又は最大50℃で処理して、化合物IIを得ることができる。
式(I)の化合物IIIは、一般スキーム3を用いて調製することもできる。
化合物III-2は、標準的な置換条件を用いて調製することができる。より具体的には、中間体I-5は、Na2CO3又はK2CO3などの塩基の存在下、DMF又はTHFなどの溶媒中で、化合物III-1と反応して、化合物III-2を生じることができる。
化合物III-3は、標準的なクリック反応条件を用いて調製することができる。より具体的には、化合物I-2は、任意に、銅塩、例えば、THFなどの溶媒中のCuI及びCu(OAc)2などのCu(I)塩及びCu(II)塩の混合物の存在下、1,4-ジオキサン又はTHFなどの溶媒中で、マロン酸ジアルキルと反応して、中間体III-3を生じることができる。
化合物III-2は、標準的な置換条件を用いて調製することもできる。より具体的には、化合物III-3は、Na2CO3又はK2CO3などの塩基の存在下、DMF又はTHFなどの溶媒中で、化合物II-5と反応して、化合物III-2を生じることができる。
化合物IIIは、標準的なPMB(p-メトキシベンジル)脱保護条件を用いて調製することができる。より具体的には、化合物III-2を、溶媒としてのTFA(トリフルオロ酢酸)中などの酸性条件で、周囲温度又は最大50℃で処理して、化合物IIIを得ることができる。
式(I)の化合物IVは、一般スキーム4を用いて調製することもできる。
化合物IV-2は、標準的な置換条件を用いて調製することができる。より具体的には、中間体I-5は、Na2CO3又はK2CO3などの塩基の存在下、DMF又はTHFなどの溶媒中で、化合物IV-1と反応して、化合物IV-2を生じることができる。
化合物IV-3は、標準的なクリック反応条件を用いて調製することができる。より具体的には、化合物I-2は、任意に、銅塩、例えば、THFなどの溶媒中のCuI及びCu(OAc)2などのCu(I)塩及びCu(II)塩の混合物の存在下、1,4-ジオキサン又はTHFなどの溶媒中で、エチル 2-シアノアセテートと反応して、中間体IV-3を生じることができる。
化合物IV-2は、標準的な置換条件を用いて調製することもできる。より具体的には、化合物IV-3は、Na2CO3又はK2CO3などの塩基の存在下、DMF又はTHFなどの溶媒中で、化合物II-5と反応して、化合物IV-2を生じることができる。
化合物IVは、標準的なPMB(p-メトキシベンジル)脱保護条件を用いて調製することができる。より具体的には、化合物IV-2を、溶媒としてのTFA(トリフルオロ酢酸)中などの酸性条件で、周囲温度又は最大50℃で処理して、化合物IVを得ることができる。
式(I)の化合物Vは、一般スキーム5を用いて調製することもでき、式中、Yは、ハロ基、例えば、Cl、Br、又はIである。
化合物V-2は、標準的な置換条件を用いて調製することができる。より具体的には、中間体I-5は、Na2CO3又はK2CO3などの塩基の存在下、DMF又はTHFなどの溶媒中で、化合物V-1と反応して、化合物V-2を生じることができる。
化合物V-4は、標準的な鈴木-宮浦カップリング反応条件を用いて調製することができる。より具体的には、化合物V-2は、Pd(PPh3)4などのパラジウム塩及びNa2CO3又はK3PO4・7H2Oなどの塩基の存在下、トルエン/EtOH/H2O又はトルエン/H2Oなどの溶媒中で、ボロン酸化合物V-3と反応して、中間体V-4を生じることができる。
化合物Vは、標準的なPMB(p-メトキシベンジル)脱保護条件を用いて調製することができる。より具体的には、化合物V-4を、溶媒としてのTFA(トリフルオロ酢酸)中などの酸性条件で、周囲温度又は最大50℃で処理して、化合物Vを得ることができる。
式(I)の化合物は、一般スキーム6を用いて調製することもできる。化合物I、II、III、IV、又はVは、標準的な加水分解条件を用いて調製することができる。より具体的には、化合物I、II、III、IV、又はVを、それぞれ、NaOH又はLiOH・H2Oの存在下などの塩基性条件で、THFなどの溶媒中、周囲温度で処理して、それぞれ、対応する加水分解された化合物I、II、III、IV、又はVを得ることができる。
(中間体A)
(エチル 5-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボキシレートの合成)
NaN
3(25.0g、0.38mol)のDMF(300mL)溶液に、1-(クロロメチル)-4-メトキシベンゼン(A-1)(49.7mL、0.37mol)をゆっくりと添加し、50℃で一晩撹拌した。室温にまで冷却した後、混合物を水(1000mL)で希釈し、酢酸エチル(500mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を水(500mL×4)及びブライン(500mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、中間体A-2が得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
プロピオン酸エチル(A-3)(26.3g、0.268mol)及びAgNO
3(4.56g、26.8mmol)の無水アセトン(300mL)溶液に、NBS(52.6g、0.295mol)を少しずつ数回に分けて0℃で添加し、室温で一晩撹拌した。混合物を濾過した。濾液をH
2O(500mL)で希釈し、n-ヘキサン(500mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を水性HCl溶液(10%、500mL×2)及びブライン(500mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下、室温(<20℃)で濃縮すると、中間体A-4が白色の固体として得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
無水THF(500mL)中の中間体A-2(23.0g、0.14mol)、中間体A-4(27.4g、0.155mol)、CuI(1.34g、7mmol)、及びCu(OAc)
2(1.27g、7mmol)の混合物を50℃で16時間撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮し、残渣をH
2O(500mL)で希釈し、ジクロロメタン(500mL×2)で抽出した。合わせた抽出物を飽和水性NaHCO
3溶液(500mL×2)及びブライン(500mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、生成物が得られた。該生成物を石油エーテル(300mL)中でスラリー化させ、濾過し、真空下で乾燥させると、中間体Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 701[2M+Na]
+;
(中間体B)
(エチル 5-ヨード-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボキシレートの合成)
THF(10mL)中の中間体A-2(840mg、5.1mmol)、プロピオール酸エチル(A-3)(402mg、5.1mmol)、CuI(970mg、5.1mmol)、NIS(908mg、5.1mmol)、及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(658mg、5.1mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。該混合物を濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、17%v/v)で精製すると、中間体Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 388[M+H]
+;
(中間体C)
(メチル 5-ヨード-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボキシレートの合成)
中間体Cは、中間体A-3の代わりに中間体C-1を用いて、中間体Bについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 374[M+H]+。
(中間体D)
(エチル 5-メルカプト-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボキシレートの合成)
中間体A(1g、2.9mmol)及びメチル 3-メルカプトプロパノエート(418mg、3.48mmol)の1,4-ジオキサン(8mL)溶液に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(748mg、5.8mmol)、Pd
2(dba)
3(133mg、0.145mmol)、及びXantphos(168mg、0.29mmol)を添加した。混合物を窒素で2分間パージし、マイクロ波オーブン中、120℃で30分間加熱した。反応混合物を濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜60%v/v)で精製すると、中間体D-1が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 380[M+H]
+;
中間体D-1(0.8g、2.1mmol)の無水THF(10mL)溶液に、カリウム tert-ブトキシド(235mg、2.1mmol)を-78℃で添加した。混合物を、窒素下、-78℃で30分間撹拌した。室温にゆっくりと温めた後、該混合物を水(4mL)で希釈し、濃HCl溶液でpH 6に酸性化し、減圧下で濃縮した。残渣を、溶離剤を用いる逆相クロマトグラフィー(H2O中のメタノール、0%〜60%v/v)で精製すると、中間体Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 294[M+H]+。
(中間体E)
(メチル 5-((4-ブロモフェニル)チオ)-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボキシレートの合成)
中間体Eは、化合物1D及び中間体Bの代わりに、4-ブロモベンゼンチオール及び中間体Cを用いて、化合物1Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 434[M+H]+。
(中間体F)
(エチル 5-((4-ブロモフェニル)チオ)-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボキシレートの合成)
中間体Fは、化合物1D及び中間体Bの代わりに、4-ブロモベンゼンチオール及び中間体Aを用いて、化合物1Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 448[M+H]+。
(中間体G)
(エチル 5-アミノ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボキシレートの合成)
EtOH(50mL)中のエチル 2-シアノアセテート(2.4ml、22.3mmol)、中間体A-2(3.64g、22.3mmol)、及びEtONa(1.5g、22.3mmol)の混合物を80℃で5.5時間撹拌した。該混合物を減圧下で濃縮した。残渣を水(300mL)で希釈し、濾過した。ケーキを水(100mL×2)で洗浄し、石油エーテル(20mL)中で15分間スラリー化させた。得られた固体を回収し、真空下で乾燥させると、中間体Gが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 277[M+H]
+;
(中間体H)
(エチル 5-ヒドロキシ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボキシレートの合成)
無水EtOH(45mL)に、ナトリウム(600mg、26mmol)を小さな断片にして室温で添加し、ナトリウムが溶解するまで室温で撹拌した。該溶液に、マロン酸ジエチル(2.08g、1.98mL、13mmol)を添加し、室温で30分間撹拌した。混合物に、中間体A-2(2.12g、13mmol)のEtOH(5mL)溶液を滴下し、還流状態で18時間加熱した。反応混合物を室温にまで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をH
2O(100mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×2)で洗浄した。水性層を希HCl溶液(2N)でpH 3〜4に調整し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、中間体Hが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 278[M+H]
+;
(中間体I)
(エチル 5-(4-ブロモフェノキシ)-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボキシレートの合成)
DMF(20mL)中の4-ブロモフェノール(610mg、3.53mmol)、中間体A(1g、2.94mmol)、及びK2CO3(608mg、4.41mmol)の混合物を90℃で4時間撹拌した。反応混合物を室温にまで冷却し、水(50mL)で希釈し、EtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を水(100mL)で洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、40%v/v)により精製すると、中間体Iが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 432[M+H]+。
(中間体J)
(4-(エトキシカルボニル)-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸及び5-(エトキシカルボニル)-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボン酸の混合物の合成)
DMSO(20mL)中の中間体J-1、ジエチルブタ-2-インジオエート(1.0g、5.9mmol)、CuI(2.25g、11.8mmol)、及び中間体A-2(963mg、5.9mmol)の混合物を、窒素下、室温で一晩撹拌した。該混合物をEtOAc(50mL)で希釈し、ブライン(15mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、中間体J-2が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 334[M+H]
+;
水(25mL)及びEtOH(25mL)中の中間体J-2(5g、15mmol)及び水酸化カリウム(840mg、15mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。該混合物を水性希HCl溶液(1N)でpH 6に調整し、固体を沈殿させた。該固体を濾過により回収し、真空下で乾燥させると、中間体Jが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 328[M+Na]
+;
中間体K-2及びK-3は、中間体A-3及びA-4の代わりに、中間体K-1及びK-2を用いて、中間体A-4及びAについて記載されている手順を利用することにより合成した。中間体K-2: LC-MS(m/z):使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
窒素下、-78℃の中間体K-3(14.02g、33.4mmol)の無水THF(250mL)溶液に、n-BuLiのn-ヘキサン(2.5N、15mL、37.4mmol)溶液を滴下し、-78℃で0.5時間撹拌し、次いで、エチルカルボノクロリデート(11mL、112.2mmol)を添加した。混合物を-78℃で0.5時間撹拌し、飽和水性NH4Cl溶液(150mL)でクエンチし、酢酸エチル(250mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(500mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、中間体K-4が得られた。LC-MS(m/z): 406[M+H]+。
中間体K-4(13.5g、33.4mmol)の無水THF(20mL)溶液に、Bu
4NFのTHF(1N、16.7mL、16.7mmol)溶液を滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜50%v/v)で精製すると、中間体K-5が得られた。LC-MS(m/z): 292[M+H]
+;
中間体K-5(1.0g、3.44mmol)のTHF(40mL)溶液に、PBr3(1.38g、5.16mmol)を添加した。混合物を室温で4時間撹拌し、水(10mL)でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(10mL)及びブライン(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、中間体Kが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 354[M+H]+。
(実施例1)
(エチル 4-((4-(3,4-ジクロロフェニル)チアゾール-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(1)の合成)
EtOH(5mL)中の2-ブロモ-1-(3,4-ジクロロフェニル)エタノン(化合物1A)(1.5g、5.6mmol)及びカルバモジチオ酸アンモニア塩(677mg、6.1mmol)の混合物を60℃で10分間撹拌した。反応混合物を濃縮した。残渣を水(20mL)で洗浄し、真空下で乾燥させると、化合物1Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 246[M+H]
+;
化合物1B(1150mg、4.7mmol)及びPOCl3(5mL)の混合物を100℃で1時間撹拌した。該混合物を濃縮すると、化合物1Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 264[M+H]+。
EtOH(10mL)中の化合物1C(1.2g、4.5mmol)及びチオウレア(686mg、9.0mmol)の混合物を80℃で16時間撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物を水(60mL)で希釈し、濾過した。ケーキを真空下で乾燥させると、化合物1Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 262[M+H]
+;
DMF(5mL)中の化合物1D(300mg、0.77mmol)、中間体B(407mg、1.55mmol)、及びK2CO3(214mg、1.55mmol)又はNa2CO3の混合物を50℃で16時間撹拌した。該混合物を濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、17%v/v)で精製すると、化合物1Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 521[M+H]+。
TFA(5mL)中の化合物1E(300mg、0.58mmol)の混合物を50℃で16時間撹拌した。該混合物を濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、33%v/v)で精製すると、化合物1が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 401[M+H]+。
(実施例2)
(4-((4-(3,4-ジクロロフェニル)チアゾール-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(2)の合成)
THF(20mL)及びH
2O(2mL)中の化合物1(100mg、0.25mmol)及びNaOH(100mg、2.5mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。該混合物を濃縮し、残渣を分取HPLCで精製すると、化合物2が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 373[M+H]
+。
(実施例3)
(4-((5-(3,4-ジクロロフェニル)チアゾール-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(3)の合成)
5-(3,4-ジクロロフェニル)チアゾール(化合物3A)(2.3g、10mmol)の無水THF(20mL)溶液に、n-BuLi溶液(n-ヘキサン中2.5M、12mL、30mmol)を、窒素下、-78℃で滴下した。-78℃で30分間で撹拌した後、混合物に、Br2(3.2g、20mmol)を添加し、-78℃で30分間撹拌した。反応混合物を水(2mL)でクエンチし、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、17%v/v)で精製すると、化合物3Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 308[M+H]+。
化合物3C、3D、3E、及び3は、化合物1C、1D、1E、及び1の代わりに、化合物3B、3C、3D、及び3Eを用いて、化合物1D、1E、1、及び2について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物3C: LC-MS(ESI) m/z: 262[M+H]
+;
化合物3D: LC-MS(ESI) m/z: 521[M+H]
+。化合物3E: LC-MS(ESI) m/z: 401[M+H]
+。化合物3: LC-MS(ESI) m/z: 373[M+H]
+;
(参照実施例4)
(4-((4'-ブロモ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(4)の合成)
トルエン/EtOH/H
2O(20/10/4mL)中の(4-ヨードフェニル)(メチル)スルファン(化合物4A)(500mg、2mmol)、4-ブロモフェニルボロン酸(400mg、2mmol)、Na
2CO
3(636mg、6mmol)、及びPd(PPh
3)
4(115mg、0.1mmol)の混合物を、窒素下、80℃で一晩撹拌した。該混合物を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、化合物4Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物4B(278mg、1mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液に、m-CPBA(258mg、1.5mmol)を0℃で添加し、混合物を室温で30分間撹拌した後、Ca(OH)
2(238mg、1.7mmol)を添加した。混合物を室温で5分間撹拌し、濾過した。濾液に、トリフルオロアセト無水物(440mg、2.1mmol)を添加し、還流状態で1時間加熱した。混合物を減圧下で蒸発させた。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、化合物4Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 263[M-H]
-;
化合物4D、4E、及び4は、化合物1D、1E、及び1の代わりに、化合物4C、4D、及び4Eを用いて、化合物1E、1、及び2について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物4D: LC-MS(ESI) m/z: 524[M+H]
+。化合物4E: LC-MS(ESI) m/z: 404[M+H]
+。化合物4: LC-MS(ESI) m/z: 376[M+H]
+;
(実施例5)
(4-((4'-クロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(5)の合成)
化合物5A、5B、5C、5D、及び5は、4-ブロモフェニルボロン酸、化合物4B、1D、中間体B、1E、及び1の代わりに、4-クロロフェニルボロン酸、化合物5A、5B、中間体C、5C、及び5D化合物4B、4C、1E、1、及び2について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物5A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物5B: LC-MS(ESI) m/z: 219[M-H]
-;
化合物5C: LC-MS(ESI) m/z: 466[M+H]
+。化合物5D: LC-MS(ESI) m/z: 346[M+H]
+。化合物5: LC-MS(ESI) m/z: 332[M+H]
+;
(実施例6)
(5-((3-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(6)の合成)
化合物6Aは、化合物1D及び中間体Bの代わりに、3-ブロモベンゼンチオール及び中間体C化合物1Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 434[M+H]+。
化合物6A(138mg、0.32mmol)のトルネン(tolunen)(4mL)溶液に、N-メチルピペラジン(160mg、1.6mmol)、t-BuONa(61mg、0.64mmol)、Pd2(dba)3(29mg、0.032mmol)、及びXantphos(37mg、0.064mmol)を添加し、マイクロ波オーブン中、120℃で2時間加熱した。混合物を濃縮し、逆相カラムクロマトグラフィーにより精製すると、化合物6Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 440[M+H]+。
化合物6は、化合物1Eの代わりに、化合物6Bを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 320[M+H]
+;
(実施例7)
(4-((4-(ピペリジン-1-イル)フェニル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(7)の合成)
化合物7A及び7は、化合物6A、1-メチルピペラジン、及び1Eの代わりに、中間体E、ピペリジン、及び化合物7Aを用いて、化合物6B及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物7A: LC-MS(ESI) m/z: 425[M+H]
+。化合物7: LC-MS(ESI) m/z: 305[M+H]
+;
(実施例8)
(4-((2-(3,4-ジクロロフェニル)チアゾール-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(8)の合成)
DME(120mL)及び水(10mL)中の2,4-ジブロモチアゾール(化合物8A)(3.9g、16mmol)、3,4-ジクロロフェニルボロン酸(3.05g、16mol)、Pd(dppf)Cl2(0.7g、0.87mmol)、及び炭酸セシウム(15g、46mmol)の混合物を、窒素下、還流状態で一晩加熱した。反応混合物を水(100mL)で希釈し、酢酸エチル(200mL×2)で抽出した。合わせた抽出物を水(200mL)及びブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜10%v/v)で精製すると、化合物8Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 308[M+H]+。
化合物8C、8D、及び8Eは、中間体A、D-1、及び化合物1Dの代わりに、化合物8B、8C、及び8Dを用いて、中間体D-1、D、及び化合物1Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物8C: LC-MS(ESI) m/z: 348[M+H]+。化合物8D: LC-MS(ESI) m/z: 262[M+H]+。化合物8E: LC-MS(ESI) m/z: 521[M+H]+。
THF(40mL)及び水(8mL)中の化合物8E(220mg、0.42mmol)の溶液に、LiOH・H2O(110mg、2.62mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、濃縮すると、化合物8Fが得られ、これを、それ以上精製することなく、次の工程にそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z: 493。
化合物8は、化合物1Eの代わりに、化合物8Fを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 373[M+H]
+;
(実施例9)
(シクロブチル 4-((4-(3,4-ジクロロフェニル)チアゾール-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(9)の合成)
化合物9Aは、化合物1の代わりに、化合物1Eを用いて、化合物2について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 493[M+H]+。
ジクロロメタン(10mL)中の化合物9A(200mg、0.4mmol)、シクロブタノール(86mg、1.2mmol)、及びHBTU(456mg、1.2mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。該混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、50%v/v)で精製すると、化合物9Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 547[M+H]+。
化合物9は、化合物1Eの代わりに、化合物9Bを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 427[M+H]
+;
(実施例10)
(4-((4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(10)の合成)
化合物10A及び10は、1-メチルピペラジン、化合物6A、及び1Eの代わりに、N-メチルピペラジン、中間体E、及び化合物10Aを用いて、化合物6B及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物10A: LC-MS(ESI) m/z: 440[M+H]
+。化合物10: LC-MS(ESI) m/z: 320[M+H]
+;
(実施例11)
(イソプロピル 4-((4-(3,4-ジクロロフェニル)チアゾール-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(11)の合成)
プロパン-2-オール(5mL)中の化合物9A(400mg、0.8mmol)及びSOCl2(960mg、8.0mmol)の混合物を60℃で16時間撹拌した。該混合物を濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、50%v/v)で精製すると、化合物11Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 535[M+H]+。
化合物11は、化合物1Eの代わりに、化合物11Aを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 415[M+H]
+;
(実施例12)
(4-((5-(4-ブロモフェニル)ピリジン-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(12)の合成)
化合物12A(1.92g、10mmol)のDMF(20mL)溶液に、NaHS(560mg、10.0mmol)を添加した。反応混合物を、窒素下、70℃で14時間撹拌した。該混合物を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(100mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物12Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 190[M+H]+。
化合物12C、12D、12E、及び12は、化合物1D、4A、8E、及び1Eの代わりに、化合物12B、12C、12D、及び12E化合物1E、4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物12C: LC-MS(ESI) m/z: 449[M+H]
+。化合物12D: LC-MS(ESI) m/z: 525[M+H]
+。化合物12E: LC-MS(ESI) m/z: 497[M+H]
+。化合物12: LC-MS(ESI) m/z: 377[M+H]
+;
(実施例13)
(4-((5-(3,4-ジクロロフェニル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(13)の合成)
THF(50mL)中の3,4-ジクロロベンゾイルクロリド(化合物13A)(832mg、4mmol)及びヒドラジンカルボチオアミド(910mg、10mmol)の混合物を室温で一晩撹拌した。該混合物をH2O(30mL)で希釈し、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物13Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 264[M+H]+。
エタノール(10mL)中の化合物13B(526mg、2mmol)の混合物に、水性NaOH溶液(4N、10mL)を添加した。該混合物を80℃で一晩撹拌した。該混合物を酢酸(20mL)でpH 4に調整し、固体を沈殿させた。得られた固体を濾過し、真空下で乾燥させると、化合物13Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 246[M+H]
+;
DMF(20mL)中の化合物13C(369mg、1.5mmol)、中間体B(388mg、1mmol)、t-BuONa(144mg、1.5mmol)、2,9-ジメチル-1,10-フェナントロリン(21mg、0.1mmol)、及びCuI(20mg、0.1mmol)の混合物を、窒素下、110℃で一晩撹拌した。該混合物を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、50%v/v)で精製すると、化合物13Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 505[M+H]+。
化合物13E及び13は、化合物1及び1Eの代わりに、化合物13D及び13Eを用いて、化合物2及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物13E: LC-MS(ESI) m/z: 477[M+H]
+。化合物13: LC-MS(ESI) m/z: 357[M+H]
+;
(実施例14)
(4-((4'-メトキシ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(14)の合成)
化合物14A、14B、及び14は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、化合物4A、1E、及び8Eの代わりに、4-メトキシフェニルボロン酸、中間体E、化合物14A、及び14Bを用いて、化合物4B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物14A: LC-MS(ESI) m/z: 462[M+H]
+。化合物14B: LC-MS(ESI) m/z: 342[M+H]
+。化合物14: LC-MS(ESI) m/z: 328[M+H]
+。
(実施例15)
(4-((4-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)チアゾール-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(15)の合成)
1-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)エタノン(化合物15A)(500mg、2.7mmol)及びN-ブロモスクシンイミド(482mg、2.7mmol)のアセトニトリル(10mL)溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(600mg、2.7mmol)を添加した。混合物を40℃で一晩撹拌し、酢酸エチル(30mL)で希釈し、H
2O(10mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物15Bが得られ、これを、それ以上精製することなく、次の工程でそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z: 263[M+H]
+;
エタノール(20mL)中の化合物15B(700mg、1.90mmol)及びカルバモジチオ酸アンモニウム(209mg、1.90mmol)の混合物を80℃で3時間撹拌した。該混合物を減圧下で濃縮した。残渣を混合溶媒(石油エーテル/EtOAc、1/2、v/v、15mL)中でスラリー化させ、濾過した。固体を真空下で乾燥させると、化合物15Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 258[M+H]+。
化合物15D、15E、及び15は、化合物1D、1E、及び8Eの代わりに、化合物15C、15D、及び15Eを用いて、化合物1E、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物15D: LC-MS(ESI) m/z: 517[M+H]
+;
化合物15E: LC-MS(ESI) m/z: 397[M+H]
+。化合物15: LC-MS(ESI) m/z: 369[M+H]
+;
(実施例16)
(4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(16)の合成)
化合物16A、16B、及び16は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、化合物4A、8E、及び1Eの代わりに、4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、中間体E、化合物16A、及び16Bを用いて、化合物4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物16A: LC-MS(ESI) m/z: 516[M+H]
+。化合物16B: LC-MS(ESI) m/z: 502。化合物16: LC-MS(ESI) m/z: 382[M+H]
+;
(実施例17)
(メチル 4-((4-(3,4-ジクロロフェニル)チアゾール-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(17)の合成)
化合物17A及び17は、イソプロパノール及び化合物1Eの代わりに、メタノール及び化合物17Aを用いて、化合物11A及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物17A: LC-MS(ESI) m/z: 507[M+H]
+。化合物17: LC-MS(ESI) m/z: 387[M+H]
+;
(実施例18)
(4-((4-(3-クロロ-4-シクロプロポキシフェニル)チアゾール-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(18)の合成)
4-ブロモ-2-クロロ-1-シクロプロポキシベンゼン(化合物18A)(7.42g、30mmol)の無水THF(50mL)溶液に、n-BuLiのn-ヘキサン(2.5M、13.2mL、33mmol)溶液を、窒素下、-78℃で15分間かけて滴下し、-78℃で30分間撹拌した。混合物に、無水DMF(2.78mL、36mmol)を添加し、-78℃で30分間撹拌し、飽和NH
4Cl溶液(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(100mL)で抽出した。抽出物をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、化合物18Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 197[M+H]
+;
化合物18B(5.21g、26.5mmol)の無水THF(50mL)溶液に、MeMgBr溶液(エーテル中3M、9.72mL、29.2mmol)を-20℃で10分間かけて滴下し、-20℃で30分間及び室温で3時間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl水性溶液(100mL)でクエンチし、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物18Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 195[M-OH]+。
化合物18C(5.52g、26.0mmol)のジクロロメタン(100mL)溶液に、デス-マーチンペルヨージナン(13.2g、31.2mmol)を数回に分けて0℃で添加し、室温で30分間撹拌した。混合物を飽和Na
2S
2O
3水性溶液(150mL)でクエンチし、室温で15分間撹拌し、ジクロロメタン(100mL×2)で抽出した。合わせた抽出物を飽和NaHCO
3溶液(100mL×2)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、化合物18Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 211[M+H]
+;
化合物18E、18F、18G、18H、及び18は、化合物15A、15B、1D、1E、及び8Eの代わりに、化合物18D、18E、18F、18G、及び18Hを用いて、化合物15B、15C、1E、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物18E: LC-MS(ESI) m/z: 289[M+H]
+。化合物18F: LC-MS(ESI) m/z: 284[M+H]
+;
化合物18G: LC-MS(ESI) m/z: 543[M+H]
+。化合物18H: LC-MS(ESI) m/z: 423[M+H]
+。化合物18: LC-MS(ESI) m/z: 395[M+H]
+;
(実施例19)
(シクロプロピル 4-((4-(3,4-ジクロロフェニル)チアゾール-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(19)の合成)
DMF(5mL)中の化合物9A(20mg、0.04mmol)、シクロプロパノール(23mg、0.4mmol)、HATU(23mg、0.06mmol)、及びDIPEA(10mg、0.08mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。該混合物を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を水(20mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物19Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 533[M+H]+。
化合物19は、化合物1Eの代わりに、化合物19Aを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 413[M+H]
+;
(実施例20)
(4-((6-(3,4-ジクロロフェニル)ピリジン-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(20)の合成)
化合物20Bは、(4-ブロモフェニル)ボロン酸及び化合物4Aの代わりに、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸及び化合物20Aを用いて、化合物4Bについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 224[M+H]
+。
ジクロロメタン(15mL)中の化合物20B(1.12g、5mmol)及びm-CPBA(1.3g、6.5mmol)の混合物を20℃で5時間撹拌した。該混合物を飽和NaHCO3溶液(100mL)に注ぎ入れ、ジクロロメタン(50mL×2)で抽出した。合わせた抽出物を水(50mL×2)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物20Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 240[M+H]+。
化合物20C(840mg、3.5mmol)及びPOCl3(9mL)の混合物を80℃で15時間撹拌した。該混合物を減圧下で濃縮した。残渣をNaOH溶液(6N、100mL)で希釈し、ジクロロメタン(50mL×2)で抽出した。合わせた抽出物を水(50mL×2)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、17%v/v)で精製すると、化合物20Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 258[M+H]+。
化合物20E、20F、20G、及び20は、化合物12A、1D、8E、及び1Eの代わりに、化合物20D、20E、20F、及び20Gを用いて、化合物12B、1E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物20E: LC-MS(ESI) m/z: 256[M+H]
+。化合物20F: LC-MS(ESI) m/z: 515[M+H]
+。化合物20G: LC-MS(ESI) m/z: 487[M+H]
+。化合物20: LC-MS(ESI) m/z: 367[M+H]
+。
(実施例21)
(4-((3',4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(21)の合成)
DMF(15mL)中の化合物21A(1.89g、10mmol)の脱気溶液に、K
2CO
3(1.38g、10mmol)を添加した。混合物を窒素下で10分間撹拌し、次いで、1-(クロロメチル)-4-メトキシベンゼン(1.56g、10mmol)を滴加した。混合物を室温で12時間及び100℃で1時間撹拌した。反応液を水(25mL)でゆっくりとクエンチすると、固体が徐々に沈殿した。該固体を濾過により回収し、メタノールから再結晶化させると、化合物21Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物21Cは、(4-ブロモフェニル)ボロン酸及び化合物4Aの代わりに、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸及び化合物21Bを用いて、化合物4Bについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物21C(188mg、0.5mmol)及びTFA(3mL)の混合物を80℃で4時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をCH2Cl2(5mL)と水(5mL)の間で分配した。有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物21Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 253[M-H]-。
化合物21E、21F、及び21は、化合物13C、8E、及び1Eの代わりに、化合物21D、21E、及び21Fを用いて、化合物13D、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物21E: LC-MS(ESI) m/z: 514[M+H]
+;
化合物21F: LC-MS(ESI) m/z: 486[M+H]
+。化合物21: LC-MS(ESI) m/z: 366[M+H]
+;
(実施例22)
(4-((2',4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(22)の合成)
化合物22A、22B、及び22は、化合物4A、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、8E、及び1Eの代わりに、中間体F、2,4-ジクロロフェニルボロン酸、化合物22A、及び22Bを用いて、化合物4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物22A: LC-MS(ESI) m/z: 514[M+H]
+。化合物22B: LC-MS(ESI) m/z: 486[M+H]
+。化合物22: LC-MS(ESI) m/z: 366[M+H]
+;
(実施例23)
(4-((2-(4-クロロ-3-メトキシフェニル)チアゾール-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(23)の合成)
化合物23A、23B、23C、23D、23E、及び23は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、中間体A、D-1、化合物1D、中間体B、8E、及び1Eの代わりに、4-クロロ-3-メトキシフェニルボロン酸、化合物23A、23B、23C、中間体A、23D、及び23Eを用いて、化合物8B、中間体D-1、D、1E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物23A: LC-MS(ESI) m/z: 304[M+H]
+。化合物23B: LC-MS(ESI) m/z: 344[M+H]
+。化合物23C: LC-MS(ESI) m/z: 258[M+H]
+。化合物23D: LC-MS(ESI) m/z: 517[M+H]
+。化合物23E: LC-MS(ESI) m/z: 489[M+H]
+。化合物23: LC-MS(ESI) m/z: 369[M+H]
+;
(実施例24)
(4-((2-(4-クロロ-3-イソプロポキシフェニル)チアゾール-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(24)の合成)
化合物24A、24B、24C、24D、24E、及び24は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、中間体A、D-1、化合物1D、中間体B、8E、及び1Eの代わりに、4-クロロ-3-メトキシフェニルボロン酸、化合物24A、24B、24C、中間体A、24D、及び24Eを用いて、化合物8B、中間体D-1、D、1E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物24A: LC-MS(ESI) m/z: 332[M+H]
+。化合物24B: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+。化合物24C: LC-MS(ESI) m/z: 286[M+H]
+。化合物24D: LC-MS(ESI) m/z: 545[M+H]
+。化合物24E: LC-MS(ESI) m/z: 517[M+H]
+。化合物24: LC-MS(ESI) m/z: 397[M+H]
+;
(実施例25)
(5-((2-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)チアゾール-4-イル)チオ)-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボン酸(25-1)及び4-((2-(3-クロロ-4-メトキシフェニル)チアゾール-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(25-2)の合成)
化合物25A、25B、25C、25D、25-1、及び25-2は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、中間体A、D-1、化合物1D、中間体B、8E、及び1Eの代わりに、4-クロロ-3-メトキシフェニルボロン酸、化合物25A、25B、25C、中間体A、25D、及び25-1を用いて、化合物8B、中間体D-1、D、1E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物25A: LC-MS(ESI) m/z: 304[M+H];
化合物25B: LC-MS(ESI) m/z: 344[M+H]
+;
化合物25C: LC-MS(ESI) m/z: 258[M+H]
+。化合物25D: LC-MS(ESI) m/z: 517[M+H]
+。化合物25-1: LC-MS(ESI) m/z: 489[M+H]
+;
化合物25-2: LC-MS(ESI) m/z: 369[M+H]
+;
(実施例26)
(4-((2-(2,4-ジクロロフェニル)チアゾール-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(26)の合成)
化合物26A、26B、26C、26D、26E、及び26は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、中間体A、D-1、化合物1D、中間体B、8E、及び1Eの代わりに、4-クロロ-3-メトキシフェニルボロン酸、化合物26A、26B、26C、中間体A、26D、及び26Eを用いて、化合物8B、中間体D-1、D、1E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物26A: LC-MS(ESI) m/z: 308[M+H]
+。
化合物26B: LC-MS(ESI) m/z: 348[M+H]
+。
化合物26C: LC-MS(ESI) m/z: 262[M+H]
+。化合物26D: LC-MS(ESI) m/z: 521。
化合物26E: LC-MS(ESI) m/z: 493[M+H]
+。化合物26: LC-MS(ESI) m/z: 373[M+H]
+;
(実施例27)
(4-((2-(3-クロロ-4-イソプロポキシフェニル)チアゾール-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(27)の合成)
4-ブロモ-2-クロロフェノール(化合物27A)(5.0g、24.1mmol)のDMF(100mL)溶液に、K2CO3(10.0g、72.5mmol)及び2-ブロモプロパン(7.5g、61.5mmol)を添加し、100℃で16時間撹拌した。混合物を水(400mL)で希釈し、石油エーテル中の酢酸エチルの混合物(15%v/v、300mL×3)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(300mL×4)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル)で精製すると、化合物27Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
1,4-ジオキサン(50ml)中の化合物27B(1.35g、5.4mmol)、Pd(dppf)Cl2(0.35g、0.43mmol)、4,4,4',4',5,5,5',5'-オクタメチル-2,2'-bi(1,3,2-ジオキサボロラン)(2.09g、8.22mmol)、及び酢酸カリウム(1.62g、16.5mmol)の混合物を80℃で16時間加熱した。該混合物を水(200mL)で希釈し、酢酸エチル(200mL×2)で抽出した。合わせた抽出物を水(200mL)及びブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜10%v/v)で精製すると、化合物27Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物27D、27E、27F、27G、27H、及び27は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、中間体A、D-1、化合物1D、中間体B、8E、及び1Eの代わりに、化合物27C、27D、27E、27F、中間体A、27G、及び27Hを用いて、化合物8B、中間体D-1、D、1E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物27D: LC-MS(ESI) m/z: 332。化合物27E: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+。化合物27F: LC-MS(ESI) m/z: 286[M+H]
+。化合物27G: LC-MS(ESI) m/z: 545[M+H]
+。化合物27H: LC-MS(ESI) m/z: 517[M+H]
+。化合物27: LC-MS(ESI) m/z: 397[M+H]
+;
(実施例28)
(4-((5-(3,4-ジクロロフェニル)-4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(28)の合成)
3,4-ジクロロ安息香酸(28A)(500mg、2.62mmol)、N-メチルヒドラジンカルボチオアミド(302mg、2.88mmoL)、及びDIPEA(606mg、4.7mmoL)のDMF(5mL)溶液に、2,4,6-トリプロピル-1,3,5,2,4,6-トリオキサトリホスホリナン-2,4,6-トリオキシド(T3P、1.25g、3.93mmol)を添加し、室温で30分間撹拌した。反応混合物を水(30mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を減圧下で濃縮した。残渣を水(10mL)及びDMF(2mL)の混合物で希釈し、水性NaOH溶液(4M)でpH 8に調整し、70℃まで16時間加熱した。該混合物を濃HCl溶液でpH 5に酸性化した。得られた固体を回収し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜100%v/v)で精製すると、化合物28Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 260[M+H]+。
化合物28C、28D、及び28は、中間体B、化合物1D、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、化合物28B、28C、及び28Dを用いて、化合物1E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物28C: LC-MS(ESI) m/z: 519[M+H]
+;
化合物28D: LC-MS(ESI) m/z: 491[M+H]
+。化合物28: LC-MS(ESI) m/z: 371[M+H]
+;
(実施例29)
(4-((5-エトキシベンゾ[d]チアゾール-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(29)の合成)
アセトニトリル(40mL)中の2-メチルベンゾ[d]チアゾール-5-オール(化合物29A)(2g、12.1mmol)、ヨードエタン(2.8g、18.2mmol)、及び炭酸カリウム(3.4g、24.2mmol)の混合物を70℃で一晩撹拌した。該混合物を減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(50mL)で希釈し、H2O(10mL×3)で洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、9%v/v)で精製すると、化合物29Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 194[M+H]+。
化合物29B(500mg、2.59mmol)のエチレングリコール(3mL)溶液に、水性水酸化ナトリウム溶液(50%w/w、6g、75mmol)を添加し、140℃で3時間撹拌した。混合物を氷水(50mL)に注ぎ入れ、水性塩酸溶液(2N)でpH 3に酸性化し、ジクロロメタン(20mL×4)で抽出した。合わせた抽出物を無水Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物29Cが得られ、これを、それ以上精製することなく、次の工程でそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z: 170[M+H]+。
エタノール(10mL)中の化合物29C(400mg、2.36mmol)、二硫化炭素(450mg、5.9mmol)、及び水酸化ナトリウム(236mg、5.9mmol)の混合物を還流状態で2時間加熱した。室温に冷却した後、該混合物を濾過した。濾液を氷水(30mL)で希釈し、水性塩酸溶液(2N)でpH 3に酸性化した。得られた固体を回収し、真空下で乾燥させると、化合物29Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 212[M+H]+。
化合物29E、29F、及び29は、中間体B、化合物1D、1E、及び8Eの代わりに、中間体A、化合物29D、29E、及び29Fを用いて、化合物1E、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物29E: LC-MS(ESI) m/z: 471[M+H]
+;
化合物29F: LC-MS(ESI) m/z: 351[M+H]
+。化合物29: LC-MS(ESI) m/z: 323[M+H]
+;
(実施例30)
(4-((4'-クロロ-3'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(30)の合成)
アセトニトリル(80mL)中の亜硝酸イソアミル(4mL、30mmol)、塩化銅(II)(3.22g、24mmol)、及び4-ブロモ-2-(トリフルオロメトキシ)アニリン(化合物30A)(5.1g、20mmol)の混合物を70℃で3時間加熱した。該混合物を水性HCl溶液(0.5M、50mL)に注ぎ入れ、酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。合わせた抽出物を水(50mL×4)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル)で精製すると、化合物30Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
-78℃の無水THF(30mL)中の化合物30B(1.7g、6.2mmol)に、n-BuLi溶液(ヘキサン中2.5M、3.15mL、6.25mmol)を滴下し、-78℃で30分間撹拌した。混合物に、ホウ酸トリイソプロピル(1.44mL、6.25mmol)を添加し、室温にまで徐々に温めておき、室温で2時間撹拌した。混合物を水(100mL)に注ぎ入れ、水性HCl溶液(1M)でpH 4に酸性化し、酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物30C-1と30C-2の混合物が得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
30D-1と30D-2の混合物、化合物30E-1、30E-2、及び30は、中間体B、化合物4A、8E、及び1Eの代わりに、中間体F、30C-1と30C-2の混合物、30D-1と30D-2の混合物、及び化合物30E-1を用いて、化合物4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。30D-1と30D-2の混合物: LC-MS(ESI) m/z: 564[M+H]
+。化合物30E-1: LC-MS(ESI) m/z: 536[M+H]
+。
化合物30E-2: LC-MS(ESI) m/z: 536[M+H]
+。
化合物30: LC-MS(ESI) m/z: 416[M+H]
+;
(実施例31)
(4-((2'-クロロ-3'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(31)の合成)
化合物31は、化合物1Eの代わりに、化合物30E-2を用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 416[M+H]
+;
(実施例32)
(4-((3'-クロロ-4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(32)の合成)
化合物32Bは、化合物30Bの代わりに、化合物32Aを用いて、化合物30C-1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS:(ESI) m/z: 239[M-H]
-;
1,4-ジオキサン(5mL)及びH2O(1mL)中の化合物32B(150mg、0.34mmol)、中間体F(129mg、0.54mmol)、Pd(PPh3)4(39mg、0.03mmol)、及びK2CO3(187mg、1.36mmol)の混合物を、窒素下、90℃で4時間撹拌した。該混合物を室温にまで冷却した後、LiOH・H2O(21mg、053mmol)のH2O(1mL)溶液を添加し、40℃で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、溶離剤を用いる逆相クロマトグラフィー(水中のアセトニトリル、0%〜90%v/v)で精製すると、化合物32Cが得られた。LC-MS:(ESI) m/z: 536[M+H]+。
化合物32は、化合物1Eの代わりに、化合物32Cを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 416[M+H]
+;
(実施例33)
(メチル 4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(33)の合成)
化合物33は、化合物1Eの代わりに、化合物16Aを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 396[M+H]
+;
(実施例34)
(4-((5-ブトキシベンゾ[d]チアゾール-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(34)の合成)
化合物34A、34B、34C、34D、34E、及び34は、ヨードエタン、化合物29B、29C、中間体B、化合物1D、1E、及び8Eの代わりに、1-ヨードブタン、化合物34A、34B、中間体A、34C、34D、及び34Eを用いて、化合物29B、29C、29D、1E、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物34A: LC-MS(ESI) m/z: 222[M+H]
+。化合物34B: LC-MS(ESI) m/z: 198[M+H]
+。化合物34C: LC-MS(ESI) m/z: 240[M+H]
+。化合物34D: LC-MS(ESI) m/z: 499[M+H]
+;
化合物34E: LC-MS(ESI) m/z: 379[M+H]
+。化合物34: LC-MS(ESI) m/z: 351[M+H]
+;
(実施例35)
(4-((2-(3,4-ジクロロフェニル)-1-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(35)の合成)
2-ブロモ-1-メチル-1H-イミダゾール35A(5g、31.05mmol)のクロロホルム(50mL)溶液に、NBS(5.53g、31.05mmol)を数回に分けて65℃で添加し、2時間撹拌した。混合物を室温にまで冷却し、水(50mL)で希釈し、ジクロロメタン(30mL)で抽出した。有機相を水(20mL)及びブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、生成物が得られ、これをジクロロメタン/石油(50mL、容量で2:3)中でスラリー化させると、化合物35Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 239[M+H]
+;
化合物35Cは、化合物8Aの代わりに、化合物35Bを用いて、化合物8Bについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 305[M+H]
+;
中間体D(380mg、1.29mmol)及び化合物35C(395mg、1.29mmol)の1,4-ジオキサン(6mL)溶液に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(333mg、2.58mmol)、Pd2(dba)3(110mg、0.12mmol)、及びXantphos(133mg、0.23mmol)を添加した。混合物を窒素で2分間パージし、マイクロ波オーブン中、120℃で70分間加熱した。室温にまで冷却した後、該混合物を濾過した。濾液を濃縮し、溶離剤を用いる逆相クロマトグラフィー(H2O中のメタノール、20%〜100%v/v)で精製すると、化合物35Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 518[M+H]+。
化合物35E及び35は、化合物8E及び1Eの代わりに、化合物35D及び35Eを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物35E: LC-MS(ESI) m/z: 490[M+H]
+。化合物35: LC-MS(ESI) m/z: 370[M+H]
+;
(実施例36)
(4-((5-(3,4-ジクロロフェニル)チオフェン-3-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(36)の合成)
化合物36B、36C、36D、36E、36F、及び36は、化合物8A、中間体A、D-1、B、1D、1、及び1Eの代わりに、化合物36A、36B、36C、中間体A、36D、36E、及び36Fを用いて、化合物8B、中間体D-1、D、1E、2、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物36B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物36C: LC-MS(ESI) m/z: 347[M+H]
+。化合物36D: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物36E: LC-MS(ESI) m/z: 520[M+H]
+。化合物36F: LC-MS(ESI) m/z: 492[M+H]
+。化合物36: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+;
(実施例37)
(2-(ジメチルアミノ)エチル 4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(37)の合成)
化合物37A及び37は、シクロプロパノール、塩基としてのDIPEA及び溶媒としてのDMFを使用する化合物9A、並びに1Eの代わりに、2-(ジメチルアミノ)エタノール、塩基としてのTEA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する化合物16B、並びに37Aを用いて、化合物19A及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物37A: LC-MS(ESI) m/z: 573[M+H]
+。化合物37: LC-MS(ESI) m/z: 453[M+H]
+;
(実施例38)
(N,N,N-トリメチル-2-((4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボニル)オキシ)エタン-1-アミニウムヨウ化物(38)の合成)
アセトニトリル(5mL)中の化合物37A(200mg、0.349mmol)及びヨードメタン(495mg、3.49mmol)の混合物を50℃で4時間撹拌した。該混合物を減圧下で濃縮すると、化合物38Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 587[M]+。
化合物38は、化合物1Eの代わりに、化合物38Aを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 467[M]
+;
(実施例39)
(4-((2-(3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)チアゾール-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(39)の合成)
化合物39A、39B、39C、39D、39E、及び39は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、中間体A、D-1、B、化合物1D、8E、及び1Eの代わりに、化合物32B、39A、39B、中間体A、39C、39D、及び39Eを用いて、化合物8B、中間体D-1、D、1E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物39A: LC-MS(ESI) m/z: 358[M+H]
+;
化合物39B: LC-MS(ESI) m/z: 398[M+H]
+;
化合物39C: LC-MS(ESI) m/z: 312[M+H]
+。化合物39D: LC-MS(ESI) m/z: 571[M+H]
+;
化合物39E: LC-MS(ESI) m/z: 543[M+H]
+;
化合物39: LC-MS(ESI) m/z: 423[M+H]
+;
(実施例40)
(メチル 4-((2-(3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)チアゾール-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(40)の合成)
化合物39D(110mg、0.19mmol)及び濃H2SO4(0.1mL)のMeOH(5mL)溶液を60℃で16時間撹拌した。混合物を室温にまで冷却し、濃縮し、溶離剤を用いる逆相クロマトグラフィー(水中のアセトニトリル、0%〜100%v/v)で精製すると、化合物40Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 557[M+H]+。
化合物40は、化合物1Eの代わりに、化合物40Aを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 437[M+H]
+;
(実施例41)
(4-((3,4-ジクロロフェニル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(41)の合成)
化合物41B、41C、及び41は、中間体B、50℃で溶媒としてのDMFを使用する化合物1D、1E、及び8Eの代わりに、中間体A、100℃で溶媒としてのNMPを使用する化合物41A、41B、及び41Cを用いて、化合物1E、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物41B: LC-MS(ESI) m/z: 438[M+H]
+。化合物41C: LC-MS(ESI) m/z: 318[M+H]
+。化合物41: LC-MS(ESI) m/z: 290[M+H]
+;
(実施例42)
(4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-3-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(42)の合成)
化合物42B、42C、及び42は、中間体B、50℃で溶媒としてのDMFを使用する化合物1D、8A、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、及び8Eの代わりに、中間体A、100℃で溶媒としてのNMPを使用する化合物42A、42B、4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、及び42Cを用いて、化合物1E、8B、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物42B: LC-MS(ESI) m/z: 448[M+H]
+。化合物42C: LC-MS(ESI) m/z: 502[M+H]
+。化合物42: LC-MS(ESI) m/z: 382[M+H]
+;
(実施例43)
(4-((4-(3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)チアゾール-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(43)の合成)
化合物43A(2.38g、10.0mmol)のEt2O(15mL)溶液に、Br2(1.60g、10.0mmol)を滴下し、室温で2時間撹拌した。混合物を飽和NaHSO3溶液(20mL)及びブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物43Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 317[M+H]+。
化合物43B(3.17g、10.0mmol)のEtOH(50mL)溶液に、KSCN(970mg、10.0mmol)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌した後、これを減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(50mL)で希釈し、H2O(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、蒸発させると、化合物43Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]+。
化合物43C(1.9g、6.4mmol)のEtOH(30%、60mL)溶液に、チオウレア(975mg、12.8mmol)及び濃HCl溶液(10mL)を添加した。混合物を、窒素下、90℃で一晩撹拌した。室温にまで冷却した後、反応混合物を濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、12%v/v)により精製すると、化合物43Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 312[M+H]
+;
化合物43E、43F、及び43は、中間体B、50℃で溶媒としてのDMFを使用する化合物1D、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、90℃で溶媒としてのNMPを使用する化合物43D、43E、及び43Fを用いて、化合物1E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物43E: LC-MS(ESI) m/z: 571[M+H]
+。化合物43F: LC-MS(ESI) m/z: 543[M+H]
+。化合物43: LC-MS(ESI) m/z: 423[M+H]
+;
(実施例44)
(メチル 4-((4-(3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)チアゾール-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(44)の合成)
化合物44A及び44は、プロパン-2-オール、化合物9A、及び1Eの代わりに、メタノール、化合物43F、及び44Aを用いて、化合物11A及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物44A: LC-MS(ESI) m/z: 557[M+H]
+。化合物44: LC-MS(ESI) m/z: 437[M+H]
+;
(実施例45)
(オキセタン-3-イル 4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(45)の合成)
化合物45は、シクロプロパノール、並びに塩基としてのDIPEA及び溶媒としてのDMFを使用する化合物9Aの代わりに、オキセタン-3-オール、並びに塩基としてのTEA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する化合物16を用いて、化合物19Aについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 438[M+H]
+;
(実施例46)
(4-((6-クロロキノリン-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(46)の合成)
化合物46B、46C、及び46は、化合物35C、8E、及び1Eの代わりに、化合物46A、46B、及び46を用いて、化合物35D、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物46B: LC-MS(ESI) m/z: 455[M+H]
+。化合物46C: LC-MS(ESI) m/z: 427[M+H]
+。化合物46: LC-MS(ESI) m/z: 307[M+H]
+;
(実施例47)
(4-((2,4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(47)の合成)
化合物47B、47C、47D、及び47は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、化合物8A、35C、8E、及び1Eの代わりに、4-クロロフェニルボロン酸、化合物47A、47B、47C、及び47Dを用いて、化合物8B、35D、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物47B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物47C: LC-MS(ESI) m/z: 514[M+H]
+;
化合物47D: LC-MS(ESI) m/z: 486[M+H]
+。化合物47: LC-MS(ESI) m/z: 366[M+H]
+;
(実施例48)
(4-((3,4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(48)の合成)
化合物48B、48C、48D、48E、及び48は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDMEを使用する化合物8A、亜硝酸イソアミル及びCuCl
2を使用する30A、35C、8E、並びに1Eの代わりに、4-クロロフェニルボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物48A、t-ブチルニトリル及びCuBrを使用する48B、48C、48D、並びに48Eを用いて、化合物8B、30B、35D、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物48B: LC-MS(ESI) m/z: 238[M+H]
+。化合物48C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物48D: LC-MS(ESI) m/z: 514[M+H]
+。化合物48E: LC-MS(ESI) m/z: 486[M+H]
+。化合物48: LC-MS(ESI) m/z: 366[M+H]
+;
(実施例49)
(4-((3,4-ジフルオロフェニル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(49)の合成)
化合物49B、49C、及び49は、中間体B、化合物1D、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、化合物49A、49B、及び49Cを用いて、化合物1E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物49B: LC-MS:(ESI) m/z: 406[M+H]
+。化合物49C: LC-MS(ESI) m/z: 400[M+Na]
+。化合物49: LC-MS(ESI) m/z: 258[M+H]
+;
(実施例50)
(4-((5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(50)の合成)
化合物50A(9.66g、73mmol)のCHCl
3(22mL)溶液に、ClSO
3H(26g、0.223mol)を-10℃で滴下した。混合物を室温で1時間撹拌し、氷水(100mL)に注ぎ入れ、ジクロロメタン(100mL×2)で抽出した。合わせた抽出物を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、化合物50Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
エタノール(10mL)中の化合物50B(1.5g、6.5mmol)及びZn粉末(2.5g、38.2mmol)の混合物に、濃HCl(10mL)を30分間かけて滴下した。該混合物を80℃で1時間撹拌し、室温にまで冷却した後、これを濾過した。濾過を酢酸エチル(200mL)で希釈した。有機相をブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物50Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 163[M-H]
-;
化合物50D、50E、及び50は、中間体B、化合物1D、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、化合物50C、50D、及び50Eを用いて、化合物1E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物50D: LC-MS(ESI) m/z: 424[M+H]
+;
化合物50E: LC-MS(ESI) m/z: 396[M+H]
+。化合物50: LC-MS(ESI) m/z: 276[M+H]
+;
(実施例51)
(1-((ピバロイルオキシ)メチル)-4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(51)の合成)
化合物16(50mg、0.13mmol)の1,4-ジオキサン(2mL)溶液に、ピバル酸クロロメチル(21mg、0.143mmol)、トリエチルアミン(59mg、0.26mmol)、及びNaI(2mg)を添加した。混合物を50℃で1時間撹拌し、真空下で濃縮した。残渣を分取HPLCにより精製すると、化合物51が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 496[M+H]
+。
(実施例52)
(1-((イソブチリルオキシ)メチル)-4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(52)の合成)
化合物52は、ピバル酸クロロメチルの代わりに、イソ酪酸クロロメチルを用いて、化合物51について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 482[M+H]
+。
(実施例53)
(4-(ベンゾ[d]チアゾール-6-イルチオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(53)の合成)
化合物53B、53C、53D、及び53は、化合物50B、中間体B、50℃で溶媒としてのDMFを使用する化合物1D、8E、及び1Eの代わりに、化合物53A、中間体A、100℃で溶媒としてのNMPを使用する53B、53C、及び53Dを用いて、化合物50C、1E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物53B: LC-MS(ESI) m/z: 168[M+H]
+。化合物53C: LC-MS(ESI) m/z: 427[M+H]
+。化合物53D: LC-MS(ESI) m/z: 399[M+H]
+。化合物53: LC-MS(ESI) m/z: 279[M+H]
+;
(実施例54)
((ピバロイルオキシ)メチル 4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(54)の合成)
化合物33(280mg、0.71mmol)のCH3CN(20mL)溶液に、(クロロメタントリイル)トリベンゼン(198mg、0.71mmol)及びトリエチルアミン(143mg、1.42mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)により精製すると、化合物54Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 638[M+H]+。
化合物54Bは、化合物8Eの代わりに、化合物54Aを用いて、化合物8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 622.[M-H]-。
化合物54B(150mg、0.24mmol)のDMF(10mL)溶液に、イソ酪酸クロロメチル(36mg、0.24mmol)及びNa2CO3(50mg、0.48mmol)を添加した。反応混合物を50℃で3時間撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物54Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物54C(110mg、0.16mmol)のジクロロメタン(4mL)溶液に、2,2,2-トリフルオロ酢酸(1mL)を添加し、室温で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を分取HPLCにより精製すると、化合物54が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 496[M+H]
+;
(実施例55)
((イソブチリルオキシ)メチル 4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(55)の合成)
化合物55A及び55は、ピバル酸クロロメチル及び1Eの代わりに、イソ酪酸クロロメチル及び55Aを用いて、化合物54C及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物55A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物55: LC-MS(ESI) m/z: 482[M+H]
+;
(実施例56)
(4-((6-クロロナフタレン-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(56)の合成)
H2O(5mL)及びHCl(6N、10mL)中の6-ブロモナフタレン-2-アミン(化合物56A)(1g、4.52mmol)の溶液に、NaNO2(350mg、4.97mmol)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌した後、これに、CuCl(2.27g、20.73mmol)のHCl(6N、5mL)溶液を添加し、室温で3時間撹拌した。反応混合物を氷水(50mL)に注ぎ入れた。固体を沈殿させ、濾過し、真空下で乾燥させると、化合物56Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物56C、56D、及び56は、化合物35C、8E、及び1Eの代わりに、化合物56B、568C、及び56Dを用いて、化合物35D、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物56C: LC-MS(ESI) m/z: 454[M+H]
+;
化合物56D: LC-MS(ESI) m/z: 426[M+H]
+;
化合物56: LC-MS(ESI) m/z: 306[M+H]
+;
(実施例57)
(4-((5,6-ジクロロ-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(57)の合成)
5,6-ジクロロ-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-オン(化合物57A)(6.03g、30mmol)のジクロロメタン(100mL)溶液に、過臭化臭化ピリジニウム(10.5g、33mmol)を0℃で添加し、室温で一晩撹拌した。混合物をEtOAc(50mL)で希釈し、ブライン(15mL×3)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、5%v/v)で精製すると、化合物57Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 279[M+H]
+;
化合物57B(500mg、1.79mmol)のメタノール(15mL)溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(102mg、2.68mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣をEtOAc(50mL)で希釈し、ブライン(15mL×3)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物57Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 281[M+H]+。
1-メチルピロリジン-2-オン(8mL)中の化合物57C(200mg、0.71mmol)、中間体D(208mg、0.71mmol)、及び炭酸ナトリウム(159mg、1.5mmol)の混合物を80℃で一晩撹拌した。該混合物をEtOAc(50mL)で希釈し、ブライン(15mL×3)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物57Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 494[M+H]+。
TFA(2mL)中の化合物57D(140mg、0.28mmol)及びトリエチルシラン(326mg、2.8mmol)の混合物を60℃で3時間撹拌した。該混合物を減圧下で濃縮した。残渣を分取TLC(ジクロロメタン中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物57Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 358[M+H]
+;
化合物57は、化合物8Eの代わりに、化合物57Eを用いて、化合物8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 330[M+H]
+;
(実施例58)
(エチル 4-((4'-クロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(58-1)及び4-((4'-クロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(58-2)の合成)
化合物58B、58-1、及び58-2は、化合物6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、1E、及び8Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する化合物58A、58B、及び58-1を用いて、化合物6B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物58B: LC-MS(ESI) m/z: 463[M+H]
+。化合物58-1: LC-MS(ESI) m/z: 343。
化合物58-2: LC-MS(ESI) m/z: 315。
(実施例59)
(4-((4-(3,4-ジクロロフェニル)チアゾール-2-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(59)の合成)
2-ブロモ-1-(3,4-ジクロロフェニル)エタノン(1A)(2.68g、10mmol)及びチオウレア(912mg、12.0mmol)のEtOH(20mL)懸濁液を還流状態で2時間加熱した。混合物を濃縮し、残渣を水(50mL)と酢酸エチル(50mL)の間で分配した。有機相を分離し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物59Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 245[M+H]
+;
化合物59B、59C、及び59は、化合物6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する化合物59A、59B、及び59Cを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物59B: LC-MS(ESI) m/z: 504[M+H]
+。化合物59C: LC-MS(ESI) m/z: 476[M+H]
+。化合物59: LC-MS(ESI) m/z: 356[M+H]
+;
(実施例60)
(4-((3',4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(60)の合成)
化合物60B、60C、60D、及び60は、塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物8A、6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、塩基としてのNa
2CO
3を使用する化合物60A、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する60B、60C、及び60Dを用いて、化合物8B、6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物60B: LC-MS(ESI) m/z: 238[M+H]
+。化合物60C: LC-MS(ESI) m/z: 497[M+H]
+。
化合物60D: LC-MS(ESI) m/z: 469[M+H]
+。化合物60: LC-MS(ESI) m/z: 349[M+H]
+;
(実施例61)
(アンモニウム 4-((2-(3,4-ジクロロフェニル)チアゾール-4-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(61)の合成)
化合物61B及び61Cは、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDMEを使用する化合物8A、並びに8Eの代わりに、塩基としてのKF及び溶媒としてのTHFを使用する化合物61A、並びに61Bを用いて、化合物8B及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物61B: LC-MS(ESI) m/z: 288[M+H]
+;
化合物61C: LC-MS(ESI) m/z: 274[M+H]
+。
化合物61C(2.1g、7.66mmol)のt-BuOH(100mL)溶液に、Et3N(851mg、8.43mmol)及びDPPA(2.32g、8.43mmol)を0℃で添加した。混合物を還流状態で一晩加熱し、減圧下で蒸発させた。残渣をCH2Cl2(50mL)で希釈し、ブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、5%v/v)により精製すると、化合物61Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 367[M+Na]+。
化合物61D(400mg、1.6mmol)をHCl/1,4-ジオキサン(4N、5mL)の溶液に溶解させ、室温で一晩撹拌した。混合物を濃縮すると、化合物61Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 245[M+H]+。
化合物61F、61G、及び61は、化合物6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する化合物61E、61F、及び61Gを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物61F: LC-MS(ESI) m/z: 504[M+H]
+。化合物61G: LC-MS(ESI) m/z: 476[M+H]
+。化合物61: LC-MS(ESI) m/z: 356[M+H]
+;
(実施例62)
(4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(62)の合成)
化合物62A、62B、62C、及び62は、塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物8A、6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、1、及び1Eの代わりに、塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物60A、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する62A、62B、及び62Cを用いて、化合物8B、6B、2、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物62A: LC-MS(ESI) m/z: 254[M+H]
+。化合物62B: LC-MS(ESI) m/z: 513[M+H]
+。化合物62C: LC-MS(ESI) m/z: 485[M+H]
+。化合物62: LC-MS(ESI) m/z: 365[M+H]
+;
(実施例63)
(4-((2-(3,4-ジクロロフェニル)チアゾール-4-イル)(メチル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(63)の合成)
DMF(20mL)中の化合物61F(250mg、0.5mmol)及びCs2CO3(326mg、1mmol)混合物に、MeI(142mg、1mmol)を添加し、60℃で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、50%v/v)で精製すると、化合物63Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 518[M+H]+。
化合物63B及び63は、化合物8E及び1Eの代わりに、化合物63A及び63Bを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物63B: LC-MS(ESI) m/z: 490[M+H]
+。化合物63: LC-MS(ESI) m/z: 370[M+H]
+;
(実施例64)
(4-((4-(3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)チアゾール-2-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(64)の合成)
化合物64B、64C、64D、64E、及び64は、化合物15A、1A、6A、120℃で塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、化合物64A、64B、中間体A、マイクロ波オーブン中、160℃で塩基としてのK
3PO
4を使用する64C、64D、及び64Eを用いて、化合物15B、58A、6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物64B: LC-MS(ESI) m/z: 317[M+H]
+;
化合物64C: LC-MS(ESI) m/z: 295[M+H]
+;
化合物64D: LC-MS(ESI) m/z: 554[M+H]
+;
化合物64E: LC-MS(ESI) m/z: 526[M+H]
+;
化合物64: LC-MS(ESI) m/z: 406[M+H]
+;
(実施例65)
(メチル 4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(65)の合成)
化合物65A及び65は、プロパン-2-オールを使用する化合物9A及び1Eの代わりに、メタノールを使用する化合物62C及び65Aを用いて、化合物11A及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物65A: LC-MS(ESI) m/z: 499[M+H]
+。化合物65: LC-MS(ESI) m/z: 379[M+H]
+;
(実施例66)
(4-((カルボキシメチル)(4'-クロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(66)の合成)
DMF(10mL)中の化合物58B(462mg、1mmol)、エチル 2-ブロモアセテート(250mg、1.5mmol)、及びNa2CO3(160mg、1.5mmol)の混合物を70℃で一晩撹拌した。該混合物を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、50%v/v)で精製すると、化合物66Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 549[M+H]+。
化合物66B及び66は、化合物8E及び1Eの代わりに、化合物66A及び66Bを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物66B: LC-MS(ESI) m/z: 493[M+H]
+。化合物66: LC-MS(ESI) m/z: 373[M+H]
+;
(実施例67)
(4-(((3',4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-3-イル)メチル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(67)の合成)
DMF(5mL)中の中間体G(500mg、1.8mmol)及びNaH(油中の60%懸濁液、216mg、5.4mmol)の混合物を室温で30分間撹拌した。該混合物に、1-ブロモ-3-(ブロモメチル)ベンゼン(67A)(500mg、2.0mmol)を添加し、室温で3時間撹拌した。反応混合物を水(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、33%v/v)で精製すると、化合物67Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 445[M+H]
+;
化合物67C、67D、及び67は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、1E、及び8Eの代わりに、3,4-ジクロロフェニルボロン酸、溶媒としての1,4-ジオキサン及びH
2Oを使用する化合物67B、67C、並びに67Dを用いて、化合物4B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物67C: LC-MS(ESI) m/z: 511[M+H]
+。化合物67D: LC-MS(ESI) m/z: 391[M+H]
+。化合物67: LC-MS(ESI) m/z: 363[M+H]
+;
(実施例68)
(4-(((3',4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)メチル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(68)の合成)
化合物68B、68C、68D、及び68は、化合物67A、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、1E、及び8Eの代わりに、化合物68A、3,4-ジクロロフェニルボロン酸、溶媒としての1,4-ジオキサン及びH
2Oを使用する68B、68C、並びに68Dを用いて、化合物67B、4B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物68B: LC-MS(ESI) m/z: 445[M+H]
+;
化合物68C: LC-MS(ESI) m/z: 511[M+H]
+。化合物68D: LC-MS(ESI) m/z: 391[M+H]
+。化合物68: LC-MS(ESI) m/z: 363[M+H]
+;
(実施例69)
(4-((3,4-ジクロロフェニル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(69)の合成)
化合物69B、69C、及び69は、化合物6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する化合物69A、69B、及び69Cを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物69B: LC-MS(ESI) m/z: 421[M+H]
+;
化合物69C: LC-MS:(ESI) m/z: 393[M+H]
+;
化合物69: LC-MS(ESI) m/z: 273[M+H]
+;
(実施例70)
(4-((1-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(70)の合成)
DMSO(30mL)中のtert-ブチルピペリジン-3-イルカルバメート(70A)(1.5g、7.29mmol)、4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸(1.5g、7.29mmol)、Cu(OAc)2(1.57g、8.75mmol)、及びK3PO4(3.09g、14.58mmol)の混合物を80℃で一晩撹拌した。該混合物を室温にまで冷却し、水(100mL)で希釈し、EtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、化合物70Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 361[M+H]+。
化合物70B(432mg、1.2mmol)及びHClの1,4-ジオキサン(4M、10mL)溶液の混合物を室温で2時間撹拌した。該混合物を濃縮すると、化合物70Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 261[M+H]+。
化合物70D、70E、及び70は、化合物6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する化合物70C、70D、及び70Eを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物70D: LC-MS(ESI) m/z: 520[M+H]
+。化合物70E: LC-MS(ESI) m/z: 492[M+H]
+。化合物70: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+;
(実施例71)
(4-((1-(4-クロロフェニル)ピペリジン-4-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(71)の合成)
化合物71B、71C、71D、71E、及び71は、4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、溶媒としてのDMSO使用する化合物70A、溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する70B、6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、4-クロロフェニルボロン酸、溶媒としてのジクロロメタンを使用する化合物71A、溶媒としてのEtOAcを使用する71B、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する71C、71D、及び71Eを用いて、化合物70B、70C、6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物71B: LC-MS(ESI) m/z: 311[M+H]
+;
化合物71C: LC-MS(ESI) m/z: 211[M+H]
+。化合物71D: LC-MS(ESI) m/z: 470[M+H]
+。化合物71E: LC-MS(ESI) m/z: 442[M+H]
+。化合物71: LC-MS(ESI) m/z: 322[M+H]
+;
(実施例72)
(シクロプロピル 4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート 2,2,2-トリフルオロアセテート(72)の合成)
化合物72は、化合物9Aの代わりに、化合物62を用いて、化合物19Aについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 405[M+H]
+;
(実施例73)
(4-((1-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(73)の合成)
化合物73B、73C、73D、73E、及び73は、化合物70A、70B、6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、化合物73A、73B、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する73C、73D、及び73Eを用いて、化合物70B、70C、6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物73B: LC-MS(ESI) m/z: 347[M+H]
+。化合物73C: LC-MS(ESI) m/z: 247[M+H]
+。
化合物73D: LC-MS(ESI) m/z: 506[M+H]
+;
化合物73E: LC-MS(ESI) m/z: 478[M+H]
+。化合物73: LC-MS(ESI) m/z: 358[M+H]
+;
(実施例74)
(4-((1-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピペリジン-4-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(74)の合成)
化合物74A、74B、74C、74D、及び74は、化合物70A、溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する70B、6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、1E、及び8Eの代わりに、化合物71A、溶媒としてのジクロロメタンを使用する74A、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する74B、74C、及び74Dを用いて、化合物70B、70C、6B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物74A: LC-MS(ESI) m/z: 361[M+H]
+。化合物74B: LC-MS(ESI) m/z: 261[M+H]
+。化合物74C: LC-MS(ESI) m/z: 520[M+H]
+。化合物74D: LC-MS(ESI) m/z: 400[M+H]
+。化合物74: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+;
(実施例75)
(4-((4'-クロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)(メチル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(75)の合成)
化合物75A、75B、及び75は、塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物61F、1E、及び8Eの代わりに、塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物58B、75A、及び75Bを用いて、化合物63A、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物75A: LC-MS(ESI) m/z: 477[M+H]
+。化合物75B: LC-MS(ESI) m/z: 357[M+H]
+。化合物75: LC-MS(ESI) m/z: 329[M+H]
+。
(実施例76)
(4-((6-クロロキノリン-2-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(76)の合成)
2,6-ジクロロキノリン(化合物76A)(1.97g、10mmol)、アセトアミド(12g、200mmol)、及びK2CO3(7g、50mmol)の混合物を、窒素下、200℃で4時間加熱した。反応混合物を室温にまで冷却し、H2O(200mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。合わせた抽出物を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)で精製すると、化合物76Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 179[M+H]+。
化合物76C、76D、及び76は、化合物6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する化合物76B、76C、及び76Dを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物76C: LC-MS(ESI) m/z: 438[M+H]
+。化合物76D: LC-MS(ESI) m/z: 410[M+H]
+。化合物76: LC-MS(ESI) m/z: 290[M+H]
+;
(実施例77)
(4-((5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(77)の合成)
化合物77B、77C、及び77は、化合物6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する化合物77A、77B、及び77Cを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物77B: LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]
+。化合物77C: LC-MS(ESI) m/z: 379[M+H]
+。化合物77: LC-MS(ESI) m/z: 259[M+H]
+;
(実施例78)
(4-((4-クロロナフタレン-1-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(78)の合成)
化合物78B、78C、及び78は、化合物6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する化合物78A、78B、及び78Cを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物78B: LC-MS(ESI) m/z: 437[M+H]
+;
化合物78C: LC-MS(ESI) m/z: 409[M+H]
+。化合物78: LC-MS(ESI) m/z: 289[M+H]
+;
(実施例79)
(4-(ベンゾ[d]チアゾール-6-イルアミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(79)の合成)
化合物79B、79C、及び79は、化合物6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する化合物79A、79B、及び79Cを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物79B: LC-MS:(ESI) m/z: 410[M+H]
+。化合物79C: LC-MS(ESI) m/z: 382[M+H]
+。化合物79: LC-MS(ESI) m/z: 262[M+H]
+;
(実施例80)
(4-((3,4-ジフルオロフェニル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(80)の合成)
化合物80B、80C、及び80は、化合物6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する化合物80A、80B、及び80C化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物80B: LC-MS:(ESI) m/z: 389[M+H]
+。化合物80C: LC-MS(ESI) m/z: 361[M+H]
+。化合物80: LC-MS(ESI) m/z: 241[M+H]
+;
(実施例81)
((ピバロイルオキシ)メチル 4-((4'-クロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(81)の合成)
化合物81Aは、化合物1Eの代わりに、中間体Aを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 220[M+H]+。
化合物81A(2.3g、10.4mmol)のCH3CN(8mL)溶液に、TrtCl(2.9g、10.4mmol)及びEt3N(2.17g、15.7mmol)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)により精製すると、化合物81Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物81C、81D、81E、及び81は、化合物6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、54B、及び1Eの代わりに、化合物81B、塩基としてのK
3PO
4を使用する58A、81C、81D、及び81Eを用いて、化合物6B、8F、54C、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物81C: LC-MS(ESI) m/z: 607[M+Na]
+。化合物81D: LC-MS(ESI) m/z: 555.[M-H]
-。化合物81E: LC-MS(ESI) m/z: 669[M-H]
-。化合物81: LC-MS(ESI) m/z: 429[M+H]
+;
(実施例82)
(4-((6-クロロナフタレン-2-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(82)の合成)
化合物82B、82C、82D、82E、及び82は、化合物61C、61E、6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、1E、及び8Eの代わりに、化合物82A、82B、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する82C、82D、及び82Eを用いて、化合物61D、61E、6B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物82B: LC-MS(ESI) m/z: 276[M-H]
-;
化合物82C: LC-MS(ESI) m/z: 178[M+H]
+;
化合物82D: LC-MS(ESI) m/z: 437[M+H]
+;
化合物82E: LC-MS(ESI) m/z: 317[M+H]
+;
化合物82: LC-MS(ESI) m/z: 289[M+H]
+;
(実施例83)
(4-((4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(83)の合成)
化合物83B、83C、及び83は、化合物6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する化合物83A、83B、及び83Cを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物83B: LC-MS(ESI) m/z: 437[M+H]
+;
化合物83C: LC-MS(ESI) m/z: 409[M+H]
+;
化合物83: LC-MS(ESI) m/z: 289[M+H]
+;
(実施例84)
(4-(3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(84)の合成)
化合物84B、84C、及び84は、化合物6A、塩基としてのt-BuONa及び溶媒としてのトルエンを使用する1-メチルピペラジン、8E、並びに1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのCs
2CO
2及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物84A、84B、並びに84Cを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物84B: LC-MS(ESI) m/z: 393[M+H]
+。化合物84C: LC-MS(ESI) m/z: 365[M+H]
+。化合物84: LC-MS(ESI) m/z: 245[M+H]
+;
(実施例85)
(4-((6-ブロモナフタレン-2-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(85)の合成)
化合物85A、85B、及び85は、化合物6A、塩基としてのt-BuONa及び溶媒としてのトルエンを使用する1-メチルピペラジン、8E、並びに1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としてのDMFを使用する化合物56A、85A、並びに85Bを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物85A: LC-MS(ESI) m/z: 481[M+H]
+;
化合物85B: LC-MS(ESI) m/z: 453[M+H]
+;
化合物85: LC-MS(ESI) m/z: 333[M+H]
+;
(実施例86)
(4-((4'-クロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(86)の合成)
4'-クロロビフェニル-4-オール(86A)(200mg、1mmol)のDMF(100mL)溶液に、水素化ナトリウム(鉱油中60%、40mg、1mmol)を、N2下、0℃で添加し、30分間撹拌した。混合物に、中間体A(340mg、1mmol)を添加し、90℃で16時間撹拌した。混合物を室温にまで冷却し、酢酸エチル(50mL)で希釈し、水(50mL)及びブライン(50mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜27%v/v)で精製すると、化合物86Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 464[M+H]+。
化合物86C及び86は、化合物1E及び8Eの代わりに、化合物86B及び86Cを用いて、化合物1及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物86C: LC-MS(ESI) m/z: 344[M+H]
+。化合物86: LC-MS(ESI) m/z: 316[M+H]
+;
(実施例87)
(4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(87)の合成)
化合物87B、87C、87D、及び87は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、86A、8E、及び1Eの代わりに、(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ボロン酸、溶媒としてのDME及びH
2Oを使用する化合物87A、87B、87C、並びに87Dを用いて、化合物4B、86B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物87B: LC-MS(ESI) m/z: 255[M+H]
+;
化合物87C: LC-MS(ESI) m/z: 514[M+H]
+;
化合物87D: LC-MS:(ESI) m/z: 486[M+H]
+;
化合物87: LC-MS(ESI) m/z: 366[M+H]
+;
(実施例88)
(4-(3,4-ジクロロフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(88)の合成)
化合物88B、88C、及び88は、化合物86A、8E、及び1Eの代わりに、化合物88A、88B、及び88Cを用いて、化合物86B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物88B: LC-MS(ESI) m/z: 422[M+H]
+;
化合物88C: LC-MS:(ESI) m/z: 394[M+H]
+;
化合物88: LC-MS(ESI) m/z: 274[M+H]
+;
(実施例89)
(4-((6-ブロモナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(89)の合成)
化合物89B、89C、及び89は、化合物86A、8E、及び1Eの代わりに、化合物89A、89B、及び89Cを用いて、化合物86B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物89B: LC-MS(ESI) m/z: 482[M+H]
+;
化合物89C: LC-MS:(ESI) m/z: 454[M+H]
+;
化合物89: LC-MS(ESI) m/z: 334[M+H]
+;
(実施例90)
(4-((1-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピロリジン-3-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(90)の合成)
DMSO(20mL)中の4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸(1.5g、7.28mmol)、ピロリジン-3-オール(化合物90A)(0.63g、7.28mmol)、Cu(OAc)2(1.57g、8.75mmol)、及びK3PO4(3.09g、14.58mmol)の混合物を90℃で一晩撹拌した。反応混合物を室温にまで冷却し、水(50mL)で希釈し、EtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、40%v/v)により精製すると、化合物90Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 248[M+H]+。
無水THF(5mL)中の化合物90B(100mg、0.40mmol)、中間体H(93mg、0.34mmol)、及びPPh3(132mg、0.51mmol)の混合物をDIAD(103mg、0.51mmol)に0℃で滴下し、室温で一晩撹拌した。該混合物を濃縮すると、生成物が得られ、これをシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)により精製すると、化合物90Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 507[M+H]+。
化合物90D及び90は、化合物8E及び1Eの代わりに、化合物90C及び90Dを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物90D: LC-MS(ESI) m/z: 479[M+H]
+。化合物90: LC-MS(ESI) m/z: 359[M+H]
+;
(実施例91)
(4-(3,5-ジクロロフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(91)の合成)
化合物91B、91C、及び91は、化合物86A、8E、及び1Eの代わりに、化合物91A、91B、及び91Cを用いて、化合物86B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物91B: LC-MS(ESI) m/z: 422[M+H]
+。化合物91C: LC-MS(ESI) m/z: 392[M-H]
-。化合物91: LC-MS(ESI) m/z: 272[M-H]
-;
(実施例92)
(4-((4-クロロナフタレン-1-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(92)の合成)
化合物92B、92C、及び92は、化合物86A、8E、及び1Eの代わりに、化合物92A、92B、及び92Cを用いて、化合物86B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物92B: LC-MS(ESI) m/z: 438[M+H]
+。化合物92C: LC-MS(ESI) m/z: 410[M+H]
+。化合物92: LC-MS(ESI) m/z: 290[M+H]
+。
(実施例93)
(メチル 4-((6-ブロモナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(93)の合成)
CH3CN(10mL)及びMeOH(10mL)中の化合物89C(60mg、0.132mmol)の溶液に、TMSCHN2のヘキサン(2M、0.2mL、0.41mmol)溶液を0℃で添加し、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、それ以上精製することなく、次の工程にそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z: 468[M+H]+。
化合物93は、化合物1Eの代わりに、化合物93Aを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 348[M+H]
+;
(実施例94)
(4-(3,4-ジフルオロフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(94)の合成)
化合物94B、94C、及び94は、化合物86A、8E、及び1Eの代わりに、化合物94A、94B、及び94Cを用いて、化合物86B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物94B: LC-MS:(ESI) m/z: 801[2M+Na]
+。化合物94C: LC-MS(ESI) m/z: 745[2M+Na]
+。化合物94: LC-MS(ESI) m/z: 242[M+H]
+;
(実施例95)
(4-(2,4-ジクロロフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(95)の合成)
化合物95B、95C、及び95は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、化合物95A、95B、及び95Cを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物95B: LC-MS(ESI) m/z: 422[M+H]
+。化合物95C: LC-MS(ESI) m/z: 392[M-H]
-。化合物95: LC-MS(ESI) m/z: 272[M-H]
-;
(実施例96)
(4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(96)の合成)
化合物96B、96C、及び96は、化合物86A、8E、及び1Eの代わりに、化合物96A、96B、及び96Cを用いて、化合物86B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物96B: LC-MS:(ESI) m/z: 438[M+H]
+。化合物96C: LC-MS(ESI) m/z: 432[M+Na]
+。化合物96: LC-MS(ESI) m/z: 290[M+H]
+;
(実施例97)
(4-((5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(97)の合成)
化合物97B、97C、及び97は、化合物86A、8E、及び1Eの代わりに、化合物97A、97B、及び97Cを用いて、化合物86B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物97B: LC-MS(ESI) m/z: 408[M+H]
+。化合物97C: LC-MS(ESI) m/z: 380[M+H]
+。化合物97: LC-MS(ESI) m/z: 260[M+H]
+。
(実施例98)
(メチル 4-(3,4-ジクロロフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート 2,2,2-トリフルオロアセテート(98)の合成)
化合物88B(200mg、0.5mmol)及び濃H2SO4(0.1mL)のMeOH(5mL)溶液を60℃で16時間撹拌した。室温にまで冷却した後、混合物を濃縮し、溶離剤を用いる逆相クロマトグラフィー(水中のアセトニトリル、0%〜100%v/v)で精製すると、化合物98Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 408[M+H]+。
化合物98は、化合物1Eの代わりに、化合物98Aを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 288[M+H]
+;
(実施例99)
(4-(ベンゾ[d]チアゾール-6-イルオキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(99)の合成)
化合物99B、99C、及び99は、溶媒としてのDMFを使用する4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、溶媒としてのNMPを使用する化合物99A、99B、及び99Cを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物99B: LC-MS(ESI) m/z: 411[M+H]
+。化合物99C: LC-MS(ESI) m/z: 383[M+H]
+。化合物99: LC-MS(ESI) m/z: 263[M+H]
+;
(実施例100)
(4-(2,5-ジクロロフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(100)の合成)
化合物100B、100C、及び100は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、化合物100A、100B、及び100Cを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物100B: LC-MS(ESI) m/z: 422[M+H]
+。化合物100C: LC-MS(ESI) m/z: 392[M-H]
-。化合物100: LC-MS(ESI) m/z: 274[M+H]
+;
(実施例101)
(1-(アセトキシメチル)-4-((6-ブロモナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(101)の合成)
化合物101は、ピバル酸クロロメチル及び化合物16の代わりに、酢酸クロロメチル及び化合物89を用いて、化合物51について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 406[M+H]
+。
(実施例102)
(4-(3,4-ジクロロフェノキシ)-1-((ピバロイルオキシ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(102)の合成)
化合物102は、化合物16の代わりに、化合物88を用いて、化合物51について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 405[M+18]
+;
(実施例103)
(4-(3,4-ジクロロフェノキシ)-1-((イソブチリルオキシ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(103)の合成)
化合物103は、ピバル酸クロロメチル及び化合物16の代わりに、イソ酪酸クロロメチル及び化合物88を用いて、化合物51について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 391[M+18]
+;
(実施例104)
(1-(アセトキシメチル)-4-(3,4-ジクロロフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(104)の合成)
化合物104は、ピバル酸クロロメチル及び化合物16の代わりに、酢酸クロロメチル及び化合物88を用いて、化合物51について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 363[M+18]
+;
(実施例105)
(アセトキシメチル 4-((6-ブロモナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(105)の合成)
化合物105A、105B、105C、105D、及び105は、化合物1E、33、8E、54B、ピバル酸クロロメチル、及び54Cの代わりに、化合物89B、105A、105B、105C、酢酸クロロメチル、及び105Dを用いて、化合物1、54A、8F、54C、及び54について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物105A: LC-MS(ESI) m/z: 362[M+H]
+。化合物105B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物105C: LC-MS(ESI) m/z: 243[M-Trt]
+。化合物105D: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物105: LC-MS(ESI) m/z: 406[M+H]
+;
(実施例106)
(4-((6-クロロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(106)の合成)
DMF(20mL)中の6-ブロモ-2-ナフトエ酸(化合物106A)(3.00g、11.47mmol)、CuI(2.19g、11.50mmol)、及びCuCl(11.70g、114.64mmol)の混合物を、窒素下、150℃で3時間撹拌した。該混合物を室温にまで冷却し、水性HCl溶液(3M、100mL)で希釈した。固体が形成され、これを濾過し、水(100mL)で洗浄した。これをTHF(100mL)に懸濁させ、濾過し、THF(100mL)で洗浄した。合わせた濾液を減圧下で濃縮した。残渣を水性HCl溶液(3M、100mL)に懸濁させ、室温で10分間撹拌し、濾過した。ケーキを水(50mL)及びCH
3CN(50mL)で洗浄し、真空下で乾燥させると、化合物106Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 205[M-H]
-;
ジクロロメタン(30mL)中の化合物106B(3.00g、14.56mmol)、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1.71g、17.47mmol)、Et
3N(4.41g、43.68mmol)、及びHATU(8.30g、21.84mmol)の混合物を室温で4時間撹拌した。該混合物を酢酸エチル(160mL)で希釈し、水(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜80%v/v)で精製すると、化合物106Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 250[M+H]
+;
化合物106C(3.00g、12.05mmol)の無水THF(20mL)溶液に、MeMgBrのEt
2O(3M、6.4mL、19.28mmol)溶液を0℃で添加し、窒素下、室温で16時間撹拌した。反応混合物をメタノール(10mL)及び水性HCl溶液(3M、50mL)でクエンチし、酢酸エチル(160mL)で抽出した。抽出物を水(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜10%v/v)で精製すると、化合物106Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 205[M+H]
+;
化合物106D(2.38g、11.67mmol)の1,2-ジクロロエタン(30mL)溶液に、m-CPBA(3.00g、17.50mmol)を室温で添加し、80℃で4時間撹拌した。もう1回分のm-CPBA(3.00g、17.50mmol)を添加し、80℃で16時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜20%v/v)で精製すると、化合物106Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 221[M+H]+。
化合物106F、106G、106H、及び106は、化合物8E、86A、8E、及び1Eの代わりに、化合物106E、106F、106G、及び106Hを用いて、化合物8F、86B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物106F: LC-MS(ESI) m/z: 179[M+H]
+;
化合物106G: LC-MS(ESI) m/z: 438[M+H]
+;
化合物106H: LC-MS(ESI) m/z: 410[M+H]
+;
化合物106: LC-MS(ESI) m/z: 290[M+H]
+;
(実施例107)
((ピバロイルオキシ)メチル 4-(3,4-ジクロロフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(107)の合成)
化合物107A、107B、107C、107D、及び107は、化合物1E、33、8E、16、及び1Eの代わりに、化合物88B、107A、107B、107C、及び107Dを用いて、化合物1、54A、8F、51、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物107A: LC-MS(ESI) m/z: 302[M+H]
+。化合物107B: LC-MS(ESI) m/z: 566[M+Na]
+。化合物107C: LC-MS(ESI) m/z: 538[M+Na]
+;
化合物107D: LC-MS(ESI) m/z: 652[M+Na]
+。化合物107: LC-MS(ESI) m/z: 405[M+H
2O]
+;
(実施例108)
((イソブチリルオキシ)メチル 4-(3,4-ジクロロフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(108)の合成)
化合物108A及び108は、ピバル酸クロロメチル、化合物16、及び1Eの代わりに、イソ酪酸クロロメチル、化合物107C、及び108Aを用いて、化合物51及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物108A: LC-MS(ESI) m/z: 633[M+H
2O]
+。化合物108: LC-MS(ESI) m/z: 391[M+H
2O]
+;
(実施例109)
(アセトキシメチル 4-(3,4-ジクロロフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(109)の合成)
化合物109A及び109は、ピバル酸クロロメチル、化合物16、及び1Eの代わりに、酢酸クロロメチル、化合物107C、及び109Aを用いて、化合物51及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物109A: LC-MS(ESI) m/z: 605[M+H
2O]
+。化合物109: LC-MS(ESI) m/z: 346[M+H]
+;
(実施例110)
(シクロプロピル 4-((6-ブロモナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(110)の合成)
化合物110A及び110は、塩基としてのDIPEA及び溶媒としてのDMFを使用する化合物9A、並びに1Eの代わりに、塩基としてのTEA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する化合物105C、並びに110Aを用いて、化合物19A及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物110A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物110: LC-MS(ESI) m/z: 374[M+H]
+;
(実施例111)
(4-((6,7-ジクロロ-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(111)の合成)
臭化メチルトリフェニルホスホニウム(10.7g、30mmol)の無水THF(150mL)懸濁液に、t-BuOK(3.37g、30mmol)を添加し、0℃で15分間撹拌した。混合物に、5,6-ジクロロ-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-オン(化合物111A)(3.0g、15.0mmol)の無水THF(60mL)溶液を0℃で一度に添加した。0℃で5時間撹拌した後、混合物に、追加の臭化メチルトリフェニルホスホニウム(10.7g、30mmol)及びt-BuOK(3.37g、30mmol)を0℃で添加し、室温で58時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮乾固させた。残渣をn-ヘキサン(100mL)で希釈し、短いシリカゲルカラムに通した。溶離液を濃縮すると、化合物111Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
0℃の化合物111B(907mg、4.56mmol)の95%MeOH(20mL)溶液に、ヒドロキシ(トシルオキシ)ヨードベンゼン(1.8g、4.56mmol)を添加し、0℃で30分間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣をジクロロメタン(120mL)で希釈し、飽和水性NaHCO
3溶液(50mL×2)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物111Cが得られた。生成物を、それ以上精製することなく、次の工程でそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z: 215[M+H]
+;
化合物111D、111E、111F、及び111は、化合物57B、90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物111C、111D、111E、及び111Fを用いて、化合物57C、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物111D: LC-MS(ESI) m/z: 199[M-OH]
+;
化合物111E: LC-MS(ESI) m/z: 476[M+H]
+;
化合物111F: LC-MS(ESI) m/z: 448[M+H]
+。化合物111: LC-MS(ESI) m/z: 328[M+H]
+;
(実施例111-1及び111-2)
((R)-4-((6,7-ジクロロ-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(111-1)及び(S)-4-((6,7-ジクロロ-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(111-2)の合成)
臭化メチルトリフェニルホスホニウム(10.7g、30mmol)の無水THF(150mL)懸濁液に、t-BuOK(3.37g、30mmol)を添加し、0℃で15分間撹拌した。混合物に、5,6-ジクロロ-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-オン(111A)(3.0g、15.0mmol)の無水THF(60mL)溶液を0℃で一度に添加した。0℃で5時間撹拌した後、混合物に、追加の臭化メチルトリフェニルホスホニウム(10.7g、30mmol)及びt-BuOK(3.37g、30mmol)を0℃で添加し、室温で58時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮乾固させた。残渣をn-ヘキサン(100mL)で希釈し、短いシリカゲルカラムに通した。溶離液を濃縮すると、化合物111Bが無色の油状物(2.3g、収率75%)として得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
0℃の化合物111B(907mg、4.56mmol)の95%MeOH(20mL)溶液に、ヒドロキシ(トシルオキシ)ヨードベンゼン(1.8g、4.56mmol)を添加し、0℃で30分間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣をジクロロメタン(120mL)で希釈し、飽和水性NaHCO
3溶液(50mL×2)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗化合物111Cが黄色の固体(980mg、収率100%)として得られた。粗生成物を、それ以上精製することなく、次の工程でそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z: 215[M+H]
+;
化合物111D、111E、111F、及び111は、化合物57B、90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物111C、111D、111E、及び111Fを用いて、化合物57C、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物111D: LC-MS(ESI) m/z: 199[M-OH]
+;
化合物111E: LC-MS(ESI) m/z: 476[M+H]
+;
化合物111F: LC-MS(ESI) m/z: 448[M+H]
+。化合物111: LC-MS(ESI) m/z: 328[M+H]
+;
化合物111(130mg)を分取キラル-HPLC及びHPLCで分離すると、化合物111-1が白色の固体(29mg、収率22%)として、及び化合物111-2が白色の固体(29mg、収率22%)として得られた。化合物111-1: LC-MS(ESI) m/z: 328[M+H]
+;
キラル分離条件: n-ヘキサン/EtOHは0.1%ジエチルアミン(30/70)を含有していた; IE(4.6×250mm、5μm)、保持時間: 7.69分。これは、移動相としての混合物である;化合物111-2: LC-MS(ESI) m/z: 328[M+H]
+;
キラル分離条件: n-ヘキサン/EtOHは0.1%ジエチルアミン(30/70)を含有していた; IE(4.6×250mm、5μm)、保持時間: 12.62分。
(実施例112)
(シクロプロピル 4-(3,4-ジクロロフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(112)の合成)
化合物112A及び112は、溶媒としてのDMFを使用する化合物9A及び1Eの代わりに、溶媒としてのジクロロメタンを使用する化合物107C及び112Aを用いて、化合物19A及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物112A: LC-MS(ESI) m/z: 578[M+Na]
+。化合物112: LC-MS(ESI) m/z: 314[M+H]
+;
(実施例113)
(4-(キノリン-7-イルオキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(113)の合成)
化合物113B、113C、及び113は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、化合物113A、113B、及び113Cを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物113B: LC-MS(ESI) m/z: 405[M+H]
+。化合物113C: LC-MS(ESI) m/z: 377[M+H]
+。化合物113: LC-MS(ESI) m/z: 257[M+H]
+;
(実施例114)
(4-(3-(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(114)の合成)
化合物114B、114C、及び114は、化合物86A、8E、及び1Eの代わりに、化合物114A、114B、及び114Cを用いて、化合物86B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物114B: LC-MS(ESI) m/z: 438[M+H]
+。化合物114C: LC-MS(ESI) m/z: 410[M+H]
+;
化合物114: LC-MS(ESI) m/z: 290[M+H]
+;
(実施例115)
(4-(キノリン-3-イルオキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(115)の合成)
化合物115B、115C、及び115は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、化合物115A、115B、及び115Cを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物115B: LC-MS(ESI) m/z: 405[M+H]
+。化合物115C: LC-MS(ESI) m/z: 377[M+H]
+;
化合物115: LC-MS(ESI) m/z: 257[M+H]
+;
(実施例116)
(シクロプロピル 4-((5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(116)の合成)
化合物116は、化合物9Aの代わりに、化合物97を用いて、化合物19Aについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 300[M+H]
+;
(実施例117)
(4-((1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(117)の合成)
化合物117B、117C、117D、及び117は、化合物57B、90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物117A、117B、117C、及び117Dを用いて、化合物57C、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物117B: LC-MS(ESI) m/z: 131[M-OH]
+;
化合物117C: LC-MS(ESI) m/z: 408[M+H]
+。化合物117D: LC-MS(ESI) m/z: 380[M+H]
+。化合物117: LC-MS(ESI) m/z: 260[M+H]
+;
(実施例118)
(4-(イソキノリン-7-イルオキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(118)の合成)
化合物118B、118C、及び118は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、化合物118A、118B、及び118Cを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物118B: LC-MS:(ESI) m/z: 405[M+H]
+。化合物118C: LC-MS(ESI) m/z: 377[M+H]
+。化合物118: LC-MS(ESI) m/z: 257[M+H]
+;
(実施例119)
(4-((2-クロロ-4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(119)の合成)
化合物119B、119C、119D、及び119は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、86A、8E、及び1Eの代わりに、(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ボロン酸、溶媒としての1,4-ジオキサン及びH
2Oを使用する化合物119A、119B、119C、並びに119Dを用いて、化合物4B、86B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物119B: LC-MS(ESI) m/z: 287[M-H]
-。化合物119C: LC-MS(ESI) m/z: 548[M+H]
+。化合物119D: LC-MS(ESI) m/z: 1061[2M+Na]
+。化合物119: LC-MS(ESI) m/z: 400[M+H]
+;
(実施例120)
(4-(キノリン-6-イルオキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(120)の合成)
化合物120B、120C、及び120は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、化合物120A、120B、及び120Cを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物120B: LC-MS:(ESI) m/z: 405[M+H]
+;
化合物120C: LC-MS(ESI) m/z: 377[M+H]
+。化合物120: LC-MS(ESI) m/z: 257[M+H]
+;
(実施例121)
(4-(イソキノリン-6-イルオキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(121)の合成)
化合物121B、121C、及び121は、化合物86A、8E、及び1Eの代わりに、化合物121A、121B、及び121Cを用いて、化合物86B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物121B: LC-MS:(ESI) m/z: 405[M+H]
+;
化合物121C: LC-MS(ESI) m/z: 377[M+H]
+;
化合物121: LC-MS(ESI) m/z: 257[M+H]
+;
(実施例122)
(5-(4-(キノリン-6-イル)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボン酸(122)の合成)
化合物122A、122B、及び122は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、8E、並びに1Eの代わりに、6-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2イル)キノロン、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体I、化合物122A、並びに122Bを用いて、化合物8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物122A: LC-MS(ESI) m/z: 481[M+H]
+。化合物122B: LC-MS(ESI) m/z: 453[M+H]
+。化合物122: LC-MS(ESI) m/z: 333[M+H]
+;
(実施例123)
(4-((2-イソプロピル-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-6-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(123)の合成)
メタノール(100mL)中の1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-6-オール(化合物123A)(1.49g、10.0mmol)、アセトン(3mL、50mmol)、及びシアノ水素化ホウ素ナトリウム(1.26g、20mmol)の混合物に、60滴の酢酸を添加し、室温で16時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を水(100mL)で希釈し、酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。合わせた抽出物を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物123Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 192。
化合物123C、123D、及び123は、溶媒としてのDMFを使用する4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、溶媒としてのNMPを使用する化合物123B、123C、及び123Dを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物123C: LC-MS(ESI) m/z: 451。化合物123D: LC-MS(ESI) m/z: 423。化合物123: LC-MS(ESI) m/z: 303[M+H]
+;
(実施例124)
(4-(2-(3,4-ジクロロフェニル)チアゾール-4-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(124)の合成)
化合物8B(309mg、1.0mmol)及び4,4,4',4',5,5,5',5'-オクタメチル-2,2'-ビ(1,3,2-ジオキサボロラン)(254mg、1.0mmol)の1,4-ジオキサン(5mL)溶液に、Pd2(dba)3(92mg、0.1mmol)、トリシクロヘキシルホスフィン(56mg、0.2mmol)、及び酢酸カリウム(196mg、2.0mmol)を順次添加した。混合物を、窒素下のマイクロ波反応器中、145℃で50分間加熱した。該混合物を室温にまで冷却させておき、セライトに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を酢酸エチル(50mL)と水(50mL)の間で分配した。水性相を酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物124Aが得られ、これを次の工程にそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z: 274[M-82+H]+。
化合物124B、124C、及び124は、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、8E、並びに1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としてのDMF/H
2Oを使用する化合物124A、124B、並びに124Cを用いて、化合物4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物124B: LC-MS(ESI) m/z: 489[M+H]
+。化合物124C: LC-MS(ESI) m/z: 461[M+H]
+。化合物124: LC-MS(ESI) m/z: 341[M+H]
+;
(実施例125)
(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(125)の合成)
化合物125A、125B、及び125は、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、8E、並びに1Eの代わりに、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体A、化合物125A、並びに125Bを用いて、化合物8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物125A: LC-MS(ESI) m/z: 406[M+H]
+。化合物125B: LC-MS(ESI) m/z: 378[M+H]
+。化合物125: LC-MS(ESI) m/z: 258[M+H]
+;
(実施例126)
(4-(4'-クロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(126)の合成)
化合物126A、126B、及び126は、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、8E、並びに1Eの代わりに、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する4'-クロロビフェニル-4-イルボロン酸、化合物126A、並びに126B化合物8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物126A: LC-MS(ESI) m/z: 448[M+H]
+。化合物126B: LC-MS(ESI) m/z: 420[M+H]
+。化合物126: LC-MS(ESI) m/z: 300[M+H]
+。
(実施例127)
(4-(4-(4-クロロフェノキシ)フェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(127)の合成)
4-ブロモフェノール(化合物87A)(5.0g、29mmol)、4-クロロフェニルボロン酸(6.8g、43.5mmol)、及び4Å分子篩(2.0g)のジクロロメタン(200mL)懸濁液に、Cu(OAc)
2(5.26g、29mmol)、ピリジン(11.5g、145mmol)、及びDIPEA(18.7g、145mmol)を添加し、室温で1時間撹拌し、濾過した。濾液を濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、化合物127Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
窒素下、-78℃の化合物127A(660mg、2.3mmol)の無水THF(20mL)溶液に、n-BuLiのn-ヘキサン(2.5M、1.1mL、2.76mmol)溶液を添加し、-78℃で30分間撹拌した。該溶液に、ホウ酸トリイソプロピル(526mg、2.76mmol)を添加し、-78℃で2時間撹拌した。混合物をH2O(10mL)でクエンチし、10%水性HCl溶液(10mL)で希釈し、室温でさらに30分間撹拌し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を無水Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物127Bが得られ、これを次の工程でそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物127C、127D、及び127は、化合物8A、溶媒としてのDME/H
2Oを使用する(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、トルエン/溶媒としてのDMFを使用する化合物127B、127C、及び127Dを用いて、化合物8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物127C: LC-MS(ESI) m/z: 464[M+H]
+;
化合物127D: LC-MS(ESI) m/z: 436[M+H]
+;
化合物127: LC-MS(ESI) m/z: 316[M+H]
+;
(実施例128)
(4-(4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(128)の合成)
化合物128B、128C、128D、128E、及び128は、化合物8A、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、27B、8A、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、8E、並びに1Eの代わりに、化合物128A、塩基としてのNa
2CO
3及びトルエン/溶媒としてのDMFを使用する4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、128B、中間体A、塩基としてのNa
2CO
3及びトルエン/溶媒としてのDMFを使用する128C、128D、並びに128Eを用いて、化合物8B、27C、8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物128B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物128C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物128D: LC-MS(ESI) m/z: 498[M+H]
+。化合物128E: LC-MS(ESI) m/z: 378[M+H]
+。化合物128: LC-MS(ESI) m/z: 350[M+H]
+;
(実施例129)
(4-(3',4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-3-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(129)の合成)
化合物129B、129C、129D、129E、及び129は、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、27B、8A、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する4-ジクロロフェニル)ボロン酸、1E、並びに8Eの代わりに、塩基としてのNa
2CO
3及びトルエン/溶媒としてのDMFを使用する化合物129A、129B、中間体A、塩基としてのNa
2CO
3及びトルエン/溶媒としてのDMFを使用する129C、129D、並びに129Eを用いて、化合物8B、27C、8B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物129B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物129C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物129D: LC-MS(ESI) m/z: 482[M+H]
+。化合物129E: LC-MS(ESI) m/z: 362[M+H]
+。化合物129: LC-MS(ESI) m/z: 334[M+H]
+;
(実施例130)
(4-(2,4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(130)の合成)
化合物130B、130C、130D、130E、及び130は、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、127B、8A、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、8E、並びに1Eの代わりに、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としてのDMF/H
2Oを使用する化合物130A、130B、中間体A、塩基としてのNa
2CO
3及びトルエン/溶媒としてのDMFを使用する130C、130D、並びに130Eを用いて、化合物8B、127C、8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物130B:
化合物130C: LC-MS(ESI) m/z: 267[M+H]
+。化合物130D: LC-MS(ESI) m/z: 482[M+H]
+。化合物130E: LC-MS(ESI) m/z: 454[M+H]
+。化合物130: LC-MS(ESI) m/z: 334[M+H]
+;
(実施例131)
(4-(3-(3,4-ジクロロフェノキシ)フェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(131)の合成)
化合物131B、131C、131D、131E、及び131は、4-クロロフェニルボロン酸、化合物127A、127B、8A、溶媒としてのDME/H
2Oを使用する(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、8E、及び1Eの代わりに、3,4-ジクロロフェニルボロン酸、化合物131A、131B、中間体A、トルエン/溶媒としてのDMFを使用する131C、131D、及び131Eを用いて、化合物127B、127C、8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物131B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物131C: LC-MS(ESI) m/z: 283[M+H]
+。化合物131D: LC-MS(ESI) m/z: 498[M+H]
+。化合物131E: LC-MS(ESI) m/z: 470[M+H]
+。化合物131: LC-MS(ESI) m/z: 350[M+H]
+;
(実施例132)
(4-(6-クロロキノリン-2-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(132)の合成)
キシレン(10mL)中の化合物76A(198mg、1.0mmol)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(58mg、0.05mmol)混合物に、水素化トリブチルスズ(582mg、2.0mmol)を添加し、窒素下、135℃で2時間撹拌した。該混合物を室温にまで冷却した後、これに、エチル 5-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボキシレート(340mg、1.0mmol)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(58mg、0.05mmol)を添加し、窒素下、120℃で4時間撹拌した。混合物を室温にまで冷却し、水(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%〜25%v/v)で精製すると、化合物132Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 423[M+H]+。
化合物132B及び132は、8E及び1Eの代わりに、化合物132A及び131Bを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物132B: LC-MS(ESI) m/z: 393[M-H]
-。化合物132: LC-MS(ESI) m/z: 275[M+H]
+;
(実施例133)
(4-(6-クロロナフタレン-2-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(133)の合成)
化合物133A、133B、133C、及び133は、溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物27B、8A、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する4-ジクロロフェニル)ボロン酸、1E、並びに8Eの代わりに、溶媒としてのDMSO使用する化合物56B、中間体A、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する133A、133B、並びに133Cを用いて、化合物27C、8B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物133A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物133B: LC-MS(ESI) m/z: 422[M+H]
+。化合物133C: LC-MS(ESI) m/z: 302[M+H]
+。化合物133: LC-MS(ESI) m/z: 274[M+H]
+;
(実施例134)
(4-(7-クロロイソキノリン-1-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(134)の合成)
化合物134Bは、20Bの代わりに、化合物134Aを用いて、化合物20Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 180[M+H]+。
化合物134B(562mg、3.12mmol)の無水DMF(10mL)溶液に、4-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリド(3.57g、18.73mmol)を添加し、80℃で一晩撹拌した。混合物を室温にまで冷却し、飽和水性NaHCO
3溶液(150mL)に注ぎ入れ、室温で0.5時間撹拌し、EtOAc(60mL×3)で抽出した。合わせた抽出物をH
2O(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%〜30%v/v)で精製すると、化合物134Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 180[M+H]
+;
化合物134C(280mg、3.12mmol)の無水トルエン(10mL)溶液に、DMF(1mL)及びSOCl
2(1mL)を添加し、80℃で3時間撹拌した。反応混合物を室温にまで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%〜30%v/v)で精製すると、化合物134Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 198[M+H]
+。
化合物134E、134F、及び134は、化合物76A、8E、及び1Eの代わりに、化合物134D、134E、及び134Fを用いて、化合物132A、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物134E: LC-MS(ESI) m/z: 423[M+H]
+。化合物134F: LC-MS(ESI) m/z: 395[M+H]
+。化合物134: LC-MS(ESI) m/z: 275[M+H]
+;
(実施例135)
(4-(3-(トリフルオロメトキシ)フェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(135)の合成)
化合物135A、135B、及び135は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、8E、及び1Eの代わりに、3-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体A、化合物135A、及び135Bを用いて、化合物4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物135A: LC-MS(ESI) m/z: 422[M+H]
+。化合物135B: LC-MS(ESI) m/z: 394[M+H]
+。化合物135: LC-MS(ESI) m/z: 274[M+H]
+;
(実施例136)
(4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(136)の合成)
化合物136A、136B、及び136は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、8E、及び1Eの代わりに、3-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体A、化合物136A、及び136Bを用いて、化合物4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物136A: LC-MS(ESI) m/z: 422[M+H]
+。化合物136B: LC-MS(ESI) m/z: 394[M+H]
+。化合物136: LC-MS(ESI) m/z: 274[M+H]
+。
(実施例137)
(4-(4-(シクロペンチルメトキシ)フェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(137)の合成)
化合物137A、137B、137C、137D、及び137は、化合物90B、カップリング試薬としてのDIADを使用する中間体H、27B、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、8E、及び1Eの代わりに、シクロペンチルメタノール、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物87A、137A、137B、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体A、137C、及び137Dを用いて、化合物90C、27C、4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物137A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物137B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物137C: LC-MS(ESI) m/z: 436[M+H]
+。化合物137D: LC-MS(ESI) m/z: 408[M+H]
+。化合物137: LC-MS(ESI) m/z: 288[M+H]
+;
(実施例138)
(4-(4-(シクロペンチルオキシ)フェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(138)の合成)
化合物138A、138B、138C、138D、及び138は、90℃の2-ブロモプロパン、化合物27A、27B、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、8E、及び1Eの代わりに、室温のブロモシクロペンタン、化合物87A、138A、138B、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体A、138C、及び138Dを用いて、化合物27B、27C、4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物138A: LC-MS(ESI) m/z: 241[M+H]
+、化合物138B: LC-MS(ESI) m/z: 289[M+H]
+。化合物138C: LC-MS(ESI) m/z: 422[M+H]
+。化合物138D: LC-MS(ESI) m/z: 394[M+H]
+。化合物138: LC-MS(ESI) m/z: 274[M+H]
+。
(実施例139)
(4-(2-クロロ-4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(139)の合成)
化合物139A、139B、139C、139D、及び139は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、27B、4A、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、8E、並びに1Eの代わりに、4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する、139A、中間体A、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する139B、139C、並びに139Dを用いて、化合物8B、27C、4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物139A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物139B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物139C: LC-MS(ESI) m/z: 532[M+H]
+。化合物139D: LC-MS(ESI) m/z: 504[M+H]
+。化合物139: LC-MS(ESI) m/z: 384[M+H]
+;
(実施例140)
(4-(3,4-ジヒドロナフタレン-2-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(140)の合成)
THF(100mL)中の3,4-ジヒドロナフタレン-2(1H)-オン(化合物140A)(1.5g、10.3mmol)の混合物に、t-BuOK(2.31g、20.6mmol)を、窒素下、-20℃で添加し、室温で1時間撹拌した。該混合物に、1,1,1-トリフルオロ-N-フェニル-N-(トリフルオロメチルスルホニル)メタンスルホンアミド(5.52g、15.5mmol)の無水THF(10mL)溶液を-20℃で一度に添加し、室温で1時間撹拌した。これを飽和水性NH
4Cl溶液(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル、100%v/v)で精製すると、化合物140Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 279[M+H]
+;
化合物140C、140D、140E、及び140は、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物27B、8A、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、8E、及び1Eの代わりに、溶媒としてのDMSO使用する化合物140B、中間体A、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する140C、140D、及び140Eを用いて、化合物27C、8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物140C: LC-MS(ESI) m/z: 257[M+H]
+;
化合物140D: LC-MS(ESI) m/z: 390[M+H]
+;
化合物140E: LC-MS(ESI) m/z: 362[M+H]
+。化合物140: LC-MS(ESI) m/z: 242[M+H]
+;
(実施例141)
(4-(1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(141)の合成)
酢酸エチル(20mL)中の化合物140(40mg、0.17mmol)の混合物に、10%Pd/C(20mg)を添加し、水素(1気圧)下、室温で一晩撹拌した。該混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣を分取HPLCで精製すると、化合物141が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 244[M+H]
+;
(実施例142)
(4-(1-イソプロピル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-7-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(142)の合成)
化合物142B、142C、142D、142E、及び142は、ヨードメタン、塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物61F、27B、8A、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、8E、及び1Eの代わりに、2-ヨードプロパン、塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物142A、142B、中間体A、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する142C、142D、及び142Eを用いて、化合物63A、27C、8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物142B: LC-MS(ESI) m/z: 254[M+H]
+。化合物142C: LC-MS(ESI) m/z: 302[M+H]
+; 260[M+CH
3CN]
+。化合物142D: LC-MS(ESI) m/z: 435[M+H]
+。化合物142E: LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]
+。化合物142: LC-MS(ESI) m/z: 287[M+H]
+;
(実施例143)
(4-(2-イソプロピル-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-6-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(143)の合成)
化合物143B、143C、143D、143E、及び143は、ヨードメタン、塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物61F、27B、8A、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、8E、及び1Eの代わりに、2-ヨードプロパン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としてのアセトニトリルを使用する化合物143A、143B、中間体A、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する143C、143D、並びに143Eを用いて、化合物63A、27C、8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物143B: LC-MS(ESI) m/z: 254[M+H]
+;
化合物143C: LC-MS(ESI) m/z: 302[M+H]
+。化合物143D: LC-MS(ESI) m/z: 435[M+H]
+;
化合物143E: LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]
+。化合物143: LC-MS(ESI) m/z: 287[M+H]
+;
(実施例144)
(4-(2-イソプロピル-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(144)の合成)
化合物144B、144C、144D、144E、及び144は、ヨードメタン、塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物61F、27B、8A、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、8E、並びに1Eの代わりに、2-ヨードプロパン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としてのアセトニトリルを使用する化合物144A、144B、中間体A、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する144C、144D、並びに144Eを用いて、化合物63A、27C、8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物144B: LC-MS(ESI) m/z: 254[M+H]
+;
化合物144C: LC-MS(ESI) m/z: 302[M+H]
+。化合物144D: LC-MS(ESI) m/z: 435[M+H]
+;
化合物144E: LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]
+。化合物144: LC-MS(ESI) m/z: 287[M+H]
+;
(実施例145)
(4-(5-(トリフルオロメトキシ)ピリジン-2-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(145)の合成)
化合物145B、145C、及び145は、化合物76A、8E、及び1Eの代わりに、化合物145A、145B、及び145Cを用いて、化合物132A、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物145B: LC-MS(ESI) m/z: 423[M+H]
+。化合物145C: LC-MS(ESI) m/z: 395[M+H]
+。化合物145: LC-MS(ESI) m/z: 275[M+H]
+;
(実施例146)
(4-(3-(4-クロロフェニル)ピロリジン-1-カルボニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(146)の合成)
DMF(5mL)中の中間体J(200mg、0.66mmol)、化合物146A、3-(4-クロロフェニル)ピロリジン(143mg、0.79mmol)、HATU(380mg、1mmol)、及びDIPEA(258mg、2mmol)の混合物を室温で一晩撹拌した。該混合物をEtOAc(50mL)で希釈し、ブライン(15mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を分取HPLCで精製すると、化合物146Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 469[M+H]+。
化合物146C及び146は、化合物1E及び1の代わりに、化合物146B及び化合物146Cを用いて、化合物1及び2について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物146C: LC-MS(ESI) m/z: 349[M+H]
+。化合物146: LC-MS(ESI) m/z: 321[M+H]
+;
(実施例147)
(4-(5-クロロイソインドリン-2-カルボニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(147)の合成)
化合物147B、147C、及び147は、溶媒としてのジクロロメタンを使用する化合物146A、1E、及び8Eの代わりに、溶媒としてのDMFを使用する化合物147A、147B、及び147Cを用いて、化合物146B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物147B: LC-MS(ESI) m/z: 441[M+H]
+。化合物147C: LC-MS(ESI) m/z: 321[M+H]
+。化合物147: LC-MS(ESI) m/z: 293[M+H]
+;
(実施例148)
(4-(5-クロロインドリン-1-カルボニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(148)の合成)
化合物148B、148C、及び148は、化合物146A、1E、及び8Eの代わりに、化合物148A、148B、及び148Cを用いて、化合物146B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物147B: LC-MS(ESI) m/z: 441[M+H]
+。化合物148C: LC-MS(ESI) m/z: 321[M+H]
+。化合物148: LC-MS(ESI) m/z: 293[M+H]
+;
(実施例149)
(4-(3-(2,4-ジクロロフェニル)ピロリジン-1-カルボニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(149)の合成)
化合物149B及び149Cは、-20℃で塩基としてのtBuOKを使用する化合物140A、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、並びに(4-ブロモフェニル)ボロン酸の代わりに、-78℃で塩基としてのLiHMDSを使用する化合物149A、塩基としてのEt
3N及び溶媒としてのDMFを使用する149B、並びに2,4-ジクロロフェニルボロン酸を用いて、化合物140B及び4Bについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物149B: LC-MS(ESI) m/z: 262[M-55]
+;
化合物149C: LC-MS(ESI) m/z: 258[M-55]
+。
EtOAc(3M、5mL)中の化合物149C(300mg、1mmol)及びHCl溶液の混合物を室温で16時間撹拌した。該混合物を濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル中のメタノール、10%v/v)で精製すると、化合物149Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
MeOH(5mL)中の化合物149D(100mg、1mmol)及びPtO2(50mg)の混合物を、水素(1気圧)下、室温で16時間撹拌した。該混合物を濾過し、濾液を濃縮すると、化合物149Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 216[M+H]+。
化合物149F、149G、及び149は、溶媒としてのDMFを使用する化合物146A、1E、及び8Eの代わりに、溶媒としてのジクロロメタンを使用する化合物149E、149F、及び149Gを用いて、化合物146B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物149F: LC-MS(ESI) m/z: 503[M+H]
+。化合物149G: LC-MS(ESI) m/z: 383[M+H]
+。化合物149: LC-MS(ESI) m/z: 355[M+H]
+;
(実施例150)
(4-(3-(3,4-ジクロロフェニル)ピロリジン-1-カルボニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(150)の合成)
化合物150A、150B、150C、150D、150E、及び150は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、149C、149D、溶媒としてのDMFを使用する146A、1E、並びに8Eの代わりに、3,4-ジクロロフェニルボロン酸、塩基としてのEt
3N及び溶媒としてのDMFを使用する化合物149B、150A、150B、溶媒としてのジクロロメタンを使用する150C、150D、並びに150Eを用いて、化合物4B、149D、149E、146B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物150A: LC-MS(ESI) m/z: 258[M-55]
+。化合物150B: LC-MS(ESI) m/z: 214[M+H]
+;
化合物150C: LC-MS(ESI) m/z: 216[M+H]
+。化合物150D: LC-MS(ESI) m/z: 503[M+H]
+。化合物150E: LC-MS(ESI) m/z: 383[M+H]
+。化合物150: LC-MS(ESI) m/z: 355[M+H]
+;
(実施例151)
(4-((5-クロロイソインドリン-2-イル)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(151)の合成)
中間体C-1(3.34g、40mmol)及びパラホルムアルデヒド(1.44g、48mmol)のDMSO(20mL)溶液に、水酸化トリメチルベンジルアンモニウム(0.668g、4mmol)のDMSO(20mL)溶液を10分間かけて添加した。反応混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を水(100mL)で希釈し、酢酸エチル/ヘキサン(容量で1:3、100mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を、酢酸エチル-ヘキサン溶離液を用いるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製すると、化合物151Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 145[M+H]
+。
トルエン(15mL)中の化合物151A(340mg、2.36mmol)及び1-(アジドメチル)-4-メトキシベンゼン(500mg、3.07mmol)の混合物を110℃で48時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、酢酸エチル-ヘキサンを溶離液として用いるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製すると、混合物151Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 278[M+H]+。
塩化メチレン(10mL)中の混合物151B(60mg、0.217mmol)及び塩化チオニル(0.45mL)を50℃で5時間撹拌した。反応混合物を濃縮すると、151Cが得られ、これを、それ以上精製することなく、次の工程でそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]+。
DMF(6mL)中の混合物151C(74mg、0.217mmol)、5-クロロイソインドリン(38mg、0.248mmol)、及びK2CO3(60mg、0.435mmol)を60℃で5時間撹拌した。混合物を水(100mL)に注ぎ入れ、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を分取HPLCで精製すると、混合物151Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 413[M+H]+。
混合物151E及び化合物151は、化合物8E及び1Eの代わりに、混合物151D及び151Eを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。混合物151E: LC-MS(ESI) m/z: 399。化合物151: LC-MS(ESI) m/z: 279[M+H]
+;
(実施例152)
(4-(((4-クロロナフタレン-1-イル)メチル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(152)の合成)
ジクロロメタン(40mL)中の1-メチルナフタレン(化合物152A)(1.46g、10mmol)及びSnCl
4(5.2g、20mmol)の混合物に、Pb(OAc)
4(4.4g、10mmol)を0℃で添加し、室温で一晩撹拌した。該混合物をEt
2O(80mL)で希釈し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、溶離液(水中のメタノール、60%v/v)を用いる逆相クロマトグラフィーで精製すると、化合物152Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
四塩化炭素(40mL)中の化合物152B(1.76g、10mmol)及びN-ブロモスクシンイミド(1.94g、11mmol)の混合物に、BPO(50mg)を0℃で添加し、還流状態で一晩加熱した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)で精製すると、化合物152Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物152D、152E、及び152は、化合物35C、8E、及び1Eの代わりに、化合物152C、152D、及び152Eを用いて、化合物35D、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物152D: LC-MS(ESI) m/z: 468[M+H]
+。化合物152E: LC-MS(ESI) m/z: 440[M+H]
+。化合物152: LC-MS(ESI) m/z: 320[M+H]
+;
(実施例153)
(4-((3,5-ジクロロフェニル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(153)の合成)
化合物153B、153C、及び153は、化合物6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する化合物153A、153B、及び153Cを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物153B: LC-MS(ESI) m/z: 421[M+H]
+。化合物153C: LC-MS(ESI) m/z: 301[M+H]
+。化合物153: LC-MS(ESI) m/z: 273[M+H]
+;
(実施例154)
(4-((2,5-ジクロロフェニル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(154)の合成)
化合物154B、154C、及び154は、化合物6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、及び1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する化合物154A、154B、及び154Cを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物154B: LC-MS(ESI) m/z: 421[M+H]
+。化合物154C: LC-MS(ESI) m/z: 301[M+H]
+。化合物154: LC-MS(ESI) m/z: 273[M+H]
+;
(実施例155)
(4-((3'-クロロ-4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(155)の合成)
化合物155B、155C、155D、及び155は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、化合物4A、6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、1E、及び8Eの代わりに、4-アミノフェニルボロン酸、化合物155A、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する155B、155C、及び155Dを用いて、化合物4B、6B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物155B: LC-MS(ESI) m/z: 288[M+H]
+。化合物155C: LC-MS(ESI) m/z: 547[M+H]
+。化合物155D: LC-MS(ESI) m/z: 427[M+H]
+。化合物155: LC-MS(ESI) m/z: 399[M+H]
+;
(実施例156)
(4-((3'-クロロ-4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(156)の合成)
化合物156B、156C、156D、及び156は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、4-ブロモフェノール、8E、並びに1Eの代わりに、4-ヒドロキシフェニルボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物32A、156A、156B、並びに156Cを用いて、化合物8B、中間体I、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物156B: LC-MS(ESI) m/z: 287[M-H]
-。化合物156C: LC-MS(ESI) m/z: 548[M+H]
+;
化合物156D: LC-MS(ESI) m/z: 518[M-H]
-。化合物156: LC-MS(ESI) m/z: 400[M+H]
+;
(実施例157)
(4-((3'-(ピペリジン-1-カルボニル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(157)の合成)
ジクロロメタン(10mL)中の3-ブロモ塩化ベンゾイル(化合物157A)(1.09g、5mmol)及びDIPEA(3.22g、25mol)混合物に、ピペリジン(2.12g、25mmol)を-10℃で添加し、室温で1時間撹拌した。混合物を、水性HCl溶液(1N、20mL)、水(10mL)、及びブライン(20mL)で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物157Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 268[M+H]+。
化合物157C、157D、157E、及び157は、化合物27B、4A、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、8E、及び1Eの代わりに、化合物157B、中間体I、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する157C、157D、及び157Eを用いて、化合物27C、4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物157C: LC-MS(ESI) m/z: 316[M+H]
+。化合物157D: LC-MS(ESI) m/z: 541[M+H]
+。化合物157E: LC-MS(ESI) m/z: 513[M+H]
+。化合物157: LC-MS(ESI) m/z: 393[M+H]
+;
(実施例158)
(4-(((6-クロロナフタレン-2-イル)オキシ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(158)の合成)
無水THF(100mL)中の中間体A(3.39g、10mmol)の混合物に、n-BuLiのヘキサン(2.5M、4.0mL、10mmol)溶液を、窒素下、-78℃で添加し、-78℃で10分間撹拌した。混合物に、DMF(730mg、100mmol)を添加し、-78℃で1時間撹拌した。これを飽和水性NH
4Cl溶液(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を水(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)で精製すると、化合物158Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 290[M+H]
+;
化合物158B、158C、158D、及び158は、溶媒としてのMeOHを使用する化合物57B、DIADを使用する90B、中間体H、8E、及び1Eの代わりに、溶媒としてのEtOAcを使用する化合物158A、DEADを使用する158B、106F、158C、及び158Dを用いて、化合物57C、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物158B: LC-MS(ESI) m/z: 292[M+H]
+;
化合物158C: LC-MS(ESI) m/z: 452[M+H]
+。化合物158D: LC-MS(ESI) m/z: 424[M+H]
+。化合物158: LC-MS(ESI) m/z: 304[M+H]
+;
(実施例159)
(4-((4-クロロナフタレン-1-イル)メトキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸ギ酸塩(159)の合成)
化合物159A、159B、及び159は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、化合物152C、159A、及び159Bを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物159A: LC-MS(ESI) m/z: 452[M+H]
+。化合物159B: LC-MS(ESI) m/z: 424[M+H]
+。化合物159: LC-MS(ESI) m/z: 302[M-H]
-;
(実施例160)
(4-((3'-(ピペリジン-1-イルメチル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(160)の合成)
化合物160Aは、(4-ブロモフェニル)ボロン酸及び化合物4Aの代わりに、3-ホルミルフェニルボロン酸及び中間体Iを用いて、化合物4Bについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 458[M+H]
+。
ジクロロメタン(10mL)中の化合物160A(160mg、0.35mmol)、ピペリジン(36mg、0.42mol)、及び無水硫酸マグネシウム(500mg)の混合物を、窒素下、20℃で0.5時間撹拌した。該混合物に、NaBH3CN(26mg、0.42mol)を添加し、20℃で15時間撹拌した。これを濾過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、60%v/v)で精製すると、化合物160Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 527[M+H]+。
化合物160C及び160は、化合物8E及び1Eの代わりに、化合物160B及び160Cを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物160C: LC-MS(ESI) m/z: 499[M+H]
+。化合物160: LC-MS(ESI) m/z: 379[M+H]
+;
(実施例161)
(4-((4'-(トリフルオロメチル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(161)の合成)
化合物161A、161B、及び161は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、8E、並びに1Eの代わりに、4-(トリフルオロメチル)フェニルボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体I、化合物161A、並びに161Bを用いて、化合物4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物161A: LC-MS(ESI) m/z: 498[M+H]
+;
化合物161B: LC-MS(ESI) m/z: 492[M+Na]
+。化合物161: LC-MS(ESI) m/z: 350[M+H]
+;
(実施例162)
(4-((3'-(シクロペンチルオキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(162)の合成)
化合物162A、162B、162C、162D、及び162は、2-ブロモプロパン、化合物27A、27B、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する8A、8E、並びに1Eの代わりに、ブロモシクロペンタン、化合物131A、162A、162B、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体I、162C、並びに162Dを用いて、化合物27B、27C、8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物162A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物162B: LC-MS(ESI) m/z: 289[M+H]
+。化合物162C: LC-MS(ESI) m/z: 514[M+H]
+。化合物162D: LC-MS(ESI) m/z: 486[M+H]
+。化合物162: LC-MS(ESI) m/z: 366[M+H]
+;
(実施例163)
(4-((4'-クロロ-3'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(163)の合成)
化合物163A、163B、163C、及び163は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、4-ブロモフェノール、8E、並びに1Eの代わりに、4-ヒドロキシフェニルボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物30B、163A、163B、並びに163Cを用いて、化合物8B、中間体I、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物163A: LC-MS(ESI) m/z: 287[M-H]
-。化合物163B: LC-MS(ESI) m/z: 548[M+H]
+;
化合物163C: LC-MS(ESI) m/z: 518[M-H]
-。化合物163: LC-MS(ESI) m/z: 400[M+H]
+;
(実施例164)
(4-((3'-(ピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(164)の合成)
化合物164B、164C、164D、及び164は、化合物27B、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、8E、並びに1Eの代わりに、化合物164A、164B、塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する中間体F、164C、並びに164Dを用いて、化合物27C、4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物164B: LC-MS(ESI) m/z: 288[M+H]
+。化合物164C: LC-MS(ESI) m/z: 529[M+H]
+;
化合物164D: LC-MS(ESI) m/z: 499[M-H]
-。化合物164: LC-MS(ESI) m/z: 381[M+H]
+;
(実施例165)
(4-((3',4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(165)の合成)
化合物165A、165B、165C、及び165は、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、4-ブロモフェノール、8E、並びに1Eの代わりに、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物87A、165A、165B、並びに165Cを用いて、化合物8B、中間体I、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物165A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物165B: LC-MS(ESI) m/z: 498[M+H]
+。化合物163C: LC-MS(ESI) m/z: 470[M+H]
+。化合物165: LC-MS(ESI) m/z: 350[M+H]
+;
(実施例166)
(4-((3,4-ジクロロフェニル)ジフルオロメチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(166)の合成)
3,4-ジクロロ安息香酸(化合物166A)(6.0g、28.7mmol)及び二塩化硫黄(100mL)の混合物を80℃で4時間加熱した。反応混合物を濃縮すると、粗化合物166Bが得られ、これを、それ以上精製することなく、次の工程にそのまま使用した。
THF(70mL)中のプロピオール酸エチル(2.82g、28.8mmol)、CuI(5.97g、31.4mmol)、DIPEA(4.2g、32.6mmol)、及び化合物166B(6.0g、28.8mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物をセライトに通して濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル:1/0〜20/1で溶出させるシリカゲル)により精製すると、化合物166Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 271[M+H]+。
化合物166C(900mg、3.33mmol)に、DAST(5mL)及び2滴のエタノール(95%)を添加した。反応混合物を60℃で16時間撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物に、ペンタン(50mL)を添加し、その後、HCl溶液(1%、50mL)をゆっくりと添加した。有機層を分離し、水(100mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗化合物166Dが得られ、これを、それ以上精製することなく、次の工程にそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
THF(10mL)中の化合物166D(850mg、2.9mmol)及び中間体A-2(608mg、3.73mmol)の混合物を60℃で8時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、分取HPLCで精製すると、166E-1と166E-2の混合物が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 456[M+H]+。
166F-1と166F-2の混合物、及び化合物166は、化合物8E及び1Eの代わりに、166E-1と166E-2の混合物、及び166F-1と166F-2の混合物を用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。166F-1と166F-2の混合物:これは、それ以上精製することなく、次の工程にそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z: 877[2M+Na]
+。化合物166: LC-MS(ESI) m/z: 308[M+H]
+;
(実施例167)
(4-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(167)の合成)
化合物167B、167C、及び167は、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物167A、167B、及び167Cを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物167B: LC-MS(ESI) m/z: 396[M+H]
+。化合物167C: LC-MS(ESI) m/z: 368[M+H]
+。化合物167: LC-MS(ESI) m/z: 248[M+H]
+;
(実施例168)
(4-(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルオキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(168)の合成)
化合物168B、168C、及び168は、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物168A、168B、及び168Cを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物168B: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+。化合物168C: LC-MS(ESI) m/z: 344[M+H]
+。化合物168: LC-MS(ESI) m/z: 224[M+H]
+;
(実施例169)
(4-((4'-(ピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(169)の合成)
化合物169B、169C、169D、及び169は、化合物27B、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、1E、並びに8Eの代わりに、化合物169A、169B、塩基としてのK
3CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体F、169C、並びに169Dを用いて、化合物27C、4B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物169B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物169C: LC-MS(ESI) m/z: 529[M+H]
+;
化合物169D: LC-MS(ESI) m/z: 409[M+H]
+。化合物169: LC-MS(ESI) m/z: 381[M+H]
+;
(実施例170)
(4-((3'-(シクロプロピルメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(170)の合成)
化合物170A、170B、170C、170D、及び170は、ヨードエタン、化合物29A、27B、1E、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、並びに8Eの代わりに、(ブロモメチル)シクロプロパン、化合物131A、170A、中間体F、170B、塩基としてのK
3CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する170C、並びに170Dを用いて、化合物29B、27C、1、4B、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物170A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物170B: LC-MS(ESI) m/z: 275[M+H]
+;
化合物170C: LC-MS(ESI) m/z: 328[M+H]
+。化合物170D: LC-MS(ESI) m/z: 396[M+H]
+。化合物170: LC-MS(ESI) m/z: 368[M+H]
+;
(実施例171)
(4-(((6-クロロナフタレン-2-イル)チオ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2,-トリフルオロアセテート(171)の合成)
化合物171Aは、中間体Aの代わりに、化合物56Bを用いて、中間体D-1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
-78℃及び窒素下の化合物171A(70mg、0.25mmol)の無水THF(10mL)溶液に、カリウム tert-ブトキシド(56mg、0.5mmol)を添加し、-78℃で30分間撹拌し、その後、室温で1時間撹拌した。中間体K(88mg、0.25mmol)の無水THF(2mL)溶液を添加した。得られた混合物を室温で一晩撹拌し、真空下で濃縮した。残渣を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2中のメタノール、20%v/v)で精製すると、化合物171Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 440[M+H]+。
化合物171は、化合物1Eの代わりに、化合物171Bを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 320[M+H]
+;
(実施例172)
(4-((6,7-ジフルオロ-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(172)の合成)
化合物172A、172B、及び172は、中間体H、DIADを使用する化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、中間体D、DEADを使用する化合物237D、172A、及び172Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物172A: LC-MS(ESI) m/z: 460[M+H]
+;
化合物172B: LC-MS(ESI) m/z: 432[M+H]
+。化合物172: LC-MS(ESI) m/z: 312[M+H]
+;
(実施例173)
(4-((5,6-ジフルオロ-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(173)の合成)
化合物173B、173C、173D、173E、173F、及び170は、化合物57A、57B、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのNMPを使用する57C、57D、8E、並びに1Eの代わりに、化合物173A、173B、塩基としてのK
3CO
3及び溶媒としてのDMFを使用する173C、173D、173E、並びに170Fを用いて、化合物57B、57C、57D、57E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物173B: LC-MS(ESI) m/z: 247[M+H]
+;
化合物173C: LC-MS(ESI) m/z: 231[M-OH]
+;
化合物173D: LC-MS(ESI) m/z: 462[M+H]
+;
化合物173E: LC-MS(ESI) m/z: 446[M+H]
+。化合物173F: LC-MS(ESI) m/z: 418[M+H]
+。化合物173: LC-MS(ESI) m/z: 298[M+H]
+;
(実施例174)
(4-(((6-クロロナフタレン-2-イル)メチル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(174)の合成)
6-クロロ-2-ナフトエ酸(106B)(1.00g、10.00mmol)のTHF(20mL)溶液に、LiAlH
4(295mg、2.77mmol)を数回に分けて添加した。混合物を室温で16時間撹拌し、水(0.3mL)、NaOH溶液(水中15%、0.3mL)、及び水(0.9mL)でクエンチし、セライトに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜40%v/v)で精製すると、化合物174Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 175[M-OH]
+;
化合物174A(190mg、0.99mmol)及びPPh
3(337mg、1.29mmol)のジクロロメタン(5mL)溶液に、NBS(230mg、1.29mmol)を添加した。混合物を、窒素下、室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中のテトラヒドロフラン、0%〜20%v/v)で精製すると、化合物174Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物174C、174D、及び174は、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのNMPを使用する化合物57C、1E、並びに8Eの代わりに、塩基としてのK
3CO
3及び溶媒としてのDMFを使用する化合物174B、174C、並びに174Dを用いて、化合物57D、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物174C: LC-MS(ESI) m/z: 468[M+H]
+;
化合物174D: LC-MS(ESI) m/z: 348[M+H]
+;
化合物174: LC-MS(ESI) m/z: 320[M+H]
+;
(実施例175)
(4-((4-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-6-イル)フェニル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(175)の合成)
6-ブロモ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン(175A)(1.3g、6.1mmol)のトルエン(20mL)溶液に、Boc2O(1.6g、7.4mmol)を添加した。反応混合物を110℃で一晩撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)により精製すると、化合物175Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 255[M-56]+。
化合物175C及び175Dは、化合物27B及び4A、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸の代わりに、化合物175B、中間体F、並びに塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する175Cを用いて、化合物27C及び4Bについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物175C: LC-MS(ESI) m/z: 382[M+Na]
+。化合物175D: LC-MS(ESI) m/z: 601[M+H]
+;
ジクロロメタン(4mL)中の化合物175D(560mg、0.93mmol)及びTFA(1mL)の混合物を20℃で3時間撹拌した。該混合物を濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)により精製すると、化合物175Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 501[M+H]+。
ジクロロメタン(10mL)中の化合物175E(300mg、0.6mmol)及び(CH
2O)n(180mg、6mmol)の混合物に、TFA(0.43mL、3mmol)及びTES(0.74mL、10mmol)を添加し、窒素下、室温で一晩撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%〜30%v/v)により精製すると、化合物175Fが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 515[M+H]
+;
化合物175G及び175は、化合物8E及び1Eの代わりに、化合物175F及び175Gを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物175G: LC-MS(ESI) m/z: 487[M+H]
+。化合物175: LC-MS(ESI) m/z: 367[M+H]
+;
(実施例176)
(4-((3,4-ジクロロベンジル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(176)の合成)
化合物176B、176C、及び176は、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのNMPを使用する化合物57C、8E、並びに57Dの代わりに、塩基としてのK
3CO
3及び溶媒としてのDMFを使用する化合物176A、176B、並びに176Cを用いて、化合物57D、8F、及び57Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物176B: LC-MS(ESI) m/z: 452[M+H]
+;
化合物176C: LC-MS(ESI) m/z: 424[M+H]
+。化合物176: LC-MS(ESI) m/z: 304[M+H]
+;
(実施例177)
(4-(((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)メチル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(177)の合成)
化合物177B、177C、177D、及び177は、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのNMPを使用する化合物57C、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、8E、並びに57Dの代わりに、塩基としてのK
3CO
3及び溶媒としてのDMFを使用する化合物177A、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する177B、177C、並びに177Dを用いて、化合物57D、4B、8F、及び57Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物177B: LC-MS(ESI) m/z: 462[M+H]
+;
化合物177C: LC-MS(ESI) m/z: 544[M+H]
+。化合物177D: LC-MS(ESI) m/z: 516[M+H]
+。化合物177: LC-MS(ESI) m/z: 396[M+H]
+;
(実施例178)
(4-(((6-クロロナフタレン-2-イル)アミノ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(178)の合成)
無水DMF(30mL)中の中間体K(950mg、2.69mmol)の混合物に、K
2CO
3(557mg、4.04mmol)及び化合物82C(476mg、2.69mmol)を添加した。混合物を、窒素下、室温で一晩撹拌し、水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、40%v/v)で精製すると、化合物178Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 451[M+H]
+;
化合物178B及び178は、化合物8E及び1Eの代わりに、化合物178A及び178Bを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物178B: LC-MS(ESI) m/z: 423[M+H]
+。化合物178: LC-MS(ESI) m/z: 303[M+H]
+;
(実施例179)
(4-(((3,4-ジクロロフェニル)(メチル)アミノ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(179)の合成)
3,4-ジクロロアニリン(69A)(324mg、2.0mmol)のMeOH(5mL)溶液に、MeONa(540mg、10.0mmol)、パラホルムアルデヒド(120mg、4.0mmol)、及び分子篩(4オングストローム、200mg)を添加した。混合物を、窒素下、室温で一晩撹拌し、その後、水素化ホウ素ナトリウム(151mg、4mmol)を添加した。混合物を還流状態で1時間加熱し、室温にまで冷却し、セライトに通して濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(50mL)で希釈し、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物179Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 176[M+H]
+;
化合物179B、179C、及び179は、化合物82C、8E、及び1Eの代わりに、化合物179A、179B、及び179Cを用いて、化合物178A、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物179B: LC-MS(ESI) m/z: 449[M+H]
+。化合物179C: LC-MS(ESI) m/z: 421[M+H]
+。化合物179: LC-MS(ESI) m/z: 301[M+H]
+;
(実施例180)
(4-(((6-クロロナフタレン-2-イル)(メチル)アミノ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(180)の合成)
化合物180A、180B、180C、及び180は、化合物69A、82C、8E、及び1Eの代わりに、化合物82C、180A、180B、及び180Cを用いて、化合物179A、178A、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物180A: LC-MS(ESI) m/z: 192[M+H]
+;
化合物180B: LC-MS(ESI) m/z: 465[M+H]
+。化合物180C: LC-MS(ESI) m/z: 437[M+H]
+。化合物180: LC-MS(ESI) m/z: 317[M+H]
+;
(実施例181)
(4-((2,4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(181)の合成)
化合物181B、181C、181D、及び181は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、8E、並びに1Eの代わりに、(4-クロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物181A、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する181B、181C、並びに181Dを用いて、化合物8B、6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物181B: LC-MS(ESI) m/z: 238[M+H]
+。化合物181C: LC-MS(ESI) m/z: 497[M+H]
+;
化合物181D: LC-MS(ESI) m/z: 469[M+H]
+。化合物181: LC-MS(ESI) m/z: 349[M+H]
+;
(実施例182)
(4-(((6-クロロナフタレン-2-イル)メチル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(182)の合成)
化合物182Aは、溶媒としてのジクロロメタンを使用するN,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩の代わりに、溶媒としてのDMFを使用するNH4Clを用いて、化合物106Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 206[M+H]+。
室温の化合物182A(2.00g、9.75mmol)のTHF(10mL)溶液に、BH
3のTHF(1M、49mL、48.78mmol)溶液を滴下し、65℃で16時間撹拌した。室温にまで冷却した後、混合物を水(10mL)及びメタノール(10mL)でクエンチし、減圧下で濃縮した。残渣を、溶離液を用いる逆相クロマトグラフィー(水中のアセトニトリル、0%〜100%v/v)で精製すると、化合物182Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 175[M-NH
2]
+;
化合物182C、182D、及び182は、化合物6A、塩基としてのt-BuONa及び溶媒としてのトルエンを使用する1-メチルピペラジン、1E、並びに8Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としてのDMFを使用する化合物182B、182C、並びに182Dを用いて、化合物6B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物182C: LC-MS(ESI) m/z: 451[M+H]
+;
化合物182D: LC-MS(ESI) m/z: 331[M+H]
+;
化合物182: LC-MS(ESI) m/z: 303[M+H]
+;
(実施例183)
(4-((4'-(トリフルオロメチル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(183)の合成)
化合物183B、183C、183D、及び183は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、6A、塩基としてのt-BuONaを使用する1-メチルピペラジン、1E、並びに8Eの代わりに、(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としてのDMF/H
2Oを使用する化合物183A、中間体A、塩基としてのK
3PO
4を使用する183B、183C、並びに183Dを用いて、化合物4B、6B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物183B: LC-MS:(ESI) m/z: 238[M+H]
+;
化合物183C: LC-MS(ESI) m/z: 497[M+H]
+;
化合物183D: LC-MS(ESI) m/z: 377[M+H]
+;
化合物183: LC-MS(ESI) m/z: 349[M+H]
+;
(実施例184)
(4-((4-(4-クロロフェニル)ピペリジン-1-イル)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(184)の合成)
化合物184B、184C、及び184は、化合物82C、8E、及び1Eの代わりに、化合物184A、184B、及び184Cを用いて、化合物178A、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物184B: LC-MS(ESI) m/z: 469[M+H]
+。化合物184C: LC-MS(ESI) m/z: 441[M+H]
+。化合物184: LC-MS(ESI) m/z: 321[M+H]
+;
(実施例185)
(4-(((3,4-ジクロロフェニル)(エチル)アミノ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(185)の合成)
3,4-ジクロロアニリン(69A)(1.62g、10.0mmol)のアセトン(100mL)溶液に、K
2CO
3(4.14g、30.0mmol)及び塩化アセチル(1.18g、15.0mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。残渣を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、化合物185Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 204[M+H]
+;
化合物185A(612mg、3.0mmol)の無水THF(30mL)溶液に、LiAlH
4(456mg、12mmol)を添加し、30℃で3時間撹拌した。反応混合物をNa
2SO
4・10H
2Oでクエンチし、室温で30分間撹拌した。得られた懸濁液をセライトに通して濾過し、ケーキを酢酸エチル(50mL×3)で洗浄した。合わせた濾液をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、40%v/v)で精製すると、化合物185Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 190[M+H]
+;
化合物185C、185D、及び185は、化合物82C、8E、及び1Eの代わりに、化合物185B、185C、及び185Dを用いて、化合物178A、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物185C: LC-MS(ESI) m/z: 463[M+H]
+。化合物185D: LC-MS(ESI) m/z: 435[M+H]
+。化合物185: LC-MS(ESI) m/z: 315[M+H]
+;
(実施例186)
(4-((7-クロロキノリン-3-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(186)の合成)
7-クロロキノリン-4-オール(186A)(5g、27.9mmol)のHOAc(100mL)撹拌溶液に、HNO
3(63%、5.41g、55.8mmol)を添加し、125℃で一晩撹拌した。室温にまで冷却した後、混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOH(20mL)で希釈し、得られた固体を回収し、真空下で乾燥させると、化合物186Bが得られた。LC-MS:(ESI) m/z: 225[M+H]
+;
化合物186B(5g、22.32mmol)及びPOCl
3(50mL)の混合物を115℃で一晩撹拌した。該混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をジクロロメタン(50mL)で希釈し、ブライン(30mL×2)で洗浄した。有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗化合物186Cが得られ、これを、それ以上精製することなく、次の工程でそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z: 243[M+H]
+;
化合物186C(4g、16.5mmol)及びp-トルエンスルホニルヒドラジン(6.1g、33mmol)のCHCl
3(100mL)溶液を室温で24時間撹拌した。混合物を濾過した。固体を冷CHCl
3で洗浄し、真空下で乾燥させると、ヒドラジノ中間体が固体として得られた。該中間体を水性NaOH溶液(0.5N、50mL)と混合し、80℃で1時間加熱した。室温にまで冷却した後、得られた混合物をジクロロメタン(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL×2)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、化合物186Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 209[M+H]
+;
化合物186D(200mg、0.96mmol)のMeOH(10mL)溶液に、SnCl
2・2H
2O(1.25g、4.8mmol)を添加し、100℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、50%v/v)で精製すると、粗生成物が残り、これを、溶離液を用いる逆相クロマトグラフィー(水中のアセトニトリル、0%〜20%v/v)でさらに精製すると、化合物186Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 179[M+H]
+;
化合物186F、186G、及び186は、化合物6A、120℃で塩基としてのt-BuONa及び溶媒としてのトルエンを使用する1-メチルピペラジン、1E、並びに8Eの代わりに、中間体A、マイクロ波反応器中、150℃で塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDMFを使用する化合物186E、186F、並びに186Gを用いて、化合物6B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物186F: LC-MS(ESI) m/z: 438[M+H]
+;
化合物186G: LC-MS(ESI) m/z: 318[M+H]
+。化合物186: LC-MS(ESI) m/z: 290[M+H]
+;
(実施例187)
(4-(((6-クロロナフタレン-2-イル)(エチル)アミノ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(187)の合成)
6-クロロナフタレン-2-アミン(82C)(1.00g、4.69mmol)及びEt
3N(1.18g、11.73mmol)のTHF(10mL)溶液に、未希釈のAcCl(439mg、5.63mmol)を室温で滴下した。混合物を室温で1時間撹拌し、酢酸エチル(160mL)で希釈し、水(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中のテトラヒドロフラン、0%〜80%v/v)で精製すると、化合物187Aが得られた。MS(ESI) m/z: 220[M+H]
+;
化合物187B、187C、187D、及び187は、化合物182A、82C、1E、及び8Eの代わりに、化合物187A、187B、187C、及び187Dを用いて、化合物182B、178A、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物187B: LC-MS(ESI) m/z: 206[M+H]
+;
化合物187C: LC-MS(ESI) m/z: 479[M+H]
+;
化合物187D: LC-MS(ESI) m/z: 359[M+H]
+;
化合物187: LC-MS(ESI) m/z: 331[M+H]
+;
(実施例188)
(4-((6-クロロ-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-イル)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(188)の合成)
化合物188B、188C、及び188は、化合物82C、1E、及び8Eの代わりに、化合物188A、188B、及び188Cを用いて、化合物178A、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物188B: LC-MS(ESI) m/z: 441[M+H]
+。化合物188C: LC-MS(ESI) m/z: 321[M+H]
+。化合物188: LC-MS(ESI) m/z: 293[M+H]
+;
(実施例189)
(4-((エチル(4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)アミノ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(189)の合成)
化合物189A、189B、189C、189D、189E、及び189は、化合物69A、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、185A、82C、8E、並びに1Eの代わりに、化合物183A、(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する189A、189B、189C、189D、並びに189Eを用いて、化合物185A、4B、185B、178A、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物189A: LC-MS(ESI) m/z: 214[M+H]
+;
化合物189B: LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]
+;
化合物189C: LC-MS(ESI) m/z: 282[M+H]
+;
化合物189D: LC-MS(ESI) m/z: 555[M+H]
+。化合物189E: LC-MS(ESI) m/z: 527[M+H]
+。化合物189: LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]
+;
(実施例190)
(4-((5,6-ジクロロ-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(190)の合成)
化合物190Aは、化合物57B及び溶媒としてのMeOHの代わりに、化合物57A及び溶媒としてのEtOHを用いて、化合物57Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 185[M-OH]
+;
トルエン(100mL)中の化合物190A(4.3g、21.3mmol)の混合物に、MgSO
4(5.11g、42.6mmol)及びp-TsOH(366mg、2.13mmol)を添加した。混合物を還流状態で2時間加熱した。室温にまで冷却した後、該混合物を濾過し、水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、5%v/v)で精製すると、化合物190Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 185[M+H]
+;
ジクロロメタン(60mL)中の化合物190B(1.0g、5.43mmol)の混合物に、m-CPBA(1.40g、8.15mmol)及びNaHCO
3(685mg、8.15mmol)を添加した。得られた混合物を、窒素下、室温で16時間撹拌し、水(100mL)でクエンチし、ジクロロメタン(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(200mL)及びブライン(200mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物190Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 201[M+H]
+;
化合物190C(400mg、2mmol)の1,4-ジオキサン(100mL)溶液に、InCl
3(443mg、2mmol)を添加し、60℃で2時間撹拌し、次いで、NaCNBH
3(378mg、6mmol)を添加した。混合物を還流状態で2時間加熱した。室温にまで冷却した後、該混合物を水(100mL)でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(200mL)及びブライン(200mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)で精製すると、化合物190Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 185[M-OH]
+;
化合物190Eは、中間体H及びDIADを使用する化合物90Bの代わりに、O-フタルイミド及びDEADを使用する化合物190Dを用いて、化合物90Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 332[M+H]
+;
メタノール(50mL)中の化合物190E(570mg、1.72mmol)の混合物に、85%N2H4(5mL)を添加し、還流状態で16時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を、溶離液を用いる逆相クロマトグラフィー(水中のメタノール(0.5%NH4HCO3を含む)、80%v/v)で精製すると、化合物190Fが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 202[M+H]+。
化合物190G、190H、及び190は、化合物6A、塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としてのトルエンを使用する1-メチルピペラジン、8E、並びに1Eの代わりに、中間体A、塩基としてのt-BuONa及び溶媒としてのDMFを使用する化合物190F、190G、並びに190Hを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物190G: LC-MS(ESI) m/z: 461[M+H]
+。化合物190H: LC-MS(ESI) m/z: 433[M+H]
+。化合物190: LC-MS(ESI) m/z: 313[M+H]
+;
(実施例191)
(4-((6-クロロ-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(191)の合成)
化合物191B、191C、及び191は、化合物82C、8E、及び1Eの代わりに、化合物191A、191B、及び191Cを用いて、化合物178A、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物191B: LC-MS(ESI) m/z: 441[M+H]
+;
化合物191C: LC-MS(ESI) m/z: 413[M+H]
+;
化合物191: LC-MS(ESI) m/z: 293[M+H]
+;
(実施例192)
(4-((4-(4-クロロフェニル)ピペラジン-1-イル)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(192)の合成)
化合物192B、192C、及び192は、化合物82C、8E、及び1Eの代わりに、化合物192A、192B、及び192Cを用いて、化合物178A、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物192B: LC-MS(m/z): 470[M+H]
+。化合物192C: LC-MS(m/z): 442[M+H]
+。化合物192: LC-MS(m/z): 322[M+H]
+;
(実施例193)
(4-((ベンジル(1-(4-クロロフェニル)ピペリジン-4-イル)アミノ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(193)の合成)
化合物193B及び193Cは、(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ボロン酸、塩基としてのK
3PO
4を使用する化合物70A、及び175Dの代わりに、(4-クロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのピリジンを使用する化合物193A、及び192Bを用いて、化合物70B及び175Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物193B: LC-MS(ESI) m/z: 311[M+H]
+;
化合物193C: LC-MS(ESI) m/z: 211[M+H]
+;
ジクロロメタン(30mL)中の化合物193C(278mg、1.32mmol)、塩化ベンゾイル(228mg、1.62mmol)、DMAP(36mg、0.294mmol)、及びトリエチルアミン(297mg、2.94mmol)の混合物を室温で4時間撹拌した。該混合物を水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物193Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 315[M+H]
+;
化合物193E、193F、193G、及び193は、化合物182A、82C、1E、及び8Eの代わりに、化合物193D、193E、193F、及び192G化合物182B、178A、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物193E: LC-MS(ESI) m/z: 301[M+H]
+;
化合物193F: LC-MS(ESI) m/z: 574[M+H]
+;
化合物193G: LC-MS(ESI) m/z: 454[M+H]
+。化合物193: LC-MS(ESI) m/z: 426[M+H]
+;
(実施例194)
(4-((ベンジル(4-シクロヘキシルフェニル)アミノ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(194)の合成)
化合物194B、194C、194D、194E、及び194は、溶媒としてのTHFを使用し、かつDMAPを使用する化合物193C、182A、82C、1E、及び1の代わりに、溶媒としてのTHFを使用し、かつDMAPを使用しない化合物194A、194B、194C、194D、及び194Eを用いて、化合物193D、182B、178A、1、及び2について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物194B: LC-MS(ESI) m/z: 280[M+H]
+。化合物194C: LC-MS(ESI) m/z: 266[M+H]
+;
化合物194D: LC-MS(ESI) m/z: 539[M+H]
+。化合物194E: LC-MS(ESI) m/z: 419[M+H]
+。化合物194: LC-MS(ESI) m/z: 391[M+H]
+;
(実施例195)
(4-(((4-クロロフェニル)(4-(トリフルオロメトキシ)ベンジル)アミノ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(195)の合成)
化合物195B、195C、195D、195E、及び195は、塩化ベンゾイル、DMAPを使用する化合物193C、還元剤としてのBH
3・THFを使用する182A、82C、1E、及び8Eの代わりに、4-(トリフルオロメトキシ)塩化ベンゾイル、DMAPを使用しない化合物195A、還元剤としてのBH
3・Me
2Sを使用する195B、195C、195D、及び195Eを用いて、化合物193D、182B、178A、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物195B: LC-MS(ESI) m/z: 316[M+H]
+。化合物195C:
化合物195D: LC-MS(ESI) m/z: 575[M+H]
+;
化合物195E: LC-MS(ESI) m/z: 455[M+H]
+;
化合物195: LC-MS(ESI) m/z: 427[M+H]
+;
(実施例196)
(4-((ベンジル(4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)アミノ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(196)の合成)
化合物196A、196B、196C、196D、196E、及び196は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのトルエンを使用する化合物8A、DMAPを使用する193C、182A、82C、1E、並びに8Eの代わりに、4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物60A、DMAPを使用しない196A、196B、196C、196D、並びに196Eを用いて、化合物8B、193D、182B、178A、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物196A: LC-MS(ESI) m/z: 254[M+H]
+。化合物196B: LC-MS(ESI) m/z: 358[M+H]
+。化合物196C: LC-MS(ESI) m/z: 344[M+H]
+;
化合物196D: LC-MS(ESI) m/z: 617[M+H]
+。化合物196E: LC-MS(ESI) m/z: 497[M+H]
+。化合物196: LC-MS(ESI) m/z: 469[M+H]
+;
(実施例197)
(4-((2,4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)ジフルオロメチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(197)の合成)
化合物197B、197C、197D、197E、197F、197G-1と197G-2の混合物、197H-と197H-2の混合物、及び197は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、8E、166A、166B、166C、166D、8E、並びに1Eの代わりに、(2-クロロ-4-(メトキシカルボニル)フェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/MeCN/H
2Oを使用する化合物197A、197B、197C、197D、197E、197F、197G-1と197G-2の混合物、並びに197H-1と197H-2の混合物を用いて、化合物8B、8F、166B、166C、166D、166E-1と166E-2の混合物、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物197B: LC-MS(ESI) m/z: 281[M+H]
+。化合物197C: LC-MS(ESI) m/z: 267[M+H]
+。化合物197E: LC-MS(ESI) m/z: 347[M+H]
+。化合物197F: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
197G-1と197G-2の混合物: LC-MS(ESI) m/z: 532[M+H]
+。197H-1と197H-2の混合物: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物197: LC-MS(ESI) m/z: 384[M+H]
+;
(実施例198)
(4-(ジフルオロ(4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(198)の合成)
化合物198B、198C、198D、198E、198F-1と198F-2の混合物、198G-1と198G-2の混合物、及び198は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、166A、166B、166C、166D、8E、並びに1Eの代わりに、(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物198A、198B、198C、198D、198E、198F-1と198F-2の混合物、並びに198G-1と198G-2の混合物を用いて、化合物4B、166B、166C、166D、166E-1と166E-2の混合物、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物198B: LC-MS(ESI) m/z: 281[M-H]
-。化合物198D: LC-MS(ESI) m/z: 363[M+H]
+。化合物198E: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。198F-1と198F-2の混合物: LC-MS(ESI) m/z: 548[M+H]
+。198G-1と198G-2の混合物: LC-MS(ESI) m/z: 1061[2M+Na]
+。化合物198: LC-MS(ESI) m/z: 400[M+H]
+;
(実施例199)
(4-((6-クロロナフタレン-2-イル)ジフルオロメチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(199)の合成)
化合物199B、199C、199D、199E-1と199E-2、199F、及び199は、化合物166A、166B、166C、166D、8E、及び1Eの代わりに、化合物199A、199B、199C、199D、199E-1、及び199Fを用いて、化合物166B、166C、166D、166E-1と166E-2の混合物、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物199C: LC-MS(ESI) m/z: 287[M+H]
+;
化合物199D: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物199E-1: LC-MS(ESI) m/z: 472[M+H]
+;
化合物199E-2: LC-MS(ESI) m/z: 472[M+H]
+;
化合物199F: LC-MS(ESI) m/z: 466[M+Na]
+。化合物199: LC-MS(ESI) m/z: 324[M+H]
+;
(実施例200)
(4-((4'-クロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)ジフルオロメチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(200)の合成)
化合物200B、200C、200D、200E-1と200E-2の混合物、200F-1と200F-2の混合物、及び200は、化合物166A、166B、166C、166D、8E、及び1Eの代わりに、化合物200A、200B、200C、200D、200E-1と200E-2の混合物、及び200F-1と200F-2の混合物を用いて、化合物166B、166C、166D、166E-1と166E-2の混合物、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物200C: LC-MS(ESI) m/z: 313[M+H]
+。化合物200D: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。200E-1と200E-2の混合物: LC-MS(ESI) m/z: 498[M+H]
+。200E-1と200E-2の混合物: LC-MS(ESI) m/z: 961[2M+Na]
+。化合物200: LC-MS(ESI) m/z: 350[M+H]
+;
(実施例201)
(4-((3',4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)ジフルオロメチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(201)の合成)
化合物201B、201C、201D、201E-1と201E-2の混合物、201F-1と201F-2の混合物、及び201は、化合物166A、166B、166C、166D、8E、及び1Eの代わりに、化合物201A、201B、201C、201D、201E-1と201E-2の混合物、及び201F-1と201F-2の混合物を用いて、化合物166B、166C、166D、166E-1と166E-2の混合物、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物201B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物201C: LC-MS(ESI) m/z: 347[M+H]
+。化合物201D: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
201E-1と201E-2の混合物: LC-MS(ESI) m/z: 532[M+H]
+。201E-1と201E-2の混合物: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物201: LC-MS(ESI) m/z: 384[M+H]
+;
(参照実施例202)
(4-(5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(202)の合成)
化合物202B、202C、202D、及び202は、化合物27B、8A、8E、及び1Eの代わりに、化合物202A、202B、202C、及び202Dを用いて、化合物27C、8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物202C: LC-MS(ESI) m/z: 392[M+H]
+。化合物202D: LC-MS(ESI) m/z: 364[M+H]
+。化合物202: LC-MS(ESI) m/z: 244[M+H]
+;
(実施例203)
(4-(4'-クロロ-2-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(203)の合成)
化合物203B、203C、203D、203E、及び203は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する27B、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、1E、並びに8Eの代わりに、(4-クロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物203A、溶媒としてのDMSOを使用する203B、203C、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体A、203D、並びに203Eを用いて、化合物4B、27C、4B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物203B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物203C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物203D: LC-MS(ESI) m/z: 532[M+H]
+。化合物203E: LC-MS(ESI) m/z: 412[M+H]
+。化合物203: LC-MS(ESI) m/z: 384[M+H]
+;
(実施例204)
((イソブチリルオキシ)メチル 4-(6-クロロキノリン-2-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(204)の合成)
化合物132A(474mg、1.12mmol)のTFA(5mL)溶液に、チオアニソール(139mg、1.12mmol)を添加し、60℃で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%〜40%v/v)で精製すると、化合物204Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 303[M+H]+。
化合物204B、204C、204D、及び204は、化合物33、8E、ピバル酸クロロメチル、50℃の54B、及び54Cの代わりに、化合物204A、204B、イソ酪酸クロロメチル、室温の204C、及び204Dを用いて、化合物54A、8F、54C、及び54について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物204B: LC-MS(ESI) m/z: 545[M+H]
+。化合物204C: LC-MS(ESI) m/z: 517[M+H]
+。化合物204D: LC-MS(ESI) m/z: 617[M+H]
+。化合物204: LC-MS(ESI) m/z: 375[M+H]
+;
(参照実施例205)
(4-(2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-6-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(205)の合成)
化合物205B、205C、及び205は、化合物27B、4A、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、並びに1Eの代わりに、化合物205A、中間体A、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する205B、並びに205Cを用いて、化合物27C、4B、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物205B: LC-MS:(ESI) m/z: 263[M+H]
+;
化合物205C: LC-MS(ESI) m/z: 368[M+H]
+;
化合物205: LC-MS(ESI) m/z: 248[M+H]
+;
(実施例206)
(4-(1-イソプロピル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-6-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(206)の合成)
6-ブロモ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン175A(1.4g、6.6mmol)のDMF(30mL)溶液に、Cs2CO3(3.8g、11.7mmol)及び2-ヨードプロパン(7.5g、17.6mmol)を添加した。混合物を55℃で16時間撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物を水(200mL)で希釈し、石油エーテル中の酢酸エチル(15%v/v)(200mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(150mL×4)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル)で精製すると、化合物206Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 254[M+H]+。
化合物206Bは、化合物27Bの代わりに、化合物206Aを用いて、化合物27Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 302[M+H]+。
水(5mL)及び1,4-ジオキサン(20mL)中の中間体A(575mg、1.69mmol)、Pd(PPh3)2Cl2(387mg、0.55mmol)、化合物206B(450mg、1.49mmol)、及びNa2CO3(473mg、4.46mmol)の混合物を90℃まで16時間加熱した。該混合物を室温にまで冷却し、水(100mL)で希釈し、酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、分取HPLCで精製すると、化合物206Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 435[M+H]+。
化合物206D及び206は、化合物8E及び1Eの代わりに、化合物206C及び206Dを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物206D: LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]
+。化合物206: LC-MS(ESI) m/z: 287[M+H]
+;
(実施例207)
(4-(4,5-ジクロロピリジン-2-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(207)の合成)
1,4-ジオキサン(10mL)中の2,4,5-トリクロロピリジン207A(600mg、3.28mmol)、1,1,1,2,2,2-ヘキサメチルジスタンナン(1.18g、3.61mmol)、及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(379mg、0.328mmol)の混合物を窒素で脱気し、その後、窒素下、100℃で3時間加熱した。反応混合物を濃縮すると、粗化合物207Bが得られ、これを、精製することなく、次の工程にそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z: 312[M+H]+。
粗化合物207BのDMA(5mL)溶液に、中間体A(1.11g、3.28mmol)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(379mg、0.328mmol)を添加し、窒素で脱気し、その後、マイクロ波反応器中、140℃で1時間加熱した。反応混合物を飽和KF溶液(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)で精製すると、化合物207Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]+。
化合物207D及び207は、化合物8E及び1Eの代わりに、化合物207C及び207Dを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物207D: LC-MS(ESI) m/z: 379[M+H]
+。化合物207: LC-MS(ESI) m/z: 259[M+H]
+;
(実施例208)
(4-(5-クロロピリジン-2-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(208)の合成)
化合物208B、208C、208D、及び208は、化合物207A、溶媒としてのDMAを使用する207B、8E、及び1Eの代わりに、化合物208A、溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する208B、208C、及び208Dを用いて、化合物207B、207C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物208C: LC-MS(ESI) m/z: 373[M+H]
+。化合物208D: LC-MS(ESI) m/z: 345[M+H]
+。化合物208: LC-MS(ESI) m/z: 225[M+H]
+;
(実施例209)
(4-(4-(2-アセトアミドエトキシ)フェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(209)の合成)
化合物209A及び209Bは、化合物90B、カップリング試薬としてのDIADを使用する中間体H、及び溶媒としてのMeOH/H
2Oを使用する190Eの代わりに、2-(2-ヒドロキシエチル)イソインドリン-1,3-ジオン、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物87A、及び溶媒としてのEtOHを使用する209Aを用いて、化合物90C及び190Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物209A: LC-MS(ESI) m/z: 346[M+H]
+;
化合物209B: LC-MS(ESI) m/z: 216[M+H]
+。
化合物209B(541mg、2.65mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液に、Et
3N(802mg、7.95mmol)及び無水酢酸(541mg、5.3mmol)を添加し、室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣をEtOAc(50mL)で希釈し、希HCl溶液(1N、30mL)及び飽和NaHCO
3溶液(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物209Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 258[M+H]
+;
化合物209D、209E、209F、及び209は、化合物27B、4A、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、8E、並びに1Eの代わりに、化合物209C、中間体A、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する209D、209E、並びに209Fを用いて、化合物27C、4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物209D: LC-MS(ESI) m/z: 306[M+H]
+。化合物209E: LC-MS(ESI) m/z: 439[M+H]
+。化合物209F: LC-MS(ESI) m/z: 411[M+H]
+。化合物209: LC-MS(ESI) m/z: 291[M+H]
+;
(実施例210)
(4-(7-フルオロイソキノリン-3-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(210)の合成)
6-フルオロ-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-オン(210A)(3.0g、20mmol)のエーテル(20mL)溶液に、HClの1,4-ジオキサン(4M、7.5ml、30mmol)溶液を添加し、次いで、亜硝酸イソペンチル(3.5g、30mmol)を0℃で滴下した。混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を石油エーテル(50ml)で洗浄すると、化合物210Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 180[M+H]
+。
POCl3(20mL)中の化合物210B(2.5g、14mmol)及びPCl5(4.3g、21mmol)の混合物を80℃で一晩撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物を減圧下で濃縮すると、粗化合物210Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 216[M+H]+。
化合物210C(3.0g、14mmol)の酢酸(10mL)溶液に、55%水性HI溶液(5mL)を添加し、100℃で16時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を飽和NaHCO
3溶液(100mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出し、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜10%v/v)で精製すると、化合物210Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 182[M+H]
+;
化合物210E、210F、210G、及び210は、1,1,1,2,2,2-ヘキサメチルジスタンナン、100℃で溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物207A、溶媒としてのDMAを使用する207B、1E、及び8Eの代わりに、水素化トリブチルスズ、135℃で溶媒としてのキシレンを使用する化合物210D、溶媒としてのキシレンを使用する210E、210F、及び210Gを用いて、化合物207B、207C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物210E: LC-MS(ESI) m/z: 438[M+H]
+。化合物210F: LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]
+;
化合物210G: LC-MS(ESI) m/z: 287[M+H]
+。化合物210: LC-MS(ESI) m/z: 259[M+H]
+;
(実施例211)
(4-(6-(トリフルオロメトキシ)イソキノリン-3-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-カルボン酸(211)の合成)
エチル 2-(ジエトキシホスホリル)アセテート(5.0g、26.3mmol)のTHF(50mL)溶液に、NaH(油中60%懸濁液、1.26g、31.6mmol)を0℃で添加した。混合物を0℃で10分間撹拌した後、3-(トリフルオロメトキシ)ベンズアルデヒド(211A)(7.1g、31.6mmol)のTHF(30mL)溶液を添加した。得られた混合物を室温で12時間撹拌し、H
2O(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物211Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 261[M+H]
+;
化合物211B(6.5g、25mmol)のEtOH(100mL)溶液に、Pd/C(10%、1.0g)を添加し、水素(1気圧)下、室温で12時間撹拌した。混合物をセライトに通して濾過し、濾液を濃縮すると、粗化合物211Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 263[M+H]+。
化合物211Dは、溶媒としてのTHF/H
2Oを使用する化合物1の代わりに、溶媒としてのMeOH/H
2Oを使用する化合物211Cを用いて、化合物2について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 235[M+H]
+;
PPA(30mL)中の化合物211D(8.5g、36mmol)の混合物を80℃で12時間撹拌した。該混合物を氷水(100mL)でクエンチし、飽和NaHCO
3溶液でpH 8に調整し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物211Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 217[M+H]
+;
化合物211F、211G、及び211Hは、化合物210A、210B、及び210Cの代わりに、化合物211E、211F、及び211Gを用いて、化合物210B、210C、及び210Dについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物211F: LC-MS(ESI) m/z: 246[M+H]
+。化合物211G: LC-MS(ESI) m/z: 282[M+H]
+。化合物211H: LC-MS(ESI) m/z: 248[M+H]
+;
トリエチルアミン(3mL)中の化合物211H(1.5g、6.1mmol)及びビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(428mg、0.61mmol)の混合物に、CuI(116mg、0.61mmol)を添加し、窒素下の密封管中、80℃で12時間加熱した。室温にまで冷却した後、混合物を減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(50mL)で希釈し、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、粗化合物211Iが得られ、これを、それ以上精製することなく、次の工程でそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z: 310[M+H]+。
MeOH(20mL)及び水(2mL)中の化合物211I(1.0g、3.2mmol)の溶液に、KOH(896mg、16mmol)を添加し、室温で4時間撹拌した。反応混合物を水性希HCl溶液でpH 6に調整し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物211Jが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 238[M+H]+。
窒素下、-78℃の化合物211J(480mg、2mmol)のTHF(50mL)溶液に、n-BuLiのn-ヘキサン(2.5M、1.6mL、4mmol)溶液を滴下し、-78℃で15分間撹拌し、次いで、エチルカルボノクロリデート(1mL、10.5mmol)を滴加した。混合物を-78℃で1.5時間撹拌し、飽和水性NH
4Cl溶液(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物211Kが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 310[M+H]
+;
化合物211L、211M、及び211は、60℃で溶媒としてのTHFを使用する化合物166D、1E、及び8Eの代わりに、還流状態で溶媒としてのEtOHを使用する化合物211K、211L、及び211Mを用いて、166E-1と166E-2の混合物、化合物1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物211L: LC-MS(ESI) m/z: 473[M+H]
+。化合物211M: LC-MS(ESI) m/z: 353[M+H]
+。化合物211: LC-MS(ESI) m/z: 325[M+H]
+;
(実施例212)
(4-(5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-2-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(212)の合成)
化合物212B、212C、212D、212E、212F、及び212は、化合物211H、211I、211J、60℃で溶媒としてのTHFを使用する166D、1E、及び8Eの代わりに、化合物212A、212B、212C、還流状態で溶媒としてのEtOHを使用する212D、212E、及び212Fを用いて、化合物211I、211J、211K、166E-1と166E-2の混合物、化合物1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物212B: LC-MS(ESI) m/z: 230[M+H]
+。化合物212C: LC-MS(ESI) m/z: 158[M+H]
+;
化合物212D: LC-MS(ESI) m/z: 230[M+H]
+。化合物212E: LC-MS(ESI) m/z: 393[M+H]
+。化合物212F: LC-MS(ESI) m/z: 273[M+H]
+。化合物212: LC-MS(ESI) m/z: 245[M+H]
+;
(実施例213)
(4-(6-フルオロイソキノリン-3-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(213)の合成)
化合物213B、213C、213D、213E、213F、213G、及び213は、化合物210A、210B、210C、1,1,1,2,2,2-ヘキサメチルジスタンナン、溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する207A、溶媒としてのDMAを使用する207B、8E、及び1Eの代わりに、化合物213A、213B、213C、水素化トリブチルスズ、135℃で溶媒としてのキシレンを使用する213D、溶媒としてのキシレンを使用する213E、213F、及び213Gを用いて、化合物210B、210C、210D、207B、207C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物210B: LC-MS(ESI) m/z: 180[M+H]
+;
化合物210C: LC-MS(ESI) m/z: 216[M+H]
+。化合物210D: LC-MS(ESI) m/z: 182[M+H]
+;
化合物210E: LC-MS(ESI) m/z: 438[M+H]
+。化合物210F: LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]
+;
化合物210G: LC-MS(ESI) m/z: 287[M+H]
+。化合物210: LC-MS(ESI) m/z: 259[M+H]
+;
(実施例214)
(4-(7-(トリフルオロメトキシ)イソキノリン-3-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(214)の合成)
化合物214B、214C、214D、214E、214F、214G、214H、214I、214J、214K、214L、214M、及び214は、化合物211A、211B、溶媒としてのTHF/H
2Oを使用する1、211D、210A、210B、210C、211H、211I、211J、60℃で溶媒としてのTHFを使用する166D、1E、及び8Eの代わりに、化合物214A、214B、溶媒としてのMeOH/H
2Oを使用する214C、214D、214E、214F、214G、214H、214I、214J、還流状態で溶媒としてのEtOHを使用する214K、214L、及び214Mを用いて、化合物211B、211C、2、211E、210B、210C、210D、211I、211J、211K、166E-1と166E-2の混合物、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物214B: LC-MS(ESI) m/z: 261[M+H]
+;
化合物214C: LC-MS(ESI) m/z: 263[M+H]
+。化合物214D: LC-MS(ESI) m/z: 235[M+H]
+。化合物214E: LC-MS(ESI) m/z: 217[M+H]
+;
化合物214F: LC-MS(ESI) m/z: 246[M+H]
+。化合物214G: LC-MS(ESI) m/z: 282[M+H]
+。化合物214H: LC-MS(ESI) m/z: 248[M+H]
+;
化合物214I: LC-MS(ESI) m/z: 310[M+H]
+。化合物214J: LC-MS(ESI) m/z: 238[M+H]
+。化合物214K: LC-MS(ESI) m/z: 310[M+H]
+。化合物214L: LC-MS(ESI) m/z: 473[M+H]
+。化合物214M: LC-MS(ESI) m/z: 353[M+H]
+。化合物214: LC-MS(ESI) m/z: 325[M+H]
+;
(実施例215)
(4-(7-(トリフルオロメチル)イソキノリン-3-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(215)の合成)
化合物215B、215C、215D、215E、215F、215G、215H、215I、215J、及び215は、化合物211D、210A、210B、210C、211H、211I、211J、60℃で溶媒としてのTHFを使用する166D、1E、及び8Eの代わりに、化合物215A、215B、215C、215D、215E、215F、215G、還流状態で溶媒としてのEtOHを使用する215H、215I、及び215Jを用いて、化合物211E、210B、210C、210D、211I、211J、211K、166E-1と166E-2の混合物、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物215B: LC-MS(ESI) m/z: 201[M+H]
+;
化合物215C: LC-MS(ESI) m/z: 230[M+H]
+;
化合物215D: LC-MS(ESI) m/z: 266[M+H]
+。化合物215E: LC-MS(ESI) m/z: 232[M+H]
+。化合物215F: LC-MS(ESI) m/z: 294[M+H]
+;
化合物215G: LC-MS(ESI) m/z: 222[M+H]
+。化合物215H: LC-MS(ESI) m/z: 294[M+H]
+;
化合物215I: LC-MS(ESI) m/z: 457[M+H]
+;
化合物215J: LC-MS(ESI) m/z: 337[M+H]
+。化合物215: LC-MS(ESI) m/z: 309[M+H]
+。
(実施例216)
(4-(7-クロロキノリン-3-イル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(216)の合成)
化合物216A、216B、216C、及び216は、亜硝酸イソアミル及びCuCl
2及び溶媒としてのMeCNを使用する化合物30A、27B、4A、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、並びに1Eの代わりに、tert-ブチルニトリル及びCuBr
2及び溶媒としての1,2-ジブロモエタンを使用する化合物186E、216A、中間体A、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する216B、並びに216Cを用いて、化合物30B、27C、4B、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物216A: LC-MS(ESI) m/z: 241[M+H]
+;
化合物216B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物216C: LC-MS(ESI) m/z: 395[M+H]
+。化合物216: LC-MS(ESI) m/z: 275[M+H]
+;
(実施例217)
(4-(3-クロロ-5-(シクロプロピルメトキシ)フェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(217)の合成)
化合物217B、217C、及び217Dは、2-ブロモプロパン、100℃で塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物27A、27B、及び206Bの代わりに、(ブロモメチル)シクロプロパン、80℃で塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物217A、217B、及び217Cを用いて、化合物27B、27C、及び206Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物217B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物217C:%)。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物217D: 442[M+H]
+。
化合物217D(100mg、0.23mmol)のCH3CN(3mL)溶液に、硝酸アンモニウムセリウム(621mg、1.13mmol)のH2O(2mL)溶液を添加し、室温で1時間撹拌した。混合物をEtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)により精製すると、化合物217Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 322[M+H]+。
化合物217は、化合物8Eの代わりに、化合物217Eを用いて、化合物8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 294[M+H]
+;
(実施例218)
(4-(4-クロロ-3-(シクロプロピルメトキシ)フェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(218)の合成)
化合物218B、218C、218D、218E、及び218は、2-ブロモプロパン、100℃で塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物27A、27B、206B、217D、及び8Eの代わりに、(ブロモメチル)シクロプロパン、90℃で塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物218A、218B、218C、218D、及び218Eを用いて、化合物27B、27C、206C、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物218B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物218C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物218D: LC-MS(ESI) m/z: 442[M-H]
+。化合物218E: LC-MS(ESI) m/z: 320[M-H]
-。化合物218: LC-MS(ESI) m/z: 294[M+H]
+。
(実施例219)
(4-(2-クロロ-5-(シクロプロピルメトキシ)フェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(219)の合成)
化合物219B、219C、219D、219E、及び219は、2-ブロモプロパン、100℃で塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物27A、27B、206B、217D、及び8Eの代わりに、(ブロモメチル)シクロプロパン、80℃で塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物219A、219B、219C、219D、及び219Eを用いて、化合物27B、27C、206C、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物219B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物219C: LC-MS(ESI) m/z: 309[M+H]
+。化合物219D: LC-MS(ESI) m/z: 442[M+H]
+。化合物219E: LC-MS(ESI) m/z: 322[M+H]
+。化合物219: LC-MS(ESI) m/z: 294[M+H]
+。
(実施例220)
(4-((3'-(ピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(220)の合成)
化合物220A、220B、及び220は、化合物4A、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、8E、並びに1Eの代わりに、中間体I、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としてのDMEを使用する化合物164B、220A、並びに220Bを用いて、化合物4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物220A: LC-MS(ESI) m/z: 513[M+H]
+。化合物220B: LC-MS(ESI) m/z: 483[M-H]
-。化合物220: LC-MS(ESI) m/z: 365[M+H]
+;
(実施例221)
(4-((4'-(ピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(221)の合成)
化合物221A、221B、及び221は、化合物4A、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、1E、並びに8Eの代わりに、中間体I、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物169B、221A、並びに221Bを用いて、化合物4B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物221A: LC-MS(ESI) m/z: 513[M+H]
+;
化合物221B: LC-MS(ESI) m/z: 393[M+H]
+。化合物221 LC-MS(ESI) m/z: 365[M+H]
+;
(実施例222)
(4-(4-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-6-イル)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(222)の合成)
化合物222A、222B、222C、222D、及び222は、60℃で塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDMFを使用する2-ヨードプロパン、化合物27B、8A、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、8E、並びに1Eの代わりに、室温で塩基としてのKOtBu及び溶媒としてのDMFを使用するイドメタン(idomethane)、化合物222A、中間体I、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する222B、222C、並びに222Dを用いて、化合物206A、27C、8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物222A: LC-MS(ESI) m/z: 226[M+H]
+。化合物222B: LC-MS(ESI) m/z: 274[M+H]
+。化合物222C: LC-MS(ESI) m/z: 499[M+H]
+。化合物222D: LC-MS(ESI) m/z: 471[M+H]
+。化合物222: LC-MS(ESI) m/z: 351[M+H]
+;
(実施例223)
(4-(4-(5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-1-イル)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(223)の合成)
5-ブロモ-3,4-ジヒドロナフタレン-1(2H)-オン(223A)(225mg、1mmol)のジクロロメタン(5mL)撹拌溶液に、BF
3・Et
2O(2mL)及びトリエチルシラン(2mL)を添加し、室温で一晩撹拌した。反応混合物をH
2O(10mL)で希釈し、ジクロロメタン(10mL×2)で抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、1%v/v)で精製すると、化合物223Bが得られた。LC-MS:(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物223C、223D、及び223は、化合物27B、4A、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、及び1Eの代わりに、化合物223B、中間体I、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する222C、並びに223Dを用いて、化合物27C、4B、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物223C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物223D: LC-MS(ESI) m/z: 456[M+H]
+;
化合物223: LC-MS(ESI) m/z: 336[M+H]
+;
(実施例224)
(4-((3'-((2-オキソピペリジン-1-イル)メチル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(224)の合成)
ピペリジン-2-オン(396mg、4mmol)のDMF(15mL)溶液に、NaH(油中60%懸濁液、192mg、4.8mmol)を0℃で添加し、0℃で15分間撹拌し、次いで、1-ブロモ-3-(ブロモメチル)ベンゼン(67A)(1000mg、4mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、酢酸エチル(50mL)及び水(50mL)で希釈した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、5%v/v)で精製すると、化合物224Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 268[M+H]
+;
化合物224B、224C、224D、及び224は、化合物27B、4A、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、1E、並びに8Eの代わりに、化合物224A、中間体I、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する224B、224C、並びに224Dを用いて、化合物27C、4B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物224B: LC-MS(ESI) m/z: 316[M+H]
+;
化合物224C: LC-MS(ESI) m/z: 541[M+H]
+。化合物224D: LC-MS(ESI) m/z: 421[M+H]
+。化合物224: LC-MS(ESI) m/z: 393[M+H]
+;
(実施例225)
(4-((4'-シアノ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(225)の合成)
化合物225B及び225Cは、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs2CO3及び溶媒としてのDME/H2Oを使用する化合物8A、並びに8Eの代わりに、化合物225A、塩基としてのNa2CO3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H2Oを使用する中間体I、並びに225Bを用いて、化合物8B及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物225B: LC-MS(ESI) m/z: 455[M+H]+。化合物225C: LC-MS(ESI) m/z: 427[M+H]+。
TFA(6mL)中の化合物225C(65mg、粗製物)及びメチル(フェニル)スルファン(0.5mL)の混合物を室温で4時間撹拌した。該混合物を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCで精製すると、化合物225が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 307[M+H]
+;
(実施例226)
(4-((2-イソプロピル-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(226)の合成)
酢酸(8mL)中のイソキノリン-7-オール(226A)(306mg、2.11mmol)及びPtO2(42mg、0.19mmol)の混合物を、水素(1気圧)下、室温で40時間撹拌した。該混合物をセライトに通して濾過し、濾液を濃縮すると、粗化合物226Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 150[M+H]+。
化合物226C、226D、226E、及び226は、化合物123A、溶媒としてのDMFを使用する4-ブロモフェノール、8E、及び1Eの代わりに、化合物226B、溶媒としてのNMPを使用する226C、226D、及び224Eを用いて、化合物123B、中間体I、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物226C: LC-MS(ESI) m/z: 192[M+H]
+。化合物226D: LC-MS(ESI) m/z: 451[M+H]
+。化合物226E: LC-MS(ESI) m/z: 423[M+H]
+。化合物226: LC-MS(ESI) m/z: 303[M+H]
+;
(実施例227)
(4-((6-クロロナフタレン-2-イル)メトキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(227)の合成)
化合物227A、227B、及び227は、化合物90B、217D、及び1Eの代わりに、化合物174A、227A、及び227Bを用いて、化合物90C、217E、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物227A: LC-MS(ESI) m/z: 452[M+H]
+;
化合物227B: LC-MS(ESI) m/z: 332[M+H]
+;
化合物227: LC-MS(ESI) m/z: 304[M+H]
+;
(実施例228)
(4-((3'-シクロヘキシル-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(228)の合成)
化合物228A、228B、228C、228D、228E、及び228は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、溶媒としてのDMFを使用する4-ブロモフェノール、室温で溶媒としてのEtOAcを使用する140、4-ブロモフェノール、8E、並びに1Eの代わりに、4-(ベンジルオキシ)フェニルボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物129A、シクロヘキセニルボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する228A、50℃で溶媒としてのMeOHを使用する228B、228C、228D、並びに224Eを用いて、化合物8B、8B、141、中間体I、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物228A:
化合物228B: LC-MS(ESI) m/z: 341[M+H]
+。化合物228C: LC-MS(ESI) m/z: 253[M+H]
+。化合物228D: LC-MS(ESI) m/z: 512[M+H]
+。化合物228E: LC-MS(ESI) m/z: 484[M+H]
+。化合物228: LC-MS(ESI) m/z: 364[M+H]
+;
(実施例229)
(1-(((シクロヘキサンカルボニル)オキシ)メチル)-4-(3,4-ジクロロフェノキシ)1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(229)の合成)
5℃のジクロロメタン(20mL)及び水(20mL)中のシクロヘキサンカルボン酸(229A)(2.0g、15.6mmol)、K
2CO
3(8.2g、59.4mmol)、及びBn
4NHSO
4(0.5g、1.5mmol)の懸濁液に、クロロメチルスルホクロリデート(3.3g、20.3mmol)を滴下し、室温で16時間撹拌した。混合物を水(30mL)で希釈し、ジクロルメタン(dichlorrmethane)(30mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、蒸発させると、化合物229Bが得られた。
化合物229は、ピバル酸クロロメチル及び化合物16の代わりに、化合物229B及び88を用いて、化合物51について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 431[M+18]
+;
(実施例230)
(4-((3'-(2-メトキシエトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(230)の合成)
化合物230A、230B、230C、及び230は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、2-ブロモプロパン、塩基としてのCs
2CO
3を使用する27A、8E、並びに1Eの代わりに、3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2イル)フェノール、中間体I、1-ブロモ-2-メトキシエタン、塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物230A、230B、及び230Cを用いて、化合物8B、27B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物230A: LC-MS(ESI) m/z: 446[M+H]
+。化合物230B: LC-MS(ESI) m/z: 504[M+H]
+。化合物230C: LC-MS(ESI) m/z: 476[M+H]
+。化合物230: LC-MS(ESI) m/z: 356[M+H]
+;
(実施例231)
(4-((2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-6-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(231)の合成)
化合物231B、231C、及び231は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、化合物231A、231B、及び231Cを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物231B: LC-MS(ESI) m/z: 412[M+H]
+;
化合物231C: LC-MS(ESI) m/z: 384[M+H]
+;
化合物231: LC-MS(ESI) m/z: 264[M+H]
+;
(実施例232)
(4-((3'-(シクロプロピルメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(232)の合成)
化合物232A、232B、及び232は、化合物8E、4A、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、並びに1Eの代わりに、中間体I、化合物232A、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する170B、並びに232Bを用いて、化合物8F、4B、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物232A: LC-MS(ESI) m/z: 312[M+H]
+。化合物232B: LC-MS(ESI) m/z: 380[M+H]
+;
化合物232: LC-MS(ESI) m/z: 352[M+H]
+;
(実施例233)
(4-((3'-(4-アセチルピペラジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(233)の合成)
1-(3-ブロモフェニル)ピペラジン(233A)(480mg、2mmol)及び無水酢酸(2mL)の混合物を室温で4時間撹拌した。該混合物を飽和NaHCO
3溶液(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。合わせた有機相をブライン(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物233Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 283[M+H]
+。
化合物233C、233D、233E、及び233は、化合物27A、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、8E、並びに1Eの代わりに、化合物233B、233C、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体I、233D、並びに233Eを用いて、化合物27B、4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物233C: LC-MS(ESI) m/z: 331[M+H]
+。
化合物233D: LC-MS(ESI) m/z: 556[M+H]
+。化合物233E: LC-MS(ESI) m/z: 528[M+H]
+。化合物233: LC-MS(ESI) m/z: 408[M+H]
+;
(実施例234)
(4-((4'-(2-メトキシエトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(234)の合成)
化合物234B、234C、234D、及び234は、化合物27A、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、8E、並びに1Eの代わりに、化合物234A、234B、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体I、234C、並びに234Dを用いて、化合物27B、4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物234B: LC-MS(ESI) m/z: 279[M+H]
+。化合物234C: LC-MS(ESI) m/z: 504[M+H]
+。化合物234D: LC-MS(ESI) m/z: 476[M+H]
+。化合物234: LC-MS(ESI) m/z: 356[M+H]
+;
(実施例235)
(アセトキシメチル 4-((6-クロロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(235)の合成)
化合物235A、235B、235C、235D、及び235は、化合物1E、33、8E、54B、塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを使用しないピバル酸クロロメチル、及び54Cの代わりに、化合物106G、235A、235B、235C、塩基としてのEt
3Nを使用し、かつNaIを添加する酢酸クロロメチル、及び235Dを用いて、化合物1、54A、8F、54C、及び54について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物235A: LC-MS(ESI) m/z: 318[M+H]
+。化合物235B: LC-MS(ESI) m/z: 582[M+Na]
+;
化合物235C: LC-MS(ESI) m/z: 530[M-H]
-;
化合物235D: LC-MS(ESI) m/z: 626[M+Na]
+;
化合物235: LC-MS(ESI) m/z: 362[M+H]
+;
(実施例236)
(4-((6-(ジフルオロメトキシ)ナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(236)の合成)
アセトニトリル(15mL)中の6-ブロモナフタレン-2-オール(236A)(316mg、1.42mmol)及び水性KOH溶液(25%、1.2g、21.32mmol)の撹拌混合物に、2-クロロ-2,2-ジフルオロ-1-フェニルエタノン(1.35g、7.1mmol)を0℃で添加し、窒素下、80℃で4時間撹拌した。室温にまで冷却した後、混合物を酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(50mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)で精製すると、化合物236Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 273[M+H]
+;
化合物236Cは、化合物27Bの代わりに、化合物236Bを用いて、化合物27Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 321[M+H]+。
化合物236C(320mg、1.0mmol)のTHF(20mL)溶液に、NaOH(40mg、1mmol)及びH2O2(30%、0.1mL、1mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)で精製すると、化合物236Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 209[M-H]-。
化合物236E、236F、及び236は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、化合物236D、236E、及び236Fを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物236E: LC-MS(ESI) m/z: 470[M+H]
+。化合物236F: LC-MS(ESI) m/z: 442[M+H]
+。化合物236: LC-MS(ESI) m/z: 322[M+H]
+;
(実施例237)
(4-((6,7-ジフルオロ-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(237)の合成)
化合物237B、237C、237D、237E、237F、及び237は、化合物111A、111B、57B、90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物237A、237B、237C、237D、237E、及び237Fを用いて、化合物111B、111C、57C、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物237B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物237C: LC-MS(ESI) m/z: 183[M+H]
+。化合物237D: LC-MS(ESI) m/z: 167[M-OH]
+;
化合物237E: LC-MS(ESI) m/z: 444[M+H]
+;
化合物237F: LC-MS(ESI) m/z: 416[M+H]
+。化合物237: LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]
+;
(実施例238)
(4-((3'-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(238)の合成)
化合物238A、238B、238C、238D、238E、及び238は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、27B,(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、1E、140、並びに8Eの代わりに、2-(3,6-ジヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物129A、238A、238B、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体I、238C、238D、並びに238Eを用いて、化合物8B、27C、4B、1、141、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物238A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物238B: LC-MS(ESI) m/z: 287[M+H]
+。化合物238C: LC-MS(ESI) m/z: 512[M+H]
+。
化合物238D: LC-MS(ESI) m/z: 392[M+H]
+。化合物238E: LC-MS(ESI) m/z: 394[M+H]
+。化合物238: LC-MS(ESI) m/z: 366[M+H]
+;
(実施例239)
((イソブチリルオキシ)メチル 4-((6-クロロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(239)の合成)
化合物239A及び239は、化合物54B、塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを使用しないピバル酸クロロメチル、及び54Cの代わりに、化合物235C、塩基としてのEt
3Nを使用し、かつNaIを添加するするイソ酪酸クロロメチル、及び239Aを用いて、化合物54C及び54について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物239A: LC-MS(ESI) m/z: 654[M+Na]
+;
化合物239: LC-MS(ESI) m/z: 390[M+H]
+;
(実施例240)
(1-(((1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-2-カルボニル)オキシ)メチル)-4-(3,4-ジクロロフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(240)の合成)
化合物240A及び240は、化合物229A、溶媒としての1,4-ジオキサンを使用するピバル酸クロロメチル、及び16の代わりに、化合物240A、溶媒としてのDMFを使用する240B、及び88を用いて、化合物229B及び51について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物240A:
化合物240: LC-MS(ESI) m/z: 537[M+Na]
+;
(実施例241)
(4-((5,6-ジクロロ-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(241)の合成)
化合物241A、241B、及び241は、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物190D、241A、及び241Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物241A: LC-MS(ESI) m/z: 462[M+H]
+;
化合物241B: LC-MS(ESI) m/z: 434[M+H]
+。化合物241: LC-MS(ESI) m/z: 314[M+H]
+;
(実施例242)
(4-((4'-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(242)の合成)
化合物242A、242B、242C、242D、242E、及び242は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、27B、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、140、1E、並びに8Eの代わりに、2-(3,6-ジヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物128A、242A、242B、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体I、242C、242D、並びに242Eを用いて、化合物8B、27C、4B、141、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物242A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物242B: LC-MS(ESI) m/z: 287[M+H]
+。化合物242C: LC-MS(ESI) m/z: 512[M+H]
+;
化合物242D: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物242E: LC-MS(ESI) m/z: 394[M+H]
+。化合物242: LC-MS(ESI) m/z: 366[M+H]
+;
(実施例243)
(4-(((3,4-ジクロロフェニル)チオ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(243)の合成)
NMP(10mL)中の中間体K(248mg、0.7mmol)、3,4-ジクロロベンゼンチオール(243A)(126mg、0.7mmol)及び炭酸ナトリウム(149mg、1.4mmol)の混合物を100℃で一晩撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物をEtOAc(50mL)で希釈し、ブライン(50mL×3)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物243Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 452[M+H]
+。
化合物243C及び243は、化合物1E及び8Eの代わりに、化合物243B及び243Cを用いて、化合物1及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物243C: LC-MS(ESI) m/z: 332[M+H]
+。化合物243: LC-MS(ESI) m/z: 304[M+H]
+;
(実施例244)
((イソブチリルオキシ)メチル 4-((4'-(ピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(244)の合成)
化合物244A及び244は、ピバル酸クロロメチル、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのDMFを使用し、かつNaIを使用しない化合物54B、並びに256Dの代わりに、イソ酪酸クロロメチル、塩基としてのNa
2CO
3及びDMF/溶媒としてのTHFを使用し、かつNaIを添加する化合物278B、並びに244Aを用いて、化合物54C及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物244A: LC-MS(ESI) m/z: 723[M+H]
+;
化合物244: LC-MS(ESI) m/z: 481[M+H]
+;
(実施例245)
(4-((1-イソプロピル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-7-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(245)の合成)
DCM(15mL)中の化合物245A(500mg、3.36mmol)、アセトン(2.12g、36.5mmol)、及びトリエチルシラン(4.0mL)の混合物に、TFA(2.2mL)を添加し、室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCで精製すると、化合物245Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 192[M+H]+。
化合物245C、245D、及び245は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、化合物245B、245C、及び245Dを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物245C: LC-MS(ESI) m/z: 451[M+H]
+。化合物245D: LC-MS(ESI) m/z: 423[M+H]
+。化合物245: LC-MS(ESI) m/z: 303[M+H]
+;
(実施例246)
(4-((3'-(4-メチルピペラジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(246)の合成)
化合物246A、246B、246C、246D、及び246は、アセトン、化合物245A、27B、206B、中間体A、8E、及び1Eの代わりに、1,3,5-トリオキサン、化合物233A、246A、246B、中間体I、246C、及び246Dを用いて、化合物245B、27C、206C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物246A: LC-MS(ESI) m/z: 255[M+H]
+。化合物246C: LC-MS(ESI) m/z: 528[M+H]
+。化合物246D: LC-MS(ESI) m/z: 500[M+H]
+。化合物246: LC-MS(ESI) m/z: 380[M+H]
+;
(実施例247)
(4-((3'-シクロヘキシル-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(247)の合成)
化合物247B、247C、247D、247E、247F、247G、及び247は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、亜硝酸イソアミル/CuCl
2を使用する30A、27B、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、225C、並びに8Eの代わりに、シクロヘキセニルボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物247A、溶媒としてのMeOHを使用する247B、HBr/CuBr/亜硝酸イソペンチルを使用する247C、247D、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する247E、247F、並びに246Dを用いて、化合物4B、141、30B、27C、4B、225、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物247B: LC-MS(ESI) m/z: 174[M+H]
+;
化合物247C: LC-MS(ESI) m/z: 176[M+H]
+。化合物247D: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物247E: LC-MS(ESI) m/z: 287[M+H]
+;
化合物247F: LC-MS(ESI) m/z: 528[M+H]
+。化合物247G: LC-MS(ESI) m/z: 408[M+H]
+。化合物247: LC-MS(ESI) m/z: 380[M+H]
+;
(実施例248)
(4-(4-(トリフルオロメチル)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(248)の合成)
化合物248B、248C、及び248は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、化合物248A、248B、及び248Cを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物248B: LC-MS(ESI) m/z: 422[M+H]
+。化合物248C: LC-MS(ESI) m/z: 394[M+H]
+。化合物248: LC-MS(ESI) m/z: 274[M+H]
+;
(実施例249)
((ベンゾイルオキシ)メチル 4-((6-クロロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(249)の合成)
化合物249A及び249は、化合物54B、塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを使用しないピバル酸クロロメチル、及び54Cの代わりに、化合物235C、塩基としてのEt
3Nを使用し、かつNaIを添加するする安息香酸クロロメチル、及び249Aを用いて、54C及び54について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物249A: LC-MS(ESI) m/z: 688[M+Na]
+;
化合物249: LC-MS(ESI) m/z: 424[M+H]
+;
(実施例250)
(4-(4-(キノリン-7-イル)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(250)の合成)
化合物250A、250B、及び250は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、8E、並びに1Eの代わりに、7-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2イル)キノロン、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体I、化合物8E、及び1Eを用いて、化合物8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物250A: LC-MS(ESI) m/z: 481[M+H]
+。化合物250B: LC-MS(ESI) m/z: 453[M+H]
+。化合物250: LC-MS(ESI) m/z: 333[M+H]
+;
(実施例251)
((ピバロイルオキシ)メチル 4-((6-クロロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(251)の合成)
化合物251A及び251は、塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを使用しない化合物54B、及び54Cの代わりに、塩基としてのEt
3Nを使用し、かつNaIを添加する化合物235C、及び251Aを用いて、54C及び54について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物251A: LC-MS(ESI) m/z: 668[M+Na]
+;
化合物251: LC-MS(ESI) m/z: 426[M+Na]
+;
(実施例252)
((イソブチリルオキシ)メチル 4-((5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(252)の合成)
化合物97(180mg、0.695mmol)のMeOH(20mL)溶液に、二塩化オキサリル(126mg、13.9mmol)を添加し、窒素下、室温で一晩撹拌した。混合物を水(100mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、蒸発させると、粗化合物252Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 274[M+H]+。
化合物252B、252C、252D、及び252は、化合物33、8E、54B、塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを使用しないピバル酸クロロメチル、及び1Eの代わりに、化合物252A、252B、252C、塩基としてのEt
3Nを使用し、かつNaIを添加するイソ酪酸クロロメチル、及び252Dを用いて、化合物54A、8F、54C、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物252B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物252C: LC-MS(ESI) m/z: 500[M-H]
-。化合物252D: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物252: LC-MS(ESI) m/z: 360[M+H]+;
(実施例253)
(4-(3-シクロプロポキシフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(253)の合成)
化合物253A、253B、253C、253D、253E、及び253は、2-ブロモプロパン、100℃で溶媒としてのDMFを使用する化合物27A、27B、236C、4-ブロモフェノール、8E、及び1Eの代わりに、ブロモシクロプロパン、130℃で溶媒としてのNMPを使用する化合物131A、253A、253B、253C、253D、及び253Eを用いて、化合物27B、27C、236D、中間体I、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物253A:
化合物253B: LC-MS(ESI) m/z: 261[M+H]
+。化合物253C: LC-MS(ESI) m/z: 151[M+H]
+。
化合物253D: LC-MS(ESI) m/z: 410[M+H]
+。化合物253E: LC-MS(ESI) m/z: 382[M+H]
+。化合物253: LC-MS(ESI) m/z: 262[M+H]
+;
(実施例254)
(4-(4-クロロ-3-(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(254)の合成)
化合物254B、254C、及び254は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、化合物254A、254B、及び254Cを用いて、化合物中間体I、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物254B: LC-MS(ESI) m/z: 472[M+H]
+。化合物254C: LC-MS(ESI) m/z: 909[2M+Na]
+。化合物254: LC-MS(ESI) m/z: 324[M+H]
+;
(実施例255)
(4-((4'-(2-アセトアミドエトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(255)の合成)
化合物255A、255B、及び255は、化合物4A、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2O、8E、並びに1Eの代わりに、中間体I、塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物209D、255A、並びに255Bを用いて、化合物4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物255A: LC-MS(ESI) m/z: 531[M+H]
+。化合物255B: LC-MS(ESI) m/z: 503[M+H]
+。化合物255: LC-MS(ESI) m/z: 383[M+H]
+;
(実施例256)
((イソブチリルオキシ)メチル 4-((6,7-ジクロロ-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(256)の合成)
化合物256A、256B、256C、及び256Dは、化合物1E、33、8E、54B、及び塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを使用しないピバル酸クロロメチルの代わりに、化合物111E、256A、256B、256C、及び塩基としてのEt
3Nを使用し、かつNaIを添加するイソ酪酸クロロメチルを用いて、化合物1、54A、8F、及び54Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物256A: LC-MS(ESI) m/z: 356[M+H]
+。化合物256B: LC-MS(ESI) m/z: 620[M+Na]
+;
化合物256C: LC-MS(ESI) m/z: 592[M+Na]
+;
化合物256D: LC-MS(ESI) m/z: 692[M+Na]
+;
化合物256D(170mg、0.25mmol)のジクロロメタン(5mL)溶液に、TFA(1.5mL)を添加し、20℃で16時間撹拌した。混合物に、トリエチルシラン(0.3mL)を添加し、20℃でさらに1時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣を、溶離液を用いる逆相クロマトグラフィー(水中のアセトニトリル、0%〜95%v/v)で精製すると、化合物256が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 428[M+H]
+;
(実施例257)
(4-(4-(イソキノリン-6-イル)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(257)の合成)
化合物257A、257B、及び257は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、8E、並びに1Eの代わりに、イソキノリン-6-イルボロン酸、塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する中間体I、化合物25A、並びに257Bを用いて、化合物4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物257A: LC-MS(ESI) m/z: 481[M+H]
+。化合物257B: LC-MS(ESI) m/z: 453[M+H]
+。化合物257: LC-MS(ESI) m/z: 333[M+H]
+;
(実施例258)
((ピバロイルオキシ)メチル 4-((6,7-ジクロロ-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(258)の合成)
化合物258A及び258は、塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを使用しない化合物54B、及び256Dの代わりに、塩基としてのEt
3Nを使用し、かつNaIを添加する化合物256C、及び258Aを用いて、化合物54C及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物258A: LC-MS(ESI) m/z: 706[M+Na]
+;
化合物258: LC-MS(ESI) m/z: 442[M+H]
+;
(実施例259)
(4-((3'-(2-アセトアミドエトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(259)の合成)
化合物259A、259B、259C、259D、259E、259F、及び259は、化合物90B、カップリング試薬としてのDIADを使用する中間体H、溶媒としてのMeOH/H
2Oを使用する190E、209B、27B、4A、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、8E、並びに1Eの代わりに、2-(2-ヒドロキシエチル)イソインドリン-1,3-ジオン、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物131A、溶媒としてのEtOHを使用する259A、259B、259C、中間体I、塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する259D、259E、並びに259Fを用いて、化合物90C、190F、209C、27C、4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物259A: LC-MS(ESI) m/z: 346[M+H]
+;
化合物259B: LC-MS(ESI) m/z: 216[M+H]
+。化合物259C: LC-MS(ESI) m/z: 258[M+H]
+;
化合物259D: LC-MS(ESI) m/z: 306[M+H]
+。化合物259E: LC-MS(ESI) m/z: 531[M+H]
+。化合物259F: LC-MS(ESI) m/z: 503[M+H]
+。化合物259: LC-MS(ESI) m/z: 383[M+H]
+;
(実施例260)
(4-((1-(イソキノリン-6-イル)ピペリジン-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(260)の合成)
化合物260B、260C、260D、260E、及び260は、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、175D、1-メチルピペラジン、塩基としてのtBuONaを使用する6A、8E、及び1Eの代わりに、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物260A、260B、260C、塩基としてのK
3PO
4を使用する6-ブロモイソキノリン、260D、及び260Eを用いて、化合物90C、175E、6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物260B: LC-MS(ESI) m/z: 461[M+H]
+。
化合物260C: LC-MS(ESI) m/z: 361[M+H]
+。
化合物260D: LC-MS(ESI) m/z: 488[M+H]
+。化合物260E: LC-MS(ESI) m/z: 460[M+H]
+。化合物260: LC-MS(ESI) m/z: 340[M+H]
+。
(実施例261)
((ベンゾイルオキシ)メチル 4-((6,7-ジクロロ-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(261)の合成)
化合物261A及び261は、塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを使用しない化合物54B、及び256Dの代わりに、塩基としてのEt
3Nを使用し、かつNaIを添加する化合物256C、及び261Aを用いて、化合物54C及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物261A: LC-MS(ESI) m/z: 726[M+Na]
+;
化合物261: LC-MS(ESI) m/z: 462[M+H]
+;
(実施例262)
(4-(3-(シクロプロピルメトキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(262)の合成)
化合物262A、262B、262C、及び262は、化合物236C、溶媒としてのDMFを使用する4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、化合物170B、溶媒としてのNMPを使用する262A、262B、及び262Cを用いて、化合物236D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物262A: LC-MS(ESI) m/z: 165[M+H]
+。化合物262B: LC-MS(ESI) m/z: 424[M+H]
+;
化合物262C: LC-MS(ESI) m/z: 304[M+H]
+。化合物262: LC-MS(ESI) m/z: 276[M+H]
+;
(実施例263)
(4-(4-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(263)の合成)
1-(ベンジルオキシ)-4-ブロモベンゼン(263A)(1.3g、5mmol)の無水THF(20mL)溶液に、n-BuLiのn-ヘキサン(2.5M、2.4mL、6mmol)溶液を、窒素下、-78℃で滴下し、-78℃で1時間撹拌し、次いで、ジヒドロ-2H-ピラン-4(3H)-オン(263B)(0.56mL、6mmol)を添加した。混合物を-78℃で1.5時間撹拌し、飽和NH4Cl溶液(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%〜100%v/v)で精製すると、化合物263Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 267[M-OH]+。
MeOH(20mL)及びTHF(20mL)中の化合物263C(1.14g、4.0mmol)の溶液に、HCl溶液(3M、2mL)及びPd/C(10%、57mg)を添加した。混合物を、H2(1気圧)下、50℃で15時間撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物をセライトに通して濾過し、濾液を濃縮すると、粗化合物263Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 179[M+H]+。
化合物263E、263F、及び263は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、化合物263D、263E、及び263Fを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物263E: LC-MS(ESI) m/z: 438[M+H]
+;
化合物263F: LC-MS(ESI) m/z: 410[M+H]
+。化合物263: LC-MS(ESI) m/z: 290[M+H]
+;
(実施例264)
(4-((3,4-ジクロロフェノキシ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(264)の合成)
化合物264A、264B、及び264は、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B及び中間体H、8E、並びに1Eの代わりに、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物264A及び中間体K-5、264B、並びに264Cを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物264A: LC-MS(ESI) m/z: 436[M+H]
+。化合物264B: LC-MS(ESI) m/z: 408[M+H]
+。化合物264: LC-MS(ESI) m/z: 288[M+H]
+;
(実施例265)
(4-(((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(265)の合成)
化合物265A、265B、265C、及び265は、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B及び中間体H、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのt-BuONa及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する8A、8E、並びに1Eの代わりに、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物87A及び中間体K-5、4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのMeCN/H
2Oを使用する化合物265A、265B、並びに265Cを用いて、化合物90C、8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物265A: LC-MS(ESI) m/z: 446[M+H]
+。化合物265B: LC-MS(ESI) m/z: 528[M+H]
+。化合物265C: LC-MS(ESI) m/z: 500[M+H]
+。化合物265: LC-MS(ESI) m/z: 380[M+H]
+;
(実施例266)
(4-(((3',4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(266)の合成)
化合物266A、266B、及び266は、塩基としてのt-BuONa及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、8E、並びに1Eの代わりに、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのMeCN/H
2Oを使用する化合物265A、266A、並びに266Bを用いて、化合物8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物266A: LC-MS(ESI) m/z: 512[M+H]
+。化合物266B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物266: LC-MS(ESI) m/z: 364[M+H]
+;
(実施例267)
((プロピオニルオキシ)メチル 4-((6,7-ジクロロ-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(267)の合成)
化合物267B、267C、及び267は、塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物229A、塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを使用しない54B、及び256Dの代わりに、塩基としてのNaHCO
3を使用する化合物267A、塩基としてのEt
3Nを使用し、かつNaIを添加する267B、及び267Cを用いて、化合物229B、54C、及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物267B:
化合物267C: LC-MS(ESI) m/z: 678[M+Na]
+;
化合物267: LC-MS(ESI) m/z: 414[M+H]
+;
(実施例268)
(4-(4-(3,3-ジフルオロシクロブチル)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(268)の合成)
-70℃の3-(4-ブロモフェニル)シクロブタン-1-オン(268A)(416mg、1.84mmol)のジクロロメタン(15mL)溶液に、DAST(0.58mL、4.62mmol)を滴下し、室温で一晩撹拌した。混合物を水(30mL)でクエンチし、飽和重炭酸ナトリウム溶液(50mL)で中性化し、ジクロロメタン(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、5%v/v)により精製すると、化合物268Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物268C、268D、268E、268F、及び268は、化合物27B、236C、4-ブロモフェノール、8E、及び1Eの代わりに、化合物268B、268C、268D、268E、及び268Fを用いて、化合物27C、236D、中間体I、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物268C: LC-MS(ESI) m/z: 295[M+H]
+。化合物268D: LC-MS(ESI) m/z: 185[M+H]
+;
化合物268E: LC-MS(ESI) m/z: 444[M+H]
+。化合物268F: LC-MS(ESI) m/z: 416[M+H]
+。化合物268: LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]
+;
(実施例269)
(4-((3,4-ジクロロベンジル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(269)の合成)
化合物269B及び269Cは、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、及び217Dの代わりに、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物269A、及び269Bを用いて、化合物90C及び217Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物269B: LC-MS(ESI) m/z: 436[M+H]+。化合物269C: LC-MS(ESI) m/z: 316[M+H]+。
EtOH(10ml)及びH
2O(5ml)中の化合物269C(253mg、0.8mmol)及びKOH(448mg、8mmol)の混合物を60℃で2時間撹拌した。該混合物を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCで精製すると、化合物269が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 288[M+H]
+;
(実施例270)
(4-((1-(4-クロロフェニル)ピペリジン-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(270)の合成)
ピペリジン-4-オール(270A)(500mg、4.94mmol)及び1-クロロ-4-ヨードベンゼン(197A)(1.18g、4.94mmol)のDMF(25mL)溶液に、K2CO3(2.05g、14.82mmol)、CuI(94mg、0.494mmol)、及びL-プロリン(171mg、1.482mmol)を添加した。混合物を95℃で12時間撹拌した。反応混合物を室温にまで冷却した後、沈殿を濾過により除去した。濾液を濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)により精製すると、化合物270Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 212[M+H]+。
化合物270C、270D、及び270は、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物270B、270C、及び270Dを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物270C: LC-MS(ESI) m/z: 471[M+H]
+。
LC-MS(ESI) m/z: 436[M+H]
+。化合物270D: LC-MS(ESI) m/z: 443[M+H]
+。化合物270: LC-MS(ESI) m/z: 323[M+H]
+;
(実施例271)
(4-((5,6-ジフルオロ-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(271)の合成)
化合物271A、271B、271C、271D、271E、271F、及び271は、化合物57B、190B、190C、190D、カップリング試薬としてのDIADを使用する90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物237A、271A、271B、271C、カップリング試薬としてのDEADを使用する271D、271E、及び271Fを用いて、化合物57C、190B、190C、190D、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物271A: LC-MS(ESI) m/z: 153[M-OH]
+;
化合物271B:%)。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物271C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物271D: LC-MS(ESI) m/z: 153[M-OH]
+;
化合物271E: LC-MS(ESI) m/z: 430[M+H]
+;
化合物271F: LC-MS(ESI) m/z: 402[M+H]
+。化合物271: LC-MS(ESI) m/z: 282[M+H]
+;
(実施例272)
(4-(((trans)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸及び4-(((cis)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(272)の合成)
化合物272C、272D、及び272Eは、化合物263A、263B、酸としてのTFAを使用する57D、及び溶媒としてのEtOAcを使用する140の代わりに、化合物272A、272B、酸としてのBF
3・Et
2Oを使用する272C、及び溶媒としてのMeOHを使用する272Dを用いて、化合物263C、57E、及び141について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物272C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物272D: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物272Eをシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜30%v/v)で分離すると、化合物272E-1及び化合物272E-2が得られた。化合物272E-1: LC-MS(ESI) m/z: 243[M-OH]
+;
化合物272E-2: LC-MS(ESI) m/z: 243[M-OH]
+;
化合物272F-1、272G-1、及び272-1は、化合物90B、1E、及び8Eの代わりに、化合物272E-1、272F-1、及び272G-1を用いて、化合物90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物272F-1: LC-MS(ESI) m/z: 520[M+H]
+;
化合物272G-1: LC-MS(ESI) m/z: 400[M+H]
+;
化合物272-1: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+;
化合物272F-2、272G-2、及び272-2は、化合物90B、1E、及び8Eの代わりに、化合物272E-2、272F-2、及び272G-2を用いて、化合物90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物272F-2: LC-MS(ESI) m/z: 520[M+H]
+;
化合物272G-2: LC-MS(ESI) m/z: 400[M+H]
+。化合物272-2: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+;
(実施例273)
(4-(4-シクロヘキシルフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(273)の合成)
化合物273A、273B、273C、及び273は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのtBuONa及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、140、1E、並びに8Eの代わりに、シクロヘキセニルボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体I、化合物273A、273B、並びに273Cを用いて、化合物4B、141、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物273A: LC-MS(ESI) m/z: 434[M+H]
+;
化合物273B: LC-MS(ESI) m/z: 436[M+H]
+;
化合物273C: LC-MS(ESI) m/z: 316[M+H]
+。化合物273: LC-MS(ESI) m/z: 288[M+H]
+;
(実施例274)
(4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)メトキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(274)の合成)
DMF(20mL)中の中間体H(500mg、1.8mmol)、1-ブロモ-4-(ブロモメチル)ベンゼン(274A)(497mg、3.6mmol)、及びK
2CO
3(497mg、3.6mmol)の混合物を室温で12時間撹拌した。該混合物を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL×3)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)で精製すると、化合物274Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 446[M+H]
+;
化合物274C、274D、及び274は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、217D、並びに8Eの代わりに、4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物274B、274C、並びに274Dを用いて、化合物4B、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物274C: LC-MS(ESI) m/z: 528[M+H]
+。化合物274D: LC-MS(ESI) m/z: 408[M+H]
+。化合物274: LC-MS(ESI) m/z: 402[M+Na]
+;
(実施例275)
(4-((3-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロペンチル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(275)の合成)
シクロペンタン-1,3-ジオン(275A)(300mg、3.06mmol)及び2,6-ルチジン(196mg、4.59mmol)のDCM(10mL)溶液に、Tf2O(1.03g、3.67mmol)を-70℃で滴下した。混合物を-70℃で1時間撹拌し、水(80mL)でクエンチし、ジクロロメタン(60mL×3)で抽出した。合わせた有機相を水性希塩酸(2M、80mL)及び水(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、蒸発させると、粗化合物275Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 231[M+H]+。
化合物275C、275D、275E、275F、275G、及び275は、化合物206B、塩基としてのNa
2CO
3を使用する206A、140、溶媒としてのMeOHを使用する57B、90B、1E、及び8Eの代わりに、4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物275B、275C、溶媒としてのEtOHを使用する275D、275E、275F、及び275Gを用いて、化合物206C、141、57C、90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物275C: LC-MS(ESI) m/z: 243[M+H]
+;
化合物275D: LC-MS(ESI) m/z: 245[M+H]
+。化合物275E: LC-MS(ESI) m/z: 229[M-OH]
+;
化合物275F: LC-MS(ESI) m/z: 506[M+H]
+;
化合物275G: LC-MS(ESI) m/z: 386[M+H]
+;
化合物275: LC-MS(ESI) m/z: 358[M+H]
+;
(参照実施例276)
(4-((4'-フルオロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(276)の合成)
化合物276A、276B、及び276は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、1E、並びに8Eの代わりに、4-フルオロフェニルボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体E、化合物276A、並びに276Bを用いて、化合物4B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物276A: LC-MS(ESI) m/z: 464[M+H]
+;
化合物276B: LC-MS(ESI) m/z: 344[M+H]
+。化合物276: LC-MS(ESI) m/z: 316[M+H]
+;
(実施例277)
(4-((6,7-ジクロロ-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(277)の合成)
化合物277A、277B、及び277は、中間体H、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、中間体D、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物111D、277A、及び277Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物277A: LC-MS(ESI) m/z: 492[M+H]
+。化合物277B: LC-MS(ESI) m/z: 464[M+H]
+。化合物277: LC-MS(ESI) m/z: 344[M+H]
+;
(実施例278)
((ベンゾイルオキシ)メチル 4-((4'-(ピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(278)の合成)
化合物278A、278B、278C、及び278は、化合物33、8E、ピバル酸クロロメチル、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのDMFを使用し、NaIを使用しない54B、並びに256Dの代わりに、化合物169D、278A、安息香酸クロロメチル、塩基としてのEt
3N及びDMF/溶媒としてのTHFを使用し、かつNaIを添加する278B、並びに278Cを用いて、化合物54A、8F、54C、及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物278A: LC-MS(ESI) m/z: 651[M+H]
+。化合物278B: LC-MS(ESI) m/z: 623[M+H]
+。化合物278C: LC-MS(ESI) m/z: 757[M+H]
+;
化合物278: LC-MS(ESI) m/z: 515[M+H]
+;
(実施例279)
(4-(4-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(279)の合成)
化合物279A、279B、及び279Cは、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、並びに4-ブロモフェノールの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,2-ジメトキシエタン/H
2Oを使用する化合物263A、溶媒としてのEtOAc/MeOHを使用する279A、並びに279Bを用いて、化合物4B、141、及び中間体Iについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物279A: LC-MS(ESI) m/z: 323[M+H]
+;
化合物279B: LC-MS(ESI) m/z: 235[M+H]
+;
化合物279C: LC-MS(ESI) m/z: 494[M+H]
+。
化合物279C(625mg、粗製物)のアセトン(20mL)溶液に、1,4-ジオキサン中のHCl溶液(4N、1.3mL、5.2mmol)を添加した。混合物を室温で1.5時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(50mL)で希釈し、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜50%v/v)で精製すると、化合物279Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 450[M+H]
+;
化合物279E、279F、及び279は、化合物4A、8E、及び1Eの代わりに、化合物279D、279E、及び279Fを用いて、化合物268B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物279E: LC-MS(ESI) m/z: 472[M+H]
+。化合物279F: LC-MS(ESI) m/z: 444[M+H]
+。化合物279: LC-MS(ESI) m/z: 324[M+H]
+;
(実施例280)
(4-(スピロ[2.5]オクタン-6-イルオキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(280)の合成)
4-ヒドロキシシクロヘキサノン(280A)(3.5g、3.07mmol)、TBDPSCl(10mL、3.68mmol)、及びイミダゾール(3.13g、4.61mmol)の無水DMF(150mL)溶液を、窒素下、50℃で18時間撹拌した。これを水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル)で精製すると、化合物280Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
臭化メチルトリフェニルホスホニウム(54g、153.3mmol)の無水THF(300mL)溶液に、t-BuONa(14.67g、153.3mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。混合物に、化合物280B(9g、25.5mmol)を添加し、室温で18時間撹拌した。これを水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル)で精製すると、化合物が得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
トリフルオロ酢酸(3.9g、34.32mmol)の無水ジクロロメタン(100mL)溶液に、ジエチルジン(diethylzine)(37.74g、37.74mmol)を-10℃でゆっくりと添加した。混合物を室温で30分間撹拌した後、ジヨードメタン(9g、34.32mmol)、次いで、化合物280C(3g、8.58mmol)を添加した。得られた混合物を室温で3時間撹拌し、水(50mL)で希釈し、DCM(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル)で精製すると、化合物280Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物280D(1.6g、4.39mmol)及びTBAF(8.8mL、8.79mmol)の無水THF(20mL)溶液を、窒素下、室温で18時間撹拌した。混合物を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物が得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物280F、280G、及び280は、化合物90B、8E、及び217Dの代わりに、化合物280E、280F、及び280Gを用いて、化合物90C、8F、及び217Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物280F: LC-MS(ESI) m/z: 386[M+H]
+。化合物280G: LC-MS(ESI) m/z: 358[M+H]
+。化合物280: LC-MS(ESI) m/z: 238[M+H]
+。
(実施例281)
(4-((5,5-ジメチル-5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(281)の合成)
TiCl
4(3.76g、20mmol)のジクロロメタン(17mL)溶液に、Me
2Znのトルエン(1.0M、20mL、20mmol)溶液を-30℃で添加し、この温度で20分間撹拌し、6-メトキシ-3,4-ジヒドロナフタレン-1(2H)-オン(281A)(1.76g、10mmol)のジクロロメタン(8mL)溶液を滴下した。混合物を室温で一晩撹拌し、氷水(100mL)に注ぎ入れ、エーテル(40mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、化合物が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 191[M+H]
+。
化合物281B(1.9g、10mmol)のジクロロメタン(40mL)溶液に、BBr3のジクロロメタン(17%、3mL)溶液を0℃で添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、氷水(20mL)に注ぎ入れ、エーテル(40mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物281Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 177[M+H]+。
化合物281D、281E、及び281は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1の代わりに、化合物281C、281D、及びEtOH/H
2Oを使用する281Eを用いて、中間体I、化合物8F、及び2について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物281D: LC-MS(ESI) m/z: 436[M+H]
+。化合物281E: LC-MS(ESI) m/z: 316[M+H]
+。化合物281: LC-MS(ESI) m/z: 288[M+H]
+;
(実施例282)
(4-((5-(トリフルオロメトキシ)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(282)の合成)
化合物282A、282B、282C、282D、282E、282F、及び282は、化合物57B、190A、190B、190C、カップリング試薬としてのDIADを使用する90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物211E、282A、282B、282C、カップリング試薬としてのDEADを使用する282D、282E、及び282Fを用いて、化合物57C、190B、190C、190D、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物282A: LC-MS(ESI) m/z: 201[M-OH]
+。化合物282B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物282C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物282D: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物282E: LC-MS(ESI) m/z: 478[M+H]
+;
化合物282F: LC-MS(ESI) m/z: 450[M+H]
+。化合物282: LC-MS(ESI) m/z: 330[M+H]
+;
(実施例283)
(4-(スピロ[5.5]ウンデカン-3-イルオキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(283)の合成)
ナトリウム(8.625g、375mmol)を小さな断片にしてエタノール(600mL)中にゆっくりと添加することにより調製したナトリウムエトキシド-エタノール溶液に、マロン酸ジエチル283A(30g、187.5mmol)を室温で添加し、室温で20分間撹拌した。該溶液に、1,5-ジブロモペンタン(45.29g、196.9mmol)を添加し、還流状態で16時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(200mL)で希釈し、水(80mL)及びブライン(50mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜10%v/v)で精製すると、化合物283Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 229[M+H]
+;
化合物283B(16g、70.18mmol)の無水THF(200mL)溶液に、LiAlH
4溶液(THF中1M、210.5mL、210.5mmol)を0℃で滴加した。添加後、得られた混合物を、窒素下、室温で3.5時間撹拌した。該混合物を0℃の水(300mL)でゆっくりとクエンチし、酢酸エチル(400mL×4)で抽出した。合わせた有機相をブライン(200mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物283Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 167[M+Na]
+;
無水ジメチルスルホキシド(20.6mL、290.27mmol)の無水ジクロロメタン(48mL)溶液を塩化オキサリル(12.3mL、145.13mmol)の無水ジクロロメタン(95mL)溶液に、窒素下、-78℃で滴下し、30分間撹拌した。-78℃の該溶液に、化合物283C(9.5g、65.97mmol)の無水ジクロロメタン(95mL)溶液を滴下し、-70℃で90分間撹拌した。トリエチルアミン(65.9mL、474.98mmol)をゆっくりと添加し、混合物を-70℃で30分間撹拌した。これを室温にゆっくりと温めた後、該混合物を飽和水性NH
4Cl溶液(178mL)でクエンチし、ジクロロメタン(100mL×2)で抽出した。合わせた有機層を水性希HCl溶液(2M、150mL×5)及びブライン(100mL×2)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物283Dが得られた。
エチル 2-(ジエトキシホスホリル)アセテート(32.42g、145.07mmol)の無水THF(160mL)溶液に、NaH(油中60%懸濁液、5.82g、145.43mmol)を0℃で4回に分けて添加し、0℃で15分間撹拌した。該溶液に、化合物283D(9.15g、68.57mmol)の無水THF(35mL)溶液を滴下し、室温で2時間撹拌した。これを水(60mL)でクエンチし、酢酸エチル(150mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL×2)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜10%v/v)で精製すると、化合物283Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 281[M+H]
+;
化合物283Fは、溶媒としてのEtOAcを使用する化合物140の代わりに、溶媒としてのEtOHを使用する化合物283Eを用いて、化合物141について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 285[M+H]
+;
化合物283F(8.9g、31.3mmol)の無水THF(150mL)溶液に、NaH(油中60%懸濁液、2.5g、62.6mmol)を0℃で添加した。該溶液を0℃で10分間撹拌し、還流状態で16時間加熱した。混合物を水(50mL)でクエンチし、水性HCl溶液(4N)でpH 6に酸性化し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜10%v/v)で精製すると、化合物283Gが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 239[M+H]
+;
化合物283G(5.9g、24.79mmol)の1,4-ジオキサン(100mL)溶液に、水酸化カリウム(6.94g、123.95mmol)の水(8mL)溶液を添加し、還流状態で16時間撹拌した。これを減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(100mL)で希釈し、水(50mL)及びブライン(40mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物283Hが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 167[M+H]
+;
化合物283I、283J、283K、及び283は、化合物57B、90B、217D、及び8Eの代わりに、化合物283H、283I、283J、及び283Kを用いて、化合物57C、90C、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物283I:
化合物283J: LC-MS(ESI) m/z: 428[M+H]
+。化合物283K: LC-MS(ESI) m/z: 308[M+H]
+。化合物283: LC-MS(ESI) m/z: 581[2M+Na]
+;
(実施例284)
(4-(スピロ[4.5]デカン-8-イルオキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(284)の合成)
化合物284A、284B、284C、284D、284E、284F、284G、284H、284I、284J、及び284は、1,5-ジブロモペンタン、化合物283B、283C、283D、溶媒としてのEtOAcを使用する140、283F、283G、57B、90B、217D、及び8Eの代わりに、1,4-ジブロモブタン、化合物284A、284B、284C、溶媒としてのEtOHを使用する284D、284E、284F、284G、284H、284I、及び284Jを用いて、化合物283B、283C、283D、283E、141、283G、283H、57C、90C、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物284A: LC-MS(ESI) m/z: 215[M+H]
+;
化合物284B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物284C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物284D: LC-MS(ESI) m/z: 267[M+H]
+;
化合物284E: LC-MS(ESI) m/z: 271[M+H]
+;
化合物284F: LC-MS(ESI) m/z: 225[M+H]
+;
化合物284G: LC-MS(ESI) m/z: 153[M+H]
+;
化合物284H: LC-MS(ESI) m/z: 177[M+Na]
+;
化合物284I: LC-MS(ESI) m/z: 414[M+H]
+。化合物284J: LC-MS(ESI) m/z: 294[M+H]
+。化合物284: LC-MS(ESI) m/z: 553[2M+Na]
+;
(実施例285)
(4-((1-(3,5-ジクロロフェニル)ピペリジン-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(285)の合成)
化合物285B、285C、285D、及び285は、化合物197A、カップリング試薬としてのDIADを使用する90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物285A、カップリング試薬としてのDEADを使用する285B、285C、及び285Dを用いて、化合物270B、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物285B: LC-MS(ESI) m/z: 246[M+H]
+。化合物285C: LC-MS(ESI) m/z: 505[M+H]
+。化合物285D: LC-MS(ESI) m/z: 477[M+H]
+。化合物285: LC-MS(ESI) m/z: 357[M+H]
+;
(実施例286)
(4-((1-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(286)の合成)
化合物286B、286C、286D、及び286は、化合物197A、カップリング試薬としてのDIADを使用する90B、1E、及び8Eの代わりに、化合物286A、カップリング試薬としてのDEADを使用する286B、286C、及び286Dを用いて、化合物270B、90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物286B: LC-MS(ESI) m/z: 246[M+H]
+;
化合物286C: LC-MS(ESI) m/z: 505[M+H]
+;
化合物286D: LC-MS(ESI) m/z: 385[M+H]
+。化合物286: LC-MS(ESI) m/z: 357[M+H]
+;
(実施例287)
(4-((1-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピペリジン-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(287)の合成)
化合物287B、287C、287D、及び287は、化合物197A、カップリング試薬としてのDIADを使用する90B、1E、及び溶媒としてのTHF/H
2Oを使用する1の代わりに、化合物286A、カップリング試薬としてのDEADを使用する286B、286C、及び溶媒としてのEtOH/H
2Oを使用する286Dを用いて、化合物270B、90C、1、及び2について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物287B: LC-MS(ESI) m/z: 246[M+H]
+。
化合物287C: LC-MS(ESI) m/z: 505[M+H]
+。化合物287D: LC-MS(ESI) m/z: 385[M+H]
+。化合物287: LC-MS(ESI) m/z: 357[M+H]
+;
(実施例288)
(4-(3-(シクロプロピルメトキシ)-5-(トリフルオロメチル)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(288)の合成)
化合物288B、288C、288D、288E、288F、及び288は、ヨードエタン、塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物27A、27B、236C、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、(ブロモメチル)シクロプロパン、塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物288A、288B、288C、288D、288E、及び288Fを用いて、化合物27B、27C、236D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物288B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物288C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物288D: LC-MS(ESI) m/z: 231[M-H]
-。化合物288E: LC-MS(ESI) m/z: 492[M+H]
+。化合物288F: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+。化合物288: LC-MS(ESI) m/z: 344[M+H]
+。
(実施例289)
(4-(3-クロロ-5-(シクロプロピルメトキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(289)の合成)
化合物289A、289B、289C、及び289は、化合物236C、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、化合物217C、289B、289C、及び289Dを用いて、化合物236D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物289A: LC-MS(ESI) m/z: 197[M-H]
-。化合物289B: LC-MS(ESI) m/z: 458[M+H]
+。化合物289C: LC-MS(ESI) m/z: 338[M+H]
+。化合物289: LC-MS(ESI) m/z: 310[M+H]
+。
(実施例290)
(4-(3-(シクロペンチルメトキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(290)の合成)
化合物290B、290C、290D、及び290は、ヨードエタン、塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物29A、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、(ブロモメチル)シクロペンタン、塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物290A、290B、290C、及び290Dを用いて、化合物29B、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物290B: LC-MS(ESI) m/z: 193[M+H]
+。化合物290C: LC-MS(ESI) m/z: 452[M+H]
+。化合物290D: LC-MS(ESI) m/z: 332[M+H]
+。化合物290: LC-MS(ESI) m/z: 304[M+H]
+。
(実施例291)
(4-((1-(2,5-ジクロロフェニル)ピペリジン-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(291)の合成)
化合物291B、291C、291D、及び291は、化合物197A、カップリング試薬としてのDIADを使用する90B、57D、及び8Eの代わりに、化合物291A、カップリング試薬としてのDEADを使用する291B、291C、及び291Dを用いて、化合物270B、90C、57E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物291B: LC-MS(ESI) m/z: 246[M+H]
+;
化合物291C: LC-MS(ESI) m/z: 505[M+H]
+。化合物291D: LC-MS(ESI) m/z: 385[M+H]
+。化合物291: LC-MS(ESI) m/z: 357[M+H]
+;
(実施例292)
(4-(4-クロロ-3-(シクロプロピルメトキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(292)の合成)
化合物292A、292B、292C、及び292は、化合物236C、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、化合物218C、292A、292B、及び292Cを用いて、化合物236D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物292A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物292B: LC-MS(ESI) m/z: 458[M+H]
+。化合物292C: LC-MS(ESI) m/z: 338[M+H]
+。化合物292: LC-MS(ESI) m/z: 310[M+H]
+。
(実施例293)
(4-(2-クロロ-5-(シクロプロピルメトキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(293)の合成)
化合物293A、293B、293C、及び293は、化合物236C、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、化合物219C、293A、293B、及び293Cを用いて、化合物236D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物293A: LC-MS(ESI) m/z: 197[M-H]
-。化合物293B: LC-MS(ESI) m/z: 458[M+H]
+。化合物293C: LC-MS(ESI) m/z: 338[M+H]
+。化合物293: LC-MS(ESI) m/z: 310[M+H]
+。
(実施例294)
(4-((1,3-ビス(4-クロロフェニル)プロパン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(294)の合成)
DCC(2.8g、13.6mmol)及びDMAP(0.45g、3.69mmol)の無水ジクロロメタン溶液に、4-クロロフェニル酢酸(294A)(2.0g、11.76mmol)の無水ジクロロメタン(80mL)溶液をゆっくりと添加した。混合物を室温で4時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をEtOAc(20mL)で希釈し、ブライン(15mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜25%v/v)で精製すると、化合物294Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 279[M+H]
+。
化合物294C、294D、294E、及び294は、化合物197A、カップリング試薬としてのDIADを使用する90B、57D、及び1の代わりに、化合物291A、カップリング試薬としてのDEADを使用する291B、291C、及び291Dを用いて、化合物57C、90C、57E、及び2について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物294C: 263[M+H-H
2O]
+;
化合物294D: LC-MS(ESI) m/z: 540[M+H]
+。化合物294E: LC-MS(ESI) m/z: 420[M+H]
+。化合物294: LC-MS(ESI) m/z: 392[M+H]
+;
(実施例295)
(4-(3-(シクロプロピルメトキシ)-4-(トリフルオロメチル)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(295)の合成)
0℃のシクロプロピルメタノール(2.22g、31mmol)のTHF(100mL)溶液に、水素化ナトリウム(油中60%分散液、2.06g、51mmol)を少しずつ添加し、室温で30分間撹拌し、次いで、4-ブロモ-2-フルオロ-1-(トリフルオロメチル)ベンゼン(295A)(5.0g、20.5mmol)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、水(50mL)でクエンチし、EtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)により精製すると、化合物295Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物295C、295D、295E、295F、及び295は、化合物27B、236C、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、化合物295B、295C、295D、295E、及び295Fを用いて、化合物27C、236D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物295C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物295D: LC-MS(ESI) m/z: 233[M+H]
+。化合物295E: LC-MS(ESI) m/z: 492[M+H]
+。化合物295F: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+。化合物295: LC-MS(ESI) m/z: 344[M+H]
+。
(実施例296)
(4-(1,3-ジフェニルプロポキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(296)の合成)
3-フェニルプロパナール(296A)(1.34g、10mmol)の無水THF(15mL)溶液に、塩化フェニルマグネシウム(THF中2.0M、5mL、10mmol)を室温で添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、飽和NH
4Cl溶液(50mL)でクエンチし、EtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、14%v/v)により精製すると、化合物296Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物296C、296D、及び296は、化合物90B、1E、及び8Eの代わりに、化合物296B、296C、及び296Dを用いて、化合物90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物296C: LC-MS(ESI) m/z: 472[M+H]
+。化合物296D: LC-MS(ESI) m/z: 352[M+H]
+。化合物296: LC-MS(ESI) m/z: 324[M+H]
+。
(実施例297)
(4-((4'-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(297)の合成)
DMF(80mL)中の1-フルオロ-4-ニトロベンゼン(297A)(1.42g、10mmol)、4,4-ジフルオロピペリジン塩酸塩(297B)(1.6g、10mmol)、及びK2CO3(4.14g、30mmol)の混合物を70℃で一晩撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物をH2O(200mL)で希釈し、酢酸エチル(80mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物297Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 243[M+H]+。
THF/H
2O(100mL/25mL)中の化合物297C(2.4g、10mmol)及びNH
4Cl(2.65g、50mmol)の混合物に、鉄粉(2.8g、50mmol)を添加した。混合物を70℃で一晩撹拌した。該混合物をセライトに通して濾過した。濾液を濃縮すると、化合物297Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 213[M+H]
+;
化合物297E、297F、297G、297H、及び297は、HCl/CuClを使用する化合物56A、27B,(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、1E、並びに1の代わりに、HBr/CuBrを使用する化合物297D、297E、中間体I、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する297F、297G、並びに297Hを用いて、化合物56B、27C、4B、1、及び2について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物297E: LC-MS(ESI) m/z: 276[M+H]
+。化合物297F: LC-MS(ESI) m/z: 324[M+H]
+。化合物297G: LC-MS(ESI) m/z: 549[M+H]
+。化合物297H: LC-MS(ESI) m/z: 429[M+H]
+。化合物297: LC-MS(ESI) m/z: 401[M+H]
+;
(実施例298)
(4-((4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)メトキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(298)の合成)
LiHMDS(THF中1M、13.99mL、13.99mmol)の無水THF(20mL)溶液に、エチル 4-オキソシクロヘキサン-1-カルボキシレート(298A)(2.16g、12.72mmol)を-78℃で添加し、-78℃で30分間撹拌し、次いで、1,1,1-トリフルオロ-N-フェニル-N-((トリフルオロメチル)スルホニル)メタンスルホンアミド(5g、13.99mmol)を添加した。これを、-78℃で30分間及び室温一晩撹拌した。混合物をEtOAc(100mL)で希釈し、飽和NaHCO3溶液(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)により精製すると、化合物298Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 303[M+H]+。
トルエン/EtOH(15mL/5mL)中の化合物298B(1.64g、5.43mmol)、(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ボロン酸(700mg、3.39mmol)、Na
2CO
3(922mg、6.78mmol)、PPh
3(88mg、0.339mmol)、及びPd(OAc)
2(76mg、0.339mmol)の混合物をN
2で3回脱気し、110℃まで2時間加熱した。室温にまで冷却した後、該混合物をH
2O(60mL)で希釈し、EtOAc(60mL×3)で抽出した。合わせた有機層を濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)により精製すると、化合物298Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 315[M+H]
+;
化合物298D、298E、298F、298G、及び298は、化合物140、0℃〜室温の283B、カップリング試薬としてのDIADを使用する90C、1E、及び8Eの代わりに、化合物298C、-30℃の298D、カップリング試薬としてのDEADを使用する298E、298F、及び298Gを用いて、化合物141、283B、90C、1、及び8Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物298D: LC-MS(ESI) m/z: 317[M+H]
+。化合物298E: LC-MS(ESI) m/z: 257[M-OH]
+。化合物298F: LC-MS(ESI) m/z: 534[M+H]
+。化合物298G: LC-MS(ESI) m/z: 414[M+H]
+。化合物298: LC-MS(ESI) m/z: 386[M+H]
+。
(実施例299)
(4-(((3',5'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(299)の合成)
化合物299A、299B、及び299は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、1E、及び8Eの代わりに、(3,5-ジクロロフェニル)ボロン酸、1,4-ジオキサン/溶媒としてのEtOHを使用する化合物265A、299A、及び299Bを用いて、化合物4B、1、及び8Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物299A: LC-MS(ESI) m/z: 512[M+H]
+。化合物299B: LC-MS(ESI) m/z: 392[M+H]
+。化合物299: LC-MS(ESI) m/z: 364[M+H]
+。
(実施例300)
(4-(((3'-クロロ-4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(300)の合成)
化合物300A、300B、300C、及び300は、化合物27B、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、1E、及び8Eの代わりに、化合物32A、300A、1,4-ジオキサン/溶媒としてのEtOHを使用する265A、300B、及び300Cを用いて、化合物27C、4B、1、及び8Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物300A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物300B: LC-MS(ESI) m/z: 562[M+H]
+;。化合物300C: LC-MS(ESI) m/z: 442[M+H]
+。化合物300: LC-MS(ESI) m/z: 414[M+H]
+;
(実施例301)
(4-(4-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(301)の合成)
1,4-ジキソアン(dixoane)(30mL)中の中間体I(600mg、1.39mmol)、4,4-ジフルオロピペリジン塩酸塩(297B)(439mg、2.78mmol)、Pd(OAc)2(156mg、0.695mmol)、X-Phos(331mg、0.695mmol)、及びCs2CO3(1.36g、4.17mmol)を、窒素下、100℃で一晩撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物301Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 473[M+H]+。
化合物301B及び301は、化合物8E及び1Eの代わりに、化合物301A及び301Bを用いて、化合物8E及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物301B: LC-MS(ESI) m/z: 445[M+H]
+。化合物301: LC-MS(ESI) m/z: 325[M+H]
+;
(実施例302)
(((イソプロポキシカルボニル)オキシ)メチル 4-(((trans)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(302)の合成)
化合物302A、302B、302C、及び302は、化合物33、8E、54B、塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを使用しないピバル酸クロロメチル、及び256Dの代わりに、化合物271G-1、302A、302B、塩基としてのTEAを使用し、かつNaIを添加する炭酸クロロメチルイソプロピル、及び302Cを用いて、化合物54A、8F、54C、及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物302A: LC-MS(ESI) m/z: 664[M+Na]
+。化合物302B: LC-MS(ESI) m/z: 636[M+Na]
+;
化合物302C: LC-MS(ESI) m/z: 752[M+Na]
+。化合物302: LC-MS(ESI) m/z: 488[M+H]
+;
(実施例303)
(((シクロヘキサンカルボニル)オキシ)メチル 4-(((trans)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(303)の合成)
化合物303A及び303は、化合物54B、塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを使用しないピバル酸クロロメチル、及び256Dの代わりに、化合物302B、塩基としてのTEAを使用し、かつNaIを添加する229B、及び303Aを用いて、化合物54C及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物303A: LC-MS(ESI) m/z: 776[M+Na]
+。化合物303: LC-MS(ESI) m/z: 534[M+Na]
+;
(実施例304)
(4-(((1s,4s)-4-(3,5-ジクロロフェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(304)の合成)
化合物304A、304B、304C、及び304Dは、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのtBuONa及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、溶媒としてのアセトンを使用する279C、並びに57Bの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物285A、溶媒としてのTHFを使用する304A、溶媒としてのTHFを使用する304B、並びに304Cを用いて、化合物8B、141、279D、及び57Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物304A: LC-MS(ESI) m/z: 285[M+H]
+;
化合物304B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物304C: LC-MS(ESI) m/z: 243[M+H]
+;
化合物304Dをシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、5%v/v)で精製すると、化合物304D-1及び化合物304D-2が得られた。化合物304D-1: LC-MS(ESI) m/z: 227[M-OH]
+;
化合物304E、304F、及び304は、カップリング試薬としてのDIEDを使用する化合物90B、1E、及び8Eの代わりに、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物304D-1、304E、及び304Fを用いて、化合物90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物304E: LC-MS(ESI) m/z: 504[M+H]
+。化合物304F: LC-MS(ESI) m/z: 384[M+H]
+。化合物304: LC-MS(ESI) m/z: 356[M+H]
+;
(実施例305)
((ベンゾイルオキシ)メチル 4-(((trans)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(305)の合成)
化合物305A及び305は、化合物54B、塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを使用しないピバル酸クロロメチル、及び256Dの代わりに、化合物302B、塩基としてのTEAを使用し、かつNaIを添加する安息香酸クロロメチル、及び305Aを用いて、化合物54C及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物305A: LC-MS(ESI) m/z: 770[M+Na]
+。化合物305: LC-MS(ESI) m/z: 506[M+H]
+;
(実施例306)
(4-(4-(4-(ピペリジン-1-イル)シクロヘキシル)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(306)の合成)
化合物306B、306C、306D、及び306は、溶媒としてのジクロロメタンを使用する化合物160A、塩基としてのK
2CO
3を使用する4-ブロモフェノール、1E、及び1の代わりに、溶媒としてのMeOHを使用する化合物306A、塩基としてのNa
2CO
3を使用する306B、306C、及び306Dを用いて、化合物160B、中間体I、1、及び2について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物306B: LC-MS(ESI) m/z: 260[M+H]
+;
化合物306C: LC-MS(ESI) m/z: 519[M+H]
+。化合物306D: LC-MS(ESI) m/z: 399[M+H]
+。化合物306: LC-MS(ESI) m/z: 371[M+H]
+;
(実施例307)
((イソブチリルオキシ)メチル 4-(((trans)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(307)の合成)
化合物307A及び307は、化合物54B、塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを使用しないピバル酸クロロメチル、及び256Dの代わりに、化合物302B、塩基としてのTEAを使用し、かつNaIを添加するイソ酪酸クロロメチル、及び307Aを用いて、化合物54C及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物307A: LC-MS(ESI) m/z: 736[M+Na]
+。化合物307: LC-MS(ESI) m/z: 472[M+H]
+;
(実施例308)
(4-(((cis)-4-(3,4-ジクロロフェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(308-1)及び4-(((trans)-4-(3,4-ジクロロフェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(308-2)の合成)
化合物308B、308C、及び308Dは、化合物206B、中間体A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、並びに酸としてのHCl及び溶媒としてのアセトンを使用する279Cの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、化合物308A、溶媒としてのTHFを使用する308B、並びに酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロルメタン(dichlormethane)を使用する308Cを用いて、化合物206C、141、及び279Dについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物308B: LC-MS:(ESI) m/z: 285[M+H]
+。
化合物308C: LC-MS:(ESI) m/z: 287[M+H]
+。
化合物308D: LC-MS(ESI) m/z: 243[M+H]
+。
化合物308D(1.47g、6.05mmol)の無水THF(20mL)溶液に、DIBAL-Hのトルエン(25%、6.05mL)溶液を0℃で添加し、室温で1時間撹拌した。これを希HCl溶液(0.5M、50mL)でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮すると、粗化合物308Eが得られ、これをシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%〜30%v/v)で精製すると、化合物308E-1(trans異性体)及び化合物308E-2(cis異性体)が得られた。化合物308E-1: LC-MS(ESI) m/z: 227[M-OH]
+;保持時間: 1.67分(214nm)。
化合物308E-2: LC-MS(ESI) m/z: 227[M-OH]
+;保持時間: 1.72分(214nm)。
化合物308F-1、308G-1、及び308-1は、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物308E-1、308F-1、及び308G-1を用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物308F-1: LC-MS(ESI) m/z: 504[M+H]
+。化合物308G-1: LC-MS(ESI) m/z: 476[M+H]
+。化合物308-1: LC-MS(ESI) m/z: 356[M+H]
+;
化合物308F-2、308G-2、及び308-2は、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物308E-2、308F-2、及び308G-2を用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物308F-2: LC-MS(ESI) m/z: 504[M+H]
+。化合物308G-2: LC-MS(ESI) m/z: 476[M+H]
+。化合物308-2: LC-MS(ESI) m/z: 356[M+H]
+;
(実施例309)
(4-(4-クロロ-3-(シクロヘキシルメトキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(309)の合成)
化合物309A、309B、309C、309D、309E、及び309は、塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物27A、27B、236C、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物218A、309A、309B、309C、309D、及び309Eを用いて、化合物27B、27C、236D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物309A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物309B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物309C: LC-MS(ESI) m/z: 241[M+H]
+。化合物309D: LC-MS(ESI) m/z: 500[M+H]
+。化合物309E: LC-MS(ESI) m/z: 380[M+H]
+。化合物309: LC-MS(ESI) m/z: 352[M+H]
+。
(実施例310)
(4-(((cis)-4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(310)の合成)
化合物310B、310C、310D、及び310Eは、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、140、溶媒としてのアセトンを使用する279C、並びに57Bの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物310A、310B、溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する310C、並びに310Dを用いて、化合物4B、141、279D、及び57Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物310B: LC-MS(ESI) m/z: 285[M+H]
+;
化合物310C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物310D: LC-MS(ESI) m/z: 243[M+H]
+;
化合物310Eをシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、化合物310E-1(trans異性体)及び化合物310E-2(cis異性体)が得られた。化合物310E-1: LC-MS(ESI) m/z: 227[M-OH]
+;
化合物310E-2: LC-MS(ESI) m/z: 227[M-OH]
+;
化合物310F、310G、及び310は、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、1E、及び8Eの代わりに、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物310E-1、310F、及び310Gを用いて、化合物90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物310F: LC-MS(ESI) m/z: 504[M+H]
+;
化合物310G: LC-MS(ESI) m/z: 384[M+H]
+。化合物310: LC-MS(ESI) m/z: 356[M+H]
+;
(実施例311)
(4-(スピロ[4.5]デカン-8-イルチオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(311)の合成)
化合物311A、311B、及び311は、中間体H、化合物90B、1E、及び8Eの代わりに、中間体D、化合物284H、311A、及び311Bを用いて、化合物90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物311A: LC-MS(ESI) m/z: 430[M+H]
+。化合物311B: LC-MS(ESI) m/z: 310[M+H]
+。化合物311: LC-MS(ESI) m/z: 282[M+H]
+;
(実施例312)
(4-(((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(312)の合成)
化合物312A、312B、312C、及び312は、化合物243A、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、1E、及び8Eの代わりに、化合物21A、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する312A、312B、及び312Cを用いて、化合物243B、4B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物312A: LC-MS(ESI) m/z: 462[M+H]
+。化合物312B: LC-MS(ESI) m/z: 544[M+H]
+。化合物312C: LC-MS(ESI) m/z: 424[M+H]
+。化合物312: LC-MS(ESI) m/z: 396[M+H]
+;
(実施例313)
((プロピオニルオキシ)メチル 4-((4'-(ピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート 2,2,2-トリフルオロアセテート(313)の合成)
化合物313A及び313は、ピバル酸クロロメチル、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのDMFを使用し、かつNaIを使用しない化合物54B、並びに256Dの代わりに、化合物267B、塩基としてのEt
3N及び溶媒としてのDMF/THFを使用し、かつNaIを添加する278B、並びに313Aを用いて、化合物54C及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物313A: LC-MS(ESI) m/z: 709[M+H]
+;
化合物313: LC-MS(ESI) m/z: 467[M+H]
+;
(実施例314)
(4-((3-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロペンチル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(314)の合成)
化合物314A、314B、及び314は、中間体H、化合物90B、1E、及び8Eの代わりに、中間体D、化合物275E、314A、及び314Bを用いて、化合物90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物314A: LC-MS(ESI) m/z: 522[M+H]
+。化合物314B: LC-MS(ESI) m/z: 402[M+H]
+;
化合物314: LC-MS(ESI) m/z: 374[M+H]
+;
(実施例315)
(4-(スピロ[5.5]ウンデカン-3-イルチオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(315)の合成)
化合物315A、315B、及び315は、中間体H、化合物90B、1E、及び8Eの代わりに、中間体D、化合物283I、315A、及び315Bを用いて、化合物90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物315A: LC-MS(ESI) m/z: 444[M+H]
+。化合物315B: LC-MS(ESI) m/z: 324[M+H]
+。化合物315: LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]
+;
(実施例316)
(4-(((4-(ピペリジン-1-イル)ナフタレン-1-イル)メチル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(316)の合成)
DMF(80mL)中の4-ブロモナフタレン-1-アミン(316A)(2.21g、10mmol)、1,5-ジブロモペンタン(2.51g、11mmol)、及び炭酸カリウム(1.52g、11mmol)の混合物を120℃で16時間撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物を氷水(90mL)で希釈し、酢酸エチル(80mL×3)で抽出した。合わせた有機相を水(100mL)及びブライン(40mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜20%v/v)で精製すると、化合物316Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 290[M+H]
+。
無水DMF(12mL)及びMeOH(20mL)中の化合物316B(1.1g、3.8mmol)及びTEA(10mL)の混合物に、Pd(OAc)2(220mg、0.98mmol)及びXantphos(1.15g、1.98mmol)を添加し、CO(5気圧)下、90℃で24時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜15%v/v)で精製すると、化合物316Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 270[M+H]+。
化合物316D、316E、316F、及び316は、化合物283B、中間体H、カップリング試薬としてのDIADを使用する90B、8E、及び57Dの代わりに、化合物316C、中間体D、カップリング試薬としてのDEADを使用する316D、316E、及び316Fを用いて、化合物283C、90C、8F、及び57Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物316D: LC-MS(ESI) m/z: 242[M+H]
+。化合物316E: LC-MS(ESI) m/z: 517[M+H]
+。化合物316F: LC-MS(ESI) m/z: 489[M+H]
+。化合物316: LC-MS(ESI) m/z: 369[M+H]
+;
(実施例317)
(((シクロヘキサンカルボニル)オキシ)メチル 4-((4'-(ピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート 2,2,2-トリフルオロアセテート(317)の合成)
化合物317A及び317は、ピバル酸クロロメチル、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのDMFを使用し、かつNaIを使用しない化合物54B、並びに256Dの代わりに、化合物229B、塩基としてのEt
3N及び溶媒としてのDMF/THFを使用し、かつNaIを添加する278B、並びに317Aを用いて、化合物54C及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物317A: LC-MS(ESI) m/z: 763[M+H]
+;
化合物317: LC-MS(ESI) m/z: 521[M+H]
+;
(実施例318)
(4-((4-クロロ-3-(トリフルオロメトキシ)フェニル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(318)の合成)
2-(トリフルオロメトキシ)アニリン(318A)(2.655mg、15mmol)の酢酸(6mL)溶液に、NBS(2.94g、16.5mmol)を0℃で添加し、室温で一晩撹拌した。これを減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(100mL)で希釈し、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物318Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 256[M+H]
+;
化合物318C、318D、318E、及び318は、亜硝酸イソアミルを使用する化合物30A、配位子としてのX-phosを使用する35C、1E、及び8Eの代わりに、tert-ブチルニトリルを使用する化合物318B、配位子としてのXantphosを使用する318C、318D、及び318Eを用いて、化合物30B、35D、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物318C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物318D: LC-MS(ESI) m/z: 488[M+H]
+;
化合物318E: LC-MS(ESI) m/z: 368[M+H]
+。化合物318: LC-MS(ESI) m/z: 340[M+H]
+;
(実施例319)
(4-((4'-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(319)の合成)
化合物319A、319B、及び319は、化合物4A、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する(4-ブロモフェニル)ボロン酸、1E、並びに1の代わりに、中間体F、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物297F、319A、並びに319Bを用いて、化合物4B、1、及び2について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物319A: LC-MS(ESI) m/z: 565[M+H]
+。化合物319B: LC-MS(ESI) m/z: 445[M+H]
+。化合物319: LC-MS(ESI) m/z: 417[M+H]
+;
(実施例320)
(4-((5-(トリフルオロメトキシ)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(320)の合成)
化合物320A、320B、320C、320D、320E、及び320は、化合物57A、57B、57C、酸としてのTFA及び溶媒を使用する57D、8E、並びに1Eの代わりに、化合物211E、320A、320B、酸としてのBF
3-Et
2O及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する320C、320D、並びに320Eを用いて、化合物57B、57C、57D、57E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物320A: LC-MS(ESI) m/z: 295[M+H]
+。化合物320B: LC-MS(ESI) m/z: 279[M-OH]
+;
化合物320C: LC-MS(ESI) m/z: 510[M+H]
+;
化合物320D: LC-MS(ESI) m/z: 494[M+H]
+化合物320E: LC-MS(ESI) m/z: 466[M+H]
+。化合物320: LC-MS(ESI) m/z: 346[M+H]
+;
(実施例321)
(4-((4-(5-(トリフルオロメトキシ)ピリジン-2-イル)フェニル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(321)の合成)
化合物321B、321C、321D、321E、及び321は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、亜硝酸イソアミル及びCuCl
2を使用する30A、配位子としてのX-phosを使用する35C、1E、並びに8Eの代わりに、4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2イル)アニリン、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物321A、亜硝酸イソペンチル及びCuBr
2を使用する321B、配位子としてのXantphosを使用する321C、320D、並びに320Eを用いて、化合物4B、30B、35D、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物321B: LC-MS(ESI) m/z: 255[M+H]
+。化合物321C: LC-MS(ESI) m/z: 318[M+H]
+。化合物321D: LC-MS(ESI) m/z: 531[M+H]
+。化合物321E: LC-MS(ESI) m/z: 411[M+H]
+。化合物321: LC-MS(ESI) m/z: 383[M+H]
+;
(実施例322)
(4-(((3',4'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(322)の合成)
化合物322A、322B、及び322は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、57D、及び8Eの代わりに、3,4-ジクロロフェニルボロン酸、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物312A、322A、及び322Bを用いて、化合物4B、57E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物322A: LC-MS(ESI) m/z: 528[M+H]
+;
化合物322B: LC-MS(ESI) m/z: 408[M+H]
+。化合物322: LC-MS(ESI) m/z: 380[M+H]
+;
(実施例323)
(4-((1-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(323)の合成)
化合物323A、323B、及び323は、中間体H、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、1E、及び8Eの代わりに、中間体D、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物286B、323A、及び323Bを用いて、化合物90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物323A: LC-MS(ESI) m/z: 521[M+H]
+;
化合物323B: LC-MS(ESI) m/z: 401[M+H]
+。化合物323: LC-MS(ESI) m/z: 373[M+H]
+;
(実施例324)
(4-((1-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピペリジン-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(324)の合成)
化合物324A、324B、及び324は、中間体H、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、1E、及び1の代わりに、中間体D、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物287B、324A、及び324Bを用いて、化合物90C、1、及び2について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物324A: LC-MS(ESI) m/z: 521[M+H]
+。化合物324B: LC-MS(ESI) m/z: 401[M+H]
+。化合物324: LC-MS(ESI) m/z: 373[M+H]
+;
(実施例325)
(4-((1-(3,5-ジクロロフェニル)ピペリジン-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(325)の合成)
化合物325A、325B、及び325は、中間体H、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、中間体D、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物285B、325A、及び325Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物325A: LC-MS(ESI) m/z: 521[M+H]
+。化合物325B: LC-MS(ESI) m/z: 493[M+H]
+。化合物325: LC-MS(ESI) m/z: 373[M+H]
+;
(実施例326)
(4-((4-(3-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(326)の合成)
化合物326B、326C、326D、326E、326F、326G、及び326は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、酸としてのHCl及び溶媒としてのアセトンを使用する279C、57B、中間体H、90B、8E、並びに1Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物326A、溶媒としてのMeOHを使用する326B、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する326C、326D、中間体D、326E、326F、並びに326Gを用いて、化合物4B、141、279D、57C、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物326B: LC-MS(ESI) m/z: 301[M+H]
+。化合物326C: LC-MS(ESI) m/z: 303[M+H]
+。化合物326D: LC-MS(ESI) m/z: 259[M+H]
+。化合物326E: LC-MS(ESI) m/z: 243[M-OH]
+。
化合物326F: LC-MS(ESI) m/z: 536[M+H]
+。化合物326G: LC-MS(ESI) m/z: 508[M+H]
+。化合物326: LC-MS(ESI) m/z: 388[M+H]
+;
(実施例327)
(4-((4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(327)の合成)
化合物327B、327C、327D、327E、327F、327G、及び327は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、279C、57B、中間体H、カップリング試薬としてのDIADを使用する90B、8E、及び1Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物327A、溶媒としてのMeOHを使用する327B、327C、327D、中間体D、カップリング試薬としてのDEADを使用する327E、327F、及び327Gを用いて、化合物4B、141、279D、57C、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物327B: LC-MS(ESI) m/z: 285[M+H]
+。化合物327C: LC-MS(ESI) m/z: 287[M+H]
+。化合物327D: LC-MS(ESI) m/z: 243[M+H]
+。化合物327E: LC-MS(ESI) m/z: 267[M+Na]
+。化合物327F: LC-MS(ESI) m/z: 520[M+H]
+。化合物327G: LC-MS(ESI) m/z: 492[M+H]
+。化合物327: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+;
(実施例328)
(4-(((3',5'-ジクロロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(328)の合成)
化合物328A、328B、及び328は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、1E、並びに8Eの代わりに、3,5-ジクロロフェニルボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物312A、328A、並びに328Bを用いて、化合物8B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物328A: LC-MS(ESI) m/z: 528[M+H]
+。化合物328B: LC-MS(ESI) m/z: 408[M+H]
+。化合物328: LC-MS(ESI) m/z: 380[M+H]
+;
(実施例329)
(4-(((3'-クロロ-4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(329)の合成)
化合物329A、329B、及び329は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、1E、並びに8Eの代わりに、3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物312A、329A、並びに329Bを用いて、化合物8B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物329A: LC-MS(ESI) m/z: 578[M+H]
+。化合物329B: LC-MS(ESI) m/z: 458[M+H]
+。化合物329: LC-MS(ESI) m/z: 430[M+H]
+;
(実施例330)
(4-((1-(2,5-ジクロロフェニル)ピペリジン-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(330)の合成)
化合物330A、330B、及び330は、中間体H、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、57D、及び8Eの代わりに、中間体D、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物291B、330A、及び330Bを用いて、化合物90C、57E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物330A: LC-MS(ESI) m/z: 521[M+H]
+。化合物330B: LC-MS(ESI) m/z: 401[M+H]
+。化合物330: LC-MS(ESI) m/z: 373[M+H]
+;
(実施例331)
(4-(((cis)-4-(3,5-ジクロロフェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(331)の合成)
化合物331A、331B、及び331は、中間体H、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、1E、及び8Eの代わりに、中間体D、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物304D-1、331A、及び331Bを用いて、化合物90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物331A: LC-MS(ESI) m/z: 520[M+H]
+。化合物331B: LC-MS(ESI) m/z: 400[M+H]
+。化合物331: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+;
(実施例332)
(4-(((cis)-4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(332)の合成)
化合物332A、332B、及び332は、中間体H、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、1E、及び8Eの代わりに、中間体D、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物310E-1、332A、及び332Bを用いて、化合物90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物332A: LC-MS(ESI) m/z: 520[M+H]
+。化合物332B: LC-MS(ESI) m/z: 400[M+H]
+。化合物332: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+;
(実施例333)
(4-((メチル(4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)アミノ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(333)の合成)
4-ブロモアニリン(60A)(1.71g、10.0mmol)のTHF(100mL)溶液に、水(10mL)をK
2CO
3(4.14g、30.0mmol)及び二炭酸ジ-tert-ブチル(3.27g、15.0mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)で精製すると、化合物333Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 216[M-55]
+;
化合物333B、333C、333D、333E、333F、及び333は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、60℃で塩基としてのCs
2CO
3を使用する61F、70B、82C、8E、並びに1Eの代わりに、4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物333A、室温で塩基としてのK
2CO
3を使用する333B、333C、333D、333E、並びに333Fを用いて、化合物4B、63A、70C、178A、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物333B: LC-MS(ESI) m/z: 298[M-55]
+;
化合物333C: LC-MS(ESI) m/z: 312[M-55]
+;
化合物333D: LC-MS(ESI) m/z: 268[M+H]
+;
化合物333E: LC-MS(ESI) m/z: 541[M+H]
+。化合物333F: LC-MS(ESI) m/z: 513[M+H]
+。化合物333: LC-MS(ESI) m/z: 393[M+H]
+;
(実施例334)
(4-(3-(シクロプロピルメトキシ)-5-(トリフルオロメチル)フェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(334)の合成)
化合物334A、334B、及び334は、化合物206B、217D、及び8Eの代わりに、化合物288C、334A、及び334Bを用いて、化合物206C、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物334A: LC-MS(ESI) m/z: 476[M+H]
+。化合物334B: LC-MS(ESI) m/z: 356[M+H]
+。化合物334: LC-MS(ESI) m/z: 328[M+H]
+。
(実施例335)
(4-((4-クロロ-3-(シクロヘキシルメトキシ)フェニル)スルフィニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(335)の合成)
化合物335Aは、化合物35Cの代わりに、化合物309Aを用いて、化合物35Dについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 516[M+H]+。
化合物335A(492mg、0.95mmol)のCH3CN(15mL)溶液に、CAN(2.6g、6.8mmol)のH2O(5mL)溶液を添加し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を水(50mL)で希釈し、EtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)により精製すると、化合物335Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 412[M+H]+。
化合物335は、化合物8Eの代わりに、化合物335Bを用いて、化合物8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 384[M+H]
+。
(実施例336)
(4-((4-クロロ-3-(シクロヘキシルメトキシ)フェニル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(336)の合成)
CH3CN(15mL)中の化合物335B(140mg、0.34mmol)及びNaI(255mg、1.70mmol)の混合物に、未希釈のTiCl4(0.19mL、1.70mmol)を室温で滴下し、室温で0.5時間撹拌した。混合物をH2O(50mL)に注ぎ入れ、EtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗化合物336Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 396[M+H]+。
化合物336は、化合物8Eの代わりに、化合物336Aを用いて、化合物8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 368[M+H]
+;
(実施例337)
(4-(((cis)-4-(3-クロロ-5-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(337)の合成)
化合物337B、337C、337D、337E、337F、337G、337H、及び337は、CuClを使用する化合物56A、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する8A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、酸としてのHCl及び溶媒としてのアセトンを使用する279C、57B、中間体H、90B、8E、並びに1Eの代わりに、KIを使用する化合物337A、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する337B、溶媒としてのMeOHを使用する337C、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する337D、337E、中間体D、337F、337G、並びに337Hを用いて、化合物56B、8B、141、279D、57C、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物337B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物337C: LC-MS(ESI) m/z: 335[M+H]
+。化合物337D: LC-MS(ESI) m/z: 337[M+H]
+。化合物337E: LC-MS(ESI) m/z: 293[M+H]
+。化合物337F: LC-MS(ESI) m/z: 277[M-OH]
+。
化合物337G: LC-MS(ESI) m/z: 570[M+H]
+。化合物337H: LC-MS(ESI) m/z: 542[M+H]
+。化合物337: LC-MS(ESI) m/z: 422[M+H]
+;
(実施例338)
(4-((1-(3-クロロ-5-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピペリジン-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(338)の合成)
化合物338A、338B、338C、及び338は、塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物270A、中間体H、90B、8E、及び1Eの代わりに、塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物337B、中間体D、338A、338B、及び338Cを用いて、化合物270B、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物338A: LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]
+。化合物338B: LC-MS(ESI) m/z: 571[M+H]
+。化合物338C: LC-MS(ESI) m/z: 543[M+H]
+。化合物338: LC-MS(ESI) m/z: 423[M+H]
+;
(実施例339)
(4-((4-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)フェニル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(339)の合成)
無水DMF(15mL)中の化合物297E(500mg、1.82mmol)、中間体D(639mg、2.18mmol)、L-プロリン(63mg、0.55mmol)、CuI(34mg、0.182mmol)、及びK2CO3(502mg、3.64mmol)の混合物を、N2下、110℃で12時間撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物を酢酸エチル(200mL)で希釈し、水(200mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、33%v/v)で精製すると、化合物339Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 489[M+H]+。
化合物339B及び339は、化合物1E及び8Eの代わりに、化合物339A及び339Bを用いて、化合物1及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物339B: LC-MS(ESI) m/z: 369[M+H]
+。化合物339: LC-MS(ESI) m/z: 341[M+H]
+;
(実施例340)
(4-((4-(3-(ピペリジン-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(340)の合成)
化合物340B、340C、340D、及び340Eは、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs2CO3及び溶媒としてのDME/H2Oを使用する化合物8A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、酸としてのHCl及び溶媒としてのアセトンを使用する279C、並びに57Bの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのNa2CO3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物340A、溶媒としてのMeOHを使用する340B、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する340C、並びに340Dを用いて、化合物8B、141、279D、及び57Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物340B: LC-MS(ESI) m/z: 300[M+H]+。化合物340C: LC-MS(ESI) m/z: 302[M+H]+。化合物340D: LC-MS(ESI) m/z: 258[M+H]+。化合物340E: LC-MS(ESI) m/z: 260[M+H]+。
化合物340E(450mg、1.74mmol)及びトリエチルアミン(750mg、7.42mmol)のジクロロメタン(40mL)溶液に、塩化メタンスルホニル(397mg、3.46mmol)を添加し、30℃で3時間撹拌した。混合物を水(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、蒸発させると、化合物340Fが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 338[M+H]+。
化合物340G、340H、及び340は、化合物1D、90℃の中間体B、8E、及び1Eの代わりに、中間体D、90℃の化合物340F、340G、及び340Hを用いて、化合物1E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物340G: LC-MS(ESI) m/z: 535[M+H]
+。化合物340H: LC-MS(ESI) m/z: 507[M+H]
+。化合物340: LC-MS(ESI) m/z: 387[M+H]
+;
(実施例341)
(4-(((cis)4-(4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(341)の合成)
化合物341B、341C、341D、341E、341F、341G、及び341は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、溶媒としてのアセトンを使用する279C、57B、中間体H、カップリング試薬としてのDIADを使用する90B、1E、並びに8Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物341A、溶媒としてのTHF/MeOHを使用する341B、溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する341C、341D、中間体D、カップリング試薬としてのDEADを使用する341E、341F、並びに341Gを用いて、化合物8B、141、279D、57C、90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物341B: LC-MS(ESI) m/z: 315[M+H]
+;
化合物341C: LC-MS(ESI) m/z: 317[M+H]
+;
化合物341D: LC-MS(ESI) m/z: 273[M+H]
+。化合物341E: LC-MS(ESI) m/z: 275[M+H]
+。化合物341F: LC-MS(ESI) m/z: 550[M+H]
+。
化合物341G: LC-MS(ESI) m/z: 430[M+H]
+。化合物341: LC-MS(ESI) m/z: 402[M+H]
+;
(実施例342)
(4-((2-クロロ-4'-(ピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(342)の合成)
水性HCl溶液(12N、4mL)及び氷(7.0g)中の4-ブロモ-3-クロロアニリン(341A)(3.6g、14.6mmol)の懸濁液に、NaNO
2(1.0g、14.6mmol)の水(7.0mL)溶液を0℃でゆっくりと添加し、0℃で30分間撹拌した。該ジアゾニウム塩溶液を、カリウム O-エチルカルボノジチオエート(4.5g、28mmol)の水(7.0mL)撹拌溶液に滴下した。混合物を注意深く75℃まで温め、1.5時間撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物を飽和水性NaHCO
3溶液(40mL)で希釈し、エーテル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗化合物341Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物341B(3.5g、11.3mmol)のEtOH(25mL)溶液に、KOH(3.6g、64.3mmol)を添加した。混合物を、窒素下、還流状態一晩で撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を水(50mL)で希釈し、エーテル(45mL×3)で洗浄した。水性層を水性希H
2SO
4溶液(2N)でpH 2に酸性化し、CH
2Cl
2(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物341Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物341D、341E、341F、及び341は、50℃で塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物1D、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、8E、並びに1Eの代わりに、80℃で塩基としてのNa
2CO
3を使用する化合物341C、169B、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する341D、341E、並びに341Fを用いて、化合物1E、4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物341D: LC-MS(ESI) m/z: 482[M+H]
+;
化合物341E: LC-MS(ESI) m/z: 563[M+H]
+。化合物341F: LC-MS(ESI) m/z: 535[M+H]
+。化合物341: LC-MS(ESI) m/z: 415[M+H]
+;
(実施例343)
(4-((2-クロロ-5-(シクロペンチルメトキシ)フェニル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(343)の合成)
化合物343A、343B、343C、及び343は、2-ブロモプロパン、塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物27A、35C、217D、及び8Eの代わりに、(ブロモメチル)シクロペンタン、塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物219A、343A、343B、及び343Cを用いて、化合物27B、35D、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物343A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物343B: LC-MS(ESI) m/z: 502[M+H]
+。化合物343C: LC-MS(ESI) m/z: 382[M+H]
+。化合物343: LC-MS(ESI) m/z: 354[M+H]
+。
(実施例344)
(4-((1-(4-シアノフェニル)ピペリジン-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(344)の合成)
化合物344B、344C、344D、及び344は、化合物297B、70℃で塩基としての塩基としてのK
2CO
3を使用する397A、中間体H、90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物270A、100℃で塩基としてのCs
2CO
3を使用する344A、中間体D、344B、344C、及び344Dを用いて、化合物297C、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物344B: LC-MS(ESI) m/z: 203[M+H]
+;
化合物344C: LC-MS(ESI) m/z: 478[M+H]
+。化合物344D: LC-MS(ESI) m/z: 550[M+H]
+。化合物344: LC-MS(ESI) m/z: 330[M+H]
+;
(実施例345)
(4-(((cis)-4-(3,4-ジクロロフェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(345)の合成)
化合物345A、345B、及び345は、中間体H、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、中間体D、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物308E-1、345A、及び345Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物345A: LC-MS(ESI) m/z: 520[M+H]
+。化合物345B: LC-MS(ESI) m/z: 492[M+H]
+。化合物345: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+;
(実施例346)
(4-((1-(3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピペリジン-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(346)の合成)
化合物346B、346C、346D、及び346は、1-メチルピペラジン、配位子としてのXantphos及び溶媒としてのトルエンを使用する化合物6A、中間体H、90B、8E、並びに1Eの代わりに、化合物270A、配位子としてのRuphos及び溶媒としてのTHFを使用する346A、中間体D、346B、346C、並びに346Dを用いて、化合物6B、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物346B: LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]
+。化合物346C: LC-MS(ESI) m/z: 571[M+H]
+。化合物346D: LC-MS(ESI) m/z: 543[M+H]
+。化合物346: LC-MS(ESI) m/z: 423[M+H]
+;
(実施例347)
(4-(((cis)-4-(4-(ピロリジン-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(347)の合成)
化合物347Bは、溶媒としてのMeOHを使用する化合物57Bの代わりに、溶媒としてのTHF/MeOHを使用する化合物347Aを用いて、化合物57Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 159[M-OH]
+。
-8℃の化合物347B(2.17g、12.32mmol)の無水ジクロロメタン(60mL)溶液に、AlCl
3(2.14g、16.02mmol)を数回に分けて添加し、15分間撹拌し、次いで、臭素(0.56mL、11.09mmol)のジクロロメタン(15mL)溶液を10分間かけて滴下した。混合物を-8℃で10分間撹拌し、氷水(50mL)に注ぎ入れた。混合物に濃塩酸(30mL)を添加し、室温で1時間撹拌した。有機相を分離し、水性相をジクロロメタン(30mL×3)で抽出した。合わせた有機相を減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(80mL)で希釈し、飽和EDTA溶液(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜30%v/v)で精製すると、化合物347Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 237[M-OH]
+;
化合物347D、347E、347F、347G、及び347は、化合物297B、配位子としてのX-Phos及び塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する中間体I、中間体H、90B、還元剤としてのボラン-THF錯体を使用する182A、8E、並びに57Dの代わりに、ピロリジン-2-オン、配位子としてのt-ブチルBrettphos及び塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としてのtBuOH/H
2Oを使用する化合物347C、347D、中間体D、還元剤としてのボラン-メチルスルフィド錯体を使用する347E、347F、並びに347Gを用いて、化合物301A、90C、182B、8F、及び57Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物347D: LC-MS(ESI) m/z: 260[M+H]
+。
化合物347E: LC-MS(ESI) m/z: 535[M+H]
+。化合物347F: LC-MS(ESI) m/z: 521[M+H]
+。化合物347G: LC-MS(ESI) m/z: 493[M+H]
+。化合物347: LC-MS(ESI) m/z: 373[M+H]
+;
(実施例348)
(4-(((cis)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(348)の合成)
化合物348A、348B、及び348は、化合物90B、中間体H、8E、及び1Eの代わりに、化合物272E-2、中間体D、348A、及び348Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物348A: LC-MS(ESI) m/z: 536[M+H]
+。化合物348B: LC-MS(ESI) m/z: 508[M+H]
+。化合物348: LC-MS(ESI) m/z: 388[M+H]
+;
(実施例349)
(4-((4'-(2-メチルピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(349)の合成)
化合物349Bは、70℃で塩基としてのK2CO3及び溶媒としてのDMFを使用する化合物297Bの代わりに、100℃で塩基としてのCs2CO3及び溶媒としてのNMPを使用する化合物349Aを用いて、化合物297Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 221[M+H]+。
EtOH(20mL)中の化合物349B(2.2g、10mmol)及びラニー(Ranny)-Ni(1.0g)の混合物に、85%N
2H
4・H
2O(3mL)を60℃で滴下し、この温度で3時間撹拌した。混合物をセライトに通して濾過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、35%v/v)で精製すると、化合物が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 191[M+H]
+;
化合物349D、349E、349F、349G、及び349は、溶媒としての亜硝酸イソアミル/CuCl
2及びMeCNを使用する化合物30A、27B、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、57D、並びに8Eの代わりに、溶媒としての亜硝酸イソペンチル/CuBr
2及びTHFを使用する化合物349C、349D、349E、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体F、349F、並びに349Gを用いて、化合物30B、27C、4B、57E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物349D: LC-MS(ESI) m/z: 254[M+H]
+。化合物349E: LC-MS(ESI) m/z: 302[M+H]
+。化合物349F: LC-MS(ESI) m/z: 543[M+H]
+。化合物349G: LC-MS(ESI) m/z: 423[M+H]
+。化合物349: LC-MS(ESI) m/z: 395[M+H]
+;
(実施例350)
(4-(((1-(3,5-ジクロロフェニル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(350)の合成)
化合物350A及び350Bは、化合物197A及び340Eの代わりに、化合物285A及び350Aを用いて、化合物270B及び340Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物350A: LC-MS(ESI) m/z: 246[M+H]+。化合物350B: LC-MS(ESI) m/z: 324[M+H]+。
化合物350B(0.72g、2.22mmol)のDMF(20mL)溶液に、KSAc(759mg、6.66mmol)を添加し、130℃で2時間撹拌した。混合物をH2O(30mL)で希釈し、EtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物350Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 304[M+H]+。
LiAlH4(23mg、0.2mmol)のTHF(10mL)の懸濁液を0℃で10分間撹拌した後、該懸濁液に、化合物350C(60mg、0.2mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。これを10%水性NaOH溶液(20mL)でクエンチし、EtOAc(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物350Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 262[M+H]+。
化合物350E、350F、及び350は、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのNMPを使用する化合物243A、57D、並びに8Eの代わりに、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としてのDMFを使用する化合物350D、350E、並びに350Fを用いて、化合物243B、57E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物350E: LC-MS(ESI) m/z: 535[M+H]
+。化合物350F: LC-MS(ESI) m/z: 415[M+H]
+。化合物350: LC-MS(ESI) m/z: 387[M+H]
+;
(実施例351)
(4-((3-(シクロペンチルオキシ)フェニル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(351)の合成)
化合物351A、351B、351C、及び351は、2-ブロモプロパン、化合物27A、35C、1E、及び8Eの代わりに、ブロモシクロペンタン、化合物131A、351A、351B、及び351Cを用いて、化合物27B、35D、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物351A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物351B: LC-MS(ESI) m/z: 454[M+H]
+;
化合物351C: LC-MS(ESI) m/z: 334[M+H]
+。化合物351: LC-MS(ESI) m/z: 306[M+H]
+;
(実施例352)
(4-(((cis)-4-(4-シアノフェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(352)の合成)
化合物352B-1、352B-2、352C、352D、及び352は、化合物57B、中間体H、90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物352A、中間体D、352B-2、352C、及び352Dを用いて、化合物57C、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物352B-1: LC-MS(ESI) m/z: 202[M+H]
+;
化合物352B-2: LC-MS(ESI) m/z: 202[M+H]
+;
化合物352C: LC-MS(ESI) m/z: 477[M+H]
+。化合物352D: LC-MS(ESI) m/z: 449[M+H]
+。化合物352: LC-MS(ESI) m/z: 329[M+H]
+;
(実施例353)
(4-(4-クロロ-3-(シクロペンチルメトキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(353)の合成)
化合物353A、353B、353C、353D、353E、及び353は、2-ブロモプロパン、塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物27A、27B、236C、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、(ブロモメチル)シクロペンタン、塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物218A、353A、353B、353C、353D、及び353Eを用いて、化合物27B、27C、236D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物353A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物353B: LC-MS(ESI) m/z: 337[M+H]
+。化合物353C: LC-MS(ESI) m/z: 227[M+H]
+。化合物353D: LC-MS(ESI) m/z: 486[M+H]
+。化合物353E: LC-MS(ESI) m/z: 366[M+H]
+。化合物353: LC-MS(ESI) m/z: 338[M+H]
+;
(実施例354)
(4-((1-(3-クロロ-5-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピペリジン-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(354)の合成)
化合物354A、354B、及び354は、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物338A、354A、及び354Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物354A: LC-MS(ESI) m/z: 555[M+H]
+。化合物354B: LC-MS(ESI) m/z: 527[M+H]
+。化合物354: LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]
+;
(実施例355)
(4-(((cis)-4-(3-クロロ-5-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(355)の合成)
化合物355A、355B、及び355は、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物337F、355A、及び355Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物354A: LC-MS(ESI) m/z: 554[M+H]
+。化合物354B: LC-MS(ESI) m/z: 526[M+H]
+。化合物354: LC-MS(ESI) m/z: 406[M+H]
+;
(実施例356)
(4-(((cis)-4-(4-(ピロリジン-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(356)の合成)
化合物356A、356B、356C、及び356は、化合物90B、還元剤としてのボラン-THF錯体を使用する182A、8E、及び57Dの代わりに、化合物347D、還元剤としてのボラン-メチルスルフィド錯体を使用する356A、356B、及び356Cを用いて、化合物90C、182B、8F、及び57Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物356A: LC-MS(ESI) m/z: 519[M+H]
+。化合物356B: LC-MS(ESI) m/z: 505[M+H]
+。化合物356C: LC-MS(ESI) m/z: 477[M+H]
+。化合物356: LC-MS(ESI) m/z: 357[M+H]
+;
(実施例357)
(4-(2-クロロ-5-(シクロペンチルメトキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(357)の合成)
化合物357A、357B、357C、357D、及び357は、化合物27B、236C、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、化合物343A、357A、357B、357C、及び357Dを用いて、化合物27C、236D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物357A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物357B: LC-MS(ESI) m/z: 225[M-H]
-。化合物357C: LC-MS(ESI) m/z: 486[M+H]
+。化合物357D: LC-MS(ESI) m/z: 366[M+H]
+。化合物357: LC-MS(ESI) m/z: 338[M+H]
+。
(実施例358)
(4-(3-クロロ-5-(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(358)の合成)
化合物358B、358C、及び358は、4-ブロモフェノール、化合物8E、及び1Eの代わりに、化合物358A、358B、及び358Cを用いて、中間体I、化合物8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物358B: LC-MS(ESI) m/z: 472[M+H]
+。化合物358C: LC-MS(ESI) m/z: 909[2M+Na]
+。化合物358: LC-MS(ESI) m/z: 324[M+H]
+;
(実施例359)
(4-((1-(4-シアノフェニル)ピペリジン-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(359)の合成)
化合物359A、359B、及び359は、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物344B、359A、及び359Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物359A: LC-MS(ESI) m/z: 462[M+H]
+。化合物359B: LC-MS(ESI) m/z: 434[M+H]
+。化合物359: LC-MS(ESI) m/z: 314[M+H]
+;
(実施例360)
(4-(((cis)-4-(3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(360)の合成)
化合物360A、360B、360C、360D-1、360D-2、360E、360F、及び360は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、酸としてのHCl及び溶媒としてのアセトンを使用する279C、308D、カップリング試薬としてのDIADを使用する90B、1E、並びに8Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物32A、溶媒としてのMeOHを使用する360A、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する360B、360C、カップリング試薬としてのDEADを使用する360D-2、360E、並びに360Fを用いて、化合物4B、141、279D、308E-1、90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物360A: LC-MS(ESI) m/z: 335[M+H]
+。化合物360B: LC-MS(ESI) m/z: 337[M+H]
+。化合物360C: LC-MS(ESI) m/z: 293[M+H]
+。化合物360D-1: LC-MS(ESI) m/z: 278[M+H-OH]
+。
化合物360D-2: LC-MS(ESI) m/z: 278[M+H-OH]
+。
化合物360E: LC-MS(ESI) m/z: 554[M+H]
+。化合物360F: LC-MS(ESI) m/z: 434[M+H]
+。化合物360: LC-MS(ESI) m/z: 406[M+H]
+;
(実施例361)
(4-((1-(3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピペリジン-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(361)の合成)
化合物361A、361B、及び361は、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物346B、361A、及び361Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物361A: LC-MS(ESI) m/z: 555[M+H]
+。化合物361B: LC-MS(ESI) m/z: 527[M+H]
+。化合物361: LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]
+;
(実施例362)
(4-(4-クロロ-3-((4-フルオロベンジル)オキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(362)の合成)
化合物362A、362B、362C、362D、362E、及び362は、2-ブロモプロパン、化合物27A、27B、236C、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、1-(ブロモメチル)-4-フルオロベンゼン、化合物218A、362A、362B、362C、362D、及び362Eを用いて、化合物27B、27C、236D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物362A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物362B: LC-MS(ESI) m/z: 263[M+H]
+。化合物362C: LC-MS(ESI) m/z: 253[M+H]
+。化合物362D: LC-MS(ESI) m/z: 512[M+H]
+。化合物362E: LC-MS(ESI) m/z: 392[M+H]
+。化合物362: LC-MS(ESI) m/z: 364[M+H]
+。
(実施例363)
(4-(((cis)-4-(4-カルバモイルフェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(363)の合成)
化合物363A及び363Bは、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、及び1Eの代わりに、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物352B-2、及び363Aを用いて、化合物90C及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物363A: LC-MS(ESI) m/z: 461[M+H]
+;
化合物363B: LC-MS(ESI) m/z: 341[M+H]
+。
EtOH(10mL)及びH
2O(5mL)中の化合物363B(140mg、0.41mmol)の溶液に、LiOH・H
2O(86mg、2.05mmol)を添加し、40℃で一晩撹拌した。これを減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCで精製すると、化合物363が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 331[M+H]
+;
(実施例364)
(4-(((trans)-4-(4-カルバモイルフェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(364)の合成)
化合物364A、364B、及び364は、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、1E、及び363Bの代わりに、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物352B-1、364A、及び364Bを用いて、化合物90C、1、及び363について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物364A: LC-MS(ESI) m/z: 461[M+H]
+;
化合物364B: LC-MS(ESI) m/z: 341[M+H]
+。化合物364: LC-MS(ESI) m/z: 331[M+H]
+;
(実施例365)
(4-(((cis)-4-(4-シアノフェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(365)の合成)
化合物365A及び365は、化合物8E及び1Eの代わりに、化合物353A及び365Aを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物365A: LC-MS(ESI) m/z: 433[M+H]
+。化合物365: LC-MS(ESI) m/z: 313[M+H]
+;
(実施例366)
(4-((1,3-ビス(4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)プロパン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(366)の合成)
DCC(2.23g、10.8mmol)及びDMAP(0.35g、2.91mmol)の無水ジクロロメタン(50mL)溶液に、2-(4-ブロモフェニル)酢酸(366A)(2.0g、9.35mmol)の無水ジクロロメタン(80mL)溶液をゆっくりと添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をEtOAc(50mL)と水(50mL)の間で分配した。有機層を分離し、ブライン(30mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜25%v/v)で精製すると、化合物366Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物366C、366D、366E、366F、及び366は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、57B、90B、217D、並びに8Eの代わりに、4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物366B、366C、366D、366E、並びに366Fを用いて、化合物8B、57C、90C、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物366C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物366D: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物366E: LC-MS(ESI) m/z: 792[M+H]
+。化合物366F: LC-MS(ESI) m/z: 672[M+H]
+。化合物366: LC-MS(ESI) m/z: 644[M+H]
+;
(実施例367)
(4-((1-(5-クロロ-2-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピペリジン-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(367)の合成)
2-ブロモ-4-クロロ-1-(トリフルオロメトキシ)ベンゼン(367A)(2g、7.3mmol)、化合物270A(3g、29.2mmol)、及びCs
2CO
3(9.6g、29.4mmol)のDMF(20mL)溶液を、窒素下、マイクロ波オーブン中、180℃で8時間撹拌した。室温にまで冷却した後、混合物を濃縮し、シリカ上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜20%v/v)で精製すると、化合物367Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]
+;
化合物367C、367D、及び367は、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物367B、367C、及び367Dを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物367C: LC-MS(ESI) m/z: 555[M+H]
+;
化合物367D: LC-MS(ESI) m/z: 527[M+H]
+。化合物367: LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]
+;
(実施例368)
(4-(((cis)-4-(4-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(368)の合成)
化合物368A、368B、368C、368D-1、368D-2、368E、368F、及び368は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、溶媒としてのアセトンを使用する279C、57B、90B、8E、及び1Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物297E、溶媒としてのMeOHを使用する368A、溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する368B、368C、368D-1、368E、及び368Fを用いて、化合物4B、141、279D、57C、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物368A: LC-MS(ESI) m/z: 336[M+H]
+;
化合物368B: LC-MS(ESI) m/z: 338[M+H]
+;
化合物368C: LC-MS(ESI) m/z: 294[M+H]
+;
化合物368D-1: LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]
+;
化合物368D-2: LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]
+;
化合物368E: LC-MS(ESI) m/z: 555[M+H]
+;
化合物368F: LC-MS(ESI) m/z: 527[M+H]
+。化合物368: LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]
+;
(実施例369)
(4-((3-(3,4-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-6-イル)メトキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(369)の合成)
1,2-ジクロロエタン(150mL)中の3,4-ジクロロアニリン(69A)(16.2g、0.1mol)及びフラン-2,5-ジオン(9.8g、0.1mmol)の混合物を80℃で3時間撹拌した。該混合物を減圧下で濃縮した。残渣をAc
2O(100mL)に溶解させ、100℃で4時間撹拌した。室温にまで冷却した後、混合物を濾過し、石油エーテル(100mL)で洗浄し、真空下で乾燥させると、化合物369Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 242[M+H]
+;
トルエン(130mL)中の化合物369A(10.7g、44.2mmol)の混合物に、エチル 2-ジアゾアセテートのジクロロメタン(90%wt、5.04g、44.2mmol)溶液を室温で滴下し、得られた混合物を100℃で3時間撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物を濾過し、石油エーテル(50mL)で洗浄し、真空下で乾燥させると、化合物369Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 356[M+H]
+;
化合物369B(1.07g、3mmol)を190℃で1時間加熱した。室温にまで冷却した後、残渣をCH2Cl2(30mL)に溶解させ、減圧下で蒸発させ、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物369Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 328[M+H]+。
化合物369C(2.38g、7.25mmol)の無水THF(25mL)溶液に、BH
3-Me
2SのTHF(2M、15mL、30mmol)溶液を0℃で滴下し、還流状態で一晩加熱した。0℃にまで冷却した後、混合物をメタノール(25mL)でゆっくりとクエンチし、還流状態で1時間加熱した。該混合物を減圧下で蒸発させた。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜30%v/v)で精製すると、化合物369Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 258[M+H]
+;
化合物369E、369F、及び369は、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物369D、369E、及び369Fを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物369E: LC-MS(ESI) m/z: 517[M+H]
+。化合物369F: LC-MS(ESI) m/z: 489[M+H]
+。化合物369: LC-MS(ESI) m/z: 369[M+H]
+;
(実施例370)
(((ジエチルカルバモイル)オキシ)メチル 4-(((trans)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(370)の合成)
ジエチルアミン(3.86g、52.9mmol)のTHF(150mL)溶液に、クロロメチルカルボノクロリデート(370A)(3.38g、26.4mmol)を0℃で滴下し、室温で一晩撹拌した。混合物をジクロロメタン(100mL)で希釈し、H2O(100mL)で洗浄した。有機層を、HCl溶液(1M、50mL)、水性NaHCO3溶液(100mL)、及びブライン(50mL)で洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、蒸発させると、化合物370Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物370C及び370は、塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを添加しないピバル酸クロロメチル、化合物54B、及び256Dの代わりに、塩基としてのTEAを使用し、かつNaIを添加する化合物370B、302B、及び370Cを用いて、化合物54C及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物370C: LC-MS(ESI) m/z: 765[M+Na]
+。化合物370: LC-MS(ESI) m/z: 501[M+H]
+;
(実施例371)
(2-(イソブチリルオキシ)エチル 4-(((trans)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(371)の合成)
0〜5℃の2-ブロモエタノール(2.3g、18.9mmol)及びTEA(2.9g、28.3mmol)のヘキサン(30mL)溶液に、塩化イゾブチリル(371A)(2g、18.9mmol)を添加し、室温で16時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)で希釈した。有機層を水性希HCl溶液(1N、20mL)及びブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物371Bが得られた。
化合物371C及び371は、塩基としてのNa
2CO
3を使用し、かつNaIを添加しないピバル酸クロロメチル、化合物54B、及び256Dの代わりに、塩基としてのTEAを使用し、かつNaIを添加する化合物371B、302B、及び371Cを用いて、化合物54C及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物371C: LC-MS(ESI) m/z: 750[M+Na]
+。化合物371: LC-MS(ESI) m/z: 486[M+H]
+;
(実施例372)
(4-(2-(ビス(4-クロロベンジル)アミノ)エチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(372)の合成)
4-クロロベンズアルデヒド(372A)(281mg、2.0mmol)及び(4-クロロフェニル)メタンアミン(372B)(283mg、2.0mmol)のエタノール(10mL)溶液を室温で2時間撹拌し、次いで、水素化ホウ素ナトリウム(227mg、6.0mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、水(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物372Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 266[M+H]+。
-78℃の(ブタ-3-イニルオキシ)(tert-ブチル)ジメチルシラン(372D)(6.45g、35.0mmol)の無水THF(80mL)溶液に、n-BuLiのn-ヘキサン(2.5M、15.4mL、38.5mmol)溶液を窒素下で添加し、-78℃で30分間撹拌し、次いで、クロロギ酸エチル(4.43g、40.8mmol)を添加した。混合物を室温まで徐々に温め、3時間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl水性溶液(100mL)でクエンチし、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、5%v/v)で精製すると、化合物372Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 279[M+Na]+。
化合物372F、372G、及び372Hは、化合物151A、中間体K-4、及び18Cの代わりに、化合物372E、372F、及び372Gを用いて、化合物151B、中間体K-5、及び18Dについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物372F: LC-MS(ESI) m/z: 420[M+H]
+。化合物372G: LC-MS(ESI) m/z: 306[M+H]
+;
化合物372H: LC-MS(ESI) m/z: 304[M+H]
+。
エタノール(10mL)中の化合物372H(607mg、2.0mmol)及び372C(300mg、1.13mmol)の混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(10mL)及び石油エーテル(80mL)の混合物で希釈し、室温で5分間撹拌した。得られた固体を濾過により回収すると、化合物372Iが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 551[M+H]+。
化合物372J、372K、及び372は、溶媒としてのEtOAcを使用する化合物140、8E、及び1Eの代わりに、溶媒としてのジクロロメタンを使用する化合物372I、372J、及び372Kを用いて、化合物141、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物372J: LC-MS(ESI) m/z: 553[M+H]
+。化合物372K: LC-MS(ESI) m/z: 525[M+H]
+。化合物372: LC-MS(ESI) m/z: 405[M+H]
+;
(実施例373)
(4-(((3-(3,4-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-6-イル)メチル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(373)の合成)
化合物373A、373B、373C、及び373は、中間体K-5、K、化合物171A、8E、及び57Dの代わりに、化合物369D、373A、中間体D-1、373B、及び373Cを用いて、中間体K、化合物171B、8F、及び57Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物373A: LC-MS(ESI) m/z: 320[M+H]
+;
化合物373C: LC-MS(ESI) m/z: 505[M+H]
+。化合物373: LC-MS(ESI) m/z: 385[M+H]
+;
(実施例374)
(4-(2-((4-クロロベンジル)((4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)メチル)アミノ)エチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(374)の合成)
化合物374B、374C、374D、374E、374F、及び374は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、372A、372C、溶媒としてのEtOAcを使用する140、8E、及び1Eの代わりに、4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、溶媒としてのトルエン/H
2Oを使用する化合物374A、374B、374C、溶媒としてのジクロロメタンを使用する374D、374E、及び374Fを用いて、化合物4B、372C、372I、141、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物374B: LC-MS(ESI) m/z: 267[M+H]
+。化合物374C: LC-MS(ESI) m/z: 392[M+H]
+。化合物374D: LC-MS(ESI) m/z: 677[M+H]
+。化合物374E: LC-MS(ESI) m/z: 679[M+H]
+。化合物374F: LC-MS(ESI) m/z: 651[M+H]
+。化合物374: LC-MS(ESI) m/z: 531[M+H]
+;
(実施例375)
(4-(3-(シクロペンチルオキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(375)の合成)
化合物375A、375B、375C、375D、及び375は、化合物27B、336C、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、化合物351A、375A、375B、375C、及び375Dを用いて、化合物27C、336D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物375A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物375B: LC-MS(ESI) m/z: 177[M-H]
-;
化合物375C: LC-MS(ESI) m/z: 438[M+H]
+。化合物375D: LC-MS(ESI) m/z: 318[M+H]
+。化合物375: LC-MS(ESI) m/z: 290[M+H]
+;
(実施例376)
(4-((3'-クロロ-4'-(ピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(376)の合成)
化合物376B、376C、376D、376E、376F、376G、及び376は、化合物297B、297A、186D、CuCl及び酸としてのHCl及び溶媒としての水を使用する56A、27B、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、1E、並びに8Eの代わりに、ピペリジン、化合物376A、376B、CuBr
2及び酸としての48%HBr水性溶液及び溶媒としてのCH
3CNを使用する376C、376D、中間体F、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する376E、376F、並びに376Gを用いて、化合物297C、186E、56B、27C、4B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物376B: LC-MS(ESI) m/z: 241[M+H]
+;
化合物376C: LC-MS(ESI) m/z: 211[M+H]
+;
化合物376D: LC-MS(ESI) m/z: 274[M+H]
+;
化合物376E: LC-MS(ESI) m/z: 322[M+H]
+;
化合物376F: LC-MS(ESI) m/z: 563[M+H]
+。化合物376G: LC-MS(ESI) m/z: 443[M+H]
+。化合物376: LC-MS(ESI) m/z: 415[M+H]
+;
(実施例377)
(4-((((cis)-4-(3,5-ジクロロフェニル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(377)の合成)
化合物377A、377B、377C、377D、377E、及び377は、化合物340E、350B、350C、室温で塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としてのDMFを使用する243A、1E、並びに8Eの代わりに、化合物304D-1、377A、377B、100℃で塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのNMPを使用する377C、377D、並びに377Eを用いて、化合物340F、350C、350D、243B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物377A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物377B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物377C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物377D: LC-MS(ESI) m/z: 534[M+H]
+。化合物377E: LC-MS(ESI) m/z: 414[M+H]
+。化合物377: LC-MS(ESI) m/z: 386[M+H]
+;
(実施例378)
(4-(2-(4-クロロフェニル)-2-ヒドロキシ-1-フェニルエトキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(378)の合成)
2-フェニル酢酸(378A)(1.36g、10mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液に、二塩化オキサリル(1.9g、15mmol)を添加した。混合物を室温で18時間撹拌し、減圧下で濃縮すると、粗化合物378Bが得られ、これを、精製することなく、次の工程にそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
ジクロロメタン(10mL)中の化合物378B(1.54g、10mmol)及びクロロベンゼン(1.45g、13mmol)の混合物に、AlCl3(1.73g、13mmol)を添加した。混合物を室温で3時間撹拌し、水(100mL)に注ぎ入れ、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、化合物378Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 231[M+H]+。
化合物378D、378E、378F、378G、及び378は、化合物43A、室温で溶媒としてのDMFを使用する274A、57B、217D、及び8Eの代わりに、化合物378C、90℃で溶媒としてのアセトンを使用する378D、378E、378F、及び378Gを用いて、化合物43B、274B、57C、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物378D: LC-MS(ESI) m/z: 309[M+H]
+。化合物378E: LC-MS(ESI) m/z: 506[M+H]
+。化合物378F: LC-MS(ESI) m/z: 530[M+Na]
+。化合物378G: LC-MS(ESI) m/z: 410[M+Na]
+。化合物378: LC-MS(ESI) m/z: 382[M+Na]
+;
(実施例379)
(4-(((cis)-4-(4-(2-オキソピペリジン-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(379)の合成)
化合物379A、379B、379C、及び379は、化合物297B、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン及び配位子としてのX-Phosを使用する中間体I、カップリング試薬としてのDIADを使用する90B、60℃で溶媒としてのMeOH/水を使用する269C、並びに50℃の256Dの代わりに、ピペリジン-2-オン、化合物347C、塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としてのt-BuOH/水及び配位子としてのt-ブチルBrettphos、カップリング試薬としてのDEADを使用する379A、室温で溶媒としてのEtOH/水を使用する379B、並びに室温の379Cを用いて、化合物301A、90C、269、及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物379A: LC-MS(ESI) m/z: 274[M+H]
+。化合物379B: LC-MS(ESI) m/z: 533[M+H]
+。化合物379C: LC-MS(ESI) m/z: 505[M+H]
+。化合物379: LC-MS(ESI) m/z: 385[M+H]
+。
(実施例380)
(4-(3-(シクロヘキシルオキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(380)の合成)
化合物380A、380B、380C、及び380Dは、化合物90B、溶媒としてのTHF及びカップリング試薬としてのDIADを使用する中間体H、27B、236C、並びに4-ブロモフェノールの代わりに、シクロヘキサノール、溶媒としてのCH
2Cl
2及びカップリング試薬としてのDEADを使用する化合物131A、380A、380B、並びに380Cを用いて、化合物90C、27C、236D、及び中間体Iについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物380A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物380B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物380C: LC-MS(ESI) m/z: 191[M-H]
-;
化合物380D: LC-MS(ESI) m/z: 452[M+H]
+。
MeOH(20mL)中の化合物380D(280mg、0.62mmol)及び10%Pd/C(200mg)の混合物を、H2(1気圧)下、室温で16時間撹拌した。該混合物をセライトに通して濾過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中のテトラヒドロフラン、0%〜70%v/v)で精製すると、化合物380Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 332[M+H]+。
化合物380は、化合物8Eの代わりに、化合物380Eを用いて、化合物8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 304[M+H]
+;
(実施例381)
(4-(4-クロロ-3-(シクロペンチルオキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(381)の合成)
化合物381A、381B、381C、381D、381E、及び381は、2-ブロモプロパン、化合物27A、27B、236C、塩基としてのK
2CO
3を使用する4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、ブロモシクロペンタン、化合物218A、381A、381B、塩基としてのCs
2CO
3を使用する381C、381D、及び381Eを用いて、化合物27B、27C、236D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物381A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物381B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物381C: LC-MS(ESI) m/z: 213[M+H]
+;
化合物381D: LC-MS(ESI) m/z: 472[M+H]
+;
化合物381E: LC-MS(ESI) m/z: 352[M+H]
+;
化合物381: LC-MS(ESI) m/z: 324[M+H]
+;
(実施例382)
(4-((3-(シクロヘキシルオキシ)フェニル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(382)の合成)
化合物382Aは、化合物35Cの代わりに、化合物380Aを用いて、化合物35Dについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 468[M+H]
+;
化合物382A(600mg、1.28mmol)のCH3CN(15mL)溶液に、CAN(3.52g、6.42mmol)のH2O(5mL)溶液を添加した。混合物を25℃で5時間撹拌し、水(50mL)で希釈し、EtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)で精製すると、化合物382Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 364[M+H]+。
化合物382B(200mg、0.55mmol)及びNaI(412mg、2.75mmol)のCH3CN(15mL)溶液に、TiCl4(523mL、2.75mmol)を室温で滴加した。混合物を室温で1時間撹拌し、水(2mL)でクエンチし、減圧下で濃縮した。残渣を、溶離液を用いる逆相クロマトグラフィー(水中のアセトニトリル、0%〜70%v/v)で精製すると、化合物382Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 348[M+H]+。
化合物382は、化合物8Eの代わりに、化合物382Cを用いて、化合物8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 320[M+H]
+;
(実施例383)
(4-(((1-(2,5-ジクロロフェニル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(383)の合成)
化合物383A、383B、383C、383D、383E、及び383は、化合物340E、350B、350C、243A、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する256D、並びに8Eの代わりに、化合物291B、383A、383B、383C、酸及び溶媒としてのTFAを使用する383D、並びに383Eを用いて、化合物340F、350C、350D、243B、256、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物383A: LC-MS(ESI) m/z: 324[M+H]
+。化合物383B: LC-MS(ESI) m/z: 304[M+H]
+;
化合物383C: LC-MS(ESI) m/z: 262[M+H]
+。化合物383D: LC-MS(ESI) m/z: 535[M+H]
+。化合物383E: LC-MS(ESI) m/z: 415[M+H]
+。化合物383: LC-MS(ESI) m/z: 387[M+H]
+;
(実施例384)
(4-(((1-(3,4-ジクロロフェニル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(384)の合成)
化合物384A、384B、384C、384D、384E、及び384は、化合物340E、350B、350C、243A、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する256D、並びに8Eの代わりに、化合物286B、384A、384B、384C、酸と溶媒の両方としてのTFAを使用する384D、及び384Eを用いて、化合物340F、350C、350D、243B、256、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物384A: LC-MS(ESI) m/z: 324[M+H]
+。化合物384B: LC-MS(ESI) m/z: 304[M+H]
+。化合物384C: LC-MS(ESI) m/z: 262[M+H]
+。化合物384D: LC-MS(ESI) m/z: 535[M+H]
+。化合物384E: LC-MS(ESI) m/z: 415[M+H]
+。化合物384: LC-MS(ESI) m/z: 387[M+H]
+;
(実施例385)
(4-((1-(4-クロロフェニル)-3-(4'-(トリフルオロメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)プロパン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(385)の合成)
2-(4-ブロモフェニル)酢酸(385A)(5.1g、30mmol)及び2-(4-クロロフェニル)酢酸(385B)(6.45g、30mmol)のTHF(100mL)溶液に、DCC(9.27g、45mmol)及び触媒量のDMAPを添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)により精製すると、化合物385Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 323[M+H]+。
化合物385D、385E、385F、385G、及び385は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、化合物4A、57B、溶媒としてのTHFを使用する90B、1E、及び8Eの代わりに、4-(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸、化合物385C、385D、溶媒としてのトルエンを使用する385E、385F、及び385Gを用いて、化合物4B、57C、90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物385D: LC-MS(ESI) m/z: 405[M+H]
+。化合物385E: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物385F: LC-MS(ESI) m/z: 666[M+H]
+。化合物385G: LC-MS(ESI) m/z: 546[M+H]
+。化合物385: LC-MS(ESI) m/z: 518[M+H]
+;
(実施例386)
(4-((1-(5-クロロ-2-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピペリジン-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(386)の合成)
化合物386A、386B、及び386は、中間体H、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、中間体D、化合物367B、386A、及び386Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物386A: LC-MS(ESI) m/z: 571[M+H]
+;
化合物386B: LC-MS(ESI) m/z: 543[M+H]
+。化合物386: LC-MS(ESI) m/z: 423[M+H]
+;
(実施例387)
(4-((4'-クロロ-2-(シクロペンチルメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(387)の合成)
化合物387B、387C、387D、387E、及び387は、2-ブロモプロパン、塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物27A、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、4-ブロモフェノール、1E、並びに8Eの代わりに、(ブロモメチル)シクロペンタン、塩基としてのK
2CO
3を使用する化合物387A、(4-クロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する387B、387C、387D、並びに387Eを用いて、化合物27B、4B、中間体I、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物387B: LC-MS(ESI) m/z: 254[M-17+H]
+;
化合物387C: LC-MS(ESI) m/z: 286[M-17+H]
+。化合物387D: LC-MS(ESI) m/z: 562[M+H]
+。化合物387E: LC-MS(ESI) m/z: 442[M+H]
+。化合物387: LC-MS(ESI) m/z: 414[M+H]
+;
(実施例388)
(4-(4-(1-シクロヘキシルピペリジン-4-イル)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(388)の合成)
化合物388B、388C、388D、388E、388F、及び388は、化合物160A、ピペリジン、27B、236C、90℃で塩基としてのK
2CO
3を使用する4-ブロモフェノール、1E、及び8Eの代わりに、シクロヘキサノン、化合物388A、388B、388C、マイクロオーブン中、120℃で塩基としてのCs
2CO
3を使用する388D、388E、及び388Fを用いて、化合物160B、27C、236D、中間体I、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物388B: LC-MS(ESI) m/z: 322[M+H]
+;
化合物388C: LC-MS(ESI) m/z: 288[M+H]
+;
化合物388D: LC-MS(ESI) m/z: 260[M+H]
+。
化合物388E: LC-MS(ESI) m/z: 519[M+H]
+。化合物388F: LC-MS(ESI) m/z: 399[M+H]
+。化合物388: LC-MS(ESI) m/z: 371[M+H]
+;
(実施例389)
(4-((4'-シアノ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(389)の合成)
化合物389B、389C、389D、389E、及び389は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、亜硝酸イソアミル及びCuCl
2及び溶媒としてのMeCNを使用する30A、35C、8E、並びに1Eの代わりに、4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2イル)ベンゼンアミン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物389A、tert-ブチルニトリル及びCuBr及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する389B、389C、389D、並びに389Eを用いて、化合物4B、30B、35D、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物389B: LC-MS(ESI) m/z: 195[M+H]
+;
化合物389C: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物389D: LC-MS(ESI) m/z: 471[M+H]
+。化合物389E: LC-MS(ESI) m/z: 443[M+H]
+。化合物389: LC-MS(ESI) m/z: 323[M+H]
+;
(実施例390)
(4-(4-シアノ-3-((4-フルオロベンジル)オキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(390)の合成)
化合物390A及び390Bは、2-ブロモプロパン、100℃で塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのDMFを使用する化合物27A、並びに4-ブロモフェノールの代わりに、1-(クロロメチル)-4-フルオロベンゼン、還流状態で塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としてのアセトンを使用する化合物387A、並びに390Aを用いて、化合物27B及び中間体Iについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物390A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物390B: LC-MS(ESI) m/z: 556[M+H]
+。
DMF(3mL)中の化合物390B(130mg、0.23mmol)、Zn(CN)2(33mg、0.28mmol)、dppf(25mg、0.046mmol)、及びPd2(dba)3(26mg、0.023mmol)の混合物を、N2下、マイクロ波反応器中、140℃で1.5時間加熱した。該混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、水(100mL×3)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)で精製すると、化合物390Cが黄色い膜(59mg、収率51%)として得られた。LC-MS(ESI) m/z: 503[M+H]+。
化合物390D及び390は、化合物217D及び8Eの代わりに、化合物390C及び390Dを用いて、化合物217E及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物390D: LC-MS(ESI) m/z: 383[M+H]
+。化合物390: LC-MS(ESI) m/z: 355[M+H]
+。
(実施例391)
(1-((シクロヘキサンカルボニル)オキシ)エチル 4-(((trans)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(391)の合成)
シクロヘキサンカルボニルクロリド(391A)(5.00g、34.25mmol)及び無水ZnCl
2(232mg、1.72mmol)の混合物に、無水アセトアルデヒド(1.66g、37.67mmol)を-20℃で滴下し、-20℃で2時間撹拌した。これを室温まで徐々に温め、16時間撹拌した。混合物を濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜10%v/v)で精製すると、化合物391Bが得られた。
化合物391Cは、化合物16及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用するピバル酸クロロメチルの代わりに、化合物391B及び溶媒としてのDMFを使用する化合物302Bを用いて、化合物51について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 790[M+Na]+。
化合物391C(160mg、0.21mmol)、トリエチルシラン(0.23mL)、及び10%Pd/C(100mg)のMeOH(20mL)懸濁液を、H
2(1気圧)下、室温で16時間撹拌した。混合物をセライトに通して濾過し、濃縮し、分取HPLCで精製すると、化合物391が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 1073[2M+Na]
+;
(実施例392)
(1-((シクロヘキサンカルボニル)オキシ)プロピル 4-(((trans)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(392)の合成)
化合物392A、392B、及び392は、アセトアルデヒド、溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物16及びピバル酸クロロメチル、並びに391Cの代わりに、プロピオンアルデヒド、溶媒としてのDMFを使用する化合物392A及び化合物302B、並びに392Bを用いて、化合物391B、51、及び391について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物392A:
化合物392B: LC-MS(ESI) m/z: 804[M+Na]
+。化合物392: LC-MS(ESI) m/z: 1101[2M+Na]
+;
(実施例393)
(4-(((trans)-4-(5-クロロ-2-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(393)の合成)
化合物393B、393C、393D、及び393Eは、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、140、亜硝酸イソアミルを使用する30A、並びに酸としてのHCl及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する279Cの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物393A、393B、tert-ブチルニトリルを使用する393C、並びに酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する393Dを用いて、化合物8B、141、30B、及び279Dについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物393B: LC-MS(ESI) m/z: 316[M+H]
+;
化合物393C: LC-MS(ESI) m/z: 318[M+H]
+;
化合物393D: LC-MS(ESI) m/z: 337[M+H]
+;
化合物393E: LC-MS(ESI) m/z: 293[M+H]
+;
化合物393E(820mg、2.8mmol)の無水THF(20mL)溶液に、L-セレクトリド溶液(THF中1M、4.2mL、4.2mmol)を、窒素下、-78℃で滴下し、-78℃で2時間撹拌した。反応混合物を飽和水性NH
4Cl溶液(30mL)でクエンチし、室温で0.5時間撹拌し、EtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)で精製すると、化合物393F-1及び393F-2が得られた。化合物393F-1: LC-MS(ESI) m/z: 277[M-OH]
+;
化合物393F-2: LC-MS(ESI) m/z: 277[M-OH]
+;
化合物393G、393H、及び393は、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物393F-1、393G、及び393Hを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物393G: LC-MS(ESI) m/z: 554[M+H]
+;
化合物393H: LC-MS(ESI) m/z: 526[M+H]
+。化合物393: LC-MS(ESI) m/z: 406[M+H]
+;
(実施例394)
(4-((2-クロロ-4'-シアノ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(394)の合成)
化合物394B、394C、394D、及び394は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、4-ブロモフェノール、8E、並びに1Eの代わりに、(4-シアノフェニル)ボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物394A、394B、394C、並びに394Dを用いて、化合物4B、中間体I、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物394B: LC-MS(ESI) m/z: 228[M-H]
-。化合物394C: LC-MS(ESI) m/z: 489[M+H]
+。化合物394D: LC-MS(ESI) m/z: 459[M-H]
-。化合物394: LC-MS(ESI) m/z: 341[M+H]
+;
(実施例395)
(4-(((trans)-4-(2-クロロ-5-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(395)の合成)
化合物395B、395C、395D、395E、395F-1及び395F-2、395G、395H、及び395は、亜硝酸イソアミルを使用する化合物30A、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する279C、393E、90B、8E、並びに1Eの代わりに、tert-ブチルニトリルを使用する化合物395A、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する395B、溶媒としてのMeOHを使用する395C、溶媒としてのTHF/H
2Oを使用する393D、395E、395F-1、395G、並びに395Hを用いて、化合物30B、4B、141、279D、393F-1及び393F-2、90C、8F、並びに1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物395B:
化合物395C: LC-MS(ESI) m/z: 335[M+H]
+;
化合物395D: LC-MS(ESI) m/z: 337[M+H]
+;
化合物395E: LC-MS(ESI) m/z: 293[M+H]
+;
化合物395F-1: LC-MS(ESI) m/z: 277[M-OH]
+;
化合物395F-2: LC-MS(ESI) m/z: 277[M-OH]
+;
化合物395G: LC-MS(ESI) m/z: 554[M+H]
+。化合物395H: LC-MS(ESI) m/z: 526[M+H]
+。化合物395: LC-MS(ESI) m/z: 406[M+H]
+;
(実施例396)
(4-(((cis)-4-(2-クロロ-5-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(396)の合成)
化合物396A、396B、及び396は、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物395F-2、396A、及び396Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物396A: LC-MS(ESI) m/z: 554[M+H]
+。化合物396B: LC-MS(ESI) m/z: 526[M+H]
+。化合物396: LC-MS(ESI) m/z: 406[M+H]
+;
(実施例397)
(4-((4'-カルバモイル-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(397)の合成)
化合物397A及び397は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、化合物4A、及び1Eの代わりに、4-カルバモイルフェニルボロン酸、中間体I、及び397Aを用いて、化合物4B及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物397A: LC-MS(ESI) m/z: 445[M+H]
+;
化合物397: LC-MS(ESI) m/z: 325[M+H]
+;
(実施例398)
(4-((4'-クロロ-2-(シクロペンチルメトキシ)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(398)の合成)
CH2Cl2(20ml)中の化合物387C(500mg、1.66mmol)及びEt3N(251mg、2.48mmol)の混合物に、Tf2O(560mg、1.99mmol)を0℃で添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜3%v/v)で精製すると、化合物398Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物398B、398C、及び398は、化合物35C、1E、及び8Eの代わりに、化合物398A、398B、及び398Cを用いて、化合物35D、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物398B: LC-MS(ESI) m/z: 578[M+H]
+。化合物398C: LC-MS(ESI) m/z: 458[M+H]
+。化合物398: LC-MS(ESI) m/z: 430[M+H]
+;
(実施例399)
(4-(4-クロロ-3-(シクロヘキシルオキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(399)の合成)
化合物399B、399C、399D、399E、399F、及び399は、化合物90B、中間体H、27B、236C、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、シクロヘキサノール、化合物399A、399B、399C、399D、399E、及び399Fを用いて、化合物90C、27C、236D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物399B:
化合物399C:
化合物399D: LC-MS(ESI) m/z: 227[M+H]
+。化合物399E: LC-MS(ESI) m/z: 486[M+H]
+。化合物399F: LC-MS(ESI) m/z: 366[M+H]
+。化合物399: LC-MS(ESI) m/z: 338[M+H]
+;
(実施例400)
(4-(4-フルオロ-3-((4-(トリフルオロメトキシ)ベンジル)オキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(400)の合成)
化合物400B、400C、400D、及び400は、2-ブロモプロパン、化合物27A、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、1-(クロロメチル)-4-(トリフルオロメトキシ)ベンゼン、化合物400A、400B、400C、及び400Dを用いて、化合物27B、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物400B: LC-MS(ESI) m/z: 303[M+H]
+;
化合物400C: LC-MS(ESI) m/z: 562[M+H]
+。化合物400D: LC-MS(ESI) m/z: 442[M+H]
+;
化合物400: LC-MS(ESI) m/z: 414[M+H]
+;
(実施例401)
(4-((4'-(メチルスルホニル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(401)の合成)
化合物401A、401B、及び401は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、1E、並びに8Eの代わりに、4-(メチルスルホニル)フェニルボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する中間体I、化合物401A、並びに401Bを用いて、化合物4B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物401A: LC-MS(ESI) m/z: 508[M+H]
+。化合物401B: LC-MS(ESI) m/z: 388[M+H]
+。化合物401: LC-MS(ESI) m/z: 360[M+H]
+;
(実施例402)
(4-((1-(2-クロロ-5-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピペリジン-4-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(402)の合成)
化合物402A、402B、402C、402D、及び402は、1-メチルピペラジン、配位子としてのXantophos及び溶媒としてのトルエンを使用する化合物6A、340E、340F、8E、並びに1Eの代わりに、4-ヒドロキシピペリジン、配位子としてのRuphos及び溶媒としてのTHFを使用する化合物395B、402A、402B、402C、並びに402Dを用いて、化合物6B、340F、340G、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物402A: LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]
+。化合物402B: LC-MS(ESI) m/z: 374[M+H]
+。化合物402C: LC-MS(ESI) m/z: 571[M+H]
+。化合物402D: LC-MS(ESI) m/z: 543[M+H]
+。化合物402: LC-MS(ESI) m/z: 423[M+H]
+;
(実施例403)
(4-(((trans)-4-(4-(4H-1,2,4-トリアゾール-4-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(403)の合成)
ピリジン(50mL)中の4-ブロモアニリン(403A)(1.71g、9.94mmol)、N'-ホルミルホルモヒドラジド(2.64g、30mmol)、及びEt
3N(9.74mL、69.9mmol)の混合物をTMSCl(19.2mL、151mmol)に添加し、100℃で一晩撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、水(50mL)で希釈し、EtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をエーテル(30mL)中でスラリー化させ、得られた固体を濾過により回収すると、化合物403Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 224[M+H]
+;
化合物403C、403D、403E、403F-1及び403F-2、並びに403Gは、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、酸としてのHCl及び溶媒としてのアセトンを使用する279C、393E、並びに340Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物403B、溶媒としてのMeOHを使用する403C、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する403D、403E、並びに403F-1を用いて、化合物4B、141、279D、393F-1及び393F-2、並びに340Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物403C: LC-MS(ESI) m/z: 284[M+H]
+。化合物403D: LC-MS(ESI) m/z: 286[M+H]
+;
化合物403E: LC-MS(ESI) m/z: 242[M+H]
+。
化合物403F-1: LC-MS(ESI) m/z: 244[M+H]
+;
化合物403F-2: LC-MS(ESI) m/z: 244[M+H]
+;
化合物403G: LC-MS(ESI) m/z: 322[M+H]
+。
化合物403G(290mg、粗、0.82mmol)のDMF(10ml)溶液に、中間体H(263mg g、0.82mmol)及びCs2CO3(401mg、1.23mmol)を添加した。混合物を90℃で一晩撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物をH2O(50mL)で希釈し、酢酸エチル(200mL)で抽出した。有機層を水(200mL×2)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM中のメタノール、10%v/v)で精製すると、化合物403Hが黄色のフィルム(190mg、収率46%)として得られた。LC-MS(ESI) m/z: 503[M+H]+。
化合物403I及び403は、化合物8E及び1Eの代わりに、化合物403H及び403Iを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物403I: LC-MS(ESI) m/z: 475[M+H]
+。化合物403: LC-MS(ESI) m/z: 355[M+H]
+;
(実施例404)
(4-((trans)-3-(4-シアノフェニル)シクロブトキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(404)の合成)
化合物404B、404C、404D、404E、及び404は、化合物393E、90B、120℃で触媒としてのPd
2(dba)
3を使用する390B、8E、及び1Eの代わりに、化合物404A、404B、140℃で触媒としてのPd(PPh
3)
4を使用する404C、404D、及び404Eを用いて、化合物393F-1、90C、390C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物404B: LC-MS(ESI) m/z: 209[M-OH]
+;
化合物404C: LC-MS(ESI) m/z: 486[M+H]
+。化合物404D: LC-MS(ESI) m/z: 433[M+H]
+;
化合物404E: LC-MS(ESI) m/z: 405[M+H]
+;
化合物404: LC-MS(ESI) m/z: 307[M+Na]
+;
(実施例405)
(4-(((trans)-4-(4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(405)の合成)
化合物405A、405B、及び405Cは、化合物393E、347B、及び90Bの代わりに、化合物347A、405A、及び405Bを用いて、化合物393F-1、347C、及び90Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物405A: LC-MS(ESI) m/z: 159[M-17]+。化合物405B: LC-MS(ESI) m/z: 237[M-17]+。化合物405C: LC-MS(ESI) m/z: 514[M+H]+。
DMSO(5mL)中の化合物405C(200mg、0.39mmol)、1H-1,2,4-トリアゾール(40mg、0.58mmol)、(1R,3R)-N1,N3-ジメチルシクロヘキサン-1,3-ジアミン(11mg、0.08mmol)、CuI(15mg、0.08mmol)、及びK2CO3(74mg、0.54mmol)の混合物を、窒素下、120℃で16時間撹拌した。該混合物をEtOAc(20mL)及び H2O(20mL)で希釈した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM中のMeOH、0%〜6%v/v)で精製すると、化合物405Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 503[M+H]+。
化合物405E及び405は、化合物1E及び8Eの代わりに、化合物405D及び405Eを用いて、化合物1及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物405E: LC-MS(ESI) m/z: 383[M+H]
+。化合物405: LC-MS(ESI) m/z: 355[M+H]
+;
(実施例406)
(4-((2-クロロ-4'-(ピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(406)の合成)
化合物406A、406B、406C、及び406は、塩基としてのK
2CO
3を使用する4-ブロモフェノール、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、8E、並びに1Eの代わりに、塩基としてのCs
2CO
3を使用する化合物394A、1-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2イル)フェニル)ピペリジン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する406A、406B、並びに406Cを用いて、中間体I、化合物4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物406A: LC-MS(ESI) m/z: 466[M+H]
+。化合物406B: LC-MS(ESI) m/z: 547[M+H]
+。化合物406C: LC-MS(ESI) m/z: 519[M+H]
+。化合物406: LC-MS(ESI) m/z: 399[M+H]
+;
(実施例407)
(4-((2'-クロロ-4'-(ピペリジン-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(407)の合成)
化合物407B、407C、407D、407E、及び407は、塩基としてのK2CO3及び溶媒としてのDMFを使用する化合物316A、塩基としてのNa2CO3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H2Oを使用する4A、塩基としてのK2CO3を使用する4-ブロモフェノール、8E、並びに1Eの代わりに、塩基としてのNa2CO3及び溶媒としてのEtOHを使用する化合物407A、塩基としてのK2CO3及び溶媒としてのDMEを使用する407B、塩基としてのCs2CO3を使用する407C、407D、並びに407Eを用いて、化合物316B、4B、中間体I、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物407B: LC-MS(ESI) m/z: 274[M+H]+。化合物407C: LC-MS(ESI) m/z: 288[M-H]+。化合物407D: LC-MS(ESI) m/z: 547[M+H]+。化合物407E: LC-MS(ESI) m/z: 519[M+H]+。化合物407: LC-MS(ESI) m/z: 399[M+H]+;
(実施例408)
(4-(4-クロロ-3-((4-(トリフルオロメトキシ)ベンジル)オキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(408)の合成)
化合物408B、408C、408D、及び408は、2-ブロモプロパン、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDMFを使用する化合物27A、溶媒としてのDMFを使用する4-ブロモフェノール、217D、並びに8Eの代わりに、1-(クロロメチル)-4-(トリフルオロメトキシ)ベンゼン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としてのアセトンを使用する化合物408A、溶媒としてのNMPを使用する408B、408C、並びに408Dを用いて、化合物27B、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物408B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物408C: LC-MS(ESI) m/z: 578[M+H]
+。化合物408D: LC-MS(ESI) m/z: 458[M+H]
+。化合物408: LC-MS(ESI) m/z: 430[M+H]
+;
(実施例409)
(4-(((trans)-4-(キノリン-6-イル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(409)の合成)
化合物409B、409C、409D、409E、409F、409G、及び409は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、279C、393E、90B、8E、及び1Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物409A、溶媒としてのTHFを使用する409B、409C、409D、409E、409F、並びに409Gを用いて、化合物4B、141、279D、393F-1、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物409B: LC-MS(ESI) m/z: 268[M+H]
+;
化合物409C: LC-MS(ESI) m/z: 270[M+H]
+;
化合物409D: LC-MS(ESI) m/z: 226[M+H]
+;
化合物409E: LC-MS(ESI) m/z: 228[M+H]
+;
化合物409F: LC-MS(ESI) m/z: 487[M+H]
+。化合物409G: LC-MS(ESI) m/z: 459[M+H]
+。化合物409: LC-MS(ESI) m/z: 339[M+H]
+;
(実施例410)
(4-(((trans)-4-(キノリン-6-イル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(410)の合成)
化合物410A、410B、及び410は、中間体H、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、中間体D、化合物409E-1、410A、及び410Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物410A: LC-MS(ESI) m/z: 503[M+H]
+。化合物410B: LC-MS(ESI) m/z: 475[M+H]
+。化合物410: LC-MS(ESI) m/z: 355[M+H]
+;
(実施例411)
(4-(((trans)-4-(2-クロロ-5-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(411)の合成)
化合物411A、411B、及び411は、中間体H、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、中間体D、化合物395F-1、411A、及び411Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物411A: LC-MS(ESI) m/z: 570[M+H]
+。化合物411B: LC-MS(ESI) m/z: 542[M+H]
+。化合物411: LC-MS(ESI) m/z: 422[M+H]
+;
(実施例412)
(4-(((trans)-4-(4-(2-オキソピロリジン-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(412)の合成)
化合物412A、412B、及び412は、化合物297B、並びに配位子としてのX-phos及び塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する中間体I、8E、並びに1Eの代わりに、ピロリジン-2-オン、配位子としてのt-ブチルbrettphos及び塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としてのtert-ブタノール/水を使用する化合物405C、412A、並びに412Bを用いて、化合物301A、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物412A: LC-MS(ESI) m/z: 519[M+H]
+。化合物412B: LC-MS(ESI) m/z: 491[M+H]
+。化合物412: LC-MS(ESI) m/z: 371[M+H]
+;
(実施例413)
(4-((4'-スルファモイル-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(413)の合成)
化合物413A、413B、及び413は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、8E、並びに1Eの代わりに、4-スルファモイルフェニルボロン酸、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する中間体H、化合物413A、並びに413Bを用いて、化合物4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物413A: LC-MS(ESI) m/z: 509[M+H]
+。化合物413B: LC-MS(ESI) m/z: 983[2M+Na]
+。化合物413: LC-MS(ESI) m/z: 361[M+H]
+;
(実施例414)
(4-(((trans)-4-(4-(ジメチルカルバモイル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(414)の合成)
化合物405C(600mg、1.17mmol)のDMF(10mL)溶液に、ジメチルアミン(3mL、5.83mmol)及びPd(PPh3)2Cl2(164mg、0.234mmol)を添加し、CO(4気圧)下、120℃で8時間撹拌した。室温にまで冷却した後、該混合物をH2O(30mL)で希釈し、EtOAc(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)により精製すると、化合物414Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 507[M+H]+。
化合物414B及び414は、化合物8E及び1Eの代わりに、化合物414A及び414Bを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物414B: LC-MS(ESI) m/z: 479[M+H]
+。化合物414: LC-MS(ESI) m/z: 359[M+H]
+。
(実施例415)
(4-(4-クロロ-3-((4-(トリフルオロメチル)ベンジル)オキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(415)の合成)
化合物415A、415B、415C、及び415は、2-ブロモプロパン、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDMFを使用する化合物27A、溶媒としてのDMFを使用する4-ブロモフェノール、217D、並びに8Eの代わりに、1-(クロロメチル)-4-(トリフルオロメチル)ベンゼン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としてのアセトンを使用する化合物408A、溶媒としてのNMPを使用する415A、415B、並びに415Cを用いて、化合物27B、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物415A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物415B: LC-MS(ESI) m/z: 562[M+H]
+。化合物415C: LC-MS(ESI) m/z: 442[M+H]
+。化合物415: LC-MS(ESI) m/z: 414[M+H]
+;
(実施例416)
(4-(((trans)-4-(4-(モルホリン-4-カルボニル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(416)の合成)
化合物416A、416B、及び416は、ジメチルアミン、化合物8E、及び1Eの代わりに、モルホリン、化合物416A、及び416Bを用いて、化合物414A、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物416A: LC-MS(ESI) m/z: 549[M+H]
+。化合物416B: LC-MS(ESI) m/z: 521[M+H]
+。化合物416: LC-MS(ESI) m/z: 401[M+H]
+。
(実施例417)
(4-(((trans)-4-(4-(ピペリジン-1-カルボニル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(417)の合成)
化合物417A、417B、及び417は、ジメチルアミン、化合物8E、及び1Eの代わりに、ピペリジン、化合物417A、及び417Bを用いて、化合物414A、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物417A: LC-MS(ESI) m/z: 547[M+H]
+。化合物417B: LC-MS(ESI) m/z: 519[M+H]
+。化合物417: LC-MS(ESI) m/z: 399[M+H]
+。
(実施例418)
(4-(((trans)-4-(4-(1H-ピラゾール-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(418)の合成)
化合物418A、418B、及び418は、1H-1,2,4-トリアゾール、化合物8E、及び1Eの代わりに、1H-ピラゾール、化合物418A、及び418Bを用いて、化合物405D、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物418A: LC-MS(ESI) m/z: 502[M+H]
+。化合物418B: LC-MS(ESI) m/z: 474[M+H]
+。化合物418: LC-MS(ESI) m/z: 354[M+H]
+;
(実施例419)
(4-(((trans)-4-(3-クロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(419)の合成)
化合物419A、419B、及び419は、カップリング試薬としてのDIADを使用する化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、カップリング試薬としてのDEADを使用する化合物360D-1、419A、及び419Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物419A: LC-MS(ESI) m/z: 554[M+H]
+。化合物419B: LC-MS(ESI) m/z: 526[M+H]
+。化合物419: LC-MS(ESI) m/z: 406[M+H]
+;
(実施例420)
(4-(((trans)-3-(4-シアノフェニル)シクロブチル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(420)の合成)
化合物420A、420B、及び420は、中間体H、溶媒としてのTHFを使用する化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、中間体D、溶媒としてのジクロロメタンを使用する化合物304B、420A、及び420Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物420A: LC-MS(ESI) m/z: 449[M+H]
+。化合物420B: LC-MS(ESI) m/z: 419[M-H]
-。化合物420: LC-MS(ESI) m/z: 301[M+H]
+;
(実施例421)
(4-(4-シアノ-3-((4-(トリフルオロメトキシ)ベンジル)オキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(421)の合成)
化合物421B、421C、421D、及び421は、2-ブロモプロパン、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDMFを使用する化合物27A、4-ブロモフェノール、217D、並びに8Eの代わりに、1-(クロロメチル)-4-(トリフルオロメトキシ)ベンゼン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としてのアセトンを使用する化合物421A、421B、421C、並びに421D化合物27B、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物421B: LC-MS(ESI) m/z: 310[M+H]
+;
化合物421C: LC-MS(ESI) m/z: 569[M+H]
+。
化合物421D: LC-MS(ESI) m/z: 449[M+H]
+。化合物421: LC-MS(ESI) m/z: 421[M+H]
+;
(実施例422)
(4-(((trans)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(422)の合成)
化合物422A、422B、及び422は、中間体H、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、中間体D、化合物272E-1、422A、及び422Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物422A: LC-MS(ESI) m/z: 536[M+H]
+。化合物422B: LC-MS(ESI) m/z: 508[M+H]
+。化合物422: LC-MS(ESI) m/z: 388[M+H]
+;
(実施例423)
(4-(4-クロロ-3-((4-シアノベンジル)オキシ)フェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(423)の合成)
化合物423A、423B、423C、及び423は、2-ブロモプロパン、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDMFを使用する化合物27A、溶媒としてのDMFを使用する4-ブロモフェノール、217D、並びに8Eの代わりに、4-(クロロメチル)ベンゾニトリル、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としてのアセトンを使用する化合物408A、溶媒としてのNMPを使用する423A、423B、並びに423Cを用いて、化合物27B、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物423A: LC-MS(ESI) m/z: 260[M+H]
+;
化合物423B: LC-MS(ESI) m/z: 519[M+H]
+;
化合物423C: LC-MS(ESI) m/z: 399[M+H]
+。化合物423: LC-MS(ESI) m/z: 371[M+H]
+;
(実施例424)
(4-(((trans)-4-(2,4-ジフルオロフェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(424)の合成)
化合物424B、424C、424D、424E、424F、424G、及び424は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、酸としてのHCl及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する279C、393E、90B、8E、並びに1Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としてのDMEを使用する化合物424A、溶媒としてのMeOHを使用する424B、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する424C、424D、424E、424F、並びに424Gを用いて、化合物4B、141、279D、393F-1、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物424B: LC-MS(ESI) m/z: 253[M+H]
+。
化合物424C: LC-MS(ESI) m/z: 255[M+H]
+。化合物424D: LC-MS(ESI) m/z: 211[M+H]
+。化合物424E: LC-MS(ESI) m/z: 195[M-OH]
+。
化合物424F: LC-MS(ESI) m/z: 472[M+H]
+。化合物424G: LC-MS(ESI) m/z: 444[M+H]
+。化合物424: LC-MS(ESI) m/z: 324[M+H]
+;
(実施例425)
(4-(((trans)-4-(4-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(425)の合成)
化合物425A(4g、20mmol)及び1,1-ジメトキシ-N,N-ジメチルメタンアミン(20mL)の混合物を100℃で一晩加熱した。該混合物を濃縮すると、粗化合物425Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 255[M+H]+。
化合物425B(5.1g、20mmol)の酢酸(50mL)溶液に、ヒドラジン水和物(1.2g、23.99mmol)を添加した。混合物を90℃で3時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(100mL)から再結晶化させると、化合物425Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 224[M+H]
+;
化合物425C(3.25g、14.5mmol)のDMF(50mL)溶液に、NaH(696mg、17.4mmol)を0℃で少しずつ添加し、次いで、SEMCl(2.9g、17.4mmol)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、酢酸エチル(200mL)で希釈し、水(200mL×3)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物425Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 354[M+H]+。
化合物425E、425F、425G、425H、425I、425J、425K、及び425は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、酸としてのHCl及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する279C、393E、340E、塩基としてのCs
2CO
3を使用する403G、8E、並びに1Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物425D、溶媒としてのMeOHを使用する425E、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する425F、425G、425H、塩基としてのK
2CO
3を使用する425I、425J、並びに425Kを用いて、化合物8B、141、279D、393F-1、340F、403H、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物425E: LC-MS(ESI) m/z: 414[M+H]
+。化合物425F: LC-MS(ESI) m/z: 416[M+H]
+。化合物425G: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+。化合物425H: LC-MS(ESI) m/z: 374[M+H]
+。化合物425I: LC-MS(ESI) m/z: 452[M+H]
+。化合物425J: LC-MS(ESI) m/z: 633[M+H]
+。化合物425K: LC-MS(ESI) m/z: 605[M+H]
+。化合物425: LC-MS(ESI) m/z: 355[M+H]
+;
(実施例426)
(4-((trans)-3-(4-(ピペリジン-1-イル)フェニル)シクロブトキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(426)の合成)
化合物426A、426B、及び426は、1-メチルピペラジン、塩基としてのtBuONa及び溶媒としてのトルエンを使用する化合物6A、8E、並びに1Eの代わりに、ピペリジン、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物404C、426A、並びに426Bを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物426A: LC-MS(ESI) m/z: 491[M+H]
+;
化合物426B: LC-MS(ESI) m/z: 463[M+H]
+。化合物426: LC-MS(ESI) m/z: 343[M+H]
+;
(実施例427)
(4-(((3aR,5s,6aS)-2-(3,4-ジクロロフェニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(427)の合成)
化合物427B、427C、427D、427E、427F、及び427は、化合物57B、並びに酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する175D、297A、70℃の297B、90B、1E、並びに8Eの代わりに、化合物427A、酸としてのHCl及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する427B、1,2-ジクロロ-4-フルオロベンゼン、100℃の427C、427D、427E、並びに425Fを用いて、化合物57C、175E、297C、90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物427B: LC-MS(ESI) m/z: 228[M+H]
+。化合物427C: LC-MS(ESI) m/z: 128[M+H]
+。化合物427D: LC-MS(ESI) m/z: 272[M+H]
+。化合物427E: LC-MS(ESI) m/z: 531[M+H]
+。化合物427F: LC-MS(ESI) m/z: 411[M+H]
+。化合物427: LC-MS(ESI) m/z: 383[M+H]
+;
(実施例428)
(4-(((3aR,5s,6aS)-2-(3,4-ジクロロフェニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(428)の合成)
化合物428A、428B、428C、及び428は、化合物340E、340F、1E、及び8Eの代わりに、化合物427D、428A、428B、及び428Cを用いて、化合物340F、340G、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物428A: LC-MS(ESI) m/z: 350[M+H]
+。化合物428B: LC-MS(ESI) m/z: 547[M+H]
+。化合物428C: LC-MS(ESI) m/z: 427[M+H]
+。化合物428: LC-MS(ESI) m/z: 399[M+H]
+;
(実施例429)
(4-((1-(2-クロロ-5-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピペリジン-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(429)の合成)
化合物429A、429B、及び429は、化合物403G、8E、及び1Eの代わりに、化合物402B、428A、及び429Bを用いて、化合物403H、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物429A: LC-MS(ESI) m/z: 555[M+H]
+。化合物429B: LC-MS(ESI) m/z: 527[M+H]
+。化合物429: LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]+;
(実施例430)
(4-(((trans)-4-(5-クロロ-2-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(430)の合成)
化合物430A、430B、及び430は、中間体H、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、中間体D、化合物393F-1、430A、及び430Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物430A: LC-MS(ESI) m/z: 570[M+H]
+。化合物430B: LC-MS(ESI) m/z: 542[M+H]
+。化合物430: LC-MS(ESI) m/z: 422[M+H]
+;
(実施例431)
(4-(((trans)-4-(4-(1,3,4-チアジアゾール-2-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(431)の合成)
4-ブロモベンゾヒドラジド431A(460mg、2.15mmol)のトルエン(12mL)溶液に、未希釈のギ酸(1.5g、32.6mmol)を10分間かけて滴下し、マイクロ波反応器中、120℃で90分間加熱し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、50%v/v)により精製すると、化合物431Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 243[M+H]+。
化合物431B(400mg、1.65mmol)のトルエン(12mL)溶液に、ローソン試薬(1.0g、2.47mmol)を添加し、マイクロ波反応器中、90℃で30分間加熱し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%v/v)により精製すると、化合物431Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 241[M+H]+。
化合物431D、431E、431F、431G、431H、431I、431J、及び431は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、酸としてのHCl及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する279C、393E、340E、塩基としてのCs
2CO
3を使用する403G、8E、並びに1Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物431C、溶媒としてのMeOHを使用する431D、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する431E、431F、431G、塩基としてのK
2CO
3を使用する431H、431I、並びに431Jを用いて、化合物8B、141、279D、393F-1及び393F-2、340F、403H、8F、並びに1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物431D: LC-MS(ESI) m/z: 301[M+H]
+。化合物431E: LC-MS(ESI) m/z: 303[M+H]
+。化合物431F: LC-MS(ESI) m/z: 259[M+H]
+。化合物431G: LC-MS(ESI) m/z: 261[M+H]
+。化合物431H: LC-MS(ESI) m/z: 339[M+H]
+。化合物431I: LC-MS(ESI) m/z: 520[M+H]
+。化合物431J: LC-MS(ESI) m/z: 492[M+H]
+。化合物431: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+;
(実施例432)
(4-(((trans)-4-(4-(ピペリジン-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(432)の合成)
化合物432A、432B、432C、432D、及び432は、化合物340E、340F、1-メチルピペラジン、溶媒としてのトルエンを使用する6A、8E、及び1Eの代わりに、化合物405B、432A、ピペリジン、溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する432B、432C、及び432Dを用いて、化合物340F、340G、6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物432A: LC-MS(ESI) m/z: 355[M+Na]
+。化合物432B: LC-MS(ESI) m/z: 530[M+H]
+。化合物432C: LC-MS(ESI) m/z: 535[M+H]
+。化合物432D: LC-MS(ESI) m/z: 507[M+H]
+。化合物432: LC-MS(ESI) m/z: 387[M+H]
+。
(実施例433)
(4-(((trans)-4-(4-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(433)の合成)
4-ブロモベンゾヒドラジド(431A)(5.0g、23.36mmol)及びトリエトキシメタン(50mL)の混合物を120℃で12時間で撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を石油エーテル(200mL)中で15分間スラリー化させ、濾過すると、化合物433Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 225[M+H]+。
化合物433B、433C、433D、433E、433F、433G、及び433は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、溶媒としてのEtOAcを使用する140、酸としてのHCl及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する279C、393E、90B、8E、並びに1Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物433A、溶媒としてのMeOHを使用する433B、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する433C、433D、433E、433F、並びに433Gを用いて、化合物8B、141、279D、393F-1、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物433B: LC-MS(ESI) m/z: 285[M+H]
+。化合物433C: LC-MS(ESI) m/z: 287[M+H]
+。化合物433D: LC-MS(ESI) m/z: 243[M+H]
+。化合物433E: LC-MS(ESI) m/z: 245[M+H]
+。化合物433F: LC-MS(ESI) m/z: 504[M+H]
+。化合物433G: LC-MS(ESI) m/z: 476[M+H]
+。化合物433: LC-MS(ESI) m/z: 356[M+H]
+;
(実施例434)
(4-(((trans)-3-(4-(ピペリジン-1-イル)フェニル)シクロブチル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(434)の合成)
化合物434A、434B、及び434は、1-メチルピペラジン、塩基としてのt-BuONa及び溶媒としてのトルエンを使用する化合物6A、8E、並びに1Eの代わりに、ピペリジン、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物420A、434A、並びに434Bを用いて、化合物6B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物434A: LC-MS(ESI) m/z: 507[M+H]
+。化合物434B: LC-MS(ESI) m/z: 479[M+H]
+。化合物434: LC-MS(ESI) m/z: 359[M+H]
+;
(実施例435)
(4-((スピロ[4.5]デカン-8-イルチオ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(435)の合成)
化合物435A、435B、435C、435D、435E、及び435は、化合物340E、350B、350C、NMPF溶媒を使用する243A、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する256D、並びに8Eの代わりに、化合物284H、435A、435B、DMF溶媒を使用する435C、酸と溶媒の両方としてのTFAを使用する435D、及び435Eを用いて、化合物340F、350C、350D、243B、256、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物435A:
化合物435B:
化合物435C:
化合物435D: LC-MS(ESI) m/z: 444[M+H]
+。化合物435E: LC-MS(ESI) m/z: 416[M+H]
+。化合物435: LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]
+;
(実施例436)
(4-(((trans)-4-(4-(ピペリジン-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(436)の合成)
化合物436A、436B、及び436は、1-メチルピペラジン、配位子としてのXantphos及び塩基としてのt-BuONa及び溶媒としてのトルエンを使用する化合物6A、8E、並びに塩基としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する256Dの代わりに、ピペリジン、配位子としてのX-phos及び塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物405C、436A、並びに塩基と溶媒の両方としてのTFAを使用する436Bを用いて、化合物6B、8F、及び256について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物436A: LC-MS(ESI) m/z: 519[M+H]
+。化合物436B: LC-MS(ESI) m/z: 491[M+H]
+。化合物436: LC-MS(ESI) m/z: 371[M+H]
+。
(実施例437)
(4-((4-シアノ-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(437)の合成)
室温の2-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)アセトニトリル(437A、32.8g、163mmol)及びアクリル酸メチル(28.1g、326mmol)のTHF(475mL)溶液に、カリウム t-ブトキシド(55g、489mmol)を添加し、室温で1時間撹拌し、次いで、水(2.4L)を添加した。混合物を70℃で2時間撹拌し、酢酸エチル(500mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(5%〜35%の石油エーテル中の酢酸エチルで溶出)により精製すると、化合物437Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 284[M+H]
+;
化合物437C、437D、437E、及び437は、化合物57B、90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物437B、437C、437D、及び437Eを用いて、化合物57C、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物437C: LC-MS(ESI) m/z: 286[M+H]
+;
化合物437D: LC-MS(ESI) m/z: 545[M+H]
+;
化合物437E: LC-MS(ESI) m/z: 517[M+H]
+。化合物437: LC-MS(ESI) m/z: 397[M+H]
+;
(実施例438)
(4-(((trans)-4-(4-(メチルスルホニル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(438)の合成)
(4-ブロモフェニル)(メチル)スルファン(438A、4.5g、22.17mmol)のジクロロメタン(100mL)溶液に、m-クロロベンゾペルオキシ酸(11.44g、66.51mmol)を数回に分けて0℃で添加し、室温で16時間撹拌し、濾過した。濾液を飽和水性NaHCO
3溶液(60mL×2)及びブライン(60mL)で洗浄し、無水硫酸上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜40%v/v)で精製すると、化合物438Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 235[M+H]
+;
化合物438C、438D、438E、438F-1及び438F-2、438G、438H、並びに438は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、140、溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する279C、393E、90B、8E、並びに1Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物438B、438C、溶媒としてのTHF/MeOHを使用する438D、438E、438F-1、438G、並びに438Hを用いて、化合物4B、141、279D、393F-1及び393F-2、90C、8F、並びに1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物438C: LC-MS(ESI) m/z: 295[M+H]
+;
化合物438D: LC-MS(ESI) m/z: 297[M+H]
+。化合物438E: LC-MS(ESI) m/z: 253[M+H]
+;
化合物438F-1: LC-MS(ESI) m/z: 237[M-17]
+;
化合物438F-2: LC-MS(ESI) m/z: 255[M+H]
+;
化合物438G: LC-MS(ESI) m/z: 514[M+H]
+。化合物438H: LC-MS(ESI) m/z: 486[M+H]
+。化合物438: LC-MS(ESI) m/z: 366[M+H]
+;
(実施例439)
(4-(((trans)-4-(4-(メチルスルホニル)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(439)の合成)
化合物439A、439B、及び439は、中間体H、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、中間体D、化合物438F1、439A、及び439Bを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物439A: LC-MS(ESI) m/z: 530[M+H]
+。化合物439B: LC-MS(ESI) m/z: 502[M+H]
+。化合物439: LC-MS(ESI) m/z: 382[M+H]
+;
(実施例440)
(4-(3-メトキシ-3-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロブトキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(440)の合成)
化合物440Bは、化合物263A及び263Bの代わりに、化合物272A及び440Aを用いて、化合物263Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 361[M+Na]
+;
化合物440B(500mg、1.48mmol)のTHF(5mL)溶液に、NaH(89mg、2.2mmol)を0℃で添加した。0℃で10分間撹拌した後、混合物に、CH3I(312mg、2.2mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。混合物を飽和NH4Cl溶液(50mL)でクエンチし、EtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(PE中のAcOEt、17%v/v)により精製すると、化合物440Cが無色のフィルム(307mg、収率59%)として得られた。LC-MS(ESI) m/z: 375[M+Na]+。
MeOH(30mL)中の化合物440C(304mg、0.86mmol)及びPd/C(10%、150mg)の混合物を、水素下、室温(1気圧)で12時間撹拌した。該混合物をセライトに通して濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(PE中のAcOEt、50%v/v)により精製すると、化合物440Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物440E、440F、及び440は、化合物90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物440D、440E、及び440Fを用いて、化合物90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物440E: LC-MS(ESI) m/z: 522[M+H]
+。化合物440F: LC-MS(ESI) m/z: 494[M+H]
+。化合物440: LC-MS(ESI) m/z: 374[M+H]
+。
(実施例441)
(4-(((trans)-4-(3-クロロ-4-(ピペリジン-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(441)の合成)
ピペリジン-2-オン(3.96g、40mmol)のDMF(40mL)溶液に、NaH(1.6g、40mmol)を0℃で添加し、N
2下、0℃で5分間撹拌した。混合物に、2-クロロ-1-フルオロ-4-ニトロベンゼン(441A、6.96g、40mmol)を添加し、室温で15時間撹拌し、水(40mL)で希釈し、EtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、50%〜80%v/v)により精製すると、化合物441Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 255[M+H]
+;
化合物441C、441D、441E、441F、441G、441H、441I、441J、441K、及び440は、化合物186D、水性HCl溶液(47%)及びCuClを使用する56A、塩基としてのCs
2CO
3を使用する3,4-ジクロロフェニルボロン酸及び8A、140、酸としてのHCl及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する279C、393E、90B、182A、8E、並びに1Eの代わりに、化合物441B、水性HBr溶液(47%)及びCuBr
2を使用する441C、塩基としてのK
2CO
3を使用する4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン及び441D、441E、酸としてのTFA溶液(4M)及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する441F、441G、441H、441I、441J、並びに441Kを用いて、化合物186E、56B、8B、141、279D、393F-1及び393F-2、90C、182B、8F、並びに1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物441C: LC-MS(ESI) m/z: 225[M+H]
+。化合物441D: LC-MS(ESI) m/z: 288[M+H]
+。化合物441E: LC-MS(ESI) m/z: 348[M+H]
+。化合物441F: LC-MS(ESI) m/z: 350[M+H]
+。化合物441G: LC-MS(ESI) m/z: 306[M+H]
+;
化合物441H: LC-MS(ESI) m/z: 308[M+1]
+。
化合物441I: LC-MS(ESI) m/z: 567[M+H]
+。化合物441J: LC-MS(ESI) m/z: 553[M+H]
+。化合物441K: LC-MS(ESI) m/z: 525[M+H]
+。化合物441: LC-MS(ESI) m/z: 405[M+H]
+;
(実施例442)
(4-(((cis)-4-(3-クロロ-4-(ピペリジン-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(442-1)及び4-(((trans)-4-(3-クロロ-4-(ピペリジン-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(442-2)の合成)
化合物442A、442B、442C、442-1、及び442-2は、化合物90B、182A、8E、及び1Eの代わりに、化合物441H、442A、442B、及び442Cを用いて、化合物90C、182B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物442A: LC-MS(ESI) m/z: 583[M+H]
+。化合物442B: LC-MS(ESI) m/z: 569[M+H]
+。化合物442C: LC-MS(ESI) m/z: 541[M+H]
+。化合物442-1: LC-MS(ESI) m/z: 421[M+H]
+;
化合物442-2: LC-MS(ESI) m/z: 421[M+H]
+;
(実施例443)
(4-(((1r,4r)-4-メチル-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(443)の合成)
トルエン(250mL)中の化合物437B(13.0g、45.95mmol)、エチレングリコール(2.9g、46.85mol)、及びp-TSOH(111mg、0.643mmol)の混合物を、ディーン・スタークトラップを使用することにより水を連続除去しながら、還流状態で6時間加熱した。該混合物を真空中で濃縮し、残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物443Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 328[M+H]+。
化合物443A(8g、24.45mmol)のトルエン(160mL)溶液に、水素化ジイソブチルアルミニウムのトルエン(1M、37mL、37mmol)溶液を-78℃で滴下し、-78℃で2時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(300mL)及び水(10mL)でクエンチし、室温で20分間撹拌し、希HCl溶液(2N、200mL)及び水(200mL)及びブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗化合物443Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 331[M+H]
+;
N
2H
4-H
2O(6.54g、121.2mmol)のエチレングリコール(20mL)溶液に、化合物443B(4g、12.12mmol)を滴下し、室温で1時間撹拌し、次いで、粉末状のKOH(2.71g、48.48mmol)を添加した。還流状態で4時間加熱した後、混合物を室温にまで冷却し、H
2O(300mL)で希釈し、酢酸エチル(200mL×2)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物443Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 317[M+H]
+;
化合物443D、443E、443F-1、443F-2、443G、及び443は、酸としてのHCl及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物279C、溶媒としてのMeOHを使用する57B、溶媒としてのTHFを使用する90B、8E、並びに1Eの代わりに、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する化合物443C、溶媒としてのEtOHを使用する443D、溶媒としてのトルエンを使用する443E、443F-1、並びに443Gを用いて、化合物279D、57C、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物443D: LC-MS(ESI) m/z: 273[M+H]
+;
化合物443E: LC-MS(ESI) m/z: 257[M-OH]
+。化合物443F-1: LC-MS(ESI) m/z: 534[M+H]
+;
化合物443F-2: LC-MS(ESI) m/z: 534[M+H]
+;
化合物443G: LC-MS(ESI) m/z: 506[M+H]
+。化合物443: LC-MS(ESI) m/z: 386[M+H]
+;
(実施例444)
(4-(((1s,4s)-4-メチル-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(444)の合成)
化合物444A及び444は、化合物8E及び1Eの代わりに、化合物443F-2及び444Aを用いて、化合物8F及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物444A: LC-MS(ESI) m/z: 506[M+H]
+。化合物444: LC-MS(ESI) m/z: 386[M+H]
+;
(実施例445)
(4-(4-クロロ-3-シクロプロポキシフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(445)の合成)
化合物445A、445B、445C、445D、445E、及び445は、2-ブロモプロパン、化合物27A、27B、236C、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、ブロモシクロプロパン、化合物218A、445A、445B、445C、445D、及び445Eを用いて、化合物27B、27C、236D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物445A:
化合物445B:
化合物445C: LC-MS(ESI) m/z: 185[M+H]
+。化合物445D: LC-MS(ESI) m/z: 444[M+H]
+。化合物445E: LC-MS(ESI) m/z: 324[M+H]
+。化合物445: LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]
+;
(実施例446)
(4-(((trans)-4-(4-シクロプロポキシフェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(446)の合成)
化合物446B、446C、446D、446E、446F、446G、及び446は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、140、酸としてのHCl及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する279C、393E、90B、溶媒としてのMeOHを使用する380D、並びに8Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物446A、446B、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する446C、446D、446E、溶媒としてのTHFを使用する446F、並びに446Gを用いて、化合物8B、141、279D、393F-1及び393F-2、90C、380E、並びに8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物446B: LC-MS(ESI) m/z: 273[M+H]
+;
化合物446C: LC-MS(ESI) m/z: 275[M+H]
+。化合物446D: LC-MS(ESI) m/z: 231[M+H]
+;
化合物446E: LC-MS(ESI) m/z: 215[M-OH]
+;
化合物446F: LC-MS(ESI) m/z: 492[M+H]
+。化合物446G: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+。化合物446: LC-MS(ESI) m/z: 366[M+Na]
+;
(実施例447)
(4-(((trans)-4-(4-フルオロフェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(447)の合成)
化合物447B、447C、447D、447E、447F、447G、及び447は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、140、酸としてのHCl及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する279C、393E、90B、1E、並びに8Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物447A、447B、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する447C、447D、447E、447F、並びに447Gを用いて、化合物4B、141、279D、393F-1及び393F-2、90C、1、並びに8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物447B: LC-MS(ESI) m/z: 235[M+H]
+;
化合物447C: LC-MS(ESI) m/z: 237[M+H]
+;
化合物447D: LC-MS(ESI) m/z: 193[M+H]
+;
化合物447E: LC-MS(ESI) m/z: 177[M-OH]
+;
化合物447F: LC-MS(ESI) m/z: 454[M+H]
+。化合物447G: LC-MS(ESI) m/z: 426[M+H]
+。化合物447: LC-MS(ESI) m/z: 306[M+H]
+;
(実施例448)
(4-(4-クロロ-3-シクロブトキシフェノキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(448)の合成)
化合物448A、448B、448C、448D、448E、及び448は、化合物90B、中間体H、27B、236C、4-ブロモフェノール、217D、及び8Eの代わりに、シクロブタノール、化合物218A、448A、448B、448C、448D、及び445Eを用いて、化合物90C、27C、236D、中間体I、217E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物448A:
化合物448B:
化合物448C: LC-MS(ESI) m/z: 199[M+H]
+。化合物448D: LC-MS(ESI) m/z: 458[M+H]
+。化合物448E: LC-MS(ESI) m/z: 338[M+H]
+;
化合物448: LC-MS(ESI) m/z: 310[M+H]
+;
(実施例449)
(4-(3-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロブトキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(449)の合成)
化合物449A、449B、449C、及び449は、化合物440C、90B、263C、及び8Eの代わりに、化合物440B、449A、449B、及び449Cを用いて、化合物440D、90C、263D、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物449A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物449B: LC-MS(ESI) m/z: 512[M+Na]
+。化合物449C: LC-MS(ESI) m/z: 372[M+H]
+。化合物449: LC-MS(ESI) m/z: 344[M+H]
+。
(実施例450)
(4-((4'-(1H-ピラゾール-1-イル)-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(450)の合成)
NMP(20mL)中の1H-ピラゾール(680mg、10mmol)、1-ブロモ-4-フルオロベンゼン(450A、3.50g、20mmol)、及びK3PO4(6.37g、30mmol)の混合物を、密封管中、200℃で2時間加熱した。該混合物を室温にまで冷却し、水(100mL)でクエンチし、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、10%、v/v)で精製すると、化合物450Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 223[M+H]+。
化合物450C、450D、450E、及び450は、2-ブロモプロパン、化合物27B、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する4-ブロモフェニルボロン酸及び4A、8E、並びに1Eの代わりに、化合物450B、450C、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する中間体I、450D、並びに450Eを用いて、化合物27C、4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物450C: LC-MS(ESI) m/z: 271[M+H]
+。化合物450D: LC-MS(ESI) m/z: 496[M+H]
+。化合物450E: LC-MS(ESI) m/z: 468[M+H]
+。化合物450: LC-MS(ESI) m/z: 348[M+H]
+;
(実施例451)
(4-(((trans)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(451)の合成)
エタノール(20mL)中の化合物272J(2.6g、10mmol)及びNH2OH・HCl(690mg、10mmol)の混合物を80℃で2時間撹拌した。該混合物を濃縮すると、粗化合物451Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 274[M+H]+。
EtOH(50mL)中の化合物451A(3.7g、10mmol)及びラニー(Ranny)-Ni(1g)の混合物に、N2H4の水(85%、5ml)溶液を室温で滴下した。混合物を室温で16時間撹拌し、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%〜100%v/v)で精製すると、化合物451Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 260[M+H]+。
化合物451C-1、451C-2、451D、及び451は、化合物6A、塩基としてのtBuONa及び溶媒としてのトルエンを使用する1-メチルピペラジン、1E、並びに8Eの代わりに、中間体A、塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としてのNMPを使用する化合物451B、451C-1、並びに451Dを用いて、化合物6B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物451C-1: LC-MS(ESI) m/z: 519[M+H]
+;
化合物451C-2: LC-MS(ESI) m/z: 519[M+H]
+;
化合物451D: LC-MS(ESI) m/z: 399[M+H]
+。化合物451: LC-MS(ESI) m/z: 371[M+H]
+;
(実施例452)
(4-(((cis)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(452)の合成)
化合物452A及び452は、化合物1E及び8Eの代わりに、451C-2及び452Aを用いて、化合物1及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物452A: LC-MS(ESI) m/z: 399[M+H]
+。化合物452: LC-MS(ESI) m/z: 371[M+H]
+;
(実施例453)
(4-((4-ヒドロキシ-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(453)の合成)
化合物453A、453B、453C、及び453は、化合物263C、溶媒としてのTHFを使用する90B、溶媒としてのMeOHを使用する380D、及び8Eの代わりに、化合物272C、溶媒としてのトルエンを使用する453A、溶媒としてのTHFを使用する453B、及び453Cを用いて、化合物263D、90C、380E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物453A:
化合物453B: LC-MS(ESI) m/z: 536[M+H]
+。化合物453C: LC-MS(ESI) m/z: 416[M+H]
+。化合物453: LC-MS(ESI) m/z: 388[M+H]
+。
(実施例454)
(4-((4'-(トリフルオロメトキシ)-2,3,4,5-テトラヒドロ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(454)の合成)
化合物453(0.04g、0.103mmol)及びBF
3-Et
2O(0.035g、0.246mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。該混合物を減圧下で濃縮した。残渣を分取HPLCで精製すると、化合物454が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 370[M+H]
+。
(実施例455)
(4-(((cis-3a,6a)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)オクタヒドロペンタレン-2-イル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(455)の合成)
化合物455Aは、化合物263A及び263Bの代わりに、化合物272A及びテトラヒドロペンタレン-2,5(1H,3H)-ジオンを用いて、化合物263Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 283[M-OH]+。
化合物455A(2g、6.66mmol)のトルエン(40mL)溶液に、4-メチルベンゼンスルホン酸(115mg、0.666mmol)を添加し、110℃で4時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物455Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物455C、455D、455E、455F、及び455は、化合物140、393E、カップリング試薬としてのDIADを使用する90B、8E、及び1Eの代わりに、化合物455B、455C、カップリング試薬としてのDEADを使用する455D、455E、及び455Fを用いて、化合物141、393F-1、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物455C: LC-MS(ESI) m/z: 285[M+H]
+;
化合物455D: LC-MS(ESI) m/z: 269[M-OH]
+;
化合物455E: LC-MS(ESI) m/z: 546[M+H]
+。
化合物455F: LC-MS(ESI) m/z: 518[M+H]
+。化合物455: LC-MS(ESI) m/z: 420[M+Na]
+;
(実施例456)
(4-((((trans)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(456)の合成)
化合物272E-2(3.76g、14.45mmol)のTHF(100mL)溶液に、18-クラウン-6(9.55g、36.13mmol)及びNaH(60%油分散液、1.45g、36.13mmol)を0℃で添加し、0℃で20分間撹拌した。該溶液に、3-ブロモプロパ-1-イン(8.59g、72.25mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。これを水(100mL)でクエンチし、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、15%〜25%、v/v)で精製すると、化合物456Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物456B、456C、456D、及び456は、化合物372D、151A、8E、及び1Eの代わりに、化合物456A、456B、カップリング試薬としてのDEADを使用する456C、及び456Dを用いて、化合物372E、151B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物456B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物456C: LC-MS(ESI) m/z: 534[M+H]
+。化合物456D: LC-MS(ESI) m/z: 504[M-H]
-。化合物456: LC-MS(ESI) m/z: 386[M+H]
+;
(実施例457)
(4-(((trans)-4-(4-スルファモイルフェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(457)の合成)
化合物457B、457C、及び457Dは、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、室温の140、並びに酸としてのHCl及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する279Cの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物457A、還流状態の457B、並びに溶媒としてのTHF/メタノールを使用する457Cを用いて、化合物4B、141、及び279Dについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物457B: LC-MS(ESI) m/z: 296[M+H]
+;
化合物457C: LC-MS(ESI) m/z: 298[M+H]
+。化合物457D: LC-MS(ESI) m/z: 254[M+H]
+;
トルエン(8mL)中の化合物457D(840mg、3.32mmol)、NaOH(664mg、16.6mmol)、K
2CO
3(641mg、4.64mmol)、及びBu
4NHSO
4(181g、0.532mmol)の混合物に、(ブロモメチル)ベンゼン(1.361mg、7.96mmol)のTHF(3mL)溶液を45℃で添加し、45℃で16時間撹拌した。混合物を室温にまで冷却し、濾過した。ケーキをTHF(8mL)で洗浄した。合わせた濾液及び洗浄液をブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜50%v/v)で精製すると、化合物457Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 434[M+H]
+;
化合物457F-1、457F-2、457G、457H、及び457は、化合物393E、90B、室温で溶媒としてのMeOHを使用する380D、及び8Eの代わりに、化合物457E、457F-1、還流状態で溶媒としてのMeOH/THFを使用する457G、及び457Hを用いて、化合物393F-1、90C、380E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物457F-1: LC-MS(ESI) m/z: 436[M+H]
+;
化合物457F-2: LC-MS(ESI) m/z: 436[M+H]
+;
化合物457G: LC-MS(ESI) m/z: 695[M+H]
+。
化合物457H: LC-MS(ESI) m/z: 395[M+H]
+。化合物457: LC-MS(ESI) m/z: 367[M+H]
+。
(実施例458)
(4-(((trans)-4-(4-(1-(2-エチル-2-ヒドロキシペンチル)-1H-ピラゾール-3-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(458)の合成)
ヘキサン-3-オン(458A、3.0g、30mmol)及びヨウ化トリメチルスルホキソニウム(7.92g、36mmol)のDMSO(35mL)懸濁液に、カリウム tert-ブトキシド溶液(1M THF溶液、33mL、33.0mmol)を添加した。反応混合物を、N
2下、室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をEt
2O(50mL)とブライン(50mL)の間で分配した。有機層を分離し、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濾過し、蒸留すると、粗化合物458Bが得られた。
化合物405A(500mg、2.84mmol)のジクロロメタン(30mL)溶液に、AlCl3(1.13g、8.52mmol)を0℃で添加し、0℃で20分間撹拌し、次いで、塩化アセチル(266mg、3.41mmol)を添加した。混合物を0℃で30分間撹拌、氷水(50mL)に注ぎ入れ、EtOAc(50mL×2)で抽出した。合わせた抽出物を無水Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(EA/PE=1:5で溶出)により精製すると、化合物458Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 219[M+H]+。
化合物458Dは、室温で溶媒としてのTHFを使用する化合物90Bの代わりに、70℃で溶媒としてのトルエンを使用する化合物458Cを用いて、化合物90Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物458D: LC-MS(ESI) m/z: 478[M+H]+。
化合物458D(800mg、1.67mmol)及びDMF-DMA(20mL)の混合物を110℃で48時間加熱した。該混合物を濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/DCM=1:13で溶出)により精製すると、化合物458Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 533[M+H]+。
EtOH(20mL)中の化合物458E(1.5g、2.81mmol)及びN2H4-H2O(3mL)の混合物を80℃で2時間撹拌し、濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/DCM=1:13で溶出)により精製すると、化合物458Fが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 502[M+H]+。
化合物458F(200mg、0.40mmol)、CS2CO3(261mg、0.8mmol)、化合物458B、及びDMF(5mL)の混合物を、密封管中、60℃で16時間加熱した。該混合物をEtOAc(30mL)で希釈し、ブライン(20mL×2)で洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥させ、濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/DCM=1:10で溶出)により精製すると、化合物458Gが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 616[M+H]+。
化合物458H及び458は、化合物1E及び8Eの代わりに、化合物458G及び458Hを用いて、化合物1及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物458H: LC-MS(ESI) m/z: 496[M+H]
+。化合物458: LC-MS(ESI) m/z: 468[M+H]
+;
(実施例459)
(4-(((trans)-4-(4-(1H-ピラゾール-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(459)の合成)
化合物459B、459C、459D、459E、459F、459G、459H、及び459は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、140、酸としてのHCl及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する279C、393E、340E、340F、8E、並びに1Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としてのトルエン/H
2Oを使用する化合物459A、459B、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する459C、459D、459E、459F、459G、並びに459Hを用いて、化合物4B、141、279D、393F-1、340F、340G、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物459B: LC-MS(ESI) m/z: 283[M+H]
+。化合物459C: LC-MS(ESI) m/z: 285[M+H]
+;
化合物459D: LC-MS(ESI) m/z: 241[M+H]
+;
化合物459E: LC-MS(ESI) m/z: 243[M+H]
+。化合物459F: LC-MS(ESI) m/z: 321[M+H]
+。化合物459G: LC-MS(ESI) m/z: 518[M+H]
+。化合物459H: LC-MS(ESI) m/z: 490[M+H]
+。化合物459: LC-MS(ESI) m/z: 370[M+H]
+;
(実施例460)
(4-(((trans)-4-(4-(シクロヘキシルメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(460)の合成)
4-(4-ヒドロキシフェニル)シクロヘキサノン(460A、15.00g、78.95mmol)及び1H-イミダゾール(8.05g、118.42mmol)のジクロロメタン(150mL)溶液に、TBSCl(17.77g、118.42mmol)を室温で添加した。混合物を室温で3時間撹拌し、酢酸エチル(200mL)で希釈し、水(200mL)及びブライン(200mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、0%〜30%v/v)で精製すると、化合物460Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 305[M+H]
+;
化合物460C、460D、460E、460F、460G、及び460は、化合物393E、90B、溶媒としてのTHFを使用し、かつKFを使用しない280D、27A、2-ブロモプロパン、380D、及び8Eの代わりに、化合物460B、460C、溶媒としてのTHF/H
2Oを使用し、かつKFを添加する460D、460E、(ブロモメチル)シクロヘキサン、460F、及び460Gを用いて、化合物393F-1、90C、280E、27B、380E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物460C: LC-MS(ESI) m/z: 289[M-OH]
+;
化合物460D: LC-MS(ESI) m/z: 566[M+H]
+。化合物460E: LC-MS(ESI) m/z: 452[M+H]
+;
化合物460F: LC-MS(ESI) m/z: 548[M+H]
+。化合物460G: LC-MS(ESI) m/z: 428[M+H]
+。化合物460: LC-MS(ESI) m/z: 400[M+H]
+。
(実施例461)
(4-(((cis-3a,6a)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)オクタヒドロペンタレン-2-イル)チオ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(461)の合成)
化合物461A、461B、461C、及び461は、化合物340E、340F、1E、及び8Eの代わりに、塩基としてのK
3PO
4及び溶媒としてのトルエン/H
2Oを使用する化合物459A、455D、461A、461B、並びに461Cを用いて、化合物340F、340G、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物461A: LC-MS(ESI) m/z: 382[M+18]
+。化合物461B: LC-MS(ESI) m/z: 562[M+H]
+。
化合物461C: LC-MS(ESI) m/z: 442[M+H]
+。化合物461: LC-MS(ESI) m/z: 414[M+H]
+;
(実施例462)
(4-(((trans)-4-(4-(2-シクロヘキシルエトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(462)の合成)
化合物462A、462B、及び462は、化合物27A、2-ブロモプロパン、380D、及び8Eの代わりに、化合物460E、(2-ブロモエチル)シクロヘキサン、462A、及び462Bを用いて、化合物27B、380E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物462A: LC-MS(ESI) m/z: 562[M+H]
+。化合物462B: LC-MS(ESI) m/z: 442[M+H]
+。化合物462: LC-MS(ESI) m/z: 414[M+H]
+。
(実施例463)
(4-(((trans)-4-(4-(3-ヒドロキシプロポキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(463)の合成)
化合物463B、463C、463D、及び463は、化合物340E、27A、2-ブロモプロパン、380D、及び8Eの代わりに、化合物463A、460E、463B、463C、及び463Dを用いて、化合物340F、27B、380E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物463B: LC-MS(ESI) m/z: 245[M+H]
+。化合物463C: LC-MS(ESI) m/z: 600[M+H]
+。化合物463D: LC-MS(ESI) m/z: 390[M+H]
+。化合物463: LC-MS(ESI) m/z: 362[M+H]
+。
(実施例464)
(4-(((trans)-4-(4-(3-イソプロピル-1H-ピラゾール-5-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(464)の合成)
3-イソプロピル-1H-ピラゾール(464A、2g、18mmol)及び3,4-ジヒドロ-2H-ピラン(3.05g、36mmol)の混合物を、密封管中、120℃で12時間加熱した。反応混合物を室温にまで冷却し、濃縮し、分取HPLCにより精製すると、化合物464Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 195[M+1]+。
化合物464C、464D、464E、及び464は、ホウ酸トリイソプロピル、HClの処理を伴う化合物30B、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する8A、1E、並びに8Eの代わりに、2-イソプロポキシ-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン、HClの処理を伴わない化合物464B、464C、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する405C、464D、並びに464Eを用いて、化合物30C-1、8B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物464C: LC-MS(ESI) m/z: 321[M+H]
+。化合物464D: LC-MS(ESI) m/z: 628[M+H]
+。化合物464E: LC-MS(ESI) m/z: 424[M+H]
+。化合物464: LC-MS(ESI) m/z: 396[M+H]
+。
(実施例465)
(4-(メチル((cis)-4-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)アミノ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(465)の合成)
化合物451C-2(180mg、0.35mmol)のTHF(5mL)溶液に、NaH(60%、70mg、1.7mmol)を添加し、室温で0.5時間撹拌した。混合物に、CH3I(241mg、1.7mmol)を添加し、室温で16時間撹拌した。これを水(0.2mL)でクエンチし、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、50%v/v)で精製すると、化合物465Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 505[M+H]+。
化合物465は、化合物1Eの代わりに、化合物465Aを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 385[M+H]
+;
(実施例466)
(4-(((trans)-4-(3-(ヒドロキシメチル)-4-(1H-ピラゾール-5-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(466)の合成)
化合物466C、466D、466E、466F、466G、466H、466I-1、466I-2、466J、466K、及び466は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する化合物8A、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、140、283B、酸としてのHCl及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する279C、460A、393E、90B、8E、並びに1Eの代わりに、化合物466A、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する466B、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する466C、466D、466E、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する466F、466G、466H、466I-1、466J、並びに466Kを用いて、化合物8B、4B、141、283C、279D、460B、393F-1、90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物466C: LC-MS(ESI) m/z: 365[M+1]
+。化合物466D: LC-MS(ESI) m/z: 425[M+1]
+。化合物466E: LC-MS(ESI) m/z: 343[M+1]
+。化合物466F: LC-MS(ESI) m/z: 315[M+H]
+。化合物466G: LC-MS(ESI) m/z: 271[M+H]
+。化合物466H: LC-MS(ESI) m/z: 385[M+H]
+。化合物466I-1: LC-MS(ESI) m/z: 387[M+H]
+;
化合物466I-2: LC-MS(ESI) m/z: 387[M+H]
+;
化合物466J: LC-MS(ESI) m/z: 646[M+1]
+。化合物466K: LC-MS(ESI) m/z: 412[M+1]
+、化合物466: LC-MS(ESI) m/z: 384[M+H]
+;
(実施例467)
(4-(((cis)-4-(3-(ヒドロキシメチル)-4-(1H-ピラゾール-5-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(467)の合成)
化合物467A、467B、及び467は、化合物90B、1E、及び8Eの代わりに、化合物466I-2、467A、及び467Bを用いて、化合物90C、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物467A: LC-MS(ESI) m/z: 646[M+H]
+。化合物467B: LC-MS(ESI) m/z: 412[M+H]
+。化合物467: LC-MS(ESI) m/z: 384[M+H]
+。
(実施例468)
(4-(((trans)-4-(4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(468)の合成)
化合物468A、468B、及び468は、配位子としてのXantophos及び塩基としてのtBuONa及び溶媒としてのトルエンを使用する化合物6A、1E、並びに8Eの代わりに、配位子としてのX-phos及び塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物405C、468A、並びに468Bを用いて、化合物6B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物468A: LC-MS(ESI) m/z: 534[M+H]
+;
化合物468B: LC-MS(ESI) m/z: 414[M+H]
+。化合物468: LC-MS(ESI) m/z: 386[M+H]
+;
(実施例469)
(4-(((trans)-4-(4-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-3-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(469)の合成)
化合物458F(0.3g、0.598mmol)の無水THF(3mL)溶液に、NaH(鉱油中60%、0.03g、0.716mmol)を添加し、0℃で10分間撹拌し、次いで、1,2-エポキシ-2-メチルプロパン(0.129g、1.794mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、飽和NH4Cl溶液(15mL)でクエンチし、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、50%〜100%v/v)で精製すると、化合物469Aが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 546[M+H]+。
化合物469は、化合物1Eの代わりに、化合物469Aを用いて、化合物1について記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 426[M+H]
+。
(実施例470)
(4-(((trans)-4-(4-(1-(2-エチル-2-ヒドロキシペンチル)-1H-ピラゾール-5-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(470)の合成)
化合物458D(800mg、1.67mmol)及びDMF-DMA(20ml)の混合物を110℃で72時間撹拌した。該混合物を濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/DCM=1:13で溶出)により精製すると、化合物458Eと470Aの混合物が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 533[M+H]+及び519[M+H]+。
EtOH(10mL)中の2-エチル-2-プロピルオキシラン(600mg、5.3mmol)及び98%ヒドラジン一水和物(45mg、1.59mmol)の混合物を、密封管中、60℃で16時間加熱した。該混合物を室温にまで冷却した後、これに、458Eと470Aの混合物(254mg、0.47mmol)を添加し、80℃で2時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(EtOAc/PE=4:5で溶出)により精製すると、化合物470B-1と470B-2の混合物が得られた。LC-MS(ESI) m/z: 616[M+H]+及び602[M+H]+。
470C-1と470C-2の混合物、及び化合物470は、化合物1E及び8Eの代わりに、470B-1と470B-2の混合物及び470C-1と470C-2の混合物を用いて、化合物1及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。470C-1と470C-2の混合物: LC-MS(ESI) m/z: 496[M+H]
+及び482[M+H]
+。化合物470: LC-MS(ESI) m/z: 468[M+H]
+;
(実施例471)
(4-(((trans)-4-(4-(1-((1-ヒドロキシシクロヘキシル)メチル)-1H-ピラゾール-5-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(471)の合成)
化合物471Bは、化合物458Aの代わりに、化合物471Aを用いて、化合物458Bについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
エタノール(5mL)中の化合物471B(720mg、粗製物)及びtert-ブチルヒドラジンカルボキシレート(800mg、6.05mmol)の混合物を80℃で一晩加熱した。反応混合物を濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%〜50%v/v)で精製すると、化合物471Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 267[M+Na]+。
化合物471C(540mg、2.21mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液に、2,2,2-トリフルオロ酢酸(1mL)を添加し、室温で2時間撹拌した。該溶液を減圧下で濃縮すると、化合物471Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 145[M+H]+。
エタノール(5ml)中の化合物471D(350mg、2.21mmol)及び化合物458E(150mg、0.244mmol)の混合物を80℃で2時間撹拌した。該混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、飽和NaHCO3溶液(100mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%〜33%v/v)で精製すると、化合物471Eが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 614[M+H]+。
化合物471F及び471は、化合物1E及び8Eの代わりに、化合物471E及び471Fを用いて、化合物1及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物471F: LC-MS(ESI) m/z: 494[M+H]
+。化合物471: LC-MS(ESI) m/z: 466[M+H]
+;
(実施例472)
(4-(((trans)-4-(4-(3-アミノプロポキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(472)の合成)
化合物472B、472C、472D、472E、及び472は、化合物340E、27A、2-ブロモプロパン、380D、溶媒としての酢酸エチルを使用する149C、及び8Eの代わりに、化合物472A、460E、472B、472C、溶媒としての1,4-ジオキサン/ジクロロメタンを使用する472D、及び472Eを用いて、化合物340F、27B、380E、149D、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物472B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物472C: LC-MS(ESI) m/z: 609[M+H]
+。化合物472D: LC-MS(ESI) m/z: 389[M-100+H]
+。化合物472E: LC-MS(ESI) m/z: 389[M+H]
+;
化合物472: LC-MS(ESI) m/z: 361[M+H]
+。
(実施例473)
(4-(((trans)-4-(4-(3-(ペンタン-3-イル)-1H-ピラゾール-5-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(473)の合成)
化合物473B、473C、473D、473E、473F、473G、473H、及び473は、塩基としての2,6-ルチジンを使用する化合物275A、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する8A、140、酸性触媒としての酸を使用しない464A、ホウ酸トリイソプロピル、HClの処理を伴う30B、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのCs
2CO
3及び溶媒としてのDME/H
2Oを使用する8A、8E、並びに1Eの代わりに、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物473A、1H-ピラゾール-5-イルボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する473B、473C、溶媒としてのトルエン及び酸性触媒としてのp-TsOHを使用する473D、2-イソプロポキシ-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン、HClの処理を伴わない473E、473F、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する405C、473G、並びに473Hを用いて、化合物275B、8B、141、464B、30C-1、8B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物473B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物473C: LC-MS(ESI) m/z: 137[M+H]
+。化合物473D: LC-MS(ESI) m/z: 139[M+H]
+。化合物473E: LC-MS(ESI) m/z: 223[M+H]
+。化合物473F: LC-MS(ESI) m/z: 349[M+H]
+。化合物473G: LC-MS(ESI) m/z: 572[M+H]
+。化合物473H: LC-MS(ESI) m/z: 544[M+H]
+。化合物473: LC-MS(ESI) m/z: 424[M+H]
+;
(実施例474)
(4-(((trans)-4-(4-(3-(メチルアミノ)プロポキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(474)の合成)
化合物474B、474C、474D、474E、及び474は、化合物340E、27A、2-ブロモプロパン、380D、溶媒としての酢酸エチルを使用する149C、及び8Eの代わりに、化合物474A、460E、474B、474C、溶媒としての1,4-ジオキサン/ジクロロメタンを使用する474D、及び474Eを用いて、化合物340F、27B、380E、149D、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物474B:
化合物474C: LC-MS(ESI) m/z: 623[M+H]
+。化合物474D: LC-MS(ESI) m/z: 403[M-100+H]
+。化合物474E: LC-MS(ESI) m/z: 403[M+H]
+。化合物474: LC-MS(ESI) m/z: 375[M+H]
+。
(実施例475)
(4-(((trans)-4-(4-(3-(2-メトキシブチル)-1H-ピラゾール-5-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(475)の合成)
化合物475Aは、化合物27Bの代わりに、化合物405Cを用いて、化合物27Cについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 562[M+H]+。
1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-ピラゾール(475B、6g、39.4mmol)及びN,N,N'N'-テトラエチル-エチレンジアミン(6.86g、59.1mmol)の無水THF(60mL)溶液に、n-BuLiのヘキサン(2.5M、23.6mL、59.1mmoL)溶液を、窒素下、-78℃で滴下し、-78℃で30分間撹拌し、次いで、1,2-エポキシブタン(4.26g、59.1mmoL)を添加した。混合物を-78℃で90分間撹拌し、室温まで徐々に温め、一晩撹拌した。該混合物を飽和NH4Cl溶液(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を無水Na2SO4上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、50%v/v)により精製すると、化合物475Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 225[M+H]+。
化合物475C(3.3g、14.7mmoL)の無水THF(35mL)撹拌溶液に、NaH(1.18g、29.4mmoL、鉱油中60%)を0℃で添加し、0℃で10分間撹拌し、次いで、ヨードメタン(8.345g、58.8mmoL)を滴加した。混合物を室温にまで徐々に温め、窒素下で一晩撹拌し、飽和NH4Cl溶液(30mL)でクエンチし、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)により精製すると、化合物475Dが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 239[M+H]+。
ジクロロメタン(24mL)中の化合物475D(2.9g、12.2mmol)及びTFA(6mL)の混合物を室温で一晩撹拌した。該混合物をジクロロメタン(30mL)でクエンチし、飽和Na2CO3溶液(30mL×3)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗化合物475Eが得られ、これを、それ以上精製することなく、次の工程にそのまま使用した。LC-MS(ESI) m/z: 155[M+H]+。
ジクロロメタン(48mL)中の化合物475E(2.7gの粗製物、17.5mmol)及びN-ヨードスクシンイミド(8.27g、36.75mmol)の混合物を、窒素下、還流状態で一晩加熱した。該混合物をジクロロメタン(40mL)で希釈し、飽和亜硫酸ナトリウム溶液(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)により精製すると、化合物475Fが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 407[M+H]+。
化合物475F(1.75g、4.3mmoL)及び希塩酸(2N、60mL、120mmol)の混合物を還流状態で一晩加熱した。該混合物を室温にまで冷却し、炭酸カリウムでpH 10に調整し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を無水Na2SO4上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、30%v/v)により精製すると、化合物475Gが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 281[M+H]+。
化合物475H及び475は、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する化合物4A、並びに1Eの代わりに、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する化合物475A、475G、並びに475Hを用いて、化合物4B及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物475H: LC-MS(ESI) m/z: 560[M+H]
+。化合物475: LC-MS(ESI) m/z: 440[M+H]
+。
(実施例476)
(4-(((trans)-4-(4-(1-((1S,2S)-2-ヒドロキシシクロヘキシル)-1H-ピラゾール-5-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(476)の合成)
化合物476B、476C、476D、476E、及び476は、化合物471B、471C、471D、8E、及び1Eの代わりに、化合物476A、476B、476C、476D、及び476Eを用いて、化合物471C、471D、471E、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物476B: LC-MS(ESI) m/z: 253[M+Na]
+。化合物476C: LC-MS(ESI) m/z: 131[M+H]
+。化合物476D: LC-MS(ESI) m/z: 600[M+H]
+。化合物476E: LC-MS(ESI) m/z: 572[M+H]
+。化合物476: LC-MS(ESI) m/z: 452[M+H]
+;
(実施例477)
(4-(((1-(3,5-ジクロロフェニル)ピペリジン-4-イル)オキシ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(477)の合成)
化合物477A、477B、477C、477D、477E、及び477は、化合物197A、272E-2、372D、151A、8E、及び1Eの代わりに、1,3-ジクロロ-5-ヨードベンゼン、化合物477A、477B、477C、477D、及び477Eを用いて、化合物270B、456A、372E、151B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物477A: LC-MS(ESI) m/z: 246[M+H]
+。化合物477B: LC-MS(ESI) m/z: 284[M+H]
+。化合物477C: LC-MS(ESI) m/z: 356[M+H]
+。化合物477D: LC-MS(ESI) m/z: 519[M+H]
+。化合物477E: LC-MS(ESI) m/z: 491[M+H]
+。化合物477: LC-MS(ESI) m/z: 371[M+H]
+;
(実施例478)
(4-(((trans)-4-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロポキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(478)の合成)
化合物478B、478C、478D、及び478は、化合物340E、27A、2-ブロモプロパン、380D、及び8Eの代わりに、化合物478A、460E、478B、478C、及び478Dを用いて、化合物340F、27B、380E、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物478B:
化合物478C: LC-MS(ESI) m/z: 537[M+H]
+;
化合物478D: LC-MS(ESI) m/z: 417[M+H]
+。化合物478: LC-MS(ESI) m/z: 389[M+H]
+;
(実施例479)
(4-(((trans)-4-(4-(1-(2-エチル-2-ヒドロキシブチル)-1H-ピラゾール-5-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(479)の合成)
3-メチレンペンタン(479A、3.0g、35.71mmol)のジクロロメタン(90mL)溶液に、3-クロロ過安息香酸(9.3g、53.56mmol)のジクロロメタン(45ml)溶液を30分間かけて滴下した。反応混合物を室温で16時間撹拌し、飽和亜硫酸ナトリウム溶液(100mL)及び飽和重炭酸ナトリウム溶液(100mL)、水(100mL)、及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮すると、粗化合物479Bが得られた。
化合物479C、479D、及び479は、2-エチル-2-プロピルオキシラン、化合物1E、及び8Eの代わりに、化合物479B、479C、及び479Dを用いて、化合物470A、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物479C: LC-MS(ESI) m/z: 602[M+H]
+。化合物479D: LC-MS(ESI) m/z: 482[M+H]
+。化合物479: LC-MS(ESI) m/z: 454[M+H]
+;
(実施例480)
(4-(((trans)-4-(4-(1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-5-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(480)の合成)
化合物480B、480C、480D、480E、及び480は、化合物471B、471C、471D、1E、及び8Eの代わりに、化合物480A、480B、480C、476D0、及び480Eを用いて、化合物471C、471D、471E、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物480B: LC-MS(ESI) m/z: 227[M+Na]
+。
化合物480C:
化合物480D: LC-MS(ESI) m/z: 574[M+H]
+。化合物480E: LC-MS(ESI) m/z: 454[M+H]
+。化合物480: LC-MS(ESI) m/z: 426[M+H]
+。
(実施例481)
(4-(((1-(2,5-ジクロロフェニル)ピペリジン-4-イル)オキシ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(481)の合成)
化合物481A、481B、481C、481D、及び481は、化合物272E-2、372D、151A、1E、及び8Eの代わりに、化合物291A、481A、481B、481C、及び481Dを用いて、化合物456A、372E、151B、1、及び8Fについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物481A: LC-MS(ESI) m/z: 284[M+H]
+。化合物481B: LC-MS(ESI) m/z: 356[M+H]
+。化合物481C: LC-MS(ESI) m/z: 519[M+H]
+。化合物481D: LC-MS(ESI) m/z: 399[M+H]
+。化合物481: LC-MS(ESI) m/z: 371[M+H]
+;
(実施例482)
(4-(((trans)-4-(4-クロロ-3-シクロブチルフェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(482)の合成)
化合物482B、482C、482D、482E、482F、482G、及び482は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのtBuONa及び溶媒としてのトルエンを使用する化合物8A、263A、263B、酸としてのTFAを使用する57D、140、トリフェニルホスファン及びDIADを使用する90B、8E、並びに1Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物482A、482B、シクロブタノン、酸としてのBF
3・Et
2Oを使用する482C、482D、ジフェニル-2-ピリジルホスフィン及びジ-tert-ブチルアゾジカルボキシレートを使用する482E、482F、並びに482Gを用いて、化合物8B、263C、57E、141、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物482B: LC-MS(ESI) m/z: 329[M+H]
+;
化合物482C: LC-MS(ESI) m/z: 303[M-OH]
+;
化合物482D: LC-MS(ESI) m/z: 263[M+H]
+;
化合物482E: LC-MS(ESI) m/z: 247[M-OH]
+;
化合物482F: LC-MS(ESI) m/z: 524[M+H]
+。化合物482G: LC-MS(ESI) m/z: 496[M+H]
+。化合物482: LC-MS(ESI) m/z: 398[M+Na]
+;
(実施例483)
(4-(((trans)-4-(4-(((trans)-3-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)メトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(483)の合成)
(trans)-シクロヘキサン-1,3-ジカルボン酸(483A、3g、17.44mmol)のエタノール(20mL)溶液に、未希釈の二塩化硫黄(6.2g、52.32mmol)を室温で滴下し、室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣を飽和NaHCO
3溶液(30mL)で希釈し、酢酸エチル(15mL×3)で抽出し、合わせた有機層をブライン(20mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮すると、化合物483Bが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 251[M+Na]
+;
化合物483C、483D、及び483Eは、化合物283B、340E、27A、及び2-ブロモプロパンの代わりに、化合物483B、483C、460E、及び483Dを用いて化合物283C、340F、及び27Bについて記載されている手順を利用することにより合成した。化合物483C: LC-MS(ESI) m/z: 289[2M+H]
+;
化合物483D: LC-MS(ESI) m/z: 323[M+Na]
+;
化合物483E: LC-MS(ESI) m/z: 656[M+H]
+。
化合物483E(650mg、粗製物)のt-BuOH(16mL)撹拌溶液に、NaOH(200mg、5mmol)のH2O(2mL)溶液を添加し、還流状態で16時間撹拌した。室温にまで冷却した後、混合物を水性HCl溶液(2M)でpH 6に酸性化し、酢酸エチル(15mL×2)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、逆相クロマトグラフィー(15〜100%の水中のMeCNで溶出)で精製すると、化合物483Fが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 550[M+H]+。
化合物483は、化合物380Dの代わりに、化合物483Fを用いて、化合物380Eについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 430[M+H]
+;
(実施例484)
(4-(((trans)-4-(3-シクロブチル-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(484)の合成)
化合物484B、484C、484D、484E、484F、484G、484H、484I、及び484は、(3,4-ジクロロフェニル)ボロン酸、塩基としてのtBuONa及び溶媒としてのトルエンを使用する化合物8A、263A、263B、455A、140、酸としてのHCl及び溶媒としての1,4-ジオキサンを使用する279C、393E、トリフェニルホスフィン及びDIADを使用する90B、8E、並びに1Eの代わりに、4,4,5,5-テトラメチル-2-(1,4-ジオキサスピロ[4.5]デカ-7-エン-8-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する化合物484A、484B、シクロブタノン、484C、484D、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する484E、484F、ジフェニル-2-ピリジルホスフィン及びジ-tert-ブチルアゾジカルボキシレートを使用する484G、484H、並びに484Iを用いて、化合物8B、263C、455B、141、279D、393F-1、90C、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物484B: LC-MS(ESI) m/z: 379[M+H]
+;
化合物484C: LC-MS(ESI) m/z: 353[M-OH]
+;
化合物484D: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物;
化合物484E: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。化合物484F: LC-MS(ESI) m/z: 313[M+H]
+;
化合物484G: LC-MS(ESI) m/z: 297[M-OH]
+;
化合物484H: LC-MS(ESI) m/z: 574[M+H]
+。
化合物484I: LC-MS(ESI) m/z: 546[M+H]
+。化合物484: LC-MS(ESI) m/z: 448[M+Na]
+;
(実施例485)
(4-(((trans)-4-(4-(3-(2-メトキシエチル)-1H-ピラゾール-5-イル)フェニル)シクロヘキシル)オキシ)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸 2,2,2-トリフルオロアセテート(485)の合成)
化合物485Bは、酸性触媒としての酸を使用しない化合物464Aの代わりに、溶媒としてのトルエン及び酸性触媒としてのp-TsOHを使用する化合物485Aを用いて、化合物464Bについて記載されている手順を利用することにより合成した。LC-MS(ESI) m/z: 203[M+Na]
+;
(メトキシメチル)トリフェニルホスホニウムクロリド(8.4g、24.4mmol)のTHF(20mL)溶液に、n-BuLiのヘキサン(2.5M、9.76mL、24.4mmol)溶液を0℃で滴下し、0℃で1時間撹拌した。混合物を-78℃にまで冷却し、化合物485B(2.2g、12.2mmol)のTHF(10mL)溶液を滴下し、-78℃で1時間撹拌した。これを室温にまで徐々に温め、一晩撹拌し、飽和NH4Cl溶液(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(20mL)で抽出した。有機層を水(20mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル、20%v/v)で精製すると、化合物485Cが得られた。LC-MS(ESI) m/z: 209[M+H]+。
化合物485D、485E、485F、485G、485H、485I、及び485は、化合物140、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する475D、475E、475F、(4-ブロモフェニル)ボロン酸、塩基としてのNa
2CO
3及び溶媒としてのトルエン/EtOH/H
2Oを使用する4A、8E、並びに1Eの代わりに、化合物485C、酸としてのHCl及び溶媒としてのEtOHを使用する485D、酸としてのTFA及び溶媒としてのジクロロメタンを使用する485E、485F、475A、塩基としてのK
2CO
3及び溶媒としての1,4-ジオキサン/H
2Oを使用する485G、485H、並びに485Iを用いて、化合物141、475E、475F、475G、4B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物485D: LC-MS(ESI) m/z: 211[M+H]
+。化合物485E: LC-MS(ESI) m/z: 127[M+H]
+。化合物485F: LC-MS(ESI) m/z: 379[M+H]
+。
化合物485G: LC-MS(ESI) m/z: 253[M+H]
+;
化合物485H: LC-MS(ESI) m/z: 560[M+H]
+。化合物485I: LC-MS(ESI) m/z: 532[M+H]
+。化合物485: LC-MS(ESI) m/z: 412[M+H]
+;
(実施例486)
(4-((((trans)-4-(3,5-ジクロロフェニル)シクロヘキシル)オキシ)メチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボン酸(486)の合成)
化合物486A、486B、486C、486D、及び486は、化合物272E-2、372D、151A、8E、及び1Eの代わりに、化合物304D-1、486A、486B、486C、及び486Dを用いて、化合物456A、372E、151B、8F、及び1について記載されている手順を利用することにより合成した。化合物486A: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物486B: LC-MS(ESI) m/z:使用された通常の条件下で、非イオン性化合物。
化合物486C: LC-MS(ESI) m/z: 518[M+H]
+;
化合物486D: LC-MS(ESI) m/z: 490[M+H]
+。化合物486: LC-MS(ESI) m/z: 370[M+H]
+;
(生物学的実施例)
以下は、本明細書に記載される化合物が酵素アッセイでインビトロ活性を測定するために試験された方法を記載している。当業者であれば、アッセイ条件のバリエーションを用いて、該化合物の活性を決定することができることを知っているであろう。
(アッセイ1: GO酵素アッセイ)
ヒトGOを、Novus Biologicals(NBP1-72412, Novus Biologicals, LLC, 8100 Southpark Way, A-8 Littleton, CO 80120, USA)から入手した。連動型蛍光GO酵素アッセイを、以前に記載されている通りに実施した(Martin-Higuerasらの文献、Mol Ther. 24(4): 719-725)。GOを、その基質のグリコール酸とともに、50mMリン酸カリウムバッファー、pH 7中でインキュベートした。連動型HRP反応におけるスルホン化-DCIP及び4-アミノアンチピリン(Sigma Aldrich)の添加により、515nmで測定される色原体が生じた。この酵素アッセイは、線形かつ高感度であった。酵素を最適化し、反応速度を決定した。基質のKmは、約50μMであると決定され、この場合、DMSOの許容値は、化合物処理した試料と模擬処理した試料の両方において0.5%であった。
GO酵素アッセイで様々な濃度の阻害剤を添加することにより、化合物阻害を決定した。各々の測定化合物のIC50値を、DMSO対照と比べたGO活性の阻害率を用いて、GraphPad Prismソフトウェア(GraphPad Software社, San Diego, CA)により、シグモイド用量応答(可変傾斜)曲線から生成した。
(アッセイ2: GO細胞アッセイ)
初代肝細胞を、以前に記載されている通りに、GO細胞アッセイに使用した(Martin-Higuerasらの文献、Mol Ther. 24(4): 719-725)。肝細胞を、インサイチュコラゲナーゼ灌流法を用いて、雄C56BL/6マウス肝臓から単離した。新たに単離された肝細胞を、5%胎仔ウシ血清、2mM l-グルタミン、100U/mlペニシリン、100μg/mlストレプトマイシン、2.2mUI/mlインスリン、及び0.3μg/mlヒドロコルチゾンが補充されたWilliams E培地を含む6ウェルプレート中で培養した。5時間後、培地を、血清を含まないWilliams E完全培地(Biochrom, Cambridge,UK)に交換し、細胞を、5mMグリコール酸の存在下、様々な濃度の阻害剤で処理した。処理から72時間後、培養培地を回収し、製造業者の指示に従って、シュウ酸オキシダーゼアッセイキット(Trinity Biotech, Co Wicklow, Ireland)を使用することにより、シュウ酸を定量した。シュウ酸レベルは、LC-MS法によっても確認した。各々の測定化合物のIC50値を、DMSO対照と比べたGO活性の阻害率を用いて、GraphPad Prismソフトウェア(GraphPad Software社, San Diego, CA)により、シグモイド用量応答(可変傾斜)曲線から生成した。
上記のアッセイを用いて、表1、表2、表3、表4、表5、及び表6の化合物を試験した。表1、表2、表3、表4、表5、及び表6において、酵素アッセイから算出されたIC
50値の生物学的データ範囲が提供されており、ここで:
Aは<0.1μMであり;
Bは0.1〜1.0μMであり;
Cは>1.0〜10μMであり;
Dは>10μMである。
(表1)
(表2)
(表3)
(表4)
(表5)
(表6)
(原発性高シュウ酸尿症I型マウスモデル)
PH1雄マウス(agxt-/-)をSalido博士(Salidoらの文献、Proc Natl Acad Sci USA., 103(48): 18249-18254)から入手し、Bulk Institute, Novatoの「実験動物管理認定協会(Association for Assessment and Accreditation of Laboratory Animal Care)」(AAALAC)で、実験における動物の倫理的使用に関する地域の「施設内動物管理使用委員会」によって承認された基準及び手順に従って飼育する。マウスに、通常の食餌及び飲料水を供給し、特定の時間間隔でGO阻害剤を経口投与する。マウスを、1回目の経口投与の前の5〜7日間の順応期間及び試料回収の時点で、代謝ケージで個別に飼育する。
バイオマーカー解析のために、尿及び血漿試料を24時間毎に回収する。バイオマーカーには、グリコール酸(LC-MS)、シュウ酸(シュウ酸キット、Trinity Biotech #591-D)、クレアチニン(クレアチニン尿比色定量アッセイキット、Cayman Chemical #500701)、LDH(LDH活性比色定量アッセイキット、BioVision社.#K726を使用)、及びCa+2が含まれる。
代謝ケージを用いて、尿を24時間毎に回収する。ベースラインを定めるために1回目の経口投与の3日前に、及び処置の終了時に、尿を回収する。シュウ酸測定のために、50μlの6N HClを含有するチューブに回収することにより、尿試料を酸性化する。1ml未満の容量の任意の尿試料並びに/又は食物及び/もしくは糞便が混入している尿試料を回収から除外する。
リチウム-ヘパリンを抗凝固薬として用いて、血漿を回収する。血漿を、Centrisart-Iultrafiltrationバイアル(Sartorius、タイプ: Vivaspin(登録商標) 500μl)を用いて、1500×gで、4℃で30分間限外濾過する。血漿をバイアルの内チャンバーに入れ、血漿1ml当たり20μLの2M HClを外チャンバーに添加して、限外濾過物の同時酸性化を保証する。酸性化血漿を-80℃で保存した後、シュウ酸及びグリコール酸測定のために、ドライアイス上に置く。
本明細書に記載される化合物、方法、及び組成物の他の目的、特徴、及び利点は、以下の説明から明らかになるであろう。しかしながら、本説明の精神及び範囲内での様々な変更及び修正がこの詳細な説明から明らかになるので、この説明及び特定の実施例は、特定の実施態様を示しながら、例示目的で与えられるにすぎないことが理解されるべきである。
本明細書に引用されている特許、特許出願、及び公開特許出願を含む刊行物は全て、あらゆる目的のために引用により本明細書中に組み込まれる。
(例示的実施態様)
1.一実施態様において、本明細書に開示されるのは、式(I)の化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示し;
Lは、結合、CH
2、CF
2、O、NR
L、S、S(=O)、C(=O)、CH
2-Q、又はQ-CH
2であり;ここで、Qは、O、NR
L、又はSであり;
R
Lは、水素、C
1-4アルキル、C
3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C
1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C
3-8シクロアルキル、C
8-11スピロシクロアルキル、5〜8員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから独立に選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AA基;
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基;
(iii)LがOであり、かつR
2及びR
3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基;
(iv)LがCH
2NR
Lであるとき、1つのハロ基;
(v)Lが、結合、O、S、もしくはS(=O)であるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロ、シアノ、ハロアルキル、もしくはハロアルコキシで任意に置換されている);又は
(vi)Lが結合もしくはOであるとき、1つのシアノ基及び1つの(フェニル)アルコキシ基(ここで、該フェニルは、該(フェニル)アルコキシ基の一部として、ハロもしくはハロアルコキシで任意に置換されている);
で置換されており、
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは、1つもしくは2つのR
AB基で置換されているか、又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR
1は、水素もしくはエチルではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、O、S、もしくはCH
2Sであり;
各々のR
AAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロ基で任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロ基で任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ、2つ、又は3つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ヒドロキシアルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;アミノアルコキシ;アルキルアミノアルコキシ;ジアルキルアミノアルコキシ;ヒドロキシアルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ(ここで、該シクロアルキル基は、ヒドロキシアルキルで任意に置換されている);シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つ又は2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又はアルキル、ヒドロキシアルキル、(ヒドロキシシクロアルキル)アルキル、アルコキシアルキル、及びヒドロキシシクロアルキルから選択される1つの基で任意に置換された5〜6員ヘテロアリールであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R
1A)C(O)R
1B、-N(R
1A)C(O)OR
1B、又は-N(R
1A)C(O)NR
1BR
1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R
1A、R
1B、及びR
1Cは、各々独立に、水素又はC
1-6アルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
i. LがS又はCH
2であり、かつ環Aが(シクロアルキル)アルコキシで置換されたフェニル以外のフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルであることができず;
ii. LがOであり、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、R
AAはアルキルであることができず;
iii. LがOであり、環Aが1つのR
AAで置換されたフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、R
AAはメタ置換トリフルオロメチルであることができず;
iv. LがOであり、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR
1がエチルである場合、R
AAはトリフルオロメトキシであることができず;
v. Lが結合であり、環Aがフェニル以外のものであり、環Bが存在せず、かつR
1がHである場合、R
ABはメチルであることができず、かつ
vi. LがNHであり、環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルであり、かつ環Bが存在しない場合、R
ABは、アルキルであることができない)。
2.ある実施態様において、上記の実施態様の化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、以下である化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩であり、
ここで、
Lは、結合、CH
2、CF
2、O、NR
L、S、C(=O)、CH
2-Q、又はQ-CH
2であり;ここで、Qは、O、NR
L、又はSであり;
R
Lは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC
1-4アルキルであり;
環Aは、C
5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
各々のR
AAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wが、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;かつ
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
3.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、以下である化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩であり、
ここで、
環Bは存在し;ここで、環Bは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;但し、LがSであり、かつ環Aがフェニルである場合、環Bはハロ置換フェニルでない。
4.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、以下である化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩であり、
ここで、
環Aは、C
3-7シクロアルキル、C
8-11スピロシクロアルキル、5〜8員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及びシクロアルキルから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは、1つもしくは2つのR
AB基で置換されているか、又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR
1は、水素もしくはエチルではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSであり;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルアミノカルボニル;ジアルキルアミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ;ハロ、アルキル、及びアルキルカルボニルから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル; 5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールである。
5.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、以下である化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩であり、
ここで、
環Bは存在せず;
Lは、結合、CH
2、CF
2、O、NR
L、S、C(=O)、CH
2-Q、又はQ-CH
2であり;ここで、Qは、O、NR
L、又はSであり;
R
Lは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC
1-4アルキルであり;
環Aは、C
5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
ここで:
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
各々のR
AAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;かつ
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
6.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、以下である化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩であり、
ここで、
環Aは、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルであり;
ここで:
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AA基、又は(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基
で置換されており;
環Aがフェニル以外のものである場合、環Aは、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
各々のR
AAは、独立に、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;かつ
R
2及びR
3は、独立に、水素又はアルキルであり;ここで、該アルキルは、アルキルカルボニルオキシで任意に置換されている。
7.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、以下である化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩であり、
ここで、
環Bは存在せず;
環Aは、C
3-7シクロアルキル、C
8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
ここで:
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基;
(iii)LがOであり、かつR
2及びR
3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH
2NR
Lであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されており、
環Aがフェニル以外のものである場合、
(i)環Aは1つもしくは2つのR
AB基で置換されているか;又は
(ii)環Aは非置換であり、
ここで:
1)環Aが非置換テトラヒドロキノリニルである場合、Lは結合であり;
2)環Aが非置換2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、LはOであり;
3)環Aが非置換テトラヒドロナフチルである場合、LはOであり、かつR
1は、水素もしくはエチルではなく;又は
4)環Aが非置換スピロシクロアルキルである場合、Lは、OもしくはSである。
8.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、以下である化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩であり、
ここで、
環Aは、ピペリジニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、スピロ[2.5]オクタン、スピロ[4.5]デカン、又はスピロ[5.5]ウンデカンであり;
環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AA基、
(ii)LがO以外のものであるとき、2つのハロ基;
(iii)LがOであり、かつR
2及びR
3が水素もしくはアルキルでないとき、2つのハロ基、
(iv)LがCH
2NR
Lであるとき、1つのハロ基、又は
(v)Lが、結合、O、もしくはSであるとき、1つのハロ基、並びにハロアルコキシ及び(シクロアルキル)アルコキシからなる群から選択される1つの基;
で置換されており、
各々のR
AAは、独立に、ハロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、又はハロアルコキシであり;
R
1は、水素、アルキル、又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素又はアルキルであり;ここで、該アルキルは、シクロアルキルカルボニルオキシ又はヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており、ここで、該ヘテロシクロアルキルカルボニルオキシは、アルコキシカルボニルで任意に置換されている。
9.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、以下である化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩であり、
ここで、
環Bは存在し;
環Aは、C
3-7シクロアルキル、C
8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チエニル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;ここで、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルである。
10.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、以下である化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩であり、
ここで、
Lは、結合、CH
2、CF
2、O、NR
L、S、CH
2-Q、又はQ-CH
2であり;ここで、Qは、O、NR
L、又はSであり;
R
Lは、水素、C
1-4アルキル、又はベンジルであり、ここで、該フェニルは、該ベンジル基の一部として、ハロアルコキシで任意に置換されており;
環Aは、C
3-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はナフチルであり、ここで、環Aは、ハロ又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、テトラヒドロナフチル、テトラヒドロキノリニル、キノリニル、又はイソキノリニルであり;ここで、各々の環Bは、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;又は(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキルであり;かつ
R
1は、水素又はWであり;ここで、Wは、アルキルカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルである。
11.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、以下である化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩であり、ここで、Lは、結合、O、S、NR
L、CH
2-Q、又はQ-CH
2であり;ここで、Qは、O、NR
L、又はSである。
12.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、以下である化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩であり、ここで、Lは、O又はSである。
13.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、式(IV)の化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とNR
LのNとの結合点を示し;
R
Lは、水素又はヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、もしくはアルキルカルボニルオキシで任意に置換されたC
1-4アルキルであり;
環Aは、C
5-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、1つ又は2つのハロ、アルキル、アルコキシ、又はハロアルコキシで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AA基、又は(ii)2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフタリニル、ジヒドロナフタリニル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、又はジヒドロイソキノリニルである場合、環Aは、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルである場合、環Aは、1つ又は2つのR
AC基で置換されており;
各々のR
AAは、独立に、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
ACは、独立に、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている)。
14.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、式(IV)の化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とNR
LのNとの結合点を示し;
R
Lは、水素、C
1-4アルキル、C
3-6シクロアルキル、フェニル、又はベンジルであり;ここで、該C
1-4アルキルは、ヒドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアルキル、又はアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;かつ該フェニル基は、単独で又は該ベンジル基の一部として、ハロ及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Aは、C
3-7シクロアルキル、C
8-11スピロシクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、フェニル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ピリジル、インドリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、又はテトラヒドロ-メタノナフタレニルであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、及びハロアルコキシから選択される1つ又は2つの基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AA基、又は
(ii)2つのハロ基
で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、5〜6員ヘテロシクロアルキル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、ナフチル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ジヒドロナフチル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、又は2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである場合、環Aは、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、C
3-7シクロアルキル又はC
8-11スピロシクロアルキルである場合、環Aは、1つ又は2つのR
AB基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aが、ピリジル、インドリル、又はインドリニルである場合、環Aは、1つ又は2つのR
AC基で置換されており;
各々のR
AAは、独立に、アルキル;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又はアルキルカルボニルアミノアルコキシであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
ACは、独立に、ハロ;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R
1A)C(O)R
1B、-N(R
1A)C(O)OR
1B、又は-N(R
1A)C(O)NR
1BR
1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R
1A、R
1B、及びR
1Cは、各々独立に、水素又はC
1-6アルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されている)。
15.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、R
Lが水素又はC
1-4アルキルである、化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩である。
16.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、R
Lが水素である、化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩である。
17.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、式(V)の化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とOとの結合点を示し;
環Aは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
但し、
環Bが存在する場合、環Aは、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AD基、又は(ii)クロロもしくはブロモから選択される2つの基
で置換されており;
各々のR
ABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
ADは、独立に、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR
1がエチルである場合、環Aは、トリフルオロメトキシで置換されることができない)。
18.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、式(V)の化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とOとの結合点を示し;
環Aは、シクロアルキル、C
8-11スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで、
環Bが存在する場合、環Aは、1つのハロ又はアルキルで任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AD基;
(ii)クロロもしくはブロモから選択される2つの基;又は
(iii)1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
で置換されているか、
或いは、環Aは、非置換C
8-11スピロシクロアルキル;非置換ジヒドロキシベンゾジオキシニル;又はR
1が水素もしくはエチルでないとき、非置換テトラヒドロナフタレンであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又は(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されており;
各々のR
ADは、独立に、ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R
1A)C(O)R
1B、-N(R
1A)C(O)OR
1B、又は-N(R
1A)C(O)NR
1BR
1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R
1A、R
1B、及びR
1Cは、各々独立に、水素又はC
1-6アルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
(i)環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR
1がエチルである場合、環Aは、トリフルオロメトキシで置換されることができず;かつ
(ii)環Aが1つのR
ADで置換されたフェニルである場合、R
ADは、メタ-置換トリフルオロメチルで置換されることができない)。
19.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、式(V)の化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とOとの結合点を示し;
環Aは、シクロアルキル、C
8-11スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;ここで、
環Bが存在する場合、環Aは、ハロ、アルキル、アルコキシ、シアノ、ヒドロキシ、及び(シクロアルキル)アルコキシから選択される基で任意に置換されており;
環Bが存在せず、かつ環Aがフェニルである場合、環Aは:
(i)1つもしくは2つのR
AD基;
(ii)クロロもしくはブロモから選択される2つの基;又は
(iii)1つのハロ基、並びにハロアルコキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、及び(フェニル)アルコキシからなる群から選択される1つの基(ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されている);
(iv)1つのシアノ基及び1つの(フェニル)アルコキシ基(ここで、該フェニルは、該(フェニル)アルコキシ基の一部として、ハロ又はハロアルコキシで任意に置換されている);
で置換されているか、
或いは、環Aは、非置換C
8-11スピロシクロアルキル;非置換ジヒドロキシベンゾジオキシニル;又はR
1が水素もしくはエチルでないとき、非置換テトラヒドロナフタレンであり;
各々のR
ABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又は(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されており;
各々のR
ADは、独立に、ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ヒドロキシアルキル;アルキルスルホニル;アミノスルホニル;アルキルアミノスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;アミノアルコキシ;アルキルアミノアルコキシ;ジアルキルアミノアルコキシ;ヒドロキシアルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ(ここで、シクロアルキル基は、ヒドロキシアルキルで任意に置換されている);シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニル;又はアルキルで任意に置換された5〜6員ヘテロアリール(ここで、アルキルは、シクロアルキル及びヒドロキシから独立に選択される1つもしくは2つの基で任意に置換されている);アルコキシアルキル;ヒドロキシアルキル;又はヒドロキシシクロアルキルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R
1A)C(O)R
1B、-N(R
1A)C(O)OR
1B、又は-N(R
1A)C(O)NR
1BR
1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R
1A、R
1B、及びR
1Cは、各々独立に、水素又はC
1-6アルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し:
(i)環Aがフェニルであり、環Bが存在せず、かつR
1がエチルである場合、環Aは、トリフルオロメトキシで置換されることができず;かつ
(ii)環Aが1つのR
ADで置換されたフェニルである場合、R
ADは、メタ-置換トリフルオロメチルで置換されることができない)。
20.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、式(VI)の化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とSとの結合点を示し;
ここで:
環Aは、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はチエニルもしくはベンゾチオフェニル以外のヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
但し、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、環Aは、1つ又は2つのR
AEで置換されており;
各々のR
ABは、独立に、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、又は1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシであり;
各々のR
AEは、独立に、ハロ、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シクロアルキルオキシ、又は(シクロアルキル)アルコキシであり;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、アルコキシアルコキシ、アルキルカルボニルアミノアルコキシ、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシ、(シクロアルキル)アルコキシ、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルキルもしくはアルキルカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル、(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル、(ヘテロシクロアルキル)アルキル、又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、又はフェニルカルボニルオキシで置換されたアルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、環Aがフェニルである場合、環Bは、ハロ置換フェニルであることができない)。
21.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、式(VI)の化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とSとの結合点を示し;
環Aは、シクロアルキル、C
8-11スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はチエニルもしくはベンゾチオフェニル以外のヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
但し、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、環Aは、1つ又は2つのR
AEで置換されており;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
各々のR
ABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又は(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されており;
各々のR
AEは、独立に、ハロ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;又はヘテロシクロアルキルカルボニルであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R
1A)C(O)R
1B、-N(R
1A)C(O)OR
1B、又は-N(R
1A)C(O)NR
1BR
1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R
1A、R
1B、及びR
1Cは、各々独立に、水素又はC
1-6アルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、環Aがフェニルである場合、環Bは、ハロ置換フェニルであることができない)。
22.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、式(VI)の化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とSとの結合点を示し;
環Aは、シクロアルキル、C
8-11スピロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はチエニルもしくはベンゾチオフェニル以外のヘテロアリールであり;各々は、1つ又は2つのR
AB基で置換されており;
但し、環Aがフェニルであり、かつ環Bが存在しない場合、環Aは、1つ又は2つのR
AEで置換されており;
環Bは、存在するか又は存在しないかであり;
ここで:
各々のR
ABは、独立に、ハロ;アルキル;ヒドロキシ;アルコキシ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ; 1つもしくは2つのハロで任意に置換されたフェノキシ;又は(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されており;
各々のR
AEは、独立に、ハロ;ハロアルキル;ハロアルコキシ;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;又は(フェニル)アルコキシであり、ここで、該フェニルは、ハロで任意に置換されており;
環Bは、存在するとき、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、各々は、1つ又は2つのR
B基で任意に置換されており;
各々のR
Bは、独立に、ハロ;シアノ;アルキル;アルキルスルホニル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルキルカルボニル;アルコキシアルコキシ;アミノカルボニル;アルキルカルボニルアミノアルコキシ;シクロアルキル;(シクロアルキル)アルキル;シクロアルキルオキシ;(シクロアルキル)アルコキシ;シクロアルキルカルボニル;シクロアルキルカルボニルオキシ; 1つもしくは2つのアルキル、アルキルカルボニル、もしくはハロで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;(5〜6員ヘテロシクロアルキル-オン)アルキル;(ヘテロシクロアルキル)アルキル;ヘテロシクロアルキルカルボニル;又は5〜6員ヘテロアリールであり;
R
1は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はWであり;ここで、Wは、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、アミノカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、-N(R
1A)C(O)R
1B、-N(R
1A)C(O)OR
1B、又は-N(R
1A)C(O)NR
1BR
1Cで置換されたアルキルであり;ここで、R
1A、R
1B、及びR
1Cは、各々独立に、水素又はC
1-6アルキルであり;
R
2及びR
3は、独立に、水素、アルキル、フェニル、ベンジル、又はアルコキシ置換ベンジルであり;ここで、該アルキルは、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、又はアルコキシカルボニルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルカルボニルオキシで任意に置換されており;
但し、環Aがフェニルである場合、環Bは、ハロ置換フェニルであることができない)。
23.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、環Aが、C
3-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、又はフェニルである、化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩である。
24.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、環AがC
3-7シクロアルキルである、化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩である。
25.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、環Aが5〜6員ヘテロシクロアルキルである、化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩である。
26.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、環Aがフェニルである、化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩である。
27.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、R
1が水素又はWである、化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩である。
28.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、R
1が水素である、化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩である。
29.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、R
1がWである、化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩である。
30.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、R
2及びR
3が、独立に、水素である、化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩である。
31.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、環Cが:
である、化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩である。
32.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩は、環Cが:
である、化合物、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、又は医薬として許容し得る塩である。
33.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、表1、表2、及び表4の化合物からなる群から選択される化合物;任意に、その互変異性体、単一の立体異性体、又は立体異性体の混合物としてのもの、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩としてのものである。
34.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、化合物1〜168から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、及びさらに任意に、その医薬として許容し得る塩としてのものである。
35.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、化合物169〜375からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、及びさらに任意に、その医薬として許容し得る塩としてのものである。
36.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、化合物376〜486からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、及びさらに任意に、その医薬として許容し得る塩としてのものである。
37.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、化合物169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、185、186、187、188、189、190、194、195、196、197、198、199、200、201、203、204、206、207、208、209、210、211、212、213、214、215、216、217、218、219、220、221、222、223、224、225、226、227、228、229、230、231、232、233、234、235、236、237、238、239、240、241、242、243、244、245、246、247、249、250、251、252、253、254、255、256、257、258、259、260、261、262、263、264、265、266、267、268、269、270、271、272-1、272-2、273、274、275、277、278、279、280、281、282、283、284、285、286、287、288、289、290、291、292、293、295、297、298、299、300、301、303、304、305、306、307、308-1、308-2、309、310、311、312、313、314、315、316、317、318、319、320、321、322、323、324、325、326、327、328、329、330、331、332、333、334、335、336、337、338、339、340、341、342、343、344、345、346、347、348、349、350、351、352、353、354、355、356、357、358、359、360、361、362、363、364、365、367、368、369、370、373、及び375からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩としてのものである。
38.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、化合物376、377、379、380、381、382、383、384、386、387、388、389、390、391、392、393、394、395、396、397、398、399、400、401、402、403、404、405、406、407、408、409、410、411、412、413、414、415、416、417、418、419、420、421、422、423、424、425、426、427、428、429、430、431、432、433、434、435、436、437、438、439、440、441、442-1、442-2、443、444、445、446、447、448、449、450、451、452、453、454、455、456、457、458、459、460、461、462、463、464、465、466、467、468、469、470、471、472、473、474、475、476、477、478、479、480、481、482、483、484、485、及び486からなる群から選択される化合物、又はその単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩としてのものである。
39.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、式(VIII)の化合物、及び任意に、その単一の立体異性体又は立体異性体の混合物、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩である:
(式中:
環Cは:
から選択され;
ここで、波線
は、C
1炭素とC(O)-OR
1のカルボニルとの結合点及びC
2炭素とLとの結合点を示し;
Lは、結合、CH
2、CH
2CH
2、O、又はCH
2Oであり;
Xは、N又はCHであり;
R
1D及びR
1Eは、各々独立に、H又はヒドロキシであり;
mは、1、2、又は3であり;
nは、0、1、2、又は3であり;
環A及び環Bは、各々独立に、ハロ、ハロアルキル、又はフェニルで任意に置換された、C
3-7シクロアルキル、5〜6員ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールであり;ここで、フェニルは、ハロ、ハロアルキル、又はハロアルコキシで任意に置換されている)。
40.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物は、化合物294、296、366、372、374、378、及び385、又は任意に、その互変異性体、単一の立体異性体もしくは立体異性体の混合物としてのもの、並びにさらに任意に、これらの医薬として許容し得る塩としてのものからなる群から選択される。
41.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、上記の実施態様のいずれか1つの化合物、任意に、単一の立体異性体、又は立体異性体の混合物としてのもの、及びさらに任意に、医薬として許容し得る賦形剤としてのものを含む、医薬組成物である。
42.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、グリオキシル酸代謝の欠陥と関連する疾患又障害を治療する方法であって、そのような疾患又は障害に罹患している患者に、上記の実施態様のいずれか1つの化合物もしくはその医薬として許容し得る塩及び/又は医薬組成物を投与することを含む、方法である。
43.すぐ上の実施態様のある実施態様において、該疾患又障害は、原発性高シュウ酸尿症である。
44.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、医薬として使用するための、上記の実施態様のいずれか1つの化合物もしくはその医薬として許容し得る塩及び/又は医薬組成物である。
45.別の実施態様において、本明細書に開示されるのは、グリオキシル酸代謝の欠陥と関連する疾患又障害を治療する方法で使用するための、上記の実施態様のいずれか1つの化合物もしくはその医薬として許容し得る塩及び/又は医薬組成物である。
46.すぐ上の2つの実施態様のある実施態様において、該疾患又障害は、原発性高シュウ酸尿症である。
47.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物は、環Bが一置換又は二置換ハロであることができない、化合物である。
48.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物は、環Bが、非置換フェニル、又はアルキル、ハロ、もしくはハロアルキルから独立に選択される1つもしくは2つの基で置換されたフェニルであることができない、化合物である。
49.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物は、環Aが、非置換フェニル、又はアルキル、ハロ、もしくはハロアルキルから独立に選択される1つもしくは2つの基で置換されたフェニルであることができず、かつ環Bが、非置換フェニル、又はアルキル、ハロ、もしくはハロアルキルから独立に選択される1つもしくは2つの基で置換されたフェニルであることができない、化合物である。
50.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物は、LがS又はCH
2であるとき、環Bが一置換又は二置換ハロであることができない、化合物である。
51.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物は、LがS又はCH
2であるとき、環Bが、非置換フェニル、又はアルキル、ハロ、もしくはハロアルキルから独立に選択される1つもしくは2つの基で置換されたフェニルであることができない、化合物である。
52.ある実施態様において、上記の実施態様のいずれか1つの化合物は、LがS又はCH
2であるとき、環Aが、非置換フェニル、又はアルキル、ハロ、もしくはハロアルキルから独立に選択される1つもしくは2つの基で置換されたフェニルであることができず、かつ環Bが、非置換フェニル、又はアルキル、ハロ、もしくはハロアルキルから独立に選択される1つもしくは2つの基で置換されたフェニルであることができない、化合物である。