JP2021075188A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】着座時間が長くなっても、疲労軽減効果の低減を抑えることができる車両用シートを得る。【解決手段】シート本体10Hに設けられた骨盤サポート18は、着座乗員Pの骨盤Ppを押圧する押圧状態と、着座乗員Pの骨盤Ppを押圧しない非押圧状態と、の間で切り替え可能になっている。そして、シート本体10Hに乗員が着座している状態において、制御部62は、押圧状態と非押圧状態とが交互に繰り返されるように骨盤サポート18を制御する。制御部62は、更に、乗員着座後の最初の押圧状態の継続時間が乗員着座後の二回目以降の押圧状態の継続時間よりも長い時間でかつ35分〜45分になるように、骨盤サポート18を制御する。【選択図】図4B

Description

本発明は、車両用シートに関する。
車両用シートに骨盤を支持する機能を持たせた技術が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。このような先行技術によれば、着座時の疲労の軽減に寄与し得る。
特開平8−56776号公報
しかしながら、上記先行技術による場合、骨盤を支持された姿勢での着座時間が一定時間を超えると、疲労軽減効果が大きく低減してしまうため、この点で改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して、着座時間が長くなっても、疲労軽減効果の低減を抑えることができる車両用シートを得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明の車両用シートは、乗員着座用のシート本体と、前記シート本体に設けられ、着座乗員の骨盤を押圧する押圧状態と、着座乗員の骨盤を押圧しない非押圧状態と、の間で切り替え可能な押圧機構と、前記シート本体に乗員が着座している状態において前記押圧状態と前記非押圧状態とが交互に繰り返されるように前記押圧機構を制御する制御部と、を有する。
上記構成によれば、シート本体に設けられた押圧機構は、着座乗員の骨盤を押圧する押圧状態と、着座乗員の骨盤を押圧しない非押圧状態と、の間で切り替え可能になっている。そして、シート本体に乗員が着座している状態において、制御部は、押圧状態と非押圧状態とが交互に繰り返されるように押圧機構を制御する。ここで、押圧機構の状態が押圧状態と非押圧状態との間で切り替えられると、着座乗員の骨盤付近の体圧分布が変わるので、着座乗員の着座時間が長くなっても、疲労軽減効果の低減が抑えられる。
請求項2に記載する本発明の車両用シートは、請求項1に記載の構成において、前記制御部は、更に、乗員着座後の最初の前記押圧状態の継続時間が乗員着座後の二回目以降の前記押圧状態の継続時間よりも長い時間でかつ35分〜45分になるように、前記押圧機構を制御する。
上記構成によれば、乗員着座後の最初の押圧状態の継続時間が乗員着座後の二回目以降の押圧状態の継続時間よりも長い時間でかつ35分〜45分になる。この構成では、乗員の着座初期において、疲労を軽減することができると共に、着座乗員が骨盤の押圧を解除して欲しいと感じる少し前のタイミングで押圧状態から非押圧状態に切り替えられる。よって、疲労軽減効果の低減が抑えられる。
請求項3に記載する本発明の車両用シートは、請求項1に記載の構成において、前記シート本体には、前記押圧機構が着座乗員の骨盤を押圧する範囲に対応する部分に体圧センサが設けられ、前記制御部は、更に、前記体圧センサの検出結果に基づいて、前記体圧センサの検出範囲で着座乗員の体圧が作用する部分の面積が所定の基準値以上でかつ前記体圧の最大値が所定値以下である第1の状態と、前記第1の状態でない第2の状態と、が予め設定したタイミングで切り替わるように前記押圧機構を制御する。
上記構成によれば、シート本体には、押圧機構が着座乗員の骨盤を押圧する範囲に対応する部分に体圧センサが設けられている。そして、制御部は、更に、体圧センサの検出結果に基づいて、体圧センサの検出範囲で着座乗員の体圧が作用する部分の面積が所定の基準値以上でかつ前記体圧の最大値が所定値以下である第1の状態と、前記第1の状態でない第2の状態と、が予め設定したタイミングで切り替わるように押圧機構を制御する。このため、着座乗員の骨盤付近の体圧分布の状態が同じ状態で過度に継続されることが防止され、疲労軽減効果の低減が抑えられる。
以上説明したように、本発明の車両用シートによれば、着座時間が長くなっても、疲労軽減効果の低減を抑えることができるという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係る車両用シートを示す斜視図である。 図1の車両用シートにおけるシートバックの骨格構造を示す斜視図である。 図1の車両用シートにおけるシートクッションの骨格構造を示す斜視図である。 図1の車両用シートにおいて骨盤サポートが非押圧状態にある場合を示す模式的な側面図である。 図1の車両用シートにおいて骨盤サポートが押圧状態にある場合を示す模式的な側面図である。 図2のシートバックの骨格構造をシートバックフレームとバックロアサポートとに分解した状態で示す分解斜視図である。 図5のバックロアサポートを分解した状態で示す分解斜視図である。 図5のバックロアサポートの作動前の状態を示す斜視図である。 図5のバックロアサポートの作動前の状態を示す側面図である。 図5のバックロアサポートの作動後の状態を示す斜視図である。 図5のバックロアサポートの作動後の状態を示す側面図である。 図3のシートクッションの骨格構造の一部を分解した状態で示す分解斜視図である。 図3のクッションサポートの作動後の状態を斜め上方側から見た状態で示す斜視図である。 図3のクッションサポートの作動前の状態を斜め下方側から見た状態で示す斜視図である。 図3のクッションサポートの作動後の状態を斜め下方側から見た状態で示す斜視図である。 図4Aの状態での着座乗員のシートクッション側の体圧分布を示す図である。 図4Bの状態での着座乗員のシートクッション側の体圧分布を示す図である。 図1の車両用シートにおける骨盤サポートの作動のタイムサイクルを示す図である。 最初の押圧状態の継続時間を決定するための試験で試されたタイムサイクルを示す図である。 図14に示される各タイムサイクルに対応する快適性評価であってスタートから1時間経過後になされた評価を示す棒グラフである。 図14に示される各タイムサイクルに対応する快適性評価であってスタートから2時間経過後になされた評価を示す棒グラフである。 二回目以降の押圧状態の継続時間を決定するための試験で試されたタイムサイクルを示す図である。 図17に示される各タイムサイクルに対応する快適性評価であってスタートから2時間経過後になされた評価を示す棒グラフである。 本発明の第2の実施形態に係る車両用シートを示す斜視図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る車両用シートについて図1〜図18を用いて説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRはシート前方側を示しており、矢印UPはシート上方側を示しており、矢印Wはシート幅方向を示している。
図1には、本実施形態に係る車両用シート10が斜視図で示されている。車両用シート10は、乗員着座用のシート本体10Hを有している。シート本体10Hは、着座乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション12と、着座乗員の背部を支持するシートバック14と、着座乗員の頭部を支持するヘッドレスト16と、を備えている。シートクッション12は、シートクッションフレーム12F(図3参照)にシートクッションパッド12Pが被せられている。また、シートバック14は、シートバックフレーム14F(図2参照)にシートバックパッド14Pが被せられている。
図2には、シートバック14の骨格構造が斜視図で示されている。図2に示されるように、シートバックフレーム14Fは、その両サイドでシートバック上下方向に延在する左右一対のサイドフレーム14Sと、シートバック正面視で逆U字状とされて左右のサイドフレーム14Sの上端部同士を繋ぐアッパフレーム14Uと、を備えている。さらに、シートバックフレーム14Fは、アッパフレーム14Uの左右一対の上下延在部分同士をシート幅方向に繋ぐシートバックアッパパネル14Aと、左右のサイドフレーム14Sの下部同士をシート幅方向に繋ぐシートバックロアパネル14B(図5参照)と、を備えている。
図3には、シートクッション12の骨格構造が斜視図で示されている。図3に示されるように、シートクッションフレーム12Fは、その両サイドでシート前後方向に延在する左右一対のサイドフレーム部12Sと、左右一対のサイドフレーム部12Sの前端部間に掛け渡されたシートパン部12Aと、左右一対のサイドフレーム部12Sの後端部同士を連結するロッド12Bと、を備えている。また、シートパン部12Aとロッド12Bとの間には、シートクッションバネ12Cが掛け渡されている。このシートクッションバネ12Cは、シート幅方向に並んで配置された複数(ここでは4個)のSバネによって構成されている。シートクッションバネ12Cの後部でロッド12Bよりも前側の部分は、側面視でシート後方側へ向けてシート上方側に傾斜している。シートクッションバネ12Cの後部には、シート幅方向に延在する後側パネル12Rが取り付けられている。
図4Aに示されるように、シート本体10Hには、押圧機構としての骨盤サポート18(図4では簡略化して模式的に図示)が設けられている。骨盤サポート18は、図4Bに示される着座乗員Pの骨盤Ppを押圧する押圧状態と、図4Aに示される着座乗員Pの骨盤Ppを押圧しない非押圧状態と、の間で切り替え可能に構成されている。本実施形態では、骨盤サポート18がONの状態で押圧状態となり、骨盤サポート18がOFFの状態で非押圧状態となる。以下、骨盤サポート18の構成の一例について説明する。
骨盤サポート18は、図2に示されるシートバックフレーム14Fに設けられるバックロアサポート20と、図3に示されるシートクッションフレーム12Fに設けられるクッションサポート40と、を備えている。
図5には、シートバック14(図1参照)の骨格構造をシートバックフレーム14Fとバックロアサポート20とに分解した状態の分解斜視図が示されている。また、図6には、バックロアサポート20を分解した状態の分解斜視図が示されている。
これらの図に示されるように、バックロアサポート20は、シートバックパッド14P(図1参照)の下部をシート前方側に押圧するための樹脂製のプレート22を備えている。プレート22の裏面上部には、左右対の係止部22Aが形成されている。係止部22Aは、シート取付用のワイヤ24の被係止部24Aに係止されている。このワイヤ24は、正面視で略U字状とされ、その上下方向中間部の下部側に被係止部24Aが形成されている。被係止部24Aは、ワイヤ24においてシート幅方向外側に略U字状に張り出すように曲げられた部位に形成されている。ワイヤ24の上部24Bは、シートバックフレーム14Fのシートバックアッパパネル14Aに係止されている(図2参照)。
ワイヤ24の下部は、シート下方側へ向けてシート背面側に傾斜されている。ワイヤ24の下端部を構成する下辺部24Cは、樹脂製の固定部材26の左右方向中間部26Mと左右一対のブッシュ28とによってシート前後方向に挟まれており、この状態で固定部材26にブッシュ28がねじ止めされている。固定部材26は、正面視で横長の略U字状に形成されており、車両用シート10の完成状態ではシートバックフレーム14Fのシートバックロアパネル14Bに上下左右においてねじ止めされている。
固定部材26の左右のサイド部26Sの間には、駆動用ワイヤ30の軸方向中間部30Mが設けられている。駆動用ワイヤ30の軸方向端部30Sは、シート幅方向を軸線方向として配置され、それぞれ固定部材26の左右のサイド部26Sと固定部品32(図6参照)との間に挟まれており、この状態で固定部品32が固定部材26にねじ止めされている。駆動用ワイヤ30の軸方向中間部30Mは、下方側にU字状に曲げられており、固定部材26の左右方向中間部26M(図6参照)に対して、シート前方側に配置される。また、駆動用ワイヤ30の軸方向一端側には、シート幅方向を軸線方向とするギヤ34(図6参照)が一体化されている。
また、このギヤ34に隣接してモータ36が配置されている。モータ36は、固定部材26の一方のサイド部26S(26S1)にねじ止めされている。モータ36の出力側は、ギヤ34に接続されている。モータ36は、正転駆動及び逆転駆動が可能とされ、ギヤ34を回転させることで駆動用ワイヤ30をシート幅方向の軸線回りに回転させるように配置されている。
図7Aには、バックロアサポート20の作動前の状態が斜視図で示され、図7Bには、バックロアサポート20の作動前の状態が側面図で示されている。また、図8Aには、バックロアサポート20の作動後の状態が斜視図で示され、図8Bには、バックロアサポート20の作動後の状態が側面図で示されている。これらの図に示されるように、駆動用ワイヤ30がシート幅方向の軸線回りに回転することで、プレート22の大部分(上端部以外の部分)が図7A及び図7Bに示される非押圧位置と図8A及び図8Bに示される押圧位置との間で回動するようになっている。なお、プレート22において、図7A及び図7Bに示される非押圧位置は、シートバックパッド14P(図1参照)の下部をシート前方側に押圧しない位置であり、図8A及び図8Bに示される押圧位置は、シートバックパッド14P(図1参照)の下部をシート前方側に押圧する位置である。
一方、図9には、シートクッション12(図1参照)の骨格構造の一部を分解した状態の分解斜視図が示されている。また、図10には、クッションサポート40の作動後の状態が斜め上方側から見た状態の斜視図で示されている。図9及び図10に示されるように、クッションサポート40は、シートクッションバネ12Cの後部及び後側パネル12Rに対して上側にクッションパン42を備えている。クッションパン42は、シートバックパッド14P(図1参照)の後部をシート上方側に押圧するためのパネル状部材とされる。
クッションパン42には、その後端部及び側端部を通るように屈曲された一本のワイヤ43が取り付けられている。ワイヤ43は、平面視でシート前方側が開放された略U字状に形成されると共に、側面視で後端部が立ち上がった略L字状に形成されている。また、ワイヤ43の前端部には、平面視で互いに接近する側に短く延出された一対の取付軸部43Aが形成されている。一対の取付軸部43Aは、シートクッションバネ12Cのシート前後方向中間部の両サイド側に固定された支持片44の軸支持部44Aにシート幅方向の軸線回りに回転可能に支持されている。これらにより、クッションパン42は、図3に示される非押圧位置と、図10に示される押圧位置と、の間でシート幅方向の軸線回りに回動可能とされている。なお、クッションパン42において、図3に示される非押圧位置は、シートバックパッド14P(図1参照)の後部をシート上方側に押圧しない位置であり、図10に示される押圧位置は、シートバックパッド14P(図1参照)の後部をシート上方側に押圧する位置である。
図3及び図9に示されるワイヤ43の後端部43Bにおける両サイド側の部位には、引張りバネ46の一端側が係止されている。引張りバネ46は、本実施形態ではシート上下方向に沿って配置された引張りコイルバネとされる。引張りバネ46の他端側は、後側パネル12Rの両サイドに設けられた被係止部材48に係止されている。被係止部材48は、後側パネル12Rにねじで固定され、後側パネル12Rに対してシート幅方向外側に張り出している。これらにより、図3に示されるように、引張りバネ46は、クッションパン42を非押圧位置に向けて付勢している。
図9に示されるように、シートクッションバネ12Cのシート幅方向中間部には、後側パネル12Rよりもシート前方側でかつ支持片44よりもシート後方側のシート前後方向位置に、支持パネル56が取り付けられている。支持パネル56の両サイド部56Sは、シートクッションバネ12Cに取り付けられている。また、支持パネル56のシート幅方向中間部には、支持パネル56の両サイド部56Sに対して一段下がるように凹む凹部56Mが形成されている。凹部56Mの底面は、シート後方側へ向けてシート上方側に傾斜しながらシート下方斜め後方側を半径方向外側とするようになだらかに湾曲している。
図10に示されるように、支持パネル56の凹部56Mの上方側には、取付部材57が配置されている。取付部材57の両側部は、支持パネル56の凹部56Mの両サイド側に取り付けられている。支持パネル56の凹部56Mと取付部材57との間には、可動部材58の一部が配置される。
図9に示されるように、可動部材58は、その前端部側を構成する荷重受部58Aを備えると共に、荷重受部58Aからシート後上方側に延出された左右一対のアーム部58Bを備えている。左右一対のアーム部58Bの後端部58Rは、互いに離反する方向に延出されている。図10に示されるように、左右一対のアーム部58Bは、その一部が支持パネル56の凹部56Mと取付部材57との間に配置される。
図11Aには、クッションサポート40の作動前の状態が斜め下方側から見た状態の斜視図で示され、図11Bには、クッションサポート40の作動後の状態が斜め下方側から見た状態の斜視図で示されている。なお、図11A及び図11Bでは、可動部材58のアーム部58Bの位置を図示するために、支持パネル56の凹部56M(図9参照)を含む部位を破断した状態で示している。可動部材58は、図3及び図11Aに示される位置(クッションパン42を押圧しない位置)と、図10及び図11Bに示される位置(クッションパン42を押圧する位置)と、の間で移動可能とされている。
図11A及び図11Bに示されるように、可動部材58の荷重受部58Aにはインナケーブル54Bのシート幅方向に延在する部分が係止されている。インナケーブル54Bの先端部に取り付けられた取付ピン54Pは、支持パネル56(図10参照)に取り付けられ、インナケーブル54Bの他端部は巻取装置52の巻取部に固定されている。インナケーブル54Bは、アウタケーブル54Aの中を移動可能に挿通されて先端部側の部位がアウタケーブル54Aから露出しており、アウタケーブル54Aと共にケーブル54を構成している。
アウタケーブル54Aの基端側は、巻取装置52に取り付けられている。巻取装置52には、モータ50が設けられており、モータ50が作動することで巻取装置52の巻取部が回転するようになっている。
以上により、モータ50の作動に連動して巻取装置52の巻取部が回転することで、インナケーブル54Bが巻き取られると、インナケーブル54Bが図11Aに示される状態の荷重受部58Aを図11Bに示されるようにシート後上方側に変位させるようになっている。すなわち、モータ50の作動によって、可動部材58をシート後上方側に変位させてクッションパン42を非押圧位置から押圧位置に移動させるように、構成されている。また、モータ50が停止すると、引張りバネ46(図3参照)の付勢力でクッションパン42が押圧位置から非押圧位置に移動するようになっている。
図4Aに模式的に示されるように、モータ36及びモータ50は、ECU60(図中ではブロック化して図示)に電気的に接続されている。ECU60は、CPU、ROM、RAM、ストレージ及び通信インタフェースを有し、これらの各構成部は、バスを介して相互に通信可能に接続されている。また、ECU60は、機能構成として、制御部62を有する。制御部62の機能構成は、CPUがROM又はストレージに記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。
ECU60には、一例として、バックルスイッチ64(図中ではブロック化して二点鎖線で図示)が電気的に接続されている(接続状態は図示省略)。バックルスイッチ64は、図示しないシートベルト装置においてタングプレートがバックルに装着されているか否かの信号をECU60に出力するようになっている。また、ECU60には、一例として、着座センサ66(図中ではブロック化して二点鎖線で図示)が電気的に接続されている(接続状態は図示省略)。着座センサ66は、シートクッション12に設けられ、シート本体10Hに乗員が着座しているか否かの信号をECU60に出力するようになっている。
ECU60の制御部62は、シート本体10Hに乗員が着座している状態において図4Bに示される押圧状態と図4Aに示される非押圧状態とが交互に繰り返されるように骨盤サポート18を制御する。制御部62は、一例として、着座センサ66からECU60への信号に基づいてシート本体10Hに乗員が着座している状態であるか否かを判断する。なお、制御部62は、一例として、図示しないシートベルト装置においてタングプレートがバックルに装着された旨の信号がバックルスイッチ64からECU60に入力されてから、図4Bに示される押圧状態になるように骨盤サポート18を制御する。また、制御部62は、一例として、前記タングプレートが前記バックルから外された旨の信号がバックルスイッチ64からECU60に入力された場合に骨盤サポート18の制御を終了する。また、変形例として、制御部62は、バックルスイッチ64の信号に変えて、着座乗員が操作可能な操作スイッチ(図示省略)のON/OFFの信号に基づいて、骨盤サポート18の制御を開始したり終了したりしてもよい。
また、制御部62は、更に、乗員着座後の最初の押圧状態の継続時間が乗員着座後の二回目以降の押圧状態の継続時間よりも長い時間でかつ35分〜45分になるように骨盤サポート18を制御することが好ましい。図13には、骨盤サポート18の作動のタイムサイクルが示されている。この図に示されるように、本実施形態では、制御部62(図4B参照)は、乗員着座後の最初の押圧状態の継続時間が一例として40分、乗員着座後の二回目以降の押圧状態の継続時間が一例として15分になるように骨盤サポート18を制御する。また、制御部62(図4B参照)は、乗員着座後の非押圧状態の継続時間が一例として15分になるように骨盤サポート18を制御する。
ここで、本実施形態において乗員着座後の最初の押圧状態の継続時間を40分とした理由について説明する。図14には、最初の押圧状態の継続時間を決定するための試験で試されたタイムサイクルが示されている。なお、図中の「ON」は骨盤サポート18のON状態を意味し、「OFF」は骨盤サポート18のOFF状態を意味する。また、図15には、図14に示される各タイムサイクルに対応する快適性評価であってスタートから1時間経過後になされた評価が棒グラフで示されている。なお、図15において、縦軸のレベルは、総合快適性の官能評価のレベルを示し、その数値が高いほど快適性が高いことを意味している。レベル5は快適な状態、レベル4は軽い違和感がある状態、レベル3は違和感があるものの許容範囲内である状態、レベル2は姿勢を動かしたい状態、レベル1はシートから立ちたい状態、をそれぞれ意味する。
図14に示されるように、この試験では、押圧状態(「ON」の状態)と非押圧状態(「OFF」の状態)との切り替えを、10分毎、20分毎、30分毎、40分毎、50分毎、60分毎の6パターンで行った。なお、いずれの場合も押圧状態(「ON」の状態)からスタートしている。
図15に示されるように、この試験より、6パターンの中では40分とした場合が最も快適であることが判る。このため、本実施形態では、乗員着座後の最初の押圧状態の継続時間を40分とした。なお、図15の棒グラフより、乗員着座後の最初の押圧状態の継続時間を35分〜45分とすれば、ある程度の快適性を確保できることが推定できる。
一方、図16には、図14に示される各タイムサイクルに対応する快適性評価であってスタートから2時間経過後になされた評価が棒グラフで示されている。なお、図16における縦軸のレベルは、図15における縦軸のレベルと同様のレベルを示す。この図に示されるように、スタートから2時間経過後の評価は、40分毎に切り替える場合がベストではないことが判る。
次に、本実施形態において乗員着座後の二回目以降の押圧状態の継続時間を15分とした理由について説明する。図17には、二回目以降の押圧状態の継続時間を決定するための試験で試されたタイムサイクルが示されている。なお、図中の「ON」は骨盤サポート18のON状態を意味し、「OFF」は骨盤サポート18のOFF状態を意味する。また、図18には、図17に示される各タイムサイクルに対応する快適性評価であってスタートから2時間経過後になされた評価が棒グラフで示されている。なお、図18における縦軸のレベルは、図15における縦軸のレベルと同様のレベルを示す。
図17に示されるように、この試験では、乗員着座後の最初の押圧状態(「ON」の状態)の継続時間は40分とし、その後の非押圧状態(「OFF」の状態)と押圧状態(「ON」の状態)との切り替えを、10分毎、15分毎、20分毎、25分毎の4パターンで行った。
図18に示されるように、この試験より、4パターンの中では15分とした場合が最も快適であることが判る。このため、本実施形態では、乗員着座後の二回目以降の押圧状態の継続時間を15分とした。なお、図18の棒グラフより、乗員着座後の二回目以降の押圧状態の継続時間を14分〜18分とすれば、ある程度の快適性を確保できることが推定できる。
(作用・効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態では、図4A等に示される骨盤サポート18は、図4Bに示される着座乗員Pの骨盤Ppを押圧する押圧状態と、図4Aに示される着座乗員Pの骨盤Ppを押圧しない非押圧状態と、の間で切り替え可能になっている。そして、シート本体10Hに乗員が着座している状態において、図4Aに示される制御部62は、図4Bに示される押圧状態と図4Aに示される非押圧状態とが交互に繰り返されるように骨盤サポート18を制御する。
図12Aには、図4Aに示される状態でのシートクッション12側の着座乗員Pの体圧分布が示され、図12Bには、図4Bに示される状態でのシートクッション12側の着座乗員Pの体圧分布が示されている。図12A及び図12Bにおいて、縦軸方向はシート前後方向、横軸方向はシート幅方向を示す。また、図中において色が濃い部分は圧力が高い状態を表している。
これらの図に示されるように、骨盤サポート18が押圧状態にある状態と、骨盤サポート18が非押圧状態にある状態とでは、着座乗員Pの骨盤Pp付近の体圧分布が異なる。より具体的に説明すると、骨盤サポート18が押圧状態にある状態では、着座乗員Pの骨盤Ppが安定的に支持され、着座乗員Pの体圧は分散された状態となる(図12B参照)。これに対して、骨盤サポート18が非押圧状態にある状態では、着座乗員Pの骨盤Ppの安定的な支持が解除され、着座乗員Pの体圧は左右の特定部位に集中した状態となる(図12A参照)。
このように、骨盤サポート18の状態が図4Aに示される押圧状態と図4Bに示される非押圧状態との間で切り替えられると、着座乗員Pの骨盤Pp付近の体圧分布が変わる(図12A及び図12B参照)。このため、着座乗員Pの着座時間が長くなっても、疲労軽減効果の低減が抑えられる。
また、本実施形態では、制御部62は、更に、乗員着座後の最初の押圧状態の継続時間が乗員着座後の二回目以降の押圧状態の継続時間よりも長い時間でかつ40分になるように骨盤サポート18を制御する。ここで、乗員の着座初期段階はその後の段階よりも着座乗員Pの骨盤Ppを長く安定化させた方が快適であること、及び乗員着座後の最初の押圧状態の継続時間が40分であると快適度が高いことが、前述した試験結果によって分かっている。よって、本実施形態の構成によれば、乗員の着座初期において、疲労を軽減することができると共に、着座乗員Pが骨盤Ppの押圧を解除して欲しいと感じる少し前のタイミングで骨盤サポート18の状態が図4Bに示される押圧状態から図4Aに示される非押圧状態に切り替えられるので、疲労軽減効果の低減が抑えられる。
以上説明したように、本実施形態の車両用シート10によれば、着座時間が長くなっても、疲労軽減効果の低減を抑えることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る車両用シートについて、図19を用いて説明する。図19には、本実施形態に係る車両用シート70が斜視図で示されている。なお、本実施形態は、以下に説明する点を除いて、第1の実施形態と実質的に同様の構成となっている。よって、第1の実施形態と実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。
図19に示されるように、シート本体10Hには、骨盤サポート18(図中ではバックロアサポート20及びクッションサポート40を模式化して図示)が着座乗員の骨盤を押圧する範囲に対応する部分に体圧センサ72が設けられている。体圧センサ72は、ECU74(図中ではブロック化して図示)に電気的に接続されている。ECU74は、第1の実施形態のECU60(図4A参照)が電気的に接続される外部装置(モータ36、50を含む)にも、電気的に接続されている。ECU74は、機能構成として、制御部76を有する。制御部76の機能構成は、CPUがROM又はストレージに記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。
制御部76は、第1の実施形態の制御部62(図4A参照)と同様に、シート本体10Hに乗員が着座している状態において押圧状態と非押圧状態とが交互に繰り返されるように骨盤サポート18を制御する。制御部76は、更に、体圧センサ72の検出結果に基づいて、体圧センサ72の検出範囲で着座乗員Pの体圧が作用する部分の面積が所定の基準値以上でかつ前記体圧の最大値が所定値以下である第1の状態(例えば図12Bに示される状態を含む)と、前記第1の状態でない第2の状態(例えば図12Aに示される状態を含む)と、が予め設定したタイミングで切り替わるように骨盤サポート18を制御する。
最初に前記第1の状態にするタイミングは、一例として、第1の実施形態と同様のタイミングとする。また、予め設定した切り替えのタイミングとしては、一例として、前記第1の状態が、最初は40分、二回目以降は15分とされ、前記第2の状態が、各回15分とされる。なお、他の例として、骨盤サポート18の操作メニューの中に自動調整モードを設け、乗員によって前記自動調整モードが選択された場合に骨盤サポート18をONとし、更に、その後において、前記第1の状態に達したら骨盤サポート18をOFFとし、体圧センサ72の検出範囲で着座乗員Pの体圧が作用する部分の面積が最低レベルに達したものと判断されたら骨盤サポート18をONとする、といったことを繰り返すような構成とすることも可能である。
本実施形態では、着座乗員Pの骨盤Pp付近の体圧分布の状態が同じ状態で過度に継続されることが防止され、疲労軽減効果の低減が抑えられる。このため、本実施形態の車両用シート70によれば、着座時間が長くなっても、疲労軽減効果の低減を抑えることができる。
[実施形態の補足説明]
なお、上記第1の実施形態では、図4A及び図4Bに示される制御部62は、乗員着座後の最初の押圧状態の継続時間が一例として40分になるように骨盤サポート18を制御しているが、変形例として、制御部(62)は、乗員着座後の最初の押圧状態の継続時間が35分〜39分及び41分〜45分のいずれかになるように骨盤サポート18を制御してもよい。
また、上記第1、第2の実施形態の変形例として、前後上下方向に調整可能な(4WAYの)ランバーサポートが並設されてもよい。
また、骨盤サポート(押圧機構)が着座乗員の骨盤を押圧する場合の突出量を個人の好みに応じて決められるような構成としてもよい。
また、上記実施形態では、押圧機構としての骨盤サポート18がバックロアサポート20とクッションサポート40とを備えているが、押圧機構は、バックロアサポート(20)及びクッションサポート(40)の一方のみで構成されてもよい。
また、車両用シートは、バックロアサポート(20)及びクッションサポート(40)の一方のみを押圧機構として機能させる(言い換えれば他方は押圧機構として機能させない)、という選択が乗員によって可能なように構成されていてもよい。
なお、上記実施形態及び上述の変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
以上、本発明の一例について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 車両用シート
10H シート本体
18 骨盤サポート(押圧機構)
62 制御部
70 車両用シート
72 体圧センサ
76 制御部
P 着座乗員
Pp 着座乗員の骨盤

Claims (3)

  1. 乗員着座用のシート本体と、
    前記シート本体に設けられ、着座乗員の骨盤を押圧する押圧状態と、着座乗員の骨盤を押圧しない非押圧状態と、の間で切り替え可能な押圧機構と、
    前記シート本体に乗員が着座している状態において前記押圧状態と前記非押圧状態とが交互に繰り返されるように前記押圧機構を制御する制御部と、
    を有する車両用シート。
  2. 前記制御部は、更に、乗員着座後の最初の前記押圧状態の継続時間が乗員着座後の二回目以降の前記押圧状態の継続時間よりも長い時間でかつ35分〜45分になるように、前記押圧機構を制御する、請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記シート本体には、前記押圧機構が着座乗員の骨盤を押圧する範囲に対応する部分に体圧センサが設けられ、
    前記制御部は、更に、前記体圧センサの検出結果に基づいて、前記体圧センサの検出範囲で着座乗員の体圧が作用する部分の面積が所定の基準値以上でかつ前記体圧の最大値が所定値以下である第1の状態と、前記第1の状態でない第2の状態と、が予め設定したタイミングで切り替わるように前記押圧機構を制御する、請求項1に記載の車両用シート。
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