JPH06133829A - 座席装置 - Google Patents

座席装置

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JPH06133829A
JPH06133829A JP28997892A JP28997892A JPH06133829A JP H06133829 A JPH06133829 A JP H06133829A JP 28997892 A JP28997892 A JP 28997892A JP 28997892 A JP28997892 A JP 28997892A JP H06133829 A JPH06133829 A JP H06133829A
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JP
Japan
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seat
pressure
pressure concentration
support surface
shape
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Application number
JP28997892A
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English (en)
Inventor
Yoichi Kishi
陽一 貴志
Tomio Shindo
富雄 神藤
Kazuto Kato
和人 加藤
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗員の各個人の着座姿勢の相違や着座姿勢の
変化に対応して痺れ感や圧迫感という自覚症状を効果的
に緩和できる座席装置を提供する。 【構成】 着座者の臀部を座面で支持するシートクッシ
ョンCL1と、着座者の背部を支持面で支持するシート
バックCL2と、座面又は支持面の少なくとも一方の形
状変更を行うアクチュエータCL3と、アクチュエータ
CL3を制御する制御手段CL4と、形状変更を行う座
面又は支持面の少なくとも一方に対する着座者の圧力集
中を検出する圧力集中検出手段CL5とを備え、制御手
段CL4は、圧力集中検出手段CL5からの検出に応じ
て圧力集中箇所を優先的に形状変更させるようにした座
席装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、座面形状を可変制御す
ることができる座席装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の座席装置として、例えば
図15に示すものが、特開平3−188806号公報に
開示されている。
【0003】この座席装置101は、着座者の背部を支
持するシートバック内103に、モータ105と、着座
者の腰椎を支持するランバープレート107とを設けた
もので、モータ105の駆動によってランバープレート
107が前後方向へ移動する。モータ105の駆動制御
は、マニュアルスイッチ109とセレクトスイッチ11
1により、マニュアル操作とオート操作に適宜切替わ
る。マニュアル操作では、ランバープレート107の前
後位置が着座者によって任意に設定され、また、オート
操作では、パルス発信器113からの信号に応じてモー
タ105が正逆方向に交互に駆動し、ランバープレート
107が前後に振動する。
【0004】このような座席装置101によれば、オー
ト操作により腰椎を支持する部分の支持面103の形状
が振動するので、長時間運転に伴い腰部に圧力集中箇所
がある場合には、乗員の痺れ感や圧迫感といった自覚症
状の緩和を図るのに有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、乗員が座席に
着座する際の着座姿勢には個人差があり、痺れ感や圧迫
感といった自覚症状の要因となる圧力集中箇所にも着座
姿勢に応じて個人差が生じる。また、乗員が途中で座り
直して着座姿勢を変えた場合には、圧力集中箇所も着座
姿勢に応じて変化する。
【0006】ところが、前記従来の座席装置のように、
ランバープレート107を定位置で前後動させる構造
は、乗員の着座姿勢が一定であるという前提で制御を行
うものであり、着座姿勢の個人差や着座姿勢の変更等に
よる圧力集中箇所の変化に対応できないという問題があ
った。
【0007】そこで、本発明の目的は、着座姿勢の個人
差や着座姿勢の変化による圧力集中箇所の変化に応じる
ことのできる座席装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1実施例に係る座席装置は、着座者の臀
部を座面で支持するシートクッションCL1と、着座者
の背部を支持面で支持するシートバックCL2と、前記
座面又は支持面の少なくとも一方の形状変更を行うアク
チュエータCL3と、このアクチュエータCL3を制御
する制御手段CL4と、前記形状変更を行う座面又は支
持面の少なくとも一方に対する着座者の圧力集中を検出
する圧力集中検出手段CL5とを備え、前記制御手段C
L4は、前記圧力集中検出手段CL5からの検出に応じ
て圧力集中箇所を優先的に形状変更させるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、第2実施例に係る座席装置は、着座
者の臀部を座面で支持するシートクッションCL1と、
着座者の背部を支持面で支持するシートバックCL2
と、座面又は支持面の少なくとも一方の形状変更を行う
アクチュエータCL3と、着座者の着座状態に関係する
要素を検出する着座状態検出手段CL6と、この着座状
態検出手段CL6からの検出により着座者の着座状態に
応じてアクチュエータCL3を制御する制御手段CL7
とを備え、形状変更を行う座面又は支持面の少なくとも
一方に対する着座者の圧力集中を検出する圧力集中検出
手段CL5と、この圧力集中検出手段CL5からの検出
に応じて圧力集中箇所を優先的に形状変更させるようア
クチュエータCL3を補正制御する補正制御手段CL8
とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1に係る座席装置によれば、圧力集中検
出手段CL5により座面又は支持面の少なくとも一方に
対する着座者の圧力集中が検出されると、この圧力集中
箇所が優先的に形状変更するように制御手段CL4がア
クチュエータCL3を制御し、これにより座面又は支持
面の少なくとも一方の圧力集中箇所が優先して形状変更
される。
【0011】また、請求項2に係る座席装置によれば、
着座状態検出手段CL6により着座者の着座状態に関係
する要素が検出されると、この着座者の状態に応じて制
御手段CL7がアクチュエータCL3を制御し、座面又
は支持面の少なくとも一方が着座者の着座状態に応じて
変更される。そして、圧力集中検出手段CL5により座
面又は支持面の少なくとも一方に対する着座者の圧力集
中が検出されると、この圧力集中箇所が優先的に形状変
更するように補正制御手段CL8がアクチュエータCL
3を補正制御し、これにより座面又は支持面の少なくと
も一方の圧力集中箇所が優先して形状変更される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて
説明する。
【0013】図3は、第1実施例に係る車両用の座席装
置の全体構成図、図4は、座面及び支持面おける空気袋
と座圧センサの配置位置を示す模式図である。
【0014】本実施例は、請求項1の発明に係るもの
で、座席装置1は、車両乗員である着座者の臀部を座面
3aで支持するシートクッション3(CL1)と、着座
者の背部を支持面5aで支持するシートバック5(CL
2)とを備えている。
【0015】図4に示すように、シートクッション3内
には、16個の空気袋7が左右方向及び前後方向に4個
づつ配設され、同様にシートバック5内には,16個の
空気袋9が左右方向及び上下方向に4個づつ配設されて
いる。なお、図4中のPij(i,jは1〜4の数字が入
る)は、シートバック5の上方からi段目で左側からj
番目の位置と、この位置で検出される圧力(座圧)とを
表し、また、P´mn(m,nには1〜4の数字が入る)
は、シートクッション3の後方からm番目で左側からn
番目の位置と、この位置で検出される圧力(座圧)とを
表している。
【0016】図3に示すように、各空気袋7,9は、管
路13を介してエアコンプレッサ11の吐出口に接続さ
れている。各管路13には、管路13内の開度を調節す
る電磁弁15と、管路13を介して空気袋7,9内の空
気圧を検出する空気圧センサ17とが設けられている。
電磁弁15が開閉されると、各空気袋7,9の内部圧力
が変化して、空気袋7,9が膨張又は収縮し、座面3a
及び支持面5aの形状が変更される。すなわち、これら
の空気袋7,9は、本実施例におけるアクチュエータC
L3を構成している。
【0017】シートクッション3の座面3a側とシート
バック5の支持面5a側には、座面3a及び支持面5a
において着座者からの圧力を検出する座圧センサ19が
各空気袋7,9の位置に対応して複数(本実施例では3
2個)配設され、これらの座圧センサ19によって座面
3a及び支持面5aにおける座圧分布が検出される。
【0018】座面3a及び支持面5aにおける座圧分布
は、着座者の疲労変化と相関関係にあり、特に、長時間
座圧が高く維持されている圧力集中箇所では、着座者は
痺れ感や圧迫感等を感じ易い。
【0019】各位置に配設された座圧センサ19からの
座圧分布は、逐次コントローラ21に信号入力される。
コントローラ21には、車両の始動時にONとなるイグ
ニッションスイッチ23と、所定の時間Δtをカウント
するタイマ25と、コンプレッサ11及び電磁弁15が
接続されている。
【0020】コントローラ21は、各座圧センサ19か
ら検出された座圧を、各検出位置毎に所定時間Δtで積
分し、この積分値が最大となる位置を圧力集中箇所と判
断した後、コンプレッサ11を駆動し、圧力集中箇所の
空気袋7,9と接続する電磁弁15を開閉制御する。電
磁弁15の開閉制御は、空気圧センサ17から空気袋
7,9の内部圧力を逐次検出し、図5に示すように、空
気袋7,9の内部圧力が周期的に増減するように行う。
【0021】これにより、座面3a及び支持面5aの圧
力集中箇所の形状が振動するように優先的に変更され
る。すなわち、コントローラ21は、本実施例における
制御手段CL4と圧力集中検出手段CL5とを構成して
いる。
【0022】図6に、通常の着座状態での座圧分布を示
す。
【0023】この座圧分布と、図4に示した座圧センサ
19の配置位置から、支持面5aで座圧が最も高くなる
部分は図4中のP32とP33に相当し、座面3aにおいて
座圧が最も高くなる部分はP´22とP´23に相当するこ
とがわかる。従って、かかる通常の着座状態を所定時間
継続した場合、支持面5a及び座面3aにおける圧力集
中箇所は、P32とP33及びP´22とP´23となるので、
この4箇所が自覚症状の緩和を図るべき位置と判断し、
この位置に配設された空気袋7,9の内部圧力を図5に
示すように周期的に増減する。
【0024】図7に、臀部を極端に前方にずらして着座
した場合の座圧分布を示す。
【0025】運転中に図6に示した通常の着座状態から
臀部を前方にずらした場合には、これに伴って座圧分布
が変化するため、圧力集中箇所も変化する。
【0026】例えば、図7に示すような座圧分布では、
支持面5aで座圧が最も高くなる部分は図4中のP22と
P23に相当し、座面3aにおいて座圧が最も高くなる部
分はP´32とP´33に相当することがわかる。従って、
かかる着座状態を所定時間継続した場合、圧力集中箇所
は通常の着座状態の場合と異なり、P22とP23及びP´
32とP´33となるので、この4箇所が自覚症状の緩和を
図るべき位置と判断し、この位置に配設された空気袋
7,9の内部圧力を図5に示すように周期的に増減す
る。
【0027】図8に、身体を斜めあるいは横向きにして
着座した場合の座圧分布を示す。
【0028】この場合も、臀部を前方にずらした場合と
同様に圧力集中箇所が変化する。
【0029】例えば、図8に示すような座圧分布では、
支持面5aで座圧が最も高くなる部分は図4中のP33に
相当し、座面3aにおいて座圧が最も高くなる部分はP
´23相当することがわかる。従って、かかる着座状態を
所定時間継続した場合、通常の着座状態の場合や臀部を
前方にずらした場合と異なり、圧力集中箇所はP33とP
´23となるので、この4箇所が自覚症状の緩和を図るべ
き位置と判断し、この位置に配設された空気袋7,9の
内部圧力を図5に示すように周期的に増減する。
【0030】次に、本実施例の作用を制御フローに従っ
て説明する。
【0031】図9は、本実施例の基本制御を示すフロー
であり、図10は、座面3a及び支持面5aの形状を調
整するためのフローである。
【0032】本実施例の基本制御は、図9に示すよう
に、ステップS1〜S5に従って行われる。
【0033】まず、ステップS1で制御が開始され、ス
テップS2でイグニッションスイッチ23がON状態か
どうか判断される。車両が始動状態のときは、イグニッ
ションスイッチ23がON状態であるので、ステップS
3へ進み、座圧センサ19を作動させた後、ステップS
4へ進み、座面3a及び支持面5aの形状調整が行われ
る。
【0034】本実施例の座面3a及び支持面5aの形状
を調整する制御は、図10のステップS6〜S14に従
って行われる。
【0035】座面3a及び支持面5aの形状調整が開始
されると(ステップS6)、タイマ25が作動して(ス
テップS7)、所定時間Δtのカウントが開始される。
コントローラ21では、所定時間Δtが経過したかどう
かどうかが判断され(ステップS8)、所定時間Δtに
達するまでの間、各座圧センサ19から入力された圧力
の積分値が累積して計算される(ステップS9)。
【0036】所定時間Δtが経過した時は、ステップS
10へ進み、ステップS9で求められた各座圧センサ1
9の各積分値が相互に比較されて、最大のものが抽出さ
れる。こうして積分値が最大となる座圧センサ19の位
置、すなわち所定時間Δt内での圧力集中箇所Pij,P
´mnが検出されて、ステップS11へ進む。ステップS
11では、圧力集中箇所Pij,P´mnに相当する空気袋
7,9が選択されてステップS12へ進む。
【0037】ステップS12では、所定時間電磁弁15
が開閉制御され、図5に示すように、圧力集中箇所Pi
j,P´mnに相当する空気袋7,9の内部圧力が周期的
に増減される。
【0038】このように、圧力集中箇所Pij,P´mnに
相当する空気袋7,9の内部圧力が周期的に増減される
と、支持面5a及び座面3aにおける圧力集中箇所Pi
j,P´mnの形状が所定時間振動するように変更される
ので、長時間運転時に発生する痺れ感や圧迫感といった
自覚症状を、乗員の着座姿勢に応じて効果的に緩和する
ことができる。
【0039】所定時間の経過により圧力集中箇所の形状
変更が終了すると、タイマ25がリセットされ(ステッ
プS13)、ステップS9で計算された各座圧センサ1
9の積分値がクリアされて、座面3a及び支持面5aの
形状調整が終了する(ステップS14)。
【0040】座面3a及び支持面5aの形状調整が終了
すると、図9に示すように、ステップS2へ戻り、イグ
ニッションスイッチ23がON状態かどうか判断され、
座圧センサ19を作動させた後(ステップS3)、再び
座面3a及び支持面5aの形状調整が行われる(ステッ
プS4及びステップS6〜S14)。
【0041】これにより、所定時間Δt毎に圧力集中箇
所が検出されて、圧力集中箇所の形状変更が行われるの
で、乗員の着座姿勢が変化した場合であっても、着座姿
勢に応じて痺れ感や圧迫感といった乗員の自覚症状を緩
和することができる。
【0042】ステップS2でイグニッションスイッチが
OFF状態と判断された場合には、車両が停止状態であ
るので、ステップS5へ進み本制御を終了する。
【0043】要するに、乗員の着座状態に応じて圧力集
中箇所が検出され、定期的に当該圧力集中箇所の形状調
整が行われるので、乗員の着座姿勢の個人差や着座姿勢
の変化に応じて自覚症状の緩和を図ることができる。こ
のため、長時間運転にも適した座席装置となる。
【0044】また、本実施例では、所定時間内Δt内に
圧力の積分値が最大となる空気袋7,9を選択し(ステ
ップS10,S11)、この空気袋7,9の内部圧力を
増減したが(ステップS12)、これに代えて、あらか
じめ基準値を設定し、所定時間内Δt内に圧力の積分値
が基準値以上となる空気袋7,9を選択して、この空気
袋7,9の内部圧力を増減することもできる。
【0045】このような構成によれば、所定時間Δt内
において複数の圧力集中箇所が生じた場合でも、これに
応じて当該複数箇所の形状変更が行われるので、長時間
運転にさらに適した座席装置となる。
【0046】次に、本発明の第2実施例を図11に基づ
いて説明する。
【0047】図11は、本実施例の座面3a及び支持面
5aの形状を調整するためのフローである。
【0048】本実施例も、第1実施例と同様に請求項1
の発明に係るもので、本実施例と第1実施例とは、本実
施例における圧力集中箇所の検出が所定積分値PM に基
づいて行われる点で相違する。また、本実施例の構成
は、タイマ25が設けられていないことを除き、第1実
施例とほぼ同一である。
【0049】本実施例の基本制御は、第1実施例と同様
に、図9に示すステップS1〜S5に従って行われ、ス
テップS4における座面3a及び支持面5aの形状を調
整する制御は、図11のステップS15〜S21に従っ
て行われる。
【0050】座面3a及び支持面5aの形状調整が開始
されると(ステップS15)、直ちに各座圧センサ19
から入力された圧力の積分値が累積して計算されて(ス
テップS16)、ステップS17へ進む。
【0051】ステップS17では、ステップS16で求
められた各積分値が、予め設定された所定積分値PM 以
上となったかどうかが判断される。所定積分値PM 以上
の積分値があればステップS18へ進んで、所定積分値
PM 以上となった座圧センサ19の位置、すなわち圧力
集中箇所Pij,P´mnが検出される。一方、所定積分値
PM 以上の積分値がなければステップS16に戻り、所
定積分値PM 以上の積分値が発生するまで、さらに各座
圧センサ19の積分値の計算が継続される。
【0052】ステップ18で圧力集中箇所が検出される
と、第1実施例と同様に、圧力集中箇所Pij,P´mnに
相当する空気袋7,9が選択され(ステップS19)、
図5に示すように、圧力集中箇所Pij,P´mnに相当す
る空気袋7,9の内部圧力が周期的に増減される(ステ
ップS20)。
【0053】これにより、支持面5a及び座面3aにお
ける圧力集中箇所Pij,P´mnの形状が所定時間振動す
るように変更されるので、乗員の痺れ感や圧迫感といっ
た自覚症状を効果的に緩和することができる。
【0054】また、第1実施例では所定時間Δt毎に形
状変更が行われるのに対し、本実施例では、時間に関係
なく座圧が集中した場合に都度形状変更が行われるの
で、座圧が極端に集中した場合等に特に効果的に痺れ感
等を緩和することができる。
【0055】圧力集中箇所の形状変更が終了し、ステッ
プS16で計算された各積分値がクリアされて座面3a
及び支持面5aの形状調整が終了すると(ステップS2
1)、第1実施例と同様に、基本制御フローに戻る。
【0056】要するに、圧力集中箇所が発生すると、都
度当該圧力集中箇所の形状調整が行われるので、急に座
圧集中が生じた場合でも、これに応じて自覚症状の緩和
を図ることができる。
【0057】次に、本発明の第3実施例を図12に基づ
いて説明する。
【0058】図12は、本実施例の座面3a及び支持面
5aの形状を調整するためのフローである。
【0059】本実施例も、第1実施例と同様に請求項1
の発明に係るもので、本実施例と第1実施例とは、本実
施例が、座面3a及び支持面5aを初期形状に設定可能
な点と、座面3a及び支持面5aの圧力集中箇所の検出
が座圧の連続性に基づいて行われる点で相違する。
【0060】このように圧力集中箇所の検出を座圧の連
続性に基づいて行うのは、同じ箇所に同じような高い座
圧を示したとしても、座り方によっては座圧分布の連続
性(バランス)が異なり、自覚症状の程度も異なってく
るためである。すなわち、不連続な座圧分布の方が、連
続した座圧分布よりも顕著に自覚症状が表れるので、本
実施例では、周囲に対して極端に高い圧力集中を示す箇
所の形状調整を行う。
【0061】また、本実施例の構成は、初期形状調整部
27が設けられたことを除き、第1実施例とほぼ同一で
ある。乗員が初期形状調整部27を操作すると、操作信
号がコントローラ21に入力され、これに基づき電磁弁
15が開閉制御されて、座面3a及び支持面5aの形状
が任意の初期形状に設定される。
【0062】本実施例の基本制御は、第1実施例と同様
に、図9に示すステップS1〜S5に従って行われ、ス
テップS4における座面3a及び支持面5aの形状を調
整する制御は、図12のステップS22〜S32に従っ
て行われる。
【0063】座面3a及び支持面5aの形状調整が開始
されると(ステップS22)、まず座面3a及び支持面
5aが、乗員の操作によって任意の初期形状に設定され
た後(ステップS23)、タイマ25が作動して(ステ
ップS24)、所定時間Δtのカウントが開始される。
【0064】コントローラ21では、所定時間Δtが経
過したかどうかが判断され(ステップS25)、所定時
間を経過するまで繰り返してステップS26へ進む。
【0065】ステップS26では、座面3a及び支持面
5aにおける座圧の連続性の有無が判断される。支持面
5aのある位置における座圧Pijの連続性は、Pijと、
Pijのまわりに隣接する4つの位置での座圧P(i-1)j,
Pi(j-1),P(i+1)j,Pi(j+1)との差が所定値S以上か
どうか、すなわち、次式 Pij−P(i-1)j≧S・・・(1) Pij−Pi(j-1)≧S・・・(2) Pij−P(i+1)j≧S・・・(3) Pij−Pi(j+1)≧S・・・(4) を満たすかどうかによって判断され、式(1)〜式
(4)のうち1つの式でも満たすときは、そこでの座圧
分布が急に変化して高くなるため、Pijは連続性がない
と判断される。反対に、式(1)〜(4)を全く満たさ
ないときは、Pijは連続性があると判断される。
【0066】例えば、図4における座圧P22の連続性を
判断するには、これと隣接する座圧はP12,P21,P3
2,P23であるので、これらの座圧を式(1)〜(4)
に代入して、それぞれが所定値S以上となるかどうかを
判断する。なお、座面3aのある位置での座圧P´mnに
ついても、同様に連続性が判断される。
【0067】ステップS26で座圧Pijが不連続と判断
された場合は、ステップS27へ進み、この座圧Pijの
積分計算が行われた後、ステップS25へ戻る。反対
に、座圧Pijが連続と判断された場合は、座圧Pijの積
分計算が行われることなく、ステップS25へ戻る。
【0068】このように各座圧センサ19の積分計算が
行われ(ステップS25〜S27)、所定時間Δtが経
過した時は、ステップS28へ進み、ステップS27で
求められた積分値が最大となる座圧センサ19の位置、
すなわち所定時間Δt内での圧力集中箇所Pij,P´mn
が検出される。
【0069】ステップ28で圧力集中箇所が検出される
と、第1実施例と同様に、圧力集中箇所Pij,P´mnに
相当する空気袋7,9が選択され(ステップS29)、
図5に示すように、圧力集中箇所Pij,P´mnに相当す
る空気袋7,9の内部圧力が周期的に増減される(ステ
ップS30)。
【0070】これにより、支持面5a及び座面3aにお
ける圧力集中箇所Pij,P´mnの形状が所定時間振動す
るように変更され、乗員の痺れ感や圧迫感といった自覚
症状を効果的に緩和することができる。
【0071】また、第1実施例では、各座圧の連続性に
関係なく積分値が最大となる位置で形状変更が行われる
のに対し、本実施例では、座圧が不連続となる場合のみ
積分計算が行われ、座圧が極端に集中した位置の形状が
的確に変更されるので、自覚症状の程度に応じて痺れ感
等を緩和することができる。
【0072】圧力集中箇所の形状変更が終了し、タイマ
25がリセットされ(ステップS31)、ステップS2
7で計算された各積分値がクリアされて座面3a及び支
持面5aの形状調整が終了すると(ステップS21)、
第1実施例と同様に、基本制御フローに戻る。
【0073】要するに、形状変更箇所を座圧の連続性に
基づいて行い、不連続な座圧分布の箇所を形状調整する
ようにしたので、顕著に自覚症状の表れる箇所を的確に
形状調整することができ、自覚症状の程度に応じて痺れ
感等を最適に緩和することができる。
【0074】次に、本発明の第4実施例を図13に基づ
いて説明する。
【0075】図13は、本実施例の座面3a及び支持面
5aの形状を調整するためのフローである。
【0076】本実施例も、第1実施例と同様に請求項1
の発明に係るもので、本実施例と第1実施例とは、本実
施例における圧力集中箇所の振動が、座圧集中の頻度が
多い場合は通常よりも短い周期で行われる点で相違す
る。また、本実施例の構成は、第1実施例とほぼ同一で
ある。
【0077】本実施例の基本制御は、第1実施例と同様
に、図9に示すステップS1〜S5に従って行われ、ス
テップS4における座面3a及び支持面5aの形状を調
整する制御は、図13のステップS33〜S44に従っ
て行われる。
【0078】座面3a及び支持面5aの形状調整が開始
されると(ステップS33)、タイマ25が作動して
(ステップS34)、所定時間Δtのカウントが開始さ
れる。コントローラ21では、所定時間Δtが経過した
かどうかどうかが判断され(ステップS35)、所定時
間Δtに達するまでの間、各座圧センサ19から入力さ
れた圧力の積分値が累積して計算される(ステップS3
6)。
【0079】所定時間Δtが経過した時は、ステップS
37へ進み、ステップS36で求められた積分値が最大
となる座圧センサ19の位置、すなわち所定時間Δt内
での圧力集中箇所Pij,P´mnが検出され、さらに圧力
集中箇所Pij,P´mnのカウンタがインクリメントされ
て、ステップS38へ進む。
【0080】ステップS38では、ステップS37でイ
ンクリメントされたカウンタ値Nが、基準値Mに達した
かどうかが判断され、カウンタ値Nが基準値Mに達して
いなければステップS39へ、また、カウンタ値Nが基
準値Mに達していればステップS40へそれぞれ進む。
【0081】ステップS39では、カウンタ値Nが基準
値Mに達していないので、圧力集中の頻度が少ないと判
断され、形状変更時における振動の周期が図5に示すよ
うな通常の状態(ノーマル可変パターン)に設定され
て、ステップS41へ進む。
【0082】一方、ステップS40では、カウンタ値N
が基準値Mに達したので、圧力集中の頻度が多いと判断
され、形状変更時における振動の周期が通常よりも短い
状態(短周期可変パターン)に設定されて、ステップS
41へ進む。
【0083】ステップS41では、圧力集中箇所Pij,
P´mnに相当する空気袋7,9が選択されてステップS
42へ進む。
【0084】ステップS42では、圧力集中箇所Pij,
P´mnに相当する空気袋7,9の内部圧力が周期的に増
減され、圧力集中箇所Pij,P´mnの形状が所定時間振
動するよう変更される。
【0085】このとき、圧力集中箇所Pij,P´mnに圧
力集中が生じた頻度が少ない場合には通常の周期の振動
が乗員に与えられ、また、頻度が多い場合には通常より
も短い周期の振動が乗員に与えられる。従って、特に乗
員の痺れ感等が強い場合には、乗員は座面3a及び支持
面5aからより強い刺激を受けるので、痺れ感等をより
効果的に緩和することができる。
【0086】所定時間の経過により圧力集中箇所の形状
変更が終了し、タイマ25がリセットされ(ステップS
43)、ステップS36で計算された各積分値がクリア
されて座面3a及び支持面5aの形状調整が終了すると
(ステップS44)、第1実施例と同様に、基本制御フ
ローに戻る。
【0087】要するに、同一箇所における圧力集中が所
定頻度以上のときは、当該圧力集中箇所に通常よりも強
い刺激が与えられるので、特に同一姿勢で長時間運転を
行っている場合等に適した座席装置となる。
【0088】なお、本実施例は、第1実施例における形
状変更を圧力集中の頻度に応じて行うものであるが、同
様に、第2実施例及び第3実施例における形状変更を圧
力集中の頻度に応じて行うこともでき、特に乗員の痺れ
感等が強い場合に効果的となる。
【0089】次に、本発明の第5実施例について、図3
に基づきその構成から説明する。
【0090】本実施例は請求項2の発明に係るもので、
座面3a及び支持面5aの形状が座圧分布に応じた形状
に設定された後、圧力集中箇所の形状変更が行われる。
【0091】本実施例に係る座席装置1は、図3に示す
第1実施例の構成と略同一であるが、座面3a及び支持
面5aの座圧分布を検出する座圧センサ19が着座状態
検出手段CL6を構成している点と、以下に説明するよ
うなコントローラ21の構成の点で相違する。
【0092】コントローラ21は、座面3a及び支持面
5aの形状を、座圧センサ19からの座圧分布に応じて
乗員に適する形状とすべく、各空気袋7,9と接続する
電磁弁15を開閉制御すると共に、各検出位置における
座圧を所定時間Δtで積分し、この積分値が最大となる
位置を圧力集中箇所と判断した後、圧力集中箇所の空気
袋7,9と接続する電磁弁15を開閉制御する。
【0093】これにより、座面3a及び支持面5aは、
まず着座者からの座圧分布に応じて最適な形状に設定さ
れた状態となり、この状態で圧力集中箇所が所定時間振
動するように優先的に変更される。すなわち、コントロ
ーラ21は、本実施例における圧力集中検出手段CL
5,制御手段CL7及び補正制御手段CL8を構成して
いる。
【0094】次に、本実施例の作用を図14に基づいて
説明する。
【0095】図14は、本実施例の座面3a及び支持面
5aの形状を調整するためのフローである。
【0096】本実施例の基本制御は、第1実施例と同様
に、図9に示すステップS1〜S5に従って行われ、ス
テップS4における座面3a及び支持面5aの形状を調
整する制御は、図14のステップS45〜S55に従っ
て行われる。
【0097】座面3a及び支持面5aの形状調整が開始
されると(ステップS45)、まず、座圧センサ19か
ら座圧分布が検出されて(ステップS46)、ステップ
S47へ進む。
【0098】ステップS47では、ステップ46で検出
された座圧分布に応じて、着座者に最適な座面3a及び
支持面5aの形状が判断され、これに応じて電磁弁15
が開閉制御され、座面3a及び支持面5aの形状が圧力
集中が生じにくい最適な形状に設定されて、ステップS
48へ進む。
【0099】これにより、乗員は圧力集中が生じにくい
最適な形状の座面3a及び支持面5aに常に着座できる
ので、圧力集中による痺れ等の自覚症状の発生を最小限
に抑えることができる。
【0100】ステップS48〜S54では、第1実施例
のステップS7〜S13と同様の制御が行われる。これ
により、支持面5a及び座面3aにおける圧力集中箇所
Pij,P´mnの形状が所定時間振動するように変更され
るので、痺れ感や圧迫感といった自覚症状を、乗員の着
座姿勢に応じて効果的に緩和することができる。
【0101】所定時間の経過により圧力集中箇所の形状
変更が終了し、ステップS50で計算された各積分値が
クリアされて座面3a及び支持面5aの形状調整が終了
すると(ステップS55)、第1実施例と同様に、基本
制御フローに戻る。
【0102】座面3a及び支持面5aの形状調整後は、
図9に示すように、ステップS2へ戻り、イグニッショ
ンスイッチ23がON状態かどうか判断され、座圧セン
サ19を作動させた後(ステップS3)、再び座面3a
及び支持面5aの形状調整が行われる(ステップS4及
びステップS45〜S55)。
【0103】これにより、所定時間毎に圧力集中箇所の
形状変更が行われるので、乗員の着座姿勢が変化した場
合等でも痺れ感や圧迫感といった乗員の自覚症状を緩和
できる。
【0104】また、座面3a及び支持面5aが着座状態
に応じた最適な形状に所定時間毎に設定変更され、この
状態で圧力集中部の形状変更が行われるので、乗員の自
覚症状の発生を抑制すると共に、生じた自覚症状を効果
的に緩和することができる。
【0105】要するに、座面3a及び支持面5aの形状
が着座状態に応じて適宜最適に変更され、その後に圧力
集中箇所の形状調整が行われるので、痺れ感等の自覚症
状の発生抑制と、発生した自覚症状の効果的な緩和とを
図ることができる。
【0106】なお、本実施例は、圧力集中部の検出等を
第1実施例と同様に行うものであるが、第2実施例、第
3実施例及び第4実施例において、座面3a及び支持面
5aを座圧分布に応じて変更しても良い。
【0107】また、この発明に係る座席装置は、上記実
施例に限るものではなく、例えば、座面3a又は支持面
5aのいずれか一方のみの制御とすることもできる。ま
た、自動車に限らず、船舶、航空機、あるいは乗り物以
外の座席に広く適用することができる。
【0108】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に係
る発明によれば、座圧集中箇所を優先的に形状変更させ
るようにしたので、各個人の座り方の違いによる着座姿
勢の相違や、座り直し等による着座姿勢の変化に対応し
て、痺れ感や圧迫感といった自覚症状の緩和を経時的に
かつ効果的に図ることができる。
【0109】また、請求項2に係る発明によれば、座面
又は支持面の少なくとも一方が着座者の着座状態に応じ
て変更し、さらに、座圧集中箇所を優先的に形状変更さ
せるようにしたので、痺れ感や圧迫感といった自覚症状
の緩和をさらに効果的に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に係る座席装置のクレーム対
応図である。
【図2】本発明の請求項2に係る座席装置のクレーム対
応図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る車両用の座席装置1
の全体構成図である。
【図4】座面及び支持面おける空気袋と座圧センサの配
置位置を示す模式図である。
【図5】空気袋の内部圧力の制御パターンを示す図であ
る。
【図6】通常の着座状態での座圧分布を示す図である。
【図7】臀部を極端に前方にずらして着座した場合の座
圧分布を示す図である。
【図8】身体を斜めあるいは横向きにして着座した場合
の座圧分布を示す図である。
【図9】図3の構成による基本制御を示すフローチャー
ト図である。
【図10】本発明の第1実施例に係る座面及び支持面の
形状を調整するためのフローチャート図である。
【図11】本発明の第2実施例に係る座面及び支持面の
形状を調整するためのフローチャート図である。
【図12】本発明の第3実施例に係る座面及び支持面の
形状を調整するためのフローチャート図である。
【図13】本発明の第4実施例に係る座面及び支持面の
形状を調整するためのフローチャート図である。
【図14】本発明の第5実施例に係る座面及び支持面の
形状を調整するためのフローチャート図である。
【図15】従来の座圧装置の全体図である。
【符号の説明】
CL1 シートクッション CL2 シートバック CL3 アクチュエータ CL4 制御手段 CL5 圧力集中検出手段 CL6 座圧状態検出手段 CL7 制御手段 CL8 補正制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座者の臀部を座面で支持するシートク
    ッションと、 着座者の背部を支持面で支持するシートバックと、 前記座面又は支持面の少なくとも一方の形状変更を行う
    アクチュエータと、 前記アクチュエータを制御する制御手段と、 前記形状変更を行う座面又は支持面の少なくとも一方に
    対する着座者の圧力集中を検出する圧力集中検出手段と
    を備え、 前記制御手段は、前記圧力集中検出手段からの検出に応
    じて圧力集中箇所を優先的に形状変更させるようにした
    ことを特徴とする座席装置。
  2. 【請求項2】 着座者の臀部を座面で支持するシートク
    ッションと、 着座者の背部を支持面で支持するシートバックと、 前記座面又は支持面の少なくとも一方の形状変更を行う
    アクチュエータと、 前記着座者の着座状態に関係する要素を検出する着座状
    態検出手段と、 この着座状態検出手段からの検出により前記着座者の着
    座状態に応じて前記アクチュエータを制御する制御手段
    とを備え、 前記形状変更を行う座面又は支持面の少なくとも一方に
    対する着座者の圧力集中を検出する圧力集中検出手段
    と、 この圧力集中検出手段からの検出に応じて圧力集中箇所
    を優先的に形状変更させるよう前記アクチュエータを補
    正制御する補正制御手段とを備えたことを特徴とする座
    席装置。
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