JPH08182572A - シートバックのサポート装置 - Google Patents

シートバックのサポート装置

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Publication number
JPH08182572A
JPH08182572A JP33695994A JP33695994A JPH08182572A JP H08182572 A JPH08182572 A JP H08182572A JP 33695994 A JP33695994 A JP 33695994A JP 33695994 A JP33695994 A JP 33695994A JP H08182572 A JPH08182572 A JP H08182572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support plate
seat back
pelvis
shoulder
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33695994A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nemoto
晃 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
Priority to JP33695994A priority Critical patent/JPH08182572A/ja
Publication of JPH08182572A publication Critical patent/JPH08182572A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】着座者の背中全体を支持するシートバックのサ
ポート装置の構造を簡単化することである。 【構成】ランバーサポート板(10)の上方に、ショル
ダーサポート板(20)、下方にペルビスサポート板
(30)を配設し、ショルダーサポート板(30)を枠
状の揺動杆(21)の上部に、ペルビスサポート板(3
0)を揺動杆(21)の下部に設け、揺動杆(21)の
上下方向の中央を前後方向に揺動可能にバックフレーム
(4)側に枢着したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用シートにおける
シートバックのサポート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシートバックには、シートバック
の一部に、例えば、腰椎支持部にランバーサポート装置
などを設けて、着座性を向上させたものがある。一方、
例えば、特開昭58ー50906号公報に開示されてい
るように、シートバックの着座者の背中が接触全面をサ
ポート部材で支持させるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記前者は着座者の身
体の一部分のみを強弱調節するものであるため、後者に
対して座り心地が劣る。一方、後者は着座者の背中全体
を強弱調節できるため、座り心地が良いが、後者はシー
トバック内に多数のブロック体を多段状に配設し、各ブ
ロック体をシートバック内を上下方向に周動するエンド
レス状のゴムベルトに連結して、各ブロック体を上下方
向に移動させるものである。
【0004】従って、斯かる従来品はシートバック内部
の構造が複雑になり、シートバックの組立性が悪い不具
合がある。そこで、本発明は構造が極めて簡単で、シー
トバックの着座面における上部から下部まで調節し得る
サポート装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明に係るシートバックのサポート装置は、ラン
バーサポート板の上方にショルダーサポート板、下方に
ペルビスサポート板を夫々配設し、ランバーサポート板
はシートバックの外部に設けた操作レバーAの操作力に
よって回動する回転軸と一体のカムAに当接した起伏杆
に取付け、前記ショルダーサポート板はバックフレーム
側に上下方向の略中央を前後方向に揺動自在に枢着した
枠状の揺動杆の上部に、該揺動杆の下部には、前記ペル
ビスサポート板を取付け、揺動杆は前記回転軸に回動自
在且つ操作レバーBの操作力によって回動するカムBに
当接してなることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】着座者の肩部がショルダーサポート板、腰椎部
がランバーサポート板、仙骨部がペルビスサポート板に
夫々支持され、ショルダーサポート板、ランバーサポー
ト板、ペルビスサポート板は夫々相対的に前後方向に移
動調節できるため、着座者の背中全体を自由に支持させ
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明に係るシートバックのサポート装
置を示し、図中(10)はランバーサポート板、(2
0)はショルダーサポート板、(30)はペルビスサポ
ート板を夫々示す。
【0008】ランバーサポート板(10)はトーション
バーなどからなるコ字状に折曲した起伏杆(11)によ
ってシートバックのバックフレーム(4)と一体のブラ
ケット(5)に、前後方向に回動自在に取付けられてい
る。図中(11A)は、起伏杆(11)のブラケット
(5)に対する枢着部で、この枢着部(11A)を中心
に起伏杆(11)はシートバックの前後方向に回動す
る。
【0009】ショルダーサポート板(20)とペルビス
サポート板(30)は、鋼線を枠状に折曲した揺動杆
(21)に取付けられており、揺動杆(21)は上下方
向の略中央がピン(21A)(21A)によってブラケ
ット(5)の上部に前後方向に揺動自在に枢着されてい
る。従って、揺動杆(21)をピン(21A)(21
A)を回動中心にショルダーサポート板(20)を前方
に揺動させると、ペルビスサポート板(30)は後方に
移動する。
【0010】そして、図2に示すように、前記ランバー
サポート板(10)の起伏杆(11)は、回転軸(1
2)と一体のカムA(13)(13)に、また、前記揺
動杆(21)は回転軸(12)に回転自在に装着したカ
ムB(22)に夫々接合しており、回転軸(12)にお
けるシートバックの外部に突出する部分には、回転軸
(12)と一体に操作レバーA(14)が、また、カム
B(22)には操作レバーB(23)が一体に結合され
ている。
【0011】従って、操作レバーA(14)を回動操作
すると、図4に示すように、回転軸(12)を介してカ
ムA(13)(13)が回転して、起伏杆(11)を起
伏する。これにより、ランバーサポート板(10)が前
後方向に移動して、図3に示すように、着座者の腰椎部
を前、後方向に支持する。
【0012】また、操作レバーB(23)を回動操作す
ると、図4に示すように、起伏杆(11)が前記ピン
(21A)を中心に、前後方向に回動して、ショルダー
サポート板(20)に対してペルビスサポート板(3
0)を逆方向に移動させて、着座者の肩部をショルダー
サポート板(20)が、また、仙骨部をペルビスサポー
ト板(30)が夫々図3に示すように支持する。
【0013】斯様に、ランバーサポート板(10)、シ
ョルダーサポート板(20)、ペルビスサポート板(3
0)を相対的に前後調節することにより、着座者の背中
全体の支持を自由に変化できるため、着座者の最適な体
勢を得ることができる。
【0014】また、ペルビスサポート板(30)を後方
に移動調節すると、シートバックにおけるシートクッシ
ョン側の下部が後方に移動するため、シートクッション
の前後幅が拡大する。そのため、シートクッションの奥
行寸法が着座者の体格に応じて調節され、座り心地を向
上させることができる。
【0015】また、ショルダーサポート板(20)を前
方に移動させ、ランバーサポート板(10)を下方に下
げることにより、シートバックの上部が中折れする中折
れシートに近いフィーリングが得られ、座り心地をより
一層向上させることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、シートバック内にショ
ルダーサポート板、ランバーサポート板、ペルビスサポ
ート板を上下方向に配設してショルダーサポート板とペ
ルビスサポート板を揺動杆の上、下部に取付け、ランバ
ーサポート板の起伏杆、揺動杆を回転軸に設けたカム
A、Bに接合してなる構造であるので、着座者の肩部か
ら仙骨部までの前後方向の支持力を自由に調節すること
ができ、座り心地に優れたシートバックを提供できる。
【0017】また、構造が簡単であるため、故障が生じ
難く、シートバックの組立性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の斜視図である。
【図2】図1のIIーII線に沿える断面図である。
【図3】要部の側面図である。
【図4】要部の作動状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ランバーサポート板 11 起伏杆 12 回転軸 13 カムA 14 操作レバーA 20 ショルダーサポート板 21 揺動杆 23 操作レバーB 30 ペルビスサポート板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランバーサポート板の上方にショルダー
    サポート板、下方にペルビスサポート板を夫々配設し、
    ランバーサポート板はシートバックの外部に設けた操作
    レバーAの操作力によって回動する回転軸と一体のカム
    Aに当接した起伏杆に取付け、前記ショルダーサポート
    板はバックフレーム側に上下方向の略中央を前後方向に
    揺動自在に枢着した枠状の揺動杆の上部に設け、該揺動
    杆の下部には、前記ペルビスサポート板を取付け、揺動
    杆は前記回転軸に回動自在且つ操作レバーBの操作力に
    よって回動するカムBに当接してなることを特徴とする
    シートバックのサポート装置。
JP33695994A 1994-12-27 1994-12-27 シートバックのサポート装置 Pending JPH08182572A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33695994A JPH08182572A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 シートバックのサポート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33695994A JPH08182572A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 シートバックのサポート装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08182572A true JPH08182572A (ja) 1996-07-16

Family

ID=18304200

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33695994A Pending JPH08182572A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 シートバックのサポート装置

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JP (1) JPH08182572A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008143249A1 (ja) * 2007-05-22 2008-11-27 Delta Tooling Co., Ltd. 座席構造
CN106793876A (zh) * 2014-10-16 2017-05-31 株式会社三角工具加工 腰椎支承结构以及座椅结构

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