JPH07257248A - 車両用中折れシート - Google Patents

車両用中折れシート

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Publication number
JPH07257248A
JPH07257248A JP4876594A JP4876594A JPH07257248A JP H07257248 A JPH07257248 A JP H07257248A JP 4876594 A JP4876594 A JP 4876594A JP 4876594 A JP4876594 A JP 4876594A JP H07257248 A JPH07257248 A JP H07257248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
main frame
seat back
movable
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4876594A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Yoshida
田 糾 吉
Kunio Nishiyama
山 国 男 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP4876594A priority Critical patent/JPH07257248A/ja
Publication of JPH07257248A publication Critical patent/JPH07257248A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メインフレームを分割することなく着座者の
視線のみの調整を可能とした車両用中折れシートを提供
すること。 【構成】 メインフレーム(41)に対してシートバッ
ク前後方向に回動する可動フレーム(43)を支持部材
(42)を介してメインフレーム(41)に支持し、調
整機構(5)を操作して可動フレーム(43)をメイン
フレーム(41)に対して支持部材(42)を中心に回
動させることにより、着座者の視線のみの調整を行うよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用中折れシートに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシートとしては、実公平
3−5470号公報に示されるものが知られている。こ
れは、夫々少なくとも対のサイドフレーム部を有しシー
トバックとしての剛体を構成する矩形形状の上部及び下
部メインフレームと、上部及び下部メインフレームに夫
々取付けられシートバックとしてのクッション体を構成
する上部及び下部メインパッドと、上部メインフレーム
と下部メインフレームとの間に配設され上部メインフレ
ームと下部メインフレームとを回動自在に連結すると共
に上部メインフレームを下部メインフレームに対して回
動及び保持させる調整機構とを有するものであった。こ
の従来のシートにおいて、調整機構を操作して上部メイ
ンフレームを下部メインフレームに対して回動させるこ
とにより、上部メインパッドの下部メインパッドに対す
る傾斜度合いが調整され、結果、着座者の視線のみの調
整がなされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のシートであると、着座者の視線のみの調整を行えるよ
うにするために、メインフレームを上部及び下部に分割
しているため、シートバックとしての強度の低下はまぬ
がれず、シートバックとしての強度を確保するために
は、上部メインフレームと下部メインフレームとを連結
する調整機構を強固なものとしなければならず重量やコ
スト等の増大を招くこととなる。
【0004】故に、本発明は、メインフレームを分割す
ることなく着座者の視線のみの調整を可能とした車両用
中折れシートを提供することを、その技術的課題とする
ものである。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、少なくと
も対のサイドフレーム部を有しシートバックとしての剛
体を構成する矩形形状のメインフレームと、該メインフ
レームに取付けられシートバックとしてのクッション体
を構成するメインパッドと、前記対のサイドフレーム部
間に粱架された支持部材と、該支持部材にシートバック
前後方向に回動自在に支持された可動フレームと、該可
動フレームに取付けられ着座者の背部上方を支持すると
共に前記メインパッドと協働してシートバックのクッシ
ョン体を構成する可動パッドと、前記メインフレームに
取り付けられ前記可動フレームを前記メインフレームに
対して前記支持部材を中心に回動及び保持させる調整機
構とを有した、ことである。
【0007】
【作用】上記技術的手段によれば、調整機構を操作して
可動フレームをメインフレームに対して支持部材を中心
に回動させることにより、可動パッドのメインパッドに
対する傾斜度合いが調整され、着座者の視線のみの調整
がなされる。よって、メインフレームを分割することな
く着座者の視線のみの調整が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0009】図1に示されるように、シート1は、着座
者2の臀部を支持するシートクッション3及び着座者2
の背部を支持するシートバック4から構成されている。
【0010】シートクッション3は、車両フロア上に載
置されている。シートバック4は、シートクッション3
の後部に立設配置されており、周知の如くシートクッシ
ョン3に回動自在に支持されている。このシートバック
4とシートクッション3との間にはシートバック4をシ
ートクッション3に対して回動及び保持可能な周知のリ
クライニング機構(図示せず)が備えられている。
【0011】図2及び図3に示されるように、シートバ
ック4は、メインフレーム41,支持部材42,可動フ
レーム43,メインパッド44及び可動パツト45から
構成されている。メインフレーム41は、対のサイドフ
レーム部41a,アッパフレーム部41b及びロアフレ
ーム部41cを溶接等により一体にした矩形形状を呈す
るものであって、シートバック4の剛体として構成され
ている。支持部材42は、両サイドフレーム部41a間
にその両端が溶接等でサイドフレーム部41aに固定さ
れて梁架されている。可動フレーム43は、逆U字状を
呈するものであって、その両端でフツク部材46により
支持部材42にシートバック前後方向に回動自在に支持
されている。メインパッド44は、メインフレーム41
を覆うようにして取付けされており、シートバック4の
クッション体として構成されると共にシートバック4を
形状をかたどっている。可動パッド45は、可動フレー
ム43を覆うようにして取付けられており、シートバッ
ク4の着座者2の背部上方を支持する部位に形成された
収容部に収容されてメインパッド44と協働してシート
バック4のクッション体を構成している。
【0012】図3及び図4に示されるように、メインフ
レーム41と可動フレーム43との間には調整機構5が
配設されている。この調整機構5は、スプリングカツプ
ラ機構等の周知の逆転防止機構が組み込まれた回転軸5
1,ピニオンギヤ52,セクタギヤ53,作動ロッド5
4及び操作ハンドル55から構成されている。回転軸5
1はメインフレーム41のサイドフレーム部41aの一
方に溶接等で固定されたブラケツト56に回転自在に支
持されている。ピニオンギヤ52は回転軸51の出力側
に一体回転するように固着されている。セクタギヤ53
はピン57によりブラケツト56に回動自在に支持され
ており、ピニオンギヤ52に噛合されている。作動ロッ
ド54は、メインフレーム41の両サイドフレーム部4
1a間に梁架されており、その一端はセクタギヤ53に
係止され且つ他端はブツシユ58を介してセクタギヤの
回動中心(ピン57)と同一軸線上でメインフレーム4
1のサイドフレーム部41aの他方に回転自在に支持さ
れている。この作動ロッド54はその回転中心軸線上か
ら位相された中央部分54aで可動パッド45を貫通し
て可動フレーム43と当接している。操作ハンドル55
は回転軸51の入力側に一体回転するように固着されて
いる。
【0013】次に作動について説明する。
【0014】図1に示される如くリクライニング機構に
よってシートバック3のシートクッション3に対する傾
斜角が大とされている状態において、操作ハンドル55
を操作して回転軸51,ピニオンギヤ52及びセクタギ
ヤ53の動力伝達経路で作動ロッド54が回転させられ
ると、作動ロッド54が回転してその中央部分54aが
シートバック前方向に移動する。これにより、可動フレ
ーム43が作動ロッド54との当接によってシートバッ
ク前方向に押されて支持部材42を中心に回動して可動
パッド45がメインパッド44に対してシートバック前
方向に迫り出し、可動パッド45のメインパッド44に
対する傾斜度合いが調整される。結果、図1示二点鎖線
の如く楽な姿勢で着座していた着座者2は、図1示1点
鎖線の如く上半身のみが起こされた姿勢で着座すること
となる。これにより、シートバック4にもたれかかった
ままで図1示二点鎖線の視線Aが図1示二点鎖線の視線
Bに調整される。
【0015】上記したように、調整機構5を操作して可
動フレーム43をメインフレーム41に対して支持部材
42を中心に回動させることにより、可動パッド45の
メインパッド44に対する傾斜度合いが調整されて着座
者2の視線のみの調整がなされる。よって、メインフレ
ーム41を分割する必要はなく、調整機構5は簡素化さ
れ、重量やコスト等が低減される。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、メインフレームに対し
てシートバック前後方向に回動する可動フレームを支持
部材を介してメインフレームに支持したので、調整機構
を操作して可動フレームをメインフレームに対して支持
部材を中心に回動させることにより、可動パッドのメイ
ンパッドに対する傾斜度合いが調整されて着座者の視線
のみの調整を行うことができる。これにより、着座者の
視線のみの調整としてメインフレームを分割する必要は
なく、調整機構が簡素化され、重量やコスト等の低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用中折れシートの平面図であ
る。
【図2】本発明に係る車両用中折れシートのシートバッ
クを示す斜視図である。
【図3】本発明に係る車両用中折れシートのシートバッ
クのフレーム構造を示す平面図である。
【図4】本発明に係る車両用中折れシートの調整機構を
示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 シート(車両用中折れシート) 4 シートバック 5 調整機構 41 メインフレーム 42 支持部材 43 可動フレーム 44 メインパッド 45 可動パッド 41a サイドフレーム部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも対のサイドフレーム部を有し
    シートバックとしての剛体を構成する矩形形状のメイン
    フレームと、該メインフレームに取付けられシートバッ
    クとしてのクッション体を構成するメインパッドと、前
    記対のサイドフレーム部間に粱架された支持部材と、該
    支持部材にシートバック前後方向に回動自在に支持され
    た可動フレームと、該可動フレームに取付けられ着座者
    の背部上方を支持すると共に前記メインパッドと協働し
    てシートバックのクッション体を構成する可動パッド
    と、前記メインフレームに取り付けられ前記可動フレー
    ムを前記メインフレームに対して前記支持部材を中心に
    回動及び保持させる調整機構とを有する車両用中折れシ
    ート。
JP4876594A 1994-03-18 1994-03-18 車両用中折れシート Pending JPH07257248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4876594A JPH07257248A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 車両用中折れシート

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JP4876594A JPH07257248A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 車両用中折れシート

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JPH07257248A true JPH07257248A (ja) 1995-10-09

Family

ID=12812380

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JP4876594A Pending JPH07257248A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 車両用中折れシート

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JP (1) JPH07257248A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1059196A3 (en) * 1999-06-11 2003-08-20 Mazda Motor Corporation Frame structure for a seatback of a seat
JP2008285099A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Toyota Boshoku Corp 車両用シート
WO2013051364A1 (ja) * 2011-10-05 2013-04-11 日本発條株式会社 車両用シート

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1059196A3 (en) * 1999-06-11 2003-08-20 Mazda Motor Corporation Frame structure for a seatback of a seat
JP2008285099A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Toyota Boshoku Corp 車両用シート
WO2013051364A1 (ja) * 2011-10-05 2013-04-11 日本発條株式会社 車両用シート

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