JP2863816B2 - 車両用背凭シートの上部傾斜角度調節装置 - Google Patents

車両用背凭シートの上部傾斜角度調節装置

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JP2863816B2 JP2109721A JP10972190A JP2863816B2 JP 2863816 B2 JP2863816 B2 JP 2863816B2 JP 2109721 A JP2109721 A JP 2109721A JP 10972190 A JP10972190 A JP 10972190A JP 2863816 B2 JP2863816 B2 JP 2863816B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用背凭シートの上部傾斜角度調節装置
に係るものである。
(従来技術) 従来公知の、特開昭60−193729号公報には、車体側に
固定又は前後摺動自在に取付けた座席シートと、該座席
シートの後部に前後回動自在に取付けた背凭シートとか
らなり、前記背凭シートは、下側背凭部と該下側背凭部
の上部位置に設けた上側背凭部とに分割形成し、前記下
側背凭部は前記座席シートに対して前後回動自在、前記
上側背凭部は前記下側背凭部に対して前後回動自在に設
け、且つ、前記下側背凭部を前後回動させるとこれに連
動して前記上側背凭部は前後回動する構成にした車両用
背凭シートの上部傾斜角度調節装置において、前記下側
背凭部と前記上側背凭部とを前記下側背凭部内を通る一
対の平行リンク機構で連結したものが記載されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記公知のものの上部傾斜角度調節装置は、下側背凭
部と上側背凭部とを前記下側背凭部内を通る一対の平行
リンク機構で連結した構成のため、 平行リンク機構が下側背凭部側内を通るのでクッシ
ョン性能が低下し、座り心地が悪い。
平行リンク機構の可動ロッドがシート内のクッショ
ン材に接触して、動きが不確実であり、特に、着座者の
荷重が掛ると、一層円滑に作動しない。
平行リンク機構が背凭シート側部内側に設けられる
ので、サイドサポート、ランバーサポート等の他の調節
装置を取付けられず、併用できない。
という課題がある。
(発明の目的) よって本発明は、着座者の座り心地に影響を与えない
上部傾斜角度調節装置を得ることを目的としたものであ
る。
また、本発明は、サイドサポート、ランバーサポート
等の他の調節装置と、併用できる簡単小型構成の上部傾
斜角度調節装置を得ることを目的としたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、車体側に取付けた座席シート2と、該座席
シート2の後部に前後回動自在に取付けた背凭シート3
とからなり、該背凭シート3は、下側背凭部4と該下側
背凭部4の上部位置に設けた上側背凭部5とに上下分割
形成し、前記下側背凭部4は前記座席シート2に対して
前後回動自在、前記上側背凭部5は前記下側背凭部4に
対して前後回動自在に夫々設け、且つ、前記下側背凭部
4を前後回動させるとこれに連動して前記上側背凭部5
が前後回動するようにした車両用背凭シートの上部傾斜
角度調節装置において、前記座席シート2と前記下側背
凭部4との軸着部または該軸着部近傍に前記下側背凭部
4の前後回動に応じて回転する歯車31を設け、前記上側
背凭部5と前記下側背凭部4との間に回転すると前記上
側背凭部5を前後回動させ得る調節ネジ軸17を設け、前
記歯車31と前記調節ネジ軸17とを前記歯車31が回転する
と前記調節ネジ軸17を回転させる回転伝達部材21により
連結した車両用背凭シートの上部傾斜角度調節装置とし
たものである。
本発明は、前記調節ネジ軸17は前記上側背凭部5の上
側骨格フレーム10の上側下部横杆13と前記下側背凭部4
の下側骨格フレーム7の下側上部横枠8との何れか一方
に回転のみ自在に取付け何れか他方に螺合させた車両用
背凭シートの上部傾斜角度調節装置としたものである。
本発明は、前記歯車31は前記座席シート2と前記下側
背凭部4との間に設けたリクライニング機構6のロック
片38が噛み合うセクタギヤ30に噛み合わせた車両用背凭
シートの上部傾斜角度調節装置としたものである。
本発明は、前記回転伝達部材21は、フレキシブルワイ
ヤにより構成した車両用背凭シートの上部傾斜角度調節
装置としたものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図により説明すると、1は車両用
シート、2は前記車両用シート1の座席シート、3は該
座席シート2に前後方向に回動自在に取付けられる背凭
シートである。
前記背凭シート3は、着座者の背中下部および腰部を
支持する下側背凭部4と着座者の背中上部を支持する上
側背凭部5とに、上下に二分割されて形成されている。
前記背凭シート3には、上側背凭部5の傾斜角度を調
節する所謂中折れ機構Aを設ける。中折れ機構Aは、後
述するリクライニング機構6により背凭シート3全体を
後方回動させると、側方からみると、下側背凭部4は緩
傾斜になるが、前記上側背凭部5を前記下側背凭部4に
対して前倒れ状態にさせる。また、背凭シート3全体を
前方回動させるときは、前記上側背凭部5を前記下側背
凭部4の傾斜角度に近付ける。
第2図は前記車両用シート1のフレーム構造を示した
ものであり、図中、7は前記背凭シート3の下側骨格フ
レームであり、資格形状に形成され、その下側上部横枠
8の左右側には突片9、9を設ける。
10は前記上側背凭部5の上側骨格フレームであり、左
右の縦杆11、11の下端を前記下側骨格フレーム7の突片
9、9にピン12、12により前後方向に回動自在に取付け
る。縦杆11、11の下部間には左右方向の上側下部横杆13
の両端を固定し、上側下部横杆13と前記下側骨格フレー
ム7の下側上部横枠8との間に前記中折れ機構Aを設け
る。
中折れ機構Aは、前記上側下部横杆13に、上部ブラケ
ット14を固定する。上部ブラケット14は下向きコ型形状
に形成され、上部ブラケット14には左右方向の軸15の両
端を回転のみ自在に取付ける。軸15の左右中央部には上
下に貫通する透孔16が形成され、透孔16には調節ネジ軸
17の上端部を回転のみ自由に取付ける。
前記上部ブラケット14に対応する位置の前記下側上部
横杆8には下部ブラケット18を固定する。該下部ブラケ
ット18には左右方向の軸19の両端を回転のみ自由に取付
ける。軸19の左右中央部には上下方向のネジ孔20を形成
し、該ネジ孔20に前記調節ネジ軸17の下部を螺合させ
る。
調節ネジ軸17の下端部は前記軸19のネジ孔20により下
方に突出させ、該突出部にはフレキシブルワイヤ等の回
転伝達部材21の上端部を係止する。回転伝達部材21の下
端部は、前記座席シート2と前記下側背凭部4との軸着
部に設けた前記下側背凭部4の前後回動に応じて回転す
る歯車31の軸32に係止する。
即ち、前記下側骨格フレーム7の左右の縦枠33の下部
には取付板34、34の上部を固定し、取付板34、34の下部
は前記座席シート2のフレーム35に軸36により前後回動
自在に軸着する。
前記軸36、36のうち一方の軸36の先端は取付板34より
も突出させ、該突出部に前記リクラインニング機構6の
セクタギヤ30を固定する。取付板34とフレーム35の間に
はプレート37を設け、該ブレート37に前記歯車31の軸32
を軸着し、前記歯車31は前記セクタギヤ30に噛合わせ
る。
前記中折れ機構Aは、リクライニング機構6により背
凭シート3全体を後方に回動させると、セクタギヤ30が
回転し、セクタギヤ30に噛合っている歯車31が回転す
る。歯車31は軸32を介して回転伝達部材21を回転させ、
回転伝達部材21は調節ネジ軸17を正回転させる。調節ネ
ジ軸17が正回転すると、調節ネジ軸17は軸19のネジ孔20
に螺合しているので、調節ネジ軸17は上方に移動し、調
節ネジ軸17の上端部は軸15、上部ブラケット14、上側下
部横杆13を介して上側骨格フレーム10全体を前方に回動
させる。それゆえ、上側背凭部5は前記下側背凭部4に
対して前倒れ状態となる。
なお、前記調節ネジ軸17のネジ溝と前記軸19のネジ孔
20のネジ溝とのピッチの相対関係を変更させることによ
り、下側背凭部4を後方回動させたときの、該下側背凭
部4に対する上側背凭部5の傾斜角度の変化を任意に設
定できる。
例えば、前記背凭シート3を後方にリクライニングさ
せたとき、上側背凭部5を設定された傾斜角度のまま平
行移動させたり、あるいは、下側背凭部4に対して一定
の割合の傾斜角度の前倒れ状態にさせることも可能であ
る。
図中、38は前記プレート37に軸止した前記セクタギヤ
30に継脱自在に噛合うロック片、39はロック片38の側縁
には接離自在に当接して該ロック片38をセクタギヤ30に
押し付けるカム、40はカム39を回転させる操作レバーで
ある。
(作用) 次に作用を述べる。
本発明は前記の構成であり、背凭シート3は、下側背
凭部4と上側背凭部5に上下に分割して形成され、上側
背凭部5の上側骨格フレーム10は下側背凭部4の下側骨
格フレーム7の上部に前後方向に回動自在に取付けら
れ、下側骨格フレーム7は前記座席シート2のフレーム
35に軸36により前後回動自在に軸着されているので、車
両用シート1に着座し、リクライニング機構6の操作レ
バー40を操作して、背凭シート3を後方に押すと、下側
背凭部4の下側骨格フレーム7は軸36、36を中心に後方
へ回動する。
このとき、一方の軸36にはセクタギヤ30が固定されて
いるので、セクタギヤ30が軸36を中心に回転し、セクタ
ギヤ30に噛合っている歯車31が前記背凭シート3の後方
回動に応じて回転する。歯車31は軸32を介して回転伝達
部材21を回転させ、回転伝達部材21は調節ネジ軸17を回
転させる。
本発明では、上側背凭部5側の上部ブラケット14に調
節ネジ軸17の上部が回転のみ自由に取付けられ、該調節
ネジ軸17の下部は下側背凭部4側の下部ブラケット18の
軸19のネジ孔20に螺合しているから、前記調節ネジ軸17
が正回転すると、調節ネジ軸17全体が上方に移動する。
調節ネジ軸17全体が上方に移動すると、調節ネジ軸17
の上端部は軸15を介して上部ブラケット14を押し、上部
ブラケット14は上側下部横杆13を押し、上側骨格フレー
ム10全体を下側骨格フレーム7との軸着部分を中心に前
方に回動させる。
それゆえ、上側背凭部5は下側背凭部4に対し前倒れ
状態となり、着座者の背中上部は上側背凭部5により支
持され、安楽な姿勢を保持する。
この場合、下側背凭部4を後方回動させたときの該下
側背凭部4に対する上側背凭部5の傾斜角度は、前記調
節ネジ軸17のネジ溝と前記軸19のネジ孔20のネジ溝との
ピッチの相対関係を変更させることにより任意に設定で
きるから、上側背凭部5を設定された傾斜角度のまま平
行移動させて着座者の背中上部を上側背凭部5により支
持したり、あるいは、下側背凭部4に対して一定の割合
の傾斜角度の前倒れ状態により支持させることも可能で
ある。
なお、リクライニング機構6の操作レバー40を操作し
て、背凭シート3を前方に起したときは、セクタギヤ30
が回転し、セクタギヤ30に噛合っている歯車31が前記背
凭シート3の前方回動に応じて回転して、歯車31は軸32
を介して回転伝達部材21を回転させ、回転伝達部材21は
調節ネジ軸17を回転させて、上側背凭部5を下側背凭部
4に対し後方に回動させて起立させる。
(効果) 従来公知の、特開昭60−193729号公報には、車体側に
固定又は前後摺動自在に取付けた座席シートと、該座席
シートの後部に前後回動自在に取付けた背凭シートとか
らなり、前記背凭シートは、下側背凭部と該下側背凭部
の上部位置に設けた上側背凭部とに分割形成し、前記下
側背凭部は前記座席シートに対して前後回動自在、前記
上側背凭部は前記下側背凭部に対して前後回動自在に設
け、且つ、前記下側背凭部を前後回動させるとこれに連
動して前記上側背凭部は前後回動する構成にした車両用
背凭シートの上部傾斜角度調節装置において、前記下側
背凭部と前記上側背凭部とを前記下側背凭部内を通る一
対の平行リンク機構で連結したものが記載されている
が、前記公知のものの中折れ機構は、下側背凭部と上側
背凭部とを前記下側背凭部内を通る一対の平行リンク機
構で連結した構成のため、 平行リンク機構が下側背凭部側内を通るのでクッシ
ョン性能が低下し、座り心地が悪い。
平行リンク機構の可動ロッドがシート内のクッショ
ン材に接触して、動きが不確実であり、特に、着座者の
荷重が掛ると、一層円滑に作動しない。
平行リンク機構が背凭シート側部内側に設けられる
ので、サイドサポート、ランバーサポート等の他の調節
装置を取付けられない。
という課題がある。
しかるに、本発明は、車体側に取付けた座席シート2
と、該座席シート2の後部に前後回動自在に取付けた背
凭シート3とからなり、該背凭シート3は、下側背凭部
4と該下側背凭部4の上部位置に設けた上側背凭部5と
に上下分割形成し、前記下側背凭部4は前記座席シート
2に対して前後回動自在、前記上側背凭部5は前記下側
背凭部4に対して前後回動自在に夫々設け、且つ、前記
下側背凭部4を前後回動させるとこれに連動して前記上
側背凭部5が前後回動するようにした車両用背凭シート
の上部傾斜角度調節装置において、前記座席シート2と
前記下側背凭部4との軸着部または該軸着部近傍に前記
下側背凭部4の前後回動に応じて回転する歯車31を設
け、前記上側背凭部5と前記下側背凭部4との間に回転
すると前記上側背凭部5を前後回動させ得る調節ネジ軸
17を設け、前記歯車31と前記調節ネジ軸17とを前記歯車
31が回転すると前記調節ネジ軸17を回転させる回転伝達
部材21により連結した車両用背凭シートの上部傾斜角度
調節装置としたものであるから、前記上側背凭部5と前
記下側背凭部4との間に回転すると前記上側背凭部5を
前後回動させ得る調節ネジ軸17を設けたので、中折れ機
構を下側背凭部4内の下側骨格フレーム7の後側に設け
ることができ、クッション性能を低下させることがない
ばかりでなく、サイドサポート、ランバーサポート等の
他の調節装置と併用することができ、また、中折れ機構
を作動させる回転伝達部材21はシートのクッション材に
接触しないので、円滑・確実に作動させることができる
という効果を奏する。
本発明は、前記調節ネジ軸17は前記上側背凭部5の上
側骨格フレーム10の上側下部横杆13と前記下側背凭部4
の下側骨格フレーム7の下側上部横枠8との何れか一方
に回転のみ自在に取付け何れか他方に螺合させた車両用
背凭シートの上部傾斜角度調節装置としたものであるか
ら、前記調節ネジ軸17はクッション材の後方に位置しな
いので、クッション性能を低下させることがないばかり
でなく、サイドサポート、ランバーサポート等の他の調
節装置と併用することができる効果を奏する。
本発明は、前記歯車31は前記座席シート2と前記下側
背凭部4との間に設けたリクライニング機構6のロック
片38が噛み合うセクタギヤ30に噛み合わせた車両用背凭
シートの上部傾斜角度調節装置としたものであるから、
部品点数を増加させずに下側背凭部4の傾斜角度を検出
するという効果を奏する。
本発明は、前記回転伝達部材21は、フレキシブルワイ
ヤにより構成した車両用背凭シートの上部傾斜角度調節
装置としたものであるから、クッション材のクッション
性能を低下させない位置に配置できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両用シートの斜視図、第2図は車両用シート
のフレームの斜視図、第3図は中折れ機構の組立斜視
図、第4図はリクライニング機構の側面図、第5図は同
縦断背面図、第6図は要部背面図、第7図、第8図は作
用状態図である。 符号の説明 1……車両用シート、2……座席シート、3……背凭シ
ート、4……下側背凭部、5……上側背凭部、6……リ
クライニング機構、7……下側骨格フレーム、8……下
側上部横枠、9……突片、10……上側骨格フレーム、11
……縦杆、12……ピン、13……上側上部横枠、14……上
部ブラケット、15……軸、16……透孔、17……調節ネジ
軸、18……下部ブラケット、19……軸、20……ネジ孔、
21……回転伝達部材、30……セクタギヤ、31……歯車、
32……軸、33……縦枠、34……取付板、35……フレー
ム、36……軸、37……プレート、38……ロック片、39…
…カム、40……操作レバー。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 1/025 A47C 7/46 B60N 2/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側に取付けた座席シート2と、該座席
    シート2の後部に前後回動自在に取付けた背凭シート3
    とからなり、該背凭シート3は、下側背凭部4と該下側
    背凭部4の上部位置に設けた上側背凭部5とに上下分割
    形成し、前記下側背凭部4は前記座席シート2に対して
    前後回動自在、前記上側背凭部5は前記下側背凭部4に
    対して前後回動自在に夫々設け、且つ、前記下側背凭部
    4を前後回動させるとこれに連動して前記上側背凭部5
    が前後回動するようにした車両用背凭シートの上部傾斜
    角度調節装置において、前記座席シート2と前記下側背
    凭部4との軸着部または該軸着部近傍に前記下側背凭部
    4の前後回動に応じて回転する歯車31を設け、前記上側
    背凭部5と前記下側背凭部4との間に回転すると前記上
    側背凭部5を前後回動させ得る調節ネジ軸17を設け、前
    記歯車31と前記調節ネジ軸17とを前記歯車31が回転する
    と前記調節ネジ軸17を回転させる回転伝達部材21により
    連結した車両用背凭シートの上部傾斜角度調節装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記調節
    ネジ軸17は前記上側背凭部5の上側骨格フレーム10の上
    側下部横杆13と前記下側背凭部4の下側骨格フレーム7
    の下側上部横枠8との何れか一方に回転のみ自在に取付
    け何れか他方に螺合させた車両用背凭シートの上部傾斜
    角度調節装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項または第2項におい
    て、前記歯車31は前記座席シート2と前記下側背凭部4
    との間に設けたリクライニング機構6のロック片38が噛
    み合うセクタギヤ30に噛み合わせた車両用背凭シートの
    上部傾斜角度調節装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項または第2項または
    第3項において、前記回転伝達部材21は、フレキシブル
    ワイヤにより構成した車両用背凭シートの上部傾斜角度
    調節装置。
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