JPH0321638Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321638Y2 JPH0321638Y2 JP1985057742U JP5774285U JPH0321638Y2 JP H0321638 Y2 JPH0321638 Y2 JP H0321638Y2 JP 1985057742 U JP1985057742 U JP 1985057742U JP 5774285 U JP5774285 U JP 5774285U JP H0321638 Y2 JPH0321638 Y2 JP H0321638Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support mechanism
- lumbar support
- seat back
- vertical member
- height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 7
- 230000037237 body shape Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、ランバーサポート機構を備えた車両
用シートに関する。
用シートに関する。
「従来の技術」
ランバーサポート機構は、シートバツクの腰椎
が当接する部位の面方向の高さを調整するもので
あり、着席者の体型や好みに応じて腰椎部分の体
圧を変えて座り心地を改善するものである。
が当接する部位の面方向の高さを調整するもので
あり、着席者の体型や好みに応じて腰椎部分の体
圧を変えて座り心地を改善するものである。
従来のランバーサポート機構を備えた車両用シ
ートとしては、例えば、第４図に示すようなもの
がある。
ートとしては、例えば、第４図に示すようなもの
がある。
すなわち、シートバツク１の内部の下部の着席
者の腰椎に対応する部位に水平バー２が横設さ
れ、水平バー２が枢軸３を中心に回動するときの
変位を利用し、水平バー２がシートバツク１を内
側から押すことによりシートバツク１の面方向の
高さを調整するものである。
者の腰椎に対応する部位に水平バー２が横設さ
れ、水平バー２が枢軸３を中心に回動するときの
変位を利用し、水平バー２がシートバツク１を内
側から押すことによりシートバツク１の面方向の
高さを調整するものである。
「考案が解決しようとする問題点」
しかしながら、このような従来の車両用シート
では、腰椎の近傍でのみシートバツク１の面方向
の高さを調節することができるだけなので、その
上の背中に対応する部位については調整されず、
十分には座り心地を改善することができないとい
う問題点があつた。
では、腰椎の近傍でのみシートバツク１の面方向
の高さを調節することができるだけなので、その
上の背中に対応する部位については調整されず、
十分には座り心地を改善することができないとい
う問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、着席者の背中に対応する部位を
も調節できるようにして上記問題点を解決した車
両用シートを提供することを目的としている。
なされたもので、着席者の背中に対応する部位を
も調節できるようにして上記問題点を解決した車
両用シートを提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」
かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、シートバツクの腰椎が当接する部位
に、面方向の高さを調整可能な調整部材を有する
ランバーサポート機構を備えた車両用シートにお
いて、 背骨に対応する部位に沿つて縦部材を架設し、
該縦部材の上端部はシートバツクフレームの上部
に振れ可能に連結し、該縦部材の下端部は前記ラ
ンバーサポート機構の面方向の高さの変位に連動
するよう該ランバーサポート機構の前記調整部材
に連結したことを特徴とする車両用シートに存す
る。
るところは、シートバツクの腰椎が当接する部位
に、面方向の高さを調整可能な調整部材を有する
ランバーサポート機構を備えた車両用シートにお
いて、 背骨に対応する部位に沿つて縦部材を架設し、
該縦部材の上端部はシートバツクフレームの上部
に振れ可能に連結し、該縦部材の下端部は前記ラ
ンバーサポート機構の面方向の高さの変位に連動
するよう該ランバーサポート機構の前記調整部材
に連結したことを特徴とする車両用シートに存す
る。
「作用」
ランバーサポート機構により腰椎に当接する部
位の面方向の高さが変わるよう調節すると、縦部
材の上端部はシートバツクフレームの上部に対し
て振れ回り、縦部材の下端部がランバーサポート
機構の高さの変位に連動して変位し、縦部材に沿
つたシートバツクの中心部の高さが変わり、それ
により着席者の上半身全体が適切に調整して支持
されるようにしたものである。
位の面方向の高さが変わるよう調節すると、縦部
材の上端部はシートバツクフレームの上部に対し
て振れ回り、縦部材の下端部がランバーサポート
機構の高さの変位に連動して変位し、縦部材に沿
つたシートバツクの中心部の高さが変わり、それ
により着席者の上半身全体が適切に調整して支持
されるようにしたものである。
「実施例」
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第１図〜第３図は本考案の一実施例を示してお
り、シートバツクフレーム１０の下部にランバー
サポート機構２０が装備されている。
り、シートバツクフレーム１０の下部にランバー
サポート機構２０が装備されている。
シートバツクフレーム１０は、フレームパイプ
１１の側辺に側部フレーム板１２，１２が固設さ
れ、フレームパイプ１１の上辺１３にヘツドレス
ト支持部材１４，１４が固設され、側部フレーム
板１２，１２の間にジグザグばね１５，１５が張
設されて成る。
１１の側辺に側部フレーム板１２，１２が固設さ
れ、フレームパイプ１１の上辺１３にヘツドレス
ト支持部材１４，１４が固設され、側部フレーム
板１２，１２の間にジグザグばね１５，１５が張
設されて成る。
ランバーサポート機構２０は、シートバツクフ
レーム１０の側部フレーム板１２，１２間に調整
部材２１が架設され、一方の側部フレーム板１２
に調整機構３０が設けられて成る。
レーム１０の側部フレーム板１２，１２間に調整
部材２１が架設され、一方の側部フレーム板１２
に調整機構３０が設けられて成る。
調整部材２１は枢軸２２にこの枢軸２２から前
方に偏位した作動バー２３が支持されており、枢
軸２２がシートバツクフレーム１０の側部フレー
ム板１２，１２に枢支されて架設されている。
方に偏位した作動バー２３が支持されており、枢
軸２２がシートバツクフレーム１０の側部フレー
ム板１２，１２に枢支されて架設されている。
枢軸２２の一端は一方の側部フレーム板１２か
ら側方に突出され、そこに調整機構３０が設けら
れている。
ら側方に突出され、そこに調整機構３０が設けら
れている。
調整機構３０は、第３図でわかるように、枢軸
２２にキー３１を介して爪歯車３２が回動不能に
嵌合支持されるとともに、枢軸２２の先端に操作
ハンドル３３が固結され、爪歯車３２に係脱する
ラツチ部材３４が設けられて成る。ラツチ部材３
４は、枢支ピン３５を介して側部フレーム板１２
に枢着され、爪歯車３２に係脱し係合したときは
いずれの方向にも爪歯車３２を拘束する爪３６と
取手３７とを有しており、常時はばね３８で爪３
６が爪歯車３２に係合する方向に付勢されてい
る。
２２にキー３１を介して爪歯車３２が回動不能に
嵌合支持されるとともに、枢軸２２の先端に操作
ハンドル３３が固結され、爪歯車３２に係脱する
ラツチ部材３４が設けられて成る。ラツチ部材３
４は、枢支ピン３５を介して側部フレーム板１２
に枢着され、爪歯車３２に係脱し係合したときは
いずれの方向にも爪歯車３２を拘束する爪３６と
取手３７とを有しており、常時はばね３８で爪３
６が爪歯車３２に係合する方向に付勢されてい
る。
シートバツクフレーム１０の中心に対応してシ
ートバツクフレーム１０の上辺１３の中心部とラ
ンバーサポート機構２０の作動バー２３の中心部
との間に縦部材４０がジグザグばね１５，１５の
後方を通して架設されている。
ートバツクフレーム１０の上辺１３の中心部とラ
ンバーサポート機構２０の作動バー２３の中心部
との間に縦部材４０がジグザグばね１５，１５の
後方を通して架設されている。
縦部材４０は、第１図および第２図でわかるよ
うに、上部ロツド４１に下部ロツド４２が嵌挿さ
れて伸縮可能に構成され、シートバツクフレーム
１０の上辺１３に回動可能に嵌合する上部連結管
４３を介して上部ロツド４１の上端が上辺１３に
振れ可能に連結され、ランバーサポート機構２０
の作動バー２３に回動可能に嵌合する下部連結管
４４を介して下部ロツド４２の下端が作動バー２
３に連結されている。
うに、上部ロツド４１に下部ロツド４２が嵌挿さ
れて伸縮可能に構成され、シートバツクフレーム
１０の上辺１３に回動可能に嵌合する上部連結管
４３を介して上部ロツド４１の上端が上辺１３に
振れ可能に連結され、ランバーサポート機構２０
の作動バー２３に回動可能に嵌合する下部連結管
４４を介して下部ロツド４２の下端が作動バー２
３に連結されている。
次に作用を説明する。
常時は、調整機構３０においてラツチ部材３４
の爪３６が爪歯車３２に係合して枢軸２２が回動
不能に拘束され、作動バー２３は変位不能に拘束
されている。
の爪３６が爪歯車３２に係合して枢軸２２が回動
不能に拘束され、作動バー２３は変位不能に拘束
されている。
ランバーサポート機構２０により座り心地を調
節するときは、ラツチ部材３４の取手３７を持つ
て操作し爪３６を爪歯車３２から外し、そのまま
操作ハンドル３３を回動させれば枢軸２２を中心
にして調整部材２１が回動する。それにより作動
バー２３が変位するので、枢軸２２を中心とした
作動バー２３のシートバツクの面方向の変位によ
り腰椎近傍の当り具合が変わり、シートバツクの
座り心地が変化する。
節するときは、ラツチ部材３４の取手３７を持つ
て操作し爪３６を爪歯車３２から外し、そのまま
操作ハンドル３３を回動させれば枢軸２２を中心
にして調整部材２１が回動する。それにより作動
バー２３が変位するので、枢軸２２を中心とした
作動バー２３のシートバツクの面方向の変位によ
り腰椎近傍の当り具合が変わり、シートバツクの
座り心地が変化する。
作動バー２３の変位に伴ない縦部材４０の下端
部の下部連結管４４も変位し、縦部材４０は上端
部の上部連結管４３を中心として振れ、着席者の
背中の中心線に沿つた当り具合が変わる。縦部材
４０が振れるとき長さが変わるが上部ロツド４１
と下部ロツド４２とが相互に摺動して伸縮するこ
とにより吸収される。
部の下部連結管４４も変位し、縦部材４０は上端
部の上部連結管４３を中心として振れ、着席者の
背中の中心線に沿つた当り具合が変わる。縦部材
４０が振れるとき長さが変わるが上部ロツド４１
と下部ロツド４２とが相互に摺動して伸縮するこ
とにより吸収される。
好みの位置が定まつたら、操作ハンドル３３を
停止して保持し、ラツチ部材３４の取手３７を放
す。ラツチ部材３４はばね３８の付勢力で復帰
し、爪３６が爪歯車３２に係合して拘束する。あ
とは操作ハンドル３３を放してもその状態が保持
される。
停止して保持し、ラツチ部材３４の取手３７を放
す。ラツチ部材３４はばね３８の付勢力で復帰
し、爪３６が爪歯車３２に係合して拘束する。あ
とは操作ハンドル３３を放してもその状態が保持
される。
なお、ランバーサポート機構は上記実施例に限
られることはなく、要するに縦部材を高さの変位
に連動するランバーサポート機構に連結すればよ
い。
られることはなく、要するに縦部材を高さの変位
に連動するランバーサポート機構に連結すればよ
い。
「考案の効果」
本考案に係る車両用シートによれば、ランバー
サポート機構の高さの変位に連動する縦部材を設
け、着席者の背中の中心線に沿つた当り具合をも
調節できるようにしたから、シートバツク全体が
バランスよく調整され、極めて良好な座り心地を
得ることができる。
サポート機構の高さの変位に連動する縦部材を設
け、着席者の背中の中心線に沿つた当り具合をも
調節できるようにしたから、シートバツク全体が
バランスよく調整され、極めて良好な座り心地を
得ることができる。
第１図〜第３図は本考案の一実施例を示してお
り、第１図はランバーサポート機構を装備したシ
ートバツクフレームの斜視図、第２図は同じく要
部垂直断面図、第３図はランバーサポート機構調
整機構の分解斜視図、第４図は従来の車両用シー
トの要部透視斜視図である。 １０……シートバツクフレーム、２０……ラン
バーサポート機構、２１……調整部材、２２……
枢軸、２３……作動バー、３０……調整機構、４
０……縦部材。
り、第１図はランバーサポート機構を装備したシ
ートバツクフレームの斜視図、第２図は同じく要
部垂直断面図、第３図はランバーサポート機構調
整機構の分解斜視図、第４図は従来の車両用シー
トの要部透視斜視図である。 １０……シートバツクフレーム、２０……ラン
バーサポート機構、２１……調整部材、２２……
枢軸、２３……作動バー、３０……調整機構、４
０……縦部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シートバツクの腰椎が当接する部位に、面方向
の高さを調整可能な調整部材を有するランバーサ
ポート機構を備えた車両用シートにおいて、 背骨に対応する部位に沿つて縦部材を架設し、
該縦部材の上端部はシートバツクフレームの上部
に振れ可能に連結し、該縦部材の下端部は前記ラ
ンバーサポート機構の面方向の高さの変位に連動
するよう該ランバーサポート機構の前記調整部材
に連結したことを特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985057742U JPH0321638Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985057742U JPH0321638Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61172562U JPS61172562U (ja) | 1986-10-27 |
| JPH0321638Y2 true JPH0321638Y2 (ja) | 1991-05-10 |
Family
ID=30582559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985057742U Expired JPH0321638Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0321638Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5653155B2 (ja) * | 2010-09-29 | 2015-01-14 | テイ・エス テック株式会社 | シートバックフレーム |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP1985057742U patent/JPH0321638Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61172562U (ja) | 1986-10-27 |
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