JP2021074863A

JP2021074863A - モーターブラケットのバリ取り研磨設備

Info

Publication number: JP2021074863A
Application number: JP2020067020A
Authority: JP
Inventors: 鐘新杰; Xinjie Zhong
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2019-11-13
Filing date: 2020-04-02
Publication date: 2021-05-20
Also published as: CN110744377A

Abstract

【課題】本願発明はモーターブラケットのバリ取り研磨設備を開示した。【解決手段】ベースを含み、前記ベースの頂面には回転盤が回転できるように設けられ、前記回転盤の頂面には円溝が形成され、前記円溝の中にブラケットを置くことができ、前記円溝の中にはブラケットを押し上げられる押し板が設けられ、前記ベースの頂面には縦柱が固定的に設けられ、前記縦柱の右側面にはスライド板がスライドできるように設けられ、前記スライド板の底部には前記ブラケットを研磨できる研磨輪が回転できるように設けられ、前記研磨輪が傾いており、前記ベースの底面には底溝が形成されている。【選択図】図１

Description

本願発明はモーター製造技術分野を取り上げて、具体的にはモーターブラケットのバリ取り研磨設備である。

モーターとは、磁場内で電流が受ける力を応用して，電気エネルギーを回転などの機械エネルギーに変える装置であり、主に固定子、回転子、ハウジング、ブラケットから構成される。
従来のモーターブラケットは一般的に、鋳造で製造され、鋳造完了後にモーターブラケットに対して研磨でバリを取る必要があり、研磨は一般的に手動あるいは特定の設備で行われるが、手動では時間と力がかかり、対して従来の研磨設備は研磨効率が低くてコストが高い。

中国特許出願公開第１０６８２６４５０号明細書

本願発明の目的はモーターブラケットのバリ取り研磨設備を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。

上記の課題を解決するため、本願発明は以下の技術プランを採用する：本願発明であるモーターブラケットのバリ取り研磨設備は、ベースを含み、前記ベースの頂面には回転盤が回転できるように設けられ、前記回転盤の頂面には円溝が形成され、前記円溝の中にブラケットを置くことができ、前記円溝の中にはブラケットを押し上げられる押し板が設けられ、前記ベースの頂面には縦柱が固定的に設けられ、前記縦柱の右側面にはスライド板がスライドできるように設けられ、前記スライド板の底部には前記ブラケットを研磨できる研磨輪が回転できるように設けられ、前記研磨輪が傾いており、前記ベースの底面には底溝が形成され、前記底溝の中にはＬ型棒がスライドできるように設けられ、前記Ｌ型棒の頂部が前記スライド板の底面と固定され、前記Ｌ型棒の右側面には支持板が固定的に設けられ、前記支持板の底面には押さえ板が回転できるように設けられ、前記Ｌ型棒が降下することで前記押さえ板を前記ブラケットに当接させ、前記ブラケットを前記円溝に押さえることができ、前記ベースの中には動力空間が設けられ、前記動力空間の底壁には動力モーターが固定的嵌められており、前記動力モーターによって前記研磨輪の回転と前記回転盤の回転とに動力を提供でき、前記ベースの頂面には円筒が固定的に設けられ、前記円筒の中に研磨予定の前記ブラケットを置くことができ、前記ベースの頂面には押し棒が回転できるように設けられ、前記押し棒によって前記円筒の中の前記ブラケットを前記円溝に押し込むことができる。

前記スライド板の中には従動空間が設けられ、前記従動空間の底壁には縦軸が回転できるように設けられ、前記縦軸の底端には第一歯車が固定的に設けられ、前記研磨輪の頂部には第二歯車が固定的に設けられ、前記第二歯車が前記第一歯車と噛合しており、前記縦軸の頂端には第一傘歯車が固定的に設けられ、前記スライド板の中には伝動空間が設けられ、前記伝動空間と前記従動空間との間には横軸が回転できるように設けられ、前記横軸の右端には第二傘歯車が固定的に設けられ、前記第二傘歯車が前記第一傘歯車と噛合しており、前記横軸の左端には第三傘歯車が固定的に設けられている。

前記伝動空間の中にはスプラインスリーブが回転できるように設けられ、前記スプラインスリーブの外周には第四傘歯車が固定的に設けられ、前記第四傘歯車が前記第三傘歯車と噛合しており、前記動力モーターの頂部には上方へ延びた主軸が伝動できるように連結され、前記主軸が前記スプラインスリーブとスプラインによって連結され、前記回転盤の底端には円スリーブが固定的に設けられ、前記円スリーブが前記動力空間の頂壁と回転できるように連結され、前記主軸と前記円スリーブがベルトによって連結されている。

前記押し板の底面にはスプライン軸が固定的に設けられ、前記スプライン軸が前記回転盤と前記円スリーブとスプラインによって連結され、前記Ｌ型棒の底部の横方向部分は前記スプライン軸を上下に押し動かすことができ、前記Ｌ型棒の右側には従動歯車が回転できるように設けられ、前記従動歯車が前記Ｌ型棒と噛合しており、前記動力空間の右側にはスライド空間が設けられ、前記スライド空間において底部に近い位置には底部輪が回転できるように設けられ、前記底部輪の後側と前記従動歯車の後側が細ベルトによって連結され、前記底部輪には挿し溝が形成され、前記底部輪の右側には挿し棒がスライドできるように設けられ、前記挿し棒を前記挿し溝の中に挿入することで前記底部輪の回転を防止でき、前記ベースの頂面には弓形案内板が固定的に設けられ、前記弓形案内板は案内作用を果たすことができる。

前記スライド空間の中には切り替えブロックがスライドできるように設けられ、前記切り替えブロックの中には制御モーターが固定的に嵌められており、前記制御モーターの頂端には噛合ブロックが伝動できるように連結され、前記制御モーターの底端には動力傘歯車が伝動できるように連結され、前記動力傘歯車が前記底部輪と噛合しており、前記挿し棒の頂端には復帰ブロックが設けられ、前記押し棒の底端には回転ブロックが固定的に設けられ、前記噛合ブロックは前記回転ブロックの中に挿入でき、前記切り替えブロックの右側には位置的に上下対称となった二つの電磁石が固定的に嵌められており、前記電磁石によって前記切り替えブロックの上下スライドを制御でき、底部にある前記電磁石の右側には鉄ブロックがスライドできるように設けられ、前記鉄ブロックと前記挿し棒が引き線によって連結されている。

有益効果：本願発明は、構造が簡単で操作が便利である。押し棒の回転によってブラケットを自動的に円溝に押し込み、人力でブラケットを入れて挟む必要がなく、時間と力を省け、また、Ｌ型棒の降下により押さえ板がブラケットを円溝に押さえると同時に、研磨輪がブラケットと当接し、回転盤と研磨輪との互いに逆である回転により研磨効率を速め、時間を省け、更に、挿し棒を挿し溝に挿すことで底部輪の回転を制限し、スライド板と支持板とは位置が制限されて落下しない。

下記に図１〜３をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する：図１は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図１の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。

図１は本願発明の内部全体構成略図図２は図１のＡの部分拡大略図図３は本願発明における細ベルト部分の断面図

図１〜３を参照し、本願発明であるモーターブラケットのバリ取り研磨設備は、ベース１０を含み、前記ベース１０の頂面には回転盤３６が回転できるように設けられ、前記回転盤３６の頂面には円溝３８が形成され、前記円溝３８の中にブラケット２９を置くことができ、前記円溝３８の中にはブラケット２９を押し上げられる押し板３７が設けられ、前記ベース１０の頂面には縦柱１１が固定的に設けられ、前記縦柱１１の右側面にはスライド板１３がスライドできるように設けられ、前記スライド板１３の底部には前記ブラケット２９を研磨できる研磨輪２５が回転できるように設けられ、前記研磨輪２５が傾いており、前記ベース１０の底面には底溝３３が形成され、前記底溝３３の中にはＬ型棒３４がスライドできるように設けられ、前記Ｌ型棒３４の頂部が前記スライド板１３の底面と固定され、前記Ｌ型棒３４の右側面には支持板２４が固定的に設けられ、前記支持板２４の底面には押さえ板２６が回転できるように設けられ、前記Ｌ型棒３４が降下することで前記押さえ板２６を前記ブラケット２９に当接させ、前記ブラケット２９を前記円溝３８に押さえることができ、前記ベース１０の中には動力空間６５が設けられ、前記動力空間６５の底壁には動力モーター８０が固定的嵌められており、前記動力モーター８０によって前記研磨輪２５の回転と前記回転盤３６の回転とに動力を提供でき、前記ベース１０の頂面には円筒２８が固定的に設けられ、前記円筒２８の中に研磨予定の前記ブラケット２９を置くことができ、前記ベース１０の頂面には押し棒６０が回転できるように設けられ、前記押し棒６０によって前記円筒２８の中の前記ブラケット２９を前記円溝３８に押し込むことができる。

前記スライド板１３の中には従動空間２０が設けられ、前記従動空間２０の底壁には縦軸２１が回転できるように設けられ、前記縦軸２１の底端には第一歯車２２が固定的に設けられ、前記研磨輪２５の頂部には第二歯車２３が固定的に設けられ、前記第二歯車２３が前記第一歯車２２と噛合しており、前記縦軸２１の頂端には第一傘歯車１９が固定的に設けられ、前記スライド板１３の中には伝動空間１２が設けられ、前記伝動空間１２と前記従動空間２０との間には横軸１７が回転できるように設けられ、前記横軸１７の右端には第二傘歯車１８が固定的に設けられ、前記第二傘歯車１８が前記第一傘歯車１９と噛合しており、前記横軸１７の左端には第三傘歯車１６が固定的に設けられ、前記横軸１７の回転によって前記研磨輪２５を回転させることで、前記研磨輪２５が研磨作業を行える。

前記伝動空間１２の中にはスプラインスリーブ１５が回転できるように設けられ、前記スプラインスリーブ１５の外周には第四傘歯車１４が固定的に設けられ、前記第四傘歯車１４が前記第三傘歯車１６と噛合しており、前記動力モーター８０の頂部には上方へ延びた主軸３１が伝動できるように連結され、前記主軸３１が前記スプラインスリーブ１５とスプラインによって連結され、前記回転盤３６の底端には円スリーブ３９が固定的に設けられ、前記円スリーブ３９が前記動力空間６５の頂壁と回転できるように連結され、前記主軸３１と前記円スリーブ３９がベルト３２によって連結され、前記主軸３１の回転によって前記円スリーブ３９が前記回転盤３６を回転させる。

前記押し板３７の底面にはスプライン軸３５が固定的に設けられ、前記スプライン軸３５が前記回転盤３６と前記円スリーブ３９とスプラインによって連結され、前記Ｌ型棒３４の底部の横方向部分は前記スプライン軸３５を上下に押し動かすことができ、前記Ｌ型棒３４の右側には従動歯車７０が回転できるように設けられ、前記従動歯車７０が前記Ｌ型棒３４と噛合しており、前記動力空間６５の右側にはスライド空間７１が設けられ、前記スライド空間７１において底部に近い位置には底部輪４８が回転できるように設けられ、前記底部輪４８の後側と前記従動歯車７０の後側が細ベルト５４によって連結され、前記底部輪４８には挿し溝４７が形成され、前記底部輪４８の右側には挿し棒４９がスライドできるように設けられ、前記挿し棒４９を前記挿し溝４７の中に挿入することで前記底部輪４８の回転を防止でき、前記ベース１０の頂面には弓形案内板７７が固定的に設けられ、前記弓形案内板７７は案内作用を果たすことができる。

前記スライド空間７１の中には切り替えブロック４３がスライドできるように設けられ、前記切り替えブロック４３の中には制御モーター４２が固定的に嵌められており、前記制御モーター４２の頂端には噛合ブロック４１が伝動できるように連結され、前記制御モーター４２の底端には動力傘歯車４６が伝動できるように連結され、前記動力傘歯車４６が前記底部輪４８と噛合しており、前記挿し棒４９の頂端には復帰ブロック５０が設けられ、前記押し棒６０の底端には回転ブロック４０が固定的に設けられ、前記噛合ブロック４１は前記回転ブロック４０の中に挿入でき、前記切り替えブロック４３の右側には位置的に上下対称となった二つの電磁石４５が固定的に嵌められており、前記電磁石４５によって前記切り替えブロック４３の上下スライドを制御でき、底部にある前記電磁石４５の右側には鉄ブロック５３がスライドできるように設けられ、前記鉄ブロック５３と前記挿し棒４９が引き線５１によって連結され、前記電磁石４５の作動により前記切り替えブロック４３を上下にスライドさせることで、前記制御モーター４２が前記押し棒６０を回転させ、あるいは前記Ｌ型棒３４を上下に移動させる。

使用時に、まずブラケット２９を円筒２８に入れ、そして頂部の電磁石４５を作動させることで切り替えブロック４３を上方へ移動させることによって噛合ブロック４１を回転ブロック４０の中に挿入し、そして制御モーター４２を作動させることによって押し棒６０を回転させることでブラケット２９を円溝３８に押し込み、そして底部の電磁石４５を作動させることで切り替えブロック４３を降下させることによって動力傘歯車４６を底部輪４８と噛合させると同時に、底部の電磁石４５が鉄ブロック５３を自体に近付くように吸引し、これで挿し棒４９が挿し溝４７の外部までスライドし、このとき制御モーター４２を作動させることで動力傘歯車４６に底部輪４８を回転させ、従動歯車７０が連動し回転しＬ型棒３４を下方へスライドさせると同時に、スライド板１３が下方へスライドして押さえ板２６をブラケット２９と当接させ、そして動力モーター８０を作動させることで主軸３１を回転させ、横軸１７が連動し縦軸２１を回転させ、研磨輪２５が連動し回転し研磨を行うと同時に、円スリーブ３９が回転し回転盤３６を回転させ、これでブラケット２９に対する研磨効率が速められ、研磨後に、Ｌ型棒３４の上昇によりスプライン軸３５が押し板３７を上昇させることで、ブラケット２９が円溝３８の外部まで押し出される。

本分野の技術者が明確できるのは、本願発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本願発明の保護範囲にある。本願発明の保護方案は本願発明の権利要求書を標準とすべきである。

Claims

ベースを含み、前記ベースの頂面には回転盤が回転できるように設けられ、前記回転盤の頂面には円溝が形成され、前記円溝の中にブラケットを置くことができ、前記円溝の中にはブラケットを押し上げられる押し板が設けられ、前記ベースの頂面には縦柱が固定的に設けられ、前記縦柱の右側面にはスライド板がスライドできるように設けられ、前記スライド板の底部には前記ブラケットを研磨できる研磨輪が回転できるように設けられ、前記研磨輪が傾いており、前記ベースの底面には底溝が形成され、前記底溝の中にはＬ型棒がスライドできるように設けられ、前記Ｌ型棒の頂部が前記スライド板の底面と固定され、前記Ｌ型棒の右側面には支持板が固定的に設けられ、前記支持板の底面には押さえ板が回転できるように設けられ、前記Ｌ型棒が降下することで前記押さえ板を前記ブラケットに当接させ、前記ブラケットを前記円溝に押さえることができ、前記ベースの中には動力空間が設けられ、前記動力空間の底壁には動力モーターが固定的嵌められており、前記動力モーターによって前記研磨輪の回転と前記回転盤の回転とに動力を提供でき、前記ベースの頂面には円筒が固定的に設けられ、前記円筒の中に研磨予定の前記ブラケットを置くことができ、前記ベースの頂面には押し棒が回転できるように設けられ、前記押し棒によって前記円筒の中の前記ブラケットを前記円溝に押し込むことができることを特徴とするモーターブラケットのバリ取り研磨設備。
前記スライド板の中には従動空間が設けられ、前記従動空間の底壁には縦軸が回転できるように設けられ、前記縦軸の底端には第一歯車が固定的に設けられ、前記研磨輪の頂部には第二歯車が固定的に設けられ、前記第二歯車が前記第一歯車と噛合しており、前記縦軸の頂端には第一傘歯車が固定的に設けられ、前記スライド板の中には伝動空間が設けられ、前記伝動空間と前記従動空間との間には横軸が回転できるように設けられ、前記横軸の右端には第二傘歯車が固定的に設けられ、前記第二傘歯車が前記第一傘歯車と噛合しており、前記横軸の左端には第三傘歯車が固定的に設けられていることを特徴とする請求項１に記載のモーターブラケットのバリ取り研磨設備。
前記伝動空間の中にはスプラインスリーブが回転できるように設けられ、前記スプラインスリーブの外周には第四傘歯車が固定的に設けられ、前記第四傘歯車が前記第三傘歯車と噛合しており、前記動力モーターの頂部には上方へ延びた主軸が伝動できるように連結され、前記主軸が前記スプラインスリーブとスプラインによって連結され、前記回転盤の底端には円スリーブが固定的に設けられ、前記円スリーブが前記動力空間の頂壁と回転できるように連結され、前記主軸と前記円スリーブがベルトによって連結されていることを特徴とする請求項２に記載のモーターブラケットのバリ取り研磨設備。
前記押し板の底面にはスプライン軸が固定的に設けられ、前記スプライン軸が前記回転盤と前記円スリーブとスプラインによって連結され、前記Ｌ型棒の底部の横方向部分は前記スプライン軸を上下に押し動かすことができ、前記Ｌ型棒の右側には従動歯車が回転できるように設けられ、前記従動歯車が前記Ｌ型棒と噛合しており、前記動力空間の右側にはスライド空間が設けられ、前記スライド空間において底部に近い位置には底部輪が回転できるように設けられ、前記底部輪の後側と前記従動歯車の後側が細ベルトによって連結され、前記底部輪には挿し溝が形成され、前記底部輪の右側には挿し棒がスライドできるように設けられ、前記挿し棒を前記挿し溝の中に挿入することで前記底部輪の回転を防止でき、前記ベースの頂面には弓形案内板が固定的に設けられ、前記弓形案内板は案内作用を果たすことができることを特徴とする請求項３に記載のモーターブラケットのバリ取り研磨設備。
前記スライド空間の中には切り替えブロックがスライドできるように設けられ、前記切り替えブロックの中には制御モーターが固定的に嵌められており、前記制御モーターの頂端には噛合ブロックが伝動できるように連結され、前記制御モーターの底端には動力傘歯車が伝動できるように連結され、前記動力傘歯車が前記底部輪と噛合しており、前記挿し棒の頂端には復帰ブロックが設けられ、前記押し棒の底端には回転ブロックが固定的に設けられ、前記噛合ブロックは前記回転ブロックの中に挿入でき、前記切り替えブロックの右側には位置的に上下対称となった二つの電磁石が固定的に嵌められており、前記電磁石によって前記切り替えブロックの上下スライドを制御でき、底部にある前記電磁石の右側には鉄ブロックがスライドできるように設けられ、前記鉄ブロックと前記挿し棒が引き線によって連結されていることを特徴とする請求項４に記載のモーターブラケットのバリ取り研磨設備。