JP2021014762A - 屋根はぜ用取付具 - Google Patents

屋根はぜ用取付具 Download PDF

Info

Publication number
JP2021014762A
JP2021014762A JP2019131384A JP2019131384A JP2021014762A JP 2021014762 A JP2021014762 A JP 2021014762A JP 2019131384 A JP2019131384 A JP 2019131384A JP 2019131384 A JP2019131384 A JP 2019131384A JP 2021014762 A JP2021014762 A JP 2021014762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper plate
bolt
plate portion
hole
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019131384A
Other languages
English (en)
Inventor
原田 雅史
Masafumi Harada
雅史 原田
隆之 峯島
Takayuki Mineshima
隆之 峯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Swallow Kogyo KK
Original Assignee
Swallow Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Swallow Kogyo KK filed Critical Swallow Kogyo KK
Priority to JP2019131384A priority Critical patent/JP2021014762A/ja
Publication of JP2021014762A publication Critical patent/JP2021014762A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】 ナットによる締付け作業時に、ボルト頭部が揺動しないように確実に固定しておく部材を提供することを目的とする。【解決手段】 左右に分離する両挟持部材1はいずれも上板部2と傾斜板部3と水平底板部とから成り、前記水平底板部の左右端部はともに起立した垂直端部に成り、下方部に重合する一方の挟持部材1の上板部に設けた通孔11の内側周囲の左右両側部に突爪12,12を設け、他方の挟持部材の上板部には長孔を設け、この長孔を有する上板部を上方に位置せしめボルト14を一方の挟持部材の上板部に設けた通孔に挿入してその頭部を前記突爪間に配置し、同時にボルト頭部に近接する螺旋の一部を通孔縁部に係合して固定し、他方の挟持部材の上板部の長孔から出る前記ボルトにナットを螺装し、前記両挟持部材の両上板部の重合時に両挟持部材の水平底板部の両垂直端部を折版屋根材のはぜ部の基部面に突き当てて固定するように成るものである。【選択図】 図6

Description

本発明は、折版屋根のはぜ部への取付金具に関するものである。
従来、折版屋根のはぜ部への取付金具にあっては、左右に分かれた略コ字形の挟持板を対向して重ね合わせ、重ね合わせた中央部に1本のボルトを挿入してナットで締め付けることにより、対向させた両挟持板が締め付けられてはぜ部に固定されるものであり、公知文献としては次のようなものが公知となっている。
特開平11−350669号公報 特開2000−120235号公報 特開2001−288863号公報 登録実用新案第3136991号公報 特開2012−169498号公報
このうちのいずれの構成から成る取付具にあっても、挟持板体を対向して重ね合わせ、中央のボルトを締め付けることにより、相対する端縁部間ではぜ部に固定するだけの手段であり、本発明が目的,効果とするボルトの締め付け時におけるボルト自体の安定性を実現するものとは違い、ナットの螺装作業中にボルト頭部が揺動しないように固定状態にしておくようなものではないから、比較になるような手段ではない。
即ち、これらの公知技術に係るものは、重ね合せたコ字形の両挟持部材間に下方から挿入されたボルトの頭部が固定されていないため、ナットによる締め付け作業が円滑にいかずに手数がかかり困っていたのである。
そこで、本発明にあっては、ナットによる締付け作業時において、ボルト頭部が揺動しないように確実に固定しておく部材を提供することを目的とするものである。
本発明は、左右両側に分離する両挟持部材はいずれも上板部と傾斜板部と水平底板部とから成り、前記水平底板部の左右端部はともに起立した垂直端部に成り、下方部に重合する一方の挟持部材の上板部に設けた通孔の内側周囲の左右両側部に突爪を設け、他方の前記挟持部材の上板部には長孔を設け、この長孔を有する上板部を上方に位置せしめボルトを一方の挟持部材の上板部に設けた通孔に下方から挿入してその頭部を前記突爪間に配置し、同時にボルト頭部に近接する螺旋の一部を通孔縁部に係合して固定し、他方の挟持部材の上板部の長孔に出る前記ボルト上に座金,発条板を介してナットを螺装し、前記左右の両挟持部材の両上板部の重合時に両挟持部材の水平底板部の両垂直端部を折版屋根材のはぜ部の基部面に突き当てて固定するように成る屋根はぜ用取付具である。
本発明の両挟持部材の構成にあっては、内側に重合する一方の挟持部材の上板部の通孔の内側周囲に突爪を設けたことにより、下方から挿入したボルトの頭部を両突爪に挟んで抑止することができ、しかもボルト頭部に近い螺旋の一部が通孔縁部に係合して固定する状態を作るから、外側に重合する他方の挟持部材の上板部の長孔から突出している前記ボルトにナットを座金,発条板を介して螺合作業をしても、ボルト本体は揺動することなく安定状態を保持したまま、ナットの螺装を促進することができるようになる。
全部品を分離した組立て前の斜視図 一方の部材の底斜視図 一方の部材の平斜視図 折版屋根部分に取付けた部材全体の正面図 図4の正断面図 要部の正切断部端面図
人は、折版屋根のはぜ部に本金具を取付ける際には、両挟持部材の水平底板部における左右両垂直端部による加圧接合を行わねばならず、そのための手段として、両挟持部材の両上板部の重合状態をボルトへのナットの緊締作業によって行わねばならないから、その間はボルト頭部に近接する螺旋の一部を通孔縁部に係合して停止状態にある。したがって、人は上板部上方に突出しているボルト上のナットをスパナ等によって操作して緊締作業をする間は、ボルトは揺動することなく安定状態を保持しているのである。
1,6は左右両側方に分離している2つの挟持部材で、この2つの挟持部材はそれぞれ上板部2,7と傾斜板部3,8と水平底板部4,9とから成り、この水平底板部の左右端部は共に垂直端部5,10を形成し、この垂直端部は折版屋根材aのはぜ部bの基部面に対し左右両側方から突き当て加圧して固定するようになる。
11は一方の前記挟持部材1の上板部2に設けた通孔で、この通孔を挟んで左右両側部の周囲内側には突爪12,12を設け、この両突爪間に後記ボルト14の頭部を挟むように位置せしめるのである。このとき同時に、ボルト頭部に近い螺旋部分が通孔11の端縁部に係合して固定するようになる。(図6参照)
13は他方の前記挟持部材6の上板部7に設けた長孔で、この長孔は一方の挟持部材1の上板部2の通孔11の上方部に位置するようになる。
14は2つの挟持部材1,6の上板部2,7が重なり合った時に、下方の挟持部材1の通孔11の下側部から上方の挟持部材6の長孔13方向に挿通するボルトで、このボルトは頭部を最下位にして前記挟持部材1の通孔11の裏面部から上方の他の挟持部材6の上板部7の長孔13に挿入するようになる。
15は下側方から挿入した前記ボルト14に係合する座金で、この座金上には発条板16を介してナット17を螺合するようにする。
18,18・・は前記両挟持部材1,6上に並列に形成する補強用の凹列部である。
1 一方の挟持部材
2 上板部
3 傾斜板部
4 水平底板部
5 垂直端部
6 他方の挟持部材
7 上板部
8 傾斜板部
9 水平底板部
10 垂直端部
11 通孔
12,12 突爪
13 長孔
14 ボルト
15 座金
16 発条板
17 ナット
18,18・・ 凹列部
a 折版屋根材
b はぜ部
特開平11−350669号公報 特開2000−120235号公報 特開2001−288863号公報 登録実用新案第3176991号公報 特開2012−167498号公報

Claims (2)

  1. 左右両側に分離する両挟持部材はいずれも上板部と傾斜板部と水平底板部とから成り、前記水平底板部の左右端部はともに起立した垂直端部に成り、下方部に重合する一方の挟持部材の上板部に設けた通孔の内側周囲の左右両側部に突爪を設け、他方の挟持部材の上板部には長孔を設け、この長孔を有する上板部を上方に位置せしめボルトを一方の挟持部材の上板部に設けた通孔に下方から挿入してその頭部を前記突爪間に配置し、同時にボルト頭部に近接する螺旋の一部を通孔縁部に係合して固定し、他方の挟持部材の上板部の長孔に出る前記ボルト上に座金,発条板を介してナットを螺装し、前記左右の両挟持部材の両上板部の重合時に両挟持部材の水平底板部の両垂直端部を折版屋根材のはぜ部の基部面に突き当てて固定するように成ることを特徴とする屋根はぜ用取付具。
  2. 左右両挟持部材に補強用の凹列部を形成して成る請求項1に記載した屋根はぜ用取付具。
JP2019131384A 2019-07-16 2019-07-16 屋根はぜ用取付具 Pending JP2021014762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019131384A JP2021014762A (ja) 2019-07-16 2019-07-16 屋根はぜ用取付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019131384A JP2021014762A (ja) 2019-07-16 2019-07-16 屋根はぜ用取付具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021014762A true JP2021014762A (ja) 2021-02-12

Family

ID=74531326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019131384A Pending JP2021014762A (ja) 2019-07-16 2019-07-16 屋根はぜ用取付具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021014762A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000120235A (ja) * 1998-10-19 2000-04-25 Sakata Seisakusho:Kk 金属屋根用取付け金具
JP3176991U (ja) * 2012-05-01 2012-07-12 道善 利田 折板屋根ハゼ取付金具
JP2015010330A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 株式会社 セキノ興産 付属物取付金具
JP2016102306A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 株式会社オーティス 屋根上物品取付具
JP2016121521A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 株式会社長谷川工業所 屋根用取付金具
JP2016156141A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 株式会社栄信 太陽電池パネルの支持金具

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000120235A (ja) * 1998-10-19 2000-04-25 Sakata Seisakusho:Kk 金属屋根用取付け金具
JP3176991U (ja) * 2012-05-01 2012-07-12 道善 利田 折板屋根ハゼ取付金具
JP2015010330A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 株式会社 セキノ興産 付属物取付金具
JP2016102306A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 株式会社オーティス 屋根上物品取付具
JP2016121521A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 株式会社長谷川工業所 屋根用取付金具
JP2016156141A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 株式会社栄信 太陽電池パネルの支持金具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021014762A (ja) 屋根はぜ用取付具
JP2000096784A (ja) 部材の取付構造
JP5912481B2 (ja) 建築用取付具
JPH11350669A (ja) 折版屋根はぜ取付け金具
JP4672355B2 (ja) 枠体装置
JP7201171B2 (ja) 押出成形セメント板床材の取付金具とそれを用いた床材取付構造
JPH1018440A (ja) 形鋼などの取付装置
JPH0735968Y2 (ja) 折版屋根の取付装置
JP5054723B2 (ja)
JP2020122504A (ja) ボルト、ナット、座金、及びボルトナット締着構造
JPH0426600Y2 (ja)
JPS5845364Y2 (ja) 屋根パネル取付装置
JPH063057Y2 (ja) 屋根用雪止アングル装着金具
JP6959741B2 (ja) 取付金具
JPH0330026Y2 (ja)
JP2747674B2 (ja) 鉄骨建物の胴縁結合構造
JP3567847B2 (ja) チャンネルベース
JPH1088670A (ja) 建築用鋼材の固定金具
JP5425652B2 (ja) 鉄骨材の連結機構
JP2022145260A (ja) 外壁パネルの留金具と外壁構造
JPH0440323Y2 (ja)
JPH07189472A (ja) コーナー材
JP2021024326A (ja) 車両のルーフ固定構造
JPH0116815Y2 (ja)
JPS6111811B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200915

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200915

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200915

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20201012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210521