JP3176991U - 折板屋根ハゼ取付金具 - Google Patents

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道善 利田
敏光 深松
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道善 利田
有限会社光エンジニアリング
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Abstract

【課題】取付金具が変形し難い高い強度を有すると共にハゼ部を強い力で挟着して装置類を折板屋根上に安定して装着し得るようにし、またハゼ部への取付け作業を容易にする取付金具を提供する。
【解決手段】夫々略コ状に形成して対向させる左右一対の挟着板2,3と両挟着板の天板部10,20を重ねて一体に結合する取付用ボルト4とからなり、前記各挟着板には天板部の中央部にボルト軸部30を挿通しうる貫通孔を設け、天板部から垂直板部12,22に亘る側縁に沿って係合縁13,23を延設し、一方の天板部は他方の天板部より適宜小幅にし且つ下側に向け稍傾斜させて他方の天板部の内側に嵌合し得ると共に内側天板部の係合縁間にボルト頭部31を係止し得るようにしてあり、両天板部の貫通孔に挿通し上方に突出させたボルト軸部30にナットを締着することにより対向した両底板部11,21で折板屋根のハゼ部を挟着し得るようにしてなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、折板屋根の巻ハゼ部に取り付けて、該屋根上部に太陽光パネルなどの装置類を取付ける為に使用する金具に関するものである。
従来、折板屋根上に太陽光パネル等の装置類を設置する場合には、該折板屋根に形成されているハゼ部に取付金具を止着し、該取付金具上に鋼材やハンガーを固定して装置類を取り付けるようにしている。
従来この種の取付金具としては、実公平04−11064公報に示されているように、上辺板部が重合し且つ下辺板部が相対向する2個のコ状の挟着板を形成し、一方の挟着板の上辺板部にボルト軸部を上方に向けて植立し、他方の挟着板の上辺板部に長孔を設けて前記ボルト軸部を挿通して、突出したボルト軸部にナットを螺合してなるものが知られている。
実公平04−11064号
上記従来の取付金具は、載置している装置類に左右方向に揺らす力や上方に引き上げるような力が働くと、挟着板の屈曲部が変形して強度が低下したり、ナットの締付力が次第に弱くなり緩みを生じるという難点があった。
その結果として、折板屋根のハゼ部を締め付ける挟着力が弱くなり、金具がハゼ部から抜け出る惧れがあった。
本考案は、上記難点に鑑みて、取付金具が変形し難い高い強度を有すると共にハゼ部を強い力で長期間挟着して、装置類を折板屋根上に安定して装着し得るようにすると共に、ハゼ部への取付け作業を容易にできるようにしたものである。
本考案に係る折板屋根ハゼ取付金具は、夫々略コ状に形成して対向させた左右一対の挟着板と、両挟着板の天板部を重ねて一体に結合する取付用ボルトとからなり、前記各挟着板には天板部の中央部にボルト軸部を挿通しうる貫通孔を設け、天板部から垂直板部に亘る側縁に沿って係合縁を延設すると共に、一方の天板部は他方の天板部より適宜小幅にし且つ下側に向け稍傾斜させて、他方の天板部の内側に嵌合し得ると共に、内側天板部の係合縁間にボルト頭部を係止し得るようにしてあり、両天板部の貫通孔に挿通し上方に突出させたボルト軸部にナットを締着することにより、対向した両底板部の先端部で折板屋根のハゼ部を挟着し得るように構成してなる。
また、両挟着板の垂直板部から底板部に亘り夫々補強用凸状部を夫々設けると共に、天板部を傾斜させた側の垂直板部の高さを他方の垂直板部より稍低目に形成して嵌入し易いように構成する場合もある。
本考案に係る折板屋根ハゼ取付金具は、請求項1記載の構成により、使用中載置している装置類に左右方向の応力や上方への引張り力が作用しても取付金具が変形する惧れがないと共に取付ボルトが緩む惧れがないので、長期間に亘りハゼ部を強い力で挟着することが出来る。従って、装置類を折板屋根上に長期間確実に装着しておくことが出来る。
また、請求項2に記載のように構成したことにより、変形に対する強度を一層高める事が出来ると共に、ハゼ部への取付作業を容易且つ円滑に行うことが出来る利点がある。
以下添付図面に従って、本考案の一実施例を説明する。
1は本考案に係る取付金具であって、左右一対の挟着板2,3と取付ボルト4とからなる。
上記左挟着板2は、所要厚さの金属板をコ状に屈曲して、天板部10と底板部11及び垂直板部12を形成し、天板部10と底板部11を共に水平に形成すると共に、該天板部10の中央部にはボルト軸部30の貫通孔14を設けてある。また、その前後両側縁部には、天板部10の先端部から垂直板部12の下端部に亘り係合縁13,13を夫々延設してある。
一方の右挟着板3は、上記左挟着板2より小幅の金属板を略コ状に屈曲して、天板部20、底板部21及び垂直板部22を夫々形成し、前記天板部20を所要角度αだけ下側に傾斜させ、その中央部にはボルト軸部30の貫通孔24を設けて、その天板部20を左挟着板2の係合縁13,13間に嵌合し得るように形成してある。前記垂直板22は左挟着板2の垂直板部12の高さより稍低目に形成してある。
また、その前後両側縁部には、天板部20の先端部から垂直板部22の下端部に亘り係合縁23,23を夫々延設して、両係合縁23,23間にボルト頭部31が嵌着し得るように形成してある。
而して、両挟着板2,4を対向させて、右挟着板2の天板部20を左挟着板2の天板部10の係合縁13,13間に嵌入させると共に、取付ボルト4の軸部30を貫通孔14,24を通して上方に突出させる事により一体に結合し得るようになっている。
又、両挟着板2,3には、垂直板部12,22の上側部から底板部11,21の前側部に亘り、一対の補強用凸状部40,41を突設してある。42は取付ボルト4に螺合したナット、43は座金を夫々示す。
次に、本考案に係る取付金具1を折板屋根に取付ける態様につき説明する。
図9に示すように、両挟着板2,3の両底板部を左右方向に開いてハゼ部Hに嵌め込んで折板屋根R上に載置する。
図10に示すように、取付ボルト4に螺合してあるナット42を締め付けて、両天板部2,4が重合する方向に締め付けると、一方の挟着板3の天板部20が所要角度下側に傾斜させてあるので、強い弾性力が両底板部11,21に作用するので、ハゼ部Hの垂直壁部を強い力で挟着することが出来る。
又、両挟着板2,3は、一方の天板部20を他方の天板部10の係合縁13,13間に嵌入すると共に、一方の天板部20の係止縁23,23間に取付ボルト4の頭部31を係止し得るように構成してあるので、両挟着板2,3ががたつくことなく一体に結合された状態を長期間保持することが出来る。
而して、突出したボルト軸部30に取付板Mを介して取付けられた太陽光パネル等の装置類は長期間安定した状態で装着される。
また、ハゼ部への取付に際してボルト頭部31が回転することがないので、取付作業を円滑に行うことが出来る。
本考案に係る折板屋根用取付金具の正面図である。 同上右側面図である。 左挟着板の正面図である。 同上側面図である。 図3におけるA−A線断面図である。 右挟着板の正面図である。 同上側面図である。 図6におけるBーB線断面図である。 取付状態を示す正面図である。 取付状態を示す一部断面図である。 図10図における中央縦断面図である。
1 取付金具
2 左挟着板
3 右挟着板
4 取付ボルト
10 天板部
11 底板部
12 垂直板部
13 係合縁
14 貫通孔
20 天板部
21 底板部
22 垂直板部
23 係合縁
24 貫通孔
30 ボルト軸部
32 ボルト頭部
40 補強用凸状部
41 補強用凸状部
42 ナット

Claims (2)

  1. 夫々略コ状に形成して対向させる左右一対の挟着板と、両挟着板の天板部を重ねて一体に結合する取付用ボルトとからなり、前記各挟着板には天板部の中央部にボルト軸部を挿通しうる貫通孔を設け、天板部から垂直板部に亘る側縁に沿って係合縁を延設すると共に、一方の天板部は他方の天板部より適宜小幅にし且つ下側に向け稍傾斜させて、他方の天板部の内側に嵌合し得ると共に、内側天板部の係合縁間にボルト頭部を係止し得るようにしてあり、両天板部の貫通孔に挿通し上方に突出させたボルト軸部にナットを締着することにより、対向した両底板部の先端部で折板屋根のハゼ部を挟着し得るようにしてなる折板屋根ハゼ取付金具。
  2. 両挟着板の垂直板部から底板部に亘り夫々補強用凸状部を夫々設けると共に、天板部を傾斜させた側の垂直板部の高さを他方の垂直板部より稍低目に形成して嵌入し易いようにしてある前記請求項1記載の折板屋根ハゼ取付金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014169615A (ja) * 2013-02-07 2014-09-18 Sakata Co Ltd 取付金具
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JP2017020272A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 豊田鉄工株式会社 金属屋根用取付金具
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