JP4672355B2 - 枠体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示パネル等を取り付けるための枠体装置に関する。
例えば平看板は、一般に木製或いは金属製の角材を枠状に組み合わせた枠体装置の表面に表示パネルを取り付けて構成し、店頭や壁面等に設置したり野立用として用いられている。木製の枠体装置は、比較的廉価ではあるが機械的強度が弱いとともに長期間の使用で腐り等が発生することから、一般に短期的用途の平看板に用いられている。また、木製の枠体装置は、貴重な森林資源を消費してしまうといった問題もある。
金属製の枠体装置は、一般に鉄骨材が用いられ、バーナ等によって所定の長さに切断するとともに所定形状に組み合わせた後に溶接等によって結合して構成される。鉄骨材を用いた枠体装置は、比較的高価ではあるが機械的強度が大きく常設用途の平看板に用いられている。しかしながら、枠体装置は、有資格者が操作するバーナや溶接機の処理を必要とするとともに、鉄骨材のさび止めのために塗装処理も必要であった。枠体装置は、鉄骨材を結合する溶接部位に盛り上がりが生じることで表示パネルが全面に亘って平坦性を保持して精度よく取り付けられないことがあるために、グラインダー等を用いて溶接部位を平坦化する処理も行われていた。
本発明者は、アルミ材を用いることによって機械的強度を保持して軽量化や加工性等の向上を図り、簡易な作業と工具類を用いて組立が行われるとともに、表示パネルを取り付ける枠構造体と略面一となるように組み合わされるアングル材を備えた枠構造体を提供した(特許文献1)。また、本発明者は、直交する2側面に結合凸部を一体に形成した連結部材を備え、この連結部材によって外枠部材を互いに直交するようにして組み合わせることでコーナ部位の組立性の向上を図るとともに外周部の外観向上等を図った枠構造体を提供した(特許文献2)。
特開平11−296091号公報 特開2000−10490号公報
ところで、上述したアルミ材を用いた先願枠構造体は、枠部材や連結部材に対して所定位置にドリルによって取付孔を穿孔するとともに、これら取付孔にセルフタップねじをねじ込むことによって各部材を結合した構造が採用される。先願枠構造体においては、薄厚のアルミ材を用いた場合に、設置後に強風等による振動が加えられることによって取付孔が拡がって結合部位にガタ付きが生じることがあった。したがって、先願枠構造体においては、ある程度の厚みを有するアルミ材によって枠部材を形成しなければならなかった。
また、先願枠構造体においては、より強固に結合しようとして組立時に大きなトルクでセルフタップねじのねじ込みを行った場合に、しばしばセルフタップねじがねじ切れてしまうことがあった。このため、先願枠構造体においては、例えばトルクリミッタ付きドライバー等を用いてセルフタップねじのねじ込みを行うようにしていた。さらに、先願枠構造体においては、例えば誤った位置に取付孔を穿孔してしまった場合に、正規の位置に取付孔を再穿孔することができても、機械的強度が劣化してしまうといった問題があった。
さらに、枠構造体においては、定期的な表示パネルの交換に際して設置位置の変更や外形寸法の変更等が行われることがある。枠構造体においては、各セルフタップねじを取り外して所定の作業を行った後に再組立が行われるが、各セルフタップねじに緩みが生じてしまうことで強固に組立することができないといった問題もあった。また、枠構造体においては、合成樹脂材によって成形した連結部材により荷重が集中するコーナ部を構成するため、ユーザの中には特に大型看板用の場合に充分な機械的強度が得られないといった不安から使用に躊躇されることもあった。
したがって、本発明は、木製や鉄骨材を用いた枠体装置の問題を解決する上述した先願枠体構造の特徴を踏襲するとともに、さらにその問題の解決を図り作業性や強度の向上を図るとともに構成部材の再使用も可能とする枠体装置を提供することを目的に提案されたものである。
上述した目的を達成する本発明にかかる枠体装置は、外枠部材と、ボルト部材と、コーナ部材と、アングル部材と、ナットとを備える。枠体装置は、外枠部材が、主面部と、この主面部の長手方向の両側縁部に沿って折曲形成されて互いに平行に対峙する一対の側壁部とからなり、これら主面部と側壁部とにより内部空間部を構成してなるチャンネル状を呈し、主面部の内面に所定の間隔を以って一対の略L字状凸壁を立設して内部にボルト嵌合空間部を構成するとともにこれら凸壁の相対する端縁間にボルト嵌合空間部を内部空間部に開口させるガイドスリットを形成してなる。枠体装置は、ボルト部材が、外枠部材に対して、長さ方向の一端側から嵌合される頭部がボルト嵌合空間部内において抜止めかつ回止めされるとともにねじ部がガイドスリットを貫通して組み付けられる。枠体装置は、コーナ部材が、外枠部材の内部空間部と同幅寸法を有する蓋体部及びこの蓋体部に立設されるとともに貫通孔が形成された連結プレート部とから構成され、外枠部材に対して、蓋体部が内部空間部の長手方向の開口端部を閉塞するとともに連結プレート部が各凸壁の凸縁部上に重ね合わされて組み合わされ、貫通孔にボルト部材のねじ部が貫通される。枠体装置は、アングル部材が、外枠部材の内部空間部と同幅寸法を有する第1辺部と第2辺部が直交して連設されることにより全体略L字状を呈するとともに、第1辺部及び第2辺部にボルト部材のねじ部が貫通される第1貫通孔及び第2貫通孔が形成され、第1辺部を各凸壁の凸縁部上に重ね合わせたコーナ部材の連結プレート部上に重ね合わせることによって第2辺部を垂直に突出させて外枠部材の内部空間部に組み合わさる。枠体装置は、ナットが、アングル部材の貫通孔を貫通したボルト部材のねじ部の先端からねじ込まれることによって、外枠部材に対してアングル部材を結合させる。
枠体装置においては、例えばアルミ材によって一体に形成された少なくとも4本の外枠部材が相対する先端部を直交状態に突き合わせて枠状に組み合わされる。枠体装置においては、高さ方向の第1外枠部材の一端部に、蓋体部が開口端部を閉塞して組み合わされるコーナ部材とその連結プレート部に第1辺部を重ね合わせて組み合わされるアングル部材とを、第1外枠部材に組み付けた第1ボルト部材と第1ナットとにより共締めして各凸壁の凸縁部上に結合する。枠体装置においては、第1外枠部材の一端部から凸壁と略同一高さ位置で垂直に突出するアングル部材の第2辺部が、第1外枠部材の一端部に対して一端部を直交して組み合わされる第2外枠部材の凸壁の凸縁部上に重ね合わされるとともに、第2外枠部材に組み付けた第2ボルト部材に第2ナットをねじ込んで結合する。枠体装置においては、予めボルト部材を組み付けて直交状態に突き合わされた外枠部材が、コーナ部材とアングル部材とにより先端側の開口部を閉塞されてコーナ部を構成して組み合わされる。
枠体装置においては、4本の外枠部材がそれぞれコーナ部材とアングル部材を介してボルトとナットとにより強固に結合されて枠体を構成し、例えば前面部に表示パネル等が結合される。枠体装置においては、外枠部材が結合孔を穿孔してセルフタップネジをねじ込んで結合したり、溶接を施して結合することを不要とすることで作業性の向上が図られるようになるとともに強度の向上が図られ、さらに構成部材の再使用も可能である。また、枠体装置においては、必要に応じて複数個のボルトとナットとによって外枠部材を結合することも可能であることから、さらに大きな強度で外枠部材間が結合される。
枠体装置は、桟部材を備え、枠状に組み合わせた相対する外枠部材間に架け渡すことにより、機械的強度の向上を図ってもよい。枠体装置は、桟部材が、相対する外枠部材間の対向間隔と等しい長さを有し、外枠部材の側壁部と等しい対向間隔を以って互いに平行に対峙する一対の側面部と、これら側面部を幅方向の中央部において連設する隔壁部とからなり、隔壁部により区割りされた第1内部空間部と第2空間部を構成してなる断面略H字状を呈して形成される。桟部材は、隔壁部の両面にそれぞれ長さ方向の全域に亘って平行に対峙してボルト嵌合空間部を構成するとともに、所定の間隔を以って相対する凸縁部の端縁間に全長に亘って開口するガイドスリットを形成する一対の略L字状凸壁を一体に立設してなる。
枠体装置においては、外枠部材に対してその途中箇所において桟部材を、側壁部に側面部の端部を突き合わせて組み合わせる。枠体装置においては、ボルト嵌合空間部内に予めボルト部材を組み合わせた外枠部材に対してアングル部材を、凸壁の凸縁部上に重ね合わせて内部空間部内に第1辺部を組み合わせる。枠体装置においては、ボルト嵌合空間部内に予めボルト部材を組み合わせた桟部材に対してアングル部材を、凸壁の凸縁部上に重ね合わせて第1内部空間部又は第2空間部内に第2辺部を組み合わせる。枠体装置においては、外枠部材及び桟部材のガイドスリットに連通されたアングル部材の貫通孔を貫通したボルト部材のねじ部にナットを締め付けることにより、枠状に組み合わせた相対する外枠部材間に桟部材を架け渡し固定する。
本発明にかかる枠体装置によれば、構成部材に対してセルフタップネジをねじ込む結合孔の穿孔を不要とすることで、作業性の向上を図るとともに結合状態の機械的強度の向上が図られる。枠体装置によれば、結合孔の再穿孔やセルフタップネジの再ねじ込みによる機械的強度の劣化やガタ付きの発生も無いことから、構成部材を再使用したり再組立を行うことが可能である。
また、本発明にかかる枠体装置によれば、コーナ部材とアングル部材とを用いて第1外枠部材と第2外枠部材とを組み合わせることによって、これら第1外枠部材と第2外枠部材とが互いに高精度に位置決めされて直交状態に連結されてコーナ部を構成する。枠体装置によれば、構成部材に対してセルフタップネジをねじ込む結合孔の穿孔を不要とすることで、作業性の向上を図るとともにコーナ部位の機械的強度の向上が図られる。枠体装置によれば、結合孔の再穿孔やセルフタップネジの再ねじ込みによる機械的強度の劣化やガタ付きの発生も無いことから、構成部材を再使用したり高精度のコーナ部位の再組立を行うことが可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。実施の形態として示した枠体装置1は、図1に示すように左右一対の縦枠部材2A、2B(以下、個々に説明する場合を除いて縦枠部材2と総称する。)の相対する上端部と下端部とに対してそれぞれ横枠部材3A、3B(以下、個々に説明する場合を除いて横枠部材3と総称する。)を組み合わせるとともに縦枠部材2の高さ方向の略中央部に桟部材4を組み合わせて全体が矩形枠状に構成される。縦枠部材2及び横枠部材3は、外枠部材を構成する。
枠体装置1は、詳細を後述するように縦枠部材2、横枠部材3及び桟部材4がそれぞれの厚み方向の両側面が同一面を構成して組み合わされ、表示パネル5を取り付ける前面及び背面の取付面を構成する。枠体装置1は、前面や背面に外周部を固定して表示パネル5を取り付けることによって平看板装置を構成し、店頭や壁面等に設置されるようにする。
枠体装置1は、前面と背面とにそれぞれ表示パネル5を取り付けることが可能であり、また内部に適宜の光源を引き込んで透光性を有する表示パネル5を内部から照明することも可能である。枠体装置1は、下端部側において各縦枠部材2を各横枠部材から突出させ、それぞれの突出部位に適宜の台座部を組み付けることによって野立用平看板装置を構成することも可能である。枠体装置1は、各縦枠部材2に対して複数本の桟部材を組み合わせたり、横長矩形枠体の場合に各横枠部材3側に縦桟部材を組み合わせるようにしてもよい。枠体装置1は、縦枠部材2と横枠部材3とによって構成される内部に十字状に桟部材を組み合わせるようにしてよい。
枠体装置1は、図1に示すように縦枠部材2と横枠部材とによって構成される枠体の外形寸法とほぼ等しい外形寸法を有する表示パネル5を前面或いは背面に取り付ける。枠体装置1は、各枠体部材の側面(前面又は背面)に例えば両面粘着テープを貼り付けて、表示パネルを取り付ける。枠体装置1は、大型表示パネル5の場合に、その外周部の適宜の位置でねじ止め等の方法によって取り付ける。
枠体装置1は、縦枠部材2と横枠部材3とが、それぞれ後述する長尺の枠素材6を例えばアルミソーを装着した卓上丸鋸盤等を用いて所定の長さに切断するとともに、切断箇所のバリ取りを施して形成される。枠体装置1は、桟部材4も、長尺の桟素材を卓上丸鋸盤等を用いて所定の長さに切断した後に切断箇所のバリ取りを施して形成される。枠体装置1は、図2に示すように縦枠部材2や横枠部材3或いは桟部材4が、詳細を後述する連結部材7を用いて継ぎ足すことにより、所定の長さとすることが可能である。
枠体装置1は、図2に示すように縦枠部材2と横枠部材3とが、詳細を後述するコーナ部材8を用いて直交状態に組み合わされることによってコーナ部を構成する。枠体装置1は、縦枠部材2や横枠部材3に対して桟部材4が、詳細を後述するL字形のアングル部材9を用いて直交状態に組み合わされる。枠体装置1は、上述した構成各部材を結合するために、縦枠部材2や横枠部材3或いは桟部材4にそれぞれ組み合わされるボルト(ボルト部材)10と、このボルト10にワッシャ11を介してねじ込まれるナット12とが用いられる。
枠素材6は、アルミ材に引抜き加工を施して一体に形成され、図3に示すように主面部13と、この主面部13の長手方向の両側縁部に沿って全域に亘って折曲形成された互いに平行に対峙する一対の側壁部14A、14B(以下、個々に説明する場合を除いて側壁部14と総称する。)からなる全体チャンネル状を呈している。枠素材6には、側壁部14間に構成される内部空間部15内に位置する主面部13の内面に、長さ方向の全域に亘って平行に対峙する一対の凸壁16A、16B(以下、個々に説明する場合を除いて凸壁16と総称する。)が形成されている。
枠素材6は、各凸壁16が、主面部13から所定の高さ位置においてそれぞれ主面部13と対向するようにして折曲されて凸縁部17A、17B(以下、個々に説明する場合を除いて凸縁部17と総称する。)が形成された断面略L字状を呈している。枠素材6は、各凸壁16が、主面部13の幅方向の中央位置において凸縁部17を互いに所定の対向間隔を以って対向するようにして形成する。枠素材6は、凸壁16間に詳細を後述するようにボルト10を組み付けるボルト嵌合空間部18が長さ方向の全域に亘って構成される。枠素材6は、凸壁16の互いに突き合わされた凸縁部17の間に、ボルト嵌合空間部18に長さ方向の全域に亘って連通するガイドスリット19が形成される。
枠素材6には、側壁部14の内面に、凸縁部17よりもやや高い位置において長さ方向の全域に亘って断面円弧状のリブ20が形成される。枠素材6は、後述する連結部材7やアングル部材9が標準品として一般に提供される幅40mmのアルミプレート材を用いることから、リブ20A、20Bが連結部材7の両側縁に突き当たって側壁部14の対向間隔との調整が図られるようにする。枠素材6は、連結部材7を内部空間部15内に組み合わせる際に、リブ20によって連結部材7をスムーズに移動させる。枠素材6は、上述したように卓上丸鋸盤等によって所定の長さに切断されることによって縦枠部材2や横枠部材3を構成する。
桟部材4も、長尺の桟素材21が所定の長さに切断されて構成される。桟素材21も、アルミ材に引抜き加工を施して一体に形成され、上述した枠素材の主面部13の底面側にも同様の側面部と凸壁とを一体に形成することによって図4に示すように全体が断面略H字状に形成される。すなわち、桟素材21は、互いに平行に対峙する一対の側面部22A、22B(以下、個々に説明する場合を除いて側面部22と総称する。)と、これら側面部22の幅方向の中央部において連設されて上述した主面部13に対応する隔壁部23とが一体に形成される。
桟素材21には、隔壁部23の一方側面側の側面部22間に構成される第1内部空間部24内に位置して、それぞれ第1凸縁部26A、26B(以下、個々に説明する場合を除いて第1凸縁部26と総称する。)を有するとともに内部に第1ボルト嵌合空間部27を構成する一対の第1凸壁25A、25B(以下、個々に説明する場合を除いて第1凸壁25と総称する。)が形成されている。桟素材21には、隔壁部23の他方側面側の側面部22間に構成される第2内部空間部28内に位置して、それぞれ第2凸縁部30A、30B(以下、個々に説明する場合を除いて第2凸縁部30と総称する。)を有するとともに内部に第2ボルト嵌合空間部31を構成する一対の第2凸壁29A、29B(以下、個々に説明する場合を除いて第2凸壁29と総称する。)が形成されている。
桟素材21も、第1凸壁25側の第1凸縁部26、26B間に第1ボルト嵌合空間部27に連通する第1ガイドスリット32が構成されるとともに、第2凸壁29側の第2凸縁30A、30B間に第2ボルト嵌合空間部31に連通する第2ガイドスリット33が構成される。なお、桟素材21にも、側面部22の内面に、第1内部空間部24及び第2内部空間部28にそれぞれ突出するリブ34が形成されている。
枠素材6及び桟素材21は、上述したそれぞれのボルト嵌合空間部18及び第1ボルト嵌合空間部27と第2ボルト嵌合空間部31とが同一の断面寸法を以って形成される。枠素材6及び桟素材21は、上述したそれぞれのガイドスリット19及び第1ガイドスリット32と第2ガイドスリット33とが、後述するボルト10を貫通させる同一の開口寸法を以って形成される。枠素材6及び桟素材21は、所定の寸法に切断されることによって縦枠部材2や横枠部材3及び桟部材4を構成するが、後述するようにコーナ部材8や連結部材7が組み合わされてボルト10とナット12とにより結合される。枠素材6及び桟素材21は、上述した構成によって、ボルト10とナット12とが全て共通に用いられるようにする。
枠素材6及び桟素材21は、隔壁部23を介して両側に同等の構造が一体に形成されることで、縦枠部材2や横枠部材3と結合される際に、一対のアングル部材9を用いて強固な結合が行われるようにする。また、枠素材6及び桟素材21は、縦枠部材2と横枠部材3とで構成する枠体の内部で例えば十字状に交差するようにして設ける場合に、隣り合う結合部位にアングル部材9を交互に組み合わせることによって結合が可能となる。
コーナ部材8は、枠体装置1の各コーナ部位において、詳細を後述するようにアングル部材9と組み合わされて用いられて縦枠部材2と横枠部材3とを直交状態に組み合わせて結合する。コーナ部材8も、アルミ材によって形成され、図2、図5及び図6に示すようにプレート状の蓋体部35と連結プレート部36とから構成される。コーナ部材8は、蓋体部35が、上述した枠素材6の外形寸法とほぼ等しい外形寸法に形成され、後述するように縦枠部材2或いは横枠部材3の端部に組み合わされることによって内部空間部15を閉塞する。
コーナ部材8は、連結プレート部36が、蓋体部35の内面に幅方向の一側端35aから上述した枠素材6の凸縁部17の高さ寸法とほぼ同一の位置において直交状態で立設される。連結プレート部36は、枠素材6の内部空間部15の幅とほぼ同寸法の幅を有し、両側縁部が蓋体部35の長手方向の側縁から枠素材6の側壁部14の厚みとほぼ等しい位置で立設される。連結プレート部36は、枠素材6の側壁部14の幅よりも大きな長さを有しており、先端部の近傍において厚み方向に貫通する取付孔37が形成されている。連結プレート部36は、コーナ部材8が縦枠部材2や横枠部材3に組み合わされた状態において、取付孔37がガイドスリット19と対向するようにして形成され、この取付孔37からボルト10を貫通させる。
アングル部材9は、上述したようにコーナ部材8と組み合わせて用いることでコーナ部を構成するとともに、縦枠部材2や横枠部材3に対して桟部材を結合する場合にも用いられる。アングル部材9は、上述したように標準品として一般に提供される幅40mmのアルミプレート材をL形に折曲することによって形成される。アングル部材9は、第1辺部38Aと第2辺部38Bとが互いに同長でかつコーナ部材8の連結プレート部36の長さよりも大きく形成されている。アングル部材9には、第1辺部38Aの先端近傍に位置して第1取付孔39Aが形成されるとともに第2辺部38Bの先端近傍に位置して第2取付孔39Bが形成されている。
アングル部材9は、上述した形状から上下左右の方向が特定されず、全ての箇所において共用部品として用いられる。アングル部材9は、第1辺部38Aの第1取付孔39Aと第2辺部38Bの第2取付孔39Bとが、縦枠部材2や横枠部材3或いは桟部材4に組み付けられた状態において、それぞれのガイドスリット19や第1ガイドスリット32或いは第2ガイドスリット33と対向することによってボルト10を貫通させる。アングル部材9は、詳細を後述するように第1取付孔39Aが、取付孔37と軸線を一致するようにしてコーナ部材8と組み合わされるが、この状態で第2辺部38Bが横枠部材3側の凸縁部17上に重ね合わされる。なお、アングル部材9は、必要に応じて各辺を延長し、それぞれに複数個の取付孔を形成するようにしてもよい。
連結部材7は、上述したように縦枠部材2や横枠部材3或いは桟部材4を相互に継ぎ足して所定の長さとする場合に用いられる。連結部材7も、幅40mmのアルミプレート材が用いられて所定の長さに切断して形成し、長さ方向の両端近傍に位置して第1取付孔40Aと第2取付孔40Bとが形成される。連結部材7は、これら第1取付孔40Aと第2取付孔40Bとが幅方向の中央部に位置して形成され、縦枠部材2や横枠部材3或いは桟部材4に組み付けられた状態において、それぞれのガイドスリット19や第1ガイドスリット32或いは第2ガイドスリット33と対向してボルト10を貫通させる。なお、連結部材7は、必要に応じてさらに複数個の取付孔を形成するようにしてもよい。
枠体装置1は、上述した各部材を共通部品のボルト10とナット12とを用いてそれぞれ結合する。ボルト10は、図2及び図7に示すように、六角形の頭部41と所定の長さを有するねじ部42とからなる。ボルト10は、頭部41が、上述した枠素材6や桟素材21にそれぞれ凸壁16、25、29によって構成した各ボルト嵌合空間部18、27、31の高さよりもやや小さな高さに形成されるとともに、2面幅が各ボルト嵌合空間部18、27、31の幅とほぼ等しくかつ各ガイドスリット19、32、33の開口幅よりも大きく形成される。ボルト10は、ねじ部42が、外径を各ガイドスリット19、32、33の開口幅よりもやや小径とされ、枠素材6や桟素材21の側壁部14、22の高さよりもやや短軸に形成される。
ボルト10は、枠素材6や桟素材21を切断した縦枠部材2や横枠部材3或いは桟部材4に対して、頭部41の相対する2側面を各凸壁16、25、29の内面に沿わせるとともにねじ部42を各ガイドスリット19、32、33に位置合わせして、一端側に開口した各ボルト嵌合空間部18、27、31内に押し込まれる。ボルト10は、図7に示すように頭部41が、相対する2側面が各凸壁16、25、29の内面と突き当たることによって回り止めされるとともに各凸縁部17、26、30によって抜け止めされて各ボルト嵌合空間部18、27、31に組み付けられる。ボルト10は、この状態でねじ部42が各ガイドスリット19、32、33から突出する。
ナット12は、各ガイドスリット19、32、33から突出する上述したボルト10のねじ部42にねじ込まれる六角ナットが用いられる。なお、ナット12は、各ガイドスリット19、32、33の開口幅よりも大きな外径を有している。ワッシャ11は、ボルト10のねじ部42の外径よりも大きな貫通孔と各ガイドスリット19、32、33の開口幅よりも大きな外径を有している。なお、ワッシャ11は、平ワッシャを図示したが、枠体装置1が振動等の大きな場所に設置される場合に、例えばスプリングワッシャを用いるようにしてもよい。
枠体装置1は、枠素材6を所定の長さに切断した縦枠部材2と横枠部材3とがコーナ部材8によって互いに直交状態で結合される。図5及び図6を参照して左縦枠部材2Aと下横枠部材3Bとを結合して構成する図1における左下コーナ部の組立方法を代表して説明する。枠体装置1においては、縦枠部材2A側のボルト嵌合空間部18内に第1ボルト10Aの組み付けが行われるとともに、横枠部材3B側のボルト嵌合空間部18内に第2ボルト10Bの組み付けが行われる。第1ボルト10Aと第2ボルト10Bとは、縦枠部材2Aと横枠部材3Bの各ボルト嵌合空間部18内において長さ方向に移動自在とされることで、位置調整を行うことが可能である。
枠体装置1においては、縦枠部材2Aに対して、その下端部側からコーナ部材8が内部空間部15に組み合わされる。コーナ部材8は、図6に示すように蓋体部35が縦枠部材2Aの下端部側の開口部を閉塞するとともに、連結プレート部36が凸壁16の凸縁部17上に重ね合わされる。コーナ部材8には、その取付孔37にボルト嵌合空間部18内を高さ方向に対して位置合わせされた第1ボルト10Aが、ねじ部42を貫通される。コーナ部材8には、連結プレート部36に対して第1辺部38Aを重ね合わせるようにしてアングル部材9が組み合わされる。アングル部材9は、第1辺部38Aに形成した取付孔39Aが連結プレート部36側の取付孔37に軸線を一致されることで、この取付孔39Aから第1ボルト10Aのねじ部42を貫通させる。第1ボルト10Aには、アングル部材9の取付孔39Aを貫通したねじ部42の先端から第1ワッシャ11Aと第1ナット12Aとが組み付けられる。
枠体装置1においては、縦枠部材2Aに対してコーナ部材8を押し付けた状態で、第1ボルト10Aに対して第1ナット12Aのねじ込み操作が行われる。枠体装置1においては、第1ナット12Aを充分にねじ込みすることによって、この第1ナット12Aと第1ボルト10A及び第1ワッシャ11Aとによりコーナ部材8の連結プレート部36とアングル部材9の第1辺部38Aを凸縁部17上に共締めする。枠体装置1においては、縦枠部材2Aに対してコーナ部材8とアングル部材9とが結合される。枠体装置1においては、この状態においてアングル部材9の第2辺部38Bが縦枠部材2Aに直交して側壁部14から突出する。
枠体装置1においては、縦枠部材2Aに対して横枠部材3Bが、その下端部側の側壁部14の端部に開口端を突き合わせて組み合わされる。枠体装置1においては、縦枠部材2Aと横枠部材3Bとが枠素材6を切断して用いられることから、それぞれの両側壁部14が互いに同一面を構成して直交状態で組み合わされる。枠体装置1においては、上述したアングル部材9の形状から、図9に示すように縦枠部材2A側にコーナ部材8を介して結合されたアングル部材9の第2辺部38Bが横枠部材3B側の凸縁部17上に重ね合わされる。
アングル部材9は、この状態で第2辺部38Bに形成した取付孔39Bが凸縁部17間に構成されたガイドスリット19と対向される。アングル部材9には、取付孔39Bに対してボルト嵌合空間部18内を横方向に対して位置合わせされた第2ボルト10Bが、ねじ部42を貫通される。第2ボルト10Bには、アングル部材9の取付孔39Bを貫通したねじ部42の先端から第2ワッシャ11Bと第2ナット12Bとが組み付けられる。
枠体装置1においては、縦枠部材2Aに対して横枠部材3Bの先端部を押し付けた状態で、第2ボルト10Bに対して第2ナット12Bのねじ込み操作が行われる。枠体装置1においては、第2ナット12Bを充分にねじ込みすることによって、この第2ナット12Bと第2ボルト10B及び第2ワッシャ11Bとによりアングル部材9の第2辺部38Bを凸縁部17上に共締めすることで、アングル部材9を介して縦枠部材2Aと横枠部材3Bとが直交状態に結合されてコーナ部を構成する。枠体装置1においては、同様にして縦枠部材2Aと上側の横枠部材3Aとの結合操作とともに、右縦枠部材2Bに対する上下横枠部材3A、3Bの結合操作が行われることによって、図1に示すように縦長矩形の枠体として組み立てられる。
枠体装置1においては、左右縦枠部材2A、2Bの高さ方向の略中央部において上下横枠部材3A、3Bと平行に桟部材4を架け渡して結合する。図8を参照して左縦枠部材2Aと桟部材4との結合構造を説明する。枠体装置1においては、縦枠部材2A側のボルト嵌合空間部18内に第3ボルト10Cと第4ボルト10Dとの組み付けが行われるとともに、桟部材4側の第1ボルト嵌合空間部27内に第5ボルト10Eをまた第2ボルト嵌合空間部31内に第6ボルト10Fの組み付けが行われる。
枠体装置1においては、縦枠部材2Aに対して第2アングル部材9Aが、上述したアングル部材9の結合方法と同様にして第3ボルト10Cと第3ワッシャ11C及び第3ナット12Cによって凸縁部17上に重ね合わされた第1辺部38AAを結合される。枠体装置1においては、縦枠部材2Aに対して桟部材4が、左端部を側壁部14の端部に突き合わせるようにして組み合わされる。枠体装置1においては、第2アングル部材9Aの第2辺部38BAが桟部材4の第1内部空間部24内に嵌合されて第1凸縁部26上に重ね合わされる。
第2アングル部材9Aは、この状態で第2辺部38BAに形成した取付孔39BAが第1凸縁部26間に構成された第1ガイドスリット32と対向される。第2アングル部材9Aには、取付孔39BAに対して第1ボルト嵌合空間部27内を横方向に対して位置合わせされた第5ボルト10Eが、ねじ部42を貫通される。第5ボルト10Eには、第2アングル部材9Aの取付孔39BAを貫通したねじ部42の先端から第5ワッシャ11Eと第5ナット12Eとが組み付けられる。
枠体装置1においては、縦枠部材2Aに対して桟部材4の端部を押し付けた状態で、第5ボルト10Eに対して第5ナット12Eのねじ込み操作が行われる。枠体装置1においては、第5ナット12Eを充分にねじ込みすることによって、この第5ナット12Eと第5ボルト10E及び第5ワッシャ11Eとにより第2アングル部材9Aの第2辺部38BAを凸縁部17上に共締めすることで、第2アングル部材9Aを介して縦枠部材2Aと桟部材4とを直交状態に結合する。
枠体装置1においては、同様にして縦枠部材2Aと桟部材4とを下方部位においても第3アングル部材9Bによって結合する。第3アングル部材9Bは、第2辺部38BBを桟部材4の第2内部空間部28内に嵌合されて第2凸縁部30上に重ね合わせた状態で、縦枠部材2A側の第4ボルト10Dの位置合わせが行われる。第3アングル部材9Bは、第1辺部38ABに形成した取付孔39ABに第4ボルト10Dのねじ部42が貫通され、この第4ボルト10Dに第4ワッシャ11Dを介してねじ込まれる第4ナット12Dによって縦枠部材2Aに固定される。
第3アングル部材9Bは、桟部材4側の第2ボルト嵌合空間部31内において位置調整された第6ボルト10Fのねじ部42が第2辺部38BBに形成した取付孔39BBに貫通される。第3アングル部材9Bは、第6ボルト10Fのねじ部42に第6ワッシャ11Fを介してねじ込まれる第6ナット12Fによって縦枠部材2Aに固定される。
枠体装置1においては、以上の組立方法によって第2アングル部材9Aと第3アングル部材9Bとを介して縦枠部材2Aと桟部材4とが結合される。なお、枠体装置1においては、同様の組立方法によって右縦枠部材2Bに対して桟部材4の右端部がアングル部材9を介して結合される。枠体装置1においては、縦枠部材2A、2Bに対して上下一対のアングル部材9A、9Bを用いて桟部材4を結合するようにしたが、いずれか一方側で結合することでも充分な機械的強度が保持される。
枠体装置1においては、縦枠部材2に対して各ボルト10を適宜の位置に移動させることによってアングル部材9を介して桟部材4を適宜の位置に結合することが可能である。枠体装置1においては、例えば表示パネル5の図柄等によって一度固定した桟部材4の位置を移動させる必要が生じた場合でも、各ナット12を緩めて各ボルト10を移動させることによりその対応が可能である。枠体装置1においては、例えば桟部材4を仮付けした状態で現場に搬入し、現場対応によって桟部材4を最適な位置に固定するといった対応も可能とする。また、枠体装置1においては、桟部材4の取り外しや追加の対応も極めて簡単に行うことが可能である。
枠体装置1は、縦枠部材2や横枠部材3或いは桟部材4を、連結部材7を用いて適宜の長さに継ぎ足すことによって形状変化の対応を可能とする。枠体装置1は、この場合に縦枠部材2や横枠部材3或いは桟部材4に取付孔を形成しないことから、機械的強度が保持される。図9を参照して桟部材4の継ぎ足し構造を説明する。枠体装置1においては、第1桟部材4A側の第1ボルト嵌合空間部27内に第7ボルト10Gを組み付けるとともに第2ボルト嵌合空間部31内に第8ボルト10Hを組み付ける。枠体装置1においては、第2桟部材4B側の第1ボルト嵌合空間部27内に第9ボルト10Iを組み付けるとともに第2ボルト嵌合空間部31内に第10ボルト10Jを組み付ける。
枠体装置1においては、第1桟部材4Aと第2桟部材4Bとが長さ方向の相対する端部を突き合わされ、例えばそれぞれの第1内部空間部24に跨って第1連結部材7Aが組み合わされる。第1連結部材7Aは、第1取付孔40Aに第1桟部材4A側に組み付けた第7ボルト10Gのねじ部42が貫通されるとともに、第2取付孔40Bに第2桟部材4B側に組み付けた第9ボルト10Iのねじ部42が貫通される。第1連結部材7Aは、第7ボルト10Gのねじ部42に第7ワッシャ11Gを介してねじ込まれる第7ナット12Gによって第1桟部材4Aに結合される。第1連結部材7Aは、第9ボルト10Iのねじ部42に第9ワッシャ11Iを介してねじ込まれる第9ナット12Iによって第2桟部材4Bに結合される。
枠体装置1においては、第1桟部材4Aと第2桟部材4Bのそれぞれの第2内部空間部28に跨って第2連結部材7Bが組み合わされる。枠体装置1においては、第2連結部材7Bが、第1取付孔40Aに第1桟部材4A側に組み付けた第8ボルト10Hのねじ部42が貫通されるとともに、第2取付孔40Bに第2桟部材4B側に組み付けた第10ボルト10Jのねじ部42が貫通される。枠体装置1においては、第2連結部材7Bが、第8ボルト10Hのねじ部42に第8ワッシャ11Hを介してねじ込まれる第8ナット12Hによって第1桟部材4Aに結合される。枠体装置1においては、第2連結部材7Bが、第10ボルト10Jのねじ部42に第10ワッシャ11Jを介してねじ込まれる第10ナット12Jによって第2桟部材4Bに結合される。
枠体装置1においては、以上の組立方法によって第1連結部材7Aと第2連結部材7Bとを介して第1桟部材4Aと第2桟部材4Bとが結合されて継ぎ足された桟部材4を構成する。なお、枠体装置1においては、同様の組立方法によって縦枠部材2或いは横枠部材3の継ぎ足し処理が行われる。枠体装置1においては、第1桟部材4Aと第2桟部材4Bとに対して上下一対の連結部材7A、7Bを用いて結合するようにしたが、いずれか一方側で結合することでも充分な機械的強度が保持される。
なお、上述した枠体装置1は、前面や背面に表示パネル5を取り付けて平看板装置を構成するようにしたが、かかる適用例に限定されないことは勿論である。
実施の形態として示す枠体装置を備える平看板装置の分解斜視図である。 枠体装置の主たる構成部位を示す要部分解斜視図である。 縦枠部材と横枠部材とを形成する枠素材の一部切欠き要部斜視図である。 桟部材を形成する桟素材の要部斜視図である。 枠体装置のコーナ部位の構成を示す要部分解斜視図である。 同コーナ部位の要部縦断面図である。 枠部材のボルト収納空間部にボルトを組み付けた状態を示す一部切欠き要部正面図である。 縦枠部材と桟部材との結合部位を示す要部縦断面図である。 桟部材の継足し構造を示す要部縦断面図である。
1 枠体装置、2 縦枠部材、3 横枠部材、4 桟部材、5 表示パネル、6 枠素材、7 連結部材、8 コーナ部材、9 アングル部材、10 ボルト、11 ワッシャ、12 ナット、13 主面部、14 側壁部、15 内部空間部、16 凸壁、17 凸縁部、18 ボルト嵌合空間部、19 ガイドスリット、20 リブ、21 桟素材、22 側面部、23 隔壁部、24 第1内部空間部、25 第1凸壁、26 第1凸縁部、27 第1ボルト嵌合空間部、28 第2内部空間部、29 第2凸壁、30 第2凸縁部、31 第2ボルト嵌合空間部、32 第1ガイドスリット、33 第2ガイドスリット、34 ガイドリブ、35 蓋体部、36 連結プレート部、37 取付孔、38 辺部、39 取付孔、40 取付孔、41 頭部、42 ねじ部

Claims (2)

  1. 主面部と、この主面部の長手方向の両側縁部に沿って折曲形成されて互いに平行に対峙する一対の側壁部とからなり、これら主面部と側壁部とにより内部空間部を構成してなるチャンネル状を呈し、上記主面部の内面に所定の間隔を以って一対の略L字状凸壁を立設して内部にボルト嵌合空間部を構成するとともにこれら凸壁の相対する端縁間に上記ボルト嵌合空間部を上記内部空間部に開口させるガイドスリットを形成してなる外枠部材と、
    上記外枠部材に対して、長さ方向の一端側から嵌合される頭部が上記ボルト嵌合空間部内において抜止めかつ回止めされるとともにねじ部が上記ガイドスリットを貫通して組み付けられるボルト部材と、
    上記外枠部材の上記内部空間部と同幅寸法を有する蓋体部及びこの蓋体部に立設されるとともに貫通孔が形成された連結プレート部とから構成され、上記外枠部材に対して、上記蓋体部が上記内部空間部の長手方向の開口端部を閉塞するとともに上記連結プレート部が上記各凸壁の凸縁部上に重ね合わされて組み合わされ、上記貫通孔に上記ボルト部材のねじ部が貫通されるコーナ部材と、
    上記外枠部材の上記内部空間部と同幅寸法を有する第1辺部と第2辺部が直交して連設されることにより全体略L字状を呈するとともに、上記第1辺部及び上記第2辺部に上記ボルト部材のねじ部が貫通される第1貫通孔及び第2貫通孔が形成され、上記第1辺部を上記各凸壁の凸縁部上に重ね合わせた上記コーナ部材の上記連結プレート部上に重ね合わせることによって上記第2辺部を垂直に突出させて上記外枠部材の上記内部空間部に組み合わさるアングル部材と、
    上記アングル部材の貫通孔を貫通した上記ボルト部材のねじ部の先端からねじ込まれることによって、上記外枠部材に対して上記アングル部材を結合させるナットとを備え、
    少なくとも4本の外枠部材が相対する先端部を直交状態に突き合わせて枠状に組み合わされ、高さ方向の第1外枠部材の一端部に、上記蓋体部が開口端部を閉塞して組み合わされる上記コーナ部材とその連結プレート部に上記第1辺部を重ね合わせて組み合わされる上記アングル部材とを、上記第1外枠部材に組み付けた第1ボルト部材と第1ナットとにより共締めして上記各凸壁の凸縁部上に結合するとともに、
    上記第1外枠部材の一端部から上記凸壁と略同一高さ位置で垂直に突出する上記アングル部材の上記第2辺部が、上記第1外枠部材の上記一端部に対して一端部を直交して組み合わされる水平方向の第2外枠部材の上記凸壁の凸縁部上に重ね合わされるとともに、上記第2外枠部材に組み付けた第2ボルト部材に第2ナットをねじ込んで結合してコーナ部を構成した枠体装置。
  2. 相対する上記外枠部材間の対向間隔と等しい長さを有し、上記外枠部材の上記側壁部と等しい対向間隔を以って互いに平行に対峙する一対の側面部と、これら側面部を幅方向の中央部において連設する隔壁部とからなり、上記隔壁部により区割りされた第1内部空間部と第2空間部を構成してなる断面略H字状を呈し、上記隔壁部の両面にそれぞれ長さ方向の全域に亘って平行に対峙してボルト嵌合空間部を構成するとともに所定の間隔を以って相対する凸縁部の端縁間に全長に亘って開口するガイドスリットを形成する一対の略L字状凸壁を一体に立設した桟部材を用い、
    上記外枠部材に対してその途中箇所において上記桟部材を、上記側壁部に上記側面部の端部を突き合わせて組み合わせ、
    予め上記ボルト嵌合空間部内に上記ボルト部材を組み込んだ上記外枠部材に対して上記アングル部材を上記凸壁の上記凸縁部上に重ね合わせて上記内部空間部内に上記第1辺部を組み合わせるとともに、予め上記ボルト嵌合空間部内に上記ボルト部材を組み込んだ上記桟部材に対して上記アングル部材を上記凸壁の上記凸縁部上に重ね合わせて上記内部空間部内に上記第2辺部を組み合わせ、
    上記外枠部材及び上記桟部材の上記ガイドスリットに連通された上記アングル部材の上記貫通孔を貫通した上記ボルト部材の上記ねじ部に上記ナットを締め付けることにより、枠状に組み合わせた相対する上記外枠部材間に上記桟部材を架け渡し固定した請求項1に記載の枠体装置。
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