JP2015148651A - 広告板用取付金具及びそれを用いた屋外広告看板 - Google Patents

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石田 浩一
Koichi Ishida
浩一 石田
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Abstract

【課題】屋外広告看板の耐久性の向上を図ることができると共に、広告板を胴縁に簡単かつ強固に取り付けることができる広告板用取付金具及びそれを用いた屋外広告看板を提供する。【解決手段】載置板2と縦板3と突出部4と挿入板5を備えた広告板用取付金具1及びその対称形の広告板用取付金具11。屋外広告看板21は、地面25に少なくとも1つの支柱22を立設し、支柱22の正面側に複数の金属製の胴縁23を固定し、広告板用取付金具1、11により、広告板24の背面側を胴縁23の正面側に取り付けたものであって、広告板用取付金具1、11の挿入板5を縦枠31の隙間31bから空洞部31a内に挿入し、広告板用取付金具1、11を回転させて載置板2を胴縁23上に載置し、広告板用取付金具1、11の縦板3を縦枠31にビス止めし、広告板用取付金具1、11の載置板2を胴縁23にビス止めしたものである。【選択図】図1

Description

本発明は、屋外広告看板における広告板を、支柱に固定された胴縁に取り付けるための広告板用取付金具、及び、それを用いた屋外広告看板に関するものである。
従来のこの種の技術としては、地面に複数の支柱を立設し、前記複数の支柱の正面側に複数の木製の胴縁を互いに間隔を開けて水平に架設し、面材の背面側に木製の枠材及び木製の桟材が固定された広告板の背面側を前記複数の胴縁の正面側にビス止めしたボード看板装置(例えば、特許文献1参照。)等が知られている。
実開平5−047982号公報(図1、図2、図3、段落〔0006〕、段落〔0008〕)
しかし、上記のようなボード看板装置においては、木製の枠材、木製の桟材、及び木製の胴縁のうちの少なくともいずれかの経年劣化により、突風や台風が発生した際に広告板が風により破損したり、飛ばされたりするという問題点がある。
また、耐久性の向上を図るために金属製の枠材、金属製の桟材、金属製の胴縁を採用した場合には、そのままでは広告板を胴縁にビス止めしにくいという問題点がある。
本発明は、以上のような事情や問題点に鑑みてなされたものであり、屋外広告看板の耐久性の向上を図ることができると共に、広告板を胴縁に簡単かつ強固に取り付けることができる広告板用取付金具及びそれを用いた屋外広告看板を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための第1の発明としての広告板用取付金具は、
長手方向の一端部側にビス孔を有する載置板と、
前記載置板の長手方向の他端部側における側端部に上方へ突出するように設けられかつビス孔を有する縦板と、
前記載置板の長手方向の他端部側における下面に前記載置板の幅方向に沿って延びるようにかつ先端部が前記縦板より外側へ突出するように設けられた突出部と、
前記突出部の先端部に面方向が前記載置板の面方向に対して直角になるようにかつ長手方向が前記載置板の長手方向に対して平行になるように設けられると共に、対角線方向に対向する少なくとも2つの角部が面取りされた挿入板
を備えたものである。
第2の発明としての広告板用取付金具は、前記載置板の長手方向の他端部に突出板を下方へ突出するように設けたものである。
第3の発明としての広告板用取付金具は、前記挿入板の4つの角部を面取りしたものである。
また、第4の発明としての屋外広告看板は、
地面に少なくとも1つの支柱を立設し、
前記支柱の正面側に複数の金属製の胴縁を互いに間隔を開けて水平に固定し、
第1から第3のいずれかの発明としての広告板用取付金具により、左右2つの縦枠及び上下2つの横枠を有する金属製の枠材の正面側に面材が固定された広告板の背面側を前記胴縁の正面側に取り付けた屋外広告看板であって、
前記縦枠内に上下方向に延びる空洞部を設け、
前記縦枠の内側面に上下方向に延びる隙間を前記空洞部に連通するように設け、
前記広告板用取付金具の挿入板を前記縦枠の隙間から空洞部内に挿入し、
前記広告板用取付金具を回転させて前記載置板を前記胴縁上に載置し、
前記広告板用取付金具の縦板を前記縦枠にビス止めし、
前記広告板用取付金具の載置板を前記胴縁にビス止めしたものである。
第5の発明としての屋外広告看板は、
前記枠材の内方に少なくとも1つの金属製の縦桟を設け、
前記縦桟内に上下方向に延びる空洞部を設け、
前記縦桟の側面に上下方向に延びる隙間を前記縦桟の空洞部に連通するように設け、
前記広告板用取付金具の挿入板を前記縦桟の隙間から空洞部内に挿入し、
前記広告板用取付金具を回転させて前記載置板を前記胴縁上に載置し、
前記広告板用取付金具の縦板を前記縦桟にビス止めし、
前記広告板用取付金具の載置板を前記胴縁にビス止めしたものである。
第6の発明としての屋外広告看板は、
前記縦桟内に左右2つの前記空洞部を設け、
前記縦桟の両側面にそれぞれ前記隙間を前記縦桟の空洞部に連通するように設けたものである。
第7の発明としての屋外広告看板は、
螺旋状に形成されたスパイラル筋と、前記スパイラル筋の内方又は外方に円状に並ぶようにかつ互いに間隔を開けて平行になるように連結された複数の主筋と、環状に形成されかつ前記複数の主筋の上端部近傍及び下端部近傍にそれぞれ連結された上下2つのリング筋で構成された組立鉄筋を、前記地面に設けられたコンクリート基礎に埋設し、
前記コンクリート基礎に前記支柱の下端部を埋設したものである。
第8の発明としての屋外広告看板は、
前記支柱の正面側に水平板を水平に突出するように設け、
前記水平板の先端部に、少なくとも1つのビス孔を有する固定板を上方へ突出するように設け、
前記固定板の背面側に前記胴縁をビス止めしたものである。
第9の発明としての屋外広告看板は、前記枠材の内方に少なくとも1つの金属製の横桟を設けたものである。
第10の発明としての屋外広告看板は、前記支柱の下部の外側に抱き柱を固定したものである。
第1及び第4の発明によれば、金属製の胴縁や金属製の枠材を採用できるので、屋外広告看板の耐久性の向上を図ることができると共に、広告板を胴縁に簡単かつ強固に取り付けることができる。
第2及び第4の発明によれば、広告板を胴縁に取り付ける際に突出板がストッパーとして機能するので、ビス止め前に広告板が胴縁から離れるのを防止することができる。
第3及び第4の発明によれば、広告板を胴縁に取り付ける際の広告板用取付金具や対称形の広告板用取付金具の回転方向が制約されない。
第5の発明によれば、枠材の内方に少なくとも1つの金属製の縦桟を設けているので、枠材の強度をより向上させることができる。また、縦枠に加え、縦桟も広告板用取付金具又は対称形の広告板用取付金具により胴縁に取り付けているので、広告板を胴縁により強固に固定することができる。
第6の発明によれば、広告板の縦桟の背面側から見た右側を広告板用取付金具により胴縁に取り付けることができる一方、広告板の縦桟の背面側から見た左側を対称形の広告板用取付金具により胴縁に取り付けることもできる。
第7の発明によれば、コンクリート基礎の強度をより向上させることができる。
第8の発明によれば、胴縁を支柱に簡単かつ強固に固定することができる。
第9の発明によれば、枠材の強度をより向上させることができる。
第10の発明によれば、支柱の下部を補強することができる。
実施形態における広告板用取付金具の平面側から見た斜視図である。 広告板用取付金具の底面側から見た斜視図である。 広告板用取付金具の正面図である。 広告板用取付金具の平面図である。 広告板用取付金具の右側面図である。 対称形の広告板用取付金具の左側面図である。 広告板用取付金具や対称形の広告板用取付金具を用いた屋外広告看板の概略背面図である。 図7の右方向から見た屋外広告看板の概略左側面図である。 広告板の背面側を胴縁の正面側に当接させる様子を示す要部拡大縦断面図である。 縦桟の背面側から見た右側を広告板用取付金具により胴縁に取り付ける様子を示す要部拡大概略横断面図である。 縦桟の背面側から見た右側を広告板用取付金具により胴縁に取り付ける様子を示す要部拡大概略斜視図である。 縦枠の背面側から見た右側を広告板用取付金具により胴縁に取り付ける様子を示す要部拡大概略横断面図である。 縦枠の背面側から見た左側を対称形の広告板用取付金具により胴縁に取り付ける様子を示す要部拡大概略横断面図である。 広告板の縦枠と横桟をジョイント金物により連結した状態を示す要部拡大横断面図である。 組立鉄筋の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態における広告板用取付金具1は、図1〜図5に示すように、載置板2と、縦板3と、突出部4と、挿入板5と、突出板6を備えている。
載置板2の長手方向の一端部側には、ビス孔2aが上下方向に貫通するように設けられている。縦板3は、載置板2の長手方向の他端部側における左側端部に、上方へ突出するように設けられている。また、縦板3には、ビス孔3aが左右方向に貫通するように設けられている。なお、載置板2のビス孔2aの数や縦片のビス孔3aの数は1つに限定されるものではなく、2つ以上でもよい。
突出部4は、載置板2の長手方向の他端部側における下面に、載置板2の幅方向に沿って延びるように、かつ、先端部が縦板3より外側へ突出するように設けられている。挿入板5は、突出部4の先端部に、面方向が載置板2の面方向に対して直角になるように、かつ、長手方向が載置板2の長手方向に対して平行になるように設けられている。また、挿入板5においては、対角線方向に対向する2つの角部5aが面取りされている。突出板6は、載置板2の長手方向の他端部に、下方へ突出するように設けられている。なお、本実施形態においては、挿入板5の長手方向の一端部における上方の角部5a及び他端部における下方の角部5aを面取りしているが、これに限定されるものではなく、挿入板5の長手方向の一端部における下方の角部5a及び他端部における上方の角部5aを面取りしてもよいし、挿入板5の4つの角部5aを面取りしてもよい。
一方、図6に示す広告板用取付金具11は、広告板用取付金具1と対称形である。すなわち、対称形の広告板用取付金具11における縦板3は、載置板2の長手方向の他端部側における右側端部に、上方へ突出するように設けられている。なお、広告板用取付金具1やその対称形の広告板用取付金具11は金属製であり、その材質としては、ステンレス鋼等が挙げられる。
上記のように構成された広告板用取付金具1や対称形の広告板用取付金具11を用いた屋外広告看板21は、図7及び図8に示すように、2つの支柱22と、4つの金属製の胴縁23と、広告板24と、8つの広告板用取付金具1と、4つの対称形の広告板用取付金具11を備えている。
支柱22は、地面25に、互いに間隔を開けて鉛直方向に立設されている。地面25にはコンクリート基礎26が設けられており、支柱22の下端部がコンクリート基礎26に埋設されている。
支柱22の下部の外側には、それぞれ抱き柱27が固定されている。このように、支柱22の下部の外側に抱き柱27を固定しておけば、支柱22の下部を補強できるという利点がある。
なお、支柱22の数は2つに限定されるものではなく、1つ又は3つ以上でもよい。また、地面25にコンクリート基礎26を設けずに、支柱22の下端部を地中28に埋設してもよい。更に、支柱22や抱き柱27の材質は特に限定されるものではないが、金属製の支柱22や金属製の抱き柱27等を採用することができる。支柱22や抱き柱27の構成部材としては、角形鋼管等が挙げられる。
胴縁23は、金属製であり、支柱22の正面側に、互いに間隔を開けて水平に固定されている。なお、胴縁23の数は4つに限定されるものではなく、3つ以下又は5つ以上でもよい。胴縁23の構成部材としては、角形鋼管等が挙げられる。
広告板24は、左右2つの縦枠31及び上下2つの横枠32を有する金属製の枠材33と、枠材33の正面側に固定された面材34を備えている。枠材33の材質としては、アルミニウム等が挙げられる。面材34の構成部材としては、プラスチック発泡板の両面にそれぞれアルミニウム板を貼り付けたアルミニウム複合板等が挙げられる。
枠材33の内方には、1つの金属製の縦桟35が設けられている。図9〜図11に示すように、縦桟35内には、上下方向に延びる空洞部35aが設けられている。縦桟35の側面には、上下方向に延びる隙間35bが空洞部35aに連通するように設けられている。なお、枠材33の内方に縦桟35を設ける場合、縦桟35の数は1つに限定されるものではなく、2つ以上でもよい。縦桟35の材質としては、アルミニウム等が挙げられる。また、必要に応じ、枠材33の内方に縦桟35を設けていない広告板24等を使用してもよい。
図9に示すように、支柱22の正面側には、胴縁23の数に合わせて4つの水平板22aが互いに間隔を開けて水平に突出するように設けられている。水平板22aの先端部には、左右2つのビス孔を有する固定板22bが上方へ突出するように設けられている。胴縁23は、固定板22bのビス孔(図示せず)にビス22cを挿通して固定板22bの背面側にビス止めされている。このように、支柱22に水平板22a及び固定板22bを設け、固定板22bの背面側に胴縁23をビス止めすれば、胴縁23を支柱22に簡単かつ強固に固定できるという利点がある。なお、支柱22における水平板22a及び固定板22bの数は4つに限定されるものではなく、胴縁23の数に合わせて適宜変更可能である。また、固定板22bのビス孔の数も2つに限定されるものではなく、1つ又は3つ以上でもよい。
広告板用取付金具1を用い、広告板24の縦桟35の背面側から見た右側を胴縁23に取り付けるには、図9〜図11に示すように、広告板24の背面側を胴縁23の正面側に当接させ、突出板6を下方に向けた状態で広告板用取付金具1の挿入板5を縦桟35の隙間35bから空洞部35a内に挿入し、広告板用取付金具1を時計方向に回転させて載置板2を胴縁23上に載置し、縦板3のビス孔3aにビス3cを挿通して広告板用取付金具1の縦板3を縦桟35にビス止めし、載置板2のビス孔2aにビス2cを挿通して広告板用取付金具1の載置板2を胴縁23にビス止めすればよい。
また、図12及び図13に示すように、縦枠31内には、上下方向に延びる空洞部31aが設けられている。縦枠31の内側面には、上下方向に延びる隙間31bが空洞部31aに連通するように設けられている。横枠32は、縦枠31と同様に構成されている。
広告板用取付金具1を用い、広告板24の縦枠31の背面側から見た右側を胴縁23に取り付けるには、図12に示すように、広告板24の背面側を胴縁23の正面側に当接させ、突出板6を下方に向けた状態で広告板用取付金具1の挿入板5を縦枠31の隙間31bから空洞部31a内に挿入し、広告板用取付金具1を時計方向に回転させて載置板2を胴縁23上に載置し、縦板3のビス孔3aにビス3cを挿通して広告板用取付金具1の縦板3を縦枠31にビス止めし、載置板2のビス孔2aにビス2cを挿通して広告板用取付金具1の載置板2を胴縁23にビス止めすればよい。
一方、対称形の広告板用取付金具11を用い、広告板24の縦枠31の背面側から見た左側を胴縁23に取り付けるには、図13に示すように、広告板24の背面側を胴縁23の正面側に当接させ、突出板6を下方に向けた状態で対称形の広告板用取付金具11の挿入板5を縦枠31の隙間31bから空洞部31a内に挿入し、対称形の広告板用取付金具11を反時計方向に回転させて載置板2を胴縁23上に載置し、縦板3のビス孔3aにビス3cを挿通して対称形の広告板用取付金具11の縦板3を縦枠31にビス止めし、載置板2のビス孔2aにビス2cを挿通して対称形の広告板用取付金具11の載置板2を胴縁23にビス止めすればよい。
上記のような広告板用取付金具1や対称形の広告板用取付金具11によれば、金属製の胴縁23や金属製の枠材33を採用できるので、屋外広告看板21の耐久性の向上を図ることができると共に、広告板24を胴縁23に簡単かつ強固に取り付けることができるという利点がある。
ここで、図10及び図11に示すように、縦桟35内に左右2つの空洞部35aを設け、縦桟35の両側面にそれぞれ隙間35bを空洞部35aに連通するように設けておけば、広告板24の縦桟35の背面側から見た右側を広告板用取付金具1により胴縁23に取り付けることができる一方、広告板24の縦桟35の背面側から見た左側を対称形の広告板用取付金具11により胴縁23に取り付けることもできるという利点がある。
このように、枠材33の内方に少なくとも1つの金属製の縦桟35を設けておけば、枠材33の強度をより向上させることができるという利点がある。また、縦枠31に加え、縦桟35も広告板用取付金具1又は対称形の広告板用取付金具11により胴縁23に取り付ければ、広告板24を胴縁23により強固に固定できるという利点がある。なお、枠材33の内方に少なくとも1つの縦桟35を設けた場合でも、縦枠31だけを広告板用取付金具1や対称形の広告板用取付金具11により胴縁23に取り付けてもよい。
更に、載置板2の長手方向の他端部に、突出板6を下方へ突出するように設けておけば、広告板24を胴縁23に取り付ける際に突出板6がストッパーとして機能するので、ビス止め前に広告板24が胴縁23から離れるのを防止できるという利点がある。また、挿入板5の4つの角部5aを面取りしておけば、広告板24を胴縁23に取り付ける際の広告板用取付金具1や対称形の広告板用取付金具11の回転方向が制約されないという利点がある。
また、図7に示すように、枠材33の内方には、左右に3つずつの金属製の横桟36が設けられている。横桟36は、縦桟35と同様に構成されている。横桟36の材質としては、アルミニウム等が挙げられる。このように、枠材33の内方に少なくとも1つの金属製の横桟36を設けておけば、枠材33の強度をより向上させることができるという利点がある。なお、横桟36の数は特に限定されるものではなく、必要に応じて適宜変更可能である。また、必要に応じ、枠材33の内方に横桟36を設けていない広告板24等を使用してもよい。
更に、縦枠31と横桟36の連結手段や、縦桟35と横桟36の連結手段は特に限定されるものではないが、例えば、図14のようなジョイント金物41を採用することができる。ジョイント金物41は、上下2つのビス孔(図示せず)を有する縦片42と、縦片42の側面に上下方向に互いに間隔を開けて平行に突設され、基部の両側にそれぞれ切欠部43dが設けられ、かつ、ビス孔(図示せず)を有する2つの横片43を備えている。このジョイント金物41において、縦片42はそのビス孔にビス42cを挿通して縦枠31の空洞部31aの壁面又は縦桟35の空洞部35aの壁面にビス止めすればよく、横片43はそのビス孔にビス43cを挿通して横桟36の空洞部の底面又は天井面にビス止めすればよい。
縦枠31と横枠32の連結手段も特に限定されるものではないが、例えば、ビス孔を有する縦片と、基部の両側にそれぞれ切欠部が設けられかつビス孔を有する横片でL字状に形成されたジョイント金物(図示せず)を採用することができる。このジョイント金物において、縦片はそのビス孔にビスを挿通して縦枠31の空洞部31aの壁面にビス止めすればよく、横片はそのビス孔にビスを挿通して横枠32の空洞部の底面又は天井面にビス止めすればよい。
また、図7及び図8に示すように、コンクリート基礎26には、組立鉄筋51も埋設されている。組立鉄筋51は、図15に示すように、スパイラル筋52と、8つの主筋53と、上下2つのリング筋54を備えている。スパイラル筋52は、螺旋状に形成されている。主筋53は、スパイラル筋52の内方に、円状に並ぶように、かつ、互いに間隔を開けて平行になるように連結されている。リング筋54は、環状に形成され、かつ、主筋53の上端部近傍及び下端部近傍にそれぞれ連結されている。このように、コンクリート基礎26に組立鉄筋51を埋設しておけば、コンクリート基礎26の強度をより向上させることができるという利点がある。なお、主筋53の数は8つに限定されるものではなく、7つ以下又は9つ以上でもよい。また、主筋53は、スパイラル筋52の外方に、円状に並ぶように、かつ、互いに間隔を開けて平行になるように連結してもよい。
以上のように、本発明の広告板用取付金具及びそれを用いた屋外広告看板は、屋外広告看板の耐久性の向上を図ると共に、広告板を胴縁に簡単かつ強固に取り付けるための手段として有用である。
1 広告板用取付金具
2 載置板
2a ビス孔
3 縦板
3a ビス孔
4 突出部
5 挿入板
5a 角部
6 突出板
11 対称形の広告板用取付金具
21 屋外広告看板
22 支柱
22a 水平板
22b 固定板
23 胴縁
24 広告板
25 地面
26 コンクリート基礎
27 抱き柱
31 縦枠
31a 空洞部
31b 隙間
33 枠材
34 面材
35 縦桟
35a 空洞部
35b 隙間
51 組立鉄筋
52 スパイラル筋
53 主筋
54 リング筋

Claims (10)

  1. 長手方向の一端部側にビス孔を有する載置板と、
    前記載置板の長手方向の他端部側における側端部に上方へ突出するように設けられかつビス孔を有する縦板と、
    前記載置板の長手方向の他端部側における下面に前記載置板の幅方向に沿って延びるようにかつ先端部が前記縦板より外側へ突出するように設けられた突出部と、
    前記突出部の先端部に面方向が前記載置板の面方向に対して直角になるようにかつ長手方向が前記載置板の長手方向に対して平行になるように設けられると共に、対角線方向に対向する少なくとも2つの角部が面取りされた挿入板
    を備えたことを特徴とする広告板用取付金具。
  2. 前記載置板の長手方向の他端部に突出板を下方へ突出するように設けた請求項1に記載の広告板用取付金具。
  3. 前記挿入板の4つの角部を面取りした請求項1又は2に記載の広告板用取付金具。
  4. 地面に少なくとも1つの支柱を立設し、
    前記支柱の正面側に複数の金属製の胴縁を互いに間隔を開けて水平に固定し、
    請求項1から3のいずれかに記載の広告板用取付金具により、左右2つの縦枠及び上下2つの横枠を有する金属製の枠材の正面側に面材が固定された広告板の背面側を前記胴縁の正面側に取り付けた屋外広告看板であって、
    前記縦枠内に上下方向に延びる空洞部を設け、
    前記縦枠の内側面に上下方向に延びる隙間を前記空洞部に連通するように設け、
    前記広告板用取付金具の挿入板を前記縦枠の隙間から空洞部内に挿入し、
    前記広告板用取付金具を回転させて前記載置板を前記胴縁上に載置し、
    前記広告板用取付金具の縦板を前記縦枠にビス止めし、
    前記広告板用取付金具の載置板を前記胴縁にビス止めした
    ことを特徴とする屋外広告看板。
  5. 前記枠材の内方に少なくとも1つの金属製の縦桟を設け、
    前記縦桟内に上下方向に延びる空洞部を設け、
    前記縦桟の側面に上下方向に延びる隙間を前記縦桟の空洞部に連通するように設け、
    前記広告板用取付金具の挿入板を前記縦桟の隙間から空洞部内に挿入し、
    前記広告板用取付金具を回転させて前記載置板を前記胴縁上に載置し、
    前記広告板用取付金具の縦板を前記縦桟にビス止めし、
    前記広告板用取付金具の載置板を前記胴縁にビス止めした
    請求項4に記載の屋外広告看板。
  6. 前記縦桟内に左右2つの前記空洞部を設け、
    前記縦桟の両側面にそれぞれ前記隙間を前記縦桟の空洞部に連通するように設けた
    請求項4又は5に記載の屋外広告看板。
  7. 螺旋状に形成されたスパイラル筋と、前記スパイラル筋の内方又は外方に円状に並ぶようにかつ互いに間隔を開けて平行になるように連結された複数の主筋と、環状に形成されかつ前記複数の主筋の上端部近傍及び下端部近傍にそれぞれ連結された上下2つのリング筋で構成された組立鉄筋を、前記地面に設けられたコンクリート基礎に埋設し、
    前記コンクリート基礎に前記支柱の下端部を埋設した
    請求項4から6のいずれかに記載の屋外広告看板。
  8. 前記支柱の正面側に水平板を水平に突出するように設け、
    前記水平板の先端部に、少なくとも1つのビス孔を有する固定板を上方へ突出するように設け、
    前記固定板の背面側に前記胴縁をビス止めした
    請求項4から7のいずれかに記載の屋外広告看板。
  9. 前記枠材の内方に少なくとも1つの金属製の横桟を設けた請求項4から8のいずれかに記載の屋外広告看板。
  10. 前記支柱の下部の外側に抱き柱を固定した請求項4から9のいずれかに記載の屋外広告看板。
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