JP2020520957A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2020520957A5
JP2020520957A5 JP2019564529A JP2019564529A JP2020520957A5 JP 2020520957 A5 JP2020520957 A5 JP 2020520957A5 JP 2019564529 A JP2019564529 A JP 2019564529A JP 2019564529 A JP2019564529 A JP 2019564529A JP 2020520957 A5 JP2020520957 A5 JP 2020520957A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
pharmaceutically acceptable
acceptable salt
compound
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019564529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7228318B2 (ja
JP7228318B6 (ja
JP2020520957A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/EP2018/063263 external-priority patent/WO2018215390A1/en
Publication of JP2020520957A publication Critical patent/JP2020520957A/ja
Publication of JP2020520957A5 publication Critical patent/JP2020520957A5/ja
Publication of JP7228318B2 publication Critical patent/JP7228318B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7228318B6 publication Critical patent/JP7228318B6/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Claims (28)

  1. 式(I)の化合物
    Figure 2020520957

    又はその薬学的に許容し得る塩若しくは立体異性体(式中、
    は、水素、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、−(C−Cアルキル)CN、−(C−Cアルキル)OR、−(C−Cアルキル)R、−(C−Cアルキル)SR、−(C−Cアルキル)NR、−(C−Cアルキル)OCF、−(C−Cアルキル)CF、−(C−Cアルキル)NO、−(C−Cアルキル)C(O)R、−(C−Cアルキル)C(O)OR、−(C−Cアルキル)C(O)NR、−(C−Cアルキル)NRC(O)R、−(C−Cアルキル)S(O)1−2、−(C−Cアルキル)NRS(O)1−2、−(C−Cアルキル)S(O)1−2NR、−(C−Cアルキル)(5〜6員のヘテロアリール)、又は−(C−Cアルキル)フェニルであり、Rは、場合により、ハロゲン、C−Cアルキル、オキソ、−CF、−(C−Cアルキル)OR、及び−(C−Cアルキル)NRからなる群から独立して選択される1個以上の基によって置換されており;
    は、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、3〜10員のヘテロシクリル、5〜6員のヘテロアリール、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−NRC(O)R、−S(O)1−2、−NRS(O)1−2、又は−S(O)1−2NRであり、Rの任意のC−Cシクロアルキル、3〜10員のヘテロシクリル、及び5〜6員のヘテロアリールは、場合により、1個以上の基Rで置換されており;
    は、独立して、水素又はC−Cアルキルであり、該アルキルは、場合により、ハロゲン及びオキソからなる群から独立して選択される1個以上の基によって置換されているか;あるいは
    及びRは、独立して、水素、3〜6員のヘテロシクリル、C−Cシクロアルキル、及びC−Cアルキルからなる群から選択され、R及びRの任意の3〜6員のヘテロシクリル、C−Cシクロアルキル、及びC−Cアルキルは、場合により、ハロゲン及びオキソからなる群から独立して選択される1個以上の基によって置換されているか;又はR及びRは、これらが結合している原子と共に、ハロゲン、オキソ、−CF、及びC−Cアルキルからなる群から独立して選択される1個以上の基によって場合により置換されている3〜6員のヘテロシクリルを形成し;
    各Rは、独立して、オキソ、OR、NR、ハロゲン、3〜10員のヘテロシクリル、C−Cシクロアルキル、及びC−Cアルキルからなる群から選択され、Rの任意のC−Cシクロアルキル及びC−Cアルキルは、場合により、OR、NR、ハロゲン、3〜10員のヘテロシクリル、オキソ、及びシアノからなる群から独立して選択される1個以上の基によって置換されており、そして、Rの任意の3〜10員のヘテロシクリルは、場合により、ハロゲン、オキソ、シアノ、−CF、NR、3〜6員のヘテロシクリル、並びにハロゲン、オキソ、OR、及びNRからなる群から独立して選択される1個以上の基によって場合により置換されているC−Cアルキルからなる群から独立して選択される1個以上の基によって置換されており;
    及びRは、それぞれ独立して、水素、C−Cアルキル、3〜6員のヘテロシクリル、及びC−Cシクロアルキルからなる群から選択され、R及びRの任意のC−Cアルキル、3〜6員のヘテロシクリル、及びC−Cシクロアルキルは、場合により、1個以上のRによって置換されており;
    各Rは、独立して、ハロゲン、シアノ、オキソ、C−Cシクロアルキル、3〜6員のヘテロシクリル、ヒドロキシ、及びNRからなる群から選択され、Rの任意のC−Cシクロアルキル及び3〜6員のヘテロシクリルは、場合により、ハロゲン、オキソ、シアノ、及びC−Cアルキルからなる群から独立して選択される1個以上の基で置換されており;
    及びRは、それぞれ独立して、水素、並びにハロゲン、シアノ、3〜6員のヘテロシクリル、及びオキソからなる群から独立して選択される1個以上の基によって場合により置換されているC−Cアルキルからなる群から選択されるか;又はR及びRは、これらが結合している原子と共に、ハロゲン、シアノ、オキソ、−CF、並びにハロゲン及びオキソからなる群から独立して選択される1個以上の基によって場合により置換されているC−Cアルキルからなる群から独立して選択される1個以上の基によって場合により置換されている3〜6員のヘテロシクリルを形成し;
    は、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル、3〜6員のヘテロシクリル、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、(3〜6員のヘテロシクリル)C−Cアルキル、−C(O)(C−Cシクロアルキル)、又は−C(O)(3〜6員のヘテロシクリル)であり、Rは、ヒドロキシ、C−Cアルキル、C(O)C−Cアルキル、及びC(O)OC−Cアルキルからなる群から独立して選択される1個以上の基で置換されており;
    nは、0、1、又は2であり;
    は、水素又はNHであり;
    は、水素又はCHであり;そして、
    は、水素又はNHである)。
  2. が、水素又は−(C−Cアルキル)C(O)NRである、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容し得る塩若しくは立体異性体。
  3. が、水素である、請求項1又は請求項2記載の化合物又はその薬学的に許容し得る塩若しくは立体異性体。
  4. 及びRが、それぞれ水素である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容し得る塩若しくは立体異性体。
  5. 以下の1〜50からなる群から選択される化合物:
    Figure 2020520957

    Figure 2020520957

    Figure 2020520957

    Figure 2020520957

    Figure 2020520957

    Figure 2020520957

    又はその薬学的に許容し得る塩若しくは立体異性体。
  6. Figure 2020520957

    である化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  7. Figure 2020520957

    である化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  8. Figure 2020520957

    である化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  9. Figure 2020520957

    である化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  10. Figure 2020520957

    である化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  11. Figure 2020520957

    である化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  12. Figure 2020520957

    である化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  13. Figure 2020520957

    である化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  14. Figure 2020520957

    である化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  15. Figure 2020520957

    である化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  16. Figure 2020520957

    である化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  17. Figure 2020520957

    である化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  18. Figure 2020520957

    である化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  19. Figure 2020520957

    である化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  20. 請求項1〜19のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容し得る塩若しくは立体異性体と、薬学的に許容し得る担体、希釈剤、又は賦形剤とを含む医薬組成物。
  21. 治療における、請求項1〜19のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容し得る塩若しくは立体異性体の使用。
  22. 炎症性疾患の処置における、請求項1〜19のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容し得る塩若しくは立体異性体の使用。
  23. 炎症性疾患を処置するための医薬を調製するための、請求項1〜19のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容し得る塩若しくは立体異性体の使用。
  24. 炎症性疾患の処置において使用するための、請求項1〜19のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容し得る塩若しくは立体異性体。
  25. 前記炎症性疾患が喘息である、請求項22〜24のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容し得る塩若しくは立体異性体の使用
  26. 患者におけるヤヌスキナーゼ活性の阻害に応答する疾患又は病態を予防、治療、又は重篤度を低減する方法であって、処置的に有効な量の請求項1〜19のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容し得る塩若しくは立体異性体を該患者に投与することを含む方法。
  27. 疾患又は病態が喘息である、請求項26記載の方法。
  28. ヤヌスキナーゼがJAK1である、請求項26記載の方法。
JP2019564529A 2017-05-22 2018-05-21 処置用化合物及び組成物、並びにその使用方法 Active JP7228318B6 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN2017085277 2017-05-22
CNPCT/CN2017/085277 2017-05-22
US201862644784P 2018-03-19 2018-03-19
US62/644,784 2018-03-19
PCT/EP2018/063263 WO2018215390A1 (en) 2017-05-22 2018-05-21 Therapeutic compounds and compositions, and methods of use thereof

Publications (4)

Publication Number Publication Date
JP2020520957A JP2020520957A (ja) 2020-07-16
JP2020520957A5 true JP2020520957A5 (ja) 2021-07-26
JP7228318B2 JP7228318B2 (ja) 2023-02-24
JP7228318B6 JP7228318B6 (ja) 2023-03-10

Family

ID=62486555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019564529A Active JP7228318B6 (ja) 2017-05-22 2018-05-21 処置用化合物及び組成物、並びにその使用方法

Country Status (6)

Country Link
US (3) US20180334465A1 (ja)
EP (1) EP3630767A1 (ja)
JP (1) JP7228318B6 (ja)
CN (1) CN110678467B (ja)
TW (1) TW201900648A (ja)
WO (1) WO2018215390A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201720828A (zh) * 2015-11-23 2017-06-16 赫孚孟拉羅股份公司 治療性化合物及組合物以及其使用方法
TW201902896A (zh) 2017-05-22 2019-01-16 瑞士商赫孚孟拉羅股份公司 治療化合物及組合物及其使用方法
CN113677347A (zh) * 2019-02-07 2021-11-19 温缇克斯生物科学公司 Tyk2假激酶配体
EP3942045A1 (en) 2019-03-21 2022-01-26 Onxeo A dbait molecule in combination with kinase inhibitor for the treatment of cancer
WO2020257145A1 (en) 2019-06-18 2020-12-24 Genentech, Inc. Pyrazolopyrimidine sulfone inhibitors of jak kinases and uses thereof
JP2022536805A (ja) * 2019-06-18 2022-08-18 エフ・ホフマン-ラ・ロシュ・アクチェンゲゼルシャフト Jakキナーゼのテトラゾール置換ピラゾロピリミジン阻害剤及びその使用
EP4054579A1 (en) 2019-11-08 2022-09-14 Institut National de la Santé et de la Recherche Médicale (INSERM) Methods for the treatment of cancers that have acquired resistance to kinase inhibitors
WO2021148581A1 (en) 2020-01-22 2021-07-29 Onxeo Novel dbait molecule and its use
WO2022008283A1 (en) 2020-07-07 2022-01-13 Universitat Rovira I Virgili Reagents for the polyfluoroalkylthiolation of organic compounds and method for production thereof

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU650953B2 (en) 1991-03-21 1994-07-07 Novartis Ag Inhaler
US5543523A (en) 1994-11-15 1996-08-06 Regents Of The University Of Minnesota Method and intermediates for the synthesis of korupensamines
EP0842195A1 (en) 1995-07-06 1998-05-20 Zeneca Limited Peptide inhibitors of fibronectine
US6248713B1 (en) 1995-07-11 2001-06-19 Biogen, Inc. Cell adhesion inhibitors
YU25500A (sh) 1999-05-11 2003-08-29 Pfizer Products Inc. Postupak za sintezu analoga nukleozida
GB0028383D0 (en) 2000-11-21 2001-01-03 Novartis Ag Organic compounds
EP1241176A1 (en) 2001-03-16 2002-09-18 Pfizer Products Inc. Purine derivatives for the treatment of ischemia
ES2271365T3 (es) 2001-12-20 2007-04-16 Bayer Healthcare Ag Derivados de 1,4-dihidro-1,4-difenilpiridina.
SE0302487D0 (sv) 2003-09-18 2003-09-18 Astrazeneca Ab Novel compounds
GB0502258D0 (en) 2005-02-03 2005-03-09 Argenta Discovery Ltd Compounds and their use
CN102131389A (zh) 2008-06-20 2011-07-20 健泰科生物技术公司 三唑并吡啶jak抑制剂化合物和方法
KR101686685B1 (ko) 2008-10-31 2016-12-14 제넨테크, 인크. 피라졸로피리미딘 jak 억제제 화합물 및 방법
UA110324C2 (en) * 2009-07-02 2015-12-25 Genentech Inc Jak inhibitory compounds based on pyrazolo pyrimidine
US8575336B2 (en) 2011-07-27 2013-11-05 Pfizer Limited Indazoles
DK2917181T3 (da) 2012-11-09 2020-01-13 Medicines For Malaria Venture Mmv Heteroarylderivater og anvendelser deraf
CN109970743B (zh) 2014-05-23 2022-03-04 豪夫迈·罗氏有限公司 为jak抑制剂的5-氯-2-二氟甲氧基苯基吡唑并嘧啶化合物
TW201720828A (zh) * 2015-11-23 2017-06-16 赫孚孟拉羅股份公司 治療性化合物及組合物以及其使用方法
EP3416967B1 (en) * 2016-02-18 2022-02-09 F. Hoffmann-La Roche AG Therapeutic compounds, compositions and methods of use thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020520957A5 (ja)
JP2019505529A5 (ja)
JP2019519598A5 (ja)
JP2019031560A5 (ja)
JP2018535967A5 (ja)
JP2018515495A5 (ja)
JP2019509276A5 (ja)
JP2014504622A5 (ja)
JP2016515561A5 (ja)
JP2013010792A5 (ja)
JP2016530259A5 (ja)
JP2011523412A5 (ja)
JP2018535963A5 (ja)
RU2019141734A (ru) Терапевтические соединения и композиции и способы их применения
JP2017526667A5 (ja)
JP2016509047A5 (ja)
JP2017531619A5 (ja)
JP2015537020A5 (ja)
JP2017533930A5 (ja)
JP2009541223A5 (ja)
JP2014500295A5 (ja)
JP2009536620A5 (ja)
JP2016531126A5 (ja)
JP2019500387A5 (ja)
JP2017506666A5 (ja)