JP2019031560A5

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Publication number: JP2019031560A5
Application number: JP2018206109A
Authority: JP
Filing date: 2018-10-31
Publication date: 2019-04-11
Anticipated expiration: 2033-04-01

Claims

式（Ｉｂ‐ｉ）の化合物：

またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形であって、式中、
Ｘ_１、Ｘ_２、およびＸ_３は、独立して、ＮまたはＣであり；
Ｘ_４およびＸ_５は、独立して、ＮまたはＣＲ^４であり；
ここで、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３、Ｘ_４、およびＸ_５のうちの少なくとも１つは、Ｎであり；
Ｘ_７は、ＮまたはＣＨであり；
Ｘ_８は、ＮまたはＣＨであり；

は、価数の許容に従う単結合または二重結合であり；
Ｒ ^１は、−Ｃ（Ｏ）Ｒであり、ここで、Ｒは、所望に応じて置換されてよいヘテロシクリルであり；
Ｒ ^２、Ｒ ^３、Ｒ ^６、およびＲ ^７は、独立して、−Ｈ、−Ｆ、−Ｃｌ、−ＣＮ、−ＣＨ _３
、−ＣＦ _３、−ＣＨＦ _２、−Ｃ（Ｏ）ＮＨ _２、−ＯＨ、−ＯＣ _１‐４アルキル、もしくは−ＯＣＦ _３であるか；またはＲ ^６およびＲ ^７が結合しているベンゼン環と、Ｒ ^６およびＲ ^７が一緒になって形成する５−６員のヘテロシクリル環もしくは５−６員のヘテロアリール環と、が縮合環を形成し；ならびに
各Ｒ ^４は、独立して、水素またはＣ _１‐６アルキルである、
前記化合物、またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形。
前記化合物が、式（Ｉｂ‐ｉｉ）の化合物：

である、請求項１に記載の化合物、またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形。
前記Ｒ ^７が、−ＣＮである、請求項１または２に記載の化合物、またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形。
前記Ｒ ^１が、−Ｃ（Ｏ）Ｒであり、ここで、Ｒは、以下のうちの１つである、請求項１〜３のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形。
請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多
形、並びに、薬理学的に許容される賦形剤を含む、組成物。
前記組成物が、ＰＩ３Ｋ阻害剤およびｍＴＯＲ阻害剤から選択されるキナーゼ阻害剤をさらに含む、請求項５に記載の組成物。
請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形、または、請求項５または６に記載の組成物を、細胞へ投与することを含む、細胞中のＭＮＫ１および／またはＭＮＫ２を阻害する生体外での方法。
キナーゼ関連障害の治療における使用のための、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形であって、
前記キナーゼ関連障害が、増殖性疾患、神経変性疾患、自己免疫性疾患、炎症性疾患または代謝性障害である、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形。
請求項８に記載のキナーゼ関連障害の治療における使用のための、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形であって、
前記キナーゼ関連障害が、癌である、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形。
請求項８に記載のキナーゼ関連障害の治療における使用のための、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形であって、
前記キナーゼ関連障害が、ハンチントン病、進行性核上性麻痺、皮質基底核変性症、前頭側頭葉変性症、ピック病、パーキンソン病、レビー小体病または筋萎縮性側索硬化症（ＡＬＳ）である、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形。
請求項９に記載のキナーゼ関連障害の治療における使用のための、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形であって、
前記癌が、血液または固形腫瘍である、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形。
請求項８に記載のキナーゼ関連障害の治療における使用のための、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形であって、
前記代謝性障害が、肥満または糖尿病である、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形。
請求項８に記載のキナーゼ関連障害の治療における使用のための、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異
性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形であって、
前記化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形が、ＰＩ３Ｋ阻害剤およびｍＴＯＲ阻害剤から選択されるキナーゼ阻害剤と組み合わせて投与される、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形。
請求項８〜１３のいずれか一項に記載のキナーゼ関連障害の治療における使用のための、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形であって、
前記化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形が、それを必要とする対象へ０．００１ｍｇ／ｋｇ〜１００ｍｇ／ｋｇを送達するのに充分な用量レベルで投与される、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化合物またはその薬理学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、互変異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、および／もしくは多形。
キナーゼ関連障害の治療における使用のための、請求項５または６に記載の組成物であって、
前記キナーゼ関連障害が、増殖性疾患、神経変性疾患、自己免疫性疾患、炎症性疾患または代謝性障害である、請求項５または６に記載の組成物。
請求項１５に記載のキナーゼ関連障害の治療における使用のための、請求項５または６に記載の組成物であって、
前記キナーゼ関連障害が、癌である、請求項５または６に記載の組成物。
請求項１５に記載のキナーゼ関連障害の治療における使用のための、請求項５または６に記載の組成物であって、
前記キナーゼ関連障害が、ハンチントン病、進行性核上性麻痺、皮質基底核変性症、前頭側頭葉変性症、ピック病、パーキンソン病、レビー小体病または筋萎縮性側索硬化症（ＡＬＳ）である、請求項５または６に記載の組成物。
請求項１６に記載のキナーゼ関連障害の治療における使用のための、請求項５または６に記載の組成物であって、
前記癌が、血液または固形腫瘍である、請求項５または６に記載の組成物。
請求項１５に記載のキナーゼ関連障害の治療における使用のための、請求項５または６に記載の組成物であって、
前記代謝性障害が、肥満または糖尿病である、請求項５または６に記載の組成物。
請求項１５に記載のキナーゼ関連障害の治療における使用のための、請求項５または６に記載の組成物であって、
前記組成物が、ＰＩ３Ｋ阻害剤およびｍＴＯＲ阻害剤から選択されるキナーゼ阻害剤と組み合わせて投与される、請求項５または６に記載の組成物。
請求項１５〜２０のいずれか一項に記載のキナーゼ関連障害の治療における使用のための、請求項５または６に記載の組成物であって、
前記組成物が、それを必要とする対象へ０．００１ｍｇ／ｋｇ〜１００ｍｇ／ｋｇを送達するのに充分な用量レベルで投与される、請求項５または６に記載の組成物。