JP2020507477A - 強化ネットの製造機械および製造方法ならびに強化ネット - Google Patents

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Abstract

複数の永久に変形可能なワイヤ(2,2’,3,3’)と、少なくとも1つの補強要素(5)とで成る六角形メッシュを有する補強ネット(1,10)の製造機械であって、当該機械は、第1ワイヤ(2,2’)と第2ワイヤ(3,3’)とを2つずつ相互にらせん状に巻く機構であって、補強要素(5)のための通路を備えた当該機構と、機械上に搭載され、内部に第1ワイヤ(2,2’)の所定の長さを備えた複数の容器(90,90’)から送り込まれる、第1ワイヤ(2,2’)、らせん状に巻く機構で2つずつ編み込むために第1ワイヤと交互に送り込まれる第2ワイヤ(3)の一部、および、機械に送り込まれる補強要素(5)のための搬送システムとを備え、すべての補強要素(5)に対して、第2ワイヤ(3’)の1つのためのワイヤ容器(202)が提供され、ワイヤ容器は補強要素の周りを回転可能である機械。本発明はまた、六角形メッシュの多数ツイストネット、および、そのようなネットの製造方法に関する。【選択図】図2

Description

本発明は、強化六角形ネットの製造機械および製造方法と、強化六角形ネットとに関する。
本発明は、これに限定されないが、特に、ネット全体を通して編まれ、通るメッシュを二等分するように位置付けられる、少なくとも1つの縦方向(長手方向)補強要素を備える六角形メッシュネットの製造機械に関して開発された。
40年以上前(IT1050936)、これは、少なくとも1つの縦方向補強ワイヤを供給する六角形ネットの製造機械を開発した。当該機械(図1)は、非常に効果的であることが証明されたが、ネット全体を製造するために使用されるワイヤ27,34と同じ厚さと強度を有する補強ワイヤ1と一緒に使用されるよう設計されている。しかしながら、より固い高強度ワイヤ、またはより固くかつより厚いケーブルを使用することができない。当該機械では、ネットが3本のワイヤで編まれて縒り部になるようにするため、その分野で常識的なように、ワイヤ34は、製織の間、他のワイヤの周りを巻くことができる円筒容器33内に収納される。補強ワイヤとワイヤ27のための装置が用意され、当該装置により、ワイヤ27は補強ワイヤ1が巻かれるリール85の周りを回転する。このために、リール85の寸法はコンパクトであり、ワイヤ27が特別に設計されたシステムでその周りを巻き付ける。明らかに、同様の解決策が、ワイヤ27,34と同様の固さの補強ワイヤ1に対して完全に機能するが、それらを小さな径でリールの周りを巻くことができないので、ケーブルまたは高強度ワイヤと一緒に使用されることはできない。しかしながら、ケーブルまたは高強度ワイヤに適した径で巻いたものは、この解決に適合しないだろう。
出願人はまた、ワイヤをケーブルで置き換えた2つの六角形メッシュネットについて特許を受けた。これらのネットでは、各縒り部が以下のただ2つだけの要素で構成される:2本のワイヤ、またはワイヤおよびケーブル。その結果として、第3のワイヤ/ケーブルを一緒にらせん状に巻くことができる装置を提供していない。
本発明の目的は、これらの先行技術の課題を解決することであり、特に、追加の縦方向補強要素を有し、当該補強要素が高強度ワイヤまたはケーブルまたはロープである六角形メッシュネットの製造機械を提供することである。さらなる目的は、使用するのに信頼性のある、実用的で安全な機械の一部を作り出すことである。
上記の目的を達成するため、本発明は、添付の請求項のような機械およびネットに関する。
さらなる特徴および利点は、単に非制限的な実施例を目的として提供する添付の図面を参照して、以下の本発明の好適な実施形態についての詳細な説明により明らかとなるだろう。
先行技術の機械の一部を示す。 本発明の機械の一部を示す。 図2の機械により製造されるネットを示す。 図2の機械により製造される別のネットを示す。 図2の機械の上側バー30の詳細図である。 図2の機械の上側バー32の詳細図である。 第1位置での一組の上側バー30,32を示す。 第2位置での一組の上側バー30,32を示す。 第3位置での一組の上側バー30,32を示す。
図2〜9において、同一の要素は同一の参照数字で示し、先行技術である図1とは独立して番号を付与する。
図3のネット1の部分は、六角形メッシュおよび強化ケーブルで構成されるダブルツイストネットである。当該ネットは、六角形メッシュ4と、選択された縒り部7’を通して縦方向に挿入された少なくとも1つの補強ケーブル5とを形成するために、縒り部7,7’で互いの周りをらせん状に巻かれた複数のワイヤ2,3,2’,3’で構成される。縦方向に連続した2つの縒り部7’の間に、補強ケーブルは並んで配置された2つの台形メッシュを形成する。これ以降、「ケーブル」との記載を簡潔のために使用するが、ネットを作り出すワイヤの強度よりも強い強度を有するいずれの補強要素も使用できることが理解される。例えば、「ケーブル」は、いくつかの片撚りで構成される金属ケーブル、織物の芯を有するロープ、あるいは高強度金属ワイヤとすることができ、適切な場合、亜鉛めっきされたり、またはプラスチック被覆されたりすることができる。
ネットを作り出すワイヤおよびケーブルは、すべて同じ方向に配列されるが、以下において、その方向は「縦方向(長手方向)」として示す。各ワイヤ2,3は、縒り部7を形成するために、ダブルツイストネットとして知られるように、先行するワイヤ3,2および後続のワイヤ3,2と一緒に、交互にらせん状に巻かれる。
さらに、すべてのケーブル5に対して、ワイヤ2’が単独の先行するワイヤ3と一緒に交互にらせん状に巻かれて縒り部7を形成し、そしてワイヤ2’が補強ケーブル5とともに後続のワイヤ3’と一緒に交互にらせん状に巻かれて、3つの要素を有する縒り部7’を形成する。
同様に、ワイヤ3’が補強ケーブル5とともに先行するワイヤ2’と一緒に交互にらせん状に巻かれて3つの要素を有する縒り部7’を形成し、ワイヤ3’が単独の後続のワイヤ2と一緒に交互にらせん状に巻かれて、2つの要素だけを有する縒り部7を形成する。
ねじり編みは、縒り部7,7’のそれぞれで同じねじり方向、すなわち時計回りまたは反時計回りであるが各縒り部で一定の方向、に続く。図3において、縒り部7,7’は、1つの編み段から次の編み段で交互方向にらせん状に巻かれたワイヤ2,3を有し、すなわち、1つの段でワイヤ2,3が時計方向に一緒にらせん状に巻かれたら、その下の編み段および上の編み段では、ワイヤ2およびワイヤ3は反時計回りにらせん状に巻かれる。しかしながら、すべての縒り部7,7’が同じ織りの方向を有するといった異なる形を除外する必要はない。
図4の異なる形では、ネット10が少なくとも1つの横方向ケーブル11をさらに備える。ケーブル11は、交差点12で交差するケーブル5に対して垂直に配置され、2つの単独の縦方向ワイヤ2,3,2’,3’により形成される縒り部7’’に挿入される。
図3および図4に描写されるネットの部分は、描写される部分が小さいので、詳細を考慮できるように、ただ1つの縦方向ケーブル5とただ1つの横方向ケーブル11とを示していることに留意すべきである。とはいえ、複数の縦方向ケーブルおよび横方向ケーブルが通常は提供される。これらの特徴を有するネットは、ほとんどのストレスに直接耐える補強ケーブルにより、とがった物で刺すこと、および、引っ張られることに対して極めて高い耐性を有する。一方、従来のダブルツイストネットでは、ワイヤがストレスに耐えなければならない。
適切な強度を確保するため、ケーブル5,11の横方向(両実施形態に対して)および縦方向(図4の実施形態に対して)の両方向の互いの距離は、1メートル未満とすることが好ましい。例えば、貫通試験規則では1メートルの面を有する角パンチの使用に備えることに留意すべきであり、それゆえに、1メートル未満の距離でケーブルが存在することで、少なくとも1つの縦方向ケーブルおよび(存在すれば)横方向ケーブルが、確実にパンチの範囲内に存在することになる。
問題になっているネット内のワイヤの機能は、小さな材料を保持することであり、とりわけ、縒り部において直接編み込まれたすべてのケーブルを固定された位置に保持することであり、そして、ケーブル5,11の間の交差点12を固く保持することである。
上述した特徴を有するネット製造向けの本発明に係る機械は、同じ出願人によって何年も前に開発された、従来のダブルツイストネットの組立のための周知の機械に、一部分では類似する。機械全体に関する以下の記載では、補強ケーブル5、および好ましくは補強ケーブル11を有するネットを製造できるようにする新規で独創的な要素に主に注目する。
図2に見られるように、機械20は、その軸T周りで矢印24の方向に一定速度で回転できるように、(図示しない)手段で、機械の固定されたフレームワーク内に備え付けられたドラム22を備える。半径方向突起またはペグ28は、ドラムの湾曲面26から外側に突出する。これらのペグは、軸Tに平行な方向に延びる列に配列され、等しい角度間隔で配列される。ペグ28は、各列で一定の間隔で配置され、2つの連続した列の互いの位相が、ハーフピッチで軸方向にずれている。
これらのペグは、六角形メッシュネットを形成し、すでに形成されたネットの部分を機械の出口方向で保持する働きをする。
ドラム22の下では、軸Tに平行で、回転可能な半円筒体60,62,64,66を支える一組のバー30,32、および一組のバー34,36が提供され、当該半円筒体の機能は、ネットを製造するために、ワイヤを二つ一組で一緒にらせん状に巻くことである。
バーは、U字型の横断面を有する。それらはそれぞれのU字の開口端部を互いに向かい合わせて二つ一組で置かれ、ドラム22の外縁に接する垂直対象面に位置し、バー30,32は上側の一組を形成し、バー34,36は下側の一組を形成する。必然的に、上側および下側は、図中の実施形態で配置されるバーの位置を示す。しかしながら、例えばワイヤを水平に走らせる等、異なる方法でそれらを配置することは、決して除外されない。より広くは、「上側」バーは、それが置かれる高さに関係なく、対応する「下側」バーと比べて動作方向が下流側である。
バーは、機械の固定されたフレームワークの一部を形成する要素40,42,44,46により支えられる。それらはまた、軸Tの方向に平行な方向に移動することができる。
図5および図6は、バー30,32をより詳細に描画し、これらは下側の一組のバーであるバー34,36と全く同じである。すべての組のバーのそれぞれの端部52,50,56,54に面するすべての組のバー30,32,34,36のそれぞれの端部50,52,54,56に複数の止着部(台座)48が形成される。止着部48は、軸Tに垂直な軸を有し、上述の対称面に位置する半円筒形であり、同一のバーにおいて各台座と隣接する台座との間の距離は、各ペグ28の間の距離と等しい。各台座48は、同じ組の他のバーの端部に形成される同様の台座48に面している。
回転可能な半円筒体62,66は、バー32,36の各台座48に埋め込まれる。上側バー32の回転可能体62は、下側バー36の回転可能体66と一直線になっており、重ね合わせた半円筒体62,66内で互いに一直線になる回転可能な半円筒体の軸に平行な軸を有する貫通孔72,76を備える。以下に明確に説明するように、ワイヤ3,3’は、これらの孔を通り、形成されるネットに送り込まれる。
半円筒体62,66は、通常上述の対称面内に位置する直径平面82,86を有する。これらの平面82,86は、バー30,34に作られた台座48に収納される、対応円筒体60,64の対応平面80,84と並置される。
バー30により支えられる各半円筒体60は、下方に突き出て平板88が取り付けられる偏心軸ピボット78を有し、当該平板は、円板状であり、ピボット78と同軸であることが好ましい。ピボット78および平板88は、上方に突き出て、対応円筒体64に偏心して取り付けられた、対応する円錐要素89と一直線になっている。平板88と円錐要素89で形成される各組により、コイル92,92’状に巻かれた所定の長さのワイヤ2を収容する円筒容器90,90’を取り付けることができる。ワイヤ2,2’は、容器90,90’から上方に表に出て、貫通孔70を通り、ワイヤ3,3’と一緒にネットを形成するための機械に送り込まれる。使用するとき、円筒容器90,90’は、半円筒体60,62の上方のワイヤ2とワイヤ3とのねじり編みが、その下方で等しくて反対のツイストを引き起こさないように、ワイヤ3,3’の周りを回転する。
すべてのケーブル5に対して、他の容器92よりも細い2つの円筒容器92’が用意されることに留意すべきである。動作中、これらの2つの容器は順番にケーブル5の近くに実際に置かれ、標準寸法のままであると、ケーブル5を過度に圧迫する。同様の理由で、2つの容器92’がこれもまた小さい平板88’に取り付けられ、さらにこれらの平板の1つはベベルを有し、ネットが編み込まれている間、補強要素5が鋭い端部を押すことを防ぐ。
一組のバー30,32および一組のバー34,36は、ラックsにより、2つの重ね合わせたバー32,36および2つの重ね合わせたバー30,34がドラムの軸Tに平行な方向であるが反対方向に同時に動くことを可能にする位置調整機構に接続される。位置調整機構は、バーにより支えられる各半円筒体が、その対を成すバーの第1半円筒体に向かい合う第1位置から、第1半円筒体に隣接する第2半円筒体に向かい合う第2位置に動くことができるように構成される。さらに、回転可能な半円筒体は、図2に示す参照数字100,102のようなラックにより、二つ一組で回転させる回転機構に接続され、ワイヤ2とワイヤ3とを編み込んで縒り部を作製し、ネットを作製する。
補強要素を有さない単純なダブルツイストネットを作り出すための周知の機械では、すべての半円筒体62,66および60,64が互いに同一である。しかしながら、本発明に係る機械では、半円筒体のいくつかのグループが、小さいが重要な構造の違いを有する。特に、各ケーブル5のために、上側バー30,32に収容された三組の改良半円筒体60aおよび62a,60bおよび62b,60cおよび62cと、下側バー34,36に収容された同じ数の改良半円筒体64aおよび66a,64bおよび66b,64cおよび66cとが提供される。
ケーブル5は、実際に機械に送り込まれなければならないが、常に真っ直ぐなコースを維持するので、ネットが編まれる間、横方向に動く必要はない。その結果、ケーブル5は、図7の第1動作位置で2つの半円筒体62a,60aおよび66a,64aの回転の共通軸に対応した固定位置に送り込まれる。
半円筒体62a,60aおよび66a,64aが上述のように図8および図9に描写される位置に動く一方で、ケーブル5が動かないようにするために、半円筒体62a,60aおよび66a,64aはそれぞれ、溝112,110および116,114を有する。半円筒体62a,60a,66a,64aの各溝112,110,116,114は、バー32,30,36,34のそれぞれの端部52,50,56,54を越えて溝122,120,126,124に続く。半円筒体中、および、バーの端部中の溝は、同じ深さを有し、ケーブル5の半径よりも僅かに大きいので、互いに向き合った2つの溝は、ケーブル5を押し付けることなく楽に収容することができる。横方向に関して、半円筒体の各溝は、少なくとも、半円筒体の半径にケーブル5の半径を足したものに等しい。半円筒体の溝とバーの端部の溝との組み合わせで作り出された各溝は、少なくとも2つのペグ28のピッチにケーブル5の直径を足した幅を有する。
これらの溝のおかげで、半円筒体62a,60a,66a,64aは図8および図9に描く位置に動き、ケーブル5は実質的に動かずに、互いに向かい合う溝内を動く。
さらに、ケーブル5が円筒容器92’に過度にこすれないようにするため、半円筒体62a,60a,66a,64aは、半円筒体60aにだけ図示され、参照数字61で示される傾斜溝を有する。溝61(および同じ方向に傾斜する、62aに用意される同様の溝)により、ケーブル5は、半円筒体が図7の位置にあるときに、僅かに傾斜して配置されることができ、円筒容器92’および平板88’への圧力とこすれを減らすことができる。半円筒体66a,64aもまた、同じ理由で、反円筒体62a,60aの傾斜溝とは反対方向に傾斜する同様の傾斜溝を有する。
半円筒体60aおよび62a,64aおよび66aが向かい合うときにケーブルが動かないようにするために、各半円筒体60a,62a,64a,66aに突出部600,602が提供される。これらの突出部は、各半円筒体の上面および下面から突出する。さらに、突出部600は、溝110,112,114,116に同一平面の面を有する。一方突出部602は、半円筒体60aおよび62a,64aおよび66aが互いに向かい合うときに突出部600で終端になるように、直径平面80,82,84,86から突出する。このようにして、半円筒体60aおよび62a,64aおよび66aが互いに向かい合うとき、ケーブル5は突出部602の間に包囲されたままになる。さらに、互いに向かい合う2つの半円筒体が、ケーブル5の通路を唯一の例外として、突出部600,602により直径全体に沿って互いに接触して、常に完全に合わさる。
製造の間、半円筒体60aは、第1位置(図7)で半円筒体62aに、第2位置(図9)で半円筒体62bに順番に向かい合っている。同様に、半円筒体62aは、第1位置(図7)で半円筒体60aに、第2位置(図9)で半円筒体60bに順番に向かい合っている。半円筒体60a,62aは、直径平面80,82内に溝110,112と同じ深さの溝604を有する。一方、同じ深さおよび高さの突出部606が半円筒体60b,62bの直径平面80,82に用意される。この突出部606はそれゆえに、半円筒体が図9の第2位置にあるときに、溝110、および溝604に接触する。このようにして、第2位置では、半円筒体の対60aおよび62b,60bおよび62aが、安定した結合で、直径全体に沿って互いに接触する。
最後に、半円筒体60c,62cは、突出部606と同じ深さおよび高さを有し、半円筒体の全体幅に等しい幅を有する溝608を有する。この溝608により、半円筒体60b,62bは、図7の第1位置で、それぞれ半円筒体62c,60cと結合される。
当然ながら、半円筒体64a,64b,64cおよび66a,66b,66cにおいて、半円筒体60a,60b,60cおよび62a,62b,62cについて上述した記載に対応するのと同じ突出部および溝のシステムが存在する。
図7〜9をさらに詳細に参照すると、これらの図面において、突出部600,602は、図に示された動作の理解の妨げになるので描かれていないことに留意すべきである。
使用時に、上側バー30,32は、まず半円筒体60,60a,60b,60cが半円筒体62,62a,62b,62cにそれぞれ直接向かい合うように配置される。ワイヤ2,2’が貫通孔70に挿入され、ワイヤ3,3’が貫通孔72に挿入され、ケーブル5が、2つの半円筒体60a,62aの溝110,112の間に収容される。
この位置で、半円筒体の対の2つの回転が、縒り部7の形成を決定し、半円筒体60a,62aの回転が、2つのワイヤ2’,3’とケーブル5とで成る縒り部7’の形成を決定する。上側バー30,32およびその場所に位置する半円筒体のすべての動きもまた、この製造段階およびすべての製造段階の両方で、下側バーによる方法およびその場所に位置する半円筒体による方法と同じ方法で実行されることに留意すべきである。
2つのねじりが完成すると、2つのバー30,32は矢印130,131の方向に移動し、図8の一を通過し、図9の一に到達する。この位置で、半円筒体60aは半円筒体62bと向かい合い、半円筒体62aは半円筒体60bと向かい合っている。この位置で、半円筒体の2つの回転は、図7の段階でとられた方向とは反対方向で(言い換えると、図7のねじりが時計回りであれば、図9では反時計回りに行われ、逆もまた同様である)、ただ2つのワイヤ2または2’とワイヤ3または3’とだけで成る縒り部7だけの形成を決定することが好ましい。一方、ケーブル5は、2つのバー30,32に与えられた2つの溝120,122の間に収容され、それゆえにねじりには含まれず、2つの隣接する縒り部7の間に位置する。
最後に、2つのバー30,32が、先の移動での方向130,131とはそれぞれ反対の矢印132,133の方向に再び移動する。このようにして図7の位置に戻り、ネットの編み込みが続く。
従来タイプの六角形メッシュネットの製造機械では、ワイヤ3は、可動容器90,90’がワイヤ3の周りを回転して、機械の後部に位置するスプールやリール等から半円筒体66に送り込まれる。
本発明に係る機械では、ケーブル5の挿入のために、全体で参照数字200とする、ワイヤ3’に送り込むための装置が、各ケーブル5に対して提供される。当該装置は、ワイヤ3’がその周りを巻かれるリール202を備え、当該リールは、ワイヤを繰り出すために両方の回転軸周りに、かつ(機械のフレームワークに直接留められた)支持物204の周りを回転可能である。ケーブル5はリール202が支持物204の周りを回転できるように支持物204を通って動くので、ネットが編み込まれる間、リール202はケーブル5の周りを回転できる。したがって、ケーブル5は、スナブプーリ206を通って方向を変えた後、スプールからまたは必要に応じて他の方法で、制約を受けることなく直接供給されることができる。
搬送装置200のおかげで、先行技術のようにリールに収容することができなかった、所望の直径を有するケーブルを使用することができる。同様に、あまりよくない結果を与えたであろうワイヤを真っ直ぐにする装置を用意しなければ周知のリールに収容できなかった、(通常軟鋼で作られる)ワイヤ2,3よりも硬い高強度の補強ワイヤを使用することができる。
特に、出願人は、およそ500または600kg/mm2よりも大きい強度を有するワイヤ、ケーブルまたはロープを使用することで、周知の機械を使用することできるので、本発明の主題を形成する機械は特に有益であることを見つけた。とはいえ、新しい機械は、周知のタイプの強化ネットを製造するために、より強度が小さい補強ワイヤ1であって、六角形メッシュを作り出すワイヤ2,3と同程度の強度のものであっても、使用できることを強調しておく。
補強要素1は、好ましくは4〜10mmの間、より好ましくは5〜8mmの間の直径を有する。一方、ワイヤ2,3,2’,3’は、1.8〜3.9mmの間の直径を有し、亜鉛メッキしたり、プラスチックで被覆したりすることもできる。ネットの六角形メッシュ4は、好ましくは、5×7,6×8,8×10,10×12または12×14mmの寸法を有する。
分かりやすくするために、図示し、説明した機械の部分は、ただ1つのケーブル5の使用を提供しているが、同じネットにより多くのケーブル5を挿入することができ、さらにそれが推奨されることに留意すべきである。各ケーブル5ために、上述のすべての工夫が与えられる:直径を小さくした一組の円筒容器90’、改良半円筒体60a,60b,60c,62a,62b,62c,64a,64b,64c,66a,66b,66cも同様であり、特に、搬送装置200である。
隣接する2つのケーブル5の間の好ましい距離は、25〜100cmの間である。ネットの横方向の全体の寸法は好ましくは2〜5mの間である。
上述の機械はまた、図4を参照して上述したように、横方向ケーブル11を有するネットを製造するためにも使用できる。それは、ネットの編み込みの間、半円筒体60,62のすぐ上に周期的にケーブル11を挿入するのに事実上十分である。より成功させるために、2つのワイヤ2,3とケーブル5とで形成される縒り部7’とは異なる縒り部7’’にケーブル11を挿入することが望ましい。したがってケーブル11は、第1回転が完了した後、第2回転が完了する前に、半円筒体60,62が図9に描かれた位置にあるときに挿入されることが好ましい。
隣接する2つの横方向ケーブル11の間の好ましい距離は、25cm〜100cmの間である。
当然ながら、本発明の原理を損なうことなく、実施形態および実装詳細は、本発明の範囲を維持しながら、記載され、説明されたものから大きく変更することができる。
本発明は、強化六角形ネットの製造機械および製造方法と、強化六角形ネットとに関する。
本発明は、これに限定されないが、特に、ネット全体を通して編まれ、通るメッシュを二等分するように位置付けられる、少なくとも1つの縦方向(長手方向)補強要素を備える六角形メッシュネットの製造機械に関して開発された。
40年以上前(IT1050936)、これは、少なくとも1つの縦方向補強ワイヤを供給する六角形ネットの製造機械を開発した。当該機械(図1)は、非常に効果的であることが証明されたが、ネット全体を製造するために使用されるワイヤ27,34と同じ厚さと強度を有する補強ワイヤ1と一緒に使用されるよう設計されている。しかしながら、より固い高強度ワイヤ、またはより固くかつより厚いケーブルを使用することができない。当該機械では、ネットが3本のワイヤで編まれて縒り部になるようにするため、その分野で常識的なように、ワイヤ34は、製織の間、他のワイヤの周りを巻くことができる円筒容器33内に収納される。補強ワイヤとワイヤ27のための装置が用意され、当該装置により、ワイヤ27は補強ワイヤ1が巻かれるリール85の周りを回転する。このために、リール85の寸法はコンパクトであり、ワイヤ27が特別に設計されたシステムでその周りを巻き付ける。明らかに、同様の解決策が、ワイヤ27,34と同様の固さの補強ワイヤ1に対して完全に機能するが、それらを小さな径でリールの周りを巻くことができないので、ケーブルまたは高強度ワイヤと一緒に使用されることはできない。しかしながら、ケーブルまたは高強度ワイヤに適した径で巻いたものは、この解決に適合しないだろう。
出願人はまた、ワイヤをケーブルで置き換えた2つの六角形メッシュネットについて特許を受けた。これらのネットでは、各縒り部が以下のただ2つだけの要素で構成される:2本のワイヤ、またはワイヤおよびケーブル。その結果として、第3のワイヤ/ケーブルを一緒にらせん状に巻くことができる装置を提供していない。US433633では、ネットの他のワイヤと同一の補強ワイヤでダブルツイストネットを製造する機械が記載されている。GB113968では、ネットの他のワイヤと同一の補強ワイヤの六角形メッシュが記載されており、ワイヤは同じねじり領域で時計方向および半時計方向の両方に一緒にねじられる。
本発明の目的は、これらの先行技術の課題を解決することであり、特に、追加の縦方向補強要素を有し、当該補強要素が高強度ワイヤまたはケーブルまたはロープである六角形メッシュネットの製造機械を提供することである。さらなる目的は、使用するのに信頼性のある、実用的で安全な機械の一部を作り出すことである。
上記の目的を達成するため、本発明は、添付の請求項のような機械およびネットに関する。
さらなる特徴および利点は、単に非制限的な実施例を目的として提供する添付の図面を参照して、以下の本発明の好適な実施形態についての詳細な説明により明らかとなるだろう。
先行技術の機械の一部を示す。 本発明の機械の一部を示す。 図2の機械により製造されるネットを示す。 図2の機械により製造される別のネットを示す。 図2の機械の上側バー30の詳細図である。 図2の機械の上側バー32の詳細図である。 第1位置での一組の上側バー30,32を示す。 第2位置での一組の上側バー30,32を示す。 第3位置での一組の上側バー30,32を示す。
図2〜9において、同一の要素は同一の参照数字で示し、先行技術である図1とは独立して番号を付与する。
図3のネット1の部分は、六角形メッシュおよび強化ケーブルで構成されるダブルツイストネットである。当該ネットは、六角形メッシュ4と、選択された縒り部7’を通して縦方向に挿入された少なくとも1つの補強ケーブル5とを形成するために、縒り部7,7’で互いの周りをらせん状に巻かれた複数のワイヤ2,3,2’,3’で構成される。縦方向に連続した2つの縒り部7’の間に、補強ケーブルは並んで配置された2つの台形メッシュを形成する。これ以降、「ケーブル」との記載を簡潔のために使用するが、ネットを作り出すワイヤの強度よりも強い強度を有するいずれの補強要素も使用できることが理解される。例えば、「ケーブル」は、いくつかの片撚りで構成される金属ケーブル、織物の芯を有するロープ、あるいは高強度金属ワイヤとすることができ、適切な場合、亜鉛めっきされたり、またはプラスチック被覆されたりすることができる。
ネットを作り出すワイヤおよびケーブルは、すべて同じ方向に配列されるが、以下において、その方向は「縦方向(長手方向)」として示す。各ワイヤ2,3は、縒り部7を形成するために、ダブルツイストネットとして知られるように、先行するワイヤ3,2および後続のワイヤ3,2と一緒に、交互にらせん状に巻かれる。
さらに、すべてのケーブル5に対して、ワイヤ2’が単独の先行するワイヤ3と一緒に交互にらせん状に巻かれて縒り部7を形成し、そしてワイヤ2’が補強ケーブル5とともに後続のワイヤ3’と一緒に交互にらせん状に巻かれて、3つの要素を有する縒り部7’を形成する。
同様に、ワイヤ3’が補強ケーブル5とともに先行するワイヤ2’と一緒に交互にらせん状に巻かれて3つの要素を有する縒り部7’を形成し、ワイヤ3’が単独の後続のワイヤ2と一緒に交互にらせん状に巻かれて、2つの要素だけを有する縒り部7を形成する。
ねじり編みは、縒り部7,7’のそれぞれで同じねじり方向、すなわち時計回りまたは反時計回りであるが各縒り部で一定の方向、に続く。図3において、縒り部7,7’は、1つの編み段から次の編み段で交互方向にらせん状に巻かれたワイヤ2,3を有し、すなわち、1つの段でワイヤ2,3が時計方向に一緒にらせん状に巻かれたら、その下の編み段および上の編み段では、ワイヤ2およびワイヤ3は反時計回りにらせん状に巻かれる。しかしながら、すべての縒り部7,7’が同じ織りの方向を有するといった異なる形を除外する必要はない。
図4の異なる形では、ネット10が少なくとも1つの横方向ケーブル11をさらに備える。ケーブル11は、交差点12で交差するケーブル5に対して垂直に配置され、2つの単独の縦方向ワイヤ2,3,2’,3’により形成される縒り部7’’に挿入される。
図3および図4に描写されるネットの部分は、描写される部分が小さいので、詳細を考慮できるように、ただ1つの縦方向ケーブル5とただ1つの横方向ケーブル11とを示していることに留意すべきである。とはいえ、複数の縦方向ケーブルおよび横方向ケーブルが通常は提供される。これらの特徴を有するネットは、ほとんどのストレスに直接耐える補強ケーブルにより、とがった物で刺すこと、および、引っ張られることに対して極めて高い耐性を有する。一方、従来のダブルツイストネットでは、ワイヤがストレスに耐えなければならない。
適切な強度を確保するため、ケーブル5,11の横方向(両実施形態に対して)および縦方向(図4の実施形態に対して)の両方向の互いの距離は、1メートル未満とすることが好ましい。例えば、貫通試験規則では1メートルの面を有する角パンチの使用に備えることに留意すべきであり、それゆえに、1メートル未満の距離でケーブルが存在することで、少なくとも1つの縦方向ケーブルおよび(存在すれば)横方向ケーブルが、確実にパンチの範囲内に存在することになる。
問題になっているネット内のワイヤの機能は、小さな材料を保持することであり、とりわけ、縒り部において直接編み込まれたすべてのケーブルを固定された位置に保持することであり、そして、ケーブル5,11の間の交差点12を固く保持することである。
上述した特徴を有するネット製造向けの本発明に係る機械は、同じ出願人によって何年も前に開発された、従来のダブルツイストネットの組立のための周知の機械に、一部分では類似する。機械全体に関する以下の記載では、補強ケーブル5、および好ましくは補強ケーブル11を有するネットを製造できるようにする新規で独創的な要素に主に注目する。
図2に見られるように、機械20は、その軸T周りで矢印24の方向に一定速度で回転できるように、(図示しない)手段で、機械の固定されたフレームワーク内に備え付けられたドラム22を備える。半径方向突起またはペグ28は、ドラムの湾曲面26から外側に突出する。これらのペグは、軸Tに平行な方向に延びる列に配列され、等しい角度間隔で配列される。ペグ28は、各列で一定の間隔で配置され、2つの連続した列の互いの位相が、ハーフピッチで軸方向にずれている。
これらのペグは、六角形メッシュネットを形成し、すでに形成されたネットの部分を機械の出口方向で保持する働きをする。
ドラム22の下では、軸Tに平行で、回転可能な半円筒体60,62,64,66を支える一組のバー30,32、および一組のバー34,36が提供され、当該半円筒体の機能は、ネットを製造するために、ワイヤを二つ一組で一緒にらせん状に巻くことである。
バーは、U字型の横断面を有する。それらはそれぞれのU字の開口端部を互いに向かい合わせて二つ一組で置かれ、ドラム22の外縁に接する垂直対象面に位置し、バー30,32は上側の一組を形成し、バー34,36は下側の一組を形成する。必然的に、上側および下側は、図中の実施形態で配置されるバーの位置を示す。しかしながら、例えばワイヤを水平に走らせる等、異なる方法でそれらを配置することは、決して除外されない。より広くは、「上側」バーは、それが置かれる高さに関係なく、対応する「下側」バーと比べて動作方向が下流側である。
バーは、機械の固定されたフレームワークの一部を形成する要素40,42,44,46により支えられる。それらはまた、軸Tの方向に平行な方向に移動することができる。
図5および図6は、バー30,32をより詳細に描画し、これらは下側の一組のバーであるバー34,36と全く同じである。すべての組のバーのそれぞれの端部52,50,56,54に面するすべての組のバー30,32,34,36のそれぞれの端部50,52,54,56に複数の止着部(台座)48が形成される。止着部48は、軸Tに垂直な軸を有し、上述の対称面に位置する半円筒形であり、同一のバーにおいて各台座と隣接する台座との間の距離は、各ペグ28の間の距離と等しい。各台座48は、同じ組の他のバーの端部に形成される同様の台座48に面している。
回転可能な半円筒体62,66は、バー32,36の各台座48に埋め込まれる。上側バー32の回転可能体62は、下側バー36の回転可能体66と一直線になっており、重ね合わせた半円筒体62,66内で互いに一直線になる回転可能な半円筒体の軸に平行な軸を有する貫通孔72,76を備える。以下に明確に説明するように、ワイヤ3,3’は、これらの孔を通り、形成されるネットに送り込まれる。
半円筒体62,66は、通常上述の対称面内に位置する直径平面82,86を有する。これらの平面82,86は、バー30,34に作られた台座48に収納される、対応円筒体60,64の対応平面80,84と並置される。
バー30により支えられる各半円筒体60は、下方に突き出て平板88が取り付けられる偏心軸ピボット78を有し、当該平板は、円板状であり、ピボット78と同軸であることが好ましい。ピボット78および平板88は、上方に突き出て、対応円筒体64に偏心して取り付けられた、対応する円錐要素89と一直線になっている。平板88と円錐要素89で形成される各組により、コイル92,92’状に巻かれた所定の長さのワイヤ2を収容する円筒容器90,90’を取り付けることができる。ワイヤ2,2’は、容器90,90’から上方に表に出て、貫通孔70を通り、ワイヤ3,3’と一緒にネットを形成するための機械に送り込まれる。使用するとき、円筒容器90,90’は、半円筒体60,62の上方のワイヤ2とワイヤ3とのねじり編みが、その下方で等しくて反対のツイストを引き起こさないように、ワイヤ3,3’の周りを回転する。
ケーブル5に対して、他の容器92よりも細い2つの円筒容器92’が用意されることに留意すべきである。動作中、これらの2つの容器は順番にケーブル5の近くに実際に置かれ、標準寸法のままであると、ケーブル5を過度に圧迫する。同様の理由で、2つの容器92’がこれもまた小さい平板88’に取り付けられ、さらにこれらの平板の1つはベベルを有し、ネットが編み込まれている間、補強要素5が鋭い端部を押すことを防ぐ。
一組のバー30,32および一組のバー34,36は、ラックsにより、2つの重ね合わせたバー32,36および2つの重ね合わせたバー30,34がドラムの軸Tに平行な方向であるが反対方向に同時に動くことを可能にする位置調整機構に接続される。位置調整機構は、バーにより支えられる各半円筒体が、その対を成すバーの第1半円筒体に向かい合う第1位置から、第1半円筒体に隣接する第2半円筒体に向かい合う第2位置に動くことができるように構成される。さらに、回転可能な半円筒体は、図2に示す参照数字100,102のようなラックにより、二つ一組で回転させる回転機構に接続され、ワイヤ2とワイヤ3とを編み込んで縒り部を作製し、ネットを作製する。
補強要素を有さない単純なダブルツイストネットを作り出すための周知の機械では、すべての半円筒体62,66および60,64が互いに同一である。しかしながら、本発明に係る機械では、半円筒体のいくつかのグループが、小さいが重要な構造の違いを有する。特に、各ケーブル5のために、上側バー30,32に収容された三組の改良半円筒体60aおよび62a,60bおよび62b,60cおよび62cと、下側バー34,36に収容された同じ数の改良半円筒体64aおよび66a,64bおよび66b,64cおよび66cとが提供される。
ケーブル5は、実際に機械に送り込まれなければならないが、常に真っ直ぐなコースを維持するので、ネットが編まれる間、横方向に動く必要はない。その結果、ケーブル5は、図7の第1動作位置で2つの半円筒体62a,60aおよび66a,64aの回転の共通軸に対応した固定位置に送り込まれる。
半円筒体62a,60aおよび66a,64aが上述のように図8および図9に描写される位置に動く一方で、ケーブル5が動かないようにするために、半円筒体62a,60aおよび66a,64aはそれぞれ、溝112,110および116,114を有する。半円筒体62a,60a,66a,64aの各溝112,110,116,114は、バー32,30,36,34のそれぞれの端部52,50,56,54を越えて溝122,120,126,124に続く。半円筒体中、および、バーの端部中の溝は、同じ深さを有し、ケーブル5の半径よりも僅かに大きいので、互いに向き合った2つの溝は、ケーブル5を押し付けることなく楽に収容することができる。横方向に関して、半円筒体の各溝は、少なくとも、半円筒体の半径にケーブル5の半径を足したものに等しい。半円筒体の溝とバーの端部の溝との組み合わせで作り出された各溝は、少なくとも2つのペグ28のピッチにケーブル5の直径を足した幅を有する。
これらの溝のおかげで、半円筒体62a,60a,66a,64aは図8および図9に描く位置に動き、ケーブル5は実質的に動かずに、互いに向かい合う溝内を動く。
さらに、ケーブル5が円筒容器92’に過度にこすれないようにするため、半円筒体62a,60a,66a,64aは、半円筒体60aにだけ図示され、参照数字61で示される傾斜溝を有する。溝61(および同じ方向に傾斜する、62aに用意される同様の溝)により、ケーブル5は、半円筒体が図7の位置にあるときに、僅かに傾斜して配置されることができ、円筒容器92’および平板88’への圧力とこすれを減らすことができる。半円筒体66a,64aもまた、同じ理由で、反円筒体62a,60aの傾斜溝とは反対方向に傾斜する同様の傾斜溝を有する。
半円筒体60aおよび62a,64aおよび66aが向かい合うときにケーブルが動かないようにするために、各半円筒体60a,62a,64a,66aに突出部600,602が提供される。これらの突出部は、各半円筒体の上面および下面から突出する。さらに、突出部600は、溝110,112,114,116に同一平面の面を有する。一方突出部602は、半円筒体60aおよび62a,64aおよび66aが互いに向かい合うときに突出部600で終端になるように、直径平面80,82,84,86から突出する。このようにして、半円筒体60aおよび62a,64aおよび66aが互いに向かい合うとき、ケーブル5は突出部602の間に包囲されたままになる。さらに、互いに向かい合う2つの半円筒体が、ケーブル5の通路を唯一の例外として、突出部600,602により直径全体に沿って互いに接触して、常に完全に合わさる。
製造の間、半円筒体60aは、第1位置(図7)で半円筒体62aに、第2位置(図9)で半円筒体62bに順番に向かい合っている。同様に、半円筒体62aは、第1位置(図7)で半円筒体60aに、第2位置(図9)で半円筒体60bに順番に向かい合っている。半円筒体60a,62aは、直径平面80,82内に溝110,112と同じ深さの溝604を有する。一方、同じ深さおよび高さの突出部606が半円筒体60b,62bの直径平面80,82に用意される。この突出部606はそれゆえに、半円筒体が図9の第2位置にあるときに、溝110、および溝604に接触する。このようにして、第2位置では、半円筒体の対60aおよび62b,60bおよび62aが、安定した結合で、直径全体に沿って互いに接触する。
最後に、半円筒体60c,62cは、突出部606と同じ深さおよび高さを有し、半円筒体の全体幅に等しい幅を有する溝608を有する。この溝608により、半円筒体60b,62bは、図7の第1位置で、それぞれ半円筒体62c,60cと結合される。
当然ながら、半円筒体64a,64b,64cおよび66a,66b,66cにおいて、半円筒体60a,60b,60cおよび62a,62b,62cについて上述した記載に対応するのと同じ突出部および溝のシステムが存在する。
図7〜9をさらに詳細に参照すると、これらの図面において、突出部600,602は、図に示された動作の理解の妨げになるので描かれていないことに留意すべきである。
使用時に、上側バー30,32は、まず半円筒体60,60a,60b,60cが半円筒体62,62a,62b,62cにそれぞれ直接向かい合うように配置される。ワイヤ2,2’が貫通孔70に挿入され、ワイヤ3,3’が貫通孔72に挿入され、ケーブル5が、2つの半円筒体60a,62aの溝110,112の間に収容される。
この位置で、半円筒体の対の2つの回転が、縒り部7の形成を決定し、半円筒体60a,62aの回転が、2つのワイヤ2’,3’とケーブル5とで成る縒り部7’の形成を決定する。上側バー30,32およびその場所に位置する半円筒体のすべての動きもまた、この製造段階およびすべての製造段階の両方で、下側バーによる方法およびその場所に位置する半円筒体による方法と同じ方法で実行されることに留意すべきである。
2つのねじりが完成すると、2つのバー30,32は矢印130,131の方向に移動し、図8の一を通過し、図9の一に到達する。この位置で、半円筒体60aは半円筒体62bと向かい合い、半円筒体62aは半円筒体60bと向かい合っている。この位置で、半円筒体の2つの回転は、図7の段階でとられた方向とは反対方向で(言い換えると、図7のねじりが時計回りであれば、図9では反時計回りに行われ、逆もまた同様である)、ただ2つのワイヤ2または2’とワイヤ3または3’とだけで成る縒り部7だけの形成を決定することが好ましい。一方、ケーブル5は、2つのバー30,32に与えられた2つの溝120,122の間に収容され、それゆえにねじりには含まれず、2つの隣接する縒り部7の間に位置する。
最後に、2つのバー30,32が、先の移動での方向130,131とはそれぞれ反対の矢印132,133の方向に再び移動する。このようにして図7の位置に戻り、ネットの編み込みが続く。
従来タイプの六角形メッシュネットの製造機械では、ワイヤ3は、可動容器90,90’がワイヤ3の周りを回転して、機械の後部に位置するスプールやリール等から半円筒体66に送り込まれる。
本発明に係る機械では、ケーブル5の挿入のために、全体で参照数字200とする、ワイヤ3’に送り込むための装置が、各ケーブル5に対して提供される。当該装置は、ワイヤ3’がその周りを巻かれるリール202を備え、当該リールは、ワイヤを繰り出すために両方の回転軸周りに、かつ(機械のフレームワークに直接留められた)支持物204の周りを回転可能である。ケーブル5はリール202が支持物204の周りを回転できるように支持物204を通って動くので、ネットが編み込まれる間、リール202はケーブル5の周りを回転できる。したがって、ケーブル5は、スナブプーリ206を通って方向を変えた後、スプールからまたは必要に応じて他の方法で、制約を受けることなく直接供給されることができる。
搬送装置200のおかげで、先行技術のようにリールに収容することができなかった、所望の直径を有するケーブルを使用することができる。同様に、あまりよくない結果を与えたであろうワイヤを真っ直ぐにする装置を用意しなければ周知のリールに収容できなかった、(通常軟鋼で作られる)ワイヤ2,3よりも硬い高強度の補強ワイヤを使用することができる。
特に、出願人は、およそ500または600kg/mm2よりも大きい強度を有するワイヤ、ケーブルまたはロープを使用することで、周知の機械を使用することできるので、本発明の主題を形成する機械は特に有益であることを見つけた。とはいえ、新しい機械は、周知のタイプの強化ネットを製造するために、より強度が小さい補強ワイヤ1であって、六角形メッシュを作り出すワイヤ2,3と同程度の強度のものであっても、使用できることを強調しておく。
補強要素1は、好ましくは4〜10mmの間、より好ましくは5〜8mmの間の直径を有する。一方、ワイヤ2,3,2’,3’は、1.8〜3.9mmの間の直径を有し、亜鉛メッキしたり、プラスチックで被覆したりすることもできる。ネットの六角形メッシュ4は、好ましくは、5×7,6×8,8×10,10×12または12×14mmの寸法を有する。
分かりやすくするために、図示し、説明した機械の部分は、ただ1つのケーブル5の使用を提供しているが、同じネットにより多くのケーブル5を挿入することができ、さらにそれが推奨されることに留意すべきである。各ケーブル5ために、上述のすべての工夫が与えられる:直径を小さくした一組の円筒容器90’、改良半円筒体60a,60b,60c,62a,62b,62c,64a,64b,64c,66a,66b,66cも同様であり、特に、搬送装置200である。
隣接する2つのケーブル5の間の好ましい距離は、25〜100cmの間である。ネットの横方向の全体の寸法は好ましくは2〜5mの間である。
上述の機械はまた、図4を参照して上述したように、横方向ケーブル11を有するネットを製造するためにも使用できる。それは、ネットの編み込みの間、半円筒体60,62のすぐ上に周期的にケーブル11を挿入するのに事実上十分である。より成功させるために、2つのワイヤ2,3とケーブル5とで形成される縒り部7’とは異なる縒り部7’’にケーブル11を挿入することが望ましい。したがってケーブル11は、第1回転が完了した後、第2回転が完了する前に、半円筒体60,62が図9に描かれた位置にあるときに挿入されることが好ましい。
隣接する2つの横方向ケーブル11の間の好ましい距離は、25cm〜100cmの間である。
当然ながら、本発明の原理を損なうことなく、実施形態および実装詳細は、本発明の範囲を維持しながら、記載され、説明されたものから大きく変更することができる。
本発明は、強化六角形ネットの製造機械および製造方法と、強化六角形ネットとに関する。
本発明は、これに限定されないが、特に、ネット全体を通して編まれ、通るメッシュを二等分するように位置付けられる、少なくとも1つの縦方向(長手方向)補強要素を備える六角形メッシュネットの製造機械に関して開発された。
40年以上前(IT1050936)、本出願人は、少なくとも1つの縦方向補強ワイヤを供給する六角形ネットの製造機械を開発した。当該機械(図1)は、非常に効果的であることが証明されたが、ネット全体を製造するために使用されるワイヤ27,34と同じ厚さと強度を有する補強ワイヤ1と一緒に使用されるよう設計されている。しかしながら、より固い高強度ワイヤ、またはより固くかつより厚いケーブルを使用することができない。当該機械では、ネットが3本のワイヤで編まれて縒り部になるようにするため、その分野で常識的なように、ワイヤ34は、製織の間、他のワイヤの周りを巻くことができる円筒容器33内に収納される。補強ワイヤとワイヤ27のための装置が用意され、当該装置により、ワイヤ27は補強ワイヤ1が巻かれるリール85の周りを回転する。このために、リール85の寸法はコンパクトであり、ワイヤ27が特別に設計されたシステムでその周りを巻き付ける。明らかに、同様の解決策が、ワイヤ27,34と同様の固さの補強ワイヤ1に対して完全に機能するが、それらを小さな径でリールの周りを巻くことができないので、ケーブルまたは高強度ワイヤと一緒に使用されることはできない。しかしながら、ケーブルまたは高強度ワイヤに適した径で巻いたものは、この解決に適合しないだろう。
出願人はまた、ワイヤをケーブルで置き換えた2つの六角形メッシュネットについて特許を受けた。これらのネットでは、各縒り部が以下のただ2つだけの要素で構成される:2本のワイヤ、またはワイヤおよびケーブル。その結果として、第3のワイヤ/ケーブルを一緒にらせん状に巻くことができる装置を提供していない。US433633では、ネットの他のワイヤと同一の補強ワイヤでダブルツイストネットを製造する機械が記載されている。GB113968では、ネットの他のワイヤと同一の補強ワイヤの六角形メッシュが記載されており、ワイヤは同じねじり領域で時計方向および半時計方向の両方に一緒にねじられる。
本発明の目的は、これらの先行技術の課題を解決することであり、特に、追加の縦方向補強要素を有し、当該補強要素が高強度ワイヤまたはケーブルまたはロープである六角形メッシュネットの製造機械を提供することである。さらなる目的は、使用するのに信頼性のある、実用的で安全な機械の一部を作り出すことである。
上記の目的を達成するため、本発明は、添付の請求項のような機械およびネットに関する。
さらなる特徴および利点は、単に非制限的な実施例を目的として提供する添付の図面を参照して、以下の本発明の好適な実施形態についての詳細な説明により明らかとなるだろう。
先行技術の機械の一部を示す。 本発明の機械の一部を示す。 図2の機械により製造されるネットを示す。 図2の機械により製造される別のネットを示す。 図2の機械の上側バー30の詳細図である。 図2の機械の上側バー32の詳細図である。 第1位置での一組の上側バー30,32を示す。 第2位置での一組の上側バー30,32を示す。 第3位置での一組の上側バー30,32を示す。
図2〜9において、同一の要素は同一の参照数字で示し、先行技術である図1とは独立して番号を付与する。
図3のネット1の部分は、六角形メッシュおよび強化ケーブルで構成されるダブルツイストネットである。当該ネットは、六角形メッシュ4と、選択された縒り部7’を通して縦方向に挿入された少なくとも1つの補強ケーブル5とを形成するために、縒り部7,7’で互いの周りをらせん状に巻かれた複数のワイヤ2,3,2’,3’で構成される。縦方向に連続した2つの縒り部7’の間に、補強ケーブルは並んで配置された2つの台形メッシュを形成する。これ以降、「ケーブル」との記載を簡潔のために使用するが、ネットを作り出すワイヤの強度よりも強い強度を有するいずれの補強要素も使用できることが理解される。例えば、「ケーブル」は、いくつかの片撚りで構成される金属ケーブル、織物の芯を有するロープ、あるいは高強度金属ワイヤとすることができ、適切な場合、亜鉛めっきされたり、またはプラスチック被覆されたりすることができる。
ネットを作り出すワイヤおよびケーブルは、すべて同じ方向に配列されるが、以下において、その方向は「縦方向(長手方向)」として示す。各ワイヤ2,3は、縒り部7を形成するために、ダブルツイストネットとして知られるように、先行するワイヤ3,2および後続のワイヤ3,2と一緒に、交互にらせん状に巻かれる。
さらに、すべてのケーブル5に対して、ワイヤ2’が単独の先行するワイヤ3と一緒に交互にらせん状に巻かれて縒り部7を形成し、そしてワイヤ2’が補強ケーブル5とともに後続のワイヤ3’と一緒に交互にらせん状に巻かれて、3つの要素を有する縒り部7’を形成する。
同様に、ワイヤ3’が補強ケーブル5とともに先行するワイヤ2’と一緒に交互にらせん状に巻かれて3つの要素を有する縒り部7’を形成し、ワイヤ3’が単独の後続のワイヤ2と一緒に交互にらせん状に巻かれて、2つの要素だけを有する縒り部7を形成する。
ねじり編みは、縒り部7,7’のそれぞれで同じねじり方向、すなわち時計回りまたは反時計回りであるが各縒り部で一定の方向、に続く。図3において、縒り部7,7’は、1つの編み段から次の編み段で交互方向にらせん状に巻かれたワイヤ2,3を有し、すなわち、1つの段でワイヤ2,3が時計方向に一緒にらせん状に巻かれたら、その下の編み段および上の編み段では、ワイヤ2およびワイヤ3は反時計回りにらせん状に巻かれる。しかしながら、すべての縒り部7,7’が同じ織りの方向を有するといった異なる形を除外する必要はない。
図4の異なる形では、ネット10が少なくとも1つの横方向ケーブル11をさらに備える。ケーブル11は、ケーブル5に対して垂直に配置されて交差点12で交差し、2つの単独の縦方向ワイヤ2,3,2’,3’により形成される縒り部7’’に挿入される。
図3および図4に描写されるネットの部分は、描写される部分が小さいので、詳細を考慮できるように、ただ1つの縦方向ケーブル5とただ1つの横方向ケーブル11とを示していることに留意すべきである。とはいえ、複数の縦方向ケーブルおよび横方向ケーブルが通常は提供される。これらの特徴を有するネットは、ほとんどのストレスに直接耐える補強ケーブルにより、とがった物で刺すこと、および、引っ張られることに対して極めて高い耐性を有する。一方、従来のダブルツイストネットでは、ワイヤがストレスに耐えなければならない。
適切な強度を確保するため、ケーブル5,11の横方向(両実施形態に対して)および縦方向(図4の実施形態に対して)の両方向の互いの距離は、1メートル未満とすることが好ましい。例えば、貫通試験規則では1メートルの面を有する角パンチの使用に備えることに留意すべきであり、それゆえに、1メートル未満の距離でケーブルが存在することで、少なくとも1つの縦方向ケーブルおよび(存在すれば)横方向ケーブルが、確実にパンチの範囲内に存在することになる。
問題になっているネット内のワイヤの機能は、小さな材料を保持することであり、とりわけ、縒り部において直接編み込まれたすべてのケーブルを固定された位置に保持することであり、そして、ケーブル5,11の間の交差点12を固く保持することである。
上述した特徴を有するネット製造向けの本発明に係る機械は、同じ出願人によって何年も前に開発された、従来のダブルツイストネットの組立のための周知の機械に、一部分では類似する。機械全体に関する以下の記載では、補強ケーブル5、および好ましくは補強ケーブル11を有するネットを製造できるようにする新規で独創的な要素に主に注目する。
図2に見られるように、機械20は、その軸T周りで矢印24の方向に一定速度で回転できるように、(図示しない)手段で、機械の固定されたフレームワーク内に備え付けられたドラム22を備える。半径方向突起またはペグ28は、ドラムの湾曲面26から外側に突出する。これらのペグは、軸Tに平行な方向に延びる列に配列され、等しい角度間隔で配列される。ペグ28は、各列で一定の間隔で配置され、2つの連続した列の互いの位相が、ハーフピッチで軸方向にずれている。
これらのペグは、六角形メッシュネットを形成し、すでに形成されたネットの部分を機械の出口方向で保持する働きをする。
ドラム22の下では、軸Tに平行で、回転可能な半円筒体60,62,64,66を支える一組のバー30,32、および一組のバー34,36が提供され、当該半円筒体の機能は、ネットを製造するために、ワイヤを二つ一組で一緒にらせん状に巻くことである。
バーは、U字型の横断面を有する。それらはそれぞれのU字の開口端部を互いに向かい合わせて二つ一組で置かれ、ドラム22の外縁に接する垂直対象面に位置し、バー30,32は上側の一組を形成し、バー34,36は下側の一組を形成する。必然的に、上側および下側は、図中の実施形態で配置されるバーの位置を示す。しかしながら、例えばワイヤを水平に走らせる等、異なる方法でそれらを配置することは、決して除外されない。より広くは、「上側」バーは、それが置かれる高さに関係なく、対応する「下側」バーと比べて動作方向が下流側である。
バーは、機械の固定されたフレームワークの一部を形成する要素40,42,44,46により支えられる。それらはまた、軸Tの方向に平行な方向に移動することができる。
図5および図6は、バー30,32をより詳細に描画し、これらは下側の一組のバーであるバー34,36と全く同じである。すべての組のバーのそれぞれの端部52,50,56,54に面するすべての組のバー30,32,34,36のそれぞれの端部50,52,54,56に複数の止着部(台座)48が形成される。止着部48は、軸Tに垂直な軸を有し、上述の対称面に位置する半円筒形であり、同一のバーにおいて各台座と隣接する台座との間の距離は、各ペグ28の間の距離と等しい。各台座48は、同じ組の他のバーの端部に形成される同様の台座48に面している。
回転可能な半円筒体62,66は、バー32,36の各台座48に埋め込まれる。上側バー32の回転可能体62は、下側バー36の回転可能体66と一直線になっており、重ね合わせた半円筒体62,66内で互いに一直線になる回転可能な半円筒体の軸に平行な軸を有する貫通孔72,76を備える。以下に明確に説明するように、ワイヤ3,3’は、これらの孔を通り、形成されるネットに送り込まれる。
半円筒体62,66は、通常上述の対称面内に位置する直径平面82,86を有する。これらの平面82,86は、バー30,34に作られた台座48に収納される、対応円筒体60,64の対応平面80,84と並置される。
バー30により支えられる各半円筒体60は、下方に突き出て平板88が取り付けられる偏心軸ピボット78を有し、当該平板は、円板状であり、ピボット78と同軸であることが好ましい。ピボット78および平板88は、上方に突き出て、対応円筒体64に偏心して取り付けられた、対応する円錐要素89と一直線になっている。平板88と円錐要素89で形成される各組により、コイル92,92’状に巻かれた所定の長さのワイヤ2を収容する円筒容器90,90’を取り付けることができる。ワイヤ2,2’は、容器90,90’から上方に表に出て、貫通孔70を通り、ワイヤ3,3’と一緒にネットを形成するための機械に送り込まれる。使用するとき、円筒容器90,90’は、半円筒体60,62の上方のワイヤ2とワイヤ3とのねじり編みが、その下方で等しくて反対のツイストを引き起こさないように、ワイヤ3,3’の周りを回転する。
ケーブル5に対して、他の容器90よりも細い2つの円筒容器90’が用意されることに留意すべきである。動作中、これらの2つの容器は順番にケーブル5の近くに実際に置かれ、標準寸法のままであると、ケーブル5を過度に圧迫する。同様の理由で、2つの容器90’がこれもまた小さい平板88’に取り付けられ、さらにこれらの平板の1つはベベルを有し、ネットが編み込まれている間、補強要素5が鋭い端部を押すことを防ぐ。
一組のバー30,32および一組のバー34,36は、ラックsにより、2つの重ね合わせたバー32,36および2つの重ね合わせたバー30,34がドラムの軸Tに平行な方向であるが反対方向に同時に動くことを可能にする位置調整機構に接続される。位置調整機構は、バーにより支えられる各半円筒体が、その対を成すバーの第1半円筒体に向かい合う第1位置から、第1半円筒体に隣接する第2半円筒体に向かい合う第2位置に動くことができるように構成される。さらに、回転可能な半円筒体は、図2に示す参照数字100,102のようなラックにより、二つ一組で回転させる回転機構に接続され、ワイヤ2とワイヤ3とを編み込んで縒り部を作製し、ネットを作製する。
補強要素を有さない単純なダブルツイストネットを作り出すための周知の機械では、すべての半円筒体62,66および60,64が互いに同一である。しかしながら、本発明に係る機械では、半円筒体のいくつかのグループが、小さいが重要な構造の違いを有する。特に、各ケーブル5のために、上側バー30,32に収容された三組の改良半円筒体60aおよび62a,60bおよび62b,60cおよび62cと、下側バー34,36に収容された同じ数の改良半円筒体64aおよび66a,64bおよび66b,64cおよび66cとが提供される。
ケーブル5は、実際に機械に送り込まれなければならないが、常に真っ直ぐなコースを維持するので、ネットが編まれる間、横方向に動く必要はない。その結果、ケーブル5は、図7の第1動作位置で2つの半円筒体62a,60aおよび66a,64aの回転の共通軸に対応した固定位置に送り込まれる。
半円筒体62a,60aおよび66a,64aが上述のように図8および図9に描写される位置に動く一方で、ケーブル5が動かないようにするために、半円筒体62a,60aおよび66a,64aはそれぞれ、溝112,110および116,114を有する。半円筒体62a,60a,66a,64aの各溝112,110,116,114は、バー32,30,36,34のそれぞれの端部52,50,56,54を越えて溝122,120,126,124に続く。半円筒体中、および、バーの端部中の溝は、同じ深さを有し、ケーブル5の半径よりも僅かに大きいので、互いに向き合った2つの溝は、ケーブル5を押し付けることなく楽に収容することができる。横方向に関して、半円筒体の各溝は、少なくとも、半円筒体の半径にケーブル5の半径を足したものに等しい。半円筒体の溝とバーの端部の溝との組み合わせで作り出された各溝は、少なくとも2つのペグ28のピッチにケーブル5の直径を足した幅を有する。
これらの溝のおかげで、半円筒体62a,60a,66a,64aは図8および図9に描く位置に動き、ケーブル5は実質的に動かずに、互いに向かい合う溝内を動く。
さらに、ケーブル5が円筒容器90’に過度にこすれないようにするため、半円筒体62a,60a,66a,64aは、半円筒体60aにだけ図示され、参照数字61で示される傾斜溝を有する。溝61(および同じ方向に傾斜する、62aに用意される同様の溝)により、ケーブル5は、半円筒体が図7の位置にあるときに、僅かに傾斜して配置されることができ、円筒容器90’および平板88’への圧力とこすれを減らすことができる。半円筒体66a,64aもまた、同じ理由で、反円筒体62a,60aの傾斜溝とは反対方向に傾斜する同様の傾斜溝を有する。
半円筒体60aおよび62a,64aおよび66aが向かい合うときにケーブルが動かないようにするために、各半円筒体60a,62a,64a,66aに突出部600,602が提供される。これらの突出部は、各半円筒体の上面および下面から突出する。さらに、突出部600は、溝110,112,114,116に同一平面の面を有する。一方突出部602は、半円筒体60aおよび62a,64aおよび66aが互いに向かい合うときに突出部600で終端になるように、直径平面80,82,84,86から突出する。このようにして、半円筒体60aおよび62a,64aおよび66aが互いに向かい合うとき、ケーブル5は突出部602の間に包囲されたままになる。さらに、互いに向かい合う2つの半円筒体が、ケーブル5の通路を唯一の例外として、突出部600,602により直径全体に沿って互いに接触して、常に完全に合わさる。
製造の間、半円筒体60aは、第1位置(図7)で半円筒体62aに、第2位置(図9)で半円筒体62bに順番に向かい合っている。同様に、半円筒体62aは、第1位置(図7)で半円筒体60aに、第2位置(図9)で半円筒体60bに順番に向かい合っている。半円筒体60a,62aは、直径平面80,82内に溝110,112と同じ深さの溝604を有する。一方、同じ深さおよび高さの突出部606が半円筒体60b,62bの直径平面80,82に用意される。この突出部606はそれゆえに、半円筒体が図9の第2位置にあるときに、溝110、および溝604に接触する。このようにして、第2位置では、半円筒体の対60aおよび62b,60bおよび62aが、安定した結合で、直径全体に沿って互いに接触する。
最後に、半円筒体60c,62cは、突出部606と同じ深さおよび高さを有し、半円筒体の全体幅に等しい幅を有する溝608を有する。この溝608により、半円筒体60b,62bは、図7の第1位置で、それぞれ半円筒体62c,60cと結合される。
当然ながら、半円筒体64a,64b,64cおよび66a,66b,66cにおいて、半円筒体60a,60b,60cおよび62a,62b,62cについて上述した記載に対応するのと同じ突出部および溝のシステムが存在する。
図7〜9をさらに詳細に参照すると、これらの図面において、突出部600,602は、図に示された動作の理解の妨げになるので描かれていないことに留意すべきである。
使用時に、上側バー30,32は、まず半円筒体60,60a,60b,60cが半円筒体62,62a,62b,62cにそれぞれ直接向かい合うように配置される。ワイヤ2,2’が貫通孔70に挿入され、ワイヤ3,3’が貫通孔72に挿入され、ケーブル5が、2つの半円筒体60a,62aの溝110,112の間に収容される。
この位置で、半円筒体の対の2つの回転が、縒り部7の形成を決定し、半円筒体60a,62aの回転が、2つのワイヤ2’,3’とケーブル5とで成る縒り部7’の形成を決定する。上側バー30,32およびその場所に位置する半円筒体のすべての動きもまた、この製造段階およびすべての製造段階の両方で、下側バーによる方法およびその場所に位置する半円筒体による方法と同じ方法で実行されることに留意すべきである。
2つのねじりが完成すると、2つのバー30,32は矢印130,131の方向に移動し、図8の一を通過し、図9の一に到達する。この位置で、半円筒体60aは半円筒体62bと向かい合い、半円筒体62aは半円筒体60bと向かい合っている。この位置で、半円筒体の2つの回転は、図7の段階でとられた方向とは反対方向で(言い換えると、図7のねじりが時計回りであれば、図9では反時計回りに行われ、逆もまた同様である)、ただ2つのワイヤ2または2’とワイヤ3または3’とだけで成る縒り部7だけの形成を決定することが好ましい。一方、ケーブル5は、2つのバー30,32に与えられた2つの溝120,122の間に収容され、それゆえにねじりには含まれず、2つの隣接する縒り部7の間に位置する。
最後に、2つのバー30,32が、先の移動での方向130,131とはそれぞれ反対の矢印132,133の方向に再び移動する。このようにして図7の位置に戻り、ネットの編み込みが続く。
従来タイプの六角形メッシュネットの製造機械では、ワイヤ3は、可動容器90,90’がワイヤ3の周りを回転して、機械の後部に位置するスプールやリール等から半円筒体66に送り込まれる。
本発明に係る機械では、ケーブル5の挿入のために、全体で参照数字200とする、ワイヤ3’に送り込むための装置が、各ケーブル5に対して提供される。当該装置は、ワイヤ3’がその周りを巻かれるリール202を備え、当該リールは、ワイヤを繰り出すために両方の回転軸周りに、かつ(機械のフレームワークに直接留められた)支持物204の周りを回転可能である。ケーブル5はリール202が支持物204の周りを回転できるように支持物204を通って動くので、ネットが編み込まれる間、リール202はケーブル5の周りを回転できる。したがって、ケーブル5は、スナブプーリ206を通って方向を変えた後、スプールからまたは必要に応じて他の方法で、制約を受けることなく直接供給されることができる。
搬送装置200のおかげで、先行技術のようにリールに収容することができなかった、所望の直径を有するケーブルを使用することができる。同様に、あまりよくない結果を与えたであろうワイヤを真っ直ぐにする装置を用意しなければ周知のリールに収容できなかった、(通常軟鋼で作られる)ワイヤ2,3よりも硬い高強度の補強ワイヤを使用することができる。
特に、出願人は、およそ500または600kg/mm2よりも大きい強度を有するワイヤ、ケーブルまたはロープを使用することで、周知の機械を使用することできるので、本発明の主題を形成する機械は特に有益であることを見つけた。とはいえ、新しい機械は、周知のタイプの強化ネットを製造するために、より強度が小さい補強ワイヤ1であって、六角形メッシュを作り出すワイヤ2,3と同程度の強度のものであっても、使用できることを強調しておく。
補強要素1は、好ましくは4〜10mmの間、より好ましくは5〜8mmの間の直径を有する。一方、ワイヤ2,3,2’,3’は、1.8〜3.9mmの間の直径を有し、亜鉛メッキしたり、プラスチックで被覆したりすることもできる。ネットの六角形メッシュ4は、好ましくは、5×7,6×8,8×10,10×12または12×14mmの寸法を有する。
分かりやすくするために、図示し、説明した機械の部分は、ただ1つのケーブル5の使用を提供しているが、同じネットにより多くのケーブル5を挿入することができ、さらにそれが推奨されることに留意すべきである。各ケーブル5ために、上述のすべての工夫が与えられる:直径を小さくした一組の円筒容器90’、改良半円筒体60a,60b,60c,62a,62b,62c,64a,64b,64c,66a,66b,66cも同様であり、特に、搬送装置200である。
隣接する2つのケーブル5の間の好ましい距離は、25〜100cmの間である。ネットの横方向の全体の寸法は好ましくは2〜5mの間である。
上述の機械はまた、図4を参照して上述したように、横方向ケーブル11を有するネットを製造するためにも使用できる。それは、ネットの編み込みの間、半円筒体60,62のすぐ上に周期的にケーブル11を挿入するのに事実上十分である。より成功させるために、2つのワイヤ2,3とケーブル5とで形成される縒り部7’とは異なる縒り部7’’にケーブル11を挿入することが望ましい。したがってケーブル11は、第1回転が完了した後、第2回転が完了する前に、半円筒体60,62が図9に描かれた位置にあるときに挿入されることが好ましい。
隣接する2つの横方向ケーブル11の間の好ましい距離は、25cm〜100cmの間である。
当然ながら、本発明の原理を損なうことなく、実施形態および実装詳細は、本発明の範囲を維持しながら、記載され、説明されたものから大きく変更することができる。

Claims (11)

  1. 複数の永久に変形可能なワイヤ(2,2’,3,3’)と、少なくとも1つの補強要素(5)とで成る六角形メッシュを有する補強ネット(1,10)の製造機械であって、当該機械は、第1ワイヤ(2,2’)と第2ワイヤ(3,3’)とを2つずつ相互にらせん状に巻く機構であって、前記補強要素(5)のための通路を備えた当該機構と、
    −前記機械上に搭載され、内部に前記第1ワイヤ(2,2’)の所定の長さを備えた複数の容器(90,90’)から送り込まれる、前記第1ワイヤ(2,2’)、
    −前記らせん状に巻く機構で2つずつ編み込むために前記第1ワイヤと交互に送り込まれる前記第2ワイヤ(3)の一部、および、
    −前記機械に送り込まれる前記補強要素(5)
    のための搬送システムとを備え、
    すべての前記補強要素(5)に対して、前記第2ワイヤ(3’)の1つのためのワイヤ容器(202)が提供され、前記ワイヤ容器は前記補強要素の周りを回転可能である機械。
  2. 前記ワイヤ容器(202)がリールである請求項1に記載の機械。
  3. すべての前記補強要素(5)に対して、前記第1ワイヤ(2,2’)を送り込むための前記容器(90)の2つ(90’)が、他の容器よりも細い請求項1または2のいずれかに記載の機械。
  4. 前記相互にらせん状に巻く機構が、
    −回転可能な半円筒体(60,62,60a,62a)のための1組の上側支持部(30,32)であって、前記回転可能な半円筒体が、それぞれ第1ワイヤまたは第2ワイヤ(2,3,2’,3’)が通る貫通孔(70,72)を備えて、2つずつ結合されることができ、ネットの縒り部(7,7’)を形成できるように二つ一組で回転可能であり、ワイヤ(2,2’,3,3’)が一緒に、または前記補強要素の周りをらせん状に巻かれている間、前記補強要素(5)を受け入れるために、前記回転可能な半円筒体の少なくとも1つの組(60a,62a)がさらに溝(110,112)を備える、1組の上側支持部と、
    −回転可能な半円筒体(64,66,64a,66a)のための1組の下側支持部(34,36)であって、前記1組の下側支持部および半円筒体が、前記1組の上側支持部および関連する前記半円筒体と直接対応して、それらと同期して動くことができ、前記補強要素(5)を受け入れるために、前記回転可能な半円筒体の少なくとも1つの組(64a,66a)がさらに溝(114,116)を備える、1組の下側支持部と、を備え、
    複数のワイヤ(3,3’)が、前記1組の下側支持部の1つの支持部(36)の前記半円筒体(66,66a)と、前記1組の上側支持部の対応する指示部(32)の対応する前記半円筒体(62,62a)との間をスライド可能である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の機械。
  5. 前記半円筒体(60,62,64,66,60a,62a,64a,66a)のための前記支持部(30,32,34,36)が、U字型の横断面を有し、U字の開口した各端部(50,52,54,56)を互いに向かい合わせて二つ一組で置かれるバーであり、垂直対称面に位置し、それらの長さ方向に移動可能であり、複数の止着部(48)が、対を成す前記バーの前記各端部(50,52,54,56)と向かい合う各組の前記各バー(30,32,34,36)の端部(50,52,54,56)に形成され、前記各止着部は、前記半円筒体の同じ組の他のバーの端部に作られた同様の台座(48)に向かい合い、前記半円筒体(62a,60a,66a,64a)の前記各溝(112,110,116,114)はそれぞれ、前記各バー(32,30,36,34)の前記端部(52,50,56,54)を超えて別の溝(122,120,126,124)に続き、前記半円筒体の前記溝(112,110,116,114)、および、前記バーの前記端部の前記溝(122,120,126,124)は、前記補強要素(5)の半径よりも僅かに大きい深さを有し、ネットのメッシュの幅に前記補強要素(5)の直径を足したものに等しい全体幅を有する、請求項4に記載の機械。
  6. 複数のワイヤ(2,3,2’,3’)と少なくとも1つの補強要素(5)からなる六角形メッシュを有する多数ツイストネット(1,10)であって、前記ワイヤは、2つのワイヤが一緒にらせん状に巻かれる第1縒り部(7,7’’)として、かつ前記ワイヤが一緒に前記補強要素の周りをらせん状に巻かれる第2縒り部(7’)として、2つずつ一緒にらせん状に巻かれ、前記補強要素が前記ワイヤの強度よりも大きい強度を有するネット。
  7. 前記補強要素がケーブル、ロープまたは高強度鋼線である請求項6に記載のネット。
  8. 前記補強要素(5)が、いくつかの片撚りで構成される金属ケーブルであり、全体の直径が、ネットの残りを作り出す永久に変形可能なワイヤの少なくとも2倍である請求項7に記載のネット。
  9. 前記補強要素が少なくともおよそ500kg/mm2の強度を有する高強度ワイヤである請求項6に記載のネット。
  10. 前記補強要素の方向に垂直に配置され、前記第1縒り部(7’’)に挿入される、少なくとも1つの横方向補強要素(11)をさらに備える請求項6〜8のいずれか1項に記載のネット。
  11. 請求項6〜10のいずれか1項に記載のネットを製造する方法であって、前記方法が:
    −複数のワイヤ(2,2’,3,3’)を供給するステップと、
    −前記ワイヤの強度よりも大きい強度を有する少なくとも1つの補強要素(5)を供給するステップと、
    −隣接するワイヤ(2,2’,3,3’)を、2つのワイヤのみが一緒にらせん状に巻かれる第1縒り部(7,7’’)と、2つのワイヤが一緒に前記補強要素の周りをらせん状に巻かれる第2縒り部(7’)に、らせん状に巻くステップと、
    を含む方法。
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