JP2020506667A5 - - Google Patents
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本開示は以下の[1]から[34]を含む。
[1]真核細胞の遺伝物質を改変する方法であって、(i)第1のプロモーターの制御下、ThermoCas9をコードするポリヌクレオチドを上記細胞のゲノムに組み込むステップであって、上記発現したThermoCas9は、配列番号1のアミノ酸配列もしくはそれと少なくとも77%の同一性の配列、またはその活性断片を含む、ステップ、(ii)第2のプロモーターの制御下、ガイドRNAをコードするポリヌクレオチド配列を含む発現ベクターで上記細胞を形質転換するステップであって、上記ガイドRNAが、上記細胞のゲノムにおいて所望の標的遺伝子座に含まれている核酸配列を認識する核酸配列を有する、ステップ、および(iii)修復オリゴヌクレオチドで上記細胞を形質転換する、ステップを含む、方法。
[2]真核細胞の遺伝物質を改変する方法であって、(i)第1のプロモーターの制御下、ThermoCas9をコードするポリヌクレオチドを上記細胞のゲノムに組み込むステップであって、上記発現したThermoCas9が、配列番号1のアミノ酸配列もしくはそれと少なくとも77%の同一性の配列、またはその活性断片を含む、ステップ、および(ii)上記第1のプロモーターまたは別個の第2のプロモーターの制御下、上記細胞のゲノムにおいて所望の標的遺伝子座に含まれている核酸配列を認識する核酸配列を有するガイドRNAをコードするポリヌクレオチド配列を含む発現ベクター、およびさらには上記第1もしくは上記第2のプロモーター、または別個の第3のプロモーターの制御下の修復オリゴヌクレオチドで上記細胞を形質転換するステップを含む、方法。
[3]上記修復オリゴヌクレオチドが、二本鎖DNA修復オリゴであり、任意選択で、ガイドRNA依存性ThermoCas9エンドヌクレアーゼカッティング後の相同組換えにより、上記細胞のゲノムに挿入するためのポリヌクレオチド配列を含む、上記[1]または上記[2]に記載の方法。
[4]上記第1のプロモーターが構成的プロモーターである、上記[1]または上記[2]に記載の方法。
[5]上記第1のプロモーターが誘導性プロモーターである、上記[1]または上記[2]に記載の方法。
[6]上記第2のプロモーターが構成的プロモーターまたは誘導性プロモーターである、上記[1]から[5]のいずれかに記載の方法。
[7]上記第3のプロモーターが構成的プロモーターまたは誘導性プロモーターである、上記[2]から[6]のいずれかに記載の方法。
[8]上記細胞が、熱ショックにより、上記発現プラスミドおよび/または上記修復オリゴで形質転換される、上記[1]から[7]のいずれかに記載の方法。
[9]上記細胞が、26℃〜60℃、好ましくは31℃〜60℃、より好ましくは35℃〜60℃、さらにより好ましくは34℃〜41℃、例えば37℃の範囲の温度で形質転換される、および/または形質転換後に成長する、上記[1]から[8]のいずれかに記載の方法。
[10]上記真核細胞が、酵母、例えばサッカロマイセス(Saccaharomyces)属種である、上記[1]から[9]のいずれかに記載の方法。
[11]ポリヌクレオチド発現ベクターを含む宿主生物の標的遺伝子座における遺伝物質を改変するためのポリヌクレオチド発現ベクターであって、
a)ThermoCas9ヌクレアーゼをコードするポリヌクレオチド配列であって、上記ThermoCas9ヌクレアーゼが、配列番号1のアミノ酸配列もしくはそれと少なくとも77%の同一性の配列、またはその活性断片を含む、ポリヌクレオチド配列、
b)ガイドRNAをコードするポリヌクレオチド配列であって、上記ガイドRNAが、上記標的遺伝子座に含まれる核酸配列を認識する核酸配列を有する、ポリヌクレオチド配列、
c)上記生物においてその発現を駆動するように(a)および(b)のポリヌクレオチド配列に対して方向付けられた第1のプロモーター
を含むポリヌクレオチド発現ベクター。
[12](a)の配列が上記プロモーターの3’側にあり、(b)の配列が(b)の配列の3’側にある、上記[11]に記載のベクター。
[13]上記第1のプロモーターが誘導性プロモーターである、上記[11]または上記[12]に記載のベクター。
[14]上記誘導性プロモーターが、セロビオースにより誘導可能なβ−グルコシダーゼプロモーターまたは3−メチルベンゾエートにより誘導可能なPmプロモーターから選択される、上記[13]に記載のベクター。
[15]上記第1のプロモーターまたは別個の第2のプロモーターの制御下、相同組換え(HR)断片をコードするポリヌクレオチド配列をさらに含む、上記[1]から[14]のいずれかに記載のベクター。
[16]上記HR断片を制御する上記第2のプロモーターが、構成的プロモーターである、上記[15]に記載のベクター。
[17]上記構成的プロモーターがP3である、上記[16]に記載のベクター。
[18]上記HR断片のアームが、上記宿主生物における目的の遺伝子座の上流および下流それぞれでの組換えを可能にする核酸配列を含む、上記[15]から[17]のいずれかに記載のベクター。
[19]上記目的の遺伝子座が、標的配列を含む、上記[18]に記載のベクター。
[20]上記HR断片が、その上流と下流のアームとの間に挿入エレメントをさらに含む、上記[15]から[19]のいずれかに記載のベクター。
[21]上記挿入エレメントが目的の遺伝子であり、任意選択で、上記宿主生物における上記目的の遺伝子の発現をもたらすような作動方向にある好適なプロモーターを伴う、上記[20]に記載のベクター。
[22]上記目的の遺伝子座が、標的配列の3’に位置する上記PAM配列5’−NNNNCNN−3’、任意選択で、標的配列に由来する少なくとも2、3、4、5、6またはそれより多いヌクレオチドを含む、上記[18]から[21]のいずれかに記載のベクター。
[23]上記目的の遺伝子座が遺伝子である、上記[1]から[22]のいずれかに記載のベクター。
[24]上記ガイドRNAが、単一ガイドRNA(sgRNA)である、上記[1]から[23]のいずれかに記載のベクター。
[25]生物の遺伝物質を改変する方法であって、上記[11]から[14]のいずれかのベクターである第1の発現ベクター、およびプロモーターの制御下、相同組換え(HR)断片をコードするポリヌクレオチド配列を含む第2の発現ベクターで上記生物を形質転換するステップを含む方法。
[26]原核生物の遺伝物質を改変する方法であって、上記[15]から[24]のいずれかの発現ベクターで上記生物を形質転換するステップを含む方法。
[27]上記形質転換された生物が、第1の温度である期間、培養され、次に、上記ThermoCas9配列の上記プロモーターの誘導前または誘導中に、第2の温度で培養される、上記[16]に記載の方法。
[28]上記第1の温度が60℃以下であり、上記第2の温度が少なくとも55℃であるより高い温度である、上記[25]から[27]のいずれかに記載の方法。
[29]上記第1の温度が55℃以下であり、上記第2の温度が55℃より高い、上記[28]に記載の方法。
[30]上記生物が原核生物である、上記[25]から[29]のいずれかに記載の方法。
[31]上記原核生物が、好熱性細菌、例えば、ゲオバチルス・サーモグルコシダンス(Geobacillus thermoglucosidans)である、上記[30]に記載の方法。
[32]上記原核生物が、少なくとも40℃、好ましくは少なくとも45℃の成長最適温度を有する細菌、例えばバチルス・コアグランス(Bacillus coagulans)またはシュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)である、上記[30]に記載の方法。
[33]上記原核生物が土壌細菌、好ましくは腐栄養性土壌細菌、例えば、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)である、上記[30]に記載の方法。
[34]上記[11]から[24]のいずれかに記載の発現ベクターで形質転換された原核細胞。
発明者らは、ThermoCas9:好熱性細菌であるゲオバチルス・サーモデニトリフィカンス(Geobacillus thermodenitrificans)T12のCRISPR−Cas IIC型系からRNA−ガイドDNA−エンドヌクレアーゼを発見して、特徴付けた。発明者らは、驚くべきことに、幅広い温度範囲にわたる、そのin vitroで活性を示し、熱安定性に対するsgRNA−構造の重要性を実証し、幅広い温度範囲にわたる、in vivoでのゲノム編集に、ThermoCas9を適用した。
[1]真核細胞の遺伝物質を改変する方法であって、(i)第1のプロモーターの制御下、ThermoCas9をコードするポリヌクレオチドを上記細胞のゲノムに組み込むステップであって、上記発現したThermoCas9は、配列番号1のアミノ酸配列もしくはそれと少なくとも77%の同一性の配列、またはその活性断片を含む、ステップ、(ii)第2のプロモーターの制御下、ガイドRNAをコードするポリヌクレオチド配列を含む発現ベクターで上記細胞を形質転換するステップであって、上記ガイドRNAが、上記細胞のゲノムにおいて所望の標的遺伝子座に含まれている核酸配列を認識する核酸配列を有する、ステップ、および(iii)修復オリゴヌクレオチドで上記細胞を形質転換する、ステップを含む、方法。
[2]真核細胞の遺伝物質を改変する方法であって、(i)第1のプロモーターの制御下、ThermoCas9をコードするポリヌクレオチドを上記細胞のゲノムに組み込むステップであって、上記発現したThermoCas9が、配列番号1のアミノ酸配列もしくはそれと少なくとも77%の同一性の配列、またはその活性断片を含む、ステップ、および(ii)上記第1のプロモーターまたは別個の第2のプロモーターの制御下、上記細胞のゲノムにおいて所望の標的遺伝子座に含まれている核酸配列を認識する核酸配列を有するガイドRNAをコードするポリヌクレオチド配列を含む発現ベクター、およびさらには上記第1もしくは上記第2のプロモーター、または別個の第3のプロモーターの制御下の修復オリゴヌクレオチドで上記細胞を形質転換するステップを含む、方法。
[3]上記修復オリゴヌクレオチドが、二本鎖DNA修復オリゴであり、任意選択で、ガイドRNA依存性ThermoCas9エンドヌクレアーゼカッティング後の相同組換えにより、上記細胞のゲノムに挿入するためのポリヌクレオチド配列を含む、上記[1]または上記[2]に記載の方法。
[4]上記第1のプロモーターが構成的プロモーターである、上記[1]または上記[2]に記載の方法。
[5]上記第1のプロモーターが誘導性プロモーターである、上記[1]または上記[2]に記載の方法。
[6]上記第2のプロモーターが構成的プロモーターまたは誘導性プロモーターである、上記[1]から[5]のいずれかに記載の方法。
[7]上記第3のプロモーターが構成的プロモーターまたは誘導性プロモーターである、上記[2]から[6]のいずれかに記載の方法。
[8]上記細胞が、熱ショックにより、上記発現プラスミドおよび/または上記修復オリゴで形質転換される、上記[1]から[7]のいずれかに記載の方法。
[9]上記細胞が、26℃〜60℃、好ましくは31℃〜60℃、より好ましくは35℃〜60℃、さらにより好ましくは34℃〜41℃、例えば37℃の範囲の温度で形質転換される、および/または形質転換後に成長する、上記[1]から[8]のいずれかに記載の方法。
[10]上記真核細胞が、酵母、例えばサッカロマイセス(Saccaharomyces)属種である、上記[1]から[9]のいずれかに記載の方法。
[11]ポリヌクレオチド発現ベクターを含む宿主生物の標的遺伝子座における遺伝物質を改変するためのポリヌクレオチド発現ベクターであって、
a)ThermoCas9ヌクレアーゼをコードするポリヌクレオチド配列であって、上記ThermoCas9ヌクレアーゼが、配列番号1のアミノ酸配列もしくはそれと少なくとも77%の同一性の配列、またはその活性断片を含む、ポリヌクレオチド配列、
b)ガイドRNAをコードするポリヌクレオチド配列であって、上記ガイドRNAが、上記標的遺伝子座に含まれる核酸配列を認識する核酸配列を有する、ポリヌクレオチド配列、
c)上記生物においてその発現を駆動するように(a)および(b)のポリヌクレオチド配列に対して方向付けられた第1のプロモーター
を含むポリヌクレオチド発現ベクター。
[12](a)の配列が上記プロモーターの3’側にあり、(b)の配列が(b)の配列の3’側にある、上記[11]に記載のベクター。
[13]上記第1のプロモーターが誘導性プロモーターである、上記[11]または上記[12]に記載のベクター。
[14]上記誘導性プロモーターが、セロビオースにより誘導可能なβ−グルコシダーゼプロモーターまたは3−メチルベンゾエートにより誘導可能なPmプロモーターから選択される、上記[13]に記載のベクター。
[15]上記第1のプロモーターまたは別個の第2のプロモーターの制御下、相同組換え(HR)断片をコードするポリヌクレオチド配列をさらに含む、上記[1]から[14]のいずれかに記載のベクター。
[16]上記HR断片を制御する上記第2のプロモーターが、構成的プロモーターである、上記[15]に記載のベクター。
[17]上記構成的プロモーターがP3である、上記[16]に記載のベクター。
[18]上記HR断片のアームが、上記宿主生物における目的の遺伝子座の上流および下流それぞれでの組換えを可能にする核酸配列を含む、上記[15]から[17]のいずれかに記載のベクター。
[19]上記目的の遺伝子座が、標的配列を含む、上記[18]に記載のベクター。
[20]上記HR断片が、その上流と下流のアームとの間に挿入エレメントをさらに含む、上記[15]から[19]のいずれかに記載のベクター。
[21]上記挿入エレメントが目的の遺伝子であり、任意選択で、上記宿主生物における上記目的の遺伝子の発現をもたらすような作動方向にある好適なプロモーターを伴う、上記[20]に記載のベクター。
[22]上記目的の遺伝子座が、標的配列の3’に位置する上記PAM配列5’−NNNNCNN−3’、任意選択で、標的配列に由来する少なくとも2、3、4、5、6またはそれより多いヌクレオチドを含む、上記[18]から[21]のいずれかに記載のベクター。
[23]上記目的の遺伝子座が遺伝子である、上記[1]から[22]のいずれかに記載のベクター。
[24]上記ガイドRNAが、単一ガイドRNA(sgRNA)である、上記[1]から[23]のいずれかに記載のベクター。
[25]生物の遺伝物質を改変する方法であって、上記[11]から[14]のいずれかのベクターである第1の発現ベクター、およびプロモーターの制御下、相同組換え(HR)断片をコードするポリヌクレオチド配列を含む第2の発現ベクターで上記生物を形質転換するステップを含む方法。
[26]原核生物の遺伝物質を改変する方法であって、上記[15]から[24]のいずれかの発現ベクターで上記生物を形質転換するステップを含む方法。
[27]上記形質転換された生物が、第1の温度である期間、培養され、次に、上記ThermoCas9配列の上記プロモーターの誘導前または誘導中に、第2の温度で培養される、上記[16]に記載の方法。
[28]上記第1の温度が60℃以下であり、上記第2の温度が少なくとも55℃であるより高い温度である、上記[25]から[27]のいずれかに記載の方法。
[29]上記第1の温度が55℃以下であり、上記第2の温度が55℃より高い、上記[28]に記載の方法。
[30]上記生物が原核生物である、上記[25]から[29]のいずれかに記載の方法。
[31]上記原核生物が、好熱性細菌、例えば、ゲオバチルス・サーモグルコシダンス(Geobacillus thermoglucosidans)である、上記[30]に記載の方法。
[32]上記原核生物が、少なくとも40℃、好ましくは少なくとも45℃の成長最適温度を有する細菌、例えばバチルス・コアグランス(Bacillus coagulans)またはシュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)である、上記[30]に記載の方法。
[33]上記原核生物が土壌細菌、好ましくは腐栄養性土壌細菌、例えば、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)である、上記[30]に記載の方法。
[34]上記[11]から[24]のいずれかに記載の発現ベクターで形質転換された原核細胞。
発明者らは、ThermoCas9:好熱性細菌であるゲオバチルス・サーモデニトリフィカンス(Geobacillus thermodenitrificans)T12のCRISPR−Cas IIC型系からRNA−ガイドDNA−エンドヌクレアーゼを発見して、特徴付けた。発明者らは、驚くべきことに、幅広い温度範囲にわたる、そのin vitroで活性を示し、熱安定性に対するsgRNA−構造の重要性を実証し、幅広い温度範囲にわたる、in vivoでのゲノム編集に、ThermoCas9を適用した。
Claims (18)
- 真核細胞の遺伝物質を改変する方法であって、(i)第1のプロモーターの制御下、ThermoCas9をコードするポリヌクレオチドを前記細胞に導入するステップであって、前記発現したThermoCas9は、配列番号1のアミノ酸配列もしくはそれと少なくとも77%の同一性の配列、またはその活性断片を含む、ステップ、(ii)第2のプロモーターの制御下、ガイドRNAをコードするポリヌクレオチド配列を含む発現ベクターを前記細胞に導入するステップであって、前記ガイドRNAが、前記細胞のゲノムにおいて所望の標的遺伝子座に含まれている核酸配列を認識する核酸配列を有する、ステップ、および(iii)相同組換え(HR)オリゴヌクレオチドを前記細胞に導入する、ステップを含む、方法。
- 真核細胞の遺伝物質を改変する方法であって、(i)第1のプロモーターの制御下、ThermoCas9をコードするポリヌクレオチドを前記細胞に導入するステップであって、前記発現したThermoCas9が、配列番号1のアミノ酸配列もしくはそれと少なくとも77%の同一性の配列、またはその活性断片を含む、ステップ、および(ii)前記第1のプロモーターまたは別個の第2のプロモーターの制御下、前記細胞のゲノムにおいて所望の標的遺伝子座に含まれている核酸配列を認識する核酸配列を有するガイドRNAをコードするポリヌクレオチド配列を含む発現ベクター、およびさらには前記第1もしくは前記第2のプロモーター、または別個の第3のプロモーターの制御下のHRオリゴヌクレオチドを前記細胞に導入するステップを含む、方法。
- 前記HRオリゴヌクレオチドが、二本鎖DNAHRオリゴヌクレオチドであり、任意選択で、ガイドRNA依存性ThermoCas9エンドヌクレアーゼカッティング後の相同組換えにより、前記細胞のゲノムに挿入するためのポリヌクレオチド配列を含み、好ましくは、
(a)前記第1のプロモーターが構成的プロモーターであり、および/または
(b)前記第1のプロモーターが誘導性プロモーターであり、および/または
(c)前記第2のプロモーターが構成的プロモーターまたは誘導性プロモーターであり、および/または
(d)前記第3のプロモーターが構成的プロモーターまたは誘導性プロモーターである、請求項1または2に記載の方法。 - 前記細胞に、熱ショックにより、前記発現プラスミドおよび/または前記HRオリゴヌクレオチドが導入される、ならびに/または
前記細胞が、26℃〜60℃、好ましくは31℃〜60℃、より好ましくは35℃〜60℃、さらにより好ましくは34℃〜41℃、例えば37℃の範囲の温度で維持される、および/もしくは成長する、請求項1または2に記載の方法。 - ポリヌクレオチド発現ベクターを含む宿主生物の標的遺伝子座における遺伝物質を改変するための前記ポリヌクレオチド発現ベクターであって、
a)ThermoCas9ヌクレアーゼをコードするポリヌクレオチド配列であって、前記ThermoCas9ヌクレアーゼが、配列番号1のアミノ酸配列もしくはそれと少なくとも77%の同一性の配列、またはその活性断片を含む、ポリヌクレオチド配列、
b)ガイドRNAをコードするポリヌクレオチド配列であって、前記ガイドRNAが、前記標的遺伝子座に含まれる核酸配列を認識する核酸配列を有する、ポリヌクレオチド配列、
c)前記生物においてその発現を駆動するように(a)および(b)のポリヌクレオチド配列に対して方向付けられた第1のプロモーター
を含むポリヌクレオチド発現ベクター。 - (a)の配列が前記プロモーターの3’側にあり、(b)の配列が(b)の配列の3’側にある、請求項5に記載のベクター。
- 前記第1のプロモーターが誘導性プロモーターであり、任意選択で
前記誘導性プロモーターが、セロビオースにより誘導可能なβ−グルコシダーゼプロモーターまたは3−メチルベンゾエートにより誘導可能なPmプロモーターから選択される、請求項5または請求項6に記載のベクター。 - 前記第1のプロモーターまたは別個の第2のプロモーターの制御下、相同組換え(HR)オリゴヌクレオチドをコードするポリヌクレオチド配列をさらに含む、請求項1から7のいずれかに記載のベクター。
- 前記HRオリゴヌクレオチドを制御する前記第2のプロモーターが、構成的プロモーターであり、任意選択で
前記構成的プロモーターがP3である、請求項8に記載のベクター。 - 前記HRオリゴヌクレオチドのアームが、前記宿主生物における目的の標的の上流および下流それぞれでの組換えを可能にする核酸配列を含み、好ましくは、
前記目的の標的が、標的配列を含み、より好ましくは、前記目的の標的が遺伝子である、請求項8または請求項9に記載のベクター。 - 前記HRオリゴヌクレオチドが、その上流と下流のアームとの間に挿入エレメントをさらに含み、好ましくは、
前記挿入エレメントが目的の遺伝子であり、任意選択で、前記宿主生物における前記目的の遺伝子の発現をもたらすような作動方向にある好適なプロモーターを伴う、請求項8から10のいずれかに記載のベクター。 - 前記目的の標的が、標的配列の3’に位置する前記PAM配列5’−NNNNCNN−3’、任意選択で、標的配列に由来する少なくとも2、3、4、5、6またはそれより多いヌクレオチドを含む、請求項10または請求項11に記載のベクター。
- 前記ガイドRNAが、単一ガイドRNA(sgRNA)である、請求項1から12のいずれかに記載のベクター。
- 生物の遺伝物質を改変するインビトロの方法であって、請求項5から7のいずれかのベクターである第1の発現ベクター、およびプロモーターの制御下、相同組換え(HR)オリゴヌクレオチドをコードするポリヌクレオチド配列を含む第2の発現ベクターを前記生物に導入するステップを含む方法。
- 原核生物の遺伝物質を改変するインビトロの方法であって、請求項8から13のいずれかの発現ベクターを前記生物に導入するステップを含む方法。
- 前記生物が、第1の温度である期間、培養され、次に、前記ThermoCas9配列の前記プロモーターの誘導前または誘導中に、第2の温度で培養され、好ましくは、
前記第1の温度が60℃以下であり、前記第2の温度が少なくとも55℃であるより高い温度であり、好ましくは、
前記第1の温度が55℃以下であり、前記第2の温度が55℃より高い、請求項14または請求項15に記載の方法。 - 前記生物が原核生物であり、好ましくは、
前記原核生物が、
(a)好熱性細菌、例えば、ゲオバチルス・サーモグルコシダンス(Geobacillus thermoglucosidans)である、または
(b)前記原核生物が、少なくとも40℃、好ましくは少なくとも45℃の成長最適温度を有する細菌、例えばバチルス・コアグランス(Bacillus coagulans)またはシュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)である、または
(c)前記原核生物が土壌細菌、好ましくは腐栄養性土壌細菌、例えば、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)である、請求項14から16のいずれかに記載の方法。 - 請求項5から13のいずれかに記載の発現ベクターで形質転換された原核細胞。
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