JP2020161408A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐振性能の向上を図る。【解決手段】コネクタは、端子金具を保持した合成樹脂製の端子保持部材と、前記端子保持部材と一体化され、前記端子金具の一端部を収容する金属製のケースとを備え、前記ケースは凹凸形状の変位規制部を有し、変位規制部が、ケースにおける端子保持部材との接触面に形成されている。金属製のケースと合成樹脂製の端子保持部材が熱変形したときに、ケースにおける端子保持部材との接触面では、変位規制部と端子保持部材との噛み合いによるアンカー効果が発揮され、ケースと端子保持部材との間の相対変位が抑制される。【選択図】図4

Description

本開示は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、端子金具を保持する合成樹脂製の端子保持部材と、端子金具の基板接続部を収容するケースとを備えたコネクタが開示されている。端子保持部材とケースはインサート成形により一体化されている。端子金具の基板接続部は、ケースで覆われた回路基板に固着される。端子金具のハーネス接続部は、ケースの外部に配置されてワイヤーハーネスに接続される。
特開2014−194854号公報
特許文献1のコネクタは、端子保持部材だけでなくケースも合成樹脂製であるため、ケース内部で発生した熱がケース内に籠もり易い。この対策としては、ケースの材料を金属製にすることが考えられる。金属は、合成樹脂に比べて熱伝導性に優れているので、ケース内の熱をケースの外面から大気中へ放出することができる。
しかし、金属製のケースと合成樹脂製の端子保持部材をインサート成形によって一体化させた場合、金属と合成樹脂の線膨張率の違いにより、端子保持部材とケースとの間に隙間が生じるおそれがある。端子保持部材とケースとの間に隙間が生じると、ケースを固定していても、ワイヤーハーネスが振動したときに端子保持部材と回路基板も振動することになる。回路基板が振動すると、回路基板において半田クラック等が生じるため、振動対策が必要である。
本開示のコネクタは、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、耐振性能の向上を図ることを目的とする。
本開示のコネクタは、
端子金具を保持した合成樹脂製の端子保持部材と、
前記端子保持部材と一体化され、前記端子金具の一端部を収容する金属製のケースとを備え、
前記ケースは凹凸形状の変位規制部を有し、
前記変位規制部が、前記ケースにおける前記端子保持部材との接触面に形成されている。
本開示によれば、耐振性能の向上を図ることができる。
実施例1のコネクタの斜視図である。 コネクタの正面図である。 図2のA−A線断面図である。 図3の部分拡大断面図である。 図2のB−B線断面図である。 図5の部分拡大断面図である。 ケースの斜視図である。 一次成形部を斜め上前方から視た斜視図である。 一次成形部を斜め下前方から視た斜視図である。 一次成形部の側断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)端子金具を保持した合成樹脂製の端子保持部材と、
前記端子保持部材と一体化され、前記端子金具の一端部を収容する金属製のケースとを備え、
前記ケースは凹凸形状の変位規制部を有し、
前記変位規制部は、前記ケースにおける前記端子保持部材との接触面に形成されている。
本開示における変位規制部の「凹凸形状」は、凹部と凸部が一定ピッチで交互に並ぶ形状、幅狭の凹部と幅広の突部が交互に並ぶ形状、幅広の凹部と幅狭の突部が交互に並ぶ形状、凹部と凸部が二次元平面上に整列し又はランダムに配置される形状、複数の凹部のみが形成された形状、複数の凸部のみが形成された形状、スリット状の規制凹部が形成された形状、リブ状に突出した形状等を含む。
本開示の構成によれば、金属製のケースと合成樹脂製の端子保持部材が熱変形したときに、ケースにおける端子保持部材との接触面では、変位規制部と端子保持部材との噛み合いによるアンカー効果が発揮される。これにより、ケースと端子保持部材との間の相対変位が抑制されるので、ケースと端子保持部材との間に生じる隙間が最小に抑えられる。したがって、端子保持部材に振動が伝達されたとしても、ケースを車体等に固定しておけば、端子保持部材の振動が抑制される。本開示によれば、耐振性能の向上を図ることができる。
(2)前記ケースは、前記端子保持部材を貫通させる開口部を有しており、前記変位規制部が前記開口部の開口縁部に沿って配されていることが好ましい。この構成によれば、変位規制部によるアンカー効果が、端子保持部材の外周において周方向に沿って発揮されるので、ケースと端子保持部材との間の相対変位を効果的に抑制できる。
(3)前記開口部の開口縁部は、前記端子保持部材の外周に向かって内側へ張り出した張出部となっており、前記張出部に前記変位規制部が形成されていることが好ましい。この構成によれば、変位規制部によるアンカー効果に加え、張出部が端子保持部材の外周に食い込むことによるアンカー効果も発揮されるので、ケースと端子保持部材との間の相対変位を効果的に抑制できる。
(4)前記開口部の開口縁部には、前記端子保持部材との隙間を液密状に封止するシール材が全周にわたって設けられていることが好ましい。この構成によれば、ケースと端子保持部材との間を液密状にシールすることができる。
(5)前記端子保持部材が、前記端子金具と一体化した一次成形部と、前記一次成形部と一体化した二次成形部とを備えて構成され、前記変位規制部が前記ケースにおける前記二次成形部との接触面に形成されていることが好ましい。この構成によれば、二次成形部の形状設計において、端子金具に対する射出圧の影響よりも、変位規制部に対して二次成形部を確実に接触させることを優先することができる。したがって、変位規制部と二次成形部とを確実に接触させることができる。
(6)前記二次成形部が前記端子金具と非接触であることが好ましい。この構成によれば、二次成形部をインサート成形する工程で、端子金具を金型にセットする必要がないので、端子金具の数が多い多極のコネクタであっても、金型の形状を簡素化することができる。
(7)前記二次成形部には、前記一次成形部と前記ケースとの隙間を埋める介在部が形成されていることが好ましい。この構成によれば、介在部が一次成形部とケースとの間で挟まれることにより、二次成形部がケース及び一次成形部に対して確実に一体化される。
(8)前記一次成形部における前記二次成形部との接触面には、凹凸形状の嵌合部が形成されていることが好ましい。この構成によれば、一次成形部と二次成形部を確実に一体化させることができる。嵌合部の「凹凸形状」は、凹部と凸部が一定ピッチで交互に並ぶ形状、幅狭の凹部と幅広の突部が交互に並ぶ形状、幅広の凹部と幅狭の突部が交互に並ぶ形状、凹部と凸部が二次元平面上に整列し又はランダムに配置される形状、複数の凹部のみが形成された形状、複数の凸部のみが形成された形状、スリット状の規制凹部が形成された形状、リブ状に突出した形状等を含む。
[本開示の実施形態の詳細]
[実施例1]
以下、本開示のコネクタ10を具体化した実施例1を図1〜図10を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後の方向については、図1,3,4,7〜10における右方及び図5,6における上方を、前方と定義する。また、上下の方向については、図1〜4,7〜10にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。
本実施例1のコネクタ10は、金属製のケース11と、合成樹脂製の端子保持部材25と、複数本の端子金具41と、回路基板57とを備えて構成されている。図1〜3に示すように、ケース11は、アッパケース12とロアケース13とを上下に合体して構成されている。アッパケース12は、前板部14と、上板部15と、左右一対の側板部16と、後板部17とを有する単一部品である。前板部14は、板厚方向を前後方向に向けている。図7に示すように、前板部14には、正面視形状が全体として横長の方形をなす開口部18が形成されている。開口部18は、前板部14を前後方向に貫通した形態である。
上板部15は、前端側領域が後端側領域に比べて高くなった形状である。側板部16は、上板部15の左右両側縁から下方へ延出している。後板部17は、上板部15の後端縁から下方へ延出し、左右両側板部16の後端縁に連なっている。図3,5に示すように、上板部15の内面には突起状のストッパ24が形成されている。ロアケース13は、平面視形状が方形をなす浅皿状をなす。
図3に示すように、アッパケース12の内部空間は、アッパケース12の下面全領域において開放されている。ロアケース13は、アッパケース12に対しアッパケース12の内部空間を下から塞ぐ形態で固定されている。ロアケース13の上面には、回路基板57が水平な向きに取り付けられている。アッパケース12にロアケース13を組み付けると、ケース11の内部空間は、開口部18においてケース11の前方へ開放された状態となる。ケース11内では、回路基板57が前板部14(開口部18)の後方に配置される。
図3〜7に示すように、前板部14のうち開口部18の開口縁部を構成する方形枠状の領域は、張出部19となっている。張出部19は、開口部18の全周にわたって形成されている。張出部19は板状をなしており、張出部19の板厚方向は、前後方向(開口部18においてケース11の内部と外部が連通する方向)を向いている。図4,6,7に示すように、張出部19の前面(外面)には、開口部18の周方向に沿って延びる内周側リブ状突起55と外周側リブ状突起56が形成されている。内周側リブ状突起55と外周側リブ状突起56は、全周にわたって連続し、方形枠状をなしている。外周側リブ状突起56は内周側リブ状突起55よりも外周側に配されている。
張出部19の前面のうち内周側リブ状突起55と外周側リブ状突起56との間の領域は、浅く凹んだシール用凹部となっている。図4,6,7に示すように、シール用凹部には、張出部19の全周にわたって連続した方形枠状のシール材20(接着剤)が設けられている。
図4〜6に示すように、張出部19は、開口部18を前後方向に貫通する端子保持部材25の外周面に向かって突出した形態である。張出部19の前面(外面)と後面(内面)と内周面は、いずれも、後述する端子保持部材25(二次成形部32)の外周面に対しインサート成形により密着する接触面となっている。張出部19は、端子保持部材25の外周に対し食い込むような形態で一体化されている。
張出部19の前面(外面)のうち内周側の方形領域(シール面の内周縁と隣接する領域)には、全周にわたって変位規制部21が形成されている。変位規制部21は、複数の規制凸部22と複数の規制凹部23とを備えて構成されている。規制凸部22は、周方向の寸法が比較的小さい幅狭の形状であり、張出部19の前面から前方へ突出した直方体形状又は立方体形状をなす。規制凹部23は、周方向の寸法が規制凸部22よりも大きい幅広の形状である。変位規制部21は、複数の規制凸部22と複数の規制凹部23を周方向に交互に並べて配した形態である。
図3〜5に示すように、端子保持部材25は、端子貫通部26と、フード部27と、保護部28とを有している。図3に示すように、端子貫通部26には、前後方向に貫通する複数の圧入孔29が形成されている。フード部27は、端子貫通部26の外周縁から前方へ角筒状に突出した形態である。保護部28は、端子貫通部26の上縁及び左右両側縁から後方へ延出した形態である。保護部28は、下面と後面が開放された箱形をなす。保護部28の前端は前壁部33の外周縁に連なっている。
端子保持部材25は一次成形部31と二次成形部32とを一体化させたものである。一次成形部31は、二次成形部32と一体化される前に、単独部品として成形されたものである。図8〜10に示すように、一次成形部31は、端子貫通部26を構成する前壁部33と、保護部28の全体とを一体化した単一部材である。前壁部33のうち前壁部33の外周縁部を除いた領域は、圧入部34となっている。上記した複数の圧入孔29は、圧入部34に形成されている。
前壁部33の前面部のうち上縁部35、左右両側縁部36及び下縁部37は、圧入部34を全周にわたって包囲し、圧入部34に対して段差状に後退した形態となっている。圧入部34の外周上面(外面)と外周下面(外面)には、左右方向に間隔を空けた複数(本実施例1では2つ)の第1嵌合凹部38(請求項に記載の嵌合部)が形成されている。
下縁部37の前面には、左右方向に直線状に延びた複数(本実施例1では3つ)の第2嵌合凹部39(請求項に記載の嵌合部)が形成されている。下縁部37の下面(外面)には、左右方向に直線状に延びた複数(本実施例1では3つ)の第3嵌合凹部40(請求項に記載の嵌合部)が形成されている。前壁部33の外面のうち第1〜第3嵌合凹部38〜40が形成されている領域は、二次成形部32との接触面となっている。
一次成形部31の前壁部33のうち圧入部34が形成されている領域(端子貫通部26)には、複数の端子金具41が圧入により一体化されている。端子金具41は、金属線材を側面視形状が上下反転したL字形をなすように屈曲した形状である。端子金具41は、前後方向に直線状に延びるハーネス接続部42と、ハーネス接続部42の後端から下方へ直線状に延出した基板接続部43(請求項に記載の端子金具の一端部)とから構成されている。端子金具41は、前壁部33の後方からハーネス接続部42を圧入孔29に圧入することにより、一次成形部31に固着されている。端子金具41を固着した状態では、基板接続部43が保護部28内に収容される。ハーネス接続部42の長さ方向は、開口部18の前面(変位規制部21が形成されている面)に対して直角な向きである。
二次成形部32は、二次成形部32をインサート成形する工程で、一次成形部31とアッパケース12とに一体化される。図4,6に示すように、二次成形部32は、フード部27と、端子貫通部26を構成する介在部44とを有する。フード部27は、端子金具41のハーネス接続部42のうち前壁部33(端子貫通部26)から前方へ突出した前端側部分を一括して包囲する。フード部27の後端部には、全周にわたって径方向外方へ張り出した形態の前側フランジ部45が形成されている。
介在部44は、前側フランジ部45の後面と対向するように配され、前側フランジ部45の内周縁部に全周にわたって連なっている。介在部44は、前側フランジ部45の内周縁部から後方へ突出した筒部46と、筒部46の後端縁から径方向外方へ張り出した後側フランジ部47とから構成されている。端子保持部材25(二次成形部32)の外周には、前側フランジ部45と介在部44(筒部46及び後側フランジ部47)とによって構成された溝部54が、全周にわたって形成されている。この溝部54にはアッパケース12の張出部19が嵌合されている。
二次成形部32(介在部44)には、筒部46の内周面から突出した形態の複数の第1嵌合凸部48が形成されている。複数の第1嵌合凸部48は、圧入部34の外周上面と圧入部34の外周下面に形成された複数の第1嵌合凹部38に対し、個別に嵌合されている。後側フランジ部47の後面のうち一次成形部31の下縁部37の前面と対向する下縁部領域には、複数の第2嵌合凸部49が形成されている。複数の第2嵌合凸部49は、複数の第2嵌合凹部39に個別に嵌合されている。後側フランジ部47のうち下縁部37の下面と対向する領域には、複数の第3嵌合凸部50が形成されている。複数の第3嵌合凸部50は、複数の第3嵌合凹部40と個別に嵌合されている。
介在部44のうち第1〜第3嵌合凸部48〜50が形成されている領域は、一次成形部31との接触面となっている。介在部44のうち筒部46の内周面も全周にわたって一次成形部31との接触面となっている。また、後側フランジ部47の後面も一次成形部31との接触面となっている。溝部54の内面(前側フランジ部45の後面と筒部46の外周面と後側フランジ部47の前面)は、全周にわたってケース11(張出部19)との接触面となっている。また、二次成形部32の後端部外周には、前側フランジ部45と介在部44(筒部46及び後側フランジ部47)とにより、全周にわたって連続した傾動規制部51が構成されている。
次に、本実施例1のコネクタ10の製造工程を説明する。まず、アッパケース12とロアケース13を所定の完成形状に成形し、一次成形部31を所定の完成形状に成形しておく。成形した一次成形部31の前壁部33には、複数の端子金具41を貫通した形態で取り付けて一体化しておく。次に、アッパケース12と一次成形部31をインサート成形用の金型(図示省略)にセットする。アッパケース12と一次成形部31を金型にセットした状態では、一次成形部31がアッパケース12内に収容される。前壁部33のうち圧入部34の外周面が、アッパケース12の開口部18(張出部19)の内周面に対し全周にわたって間隔を空けて対向する。前壁部33のうち上縁部35、左右両側縁部36及び下縁部37の前面が、張出部19の後面に対し全周にわたって間隔を空けて対向する。
保護部28の上面がアッパケース12の上板部15に面接触し、保護部28の左右両外側面がアッパケース12の左右両側板部16の内面に密着することで、一次成形部31とアッパケース12が上下方向及び左右方向に関して位置決めされる。保護部28の上壁部の後端が上板部15のストッパ24に対して前方から当接するとともに、図示しない位置決めピンが圧入部34の前面に当接することで、一次成形部31とアッパケース12が前後方向に関して位置決めされる。
この状態で、金型内に溶融樹脂を注入することにより、二次成形部32を所定形状に成形し、冷却して固化させる。二次成形部32が固化すると、一次成形部31と二次成形部32とが一体化することによって端子保持部材25が成形されると同時に、端子保持部材25が開口部18を前後方向に貫通した形態でアッパケース12と一体化される。一体化したアッパケース12と端子保持部材25は、金型から取り外す。
図4,6に示すように、二次成形部32が成形されてアッパケース12及び一次成形部31と一体化した状態では、介在部44が、アッパケース12の張出部19(開口部18)と一次成形部31の前壁部33との隙間、及び圧入部34の外周と張出部19の内周面との間に入り込む。そして、筒部46の外周前端部の複数の係止凹部52と複数の係止凸部53が、夫々、ケース11の規制凸部22と規制凹部23に嵌合した状態となる。さらに、介在部44の第1嵌合凸部48と第2嵌合凸部49と第3嵌合凸部50が、それぞれ、第1嵌合凹部38と第2嵌合凹部39と第3嵌合凹部50に嵌合する。
同じく、二次成形部31がアッパケース12及び一次成形部31と一体化した状態では、張出部19が端子保持部材25の外周(傾動規制部51)に食い込むように嵌合する。傾動規制部51の前側フランジ部45と後側フランジ部47は、張出部19を前後から挟み付ける。前側フランジ部45の後面は、張出部19の内周側リブ状突起55と外周側リブ状突起56に対し全周にわたって前方から接触する。後側フランジ部47の前面は、張出部19の後面(内面)に対し後方から面接触する。また、前側フランジ部45の後面が全周にわたってシール材20の前面に密着することにより、張出部19の前面(アッパケース12)と前側フランジ部45の後面(二次成形部32)との間が液密状にシールされる。
端子保持部材25が一体化されたアッパケース12は、ロアケース13と合体される。アッパケース12とロアケース13を合体するとケース11が構成されるとともに、コネクタ10の組付けが完了する。ロアケース13には、予め回路基板57が取り付けられている。アッパケース12とロアケース13を組み付ける際には、端子貫通部26に貫通されている端子金具41の基板接続部43を、回路基板57のスルーホール(図示省略)に挿入する。端子金具41のハーネス接続部42はフード部27内に収容される。フード部27には、ワイヤーハーネス(図示省略)に取り付けられた相手側コネクタ(図示省略)が嵌合され、相手側コネクタの相手側端子(図示省略)がハーネス接続部42に接続される。
上述のように、本実施例1のコネクタ10は、端子金具41を保持した合成樹脂製の端子保持部材25と、金属製のケース11(アッパケース12)とを備えている。ケース11は端子保持部材25と一体化され、ケース11内には、端子金具41の一端部(基板接続部43)が収容されている。端子保持部材25の材料である合成樹脂は、ケース11の材料である金属に比べると、線膨張率が大きい。そのため、コネクタ10の温度が変動すると、線膨張率の相違により、ケース11と二次成形部32との接触面においてケース11と二次成形部32が相対変位することが懸念される。
この対策として、本実施例1のコネクタ10は、ケース11における二次成形部32との接触面に、凹凸形状の変位規制部21を形成している。本実施例1における変位規制部21の凹凸形状は、周方向の寸法が大きい複数の幅広の規制凹部23と、周方向の寸法が規制凹部23より小さい複数の幅狭の規制凸部22が交互に並ぶ形状である。尚、本開示以外の凹凸形状としては、同じ幅の規制凹部と規制凸部が一定ピッチで交互に並ぶ形状、幅狭の規制凹部と幅広の規制凸部が交互に並ぶ形状、規制凹部と規制凸部が二次元平面上に整列し又はランダムに配置される形状、複数の規制凹部のみが形成された形状、複数の規制凸部のみが形成された形状、スリット状の規制凹部が形成された形状、リブ状に突出した形状等を含む。
金属製のケース11と合成樹脂製の端子保持部材25が熱変形したときには、金属と合成樹脂の線膨張率の差異によりケース11と端子保持部材25とが相対変位しようとする。しかし、ケース11における端子保持部材25との接触面では、変位規制部21の規制凸部22と規制凹部23に、それぞれ、端子保持部材25の係止凹部52と係止凸部53が噛み合う。この噛み合いにより、開口部18における端子保持部材25の貫通方向(前後方向)と直交する上下及び左右方向に関して、アンカー効果が発揮される。
このアンカー効果により、ケース11と端子保持部材25との間における相対変位が規制される。ケース11と端子保持部材25が相対変位したとしても、変位量は小さく抑えられるので、相対変位に起因してケース11と端子保持部材25との間で生じる隙間は最小に抑えられる。ケース11を車両のボディ等に固定しておけば、ワイヤーハーネスの振動が端子保持部材25に伝達されたとしても、端子保持部材25の振動が抑制される。以上のように、本実施例1のコネクタ10によれば、耐振性能の向上を図ることができる。
ケース11は、端子保持部材25を貫通させる開口部18を有している。変位規制部21は、開口部18の開口縁部(張出部19)に沿って配されている。この構成によれば、変位規制部21によるアンカー効果が、端子保持部材25の外周上において周方向に沿って発揮される。換言すると、アンカー効果が端子保持部材25を全周にわたって包囲する形態で発揮される。したがって、ケース11と端子保持部材25との間の相対変位を効果的に抑制できる。
開口部18の開口縁部は、端子保持部材25の外周に向かって内側へ板状に張り出した張出部19となっている。変位規制部21は、張出部19の外面(前面と後面)に形成されている。この構成によれば、変位規制部21による二次元方向(上下方向及び左右方向)におけるアンカー効果に加え、張出部19が端子保持部材25の外周に食い込むことによる前後方向のアンカー効果も発揮される。したがって、ケース11と端子保持部材25との間の相対変位を効果的に抑制できる。
端子保持部材25は、端子金具41と一体化した一次成形部31と、一次成形部31と一体化した二次成形部32とを備えて構成されている。変位規制部21は、ケース11における二次成形部32との接触面に形成されている。この構成によれば、二次成形部32の形状設計において、端子金具41に対する射出圧の影響よりも、変位規制部21に対して二次成形部32を確実に接触させることを優先することができる。したがって、変位規制部21と二次成形部32とを確実に接触させることができる。
また、二次成形部32は端子金具41と非接触なので、二次成形部32をインサート成形する工程では、端子金具41を金型にセットする必要がない。したがって、コネクタ10が端子金具41の数が多い多極のものであっても、金型(図示省略)の形状を簡素化することができる。
二次成形部32には、一次成形部31とアッパケース12(ケース11)との隙間を埋める介在部44が形成されている。介在部44が一次成形部31とケース11との間で挟まれることにより、二次成形部32がケース11及び一次成形部31に対して確実に一体化される。
一次成形部31における二次成形部32との接触面には、凹凸形状の嵌合部が形成されている。本実施例1における嵌合部の凹凸形状は、スリット状をなす第1嵌合凹部38と、スリット状をなす第2嵌合凹部39と、スリット状をなす第3嵌合凹部40とによって構成されている。
尚、本開示以外の嵌合部の凹凸形状としては、同じ幅の規制凹部と規制凸部が一定ピッチで交互に並ぶ形状、幅狭の規制凹部と幅広の規制凸部が交互に並ぶ形状、幅広の規制凹部と幅狭の規制凸部が交互に並ぶ形状、規制凹部と規制凸部が二次元平面上に整列し又はランダムに配置される形状、複数の規制凹部のみが形成された形状、複数の規制凸部のみが形成された形状、スリット状の規制凹部が形成された形状、リブ状に突出した形状等を含む。
本実施例1のコネクタ10は、開口部18を有する金属性のアッパケース12(ケース11)と、端子金具41を保持し、開口部18を貫通した状態でアッパケース12と一体化された合成樹脂製の端子保持部材25とを備えている。アッパケース12と端子保持部材25はインサート成形により一体化されているが、異種材料である金属と合成樹脂は親和性(密着性)が高くない。そのため、コネクタ10が振動を受けたときに、端子保持部材25とアッパケース12との間に隙間が生じ、端子保持部材25とアッパケース12が相対変位を繰り返すおそれがある。
端子保持部材25には端子金具41が保持され、アッパケース12には回路基板57が固定され、端子金具41の基板接続部43と回路基板57とが半田付けにより固着されている。そのため、端子保持部材25とアッパケース12が相対変位を繰り返すと、端子金具41のうちハーネス接続部42と基板接続部43とが連なる屈曲部分に応力が集中する。
この対策として、開口部18に、端子保持部材25の外周に向かって内側へ張り出した張出部19を設け、端子保持部材25に傾動規制部51を形成している。傾動規制部51は、張出部19を前後方向に挟み付けることにより、張出部19の外面(前面)と内面(後面)の両面に接触した状態に保持される。この構成によれば、傾動規制部51が張出部19に対し前後方向に接触しているので、端子保持部材25が振動を受けても、アッパケース12に対する端子保持部材25の上下方向や左右方向への傾きが抑制される。
特に、傾動規制部51が熱膨張したときに張出部19を挟み付けるので、アッパケース12と端子保持部材25との間における隙間の発生を効果的に抑制できる。また、傾動規制部51が張出部19を挟み付けるので、構造を複雑にすることなく、アッパケース12(ケース11)に対する端子保持部材25の傾きを効果的に抑制できる。
端子保持部材25は、端子金具41と一体化した一次成形部31と、一次成形部31と一体化した二次成形部32とを備えて構成されている。傾動規制部51は二次成形部32のみに形成されている。この構成によれば、二次成形部32の形状設計において、端子金具41に対する射出圧の影響よりも、張出部19に対して傾動規制部51を確実に接触させることを優先することができる。したがって、傾動規制部51を張出部19に確実に接触させることができる。
二次成形部32は、一次成形部31とアッパケース12との隙間を埋める介在部44を有しており、介在部44に傾動規制部51が形成されている。この構成によれば、介在部44を介すことにより一次成形部31とアッパケース12を一体化させることができる。介在部44が傾動規制部51としての機能を兼ね備えているので、介在部44とは別の部位に傾動規制部51を形成する場合に比べると、二次成形部32の簡素化を図ることができる。また、介在部44と傾動規制部51が一次成形部31と張出部19との間で挟まれるので、傾動規制部51が張出部19に対して確実に一体化される。
開口部18の開口縁部(張出部19)には、端子保持部材25を包囲するように配されたシール材20が設けられている。シール材20は、張出部19と端子保持部材25との間で挟み付けられ、開口部18と端子保持部材25の外周との隙間を全周にわたって封止する。この構成によれば、ケース11と端子保持部材25との間を液密状にシールすることができる。
[他の実施例]
本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示される。本発明には、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれ、下記のような実施形態も含まれることが意図される。
上記実施例では、変位規制部が、幅狭の凸部と幅広の凹部を交互に並べた形態の凹凸形状であるが、変位規制部の凹凸形状は、同じ幅の凹部と凸部を一定ピッチで交互に並べた形態の凹凸形状、幅狭の凹部と幅広の突部が交互に並ぶ形状、凹部と凸部が二次元平面上で整列し又はランダムに配置される形状等であってもよい。
上記実施例では、変位規制部が、開口部(張出部)のうち端子金具のハーネス接続部の長さ方向と略直角な面に形成されているが、変位規制部は、開口部のうちハーネス接続部の長さ方向と平行な面に形成してもよい。
上記実施例では、変位規制部が端子保持部材の外周を全周にわたって包囲するように配されているが、変位規制部は、端子保持部材の外周の一部と対応する領域のみに配されていてもよい。
上記実施例では、変位規制部を張出部(開口部の開口縁部)の外面のみに形成したが、変位規制部は張出部の内面のみに形成してもよく、張出部の外面と内面の両方に形成してもよい。
上記実施例では、開口部が端子保持部材の外周に向かって内側へ板状に張り出した張出部を有するが、開口部は張出部を有しない形態であってもよい。
上記実施例では、端子保持部材の傾動規制部が張出部(開口部の開口縁部)を内外両側から挟むように接触するが、端子保持部材は、張出部の外面と内面のうちいずれか一方の面のみと接触する形態であってもよい。
上記実施例では、傾動規制部によって挟まれる張出部(開口部の開口縁部)が、端子保持部材を全周にわたって包囲する形態であるが、張出部は端子保持部材の外周のうち一部のみと対応する形態であってもよい。
上記実施例では、シール材を張出部の外面に設けたが、シール材は張出部の内面に設けてもよい。
上記実施例では、ケースと端子保持部材との間にシール材を設けたが、ケースと端子保持部材との間にシール材を設けなくてもよい。
上記実施例では、嵌合部が、複数の凹部にょって構成された凹凸形状をなすが、嵌合部の凹凸形状は、同じ幅の凹部と凸部を一定ピッチで交互に並べた形状、幅狭の凹部と幅広の突部が交互に並ぶ形状、幅広の凹部と幅狭の突部が交互に並ぶ形状、凹部と凸部が二次元平面上で整列し又はランダムに配置される形状等であってもよい。
上記実施例では、一次成形部における二次成形部との接触面に凹凸形状の嵌合部を形成したが、このような嵌合部を形成しない形態としてもよい。
上記実施例では、端子保持部材が一次成形部と二次成形部とから構成されているが、端子保持部材は一次成形部だけで構成されていてもよい。
上記実施例では、端子保持部材が傾動規制部を有するが、端子保持部材は傾動規制部を有しない形態であってもよい。
10:コネクタ
11:ケース
12:アッパケース
13:ロアケース
14:前板部
15:上板部
16:側板部
17:後板部
18:開口部
19:張出部
20:シール材
21:変位規制部
22:規制凸部
23:規制凹部
24:ストッパ
25:端子保持部材
26:端子貫通部
27:フード部
28:保護部
29:圧入孔
31:一次成形部
32:二次成形部
33:前壁部
34:圧入部
35:上縁部
36:側縁部
37:下縁部
38:第1嵌合凹部(嵌合部)
39:第2嵌合凹部(嵌合部)
40:第3嵌合凹部(嵌合部)
41:端子金具
42:ハーネス接続部
43:基板接続部(端子金具の一端部)
44:介在部
45:前側フランジ部
46:筒部
47:後側フランジ部
48:第1嵌合凸部
49:第2嵌合凸部
50:第3嵌合凸部
51:傾動規制部
52:係止凹部
53:係止凸部
54:溝部
55:内周側リブ状突起
56:外周側リブ状突起
57:回路基板

Claims (8)

  1. 端子金具を保持した合成樹脂製の端子保持部材と、
    前記端子保持部材と一体化され、前記端子金具の一端部を収容する金属製のケースとを備え、
    前記ケースは凹凸形状の変位規制部を有し、
    前記変位規制部が、前記ケースにおける前記端子保持部材との接触面に形成されているコネクタ。
  2. 前記ケースは、前記端子保持部材を貫通させる開口部を有しており、
    前記変位規制部が前記開口部の開口縁部に沿って配されている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記開口部の開口縁部は、前記端子保持部材の外周に向かって内側へ張り出した張出部となっており、
    前記張出部に前記変位規制部が形成されている請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記開口部の開口縁部には、前記端子保持部材との隙間を液密状に封止するシール材が全周にわたって設けられている請求項2又は請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記端子保持部材が、前記端子金具と一体化した一次成形部と、前記一次成形部と一体化した二次成形部とを備えて構成され、
    前記変位規制部が前記ケースにおける前記二次成形部との接触面に形成されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記二次成形部が前記端子金具と非接触である請求項5に記載のコネクタ。
  7. 前記二次成形部には、前記一次成形部と前記ケースとの隙間を埋める介在部が形成されている請求項5又は請求項6に記載のコネクタ。
  8. 前記一次成形部における前記二次成形部との接触面には、凹凸形状の嵌合部が形成されている請求項5から請求項7のいずれか1項に記載のコネクタ。
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