JP2020133064A5 - - Google Patents
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Description
<1>本発明の筒状編地の編成方法は、
前後に対向する一側針床と他側針床とを備える横編機を用いて、第一ベース部と第二ベース部とが筒状に繋がった筒状ベース部の終端部を周回するように、外層と内層とが筒状に繋がった帯状部を形成するにあたり、
前記第一ベース部が前記一側針床に係止され、前記第二ベース部が前記他側針床に係止された前記筒状ベース部を編成する工程Aと、
前記筒状ベース部の編成範囲の外側において、前記一側針床に係止される外層編出し部と、前記他側針床に係止される内層編出し部と、を編成する工程Bと、
前記外層編出し部のウエール方向に続く前記外層と、前記内層編出し部のウエール方向に続く前記内層とを筒状に編成しつつ、前記帯状部と前記第一ベース部とを繋げた後、前記帯状部と前記第二ベース部とを繋げる工程Cと、を行う筒状編地の編成方法において、
前記工程Bでは、前記外層編出し部の各編目に渡り糸で繋がる編目からなる外層接続部と、前記内層編出し部の各編目に渡り糸で繋がる編目からなる内層接続部とで構成される接続部を前記他側針床に形成し、
前記工程Cの後に、回し込みによって前記帯状部と前記接続部とを互いに反対方向に回転させて、前記内層のウエール方向の終端と前記内層接続部とを、前記帯状部の厚み方向に近接された状態から離反された状態にし、前記外層のウエール方向の終端と前記外層接続部とを、前記厚み方向に離反された状態から近接された状態にする工程Dと、
前記帯状部における前記筒状ベース部との接続側から順次、前記外層のウエール方向の終端と前記外層接続部とを伏せ目処理によって接続した後、前記接続側の反対側から順次、前記内層のウエール方向の終端と前記内層接続部とを伏せ目処理によって接続する工程Eと、を行う。
前後に対向する一側針床と他側針床とを備える横編機を用いて、第一ベース部と第二ベース部とが筒状に繋がった筒状ベース部の終端部を周回するように、外層と内層とが筒状に繋がった帯状部を形成するにあたり、
前記第一ベース部が前記一側針床に係止され、前記第二ベース部が前記他側針床に係止された前記筒状ベース部を編成する工程Aと、
前記筒状ベース部の編成範囲の外側において、前記一側針床に係止される外層編出し部と、前記他側針床に係止される内層編出し部と、を編成する工程Bと、
前記外層編出し部のウエール方向に続く前記外層と、前記内層編出し部のウエール方向に続く前記内層とを筒状に編成しつつ、前記帯状部と前記第一ベース部とを繋げた後、前記帯状部と前記第二ベース部とを繋げる工程Cと、を行う筒状編地の編成方法において、
前記工程Bでは、前記外層編出し部の各編目に渡り糸で繋がる編目からなる外層接続部と、前記内層編出し部の各編目に渡り糸で繋がる編目からなる内層接続部とで構成される接続部を前記他側針床に形成し、
前記工程Cの後に、回し込みによって前記帯状部と前記接続部とを互いに反対方向に回転させて、前記内層のウエール方向の終端と前記内層接続部とを、前記帯状部の厚み方向に近接された状態から離反された状態にし、前記外層のウエール方向の終端と前記外層接続部とを、前記厚み方向に離反された状態から近接された状態にする工程Dと、
前記帯状部における前記筒状ベース部との接続側から順次、前記外層のウエール方向の終端と前記外層接続部とを伏せ目処理によって接続した後、前記接続側の反対側から順次、前記内層のウエール方向の終端と前記内層接続部とを伏せ目処理によって接続する工程Eと、を行う。
<4>本発明の筒状編地は、
第一ベース部と第二ベース部とが筒状に繋がった筒状ベース部と、
外層と内層とが筒状に繋がることで構成され、前記筒状ベース部の終端部に接続される帯状部と、を備え、
前記帯状部のウエール方向が、前記筒状ベース部の周方向に沿っている筒状編地であって、
前記外層の始端である外層編出し部の各編目に繋がる編目からなる外層接続部と、
前記内層の始端である内層編出し部の各編目に繋がる編目からなる内層接続部と、
前記帯状部の編幅方向における前記筒状ベース部と接続される端部を前記帯状部の下端とし、前記下端の反対側にある端部を前記帯状部の上端としたとき、前記下端から前記上端に向って前記外層のウエール方向の終端と前記外層接続部とを伏せ目処理によって接続した後、前記上端から前記下端に向って前記内層のウエール方向の終端と前記内層接続部とを伏せ目処理によって接続してなる伏せ目処理部と、を備える。
第一ベース部と第二ベース部とが筒状に繋がった筒状ベース部と、
外層と内層とが筒状に繋がることで構成され、前記筒状ベース部の終端部に接続される帯状部と、を備え、
前記帯状部のウエール方向が、前記筒状ベース部の周方向に沿っている筒状編地であって、
前記外層の始端である外層編出し部の各編目に繋がる編目からなる外層接続部と、
前記内層の始端である内層編出し部の各編目に繋がる編目からなる内層接続部と、
前記帯状部の編幅方向における前記筒状ベース部と接続される端部を前記帯状部の下端とし、前記下端の反対側にある端部を前記帯状部の上端としたとき、前記下端から前記上端に向って前記外層のウエール方向の終端と前記外層接続部とを伏せ目処理によって接続した後、前記上端から前記下端に向って前記内層のウエール方向の終端と前記内層接続部とを伏せ目処理によって接続してなる伏せ目処理部と、を備える。
伏せ目処理部9は、円弧矢印で示されるように、下端2dから上端2uに向って外層21のウエール方向の終端21eと外層接続部41とを伏せ目処理によって接続した後、上端2uから下端2dに向って内層22のウエール方向の終端22eと内層接続部42とを伏せ目処理によって接続している。つまり、本例の筒状編地100では、筒状編地100の編成が帯状部2の内側でかつ下端2d側で終わっている。そのため、本例の構成によれば、従来の編成において衿8の編成後の糸始末箇所となる帯状部2の上端2uに凸状の段差ができず、かつ編成の最後にある端糸9eが筒状編地100の内側に配置され、端糸9eが外部から見えない。このような筒状編地100は、優れた見栄えを備える。
S5では、ヤーンフィーダーを右方向に移動させ、FUの編針に内層編出し部32の掛け目を編成する。この掛け目は、S4においてBDに編成した掛け目に対向する位置に編成される。S5は必須の工程ではなく、省略できる。このS5の掛け目も、BDの掛け目に対向する位置でなくても良い。
Claims (1)
- 前後に対向する一側針床と他側針床とを備える横編機を用いて、第一ベース部と第二ベース部とが筒状に繋がった筒状ベース部の終端部を周回するように、外層と内層とが筒状に繋がった帯状部を形成するにあたり、
前記第一ベース部が前記一側針床に係止され、前記第二ベース部が前記他側針床に係止された前記筒状ベース部を編成する工程Aと、
前記筒状ベース部の編成範囲の外側において、前記一側針床に係止される外層編出し部と、前記他側針床に係止される内層編出し部と、を編成する工程Bと、
前記外層編出し部のウエール方向に続く前記外層と、前記内層編出し部のウエール方向に続く前記内層とを筒状に編成しつつ、前記帯状部と前記第一ベース部とを繋げた後、前記帯状部と前記第二ベース部とを繋げる工程Cと、を行う筒状編地の編成方法において、
前記工程Bでは、前記外層編出し部の各編目に渡り糸で繋がる編目からなる外層接続部と、前記内層編出し部の各編目に渡り糸で繋がる編目からなる内層接続部とで構成される接続部を前記他側針床に形成し、
前記工程Cの後に、回し込みによって前記帯状部と前記接続部とを互いに反対方向に回転させて、前記内層のウエール方向の終端と前記内層接続部とを、前記帯状部の厚み方向に近接された状態から離反された状態にし、前記外層のウエール方向の終端と前記外層接続部とを、前記厚み方向に離反された状態から近接された状態にする工程Dと、
前記帯状部における前記筒状ベース部との接続側から順次、前記外層のウエール方向の終端と前記外層接続部とを伏せ目処理によって接続した後、前記接続側の反対側から順次、前記内層のウエール方向の終端と前記内層接続部とを伏せ目処理によって接続する工程Eと、を行う筒状編地の編成方法。
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