JP4814078B2 - 編地の端部を伏せ目処理する方法および伏せ目処理された編地 - Google Patents

編地の端部を伏せ目処理する方法および伏せ目処理された編地 Download PDF

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Description

本発明は、横編機で編成された編地の端部を伏せ目処理する方法および伏せ目処理した編地に関する。
横編機で編地を編成する場合、その編地端部が解れないように処理する方法としては、伏せ目処理がある。この伏せ目処理とは、一般には、編地最終コースの編目を隣接する編目と重ね合わせて二重ループを形成し、これら二重ループに連続させて次コースの編目を形成し、この新たに形成した編目を、さらに、隣の編目と重ねて次コースの編目を形成する編成を編地の一端から他端側に向けて繰り返し行うことで、編地の最終コースの編目を解れ止めするようになっている。
しかしながら、前記した伏せ目処理では、伏せ目ループが編地の表面に現れてしまい、外観が好ましくない場合がある。
そこで、伏せ目ループが編地の表面に現れない伏せ目の編成方法として、特許文献1、特許文献2、特許文献3に記載されたものがある。
特許文献1では、前側編地の肩部と後側編地の肩部とを接合して伏せ目を行う際に、前後の編地を表面同士が対向するように配置した状態で伏せ目を行うようにしている。このように伏せ目処理を行うことにより、伏せ目ループがニットウェアの表面に現れないようになっている。
特許文献2では、前側編地の肩部と後側編地の肩部とを接合して伏せ目を行う際に、前後の編地の最終ループを重ねたときに、この重ね目の下を伏せ目ループが潜るように編成して、伏せ目ループがニットウェアの表面に現れないようにしている。
特許文献3では、前側編地の肩部と後側編地の肩部とを接合して伏せ目を行う際に、前後の編地における最終ループのそれぞれに伏せ目ループを重ね合わせるようになっており、このとき、対向する前後の編地の伏せ目ループを交差させながら、伏せ目ループを編地の最終ループの下側に重ねられるように編成して、伏せ目ループがニットウェアの表面に現れないようにしている。
ところで、セーターの衿首部などの伸縮性が必要とされる部分は、伸縮性に優れたリブ編組織により編成されるが、衿首部の最終コースに対して前記した従来から行われている伏せ目処理を行うと、伏せ目ループにより編地の幅方向の伸張が抑制されてしまい、リブ編組織の長所である伸縮性が損なわれてしまう不具合がある。このように、衿首部の伸縮性が乏しいと、着用の際に頭部の挿通が困難になったり、糸切れが生じたりするなどの不具合が生ずる。
このような問題を解決する方法としては、伏せ目ループを通常の編目よりも大きく形成することにより、編地の端部に伸張性を持たせる方法がある。しかしながら、このような方法で、編地の端部を処理すると、伸張性に優れるものの、十分な収縮性が得られず、編地端部がラッパ状に開いてしまったり、波打ってしまい、品質が低下する不具合が生じていた。また、伏せ目ループを、伸縮性を有する糸で形成して、伏せ目処理部分に伸縮性を持たせることも行われているが、編地の端部処理時に糸を変更するという煩雑な作業を要する。
そこで、特許文献4または特許文献5に開示されているように、伸縮性に優れた伏せ目処理方法が提案されている。特許文献4(図10)の伏せ目処理は、編地の最終ループに対して2コース以上で伏せ目処理を行うようにしており、下側の1コース目の伏せ目ループの数よりも、その上に形成される上側コースの伏せ目ループの数を多く形成することにより、この上側コースの伏せ目ループで編地の伸縮を吸収するようにしている。
また、特許文献5の伏せ目処理は、伏せ目ループを伏せ目処理方向の進行方向に向かって螺旋を描くように形成することにより、編地を編幅方向に伸ばしたときに、螺旋が開くように伏せ目ループの列が伸びるようにして、伏せ目処理された部分に伸縮性を与えている。
特許第2706760号公報 特許第3798062号公報 特許第3044368号公報 特許第3541191号公報 特開2002−348760号公報
しかしながら、特許文献1、特許文献2、そして、特許文献3に記載されている伏せ目処理方法では、伏せ目ループは、ニットウェアの表面側には現れないが、伏せ目処理した部分に良好な伸縮性が得られない。
また、特許文献4および特許文献5に記載にされている伏せ目処理方法では、伏せ目処理部分は、良好な伸縮性が得られるが、伏せ目ループがニットウェアの表面側に現れてしまう。
そこで、本発明は、伏せ目ループ全体がニットウェアの表面側に現れないようにして外観を良くできながら、伏せ目処理された部分に、ベースとなる編地と同等の伸縮性を持たせることができる伏せ目処理方法および伏せ目処理された編地を提供することを目的とする。
本発明の伏せ目処理方法は、少なくとも前後一対の針床を有し、前後の針床の少なくとも一方が左右にラッキング可能で、前後の針床間で編目の目移しが可能な横編機を用いて編地の端部を伏せ目処理する方法であって、以下のように編成することを特徴とする。
編地の最終コースを編幅方向一端側から他端側に向けて伏せ目ループを形成する際に、以下のステップaからステップcを繰り返すのであって、
ステップaでは、編幅方向一端側で既に形成されて針床に係止されている伏せ目ループを、次に重ね合わす隣接した最終コースの2つの編目よりも、編幅方向他端側に移動させた状態にし、
ステップbでは、前記伏せ目ループをステップaの状態にしたまま、前記隣接した最終コースの2つの編目を重ね合わせた重ね目に続く中間ループを形成し、
ステップcでは、ステップaの状態にある伏せ目ループをステップbで形成した中間ループに重ね合わせた重ね目に続く次の伏せ目ループを形成する。
編地の最終コースにおいて隣接する2つの編目を重ね合わせる場合としては、例えば、前側編地と後側編地を接合して伏せ目処理する場合は、前後の針床で対向する前側編地の編目と後側編地の編目とを重ね合わすことをいう。また、編地の最終コースの編目を編幅方向にそのまま伏せ目処理していく場合には、左右で隣合う編目を重ね合わすことをいう。前側編地と後側編地を接合して伏せ目処理する場合としては、例えば、身頃の肩を接合する場合が挙げられる。また、編地の最終コースの編目をそのまま伏せ目処理していく場合としては、筒状編地の最終コース全周の編目、例えば、リブ編みで編成された身頃の衿の最終コースの編目を伏せ目処理したり、または、平面編地の最終コースの編目を伏せ目処理したりする場合が挙げられる。
なお、本発明では、最初の伏せ目ループを形成する場合は、隣接する最終コースの編目を重ね合わせて、この重ね目に連続するように最初の伏せ目ループを形成することができる。また、隣接する最終コースの編目を重ね合わせて、この重ね目に連続する中間ループを隣接させて2つ形成し、2つの中間ループを重ね合わせて、これら中間ループに連続するように最初の伏せ目ループを形成することもできる。最初の伏せ目ループを形成した後は、伏せ目ループに隣接する中間ループを形成しては、この中間ループに既に形成されている伏せ目ループを重ね合わせて、これらに連続する次の伏せ目ループを形成していく動作を繰り返して伏せ目処理を行う。
本発明の編地の端部を伏せ目処理する方法では、前後の針床で向き合って係止される前側編地と後側編地の最終コースの編目を接合して伏せ目処理する場合には、前記隣接した最終コースの2つの編目は、前後の針床で向き合って係止される前側編地および後側編地の編幅方向一端の編目となり、これら編目を重ね合わせた重ね目に続く中間ループを形成する。
また、本発明の編地の端部を伏せ目処理する方法では、編地をリブ編みで編成して最終コースの編目を伏せ目処理する場合には、前記隣接した最終コースの2つの編目は、リブ編みで編成された編地の編幅方向一端部で編幅方向に連続する編目となり、これら編目を重ね合わせた重ね目に続く中間ループを形成する。
また、本発明の伏せ目処理した編地は、前側編地と後側編地の最終コースにおいて対向する編目を接合して編幅方向一端側から他端側に向けて伏せ目ループが形成されて伏せ目処理した編地であって、伏せ目ループは、この伏せ目ループに隣接する前側編地および後側編地の最終コースにおいて互いに対向して接合される2つの編目の重ね目で押さえつけられると共に、この重ね目に続いて形成された中間ループの下側に重ね合わされ、重ね合わされた伏せ目ループと中間ループとに続いて次の伏せ目ループが形成されて、中間ループと伏せ目ループとが連続した編糸で交互に形成されて、接合した前側編地と後側編地の裏面側に伏せ目ループが現れていることを特徴とする。
また、他の本発明の伏せ目処理した編地は、リブ編みで編成された編地の最終コースに編幅方向一端側から他端側に向けて伏せ目ループが形成されて伏せ目処理した編地であって、伏せ目ループは、編幅方向一端で編幅方向に連続する2つの編目の重ね目で押さえつけられると共に、この重ね目に続いて形成された中間ループの下側に重ね合わされ、重ね合わされた伏せ目ループと中間ループとに続いて次の伏せ目ループが形成されて、中間ループと伏せ目ループとが連続した編糸で交互に形成されて、伏せ目ループが中間ループと最終コースの編目の重ね目とに押え込まれて編地上端部に伏せ目ループが現れていないことを特徴とする。
以上のように、本発明の伏せ目処理方法、および、伏せ目処理した編地は、前後の編地を接合する際の伏せ目処理にも適用できるし、ニットウェアの衿の端部処理を行う際の伏せ目処理にも適用できる。
本発明の伏せ目処理方法によれば、コース方向(編幅方向)に走る伏せ目ループは、編地の最終コースの重ね目と中間ループによって押え込むことができるので、編地の表面に伏せ目ループが現れないように編成でき、外観を良好にできる。
さらに、本発明の伏せ目処理方法によれば、中間ループに伏せ目ループを重ね合わせて新たな伏せ目ループを形成していくので、最終コースの編目と伏せ目ループとの間に介在する中間ループにより、編地をコース方向(編幅方向)に引っ張ったときには、伏せ目ループが伸びて、中間ループが縮み、編地をウエール方向(編地の縦方向)に引っ張ったときには、伏せ目ループが縮み、中間ループが伸びる。このように中間ループと伏せ目ループとが互いに伸縮することで、伏せ目処理された部分は、良好な伸縮性を有するようになる。
本発明の伏せ目処理方法で、前後の針床で向き合って係止される前側編地と後側編地の最終コースの編目を接合して伏せ目処理する場合には、伏せ目ループを編地の裏面側に現れるように編成することができるので、例えば、ニットウェアの肩の接合を行う際には、肩の部分において、伏せ目ループが表面側に現れないようにして、ニットウェアの外観を良好にできながら、伸縮性も良好にできる。
本発明の伏せ目処理方法で、リブ編みされた編地の最終コースの編目を伏せ目処理する場合には、伏せ目ループを中間ループと最終コースの重ね目で押さえ込んで、伏せ目ループ全体が表面に現れないようにすることができるので、編み終わりの端部の状態を編み出しと同じような状態にでき、外観を良好にできる。しかも、中間ループと伏せ目ループとが互いに伸縮するので、伏せ目処理された部分は、良好な伸縮性を有するようになり、伸縮性を有する糸を使用しなくても、編み出し部と同じような伸縮性を有する仕上がりにできる。
本発明の前側編地と後側編地の最終コースを接合して伏せ目処理した編地は、伏せ目ループが編地の裏面側に現れるので、例えば、ニットウェアの肩の接合部分では、伏せ目ループが表面側に現れず、ニットウェアの外観が良好になるし、伸縮性も良好になる。
本発明のリブ編みされた編地の最終コースの編目を伏せ目処理した編地は、伏せ目ループが中間ループと最終コースの重ね目で押さえ込まれるので、伏せ目ループ全体が表面に現れず、編み終わりの端部の状態が編み出しと同じような状態になり、外観が良好で伸縮性も良好になる。
次に本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて以下に詳細に説明する。本実施形態は、左右方向に延び、かつ、前後方向に互いに対向する前後二対の針床を有し、後針床が左右にラッキング可能で、しかも、前後の針床間で編目の目移しが可能な4枚ベッドの横編機を用いて編地を編成する。
なお、編地を編成するに当たっては、前針床、後針床からなる2枚ベッドの横編機を用いて編成することもできる。2枚ベッドの横編機を用いて編地を編成する場合は、1本空針を置きながら編地を編成する。また、2枚ベッドの横編機を用いる場合、前後針床の一方または両方の上位にトランスファージャックを列設したトランスファージャックベッドを設けて編地を編成するようにしてもよい。
4枚ベッド横編機は、下部前針床FDと下部後針床BDの上に、下部の針床と同ピッチで多数の編針が列設された上部前針床FUと上部後針床BUを備えている。以下、下部前針床FDを単にFDと、下部後針床BDをBDと、上部前針床FUをFUと、上部後針床BUをBUという。
本実施形態では、セーター(ニットウェア)の肩部を接合するときの伏せ目処理方法(第1実施形態)と、リブ編みされたセーターの衿を伏せ目処理する方法(第2実施形態)について説明する。
本実施形態では、身頃の後身頃、左右の袖の後側編地を、主としてBDの針を、総針状態で使用して編成するようにしている。また、身頃の前身頃、左右の袖の前側編地は、主としてFDの針を、総針状態で使用して編成するようにしている。
そして、BUの針は、前側編地部を編成する際の空針として前側編地部の目移し、裏目の形成等に用い、FUの針は、後側編地部を編成する際の空針として後側編地部の目移し、裏目の形成等に用いる。
前記したFUおよびBUの針を用いることにより、リンクス、ガーター、リブなどの表目と裏目が混在した組織柄を編成することもできる。
<第1実施形態>
第1実施形態は、前側編地と後側編地を接合して肩を形成する際に、本発明の伏せ目処理方法およびこの伏せ目処理をした編地を適用した実施形態であり、図1から図5の編成工程図に基づいて説明する。第1実施形態では、左右の肩部で行われる編成は、左右反転した状態となる点を除けば編成方法そのものは同一であるため、以下に示す実施形態では着用時の右肩を接合する際の伏せ目処理についてのみ説明する。セーターにおける身頃、袖の編組織は、説明の便宜上、平編みの無地としている。
なお、第1実施形態および第2実施形態に示す編成工程図において、説明の便宜上、編目の数は、実際に編地を編成するときに使用される数よりも少なく表示している。各編成工程図に示す大文字のアルファベットは、FDとFUの針を示し、小文字のアルファベットは、BDとBUの針を示す。各編成工程図において、左端の数字は編成工程(ステップ)を示す。この数字の右側に示す矢印は、キャリッジの移動方向を示す。
図1に示すステップSは、身頃における右前側編地の最終コースの編目がFDの針に係止され、右後側編地の最終コースの編目がBDの針に係止された状態を示している。なお、以下に説明する伏せ目処理は、各編成工程図において、左から右に向けて伏せ目処理を行っていく。ステップSでは、前側編地と後側編地の左端の編目が伏せ目開始の編目となる。
図1のステップ1では、前側編地と後側編地の伏せ目開始の編目(ステップSにおいて、左端の編目)から左方向に3針離れたFDの針に掛け目11を形成する。このとき、給糸口を図1の右方向に向けて移動させながら掛け目11を形成する。
ところで、前側編地と後側編地を接合して伏せ目処理を行っていく際には、通常、伏せ目開始の編目から順に編目が編針から解放されていく。編地の自重や編地を引き下げる装置の作用による下向きのテンションは、編針に係止されている編目が少なくなるにつれて大きくなっていき、最終コースの編目と伏せ目ループの大きさが不均一になってしまう。そこで、本実施形態では、編地の伏せ目開始側端部の編目の近くに掛け目を形成して、伏せ目処理により編目が編針から解放されていっても編地の解放側端部をその掛け目で針床に支持して編目の大きさの均一化を図るようにしている。
ステップ2では給糸口を左方向に向けて移動させる。ステップ3では、FDの針Aに係止されていた前側編地の端部の編目12を対向するBDの針aに目移しして、BDの針aに係止されている後側編地の端部の編目13に重ね合わす。
次のステップ4では、給糸口を右方向に向けて移動させながら、BDの針aに係止されている重ね目12,13に連続するように編目14を形成する。この編目14が第一中間ループ14となる。
ステップ5では、後針床を図の右方向に2ピッチラッキングさせた後、BDの針aに係止されている第一中間ループ14を対向するFUの針Cに目移しする。第一中間ループ14のFUの針Cへの目移しにより、第一中間ループ14は、前側編地と後側編地の間に挟まれた状態になり、この第一中間ループ14は、第一中間ループ14に隣接する前側編地の編目15と、この編目15と次のステップで重ね合わされる後側編地の編目16よりも編地の内方に位置された状態になる。
ステップ6では、後針床を図の左方向に2ピッチラッキングさせた後、FDの針Bに係止されている前側編地の編目15を対向するBDの針bに目移しして、BDの針bに係止されている後側編地の編目16に重ね合わす。
図2に示すステップ7では、給糸口を左方向に向けて移動させながら、BDの針bに係止されている重ね目15,16に連続するように編目17を形成する。この編目17が第二中間ループ17となる。
ステップ8では、後針床を図の右方向に1ピッチラッキングさせた後、FUの針Cに係止されている第一中間ループ14を対向するBDの針bに目移しして、BDの針bに係止されている第二中間ループ17に重ね合わす。
ステップ9では、後針床を図の左方向に1ピッチラッキングさせた後、給糸口を右方向に向けて移動させながら、BDの針bに係止されている重ね目14,17に連続するように編目18を形成する。この編目18が第一伏せ目ループ18となる。
ステップ10では、後針床を図の右方向に2ピッチラッキングさせた後、BDの針bに係止されている第一伏せ目ループ18を対向するFUの針Dに目移しする。この第一伏せ目ループ18も、FUの針Dへの目移しにより、前側編地と後側編地の間に挟まれた状態になり、この第一伏せ目ループ18は、第一伏せ目ループ18に隣接する前側編地の編目19と、この編目19と次のステップで重ね合わされる後側編地の編目20よりも編地の内方に位置された状態になる。
ステップ11では、後針床を図の左方向に2ピッチラッキングさせた後、FDの針Cに係止されていた前側編地の編目19を、対向するBDの針cに目移しして、BDの針cに係止されている後側編地の編目20に重ね合わす。このステップ11では、FUの針Dに係止されている第一伏せ目ループ18のシンカーループの上方を通るようにして編目19が編目20に重ね合わされる。このとき第一伏せ目ループ18をFUの針Dに目移ししているので、前側編地と後側編地は、第一伏せ目ループ18形成側の編地端部表面が対向するように内側に巻き込まれた状態で、編目19と編目20とが重ね合わされる。
ステップ12では、給糸口を左方向に移動させながら、BDの針cに係止されている重ね目19,20に連続するように編目21を形成する。この編目21が第三中間ループ21となる。
ステップ13では、後針床を図の右方向に1ピッチラッキングさせた後、FUの針Dに係止されている第一伏せ目ループ18を対向するBDの針cに目移しして、BDの針cに係止されている第三中間ループ21に重ね合わす。このとき、第一伏せ目ループ18は、重ね目19,20の上に重なるようにして、第三中間ループ21に重ね合わされる。
図3のステップ14では、後針床を図の左方向に1ピッチラッキングした後、給糸口を右方向に移動させながら、BDの針cに係止されている重ね目18,21に連続するように編目22を形成する。この編目22が第二伏せ目ループ22となる。そして、第一伏せ目ループ18は、シンカーループの部分が編目19と編目20とに押さえつけられながら、第三中間ループ21の下側に位置された状態で、この第一伏せ目ループ18と第三中間ループ21とに連続する第二伏せ目ループ22が形成される。その結果、この新しい第二伏せ目ループ22の形成により、第一伏せ目ループ18は、編目19と編目20と第三中間ループ21とで押え込まれた状態になり、第一伏せ目ループ18は、編地の表面に現れず、編地の裏面側に現れる。
以下、ステップ10からステップ14の伏せ目処理を1回繰り返すと、図3のステップ15の第三伏せ目ループ23が形成された状態になり、さらに、ステップ10からステップ14を1回繰り返すと、ステップ16の第四伏せ目ループ24が形成された状態になり、もう1回繰り返すことにより、ステップ17の第五伏せ目ループ25が形成された状態になる。
図4に示すステップ18で、後針床を図の右方向に2ピッチラッキングさせた後、BDの針fに係止されている第五伏せ目ループ25を対向するFDの針Hに目移しして、FDの針Hに係止されている前側編地の編目26に重ね合わす。
ステップ19では、後針床を図の左方向に2ピッチラッキングさせた後、FDの針Gに係止されていた前側編地の編目27を、対向するBDの針gに目移しして、BDの針gに係止されている後側編地の編目28に重ね合わす。
ステップ20では、給糸口を左方向に移動させながら、BDの針gに係止されている重ね目27,28に連続するように編目29を形成する。ステップ21では、BDの針gに係止されていた編目29を、対向するFDの針Gに目移しする。
図5のステップ22において、後針床を図の左方向に1ピッチラッキングさせた後、FDの針Gに係止されていた編目29を、対向するBDの針hに目移しして、BDの針hに係止されている後側編地の編目30に重ね合わす。ステップ22の編成で、肩の伏せ目処理が完了する。
ステップ23では、給糸口を右方向に移動させながら、BDの針hに係止されている重ね目29,30に連続するように編目31を形成するとともに、針iに係止されている編目に連続する編目32、そして、図示していないが、この編目32よりも図の右側に形成されている複数の後身後の衿ぐりの編目にも連続させて編目を形成していく。
ステップ24では、ステップ1でFDの針に係止させておいた掛け目11を針から解放し、ステップ25において、給糸口を左方向に移動させながら、FDの針Iに係止されている編目に連続する編目34を形成するとともに、針Hに係止されている重ね目25,26に連続するように編目33を形成する。ステップ25の編成においては、図示していないが、編目34よりも図の右側には、複数の前身頃の衿ぐりの編目に連続させて衿の編目が編成されている。
第1実施形態の肩部を前記した方法で伏せ目処理した編地は、伏せ目ループを、中間ループを編成する前に、前後の編地の間、即ち、前後の編地の内方に移動させておいて中間ループを形成し、内方に移動させた伏せ目ループを中間ループに重ね合わせて新たな伏せ目ループを形成していくので、伏せ目ループが、編地の最終コースの重ね目と中間ループとにより押さえ込まれた状態になるとともに、前側編地と後側編地とが表面が対向するように巻き込まれながら伏せ目処理されていくので、編成後に編地を裏返すことなく、伏せ目ループは、編地の肩部において、表面に現れないようにすることができる。しかも、肩部の編地をコース方向(編幅方向)に引っ張ったときには、伏せ目ループが伸びて、中間ループが縮み、編地をウエール方向(編地の縦方向)に引っ張ったときには、伏せ目ループが縮み、中間ループが伸びる。このように中間ループと伏せ目ループとが互いに伸縮することで、伏せ目処理された部分は、良好な伸縮性を有するようになる。
<第2実施形態>
第2実施形態は、身頃の衿ぐりに1×1のリブ編で衿を形成した後、この衿の最終コースを伏せ目する際に、本発明の伏せ目処理方法およびこの伏せ目処理をした編地を適用した実施形態である。第2実施形態について、図6および図7の編成工程図に基づいて説明する。衿の伏せ目処理は、衿が筒状であるため、衿1周を伏せ目処理する必要があるが、以下に示す伏せ目処理方法では、その一部であるBDに係止される衿の伏せ目処理についてのみ説明する。第2実施形態は、BDに係止される編地の最終コースの編目をニットウェア着用時の右側端部(図6では左側端部)から伏せ目処理する場合について説明する。
衿は、身頃の衿ぐりに1×1のリブ編みで編成されており、図6のステップSでは、1×1のリブ編み終了から、前側編地の最終コースの編目を全てFDに係止させ、後側編地の最終コースの編目を全てBDに係止させるように、編目を目移しした状態を示している。図6のステップSの状態から、BDの針aに係止されている編目41と、針cに係止されている編目42と、針eに係止されている編目43と、針gに係止されている編目44を対向するFUの針A、針C、針E、針Gに目移しする(ステップ1)。
ステップ2では、後針床を図の左方向に1ピッチラッキングして、FUの針Aに係止されている後側編地の編目41を対向するBDの針bに目移しして、BDの針bに係止されている後側編地の編目45に重ね合わす。
ステップ3では、後針床を図の右方向に1ピッチラッキングした後、給糸口を右方向に移動させながら、FUの針Aに掛け目46を形成し、BDの針bに係止されている重ね目41,45に連続するように編目47を形成する。この編目47が第一中間ループ47となる。なお、掛け目46を形成することにより、この掛け目46を後で解放したときに、この掛け目46に連続する中間ループと伏せ目ループとに掛け目46のループ長が吸収されることにより、これら中間ループと伏せ目ループの編目を大きくし、編目が詰まるのを防止する。
ステップ4では、後針床を図の右方向にさらに2ピッチラッキングさせた後、BDの針bに係止されている第一中間ループ47を対向するFUの針Dに目移しする。
ステップ5では、後針床を図の左方向に3ピッチラッキングさせた後、FUの針Aに係止されている掛け目46を対向するBDの針bに、FUの針Dに係止されている第一中間ループ47を対向するBDの針eに目移しする。
ステップ6では、FUの針Cに係止されている後側編地の編目42を、対向するBDの針dに目移しして、この針dに係止されている編目48に編目42を重ね合わせる。
ステップ7では、給糸口を左方向に移動させながら、BDの針dに係止されている重ね目42,48に連続するように編目49を形成する。この編目49が第二中間ループ49となる。
ステップ8において、BDの針bに係止させていた掛け目46を針から解放した後、ステップ9で、BDの針eに係止されている第一中間ループ47を対向するFUの針Dに目移しする。第一中間ループ47は掛け目46を針から解放することにより、編目が大きくなる。
図7のステップ10では、後針床を図の右方向に1ピッチラッキングさせた後、FUの針Dに係止されている第一中間ループ47を対向するBDの針dに目移しして、BDの針dに係止されている第二中間ループ49に重ね合わす。
ステップ11では、給糸口を右方向に移動させながら、FUの針Cに掛け目(編目50)し、BDの針dに係止されている重ね目47,49に連続するように編目51を形成する。編目51が第一伏せ目ループ51となる。
ステップ12では、後針床を図の右方向に2ピッチラッキングさせた後、BDの針dに係止されている第一伏せ目ループ51を対向するFUの針Fに目移しする。
ステップ13では、後針床を図の左方向に3ピッチラッキングさせた後、FUの針Cに係止されている掛け目50をBDの針dに目移しするとともに、FUの針Fに係止されている第一伏せ目ループ51を対向するBDの針gに目移しする。この第一伏せ目ループ51のBDの針gへの目移しにより、第一伏せ目ループ51は、次に重ね合わされる2つの編目の間に挟まれた状態になり、この第一伏せ目ループ51は、第一伏せ目ループ51に隣接する後側編地の編目43と、この編目43に隣接し、編目43と次のステップで重ね合わされる編目52よりも編地の内方に位置された状態になる。
ステップ14では、FUの針Eに係止されている後側編地の編目43を対向するBDの針fに目移しして、BDの針fに係止されている後側編地の編目52に重ね合わす。このステップ14では、BDの針gに係止されている第一伏せ目ループ51のシンカーループの上方を通るようにして編目43が編目52に重ね合わされる。即ち、第一伏せ目ループ51をBDの針gに係止させているので、編目43が編目52は、第一伏せ目ループ51の上方で重ね合わすことができる。
ステップ15では、給糸口を左方向に移動させながら、BDの針fに係止されている重ね目43,52に連続するように編目53を形成する。この編目53が第三中間ループ53となる。
ステップ16において、BDの針dに係止させていた掛け目50を針から解放した後、ステップ17で、BDの針gに係止されている第一伏せ目ループ51を対向するFUの針Fに目移しする。第一伏せ目ループ51は掛け目50を針から解放することにより、編目が大きくなる。
ステップ18では、後針床を図の右方向に1ピッチラッキングさせた後、FUの針Fに係止されている第一伏せ目ループ51を対向するBDの針fに目移しして、BDの針fに係止されている第三中間ループ53に重ね合わす。
ステップ19では、給糸口を右方向に移動させながら、FUの針Eに掛け目54を形成し、BDの針fに係止されている重ね目51,53に連続するように編目55を形成する。編目55が第二伏せ目ループ55となる。そして、同じように、上記したステップ12からステップ19を繰り返し行って衿の伏せ目処理を行っていく。なお、衿の伏せ目処理は、後身頃の衿の伏せ目処理を行った後、折り返して、前身頃の衿に対しても逆方向に伏せ目処理を行う。
ステップ1からステップ19までの編成では、ステップSに示す後側編地の編目41,45が重ね合わされて、この重ね目に対して第一中間ループ47が連続して形成され、後側編地の編目42,48が重ね合わされて、この重ね目に対して第二中間ループ49が連続して形成される。そして、これら第一中間ループ47と第二中間ループ49を重ね合わせた状態で第一伏せ目ループ51がこの重ね目に連続して形成される。この第一伏せ目ループ51は、次に形成する第三中間ループ53に重ね合わされて、この第一伏せ目ループ51と第三中間ループ53との重ね目に連続する第二伏せ目ループ55が形成される。そして、第二伏せ目ループ55は、次に形成する中間ループと重ね合わされて、この重ね目に連続する新たな伏せ目ループが形成される。このように、本実施形態では、中間ループを編成する前に、伏せ目ループを、次に重ね合わされる二つの編目よりも内方に移動させておいて、中間ループを形成し、内方に移動させた伏せ目ループを中間ループに重ね合わせて新たな伏せ目ループを順次形成する編成を連続して行うことにより、伏せ目処理が施されていく。
本実施形態においては、伏せ目ループが、編地の最終コースの重ね目と中間ループとにより押さえ込まれた状態で伏せ目処理されていくので、伏せ目ループは、編地の最終コースにおいて、表面に現れないようにすることができ、身頃の編み始めと同じような状態にできる。
しかも、第2実施形態においても、衿の編地をコース方向(編幅方向)に引っ張ったときには、伏せ目ループが伸びて、中間ループが縮み、編地をウエール方向(編地の縦方向)に引っ張ったときには、伏せ目ループが縮み、中間ループが伸びる。このように中間ループと伏せ目ループとが互いに伸縮することで、伏せ目処理された部分は、良好な伸縮性を有するようになる。即ち、伏せ目処理した部分は、伸縮しても元の状態に戻るので、編目の状態が安定し、外観が良好になる。しかも、リブ編部分の最終コースに伏せ目処理する場合であっても、伏せ目処理部分が波打ったり、ラッパ状に開いたりすることが無い。
第2実施形態の衿の編成では、1×1のリブ編で衿を編成したが、衿の編成は、これに限らず、天竺や2×2のリブ編であってもよい。但し、2×2のリブ編の場合には、伏せ目処理を行う前に、最終コースが1×1のリブ編の状態とし、その後に、伏せ目処理を行うようにする。
さらに、編地の最終コースの隣接する編目を重ね合わせる場合には、同じ針床において隣合って針に係止される編目を入れ替えた後、前後の針床で対向する編目同士を重ね合わせるようにすると、伏せ目処理を行っていく際に、編目の目移しで捻れ目が生じないようにすることができ、仕上がりがさらに良好になる。
本発明の伏せ目処理方法および伏せ目処理された編地は、ニットウェアの肩部の接合や衿の端部処理を行う際の伏せ目処理を行う場合に適している。
発明の第1実施形態に係る伏せ目処理方法を説明する編成工程図であって、ニットウェアの肩部を接合する際の伏せ目処理の編成工程図である。 発明の第1実施形態に係る伏せ目処理方法を説明する編成工程図であって、ニットウェアの肩部を接合する際の伏せ目処理の編成工程図である。 発明の第1実施形態に係る伏せ目処理方法を説明する編成工程図であって、ニットウェアの肩部を接合する際の伏せ目処理の編成工程図である。 発明の第1実施形態に係る伏せ目処理方法を説明する編成工程図であって、ニットウェアの肩部を接合する際の伏せ目処理の編成工程図である。 発明の第1実施形態に係る伏せ目処理方法を説明する編成工程図であって、ニットウェアの肩部を接合する際の伏せ目処理の編成工程図である。 発明の第2実施形態に係る伏せ目処理方法を説明する編成工程図であって、ニットウェアの衿の端部処理を伏せ目処理で行う場合の編成工程図である。 発明の第2実施形態に係る伏せ目処理方法を説明する編成工程図であって、ニットウェアの衿の端部処理を伏せ目処理で行う場合の編成工程図である。
符号の説明
14,47 第一中間ループ
17,49 第二中間ループ
21,53 第三中間ループ
18,51 第一伏せ目ループ
22,55 第二伏せ目ループ
23 第三伏せ目ループ
24 第四伏せ目ループ
25 第五伏せ目ループ
12,13,15,16,19,20,26〜34 編目
41〜45,48,52 編目
11,46,50,54 掛け目

Claims (5)

  1. 少なくとも前後一対の針床を有し、前後の針床の少なくとも一方が左右にラッキング可能で、前後の針床間で編目の目移しが可能な横編機を用いて編地の端部を伏せ目処理する方法であって、
    編地の最終コースを編幅方向一端側から他端側に向けて伏せ目ループを形成する際に、以下のステップaからステップcを繰り返すことを特徴とする編地の端部を伏せ目処理する方法;
    編幅方向一端側で既に形成されて針床に係止されている伏せ目ループを、次に重ね合わす隣接した最終コースの2つの編目よりも、編幅方向他端側に移動させた状態にするステップa、
    前記伏せ目ループをステップaの状態にしたまま、前記隣接した最終コースの2つの編目を重ね合わせた重ね目に続く中間ループを形成するステップb、
    ステップaの状態にある伏せ目ループをステップbで形成した中間ループに重ね合わせた重ね目に続く次の伏せ目ループを形成するステップc。
  2. 前記隣接した最終コースの2つの編目は、前後の針床で向き合って係止される前側編地および後側編地の編幅方向一端の編目であり、これら編目を重ね合わせた重ね目に続く中間ループを形成することを特徴とする請求項1に記載の編地の端部を伏せ目処理する方法。
  3. 前記隣接した最終コースの2つの編目は、リブ編みで編成された編地の編幅方向一端部で編幅方向に連続する編目であり、これら編目を重ね合わせた重ね目に続く中間ループを形成することを特徴とする請求項1に記載の編地の端部を伏せ目処理する方法。
  4. 前側編地と後側編地の最終コースにおいて対向する編目を接合して編幅方向一端側から他端側に向けて伏せ目ループが形成されて伏せ目処理した編地であって、
    伏せ目ループは、この伏せ目ループに隣接する前側編地および後側編地の最終コースにおいて互いに対向して接合される2つの編目の重ね目で押さえつけられると共に、この重ね目に続いて形成された中間ループの下側に重ね合わされ、
    重ね合わされた伏せ目ループと中間ループとに続いて次の伏せ目ループが形成されて、
    中間ループと伏せ目ループとが連続した編糸で交互に形成されて、接合した前側編地と後側編地の裏面側に伏せ目ループが現れていることを特徴とする伏せ目処理した編地。
  5. リブ編みで編成された編地の最終コースに編幅方向一端側から他端側に向けて伏せ目ループが形成されて伏せ目処理した編地であって、
    伏せ目ループは、編幅方向一端で編幅方向に連続する2つの編目の重ね目で押さえつけられると共に、この重ね目に続いて形成された中間ループの下側に重ね合わされ、
    重ね合わされた伏せ目ループと中間ループとに続いて次の伏せ目ループが形成されて、
    中間ループと伏せ目ループとが連続した編糸で交互に形成されて、伏せ目ループが中間ループと最終コースの編目の重ね目とに押え込まれて編地上端部に伏せ目ループが現れていないことを特徴とする伏せ目処理した編地。
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