JP7251995B2 - 筒状編地の編成方法、及び筒状編地 - Google Patents

筒状編地の編成方法、及び筒状編地 Download PDF

Info

Publication number
JP7251995B2
JP7251995B2 JP2019016359A JP2019016359A JP7251995B2 JP 7251995 B2 JP7251995 B2 JP 7251995B2 JP 2019016359 A JP2019016359 A JP 2019016359A JP 2019016359 A JP2019016359 A JP 2019016359A JP 7251995 B2 JP7251995 B2 JP 7251995B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knitting
base portion
stitch
tubular
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019016359A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020063545A (ja
Inventor
和也 上道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shima Seiki Manufacturing Ltd
Original Assignee
Shima Seiki Manufacturing Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shima Seiki Manufacturing Ltd filed Critical Shima Seiki Manufacturing Ltd
Priority to KR1020190124258A priority Critical patent/KR102266801B1/ko
Priority to DE102019215586.3A priority patent/DE102019215586A1/de
Priority to CN201910960865.5A priority patent/CN111041684B/zh
Publication of JP2020063545A publication Critical patent/JP2020063545A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7251995B2 publication Critical patent/JP7251995B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B1/00Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B1/22Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration
    • D04B1/24Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration wearing apparel
    • D04B1/246Upper torso garments, e.g. sweaters, shirts, leotards
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B7/00Flat-bed knitting machines with independently-movable needles
    • D04B7/10Flat-bed knitting machines with independently-movable needles with provision for narrowing or widening to produce fully-fashioned goods
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B7/00Flat-bed knitting machines with independently-movable needles
    • D04B7/30Flat-bed knitting machines with independently-movable needles specially adapted for knitting goods of particular configuration

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)

Description

本発明は、総針組織の筒状ベース部と、そのウエール方向の終端部に繋がる総針組織の帯状部を備える筒状編地、及び筒状編地の編成方法に関する。
特許文献1,2には、4枚ベッド横編機を用いて、筒状ベース部とその筒状ベース部の終端部に繋がる2層の編組織で構成される帯状部とを備える筒状編地を編成する方法が開示されている。特許文献1,2では、筒状ベース部と帯状部を共に総針組織とすることで、見栄えの良い筒状編地を編成している。ここで、総針組織とは、横編機において編幅方向に隣接する編目の間に空針を設けることなく編成する総針編成により形成された編組織のことである。総針編成では、編幅方向に隣接する編目の間隔が最小となっているので、総針組織は、編目のウエール方向の大きさと隣接する編目間を繋ぐシンカーループの長さのバランスが良い編組織となり、優れた見栄えを備える。筒状ベース部と帯状部とが総針組織であることは、編糸に対する編目の大きさ、編目の間隔とその大きさが均一であることなどから判断できる。
特許文献1,2では、まず、総針組織の第一ベース部と第二ベース部とが筒状に繋がった筒状ベース部を編成する。次いで、筒状ベース部の編成範囲の外側に編出し部を形成する。そして、編出し部を基点とし、総針組織の第一層と第二層とで構成される帯状部を編成しながら、筒状ベース部の筒状の終端部を周回するように筒状ベース部と帯状部とを繋げる。筒状ベース部と帯状部とを繋げる際、特許文献1,2では、(1)筒状の帯状部を筒状ベース部の側に移動させて、帯状部の編目を筒状ベース部の編目に重ね合わせることと、(2)その重ね目を含む帯状部のウエール方向に続けて、帯状部の新たなコースを形成することと、を繰り返している。その結果、総針組織の筒状ベース部と、筒状ベース部の終端部に繋がる2層の総針組織で構成される帯状部とを備える筒状編地を編成できる。その筒状編地の帯状部のウエール方向は、筒状ベース部の周方向に沿った方向となる。
筒状ベース部と帯状部とを総針組織とすると、帯状部を筒状ベース部の側に移動させる際、編目の移動のための空針を確保することが難しい。そこで、特許文献1では、帯状部の第一層の編幅に対して第二層の編幅を極端に小さくすることで、編目の移動のための空針を確保している(特に特許文献1の図2を参照)。また、特許文献2では、帯状部の第一層と第二層とを編幅方向にずれた状態とすることで、編目の移動のための空針を確保している(特に特許文献2の図2を参照)。
特開2014-074240号公報 特開2015-110849号公報
特許文献1,2の筒状編地の編成方法では、帯状部のデザインの自由度が低いという問題がある。既に述べたように、特許文献1では第一層の編幅と第二層の編幅とを極端に変えており、特許文献2では第一層と第二層とを編幅方向にずれた状態にしている。いずれの場合も、第一層の編幅方向の端部編目と第二層の編幅方向の端部編目とを繋ぐ渡り糸の長さが長くなり、帯状部の編目が不揃いになる。渡り糸が長すぎると、帯状部を編成できない場合もある。そのため、従来の編成方法では、帯状部の各層の編幅方向の編目数を5目以上とすることが実質的にできない。また、従来の編成方法では、第一層と第二層とを前後の針床で対向させた状態で編成できないため、第一層と第二層とを袋状に繋げた帯状部以外は編成できないという問題もある。
上記事情に鑑み、本発明の目的の一つは、筒状ベース部とその終端部に形成される帯状部とを備える筒状編地を編成するにあたり、帯状部の形成に制限が無い筒状編地の編成方法を提供することにある。また、本発明の別の目的は、上記筒状編地の編成方法で得られた筒状編地を提供することにある。
<1>本発明の筒状編地の編成方法は、
前後に対向する一側針床と他側針床とを備える横編機を用いて、
前記一側針床に係止される第一ベース部と前記他側針床に係止される第二ベース部とが筒状に繋がった筒状ベース部を編成し、
前記筒状ベース部の編成範囲の外側に編出し部を形成し、
前記編出し部を基点とし、第一層と第二層とで構成される2層の帯状部を編成しながら、前記筒状ベース部の筒状の終端部を周回するように前記筒状ベース部と前記帯状部とを繋げる筒状編地の編成方法において、
前記筒状ベース部及び前記帯状部の両方を総針編成、又は1×1の針抜き編成で形成すると共に、
前記筒状ベース部と前記帯状部とを繋げる際、
前記第一ベース部における前記帯状部との接合側の端部にある第一編目を前記帯状部の側に移動させ、前記第一編目と前記帯状部の任意の第二編目とを重ね合わせる工程Aと、
前記帯状部の編成コース数を増す工程Bと、を交互に繰り返し、
前記工程Aと前記工程Bとを繰り返す過程で、前記第二ベース部における前記接合側と反対側の端部にある第三編目を前記一側針床に回し込み、前記筒状ベース部を針床上で回転させる工程Cを行い、
前記第一ベース部と前記帯状部との接合が終了したら、前記第二ベース部に対して前記工程A、前記工程B、及び前記工程Cと同様の編成を行う。
『1×1の針抜き編成』とは、編幅方向に隣接する編目の間に空針を1つだけ配置した状態、即ち編目が係止される編針と編目が係止されない編針(空針)とが交互に並んだ状態で編成をすることを示す。2枚ベッド横編機で2層の筒状ベース部と帯状部を編成する場合、編目の目移し、及びリブ組織などの表目と裏目とが混在する編組織を編成するために、編幅方向に隣接する編目の間に一つ以上の空針が必要となる。『1×1の針抜き編成』は、2枚ベッド横編機で隣接する編目の間隔を最小とした編成であり、4枚ベッド横編機における総針編成に相当する編成である。ここで、編幅方向に隣接する編目の間に空針を2つ以上配置した状態で編成すると、編目のウエール方向の大きさと、隣接する編目を繋ぐシンカーループの長さとのバランスが崩れた見栄えの良くない編組織となる。
ここで、『前記第二ベース部に対して前記工程A、前記工程B、及び前記工程Cと同様の編成を行う』とは、工程A,B,Cにおける『第一ベース部』を『第二ベース部』に読み替えた編成を行うことである。
<2>本発明の筒状編地の編成方法の一形態として、
前記第二編目は、前記他側針床の側にある編目であり、かつ前記筒状ベース部との接合側の端部より内側の編目である形態を挙げることができる。
<3>上記<2>に係る本発明の筒状編地の編成方法の一形態として、
前記第一編目と前記第二編目との重ね合わせ箇所の近傍で、前記第一層の編糸と前記第二層の編糸とを前記帯状部の厚み方向に交差させることで、前記第一層と前記第二層とを綴じ合わせる形態を挙げることができる。
<4>上記<2>又は<3>に係る本発明の筒状編地の編成方法の一形態として、
前記第一編目は、前記第二編目の表側に重ね合わせる形態を挙げることができる。
<5>本発明の筒状編地の編成方法の一形態として、
前記工程Aと前記工程Bとを繰り返す際、前記終端部の周形状に前記帯状部を一致させるために、一部の前記工程Aで前記帯状部を2コース以上編成する形態を挙げることができる。
<6>本発明の筒状編地の編成方法の一形態として、
前記帯状部を編成する前に、少なくとも前記一側針床における前記筒状ベース部の編成範囲の外側に、前記筒状ベース部寄りに配置される第一編目列と、前記第一編目列よりも更に外側に配置される第二編目列とで構成される連結編目列を編成し、
前記帯状部は、前記第一編目列のウエール方向に連続して編成し、
前記帯状部の編成後に、前記帯状部の終端編目列と前記第二編目列とを重ね合わせてから、前記終端編目列を伏せ目処理し、
前記連結編目列は、前記筒状ベース部側から前記第一編目列の編目と前記第二編目列の編目を交互に編成する、又は前記筒状ベース部から離隔した側から前記第二編目列の編目と前記第一編目列の編目を交互に編成することで形成する形態を挙げることができる。
<7>本発明の筒状編地は、
第一ベース部と第二ベース部とが筒状に繋がった筒状ベース部と、
第一層と第二層の2層で構成され、前記筒状ベース部の終端部に繋がる帯状部と、を備え、
前記帯状部のウエール方向が、前記筒状ベース部の周方向に沿っている筒状編地であって、
前記帯状部の各層の編幅方向の編目数が5目以上で、かつ
前記筒状ベース部及び前記帯状部が共に総針組織、又は1×1の針抜き組織である。
『1×1の針抜き組織』は、『1×1の針抜き編成』で編成された編組織のことである。筒状ベース部及び帯状部が共に総針組織、又は1×1の針抜き組織であることは、筒状ベース部及び帯状部を見れば分かる。既に述べたように、編幅方向に隣接する編目の間に空針を2つ以上配置した状態で編成すると、編目のウエール方向の大きさと、隣接する編目を繋ぐシンカーループの長さとのバランスが崩れた見栄えの良くない編組織となる。
本発明の筒状編地の編成方法によれば、帯状部の各層の編幅が5目以上である本発明の筒状編地を編成することができる。また、本発明の筒状編地の編成方法によれば、帯状部の編組織を自由に設定することができる。例えば、ガーター組織、リブ組織、又は帯状部の第一層と第二層とを繋ぎ合わせた編組織などで帯状部を構成することができる。
上記<2>の編成方法によれば、筒状ベース部と帯状部との接合箇所を、筒状編地の外側から見えないように帯状部で隠すことができる。そのため、筒状編地の見栄えを向上させることができる。
上記<3>の筒状編地の編成方法によれば、筒状編地における帯状部の第一層と第二層とが編幅方向にずれることを抑制できる。そのため、帯状部が変形して、帯状部で隠した接合箇所が筒状編地の外側に露出することを抑制できる。
上記<4>の筒状編地の編成方法によれば、筒状ベース部と帯状部との接合箇所を綺麗に仕上げることができる。
上記<5>の筒状編地の編成方法によれば、引き返し編成などを行って筒状ベース部の終端部に段差ができていても、筒状ベース部の終端部の周形状に合わせて帯状部を終端部に接合できる。そのため、段差のある終端部に繋がる帯状部に皺が形成されたり、帯状部が変形したりすることが無く、帯状部が終端部に綺麗に接続された筒状編地を編成できる。
上記<6>の筒状編地の編成方法によれば、帯状部の始端と終端とを連結編目列で連結できる。筒状編地が完成したら、連結編目列の両端部を引っ張るだけで帯状部の始端と終端とを繋ぎ目無く連結できる。
実施形態1に示すセーター(筒状編地)の概略構成図である。 実施形態1に示す筒状編地の編成手順のイメージ図である。 実施形態1に示す筒状編地の編成方法にかかる編成工程の前半部分を示す図である。 実施形態1に示す筒状編地の編成方法にかかる編成工程の後半部分を示す図である。 実施形態1に示すセーターの衿近傍の拡大写真を示す図である。 その他の実施形態に示すガーター組織の帯状部を備えるセーターの衿近傍の拡大写真を示す図である。 その他の実施形態に示すリブ組織の帯状部を備えるセーターの衿近傍の拡大写真を示す図である。 実施形態2に示す筒状編地の編成手順のイメージ図である。 実施形態2で説明する連結編目列を、一側針床と他側針床の両方に編成した状態を示す概略図である。
<実施形態1>
本実施形態1では、本発明の筒状編地の編成方法を用いて、身頃と袖とを有するセーター(筒状編地)を編成する例を説明する。
図1に示すセーター100(筒状編地)は、身頃50と左袖61と右袖62とを有する。身頃50は、便宜上、前身頃51と後身頃52とに分けることができ、その身頃50の衿ぐり70には、2層の編組織で構成される衿80が編成によって接合されている。身頃50は、総針組織の第一ベース部(後身頃52)と、総針組織の第二ベース部(前身頃51)とが筒状に繋がった筒状ベース部10である。一方、衿80は、総針組織の第一層と第二層とで構成される帯状部20である。第一層と第二層とは厚み方向に重なっている。第一層と第二層の編幅は5目以上となっている。
身頃50のウエール方向は、図中の矢印で示すように裾から衿ぐり70に向う方向である。そのため、衿ぐり70は、身頃50のウエール方向の終端部10Eで構成される。一方、衿80のウエール方向は、図中の矢印で示すように、身頃50の周方向、即ち衿ぐり70の周方向に沿っている。衿80の始端と終端とは接合部90で接合される。本例では、始端と終端との接合は縫製で行われている。セーター100における接合部90以外の部分は全て無縫製の編地である。
上記セーター100は、身頃50も衿80も総針組織で構成されている。総針組織の身頃50と衿80では、針抜き編成された編地に比べて、編目が詰んだ状態で、かつ均一になっているため、上記セーター100は非常に優れた見栄えを備える。
図1のセーター100は、本発明の筒状編地の編成方法によって編成される。まず、図2の編成イメージ図を参照し、本発明の筒状編地の編成方法の概略を説明する。図中の「T+数字」は編成工程の番号を示す。図2では、身頃50を筒状ベース部10、後身頃52を第一ベース部11、前身頃51を第二ベース部12、衿80を帯状部20として説明を行う。図中のクロスハッチングで示す部分は一側針床に係止される部分、垂線のハッチングで示す部分は他側針床に係止される部分を示している。また、各部のウエール方向は太線矢印で示している。なお、図2はあくまで編成方法の概略を判り易く示したものに過ぎない。実際の編目の配置などの編成方法の詳細は、後述する図3,4の編成工程図を参照して説明する。
図2のT1では、筒状ベース部10の編成が完了し、その筒状ベース部10の編成範囲の外側に帯状部20が1コース分編成された状態が示されている。T1に示される帯状部20は、帯状部20の始端28である。この状態から、折れ線矢印で示すように、筒状ベース部10を帯状部20の側に移動させて、筒状ベース部10と帯状部20とを繋げる。より具体的には、第一ベース部11における帯状部20との接合側の端部編目(後述する図3の第一編目1)を帯状部20の側に移動させ、その端部編目と帯状部20の任意の編目(図3の第二編目2)とを重ね合わせる(工程Aに相当)。
T2では、帯状部20の編成コース数を増す(工程Bに相当)。帯状部20の編成コース数を増すことで、T1で重ねた第一ベース部11の端部編目と帯状部20の任意の編目とが固定され、針床から外れる。つまり、第一ベース部11の端部編目が伏せ目処理される。帯状部20の編成コース数は、終端部10Eの周形状に合わせて適宜選択することができる。例えばVネックセーターのように、図1の衿ぐり70の前下りが大きい場合、その前下りが大きくなった部分では衿ぐり70(終端部10E)の編幅方向に隣り合う編目はウエール方向に大きくずれている。この前下りが大きくなった部分では、複数コースの衿80(帯状部20)を編成してから身頃50(筒状ベース部10)に繋げると、衿ぐり70の周形状に沿った形状の衿80を形成できる。
以降はT1とT2とを繰り返す。ここで、T2では更に、湾曲矢印で示すように、第二ベース部12における接合側とは反対側の端部編目(図4の第三編目3)を一側針床に回し込んでいる(工程C)。この工程Cは、一側針床に係止される筒状ベース部10の編目数(T2では第一ベース部11の編目数)と、他側針床に係止される筒状ベース部10の編目数(T2では第二ベース部12の編目数)との差が大きくなったときに行えば良い。工程Cは、工程Aを行うたびに実施しても良いし、複数回の工程Aを行った後に実施しても良い。
T3には、第一ベース部11への帯状部20の接合が終了した状態が示されている。第一ベース部11には衿80(図1)となる帯状部20が繋げられ、第二ベース部12が一側針床と他側針床とに分かれて係止された状態になっている。この状態からT1,T2と同様の編成を繰り返し、第二ベース部12への帯状部20の接合を行う。
T4には、第一ベース部11に続いて第二ベース部12への帯状部20の接合が終了した状態が示されている。T4では、帯状部20の終端29のみが針床に係止された状態になっている。終端29に公知の伏せ目処理(例えば、特許第3044368号公報、特許第3798062号公報などを参照)を行い、終端29を針床から外してセーター100の編成を終了する。後は、帯状部20の始端28と終端29とを縫製で接合し、図1のセーター100を完成させる。
以上説明したように、本例では、筒状ベース部10を針床上で回転させながら、筒状ベース部10の終端部10Eの編目を帯状部20に寄せて、筒状ベース部10と帯状部20とを接合している。その際、筒状ベース部10の編成範囲の外側で帯状部20を編成しているため、帯状部20を多彩な柄の総針組織とすることができる。
次に、本発明の筒状編地の編成方法の具体的な編成工程を図3,4に基づいて説明する。図中の「S+数字」は編成工程の番号を、FDは下部前針床(一側針床)を、FUは上部前針床(一側針床)を、BDは下部後針床(他側針床)を、BUは上部後針床(他側針床)を示す。BD,BUは、FD,FUに対して左右にラッキング可能で、前後の針床間で編目の目移しが可能である。第一ベース部11の編目はダイヤマークで、第二ベース部12の編目は五角形マークで、帯状部20の編目は丸マークで、給糸部材9は逆三角マークで示す。各編成工程で新たに編成された編目は塗り潰して示す。図中の太線矢印は目移しを示している。
図3のS0には、BDの編針に第一ベース部11の編目が、FDの編針に第二ベース部12の編目が係止された状態が示されている。両ベース部11,12の編目の数を実際の数よりも少なくしている。S0では、BD,BUは左右にラッキングされていない状態となっている。
S1では、第一ベース部11の全ての編目をFUに移動させ、FD,FUに対して相対的にBD,BUを紙面右方向に最大限ラッキングさせた後、第一ベース部11の全ての編目をBDに戻す。BD,BUを右方向に最大限ラッキングさせているのは、後工程で帯状部20に筒状ベース部10を接合するためにBD,BUを徐々に左方向にラッキングさせるからである。その結果、接合の度に第一ベース部11全体を目移しする必要がなくなる。筒状ベース部10は、以降の編成で新たに編成コース数を増すことがないため、編目を移動させる頻度を低下させることで、筒状ベース部10の編目にかかる負荷を低減でき、編目の糸切れなどを防ぐことができる。ここで、本例ではラッキングピッチを5ピッチとしているが、これは本例で使用する横編機の構造上の問題である。ラッキングピッチに制限が無いのであれば、筒状ベース部10の全ての編目を帯状部20に接合したときに、ラッキングピッチがゼロとなるように、BD,BUを右方向にラッキングさせると良い。
S2では、筒状ベース部10の編成範囲の外側に編出し部20sを編成する。本例では、筒状ベース部10におけるBD,BUのラッキング方向の反対側に隣接する位置に編出し部20sを形成している。編出し部20sの編成方法は特に限定されず、公知の編成方法(例えば、特開昭60-194154号公報を参照)を利用することができる。
S3では、給糸部材9を右方向に移動させ、帯状部20の第一層21を1コース編成し、次いで給糸部材9を左方向に移動させ、帯状部20の第二層22を1コース編成する。本例では、紙面左側から順次、BDで2つ、FDで2つ、BDで3つの編目を連続して編成することで第一層21を編成している。第二層22は、FDとBDの対向方向に第一層21と対称な編目で構成されている。第一層21と第二層22の編幅方向の編目数は特に限定されない。例えば、編目数は、本例に示すように従来技術では不可能であった5目以上としても良いし、4目以下でも良い。
次のS4~S6では、第一ベース部11を帯状部20の側に寄せ、第一ベース部11の第一編目1と、帯状部20の任意の第二編目2と、を重ねる工程A(図2のT1参照)を行う。第二編目2は、帯状部20の編目であればどれでも良いが、特にFDの側に係止される複数の編目のうち、接合側の端部(第二層22の紙面右端の編目)よりも内側の編目とすることが好ましい。本例では、第二層22のうち、接合側の端部よりも2つ内側の編目、つまり端部から数えて3つ目の編目を第二編目2としている。その他、端部から数えて4つ目の第一層21の編目を第二編目2としても良い。第二編目2をこのように設定することで、筒状ベース部10と帯状部20との接合箇所を、セーター100(図1)の外側から見えないように帯状部20で隠すことができる。そのため、セーター100の見栄えを向上させることができる。
S4では、FDに係止される帯状部20の全ての編目をBUに移動させる。S5では、BD,BUを左方向に3ピッチラッキングさせ、第一ベース部11の端部編目である第一編目1をFDに移動させる。S6では、BD,BUを右方向に3ピッチラッキングさせ、BUに預けておいた全ての編目をFDに戻す。その結果、帯状部20の編幅内に、第一編目1と第二編目2とを重ねた重ね目4が形成される。帯状部20の外側である第二編目2の表側(FD側)に第一編目1を重ねた重ね目4が形成される。
S4~S6の手順では、第二編目2におけるFD側に第一編目1が重ねられる。この場合、第一編目1からBDに延びる渡り糸が帯状部20の内周側(図1におけるセーター100の内部側)に回り込むので、筒状ベース部10と帯状部20との接合箇所を綺麗に仕上げることができる。これに対して、帯状部20の内側である第二編目2の裏側(BD側)に第一編目1を重ねることもできる。その場合、S3の状態からS5に相当する工程のみを行えば良いので、編成工程を少なくすることができる。
ここで、本例では、重ね目4の近傍で第一層21の編糸と第二層22の編糸とを帯状部20の厚み方向に交差させて、第一層21と第二層22とを綴じ合わせている(S3を参照)。そのため、第一層21と第二層22とが編幅方向にずれることを抑制できる。その結果、帯状部20が変形して、帯状部20で隠した接合箇所がセーター100(図1)の外側に露出することを抑制できる。
図4のS7,S8では、次の工程A(2回目の工程A)の前に、第一層21を第一ベース部11に隣接する位置に移動させ、1回目の工程A(S5,S6)の第一編目1の移動によって形成された空針を無くす。具体的には、S7では、BDに係止される帯状部20の編目の全てをFUに移動させる。続くS8では、BD,BUを左方向に1ピッチラッキングさせてから、FUに預けておいた編目の全てをBDに戻す。
S7,S8を行うことで、次の第一編目1(S9参照)を編幅方向に移動させる距離が大きくなることを抑制できる。そのため、第一編目1(S9)とその隣の編目との間を繋ぐ編糸にかかる負荷を低減でき、筒状ベース部10を構成する編糸の糸切れを抑制できる。ここで、帯状部20は、以降の編成で新たに編成コース数を増すため、特定の編目に過度の負荷がかかることがない。従って、第一層21を第一ベース部11の側に移動させることが、その逆よりも好ましい。
S9では、第二ベース部12における接合側と反対側の端部(紙面右側の端部)にある第三編目3をBDに回し込む(工程C)。このS9は、第一編目1を第二編目2に重ねることで、BDに係止される筒状ベース部10の編目数が、FDに係止される筒状ベース部10の編目数よりも少なくなったために行っている。BDの編目数とFDの編目数の差が一つしかないため、この段階でS9を行わなくても構わない。工程Cは、前後の編目数の差が四つ以上となることがないように行うことが好ましい。
S9の後は、第一層21の右側(接合側)に隣接する編目を第一編目1とし、図3,4のS3~S8と同様の編成を行う。つまり、本例では、S1→S2→S3→S4→S5→S6→S7→S8→S9→S3→S4→S5→S6→S7→S8の順に編成を実施する。その結果、S10に示すように、第一ベース部11の編目が更に帯状部20に繋がり、第一ベース部11の編目数と第二ベース部12の編目数が揃う。
S10の後も、工程A,Bを2回繰り返す間に工程Cを行うことを繰り返し、筒状ベース部10の編目を全て帯状部20に繋げる。その結果、S11に示すように、筒状ベース部10の最後の編目が帯状部20に重ねられた状態になる。最後に、S11の編目を公知の伏せ目処理にてFD,BDから外す。
以上説明した筒状編地の編成方法により得られたセーター100の衿80近傍の写真を図5に示す。図5のセーター100を見れば明らかなように、身頃50(筒状ベース部)と衿80(帯状部)とで編目の大きさが揃っており、しかも組織が乱れることなく非常に美しく仕上がっていることが分かる。しかも、衿80は二層構造を有しており、セーター100を着用する際に衿80が変形したり破れたりといった不具合も生じ難い。
<実施形態2>
実施形態2では、帯状部20の始端28と終端29とを繋ぐ連結編目列30を形成する例を図8のイメージ図に基づいて説明する。図8の黒点はBDの編針を示す。図8では、説明の便宜上、FDの編針とその編針に係止される帯状部20の編目を省略している。実際の帯状部20は、図3に示されるように、2層の編地である。
実施形態2では、図8(A)に示すように、帯状部20を編成する前に、連結編目列30を編成する。図8(A)に太線矢印で示す紙面右側には、図示しない筒状ベース部10が係止されている。つまり、連結編目列30は、筒状ベース部10の編成範囲の外側に編成される。本例の連結編目列30は、筒状ベース部10及び帯状部20を編成する編糸とは別の編糸を用いて編成されるが、同じ編糸を用いて編成することもできる。連結編目列30の編糸に付されている矢印は給糸部材の移動方向を示している。つまり、連結編目列30を構成する編目は、矢印で示す順に編成される。連結編目列30の編目の編成方向は全て同一方向(筒状ベース部10から離れる方向)である。
連結編目列30は、筒状ベース部10寄り(紙面右側)に配置される第一編目列31と、第一編目列31よりも更に外側(紙面左側)に配置される第二編目列32とで構成される。連結編目列30は、筒状ベース部10側から第一編目列31の編目31a,31b,31cと第二編目列32の編目32a,32b,32cを交互に編成することで形成される。従って、第一編目列31と第二編目列32とは渡り糸40で繋がる。編目31a,31b,31cは、図示しないFDに一時的に掛け目を形成するなどすれば編み易くなる。この連結編目列30を帯状部20に固定するために、連結編目列30の編幅方向の一端側又は他端側の一部の編目を捻り目としても良い。例えば、編目31a又は編目32cを捻り目とすることが挙げられる。
連結編目列30を編成したら、図8(B)に示されるように、連結編目列30の第一編目列31のウエール方向に連続して帯状部20を編成する。図8(B)では、説明の便宜上、帯状部20が係止される編針を、第二編目列32が係止される編針よりも高い位置に図示している。本例では、連結編目列30はBDに形成されているため、帯状部20におけるBDで編成される部分が、第一編目列31のウエール方向に連続して編成される。
図8(B)には、帯状部20の終端編目列20eが係止された状態が示されている。この状態から、図8(C)に示すように、帯状部20の終端編目列20eと第二編目列32とを重ね合わせる。このとき、第二編目列32は、渡り糸40が捻じれないように、終端編目列20eの表側(紙面奥側)に重ねられる。
最後に、図8(C)の状態から終端編目列20eを伏せ目処理する。その結果、図2のT4に示す帯状部20の始端28と終端29とが、連結編目列30を構成する編糸で繋がった状態になる。その連結編目列30の少なくとも一端を引っ張れば、始端28と終端29とが閉じ合わされる。連結編目列30は、帯状部20のうち、セーター100の外側から見える部分を繋ぐため、始端28と終端29との繋ぎ目が綺麗に仕上がる。本例とは異なり、始端28と終端29とを縫製で接合する場合、縫製を行う作業者の技量によって上記繋ぎ目の仕上がりにバラツキが生じる。これに対して、連結編目列30を用いる本例の構成では、そのようなバラツキは生じない。
≪変形例≫
変形例として、図8(A)に示す連結編目列30は、筒状ベース部10から離隔した側から順次第二編目列32の編目と第一編目列31の編目を交互に編成することで形成しても良い。この場合、渡り糸40の上下の重なり方が、図8(A)とは逆になるので、図8(C)において、終端編目列20eの裏側(紙面手前側)に第二編目列32を重ね合わせる。
その他の変形として、図9に示すように、BDとFDのそれぞれに連結編目列30を形成しても良い。連結編目列30の編目は、矢印の順に編成される。この場合、BDの第一編目列31とFDの第一編目列31とを、帯状部20の編出し部20s(図3)として利用できる。本例によれば、帯状部20の始端28と終端29とを筒状に連通させることができる。
<その他の実施形態>
本発明の筒状編地の編成方法は、セーター以外の編地の編成にも利用できる。例えば、ニットバッグなどの開口部の編成に、本発明の編地の編成方法を適用することもできる。また、本発明の筒状編地の編成方法では、図3,4を参照して説明したように、筒状ベース部10の編成範囲の外側で帯状部20を編成しているため、帯状部20の形状や柄を自由に変化させることができる。例えば、第一層21と第二層22とが筒状に繋がった帯状部20とすることもできる。また、図6に示すように帯状部20をガーター組織とする、あるいは図7に示すように帯状部20をリブ組織とすることも可能である。図6,7に示すように、衿80に組織柄を形成する場合、衿80の編幅(画像の上下方向の幅)が大きいと、衿80の組織柄の見栄えが非常に良くなる。このように、衿80の編幅を大きくできることは、セーター100のデザイン性の向上に極めて大きな影響を与えることがわかる。その他、2枚ベッド横編機を用いて本発明の筒状編地の編成方法を実施する場合、筒状ベース部10と帯状部20は1×1の針抜き編成によって編成する。もちろん、4枚ベッド横編機で筒状ベース部10と帯状部20は1×1の針抜き編成によって編成しても良い。
1 第一編目
2 第二編目
3 第三編目
4 重ね目
10 筒状ベース部 10E 終端部
11 第一ベース部 12 第二ベース部
20 帯状部 20e 終端編目列 20s 編出し部
21 第一層 22 第二層 28 始端 29 終端
30 連結編目列
31 第一編目列 31a,31b,31c 編目
32 第二編目列 32a,32b,32c 編目
40 渡り糸
9 給糸部材
100 セーター(筒状編地)
50 身頃(筒状ベース部)
51 前身頃 52 後身頃
61 左袖 62 右袖
70 衿ぐり
80 衿(帯状部)
90 接合部

Claims (7)

  1. 前後に対向する一側針床と他側針床とを備える横編機を用いて、
    前記一側針床に係止される第一ベース部と前記他側針床に係止される第二ベース部とが筒状に繋がった筒状ベース部を編成し、
    前記筒状ベース部の編成範囲の外側に編出し部を形成し、
    前記編出し部を基点とし、第一層と第二層とで構成される2層の帯状部を編成しながら、前記筒状ベース部の筒状の終端部を周回するように前記筒状ベース部と前記帯状部とを繋げる筒状編地の編成方法において、
    前記筒状ベース部及び前記帯状部の両方を総針編成、又は1×1の針抜き編成で形成すると共に、
    前記筒状ベース部と前記帯状部とを繋げる際、
    前記第一ベース部における前記帯状部との接合側の端部にある第一編目を前記帯状部の側に移動させ、前記第一編目と前記帯状部の任意の第二編目とを重ね合わせる工程Aと、
    前記帯状部の編成コース数を増す工程Bと、を交互に繰り返し、
    前記工程Aと前記工程Bとを繰り返す過程で、前記第二ベース部における前記接合側と反対側の端部にある第三編目を前記一側針床に回し込み、前記筒状ベース部を針床上で回転させる工程Cを行い、
    前記第一ベース部と前記帯状部との接合が終了したら、前記第二ベース部に対して前記工程A、前記工程B、及び前記工程Cと同様の編成を行う筒状編地の編成方法。
  2. 前記第二編目は、前記他側針床の側にある編目であり、かつ前記筒状ベース部との接合側の端部より内側の編目である請求項1に記載の筒状編地の編成方法。
  3. 前記第一編目と前記第二編目との重ね合わせ箇所の近傍で、前記第一層の編糸と前記第二層の編糸とを前記帯状部の厚み方向に交差させることで、前記第一層と前記第二層とを綴じ合わせる請求項2に記載の筒状編地の編成方法。
  4. 前記第一編目は、前記第二編目の表側に重ね合わせる請求項2又は請求項3に記載の筒状編地の編成方法。
  5. 前記工程Aと前記工程Bとを繰り返す際、前記終端部の周形状に前記帯状部を一致させるために、一部の前記工程Aで前記帯状部を2コース以上編成する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の筒状編地の編成方法。
  6. 前記帯状部を編成する前に、少なくとも前記一側針床における前記筒状ベース部の編成範囲の外側に、前記筒状ベース部寄りに配置される第一編目列と、前記第一編目列よりも更に外側に配置される第二編目列とで構成される連結編目列を編成し、
    前記帯状部は、前記第一編目列のウエール方向に連続して編成し、
    前記帯状部の編成後に、前記帯状部の終端編目列と前記第二編目列とを重ね合わせてから、前記終端編目列を伏せ目処理し、
    前記連結編目列は、前記筒状ベース部側から前記第一編目列の編目と前記第二編目列の編目を交互に編成する、又は前記筒状ベース部から離隔した側から前記第二編目列の編目と前記第一編目列の編目を交互に編成することで形成する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の筒状編地の編成方法。
  7. 第一ベース部と第二ベース部とが筒状に繋がった筒状ベース部と、
    第一層と第二層の2層で構成され、前記筒状ベース部の終端部に無縫製で繋がる帯状部と、を備え、
    前記帯状部のウエール方向が、前記筒状ベース部の周方向に沿っている筒状編地であって、
    前記帯状部の各層の編幅方向の編目数が5目以上で、かつ
    前記筒状ベース部及び前記帯状部が共に総針組織、又は1×1の針抜き組織である筒状編地。
JP2019016359A 2018-10-11 2019-01-31 筒状編地の編成方法、及び筒状編地 Active JP7251995B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020190124258A KR102266801B1 (ko) 2018-10-11 2019-10-08 통모양 편성포의 편성방법 및 통모양 편성포
DE102019215586.3A DE102019215586A1 (de) 2018-10-11 2019-10-10 Verfahren zum stricken eines schlauchgestricks und schlauchgestrick
CN201910960865.5A CN111041684B (zh) 2018-10-11 2019-10-11 筒状编织物的编织方法及筒状编织物

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018192703 2018-10-11
JP2018192703 2018-10-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020063545A JP2020063545A (ja) 2020-04-23
JP7251995B2 true JP7251995B2 (ja) 2023-04-04

Family

ID=70386907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019016359A Active JP7251995B2 (ja) 2018-10-11 2019-01-31 筒状編地の編成方法、及び筒状編地

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7251995B2 (ja)
KR (1) KR102266801B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7357581B2 (ja) * 2020-04-10 2023-10-06 株式会社島精機製作所 筒状編地の編成方法、及び筒状編地

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000256946A (ja) 1999-03-05 2000-09-19 Shima Seiki Mfg Ltd 2層構造部を有する衿付き身頃の編成方法
JP2000355859A (ja) 1999-06-11 2000-12-26 Shima Seiki Mfg Ltd 二層状ニットスカートの製造方法、および二層状ニットスカート
JP2017166084A (ja) 2016-03-15 2017-09-21 株式会社島精機製作所 筒状編地の編成方法、および筒状編地
US20170340038A1 (en) 2016-05-25 2017-11-30 Supreme Corporation Cut, slash and/or abrasion resistant protective fabric and lightweight shaped knit garment made therefrom having improved appearance and cut resistance

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6025484B2 (ja) 2012-10-03 2016-11-16 株式会社島精機製作所 伏目方法、および編地
JP2015110849A (ja) 2013-12-06 2015-06-18 株式会社島精機製作所 編地の編成方法
JP6541621B2 (ja) * 2016-06-06 2019-07-10 株式会社島精機製作所 筒状編地の編成方法、および筒状編地

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000256946A (ja) 1999-03-05 2000-09-19 Shima Seiki Mfg Ltd 2層構造部を有する衿付き身頃の編成方法
JP2000355859A (ja) 1999-06-11 2000-12-26 Shima Seiki Mfg Ltd 二層状ニットスカートの製造方法、および二層状ニットスカート
JP2017166084A (ja) 2016-03-15 2017-09-21 株式会社島精機製作所 筒状編地の編成方法、および筒状編地
US20170340038A1 (en) 2016-05-25 2017-11-30 Supreme Corporation Cut, slash and/or abrasion resistant protective fabric and lightweight shaped knit garment made therefrom having improved appearance and cut resistance

Also Published As

Publication number Publication date
KR20200041266A (ko) 2020-04-21
JP2020063545A (ja) 2020-04-23
KR102266801B1 (ko) 2021-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6766667B2 (en) Knitted fabric having open part and knitting method therefor
EP1842948B1 (en) Method for knitting double tubular fabric
KR101201238B1 (ko) 횡편기로 편성되는 니트웨어 및 그 편성방법
JPH02229248A (ja) 筒状編地の編成方法
US6935140B2 (en) Method of knitting tubular knitted fabric
JP3968100B2 (ja) 筒状編地の編成方法
JP5567565B2 (ja) 袖と身頃を有するニットウェアおよびその編成方法
US7383705B2 (en) Method of knitting tubular knitted fabric
KR20070022634A (ko) 라글란 소매가 있는 니트웨어의 편성방법 및 라글란소매가 있는 니트웨어
CN109837649B (zh) 针织品的编织方法
JP7251995B2 (ja) 筒状編地の編成方法、及び筒状編地
JP3251521B2 (ja) 二層構造を有するニット衣類およびその編成方法
WO2002092895A1 (fr) Procede de tricotage sur machine de tricotage rectiligne, et programme de tricotage
JP5804729B2 (ja) 筒状編地の編成方法、および筒状編地
CN111041684B (zh) 筒状编织物的编织方法及筒状编织物
KR102266807B1 (ko) 통모양 편성포의 편성방법 및 통모양 편성포
WO2003102284A1 (fr) Procede de tricotage de vetements tricotes a col devant et vetement tricote a col devant
JP7357581B2 (ja) 筒状編地の編成方法、及び筒状編地
JP4814078B2 (ja) 編地の端部を伏せ目処理する方法および伏せ目処理された編地
WO2001064987A1 (fr) Procede de tricotage du col d'un vetement tricote au moyen d'un metier a tricoter trame et vetement tricote
KR102460427B1 (ko) 의류의 트임부 중첩구조를 개선한 홀가먼트 편직방법
JP6104080B2 (ja) スリットを有する筒状編地の編成方法
JP2015021211A (ja) リボンを備える編地の編成方法、および編地
JP2008179929A (ja) 無縫製チェーン状編地およびその編成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7251995

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150