JP2015110849A - 編地の編成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】適度な伸縮性を備えると共に、十分な強度を備える伏目処理部を編成できる編地の編成方法を提供する。
【解決手段】袋編みを少なくとも1回行うことで、表目からなる袋状編目列1を編成し、その袋状編目列1の一部の編目をベース部9の編目に重ね合わせることを繰り返す。その繰り返しの際、新規の袋状編目列11は、既存の袋状編目列10のウエール方向に連続して編成することで、既存の袋状編目列10をベース部9に接合する。但し、袋状編目列1を編成する際、袋状編目列1のうち、ベース部91が係止される側の反対側にある針床FUで編成される編目列1yの編幅方向の中心位置を、ベース部91が係止される側の針床BDで編成される編目列1xの編幅方向の中心位置よりも、袋状編目列1をベース部91に重ねるために移動させる方向とは反対方向にずらした状態とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、編地における伏目処理の対象となるベース部のウエール方向終端部の編目を伏目処理する編地の編成方法に関する。
横編機で編地を編成する場合、その編地の最終コースの編目(ウエール方向終端部の編目)が解れないように伏目処理することが行なわれている。伏目処理とは、針床に係止される編地部の編目のうち、隣接する編目同士を重ね合わせて、これら重ね合わせた二重の編目(重ね目)に続いて新たな編目を形成する編成を、編地の編幅方向の一端側から他端側に向けて繰り返す処理である。
一般的な伏目処理によって形成された伏目処理部は伸び難く、当該伏目処理部に糸切れなどが生じる恐れがあった。そこで、伸び易く、糸切れし難い伏目処理部を編成することができる編地の編成方法の開発が望まれていた。例えば、特許文献1では、セーター(編地)の筒状のタートルネック部(ベース部)を伏目処理する際、ベース部の最終コースの編目のウエール方向に続いて二段分の編目を編成し、その上段の編目を伏目とすることで、伸び易く、切れ難い伏目処理部を形成している。
特許第3541191公報
編地の種類によっては、特許文献1の編地の編成方法で得られた伏目処理部が伸び過ぎる恐れがある。例えば、ボートネックのセーターや、前下りの大きなセーターなどのように衿部の周長が長い編地では、着用する際に衿部が伸び過ぎると編地のデザイン性が損なわれてしまう。そのため、適度な伸縮性を持った伏目処理部を編成できる編地の編成方法を開発することが望まれている。
また、近年では、従来よりもファインゲージの横編機や、従来よりも細い編糸が開発されており、そのような細い編糸を用いて小さな編目からなる編地を編成した場合、伏目処理部の強度が十分に確保できない恐れがある。そのため、伏目処理部の強度を従来よりも向上できる編地の編成方法を開発することも望まれている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、適度な伸縮性を備えると共に、十分な強度を備える伏目処理部を編成できる編地の編成方法を提供することを目的とする。
本発明の編地の編成方法は、前後に対向する一側針床と他側針床を備え、編目の目移しが可能な横編機を用いて、編地に備わる筒状のベース部のウエール方向終端部を伏目処理する編地の編成方法である。この本発明の編地の編成方法では、一側針床と他側針床を用いた袋編みを少なくとも1回行うことで、表目からなる袋状編目列を編成し、その袋状編目列の一部の編目をベース部の編目に重ね合わせることを繰り返し、その繰り返しの際、n+1回目の袋編みで編成する新規の袋状編目列は、n回目の袋編みで編成された既存の袋状編目列のウエール方向に連続して編成することで、既存の袋状編目列をベース部に接合する(nは1以上の自然数)。
但し、袋状編目列を編成する際、袋状編目列のうち、ベース部が係止される側の反対側にある針床で編成される編目列の編幅方向の中心位置を、ベース部が係止される側の針床で編成される編目列の編幅方向の中心位置よりも、袋状編目列をベース部に重ねるために移動させる方向とは反対方向にずらした状態とする。
本発明の編地の編成方法において、ベース部のうち、一側針床に係止される一側ベース部の伏目処理から、ベース部のうち、他側針床に係止される他側ベース部の伏目処理に移行する際、捻り目のみからなる袋状編目列を編成し、それら捻り目の左右位置を回し込みによって入れ換えてから、他側ベース部の伏目処理を行なうことが好ましい。なお、編目列の回し込みは、公知の技術(例えば特開平5−9851号公報などを参照)である。
本発明の編地の編成方法において、袋状編目列のうち、一側針床に係止される編目の数と、他側針床に係止される編目の数と、を揃えて袋状編目列を編成することが好ましい。
本発明の編地の編成方法によれば、編地に備わる筒状のベース部のウエール方向終端部に、袋状の伏目処理部を編成することができる。この伏目処理部は、袋状となっていることで強度に優れ、破断し難い。
また、本発明の編地の編成方法によれば、伏目処理部の編目の方向がベース部の編目の方向と直交する伏目処理部が形成される。この編目の向きの相違によって、ベース部を編幅方向に引っ張ったときに伏目処理部がベース部の伸びを適度に抑制する。そのため、袋状の伏目処理部によって、ベース部のウエール方向終端部の近傍に適度な伸縮性を持たせることができる。
さらに、本発明の編地の編成方法では、一側針床における袋編みの中心位置と他側針床における袋編みの中心位置とをずらしている。この中心位置の相違によって、後述する実施形態で説明するように、袋状編目列の編目をベース部の編目に重ね合わせるために移動させる際、その編目の編幅方向の移動距離を短くすることができる。編目の編幅方向の移動距離が短いと、移動に伴う糸切れの可能性を低減することができる。
一側ベース部の伏目処理から他側ベース部の伏目処理に移行する際、捻り目からなる袋状編目列を編成する本発明の編地の編成方法によれば、一側ベース部と他側ベース部との境界近傍における伏目処理部をきれいに仕上げることができる。それは、袋状編目列の捻り目の左右位置を全て入れ換えてから他側ベース部の伏目処理を行なうため、袋状編目列の渡り糸が他の部分に絡むことがないからである。なお、袋状編目列を捻り目によって構成しているのは、回し込みを行ったときに捻り目の捻じられた状態が解消され、捻り目が、捻じられていない編目になるからである。
袋状編目列の前後の編目の数を揃える本発明の編地の編成方法によれば、後述する実施形態で説明するように、伏目処理の際に糸切れが生じ難い。
(A)は実施形態で編成するボートネックセーターの概略図、(B)はセーターのボートネック部のウエール方向終端部に形成される伏目処理部の部分断面図である。 ボートネック部に編成される伏目処理部の編成工程図である。 ボートネック部を構成する一側ベース部の伏目処理から、ボートネック部の他側ベース部の伏目処理に移行する際の編成工程図である。
以下の実施形態では、左右方向に延び、かつ、前後方向に互いに対向する下部前針床(以下、FD)と下部後針床(以下、BD)、およびこれらFDとBDの上方に設けられ、下部の針床と同ピッチで多数の編針が列設された上部前針床(以下、FU)と上部後針床(以下、BU)を備える4枚ベッド横編機を用いた編成例を説明する。この横編機は、前後の針床間で編目の目移しが可能であり、しかも横編機に備わるBD,BUは左右にラッキング可能である。なお、現行市販されている横編機では、FDとBDとの間、FDとBUとの間、およびBDとFUとの間で目移し可能であるが、FUとBUとの間では目移しできない構造になっている。
<実施形態1>
実施形態1では、図1(A)に示すように、筒状のボートネック部(ベース部9)を備えるセーター(編地)100を編成する。ベース部9のウエール方向終端部は、図1(B)に示すように、袋状に編成された伏目処理部6によって伏目処理されている。伏目処理部6を構成する編目の向き(右向きの白抜き矢印参照)は、ベース部9を構成する編目の向き(上向きの白抜き矢印参照)と直交している。以下、この伏目処理部6の編成手順を図2,3に基づいて説明する。
図2,3は、伏目処理部6の編成工程図である。図中の左欄の「アルファベット+数字」は編成工程の番号を示し、右欄は針床における編成状態が示されており、各構成で実際に行なわれる操作は太線で示す。右欄では説明の便宜上、針床の一部のみを示し、BD,BUのラッキング動作は省略している。これらの図の大文字アルファベットは編針の編幅方向の位置を示す。また、右欄の○印は編針に係止される旧編目を、◎印は重ね目を、Ω印はニット目を、滴印は捻り目を示す。
図2のS0には、BDの編針G〜Lにベース部9の一側ベース部91が係止され、FDの編針G〜Lにベース部9の他側ベース部99が係止された状態が示されている。この状態から、まず一側ベース部91のウエール方向終端部を伏目処理し、次いで他側ベース部99のウエール方向終端部を伏目処理する。なお、ベース部9の編組織は特に限定されず、例えば天竺組織、ガーター組織、リブ組織などとすることができる。特に、ベース部9をガーター組織とした場合、ベース部9と伏目処理部6との境界が目立たない。ガーター組織は厚みのある組織であるため、袋状の厚みのある伏目処理部6とガーター組織との間に段差ができ難いからである。
S1では、BD(一側針床)の編針D,E,Fと、FU(他側針床)の編針B,C,Dに、伏目処理部6の始端部となる袋状編目列1を形成する。この始端部の形成方法は特に限定されない。例えば、抜き糸からなる掛け目を形成し、それら掛け目のウエール方向に連続して編目を編成することで始端部を形成することができる。また、一側ベース部91の編目を利用して始端部を形成することもできる。
ここで、S1で編成される袋状編目列1のうち、一側ベース部91が係止される側の反対側にあるFUで編成される編目列1yの編幅方向の中心位置は、一側ベース部91が係止される側のBDで編成される編目列1xの編幅方向の中心位置よりも、一側ベース部91から離れる側にずれた状態とした。そうすることで、後述するS2における編目列1xの移動を容易にすることができる。
なお、袋状編目列1のうち、BDに係止される編目列1xの編目の数と、FUに係止される編目列1yの編目の数は特に限定されない。例えば、編目列1xの編目の数:編目列1yの編目の数は、図2に示すように3:3とすることの他、3:2,2:2,2:1,1:1などとしても良い。特に、両編目列1x,1yの編目の数を揃えると、編目列1xと編目列1yの形成状態が揃うため、袋状編目列1の見栄えが良くなる。また、各編目列1x,1yの編目の数を多くすると、袋状編目列1が厚く、確りしたものとなるため、好ましい。
S2では、BDの編針D,E,Fに係止される編目列1xの編目を、FUの編針E,F,Gに目移しし、続くS3では、その編目列1xの編目をさらに、BDの編針E,F,Gに目移しした。つまり、編目列1xを、一側ベース部91に近づく方向(紙面右方向。以下、伏目方向)に移動させる。その結果、袋状編目列1の一部の編目(S1においてBDの編針Fに係止されていた編目)が、BDの編針Gにおいて一側ベース部91の編目に重ねられる。なお、4枚ベッド横編機を用いた本例では、FUの編針が空いているため、ベース部9を総針状態で編成していても、S2,S3の編目の目移しを行うことができる。
ここで、編目列1yの編幅方向の中心位置が、編目列1xの編幅方向の中心位置よりも伏目方向と反対方向にずれていることで、S2における編目列1xの編幅方向の移動量を小さくすることができる。これに対して、編目列1yの編幅方向の中心位置が、編目列1xの編幅方向の中心位置と揃っている、あるいは伏目方向に寄っていれば、S2における編目列1xの編幅方向の移動量が大きくなって、編目列1xと編目列1yとを繋ぐ渡り糸が切れる恐れがある。
S4では、FUの編針D,C,Bに係止される既存の袋状編目列10の編目列1yのウエール方向に続けて、新規の袋状編目列11の一部である編目列1yを編成した。
S5では、FUの編針D,C,Bに係止される編目列1yの編目をBDの編針D,C,Bに目移しし、S6では、その編目列1yの編目をさらに、FUの編針E,D,Cに目移しした。
S7では、BDの編み針E,F,Gに係止される既存の袋状編目列10の編目列1xのウエール方向に続けて、新規の袋状編目列11の編目列1xを編成した。このS7における新規の袋状編目列11の編成によって、S6におけるBDの編針Gの重ね目が固定され、既存の袋状編目列10が一側ベース部91に接合される。その結果、S0においてBDの編針Gに係止されていた一側ベース部91の編目が伏目処理される。
S7以降は、S2〜S7と同様の編成を繰り返し、一側ベース部91を伏目処理すれば良い。ここで、S7の後にさらに1回以上の袋編みを行ってから2回目のS2を行うこともできる。その場合、最後の袋編みで編成された袋状編目列1の編目を、一側ベース部91に接合する。例えば、S7の後にさらに1回の袋編みをするのであれば、FUの編針E,D,Cの編目列1yのウエール方向に連続して新たな編目列1yを編成し、さらにBDの編針E,F,Gの編目列1xのウエール方向に連続して新たな編目列1xを編成する。そして、その2回目の袋編みの後に、2回目のS2を行う。袋編みを行う回数は、ベース部9がどのような編組織で構成されているかによって変化させると良い。例えば、ベース部9がガーター組織で構成される場合、ベース部9の伸びを拘束し過ぎないように、袋編みを2〜3回程度行うことが好ましい場合がある。
次に、図2に示すベース部9の一側ベース部91の伏目処理が終わった後、他側ベース部99の伏目処理に移行する際の編成手順を図3に基づいて説明する。
図3のT0には、一側ベース部91(図2参照)の編成が終了した状態が示されており、BDの編針J,K,Lに編目列1xが係止され、FUの編針H,I,Jに編目列1yが係止されている。また、FDの編針G〜Lに他側ベース部99が係止されている。
T0の状態から、T1,T2に示すように、袋状編目列1のウエール方向に続けて、袋状編目列4を編成した。袋状編目列4を構成する編目は全て捻り目4a〜4fであり、これら捻り目4a〜4fは周回状に配置されている(4a→4b→4c→4d→4e→4fの順に編成される)。
次いで、T3〜T5に示すように、袋状編目列4の捻り目4a〜4fの左右位置を回し込みによって入れ換える。捻り目4a〜4fを回し込むことで、捻り目4a〜4fの捻じられた状態が解消され、FDに捻じられていない編目が係止された状態になる。その袋状編目列4の回し込みの途中(T3を参照)で、袋状編目列4の最も外側にある捻り目4cを、FDの編針Lの位置で他側ベース部99の編目に重ね合わせる。なお、捻り目4a〜4fをどの位置に移動させたかを分かり易くするため、T3〜T5では、捻じれが解消した旧捻り目にも符合4a〜4fを付している。
捻り目4a〜4fの回し込みが終了したら、図2を参照して説明した一側ベース部91の伏目処理と同様の手順で他側ベース部99の伏目処理を行なう。その場合、FD,FUを一側針床、BD,BUを他側針床とし、他側ベース部99の伏目処理を行なう。ここで、捻り目4a〜4fの回し込みが終了するまで、編成を行なっていないため、袋状編目列4の渡り糸が他の部分に絡むことはない。
以上説明した編成工程に従えば、図1に示す伏目処理部6を備える編地100を編成することができる。袋状の伏目処理部6は強度に優れ、破断し難い。また、伏目処理部6の編目の方向がベース部9の編目の方向と直交しているため、ベース部9を編幅方向に引っ張ったときに、ベース部9が伸び過ぎることがない。
<実施形態2>
実施形態2では、前身頃に開き部を備えるカーディガン(編地)の衿部を伏目処理する例を説明する。
カーディガンの場合、右前身頃(左前身頃)における開き部側の端部から伏目処理を開始し、右前身頃の伏目処理が終了したら後身頃の伏目処理を行う。そして、後身頃の伏目処理が終了したら左前身頃(右前身頃)の伏目処理を行う。右前身頃、左前身頃、および後身頃の伏目処理は、図2と同様に行えば良い。また、右前身頃の伏目処理から後身頃の伏目処理への移行、および後身頃の伏目処理から前身頃の伏目処理への移行は、図3と同様に行えば良い。
なお、本発明の編地の編成方法は、2枚ベッド横編機で実施することもできる。その場合、ベース部9は針抜き編成によって編成しておくと良い。
100 セーター(編地)
9 ボートネック部(ベース部)
91 一側ベース部(ベース部) 99 他側ベース部(ベース部)
1 袋状編目列
1x 一側針床で編成される編目列 1y 他側針床で編成される編目列
10 既存の袋状編目列 11 新規の袋状編目列
4 袋状編目列 4a〜4f 捻り目
6 伏目処理部

Claims (3)

  1. 前後に対向する一側針床と他側針床を備え、編目の目移しが可能な横編機を用いて、編地に備わる筒状のベース部のウエール方向終端部を伏目処理する編地の編成方法において、
    前記一側針床と前記他側針床を用いた袋編みを少なくとも1回行うことで、表目からなる袋状編目列を編成し、その袋状編目列の一部の編目を前記ベース部の編目に重ね合わせることを繰り返し、
    その繰り返しの際、n+1回目の袋編みで編成する新規の袋状編目列は、n回目の袋編みで編成された既存の袋状編目列のウエール方向に連続して編成することで、前記既存の袋状編目列を前記ベース部に接合する編地の編成方法。
    但し、前記袋状編目列を編成する際、前記袋状編目列のうち、前記ベース部が係止される側の反対側にある針床で編成される編目列の編幅方向の中心位置を、前記ベース部が係止される側の針床で編成される編目列の編幅方向の中心位置よりも、前記袋状編目列を前記ベース部に重ねるために移動させる方向とは反対方向にずらした状態とする。
  2. 前記ベース部のうち、前記一側針床に係止される一側ベース部の伏目処理から、前記ベース部のうち、前記他側針床に係止される他側ベース部の伏目処理に移行する際、
    捻り目のみからなる袋状編目列を編成し、それら捻り目の左右位置を回し込みによって入れ換えてから、前記他側ベース部の伏目処理を行なう請求項1に記載の編地の編成方法。
  3. 前記袋状編目列のうち、前記一側針床に係止される編目の数と、前記他側針床に係止される編目の数と、を揃えて前記袋状編目列を編成する請求項1または請求項2に記載の編地の編成方法。
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