JP7162453B2 - リセスのある編地の編成方法と編地 - Google Patents
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Description
a) 前記リセス(6,7,8)の底部までベース編地(4)を編成するステップと、
b) リセスの一側編地部(14,16)を編成すると共に、前記一側編地部(14,16)とリセスの底部の編地(36)のいずれかをこれらが互いに遠ざかる方向へ針床上で移動させ、かつ前記一側編地部(14,16)のリセス側端部に増目の列(18,22)を形成するステップと、
c) 前記増目の列から始まり、コース方向に沿って複数目の編目を備えると共に、ウェール方向が前記リセス(6,7,8)の底部に平行で、かつリセス底部に位置するベース編地の終端部の編目を複数目分伏目する第1伏目部(10,11,12)を編成するステップと、
d) 前記リセスの他側編地部(15,17)を編成するステップと、
e) 前記他側編地部(15,17)と前記第1伏目部(10,11,12)を重ね目により接合するステップ、 あるいは
e') ステップe)の代わりに、前記他側編地部(15,17)のリセス側端部に形成した増目の列から、ウェール方向が前記リセスの底部に平行で、かつベース編地のリセス底部の編目を伏目する第2伏目部を編成し、第1伏目部と第2伏目部とを重ね目により接合するステップを行う。
a) ウェール方向がリセス側を向いているリセスの底部までのベース編地と、
b) それぞれベース編地とウェールがつながっている、リセスの一側編地部と他側編地部と、
c) 一側編地部のリセス側端部の増目の列から始まり、コース方向に沿って複数目の編目を備えると共に、ウェール方向がリセスの底部に平行で、かつリセス底部に位置するベース編地の終端部の編目を複数目分伏目している第1伏目部を備え、
d) 他側編地部と第1伏目部が重ね目により接合されているか、
あるいは
d') 他側編地部のリセス側端部の増目の列から始まり、ウェール方向がリセスの底部に平行で、かつリセスの底部でベース編地の編目を伏目している第2伏目部をさらに備え、かつ第2伏目部と第1伏目部が重ね目により接合されている。
1) リセスの底部の編目を、第1伏目部、あるいは第1伏目部と第2伏目部により、伏目することができる。
2) 第1伏目部、あるいは第1伏目部と第2伏目部は、ベース編地に比べ容易に伸縮性を高めることができる。このためリセスの底部は伸びやすく、また大きく引き伸ばすことができるので大きな力に耐えることができる。
3 リブ編地
4 ベース編地
6,7 アームホール
8 ネックホール
10,11,12 第1伏目部
14,16 一側編地部
15,17 他側編地部
18,22 増目の列
19,20 接合部
23,24 接合部
27 重ね目の列
28 接合部
31,32 境界線
33 右半身部
34 左半身部
36 アームホールの底部
40,50 第1伏目部
42 袋状部
52,53 緩衝用の編地
Claims (5)
- 少なくとも前後一対の針床を有する横編機により、リセスのある編地を編成する方法において、
a) 前記リセスの底部までベース編地を編成するステップと、
b) リセスの一側編地部を編成すると共に、前記一側編地部とリセスの底部の編地のいずれかをこれらが互いに遠ざかる方向へ針床上で移動させることと、前記一側編地部のリセス側端部に増目を形成することを繰り返し、前記一側編地部のリセス側端部に増目の列を形成するステップと、
c) 前記増目の列から始まり、コース方向に沿って複数目の編目を備えると共に、ウェール方向が前記リセスの底部に平行で、かつリセス底部に位置するベース編地の終端部の編目を複数目分伏目する第1伏目部を編成するステップと、
d) 前記リセスの他側編地部を編成するステップと、
e) 前記他側編地部と前記第1伏目部を重ね目により接合するステップ、 あるいは
e') ステップe)の代わりに、前記他側編地部のリセス側端部に形成した増目の列から、ウェール方向が前記リセスの底部に平行で、かつベース編地のリセス底部の編目を伏目する第2伏目部を編成し、第1伏目部と第2伏目部とを重ね目により接合するステップを行う、リセスのある編地の編成方法。 - 前記ステップc)において、ウェール方向の編目数が向かい合うベース編地の編目数よりも多くなるように、第1伏目部を編成することを特徴とする、請求項1のリセスのある編地の編成方法。
- 前記ステップc)において、前記第1伏目部の、ベース編地とは反対側のリセス側の縁を袋状に編成することを特徴とする、請求項1のリセスのある編地の編成方法。
- 前記第1伏目部と前記一側編地部との間、及び前記第1伏目部と前記他側編地部との間に、1辺が前記リセス側に面する緩衝用の編地を編成することを特徴とする、請求項1~3のいずれかのリセスのある編地の編成方法。
- リセスのある編地であって、
a) ウェール方向が前記リセス側を向いているリセスの底部までのベース編地と、
b) それぞれ前記ベース編地とウェールがつながっている、前記リセスの一側編地部と他側編地部と、
c) 前記一側編地部のリセス側端部の増目の列から始まり、コース方向に沿って複数目の編目を備えると共に、ウェール方向が前記リセスの底部に平行で、かつリセス底部に位置するベース編地の終端部の編目を複数目分伏目している第1伏目部を備え、
d) 前記他側編地部と前記第1伏目部が重ね目により接合されているか、
あるいは
d') 前記他側編地部のリセス側端部の増目の列から始まり、ウェール方向が前記リセスの底部に平行で、かつリセスの底部でベース編地の編目を伏目している第2伏目部をさらに備え、かつ第2伏目部と第1伏目部が重ね目により接合されている、リセスのある編地。
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