JP2020076787A - 飛行ルート生成方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに対して、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻までに帰還する飛行ルートを設定するように促すことができ、終了時刻を過ぎて無人飛行体が飛行するのを防止することができる飛行ルート生成方法及びプログラムを提供する。【解決手段】飛行ルート生成方法は、出発地点と無人飛行体が通過する通過地点との入力を受け付け、通過地点への到着予定時刻が、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻を越えるか否かを判定し、到着予定時刻が終了時刻を越えると判定される場合、出発地点と通過地点とを通過する飛行ルートを、無人飛行体の飛行ルートとして受け付けない。【選択図】図8

Description

本開示は、自律飛行する無人飛行体の飛行ルートを生成する飛行ルート生成方法及びプログラムに関するものである。
近年、予め決められた飛行ルートを自律飛行する小型の無人飛行体が開発されている。この無人飛行体は、複数のプロペラを備えており、複数のプロペラのそれぞれの回転数を制御することにより、空中を自在に飛行することができ、予め決められた飛行ルートに沿って自律飛行する。
例えば、特許文献1では、遠隔操作装置は、無人移動体を旋回させようとする旋回位置と、この旋回位置における移動方向に対応付けた操作用アイコンを、表示部の画像の指示位置に重畳設定することによる移動指示を行う走行指示手段を備え、無人移動体は、走行指示手段によって指示された旋回位置と、この旋回位置における移動方向に基づき、自律移動のための移動経路を計画する経路計画手段と、移動経路に応じた無人移動体の移動速度を計画する速度計画手段と、計画した移動経路と移動速度に従って無人移動体を移動させる自律移動手段とを備えている。
特開2010−152834号公報
上記のように、無人飛行体は、空中を飛行することができるため、様々な無人飛行体の飛行に関する規制が検討されており、例えば、夜間の無人飛行体の飛行を禁止して日中のみ無人飛行体の飛行を許可する規制について検討されている。
しかしながら、従来の無人移動体では、旋回位置及び移動方向に基づいて自律移動するための移動経路を計画しているが、無人移動体の移動が許可されている時間帯のみに無人移動体を自律移動させることについては開示されていない。
本開示は、上記の問題を解決するためになされたもので、ユーザに対して、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻までに帰還する飛行ルートを設定するように促すことができ、終了時刻を過ぎて無人飛行体が飛行するのを防止することができる飛行ルート生成方法及びプログラムを提供することを目的とするものである。
本開示の一態様に係る飛行ルート生成方法は、自律飛行する無人飛行体の飛行ルートを生成する飛行ルート生成方法であって、出発地点と前記無人飛行体が通過する通過地点との入力を受け付け、前記通過地点への到着予定時刻が、前記無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻を越えるか否かを判定し、前記到着予定時刻が前記終了時刻を越えると判定される場合、前記出発地点と前記通過地点とを通過する飛行ルートを、前記無人飛行体の飛行ルートとして受け付けない。
本開示によれば、ユーザに対して、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻までに帰還する飛行ルートを設定するように促すことができ、終了時刻を過ぎて無人飛行体が飛行するのを防止することができる。
本開示の実施の形態1における飛行制御システムの構成を示す図である。 本開示の実施の形態1における無人飛行体の一例を示す全体図である。 本開示の実施の形態1における無人飛行体の構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態1における通信端末の構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態1における飛行ルート生成サーバの構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態1における通信端末及び飛行ルート生成サーバの飛行ルート生成処理について説明するための第1のフローチャートである。 本開示の実施の形態1における通信端末及び飛行ルート生成サーバの飛行ルート生成処理について説明するための第2のフローチャートである。 本実施の形態1において通信端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態1において、日の入り時刻までに飛行する飛行ルートと、日の入り時刻を越えて飛行する飛行ルートとを異なる態様で表示する表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態1において、日の入り時刻までに飛行する飛行ルート上にアイコンを移動させるアニメーションを表示する表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態1において、日の入り地点の直前の通過地点までの飛行ルートと、日の入り地点の直前の通過地点以降の飛行ルートとを異なる態様で表示する表示画面の一例を示す図である。 本開示の実施の形態2における飛行ルート生成サーバの構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態2における通信端末及び飛行ルート生成サーバの飛行ルート生成処理について説明するための第1のフローチャートである。 本開示の実施の形態2における通信端末及び飛行ルート生成サーバの飛行ルート生成処理について説明するための第2のフローチャートである。 本実施の形態2において通信端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態2において、日の入り時刻までに出発地点に帰還可能な通過地点と、帰還不可能な通過地点とを異なる態様で表示する表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態2において、通過地点から出発地点に帰還する帰還ルート上において、通過地点から終了時刻到達地点までの飛行ルートと、終了時刻到達地点から出発地点までの飛行ルートとを異なる態様で表示する表示画面の一例を示す図である。 本開示の実施の形態3における通信端末の構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態3における飛行ルート生成サーバの構成を示すブロック図である。 本実施の形態3において通信端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態3において、飛行ルートにおいて、出発地点から終了時刻到達地点までの飛行ルートと、終了時刻到達地点以降の飛行ルートとを異なる態様で表示する表示画面の一例を示す図である。 本開示の実施の形態4における飛行ルート生成サーバの構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態4における通信端末及び飛行ルート生成サーバの飛行ルート生成処理について説明するためのフローチャートである。 本実施の形態4において通信端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態4の変形例において通信端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
(本開示の基礎となった知見)
上記のように、従来の無人移動体では、旋回位置及び移動方向に基づいて自律移動のための移動経路を計画しているが、無人移動体の移動が許可されている時間帯のみに無人移動体を自律移動させることについては開示されていない。
このような課題を解決するため、本開示の一態様に係る飛行ルート生成方法は、自律飛行する無人飛行体の飛行ルートを生成する飛行ルート生成方法であって、出発地点と前記無人飛行体が通過する通過地点との入力を受け付け、前記出発地点と前記通過地点とを通過する飛行ルート上に、前記無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻に前記無人飛行体が到達する終了時刻到達地点を表示させる。
この構成によれば、出発地点と無人飛行体が通過する通過地点との入力が受け付けられる。そして、出発地点と通過地点とを通過する飛行ルート上に、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻に無人飛行体が到達する終了時刻到達地点が表示される。
したがって、飛行ルート上に、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻に無人飛行体が到達する終了時刻到達地点が表示されるので、ユーザに対して、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻までに帰還する飛行ルートを設定するように促すことができ、終了時刻を過ぎて無人飛行体が飛行するのを防止することができる。
また、上記の飛行ルート生成方法において、前記飛行ルートにおいて、前記出発地点から前記終了時刻到達地点までの飛行ルートと、前記終了時刻到達地点以降の飛行ルートとを異なる態様で表示させてもよい。
この構成によれば、飛行ルートにおいて、出発地点から終了時刻到達地点までの飛行ルートと、終了時刻到達地点以降の飛行ルートとが異なる態様で表示されるので、飛行可能な飛行ルートと飛行不可能な飛行ルートとを容易に判別することができる。
また、上記の飛行ルート生成方法において、前記出発地点と、前記無人飛行体が通過する第1の通過地点と、前記無人飛行体が前記第1の通過地点の次に通過する第2の通過地点との入力をさらに受け付け、前記飛行ルートにおいて、前記終了時刻到達地点の直前の通過地点までの飛行ルートと、前記終了時刻到達地点の直前の通過地点以降の飛行ルートとを異なる態様で表示させてもよい。
この構成によれば、出発地点と、無人飛行体が通過する第1の通過地点と、無人飛行体が第1の通過地点の次に通過する第2の通過地点との入力がさらに受け付けられる。そして、飛行ルートにおいて、終了時刻到達地点の直前の通過地点までの飛行ルートと、終了時刻到達地点の直前の通過地点以降の飛行ルートとが異なる態様で表示される。
したがって、飛行ルートにおいて、終了時刻到達地点の直前の通過地点までの飛行ルートと、終了時刻到達地点の直前の通過地点以降の飛行ルートとが異なる態様で表示されるので、飛行可能な飛行ルートと飛行不可能な飛行ルートとを容易に判別することができる。
また、上記の飛行ルート生成方法において、前記出発地点と、前記無人飛行体が通過する第1の通過地点と、前記無人飛行体が前記第1の通過地点の次に通過する第2の通過地点との入力を受け付け、前記終了時刻までに前記無人飛行体が到達可能な前記第1の通過地点と、前記終了時刻までに前記無人飛行体が到達不可能な前記第2の通過地点とを異なる態様で表示させてもよい。
この構成によれば、出発地点と、無人飛行体が通過する第1の通過地点と、無人飛行体が第1の通過地点の次に通過する第2の通過地点との入力が受け付けられる。そして、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻までに無人飛行体が到達可能な第1の通過地点と、終了時刻までに無人飛行体が到達不可能な第2の通過地点とが異なる態様で表示される。
したがって、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻までに無人飛行体が到達可能な第1の通過地点と、終了時刻までに無人飛行体が到達不可能な第2の通過地点とが異なる態様で表示されるので、ユーザに対して、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻までに帰還する飛行ルートを設定するように促すことができ、終了時刻を過ぎて無人飛行体が飛行するのを防止することができる。
また、上記の飛行ルート生成方法において、前記出発地点を出発する出発時刻の入力をさらに受け付け、前記無人飛行体が前記第1の通過地点に到達する第1の到達予定時刻と、前記無人飛行体が前記第2の通過地点に到達する第2の到達予定時刻とを表示させてもよい。
この構成によれば、出発地点を出発する出発時刻の入力がさらに受け付けられる。そして、無人飛行体が第1の通過地点に到達する第1の到達予定時刻と、無人飛行体が第2の通過地点に到達する第2の到達予定時刻とが表示される。したがって、ユーザは、無人飛行体が第1の通過地点に到達する第1の到達予定時刻と、無人飛行体が第2の通過地点に到達する第2の到達予定時刻とを確認することができる。
また、上記の飛行ルート生成方法において、前記無人飛行体が最終的に到着する目的地点は、前記出発地点であり、前記無人飛行体が前記通過地点に到達する到達予定時刻と、前記無人飛行体が前記通過地点から前記出発地点に帰還する帰還予定時刻とをさらに表示させてもよい。
この構成によれば、無人飛行体が通過地点に到達する到達予定時刻と、無人飛行体が通過地点から出発地点に帰還する帰還予定時刻とが表示されるので、ユーザは、終了時刻までに出発地点に帰還することが可能か否かを容易に確認することができる。
また、上記の飛行ルート生成方法において、前記通過地点が入力される際に、前記帰還予定時刻が前記終了時刻を越える場合、前記通過地点の入力を受け付けなくてもよい。
この構成によれば、通過地点が入力される際に、帰還予定時刻が終了時刻を越える場合、通過地点の入力が受け付けられない。したがって、終了時刻を越えて無人飛行体が飛行するのを確実に防止することができる。
また、上記の飛行ルート生成方法において、前記通過地点が入力される際に、前記帰還予定時刻が前記終了時刻を越える場合、前記帰還予定時刻が前記終了時刻を越えることをユーザに通知してもよい。
この構成によれば、通過地点が入力される際に、帰還予定時刻が終了時刻を越える場合、帰還予定時刻が終了時刻を越えることがユーザに通知される。したがって、ユーザは、帰還予定時刻が終了時刻を越えないように飛行ルートを設定することができる。
また、上記の飛行ルート生成方法において、前記終了時刻を越えて前記無人飛行体の飛行を許可する許可情報を取得した場合、前記無人飛行体が前記第2の通過地点に到達する到達予定時刻が前記終了時刻を越えても前記第2の通過地点の入力を受け付けてもよい。
この構成によれば、終了時刻を越えて無人飛行体の飛行を許可する許可情報が取得された場合、無人飛行体が第2の通過地点に到達する到達予定時刻が終了時刻を越えても第2の通過地点の入力が受け付けられる。
したがって、許可された場合に、到達予定時刻が終了時刻を越えても第2の通過地点を入力することができ、終了時刻以降に無人飛行体を飛行させることができる。
また、上記の飛行ルート生成方法において、前記第1の通過地点が入力される際に、前記無人飛行体が前記第1の通過地点に到達する第1の到達予定時刻から前記終了時刻までに前記無人飛行体が飛行可能な範囲を表示させてもよい。
この構成によれば、第1の通過地点が入力される際に、無人飛行体が第1の通過地点に到達する第1の到達予定時刻から終了時刻までに無人飛行体が飛行可能な範囲が表示される。したがって、飛行ルートを設定する際に、第1の通過地点から終了時刻までに飛行可能な範囲が表示されるので、ユーザに対して、終了時刻までに帰還する飛行ルートを設定するように促すことができ、終了時刻を過ぎて無人飛行体が飛行するのを防止することができる。
また、上記の飛行ルート生成方法において、前記無人飛行体が備えるバッテリの残容量を取得し、前記第1の通過地点が入力される際に、前記無人飛行体が前記第1の通過地点から前記残容量で飛行可能な範囲をさらに表示させてもよい。
この構成によれば、無人飛行体が備えるバッテリの残容量が取得され、第1の通過地点が入力される際に、無人飛行体が第1の通過地点から残容量で飛行可能な範囲がさらに表示される。したがって、飛行ルートを設定する際に、バッテリの残容量で飛行可能な範囲が表示されるので、飛行中にバッテリの残容量がなくなり、無人飛行体が飛行できなくなるのを防止することができる。
本開示の他の態様に係る飛行ルート生成プログラムは、自律飛行する無人飛行体の飛行ルートを生成する飛行ルート生成プログラムであって、コンピュータを、出発地点と前記無人飛行体が通過する通過地点との入力を受け付ける入力受付部と、前記出発地点と前記通過地点とを通過する飛行ルート上に、前記無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻に前記無人飛行体が到達する終了時刻到達地点を表示部に表示させる表示制御部として機能させる。
この構成によれば、出発地点と無人飛行体が通過する通過地点との入力が受け付けられる。そして、出発地点と通過地点とを通過する飛行ルート上に、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻に無人飛行体が到達する終了時刻到達地点が表示される。
したがって、飛行ルート上に、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻に無人飛行体が到達する終了時刻到達地点が表示されるので、ユーザに対して、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻までに帰還する飛行ルートを設定するように促すことができ、終了時刻を過ぎて無人飛行体が飛行するのを防止することができる。
本開示の他の態様に係る飛行ルート表示装置は、自律飛行する無人飛行体の飛行ルートを表示する飛行ルート表示装置であって、前記飛行ルート表示装置は、ユーザ入力を受け付ける入力部と、情報を表示する表示部と、を備え、前記入力部は、出発地点と前記無人飛行体が通過する通過地点との入力を受け付け、前記表示部は、前記出発地点と前記通過地点とを通過する飛行ルート上に、前記無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻に前記無人飛行体が到達する終了時刻到達地点を表示する。
この構成によれば、出発地点と無人飛行体が通過する通過地点との入力が受け付けられる。出発地点と通過地点とを通過する飛行ルート上に、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻に無人飛行体が到達する終了時刻到達地点が表示される。
したがって、飛行ルート上に、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻に無人飛行体が到達する終了時刻到達地点が表示されるので、ユーザに対して、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻までに帰還する飛行ルートを設定するように促すことができ、終了時刻を過ぎて無人飛行体が飛行するのを防止することができる。
以下添付図面を参照しながら、本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は、本開示を具体化した一例であって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
(実施の形態1)
図1は、本開示の実施の形態1における飛行制御システムの構成を示す図である。図1に示す飛行制御システムは、通信端末10、飛行ルート生成サーバ20、外部サーバ30及び無人飛行体40を備える。
通信端末10は、ユーザ1によって使用され、無人飛行体40の出発地点と、無人飛行体40が通過する通過地点との入力を受け付ける。通信端末10は、飛行ルート生成プログラムをダウンロードすることで、飛行ルートを生成できる。通信端末10は、飛行ルート生成サーバ20及び外部サーバ30とネットワーク50を介して通信可能に接続される。通信端末10は、例えば、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、据え置きパーソナルコンピュータ又は共用パーソナルコンピュータである。なお、通信端末10は、例えば、無人飛行体40を遠隔操作する操縦器であってもよい。
飛行ルート生成サーバ20は、無人飛行体40が自律飛行する飛行ルートを生成する。飛行ルート生成サーバ20は、通信端末10、外部サーバ30及び無人飛行体40とネットワーク50を介して通信可能に接続される。
外部サーバ30は、日の入り時刻情報及び地図情報を飛行ルート生成サーバ20に提供する。なお、日の入り時刻情報を提供するサーバと、地図情報を提供するサーバとは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
無人飛行体40は、飛行ルート生成サーバ20によって生成された飛行ルートに基づいて自律飛行する。無人飛行体40は、複数のプロペラを備えており、複数のプロペラのそれぞれの回転数を制御することにより、前方、後方、左方向、右方向、上方向及び下方向に移動する。無人飛行体40は、GPS(Global Positioning System)により現在位置を取得しながら、飛行ルート生成サーバ20によって生成された飛行ルートに沿って自律飛行する。
図2は、本開示の実施の形態1における無人飛行体の一例を示す全体図である。図3は、本開示の実施の形態1における無人飛行体の構成を示すブロック図である。
無人飛行体40は、図2に示すように、各種センサ1001と推進器1002とを少なくとも備える。また、無人飛行体40の内部には、通信部1003、バッテリ1004、制御部1005、慣性計測部1006及び位置測定部1007が収納されている。
各種センサ1001は、例えばイメージセンサ又は人感センサであり、無人飛行体40の使用目的に応じて自由に実装される。
推進器1002は、無人飛行体40を飛行させるための揚力、推力及びトルクを得るためのプロペラと、プロペラを回転させるモータとからなる。図2の例では、無人飛行体40は4個の推進器1002を有しているが、推進器1002の数は例えば5個以上であってもよい。
無人飛行体40は、図3に示すように、各種センサ1001、推進器1002、通信部1003、バッテリ1004、制御部1005、慣性計測部1006及び位置測定部1007を少なくとも備える。
各種センサ1001及び推進器1002は、図2の全体図で説明したので説明を省略する。
通信部1003は、他の無人飛行体又は外部の通信端末と無線通信を行うための電子回路を含み、他の無人飛行体又は外部の通信端末などから飛行制御等に関するコマンドなどの無線通信を受信したり、他の無人飛行体又は外部の通信端末などに無線信号を発信したりする。
バッテリ1004は、無人飛行体40の各要素に電源電圧を供給する。
制御部1005は、無人飛行体40の移動を制御し、さらに複数の構成要素からなる。例えば、プロセッサと、プログラムを記憶したメモリとを備えた情報処理装置が、制御部1005として動作する。
慣性計測部1006は、ジャイロセンサ又は加速度センサを備え、無人飛行体40の加速度又は角速度を計測する。無人飛行体40は、慣性計測部1006からの出力に基づき、飛行が制御される。
位置測定部1007は、無人飛行体40の現在位置を計測する。ここでは、位置測定部1007は、GPS(Global Positioning System)センサを用いる。
以上のように構成される無人飛行体40は、自律的に飛行制御を行う。
図4は、本開示の実施の形態1における通信端末の構成を示すブロック図である。図4に示す通信端末10は、記憶部101、制御部102、通信部103、位置測定部104、ユーザ入力部105及び表示部106を備える。
記憶部101は、例えば半導体メモリであり、種々の情報を記憶する。記憶部101は、飛行ルート生成プログラム111を記憶する。飛行ルート生成プログラム111は、無人飛行体40の飛行ルートを生成するためのプログラムである。
通信部103は、例えばLTE(Long Term Evolution)などの通信規格により、飛行ルート生成サーバ20に種々の情報を送信するとともに、飛行ルート生成サーバ20から種々の情報を受信する。
位置測定部104は、例えば、GPSであり、通信端末10の現在位置を測定する。
ユーザ入力部105は、例えば、タッチパネル又は操作ボタンであり、ユーザ入力を受け付ける。ユーザ入力部105は、無人飛行体40の出発地点と、無人飛行体40が通過する第1の通過地点と、無人飛行体40が第1の通過地点の次に通過する第2の通過地点との入力を受け付ける。ユーザ入力部105は、出発地点を出発する出発時刻の入力をさらに受け付ける。
表示部106は、種々の情報を表示する。表示部106は、無人飛行体40の飛行が許可されている時間帯の終了時刻までに無人飛行体40が到達可能な第1の通過地点と、終了時刻までに無人飛行体40が到達不可能な第2の通過地点とを異なる態様で表示する。表示部106は、出発地点と第1の通過地点と第2の通過地点とを通過する飛行ルート上に、終了時刻に無人飛行体が到達する終了時刻到達地点(後述する、日の入り時刻到達地点)を表示する。表示部106は、無人飛行体40が第1の通過地点に到達する第1の到達予定時刻と、無人飛行体40が第2の通過地点に到達する第2の到達予定時刻とを表示する。
なお、本実施の形態では、無人飛行体40の飛行が許可されている時間帯は、例えば、日の出時刻から日の入り時刻までの日中である。また、終了時刻は、例えば、無人飛行体40が最終的に到着する目的地点の日の入り時刻、通信端末10が存在する場所の日の入り時刻、又は無人飛行体40が出発する出発地点の日の入り時刻である。
制御部102は、例えばCPU(中央演算処理装置)であり、通信端末10の動作を制御する。制御部102は、プログラム実行部121、表示制御部122及び位置取得部123を備える。
プログラム実行部121は、記憶部101に記憶されている飛行ルート生成プログラム111を実行する。表示制御部122は、表示部106を制御する。位置取得部123は、位置測定部104によって測定された通信端末10の現在位置を取得する。
図5は、本開示の実施の形態1における飛行ルート生成サーバの構成を示すブロック図である。図5に示す飛行ルート生成サーバ20は、記憶部201、制御部202、第1通信部203、第2通信部204及び時計205を備える。
記憶部201は、例えば、半導体メモリ又はハードディスクドライブであり、種々の情報を記憶する。記憶部201は、地図情報211、日の入り時刻情報212及び移動速度情報213を記憶する。地図情報211は、地図を表す。日の入り時刻情報212は、日の入り時刻を表す。移動速度情報213は、無人飛行体40の移動速度を表す。なお、移動速度は、自律飛行する際に無人飛行体40に予め設定されている速度である。
制御部202は、例えばCPUであり、飛行ルート生成サーバ20の動作を制御する。制御部202は、通信制御部221、到達予定時刻算出部222、日の入り時刻到達地点算出部223及び飛行ルート設定部224を備える。
通信制御部221は、第1通信部203及び第2通信部204を制御する。通信制御部221は、通信端末10によって送信された出発地点の位置を示す情報、通過地点の位置を示す情報及び出発時刻を取得する。
到達予定時刻算出部222は、出発地点から第1の通過地点までの移動距離を算出する。到達予定時刻算出部222は、記憶部201から無人飛行体40の移動速度を取得する。到達予定時刻算出部222は、移動距離と移動速度とに基づいて、出発地点から第1の通過地点までの移動時間を算出する。到達予定時刻算出部222は、出発時刻と移動時間とに基づいて、無人飛行体40が第1の通過地点に到達する第1の到達予定時刻を算出する。通信制御部221は、到達予定時刻算出部222によって算出された到達予定時刻を、第1通信部203を介して通信端末10へ送信する。
また、到達予定時刻算出部222は、既に到達予定時刻が第1の到達予定時刻として算出された第1の通過地点から、第1の通過地点の次に入力された第2の通過地点までの移動距離を算出する。到達予定時刻算出部222は、記憶部201から無人飛行体40の移動速度を取得する。到達予定時刻算出部222は、移動距離と移動速度とに基づいて、第1の通過地点から第2の通過地点までの移動時間を算出する。到達予定時刻算出部222は、第1の到達予定時刻と移動時間とに基づいて、無人飛行体40が第2の通過地点に到達する第2の到達予定時刻を算出する。通信制御部221は、到達予定時刻算出部222によって算出された第2の到達予定時刻を、第1通信部203を介して通信端末10へ送信する。
日の入り時刻到達地点算出部223は、飛行ルート上に、日の入り時刻に無人飛行体40が到達する日の入り時刻到達地点を算出する。日の入り時刻到達地点算出部223は、入力された通過地点の到着予定時刻が日の入り時刻を過ぎる場合、到着予定時刻から日の入り時刻までの移動時間を算出する。そして、日の入り時刻到達地点算出部223は、算出した移動時間に移動速度を乗算することにより、日の入り時刻から通過地点までの移動距離を算出する。日の入り時刻到達地点算出部223は、飛行ルート上を、算出された移動距離だけ通過地点から離れた地点を日の入り時刻到達地点として算出する。通信制御部221は、日の入り時刻到達地点算出部223によって算出された日の入り時刻到達地点の位置を示す情報を、第1通信部203を介して通信端末10へ送信する。
飛行ルート設定部224は、生成した飛行ルートを無人飛行体40に設定する。飛行ルート設定部224は、第1通信部203を介して、生成した飛行ルートを無人飛行体40へ送信する。
第1通信部203は、例えばLTEなどの通信規格により、通信端末10に種々の情報を送信するとともに、通信端末10から種々の情報を受信する。また、第1通信部203は、無人飛行体40に種々の情報を送信する。
第2通信部204は、例えばインターネットにより、外部サーバ30から種々の情報を受信する。第2通信部204は、外部サーバ30から地図情報211及び日の入り時刻情報212を受信する。なお、地図情報211及び日の入り時刻情報212は外部サーバ30から受信されているが、本開示は特にこれに限定されず、第1通信部203は、ユーザによって入力された地図情報211及び日の入り時刻情報212を通信端末10から受信してもよい。
また、第1通信部203は、ユーザによって入力された移動速度情報213を通信端末10から受信してもよく、無人飛行体40によって送信された移動速度情報213を受信してもよい。また、第2通信部204は、外部サーバ30によって送信された移動速度情報213を受信し、記憶部201に記憶してもよい。
時計205は、時間を計測し、現在時刻を取得する。
続いて、本実施の形態1における通信端末10及び飛行ルート生成サーバ20の飛行ルート生成処理について説明する。
図6は、本開示の実施の形態1における通信端末及び飛行ルート生成サーバの飛行ルート生成処理について説明するための第1のフローチャートであり、図7は、本開示の実施の形態1における通信端末及び飛行ルート生成サーバの飛行ルート生成処理について説明するための第2のフローチャートである。
まず、ステップS1において、通信端末10のプログラム実行部121は、ユーザ入力部105からの指示に基づき、飛行ルート生成プログラムを実行し、飛行ルートの生成を開始する。ユーザは、ユーザ入力部105に設けられた、飛行ルートの生成を開始するためのボタンを押下する。ユーザ入力部105は、プログラム実行部121に飛行ルートの生成を指示する。
次に、ステップS2において、表示制御部122は、通信部103を介して、地図情報を要求するための地図情報要求を送信する。ここで、地図情報要求には、位置取得部123によって取得された通信端末10の位置情報が含まれる。
次に、ステップS3において、飛行ルート生成サーバ20の通信制御部221は、第1通信部203を介して、通信端末10によって送信された地図情報要求を受信する。
次に、ステップS4において、通信制御部221は、地図情報要求に含まれる通信端末10の位置情報に対応する地図情報を記憶部201から読み出し、第1通信部203を介して、読み出した地図情報を通信端末10へ送信する。通信端末10の位置情報は、緯度及び経度で表され、通信制御部221は、通信端末10の位置を中心とする所定の範囲の地図情報を記憶部201から読み出す。
次に、ステップS5において、通信端末10の表示制御部122は、通信部103を介して、飛行ルート生成サーバ20によって送信された地図情報を受信する。
次に、ステップS6において、表示制御部122は、受信した地図情報を表示部106に表示する。
なお、本実施の形態1において、通信端末10は、通信端末10の位置情報を含む地図情報要求を飛行ルート生成サーバ20へ送信し、通信端末10の位置を中心とする所定の範囲の地図情報を飛行ルート生成サーバ20から受信しているが、本開示は特にこれに限定されない。通信端末10は、無人飛行体40の位置情報を無人飛行体40から受信し、受信した無人飛行体40の位置情報を含む地図情報要求を飛行ルート生成サーバ20へ送信し、無人飛行体40の位置を中心とする所定の範囲の地図情報を飛行ルート生成サーバ20から受信してもよい。このことは、他の実施の形態でも同様に適用可能である。
次に、ステップS7において、ユーザ入力部105は、ユーザによる出発地点の入力を受け付ける。なお、出発地点は、地図上の所定の地点であってもよく、通信端末10の現在位置を出発地点としてもよい。ユーザは、ユーザ入力部105を用いて出発地点を入力する。例えば、ユーザ入力部105がタッチパネルである場合、表示部106に表示されている地図上の出発地点に対応する位置がタッチされることにより、出発地点の入力が受け付けられる。なお、ユーザ入力部105は、出発地点の住所などの地図上の位置を特定することが可能な情報の入力を受け付けてもよい。
次に、ステップS8において、表示制御部122は、ユーザによって入力された出発地点を表すアイコンを表示部106に表示する。なお、出発地点を表すアイコンについては特に限定されず、例えば白い丸又は黒い丸などの種々の形状で表される。
次に、ステップS9において、ユーザ入力部105は、出発時刻の入力を受け付ける。出発時刻は、現在時刻であってもよく、将来の特定の時刻であってもよい。
次に、ステップS10において、表示制御部122は、ユーザによって入力された出発時刻を表示部106に表示する。なお、出発時刻を表示する位置については特に限定されず、例えば出発地点を表すアイコンの近傍に表示される。
次に、ステップS11において、ユーザ入力部105は、ユーザによる通過地点の入力を受け付ける。ユーザは、ユーザ入力部105を用いて通過地点を入力する。通過地点は、自律飛行する無人飛行体40が通過する地点である。例えば、ユーザ入力部105がタッチパネルである場合、表示部106に表示されている地図上の通過地点に対応する位置がタッチされることにより、通過地点の入力が受け付けられる。なお、ユーザ入力部105は、通過地点の住所などの地図上の位置を特定することが可能な情報の入力を受け付けてもよい。
次に、ステップS12において、表示制御部122は、ユーザによって入力された通過地点を表すアイコンを表示部106に表示する。なお、通過地点を表すアイコンについては特に限定されず、例えば白い丸又は黒い丸などの種々の形状で表される。通過地点を表すアイコンは、出発地点を表すアイコンとは異なることが好ましい。また、表示制御部122は、出発地点を表すアイコンと通過地点を表すアイコンとを直線又は矢印で繋いでもよく、これにより、無人飛行体40の飛行ルートを明示することができる。
次に、ステップS13において、通信部103は、出発地点情報、通過地点情報及び出発時刻情報を飛行ルート生成サーバ20へ送信する。出発地点情報は、例えば、出発地点の緯度及び経度を示す情報であり、地図上の位置を特定することが可能な情報であればよい。通過地点情報は、例えば、通過地点の緯度及び経度を示す情報であり、地図上の位置を特定することが可能な情報であればよい。出発時刻情報は、ユーザによって指定された出発時刻を示す情報である。
次に、ステップS14において、飛行ルート生成サーバ20の通信制御部221は、第1通信部203を介して、通信端末10によって送信された出発地点情報、通過地点情報及び出発時刻情報を受信する。なお、受信された出発地点情報、通過地点情報及び出発時刻情報は、記憶部201に記憶される。
次に、ステップS15において、到達予定時刻算出部222は、受信された出発地点情報及び通過地点情報に基づいて、出発地点から通過地点までの移動距離を算出する。
次に、ステップS16において、到達予定時刻算出部222は、無人飛行体40の移動速度を示す移動速度情報を記憶部201から取得する。
次に、ステップS17において、到達予定時刻算出部222は、出発地点から通過地点までの移動距離と移動速度とに基づいて、出発地点から通過地点までの移動時間を算出する。すなわち、到達予定時刻算出部222は、出発地点から通過地点までの移動距離を移動速度で除算することにより、移動時間を算出する。
次に、ステップS18において、到達予定時刻算出部222は、出発地点から通過地点までの移動時間と出発時刻情報とに基づいて、無人飛行体40が通過地点に到達する到達予定時刻を算出する。すなわち、到達予定時刻算出部222は、出発時刻から移動時間経過した時刻を到達予定時刻として算出する。ここで、通信制御部221は、第1通信部203を介して、算出された到着予定時刻を示す到着予定時刻情報を通信端末10へ送信してもよい。通信端末10の通信部103は、到着予定時刻情報を受信し、表示制御部122は、受信した到着予定時刻情報で示される到着予定時刻を、通過地点を示すアイコンの近傍に表示してもよい。
次に、ステップS19において、日の入り時刻到達地点算出部223は、日の入り時刻を表す日の入り時刻情報を記憶部201から取得する。なお、日の入り時刻は、例えば目的地点の日の入り時刻である。
次に、ステップS20において、日の入り時刻到達地点算出部223は、到着予定時刻が日の入り時刻以内であるか否かを判断する。ここで、到着予定時刻が日の入り時刻以内であると判断された場合(ステップS20でYES)、ステップS26の処理へ移行する。
一方、到着予定時刻が日の入り時刻以内ではない、すなわち到着予定時刻が日の入り時刻を越えていると判断された場合(ステップS20でNO)、ステップS21において、日の入り時刻到達地点算出部223は、出発時刻から日の入り時刻までの経過時間を算出する。
次に、ステップS22において、日の入り時刻到達地点算出部223は、出発時刻から日の入り時刻までの経過時間に移動速度を乗算することにより、出発時刻から日の入り時刻までに無人飛行体40が移動する移動距離を算出する。
次に、ステップS23において、日の入り時刻到達地点算出部223は、出発地点と通過地点とを結ぶ直線上において、出発地点から移動距離進んだ位置を日の入り地点として算出する。
次に、ステップS24において、通信制御部221は、第1通信部203を介して、日の入り地点の位置を示す日の入り地点情報を通信端末10へ送信する。日の入り地点情報は、例えば、日の入り地点の緯度及び経度を示す情報であり、地図上の位置を特定することが可能な情報であればよい。また、通信制御部221は、日の入り地点情報に加えて、日の入り時刻を示す日の入り時刻情報を通信端末10へ送信してもよい。
次に、ステップS25において、通信端末10の通信部103は、飛行ルート生成サーバ20によって送信された日の入り地点情報を受信する。
次に、ステップS26において、表示制御部122は、日の入り地点を表すアイコンを表示部106に表示する。なお、日の入り地点を表すアイコンについては特に限定されず、例えばX字状などの種々の形状で表される。日の入り地点を表すアイコンは、出発地点を表すアイコン及び出発地点を表すアイコンとは異なることが好ましい。また、日の入り時刻情報が受信された場合、表示制御部122は、日の入り地点を表すアイコンの近傍に日の入り時刻を表示してもよい。
次に、ステップS27において、表示制御部122は、通過地点の入力が終了されたか否かを判断する。例えば、ユーザ入力部105は、通過地点の入力を終了するため、すなわち飛行ルートを確定させるための終了ボタンを含む。終了ボタンが押下された場合、表示制御部122は、通過地点の入力が終了されたと判断する。ここで、通過地点の入力が終了されていないと判断された場合(ステップS27でNO)、ステップS28において、ユーザ入力部105は、ユーザによる通過地点の入力を受け付ける。通過地点の入力方法については、上述したとおりである。
次に、ステップS29において、表示制御部122は、ユーザによって入力された通過地点を表すアイコンを表示部106に表示する。通過地点を表すアイコンの表示方法については、上述したとおりである。
次に、ステップS30において、通信部103は、通過地点情報を飛行ルート生成サーバ20へ送信する。
次に、ステップS31において、飛行ルート生成サーバ20の通信制御部221は、第1通信部203を介して、通信端末10によって送信された通過地点情報を受信する。なお、受信された通過地点情報は、記憶部201に記憶される。
次に、ステップS32において、到達予定時刻算出部222は、受信された今回の通過地点情報及び前回の通過地点情報に基づいて、今回入力された通過地点から前回入力された通過地点までの移動距離を算出する。なお、前回の通過地点情報は、記憶部201に記憶されているので、到達予定時刻算出部222は、前回の通過地点情報を記憶部201から読み出す。
次に、ステップS33において、到達予定時刻算出部222は、前回入力された通過地点から今回入力された通過地点までの移動距離と移動速度とに基づいて、前回入力された通過地点から今回入力された通過地点までの移動時間を算出する。すなわち、到達予定時刻算出部222は、前回入力された通過地点から今回入力された通過地点までの移動距離を移動速度で除算することにより、移動時間を算出する。
次に、ステップS34において、到達予定時刻算出部222は、前回入力された通過地点から今回入力された通過地点までの移動時間と、前回入力された通過地点の到着予定時刻とに基づいて、無人飛行体40が今回入力された通過地点に到達する到達予定時刻を算出する。すなわち、到達予定時刻算出部222は、前回入力された通過地点の到着予定時刻から移動時間経過した時刻を、今回入力された通過地点の到達予定時刻として算出し、ステップS20の処理に戻る。ここで、通信制御部221は、第1通信部203を介して、算出された到着予定時刻を示す到着予定時刻情報を通信端末10へ送信してもよい。通信端末10の通信部103は、到着予定時刻情報を受信し、表示制御部122は、受信した到着予定時刻情報で示される到着予定時刻を、通過地点を示すアイコンの近傍に表示してもよい。
次に、ステップS20において、日の入り時刻到達地点算出部223は、今回入力された通過地点の到着予定時刻が日の入り時刻以内であるか否かを判断する。ここで、今回入力された通過地点の到着予定時刻が日の入り時刻以内であると判断された場合(ステップS20でYES)、ステップS27の処理へ移行する。
一方、今回入力された通過地点の到着予定時刻が日の入り時刻以内ではない、すなわち今回入力された通過地点の到着予定時刻が日の入り時刻を越えていると判断された場合(ステップS20でNO)、ステップS21において、日の入り時刻到達地点算出部223は、前回入力された通過地点の到着予定時刻から日の入り時刻までの経過時間を算出する。
次に、ステップS22において、日の入り時刻到達地点算出部223は、前回入力された通過地点の到着予定時刻から日の入り時刻までの経過時間に移動速度を乗算することにより、前回入力された通過地点の到着予定時刻から日の入り時刻までに無人飛行体40が移動する移動距離を算出する。
次に、ステップS23において、日の入り時刻到達地点算出部223は、前回入力された通過地点と今回入力された通過地点とを結ぶ直線上において、前回入力された通過地点から移動距離進んだ位置を日の入り地点として算出する。そして、上記のステップS24以降の処理が行われる。
一方、ステップS27において通過地点の入力が終了されたと判断された場合(ステップS27でYES)、ステップS35において、通信端末10の通信部103は、飛行ルートが決定したことを示す飛行ルート決定信号を飛行ルート生成サーバ20へ送信する。
次に、ステップS36において、飛行ルート生成サーバ20の通信制御部221は、第1通信部203を介して、通信端末10によって送信された飛行ルート決定信号を受信する。
次に、ステップS37において、飛行ルート設定部224は、第1通信部203を介して、無人飛行体40が自律飛行する飛行ルートを示す飛行ルート情報を無人飛行体40へ送信する。飛行ルート情報は、出発地点の位置を示す出発地点情報、通過地点の位置を示す通過地点情報及び出発時刻を示す出発時刻情報を含む。無人飛行体40は、飛行ルート情報を受信し、出発時刻情報で示される出発時刻になると、自律飛行を開始する。そして、無人飛行体40は、通過地点情報で示される通過地点を通過し、最終的に出発地点に帰還する。
なお、本実施の形態1では、無人飛行体40は、少なくとも1つの通過地点を経由して出発地点に帰還するが、本開示は特にこれに限定されない。通信端末10は、出発地点とは異なる最終目的地の入力を受け付けてもよく、無人飛行体40は、少なくとも1つの通過地点を経由して最終目的地に着陸してもよい。また、無人飛行体40は、入力された複数の通過地点のうち、最後に入力された通過地点を最終目的地としてもよい。また、無人飛行体40は、唯一入力された通過地点を最終目的地としてもよい。
また、入力された通過地点の到着予定時刻が日の入り時刻を越える場合、飛行ルート設定部224は、当該入力された通過地点を飛行ルートとして受け付けなくてもよい。また、入力された通過地点の到着予定時刻が日の入り時刻を越える場合であっても、飛行ルート設定部224は、当該入力された通過地点を飛行ルートとして受け付けてもよい。この場合、表示制御部122は、日の入り時刻までしか飛行することができないことをユーザに通知する通知画面を表示部106に表示してもよい。
また、本実施の形態1では、出発地点の入力を受け付けられて通過地点の入力が受け付けられる前に、出発時刻の入力を受け付けているが、本開示は特にこれに限定されず、通過地点の入力が受け付けられた後に、出発時刻の入力を受け付けてもよい。この場合、飛行ルート生成後の任意のタイミングで出発時刻の入力が受け付けられる。そして、入力された出発時刻に基づき、飛行ルート生成画面の表示が更新される。このことは、他の実施の形態でも同様に適用可能である。
また、本実施の形態1では、飛行ルート生成サーバ20が飛行ルート情報を無人飛行体40へ送信しているが、本開示は特にこれに限定されず、飛行ルート生成サーバ20は、飛行ルート情報を通信端末10へ送信してもよく、通信端末10は、受信した飛行ルート情報を無人飛行体40へ送信してもよい。このことは、他の実施の形態でも同様に適用可能である。
図8は、本実施の形態1において通信端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
図8に示すように、表示部106には、それぞれユーザによって入力された、出発地点を示すアイコン501と、出発地点の次に通過する第1の通過地点を示すアイコン502と、第1の通過地点の次に通過する第2の通過地点を示すアイコン503とが表示される。アイコン501の近傍には、出発時刻(図8では“16:30”)が表示される。
また、アイコン502の近傍には、無人飛行体40が第1の通過地点に到着する到着予定時刻(図8では“17:00”)が表示される。そして、入力された第2の通過地点に到着する到着予定時刻が日の入り時刻を越える場合、日の入り地点を示すアイコン504が表示される。また、アイコン504の近傍には、日の入り時刻(図8では“17:30”)が表示される。
本実施の形態1において、日の入り時刻までに到着することが可能な第1の通過地点を示すアイコン502と、日の入り時刻までに到着することが不可能な第2の通過地点を示すアイコン503とは、異なる態様で表示してもよい。例えば、アイコン502とアイコン503とを異なる色で表示してもよく、アイコン502とアイコン503とを異なる形状で表示してもよい。
このように、飛行ルートを設定する際に、日の入り時刻を迎える地点が表示されるので、ユーザに対して、日の入り時刻までに帰還する飛行ルートを設定するように促すことができ、日の入り時刻を過ぎて無人飛行体40が飛行するのを防止することができる。
また、飛行ルートのうち、日の入り時刻までに飛行する飛行ルートと、日の入り時刻を越えて飛行する飛行ルートとを異なる態様で表示してもよい。
図9は、本実施の形態1において、日の入り時刻までに飛行する飛行ルートと、日の入り時刻を越えて飛行する飛行ルートとを異なる態様で表示する表示画面の一例を示す図である。
図9に示すように、出発地点を示すアイコン501と、出発地点の次に通過する第1の通過地点を示すアイコン502と、第1の通過地点の次に通過する第2の通過地点を示すアイコン503とは、それぞれ矢印によって繋がれている。例えば、出発地点を示すアイコン501から日の入り地点を示すアイコン504までの飛行ルート5041は青色で表示され、日の入り地点を示すアイコン504から日の入り時刻までに到着することが不可能な第2の通過地点を示すアイコン503までの飛行ルート5042は赤色で表示される。なお、飛行ルート5041を示すラインは濃い色で表示され、飛行ルート5042を示すラインは薄い色で表示されてもよい。
また、飛行ルート5041を示すラインは、飛行ルート5042を示すラインと異なる透過度で表示されてもよい。例えば、日の入り時刻までのルートは、日の入り時刻以降のルートに比べて高い透過度で表示されてもよい。
また、例えば、飛行ルート5041を示すラインは塗りつぶされていてもよく、飛行ルート5042を示すラインは塗りつぶされていない枠線のみで表示されてもよい。
また、飛行ルート5041を示すラインは、飛行ルート5042を示すラインと異なる形状の線で表示されてもよい。例えば、日の入り時刻までのルートは細線で表示されてもよく、日の入り時刻以降のルートは太線で表示されてもよい。
また、飛行ルート5041を示すライン及び飛行ルート5042を示すラインには、互いに異なる文字が重畳されてもよい。例えば、飛行ルート5042を示すライン上に「日の入り後」などという文字が重畳されてもよい。また、例えば、飛行ルート5041を示すライン上に「日の入り前」などという文字が重畳されてもよい。さらに、飛行ルート5041を示すライン及び飛行ルート5042を示すラインの一方のみに、文字が重畳されてもよい。
また、飛行ルート5041を示すライン及び飛行ルート5042を示すラインには、互いに異なるマークが重畳されてもよい。例えば、飛行ルート5042を示すライン上に月を模したマークが重畳されてもよい。また、例えば、飛行ルート5041を示すライン上に太陽を模したマークが重畳されてもよい。さらに、飛行ルート5041を示すライン及び飛行ルート5042を示すラインの一方のみに、マークが重畳されてもよい。
また、飛行ルート5042を示すラインは表示されなくてもよい。例えば、日の入り時刻までの飛行ルートは、何かしらの態様で表示されるが、日の入り時刻以降の飛行ルートは表示されなくてもよい。
また、飛行ルート5041は、飛行ルート5041上をアイコンが移動するアニメーションによって表されてもよい。図10は、本実施の形態1において、日の入り時刻までに飛行する飛行ルート上にアイコンを移動させるアニメーションを表示する表示画面の一例を示す図である。図10に示すように、例えば、出発地点を示すアイコン501から日の入り地点を示すアイコン504までの飛行ルート上には、無人飛行体を模したアイコン531が動くようなアニメーションが表示されるが、日の入り地点を示すアイコン504以降の飛行ルートではアニメーションは表示されない。
このように、日の入り時刻までに飛行する飛行ルートと、日の入り時刻を越えて飛行する飛行ルートとが異なる態様で表示されるので、ユーザは、飛行可能な飛行ルートと飛行不可能な飛行ルートを容易に識別することができ、日中のみ飛行する飛行ルートの設定を支援することができる。
なお、本実施の形態1では、無人飛行体40の飛行が許可されている時間帯の終了時刻を日の入り時刻としているが、本開示は特にこれに限定されず、例えば17時又は18時などの予め決められた時刻を終了時刻としてもよい。
また、本実施の形態1において、無人飛行体40は、単に通過地点の上空を通過するだけでなく、通過地点に着陸した後、次の通過地点へ出発してもよい。そのため、通信端末10は、通過地点を出発する時刻の入力を受け付けてもよい。
また、本実施の形態1において、無人飛行体40が日の入り時刻までに目的地点に到着できない場合、飛行ルート設定部224は、無人飛行体40が日の入り時刻までに目的地点に到着できるように、出発時刻を変更してもよい。この場合、表示制御部122は、出発時刻を変更することをユーザに通知する。
また、本実施の形態1において、無人飛行体40が日の入り時刻までに目的地点に到着できない場合、飛行ルート設定部224は、無人飛行体40が日の入り時刻までに目的地点に到着できるように、無人飛行体40の移動速度を変更してもよい。この場合、表示制御部122は、移動速度を変更することをユーザに通知する。
また、本実施の形態1において、表示制御部122は、飛行ルートにおいて、終了時刻到達地点の直前の通過地点までの飛行ルートと、終了時刻到達地点の直前の通過地点以降の飛行ルートとを異なる態様で表示させてもよい。
図11は、本実施の形態1において、日の入り地点の直前の通過地点までの飛行ルートと、日の入り地点の直前の通過地点以降の飛行ルートとを異なる態様で表示する表示画面の一例を示す図である。
図11に示すように、出発地点を示すアイコン501と、出発地点の次に通過する第1の通過地点を示すアイコン502と、第1の通過地点の次に通過する第2の通過地点を示すアイコン503とは、それぞれ矢印によって繋がれている。例えば、出発地点を示すアイコン501から第1の通過地点を示すアイコン502までの飛行ルート5011は実線で表示され、第1の通過地点を示すアイコン502から日の入り時刻までに到着することが不可能な第2の通過地点を示すアイコン503までの飛行ルート5012は破線で表示される。なお、飛行ルート5011と飛行ルート5012とは、互いに異なる色で表示されてもよい。また、飛行ルート5011と飛行ルート5012とは、互いに異なる態様で表示されてもよい。
また、本実施の形態1において、通信端末10が飛行ルート生成サーバ20の機能を備えてもよい。すなわち、通信端末10は、飛行ルート生成サーバ20の第2通信部204及び時計205をさらに備えてもよく、通信端末10の制御部102は、飛行ルート生成サーバ20の通信制御部221、到達予定時刻算出部222、日の入り時刻到達地点算出部223及び飛行ルート設定部224をさらに備えてもよく、通信端末10の記憶部101は、飛行ルート生成サーバ20の地図情報211、日の入り時刻情報212及び移動速度情報213をさらに記憶してもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2では、ユーザによって入力された通過地点から出発地点へ帰還する帰還予定時刻が表示される。
図12は、本開示の実施の形態2における飛行ルート生成サーバの構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態2における通信端末の構成は、実施の形態1における通信端末の構成と同じである。また、本実施の形態2における飛行ルート生成サーバ21において、図5に示す実施の形態1の飛行ルート生成サーバ20と同じ構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。図12に示す飛行ルート生成サーバ21は、記憶部201、制御部202、第1通信部203、第2通信部204及び時計205を備える。
制御部202は、例えばCPUであり、飛行ルート生成サーバ21の動作を制御する。制御部202は、通信制御部221、到達予定時刻算出部222、飛行ルート設定部224及び帰還時刻算出部225を備える。
帰還時刻算出部225は、ユーザによって入力された第1の通過地点から出発地点へ帰還する第1の帰還予定時刻と、ユーザによって入力された第2の通過地点から出発地点へ帰還する第2の帰還予定時刻とを算出する。
通信端末10の表示部106は、無人飛行体40が第1の通過地点に到達する第1の到達予定時刻と、無人飛行体40が第2の通過地点に到達する第2の到達予定時刻と、無人飛行体40が第1の通過地点から出発地点に帰還する第1の帰還予定時刻と、無人飛行体40が第2の通過地点から出発地点に帰還する第2の帰還予定時刻とを表示する。
続いて、本実施の形態2における通信端末10及び飛行ルート生成サーバ21の飛行ルート生成処理について説明する。
図13は、本開示の実施の形態2における通信端末及び飛行ルート生成サーバの飛行ルート生成処理について説明するための第1のフローチャートであり、図14は、本開示の実施の形態2における通信端末及び飛行ルート生成サーバの飛行ルート生成処理について説明するための第2のフローチャートである。
図13に示すステップS41〜ステップS43の処理は、図6に示すステップS1〜ステップS3の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップS44において、通信制御部221は、地図情報及び日の入り時刻情報を記憶部201から取得する。なお、日の入り時刻は、例えば通信端末10が存在する位置の日の入り時刻である。通信制御部221は、地図情報要求に含まれる通信端末10の位置情報に対応する地図情報及び日の入り時刻情報を記憶部201から読み出す。
次に、ステップS45において、通信制御部221は、第1通信部203を介して、取得した地図情報及び日の入り時刻情報を通信端末10へ送信する。
次に、ステップS46において、通信端末10の表示制御部122は、通信部103を介して、飛行ルート生成サーバ21によって送信された地図情報及び日の入り時刻情報を受信する。
次に、ステップS47において、表示制御部122は、受信した地図情報を表示部106に表示する。
次に、ステップS48において、表示制御部122は、受信した日の入り時刻情報で示される日の入り時刻を表示部106に表示する。
図13に示すステップS49〜ステップS60の処理は、図6に示すステップS7〜ステップS18の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップS61において、帰還時刻算出部225は、ユーザによって入力された通過地点から出発地点へ帰還する帰還予定時刻を算出する。具体的には、帰還時刻算出部225は、出発時刻から、出発地点から通過地点までの移動時間の2倍の時間が経過した時刻を帰還予定時刻として算出する。
次に、ステップS62において、通信制御部221は、第1通信部203を介して、到達予定時刻を示す到達予定時刻情報及び帰還予定時刻を示す帰還予定時刻情報を通信端末10へ送信する。
次に、ステップS63において、通信端末10の通信部103は、飛行ルート生成サーバ21によって送信された到達予定時刻情報及び帰還予定時刻情報を受信する。
次に、ステップS64において、表示制御部122は、通過地点を表すアイコンの近傍に、到達予定時刻情報で示される到達予定時刻と、帰還予定時刻情報で示される帰還予定時刻とを表示する。
図14に示すステップS65〜ステップS72の処理は、図7に示すステップS27〜ステップS34の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップS73において、帰還時刻算出部225は、受信された今回の通過地点情報及び出発地点情報に基づいて、今回入力された通過地点から出発地点までの移動距離を算出する。なお、出発地点情報は、記憶部201に記憶されているので、帰還時刻算出部225は、出発地点情報を記憶部201から読み出す。
次に、ステップS74において、帰還時刻算出部225は、今回入力された通過地点から出発地点までの移動距離と移動速度とに基づいて、今回入力された通過地点から出発地点までの移動時間を算出する。すなわち、帰還時刻算出部225は、今回入力された通過地点から出発地点までの移動距離を移動速度で除算することにより、移動時間を算出する。
次に、ステップS75において、帰還時刻算出部225は、今回入力された通過地点の到達予定時刻から、今回入力された通過地点から出発地点までの移動時間が経過した時刻を、帰還予定時刻として算出する。
次に、ステップS76において、通信制御部221は、第1通信部203を介して、到達予定時刻を示す到達予定時刻情報及び帰還予定時刻を示す帰還予定時刻情報を通信端末10へ送信する。
次に、ステップS77において、通信端末10の通信部103は、飛行ルート生成サーバ21によって送信された到達予定時刻情報及び帰還予定時刻情報を受信する。
次に、ステップS78において、表示制御部122は、今回入力された通過地点を表すアイコンの近傍に、到達予定時刻情報で示される到達予定時刻と、帰還予定時刻情報で示される帰還予定時刻とを表示する。そして、ステップS65の処理へ戻り、ステップS65〜ステップS78の処理が、通過地点の入力が終了するまで行われる。
ステップS65において通過地点の入力が終了されたと判断された場合(ステップS65でYES)、ステップS79において、通信端末10の通信部103は、飛行ルートが決定したことを示す飛行ルート決定信号を飛行ルート生成サーバ21へ送信する。
図14に示すステップS80〜ステップS81の処理は、図7に示すステップS36〜ステップS37の処理と同じであるので、説明を省略する。
図15は、本実施の形態2において通信端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
図15に示すように、表示部106には、それぞれユーザによって入力された、出発地点を示すアイコン501と、出発地点の次に通過する第1の通過地点を示すアイコン502と、第1の通過地点の次に通過する第2の通過地点を示すアイコン503と、日の入り時刻505とが表示される。アイコン501の近傍には、出発時刻(図15では“15:30”)が表示される。
また、アイコン502の近傍には、無人飛行体40が第1の通過地点に到着する到着予定時刻(図15では“16:00”)が表示されるとともに、無人飛行体40が第1の通過地点から出発地点に帰還する帰還予定時刻(図15では“16:30”)が表示される。
また、アイコン503の近傍には、無人飛行体40が第2の通過地点に到着する到着予定時刻(図15では“16:30”)が表示されるとともに、無人飛行体40が第2の通過地点から出発地点に帰還する帰還予定時刻(図15では“17:10”)が表示される。
このように、飛行ルートを設定する際に、日の入り時刻とともに、各通過地点から出発地点に帰還する帰還予定時刻が表示されるので、ユーザに対して、日の入り時刻までに帰還する飛行ルートを設定するように促すことができ、日の入り時刻を過ぎて無人飛行体40が飛行するのを防止することができる。
なお、第2の通過地点が入力される際に、無人飛行体40が第2の通過地点から出発地点に帰還する第2の帰還予定時刻が、終了時刻(日の入り時刻)を越える場合、ユーザ入力部105は、第2の通過地点の入力を受け付けなくてもよい。
また、第2の通過地点が入力される際に、無人飛行体40が第2の通過地点から出発地点に帰還する第2の帰還予定時刻が、終了時刻(日の入り時刻)を越える場合、表示制御部122は、第2の帰還予定時刻が終了時刻を越えることをユーザに通知してもよい。
また、本実施の形態2において、入力された第2の通過地点の第2の到着予定時刻が日の入り時刻を越える場合、表示制御部122は、実施の形態1と同様に、日の入り地点を示すアイコンを表示してもよい。
また、本実施の形態2において、表示制御部122は、飛行ルートにおいて、終了時刻(日の入り時刻)までに出発地点に帰還可能な通過地点と、帰還不可能な通過地点とを異なる態様で表示してもよい。
図16は、本実施の形態2において、日の入り時刻までに出発地点に帰還可能な通過地点と、帰還不可能な通過地点とを異なる態様で表示する表示画面の一例を示す図である。
図16に示すように、表示部106には、それぞれユーザによって入力された、出発地点を示すアイコン501と、出発地点の次に通過する第1の通過地点を示すアイコン502と、第1の通過地点の次に通過する第2の通過地点を示すアイコン503と、日の入り時刻505とが表示される。アイコン501の近傍には、出発時刻(図16では“16:30”)が表示される。
また、アイコン502の近傍には、無人飛行体40が第1の通過地点に到着する到着予定時刻(図16では“17:00”)が表示されるとともに、無人飛行体40が第1の通過地点から出発地点に帰還する帰還予定時刻(図16では“17:20”)が表示される。
また、アイコン503の近傍には、無人飛行体40が第2の通過地点に到着する到着予定時刻(図16では“17:30”)が表示されるとともに、無人飛行体40が第2の通過地点から出発地点に帰還する帰還予定時刻(図16では“18:10”)が表示される。
図16において、日の入り時刻までに出発地点に帰還することが可能な第1の通過地点を示すアイコン502と、日の入り時刻までに出発地点に帰還することが不可能な第2の通過地点を示すアイコン503とは、異なる態様で表示してもよい。例えば、アイコン502とアイコン503とを異なる色で表示してもよく、アイコン502とアイコン503とを異なる形状で表示してもよい。
これにより、設定した通過地点から出発地点に終了時刻までに帰還可能であるか否かをユーザに把握させることができる。
また、本実施の形態2において、表示制御部122は、通過地点から出発地点に帰還する帰還ルート上において、通過地点から終了時刻到達地点までの飛行ルートと、終了時刻到達地点から出発地点までの飛行ルートとを異なる態様で表示してもよい。
図17は、本実施の形態2において、通過地点から出発地点に帰還する帰還ルート上において、通過地点から終了時刻到達地点までの飛行ルートと、終了時刻到達地点から出発地点までの飛行ルートとを異なる態様で表示する表示画面の一例を示す図である。
図17に示すように、表示部106には、それぞれユーザによって入力された、出発地点を示すアイコン501と、出発地点の次に通過する第1の通過地点を示すアイコン502と、第1の通過地点の次に通過する第2の通過地点を示すアイコン503と、日の入り時刻505とが表示される。アイコン501の近傍には、出発時刻(図17では“16:30”)が表示される。
また、アイコン502の近傍には、無人飛行体40が第1の通過地点に到着する到着予定時刻(図17では“17:00”)が表示されるとともに、無人飛行体40が第1の通過地点から出発地点に帰還する帰還予定時刻(図17では“17:20”)が表示される。
また、アイコン503の近傍には、無人飛行体40が第2の通過地点に到着する到着予定時刻(図17では“17:30”)が表示されるとともに、無人飛行体40が第2の通過地点から出発地点に帰還する帰還予定時刻(図17では“18:10”)が表示される。
第2の通過地点から出発地点に帰還する帰還予定時刻が日の入り時刻を越える場合、日の入り地点を示すアイコン504が表示される。また、アイコン504の近傍には、日の入り時刻(図17では“18:00”)が表示される。
また、第2の通過地点を示すアイコン503と出発地点を示すアイコン501とは、矢印によって繋がれている。第2の通過地点から出発地点に帰還する帰還ルート上において、第2の通過地点を示すアイコン503から日の入り地点を示すアイコン504までの飛行ルート5051は破線で表示され、日の入り地点を示すアイコン504から出発地点を示すアイコン501までの飛行ルート5052は一点鎖線で表示される。
なお、飛行ルート5051と飛行ルート5052とは、互いに異なる色で表示されてもよい。また、飛行ルート5051と飛行ルート5052とは、互いに異なる態様で表示されてもよい。
これにより、設定した通過地点から出発地点までの帰還ルート上において、終了時刻までに到達可能な場所をユーザに把握させることができる。また、終了時刻までに到達可能な場所がわかるので、ユーザは、終了時刻までに到達可能な場所へ無人飛行体40を回収しに行くことができる。
また、本実施の形態2において、通信端末10が飛行ルート生成サーバ21の機能を備えてもよい。すなわち、通信端末10は、飛行ルート生成サーバ21の第2通信部204及び時計205をさらに備えてもよく、通信端末10の制御部102は、飛行ルート生成サーバ21の通信制御部221、到達予定時刻算出部222、飛行ルート設定部224及び帰還時刻算出部225をさらに備えてもよく、通信端末10の記憶部101は、飛行ルート生成サーバ21の地図情報211、日の入り時刻情報212及び移動速度情報213をさらに記憶してもよい。
(実施の形態3)
災害時又は緊急時には、日の入り時刻後の夜間であっても無人飛行体40を飛行させる必要がある。そこで、実施の形態3では、日の入り時刻を越えても無人飛行体40の飛行が許可されている場合、通過地点の到達予定時刻が日の入り時刻を越えていたとしても、飛行ルートとしての設定を受け付ける。
図18は、本開示の実施の形態3における通信端末の構成を示すブロック図である。図18に示す通信端末11は、記憶部101、制御部102、位置測定部104、ユーザ入力部105、表示部106、第1通信部1031及び第2通信部1032を備える。なお、本実施の形態3における通信端末11において、図4に示す実施の形態1の通信端末10と同じ構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
第1通信部1031は、例えばLTEなどの通信規格により、飛行ルート生成サーバ22に種々の情報を送信するとともに、飛行ルート生成サーバ22から種々の情報を受信する。第1通信部1031は、実施の形態1における通信部103と同じ機能を有している。
第2通信部1032は、例えばインターネットにより、外部サーバ30から種々の情報を受信する。第2通信部1032は、外部サーバ30から許可情報を受信する。許可情報は、終了時刻(日の入り時刻)を越えて無人飛行体40の飛行を許可するための情報である。なお、許可情報は、ユーザ入力部105を用いてユーザによって入力されてもよい。この場合、第2通信部1032は不要となる。
制御部102は、例えばCPUであり、通信端末11の動作を制御する。制御部102は、プログラム実行部121、表示制御部122、位置取得部123及び許可情報取得部124を備える。
許可情報取得部124は、第2通信部1032を介して、外部サーバ30から許可情報を取得する。なお、許可情報取得部124は、ユーザ入力部105によって入力された許可情報を取得してもよい。
第1通信部1031は、許可情報取得部124によって取得された許可情報を飛行ルート生成サーバ22に送信する。また、第1通信部1031は、飛行ルート生成サーバ22によって送信された許可情報の検証結果を受信する。検証結果は、許可情報が妥当であるか否かを示す。
ユーザ入力部105は、終了時刻(日の入り時刻)を越えて無人飛行体40の飛行を許可する許可情報を取得した場合、無人飛行体40が第2の通過地点に到達する到達予定時刻が終了時刻(日の入り時刻)を越えても通過地点の入力を受け付ける。ユーザ入力部105は、第1通信部1031によって許可情報が妥当であると判断された検証結果が受信された場合、終了時刻(日の入り時刻)を越えた到達予定時刻に到達する第2の通過地点の入力を許可する。一方、ユーザ入力部105は、第1通信部1031によって許可情報が妥当ではないと判断された検証結果が受信された場合、又は許可情報取得部124によって許可情報が取得されない場合、終了時刻(日の入り時刻)を越えた到達予定時刻に到達する第2の通過地点の入力を受け付けない。
図19は、本開示の実施の形態3における飛行ルート生成サーバの構成を示すブロック図である。図19に示す飛行ルート生成サーバ22は、記憶部201、制御部202、第1通信部203、第2通信部204及び時計205を備える。
制御部202は、例えばCPUであり、飛行ルート生成サーバ22の動作を制御する。制御部202は、通信制御部221、到達予定時刻算出部222、日の入り時刻到達地点算出部223、飛行ルート設定部224及び許可情報検証部226を備える。
許可情報検証部226は、通信端末11によって送信された許可情報の妥当性を検証し、検証結果を通信端末11へ送信する。
続いて、本実施の形態3における通信端末11及び飛行ルート生成サーバ22の飛行ルート生成処理について説明する。
まず、通信端末11の許可情報取得部124は、第2通信部1032を介して、外部サーバ30から許可情報を取得する。
次に、第1通信部1031は、許可情報取得部124によって取得された許可情報を飛行ルート生成サーバ22に送信する。
次に、飛行ルート生成サーバ22の第1通信部203は、通信端末11によって送信された許可情報を受信する。
次に、許可情報検証部226は、第1通信部203によって受信された許可情報が妥当であるか否かを検証する。許可情報検証部226は、許可情報が正規に発行されたものであれば、妥当であると判断し、許可情報が正規に発行されたものでなければ、妥当ではないと判断する。
次に、第1通信部203は、許可情報検証部226によって検証された許可情報の検証結果を通信端末11へ送信する。
次に、通信端末11の第1通信部1031は、飛行ルート生成サーバ22によって送信された許可情報の検証結果を受信する。
そして、許可情報が妥当であると判断された検証結果が受信された場合、ユーザ入力部105は、到達予定時刻が終了時刻(日の入り時刻)を越えている通過地点の入力を受け付ける。
なお、出発地点及び通過地点の入力、到達予定時刻の算出及び日の入り地点の算出などの処理は、実施の形態1と同じであるので、説明を省略する。
図20は、本実施の形態3において通信端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
図20に示すように、表示部106には、それぞれユーザによって入力された、出発地点を示すアイコン501と、出発地点の次に通過する第1の通過地点を示すアイコン502と、第1の通過地点の次に通過する第2の通過地点を示すアイコン506と、第2の通過地点の次に通過する第3の通過地点を示すアイコン507とが表示される。アイコン501の近傍には、出発時刻(図20では“16:30”)が表示される。
また、アイコン502の近傍には、無人飛行体40が第1の通過地点に到着する到着予定時刻(図20では“17:00”)が表示される。そして、入力された第2の通過地点に到着する到着予定時刻が日の入り時刻を越える場合、日の入り地点を示すアイコン504が表示される。また、アイコン504の近傍には、日の入り時刻(図20では“17:30”)が表示される。
また、図20に示す例では、許可情報が取得され、日の入り時刻後も無人飛行体40を飛行させることが可能である。そのため、日の入り時刻後に到着する第2の通過地点及び第3の通過地点は、飛行ルートとして設定可能である。第2の通過地点を示すアイコン506及び第3の通過地点を示すアイコン507は、日の入り時刻までに到着することが可能な第1の通過地点を示すアイコン502と異なる態様で表示してもよい。すなわち、アイコン506及びアイコン507の形状は、アイコン502の形状と異ならせてもよい。
また、本実施の形態3において、表示制御部122は、飛行ルートにおいて、出発地点から終了時刻到達地点までの飛行ルートと、終了時刻到達地点以降の飛行ルートとを異なる態様で表示してもよい。
図21は、本実施の形態3において、飛行ルートにおいて、出発地点から終了時刻到達地点までの飛行ルートと、終了時刻到達地点以降の飛行ルートとを異なる態様で表示する表示画面の一例を示す図である。
飛行ルートのうち、出発地点から日の入り時刻までに飛行する飛行ルートと、日の入り時刻を越えて飛行する飛行ルートとを異なる態様で表示してもよい。すなわち、図21に示すように、例えば、出発地点を示すアイコン501から日の入り地点を示すアイコン504までの飛行ルート5081は実線で表示され、日の入り地点を示すアイコン504から第3の通過地点を示すアイコン507までの飛行ルート5082は破線で表示されてもよい。また、飛行ルート5081は青色で表示され、飛行ルート5082は赤色で表示されてもよく、飛行ルート5081と飛行ルート5082とは、互いに異なる色で表示されてもよい。
(実施の形態4)
実施の形態4では、入力された通過地点から日の入り時刻までに移動可能な範囲が表示される。
図22は、本開示の実施の形態4における飛行ルート生成サーバの構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態4における通信端末の構成は、実施の形態1における通信端末の構成と同じである。また、本実施の形態4における飛行ルート生成サーバ23において、図5に示す実施の形態1の飛行ルート生成サーバ20と同じ構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。図22に示す飛行ルート生成サーバ23は、記憶部201、制御部202、第1通信部203、第2通信部204及び時計205を備える。
制御部202は、例えばCPUであり、飛行ルート生成サーバ23の動作を制御する。制御部202は、通信制御部221、到達予定時刻算出部222、飛行ルート設定部224及び飛行可能距離算出部227を備える。
飛行可能距離算出部227は、入力された通過地点から日の入り時刻までに無人飛行体40が飛行することが可能な飛行可能距離を算出する。通信制御部221は、第1通信部203を介して、飛行可能距離算出部227によって算出された飛行可能距離を通信端末10へ送信する。
通信端末10の通信部103は、飛行ルート生成サーバ23によって送信された飛行可能距離を受信する。通信端末10の表示制御部122は、入力された通過地点を中心とし、通信部103によって受信された飛行可能距離を半径とする円形状の飛行可能範囲を表示する。
表示部106は、第1の通過地点が入力される際に、無人飛行体40が第1の通過地点に到達する第1の到達予定時刻から終了時刻(日の入り時刻)までに無人飛行体40が飛行可能な範囲を表示する。
続いて、本実施の形態4における通信端末10及び飛行ルート生成サーバ23の飛行ルート生成処理について説明する。
図23は、本開示の実施の形態4における通信端末及び飛行ルート生成サーバの飛行ルート生成処理について説明するためのフローチャートである。なお、本実施の形態4において、ステップS91より前の処理は、図6に示すステップS1〜ステップ19の処理と同じであるので、説明を省略し、ステップS91以降の処理のみを説明する。
ステップS91において、飛行可能距離算出部227は、到着予定時刻と日の入り時刻と移動速度とに基づいて、入力された通過地点から日の入り時刻までに無人飛行体40が飛行することが可能な飛行可能距離を算出する。すなわち、飛行可能距離算出部227は、到着予定時刻から日の入り時刻までの移動時間を算出し、算出した移動時間に移動速度を乗算することにより、通過地点から日の入り時刻までに無人飛行体40が飛行することが可能な飛行可能距離を算出する。
次に、ステップS92において、通信制御部221は、第1通信部203を介して、到達予定時刻を示す到達予定時刻情報及び飛行可能距離を示す飛行可能距離情報を通信端末10へ送信する。
次に、ステップS93において、通信端末10の通信部103は、飛行ルート生成サーバ21によって送信された到達予定時刻情報及び飛行可能距離情報を受信する。
次に、ステップS94において、表示制御部122は、通過地点を表すアイコンの近傍に、到達予定時刻情報で示される到達予定時刻を表示する。
次に、ステップS95において、表示制御部122は、飛行可能距離情報で示される飛行可能距離を半径とし、通過地点を表すアイコンを中心とする円形状の飛行可能範囲を表示する。
図23に示すステップS96〜ステップS103の処理は、図7に示すステップS27〜ステップS34の処理と同じであるので、説明を省略する。
ステップS103の処理の後、ステップS91の処理に戻り、飛行可能距離算出部227は、到着予定時刻と日の入り時刻と移動速度とに基づいて、今回入力された通過地点から日の入り時刻までに無人飛行体40が飛行することが可能な飛行可能距離を算出する。
なお、ステップS95において、表示制御部122は、今回入力された通過地点に対応する飛行可能範囲と、前回入力された通過地点に対応する飛行可能範囲とを表示してもよい。また、表示制御部122は、前回入力された通過地点に対応する飛行可能範囲を表示せずに、今回入力された通過地点に対応する飛行可能範囲のみを表示してもよい。
ステップS96において通過地点の入力が終了されたと判断された場合(ステップS96でYES)、ステップS104において、通信端末10の通信部103は、飛行ルートが決定したことを示す飛行ルート決定信号を飛行ルート生成サーバ21へ送信する。
図23に示すステップS105〜ステップS106の処理は、図7に示すステップS36〜ステップS37の処理と同じであるので、説明を省略する。
図24は、本実施の形態4において通信端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
図24に示すように、表示部106には、それぞれユーザによって入力された、出発地点を示すアイコン501と、出発地点の次に通過する通過地点を示すアイコン502とが表示される。アイコン501の近傍には、出発時刻(図24では“16:30”)が表示される。
また、アイコン502の近傍には、無人飛行体40が通過地点に到着する到着予定時刻(図24では“17:00”)が表示される。さらに、表示部106には、飛行可能距離情報で示される飛行可能距離を半径とし、通過地点を表すアイコン502を中心とする円形状の飛行可能範囲511が表示される。
このように、飛行ルートを設定する際に、通過地点から日の入り時刻までに飛行可能な飛行可能範囲が表示されるので、ユーザに対して、日の入り時刻までに帰還する飛行ルートを設定するように促すことができ、日の入り時刻を過ぎて無人飛行体40が飛行するのを防止することができる。
なお、本実施の形態4において、表示部106は、無人飛行体40のバッテリの残容量に応じて飛行することが可能な飛行可能範囲を表示してもよい。
図25は、本実施の形態4の変形例において通信端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
実施の形態4の変形例では、通過地点から日の入り時刻までに無人飛行体40が飛行することが可能な第1の飛行可能範囲521と、無人飛行体40のバッテリの残容量に応じて無人飛行体40が飛行することが可能な飛行可能範囲522とが表示部106に表示される。
この場合、飛行ルート生成サーバ23は、無人飛行体40が備えるバッテリの残容量を取得する残容量取得部をさらに備える。残容量取得部は、第1通信部203を介して、無人飛行体40からバッテリの残容量を受信する。
また、飛行可能距離算出部227は、入力された通過地点から日の入り時刻までに無人飛行体40が飛行することが可能な第1の飛行可能距離を算出する。また、飛行可能距離算出部227は、入力された通過地点から無人飛行体40のバッテリの残容量に応じて無人飛行体40が飛行することが可能な第2の飛行可能距離を算出する。通信制御部221は、第1通信部203を介して、飛行可能距離算出部227によって算出された第1の飛行可能距離及び第2の飛行可能距離を通信端末10へ送信する。
通信端末10の通信部103は、飛行ルート生成サーバ23によって送信された第1の飛行可能距離及び第2の飛行可能距離を受信する。通信端末10の表示制御部122は、入力された通過地点を中心とし、通信部103によって受信された第1の飛行可能距離を半径とする円形状の第1の飛行可能範囲を表示する。また、表示制御部122は、入力された通過地点を中心とし、通信部103によって受信された第2の飛行可能距離を半径とする円形状の第2の飛行可能範囲を表示する。
表示部106は、第1の通過地点が入力される際に、無人飛行体40が第1の通過地点から残容量で飛行可能な範囲をさらに表示する。
続いて、本実施の形態4の変形例における通信端末10及び飛行ルート生成サーバ23の飛行ルート生成処理について説明する。なお、以下の説明では、上記の実施の形態4の飛行ルート生成処理とは異なる処理についてのみ説明する。
図23のステップS91の前に、通信制御部221は、第1通信部203を介して、バッテリの残容量を要求する残容量要求を無人飛行体40へ送信し、無人飛行体40からバッテリの残容量を受信する。
そして、図23ステップS91において、飛行可能距離算出部227は、到着予定時刻と日の入り時刻と移動速度とに基づいて、入力された通過地点から日の入り時刻までに無人飛行体40が飛行することが可能な第1の飛行可能距離を算出する。また、飛行可能距離算出部227は、受信されたバッテリ残容量情報で示されるバッテリの残容量に応じた第2の飛行可能距離を算出する。記憶部201は、バッテリの残容量と、第2の飛行可能距離とを対応付けたテーブルを記憶している。飛行可能距離算出部227は、受信されたバッテリ残容量情報で示されるバッテリの残容量に対応する第2の飛行可能距離を記憶部201から読み出す。
次に、ステップS92において、通信制御部221は、第1通信部203を介して、到達予定時刻を示す到達予定時刻情報、第1の飛行可能距離を示す第1の飛行可能距離情報及び第2の飛行可能距離を示す第2の飛行可能距離情報を通信端末10へ送信する。
次に、ステップS93において、通信端末10の通信部103は、飛行ルート生成サーバ21によって送信された到達予定時刻情報、第1の飛行可能距離情報及び第2の飛行可能距離情報を受信する。
次に、ステップS94において、表示制御部122は、通過地点を表すアイコンの近傍に、到達予定時刻情報で示される到達予定時刻を表示する。
次に、ステップS95において、表示制御部122は、第1の飛行可能距離情報で示される第1の飛行可能距離を半径とし、通過地点を表すアイコンを中心とする円形状の第1の飛行可能範囲521を表示する。また、表示制御部122は、第2の飛行可能距離情報で示される第2の飛行可能距離を半径とし、通過地点を表すアイコンを中心とする円形状の第2の飛行可能範囲522を表示する。
なお、本実施の形態4の変形例において、バッテリの残容量に応じて無人飛行体40が飛行することが可能な第2の飛行可能距離が、通過地点から日の入り時刻までに無人飛行体40が飛行することが可能な第1の飛行可能距離よりも短い場合、表示制御部122は、第1の飛行可能範囲521を表示せずに、第2の飛行可能範囲522のみを表示してもよい。
また、第1の飛行可能範囲521と、第2の飛行可能範囲522とは、異なる態様で表示することが好ましい。
本開示において、ユニット、装置、部材又は部の全部又は一部、又は図3,4,5,12,18,19,22に示されるブロック図の機能ブロックの全部又は一部は、半導体装置、半導体集積回路(IC)、又はLSI(Large Scale Integration)を含む一つ又は複数の電子回路によって実行されてもよい。LSI又はICは、一つのチップに集積されてもよいし、複数のチップを組み合わせて構成されてもよい。例えば、記憶素子以外の機能ブロックは、一つのチップに集積されてもよい。ここでは、LSIやICと呼んでいるが、集積の度合いによって呼び方が変わり、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、若しくはULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれるものであってもよい。LSIの製造後にプログラムされる、Field Programmable Gate Array(FPGA)、又はLSI内部の接合関係の再構成又はLSI内部の回路区画のセットアップができるReconfigurable Logic Deviceも同じ目的で使うことができる。
さらに、ユニット、装置、部材又は部の全部又は一部の機能又は操作は、ソフトウエア処理によって実行することが可能である。この場合、ソフトウエアは一つ又は複数のROM、光学ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録され、ソフトウエアが処理装置(Processor)によって実行されたときに、そのソフトウエアで特定された機能が処理装置(Processor)および周辺装置によって実行される。システム又は装置は、ソフトウエアが記録されている一つ又は複数の非一時的記録媒体、処理装置(Processor)、及び必要とされるハードウエアデバイス、例えばインターフェース、を備えていてもよい。
本開示に係る飛行ルート生成方法、飛行ルート生成プログラム及び飛行ルート表示装置は、ユーザに対して、無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻までに帰還する飛行ルートを設定するように促すことができ、終了時刻を過ぎて無人飛行体が飛行するのを防止することができ、無人飛行体が自律飛行する飛行ルートを生成する飛行ルート生成方法、飛行ルート生成プログラム及び飛行ルート表示装置として有用である。
1 ユーザ
10,11 通信端末
20,21,22,23 飛行ルート生成サーバ
30 外部サーバ
40 無人飛行体
50 ネットワーク
101 記憶部
102 制御部
103 通信部
104 位置測定部
105 ユーザ入力部
106 表示部
111 飛行ルート生成プログラム
121 プログラム実行部
122 表示制御部
123 位置取得部
124 許可情報取得部
201 記憶部
202 制御部
203 第1通信部
204 第2通信部
205 時計
211 地図情報
212 時刻情報
213 移動速度情報
221 通信制御部
222 到達予定時刻算出部
223 日の入り時刻到達地点算出部
224 飛行ルート設定部
225 帰還時刻算出部
226 許可情報検証部
227 飛行可能距離算出部
1001 各種センサ
1002 推進器
1003 通信部
1004 バッテリ
1005 制御部
1006 慣性計測部
1007 位置測定部
1031 第1通信部
1032 第2通信部

Claims (9)

  1. 自律飛行する無人飛行体の飛行ルートを生成する飛行ルート生成方法であって、
    出発地点と前記無人飛行体が通過する通過地点との入力を受け付け、
    前記通過地点への到着予定時刻が、前記無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻を越えるか否かを判定し、
    前記到着予定時刻が前記終了時刻を越えると判定される場合、前記出発地点と前記通過地点とを通過する飛行ルートを、前記無人飛行体の飛行ルートとして受け付けない、
    飛行ルート生成方法。
  2. 自律飛行する無人飛行体の飛行ルートを生成する飛行ルート生成方法であって、
    出発地点と前記無人飛行体が通過する通過地点との入力を受け付け、
    前記通過地点への到着予定時刻が、前記無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻を越えるか否かを判定し、
    前記到着予定時刻が前記終了時刻を越えると判定される場合、前記到着予定時刻が前記終了時刻を越えることをユーザに通知する、
    飛行ルート生成方法。
  3. 前記到着予定時刻が前記終了時刻を越えると判定される場合、前記到着予定時刻が前記終了時刻よりも前になるように前記出発地点からの出発時刻を変更する、
    請求項1又は2記載の飛行ルート生成方法。
  4. 前記到着予定時刻が前記終了時刻を越えると判定される場合、前記到着予定時刻が前記終了時刻よりも前になるように前記無人飛行体の移動速度を変更する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の飛行ルート生成方法。
  5. 前記終了時刻を越えて前記無人飛行体の飛行を許可する許可情報を取得した場合、前記到達予定時刻が前記終了時刻を越えても前記通過地点の入力を受け付ける、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の飛行ルート生成方法。
  6. 前記通過地点が入力される際に、前記到達予定時刻から前記終了時刻までに前記無人飛行体が飛行可能な範囲を表示させる、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の飛行ルート生成方法。
  7. 前記無人飛行体が備えるバッテリの残容量を取得し、
    前記通過地点が入力される際に、前記無人飛行体が前記通過地点から前記残容量で飛行可能な範囲をさらに表示させる、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の飛行ルート生成方法。
  8. 自律飛行する無人飛行体の飛行ルートを生成するプログラムであって、
    コンピュータを、
    出発地点と前記無人飛行体が通過する通過地点との入力を受け付け、
    前記通過地点への到着予定時刻が、前記無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻を越えるか否かを判定し、
    前記到着予定時刻が前記終了時刻を越えると判定される場合、前記出発地点と前記通過地点とを通過する飛行ルートを、前記無人飛行体の飛行ルートとして受け付けない、ように機能させる、
    プログラム。
  9. 自律飛行する無人飛行体の飛行ルートを生成するプログラムであって、
    コンピュータを、
    出発地点と前記無人飛行体が通過する通過地点との入力を受け付け、
    前記通過地点への到着予定時刻が、前記無人飛行体の飛行が許可されている時間帯の終了時刻を越えるか否かを判定し、
    前記到着予定時刻が前記終了時刻を越えると判定される場合、前記到着予定時刻が前記終了時刻を越えることをユーザに通知する、ように機能させる、
    プログラム。
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