JPH10241100A - 自動従属監視環境下における進入管制区航空機個別誘導システム - Google Patents

自動従属監視環境下における進入管制区航空機個別誘導システム

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JPH10241100A
JPH10241100A JP9043626A JP4362697A JPH10241100A JP H10241100 A JPH10241100 A JP H10241100A JP 9043626 A JP9043626 A JP 9043626A JP 4362697 A JP4362697 A JP 4362697A JP H10241100 A JPH10241100 A JP H10241100A
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JP
Japan
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aircraft
airspace
control area
monitoring environment
approach control
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JP9043626A
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English (en)
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Masahisa Nishida
昌央 西田
Yasuhiro Ko
康弘 高
Toshikazu Nakajima
敏和 中島
Keiichiro Nakagami
恵一郎 中上
Ryuji Otsuka
竜治 大塚
Kakuichi Shiomi
格一 塩見
Yoichi Kusui
洋一 楠井
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Toshiba Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Ship Research Institute
Original Assignee
Toshiba Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Ship Research Institute
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイロットに対して、自動的に微小空域毎に
適切な飛行のための情報を提供することにより、ヒュー
マンエラーを著しく減少し、安全で的確な運航を行うこ
とができる自動従属監視環境下における進入管制区航空
機個別誘導システムを提供する。 【解決手段】 自動従属監視環境下における進入管制区
航空機個別誘導システムにおいて、航空管制システム
が、自動的に進入管制区を微小空域群に分割し、管制官
による飛行禁止空域1−3〜1−7の設定に基づく航空
機誘導のための運航ルールを航空機管制システムが前記
全微小空域に設定し、気象状況の変化、滑走路変更設定
など空域内にデータの変化が発生した場合に、その内容
を反映させる運航ルール及び航空機の着陸予定時刻、進
入管制区出域予定時刻をリアルタイムに前記全微小空域
に設定し、航空機が前記微小空域に対応した位置に至る
と航空管制システムが自動的に当該航空機のシステムに
前記運航ルールを送信し、航空機のシステムに送信され
た運航ルールにしたがって、当該航空機を誘導し、パイ
ロットが操縦する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GNSS(Glo
bal Navigation Satellite
System)による航空機位置情報をAMSS(Ae
ronautical Mobile Satelli
te Service:航空移動衛星業務)を介して、
航空管制システム(管制官の制御卓および飛行情報検出
装置)に送信するADS(Automatatic D
ependent Surveillance:自動従
属監視)環境下における航空機個別誘導システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、管制官が、航空機が衝突するこ
となく安全に航行するため、および空域(航空機の飛行
を監視するために、航空管制機関ごとに定められた空中
の有限範囲の領域)を有効に使うために航空機同士に適
切な距離間隔(安全に飛行できる航空機同士の最短距離
間隔)を付けており、その際にARTS(Automa
ted Radar Terminal Syste
m)などを使用している。
【0003】例えば、図18に示すように、進入管制区
(進入管制所およびターミナル管制所が飛行中の航空機
を管制している空域)において、空港の滑走路181に
着陸することを目的とする航空機182は、STAR
〔Standard Terminal Arriva
l Route(標準到着経路:空港毎に定められた到
着機が通常飛行するルート)〕に沿って飛行することに
より、最終進入フィックス(着陸機が必ず通過しなけれ
ばならない滑走路近くの空間上の点)に到達している。
【0004】また、滑走路181から離陸する航空機1
83は、SID〔StandardInstrumen
t Departure(標準計器出発方式:空港毎に
定められた通常出発機が飛行するルート)〕に沿って飛
行することにより、航空路に到達してる。各航空機がそ
れらの経路を飛行している間、進入管制区管制官184
は、 .管制官184が、レーダ画面(飛行中の航空機の便
名、位置、高度、速度、針路などを表示している画面)
185で監視し、航空機の高度、速度、針路などから航
空機の衝突などを予測し、それを回避するための高度、
速度、針路変更などを判断し、当該航空機のパイロット
へ音声通信により操縦誘導指示している。
【0005】.管制官184が、進入管制区をレーダ
画面185で監視し、航空機が次に飛行する空域(出発
機の場合は航空交通管制部の管制しているセクターと呼
ばれる空域、到着機の場合は飛行場管制空域)に進入す
る前に、航空機同士に安全で空域を効率良く使用するた
めの距離間隔を付けるために高度、速度、および針路変
更などを当該航空機のパイロットへ音声通信により指示
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の進入管制区管制方法では、航空機同士のニアミ
ス(航空機同士が取るべき安全距離間隔未満の異常接
近)などが発生している。つまり、管制官の判断にはヒ
ューマンエラーの可能性が残る場合があり、また調査報
告によれば、その判断は管制官に著しい業務負荷をかけ
ている。
【0007】さらに、航空機の交通量は増加の一途を辿
っている。すなわち、ヒューマンエラーが発生する確率
は、その交通量増加の割合に比例するか、それ以上とな
ることが予想されている。したがって従来の方法では、
それらの航空機同士の衝突を予測し、適切な距離間隔を
付けることは極めて難しく、安全性の維持について懸念
される。
【0008】また、現在米国でフリーフライト構想(現
在は航空機が規定のルートしか飛行を許されないのに対
し、航空機同士の衝突が予想されない限り自由な空域を
飛行する構想)が盛んに議論されている。この構想によ
ると、到着機は進入管制区に四方八方から進入し、出発
機も離陸後ある程度自由度を持って進入管制区に進入し
てくることが想定される。それに伴い進入管制区でも航
空機はある程度自由度を持って飛行することになるの
で、航空機の飛行経路は著しく増大し、到底人間の判断
で、航空機の衝突を予測したり、次の空域に進入するま
でに、適切な距離間隔を付けたりすることは困難である
ため、その対策が必要である。
【0009】本発明は、上記状況に鑑みて、パイロット
に対して、自動的に微小空域毎に適切な飛行のための情
報を提供することにより、ヒューマンエラーの可能性を
少なくし、安全で的確な運航を行うことができる自動従
属監視環境下における進入管制区航空機個別誘導システ
ムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕自動従属監視環境下における進入管制区航空機個
別誘導システムにおいて、航空管制システムが、起動時
に自動的に進入管制区を微小空域群に分割し、飛行禁止
空域設定に基づく航空機誘導のための運航ルールを前記
微小空域に設定する。その後、航空管制システムが、気
象状況の変化など運航ルールに影響を及ぼすデータが変
化した場合に、その内容を反映させる運航ルール及び航
空機の着陸予定時刻、進入管制区出域時刻などをリアル
タイムに前記微小空域に設定し、航空機が前記微小空域
に対応した位置へ至ると、航空管制システムが自動的に
当該航空機システムに前記運航ルールを送信し、この送
信された運航ルールにしたがって、当該航空機を誘導
し、パイロットが航空機を操縦する。
【0011】〔2〕上記〔1〕記載の自動従属監視環境
下における進入管制区航空機個別誘導システムにおい
て、前記進入管制区で、エンジントラブルなどの航空機
の異常やハイジャックなどが発生し、パイロットがその
緊急事態内容を航空管制システムに送信した場合や、管
制官が当該航空機の異常を認知した場合などに、航空機
識別符号を入力することにより、当該航空機に優先順位
を付けて誘導できる運航ルールに当該微小空域を再設定
する。
【0012】〔3〕上記〔1〕記載の自動従属監視環境
下における進入管制区航空機個別誘導システムにおい
て、滑走路変更や気球の放球などに伴い進入してはなら
ない空域が新たに前記進入管制区内に生じる場合など
に、管制官が飛行禁止空域設定操作部材を操作して、矩
形などの図形で当該空域を囲い、飛行禁止空域及び開始
時刻、終了時刻などを設定する。
【0013】〔4〕上記〔1〕記載の自動従属監視環境
下における進入管制区航空機個別誘導システムにおい
て、管制官が運航ルール参照操作部材を操作して、図形
である空域を囲うと、その中に位置する各微小空域に設
定されている運航ルールを参照可能にする。 〔5〕上記〔1〕記載の自動従属監視環境下における進
入管制区航空機個別誘導システムにおいて、管制官が進
入管制区内の航空機を選択することにより、当該航空機
の進入している微小空域及びその周辺の微小空域に設定
されている運航ルールを参照可能にする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。自動従属監視環境下におけ
る進入管制区航空機個別誘導システムは、GNSS、A
MSSなどと、航空管制システム及び航空機システムか
ら成る。図1は進入管制区の概略説明図、図2は航空管
制システムの概略構成図、図3はその航空管制システム
の制御卓内の情報記憶装置(例えば、ハードディスク)
の構成図、図4は航空機システムの構成図、図5は進入
管制区の微小空域の説明図、図6はその微小空域の運航
ルールを示す図である。
【0015】図1に示すように、1は進入管制区であ
り、1−1は進入管制区境界線、1−2は空港内の滑走
路、1−3〜1−7は飛行禁止空域である。
【0016】更に、詳細に述べると、実線の空域1−
3,1−4,1−5は起動時に航空管制システムが気象
データや航空機運動特性データなどに基づいて自動的に
設定する飛行禁止空域である。また、点線で示された空
域1−6及び1−7は新たに進入してはならない空域と
なった場合に航空管制システムが、もしくは管制官が設
定する飛行禁止空域であり、1−3,1−4,1−5と
は事情が異なっている。
【0017】また、図2に示すように、2−2は飛行情
報検出装置であり、航空機位置情報受信装置2−21、
データ送受信中継装置〔例えば、VDL,GES(航空
衛星通信所)〕2−22、気象計測装置2−23などを
有する。ここで、航空機位置受信装置2−21は衛星か
らの位置情報を受信して、航空機2−3の位置情報を得
る。データ送受信中継装置(例えばVDL)2−22
は、航空機システム4(図4参照)と制御卓2−1間の
データを送受信するための設備で、特に、本発明におい
ては、後述する微小空域の運航ルール、その再設定情報
などを航空機システム4(図4参照)に送信し、また、
パイロットからの緊急事態や優先飛行要求などの情報を
従来の音声に変わってデータ通信を行う。気象計測装置
2−23は風向きや気圧、温度など気象情報を得て、そ
の気象情報は制御卓2−1に取り込まれる。
【0018】2−1は管制官が操作する制御卓であり、
2−10はCPU(中央処理装置)、2−11は入力装
置、2−12は出力装置、2−13は記憶媒体(例えば
ROM)、2−14はRAM、2−15は時計、2−1
6は入力インターフェース、2−17は通信インターフ
ェース、2−18は画像プロセッサ、2−19は画像メ
モリ、3は情報記憶装置(例えばハードディスク)であ
る。
【0019】CPU(中央処理装置)2−10は制御卓
の総括的な演算及び制御を行う。入力装置2−11は、
例えば、マウス、タッチスイッチなどの操作部材を有
し、出力装置2−12は画像を表示するディスプレイ
(またはプリンタ)や警報装置などからなる。記憶媒体
(例えばROM)2−13は航空機2−3の現在の位置
情報を表示するなどのプログラムを格納している。
【0020】RAM2−14は入力装置2−11により
入力された情報を記憶するとともに、その入力情報に基
づいてCPU2−10により演算された結果や、通信イ
ンタフェース2−17および情報記憶装置(例えばハー
ドディスク)3から読み込まれた情報などを格納するた
めの記憶手段である。入力インターフェース2−16は
飛行情報検出装置2−2、情報記憶装置(例えばハード
ディスク)3からの情報を受け取る手段である。通信イ
ンターフェース2−17は飛行情報検出装置2−2から
の情報を入出力するための装置である。
【0021】図3に示すように、3は情報記憶装置(例
えばハードディスク)であり、管理情報31、プログラ
ム32、地図データファイル33、空港データファイル
34、航空機運動特性データファイル35、気象データ
ファイル36などが記憶されている。ここで、地図デー
タファイル33の地図データは、微小空域の設定におけ
る基礎となるデータである。この地図データを基礎にし
て、空港データファイル34からの空港データを組み合
わせて、この進入管制区の全体的配置が描かれる。そこ
で、航空機運動特性データファイル35からの航空機運
動特性データと、気象データファイル36からの気象デ
ータ、例えば、風向きなどとを組み合わせて、飛行禁止
空域1−3〜1−5(図1参照)が設定される。
【0022】次に、航空機システムについて説明する
と、図4に示すように、航空機システム4は、CPU
(中央処理装置)40、入力装置41、出力装置42、
記憶媒体(例えばROM)43、RAM44、時計4
5、通信インタフェース46、画像プロセッサ47、画
像メモリ48などを備えている。そして、CPU(中央
処理装置)40は航空機システムの総括的な演算および
制御等を行う。入力装置41は、例えば、マウス、タッ
チスイッチなどの操作部材を有し、出力装置42は画像
を表示するディスプレイ(またはプリンタ)や警報装置
などからなる。記憶媒体(例えばROM)43は自機の
運動特性などを保持している。RAM44は入力装置4
1により入力された情報や、航空機の現在位置、運航ル
ール等の情報を格納するための記憶手段である。通信イ
ンタフェース46は飛行情報検出装置2−2からの情報
を入出力するための手段である。
【0023】現在ADSは整備されていないが、FAN
S(special committee on Fu
ture Air Navigation Syste
m)構想により、ADS,ATN(Aeronauti
cal Telecommunication Net
work),CPDLC(Controller Pi
lot Data Link Communicati
on)が整備されると考えられる。
【0024】それらのシステムを使うと、航空機の位置
情報はリアルタイムに航空管制システムの航空機位置監
視画面として出力装置2−12(図2参照)に表示され
る。この条件の下で、以下のような航空機位置管制方式
とその管制方法について、述べる。まず、図5及び図6
に示すように、3次元の進入管制区1(図1参照)を、
細かい微小空域(例えば、1辺5マイル程度の立方体)
に分割する(航空機位置監視画面には表示されない)。
その分割された微小空域毎に航空機を誘導するための運
航ルールが記憶される。その情報は、通信インターフェ
ース2−17、データ送受信装置(例えばVDL)2−
22を介して航空機システム4に通信されて、その微小
空域の誘導情報にしたがってパイロットが航空機を操縦
することにより、安全な運航を保証する。
【0025】例えば、マウスクリックの入力装置2−1
1からの入力により、図1に示すように、進入してはな
らない空域(1−3,1−4,1−5)が例えば、空港
データファイル34、航空機運動特性データファイル3
5、気象データファイル36のデータに基づいて、飛行
禁止空域として設定される。また、矩形エリア(1−
6)や円形エリア(1−7)は、例えば、管制官の状況
判断により、飛行船などが飛ぶ予定のある空域や、超高
層建築付近の空域などを入力装置2−11からデータを
入力し、飛行禁止空域として設定する。
【0026】次いで、航空管制システムはそれらのデー
タと気象情報(例えば風向、風速、積乱雲有無)などの
各種データを統合し、時間的に、到着機が最も効率良く
最終進入フィックスに到達し、出発機が最も効率良く航
空路に到達する運航ルール、つまり、従来は管制官が音
声で指示していた内容、例えば、「針路を220度に変
更しろ。」「高度を15000フィートに変更しろ。」
「速度を13ノットに変更しろ。」「衝突防止灯を点灯
しろ。」などといった情報を、前記微小空域毎に運航ル
ールとして設定する。
【0027】次いで、航空機がその微小空域及びその隣
接微小空域に対応した位置へ至ると(ADSにより、航
空機の飛行位置が判断される)、航空管制システムがデ
ータ送受信中継装置(例えばVDL)2−22を介して
航空機システム4へ当該運航ルールを送信し、次の微小
空域に対応した位置へ至ると、当該微小空域に設定され
た運航ルールを航空機システム4へ送信し、この送信さ
れた運航ルールにしたがって航空機2−3を誘導し、パ
イロットが航空機2−3を操縦すれば、安全に他機との
間隔も維持しながら時間的に効率良く最終進入フィック
スに到達でき、また航空路に到達することができる。
【0028】なお、航空管制システムが、運航ルールを
気象データ、管制官の入力データ(例えば、飛行船など
が飛ぶ予定がある空域や、超高層建築付近の空域などの
飛行禁止空域)などに基づきリアルタイムに再設定す
る。また、微小空域群は、例えば、図5及び図6に示す
ように、空域を立方体群X 100 〜X305 に区切ったもの
(例えば5マイル四方)とし、例えば、微小空域X 100
は当該航空機に対しては進入禁止情報を与え、微小空域
101 では航空機A、300(針路)、80(高度)、
28(速度)の運航ルールを設定している。
【0029】図7は本発明の実施例を示す進入管制区の
出力装置であるディスプレイとその表示例を示す図であ
る。この図において、71は進入管制区、72は空港内
の滑走路、73は優先飛行航空機、74は飛行禁止空
域、75は通常航空機を示している。また、76は優先
飛行設定ボタン、77は飛行禁止空域設定ボタン、78
は運航ルール参照設定ボタン、79は優先飛行予約設定
ボタンであり、例えば、優先飛行設定ボタン76を管制
官が操作して、航空機73(例えばANA81)を選択
すると、図8に示すように、優先飛行設定確認ダイアロ
グなどが表示されて、OKボタンを選択すると、そのた
めの関連する全微小空域の運航ルールが再設定されて、
当該航空機は優先順位に基づいて滑走路72に誘導され
る。キャンセルボタンを選択すると当該航空機の優先飛
行設定は取り消される。
【0030】また、前記進入管制区71で緊急事態が発
生した場合、飛行禁止空域設定ボタン77を選択し、操
作部材を操作し、矩形などの図形である空域74を囲う
と、図9に示すように、飛行禁止開始時刻、終了時刻設
定ダイアログなどが表示されて、OKボタンを選択する
と、そのための関連する全微小空域の運航ルールが再設
定される。
【0031】更に、管制官が運航ルール参照設定ボタン
78を選択し、進入管制区71の1部を選択すると、そ
の微小空域及びその周辺の各微小空域に設定されている
運航ルールを参照することができる。また、管制官が運
航ルール参照設定ボタン78を選択し、進入管制区71
の航空機を選択すると、当該航空機の進入している微小
空域、及びその周辺の微小空域に設定されている運航ル
ールを参照可能である。
【0032】また、進入管制区外でパイロットが緊急事
態内容を送信した場合などに、管制官が優先飛行予約設
定ボタン79を選択すると、図10が表示され、航空機
識別符号(コールサイン)を入力装置2−11(図2参
照)から入力し、確認することにより、当該航空機が進
入管制区のある微小空域に対応した位置へ至ると当該航
空機を優先順位を付けて誘導できる運航ルールを関連す
る全微小空域に再設定することができる。
【0033】このように、気象状況の変化、管制官によ
る飛行禁止空域の設定、および滑走路変更設定など空域
内にデータの変化が発生した場合に、航空管制システム
がその内容を反映させる運航ルールをリアルタイムに微
小空域に再設定し、航空機が前記微小空域に対応した位
置へ至ると、自動的に当該航空機システムに前記運航ル
ールを送信し、送信された運航ルールにしたがって、当
該航空機を誘導し、パイロットが操縦することができ
る。
【0034】また、図11、図12、図13、図14、
図15及び図16は航空機に装備される航空機システム
の入出力装置の例である。図11は本発明の実施例を示
すパイロットが操作する運航ルールの選択時及び緊急事
態発生時の入力装置を示す図である。この図において、
航空機システム入力部110には到着時刻順操作部材1
12、到着時刻及び消費燃料操作部材113、消費燃料
順操作部材114、緊急事態操作部材115、テンキー
116、OKキー117、キャンセルキー118などが
配置されている。
【0035】例えば、到着時刻順操作部材112を選択
すると、図12に示すように、目的地に一番早く到着す
る運航ルールの制限内の情報が航空機システム出力部に
表示される。また、到着時刻順及び消費燃料順操作部材
113を選択すると、図13に示すように、到着時刻設
定確認ダイアログ及び消費燃料設定確認ダイアログが表
示され、到着時刻及び燃料をテンキー116で入力する
と、その内容を満たす到着時刻と消費燃料を考えた運航
ルールが、図14に示すようにいくつか表示される。
【0036】また、消費燃料順操作部材114を選択す
ると、図12に示すように消費燃料が一番良い運航ルー
ルの制限内の情報が航空機システム出力部に表示され
る。また、緊急事態操作部材115を選択すると、図1
5に示すように表示され、テンキー116により緊急事
態内容を選択し、その緊急事態内容が航空管制システム
に送信され、それを反映する運航ルールが各微小空域に
再設定される。
【0037】また、図16はその航空機などの情報の画
面の例を示す図である。この図に示すように、航空機な
どの情報画面160には便名、現在時刻、目的地、到着
予定時刻、航空機情報、現在の運航ルールなどが常時表
示されている。また、画面161には現在の運航ルール
が変化するいくつか先の微小空域の運航ルールが表示さ
れている。
【0038】図17は本発明の実施例を示す進入管制区
の自動従属監視環境下における進入管制区航空機個別誘
導システムのフローチャートである。 (1)まず、航空管制システムにより進入管制区の全体
設定を行う(ステップS1)。 (2)次に、航空管制システムが、進入管制区の全微小
空域の設定と、その運航ルールの設定を行う(ステップ
S2)。
【0039】(3)次に、航空管制システムが、微小空
域の飛行禁止空域設定を行う(ステップS3)。 (4)次に、航空管制システムが、データ(風向、緊急
事態、航空機の現在位置や高度や速度または針路等の運
航ルールに影響を及ぼす全ての情報)に変更があるか否
かをチェックする(ステップS4)。
【0040】(5)次に、ステップS4において、YE
Sの場合には、航空管制システムが、当該微小空域に運
航ルールの再設定を行う(ステップS5)。NOの場合
には、ステップS6に進む。 (6)次に、航空管制システムが、進入管制区のある微
小空域に対応した位置へ航空機が至ったか否かをチェッ
クし、このステップにおいて、NOの場合は、ステップ
S4へ戻る(ステップS6)。
【0041】(7)次に、ステップS6において、YE
Sの場合、すなわち、航空機が進入管制区のある微小空
域に対応した位置へ至った場合において、航空管制シス
テムが、データ(風向、緊急事態、航空機の現在位置や
高度や速度または針路等の運航ルールに影響を及ぼす全
ての情報)に変更があるか否かをチェックする(ステッ
プS7)。
【0042】(8)ステップS7において、YESの場
合には、航空管制システムが、当該微小空域に運航ルー
ルの再設定を行う(ステップS8)。 (9)次に、ステップS8において、再設定が行われた
場合、またはステップS7においてNOの場合には、航
空管制システムへ運航ルールを送信する(ステップS
9)。
【0043】(10)次に、航空機システムが、航空管
制システムから送られてきた微小空域の運航ルールをデ
ータ送受信中継装置(例えばVDL)を介して受信する
(ステップS10)。 (11)次に、航空機システムが、運航ルール制限内の
情報が選ばれたか否かをチェックする(ステップS1
1)。
【0044】(12)次に、ステップS11において、
YESの場合は、航空機システムが選ばれた運航ルール
制限内の情報を航空管制システムに送信する(ステップ
S12)。ステップS11において、NOの場合には、
ステップS14へ進む。 (13)次に、航空管制システムが、当該運航ルールを
受信し運航ルールを再設定する(ステップS13)。
【0045】(14)航空管制システムを停止するか否
かをチェックする(ステップS14)。一方、航空機が
進入管制区から出域していなければ、ステップS7に戻
る。なお、パイロットは、航空機に緊急事態が発生した
場合、随時、管制官の制御卓に緊急事態内容を送信し、
管制官は優先操作部材等を操作し、緊急事態内容を航空
管制システムに入力し、ステップS5に戻る。
【0046】このように、上記実施例によれば、 (1)従来の方法とは異なり、進入管制区において、安
全のための詳細データが自動的に、かつリアルタイムに
得られる点で管制官のロードワークが大幅に減る。ま
た、ヒューマンエラーが少なくなり、安全性の大幅な向
上を図ることができる。
【0047】(2)管制指示(運航ルール)は自動的
に、かつ、リアルタイムに航空機に送信されるため、管
制官が航空機毎に指示を与える必要がなくなり、ロード
ワークを大幅に低減することができる。 (3)フリーフライト構想が実現した場合、進入管制区
においても、パイロットが管制官に束縛されないエンル
ート空域(進入管制区の外側の空域)飛行時と意識の共
通性を得ることを可能とする。
【0048】更に、本発明によれば、 (a)進入管制区に適用する例を説明したが、航空機位
置監視画面の表示空域を変更すれば、その他の空域にも
適用可能である。 (b)また、フリーフライト構想が実現された場合の進
入管制区、その他の空域の航空管制システムでも適用可
能である。
【0049】なお、上記実施例では、進入管制区の航空
機と制御卓間の通信を音声を介することなく実施するよ
うにしたが、適宜音声による通信方式を補助的に組み合
わせることができることは言うまでもない。なお、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣
旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明
の範囲から排除するものではない。
【0050】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)従来の音声による方法とは異なり、進入管制区に
おいて、安全のための詳細データが自動的に、かつリア
ルタイムに得られることになり、管制官のロードワーク
を大幅に低減することができる。
【0051】また、ヒューマンエラーが少なくなり、安
全性の大幅な向上を図ることができる。更に、ヒューマ
ンエラーを考慮した無駄な空域を必要としないため、時
間的に効率良く、航空機を誘導操縦することができる。 (2)管制指示(運航ルール)は自動的に、かつ、リア
ルタイムに航空機に送信されるため、管制官が航空機毎
に指示を与える必要がなくなり、ロードワークを大幅に
低減することができる (3)フリーフライト構想が実現した場合、進入管制区
においても、パイロットが管制官に束縛されないエンル
ート飛行時と意識の共通性を所有することができる。
【0052】(4)管制官の業務は、専ら優先飛行、飛
行禁止空域設定に意識を集中することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す進入管制区の概略説明図
である。
【図2】本発明の実施例を示す進入管制区の航空管制シ
ステムの概略構成図である。
【図3】本発明の実施例を示す進入管制区の航空管制シ
ステムの情報記憶装置(例えばハードディスク)の構成
図である。
【図4】本発明の実施例を示す航空機システムの構成図
である。
【図5】本発明の実施例を示す進入管制区の微小空域の
説明図である。
【図6】本発明の実施例を示す進入管制区の微小空域の
運航ルールを示す図である。
【図7】本発明の実施例を示す管制卓の進入管制区の出
力装置であるディスプレイとその表示例を示す図であ
る。
【図8】本発明の実施例を示す進入管制区の優先飛行設
定を管制官が確認するダイアログなどの表示例を示す図
である。
【図9】本発明の実施例を示す進入管制区の飛行禁止空
域の時間設定、及びその確認ダイアログの表示例を示す
図である。
【図10】本発明の実施例を示す飛行予約便名表示例を
表す図である。
【図11】本発明の実施例を示すパイロットが操作する
運航ルールの選択時及び緊急事態発生時の入力装置を表
す図である。
【図12】本発明の実施例を示す運航ルールの例を表す
図である。
【図13】本発明の実施例の到着時刻及び消費燃料設定
をパイロットが確認する時のダイアログの表示例を示す
図である。
【図14】本発明の実施例の到着時刻および消費燃料を
考えた運航ルールの例を表す図である。
【図15】本発明の実施例を示す航空管制システムへの
連絡用操作部材の緊急事態モードの緊急事態内容の画面
の例を示す図である。
【図16】本発明の実施例を示す航空機等の情報画面の
例を示す図である。
【図17】本発明の実施例を示す進入管制区の自動従属
監視環境下における進入管制区航空機個別誘導システム
のフローチャートである。
【図18】従来の進入管制区の概略管制の説明図であ
る。
【符号の説明】
1,71 進入管制区 1−1 進入管制区境界線 1−2,72 空港内の滑走路 1−3〜1−7,74 飛行禁止空域 2−1 制御卓 2−2 飛行情報検出装置 2−3,75 航空機 2−10,40 CPU(中央処理装置) 2−11,41 入力装置 2−12,42 出力装置 2−13,43 記憶媒体(例えばROM) 2−14,44 RAM 2−15,45 時計 2−16 入力インターフェース 2−17,46 通信インターフェース 2−18,47 画像プロセッサ 2−19,48 画像メモリ 2−21 航空機位置情報受信装置 2−22 データ送受信中継装置(例えばVDL,G
ES) 2−23 気象計測装置 3 情報記憶装置(例えばハードディスク) 31 管理情報 32 プログラム 33 地図データファイル 34 空港データファイル 35 航空機運動特性データファイル 36 気象データファイル 4 航空機システム 73 優先飛行航空機 76 優先飛行設定ボタン 77 飛行禁止空域設定ボタン 78 運航ルール参照設定ボタン 79 優先飛行予約設定ボタン 110 航空機システム入力部 112 到着時刻順操作部材 113 到着時刻及び消費燃料操作部材 114 消費燃料順操作部材 115 緊急事態操作部材 116 テンキー 117 OKキー 118 キャンセルキー 160 情報画面 161 画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 昌央 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 高 康弘 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 中島 敏和 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 中上 恵一郎 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 大塚 竜治 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 塩見 格一 東京都三鷹市新川6−38−1 運輸省電子 航法研究所内 (72)発明者 楠井 洋一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝小向工場

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動従属監視環境下における進入管制区
    航空機個別誘導システムにおいて、(a)航空管制シス
    テムが自動的に進入管制区を微小空域群に分割し、
    (b)航空管制システムが飛行禁止空域設定に基づく航
    空機誘導のための運航ルールを前記微小空域に設定し、
    (c)航空管制システムが気象状況の変化など進入管制
    区内のデータが変化した場合に、その内容を反映させる
    運航ルール及び航空機の着陸予定時刻、進入管制区出域
    予定時刻などをリアルタイムに前記微小空域に設定し、
    (d)航空管制システムが航空機が前記微小空域に対応
    した位置へ至ると自動的に当該航空機システムに前記運
    航ルールを送信し、(e)航空管制システムが航空機シ
    ステムに前記送信された運航ルールにしたがって当該航
    空機を誘導し、(f)パイロットが航空機を操縦するこ
    とを特徴とする自動従属監視環境下における進入管制区
    航空機個別誘導システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動従属監視環境下にお
    ける進入管制区航空機個別誘導システムにおいて、前記
    進入管制区でパイロットが緊急事態内容を航空管制シス
    テムに送信した場合や管制官が当該航空機の異常を認知
    した場合などに航空機識別符号を入力することにより、
    当該航空機に優先順位を付けて誘導できる運航ルールを
    当該微小空域に再設定することを特徴とする自動従属監
    視環境下における進入管制区航空機個別誘導システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動従属監視環境下にお
    ける進入管制区航空機個別誘導システムにおいて、前記
    進入管制区で進入してはならない空域が新たに出来た場
    合に管制官が飛行禁止空域設定操作部材を操作して矩形
    などの図形である空域を囲い飛行禁止空域及び開始時
    刻、終了時刻などを設定するGUIを持つことを特徴と
    する自動従属監視環境下における進入管制区航空機個別
    誘導システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の自動従属監視環境下にお
    ける進入管制区航空機個別誘導システムにおいて、運航
    ルール参照操作部材を操作して図形などである空域を囲
    うとその中に位置する各微小空域に設定されている運航
    ルールを参照可能にするGUIを持つことを特徴とする
    自動従属監視環境下における進入管制区航空機個別誘導
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の自動従属監視環境下にお
    ける進入管制区航空機個別誘導システムにおいて、航空
    機位置監視画面上で進入管制区の航空機を選択すると当
    該航空機の進入している微小空域及びその周辺の微小空
    域に設定されている運航ルールを参照可能にするGUI
    を持つことを特徴とする自動従属監視環境下における進
    入管制区航空機個別誘導システム。
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