JP6908841B2 - 制御装置および飛行体制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置および飛行体制御方法に関する。
近年、ドローン(drone)と呼ばれる小型無人飛行機の技術が進歩し、物流、空撮、測量等の分野での利用が期待されている。一方、ドローンの飛行範囲は、現状では無線LAN(Local Area Network)を使用した操作端末によってドローンを無線制御するために、目視圏内での飛行範囲となることが多い。
例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11規格の無線LANでドローンを飛行させる場合、2.4GHz帯使用でおよそ200m−300mが制御可能な飛行範囲となる。
特開2017−055335号公報
ドローンを活用した多様なサービスの実現に向け、広域にわたってドローンを飛行させるために、無線基地局の電波を使用した飛行制御の技術が求められている。無線基地局とドローンとの間で無線通信を行ってドローンを広域飛行させる場合、ドローンの飛行中に無線通信に要する通信帯域のリソースに不足が生じると、ドローンが制御を失い墜落等が生じる危険性がある。このため、無線基地局に対して、ドローンとの無線通信を行うための通信帯域を事前に確保してドローンの飛行性の安全性を図ることが重要である。
1つの側面では、本発明は、飛行体の安全性を図った制御装置および飛行体制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、制御装置が提供される。制御装置は、制御部を備える。制御部は、飛行体が出発地から飛行して目的地に到着するまでの飛行範囲に存在する複数の無線区域の内、出発地から目的地まで無線通信が繋がる飛行無線区域を選出し、飛行無線区域に位置する無線基地局に対して、飛行体と無線通信を行うための通信帯域を予約する。さらに、制御部は、飛行無線区域に位置する無線基地局に対して仮飛行ルートを設定し、仮飛行ルートを形成する一連の無線基地局と、飛行体との間で映像配信サービスが実行可能か否かを判定し、映像配信サービスが実行不可のサービス不可無線基地局があると判定した場合、仮飛行ルートからサービス不可無線基地局を除いて飛行ルートを設定する。
また、上記課題を解決するために、コンピュータが上記制御装置と同様の制御を実行する飛行体制御方法が提供される。
1側面によれば、飛行体の安全性を図ることが可能になる。
制御装置の構成の一例を示す図である。 飛行管理システムの構成の一例を示す図である。 飛行管理システムの構成の一例を示す図である。 飛行制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 機能ブロックの一例を示す図である。 飛行制御装置の機能ブロックの一例を示す図である。 飛行計画情報管理部および基地局情報管理部のテーブル格納例を示す図である。 飛行管理システムの動作フローチャートの一例を示す図である。 飛行条件管理テーブルの一例を示す図である。 セルデータ管理テーブルの一例を示す図である。 セルの繋がりの一例を示す図である。 セル繋がり情報の管理の一例を示す図である。 セル繋がり情報の管理の一例を示す図である。 飛行ルート管理テーブルの一例を示す図である。 基地局予約情報管理テーブルの生成を説明するための図である。 飛行ルート上に出発地からの距離を設定した例を示す図である。 基地局予約情報管理テーブルの登録例を示す図である。 通信帯域の予約時間の設定例を説明するための図である。 予約時間管理テーブルの一例を示す図である。 セル別通信帯域予約管理テーブルの一例を示す図である。 飛行計画算出の動作を示すフローチャートである。 飛行計画算出の動作を示すフローチャートである。 飛行計画の再計算動作を示すフローチャートである。 ドローンの自動飛行制御の動作を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施形態の制御装置について図1を用いて説明する。図1は制御装置の構成の一例を示す図である。制御装置1は、制御部1aと記憶部1bを備える。
制御部1aは、飛行体が出発地から飛行して目的地に到着するまでの飛行範囲に存在する複数の無線区域の内、出発地から目的地まで無線通信が繋がる飛行無線区域を選出する。そして、制御部1aは、飛行無線区域に位置する無線基地局に対して、飛行体と無線通信を行うための通信帯域を予約して飛行体の飛行制御を行う。記憶部1bは、飛行無線区域の識別情報、無線基地局の位置情報および飛行体の飛行計画や飛行制御に要する情報等を記憶する。
図1に示す例を用いて制御部1aの動作について説明する。なお、飛行体4が出発地P1から飛行して目的地P2に到着するまでの飛行範囲に無線区域c1、・・・、c6があるとする。また、出発地P1は無線区域c1に含まれ、目的地P2は無線区域c5に含まれるとする。
〔ステップS1〕クライアント装置20は、飛行体4の飛行条件を含む飛行依頼を制御部1aへ送信する。
〔ステップS2〕制御部1aは、無線区域c1、・・・、c6の内、出発地P1から目的地P2まで無線通信が繋がる無線区域c1、c2、c3、c4、c5を飛行無線区域として選出する。
〔ステップS3〕制御部1aは、飛行無線区域c1、c2、c3、c4、c5に位置する無線基地局bs1、bs2、bs3、bs4、bs5に対し、飛行条件にもとづいて、飛行体4と無線通信するための通信帯域を予約して飛行体4の飛行制御を行う。
このように、制御装置1は、飛行体4の飛行範囲内で無線通信の繋がりのある飛行無線区域を選出し、選出した飛行無線区域に位置する無線基地局に対して、飛行体4との無線通信に要する通信帯域を予約する。これにより、制御装置1は、飛行体4が広域飛行する際の通信帯域を無線基地局に事前に確保することができ、飛行体4の安全性を図ることが可能になる。
[第2の実施の形態]
次に第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、飛行体4としてドローンの飛行制御を行うものである。なお、飛行体4をドローンとして以降説明するが、ドローン以外の無人飛行機に対しても本発明の技術を適用可能である。また、以降では、無線区域をセルと呼び、無線基地局を基地局と呼ぶ。
まず、システム構成について説明する。図2は飛行管理システムの構成の一例を示す図である。飛行管理システム1−1は、飛行制御装置10、クライアント装置20、基地局管理サーバ30、ドローン40、ネットワークN1および基地局5−1、5−2を備える。ネットワークN1には、飛行制御装置10、基地局管理サーバ30および基地局5−1、5−2が接続する。
ここで、クライアント装置20は、ドローン40の飛行を飛行制御装置10に依頼する。クライアント装置20は、例えば、ドローン飛行管理会社等の企業または依頼人によって操作される装置である。
飛行制御装置10は、ドローン40の飛行計画の設定・管理を行う。基地局管理サーバ30は、ドローン40の飛行ルート上にある基地局の管理を行う。
〔ステップS11〕クライアント装置20は、ドローン40の飛行依頼を飛行制御装置10へ送信する。飛行依頼には、ドローン40の飛行に要する飛行条件が含まれる。
〔ステップS12〕飛行制御装置10は、受信した飛行条件にもとづいて飛行計画を求める。そして、飛行制御装置10は、飛行計画にもとづき、ドローン40の飛行ルート上の基地局5−1、5−2を検出し、基地局5−1、5−2の通信帯域の予約時間を算出し、基地局管理サーバ30に予約要求を送信する。
〔ステップS13〕基地局管理サーバ30は、予約要求を受けて通信帯域の予約時間を承認すると、承認した旨を飛行制御装置10に送信する。
〔ステップS14〕基地局管理サーバ30は、基地局5−1、5−2に対して、承認した予約時間で通信帯域を予約する。
〔ステップS15〕飛行制御装置10は、ドローン40の飛行を許可し、飛行制御を開始する。
〔ステップS16〕ドローン40は、予約された通信帯域にもとづいて基地局5−1、5−2と無線通信を行いながら、飛行計画で定められた飛行ルートを飛行する。図2の例では、ドローン40は、基地局5−1が配置されるセルc1−1から離陸し、基地局5−2が配置されるセルc1−2に着陸する。
図3は飛行管理システムの構成の一例を示す図である。飛行管理システム1−2は、飛行制御装置10a、クライアント装置20、ドローン40、ネットワークN1および基地局5−1、5−2を備える。飛行制御装置10aは、基地局管理サーバ30を含み、ネットワークN1には、飛行制御装置10aおよび基地局5−1、5−2が接続する。
図2に示した飛行管理システム1−1では、飛行制御装置10と基地局管理サーバ30は分離してネットワークN1を介して通信を行うとしたが、飛行管理システム1−2では、飛行制御装置10aは基地局管理サーバ30の機能を含む。このように、飛行制御装置と基地局管理サーバとが一体化する構成にしてもよい。
<飛行制御装置のハードウェア>
図4は飛行制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。飛行制御装置10は、プロセッサ100によって装置全体が制御されている。すなわち、プロセッサ100は、飛行制御装置10の制御部として機能する。
プロセッサ100には、バス103を介して、メモリ101および複数の周辺機器が接続されている。プロセッサ100は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはPLD(Programmable Logic Device)である。またプロセッサ100は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
メモリ101は、飛行制御装置10の主記憶装置として使用される。メモリ101には、プロセッサ100に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、メモリ101には、プロセッサ100による処理に要する各種データが格納される。
また、メモリ101は、飛行制御装置10の補助記憶装置としても使用され、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。メモリ101は、補助記憶装置として、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)等の半導体記憶装置やHDD(Hard Disk Drive)等の磁気記録媒体を含んでもよい。
バス103に接続されている周辺機器としては、入出力インタフェース102およびネットワークインタフェース104がある。入出力インタフェース102は、プロセッサ100からの命令にしたがって飛行制御装置10の状態を表示する表示装置として機能するモニタ(例えば、LED(Light Emitting Diode)やLCD(Liquid Crystal Display)等)が接続されている。
また、入出力インタフェース102は、クライアント装置20とのインタフェース制御を行い、キーボードやマウス等の情報入力装置を接続可能であって、情報入力装置から送られてくる信号をプロセッサ100に送信する。
さらにまた、入出力インタフェース102は、周辺機器を接続するための通信インタフェースとしても機能する。例えば、入出力インタフェース102は、レーザ光等を利用して、光ディスクに記録されたデータの読み取りを行う光学ドライブ装置を接続することができる。
光ディスクは、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された可搬型の記録媒体である。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(Rewritable)等がある。
また、入出力インタフェース102は、メモリ装置やメモリリーダライタを接続することができる。メモリ装置は、入出力インタフェース102との通信機能を搭載した記録媒体である。メモリリーダライタは、メモリカードへのデータの書き込み、またはメモリカードからのデータの読み出しを行う装置である。メモリカードは、カード型の記録媒体である。
ネットワークインタフェース104は、ネットワークN1とのインタフェース制御を行い、例えば、NIC(Network Interface Card)、無線LANカード等が使用できる。ネットワークインタフェース104で受信されたデータは、メモリ101やプロセッサ100に出力される。
以上のようなハードウェア構成によって、飛行制御装置10の処理機能を実現することができる。例えば、飛行制御装置10は、プロセッサ100がそれぞれ所定のプログラムを実行することで本発明の飛行管理・制御を行うことができる。
飛行制御装置10は、例えば、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、本発明の処理機能を実現する。飛行制御装置10に実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。
例えば、飛行制御装置10に実行させるプログラムを補助記憶装置に格納しておくことができる。プロセッサ100は、補助記憶装置内のプログラムの少なくとも一部を主記憶装置にロードし、プログラムを実行する。
また、光ディスク、メモリ装置、メモリカード等の可搬型記録媒体に記録しておくこともできる。可搬型記録媒体に格納されたプログラムは、例えば、プロセッサ100からの制御により、補助記憶装置にインストールされた後、実行可能となる。またプロセッサ100が、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み出して実行することもできる。
なお、上記では、図4の構成を飛行制御装置10のハードウェアとして説明したが、基地局管理サーバ30も同様のハードウェアで構成できる。
<機能ブロック>
図5は機能ブロックの一例を示す図である。飛行制御装置10は、飛行計画管理部11、飛行制御部12および飛行計画情報管理部13を含む。クライアント装置20は、飛行条件入力部21を含む。基地局管理サーバ30は、予約判定部31および基地局情報管理部32を含む。ドローン40は、データ通信部41、機体制御部42およびデータ測定部43を含む。
〔ステップS20〕飛行条件入力部21は、飛行制御装置10内の飛行計画管理部11に対して、ドローン飛行に要する飛行条件を入力する。
飛行条件の情報としては、例えば、ドローン40の目的地、目的地までの到着時間、および基地局とドローン40との間で所定の通信サービスの実行の有無(以下、サービスの有無と呼ぶ)等がある。なお、通信サービスとしては、例えば、ドローン40が飛行中に撮影した映像を配信するようなサービスが該当する。
〔ステップS21〕飛行計画管理部11は、入力された飛行条件にもとづいて、ドローン40の飛行ルート、飛行開始時間、飛行速度等の飛行計画を算出する。
〔ステップS22〕飛行計画管理部11は、飛行計画にもとづいて、ドローン40の飛行ルート上のセルを選出する。そして、飛行計画管理部11は、選出したセルをドローン40が飛行する場合に、該セルに配置される基地局の通信帯域を使用する際の通信帯域の予約時間を算出する。
〔ステップS23〕飛行計画管理部11は、基地局管理サーバ30内の予約判定部31に対して、通信帯域の予約時間を送信する。
〔ステップS24〕予約判定部31は、受信した予約時間に、対象基地局の通信帯域が空いているか否かを、基地局情報管理部32で管理される後述のテーブル情報を参照して判定する。
〔ステップS25a〕予約判定部31は、対象基地局の通信帯域が空いていないと判定した場合、予約未完了結果を飛行計画管理部11へ送信する。
〔ステップS25b〕予約判定部31は、対象基地局の通信帯域が空いていると判定した場合、対象基地局の通信帯域の予約を取り、予約完了結果を飛行計画管理部11へ送信する。
〔ステップS26a〕飛行計画管理部11は、予約未完了結果を受け取ると、ステップS21に戻り、飛行計画の再計算を行う。
〔ステップS26b〕飛行計画管理部11は、予約完了結果を受け取ると、飛行ルートを登録し、飛行計画情報(飛行ルート、飛行開始時間、飛行速度等)を飛行制御部12に送信する。なお、飛行計画管理部11で算出された飛行計画は、飛行計画情報管理部13に格納されて管理される。
〔ステップS27〕飛行制御部12は、決定した飛行計画情報を、飛行ルート上のセル内の基地局を介して、ドローン40内のデータ通信部41へ送信する。
〔ステップS28〕ドローン40内の機体制御部42は、データ通信部41で受信した飛行計画情報にもとづいて、機体の飛行を制御する。また、飛行ルート上のセル内の基地局を介して、データ通信部41と飛行制御部12との間で無線通信が行われることで、ドローン40は、決定された飛行ルート上を広域飛行する。
〔ステップS29〕飛行を開始したドローン40は、データ測定部43により一定間隔でデータ(高度データ、位置データ、映像監視データ等)を測定する。データ通信部41は、飛行ルート上のセル内の基地局と無線通信を行って、測定したデータを飛行制御部12に送信する。なお、データ測定は、ドローン40が目的地に到着するまで繰り返し行われ、目的地に到着すると終了する。
上記の飛行計画管理部11、飛行制御部12および予約判定部31は、図4に示したプロセッサ100で実現される。また、飛行計画情報管理部13および基地局情報管理部32のデータ格納機能は、図4に示したメモリ101で実現される。また、各構成部を論理回路等によってハードウェア回路で構成することもできる。なお、図1に示した制御装置1は、飛行制御装置10および基地局管理サーバ30の両機能を有する。
図6は飛行制御装置の機能ブロックの一例を示す図である。飛行制御装置10aは、飛行計画管理部11、飛行制御部12、飛行計画情報管理部13、予約判定部31および基地局情報管理部32を含む。
図5に示した例では、飛行制御装置10と基地局管理サーバ30とは分離した構成としたが、図6の例では、飛行制御装置10aに基地局管理サーバ30の機能ブロックが含まれる。このように、飛行制御装置が基地局管理サーバの機能ブロックを含める構成にしてもよい。
図7は飛行計画情報管理部および基地局情報管理部のテーブル格納例を示す図である。飛行計画情報管理部13は、飛行条件管理テーブル13a、飛行ルート管理テーブル13b、基地局予約情報管理テーブル13cおよび予約時間管理テーブル13dを含む。基地局情報管理部32は、セルデータ管理テーブル32a、セル繋がり情報管理テーブル32bおよびセル別通信帯域予約管理テーブル32cを含む。各テーブルの詳細については後述する。
<飛行管理システムの動作フローチャート>
図8は飛行管理システムの動作フローチャートの一例を示す図である。
〔ステップS31〕クライアント装置20は、飛行制御装置10に対して、ドローン40の飛行条件を入力する。
〔ステップS32〕飛行制御装置10は、飛行計画の算出処理を行い、基地局管理サーバ30は、通信帯域の予約判定および通信帯域の予約を行う。当該処理はステップS32−1、・・・、S32−5を含む。
〔ステップS32−1〕飛行制御装置10は、入力された飛行条件にもとづき、仮の飛行計画の算出を行う。
〔ステップS32−2〕飛行制御装置10は、通信帯域予約時間を算出する。
〔ステップS32−3〕基地局管理サーバ30は、算出された予約時間で対象基地局の通信帯域を予約可能か否か判定する。予約不可の場合はステップS33へ処理が進み、予約可能の場合はステップS32−4へ処理が進む。
〔ステップS32−4〕基地局管理サーバ30は、対象基地局の通信帯域を予約する。
〔ステップS32−5〕飛行制御装置10は、飛行計画を登録する。
〔ステップS33〕飛行制御装置10は、飛行計画の再計算を行う。ステップS32−2へ処理が戻る。
〔ステップS34〕ドローン40は、飛行制御装置10から算出された飛行計画にもとづく飛行制御を受けて自動飛行する。
<ドローンの飛行条件>
次に図8のステップS31で示した、入力される飛行条件の具体例について説明する。図9は飛行条件管理テーブルの一例を示す図である。飛行計画管理部11は、クライアント装置20から入力された飛行条件を受信すると、飛行条件管理テーブル13aに登録する。
飛行条件管理テーブル13aは、項目として、目的地、到着時間およびサービスの有無(サービス情報)を有し、これらの項目に該当する飛行条件が登録される。目的地には、ドローン40の目的地情報として、例えば、緯度、経度情報が設定される。到着時間には、ドローン40が目的地に到着する時間が設定される。
サービスの有無は、ドローン40が飛行中にサービスを行うか否かが設定される。例えば、映像配信をドローン40に実施させる場合は“有り”、実施させない場合は“無し”と設定される。
<ドローン飛行計画の算出処理>
次に図8のステップS32で示した処理について詳しく説明する。
(出発地と目的地のセルの特定)
飛行計画管理部11は、飛行条件として入力された目的地情報にもとづいて、目的地がどの基地局のセルに属しているかを基地局管理サーバ30内の基地局情報管理部32に問合せる。基地局情報管理部32では、セルデータ管理テーブルの登録内容から、目的地が属するセルを特定して、特定したセルを飛行計画管理部11に送信する。
図10はセルデータ管理テーブルの一例を示す図である。セルデータ管理テーブル32aは、項目として、セルID、セルの範囲およびサービスの有無を有する。
1つのセルの範囲は、位置r1、・・・、r4の4点を包含する範囲として定義される。位置r1、・・・、r4それぞれは、例えば、緯度経度の情報である。
図10の例において、セルID=Aのセルは、(r1,r2,r3,r4)=(p1,p2,p3,p4)の4点を包含し、サービス有りのセルと登録されている。また、飛行条件で入力された目的地が(p1,p2,p3,p4)の4点を包含する範囲内に含まれる場合、基地局情報管理部32は、目的地はセルID=Aのセルに含まれることを特定する。そして、基地局情報管理部32は、目的地のセル情報として、セルID=Aと、セルID=Aのセルを無線範囲とする基地局の座標とを飛行計画管理部11に送信する。
飛行計画管理部11は、目的地が属するセル情報を取得すると、上記と同様にして、ドローン40の出発地におけるセル情報も基地局情報管理部32に問合せて、出発地が属するセル情報を取得する。なお、ドローン40の出発地は、特定のドローン離陸場所があるため飛行条件には含まれない。
(セルの繋がり)
飛行計画管理部11は、出発地と目的地のセル情報を取得すると、出発地から目的地までのセルの繋がり(セル間でハンドオーバ可能な繋がり)を基地局情報管理部32に問合せる。問合せを受けた基地局情報管理部32は、出発地から目的地までのセルの繋がりを示すセル繋がり情報を飛行計画管理部11へ送信する。
図11はセルの繋がりの一例を示す図である。出発地がセルID=Aのセル(以下、セルID=xのセルをセルxとも呼ぶ)に含まれ、目的地がセルEに含まれて、セルAとセルEとの間にセルB、C、D、Fが存在している。
なお、セルAは、基地局bs1の無線エリアであり、セルBは、基地局bs2の無線エリアであり、セルCは、基地局bs3の無線エリアである。また、セルDは、基地局bs4の無線エリアであり、セルEは、基地局bs5の無線エリアであり、セルFは、基地局bs6の無線エリアである。
セルの繋がり関係は、セルAはセルBに繋がり、セルBは、セルA、セルC、セルFに繋がり、セルCは、セルB、セルDに繋がる。また、セルDは、セルC、セルE、セルFに繋がり、セルEは、セルDに繋がり、セルFは、セルB、セルDに繋がる。
図12はセル繋がり情報の管理の一例を示す図である。基地局情報管理部32は、セル繋がり情報管理テーブル32bを有し、図11に示したセルの繋がり関係をセル繋がり情報として管理する。
セル繋がり情報管理テーブル32bは、行および列にセルID=A、・・・、Fが示され、繋がりがある組合せには“○”が登録される(繋がりが無い組合せは“−”としている)。例えば、(行,列)が(A,B)の場合、(A,B)=○と登録され、セルA、Bに繋がりがある(セルA、B間でハンドオーバ可能である)ことが示される。
図13はセル繋がり情報の管理の一例を示す図である。セル間に繋がりのあるルートを有向グラフで示し、有向グラフに番号を付けて、有向グラフ番号でセルの繋がり関係を管理することもできる。
有向グラフg1は、セルAからセルBへ向けてのルートを示し、有向グラフg2は、セルBからセルFへ向けてのルートを示し、有向グラフg3は、セルBからセルCへ向けてのルートを示す。
有向グラフg4は、セルFからセルDへ向けてのルートを示し、有向グラフg5は、セルCからセルDへ向けてのルートを示し、有向グラフg6は、セルDからセルEへ向けてのルートを示す。
セル繋がり情報管理テーブル32b−1は、行にセルID=A、・・・、Fが示され、列に有向グラフg1、・・・、g6が示され、繋がりがある組合せには“1”が登録され、繋がりが無い組合せは“0”が登録される。
例えば、(行,列)が(A,g1)の場合、(A,g1)=1なので、セルAに始点がある有向グラフg1が存在し、有向グラフg1はセルAからセルBへ向けて繋がりのあるルートであるので、セルA、Bに繋がりがあることが示される。
(仮飛行ルートの登録)
飛行計画管理部11は、基地局情報管理部32から送信された、出発地と目的地の間のセル繋がり情報を取得する。飛行計画管理部11は、取得したセル繋がり情報から、セルの繋がりが1つであることを認識した場合、そのセルの繋がりを仮の飛行ルートとして設定する。
また、飛行計画管理部11は、取得したセル繋がり情報から、出発地と目的地の間のセル繋がりが複数あることを認識した場合は、セル間の距離の長さをコストとする最短ルートを検出する(最短ルートの検出方法としては、例えば、ベルマンフォード法、ダイクストラ法等を用いる)。
なお、出発地と目的地の間にセルの繋がりがなかった場合や、最短ルートが求められなかった場合、飛行計画管理部11は、クライアント装置20に対して、新たな飛行条件の再入力依頼を通知する。
ここでは、最短ルートが検出されたとする。飛行計画管理部11は、最短ルートにもとづいて仮の飛行ルートを生成し、飛行ルート管理テーブル13bに登録する。
図14は飛行ルート管理テーブルの一例を示す図である。飛行計画管理部11は、セルA(基地局bs1)、セルB(基地局bs2)、セルC(基地局bs3)、セルD(基地局bs4)、セルE(基地局bs5)の順に飛行するルートを最短ルートとして検出したとする。
飛行ルート管理テーブル13bは、ドローン40が飛行するルート上のセルを順番に並べた配列として管理される。飛行ルート管理テーブル13bは、項目として、セルID、座標(基地局の位置)およびサービスの有無を有する。
図14に示す最短ルートにもとづく飛行ルート管理テーブル13bの登録例を以下に示す。なお、セルA、B、D、Eは、映像配信サービスが可能であり、セルCは、該サービスが不可であるとする。
飛行ルート配列番号=0には、出発地の座標(X1,Y1)が登録される。飛行ルート配列番号=1には、セルID=A、基地局bs1の座標=(Xa,Ya)およびサービス有りと登録される。飛行ルート配列番号=2には、セルID=B、基地局bs2の座標=(Xb,Yb)およびサービス有りと登録される。
飛行ルート配列番号=3には、セルID=C、基地局bs3の座標=(Xc,Yc)およびサービス無しと登録される。飛行ルート配列番号=4には、セルID=D、基地局bs4の座標=(Xd,Yd)およびサービス有りと登録される。
飛行ルート配列番号=5には、セルID=E、基地局bs5の座標=(Xe,Ye)およびサービス有りと登録される。飛行ルート配列番号=6には、目的地の座標(X2,Y2)が登録される。
<サービスの有無にもとづく基地局の選出>
飛行計画管理部11は、仮飛行ルートを登録すると、サービスの有無にもとづいて、基地局の選出処理を行う。この場合、飛行計画管理部11は、クライアント装置20から入力された飛行条件に含まれるサービス情報から、ドローン飛行に対してサービスの有無を判断する。
飛行条件のサービス情報にサービス無しと設定されている場合、飛行計画管理部11は、ドローン40の飛行速度の設定処理に遷移する。一方、飛行条件のサービス情報にサービス有りと設定されている場合、飛行計画管理部11は、飛行ルート管理テーブル13bを参照して、仮飛行ルートを形成する一連のセルにサービス無しのセルが含まれるか否かを判定する。
仮飛行ルートを形成する一連のセルがすべてサービス有りであり、サービス無しのセルが含まれない場合、飛行計画管理部11は、飛行速度の設定処理に遷移する。また、仮飛行ルートを形成する一連のセルに、サービス無しのセルが含まれる場合、飛行計画管理部11は、最短ルートの再検出を行う。この場合、飛行計画管理部11は、サービス無しであるセルを選出不可として、最短ルートの再検出を行う際に選出されないようにする。
ここで、飛行条件のサービス情報がサービス有りであったとすると、図14の例では、セルCがサービス無しである。この場合、飛行計画管理部11は、セルCを選出不可とし、最短ルートの再検出を行うことになる。
このような基地局選出処理が飛行計画管理部11により行われることで、効率よくサービス可能な基地局が選出され、映像配信等のサービスを行う飛行ルートを決定することができる。
<基地局予約情報管理テーブルの生成>
飛行計画管理部11は、最短ルートを決定すると、ドローン40の飛行速度V(初期飛行速度)を設定し、求めた最短ルートにおける目的地までの所要時間を求める。そして、飛行計画管理部11は、基地局予約情報管理テーブルを生成する。
図15は基地局予約情報管理テーブルの生成を説明するための図である。基地局予約情報管理テーブル13cは、項目として、出発地からの距離(m)、地点、セルID、飛行開始からの経過時間および時間情報を有する。
“出発地からの距離”は、飛行ルートを一定間隔で複数の区間に区切った際の出発地からの距離を表し、1区間をS(m)とする。
“地点”は、S(m)毎にドローン40が飛行している予想地点の座標である。ドローン40の速度をVとしているので、飛行ルート上のSメートル毎の地点の座標が予測できる。なお、図15中のX座標の値は緯度、Y座標の値は経度、Z座標の値は高度である(ドローン40は一定高度で飛行するものとして、上空どの地点もZ1としている)。
“セルID”は、上記地点の座標を含むセルのIDである。また、“飛行開始からの経過時間”は、例えば、以下の式(1)で算出される。
(飛行開始からの経過時間)=Th+(n・S/V)・・・(1)
式(1)中のThは、ドローン40が一定高度に達するまでの上昇または下降に要する時間、n・Sは出発地からの距離(n=0、1、2、・・・)、Vは飛行速度である。Thは、事前に測定されており既知であるとする。
飛行計画管理部11は、式(1)によって、ドローン40が飛行を開始してから目的地に到着するまでにかかる時間(基地局予約情報管理テーブル13cの“飛行開始からの経過時間”の最終行に記載される時間)を計算することができる。
“時間情報”は、“飛行開始時刻(離陸時刻)”、“セル通過時刻”および“飛行終了時刻(着陸時刻)”を含む。“飛行開始時刻”は、ドローン40が出発地から飛行を開始した開始時刻である。飛行計画管理部11は、目的地までの所要時間(基地局予約情報管理テーブル13cの“飛行開始からの経過時間”の最終行に記載の時間)を求めるので、飛行条件の内の到着時間から目的地までの所要時間を遡った時刻を飛行開始時刻Tと決定する。
“セル通過時刻”は、飛行開始時刻Tに“飛行開始からの経過時間”を加算した際の時刻である。“飛行終了時刻”は、ドローン40が地上に降下して目的地に着陸したときの時刻である。
図16は飛行ルート上に出発地からの距離を設定した例を示す図である。飛行ルートが12個の到達点に分割された状態を示している。1区間の距離はSである。図17は基地局予約情報管理テーブルの登録例を示す図である。
図17に示す基地局予約情報管理テーブル13cは、図16に示す飛行ルート上の“出発地からの距離”に対応する、“地点”、“セルID”、“飛行開始からの経過時間”および“時間情報”の登録例を示している。
<通信帯域の予約時間>
飛行計画管理部11は、基地局予約情報管理テーブル13cを生成した後、各セルの通信帯域の予約時間を設定する。図18は通信帯域の予約時間の設定例を説明するための図である。出発地Paがセルc11に含まれ、目的地Pbがセルc13に含まれ、セルc11、c12、13を通過する飛行ルートであるとする。また、飛行ルートに対して、到達点P11(S)、P12(2S)、P13(3S)、P14(4S)が設定されている。なお、到達点は、セルの重複領域には設定されない。
セルc11の通信帯域予約時間において、飛行計画管理部11は、出発地Paをドローン40が離陸したときの飛行開始時間をセルc11(第1の飛行無線区域)の通信帯域予約開始時間とする。
また、飛行計画管理部11は、セルc12(第2の飛行無線区域)に含まれる、最初にドローン40が到達する到達点P12(第1の飛行到達点)における到達時間(第1の到達時間)をセルc11の通信帯域予約終了時間とする。
セルc12の通信帯域予約時間において、飛行計画管理部11は、セルc11に含まれる、最後にドローン40が到達する到達点P11(第2の飛行到達点)における到達時間(第2の到達時間)をセルc12の通信帯域予約開始時間とする。
また、飛行計画管理部11は、セルc13(第3の飛行無線区域)に含まれる、最初にドローン40が到達する到達点P14(第3の飛行到達点)における到達時間(第3の到達時間)をセルc12の通信帯域予約終了時間とする。
セルc13の通信帯域予約時間において、飛行計画管理部11は、セルc12に含まれる、最後にドローン40が到達する到達点P13(第4の飛行到達点)における到達時間(第4の到達時間)をセルc13の通信帯域予約開始時間とする。飛行計画管理部11は、目的地Pbに着陸したときの飛行終了時間をセルc13の通信帯域予約終了時間とする。
<予約時間管理テーブルの生成>
図19は予約時間管理テーブルの一例を示す図である。飛行計画管理部11は、基地局予約情報管理テーブル13cを生成した後、予約時間管理テーブル13dを生成する。予約時間管理テーブル13dは、セルID、セル予約開始時間およびセル予約終了時間を有する。
セル予約開始時間(通信帯域予約開始時間)は、あるセル内にドローン40が飛行して入る際に、当該セルの基地局に対してドローン飛行のための帯域の予約を開始するための時間である。
セル予約終了時間(通信帯域予約終了時間)は、あるセル内からドローン40が飛行して出る際に、該セルの基地局に対してドローン飛行のための帯域の予約を終了するための時間である。
以下、図17に示した基地局予約情報管理テーブル13cの登録内容にもとづいて生成される予約時間管理テーブル13dの登録内容について説明する。
(セルAの通信帯域予約時間)
ドローン40の最初の飛行範囲は、セルAから飛行を開始し、セルAからセルBへ移動する。したがって、飛行開始時刻から、セルBの最初のセル通過時刻までセルAの通信帯域を予約すれば、セルAの通信帯域を確保することができる。
よって、飛行計画管理部11は、飛行開始時刻TをセルAの予約開始時刻として登録し、セルBの最初のセル通過時刻(T+Th+2S/V)をセルAの予約終了時刻として登録する。
(セルBの通信帯域予約時間)
ドローン40の次の飛行範囲は、セルAからセルBへ移動した後、セルBからセルCへ移動する。したがって、セルAの最後のセル通過時刻から、セルCの最初のセル通過時刻までセルBの通信帯域を予約すれば、セルBの通信帯域を確保することができる。
よって、飛行計画管理部11は、セルAの最後のセル通過時刻(T+Th+S/V)をセルBの予約開始時刻として登録し、セルCの最初のセル通過時刻(T+Th+5S/V)をセルBの予約終了時刻として登録する。
(セルCの通信帯域予約時間)
ドローン40の次の飛行範囲は、セルBからセルCへ移動した後、セルCからセルDへ移動する。したがって、セルBの最後のセル通過時刻から、セルDの最初のセル通過時刻までセルCの通信帯域を予約すれば、セルCの通信帯域を確保することができる。
よって、飛行計画管理部11は、セルBの最後のセル通過時刻(T+Th+4S/V)をセルCの予約開始時刻として登録し、セルDの最初のセル通過時刻(T+Th+8S/V)をセルCの予約終了時刻として登録する。
(セルDの通信帯域予約時間)
ドローン40の次の飛行範囲は、セルCからセルDへ移動した後、セルDからセルEへ移動する。したがって、セルCの最後のセル通過時刻から、セルEの最初のセル通過時刻までセルDの通信帯域を予約すれば、セルDの通信帯域を確保することができる。
よって、飛行計画管理部11は、セルCの最後のセル通過時刻(T+Th+7S/V)をセルDの予約開始時刻として登録し、セルEの最初のセル通過時刻(T+Th+11S/V)をセルDの予約終了時刻として登録する。
(セルEの通信帯域予約時間)
ドローン40の次の飛行範囲は、セルDからセルEへ移動した後、セルE内の目的地に着陸する。したがって、セルDの最後のセル通過時刻から、飛行終了時刻までセルEの通信帯域を予約すれば、セルEの通信帯域を確保することができる。
よって、飛行計画管理部11は、セルDの最後のセル通過時刻(T+Th+10S/V)をセルEの予約開始時刻として登録し、飛行終了時刻(T+2Th+12S/V)をセルEの予約終了時刻として登録する。
飛行計画管理部11により、上記のようにして通信帯域の予約時間が設定される。これにより、例えば、ドローン40があるセルを通常飛行しているときに、該セルの通信帯域の予約時間に間に合わなかったり、または予約時間を過ぎてしまったりするといった状態の発生を防ぐことができる。
<通信帯域予約可否の判定>
飛行計画管理部11は、セル毎の通信帯域の予約時間を求めると、基地局管理サーバ30内の予約判定部31へ送信する。予約判定部31は、飛行計画管理部11で求められた予約時間で、対象基地局に対して通信帯域が予約可能か否かについて、セル別通信帯域予約管理テーブルを参照して判定する。
図20はセル別通信帯域予約管理テーブルの一例を示す図である。セル別通信帯域予約管理テーブル32cは、セル毎に通信帯域予約テーブル32c−1、32c−2、・・・を含む。図20の例では、通信帯域予約テーブル32c−1はセルA用、通信帯域予約テーブル32c−2はセルB用としている。
また、各通信帯域予約テーブルは、項目として、予約開始時間および予約終了時間を含み、通信帯域を予約可能な時間帯が予約開始時間および予約終了時間で登録されている。予約判定部31は、飛行計画管理部11で求められた、あるセルの通信帯域の予約時間を受信すると、当該セルの通信帯域予約テーブルを参照し、受信した予約時間で当該セルの通信帯域が予約可能か判定する。
また、通信帯域予約テーブルの予約時間は、セル毎に予約台数の上限値(許容値)が決められており、予約台数が上限値に達した場合は、通信帯域の予約ができないこととする。
予約判定部31による通信帯域予約の判定処理において、予約台数が上限値に達すると判断された場合、飛行計画管理部11は、現状の飛行ルート(仮飛行ルート)での飛行は不可とする。また、予約判定部31によって予約台数が上限値未満と判断された場合、飛行計画管理部11は、現状の飛行ルートでの飛行は可能とみなす。
<飛行計画算出のフローチャート>
図21、図22は飛行計画算出の動作を示すフローチャートである。
〔ステップS40〕飛行計画管理部11にクライアント装置20から飛行条件が入力される。
〔ステップS41〕飛行計画管理部11は、飛行開始時間の変更回数をNとし、N=0を設定する。
〔ステップS42〕飛行計画管理部11は、飛行速度の変更回数をMとし、M=0を設定する。
〔ステップS43〕飛行計画管理部11は、飛行ルートの計算回数をLとし、L=1を設定する。
〔ステップS44〕飛行計画管理部11は、出発地のセルおよび目的地のセルを特定する。
〔ステップS45〕飛行計画管理部11は、出発地のセルから目的地のセルまでのセルの繋がりを認識する。
〔ステップS46〕飛行計画管理部11は、仮飛行ルートを計算する。
〔ステップS47〕飛行計画管理部11は、算出された仮飛行ルートでの飛行が可能か否かを判定する。仮飛行ルートでの飛行が不可能の場合はステップS48へ処理が進み、仮飛行ルートでの飛行が可能の場合はステップS49へ処理が進む。
〔ステップS48〕飛行計画管理部11は、クライアント装置20に向けて飛行条件の再入力依頼を行う。
〔ステップS49〕飛行計画管理部11は、仮飛行ルートを登録する。
〔ステップS50〕飛行計画管理部11は、飛行条件のサービス情報にサービス有りが含まれるか否かを判定する。サービス有りがサービス情報に含まれる場合はステップS51へ処理が進み、サービス有りがサービス情報に含まれない場合はステップS53へ処理が進む。
〔ステップS51〕飛行計画管理部11は、仮飛行ルート上のセルでサービスを提供できないセルがあるか否かを判定する。サービスを提供できないセルがある場合はステップS52へ処理が進み、サービスを提供できないセルがない場合はステップS53へ処理が進む。
〔ステップS52〕飛行計画管理部11は、サービスを提供できないセルに選出不可フラグを設定する。ステップS46へ処理が戻る。
〔ステップS53〕飛行計画管理部11は、飛行速度を設定する。
〔ステップS54〕飛行計画管理部11は、目的地までの所要時間を計算する。
〔ステップS55〕飛行計画管理部11は、飛行開始時間を設定する。
〔ステップS56〕飛行計画管理部11は、通信帯域予約時間を設定する。
〔ステップS57〕飛行計画管理部11は、通信帯域予約時間で予約できるか否かの判定を予約判定部31に要求する。予約可能な場合はステップS58へ処理が進み、予約不可の場合はステップS59へ処理が進む。
〔ステップS58〕飛行計画管理部11は、飛行計画(飛行ルート、飛行速度、飛行開始時間)を設定して、ドローン40の飛行制御を行う。
〔ステップS59〕飛行計画管理部11は、飛行計画の再計算を行う(図23で後述)。
<飛行計画の再計算>
次に図8のステップS33で示した処理について説明する。飛行計画管理部11は、セルの通信帯域が予約できなかった場合、飛行計画の再計算を行う。飛行計画管理部11は、飛行計画の再計算を行う場合、飛行開始時間、飛行速度および飛行ルートの少なくとも1つについての変更を行う。
図23は飛行計画の再計算動作を示すフローチャートである。なお、以下のフローチャートは、飛行開始時間、飛行速度、飛行ルートの順に変更する場合を示しているが、変更の順番は任意としてよい。
〔ステップS61〕飛行開始時間の変更回数をNとする。飛行計画管理部11は、N≧3であるか否かを判定する。N<3の場合はステップS62−1へ処理が進み、N≧3の場合はステップS63へ処理が進む。
〔ステップS62−1〕飛行計画管理部11は、飛行開始時間を時間(Ta)変更する。
〔ステップS62−2〕飛行計画管理部11は、Nをインクリメントする(N=N+1)。そして、図22のステップS56の通信帯域予約時間の設定処理へ進む。
〔ステップS63〕飛行計画管理部11は、N=0を設定する(飛行速度の再計算に移行)。
〔ステップS64〕飛行速度の変更回数をMとする。飛行計画管理部11は、M≧3であるか否かを判定する。M<3の場合はステップS65−1へ処理が進み、M≧3の場合はステップS66へ処理が進む。
〔ステップS65−1〕飛行計画管理部11は、飛行速度を速度(Va)変更する。
〔ステップS65−2〕飛行計画管理部11は、Mをインクリメントする(M=M+1)。そして、図22のステップS54の目的地までの所要時間の計算処理へ処理が進む。
〔ステップS66〕飛行計画管理部11は、M=0を設定する(飛行ルートの再計算に移行)。
〔ステップS67〕飛行ルート計算回数をLとする。飛行計画管理部11は、L≧3であるか否かを判定する。L<3の場合はステップS68へ処理が進み、L≧3の場合は図21のステップS48の飛行条件再入力依頼の処理へ進む。
〔ステップS68〕飛行計画管理部11は、Lをインクリメントする(L=L+1)。そして、図21のステップS46の仮飛行ルートの計算処理へ進む。
<ドローン自動飛行制御>
図24はドローンの自動飛行制御の動作を示すフローチャートである。
〔ステップS71〕飛行制御部12は、飛行開始時間になると、飛行計画(飛行開始時間、飛行速度、飛行ルート情報)をドローン40に送信する。
〔ステップS72〕ドローン40が飛行を開始する。
〔ステップS73〕データ測定部43は、ドローン40の飛行中の位置情報および速度情報を測定し取得する。
〔ステップS74〕データ測定部43は、データ通信部41を介して、位置情報および速度情報を所定の時間間隔で飛行制御部12に送信する。
〔ステップS75〕機体制御部42は、目的地に到着したか否かを判定する。目的地に到着した場合はステップS76へ処理が進み、到着していない場合はステップS73の処理へ戻る。
〔ステップS76〕データ通信部41は、目的地に到着した旨を示すメッセージを飛行制御部12に送信する。
〔ステップS77〕飛行制御部12は、ドローン40の飛行制御を停止する。
以上説明したように、本発明によれば、ドローンの広域飛行において、基地局の通信帯域リソースを精度よく予約するので、ドローン飛行用の通信帯域を確保でき、安全にドローンの飛行を実施することが可能になる。また、ドローンの広域飛行の自動制御が可能になり、予定された時間にドローンを飛行させることが可能になる。
上記で説明した本発明の制御装置1、飛行制御装置10、10aおよび基地局管理サーバ30の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。この場合、制御装置1、飛行制御装置10、10aおよび基地局管理サーバ30が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。
磁気記憶装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等がある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM/RW等がある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto Optical disk)等がある。
プログラムを流通させる場合、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP、ASIC、PLD等の電子回路で実現することもできる。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。さらに、前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1 制御装置
1a 制御部
1b 記憶部
20 クライアント装置
4 飛行体
c1、c2、c3、c4、c5、c6 無線区域
c1、c2、c3、c4、c5 飛行無線区域
bs1、bs2、bs3、bs4、bs5 無線基地局
P1 出発地
P2 目的地

Claims (7)

  1. 飛行体が出発地から飛行して目的地に到着するまでの飛行範囲に存在する複数の無線区域の内、前記出発地から前記目的地まで無線通信が繋がる飛行無線区域を選出し、前記飛行無線区域に位置する無線基地局に対して、前記飛行体と無線通信を行うための通信帯域を予約する制御部を備え
    前記制御部は、
    前記飛行無線区域に位置する前記無線基地局に対して仮飛行ルートを設定し、
    前記仮飛行ルートを形成する一連の前記無線基地局と、前記飛行体との間で映像配信サービスが実行可能か否かを判定し、
    前記映像配信サービスが実行不可のサービス不可無線基地局があると判定した場合、前記仮飛行ルートから前記サービス不可無線基地局を除いて飛行ルートを設定する、
    御装置。
  2. 前記制御部は、前記飛行体の飛行制御をさらに行い、
    前記飛行体の飛行速度を設定し、
    前記飛行体が前記飛行無線区域を通過する飛行ルートを設定し、
    前記飛行ルートの距離と前記飛行速度とにもとづいて、前記目的地までの所要時間を算出し、
    前記飛行ルートを所定距離で分割した飛行到達点を設定して、前記飛行体が飛行を開始してから前記飛行到達点に到達するまでの到達時間を前記飛行到達点毎に算出し、
    前記所要時間と、前記飛行体の飛行条件に含まれる前記目的地の到着時間とにもとづいて、前記飛行体の飛行開始時間を算出する、
    請求項1記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記飛行体が、前記出発地を含む第1の飛行無線区域から第2の飛行無線区域を介して、前記目的地を含む第3の飛行無線区域へ飛行する場合、
    前記出発地を離陸したときの飛行開始時間を前記第1の飛行無線区域の通信帯域予約開始時間とし、前記第2の飛行無線区域内で最初に前記飛行体が到達する第1の飛行到達点における第1の到達時間を前記第1の飛行無線区域の通信帯域予約終了時間とし、
    前記第1の飛行無線区域内で最後に前記飛行体が到達する第2の飛行到達点における第2の到達時間を前記第2の飛行無線区域の通信帯域予約開始時間とし、前記第3の飛行無線区域内で最初に前記飛行体が到達する第3の飛行到達点における第3の到達時間を前記第2の飛行無線区域の通信帯域予約終了時間とし、
    前記第2の飛行無線区域内で最後に前記飛行体が到達する第4の飛行到達点における第4の到達時間を前記第3の飛行無線区域の通信帯域予約開始時間とし、前記目的地に着陸したときの飛行終了時間を前記第3の飛行無線区域の通信帯域予約終了時間とする、
    請求項記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記通信帯域予約開始時間から前記通信帯域予約終了時間までの通信帯域予約時間が、前記飛行無線区域の通信帯域を使用可能な時間帯に含まれ、かつ前記通信帯域予約時間に飛行する前記飛行体の台数が前記飛行無線区域に設定される許容値を超えない場合、前記通信帯域予約時間にもとづいて前記飛行体の飛行制御を行う請求項記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記通信帯域予約開始時間から前記通信帯域予約終了時間までの通信帯域予約時間が、前記飛行無線区域の通信帯域を使用可能な時間帯に含まれず、または前記通信帯域予約時間に飛行する前記飛行体の台数が前記飛行無線区域に設定される許容値を超える場合、前記飛行開始時間の変更、前記飛行速度の変更および前記飛行無線区域の変更の少なくとも1つを含む変更処理を所定回数行い、前記所定回数の前記変更処理で前記通信帯域予約時間が決定しない場合、前記飛行体の飛行条件の再入力依頼をクライアント側に通知する請求項記載の制御装置。
  6. コンピュータが、
    飛行体が出発地から飛行して目的地に到着するまでの飛行範囲に存在する複数の無線区域の内、前記出発地から前記目的地まで無線通信が繋がる飛行無線区域を選出し、
    前記飛行無線区域に位置する無線基地局に対して、前記飛行体と無線通信を行うための通信帯域を予約
    前記飛行無線区域に位置する前記無線基地局に対して仮飛行ルートを設定し、
    前記仮飛行ルートを形成する一連の前記無線基地局と、前記飛行体との間で映像配信サービスが実行可能か否かを判定し、
    前記映像配信サービスが実行不可のサービス不可無線基地局があると判定した場合、前記仮飛行ルートから前記サービス不可無線基地局を除いて飛行ルートを設定する、
    飛行体制御方法。
  7. 飛行体が出発地から飛行して目的地に到着するまでの飛行範囲に存在する複数の無線区域の内、前記出発地から前記目的地まで無線通信が繋がる飛行無線区域を選出し、前記飛行無線区域に位置する無線基地局に対して、前記飛行体と無線通信を行うための通信帯域を予約する制御部を備え
    前記制御部は、
    前記通信帯域の予約開始時間から予約終了時間までの通信帯域予約時間が、前記飛行無線区域の前記通信帯域を使用可能な時間帯に含まれ、かつ前記通信帯域予約時間に飛行する前記飛行体の台数が前記飛行無線区域に設定される許容値を超えない場合、前記通信帯域予約時間にもとづいて前記飛行体の飛行制御を行い、
    前記通信帯域予約時間が、前記飛行無線区域の前記通信帯域を使用可能な時間帯に含まれず、または前記通信帯域予約時間に飛行する前記飛行体の台数が前記飛行無線区域に設定される許容値を超える場合、飛行開始時間の変更、飛行速度の変更および前記飛行無線区域の変更の少なくとも1つを含む変更処理を所定回数行い、前記所定回数の前記変更処理で前記通信帯域予約時間が決定しない場合、前記飛行体の飛行条件の再入力依頼をクライアント側に通知する、
    御装置。
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