JP2020011875A - 光学素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリフォームのプレス成形時に発生する不良を抑制することができる光学素子の製造方法を提供すること。【解決手段】光学素子の製造方法は、プリフォームを加熱し、プリフォームの表面を含む領域を変質させることにより、保護層を形成し、保護層を形成したプリフォームをプレス成形することにより、光学素子形状の成形体を形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、光学素子の製造方法に関する。
ガラスレンズ等の光学素子の製造方法の一つとして、例えば特許文献1に示すように、プリフォームを加熱して軟化させ、プレス成形により光学素子形状とした後、光学素子の表面に形成された酸化層を研磨除去する技術が知られている。
特開2014−24741号公報
特許文献1を始めとする従来の製造方法では、プリフォームに用いる硝材の種類によっては、プレス成形時に割れ等の不良が生じる場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、プリフォームのプレス成形時に発生する不良を抑制することができる光学素子の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、光学素子の製造方法は、プリフォームを加熱し、前記プリフォームの表面を含む領域を変質させることにより、保護層を形成し、前記保護層を形成した前記プリフォームをプレス成形することにより、光学素子形状の成形体を形成する。
また、光学素子の製造方法は、上記発明において、前記プリフォームが、フツリン酸系硝材からなってもよい。
また、光学素子の製造方法は、上記発明において、前記成形体を加熱することにより、前記成形体の歪を除去し、前記成形体を研磨することにより、前記保護層と、前記保護層の内側の近傍領域において前記成形体の加熱によって変質した変質層と、からなる酸化層の少なくとも一部を除去してもよい。
また、光学素子の製造方法は、上記発明において、前記プリフォームおよび前記成形体を、閉鎖空間に配置した状態で加熱してもよい。
また、光学素子の製造方法は、上記発明において、前記閉鎖空間が、前記プリフォームおよび前記成形体の第一面との間に形成される第一の閉鎖空間と、前記プリフォームおよび前記成形体の第二面との間に形成される第二の閉鎖空間と、からなり、前記第一の閉鎖空間が、前記プリフォームおよび前記成形体の下面の表面積1mm当たりの体積が、10mm以下の空間であり、前記第二の閉鎖空間が、前記プリフォームおよび前記成形体の上面の表面積1mm当たりの体積が、600mm以下の空間であってもよい。
本発明によれば、プレス前のプリフォームを加熱してプリフォームの表面に保護層を形成することにより、プレス時における割れ等の不良を抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る光学素子の製造方法の各工程の順序を示すフローチャートである。 図2は、本発明の実施の形態に係る光学素子の製造方法において、第一のアニール工程および第二のアニール工程で用いるアニール炉の構成を示す斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る光学素子の製造方法において、第一のアニール工程で用いる積載トレイの構成を示す断面図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る光学素子の製造方法において、第二のアニール工程で用いる積載トレイの構成を示す断面図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る光学素子の製造方法において、第一のアニール工程を実施後のプリフォームを示す断面図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る光学素子の製造方法において、第二のアニール工程を実施後の成形体を示す断面図である。
以下、本発明に係る光学素子の製造方法の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、以下の実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものも含まれる。
本実施の形態に係る光学素子の製造方法は、加熱軟化させたプリフォーム(成形素材)をプレス成形することにより光学素子(例えばガラスレンズ)を製造するものであり、図1に示すように、第一のアニール工程S1と、プレス工程S2と、冷却工程S3と、第二のアニール工程S4と、研磨工程S5と、成膜工程S6と、をこの順で行う。
本実施の形態に係る光学素子の製造方法では、プリフォームの材料としてフツリン酸系硝材を用いる。フツリン酸系硝材は、一般的に成形が難しく、プレス成形時に割れ等の不良が多く発生することが知られている。本実施の形態に係る方法では、後記するように、プレス工程前に第一のアニール工程を実施することにより、割れ等の不良を抑制する。
本実施の形態に係る光学素子の製造方法の第一のアニール工程および第二のアニール工程では、図2に示すようなアニール炉1を用いて、プリフォームMおよび光学素子形状の成形体Oを、閉鎖空間に配置した状態でアニール処理(加熱処理)する。アニール炉1は、炉内の温度を制御することにより、成形体Oの歪を除去するための装置であり、撹拌ファン11と、載置部12と、を備えている。
撹拌ファン11は、炉内の空気を撹拌して炉内雰囲気を均一化するためのものである。載置部12には、収容箱13が載置される。収容箱13は、収容部131と、蓋部132と、を備えている。収容部131には、複数(本実施の形態では二枚)の積載トレイ14が収容される。
積載トレイ14には複数の凹部が形成されており、それぞれの凹部にプリフォームMが載置される。積載トレイ14には、具体的には図3に示すように、第一の凹部141と、第二の凹部142とが形成されている。プリフォームMは、第一の凹部141と第二の凹部142との間の段差部に載置される。このような積載トレイ14を用いてアニール処理を行うことにより、プリフォームMにキズ等の欠陥が発生することを防ぐことができる。なお、積載トレイ14は、例えばアルミやステンレス等の金属で構成されている。
第二のアニール工程では、積載トレイ14に代えて、図4に示す積載トレイ14Aを用いる。積載トレイ14Aには複数の凹部が形成されており、それぞれの凹部に成形体Oが載置される。積載トレイ14Aには、具体的には図4に示すように、第一の凹部141Aと、第二の凹部142Aとが形成されている。成形体Oは、第一の凹部141Aと第二の凹部142Aとの間の段差部に載置される。このような積載トレイ14Aを用いてアニール処理を行うことにより、成形体Oの光学機能面にキズ等の外観欠陥が発生することを防ぐことができる。なお、積載トレイ14Aは、例えばアルミやステンレス等の金属で構成されている。
ここで、図2に示した収容箱13の蓋部132を閉めると、収容箱13内に二つの閉鎖空間が形成される。すなわち、図3に示すように、プリフォームMの下面(第一面)と積載トレイ14の第二の凹部142との間には、第一の閉鎖空間Sp1が形成される。また、図4に示すように、成形体Oの下面(第一面)と積載トレイ14Aの第二の凹部142Aとの間には、第一の閉鎖空間Sp1が形成される。
また、図2に示すように、プリフォームMの上面(第二面)と蓋部132との間には、第二の閉鎖空間Sp2が形成される。また、成形体Oを載置した積載トレイ14Aを収容箱13に収容した場合も同様に、成形体Oの上面(第二面)と蓋部132との間には、第二の閉鎖空間Sp2が形成される。
第一の閉鎖空間Sp1は、プリフォームMの下面の表面積および成形体Oの下面の表面積1mm当たりの体積を、10mm以下の空間とすることが好ましい。第一の閉鎖空間Sp1をこのような体積とすることにより、プリフォームMの上下面が反応する酸素の量を制限することができる。これにより、第一のアニール工程においてプリフォームMの表面に形成される保護層(図5参照)の形成速度を鈍化させ、保護層の形成を緩やかにすることができるため、保護層の厚さを所望の厚さに制御しやすくなる。なお、プリフォームMの下面に接する第一の閉鎖空間Sp1の体積の下限は、所望の保護層の厚さに応じて実験的に求めることができる。また、成形体Oの下面に接する第一の閉鎖空間Sp1の体積の下限はなく、例えば体積が0であってもよい。
また、第二の閉鎖空間Sp2は、プリフォームMの上面の表面積および成形体Oの上面の表面積1mm当たりの体積を、600mm以下の空間とすることが好ましい。第二の閉鎖空間Sp2をこのような体積とすることにより、成形体Oの上下面が反応する酸素の量を制限することができる。これにより、第二のアニール工程において成形体Oの表面に形成される変質層(図6参照)の形成速度を鈍化させ、変質層の形成を緩やかにすることができるため、変質層の厚さを所望の厚さに制御しやすくなる。なお、プリフォームMの下面および成形体Oの下面に接する第二の閉鎖空間Sp2の体積の下限は、所望の変質層の厚さに応じて実験的に求めることができる。
続いて、本実施の形態に係る光学素子の製造方法の各工程の詳細について説明する。
(第一のアニール工程S1)
第一のアニール工程は、プリフォームMの表面を含む領域に保護層を形成するための工程である。本工程では、複数のプリフォームMを積載トレイ14に載置し、積載トレイ14を収容箱13の収容部131に収容した後、蓋部132を閉じる。これにより、各々のプリフォームMの下側に第一の閉鎖空間Sp1を形成し、かつ複数のプリフォームMの上側に第二の閉鎖空間Sp2を形成する。そして、収容箱13内のプリフォームMを所定の温度(例えば430±5℃)で加熱してアニール処理を行う。
第一のアニール工程では、大気雰囲気中でプリフォームMを加熱し、当該プリフォームMの表面を含む領域を変質させることにより、図5に示すように、通常のガラス成分からなる標準層M1の外側に保護層M2を形成する。この保護層M2は、プリフォームMの表面近傍のガラス成分が酸化して変質した酸化層である。保護層M2には、例えばフッ素が30%以下かつ酸素が30%以上含まれている。また、保護層M2の厚みは、0.06μm〜0.1μmとすることが好ましく、例えば設定温度(例えば430±5℃)に1時間で昇温し、その温度を10分間保持した後、急冷することにより、上記範囲の厚みを有する保護層M2を形成することができる。
第一のアニール工程では、前記したように「第一の閉鎖空間Sp1の体積<第二の閉鎖空間Sp2の体積」とする。そのため、プリフォームMの二つの面のうち、保護層M2を薄く形成したい側を第一の閉鎖空間Sp1側に配置し、保護層M2を厚く形成したい側を第二の閉鎖空間Sp2側に配置する。
第一のアニール工程では、プリフォームMの下面が第一の閉鎖空間Sp1内の酸素とのみ反応し、プリフォームMの上面が第二の閉鎖空間Sp2内の酸素とのみ反応する。そのため、例えばプリフォームMを収容箱13に入れず、アニール炉1内でそのままアニール処理を行う従来の方法と比較して、保護層M2の形成速度を鈍化させることができる。従って、保護層M2が不必要に厚くなることを抑制し、最小限かつ所望の厚さの保護層M2を形成することができる。
(プレス工程S2)
プレス工程では、アニール処理によって保護層M2を形成したプリフォームMを図示しない成形型に配置し、所定の温度(例えば600℃)でさらに加熱した後、プレス成形することにより、光学素子形状の成形体Oを形成する。
(冷却工程S3)
冷却工程では、プレス成形後の成形体Oを所定の温度で冷却した後、成形型から成形体Oを剥がして離型する。
ここで、フツリン酸系硝材に含まれるフッ素は、成形型の膜材と密着しやすい性質を有しているため、従来は、フツリン酸系硝材からなるプリフォームをプレス成形すると、プリフォームが成形型に強く密着していた。これにより、冷却工程で成形型からプリフォームを剥がす際に、プリフォームの収縮が成形型によって阻害され、プリフォーム内部の収縮とプリフォーム表面の密着力とによってプリフォームに破断力が発生し、割れが多く発生していた。
一方、本実施の形態に係る光学素子の製造方法では、プレス工程の前に第一のアニール工程を実施することにより、プリフォームMの表面(表層)からフッ素が抜け、代わりに酸素が入り、プリフォームMの表面に酸素が豊富な保護層M2が形成される。そのため、成形型に対する成形体Oの密着力が低下し、冷却工程において、成形型から成形体Oをスムーズに剥がすことができる。
(第二のアニール工程S4)
第二のアニール工程は、プレス成形後に成形体Oに生じた歪を除去するための工程である。本工程では、複数の成形体Oを積載トレイ14Aに載置し、積載トレイ14Aを収容箱13の収容部131に収容した後、蓋部132を閉じる。これにより、各々の成形体Oの下側に第一の閉鎖空間Sp1を形成し、かつ複数の成形体Oの上側に第二の閉鎖空間Sp2を形成する。そして、収容箱13内の成形体Oを所定の温度で加熱してアニール処理を行う。
第二のアニール工程では、大気雰囲気中で成形体Oを加熱した後に徐冷することにより、成形体Oの歪を除去し、成形体Oの屈折率を設定値に戻す。また、本工程では、大気雰囲気中で成形体Oを加熱するため、通常のガラス成分からなる標準層の外側に変質層が形成される。この変質層は、前記した保護層M2と同様に、成形体Oのガラス成分が酸化して変質した酸化層である。変質層には、例えばフッ素が30%以下かつ酸素が30%以上含まれている。
変質層は、第一のアニール工程で形成された保護層M2の内側の近傍領域のガラス成分が変質(酸化)することにより形成される。変質層と保護層M2とは、ともに同じ成分からなる層であるため、両者に境界は存在しない。そのため、本実施の形態では、図6に示すように、通常のガラス成分からなる標準層O1の外側に形成された層であって、第一のアニール工程で形成された保護層M2と第二のアニール工程で形成された変質層と含んだ層のことを、「酸化層O2」と定義する。なお、前記したように、変質層および保護層M2の境界は明確ではないものの、概念的には、酸化層O2のうちの最外層が保護層M2に相当し、保護層M2と標準層O1の間の層が変質層に相当する。
第二のアニール工程では、前記したように「第一の閉鎖空間Sp1の体積<第二の閉鎖空間Sp2の体積」とする。そのため、成形体Oの二つの面のうち、変質層を薄く形成したい側を第一の閉鎖空間Sp1側に配置し、変質層を厚く形成したい側を第二の閉鎖空間Sp2側に配置する。
第二のアニール工程では、成形体Oの下面が第一の閉鎖空間Sp1内の酸素とのみ反応し、成形体Oの上面が第二の閉鎖空間Sp2内の酸素とのみ反応する。そのため、例えば成形体Oを収容箱13に入れず、アニール炉1内でそのままアニール処理を行う従来の方法と比較して、変質層の形成速度を鈍化させることができる。従って、第二のアニール工程では、変質層が不必要に厚くなることを抑制し、最小限の変質層のみを形成することができる。
ここで、従来の光学素子の製造方法では、プレス工程前のアニール処理は実施しておらず、プレス工程後の成形体Oを、収容箱13に入れることなく、アニール炉1内で一度のみアニール処理を行っていた。一方、本実施の形態に係る光学素子の製造方法では、二度のアニール処理を行っているものの、閉鎖空間内で反応する酸素の量を制御しながらアニール処理を行っている。そのため、本実施の形態に係る方法によって二度のアニール処理を経て成形体Oの表面に形成される酸化層O2の厚さ(保護層M2と変質層の合計の厚さ)は、従来の方法によって一度のアニール処理を経て成形体の表面に形成される酸化層の厚さよりも薄くなる。
(研磨工程S5)
研磨工程では、成形体Oを研磨することにより、第一のアニール工程において形成された保護層M2と、当該保護層M2の内側の近傍領域に形成された変質層と、からなる酸化層O2(図6参照)の少なくとも一部を除去する。なお、本工程で用いる研磨剤の種類は特に限定されない。また、本工程では、成形体Oの表面に形成された酸化層O2を全て除去する必要はなく、光学機能や、後段の成膜工程に影響のない厚さの酸化層O2を残してもよい。
ここで、従来の光学素子の製造方法においても研磨工程は実施しているものの、成形体の表面に形成される酸化層が厚いため、成形体の研磨時間が長かった。例えば、従来の製造方法では、アニール工程後の酸化層の厚さが約0.24μmであり、これを除去するために13分/個程度の研磨時間が必要であった。一方、本実施の形態に係る光学素子の製造方法では、従来と同じプリフォームMを用いた場合、第二のアニール工程後の酸化層O2(保護層M2および変質層)が約0.12μmしか形成されず、研磨時間も従来の半分の6.5分/個程度まで短縮することができる。
(成膜工程S6)
成膜工程では、反射防止膜を成形体Oの表面に成膜する。フツリン酸系硝材からなる成形体Oの表面にこのような反射防止膜を成膜することにより、成形体Oの反射率を向上させ、かつ成形体Oの表面を保護することができる。本実施の形態に係る光学素子の製造方法では、以上の工程を経て光学素子を製造する。
以上説明したような光学素子の製造方法によれば、第一のアニール工程において、プレス前のプリフォームMを加熱してプリフォームMの表面に保護層M2を形成することにより、プレス時における割れ等の不良を抑制することができる。
また、第一のアニール工程および第二のアニール工程において、閉鎖空間(第一の閉鎖空間Sp1、第二の閉鎖空間Sp2)内でプリフォームMおよび成形体Oのアニール処理を行うことにより、酸化層O2(保護層M2、変質層)の形成速度を鈍化させることができるため、酸化層O2の厚さを容易に制御することができる。
また、フツリン酸系硝材は、大気雰囲気中で加熱を行うと、表面のフッ素が減少し、酸素が増加することにより、表面に変質層(酸化層)が形成される。そして、この変質層が厚く形成されたままで反射防止膜を成膜すると、成膜後の反射率のばらつきが大きくなる。そのため、従来からこの変質層を研磨除去する研磨工程を行っているが、変質層の厚さと反射率の規格に比例して工数が掛かってしまうという問題があった、一方、本実施の形態に係る光学素子の製造方法の第二のアニール工程では、変質層が不必要に厚くなることを抑制し、最小限の変質層のみを形成することができるため、研磨工程の工数を最小化することができる。
また、例えばプリフォームMを収容箱13に入れることなく第一のアニール工程を実施した場合において、加熱温度が高い、もしくは加熱時間が長いと、プリフォームMの表面にひび割れのような外観欠陥が現れる。また反対に、加熱温度が低い、もしくは加熱時間が短いと、所望の厚さの保護膜が形成されず、後段のプレス工程における割れを抑制することができなくなる。また、例えばアニール炉1を複数用いる場合、アニール炉1間に機差があるため、あるアニール炉1では「アニール過度」、あるアニール炉1では「アニール不足」、というように差が出てしまう。
一方、本実施の形態に係る光学素子の製造方法では、プリフォームMを収容箱13に入れることにより、保護層M2の形成速度を鈍化させ、適度なアニールを実施することができるため、アニール条件の幅を広げることができ、かつアニール炉1間の機差についてもキャンセルすることができる。従って、成形体Oを製造する際の歩留まりが向上する。
以上、本発明に係る光学素子の製造方法について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
1 アニール炉
11 撹拌ファン
12 載置部
13 収容箱
131 収容部
132 蓋部
14,14A 積載トレイ
141,141A 第一の凹部
142,142A 第二の凹部
M プリフォーム
M1 標準層
M2 保護層
O 成形体
O1 標準層
O2 酸化層
Sp1 第一の閉鎖空間
Sp2 第二の閉鎖空間

Claims (5)

  1. プリフォームを加熱し、前記プリフォームの表面を含む領域を変質させることにより、保護層を形成し、
    前記保護層を形成した前記プリフォームをプレス成形することにより、光学素子形状の成形体を形成する、
    光学素子の製造方法。
  2. 前記プリフォームは、フツリン酸系硝材からなる請求項1に記載の光学素子の製造方法。
  3. 前記成形体を加熱することにより、前記成形体の歪を除去し、
    前記成形体を研磨することにより、前記保護層と、前記保護層の内側の近傍領域において前記成形体の加熱によって変質した変質層と、からなる酸化層の少なくとも一部を除去する、
    請求項1または請求項2に記載の光学素子の製造方法。
  4. 前記プリフォームおよび前記成形体を、閉鎖空間に配置した状態で加熱する請求項3に記載の光学素子の製造方法。
  5. 前記閉鎖空間は、
    前記プリフォームおよび前記成形体の第一面との間に形成される第一の閉鎖空間と、
    前記プリフォームおよび前記成形体の第二面との間に形成される第二の閉鎖空間と、
    からなり、
    前記第一の閉鎖空間は、前記プリフォームおよび前記成形体の下面の表面積1mm当たりの体積が、10mm以下の空間であり、
    前記第二の閉鎖空間は、前記プリフォームおよび前記成形体の上面の表面積1mm当たりの体積が、600mm以下の空間である、
    請求項4に記載の光学素子の製造方法。
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