JP2007197241A - 光学ガラス素子の成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】曲率半径が小さくてレンズ開口数(NA)が大きい光学ガラス素子をプレス成形するに際して、成形用プリフォームが成形用金型に対して局所的に当接することを防止することによって成形用金型の耐久性を向上させることのできる光学ガラス素子の成形方法を提供する。
【解決手段】一対の成形用金型間で成形用プリフォーム10をプレス成形することによって、少なくとも一面が曲率半径の小さい凸光学面を有する光学ガラス素子1を成形する方法において、成形用プリフォームの最も小さい部分の曲率半径が、成形用プリフォームに相当する体積を有する球体の半径よりも小さい成形用プリフォーム10を用いる。
【選択図】図4

Description

本発明は、光ピックアップ装置に用いられる光学ガラス素子の成形方法に関し、詳細には、曲率半径が小さくてレンズ開口数(NA)が大きい微小な光学ガラス素子の成形方法に関する。
現在、CD(コンパクトディスク)やDVD(デジタルビデオディスクあるいはデジタルバーサタイルディスク)等の光情報記録媒体(光ディスクまたはメディアという。)に情報を記録・再生を行う際には、光ピックアップ装置(光ヘッド又は光ヘッド装置と呼ばれている。)が使用されている。
現在の光情報記録媒体よりもさらに記録密度を高めた高密度光情報記録媒体を用いた次世代の光情報記録媒体の規格に関する研究・開発が行われている。次世代の光情報記録媒体の規格には、「HD DVD」規格及び「Blu−Ray Disc」規格が存在している。
使用するレーザー光の波長が405nmであることが両規格で共通しているものの、両規格間で光ディスクの構造が異なっているために、光ピックアップ装置に用いられるレンズ特性が異なっている。
すなわち、「HD DVD」規格は、多くの点で現行のDVD技術を採用しているために、厚さ0.6mmのディスクを貼り合わせた構造となっている。そして、対物レンズの開口数(NA)が0.65であり、現行のDVDで使用されている開口数0.60よりも少し大きくなっている。
これに対して、「Blu−Ray Disc」規格は、厚さ1.1mmのディスク上に記録層を設けてその上に厚さ0.1mmの保護層で覆う構造となっている。そして、対物レンズの開口数(NA)が0.85であり、現行のDVDで使用されている開口数0.60よりも非常に大きくなっている。
このように、いずれの規格においても、分解能を高めるために、対物レンズの開口数が現行のものよりも大きいことが要求されている。
しかしながら、対物レンズの開口数が大きくなると、図1に示すように、対物レンズの光学面が大きく突出した曲率半径の小さい凸面形状になる(例えば、特許文献1を参照のこと)。図1に示したような形状をした微小レンズを、研磨加工によって大量製造することは現実的には困難である。そこで、微小な略球形のガラス素材(プリフォーム)を一対の金型間でプレス成形することによってレンズを安価に製造することが検討されている。
微小な略球形(半径R)のガラス素材(成形用プリフォーム)を用いてプレス成形した場合には、次のような問題がある。すなわち、対物レンズの有効径内の曲率半径R1が、略球形のガラス素材の半径Rよりも小さいものであるならば、プレス成形の際に、図2に示すように、略球形のガラス素材101が金型102のエッジ部分103に対して円環の線状にすなわち局所的に当接し、その当接部分に対してプレス成形圧力が集中的に印加される。高いプレス成形圧力がエッジ部分103の当接部分に集中的に印加される結果、金型102の耐久性が著しく短くなるという問題がある。
特開平11−337818号公報
したがって、本発明の解決すべき技術的課題は、曲率半径が小さくてレンズ開口数(NA)が大きい光学ガラス素子をプレス成形するに際して、成形用プリフォームが成形用金型に対して局所的に当接することを防止することによって成形用金型の耐久性を向上させることのできる光学ガラス素子の成形方法を提供することである。
課題を解決するための手段および作用・効果
上記技術的課題を解決するために、本発明によれば、以下の光学ガラス素子の成形方法が提供される。
すなわち、本発明に係る光学ガラス素子の成形方法は、一対の成形用金型間で成形用プリフォームをプレス成形することによって、少なくとも一面が曲率半径の小さい凸光学面を有する光学ガラス素子を成形する方法において、
前記成形用プリフォームの最も小さい部分の曲率半径が、成形用プリフォームに相当する体積を有する球体の半径よりも小さい成形用プリフォームを用いることを特徴とする。
上記方法によれば、プレス成形に使用する成形用プリフォームの最も小さい部分の曲率半径を、成形用プリフォームに相当する体積を有する球体の半径よりも小さくすることによって、成形用金型と成形用プリフォームとの当接部分が成形用金型の曲面部又は中央部になり、成形用プリフォームが成形用金型に対して局所的に当接することが防止される。その結果、成形用金型の耐久性を向上させることができる。
成形用プリフォームは、様々な方法で作製されるが、例えば、凹部の最も小さい部分の曲率半径が成形用プリフォームに相当する体積を有する球体の半径よりも小さい凹部を有する受け型で、熔融ガラス滴を受けることによって形成される。
成形用プリフォームは、凹部の最も小さい部分の曲率半径が成形用プリフォームに相当する体積を有する球体の半径よりも小さい複数の凹部を有する複数個受け型に熔融ガラスを流し込んだ後に冷却固化させることによって板状体上に複数の凸部が形成された板状ガラス体を作成し、複数の凸部が形成された面の反対側に位置する平坦面を研磨加工することによって複数の凸部を分離することによって作成される。
上記方法によれば、一度に多くの成形用プリフォームを得て、成形用プリフォームの製造コストを下げることができる。
光学ガラス素子が次世代の光情報記録媒体用の光ピックアップ装置に用いられる場合、その光学的有効部分が中心部直径1mm以内であるので、受け型の凹部の中心部直径1mm以内の形状は、対応する成形用金型の対応する部分の形状に対して、300μm以内の形状誤差に構成されている。
本発明は、曲率半径が小さくてレンズ開口数(NA)が大きい光学ガラス素子、すなわち、次世代の光情報記録媒体用の光ピックアップ装置に用いられるレンズであって、レンズ開口数が0.65以上であるものに適用することが好適である。
以下に、本発明に係る光学ガラス素子1の成形方法の第一実施形態を、図1、3、6、7及び8を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る光学ガラス素子1の断面図である。図3は、第一実施形態の成形方法を説明する模式図である。図6は、成形用プリフォームの製造方法を説明する模式図である。図7は、成形用プリフォームの製造過程で成形用プリフォームが熱収縮する様子を説明する図である。図8は、図7の要部拡大図である。
図1に示すように、本発明に係る光学ガラス素子1は、曲率半径が小さくてレンズ開口数(NA)が大きいレンズ、すなわち、CDやDVD等の光情報記録媒体に情報を記録・再生を行う際に使用される光ヘッドに用いられる光ヘッド用対物レンズ1に関し、「HD DVD」規格及び「Blu−Ray Disc」規格といった次世代の光情報記録媒体に用いられる光ヘッド用対物レンズに好適である。この対物レンズ1は、光情報記録再生装置の光ヘッドに適用され、光源である半導体レーザーから発したレーザー光をディスク等の光情報記録媒体上に収束させる機能を有している。光学ガラス素子としての対物レンズ1は、曲率半径が小さくて突出量の大きい第一光学面2と、曲率半径が大きくて突出量の小さい第二光学面3とを有する両凸の単レンズであり、側部にはコバ4を有している。
図1に示した対物レンズ1は、後述する方法によって製造された成形用プリフォーム10を一対の成形用金型20間でプレス成形することによって得られる。
下型は曲率半径が小さくて突出量の大きい所望の第一光学面2に対応した凹面の成形面を有するとともに、上型は曲率半径が大きくて突出量の小さい所望の第二光学面3に対応した凹面の成形面を有する。いずれの成形面も、面精度がλ/4以内であるように高精度に加工されている。上下一対の成形用金型20としては、セラミック、超硬合金、カーボン、金属等の耐熱性材料が使用可能であるが、熱伝導率が良好でガラスとの反応性が低い点を考慮するとカーボンやセラミックが好ましい。
プレス成形の際に、成形用プリフォーム10が下型20のエッジ部分に対して円環の線状にすなわち局所的に当接し、その当接部分に対してプレス成形圧力が集中的に印加されないように、成形用プリフォーム10が寸法構成されている。すなわち、図3に示すように、成形用プリフォーム10は、下型20の成形面に対向する部分において、突出した頂上部分が、曲率半径が最も小さい突出量の大きい略タマゴ形状をしている。略タマゴ形状をしている成形用プリフォーム10の最も小さい部分の曲率半径は、成形用プリフォームに相当する体積を有する球体の半径よりも小さくなるように構成されている。成形用プリフォーム10の形状をこのような略タマゴ型とすることによって、成形用金型20と成形用プリフォーム10との当接部分30が、少なくとも、エッジ部分よりも底面側に位置する側面の曲面部になっている。当接部分30が側周面にあって、成形用プリフォーム10が成形用金型20に対して面状に接しているので、プレス成形圧力が成形面に集中的に印加されることが防止されている。その結果、多数回のプレス成形を行っても、高精度な成形面が損傷することが無くなるので、成形用金型20の耐久性を向上させることができる。
略タマゴ形状をした成形用プリフォーム10の製造方法について、図6、7及び8を参照しながら説明する。
成形用プリフォーム10の直径が10mm程度の比較的大きなサイズのものであれば、成形用プリフォーム10の製造が容易である。しかしながら、成形用プリフォーム10の直径が数mm以下(0.5乃至3mm程度)の微小サイズのものであれば、成形用プリフォーム10の製造が非常に困難である。
熔融ガラス滴を用いて成形用プリフォーム10を製造する液滴法が、コスト的に有利である。上述したような微小サイズのものを単純な液滴法で製造する場合、ノズル先端の開口径をできるだけ小さくすることで対処することになるが、熔融ガラスが開口部から流出するための一定サイズの開口が必要となること、あるいはノズル先端での熔融ガラスの濡れによって見かけの開口径が大きくなってしまうこと等の理由により、ノズル先端の開口径を非常に小さくすることは現実的には不可能である。そこで、図6に示した成形用プリフォーム製造装置を用いて、成形用プリフォーム10を製造する方法について説明する。
図6に示した成形用プリフォーム製造装置は、ガラスを溶融する熔融ガラスタンク40と、熔融ガラスタンク40の底部に配設されていて溶融ガラスを外部に導くノズル42と、ノズル42の先端部から自然落下した熔融ガラス滴46を一時的に受け止めて微小な液滴を作成する液滴制御部材50と、微小な液滴を受け取る受け型60と、から基本的に構成される。
液滴制御部材50は、傾斜面を有するロート形状の貫通細孔52を備えている。貫通細孔52は熔融ガラス滴46のサイズより小さい開口を備えている。貫通細孔52は、落下方向に向かって先細であるように構成されている。貫通細孔52は、傾斜面の代わりに円筒面とすることも可能である。液滴制御部材50は、セラミック、超硬合金、カーボン、金属等の耐熱性材料を使用することができるが、熱伝導率が良好でガラスとの反応性が低いカーボンやセラミックが好ましい。
受け型60は、所望とする略タマゴ型の成形用プリフォーム10を得るために適した凹面の成形面を有している。受け型60も、セラミック、超硬合金、カーボン、金属等の耐熱性材料が使用可能であるが、熱伝導率が良好でガラスとの反応性が低いカーボンやセラミックが好ましい。受け型60の成形凹面の中心部直径1mm以内の形状は、対応する成形用金型の対応する部分の形状に対して、300μm以内の形状誤差に仕上げられている。
図6において、ノズル42の先端から熔融ガラス滴46が自然落下すると、熔融ガラス滴46が液滴制御部材50の上面に衝突するが、液滴制御部材50の上面において貫通細孔52を中心とした領域で熔融ガラス滴46が受け止められる。熔融ガラス滴46が液滴制御部材50に衝突した勢いで、熔融ガラス滴46の一部分が貫通細孔52を通過する。熔融ガラス滴46が、狭い通路の貫通細孔52を通過するとき、熔融ガラス滴46が落下しようとする力と、熔融ガラス滴46の表面張力とがつり合って、ある微少量の熔融ガラス滴46が通過するが、所定量以上の熔融ガラス滴46が通過することはない。その後は、熔融ガラス滴46の表面張力が熔融ガラス滴46の落下力よりも勝るために、液滴制御部材50の上面に残った熔融ガラス滴46が元に戻ろうとして、素早く上方に移動する。その結果、熔融ガラス滴46は、液滴制御部材50の上面に残った部分と、落下した微小サイズの液滴部分と、に分離される。
落下した微小サイズの液滴は、受け型60の凹面の成形面で受け止められる。液滴は、その粘性がまだ小さい高流動性状態にあるので、微小な液滴は受け型60の凹面の成形面におおよそ沿った形状になる。微小な液滴は冷却過程で熱収縮(いわゆる、ヒケ現象)が起こるので、図7及び8に示したように、微小な液滴の曲率半径は凹面の成形面の曲率半径よりも小さくなる。つまり、先端部がより尖った形状となる。このように方法によって、一面が受け型60の凹面の成形面におおよそ沿った曲面であり他面が自由表面である微小な成形用プリフォーム10が得られる。なお、ガラス液滴のこのような熱収縮を考慮することによって、受け型60の凹面の成形面は、所望とする成形用プリフォーム10の形状よりもやや曲率半径の大きな形状とすることができる。
次に、本発明に係る光学ガラス素子1の成形方法の第二実施形態を、図4を参照しながら説明する。
光学ガラス素子としての対物レンズ1の成形方法は、上述した第一実施形態の方法と比較して基本的な部分は同じであるが、プレス成形に使用する成形用プリフォーム10の形状が、第一実施形態のものと相違している。すなわち、図4に示すように、成形用プリフォーム10の曲率半径が下型20の成形面の底面の曲率半径よりも小さくなっている。つまり、成形用プリフォーム10は、その先端部が上述した第一実施形態の成形用プリフォーム10(図3を参照)より尖った略タマゴ形状をしている。成形用プリフォーム10をこのような先端がより尖った略タマゴ形状とすることによって、成形用金型20と成形用プリフォーム10との当接部分30が、底面あるいは底面近傍になっている。当接部分30が底面あるいは底面近傍にあって、成形用プリフォーム10が成形用金型20に対して面状に接しているので、プレス成形圧力が集中的に印加されることが防止されている。その結果、多数回のプレス成形を行っても、高精度な成形面が損傷することが無くなるので、成形用金型20の耐久性を向上させることができる。
次に、本発明に係る光学ガラス素子1の成形方法の第三実施形態を、図1、5及び9を参照しながら詳細に説明するが、上述した第一実施形態と共通する部分については、説明を省略する。
図1は、本発明に係る光学ガラス素子1の断面図である。図5は、第三実施形態の成形方法を説明する模式図である。図9は、成形用プリフォーム10の製造方法を説明する模式図である。
図1に示すように、光学ガラス素子としての対物レンズ1では、第一光学面2は曲率半径が小さくて突出量の大きい形状をしているものの、第二光学面3は曲率半径が大きくて突出量の小さい形状をしている。レンズ設計によっては、対物レンズ1の第二光学面3を、曲率半径が非常に大きくて突出量がわずかである平面に近い形状とすることもできる。
したがって、所望とする対物レンズ1が、曲率半径が小さくて突出量の大きい形状の第一光学面2と、曲率半径が非常に大きくて突出量がわずかである平面に近い形状の第二光学面3と、を有している場合には、図5に示した形状の成形用プリフォーム10を使用することができる。すなわち、図5に示した成形用プリフォーム10は、略タマゴ体を短軸方向に半分に切断した半タマゴ形状をしており、曲率半径が小さくて突出量の大きい形状の第一光学面2と、平坦面15である第二光学面3とを有している。成形用プリフォーム10の形状をこのような半タマゴ型とすることによって、成形用金型20と成形用プリフォーム10との当接部分30が、少なくとも、エッジ部分よりも底面側に位置する側面の曲面部になっている。当接部分30が側周面にあって、成形用プリフォーム10が成形用金型20に対して面状に接しているので、プレス成形圧力が第一光学面2に集中的に印加されることが防止されている。その結果、多数回のプレス成形を行っても、高精度な成形面が損傷することが無くなるので、成形用金型20の耐久性を向上させることができる。
半タマゴ形状をした成形用プリフォーム10の製造方法について、図9を参照しながら説明する。
図9に示した成形用プリフォーム10の製造は、熔融ガラス82を貯蔵した熔融ガラス容器80と、熔融ガラス容器80内の熔融ガラス82が流し込まれる複数個受け型70と、ガラスブロック83を研磨等の機械加工することによって成形用プリフォーム10を得る加工台76と、を用いて行われる。
図9(A)に示すように、箱状の複数個受け型70は、受け型60の成形凹面に相当する凹部72を底面に複数個備えている。複数個受け型70として、セラミック、超硬合金、カーボン、金属等の耐熱性材料が使用可能であるが、熱伝導率が良好でガラスとの反応性が低いカーボンやセラミックが好ましい。熔融ガラス容器80に貯蔵された熔融ガラス82が、複数個受け型70に流し込まれる。熔融ガラス82は、凹部72のレベルを少し越える高さまで流し込まれる。図9(B)に示すように、熔融ガラス82が固化するまで熔融ガラス82を室温まで静置・冷却することによってガラスブロック83が作成される。ガラスブロック83は、余分に流し込まれた熔融ガラスに対応する余剰平坦部84と、凹部72に対応する凸部86と、を備えている。図9(C)に示すように、ガラスブロック83は、不図示の保持治具に保持されて、余剰平坦部84が研削台や研磨台等の加工台76に対面するように配置される。そして、図9(D)に示すように、ガラスブロック83から余剰平坦部84が加工台76によって除去されると、各凸部86がガラスブロック83から分離されて、図5に示した平坦面15及び凸面を有する成形用プリフォーム10に対応する凸部86が複数個得られる。したがって、一度に多くの成形用プリフォーム10が得られて、成形用プリフォーム10の製造コストを下げることができる。
実施例1
硝種SF57のガラスを熔融し、外径4mmのノズルから約200mgの熔融ガラス滴46を、開口径が2mmの貫通細孔52を有する液滴制御部材50に滴下させた。そして、貫通細孔52を通過した重量35mgの微小液滴が落下し、落下した微小液滴は、受け型60の成形凹面(曲率半径0.8mm)で受け止められた。その結果、一面が0.8mmの曲率半径を有する凸面であり、他面が自由表面を有する微小な成形用プリフォーム10が得られた。
曲率半径が1.2mmに高精度に加工した下型30と曲率半径が90mmに高精度に加工した上型30との間で、微小な成形用プリフォーム10を熱間プレス成形した。上下の成形用金型を400℃に加熱し、0.5kg重/cmの圧力を加えてプレス成形した。プレス成形によって得られた「HD DVD」用対物レンズ1において、面精度がλ/6以上であり、レンズ開口数(NA)が0.65であった。このような光学ガラス素子1を2000回プレス成形した後の成形用金型20を顕微鏡観察したが、成形用金型20の成形面にはキズの発生や変形等が起こっておらず、成形用金型20の耐久性が非常に優れていた。
実施例2
硝種SF57のガラスを熔融し、外径4mmのノズルから約200mgの熔融ガラス滴46を、開口径が2mmの貫通細孔52を有する液滴制御部材50に滴下させた。そして、貫通細孔52を通過した重量35mgの微小液滴が落下し、落下した微小液滴は、受け型60の成形凹面(曲率半径1.3mm)で受け止められた。その結果、一面が1.3mmの曲率半径を有する凸面であり、他面が自由表面を有する微小な成形用プリフォーム10が得られた。
曲率半径が1.2mmに高精度に加工した下型30と曲率半径が90mmに高精度に加工した上型30との間で、微小な成形用プリフォーム10を熱間プレス成形した。上下の成形用金型を400℃に加熱し、0.5kg重/cmの圧力を加えてプレス成形した。プレス成形によって得られた「HD DVD」用対物レンズ1において、面精度がλ/6以上であり、レンズ開口数(NA)が0.65であった。このような光学ガラス素子1を2000回プレス成形した後の成形用金型20を顕微鏡観察したが、成形用金型20の成形面にはキズの発生や変形等が起こっておらず、成形用金型20の耐久性が非常に優れていた。
実施例3
1050℃で熔融した硝種LaK8のガラスを、曲率半径0.8mmの凹部72を底面に50個備えている箱状の複数個受け型70に流し込んで、ガラスブロック83を作成した。ガラスブロック83の余剰平坦部84を研磨加工することによって除去して、50個の成形用プリフォーム10が得られた。
曲率半径が1.2mmに高精度に加工した下型30と曲率半径が90mmに高精度に加工した上型30との間で、微小な成形用プリフォーム10を熱間プレス成形した。上下の成形用金型を680℃に加熱し、0.5kg重/cmの圧力を加えてプレス成形した。プレス成形によって得られた「Blu−Ray Disc」用対物レンズ1において、面精度がλ/6以上であり、レンズ開口数(NA)が0.85であった。このような光学ガラス素子1を2000回プレス成形した後の成形用金型20を顕微鏡観察したが、成形用金型20の成形面にはキズの発生や変形等が起こっておらず、成形用金型20の耐久性が非常に優れていた。
曲率半径が小さくてレンズ開口数(NA)が大きい光学ガラス素子の断面図である。 従来技術に係る光学ガラス素子の成形方法を説明する模式図である。 本発明に係る光学ガラス素子の成形方法の第一実施形態を説明する模式図である。 本発明に係る光学ガラス素子の成形方法の第二実施形態を説明する模式図である。 本発明に係る光学ガラス素子の成形方法の第三実施形態を説明する模式図である。 光学ガラス素子の成形方法に使用する成形用プリフォームの製造方法を説明する模式図である。 図6に示した製造方法で得られる成形用プリフォームの収縮状態を説明する図である。 図7の要部拡大図である。 本発明の第三実施形態に係る成形方法で使用される成形用プリフォームの製造方法を説明する模式図である。(A)は、複数個受け型に熔融ガラスを注いでいる様子を示す図である。(B)は、熔融ガラスを固化させてガラスブロックを作成している様子を示す斜視図である。(C)は、ガラスブロックの余剰平坦部を研磨加工している様子を示す図である。(D)は、ガラスブロックの研磨加工によって得られた成形用プリフォームを示す図である。
符号の説明
1:対物レンズ(光学ガラス素子)
2:第一光学面(曲率半径の小さい凸面)
3:第二光学面
4:コバ
10:成形用プリフォーム
15:平坦面(第二光学面)
20:下型(成形用金型)
30:当接部分
40:熔融ガラスタンク
42:ノズル
44:ヒータ
46:熔融ガラス滴
50:液滴制御部材
52:貫通細孔
60:受け型
70:複数個受け型
72:凹部
76:加工台
80:熔融ガラス容器
82:熔融ガラス
83:ガラスブロック
84:余剰平坦部
86:凸部

Claims (5)

  1. 一対の成形用金型間で成形用プリフォームをプレス成形することによって、少なくとも一面が曲率半径の小さい凸光学面を有する光学ガラス素子を成形する方法において、
    前記成形用プリフォームの最も小さい部分の曲率半径が、成形用プリフォームに相当する体積を有する球体の半径よりも小さい成形用プリフォームを用いることを特徴とする、光学ガラス素子の成形方法。
  2. 前記成形用プリフォームは、凹部の最も小さい部分の曲率半径が成形用プリフォームに相当する体積を有する球体の半径よりも小さい凹部を有する受け型で、熔融滴下ガラスを受けることによって形成されることを特徴とする、請求項1記載の光学ガラス素子の成形方法。
  3. 前記成形用プリフォームは、凹部の最も小さい部分の曲率半径が成形用プリフォームに相当する体積を有する球体の半径よりも小さい複数の凹部を有する複数個受け型に熔融ガラスを流し込んだ後に冷却固化させることによって板状体上に複数の凸部が形成された板状ガラス体を作成し、複数の凸部が形成された面の反対側に位置する平坦面を研磨加工することによって複数の凸部を分離することによって作成されることを特徴とする、請求項1記載の光学ガラス素子の成形方法。
  4. 前記受け型の凹部の中心部直径1mm以内の形状は、対応する成形用金型の対応する部分の形状に対して、300μm以内の形状誤差に構成されていることを特徴とする、請求項2又は3に記載の光学ガラス素子の成形方法。
  5. 光学ガラス素子のレンズ開口数が0.65以上であることを特徴とする、請求項1記載の光学ガラス素子の成形方法。
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