JP2002154834A - ガラス微小滴の製造方法およびガラス微小光学素子の製造方法およびそれらの製造装置 - Google Patents

ガラス微小滴の製造方法およびガラス微小光学素子の製造方法およびそれらの製造装置

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JP2002154834A JP2001263763A JP2001263763A JP2002154834A JP 2002154834 A JP2002154834 A JP 2002154834A JP 2001263763 A JP2001263763 A JP 2001263763A JP 2001263763 A JP2001263763 A JP 2001263763A JP 2002154834 A JP2002154834 A JP 2002154834A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直径が5mmφ以下の微小なガラス滴を得る
方法およびガラス滴の大きさをノズルを交換することな
く容易かつ正確に調節する方法を提供する。 【解決手段】 貫通細孔を設けた部材上に溶融ガラス滴
をノズルから滴下させた溶融ガラス滴の自由落下により
衝突させることにより、ガラス滴の少なくとも一部を微
小滴として貫通細孔の裏面に押し出すことを特徴とする
直径5mm以下の溶融ガラス微小滴の製造方法。貫通細
孔を設けた部材の溶融ガラス滴を衝突させる面にテーパ
ーを設ける上記製造方法。溶融ガラス微小滴を冷却固化
または金型に滴下して微小球レンズ、プレス成形用微小
球素材、微小光学素子を製造する方法。ノズルおよびノ
ズルから落下した溶融ガラス滴の少なくとも一部を更に
下方に落下させる貫通細孔を設けた部材とを含む溶融ガ
ラス微小滴の製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信用カップリ
ングレンズ、光ピックアップレンズ、内視鏡用レンズ等
の微小ガラス光学素子および微小ガラス光学素子を製造
するためのガラス微小滴の製造方法およびそれらの製造
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】微小ガラス光学素子は、古くは研磨加工
によって製造されていたが、生産性の悪さから近年は以
下のような方法で行われている。 (A)近似形状を有するガラス素材を加熱し、金型でプ
レス成形する方法。 (B)加熱した金型上に、溶融ガラス滴を滴下し、プレ
ス成形する方法。 (C)溶融ガラス滴を冷却、固化することにより球レン
ズを製造する方法。 しかし、例えば直径0.5〜5mmφ程度の微小な光学
素子を製造する上では、それぞれ下記のような問題点が
ある。
【0003】(A)の方法の場合、予め相当する体積を
有する微小な成形用ガラス素材を用意する必要がある
が、このような微小ガラス素材を得るのは加工困難であ
るためコストが上昇する。微小ガラス素材を得る方法と
して、より大きい体積で成形したガラス素材を機械的に
加工して微小ガラスとする方法もあるが、工程が増す分
だけやはりコストが上昇する。
【0004】(B)の方法の場合、つぎの理由により直
径が5mmφ以下の微小な溶融ガラス滴を得ることが困
難である。通常、ノズルから滴下するガラス滴の重量は
次の式で表される。 mg=2πrγ (1) 式中、m:ガラス滴の質量、 g:重力加速度、 r:ノズル先端外径の1/2、 γ:ガラス滴の表面張力 を表す。上記式によれば、ノズル先端外径を小さくすれ
ばガラス滴の重量を小さくすることができるが、現実に
は、1)ノズル内に溶融ガラスを流すためには一定の内
径を確保する必要があり、外径を小さくするには限界が
ある、2)ノズル先端で溶融ガラスが濡れて広がり、見
掛け上のノズル外径が大きくなるため、外径を小さくし
ていっても効果がなくなる。したがって溶融ガラス滴を
ある程度以下に小さくすることは現実に困難であり、溶
融ガラスの大きさはガラス組成によっても異なるがおお
むね5mmφ程度が下限である。
【0005】(C)の方法の場合、(B)の方法同様、
直径5mmφ以下の微小なガラス滴を得るのが困難であ
った。また、ガラス滴は、直径が5mmφ程度以上であ
ればノズルから溶融ガラスを滴下するという通常行われ
る方法で得ることはできるが、その場合でも重量を調節
するためには、通常、ノズルの外径、形状を変更しなけ
ればならず、そのため生産設備の稼動率が低下し、コス
トが上昇する大きな要因となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
(A)〜(C)の問題点を解決して直径が5mm以下の
微小なガラス滴を得るための方法を提供することであ
る。また、本発明の他の目的は、ガラス滴の大きさを、
ノズルを交換することなく容易、かつ正確に調節する方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、貫通細孔を設
けた部材上に溶融ガラス滴を衝突させることにより、該
ガラス滴の少なくとも一部を微小滴として貫通細孔の裏
面に押し出すことを特徴とする直径5mm以下の溶融ガ
ラス微小滴の製造方法に関する。特に、本発明は、溶融
ガラス滴の衝突を、ノズルから滴下させた溶融ガラス滴
の自由落下により生ぜしめる上記の製造方法に関する。
また、本発明は、貫通細孔を設けた部材の溶融ガラス滴
を衝突させる面にテーパーを設けることを特徴とする上
記の製造方法に関する。また、本発明は、貫通細孔を通
過したガラス微小滴を、滴下位置を規制するためのガイ
ド孔を通して落下させることを特徴とする上記の製造方
法に関する。また、本発明は、貫通細孔を設けた部材の
材質を、線膨張係数が(13×10 −6/℃)以下の材
料としたことを特徴とする上記の製造方法に関する。ま
た、本発明は、上記いずれかの方法によって得られる溶
融ガラス微小滴を冷却固化させる微小球レンズまたはプ
レス成形用微小球素材の製造方法に関する。
【0008】更にまた、本発明は、上記いずれかの方法
によって得られる溶融ガラス微小滴を金型上に滴下し成
形する微小光学素子の製造方法、または金型上に滴下し
予備成形するプレス成形用ガラス素材の製造方法に関す
る。加えて、本発明は、ノズルおよびノズル下方にノズ
ルから落下した溶融ガラス滴の少なくとも一部を更に下
方に落下させるための貫通細孔を設けた部材および一対
の金型とを含んでなる直径5mm以下の溶融ガラス微小
滴の製造装置に関する。更に、本発明は、貫通細孔を設
けた部材と、溶融ガラス微小滴を受ける金型とを嵌合に
より位置決めされる構成としたことを特徴とする上記の
製造装置に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は直径5mm以下、特に
0.5〜3mmの溶融ガラス微小滴の製造方法を提供す
るものであって、溶融ガラス滴を更に小さい径を有する
貫通細孔に衝突させることにより貫通細孔の裏面に溶融
ガラスの微小滴を形成する技術である。貫通細孔を通し
て得られる溶融ガラス微小滴の大きさは、ガラスの粘度
および表面張力を決定するガラスの種類と細孔通過時の
溶融ガラスの温度、細孔に衝突する際の溶融ガラスの速
度、細孔の径(D)、細孔の長さ(L)、細孔のL/
D、細孔の形状、細孔の入り口および出口のエッジの形
状、細孔内面の平滑度、部材の熱容量と細孔内面へのガ
ラスの濡れを左右する部材の材質等の函数であり、これ
らの条件を選択することによって必要とする溶融ガラス
微小滴の大きさを調整することが可能である。本発明
は、これらのファクターのうち、特に貫通細孔の径、細
孔通過時の溶融ガラスの温度、細孔に衝突する際の溶融
ガラスの速度を適切に選ぶことによって目的とする大き
さの溶融ガラス微小滴を得ることができることを見出し
た。
【0010】貫通細孔の径を大きくすると得られるガラ
ス微小滴の径は大きくなり、貫通細孔の径を小さくする
と得られるガラス微小滴の径は小さくなる。したがっ
て、貫通細孔の径は、目的とする溶融ガラス微小滴の径
に応じて適宜選択すればよい。通常、目的とする溶融ガ
ラス微小滴の径の0.7〜1倍程度になる。細孔通過時
の溶融ガラスの温度は、細孔への衝突時に微小滴が分離
できる程度に粘性が低くなる温度であれば、特に限定さ
れない。ガラス温度を上げるとガラス粘性が下がり、得
られるガラス微小滴の径は大きくなる。反対にガラス温
度を下げるとガラス粘性が上がり、得られるガラス微小
滴の径は小さくなる。しかし、ガラス温度が低すぎると
微小滴を分離するために大きな衝撃力が必要になるた
め、微小滴を分離することが困難になってくる。ガラス
温度が高く粘性が低い場合には微小滴の分離は容易にな
るが、ガラス温度が高すぎるとノズルからの滴下の過程
で泡や脈理が発生しガラス内部品質に問題が出てくるた
め、通常は良好な内部品質が得られる温度範囲で実施す
るのが好ましい。
【0011】貫通細孔に衝突させる溶融ガラスは、細孔
径より大きな径を有する溶融ガラス滴であればよい。但
し、所望のガラス微小滴との重量差が小さいと得られる
ガラス微小滴の重量ばらつきが大きくなる傾向があるた
め、部材に衝突させる溶融ガラスの重量は、所望のガラ
ス微小滴の重量の2倍以上とすることが好ましい。この
溶融ガラス滴の供給は特に限定されず、いかなる方法に
依ってもよく、例えば溶融ガラス溜め下部に設けられた
ノズルから溶融ガラスをそのまま重力によって落下さ
せ、ノズルの下に設置した貫通細孔を設けた部材に衝突
させることができる。したがってこの場合の衝突速度は
ノズル下端と貫通細孔との距離Hによって定まる。落下
距離が長い場合には得られるガラス微小滴の径は大きく
なり、落下距離が短い場合には得られるガラス微小滴の
径は小さくなる。前述の他のファクターと合わせて落下
距離を適切に選択することで、所望の径を有するガラス
微小滴を得ることができる。落下距離Hは、一般には1
0〜5000mm、好ましくは50〜2000mmであ
る。
【0012】貫通細孔を設けた部材6の形状は、例えば
図9に示すように板状部材に円形貫通孔7を設けたもの
を使用することができる。更に、図10に示すように溶
融ガラス滴を衝突させる面にテーパー23を設けること
で、下方に落下するガラス微小滴の重量ばらつき、位置
ばらつきを減少させることができる。テーパーの開き角
θは30°〜120°程度が好ましい。また重量ばらつ
き、位置ばらつきを減少させるためには、ノズルからの
ガラス滴が全てテーパー内に衝突するようにテーパー部
の径を大きくすることが好ましい。貫通細孔7の断面形
状は必ずしも円形である必要はないが、ばらつきを抑え
る観点から、通常は円形のものが好ましい。
【0013】また、ガラス微小滴の落下位置ばらつきを
抑えるためには、貫通細孔を設けた部材とガラス微小滴
を受ける金型等との距離はできるだけ短いことが好まし
い。しかし、装置構成上の問題等でこの距離を十分短く
できない場合には、貫通細孔を設けた部材とガラス微小
滴を受ける金型等との間に落下距離を規制するためのガ
イド孔を設けた部材を配置することで落下位置ばらつき
を抑えることができる。衝突によって分離したガラス微
小滴8は、図11に示すように、分離直後は細長く伸び
た形状をしているが、すぐに表面張力によって球状化す
る。このため、ガイド穴の直径は貫通細孔の直径よりも
大きくする必要がある。ガイド孔24は、図12に示す
ように貫通細孔を設けた部材と一体化することもでき
る。
【0014】貫通細孔からガラス微小滴が落下した後
は、以下の手順で部材上に残った余分なガラスを容易に
除去できるため、貫通細孔を設けた部材をその都度交換
しなくとも連続的にガラス微小滴を得ることができる。
細孔径が比較的小さく(例えば、φ1.8mm以下)、
ガラスの表面張力によって部材に残った余分なガラスが
細孔内に入り込まない場合には、エアーで吹き飛ばす、
吸着する、挟み取る等の方法で容易に余分のガラスを除
去することができる。ガラス滴を衝突させる面にテーパ
ーを設けていない場合には、図1のように金属ヘラで摺
り落すこともできる。
【0015】細孔径が比較的大きい場合(例えば、φ
2.2mm以上)には、部材上に残った余分のガラスが
細孔内に入り込んでしまう場合があるが、この場合にも
エアーで吹き飛ばす、吸着する、挟み取る等の方法で容
易に余分のガラスを除去することができる。また、図2
のように下方よりピン状部材で突き上げるまたはピン状
部材で突き上げた後に金属ヘラで摺り落す等の方法で除
去することができる。この際、細孔を設けた部材が薄す
ぎると、図3のように細孔に入り込んだガラスが部材下
面の細孔から周辺に広がってしまい、余分のガラスの除
去が困難になる。従って、細孔に入り込むガラスが下面
に達しない程度以上の厚みを部材が有することが好まし
い。
【0016】また、図4のように細孔の部材上面におけ
る径よりも下面における径の方が大きい場合も余分のガ
ラスの除去が困難になるため、細孔は一定の径で貫通し
ているかまたは上面における径が下面における径よりも
大きいことが好ましい。
【0017】衝突によって分離したガラス微小滴は、図
11に示すように、分離直後は細長く伸びた形状をして
いるが、すぐに表面張力によって球状化する。そのため
細孔が長すぎると途中でガラス微小滴が引っ掛かり、下
方に落下できなくなる。このため細孔の長さは通常、
0.3mm〜5mm程度が好ましい。
【0018】部材の材質としては、ステンレスのような
金属あるいはセラミック等を使用することができるが、
耐熱性が高く、酸化等によって貫通細孔周辺が劣化しに
くいものが好ましい。また、貫通細孔を設けた部材の温
度変化は、熱膨張によって細孔径が変化することに起因
するガラス微小滴の重量ばらつきの原因となるが、部材
は溶融ガラス滴との衝突を繰り返すため温度を一定に保
つのが難しい。そのため、細孔を設けた部材の材質は、
線膨張係数が13×10−6/℃以下の材料とすること
が好ましい。例えば、フェライト系ステンレス、タング
ステン合金等を使用することができる。
【0019】貫通細孔へ衝突する溶融ガラス滴をノズル
から供給する場合、例えばノズルはルツボのような溶融
ガラス溜りの下端に取り付けられ、溶融ガラスはノズル
の先端で滴を形成した後、重力によってノズルから落下
する方法を利用することができる。また、圧力を加えて
ノズル先端から溶融ガラスを押し出して落下させてもよ
い。
【0020】上記の方法によって製造された溶融ガラス
微小滴をそのまま冷却固化することにより、あるいは更
にこれに研磨等の仕上げ加工を施すことにより微小球レ
ンズまたはプレス成形用ガラス素材を製造することがで
きる。また、溶融ガラス微小滴を溶融状態のまま金型上
に滴下し、加圧成形することで、微小光学素子またはプ
レス成形用微小ガラス素材を製造することができる。
【0021】上記の方法による直径5mm以下の溶融ガ
ラス微小滴の製造は、ノズルおよびノズル下方にノズル
から落下した溶融ガラス滴の少なくとも一部を更に下方
に落下させるための貫通細孔を設けた部材とを含んでな
る装置により可能となる。また、上記の方法による直径
5mm以下の微小ガラス光学素子の製造は、ノズルおよ
びノズル下方にノズルから落下した溶融ガラス滴の少な
くとも一部を更に下方に落下させるための貫通細孔を設
けた部材、および一対の金型とを含んでなる装置により
可能となる。更に、貫通細孔を設けた部材と、溶融ガラ
ス微小滴を受ける金型とを嵌合により位置決めされる構
成とすることで、金型への微小ガラス滴の滴下位置を確
実に制御することができ、位置ずれによる不良の発生を
防止することができる。
【0022】以下実施例により本発明をより詳細に且つ
具体的に説明する。
【実施例】実施例 1 図5において、1はガラス溶融ルツボ、2は下方にガラ
ス滴を滴下させるためのノズルである。ルツボ1は図示
していない加熱手段によって1000℃に加熱され、撹
拌棒3によってルツボ1内の溶融ガラス4(材質SF5
7)が撹拌されている。ノズル2を図示していない加熱
手段によって1100℃に加熱するとノズル2の先端に
ガラス滴5が溜り、一定の重量以上になったところでノ
ズルから分離し、下方に落下する。ガラス滴5の重量
は、前述の通り、理論的には式(1)で表され、主にノ
ズル2の外径によって決まる。実験ではノズル外径が4
mm(ノズル内径0.8mm)のとき約200mg(直
径として4mm)、ノズル外径が1mm(ノズル内径
0.5mm)では約70mg(直径として3mm)の溶
融ガラス滴が得られた。しかし、ノズル外径を更に小さ
くするためには、ノズル内径を更に小さくする必要があ
り、高い圧力を加えないとノズル内部を溶融ガラスが流
れなくなるため、良好に滴下できなくなる。したがっ
て、このガラスの場合、70mg以下の重量のガラス滴
を滴下させることは非常に困難である。
【0023】そこで、直径2mmの円形貫通細孔7を有
する厚さ1.5mmのステンレス板製溶融ガラス滴重量
制御部材6(貫通細孔を設けた部材)をノズル下方10
0mmの位置に水平に設置し、ノズル(外径4mmφ)
から大きさ195mgのガラス滴5を貫通細孔上に滴下
した。溶融ガラス滴は、落下によって得た運動エネルギ
ーによってガラス滴25の一部が貫通細孔7を通って、
ガラス微小滴8となって貫通細孔の裏面に落下した。こ
の溶融ガラス微小滴8の重量は約35mg(直径として
2.3mm)であり、ノズルから滴下するだけでは得る
ことのできないガラス微小滴を得ることができた。溶融
ガラス滴重量制御部材6上に残った約160mgのガラ
ス15は吸着によりまたは金属ヘラですり落とす等の方
法により容易に除去することができるため、連続してガ
ラス微小滴を得ることができた。
【0024】上記において、貫通細孔の径Dおよび溶融
ガラス滴重量制御部材(貫通細孔を設けた部材)(薄
板)からノズル先端までの距離Hを表1に示すように変
えたときの得られたガラス微小滴の大きさ(重量)を表
1に示す。なお、ここでの硝種はSF57およびLaK
8である。
【0025】
【表1】
【0026】一般に距離Hが大きい方が衝突速度が大き
くなるためガラス微小滴重量は大きくなり、距離Hが小
さい方がガラス微小滴重量は小さくなる。しかし、距離
Hがある限界を越えて小さくなると、溶融ガラスは貫通
細孔を通りぬけずガラス微小滴は形成されなくなる。細
孔径Dと距離Hを適当に選択することにより目的とする
ガラス微小滴を得ることができる。硝種によって重量が
異なるのは、溶融ガラス滴の粘度、比重等が異なるため
である。
【0027】また貫通細孔の径Dと、溶融ガラス滴重量
制御部材(薄板)からノズル先端までの距離Hを固定し
た条件で、ノズル温度を変えたときに得られたガラス微
小滴の大きさ(重量)の変化を表2(硝種がSF57)
および表3(硝種がLaK8)に示した。
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】ノズル温度が高い、即ち溶融ガラスの粘度
が低いほどガラス微小滴の大きさは大きくなり、ノズル
温度が低い、即ち溶融ガラスの粘度が高いほどガラス微
小滴の大きさは小さくなる。しかし、粘度がある特定の
大きさを越えると溶融ガラスは貫通細孔を通りぬけずガ
ラス微小滴は形成されなくなる。ノズル温度、即ち溶融
ガラスの温度を適当に選択することによっても目的とす
るガラス微小滴を得ることができる。
【0031】実施例 2 図6を用いて、溶融ガラス微小滴およびこれから微小レ
ンズを成形する方法を説明する。実施例1と同様に、外
径4mmのノズル2の先端から約200mgの溶融ガラ
ス滴(SF57)5を径Dが2mmの貫通細孔7を設け
た部材6(溶融ガラス滴重量制御部材)上に滴下させた
ところ、貫通細孔の裏面から約35mgの大きさの溶融
ガラス微小滴が落下した。この溶融ガラス微小滴8を4
00℃に加熱された平面金型9上に滴下したのち、金型
9を、半径1.5mmの凹球面形状が精密研磨加工され
同様に400℃に加熱した上金型10の下方まで移動さ
せ、上金型10と下金型9によりレンズ11を加圧成形
した。得られた成形レンズは、両面とも金型形状が正確
に転写されており、従来困難であった重量35mgの微
小レンズを得ることができた。
【0032】実施例 3 図7に示すように、溶融ルツボ1に溜めた溶融ガラス4
(SK5)を外径4mmのノズルより約200mgの溶
融滴として溶融ガラス滴重量制御部材6(貫通細孔を設
けた部材)に設けた径Dが1.6mmの貫通細孔7上に
滴下した。溶融ガラスは貫通細孔の裏面から、大きさ約
10mgの溶融状態のガラス微小滴8として落下してき
た。ガラス微小滴8は、落下中に表面張力により球状化
するとともに、冷却固化し、十分下方に設置した受け皿
12中に10mgの微小球レンズ13として回収され
た。この微小球レンズは、研磨等の追加工なしでそのま
まファイバーカップリング用レンズ等として使用するこ
とができる。更に加圧成形して種々の形状の微小光学素
子を得るための成形用素材として使用することができ
る。
【0033】また、落下中に自然冷却する代わりに、図
8に示すような中心部に空気穴15のあいた受け皿14
で受け、該空気穴から冷却用空気を流すことにより、受
け皿上で転がせ、または浮上させることにより冷却固化
させることもできる。更に、受け皿14を多孔質材料、
例えば多孔質カーボン、多孔質セラミックス等で作製
し、受け皿の面全体から空気を吹き出して冷却固化する
こともできる。
【0034】実施例 4 実施例1と同様の装置を用いてLaK8のガラスを溶融
し、外径4mmのノズル先端から溶融ガラスを滴下し
た。溶融ルツボを1080℃、ノズルを1100℃とし
たとき、ノズル先端から滴下する溶融ガラス滴の重量は
約200mgであった。図10に示すようにステンレス
板(SUS430)に直径1.3mmの円形貫通細孔7
を有し、溶融ガラスを衝突させる面に開き角(θ)60
°のテーパーを設けた溶融ガラス滴重量制御部材6(貫
通細孔を設けた部材)を用いて、細孔上に溶融ガラス滴
25を衝突させ、裏面側にガラス微小滴8を落下させ
た。貫通細孔の直径1.3mmの部分の長さは1.5m
m、表面のテーパー部23の直径は8mmとした。微小
ガラス滴は、溶融ガラス滴重量制御部材6の裏面から5
mm離れた位置に設けた平面板上に落下させ、重量およ
び落下位置を測定した。このとき得られたガラス微小滴
の重量は9mgであり、20個を測定した時の重量ばら
つきは標準偏差で0.02mgであった。また、落下位
置のばらつきは標準偏差で0.03mmであった。比較
のためテーパーを設けていない溶融ガラス滴重量制御部
材6(貫通細孔を設けた部材)を用いて同様の測定を行
ったところ、重量ばらつきは標準偏差で0.2mg、落
下位置ばらつきは標準偏差で0.2mmであった。
【0035】このように、溶融ガラス滴重量制御部材6
(貫通細孔を設けた部材)の溶融ガラスを衝突させる面
にテーパーを設けることで、ガラス微小滴を安定にする
ことができる。テーパーの開き角は、ノズルから滴下す
るガラス重量、目的とするガラス微小滴の重量等に応じ
て適切な大きさを選択すればよいが、通常は30°〜1
20°程度が好ましい。また、ノズルからのガラス滴が
全てテーパー内に衝突するように、テーパー部の直径を
衝突するガラス滴の直径よりも大きくすることが好まし
い。
【0036】ここで、貫通細孔を設けた部材6の材質を
SUS430としたのは、部材の温度変化による細孔径
の変化によって微小ガラス滴の重量ばらつきが起こるの
を防ぐためである。上記滴下条件の場合、細孔径が0.
01mm変化すると微小ガラス滴の重量は約0.3mg
変化する。高温の溶融ガラスを衝突させるため該部材6
の温度を一定に保つのは困難であり、衝突させる時間間
隔等の条件によるが、通常300℃程度の変動がある。
このときガラス微小滴の重量変化幅を0.15mg以下
に抑えるには、該部材の熱膨張係数が13×10−6
℃以下の材料を使用すればよい。このような材料とし
て、SUS430のようなフェライト系ステンレス、タ
ングステン合金を使用することができる。もっとも、要
求されるガラス微小滴の重量精度、落下位置精度によっ
ては、溶融ガラス滴重量制御部材6(貫通細孔を設けた
部材)のテーパーは必ずしも必要ではなく、また、該制
御部材6の材質も上記条件を満たす必要のないことはい
うまでもない。
【0037】実施例 5 図13を用いて本発明による微小光学素子の製造装置に
ついて説明する。外径3mmのノズル2の先端から約1
50mgの溶融ガラス滴5(LaK8)を滴重量制御部
材6に設けられた直径1mmの貫通細孔7上に滴下させ
ることにより、下型9上に重量1mgの微小ガラス滴8
が落下する。高精度の光学素子を製造するためには、下
型9上に落下する微小ガラス滴8の位置ばらつきを抑え
る必要があり、そのためには貫通細孔7と下型9との相
対的な位置ずれを極力小さくしなければならない。本実
施例では、貫通細孔7を有する溶融ガラス滴重量制御部
材6と、下型9とはいずれもリング状部材22の内面に
精密に嵌合する構成となっている。このため、貫通細孔
7と下型9との相対的な位置ずれを数μm以下に抑える
ことができ、下型9上に滴下する微小ガラス滴8の位置
ばらつきを最小限に抑えることができる。下型9上に微
小ガラス滴8が落下したのち、該制御部材6を上方に抜
き、実施例2と同様に下型9と上型10によって加圧成
形することで、所望の表面形状を有する光学素子11を
得ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
れば、ノズルから直接滴下する方法では得ることのでき
ない直径5mm以下の微小なガラス滴を得ることができ
る。また、得られたガラス微小滴を冷却固化することに
より微小ガラスレンズおよびプレス成形用微小ガラス素
材を製造することができる。また得られたガラス微小滴
を金型上に滴下し、プレス成形することにより、微小光
学素子およびプレス成形用微小ガラス素材を製造するこ
とが可能となった。更に本発明の方法に依れば、貫通細
孔径、ノズルから細孔までの距離、溶融ガラス温度、貫
通細孔を設けた部材の温度のいずれかまたはずべてを調
節することにより、ノズル交換のために装置を長時間停
止することなく、ガラス微小滴の大きさを調節すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 余分なガラスの除去方法を示す模式図(細孔
径の小さい場合) (a)余分のガラス除去前、(b)除去中の状況。
【図2】 余分なガラスの除去方法を示す模式図(細孔
径の大きい場合) (a)余分のガラス除去前、(b)除去中の状況。
【図3】 細孔を設けた部材の厚みが薄すぎた場合の問
題点を示す模式図。
【図4】 細孔の形状が不適切な場合の問題点を示す模
式図。
【図5】 本発明の溶融ガラス微小滴の製造方法の1例
を示す模式図(実施例1)。
【図6】 本発明の溶融ガラス微小滴および溶融ガラス
微小滴から微小レンズを製造する方法の他の1例を示す
模式図(実施例2)。
【図7】 本発明の溶融ガラス微小滴および溶融ガラス
微小滴からプレス成形用微小ガラス素材を製造する方法
の更に他の1例を示す模式図(実施例3)。
【図8】 実施例3の方法における溶融ガラス微小滴の
別の受け皿タイプを示す模式図。
【図9】 貫通細孔を設けた部材の一例を示す模式図。
【図10】 貫通細孔を設けた部材の他の一例を示す模
式図(溶融ガラス滴を衝突させる面にテーパーを有する
場合)。
【図11】 貫通細孔を設けた部材から微小ガラス滴が
落下する状態を示す模式図。
【図12】 貫通細孔を設けた部材の他の一例を示す模
式図(滴下ガイド孔を有する場合)。
【図13】 本発明の微小光学素子の製造装置の一例を
示す模式図(実施例5)。
【符号の説明】
1:ガラス溶融ルツボ、 2:ノズル、 3:撹拌棒、 4:溶融ガラス、 5:ノズルから押し出されたガラス滴、 6:貫通細孔を設けた部材(溶融ガラス滴重量制御部
材)、 7:溶融ガラス滴重量制御部材に設けられた貫通細孔、 8:溶融ガラス微小滴、 9:下金型、 10:上金型、 11:成形された微小レンズ、 12:受け皿、 13:微小球レンズ、 14:冷却空気用穴を有する受け皿、 15:冷却空気用穴、 16:余分な溶融ガラス、 17:金属ヘラ、 18:ピン状部材、 19:細孔に入り込んだガラス、 20:細孔上面の径、 21:細孔下面の径、 22:リング状部材、 23:テーパー部、 24:ガイド孔、 25:貫通細孔上に落下した溶融ガラス滴、 θ:テーパーの開き角。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通細孔を設けた部材上に溶融ガラス滴
    を衝突させることにより、該ガラス滴の少なくとも一部
    を微小滴として貫通細孔の裏面に押し出すことを特徴と
    する直径5mm以下の溶融ガラス微小滴の製造方法。
  2. 【請求項2】 溶融ガラス滴の衝突を、ノズルから滴下
    させた溶融ガラス滴の自由落下により生ぜしめる請求項
    1に記載のガラス微小滴の製造方法。
  3. 【請求項3】 貫通細孔を設けた部材の溶融ガラス滴を
    衝突させる面にテーパーを設けることを特徴とする請求
    項1または2に記載のガラス微小滴の製造方法。
  4. 【請求項4】 貫通細孔を通過したガラス微小滴を、滴
    下位置を規制するためのガイド孔を通して落下させるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガラス
    微小滴の製造方法。
  5. 【請求項5】 貫通細孔を設けた部材の材質を、線膨張
    係数が(13×10 −6/℃)以下の材料としたことを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のガラス微小
    滴の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の方法に
    よって得られる溶融ガラス微小滴を冷却固化させる微小
    球レンズの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載の方法に
    よって得られる溶融ガラス微小滴を冷却固化させるプレ
    ス成形用微小球素材の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれかに記載の方法に
    よって得られる溶融ガラス微小滴を金型上に滴下し成形
    する微小光学素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 ノズルおよびノズル下方にノズルから落
    下した溶融ガラス滴の少なくとも一部を更に下方に落下
    させるための貫通細孔を設けた部材、および一対の金型
    とを含んでなる直径5mm以下の微小ガラス光学素子の
    製造装置。
  10. 【請求項10】 貫通細孔を設けた部材と、溶融ガラス
    微小滴を受ける金型とを嵌合により位置決めされる構成
    としたことを特徴とする請求項9に記載の微小ガラス光
    学素子の製造装置。
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