JP4654500B2 - 光学レンズ並びにこれを使用した光学ピックアップ装置及び光ディスク装置 - Google Patents

光学レンズ並びにこれを使用した光学ピックアップ装置及び光ディスク装置 Download PDF

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    • G11B7/1372Lenses
    • G11B7/1374Objective lenses

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学レンズ並びにこれを使用した光学ピックアップ装置及び光ディスク装置、特に、光磁気ディスク(MO)、コンパクトディスク(CD)、CD−ROM等の光ディスクに光ビームを集束させる対物レンズ並びにこれを使用した光学ピックアップ装置及び光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、光ディスクに情報を記録したり、或いは、光ディスクに記録された情報を再生するものとして光ディスク装置が知られている。該光ディスク装置は、一般に、光ディスクを回転させる光ディスク駆動装置と、光源から出射された光ビームをフォーカシング方向とトラッキング方向との二軸方向に制御駆動される対物レンズを介して光ディスクに集束させる共に該光ディスクからの戻り光を受け取る光学ピックアップ装置とを備えている。
【0003】
図8は前記光学ピックアップ装置の一例を示しており、この例では、光学ピックアップ装置1は、光ディスク2の下方に挿入される前記対物レンズ3の下方に位置し、光軸4に対して45°傾斜して設けられたビームスプリッタ5と、該ビームスプリッタ5の下方に配設された光検出器6と、前記ビームスプリッタ5の反射面7側側方に順次配設されたグレーティング素子8、半導体レーザ9とで概略構成されている。
【0004】
また、図9は、前記対物レンズを2軸方向に駆動する駆動部の一例を示しており、この例では、対物レンズ駆動部10は、水平に延出する弾性体製のサスペンション11と、該サスペンション11にそれぞれ支持された対物レンズホルダ12、フォーカシングコイル13、トラッキングコイル14と、前記対物レンズホルダ12に水平に保持された前記対物レンズ3と、磁性体製のヨーク15と、該ヨーク15に固着されたマグネット16とで概略構成されている。
【0005】
このような構成において、前記光ディスク駆動装置(図示せず)により前記光ディスク2が回転され、前記対物レンズ駆動部10により前記対物レンズ3が光路中に挿入される。そして、前記半導体レーザ9から水平方向に出射された光ビーム17は、前記グレーティング素子8によりメインビームとサブビームに分割され、前記ビームスプリッタ5の前記反射面7で上向きに反射する。該反射した光ビーム17は、前記対物レンズ3で屈折し、前記光ディスク2の信号記録面18に集束すると共に下向きに反射し、戻り光ビーム17となる。該戻り光ビーム17は、再び前記対物レンズ3で屈折し、前記ビームスプリッタ5を透過した後、前記光検出器6に入射する。
【0006】
その後、該光検出器6により光電変換が行われ、出力された検出信号に基づいて、前記光ディスク2の信号記録面18に記録された情報の再生が行われる。また、その時、フォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号が検出され、該各信号に基づいて、前記フォーカシングコイル13及びトラッキングコイル14の駆動電流がそれぞれサーボ制御される。そして、前記フォーカシングコイル13及びトラッキングコイル14を流れる電流が前記ヨーク15及びマグネット16により形成された磁界とそれぞれ作用し合うことにより、前記対物レンズ3はフォーカシング方向及びトラッキング方向へ駆動制御される。
【0007】
また、図10は前記対物レンズ3を示しており、該対物レンズ3は、凸曲面状の光学面19と、凸曲面状の別の光学面21と、前記光学面19と前記別の光学面21の間に形成されたフランジ状のコバ部23とを備えている。前記光学面19の曲率半径は比較的大きく、前記光学面19の先端から前記コバ部23迄の光軸4方向の長さ(以下「サグ量」と称す)をZとし、前記光学面19の光学的に有効な部分の光軸4に直交する方向の長さ(以下「光学有効径」と称す)をDとすると、Z/Dの値は、通常、0.15〜0.3の範囲に入る。
【0008】
前記対物レンズ3は、通常、図11に示すようなプレス成形機24を使用して製造される。該プレス成形機24は上金型25と下金型26とを備え、前記上金型25は昇降可能で、前記下金型26に対向して設けられている。前記上金型25は上断熱継手27の下面に上ダイプレート28が固定され、該上ダイプレート28の下面に上キャビティ29を内蔵した超硬合金製の上ダイ30が固定された構成となっており、前記上キャビティ29には前記別の光学面21の形状と一致する凹曲面状の凹部31が形成されている。また、前記下金型26には、前記上金型25と同様に、下断熱継手32、下ダイプレート33、下キャビティ34、下ダイ35が構成され、前記下キャビティ34には前記光学面19の形状と一致する凹曲面状の凹部36が前記凹部31に対向するように形成されている。すなわち、前記上金型25が前記下金型26と重合すると、前記各凹部31,36と前記下ダイ35の内周壁面により前記対物レンズ3の形状をした空間37が形成されるようになっている。
【0009】
前記プレス成形機24により、前記対物レンズ3を製造するには、先ず、図11(a)に示すように、前記上金型25を上昇させ、予め所定体積に計量されると共に球形状に成形されたガラス製のプリフォーム材38を前記凹部36上に投入し、前記プリフォーム材38を所定温度になる迄加熱する。そして、図11(b)に示すように、前記上金型25を降下させ、前記プリフォーム材38を加圧し、前記対物レンズ3の形状に成形する。その後、図11(c)に示すように、前記上金型25を上昇させ、前記成形された対物レンズ3を冷却し、前記凹部36より取り出す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、前記対物レンズ3を製造する場合、前記プリフォーム材38を前記凹部36に投入した時に、前記プリフォーム材38がその自重により前記凹部36上を転動し、前記プリフォーム材38と前記凹部36との間で中心出しが行われるようになっている必要がある。しかしながら、前記光学面19、すなわち、前記凹部36は曲率半径が大きいため、図12に示すように、前記プリフォーム材38が前記凹部36上をうまく転動せず、両者間での中心出しが不完全な状態のまま成形が行なわれることがあった。その場合には、図13に示すように、前記キャビティ29,34と前記ダイ30,35との隙間に前記プリフォーム材38が流れ込み、前記キャビティ29,34、ダイ30,35を破損するオーバーパック現象39を発生させたり、或いは、前記プリフォーム材38が前記空間37内に完全に充填されず、偏肉40が生じコマ収差等、収差の非対称成分が発生したりするおそれがあった。
【0011】
そこで、本発明は、以上の点に鑑み、成形時の中心出しが確実に行え、高精度の成形が可能で、製造装置の耐久性の向上が図れる光学レンズ並びにこれを使用した光学ピックアップ装置及び光ディスク装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光学レンズは、凸曲面状の第1の光学面の光軸方向の長さをサグ量(Z)とし、前記光学面の光学的に有効な部分の光軸に直交する方向の長さを光学有効径(D)としたとき、0.4≦Z/D≦0.5を満たすように形成されている。
【0014】
また、本発明に係る光学ピックアップ装置は、光ビームを出射する光源と、該光源から出射された光ビームを光ディスクに集束させる対物レンズと、前記光ディスクからの戻り光ビームを受け取る光検出器とを備え、前記対物レンズが、光源側に凸曲面状の第1の光学面の光軸方向の長さをサグ量(Z)とし、前記光学面の光学的に有効な部分の光軸に直交する方向の長さを光学有効径(D)としたとき、0.4≦Z/D≦0.5を満たすように形成されている。
【0015】
さらに、本発明に係る光ディスク装置は、光ディスクを回転させる光ディスク駆動装置と、光源から出射された光ビームを少なくともフォーカシング方向に制御駆動される対物レンズを介して光ディスクに集束させると共に該光ディスクからの戻り光を受け取る光学ピックアップ装置とを備え、前記対物レンズが、光源側に凸曲面状の第1の光学面の光軸方向の長さをサグ量(Z)とし、前記光学面の光学的に有効な部分の光軸に直交する方向の長さを光学有効径(D)としたとき、0.4≦Z/D≦0.5を満たすように形成されている。
【0016】
このような構成において、前記光学面の曲率半径が小さく、光学レンズ製造時の中心出しを確実に行うことができ、高精度の成形が可能となるため、レンズの収差を減少させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。なお、図1〜図6中、図9〜図13中の構成と同等のものについては同符号を付し、それらの構成及び作用に関する詳細な説明は省略する。
【0018】
図1は本発明の実施の形態に係る対物レンズ41を示しており、該対物レンズ41は、例えば、ガラス製であり、凸曲面状の光学面42と、該光学面42の基端側に形成されたフランジ状のコバ部44とを備えている。該コバ部44の光学面42側にはさらに別の光学面45が形成され、該別の光学面45は、例えば、凹曲面状を成し、負の屈折力を有しており、前記対物レンズ41はメニスカスレンズとなっている。前記光学面42のサグ量Zと光学有効径Dとの割合、すなわち、Z/Dの値は0.3以上となっている。したがって、前記光学面42は曲率半径が小さく、屈折力を大きくとれるので、前記別の光学面45の屈折力を変えることにより、前記対物レンズ41の開口数を広範囲に変えることができるようになっている。また、前記光学面42、前記別の光学面45は非球面状を成している。
【0019】
前記対物レンズ41を製造するためのプレス成形機24の構成は従来と同様であるので、その構成の詳細な説明は省略するが、本実施の形態の場合、図2及び図3に示すように、下キャビティ47、上キャビティ48の形状が従来の場合と異なっている。すなわち、前記下キャビティ47には前記光学面42の形状に一致するように従来より曲率半径が小さく深い凹部49が形成され、前記上キャビティ48には前記別の光学面45の形状に一致するように、例えば、従来より曲率半径が大きく浅い凹部50(図2参照)、或いは凸部51(図3参照)が形成されている。この場合、前記凹部49には、図4に示すように、炭化珪素等のセラミックス又は超硬合金等に砥石52により研削加工を行ない凹曲面を形成させるのが一般的であり、半球面より小さい曲率半径の凹曲面を形成させようとすると、図5(c)に示すように前記砥石52が前記キャビティ47と干渉してしまうので、前記光学面42に半球面より小さい曲率半径の湾曲面を形成させることはできない。すなわち、加工上の理由から、前記光学面42のサグ量Zと光学有効径Dとの割合、Z/Dが0.5を超えることはない。
【0020】
また、前記プレス成形機24により前記対物レンズ41を成形する手順も従来と同様であるので、その手順の詳細な説明は省略するが、前記下キャビティ47の凹部49は曲率半径が小さく深いので、球状のプリフォーム材38を前記凹部49に投入した時に、図2及び図3に示すように、前記プリフォーム材38の芯と前記凹部49の芯とが確実に一致する。そのため、前記プリフォーム材38の加圧時にオーバーパック現象により前記キャビティ47,48等が破損したり、偏肉が生じコマ収差等、収差の非対称成分が発生したりすることがなくなる。また、前記プリフォーム材38は、図6に示すように、前記対物レンズ41にできるだけ近似した形状、特に、前記光学面42の曲率半径と近似した曲率半径を有しているものを使用するのが好ましい。この場合には、容易且つ均一の圧力で成形できるので、レンズの形状精度が一層向上すると共に前記キャビティ47,48等へのダメージも一層軽減される。そして、前述した手順により、Z=1.53mm、D=3.8mmで、Z/Dが約0.4のメニスカスレンズを成形したところ、良好な収差を得ることができた。
【0021】
なお、上記実施の形態においては、光学ピックアップ装置及び光ディスク装置で使用される対物レンズ41について説明しているが、本発明に係る光学レンズは、これに限定されるものではなく、他の機器等に使用される他の光学レンズに対しても適用可能である。
【0022】
また、上記実施の形態における前記各光学面42,45は非球面状を成しているが、球面状を成していてもよく、さらに、前記凹部の凹曲面はガラス離型膜で被覆してもよい。さらにまた、前記対物レンズ41の材質は、前述したガラスに限らず、プラスティック、又は、プラスティックとガラスを複合したレプリカレンズ等2種類以上の材料を研磨し、或いは成形仕上げし貼り合せたもの、或いはインサート成形したもの等であってもよい。そして、前記対物レンズ41がプラスティック製の場合、図7に示すように、プラスティックペレットをホッパ53に投入し、スクリュー54内で加熱溶融し、先端ノズル55から溶融したプラスティックを型56内に射出させるインジェクションモールドにより成形させてもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、深く曲率半径の小さい型を用いることによりプリフォーム材の中心合わせの精度を向上させることができるため、高精度の成形が可能となる。また、凸曲面状光学面の有効径が小さくて済むので、成形時に大圧力をかける必要がなく、プリフォーム材の充填率を下げることができる。それにより、圧力を中心部と外周部間で均一にしやすいので、加圧時にプリフォーム材の中心部と外周部間で生じていた内部応力差が軽減され、加圧後の冷却過程でその内部圧力差により一端成形された形状が崩れたりすることがない。そのため、所定の形状に確実に成形することができ、レンズの収差を減少させることができる。
【0024】
さらに、充填率を低減することができるので、光学レンズの成形時に製造装置に過大な圧力が掛かることがなく、製造装置の耐久性の向上を図ることができる等種々の優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る対物レンズを示す側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る対物レンズを製造する方法を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る対物レンズを製造する方法を示す断面図である。
【図4】(a)本発明の実施の形態におけるキャビティ凹部を形成する方法を示す概略図である。
(b)本発明の実施の形態における凹部を形成する方法を示す概略図である。
(c)本発明の実施の形態における凹部を形成する方法を示す概略図である。
【図5】(a)Z/Dが0.5を超える凹部を形成する方法を示す概略図である。
(b)Z/Dが0.5を超える凹部を形成する方法を示す概略図である。
(c)Z/Dが0.5を超える凹部を形成する方法を示す概略図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る対物レンズを製造する方法を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る対物レンズを製造する別の方法を示す断面図である。
【図8】光学ピックアップ装置を示す概略構成図である。
【図9】従来の対物レンズ駆動部を示す断面図である。
【図10】従来例の対物レンズを示す側面図である。
【図11】(a)従来の対物レンズを製造する方法を示す断面図である。
(b)従来の対物レンズを製造する方法を示す断面図である。
(c)従来の対物レンズを製造する方法を示す断面図である。
【図12】従来の対物レンズを製造する方法を示す断面図である。
【図13】従来の対物レンズを製造する方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1 光学ピックアップ装置
2 光ディスク
6 光検出器
9 半導体レーザ
10 対物レンズ駆動部
17 光ビーム
41 対物レンズ
42 光学面
45 別の光学面

Claims (21)

  1. 凸曲面状の第1の光学面の光軸方向の長さをサグ量(Z)とし、
    前記光学面の光学的に有効な部分の光軸に直交する方向の長さを光学有効径(D)としたとき、
    0.4≦Z/D≦0.5を満たすように形成されている光学レンズ。
  2. 前記第1の光学面が非球面である請求項1に記載の光学レンズ。
  3. 前記凸曲面状の第1の光学面の反対面が、第2の光学面を成している請求項1に記載の光学レンズ。
  4. 前記第2の光学面が、凸曲面状光学面を成している請求項3に記載の光学レンズ。
  5. 前記第2の光学面が、凹曲面状光学面を成している請求項3に記載の光学レンズ。
  6. 前記凸曲面状の第1の光学面と、その反対面の前記第2の光学面との間に、光学面でないフランジ状のコバ部が形成されている請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の光学レンズ。
  7. 前記サグ量(Z)が、前記凸曲面状の第1の光学面の先端から、前記コバ部までの光軸方向の長さに相当する請求項に記載の光学レンズ。
  8. 光ビームを出射する光源と、
    該光源から出射された光ビームを光ディスクに集束させる対物レンズと、
    前記光ディスクからの戻り光ビームを受け取る光検出器と、
    を備え、
    前記対物レンズが、光源側に凸曲面状の第1の光学面の光軸方向の長さをサグ量(Z)とし、
    前記光学面の光学的に有効な部分の光軸に直交する方向の長さを光学有効径(D)としたとき、
    0.4≦Z/D≦0.5を満たすように形成されている光学ピックアップ装置。
  9. 前記対物レンズの前記第1の光学面が非球面である請求項に記載の光学ピックアップ装置。
  10. 前記対物レンズの前記凸曲面状の第1の光学面の反対面が、第2の光学面を成している請求項に記載の光学ピックアップ装置。
  11. 前記対物レンズの前記第2の光学面が、凸曲面状光学面を成している請求項10に記載の光学ピックアップ装置。
  12. 前記対物レンズの前記第2の光学面が、凹曲面状光学面を成している請求項10に記載の光学ピックアップ装置。
  13. 前記対物レンズの前記凸曲面状の第1の光学面と、その反対面の前記第2の光学面との間に、光学面でないフランジ状のコバ部が形成されている請求項10乃至請求項12のいずれか1項に記載の光学ピックアップ装置。
  14. 前記対物レンズの前記サグ量(Z)が、前記凸曲面状の第1の光学面の先端から、前記コバ部までの光軸方向の長さに相当する請求項13に記載の光学ピックアップ装置。
  15. 光ディスクを回転させる光ディスク駆動装置と、
    光源から出射された光ビームを少なくともフォーカシング方向に制御駆動される対物レンズを介して光ディスクに集束させると共に該光ディスクからの戻り光を受け取る光学ピックアップ装置と、
    を備え、
    前記対物レンズが、光源側に凸曲面状の第1の光学面の光軸方向の長さをサグ量(Z)とし、
    前記光学面の光学的に有効な部分の光軸に直交する方向の長さを光学有効径(D)としたとき、
    0.4≦Z/D≦0.5を満たすように形成されている光ディスク装置。
  16. 前記対物レンズの前記第1の光学面が非球面である請求項15に記載の光ディスク装置。
  17. 前記対物レンズの前記凸曲面状の第1の光学面の反対面が、第2の光学面を成している請求項15に記載の光ディスク装置。
  18. 前記対物レンズの前記第2の光学面が、凸曲面状光学面を成している請求項17に記載の光ディスク装置。
  19. 前記対物レンズの前記第2の光学面が、凹曲面状光学面を成している請求項17に記載の光ディスク装置。
  20. 前記対物レンズの前記凸曲面状の第1の光学面と、その反対面の前記第2の光学面との間に、光学面でないフランジ状のコバ部が形成されている請求項17乃至請求項19のいずれか1項に記載の光ディスク装置。
  21. 前記対物レンズの前記サグ量(Z)が、前記凸曲面状の第1の光学面の先端から、前記コバ部までの光軸方向の長さに相当する請求項20に記載の光ディスク装置。
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