JPH02101416A - 光メモリ装置用対物レンズ - Google Patents
光メモリ装置用対物レンズInfo
- Publication number
- JPH02101416A JPH02101416A JP63256783A JP25678388A JPH02101416A JP H02101416 A JPH02101416 A JP H02101416A JP 63256783 A JP63256783 A JP 63256783A JP 25678388 A JP25678388 A JP 25678388A JP H02101416 A JPH02101416 A JP H02101416A
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- JP
- Japan
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- lens
- refractive index
- wavelength
- luminous flux
- laser
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- Pending
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- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 9
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 abstract description 8
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- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B13/00—Optical objectives specially designed for the purposes specified below
- G02B13/24—Optical objectives specially designed for the purposes specified below for reproducing or copying at short object distances
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はレーザによる書込みおよび読取りを行う光メモ
リ装置に使用される対物レンズに係り、特に、色収差の
特性を良好にし、実用性に富んだ。
リ装置に使用される対物レンズに係り、特に、色収差の
特性を良好にし、実用性に富んだ。
光メモリ装置用対物レンズに関する。
〔従来の技術)
光デイスク装置に使用される片面非球面、片面平面の対
物レンズとしては、例えば、特開昭81−88213号
公報に開示されているものがある。この種の片面非球面
、片面平面のレンズでは、屈折率が決まれば、これに正
弦条件、球面収差の補正を行うと、自動的に中心厚と非
球面の変化量などが決定される。
物レンズとしては、例えば、特開昭81−88213号
公報に開示されているものがある。この種の片面非球面
、片面平面のレンズでは、屈折率が決まれば、これに正
弦条件、球面収差の補正を行うと、自動的に中心厚と非
球面の変化量などが決定される。
前記特開昭61−88213号公報に開示されている対
物レンズでは、屈折率nがn>1.68の条件となって
いる。しかしながら、例えば直径4.4mmのレンズを
想定すると、n>1.68の条件ではレンズ周囲の肉厚
が薄くなりすぎて、接着剤で固定するときにレンズ周囲
から有効径内に歪が及ぶなどのおそれがある。
物レンズでは、屈折率nがn>1.68の条件となって
いる。しかしながら、例えば直径4.4mmのレンズを
想定すると、n>1.68の条件ではレンズ周囲の肉厚
が薄くなりすぎて、接着剤で固定するときにレンズ周囲
から有効径内に歪が及ぶなどのおそれがある。
また、上記従来公報に開示されているものを含め従来の
対物レンズは、いずれも色収差に対する対策が製作の観
点に入れられていない。
対物レンズは、いずれも色収差に対する対策が製作の観
点に入れられていない。
光メモリ装置では、ディスクに対する情報の書込みの際
の発光パワーと読取りの際の発光パワーとが切換えられ
る。通常は書込みの際の発光パワーが30a+W程度、
読取りの際の発光パワーが2〜3mW程度である。しか
しながら、現在実用化されている半導体レーザでは、上
記の発光パワーの切換えによって、±5nm程度の波長
の変動が生じる。このように波長が変動すると、読取り
から書込みへの切換え、あるいは書込みから読取りへの
切換えに際して、波長の違いによる焦点距離の変化が生
じ、フォーカスサーボがオフセットになりサーボ不能に
なるなどの問題が生じる。
の発光パワーと読取りの際の発光パワーとが切換えられ
る。通常は書込みの際の発光パワーが30a+W程度、
読取りの際の発光パワーが2〜3mW程度である。しか
しながら、現在実用化されている半導体レーザでは、上
記の発光パワーの切換えによって、±5nm程度の波長
の変動が生じる。このように波長が変動すると、読取り
から書込みへの切換え、あるいは書込みから読取りへの
切換えに際して、波長の違いによる焦点距離の変化が生
じ、フォーカスサーボがオフセットになりサーボ不能に
なるなどの問題が生じる。
本発明は上記課題を解決するものであり、周囲厚さを十
分に確保でき且つ軽量で実用性に富み、しかも半導体レ
ーザの発光パワーの切換えによるレーザ波長の変動に追
従できるようにした光メモリ装置用対物レンズを提供す
ることを目的としている。
分に確保でき且つ軽量で実用性に富み、しかも半導体レ
ーザの発光パワーの切換えによるレーザ波長の変動に追
従できるようにした光メモリ装置用対物レンズを提供す
ることを目的としている。
(課題を解決するための手段ならびにその作用)本発明
は、ディスクに対向する光束出射側が平面で、ディスク
と逆側の光束入射側が非球面のレンズであって、以下の
(1)と(2)の条件を共に満足する光メモリ装置用対
物レンズである。
は、ディスクに対向する光束出射側が平面で、ディスク
と逆側の光束入射側が非球面のレンズであって、以下の
(1)と(2)の条件を共に満足する光メモリ装置用対
物レンズである。
■ 1.69≦n≦1.74
■ n−1≧(n c −n A’) / Q、(10
05B(ただし、nは入射光の波長に対するレンズ媒質
の屈折率、nA・は基準光線であるA°線(波長768
.2nm )に対するレンズ媒質の屈折率、nCはC線
(波長856.3nm )に対するレンズ媒質の屈折率
である。) 第2図は片面が非球面、片面が平面の平凸レンズにおけ
る作wJ距111WD、中心肉厚d、直径が4.4mm
の場合のレンズの周囲肉厚tを計算し、これをレンズ媒
質の屈折率nとの関係で示した線図である。また、第3
図は直径4.4mmの平凸レンズを想定して、レンズの
媒質の屈折率の変化に応じて変わる中心肉厚などからレ
ンズ体積を計算し、レンズ媒質の比重を3.83として
レンズの重量(mg)を求め、これをレンズ媒質の屈折
率nとの関係で示したものである。
05B(ただし、nは入射光の波長に対するレンズ媒質
の屈折率、nA・は基準光線であるA°線(波長768
.2nm )に対するレンズ媒質の屈折率、nCはC線
(波長856.3nm )に対するレンズ媒質の屈折率
である。) 第2図は片面が非球面、片面が平面の平凸レンズにおけ
る作wJ距111WD、中心肉厚d、直径が4.4mm
の場合のレンズの周囲肉厚tを計算し、これをレンズ媒
質の屈折率nとの関係で示した線図である。また、第3
図は直径4.4mmの平凸レンズを想定して、レンズの
媒質の屈折率の変化に応じて変わる中心肉厚などからレ
ンズ体積を計算し、レンズ媒質の比重を3.83として
レンズの重量(mg)を求め、これをレンズ媒質の屈折
率nとの関係で示したものである。
上記の各グラフにより、まずレンズの周囲肉厚が適正で
ある条件を求める。レンズの周囲を接着剤によって固定
した場合、固着による歪が有効径にまで及ばないように
するためには周囲肉厚が少なくとも0.5mm以上必要
である。第2図の線図において、レンズの周囲肉厚が0
.51以上となる点(イ)を求めると、このときの屈折
率は1.69である。よって、 1.89≦n・・・(1) の条件が必要である。ここで、平凸レンズに入射する光
の斜光束特性について考慮してみる。第4図は対物レン
ズに入射する平行光束の傾きが0°のときと0.5°の
ときの波面収差(RMS)を屈折率nとの関係で示して
いる。この第4図から解るように屈折率nが1.68以
上であれば、平行光束の傾きが0.5°のとき、波面収
差のRMSはほぼ一定となる。したがフて、斜光束特性
についても前記(1)の条件が必要である。
ある条件を求める。レンズの周囲を接着剤によって固定
した場合、固着による歪が有効径にまで及ばないように
するためには周囲肉厚が少なくとも0.5mm以上必要
である。第2図の線図において、レンズの周囲肉厚が0
.51以上となる点(イ)を求めると、このときの屈折
率は1.69である。よって、 1.89≦n・・・(1) の条件が必要である。ここで、平凸レンズに入射する光
の斜光束特性について考慮してみる。第4図は対物レン
ズに入射する平行光束の傾きが0°のときと0.5°の
ときの波面収差(RMS)を屈折率nとの関係で示して
いる。この第4図から解るように屈折率nが1.68以
上であれば、平行光束の傾きが0.5°のとき、波面収
差のRMSはほぼ一定となる。したがフて、斜光束特性
についても前記(1)の条件が必要である。
次に、光メモリ装置用対物レンズでは、高速アクセスを
実現するために、対物レンズ支持部分のみならず対物レ
ンズ自体を軽量化する必要がある。レンズ重量を約10
0m3以内に抑えることができれば、光メモリ装置を構
成するに際してサーボ可動部の軽量化を実現する上で十
分なものとなる。第3図のグラフによれば、屈折率nを
1.74にしたときにレンズ重量は100mgとなる。
実現するために、対物レンズ支持部分のみならず対物レ
ンズ自体を軽量化する必要がある。レンズ重量を約10
0m3以内に抑えることができれば、光メモリ装置を構
成するに際してサーボ可動部の軽量化を実現する上で十
分なものとなる。第3図のグラフによれば、屈折率nを
1.74にしたときにレンズ重量は100mgとなる。
また、第2図の線図において、屈折率nを1.74にす
れば、作動距離WDを2.0(01111)以上にする
ことが可能である。光メモリ装置ではディスクの面ぶれ
、サーボの外れなどによってディスクが傷付かないよう
な作動距離WDは最小でLamm程度である。よって屈
折率nを1.74以下にし、作動圧111WDを2mm
以上にすれば、ディスクの傷付きなどを防止できる。
れば、作動距離WDを2.0(01111)以上にする
ことが可能である。光メモリ装置ではディスクの面ぶれ
、サーボの外れなどによってディスクが傷付かないよう
な作動距離WDは最小でLamm程度である。よって屈
折率nを1.74以下にし、作動圧111WDを2mm
以上にすれば、ディスクの傷付きなどを防止できる。
以上の重量の条件ならびに作動圧@WDの条件の双方を
満たすためには、 n≦1.74・・・(2) が必要である。
満たすためには、 n≦1.74・・・(2) が必要である。
この(2)と前記(1)の各々の不等式から■ 1.
69≦n≦1.74 の条件が決定される。 ′;′次に、本発明の
構成における■の条件は、色収差に関するものであり、
異なる波長による分散に関する条件式である。前述のよ
うに光メモリ装置では、書込みのときと読取りのときと
で半導体レーザの発光パワーが切換えられ、これによっ
てレーザの波長が±5nm程度変動する。光メモリ装置
用対物レンズでは、上記の±5nmの波長の変動がフォ
ーカスサーボに影響を与えないようにすることが必要で
ある。非球面のレンズを単一で対物レンズとして使用し
た場合、レーザ波長の変動に対する焦点距離の変化を非
球面などの補正によって吸収することができない。よっ
て、■の条件式では対物レンズを構成する硝子材の性質
に条件を与え、波長の変動に対する光の分散を抑えるよ
うにしている。以下■の条件式を求める。
69≦n≦1.74 の条件が決定される。 ′;′次に、本発明の
構成における■の条件は、色収差に関するものであり、
異なる波長による分散に関する条件式である。前述のよ
うに光メモリ装置では、書込みのときと読取りのときと
で半導体レーザの発光パワーが切換えられ、これによっ
てレーザの波長が±5nm程度変動する。光メモリ装置
用対物レンズでは、上記の±5nmの波長の変動がフォ
ーカスサーボに影響を与えないようにすることが必要で
ある。非球面のレンズを単一で対物レンズとして使用し
た場合、レーザ波長の変動に対する焦点距離の変化を非
球面などの補正によって吸収することができない。よっ
て、■の条件式では対物レンズを構成する硝子材の性質
に条件を与え、波長の変動に対する光の分散を抑えるよ
うにしている。以下■の条件式を求める。
まず、第1図においてレンズの焦点距離をf1非球面1
aの曲率半径をr、屈折率nとすると、平凸レンズの焦
点圧!1fは、 f=r/(n−1)・・・(3) で表わされる。光メモリ装置に使用する対物レンズの焦
点距離としてf=4mmとする。レンズ媒質の屈折率は
前記■((1)および(2))の条件式よりやや広い範
囲を想定し、n=1.65〜1.75の場合について考
える。光メモリ装置に使用される非球面の平凸の対物レ
ンズにおいて、レンズの色収差による焦点fの変動は±
0.001mm以下に抑えることが必要である。これ以
上の焦点距離の変動があるとレンズの焦点深度との関係
でデフォーカス状態となり、フォーカスサーボのオフセ
ットなどが生じる。そこで、前述のように焦点圧11J
tf=4mmのときに焦点距離の変動が0.001mm
となるときの屈折率の許容変化量を求める。
aの曲率半径をr、屈折率nとすると、平凸レンズの焦
点圧!1fは、 f=r/(n−1)・・・(3) で表わされる。光メモリ装置に使用する対物レンズの焦
点距離としてf=4mmとする。レンズ媒質の屈折率は
前記■((1)および(2))の条件式よりやや広い範
囲を想定し、n=1.65〜1.75の場合について考
える。光メモリ装置に使用される非球面の平凸の対物レ
ンズにおいて、レンズの色収差による焦点fの変動は±
0.001mm以下に抑えることが必要である。これ以
上の焦点距離の変動があるとレンズの焦点深度との関係
でデフォーカス状態となり、フォーカスサーボのオフセ
ットなどが生じる。そこで、前述のように焦点圧11J
tf=4mmのときに焦点距離の変動が0.001mm
となるときの屈折率の許容変化量を求める。
まず、n = 1.85の場合について計算する。前記
式(3)にn = 1.65とf=4(mm)を代入す
ると、非球面レンズの曲率半径はr = 2.6 (+
nm) となる。このとき、焦点距離が許容値限度のf
+ =4.001(mm)になったとすると、このと
きの屈折率nlは、 n+ = (r/ f l) ”1= (2,6/
4.001 ) +1= 1.64983754 となる。すなわち、焦点距離の変動量を許容限度の0.
001(mm)に抑えるために許される屈折率の変化量
Δnは Δn ” n r −n = 0.0001625であ
る。n = 1.65、f=4(mm)の非球面平凸レ
ンズにおいて、焦点距離の変動を許容限度である0、0
01 nmに抑えるためには、屈折率の変化がΔn=
0.0001625以内であることが必要である。同じ
計算を屈折率n = 1.65〜1.75の範囲で行っ
たものを以下の表に示す。
式(3)にn = 1.65とf=4(mm)を代入す
ると、非球面レンズの曲率半径はr = 2.6 (+
nm) となる。このとき、焦点距離が許容値限度のf
+ =4.001(mm)になったとすると、このと
きの屈折率nlは、 n+ = (r/ f l) ”1= (2,6/
4.001 ) +1= 1.64983754 となる。すなわち、焦点距離の変動量を許容限度の0.
001(mm)に抑えるために許される屈折率の変化量
Δnは Δn ” n r −n = 0.0001625であ
る。n = 1.65、f=4(mm)の非球面平凸レ
ンズにおいて、焦点距離の変動を許容限度である0、0
01 nmに抑えるためには、屈折率の変化がΔn=
0.0001625以内であることが必要である。同じ
計算を屈折率n = 1.65〜1.75の範囲で行っ
たものを以下の表に示す。
(以下余白 )
表
上記の表において、屈折率nが0.01 (例えば1.
66−1.65)だけ変化したときのΔnの変化量は0
.0000025である。この変化は各屈折率の各々の
変化に対して同じである。よって、屈折率が上記表のう
ちの任意のものである場合のΔnの変化量と、 は、 (n −1,85)x O,0000025x 100
−・・(4)である。よって、表中の任意の屈折率の
ときのΔnの値は、n = 1.65のときのΔn =
0.0001625を基準として前記式(4)から、 Δn =0.0OO1625+ (n −1,65)
x O,0000025X 100 = 0.0002
5 (n −1)−(S)となる。この式(5)は、半
導体レーザの発光パワーの切換えによってレーザの波長
が5nmだけ変化したときに、焦点距離fの変動が0.
001mmとなるための条件式である。この式をさらに
一般的なものにするために、基準光線であるA°線の波
長λ、==768.2nmとC線の波長λc =656
.3nmとの波長の差(λえ・−λc) =111.9
nmに対応するように前記式(5)を変形する。式(5
)は波長の変動が5nmの場合のnの変化許容値Δnを
示しているものであるため、A°線に対する屈折率nA
・とC線に対する屈折率nCとの差(nC−nA・)と
上記Δnとの比率を波長の割合に応じて求める(nC−
nA・)/Δ、n = 111.975である。これか
ら、 (nC−nA・);Δn x 111.9 / 5とな
る。
66−1.65)だけ変化したときのΔnの変化量は0
.0000025である。この変化は各屈折率の各々の
変化に対して同じである。よって、屈折率が上記表のう
ちの任意のものである場合のΔnの変化量と、 は、 (n −1,85)x O,0000025x 100
−・・(4)である。よって、表中の任意の屈折率の
ときのΔnの値は、n = 1.65のときのΔn =
0.0001625を基準として前記式(4)から、 Δn =0.0OO1625+ (n −1,65)
x O,0000025X 100 = 0.0002
5 (n −1)−(S)となる。この式(5)は、半
導体レーザの発光パワーの切換えによってレーザの波長
が5nmだけ変化したときに、焦点距離fの変動が0.
001mmとなるための条件式である。この式をさらに
一般的なものにするために、基準光線であるA°線の波
長λ、==768.2nmとC線の波長λc =656
.3nmとの波長の差(λえ・−λc) =111.9
nmに対応するように前記式(5)を変形する。式(5
)は波長の変動が5nmの場合のnの変化許容値Δnを
示しているものであるため、A°線に対する屈折率nA
・とC線に対する屈折率nCとの差(nC−nA・)と
上記Δnとの比率を波長の割合に応じて求める(nC−
nA・)/Δ、n = 111.975である。これか
ら、 (nC−nA・);Δn x 111.9 / 5とな
る。
ここで、Δn =0.00025 (n −1)であ
るから、 (nC−nA−)= 0.00056 (n−1)と
なる。よって、レーザ波長の変化に対して焦点距離の変
動を許容値以内に抑えるためには、(n(H−nA・)
≦0.0005[i (n −1)の条件が必要になり
、よって、 ■ n−1≧(n c −n A□) / 0.000
58の条件式が求められる。この条件を満足すれば、波
長の変化量が5nmのときに、焦点距離の変動を0.0
01mm以下に抑えることが可能になる。
るから、 (nC−nA−)= 0.00056 (n−1)と
なる。よって、レーザ波長の変化に対して焦点距離の変
動を許容値以内に抑えるためには、(n(H−nA・)
≦0.0005[i (n −1)の条件が必要になり
、よって、 ■ n−1≧(n c −n A□) / 0.000
58の条件式が求められる。この条件を満足すれば、波
長の変化量が5nmのときに、焦点距離の変動を0.0
01mm以下に抑えることが可能になる。
なお、上記の計算では焦点距離をf=4mmとしたが、
焦点距離が4mm以外であっても上記条件式■を満足す
れば、半導体レーザの発光パワーの切換えによる焦点距
離の変動を抑えることができるようになる。
焦点距離が4mm以外であっても上記条件式■を満足す
れば、半導体レーザの発光パワーの切換えによる焦点距
離の変動を抑えることができるようになる。
以下、本発明の実施例を記載する。
以下の実施例は、第1図に示す片面が非球面1aで、片
面が平面1bの平凸レンズにおいて、非球面形状が以下
の式で与えられるものの場合を示している。以下の式は
光軸をX軸、レンズの半径方向をy軸とし且つ、非球面
の頂点を原点とする直交座標系の子午面における式であ
る。
面が平面1bの平凸レンズにおいて、非球面形状が以下
の式で与えられるものの場合を示している。以下の式は
光軸をX軸、レンズの半径方向をy軸とし且つ、非球面
の頂点を原点とする直交座標系の子午面における式であ
る。
x = (y’/r)/ (1+ 1−1÷に y
「 )+Ay’ +By’ +Cy’ +Dy”(ただ
し、rは非球面の頂点での基準内接床の曲率半径、Kは
円錐定数、A、B、C,Dはそれぞれ4次、6次、8次
、10次の展開係数である。) また、以下の実施例において、nは屈折率、dはレンズ
の中心肉厚(mm)である。
「 )+Ay’ +By’ +Cy’ +Dy”(ただ
し、rは非球面の頂点での基準内接床の曲率半径、Kは
円錐定数、A、B、C,Dはそれぞれ4次、6次、8次
、10次の展開係数である。) また、以下の実施例において、nは屈折率、dはレンズ
の中心肉厚(mm)である。
火五盟±
n =1.69. d =1.4296. r=2.
76゜K = −0,3QOO68 A =−0,144111x 10−2 B =−0
,148685x 1O−3C= −Q、810956
x 10−’ D =−0,187406x
10−’火五■ス n = 1.70. d = 1.5860. r
= 2.80゜K = −0,285694 A =−0,143985x 10−2 B =−0
,143215x 10−’C=−0,798888x
10弓 D =−0,176560x 10−’実
10」互 n=1.71. d=1.7370. r=2.8
4゜K = −0,270571 A =−0,144145x 10−” B =−
0,140229x 10−’C= −0,78599
3x 10−’ D =−0,167297x 1
G−’実施例4 n = 1.72. d = 1.8830. r
= 2.88゜K = −0,254381 A =−0,144719x to−2B =−0,1
37841x 10−’C=−0,772499X 1
0づ D =−0,159751x 10−’実施例5 n = 1.73. d = 2.0243. r
= 2.92゜K冨−0,238529 A =−0,144946x to−2B =−0,1
35254x 1O−3C=−0,758721x 1
0弓 D =−0,152158X 10−’実施例
6 n = 1.74. d = 2.1613. r
= 2.96゜K =−0,223311 A =−0,144722X 10弓 B =−0,1
:12356 x 1O−3C= −0,744761
x 10−’ D =−0,144277x 10−
’実施例7 n = 1.75. d = 2.200 、 r
= 3.00゜K =−0,208312 A =−0,148773x 10−” B =−0
,130142x 10−’C= −0,769152
x 10−’ D =−0,133531x 10−
’〔効果〕 以上のように本発明によれば、周囲肉厚を十分確保でき
、しかも@量のレンズとなる。また斜光束特性も良好で
、作動距離も光メモリ装置用として十分に確保できる。
76゜K = −0,3QOO68 A =−0,144111x 10−2 B =−0
,148685x 1O−3C= −Q、810956
x 10−’ D =−0,187406x
10−’火五■ス n = 1.70. d = 1.5860. r
= 2.80゜K = −0,285694 A =−0,143985x 10−2 B =−0
,143215x 10−’C=−0,798888x
10弓 D =−0,176560x 10−’実
10」互 n=1.71. d=1.7370. r=2.8
4゜K = −0,270571 A =−0,144145x 10−” B =−
0,140229x 10−’C= −0,78599
3x 10−’ D =−0,167297x 1
G−’実施例4 n = 1.72. d = 1.8830. r
= 2.88゜K = −0,254381 A =−0,144719x to−2B =−0,1
37841x 10−’C=−0,772499X 1
0づ D =−0,159751x 10−’実施例5 n = 1.73. d = 2.0243. r
= 2.92゜K冨−0,238529 A =−0,144946x to−2B =−0,1
35254x 1O−3C=−0,758721x 1
0弓 D =−0,152158X 10−’実施例
6 n = 1.74. d = 2.1613. r
= 2.96゜K =−0,223311 A =−0,144722X 10弓 B =−0,1
:12356 x 1O−3C= −0,744761
x 10−’ D =−0,144277x 10−
’実施例7 n = 1.75. d = 2.200 、 r
= 3.00゜K =−0,208312 A =−0,148773x 10−” B =−0
,130142x 10−’C= −0,769152
x 10−’ D =−0,133531x 10−
’〔効果〕 以上のように本発明によれば、周囲肉厚を十分確保でき
、しかも@量のレンズとなる。また斜光束特性も良好で
、作動距離も光メモリ装置用として十分に確保できる。
また、色収差に対して許容できるものとなり、書込み時
と読取り時における半導体レーザの発光パワーの切換え
による波長の変化によってフォーカスサーボのオフセッ
トなどが生じなくなる。
と読取り時における半導体レーザの発光パワーの切換え
による波長の変化によってフォーカスサーボのオフセッ
トなどが生じなくなる。
第1図は本発明による対物レンズならびにディスクを示
す断面図、第2図は作動距離、中心肉厚、周囲肉厚の変
化を屈折率との関係で示した線図、第3図はレンズ重量
の変化を屈折率との関係で示した線図、第4図は斜光束
特性を屈折率との関係で示した線図である。 第2 図 屈折十n
す断面図、第2図は作動距離、中心肉厚、周囲肉厚の変
化を屈折率との関係で示した線図、第3図はレンズ重量
の変化を屈折率との関係で示した線図、第4図は斜光束
特性を屈折率との関係で示した線図である。 第2 図 屈折十n
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ディスクに対向する光束出射側が平面で、ディスク
と逆側の光束入射側が非球面のレンズであって、以下の
(1)と(2)の条件を共に満足する光メモリ装置用対
物レンズ (1)1.69≦n≦1.74 (2)n−1≧(n_C−n_A_′)/0.0005
6(ただし、nは入射光の波長に対するレンズ媒質の屈
折率、n_A_′は基準光線であるA′線(波長768
.2nm)に対するレンズ媒質の屈折率、n_CはC線
(波長656.3nm)に対するレンズ媒質の屈折率で
ある。)
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63256783A JPH02101416A (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | 光メモリ装置用対物レンズ |
US07/388,797 US4925283A (en) | 1988-10-11 | 1989-08-02 | Objective lens for optical memory device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63256783A JPH02101416A (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | 光メモリ装置用対物レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02101416A true JPH02101416A (ja) | 1990-04-13 |
Family
ID=17297387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63256783A Pending JPH02101416A (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | 光メモリ装置用対物レンズ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4925283A (ja) |
JP (1) | JPH02101416A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7106524B2 (en) | 2000-11-15 | 2006-09-12 | Tae-Sun Song | Optical pickup apparatus for read-write heads in high density optical storages |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992010769A1 (en) * | 1990-12-14 | 1992-06-25 | Eastman Kodak Company | Gradient index lenses with at least one aspherical surface |
US20010015939A1 (en) * | 2000-02-08 | 2001-08-23 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Objective lens for optical pick-up |
JP4654500B2 (ja) * | 2000-09-26 | 2011-03-23 | ソニー株式会社 | 光学レンズ並びにこれを使用した光学ピックアップ装置及び光ディスク装置 |
KR100624454B1 (ko) * | 2004-12-23 | 2006-09-18 | 삼성전기주식회사 | 하이브리드 렌즈 다이 및 하이브리드 렌즈 어레이 |
JP2011119000A (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Hitachi-Lg Data Storage Inc | 光ディスク装置およびデフォーカス補正方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5926714A (ja) * | 1982-08-05 | 1984-02-13 | Olympus Optical Co Ltd | 光デイスク用レンズ |
US4595264A (en) * | 1982-09-13 | 1986-06-17 | Olympus Optical Co., Ltd. | Lens system for optical recording type disks |
JPS61138223A (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-25 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 光学式記録再生装置用レンズ |
JPS6188213A (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-06 | Canon Inc | 結像光学系 |
JPH01136111A (ja) * | 1987-11-24 | 1989-05-29 | Minolta Camera Co Ltd | 単玉コリメータレンズ |
-
1988
- 1988-10-11 JP JP63256783A patent/JPH02101416A/ja active Pending
-
1989
- 1989-08-02 US US07/388,797 patent/US4925283A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7106524B2 (en) | 2000-11-15 | 2006-09-12 | Tae-Sun Song | Optical pickup apparatus for read-write heads in high density optical storages |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4925283A (en) | 1990-05-15 |
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