JP2020007764A - 開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 制御性を向上する。【解決手段】 空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体10と、開閉体10の開閉動作を制御する制御部35と、操作信号を制御部35に送信する操作部40とを備えた開閉装置において、制御部35は、操作部40からの操作信号に応じて開閉体10の開閉動作を制御する通常運転モードを、モード切替スイッチ35b3の操作により他のモードに切り替えられるように構成され、前記他のモードでは、開閉体10を動作禁止状態にして所定の処理を行う。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばシャッター装置やオーバヘッドドア、ロールブラインド装置等、空間を仕切るようにして開閉体を閉鎖動作させる開閉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されるように、ガイドレールに沿って開閉動作するシャッターカーテンと、このシャッターカーテンを上方側で巻取軸に巻き取ったり繰り出したりするシャッターケースと、前記巻取軸に回転力を与える開閉機と、表示画面及び保守用スイッチ等を備え前記開閉機を制御する制御盤と、この制御盤に信号入力する押しボタンスイッチとを備えたシャッター装置がある。
このシャッター装置では、例えばシャッターカーテンの位置制御に関するパラメータや、開閉速度に関するパラメータ等、各種処理モードにおけるパラメータを、制御盤の記憶部に記憶しており、このパラメータを制御盤の表示画面に表示したり、保守用スイッチの操作により変更することが可能であり、さらに、前記パラメータの変更履歴を記憶して表示することも可能である。
特開2007−224558号公報
ところで、上記従来技術では、上記したようにパラメータの表示や変更のための保守用スイッチと、シャッターカーテンを開閉動作させるための押しボタンスイッチとが、露出されているため、例えば、保守用スイッチの操作によりパラメータの表示や変更をする際に、誤って押しボタンスイッチを押して開閉体を動作させてしまうおそれがある。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体の開閉動作を制御する制御部と、操作信号を前記制御部に送信する操作部とを備えた開閉装置において、前記制御部は、前記操作部からの操作信号に応じて前記開閉体の開閉動作を制御する通常運転モードを、モード切替スイッチの操作により他のモードに切り替えられるように構成され、前記他のモードでは、前記開閉体を動作禁止状態にして所定の処理を行うことを特徴とする開閉装置。
本発明は、以上説明したように構成されているので、より制御性の良好な開閉装置を得ることができる。
本発明に係る開閉装置の一例を示す正面図であり、収納部については内部構造を示している。 図1の(II)−(II)線に沿う断面図である。 制御部の一例を示す正面図である。 各種モードの切り替えについての概略説明図である。 電源オンの後のモードの移行について説明するフローチャートである。 準備動作モードの処理について説明するフローチャートである。 初期動作モードの処理について説明するフローチャートである。 復帰動作モードの処理について説明するフローチャートである。 通常運転モード中のモード切り替えについて説明するフローチャートである。 通常運転モード以外のモード中の割り込み処理について説明するフローチャートである。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第一の特徴は、空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体の開閉動作を制御する制御部と、操作信号を前記制御部に送信する操作部とを備えた開閉装置において、前記制御部は、前記操作部からの操作信号に応じて前記開閉体の開閉動作を制御する通常運転モードを、モード切替スイッチの操作により他のモードに切り替えられるように構成され、前記他のモードでは、前記開閉体を動作禁止状態にして所定の処理を行う。
この構成によれば、通常運転モードがモード切替スイッチにより他のモードに切り替えられると、開閉体が動作禁止状態になる。このため、前記他のモードにおいて、開閉体が開閉動作を継続したり、操作部の操作により開閉体が開閉動作したり等することを防ぐことができ、ひいては、より安全性の良好な制御が可能になる。
第二の特徴として、前記制御部は、前記通常運転モード中に前記操作信号を所定時間以上入力したことを条件に、前記開閉体を動作禁止状態にする。
この構成によれば、操作部の電気配線の短絡等、異常があった場合に、動作禁止状態にすることができる。
第三の特徴として、前記制御部は、複数の制御情報をそれぞれ外部に出力する複数の出力端子と、前記制御情報と前記出力端子の対応関係を記憶する記憶装置とを備え、前記他のモードにて、前記記憶装置に記憶した前記対応関係を書き換え可能にしている。
この構成によれば、必要に応じた制御情報を外部出力することができる上、その外部出力される制御情報を容易に変更することができる。
第四の特徴として、制御情報の書き換えや制御履歴の確認を容易にするために、前記他のモードには、記憶装置に記憶した情報を表示装置に表示するとともに書き換え可能にする設定モードと、記憶装置に記憶した制御履歴を呼び出して表示装置に表示する履歴表示モードとが含まれる。
第五の特徴として、開閉体の位置制御をより適切に行うために、前記開閉体が所定量移動する毎に信号を出力し、この出力信号の積算値を前記開閉体の開閉方向の位置を示す開閉体位置変数として認識する開閉位置認識手段と、開放動作中の開閉体が全開した際の負荷を感知する負荷感知手段とを備え、前記制御部は、前記通常運転モードを実行する前に、前記開閉体の動作原点値を設定するための準備動作モードを実行するように構成され、前記準備動作モードには、前記開閉体を開放動作させて前記負荷感知手段による感知信号があった場合に、前記開閉体位置変数を所定の動作原点値に設定する処理を含み、前記通常運転モードでは、前記動作原点値に所定の閉鎖動作量を加えた値になった時点を前記開閉体の全開位置とみなして制御を行う。
第六の特徴は、全開位置をより適切に設定するために、前記所定の閉鎖動作量を、前記開閉体のストローク量に応じて設定した。
なお、後述する実施態様では、以下の構成要件のみを必須とした発明も開示している。
すなわち、この発明の一つは、空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体の開閉動作を制御する制御部と、操作信号を前記制御部に入力する操作部とを備えた開閉装置において、前記開閉体が所定量移動する毎に信号を出力し、この出力信号の積算値を前記開閉体の開閉方向の位置を示す開閉体位置変数として認識する開閉位置認識手段と、開放動作中の開閉体が全開した際の負荷を感知する負荷感知手段とを具備し、前記制御部は、前記操作部からの操作信号に応じて前記開閉体の開閉動作を制御する通常運転モードを実行する前に、前記開閉体の動作原点値を設定するための準備動作モードを実行するように構成され、前記準備動作モードには、前記開閉体を開放動作させて前記負荷感知手段による感知信号があった場合に、前記開閉体位置変数を所定の動作原点値に設定する処理を含み、前記通常運転モードでは、前記動作原点値に所定の閉鎖動作量を加えた値を前記開閉体の全開位置とみなして制御を行う。
この発明によれば、巻締め負荷の影響を受けない位置を開閉体の全開位置にすることができ、ひいては、開閉体の位置制御をより適切に行うことができる。
<具体的実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。
なお、本明細書中において「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の上記開閉体の厚さ方向を意味する。本明細書中において「開閉体幅方向」とは、上記開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、該開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、上記開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
開閉装置Aは、図1に示すように、空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体10と、この開閉体10を幅方向の両側で開閉方向へ案内するガイドレール20と、開閉体10をその開放方向側で収納したり繰り出したりする収納部30と、当該開閉装置Aを無線で遠隔操作する操作部40(リモコン装置)とを備え、収納部30内の制御部35によって開閉体10の開閉動作が制御されるようにしている。
開閉体10は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなるスラット11を、上下に隣接する該スラット間で回動するように複数連接してなる開閉体本体10aと、この開閉体本体10aの閉鎖方向端部に接続されて全閉時の当接対象部位に当接する座板部材10bとを具備し、複数のスラット11の上端側を巻取体32の外周部に止着している。
ガイドレール20は、開閉体幅方向の両側にそれぞれ設けられ、開閉体10における全閉時の当接対象部位(例えば地面や床面)と、収納部30の間にわたる長尺状に形成される。各ガイドレール20は、開閉体10の幅方向の端部を横断面凹状に囲んで、開閉方向へ案内する。
収納部30は、収納ケース31内に、開閉体10を巻き取ったり繰り出したりする巻取体32と、この巻取体32をその内側から回転可能に支持する固定軸33と、固定軸33に一体的に支持されて巻取体32に回転力を伝達する開閉機34と、固定軸33に一体的に設けられて開閉機34を制御する制御部35と、開放動作中の開閉体10が全開した際の負荷を感知する負荷感知手段(図示せず)と、開閉体10の開閉方向の位置を認識する開閉位置認識手段(図示せず)とを具備している。
収納ケース31は、開閉体幅方向へ長尺な中空箱状の部材であり、その下側壁面に開閉体幅方向へ長尺な開口部31aを有し、この開口部31aに、開閉体10を挿通させている。開閉体10は、巻取体32に巻き取られて開口部31aに引き込まれると、座板部材10bを、収納ケース31下端の開口部31a近傍(以下、まぐさ部と称する)に当接する。
この収納ケース31の下側壁面には、蓋部材によって開閉される点検口31bが設けられている。
点検口31bは、制御部35の下方側に位置し、開閉機34及び制御部35等を通過可能な大きさに形成される。
なお、収納ケース31の他例としては、壁面を有さない枠状に形成することも可能である。
巻取体32は、固定軸33の周囲で、周方向に間隔を置いて略平行に配設された複数の棒状部材32aと、これら棒状部材32aを支持するように開閉体幅方向に間隔を置いて設けられた複数の支持板32bとを備え、固定軸33の周囲で回転可能な略円筒籠状に構成される。
各棒状部材32aは、金属等の硬質材料から長尺な軸状又は筒状等に構成される。複数の棒状部材32aは、固定軸33の中心部から略同半径の距離に位置する。周方向に隣接する二つの棒状部材32a,32aの間は、巻取体32の外周部を径方向へ貫通する貫通部32cとして機能する。この貫通部32cの大きさ、言い換えれば隣接する棒状部材32a,32a間の広さは、制御部35を通過可能に設定される。
また、支持板32bは、外周部に棒状部材32aを嵌合して支持する略円盤状の部材であり、その中心部側がベアリング等を介して固定軸33に対し回転自在に支持されている。
また、固定軸33は、金属等の硬質材料から長尺な円筒状又は円柱状に構成され、巻取体32の中心部に挿通され、その両端側が、図示しないブラケット等を介して収納ケース31に回転不能に固定されている。
開閉機34は、回転速度を切替可能な直流又は交流の回転式電動機であり、その出力回転軸を固定軸33に略平行させて、固定軸33に固定支持されている。開閉機34の出力回転軸の回転力は、駆動回転部34cによって巻取体32へ伝達される。
この開閉機34は、制御部35からの指令に応じて、複数種類の回転速度に切り替えられて回転する。開閉機34の回転速度を変化させる手段は、例えば、インバータや、その他の電力波形変換回路等、周知の速度制御回路を用いればよい。
制御部35は、巻取体32の内側の空間に設けられ、ケース35a内に、マイコンやリレー、各種制御情報や、データ、制御履歴、プログラム等を記憶する記憶装置、操作部40の操作信号を受信する無線受信機等からなる制御回路を備え、予め記憶したプログラムを実行することで、後述する各種モードを実行する。
ケース35a(詳細には本体ケース部35a2)は、図2に示すように、径方向において開閉機34の逆側に位置し、開閉機34との間に固定軸33を挟むようにして設けられる。
このケース35aは、固定軸33の中心線を含む仮想平面Pを境にした一方側(図2によれば左側)に位置する本体ケース部35a2と、前記仮想平面Pを境にした他方側(図2によれば右側)に位置するとともに本体ケース部35a2に一体化された補助ケース部35a3と、本体ケース部35a2の前面側を覆う着脱可能な蓋部材35a1とを有する。このケース35aは、図2に示すように、固定軸33の外周面の一部を周方向に覆っている。
本体ケース部35a2の表面には、ユーザーインタフェース35bや、複数の出力端子35cが設けられる。
出力端子35cは、複数の制御情報をそれぞれ外部に出力するように複数設けられ、制御部35の制御回路に電気的に接続されている。各出力端子35cには、出力信号用の電線が接続され、この電線は、蓋部材35a1の図示しない貫通孔に挿通されて外部に導かれる。
ここで、前記複数の制御情報は、例えば、開閉体10が開放動作中であることを示す情報や、開閉体10が閉鎖動作中であることを示す情報、開閉体10が全開位置で停止中であることを示す情報、開閉体10が全閉位置で停止中であることを示す情報、開閉体10が異常停止中であることを示す情報等である。
これらの制御情報は、それぞれ、複数の出力端子35cから出力されるように、複数の出力端子35cに関連付けされている。前記制御情報と前記出力端子35cとの対応関係は、制御部35の記憶装置に記憶されており、後述する設定モードにおいて、表示装置35b1に表示したり、書き換えたりすることが可能である。
ユーザーインタフェース35bは、蓋部材35a1に設けられた開口部を介して外部に露出している(図3参照)。
このユーザーインタフェース35bには、表示装置35b1と、切替スイッチ35b2(例えばディップスイッチ)と、モード切替スイッチ35b3と、ENTスイッチ35b4と、↑スイッチ35b5と、↓スイッチ35b6と、登録スイッチ35b7と、感度調整スイッチ35b8とが設けられる。
表示装置35b1は、図示例によれば7セグメントLEDであり、ケース35a内の図示しない制御回路に電気的に接続され、各種の制御情報を表示する。この表示装置35b1の他例としては、液晶ディスプレイや、その他の表示装置とすることも可能である。
切替スイッチ35b2は、図示例によれば4ビットのディップスイッチであり、そのオンオフパターンに応じて、複数パターンの接点信号を出力可能である。
この切替スイッチ35b2は、ケース35a内の図示しない制御回路に電気的に接続され、前記オンオフパターンの切り替えにより、開閉機34の回転速度の切り替えや左右勝手に応じた制御の切り替え、巻き方向の切り替え等を行う。
なお、前記左右勝手とは、図1のように、右寄りに開閉機34および制御部35を配置した場合を右勝手と呼称し、左寄りに開閉機34および制御部35を配置した場合(図示せず)を左勝手と呼称する。
モード切替スイッチ35b3は、通常運転モードと他のモードの切り替え等に用いられるスイッチであり、図示例によれば自動復帰型の押しボタンスイッチとしている。
前記他のモードには、後述する設定モードと履歴表示モードが含まれる。これら複数種類のモードは、モード切替スイッチ35b3が押される毎に切り替えられるようになっている(図4参照)。
ENTスイッチ35b4は、設定モードにて選択された項目等を確定する際や、通常運転モードにて開閉回数を表示する際(図4参照)、履歴表示モードにて履歴を表示する際等に用いられるスイッチである。
↑スイッチ35b5及び↓スイッチ35b6は、設定モードにて選択可能な項目を順次に表示するためのスイッチである。
登録スイッチ35b7は、制御部35を操作可能な操作部40を予め登録するためのスイッチである。
また、感度調整スイッチ35b8は、障害物感知用の光電センサ(図示せず)の感度を調整するためのスイッチである。
なお、ユーザーインタフェース35bは、メンテナンス性等の観点より、点検口31bの近傍にあることが望ましく、さらには、巻取体32の中心を通る水平断面を下方に投影した範囲内に位置することが好ましい。
また、ユーザーインタフェース35bの各種スイッチは、操作性向上等の観点より表示装置35b1の近傍にあるのが好ましい。
表示装置35b1及び上記各種スイッチを用いた本実施形態によれば、例えばロータリーディップスイッチを用いた従来技術等に比べ、スイッチ操作による切替数を増加できる上、設定が容易であり、しかも、表示装置35b1を構成するLEDの発光によりその表示が見易い。
また、例えば、単なる発光ダイオードやブザーのみを用いた従来技術等で生じ易い認識間違いを軽減でき、多種多様な複数の制御情報を7セグメントLEDにより明確に表示することができる。
また、制御部35の蓋部材35a1の表面には、当該制御部35の操作方法や設定方法、コード表示部35d1等を記載したラベル35dが貼着されている。
コード表示部35d1は、コード読取り装置(例えばスマートフォン等の携帯端末を含む)によって読取り可能な画像であり、例えば、QRコードや、バーコード等とすることが可能である。このコード表示部35d1の情報は、制御部35に関する情報、又は制御部35に関連付けされた情報である。
また、操作部40は、図1に示すように、矩形状等のケース44の表面に、開閉体10を開放動作させるための開スイッチ41、開閉体10の動作を停止するための停止スイッチ42、開閉体10を閉鎖動作させるための閉スイッチ43等の操作スイッチを露出するとともに、ケース44内に、前記スイッチの操作に応じて開放指令、閉鎖指令、停止指令等の操作信号を、制御部35へ無線送信する制御回路及び送信機等を具備している。
また、負荷感知手段(図示せず)は、収納ケース31内で開閉機34の電流値を検知するセンサーや、制御部35の制御回路及びプログラム等によって構成され、開放動作中に前記電流値が所定の閾値を超えた場合に、開閉体10の座板部材10bが収納ケース31下端のまぐさ部に当接して開閉体10が全開したものとみなす。
また、開閉位置認識手段(図示せず)は、開閉体10が所定量移動する毎に信号を出力し、この出力信号の積算値を開閉体10の開閉方向の位置を示す開閉体位置変数として認識する構成であればよく、例えば、開閉機34の回転部分が所定量回転する毎にパルス信号を出力するホールセンサ(又はエンコーダ)と、前記パルス信号を積算する制御部35の制御回路及びプログラム等によって構成される。
ここで、前記開閉体位置変数は、開閉体10の開閉方向の位置に応じて変化する変数であって、制御部35の記憶装置に記憶される。この開閉体位置変数は、本実施態様によれば、開閉体10の閉鎖動作に伴い増加し、開閉体10の開放動作に伴い減少するものとするが、他例としては、その増減関係を逆にすることも可能である。
次に、上記構成の開閉装置Aにおける特徴的な制御動作について説明する。
制御部35は、図5に示すように、電源がオンにされると(ステップS1)、準備動作モード(ステップS2)を実行し、この後に通常運転モード(ステップS3)となり、この通常運転モード中に電源がオフにされると通常運転モード(ステップS4)を終了する。また、通常運転モード中は、図4に示すように、各種ボタンの操作により、設定モード、履歴表示モード、初期動作モード、開閉回数表示モードへの切り替えが可能である。
<初期動作モード又は復帰動作モードの決定>
準備動作モードには、初期動作モードと復帰動作モードが含まれる。
初期動作モードを実行するか、あるいは復帰動作モードを実行するかは、図6に示す処理によって決定される。
詳細に説明すれば、制御部35は、先ず、動作原点値が未設定であるか否かを判断する(ステップS11)。
ここで、動作原点値とは、開閉体10の開閉位置(全開位置や全閉位置等)を制御するための基準位置を示す値である。制御部35は、記憶装置に記憶した過去の制御情報等(例えば、動作原点値の記憶の有無等)に基づき、動作原点値が未設定であるか否かを判断し、未設定であればステップS12へ処理をすすめ、そうでなければステップS13へ処理を移行する。
ステップS12では、後述する初期動作モードの実行により動作原点値を設定して、当該フローチャートを終了する。
また、ステップS13では、切替スイッチ35b2の操作により、勝手切替又は速度切替等の所定の切替操作があったか否かを判断し、前記切替操作があればステップS12へ処理を進め、そうでなければステップS14へ処理を移行する。
すなわち、前記切替操作があった場合には、後述する初期動作モードでの負荷感知の時点がずれる可能性があるため、このような場合には、ステップS12へ処理を進め、改めて初期動作モードを実行するようにしている。
また、ステップS14では、後述する復帰動作モードの実行により動作原点値を設定して、当該フローチャートを終了する。
<初期動作モード>
図7に示すように、初期動作モードでは、操作者等が行う開スイッチ41の操作に基づき、開閉体10の開放動作が開始される(ステップS21)。
次に、制御部35は、負荷感知手段による負荷が所定の閾値を超えるのを待ち(ステップS22)、負荷感知があれば、ステップS23へ処理を進める。
すなわち、ステップS22では、開閉体10が開放動作して、開閉体10の座板部材10bが収納ケース31下端のまぐさ部に当接し、開閉機34の負荷が所定の閾値を超えるのを待つ。
制御部35は、前記負荷が閾値を超えると、開閉体10の開放動作を停止し(ステップS23)、この停止時点で動作原点値を設定する。具体的には、上記した開閉体位置変数を初期値(例えば0パルス)にリセットする。
この後、制御部35は、全開位置値(パルス数)の設定を行う(ステップS25)。具体的には、前記初期値に、所定の閉鎖動作量(パルス数)を加えて、負荷感知位置よりも閉鎖方向側の位置を示す全開位置値を設定する。
この全開位置値は、通常動作モードにて開放動作中の開閉体10を全開位置で停止する際の閾値として用いられる。
この構成によれば、座板部材10bをまぐさ部に当てて巻き締めた状態から、前記閉鎖動作量下がった位置が、通常運転モード中の開放動作で停止する全開位置になるため、通常の開放動作で開閉体10に過剰な巻き締め力が加わるのを軽減することができる。
ここで、前記閉鎖動作量は、開閉体10が全開位置から全閉位置までの全ストローク量(パルス数)に略比例するように設定される。すなわち、前記閉鎖動作量は、前記ストローク量が大きければ大きくし、前記ストローク量が小さければ小さくする。なお、前記ストローク量は、開閉体10によって開閉される開口部の高さ寸法とすることも可能である。
この構成によれば、当該開閉装置Aが設置される開口部の高さ寸法や、開閉体10の開閉方向の全長により、動作原点(負荷感知位置)における開閉体10の巻き締め量が異なり、これに起因して、上述した全開位置が上下にばらつくようなことを軽減することができる。
次に、ステップ26では、操作者等が行う閉スイッチ43の操作に基づき、開閉体10の閉鎖動作が開始される(ステップS21)。
そして、制御部35は、操作者等が行う停止スイッチ42の操作に基づき、開閉体10の閉鎖動作が停止するのを待ち(ステップS27)、その停止した時点で、次のステップS28を実行する。
前記停止の時点は、例えば、操作者等が開閉体10の全閉を目視確認した時点とすればよい。なお、前記停止は、負荷感知等により自動的に行うことも可能である。
ステップS28では、全閉位置値を設定する。具体的には、制御部35は、この停止時点における開閉体位置変数(前記原点位置値から開閉体10の閉鎖動作量に伴い増加したパルス値)を、開閉体10が全閉位置であることを示す全閉位置値として、記憶装置に記憶し、この後、初期動作モードを終了する。
前記全閉位置値は、通常動作モードにて閉鎖動作中の開閉体10を全閉位置で停止するための閾値として用いられる。
<復帰動作モード>
復帰動作モードのフローチャートは、図8に示すように、初期動作モードの処理からステップS27及びステップS28を省いた処理である。
この復帰動作モードは、例えば、上記初期動作モードで設定された原点位置値が停電により失われた場合等に、負荷感知により原点位置を再設定する処理である。上記全開位置値及び前記全閉位置値は、再設定することなく、上記初期動作モードで設定した値をそのまま用いればよい。あるいは、再設定した原点位置値に所定の閉鎖動作量を加算して全開位置値や全閉位置値を算出することも可能である。
なお、上述した準備動作モード(初期動作モード及び復帰動作モード)では、開閉体10を開閉動作する際に、その開閉速度を通常運転モード中の開閉速度よりも低速(例えば、0.75倍の速度)にしている。
<通常運転モード中のモード切り替え>
次に、通常運転モード中のモード切り替えについて、図9に沿って説明する。
制御部35は、通常運転モード中に、操作部40の操作スイッチ(開スイッチ41,停止スイッチ42又は閉スイッチ43)がオンにされたか否かを判断し(ステップ31)、オンにされていれば、その操作スイッチに応じて制御指令(開放指令、停止指令又は閉鎖指令)を出力し(ステップS32)、そうでなければ後述するステップS37を実行する。
次のステップ33では、前記操作スイッチによる操作信号が、オンからオフに変化したか否かが判断され(ステップS33)、オフに変化していればステップS31へ処理を戻し、そうでなければステップS34へ処理を進める。
ステップS34では、所定時間(例えば5秒)経過したか否かを判断し、経過していれば、停止指令を出力し(ステップS35)、さらに異常報知を出力して(ステップS36)、当該通常運転モードを終了し、前記所定時間を経過していなければ、上記ステップS33へ処理を戻す。
前記異常報知は、例えば、制御部35に具備されたブザーによる警報や、表示装置35b1による表示等、音や光による警報、ディスプレイ表示、信号出力等とすることが可能である。
すなわち、ステップS33〜S36の処理によれば、制御部35が、通常運転モード中に前記操作信号を所定時間以上入力した場合に、操作部40の前記操作スイッチが故障によりショートした等の異常状態とみなし、開閉体10を動作禁止状態にし、異常を報知する。
また、ステップS37では、通常運転モードの処理中に、モード切替スイッチ35b3がオンにされたか否かを判断し、オンにされていればステップS38へ処理を進め、そうでなければステップS43へ処理を移行する。
ステップS38では、開閉体10を動作禁止状態にして、通常運転モードを設定モードに切り替える。
次のステップS39では、設定モードの処理中に、モード切替スイッチ35b3がオンにされるのを待ち、オンにされればステップS40へ処理を移行して、開閉体10の動作禁止状態を維持したまま、設定モードを履歴モードに切り替える。
次のステップS41では、履歴表示モードの処理中に、モード切替スイッチ35b3がオンにされるのを待ち、オンにされればステップS42へ処理を移行して、開閉体10の動作禁止状態を解除して、履歴モードを通常運転モードに復帰する。
すなわち、ステップS37〜S42によれば、図4にも示すように、モード切替スイッチ35b3がオンされる毎に、通常運転モードと、設定モードと、履歴表示モードとを切り替え、設定モード及び履歴表示モードでは開閉体10を動作禁止状態にして所定の処理を行う。
なお、開閉体10の動作禁止状態では、制御部35が、開閉体10が開放動作中または閉鎖動作中である場合に、その開閉体10の開閉動作を強制的に停止し、開閉体10が停止中である場合に、開スイッチ41による開放指令又は閉スイッチ43により閉鎖指令があった場合でもこれらの指令を無視する。
また、ステップS43では、ENTスイッチ35b4がオンにされたか否かを判断し、オンにされていればステップ44に移行して、開閉回数表示モードを実行し、その後、処理をステップS42へ移行し通常運転モードを復帰する。
また、ステップS45では、操作部40に対する特別な操作(例えば、停止スイッチ42を押しながら開スイッチ41と停止スイッチ42を押す操作等)が行われたか否かを判断し、前記操作が行われていれば、初期動作モードを実行し、その後、処理をステップS42へ移行し通常運転モードを復帰する。
次に、上記ステップS31〜S46(図9参照)で切り替えられる各モードについて説明する。
通常運転モードとは、ステップS32として上記したように、操作部40の操作スイッチ(開スイッチ41,停止スイッチ42又は閉スイッチ43)に応じて、制御部35が制御指令(開放指令、停止指令又は閉鎖指令)を出力して、開閉体10の通常の動作(開放動作、停止、閉鎖動作等)を行うモードである。
この通常運転モードにおいて、開放動作中、閉鎖動作中、停止中、障害物感知作動等の各種制御情報は、表示装置35b1にコード等により表示される。
設定モードとは、通常運転モードの各種機能を設定するためのモードであり、制御部35の記憶装置に記憶したデータを、表示装置35b1に表示して書き換え可能にする。
具体的に説明すれば、この設定モードでは、例えば、通常運転モード中に用いられる障害物感知センサーの種類や、複数の出力端子35cと複数の制御情報(閉鎖動作中、全開停止中、全閉停止中、異常停止中等)の対応関係等を、表示装置35b1に表示する。そして、これらが、↑スイッチ35b5及び↓スイッチ35b6の操作とENTスイッチ35b4の操作によって、選択及び確定されるようにしている。
履歴表示モードでは、前記記憶装置に自動的に記憶した制御履歴を呼び出して表示装置35b1に表示する。前記制御履歴は、例えば、障害物感知作動や保護装置作動等の記録である異常履歴や、メンテナンス履歴、その他の制御に関する履歴等とすればよい。
これら制御履歴の表示は、↑スイッチ35b5及び↓スイッチ35b6やENTスイッチ35b4等による所定の操作によって、適宜に切り替えられる。さらに、各制御情報の詳細情報(例えば、異常発生時の開閉回数、異常発生時の時間、エラーコード等)についても、前記スイッチ操作により表示されるようになっている。
開閉回数表示モードとは、当該開閉装置Aの出荷後のトータルの開閉回数を表示するモードである。すなわち、当該開閉装置Aには開閉体10が全閉又は全開を感知するセンサー(図示せず)が設けられ、前記センサーの感知回数を制御部35によってカウントし記憶するようにしている。そして、通常運転モード中に、ENTスイッチ35b4が押される毎に、前記開閉回数を表示装置35b1に表示するようにしている。
なお、図4に示す初期動作モードは、図7にフローチャートを示した初期動作モードと同一である。
また、制御部35は、図10のフローチャートに示すように、上記した設定モード、履歴表示モード、又は開閉回数表示モード中に、モード切替スイッチ35b3、ENTスイッチ35b4、↑スイッチ35b5、↓スイッチ35b6、登録スイッチ35b7、感度調整スイッチ35b8等の所定のスイッチについて、所定時間(例えば5分間)操作があるか否かを判断し(ステップS51)、操作がない場合は、その時点のモードを準備動作モード(図6参照)へ戻し(ステップS52)、操作があれば、その操作に応じた処理を実行する(ステップS53)。
よって、上記構成によれば、制御性及び操作性の良好な開閉装置を得ることができる。
<ユーザーインタフェースに対する操作について>
上記実施態様においては、ユーザーインタフェース35b(特にモード切替スイッチ35b3等、図3に示されている各種スイッチや表示装置35b1)は、全開時等、ある程度の開放時には、巻取体32に巻かれ開閉体10によって覆われた遮蔽状態になる。
そこで、ユーザーインタフェース35bを操作可能に露出するためには、開閉体10を、巻取体32に巻き取られた状態から、ある程度巻き戻す(巻取体32から繰り出す)必要があるが、このような巻き戻し操作は、開閉体10が半閉や全閉になるまでの所定の範囲で行われるのが好ましい。
なお、図示例以外の他例としては、ユーザーインタフェース35bの一部又は全部が常に露出状態になるようにすることも可能である。
また、開閉装置Aによっては、開閉体10を全閉状態に繰り出しても未だ開閉体10の一部(例えば、可撓性シート等の柔軟な材質のように金属製スラットと異なる場合も含む)が、巻取体32の周囲に残っていて(いわゆる捨て巻き状態で)ユーザーインタフェース35bが遮蔽状態となる場合がある。このような場合には、全閉になってからも手動で又は強制閉鎖動作指示により開閉体10をさらに繰り出して、ユーザーインタフェース35bを露出させ、このユーザーインタフェース35bに対し所定の操作が行われた後に、通常開閉動作が可能な状態にすればよい。
上述したように、ユーザーインタフェース35bが、巻取体32に巻かれ開閉体10によって遮蔽されていることは、ユーザーインタフェース35bの各種スイッチを操作する観点では不便な点であるが、一方、遮蔽されていることによりユーザーインタフェース35bを塵埃や衝撃等から保護でき、さらにユーザーインタフェース35bを、無意識または不当な故意による切り替え操作等からも保護することが期待できる。
<他の変形例について>
なお、上記実施態様によれば、通常運転モードにて開閉体10の開閉動作中にENTスイッチ35b4が操作された場合、開閉体10の開閉動作を継続したままで開閉回数表示モードを実行するようにしたが(図9参照)、他例としては、通常運転モードにて開閉体10の開閉動作中にENTスイッチ35b4が操作された場合に、開閉体10を動作禁止状態にして開閉回数表示モードを実行することも可能である。
さらに他例としては、ユーザーインタフェース35bに設けられている各種スイッチが操作された場合に、一旦、開閉体10を動作禁止状態にして、その後の処理を実行するようにしてもよい。
なお、前記動作禁止状態の解除は、所定のスイッチの二回押し操作や、その他の特殊な操作等、使用上便利なように適宜に設定すればよい。
また、上記実施態様によれば、巻取体32を複数の棒状部材32aを有する籠型状に構成したが、巻取体32の他例としては、内部が中空の円筒状に構成することも可能である。この場合、好ましくは、円筒状の巻取体の周壁に、ユーザーインタフェース35bを径方向外側から視認可能にする貫通部を設ける。
また、上記実施態様によれば、開閉体10を複数のスラットから構成したが、この開閉体10の他例としては、単数もしくは複数のパネルや、シート状物、ネット状物を開閉方向へ配設してなる態様、あるいはスラット、パネル、パイプ、シート状物、ネット状物等を適宜に組み合わせてなる態様等とすることが可能である。
また、上記実施態様によれば、操作部40を無線式のリモコン装置としたが、他例としては、この操作部40を有線式のリモコン装置とすることも可能である。
また、本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
10:開閉体
20:ガイドレール
30:収納部
35:制御部
35b:ユーザーインタフェース
35b1:表示装置
35b2:切替スイッチ
35b3:モード切替スイッチ
35b4:ENTスイッチ
35c:出力端子
40:操作部
A:開閉装置

Claims (6)

  1. 空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体の開閉動作を制御する制御部と、操作信号を前記制御部に送信する操作部とを備えた開閉装置において、
    前記制御部は、前記操作部からの操作信号に応じて前記開閉体の開閉動作を制御する通常運転モードを、モード切替スイッチの操作により他のモードに切り替えられるように構成され、前記他のモードでは、前記開閉体を動作禁止状態にして所定の処理を行うことを特徴とする開閉装置。
  2. 前記制御部は、前記通常運転モード中に前記操作信号を所定時間以上入力したことを条件に、前記開閉体を動作禁止状態にすることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 前記制御部は、複数の制御情報をそれぞれ外部に出力する複数の出力端子と、前記制御情報と前記出力端子の対応関係を記憶する記憶装置とを備え、前記他のモードにて、前記記憶装置に記憶した前記対応関係を書き換え可能にしていることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。
  4. 前記他のモードには、記憶装置に記憶した情報を表示装置に表示するとともに書き換え可能にする設定モードと、記憶装置に記憶した制御履歴を呼び出して表示装置に表示する履歴表示モードとが含まれることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  5. 前記開閉体が所定量移動する毎に信号を出力し、この出力信号の積算値を前記開閉体の開閉方向の位置を示す開閉体位置変数として認識する開閉位置認識手段と、開放動作中の開閉体が全開した際の負荷を感知する負荷感知手段とを備え、
    前記制御部は、前記通常運転モードを実行する前に、前記開閉体の動作原点値を設定するための準備動作モードを実行するように構成され、
    前記準備動作モードには、前記開閉体を開放動作させて前記負荷感知手段による感知信号があった場合に、前記開閉体位置変数を所定の動作原点値に設定する処理を含み、
    前記通常運転モードでは、前記動作原点値に所定の閉鎖動作量を加えた値になった時点を前記開閉体の全開位置とみなして制御を行うことを特徴とする請求項1〜4何れか1項記載の開閉装置。
  6. 前記所定の閉鎖動作量を、前記開閉体のストローク量に応じて設定したことを特徴とする請求項5記載の開閉装置。




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