JP2007162327A - 開閉装置制御システム - Google Patents

開閉装置制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007162327A
JP2007162327A JP2005359766A JP2005359766A JP2007162327A JP 2007162327 A JP2007162327 A JP 2007162327A JP 2005359766 A JP2005359766 A JP 2005359766A JP 2005359766 A JP2005359766 A JP 2005359766A JP 2007162327 A JP2007162327 A JP 2007162327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
command
registration
data
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005359766A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4979932B2 (ja
Inventor
Kuniharu Takai
邦治 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bunka Shutter Co Ltd filed Critical Bunka Shutter Co Ltd
Priority to JP2005359766A priority Critical patent/JP4979932B2/ja
Publication of JP2007162327A publication Critical patent/JP2007162327A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4979932B2 publication Critical patent/JP4979932B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

【課題】 登録作業や消去作業を行っている最中に、開閉装置が意図しない不要な制御動作をしてしまうのを防ぐことができる開閉装置制御システムを提供する。
【解決手段】 外部から入力される認証データと照合データ記憶手段に予め記憶される照合データとを照合させ、その照合結果に応じて、開閉装置を制御動作させるための制御指令の出力が可能となるようにした開閉装置制御システム1において、前記照合データ記憶手段に対する前記照合データの登録操作中又は消去操作中に、開閉装置の特定の制御動作が行われないように、前記制御指令を制限した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オーバーヘッドドアを含むシャッター装置、ドア、雨戸を含む引戸、窓、ロールスクリーン、ブラインド、オーニング装置、門扉、ゲート、スライディングウォール装置等の開閉装置を制御する開閉装置制御システムに関し、特にシャッター装置を制御するのに好適な開閉装置制御システムに関するものである。
従来、シャッター装置を開閉操作する操作部には、例えば、特許文献1に記載されたもののように、複数の操作ボタン(停止、開放、閉鎖等)と、これら操作ボタンの前面側を開閉可能に覆うとともにシリンダー錠により施錠可能な蓋とを備えたスイッチボックスが用いられている。
このようなスイッチボックスによれば、悪意を有する者によって、前記シリンダー錠や前記蓋が破壊されたりドリル貫通されたり等して、操作ボタンが強引に操作されてしまうおそれがある。
そこで、例えば、特許文献2に記載されたカード式ドア施錠装置等を利用して、シャッター装置を操作する者を認証するシステムが望ましい。
しかしながら、従来の前記カード式ドア施錠装置では、IDカードを認証したことを条件に電気錠を解錠又は施錠するという構成、換言すれば、IDカードの認証という1入力があった場合に、電気錠を解錠又は施錠するための指令を発する構成である。
それに対し、シャッター装置では、停止操作ボタンや、開放操作ボタン、閉鎖操作ボタン等の複数種類の操作入力に対し、各操作入力に応じた操作指令の出力が必要である。
そのため、前記カード式ドア施錠装置をシャッター装置用の認証システムにそのまま利用することは出来ず、停止操作や、開放操作、閉鎖操作等の複数種類の操作入力が可能なシャッター装置用の認証システムとするには工夫を要する。
例えば、IDカードの持つ認証データに照合させるための照合データを予め記憶装置に登録する作業や、登録された照合データを消去する作業の最中に、その登録又は消去作業を行う者以外の者のリモコン操作等により、開閉体が開閉動作してしまったり、前記のような登録作業や消去作業の直後に開閉体が開閉動作してしまったり等、登録又は消去作業を行う者にとって不要な動作が行われると、安全性等の面で好ましくない。
特開平10−162678号公報 特開2001−55851号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、登録作業や消去作業を行っている最中に、開閉装置が意図しない不要な制御動作をしてしまうのを防ぐことができる開閉装置制御システムを提供することにある。
上記課題を解決するために第一の発明は、外部から入力される認証データと照合データ記憶手段に予め記憶される照合データとを照合させ、その照合結果に応じて、開閉装置を制御動作させるための制御指令の出力が可能となるようにした開閉装置制御システムにおいて、前記照合データ記憶手段に対する前記照合データの登録操作中又は消去操作中に、開閉装置の特定の制御動作が行われないように、前記制御指令を制限したことを特徴とする。
ここで、本発明の制御対象物である開閉装置は、少なくとも閉鎖方向へ動作可能な開閉体を備え、該開閉体により空間を仕切るように構成された装置であればよく、この開閉装置には、開閉体が閉鎖動作のみを行うように用いられる態様(例えば防火シャッター装置等)、開閉体が開放動作と閉鎖動作との双方を行うように用いられる態様等を含む。
また、前記開閉装置には、開閉体をその開放方向側の巻取軸によって巻取り、該巻取軸から繰出すようにした態様や、開閉体をその開放方向側の収納部位へ巻き取ることなく収納し、該収納部位から繰出すようにした態様等を含む。
また、前記開閉体には、複数のスラットやパイプを開閉方向へ連設してなる態様や、単数もしくは複数のパネルや、シート状物、ネット状物を開閉方向へ設けてなる態様、あるいはスラット、パネル、パイプ、シート状物、ネット状物等を適宜に組み合わせてなる態様等を含むが、防犯上の観点より特に好ましい態様としては、金属製のスラットやパネル等の剛性材料から構成される。
また、当該開閉装置制御システムの具体的構成としては、例えば、入出力装置や、記憶装置、中央処理装置などからなるマイコンを備えた電子回路とすればよい。
また、当該開閉装置制御システムは、単一の装置からなる一体的な構成であってもよいし、例えば、上記認証データの入力を可能にする操作部や上記制御指令を発する制御部等、複数の装置からなる構成であってもよい。
また、上記認証データとは、上記照合データ記憶手段に記憶された照合データに照合させるために、外部から入力されるデータである。
この認証データには、無線または有線のリモコン装置から入力されるデータ、キー入力されるID番号、磁気カードから入力されるデータ、ICタグ(ICカードを含む)から入力されるデータ、指紋データとして入力されるデータ、静脈パターンのデータとして入力されるデータ、携帯端末(例えば携帯電話など)から入力されるデータ、バーコードやホログラムや透かし等のパターンとして入力されるデータ等を含む。
なお、上記認証データは、複数種類入力されるようにしてもよく、例えば、2枚のICカードからそれぞれ異なる認証データが入力されるようにした構成や、ICカードから認証データが入力されるとともにキー入力によって異なる認証データ(パスワード、暗証番号等)が入力されるようにした構成等としてもよい。
また、上記照合データとは、上記認証データを照合させるために予め上記照合データ記憶手段に記憶されるデータである。
この照合データは、外部から近接されるICタグのデータを読み取って記憶したデータであってもよいし、他の外部装置から送信されたデータや、外部からキー入力されたデータ等であってもよい。
また、上記照合データ記憶手段は、例えば、マイコンの記憶装置に確保された所定の記憶領域等とすればよい。
また、「外部から入力される認証データと照合データ記憶手段に記憶された照合データとを照合させ」という構成には、例えば、認証データと照合データとの一方又は双方のデータの一部又は全部が、エンコード(暗号化)されていて、そのデータをデコード(復号化)したときに一致するか否かを判断するようにした構成を含む。
また、「その照合結果に応じて、開閉装置を制御動作させるための制御指令の出力が可能となるようにした」という構成には、上記認証データと上記照合データとが一致したことを条件に上記制御指令を出力するようにした態様や、上記認証データと上記照合データとが一致したことを条件に、操作スイッチを有効にし、該操作スイッチの操作に応じた制御指令が出力されるようにした態様、上記認証データと上記照合データとが一致したことを条件に、リモコンや携帯端末等の外部機器から入力される信号を有効にし、該信号に応じた制御指令が出力されるようにした態様等を含む。
また、上記登録操作には、上記照合データ記憶手段に対し照合データを記憶させる操作を含むのは勿論のこと、上記照合データ記憶手段に記憶された照合データを新たな照合データに更新する操作、上記照合データ記憶手段に無効化された状態で記憶されていた照合データを有効化する操作等も含む。
また、上記消去操作には、上記照合データ記憶手段に記憶された照合データの一部を消去する操作や、その全部を消去する操作、上記照合データ記憶手段に記憶されている照合データを記憶された状態のまま無効化する操作等を含む。
また、上記制御指令には、例えば、開閉体を閉鎖動作させるための指令や、開閉体を開放動作させるための指令、開閉体を停止するための指令、警報音を発するための指令、警報ランプを点灯または点滅させるための指令、開閉体を反転させるための指令、開閉体を操作するための閉操作用及び/又は開操作用の押ボタンスイッチによる自己保持動作を解除や復帰するための指令、開閉装置や制御回路の電源をONからOFFに切換える指令、開閉体体位置を感知するリミットスイッチの設定や開閉体の開閉速度等の各種設定を変更する指令、開閉装置の動作モードを切換える指令等を含む。
この制御指令は、1種類であっても複数種類であってもよい。
また、「前記制御指令を制限した」という構成には、特定の制御動作を行わせるための制御指令が出力されないようにした構成や、特定の制御動作を行わせるための制御指令を無視するための制御指令が出力されるようにした構成、特定の制御動作よりも優先して他の制御動作を行わせるための制御指令が出力されるようにした構成等を含む。
なお、前記「制御指令が出力される」とは、制御指令を受信する開閉装置側の制御回路に応じて、制御指令を所定時間出力する態様としてもよいし、制御指令を継続的に出力する(出力し続ける)態様としてもよい。
また、第二の発明では、上記制御指令には、開閉装置の開閉体を開放動作させるための開放指令、及び同開閉体を閉鎖動作させるための閉鎖指令が含まれ、これら開放指令及び閉鎖指令を、上記登録操作中又は上記消去操作中に制限したことを特徴とする。
ここで、前記「制限した」の具体例としては、操作スイッチ、認証データと照合データとの照合や、リモコン、又はその他の操作手段等によって、操作信号が入力された場合であっても、その操作信号を無効にするようにした態様や、上記開放指令及び上記閉鎖指令を強制的に発することがないようにした態様、開閉体を停止するための停止指令を出力し続けるようにした態様等が挙げられる。
また、第三の発明では、上記制御指令には、開閉装置の開閉体を開放動作させるための開放指令、同開閉体を閉鎖動作させるための閉鎖指令、同開閉体を停止するための停止指令が含まれ、これら指令の内、開放指令及び/又は停止指令を上記登録操作中又は上記消去操作中に出力可能にするとともに、残りの指令を上記登録操作中又は上記消去操作中に出力不能にしたことを特徴とする。
また、第四の発明では、上記制御指令には、開閉装置の開閉体を停止するための停止指令が含まれ、少なくとも前記停止指令を、上記登録操作中又は上記消去操作中に出力し続けるようにしたことを特徴とする。
また、第五の発明では、上記認証データと上記照合データとが一致したことを条件に、上記制御指令を出力するようにした開閉装置制御システムであって、その制御指令の出力が、上記登録操作中又は上記消去操作中に制限されるようにしたことを特徴とする。
また、第六の発明では、上記認証データを入力するための手段以外の手段として、開閉装置を操作するための操作信号の入力を可能にする操作信号入力手段を備え、上記認証データと上記照合データとが一致したことを条件に、前記操作信号入力手段により入力される操作信号に応じて、上記制御指令を出力するようにした開閉装置制御システムであって、上記登録操作中又は上記消去操作中には、上記認証データと上記照合データとが一致したか否かに拘わらずに、前記操作信号入力手段の操作信号に応じた制御指令のみを出力可能にしたことを特徴とする。
ここで、上記操作信号入力手段には、機械式スイッチや、タッチパネル式のスイッチ、有線または無線のリモコンスイッチ等を用いた構成、非接触センサ等を含む。
また、第七の発明では、登録スイッチ及び消去スイッチを備えた開閉装置制御システムであって、登録スイッチ又は消去スイッチが操作されたことを条件に、所定時間上記制御指令の出力を制限し、その所定時間の経過後に前記制限を解除するようにしたことを特徴とする。
また、第八の発明では、外部から入力されるマスター認証データと、予め記憶されたマスター照合データとが一致したことを条件に、新たな照合データの登録操作、及び/又は記憶済みの照合データの消去操作が、可能となるようにしたことを特徴とする。
ここで、上記マスター照合データは、単一のデータでもよいし、異なる複数のデータであってもよい。
また、上記マスター照合データは、予め記憶されている上記照合データと同一内容のデータであってもよいし、上記照合データとは別の内容のデータであってもよい。
更に、予め記憶されている上記照合データの内の全て又は一部を、上記マスター照合データとして扱うようにしてもよい。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
第一の発明によれば、照合データ記憶手段に対する前記照合データの登録操作中又は消去操作中に、制御指令の出力が制限されるため、開閉体閉鎖動作や開閉体開放動作等、開閉装置が意図しない不要な制御動作をしてしまうのを防ぐことができる。
更に、第二の発明によれば、登録操作や消去操作の最中に、開閉装置の開閉体が開放動作させられたり、同開閉体が閉鎖動作させられたりするのを、防ぐことができる。
更に、第三の発明によれば、登録操作や消去操作の最中であっても、開閉装置の開閉体を開放動作させる操作、及び/又は動作中の開閉体を停止させる操作が可能となるため、開閉装置の安全性を向上することができる。
また、第四の発明によれば、登録操作や消去操作の最中に、開閉装置の開閉体が閉鎖動作させられてしまうのを、より確実に防ぐことができ、ひいては開閉装置の安全性を向上することができる。
更に、第五の発明によれば、外部からの操作により認証データを照合させるだけで、制御指令を出力して、開閉装置を制御動作させることができる上、その制御指令の出力を、登録操作又は消去操作の最中に制限することができる。
更に、第六の発明によれば、登録操作中又は消去操作中以外の時には、認証データと照合データとが一致したことを条件に、操作信号入力手段により入力される操作信号に応じた制御指令が出力される。したがって、開閉装置の防犯性を良好に維持することができる。
また、登録操作又は消去操作の最中には、認証データを照合させることなく、操作信号入力手段での操作により開閉装置を制御動作させることができ、利便性が良好である。
更に、第七の発明によれば、登録スイッチ又は消去スイッチがONにされた後の所定時間、制御指令の出力が制限され、その所定時間の経過後には、制御指令の出力が可能となる。
すなわち、本発明は、登録操作や消去操作が可能な時間を所定時間内とすることで、防犯性を良好にしている。
しかも、本発明によれば、前記所定時間を適切に設定することで、登録作業や消去作業の直後に開閉体が開閉動作しまうのを防ぐことができ、安全性の面でも良好である。
更に、第八の発明によれば、マスター認証データを持たない第三者によって、照合データが登録や消去されてしまうのを防ぐことができ、ひいては、防犯性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態による開閉装置制御システムの一例は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の躯体の開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置に具備されている。
この開閉装置制御システム1は、シャッター装置Aの屋外側に配設される操作部10と、同シャッター装置Aの屋内側に配設される制御部20とを具備し、外部から操作部10に入力される信号に応じて、シャッター装置Aを制御するための制御指令を、制御部20から出力する(図1参照)。
当該開閉装置制御システム1の制御対象であるシャッター装置Aは、閉鎖方向端部をスライドさせて開閉動作する開閉体a1と、該開閉体a1をその幅方向の両端部側で開閉方向へ案内するガイドレールa2,a2と、開閉体a1をその開放方向側で巻き取ったり繰出したりする巻取装置a3とを具備してなる。
開閉体a1は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなる所謂スラットを、上下に隣接する該スラット間で回動するように複数連接するとともに、これらスラットの最下端部(換言すれば閉鎖方向側先端部)に、開閉体幅方向(図1によれば左右方向)へわたる座板部材を接続してなる。
また、各ガイドレールa2は、開閉体a1の幅方向の端部を囲むように形成された部材であり、開閉体a1によって着座される当接対象部位p(例えば、床面や地面、枠部材等)と巻取装置a3との間にわたって配設されている。
また、巻取装置a3は、開閉体a1を巻き取ったり繰出したりする巻取軸(図示せず)や、該巻取軸をチェーン及びスプロケット等の動力伝達手段(図示せず)等を介して双方向へ回転する電動駆動源a31、該電動駆動源a31を制御するシャッター制御盤a32等を具備してなる。
操作部10は、本体部11と、該本体部11に対し開閉される蓋部材12とを具備している(図2参照)。
本体部11は、図示例によれば、その表面に、開放スイッチ11a1、停止スイッチ11a2、および閉鎖スイッチ11a3等の操作スイッチ11aが取り付けられ、その内部には、後述するICタグリーダー10aが配設されている(図4参照)。
前記操作スイッチ11aは、シャッター装置Aを操作するための操作信号の入力を可能にする操作信号入力手段として機能する。
なお、前記開放スイッチ11a1、停止スイッチ11a2、および閉鎖スイッチ11a3等は、例えば押ボタンスイッチとすればよいが、トグルスイッチや、他の態様のスイッチ類とすることも可能である。
蓋部材12は、図2に示す一例によれば本体部11の片半部を覆う板状の部材であり、その1辺側が本体部11に対し回動自在に軸支されている。
この蓋部材12は、本体部11の全面を覆う態様とすることも可能である。
次に、本体部11内のICタグリーダー10aについて説明する(図4参照)。
このICタグリーダー10a内にはマイコン11gが具備され、このマイコン11gには、開放スイッチ11a1、停止スイッチ11a2、及び閉鎖スイッチ11a3等の操作スイッチ11aの接点信号が入力されるようになっている。
より詳細に説明すれば、このICタグリーダー10aは、図4に示すように、アンテナ11f、マイコン11g、インターフェース11h等を備え、アンテナ11fから発信する電磁波により、接近されるICタグ14へ電力を供給し、ICタグ14から発信される電波を受信するように構成されている。
ICタグ14は、予め記憶された識別コード等の情報を、近接するICタグリーダー10aに送信する機能が具備された構成であればよく、カード形状のものや、鍵形状等のカード形状以外のもの、ICタグ機能付き携帯端末(例えば携帯電話など)、その他、前記機能を任意の物体に付加あるいは内蔵した構成等、何れの態様であってもよいが、本実施の形態では、特に使い勝手の良好なものとして、カード形状のICタグ(所謂ICカード)を用いている。
このICタグ14は、ICチップを搭載しており、アンテナ11fに近接されることで、該チップのメモリに記憶された認証データを、電波にのせてICタグリーダー10aへ送信する。
また、アンテナ11fは、蓋部材12の開閉状態に拘わらずに、ICタグ14から送信された電波を受信するように、本体部11内に配置されている。
上記ICタグリーダー10aのマイコン11gは、CPUや記憶装置などを備えた電子回路であり、アンテナ11fによりICタグ14から受信した認証データや、開放スイッチ11a1、停止スイッチ11a2、閉鎖スイッチ11a3等の接点信号が入力され、これら入力信号を、インターフェース11hを介して、制御部20へ送信する。
操作部10と制御部20との間の通信用の電線L1は、これら操作部10と制御部20間の通信方式を所謂シリアル通信方式とすることで、2本用いられている。
更に、このマイコン11gは、アンテナ11fによりICタグ14の認証データを受信した際に、LED11jおよびブザー11kに電力を供給し、これらLED11jの発光およびブザー11kの警報音により、認証データを受信したことを操作者に報せる。
なお、LED11jの発光やブザー11kの警報音は、後述する照合手段による照合結果に応じて、例えば、点灯/点滅や、連続音/断続音等のように、変化させるようにしてもよい。
そして、このマイコン11gの電力は、2本の電線L2,L2を介して制御部20から供給される。
上記構成によれば、操作部10と制御部20との間の電線L1,L1,L2,L2を4本にしているため、例えば、既設のスイッチボックスがあり、このスイッチボックスを操作部10に交換する場合に、そのスイッチボックスの電線(通常は開放信号用電線、閉鎖信号用電線、停止信号用電線、COM電線の4本)を、交換することなく、そのまま有効利用することができる。
なお、前述した既設のスイッチボックスは、少なくとも、前記のような既設の電線を備えたものであればよく、その外観形状や前記電線以外の構成は限定されない。
また、制御部20は、CPUおよび記憶装置等を具備してなるマイコン21、該マイコン21に対し操作部10からの信号を入力するインターフェース22、該マイコン21に対し認証データの入力や消去を行う登録スイッチ23および消去スイッチ24、後述する動作モード手段の切り替えを可能にする動作モードスイッチ27、これら登録スイッチ23や消去スイッチ24、動作モードスイッチ27による操作内容を表示する表示装置28、該マイコン21からの出力信号をシャッター制御盤a32に対し接点信号として出力するリレー回路25、該マイコン21及びICタグリーダー10aへ電力を供給する電源回路26等を具備してなり(図3及び4参照)、シャッター装置Aの屋内側に配設され、躯体壁面等に装着される。
登録スイッチ23、消去スイッチ24、動作モードスイッチ27の各々は、ペン先等の先細物で押し操作可能な比較的小径の自動復帰タイプの押しボタンスイッチであり、その接点信号がマイコン21に入力されるように電気配線されている。
各スイッチの機能について詳述すれば、登録スイッチ23は、ICタグ14及びICタグリーダー10a等によって外部から入力される認証データに照合させるための照合データを、マイコン21の記憶装置に登録するために用いられ、該登録スイッチ23が押されると、マイコン21による処理が後述する登録モード(図6参照)に切換えられる。
また、消去スイッチ24は、マイコン21の記憶装置に登録された複数の照合データを、選択的に消去する手段として用いられ、該消去スイッチ24が押されると、マイコン21による処理が後述する消去モード(図6参照)に切換えられる。
また、動作モードスイッチ27は、外部からの押し操作により動作モード手段(具体的にはプログラム)の選択を可能にする動作モード選択手段として機能し、例えば、該動作モードスイッチ27が押される毎に、動作モード手段が切り替わるようになっている。
なお、照合データの登録/消去や、動作モード手段の選択を行うための手段は、本実施の形態の好ましい態様によれば、上述したように、それぞれの機能に対応したスイッチを設けた構成(図3及び図4参照)としたが、他の態様とすることも可能であり、例えば、照合データを登録するための手段として、接続された外部機器(予め照合データを記憶した記憶装置を含む構成)から照合データがマイコン21へ入力され、該マイコン21の記憶装置に記憶されるようにしてもよい。
また、表示装置28は、例えば、7セグメントLED(図3参照)、又はその他の周知の表示装置により構成される。この表示装置28は、前記登録スイッチ23、消去スイッチ24、及び動作モードスイッチ27等による操作内容や、マイコン21の記憶装置内のデータ等を表示するようにマイコン21の出力端子に電気配線されている。
また、マイコン21は、CPUや記憶装置などを備えた電子回路であり、その記憶装置に確保された所定の記憶領域を、プログラムである動作モード手段を複数種類記憶する動作モード記憶手段や、複数の照合データを記憶する照合データ記憶手段等として機能させている。
前記記憶装置には、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)や、フラッシュメモリ、その他の不揮発性メモリ、RAM等の周知の記憶装置が用いられ、単一の構成であっても複数の構成であってもよい。
また、前記各動作モード手段は、マイコン21のCPUを機能させるプログラムであり、ICタグ14による照合操作や、操作スイッチ11aへの入力操作等による入力信号に応じて、リレー回路25へ適宜な制御指令を出力するようにプログラミングされている。
そして、このマイコン21は、登録スイッチ23がONにされた場合には登録モードとなり、外部からの照合データの入力を可能にし、消去スイッチ24がONにされた場合には消去モードとなり、指定された照合データを消去を可能にする。
更に、このマイコン21は、登録スイッチ23及び消去スイッチ24がONにされなかった場合には、通常モードとなり、動作モードスイッチ27により選択された動作モード手段に基づき、ICタグ14から送信された認証データや、操作スイッチ11aによる操作信号等、外部からの入力信号を受け付け、前記認証データと前記記憶装置に記憶された照合データとを照合したり、その照合結果や前記操作信号等に応じてリレー回路25を動作させたり等する。
リレー回路25は、開放リレー25a、停止リレー25b、閉鎖リレー25c等を具備してなる電気回路である(図4参照)。
開放リレー25a、停止リレー25b、閉鎖リレー25cは、マイコン21からの指令に応じて、シャッター装置Aの開閉体a1を開放動作させるための接点信号、同開閉体a1を停止するための接点信号、同開閉体a1を閉鎖するための接点信号を、それぞれシャッター装置Aのシャッター制御盤a32へ送信する。
なお、このリレー回路25は、例えば、電磁コイルと接点とを備えた一般的なリレーとすればよいが、スイッチング機能を有する半導体素子(トランジスタなど)等を用いた構成とすることも可能である。
前記リレー回路25の具体例を、図5に示す電気回路図に基づいて詳細に説明すれば、停止リレー25bは、OFFからONに変化する接点信号と、ONからOFFに変化する接点信号との二つの接点信号を出力するように構成されおり、何れかの接点信号が、シャッター制御盤a32側の電気回路に応じて選択されるようにしている。
また、開放リレー25aは、OFFからONに変化する接点信号を出力するように構成されている。
また、閉鎖リレー25cは、開放リレー25aがOFF状態であることを条件に、OFFからONに変化する接点信号を出力する構成としている。
すなわち、この電気回路によれば、開放スイッチ11a1と閉鎖スイッチ11a3とが同時に押される等することで、開放リレー25aの接点と閉鎖リレー25cの接点とが略同時にON状態になった場合には、開放リレー25aの接点を優先させて、その接点信号のみを出力するようにしている。
この電気回路構成によれば、誤操作等により開閉体a1が閉鎖されてしまうのを防ぐことができ、シャッター装置Aの安全性を向上することができる。
次に、上記開閉装置制御システム1において、登録スイッチ23、消去スイッチ24、動作モードスイッチ27等が選択的に押された際の処理を、図6〜8に示すフローチャートに沿って詳細に説明する。
先ず、図6に示すように、ステップ1aでは、登録スイッチ23がONにされたか否かが判断され、登録スイッチ23がONにされた場合には、ステップ1aへ処理を進め、そうでない場合には、後述するステップ1bへ処理を移行する。
そして、ステップ2aでは、マイコン21が登録モードであることを認識し、表示装置28に照合データの登録が可能であることを表示する。
なお、フローチャートによる図示を省略しているが、マイコン21の記憶装置が容量オーバーとなってしまう場合には、表示装置28に照合データの登録が不可能であることを表示し、その後の処理を、上記ステップ1aへ戻すようにしている。
次に、ステップ3aでは、出力制限タイマーtが0秒にリセットされる。
この出力制限タイマーtは、制御指令の出力が制限される時間(図示例によれば出力不能にされる時間)を、所定時間とするためのタイマーである。
ステップ4aでは、制御部20からリレー回路25への制御指令を出力不能にする。
すなわち、このステップ4aによれば、操作スイッチ11aの操作や、図示しないリモコン操作等によって、操作信号が入力された場合でも、その操作信号を無効にする。
したがって、この構成によれば、マイコン21の記憶装置(照合データ記憶手段)に対する照合データの登録操作の最中に、開閉体a1の開放動作や、閉鎖動作、停止等、シャッター装置Aの特定の制御動作が行われないようにすることができる。
なお、本実施の形態によれば、後述する通常モードにおける動作モード手段の選択によっては、ICタグ14の近接によるシャッター装置Aの操作も可能となっているが、このようなICタグ14による操作が、登録モード中、不可能であることは勿論である。
そして、ステップ5aでは、後述する照合データ登録ルーチン(図7(a)参照)が実行されることで、照合データが記憶装置に記憶され、その後に、処理をステップ6aへ移行する。
ステップ6aでは、出力制限タイマーtによるカウントが所定時間を経過したか否かが判断され、経過した場合には上記ステップ7aへ処理を移行し、そうでない場合には上記ステップ5aへ処理を戻す。
そして、ステップ7aでは、上記ステップ4aで行った制御指令の不能状態を解除し、処理を上記ステップ1aへ戻す。
すなわち、上記ステップ3a〜7aによれば、登録モードとなった後、所定時間だけ、操作スイッチ11aやその他の操作に基づく制御指令の出力が不能とされ、その所定時間の経過後には、同制御指令の出力が可能となる。
したがって、登録操作者は、前記所定時間の内に、登録操作を行わなければならない。そのため、例えば、悪意を有する第三者により登録モードでの操作が行われ、その第三者が慣れないために操作に時間がかかっている場合等に、その第三者によって照合データが登録されてしまうのを防ぐことができる。
また、ステップ1bでは、消去スイッチ24がONにされたか否かが判断され、消去スイッチ24がONにされた場合には、ステップ2bへ処理を進め、そうでない場合には、後述するステップ1cへ処理を移行する。
ステップ2bでは、マイコン21が消去モードであることを認識する。
そして、ステップ3bでは、出力制限タイマーtが0秒にリセットされる。
ステップ4bでは、上記ステップ4aと略同様に、制御部20からリレー回路25への制御指令を出力不能にする。
すなわち、このステップ4bによれば、操作スイッチ11aの操作や、図示しないリモコン操作等によって、操作信号入力された場合でも、その操作信号を無効にする。
したがって、この構成によれば、マイコン21の記憶装置(照合データ記憶手段)に対する照合データの消去操作の最中に、開閉体a1の開放動作や、閉鎖動作、停止等、シャッター装置Aの特定の制御動作が行われないようにすることができる。
そして、ステップ5bでは、後述する照合データ消去ルーチン(図7(b)参照)が実行されることで、指定された照合データが記憶装置から消去され、その後に、処理をステップ6bへ移行する。
ステップ6bでは、出力制限タイマーtによるカウントが所定時間を経過したか否かが判断され、経過した場合には上記ステップ7bへ処理を移行し、そうでない場合には上記ステップ5bへ処理を戻す。
そして、ステップ7bでは、上記ステップ4bで行った制御指令の不能状態を解除し、処理を上記ステップ1aへ戻す。
すなわち、上記ステップ3b〜7bによれば、消去モードとなった後、所定時間だけ、操作スイッチ11aやその他の操作に基づく制御指令の出力が不能とされ、その所定時間の経過後には、同制御指令の出力が可能となる。
したがって、登録操作者は、前記所定時間の内に、消去操作を行わなければならない。そのため、例えば、悪意を有する第三者により消去モードでの操作が行われ、その第三者が慣れないために操作に時間がかかっている場合等に、その第三者によって照合データが消去されてしまうのを防ぐことができる。
また、ステップ1cでは、マイコン21が通常モードであることを認識する。
そして、次のステップ2cでは、動作モードスイッチ27により選択された何れかの制御指令出力ルーチン(図8及び図9参照)が実行され、その後に、処理が上記ステップ1aへ戻される。
次に、図7(a)に示す照合データ登録ルーチンのフローチャートについて説明する。
この照合データ登録ルーチンによれば、先ず、ステップ5a1にて、マスター認証データの入力があったか否かが判断され、入力があった場合には次のステップ5a2へ処理を移行し、そうでない場合には、マスター認証データの入力待ち状態となる。
ここで、マスター認証データとは、マイコン21の記憶装置に予め記憶されたマスター照合データに対し照合させるためのデータを意味する。
具体的には、ICタグ14に記憶されたデータをマスター認証データとし、このマスター認証データが、ICタグリーダー10aへ入力されるようにしている。
また、前記マスター照合データは、マイコン21の記憶装置に予め記憶された照合データとすることができる。
次の、ステップ5a2では、入力されたマスター認証データが、マイコン21の記憶装置に予め記憶されたマスター照合データと一致したか否かが判断され、一致した場合には、ステップ5a3へ処理を移行し、そうでない場合には、上記ステップ5a1へ処理を戻す。
ステップ5a3では、登録用データの入力があったか否かが判断され、入力があった場合にはステップ5a4へ処理を移行し、そうでなければ、登録用データの入力待ち状態となる。
ここで、登録用データとは、認証データに照合させる照合データであって、マイコン21の記憶装置に登録される前の状態のデータを意味している。
この登録用データを入力する手段について、具体的に説明すれば、ICタグ14に記憶されたデータを前記登録用データとし、この登録用データが、ICタグリーダー10aへ入力されるようにしている。
次に、ステップ5a4では、前記のようにして入力された登録用データが、照合データとして、マイコン21の記憶装置に記憶される。
なお、上記ステップ5a2において、マスター認証データとマスター照合データとの一致を確認しない内に、上記ステップ3aの出力制限タイマーt(図6参照)が所定時間を経過した場合には、照合データ登録ルーチンの途中であっても、上記ステップ6a又は7a(図6参照)へ処理を移行するようにしてもよい。
略同様にして、上記ステップ5a3において、登録用データの入力を確認しない内に、上記ステップ3aの出力制限タイマーt(図6参照)が所定時間を経過した場合には、照合データ登録ルーチンの途中であっても、上記ステップ6a又は7a(図6参照)へ処理を移行するようにしてもよい。
また、照合データ登録ルーチンの適宜箇所に、図示以外の別のタイマーを設け、該タイマーの設定時間内に、マスター認証データの入力確認(ステップ5a1)、マスター認証データとマスター照合データとの一致確認(ステップ5a2)、または登録用データの入力確認(ステップ5a3)が行われなかった場合に、照合データ登録ルーチンの途中であっても、上記ステップ6a又は7a(図6参照)へ処理を移行するようにしてもよい。
また、上記構成において、マスター認証データの入力や、登録用データの入力は、ICタグ14のデータを送信するようにしているが、他の入力手段(例えば、キー入力手段や、リモコン、携帯端末等)から入力されるようにすることも可能である。
また、前記登録用データを入力する手段の他例としては、操作スイッチ11aに対する特定の操作により登録用データが入力されるようにすることも可能である。
なお、この登録用データは、マスター認証データとマスター照合データとの一致を確認した後に入力されるようにしてもよいし、マスター認証データとマスター照合データとの一致を確認する前に入力され、その一致を確認した後に無効状態から有効状態にされるようにしてもよい。
次に、図7(b)に示す照合データ消去ルーチンのフローチャートについて説明する。
この照合データ消去ルーチンによれば、先ず、ステップ5b1にて、マスター認証データの入力があったか否かが判断され、入力があった場合には次のステップ5b2へ処理を移行し、そうでない場合には、マスター認証データの入力待ち状態となる。このマスター認証データは、上記ステップ5a1及び5a2で扱うマスター認証データと同様のものとすることができる。
次の、ステップ5b2では、上記ステップ5a2と同様に、入力されたマスター認証データが、マイコン21の記憶装置に予め記憶されたマスター照合データと一致したか否かが判断され、一致した場合には、ステップ5b3へ処理を移行し、そうでない場合には、上記ステップ5b1へ処理を戻す。
ステップ5b3では、消去するための照合データの指定があったか否かが判断され、指定があった場合にはステップ5b4へ処理を移行し、そうでなければ、照合データの指定待ち状態となる。
ここで、照合データの指定とは、制御部20に対する特別な操作や、ICタグ14からデータの送信による操作等を意味する。
この照合データを指定する手段としては、例えば、登録スイッチ23と消去スイッチ24が同時に所定時間押された場合に、記憶された全ての照合データが指定されたものとみなすようにしたり、消去スイッチ24が押された後の所定時間の間にICタグ14から認証データが送信された場合に、その認証データに対応する照合データが指定されたものとみなしたり等すればよい。
次に、ステップ5b4では、指定された照合データが、マイコン21の記憶装置から消去される。
なお、上記ステップ5b2において、マスター認証データとマスター照合データとの一致を確認しない内に、上記ステップ3aの出力制限タイマーt(図6参照)が所定時間を経過した場合には、照合データ消去ルーチンの途中であっても、上記ステップ6b又は7b(図6参照)へ処理を移行するようにしてもよい。
略同様にして、上記ステップ5b3において、照合データの指定を確認しない内に、上記ステップ3aの出力制限タイマーt(図6参照)が所定時間を経過した場合には、照合データ消去ルーチンの途中であっても、上記ステップ6a又は7a(図6参照)へ処理を移行するようにしてもよい。
また、照合データ消去ルーチンの適宜箇所に、図示以外の別のタイマーを設け、該タイマーの設定時間内に、マスター認証データの入力確認(ステップ5b1)、マスター認証データとマスター照合データとの一致確認(ステップ5b2)、または照合データの指定確認(ステップ5b3)が行われなかった場合に、照合データ消去ルーチンの途中であっても、上記ステップ6a又は7a(図6参照)へ処理を移行するようにしてもよい。
また、上記構成によれば、マイコン21から出力される開放指令、閉鎖指令、停止指令の内のすべてを、登録操作中又は消去操作中に出力不能にしているが、他の好ましい態様としては、これら指令の内、開放指令及び/又は停止指令を登録操作中又は消去操作中に出力可能にするとともに、残りの指令を登録操作中又は消去操作中に出力不能にしてもよい。
この構成によれば、登録操作や消去操作の最中であっても、万が一閉鎖動作してしまった開閉体a1を開放または停止することができ、シャッター装置Aの安全性を向上することができる。
また、照合データを指定する手段の他例としては、前記以外の操作手段(例えば、カーソルキー等の選択操作スイッチ)を設け、該操作手段によって消去対象である照合データが指定されるようにしてもよい。
また、この照合データを指定する手段の他例としては、操作スイッチ11aに対する特定の操作により照合データが指定されるようにすることも可能である。
更に、照合データを指定する手段の他例としては、消去対象である照合データと同一のデータの入力により指定される構成としてもよいし、消去対象である照合データに対応する符号や、符号番号等の入力により指定される構成としてもよい。
なお、この照合データの指定は、マスター認証データとマスター照合データとの一致を確認した後に行われてもよいし、マスター認証データとマスター照合データとの一致を確認する前に行われ、その一致を確認した後に無効状態から有効状態にされるようにしてもよい。
また、上記構成によれば、防犯性の好ましい態様として、外部から入力されるマスター認証データと、予め記憶されたマスター照合データとが一致したことを条件に、新たな照合データの登録操作、及び記憶済みの照合データの消去操作が行われるようにしているが、これら登録操作と消去操作との内の何れか一方のみを、前記条件に応じて行えるようにしたり、登録操作と消去操作との内の一方または双方を前記条件なしに行えるようにしたり等することも可能である。
また、上記構成によれば登録操作と消去操作とで共通のマスター照合データが用いられるようにしているが、登録操作用のマスター照合データと消去操作用のマスター照合データとを異なるデータとすることも可能である。
次に、図8及び図9に示す制御指令出力ルーチンについて説明する。
上述した図6に示すフローチャートにおいて通常モードとなった場合、動作モードスイッチ27への押し操作により選択された所定のモード番号の動作モード手段が実行される。
すなわち、制御部20は、前記所定のモード番号を表示装置28に表示するとともに、そのモード番号に対応するプログラムである動作モード手段をマイコン21の記憶装置から呼び出し、該動作モード手段に基づき、外部からの入力信号を受付け、その受付けた入力信号に応じて、所定の制御指令を出力する。
例えば、モード番号0の動作モード手段が選択された場合には、図8に示すように、ステップ11により、ICタグ14により入力された認証データとマイコン21の記憶装置内の照合データとが一致するか否かが判断され、一致する場合には次のステップ12へ処理を移行し、そうでない場合には、当該ステップ11による処理が繰り返される。
次のステップ12では、停止リレー25bが所定時間(例えば0.5秒間)励磁されることにより、制御部20からシャッター制御盤a32へ前記所定時間の停止指令が出力される。
そして、シャッター制御盤a32は、停止リレー25bによる前記所定時間の接点信号が入力されると、開閉体a1が開閉動作中である場合にその開閉体a1を停止し、開閉体a1が停止中である場合にはその開閉体a1の停止状態を継続する。
次のステップ13では、操作有効時間タイマーTが0秒にリセットされスタートする。
そして、ステップ14aでは、開放スイッチ11a1に対する操作により開放信号があるか否かを判断し、開放信号がある場合には次のステップ15aへ処理を移行し、そうでない場合にはステップ14bへ処理を移行する。
ステップ15aでは、開放リレー25aが所定時間(例えば0.5秒間)励磁されることにより、制御部20からシャッター制御盤a32へ前記所定時間の開放指令が出力され、次のステップ16へ処理を移行する。
ステップ14bでは、閉鎖スイッチ11a3に対する操作により開放信号があるか否かを判断し、開放信号がある場合には次のステップ15bへ処理を移行し、そうでない場合にはステップ14cへ処理を移行する。
ステップ15bでは、閉鎖リレー25cが所定時間(例えば0.5秒間)励磁されることにより、制御部20からシャッター制御盤a32へ前記所定時間の閉鎖指令が出力され、次のステップ16へ処理を移行する。
また、ステップ14cでは、操作有効時間タイマーTによるカウントが所定時間(例えば10秒)を経過したか否かが判断され、経過した場合には次のステップ16へ処理を移行し、そうでない場合には上記ステップ14aへ処理を戻す。
そして、ステップ16では、上述したステップ1aへ処理を戻す。
すなわち、上記したモード番号0の動作モード手段によれば、認証データと照合データとが一致したことを条件に、一旦停止指令が出力され、その停止指令の出力の後、所定時間の間、開放スイッチ11a1または閉鎖スイッチ11a3による操作が可能にされる。
なお、上記モード番号0の動作手段では、上述した処理中において常時、停止スイッチ11a2による操作があれば、停止指令が出力されるようになっている。
次に、モード番号1の動作モード手段が選択された場合には、図9に示すように、ICタグ14により入力された認証データとマイコン21の記憶装置内の照合データとの照合が行われ(ステップ31)、双方のデータが一致したことを条件に、照合無効時間タイマーT’が0秒にリセットされスタートする(ステップ32)。
そして、制御部20は、上記ステップ31において認証データと照合データとが一致した回数、換言すれば上記ステップ31から上記ステップ32へ処理を移行した回数(以降、「照合回数」と称する。)に応じて、所定の処理を行う。
詳細に説明すれば、ステップ33aでは、前記照合回数が{1+(n−1)×4}(n=1,2,3・・・)の数列式で表される場合、すなわち、照合回数が1回目、5回目、・・・{1+(n−1)×4}回目の場合には、次のステップ34aで所定時間(例えば0.5秒間)開放指令を出力し、そうでない場合には、ステップ33bへ処理を移行する。
また、ステップ33bでは、前記照合回数が2回目、6回目、・・・{2+(n−1)×4}回目の場合に、次のステップ34bで所定時間(例えば0.5秒間)停止指令を出力し、そうでない場合には、ステップ33cへ処理を移行する。
また、ステップ33cでは、前記照合回数が3回目、7回目、・・・{3+(n−1)×4}回目の場合に、次のステップ34cで所定時間(例えば0.5秒間)閉鎖指令を出力し、そうでない場合には、ステップ33dへ処理を移行する。
また、ステップ33dでは、前記照合回数が4回目、8回目、・・・{4+(n−1)×4}回目の場合に、次のステップ34dで所定時間(例えば0.5秒間)停止指令を出力し、そうでない場合には、ステップ35へ処理を移行する。
上記ステップ34a,34b,34c,34d,又は33eの後、ステップ35では、上記照合無効時間タイマーT’によるカウントが所定時間以上であるか否かを判断し、所定時間以上である場合にはステップ36へ処理を移行し、そうでない場合には所定時間が経過するまで当該ステップ35による処理を継続する。
そして、ステップ36では、上述したステップ1aへ処理を戻す。
すなわち、モード番号1の動作モード手段によれば、ICタグ14を操作部10にかざす操作が行われ、上記認証データと上記照合データとの一致が確認される毎に、複数種類の制御指令からなる指令サイクル(図示例によれば、開放指令→停止指令→閉鎖指令→停止指令)の内の各制御指令を、順次に出力することになる。
なお、上記実施の形態では、認証データと照合データとが一致したことを条件に、操作スイッチ11a(操作信号入力手段)により入力される操作信号に応じて、制御指令を出力するようにした態様(図8の態様)、および認証データと照合データとが一致したことのみを条件に制御指令が発せられるようにした態様(図9の態様)のみを、動作モード手段の具体例として示しているが、適宜、モード番号の異なる他の態様の動作モード手段を具備することが可能である。
よって、上記構成によれば、登録モード又は消去モードの最中には、登録操作または消去操作が完了するまでは通常モードとならないため、仮に動作モードスイッチ27が押されたとしても、通常モードに移行することはない(図6及び図7参照)。すなわち、登録操作または消去操作の最中は、動作モードの変更を不能な状態に制限することができる。
また、上記構成によれば、登録モード又は消去モードの最中には、登録操作または消去操作が完了するまでは、マスター認証データとマスター照合データとの照合は行うが、認証データと照合データとの照合は行われないようにしている(図6及び図7参照)。したがって、登録操作または消去操作の最中は、仮に、認証データが入力され、その認証データがマスター照合データに一致したとしても、照合NGとすることができる。
また、上記構成によれば、登録モード又は消去モードにて登録操作又は消去操作が完了した後には、登録モード又は消去モードが自動的に解除されるとともに、制御指令の制限(制御指令を出力不能にしている状態)も解除される(図6参照)。
なお、上記構成によれば、ステップ6aにて出力制限タイマーtが所定時間以上とならない場合には、次のステップ7aへ処理が移行しないようにしているが、処理時間を短縮化するために、照合データ登録ルーチン(ステップ5a)を完了したことを条件に、出力制限タイマーtが所定時間以上とならなくても処理を次のステップ7aへ移行させ、登録モード状態および制御指令の制限状態等を解除するようにしてもよい。
同様にして、上記構成によれば、ステップ6bにて出力制限タイマーtが所定時間以上とならない場合には、次のステップ7bへ処理が移行しないようにしているが、処理時間を短縮するために、照合データ消去ルーチン(ステップ5b)を完了したことを条件に、出力制限タイマーtが所定時間以上とならなくても処理を次のステップ7bへ移行させ、消去モード状態および制御指令の制限状態等を解除するようにしてもよい。
また、上記構成によれば、登録操作又は消去操作が完了して制御指令の制限が解除された後は、登録スイッチ23がONにされず且つ消去スイッチ24もONにされない場合に、通常モードに移行して、認証データの照合が行われるようにしているが、他例としては、登録操作や消去操作を行う操作者等が正当な使用者である場合が多いため、登録操作又は消去操作が完了して制御指令の制限が解除された後は、所定時間内であれば、認証データの照合結果に拘わらずに、操作スイッチ11aの操作を有効にして、利便性を向上させてもよい。
次に、上記開閉装置制御システム1において、登録スイッチ23、消去スイッチ24等が選択的に押された際の処理の他例について、図10に示すフローチャートに沿って詳細に説明する。
図10に示すフローチャートは、上述した図6に示すフローチャートに対し、ステップ7a及び7bを加えた構成としてある。
このフローチャートでは、ステップ6aで出力制限タイマーtによるカウントが所定時間を経過していないと判断された場合には、ステップ8aへ処理が移行する。
そして、ステップ8aでは、操作スイッチ11aによる操作信号が有効にされ、ステップ5aへ処理が戻される。
また、同様にして、ステップ6bで出力制限タイマーtによるカウントが所定時間を経過していないと判断された場合には、ステップ8bへ処理が移行する。
そして、ステップ8bでは、操作スイッチ11aによる操作信号が有効にされ、ステップ5bへ処理が戻される。
このフローチャートによれば、登録スイッチ23による登録操作、又は消去スイッチ24による消去操作中には、認証データと照合データとが一致したか否かに拘わらずに、操作スイッチ11aの操作信号に応じた制御指令のみが出力可能になる。
すなわち、操作スイッチ11aによる操作のみが可能となり、ICタグ14をICタグリーダー10aにかざすことによる操作や、図示しないリモコン等による操作等は無効となる。
なお、上記実施の形態によれば、登録モードや消去モードにするために登録スイッチ23や消去スイッチ24が操作されるように構成してあるが、他例としては、特定のマスター認証データの入力があった場合に、登録モードや消去モード等のモード指定がされる構成としてもよい。
また、上記実施の形態によれば、登録モードにするために登録スイッチ23が操作されるように構成してあるが、他例としては、照合データ記憶手段に認証データが全く記憶されていない場合には、登録スイッチ23の操作に拘らずに自働的に登録モードとなり、制御指令が制限されるようにしてもよい。
更に、他例としては、照合データ記憶手段に認証データが全く記憶されていない場合には、制御指令が制限されないようにすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、登録モードの場合と消去モードの場合とで同様にして制御指令を制限するようにしているが(ステップ4a,4b参照)、その制限される制御指令は、登録モードの場合と消去モードの場合とで、同一の指令としてもよいし、異なる指令としてもよい。
また、上記実施の形態によれば、制御指令の制限の一例として、制御指令を出力不能にしているが(ステップ4a,4b参照)、他例としては、シャッター装置Aにおける電動駆動源a31への電源供給を遮断する制御指令を出力するようにすることも可能である。
また、上記実施の形態に付加される機能として、登録モード及び/又は消去モードの最中に、停止指令又は開放指令を所定時間(例えば0.5秒)出力するようにしてもよい。
この態様では、例えば、登録スイッチ23や消去スイッチ24による登録操作又は消去操作の開始直後に、前記停止指令又は開放指令が前記所定時間出力されるようにすればよい。この構成によれば、登録操作又は消去操作の開始直後に、開閉装置の開閉体を停止又は開放できるため、開閉装置の安全性を向上することができる。
また、この態様においては、マスター認証データとマスター照合データとが一致した場合、あるいは認証データと照合データとが一致した場合に、前記停止指令又は開放指令が所定時間出力されるようにしてもよいし、開閉装置の安全性を向上させるために、前記一致に拘らずに、前記停止指令又は開放指令が所定時間出力されるようにしてもよい。
また、この態様において、制御指令を一時的に出力不能にするなど制限した後に、停止指令又は開放指令を所定時間(例えば0.5秒)出力するようにすることも可能である。
また、上記実施の形態に付加される機能として、登録モード及び/又は消去モードの最中に、停止指令を出力し続けるようにしてもよい。
すなわち、一般的な開閉装置の制御回路では、閉鎖指令や開放指令よりも、開停止指令を優先させるようにしている。
したがって、このような開閉装置において、停止指令が入力され続けた場合には、その停止指令の入力中に閉鎖指令や開放指令が入力されたとしても、停止指令が優先するため、開閉体を停止状態に維持することができる。また、登録モードや消去モードとなる時点で開閉体が動作していても、その開閉体を停止させることができる。
また、上記実施の形態に付加される機能として、開閉装置Aにおける開閉体a1の動作状況を示す信号を制御部20に入力するようにし、該信号によって登録操作又は消去操作の前に開閉体a1が動作していることを確認した場合には、登録操作及び/又は消去操作が行われないようにすることも可能である。
また、上記実施の形態に付加される機能として、登録スイッチ23と消去スイッチ24が略同時に押される等の特定の操作が行われた場合に、登録処理と消去処理を略同時に行うような処理(例えば、照合データ記憶手段に記憶された照合データを全消去し、その直後に入力された新たな照合データが登録されるようにした処理等)が行われるようにしてもよい。
本発明に係わる開閉装置制御システムの一例、及び該制御システムの制御対象であるシャッター装置を示す概略構成図である。 同開閉装置制御システムの操作部の一例を示す正面図であり、(a)は蓋部材を閉鎖した状態を示し、(b)は蓋部材を開放した状態を示す。 同開閉装置制御システムの制御部を示す正面図である。 同開閉装置制御システムのブロック図である。 同開閉装置制御システムの制御部におけるリレー回路の電気回路図である。 同開閉装置制御システムによる処理の一例を示すフローチャートである。 (a)は照合データ登録ルーチンの一例を示すフローチャートであり、(b)は照合データ消去ルーチンの一例を示すフローチャートである。 制御指令出力ルーチンの一例を示すフローチャートである。 制御指令出力ルーチンの他例を示すフローチャートである。 本発明に係わる開閉装置制御システムによる処理の他例を示すフローチャートである。
符号の説明
1:開閉装置制御システム
10:操作部
10a:ICタグリーダー
11a:操作スイッチ
11a1:開放スイッチ
11a2:停止スイッチ
11a3:閉鎖スイッチ
14:ICタグ
20:制御部
A:シャッター装置
a1:開閉体

Claims (8)

  1. 外部から入力される認証データと照合データ記憶手段に予め記憶される照合データとを照合させ、その照合結果に応じて、開閉装置を制御動作させるための制御指令の出力が可能となるようにした開閉装置制御システムにおいて、
    前記照合データ記憶手段に対する前記照合データの登録操作中又は消去操作中に、開閉装置の特定の制御動作が行われないように、前記制御指令を制限したことを特徴とする開閉装置制御システム。
  2. 上記制御指令には、開閉装置の開閉体を開放動作させるための開放指令、及び同開閉体を閉鎖動作させるための閉鎖指令が含まれ、
    これら開放指令及び閉鎖指令を、上記登録操作中又は上記消去操作中に制限したことを特徴とする請求項1記載の開閉装置制御システム。
  3. 上記制御指令には、開閉装置の開閉体を開放動作させるための開放指令、同開閉体を閉鎖動作させるための閉鎖指令、同開閉体を停止するための停止指令が含まれ、
    これら指令の内、開放指令及び/又は停止指令を上記登録操作中又は上記消去操作中に出力可能にするとともに、残りの指令を上記登録操作中又は上記消去操作中に出力不能にしたことを特徴とする請求項1記載の開閉装置制御システム。
  4. 上記制御指令には、開閉装置の開閉体を停止するための停止指令が含まれ、
    少なくとも前記停止指令を、上記登録操作中又は上記消去操作中に出力し続けるようにしたことを特徴とする請求項1記載の開閉装置制御システム。
  5. 上記認証データと上記照合データとが一致したことを条件に、上記制御指令を出力するようにした開閉装置制御システムであって、
    その制御指令の出力が、上記登録操作中又は上記消去操作中に制限されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の開閉装置制御システム。
  6. 上記認証データを入力するための手段以外の手段として、開閉装置を操作するための操作信号の入力を可能にする操作信号入力手段を備え、
    上記認証データと上記照合データとが一致したことを条件に、前記操作信号入力手段により入力される操作信号に応じて、上記制御指令を出力するようにした開閉装置制御システムであって、
    上記登録操作中又は上記消去操作中には、上記認証データと上記照合データとが一致したか否かに拘わらずに、前記操作信号入力手段の操作信号に応じた制御指令のみを出力可能にしたことを特徴とする請求項5記載の開閉装置制御システム。
  7. 登録スイッチ及び消去スイッチを備えた開閉装置制御システムであって、
    登録スイッチ又は消去スイッチが操作されたことを条件に、所定時間上記制御指令の出力を制限し、その所定時間の経過後に前記制限を解除するようにしたことを特徴とする請求項1乃至6何れか1項記載の開閉装置制御システム。
  8. 外部から入力されるマスター認証データと、予め記憶されたマスター照合データとが一致したことを条件に、新たな照合データの登録操作、及び/又は記憶済みの照合データの消去操作が、可能となるようにしたことを特徴とする請求項1乃至7何れか1項記載の開閉装置制御システム。
JP2005359766A 2005-12-14 2005-12-14 開閉装置制御システム Active JP4979932B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005359766A JP4979932B2 (ja) 2005-12-14 2005-12-14 開閉装置制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005359766A JP4979932B2 (ja) 2005-12-14 2005-12-14 開閉装置制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007162327A true JP2007162327A (ja) 2007-06-28
JP4979932B2 JP4979932B2 (ja) 2012-07-18

Family

ID=38245556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005359766A Active JP4979932B2 (ja) 2005-12-14 2005-12-14 開閉装置制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4979932B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013136497A1 (ja) * 2012-03-15 2013-09-19 株式会社日立システムズ Icタグを用いた制御機器用の操作状態検出装置、回転スイッチ機構、及び検出アダプター
JP2017150262A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 文化シヤッター株式会社 開閉装置制御システム
JP2020007764A (ja) * 2018-07-06 2020-01-16 文化シヤッター株式会社 開閉装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10285667A (ja) * 1997-04-09 1998-10-23 Haaamonii:Kk 遠隔操作装置
JPH11131951A (ja) * 1997-10-29 1999-05-18 Bunka Shutter Co Ltd 開閉体用操作制御装置
JPH11315683A (ja) * 1998-05-01 1999-11-16 Toyo Shutter Co Ltd 無線制御シャッターにおける無線送信機のidコード登録方法および抹消方法
JP2001311361A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Sanwa Shutter Corp 電動シャッターの駆動制御装置
JP2002188363A (ja) * 2000-12-22 2002-07-05 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置の通信システム及び開閉体側通信装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10285667A (ja) * 1997-04-09 1998-10-23 Haaamonii:Kk 遠隔操作装置
JPH11131951A (ja) * 1997-10-29 1999-05-18 Bunka Shutter Co Ltd 開閉体用操作制御装置
JPH11315683A (ja) * 1998-05-01 1999-11-16 Toyo Shutter Co Ltd 無線制御シャッターにおける無線送信機のidコード登録方法および抹消方法
JP2001311361A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Sanwa Shutter Corp 電動シャッターの駆動制御装置
JP2002188363A (ja) * 2000-12-22 2002-07-05 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置の通信システム及び開閉体側通信装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013136497A1 (ja) * 2012-03-15 2013-09-19 株式会社日立システムズ Icタグを用いた制御機器用の操作状態検出装置、回転スイッチ機構、及び検出アダプター
JP5340492B1 (ja) * 2012-03-15 2013-11-13 株式会社日立システムズ Icタグを用いた制御機器用の操作状態検出装置、回転スイッチ機構、及び検出アダプター
CN103430409A (zh) * 2012-03-15 2013-12-04 株式会社日立系统 使用了ic标签的控制机器用的操作状态检测装置、旋转开关机构以及检测适配器
JP2017150262A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 文化シヤッター株式会社 開閉装置制御システム
JP2020007764A (ja) * 2018-07-06 2020-01-16 文化シヤッター株式会社 開閉装置
JP7098447B2 (ja) 2018-07-06 2022-07-11 文化シヤッター株式会社 開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4979932B2 (ja) 2012-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4824480B2 (ja) シャッター装置制御システム
JP5642797B2 (ja) エレベータの運転装置
JP2004515947A (ja) 遠隔制御装置および遠隔制御装置を設定する方法
JP4979932B2 (ja) 開閉装置制御システム
JP4969914B2 (ja) 開閉装置制御システム
JP4474147B2 (ja) 入退室管理方法、入退室管理システムおよび読取書込装置
JP2005220601A (ja) 駐車場における車両入出庫システム
JP7097045B2 (ja) 機械式駐車装置
JP4704840B2 (ja) 開閉装置制御システム
JP4800707B2 (ja) 開閉装置制御システム
JP4704839B2 (ja) 開閉装置制御システム
JP6079533B2 (ja) 入退室管理システム
JP2006195653A (ja) 自動改札機
JP5289802B2 (ja) 電気錠システム
JP2007046290A (ja) 開閉装置
JP2010134799A (ja) 改札機、発券機、駅務システム、及び改札方法
KR20110047773A (ko) 출입문 도어락 개폐 시스템
JP2020076261A (ja) 住宅
JP2002227479A (ja) 施錠/解錠システム及び施錠/解錠方法
JP2009084837A (ja) ロッカー装置及びロッカーシステム
JP4488495B2 (ja) 入退室管理システム
JP2005076383A (ja) 開閉装置の制御システム
JP4519590B2 (ja) 金庫システム及び認証キー
JP4884935B2 (ja) 電気錠システム
JP5722751B2 (ja) 通行管理装置およびカードリーダ確認方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081202

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20081202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120417

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120418

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4979932

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250