JP4884935B2 - 電気錠システム - Google Patents

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本発明は、利用者が所持する利用者用カードを利用して、システム仕様の変更や使用するソフトウェアの変更などに伴う処理プログラムの変更・更新を簡単に行うことができる電気錠システムに関するものである。
カード式電気錠は、例えばホテルやオフィスビル等の商業施設や公共施設の入出口、集合住宅や一般住宅のエントランスや玄関等の様々な場所において従来から幅広く普及している。この種のカード式電気錠は、各所の電気錠毎に予め割り当てられた特定の暗号や施解錠情報等の各種データが記憶されたカードを用い、このカードに記憶されている各種データ(例えば特定の暗号による施解錠データ)を読み取り、読み取った各種データを予め登録された情報と照合して正当性を判別し、正常に認証した場合のみ、そのときの錠前の施解錠状態や扉の開閉状態に応じて錠前の施解錠制御を行うものである。
このようなカード式電気錠は、ピッキング等の不正な施解錠行為を防止し、且つ、鍵の複製が非常に困難なため、セキュリティー面において信頼されている。また、各カード毎の各種データをホストコンピューターで管理しているため、データ破損等の心配がなく、カードを紛失した場合においてもカードを再発行することが可能である。このようなカード式電気錠を用いたシステムとしては、例えば下記特許文献1に開示される出入管理システムが知られている。
特開2001−241226号公報
ところで、上述したカード式電気錠を例えばマンション等の集合住宅に採用し、同じ処理プログラムに従って錠前の施解錠を制御するマイコン内蔵の電気錠を各住戸(専有部)毎に設けた電気錠システムの提案がなされている。この種の電気錠システムでは、システム仕様の変更や使用するソフトウェアの変更に伴って各住戸の電気錠の処理プログラムを変更・更新したい場合、サービスマンが各住戸毎に直接アポを取り、各住戸まで出向いて電気錠のプログラム変更作業を行っていた。
しかしながら、上述した従来の方法では、住戸の戸数が多いマンションなどの場合、各住戸毎のプログラム変更作業を各住戸毎に行わなければならず、気が遠くなる作業となり、作業者にかかる負担が大きいという課題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、システム仕様の変更や使用するソフトウェアの変更などに伴う処理プログラムの変更・更新を簡単に行うことができる電気錠システムを提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するために、請求項1に記載された電気錠システムは、錠前の施解錠を許容する利用者が所持する利用者用カードに記憶された認証情報の正当性を判別し、正常に認証したときのみ錠前を施解錠する電気錠として、建物の各戸別毎に配設された戸別側カード式電気錠と、前記建物の共用部に配設された共用部側カード式電気錠とを備えた電気錠システムにおいて、
前記共用部側カード式電気錠は、前記戸別側カード式電気錠に必要な更新プログラムを記憶し、前記利用者用カードから認証情報を読み取って正常に認証したときに、当該利用者用カードに前記更新プログラムを書き込む機能を有し、
前記戸別側カード式電気錠は、前記利用者用カードから認証情報を読み取って正常に認証したときに、前記共用部側カード式電気錠の施解錠時に当該利用者用カードに記憶された前記更新プログラムに基づいて処理プログラムを変更・更新する機能を有することを特徴とする。
請求項2に記載された電気錠システムは、錠前の施解錠を許容する利用者が所持する利用者用カードに記憶された認証情報の正当性を判別し、正常に認証したときのみ錠前を施解錠する電気錠として、建物の各戸別毎に配設された戸別側カード式電気錠と、前記建物の共用部に配設された共用部側カード式電気錠とを備え、さらに前記戸別側カード式電気錠にホームサーバを介して室内デバイスが必要に応じてネットワーク接続された電気錠システムにおいて、
前記共用部側カード式電気錠は、前記戸別側カード式電気錠及び前記室内デバイスに必要な更新プログラムを記憶し、前記利用者用カードから認証情報を読み取って正常に認証したときに、当該利用者用カードに前記更新プログラムを書き込む機能を有し、
前記戸別側カード式電気錠は、前記利用者用カードから認証情報を読み取って正常に認証したときに、前記共用部側カード式電気錠の施解錠時に当該利用者用カードに記憶された前記更新プログラムに基づいて処理プログラムを変更・更新する機能を有し、
前記室内デバイスは、対応する前記戸別側カード式電気錠の施解錠時に前記ホームサーバを介して転送される前記更新プログラムに基づいて処理プログラムを変更・更新する機能を有することを特徴とする。
本発明の電気錠システムによれば、システム仕様の変更や使用するソフトウェアの変更などに伴って電気錠や室内デバイスの処理プログラムの変更・更新を行う場合、メーカーの作業者が共用部側電気錠に予め必要な更新プログラムを記憶させておけば、共用部側電気錠の解錠(又は施錠)操作時に利用者用カードに更新プログラムを記憶させ、利用者用カードを媒体として利用者に更新プログラムを運ばせ、戸別側電気錠の解錠(又は施錠)操作時に戸別側電気錠や室内デバイスの処理プログラムを簡単に変更・更新することができる。これにより、メーカーの作業者も利用者も煩わしい作業が全て無くなり、しかも早く作業を完了させることが可能になる。
以下、本発明の最良の形態について、添付した図面を参照しながらそれぞれ詳細に説明する。図1は本発明に係る電気錠システムのブロック構成図、図2は同電気錠システムにおいてカード式電気錠や室内デバイスの処理プログラムを変更・更新する場合の処理手順を示す説明図である。以下では、本発明に係る電気錠システムを集合住宅に採用した場合を例にとって説明するが、集合住宅のみ限定されるものではなく、共用部と各戸別の専有部(例えばテナントなど)とにカード式電気錠を用いた建物に本発明に係る電気錠システムを採用することができる。
図1に示すように、本例の電気錠システム1は、例えばエントランスや駐車場などの集合住宅の共用部に配設された共用部側カード式電気錠(以下、共用部側電気錠と言う)2と、集合住宅の各住戸毎に配設される戸別側カード式電気錠(以下、戸別側電気錠と言う)3とを少なくとも備えて構成される。これら共用部側電気錠2や戸別側電気錠3は、利用者が所持する利用者用カード4の認証情報に基づいて各々独立して錠前の施錠制御が行われる。また、各住戸の戸別側電気錠3には、その住戸内の例えばエアコンなどの室内デバイス5を集中管理・制御するホームサーバ6が必要に応じてネットワーク接続されるようになっている。
そして、本例の電気錠システム1において、共用部側電気錠2は、戸別側電気錠3(室内デバイス5を含む場合もある)に必要な更新プログラムを記憶し、利用者用カード4から認証情報を読み取って正常に認証したときに、その利用者用カード4に更新プログラムを書き込む機能を有している。また、戸別側電気錠3は、利用者用カード4から認証情報を読み取って正常に認証したときに、共用部側電気錠2の施解錠時に利用者用カード4に記憶された更新プログラムに基づいて処理プログラムを変更・更新する機能を有している。さらに、室内デバイス5は、対応する戸別側電気錠3の施解錠時にホームサーバ6を介して転送される更新プログラムに基づいて処理プログラムを変更・更新する機能を有している。
本例で使用する利用者用カード4は、集合住宅への入室を許可された入居者が利用するカードであり、例えば磁気カード、ICカード、非接触ICチップ内蔵カードなどで構成される。この利用者用カード4は、錠前の施解錠に必要なカード種別やカードID等の認証情報を記憶するための記憶領域4aを有している。また、この記憶領域4aには、共用部側電気錠2のシステム変更や更新に必要な更新プログラムの他、利用者用カード4を用いて共用部側電気錠2を解錠した際に、戸別側電気錠3(各住戸毎の室内デバイス5も含む)のシステムの変更や更新に必要な更新プログラムが記憶されるようになっている。
次に、本例のカードロックシステム1の各部の構成について、図1及び図2を参照しながら詳細に説明する。
まず、共用部側電気錠2は、図2に示すような例えばエントランスや駐車場などの集合住宅の共用部7に配設され、共用部側施解錠制御部21、共用部側駆動機構22、共用部側電源部23を備えて構成される。
また、共用部側施解錠制御部21は、図1に示すように、共用部側カード情報読書手段21a、共用部側制御手段21b、共用部側記憶手段21cを備えている。
共用部側カード情報読書手段21aは、利用者用カード4の記憶領域4aに記憶された認証情報を読み取る読取手段と、利用者用カード4の記憶領域4aに更新プログラムを書き込む書込手段の両方の機能を備えたカードリーダ/ライタで構成される。
さらに説明すると、共用部側カード情報読書手段21aは、錠前の解錠(施錠)時において、利用者用カード4の記憶領域4aに記憶された認証情報(カード種別やカードIDなどの錠前の施解錠に必要な情報)を読み取り、この読み取った認証情報を共用部側制御手段21bに出力している。また、共用部側カード情報読書手段21aは、利用者用カード4からのカード情報を共用部側制御手段21bが正常認証して錠前の解錠(施錠)が行われたときに、その利用者用カード4の記憶領域4aに対し、戸別側電気錠3(各住戸毎の室内デバイス5も含む)のシステムの変更や更新に必要な更新プログラムを書き込んでいる。
共用部側制御手段21bは、例えばCPUなどのマイクロコンピュータなどで構成され、錠前の解錠(施錠)時において、共用部側記憶手段21cに記憶された処理プログラムに基づき、共用部側カード情報読書手段21aが読み取った認証情報と、共用部側記憶手段21cに予め登録された施解錠情報とを照合してその正当性を判別し、正常に認証したときのみ錠前を施解錠制御している。また、共用部側制御手段21bは、利用者用カード4の認証情報を正常認証して錠前の施解錠制御を行ったときに、その利用者用カード4の記憶領域4aに対し、共用部側記憶手段21cに予め記憶された更新プログラムを書き込むべく共用部側カード情報読書手段21aを制御している。また、共用部側制御手段21bは、利用者用カード4の認証情報を正常認証したときに、その利用者用カード4の記憶領域4aに記憶された更新プログラムを共用部側記憶手段21cにダウンロードして記憶し、この記憶した更新プログラムに基づいて共用部側電気錠2の処理プログラムを変更・更新している。さらに、共用部側制御手段21bは、錠前の施解錠に関する施解錠情報の入出力制御の他、錠前の施解錠時に共用部側駆動機構22を駆動させるための駆動制御信号の出力、共用部側電源部23から共用部側駆動機構22への電源供給の制御、錠前からモニタ情報として入力される状態信号(例えば、扉の開閉状態信号、錠前の施解錠状態信号)の判別処理などを行っている。
共用部側記憶手段21cは、例えば磁気的、光学的記憶媒体若しくはROM、RAMなどの半導体メモリで構成される。この共用部側記憶手段21cは、共用部側制御手段21bが錠前の施解錠制御時に実行する共用部側電気錠2の仕様に応じた処理プログラムを記憶する他、共用部側電気錠2を構成している各機器の機器情報、モニタ情報としての状態信号(扉の開閉状態信号や錠前の施解錠状態信号)などの施解錠制御に関する各種データを記憶している。また、共用部側記憶手段21cは、共用部側電気錠2の施解錠制御に関する処理プログラムの他、システム仕様の変更や使用するソフトウェアの変更に伴って戸別側電気錠3や室内デバイス5の処理プログラムを変更・更新する際に必要な更新プログラムを記憶している。
共用部側駆動機構22は、例えばモータやソレノイドなどの駆動装置と錠前で構成され、共用部側電気錠制御手段21bから入力される駆動制御信号により錠前を解錠(または施錠)するべく駆動し、扉枠の係止穴に対してデッドボルトを突出(施錠時)又は引き込む(解錠時)ことにより錠前が施解錠される。
共用部側電源部23は、例えば商用電源(AC100V)としての外部電源や着脱交換可能な電池で構成され、共用部側電気錠2を構成する各部に必要な駆動電源を供給している。
次に、戸別側電気錠3は、図2に示すような各住戸別の玄関扉8に配設され、戸別側施解錠制御部31、戸別側駆動機構32、戸別側電源部33を備えて構成される。
また、戸別側施解錠制御部31は、図1に示すように、戸別側カード情報読書手段31a、戸別側制御手段31b、戸別側記憶手段31cを備えている。
戸別側カード情報読書手段31aは、錠前の解錠(施錠)時において、利用者用カード4の記憶領域4aに記憶されたカード情報(認証情報、更新プログラム)を読み取り、読み取ったカード情報を戸別側制御手段11bに出力する機能を少なくとも有するカードリーダ/ライタで構成される。
戸別側制御手段31bは、例えばCPUなどのマイクロコンピュータなどで構成され、錠前の解錠(施錠)時において、戸別側記憶手段31cに記憶された処理プログラムに基づき、戸別側カード情報読書手段31aが読み取った認証情報と、戸別側記憶手段31cに予め登録された施解錠情報とを照合してその正当性を判別し、正常に認証したときのみ錠前を施解錠制御している。また、戸別側制御手段31bは、利用者用カード4の認証情報を正常認証したときに、その利用者用カード4の記憶領域4aに記憶された更新プログラムを戸別側記憶手段31cにダウンロードして記憶し、この記憶した更新プログラムに基づいて戸別側電気錠3の処理プログラムを変更・更新している。さらに、戸別側制御手段31bは、錠前の施解錠に関する施解錠情報の入出力制御の他、錠前の施解錠時に戸別側駆動機構32を駆動するための駆動制御信号の出力、戸別側電源部33から戸別側駆動機構32への電源供給の制御、錠前からモニタ情報として入力される状態信号(例えば、扉の開閉状態信号、錠前の施解錠状態信号)の判別処理などを行っている。
戸別側記憶手段31cは、例えば磁気的、光学的記憶媒体若しくはROM、RAMなどの半導体メモリで構成される。この戸別側記憶手段31cは、戸別側制御手段31bが錠前の施解錠制御時に実行する戸別側電気錠3の仕様に応じた各住戸で同一の処理プログラムの他、戸別側電気錠3を構成している各機器の機器情報、正常認証時の利用者用カード4の記憶領域4aからダウンロードした更新プログラム、モニタ情報としての状態信号(扉の開閉状態信号や錠前の施解錠状態信号)などの施解錠制御に関する各種データを記憶している。
戸別側駆動機構32は、例えばモータやソレノイドなどの駆動装置と錠前で構成され、戸別側制御手段31bから入力される駆動制御信号により錠前を解錠(または施錠)するべく駆動し、扉枠の係止穴に対してデッドボルトを突出(施錠時)又は引き込む(解錠時)ことにより錠前が施解錠される。
戸別側電源部33は、例えば商用電源(AC100V)である外部電源で構成され、通電金具を介して戸別側電気錠3を構成する各部に必要な駆動電源を供給している。また、戸別側電源部33は、錠前やエスカチオン(化粧板)の内部に着脱可能に設けられる電池で構成し、この電池から戸別側電気錠3を構成する各部に駆動電源を供給することもできる。
次に、上記構成によるカードロックシステム1の動作について説明する。本例のシステムが採用されるマンションなどの集合住宅では、住人に対するセキュリティー強化を図るため、各住戸別の玄関扉8に配設される戸別側電気錠3とは別に、共用部7に共用部側電気錠2が配設されている。
そして、システム仕様の変更や使用するソフトウェアの変更に伴って共用部側電気錠2や各住戸の戸別側電気錠3(各住戸の室内デバイス5も含む)の処理プログラムの変更・更新を行う場合には、事前にメーカーの作業者が共用部側電気錠2の共用部側記憶手段21cに必要な更新プログラムを書き込んで記憶させておく(図2の(イ)の状態)。この際、共用部側電気錠2は、共用部側記憶手段21cに書き込まれた更新プログラムによって処理プログラムが変更・更新される。
その後、各住戸の入居者が共用部7から入るために、利用者用カード4を共用部側電気錠2の前でかざすと、利用者用カード4の認証情報が共用部側カード情報読書手段21aによって読み込まれ、読み込まれた認証情報が共用部側制御手段21bに送られる。共用部側制御手段21bでは、共用部側記憶手段21cに記憶された処理プログラムに基づき、利用者用カード4から取得した認証情報と、共用部側記憶手段21cに記憶された施解錠情報とを照合し、利用者用カード4の認証情報を正常認証すると、錠前を解錠するべく共用部側駆動機構22に駆動制御信号が送られる。そして、この錠前の解錠に伴い、利用者用カード4の記憶領域4aに対し、共用部側記憶手段21cに事前に記憶された更新プログラムが共用部側カード情報読書手段21aによって書き込まれる(図2の(ロ)の状態)。
その後、入居者が自分の住戸の錠前を解錠操作するために戸別側電気錠3の前で利用者用カード4をかざすと、利用者用カード4の認証情報と更新プログラムとが共用部側カード情報読書手段31aによって読み込まれ、読み込まれた認証情報と更新プログラムとが戸別側制御手段31bに送られる。戸別側制御手段31bでは、戸別側記憶手段31cに記憶された処理プログラムに基づき、利用者用カード4から取得した認証情報と、戸別側記憶手段31cに記憶された施解錠情報とを照合し、利用者用カード4の認証情報を正常認証すると、錠前を解錠すべく戸別側駆動機構32に駆動制御信号が送られる。そして、戸別側制御手段31bは、この錠前の解錠に伴い、利用者用カード4から取得した更新プログラムを戸別側記憶手段31cにダウンロードして記憶し、この記憶した更新プログラムに従って処理プログラムを変更・更新する(図2の(ハ)の状態)。
また、戸別側電気錠3がホームサーバ6とネットワーク接続されている場合には、利用者用カード4からダウンロードした更新プログラムがホームサーバ6に送られる(図2の(ニ)の状態)。そして、ホームサーバ6は、例えばエアコンなどの室内デバイス5に対し、戸別側電気錠3からの更新プログラムを転送する。室内デバイス5は、ホームサーバ6から転送される更新プログラムをダウンロードして記憶手段5aに記憶し(図2の(ホ)の状態)、この記憶手段5aに記憶した更新プログラムに従って処理プログラムを変更・更新する。
このように、本例の電気錠システム1によれば、システム仕様の変更や使用するソフトウェアの変更などに伴って電気錠や室内デバイスの処理プログラムの変更・更新を行う場合、メーカーの作業者が共用部側電気錠2の共用部側記憶手段21cに予め必要な更新プログラムを記憶させておけば、共用部側電気錠2の解錠(又は施錠)操作時に利用者用カード4に更新プログラムを記憶させ、利用者用カード4を媒体として利用者に更新プログラムを運ばせ、戸別側電気錠3の解錠(又は施錠)操作時に戸別側電気錠3や室内デバイス5の処理プログラムを簡単に変更・更新することができる。これにより、メーカーの作業者は共用部側電気錠のみに必要な更新プログラムを書き込む作業だけで済み、また利用者はカードを電気錠にかざすだけの操作で良く、メーカーの作業者も利用者も煩わしい作業が全て無くなる。しかも、処理プログラムの変更・更新を一連の電気錠の施解錠操作の中で行え、早く作業を完了させることが可能になる。
本発明に係る電気錠システムのブロック構成図である。 本発明に係る電気錠システムにおいてカード式電気錠や室内デバイスの処理プログラムを変更・更新する場合の処理手順を示す説明図である。
符号の説明
1 電気錠システム
2 共用部側電気錠
3 戸別側電気錠
4 利用者用カード
4a 記憶領域
5 室内デバイス
5a 記憶手段
6 ホームサーバ
7 共用部
8 玄関扉
21 共用部側施解錠制御部
21a 共用部側カード情報読書手段
21b 共用部側制御手段
21c 共用部側記憶手段
22 共用部側駆動機構
23 共用部側電源部
31 戸別側施解錠制御部
31a 戸別側カード情報読書手段
31b 戸別側制御手段
31c 戸別側記憶手段
32 戸別側駆動機構
33 戸別側電源部

Claims (2)

  1. 錠前の施解錠を許容する利用者が所持する利用者用カードに記憶された認証情報の正当性を判別し、正常に認証したときのみ錠前を施解錠する電気錠として、建物の各戸別毎に配設された戸別側カード式電気錠と、前記建物の共用部に配設された共用部側カード式電気錠とを備えた電気錠システムにおいて、
    前記共用部側カード式電気錠は、前記戸別側カード式電気錠に必要な更新プログラムを記憶し、前記利用者用カードから認証情報を読み取って正常に認証したときに、当該利用者用カードに前記更新プログラムを書き込む機能を有し、
    前記戸別側カード式電気錠は、前記利用者用カードから認証情報を読み取って正常に認証したときに、前記共用部側カード式電気錠の施解錠時に当該利用者用カードに記憶された前記更新プログラムに基づいて処理プログラムを変更・更新する機能を有することを特徴とする電気錠システム。
  2. 錠前の施解錠を許容する利用者が所持する利用者用カードに記憶された認証情報の正当性を判別し、正常に認証したときのみ錠前を施解錠する電気錠として、建物の各戸別毎に配設された戸別側カード式電気錠と、前記建物の共用部に配設された共用部側カード式電気錠とを備え、さらに前記戸別側カード式電気錠にホームサーバを介して室内デバイスが必要に応じてネットワーク接続された電気錠システムにおいて、
    前記共用部側カード式電気錠は、前記戸別側カード式電気錠及び前記室内デバイスに必要な更新プログラムを記憶し、前記利用者用カードから認証情報を読み取って正常に認証したときに、当該利用者用カードに前記更新プログラムを書き込む機能を有し、
    前記戸別側カード式電気錠は、前記利用者用カードから認証情報を読み取って正常に認証したときに、前記共用部側カード式電気錠の施解錠時に当該利用者用カードに記憶された前記更新プログラムに基づいて処理プログラムを変更・更新する機能を有し、
    前記室内デバイスは、対応する前記戸別側カード式電気錠の施解錠時に前記ホームサーバを介して転送される前記更新プログラムに基づいて処理プログラムを変更・更新する機能を有することを特徴とする電気錠システム。
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