JP2008106509A - ドアキーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 マンションなどの錠前で使う鍵を管理人に依頼することなく住民家族だけで安全に再発行できるドアキーシステムを提供する。
【解決手段】 指紋センサーを持つUSBインターフェースを持つドアの錠前を施解錠するためのUSB鍵において、管理者鍵以外に、この管理者鍵から生成されてから子鍵を生成する機能を持つマスター鍵が存在し、前記ドアにUSB鍵を差し込むためのキー受け部としての穴があり、前記マスター鍵からの二次発行で使うコードを記録するメモリーと、子鍵に対して一次発行されたブランク鍵に対して二次発行するためのアプリケーションを搭載したCPUを備えるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鍵の管理者の手を煩わせることなく安全かつ簡単に扉別にスペアーキーを生成することのできるUSB鍵を使ったドアキーシステムに関する。
最近、一軒家やマンションなどで偽造の鍵が簡単に作られ、その結果屋内に入られるといった外国からの窃盗団などによるマンション、戸建住宅などの玄関扉荒らしが後を絶たない。これに対して、鍵は従来から金物で作られある程度技術を持った人間であれば簡単に複製できるという弊害があった。そのような扉に取り付ける鍵として、従来のメカニカルキーよりもセキュリティーの高い指紋やアイリスなどの生体認証において、高いセキュリティーを特徴とするドアキーシステムが開発されている。
電子錠と該電子錠本体に対して抜き差し可能な電子鍵とで構成する電子錠において、前記電子鍵が有する指紋読取部により読み取った指紋データーとメモリーに登録した指紋データーとが一致したときのみ前記電子錠のクラッチ構造を駆動させ、前記クラッチ構造の接続により電子鍵の旋回運動を、施解錠を行う旋回駆動部に伝動可能とする技術が開示されている。(特許文献1)
また、機械式鍵部に設けられ、外部に対して赤外線を放射する赤外線発光手段と、外部からの操作に応じてトリガー信号を発生する操作手段と、電子鍵データーを保存する電子鍵情報記憶手段と、前記操作手段からのトリガー信号に応答して前記電子鍵情報記憶手段から前記電子鍵データーを読み出し、駆動信号に変換するエンコード手段と、前記エンコード手段により変換された駆動信号に基づいて前記赤外線発光手段を駆動する駆動手段と、これらに電源を供給する電源供給手段とを備えた機械式・赤外線式併用二重電子錠システムについても知られている。(特許文献2)
特開2005−90049号公報 特開2004−218379号公報
特許文献1においては、指紋登録の際に外部コンピュータと電子鍵を接続する必要があり、登録を完了させるためには指紋登録の後に使用者IDおよびオプションパスワードを入力する必要があり、使用者IDとオプションパスワードを忘れると前記電子鍵の登録は出来ない。
特許文献2においては、段落(0047)に『また、利用者自身で電子鍵データーを更新できるようにしておけば、機械式・赤外線式併用二重鍵100を紛失した場合でも、紛失した機械式・赤外線式併用二重鍵100の電子鍵データーを直ちに無効にすることができ、防犯の観点で好ましい。さらに、予備の機械式及び赤外線式併用二重鍵100に対して、更新後の電子鍵データーを反映させることができれば、予備の機械式・赤外線式併用二重鍵100も有効利用できる。』と記載されていて、機械式の部分は従来の機械式鍵と同様に複製できるが、電子鍵の部分の安全かつ簡単な更新方法については何ら具体的な開示が無い。
解決しようとする問題点は、マンションなどの各ドアを施解錠に使う鍵の再発行時に、管理者の手を煩わせることなく簡単かつ安全に子鍵を生成する鍵システムを提供することにあるが、上記の特許文献1、及び特許文献2には記載されていない。
本発明は、上記の課題である、管理者の手を煩わせることなく簡単かつ安全に子鍵を生成する方法を提供するために、アクセスに際して相互認証が必要なUSBインターフェースと、指紋センサーと、CPUを持つ鍵でドアの錠前を施解錠するドアキーシステムであり、鍵はゼロコード鍵、このゼロコード鍵から一次発行で生成される管理会社マスター鍵、この管理会社マスター鍵から二次発行で生成される部屋管理マスター鍵、この部屋管理マスター鍵から生成される子鍵の4種類が非可逆的に生成され、前記ドアキーシステムの電子錠本体には前記部屋管理マスター鍵で前記二次発行する際に使うコードを記録するメモリーが備えられ、前記ドアには、USB鍵を差し込むためのキー受け部としてのUSB鍵受入部材が備えられるとともに、前記一次発行されたブランク鍵に対して二次発行処理して子鍵を生成するためのアプリケーションを搭載した電子錠制御機器の少なくとも一部が前記ドアに埋設されているようにした。
本発明のドアキーシステムは、指紋センサーを持つUSB鍵にはゼロコード鍵、管理会社マスター鍵、部屋管理マスター鍵、子鍵の4種類があり、スペアー鍵を作る際には管理会社マスター鍵を使わずに、一次発行したUSB鍵と部屋管理マスター鍵から子鍵を作ることができるので便利である。また、全てのUSB鍵は指紋センサーによる指紋認証機能を持っているので、万が一紛失しても他人が使うことができない。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一機能を有するものは同一の符号とし、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明における電子錠の適用例を示す図である。本発明によるアクセスに相互認証が必要なUSB電子錠システムは、指紋センサー付きUSB鍵5(以下、USB鍵5と呼ぶ)とドアに設置の電子錠本体1とで構成される。
電子錠本体1はドア2の裏側(室内側)に取り付けられ、同表側にはUSBを差し込む孔とインジケータ(赤青LED)のみが取り付けられる。鍵受入部材3に適切な鍵が挿入されるとUSB鍵と電子錠本体1が相互認証して、その後に個別鍵を使った認証を受けてからラッチ4を解除し、ドア2がドア枠2aから開放される。
ドア2の表面には、USB鍵受入部材3と赤青二色LED3aが配置され、前記USB鍵受入部材3は大人と子供のどちらでもUSB鍵を挿入操作しやすい1m前後の高さに設定されていることが望ましい。
図2は、電子錠の拡大斜視図である。USB鍵5は外見的には通常のUSBメモリーデバイスと類似した外観を持ち、外部とのインターフェースはUSBコネクター6を使っているが内部データーにアクセスする前に電子錠本体1とUSB鍵5が相互認証を受ける必要がある。更に、外ケースに取り付けられた指紋センサー7は内部のUSB制御基板8と接続されている。後述するように、前記指紋センサー7から検出された指紋データーから指紋特徴データーを抽出し、更に前記指紋特徴データー内部メモリーに格納した当人の指紋特徴データーと比較することによりUSB鍵本体内で指紋認証を完結することが出来る。
鍵の種類としては、ゼロコード鍵、管理会社マスター鍵、部屋管理マスター鍵、ブランク鍵、子鍵、の5種類があり、ゼロコード鍵、このゼロコード鍵から一次発行で生成される管理会社マスター鍵、この管理会社マスター鍵から二次発行で生成される部屋管理マスター鍵、この部屋管理マスター鍵から生成される子鍵の4種類がブランク鍵から非可逆的に生成される。ゼロコード鍵は管理会社が管理する最も大事な鍵で、管理会社マスター鍵を生成する。管理会社マスター鍵は、建物の管理者が保有し、各戸のドアにアクセスできる。部屋マスター鍵は、最初に管理会社から渡される鍵で、各戸固有の鍵で指定の戸のドアの開け閉めと、ブランク鍵を使って子鍵を生成する際に、持ち主の指紋と鍵コードの登録を許可する機能を持つ。こうして作成した子鍵は、各人が保有してドアの開閉に利用すると共に、誰かが子鍵を紛失した際の再発行の登録許可をする権限を持つ。
図3(a)は、電子錠本体の分解斜視図である。鍵受入部材3からUSB鍵5が挿入されるとUSB受入部材9と前記USBコネクター6が電気的接触を持ち、USB鍵5と電子錠制御基板10との間でデーター通信が行われる。
前記データー通信の結果、USB鍵5が正当な鍵であると認証されると、赤青二色LED3aが青く光ると共に、電子錠制御基板1aはラッチ4を解除してドア2の開閉が可能となる。
図3(b)はドア2の外観図である。前記の通り、ドア2にはUSB受入部材3が設けられ、更に電子錠制御基板1aからのメッセージ表示手段として赤青二色LED3aがドア2の表面に設置されてる。前記一次発行されたブランク鍵に対して二次発行処理して子鍵を生成するためのアプリケーションを搭載した電子錠制御機器は全体がドア2に内蔵されていても良いし、一部が前記ドア2に埋設されていても良い。
図3(c)は電子錠本体1の操作パネルレイアウトである。登録ボタン10a、又は発行ボタン10bが押されると、表示部9aには、例えば“管理会社マスター鍵を挿入して下さい。”といった操作案内が表示され、必要に応じて数字ボタン9bによる数字データーの入力が可能となる。もし操作を間違えた場合には、警告ブザー9cが鳴報する。
図4は、電子鍵に使われるデーターフォーマットの例である。鍵コードのフォーマット11には、1次発行データー12と2次発行データー13の2種類のデーターが含まれている。
鍵コードのフォーマット11に含まれるコード(以後コードと言う)は登録時に生成される。コードは以下の項目から構成される。
(1)会社コード14(2桁):建物の保有者コード
(2)ロケーション15(2桁):建物の住所コード
(3)部屋コード16(3桁):部屋のコード
(4)発行日付及び時刻データー(年、月、日、時間、分、秒)(6桁):発行日付及び時刻データー
(5)グループコード17(2桁):個人か法人かの区別
(6)バージョンコード19(2桁):鍵を再生成した回数
コードの生成は生成モードで子鍵が挿入されたその時間、その場所を唯一のコードとしてドア側の受容装置で生成されUSB鍵5に送られUSB鍵のメモリーの指定アドレスに格納される。同時にドア側装置のメモリーにおいても受け容れコードとして登録される。
上記において、前記コードのフォーマットは上記の例に限定されることはないので、必要に応じて変更が可能である。例えば、(5)グループコード17(2桁)は前記の例にある個人か法人かの区別以外に、業種別のコードとして使うことも考えられる。
指紋の登録は登録モードで子鍵が挿入された時点で指を操作するとそのデーターが指定のUSB鍵5のメモリーに格納される。なお、コードが転送される時はDESなどの暗号技術を使う方法が有効であり、ハッシュとナンス(nonce)の組合せによる認証方法を使うことも考えられる。
管理者鍵は部屋コード16がゼロと指定され、最初に渡される第1番目の子鍵である子マスター鍵は部屋コードが指定されていて、該子マスター鍵のグループコードは1に設定されている。未登録の更新用の鍵にはデフォルトで部屋コードがゼロに設定してあり、これ以外のメモリー領域はブランクになっている。
図5(a)〜(c)は鍵の発行方法を図示したものである。ここで、指紋センサー付きUSB鍵としては、ゼロコード鍵21、管理会社マスター鍵22、部屋管理マスター鍵23、子鍵24の4種類がある。また前記の各鍵は、ドアを使って発行されるので発行に際して特別な装置を必要としない。
図5(a)は、ゼロコード鍵21を使って管理会社マスター鍵22を発行するプロセスを図示したものである。この発行処理には管理室ドア2aを使い、最初にゼロコード鍵21を前記管理室ドア2aに差し込む。差し込んだ状態で、前記ゼロコード鍵21の指紋センサー7を使って指紋認証を受ける。指紋は複数登録が可能なので、専任者が不在時でも副専任者などの指紋でも作業は遂行可能であるが、内容を変更する場合には前記専任者の指紋認証が必要となる。
ゼロコード鍵21の認証が済むと、次に登録しようとする管理会社マスター鍵22の生成に使うブランク鍵をUSB受入部材9に挿入する。この状態で、前記ブランク鍵が正しいブランク鍵であるかどうかの点検が行われ、承認されると指紋センサー7による指紋登録が行われるとともに、管理会社マスター鍵22のグループコード17は、例えば“0”から“1”に書き換えられ、会社コード14とロケーションコード15が書き込まれる。なお、前記一次発行データーは、管理者マスターカードが挿入されている時だけ表示部9aに表示されるデーターであって、部屋マスター鍵23や子鍵24では内容を見ることはできない。
図5(b)は、管理会社マスター鍵22を使って部屋管理マスター鍵23を発行するプロセスを図示したものである。この発行処理には部屋ドア2を使い、最初に管理会社マスター鍵22を前記部屋ドア2に差し込む。差し込んだ状態で、前記管理会社マスター鍵22の指紋センサーを使って指紋認証を受ける。この場合も、指紋は複数登録が可能なので、専任者が不在時でも副専任者などの指紋でも作業は遂行可能である。
管理会社マスター鍵22の認証が済むと、次に登録しようとする部屋マスター鍵23の生成に使うブランク鍵をUSB受入部材9に挿入する。この状態で、前記ブランク鍵が正しいブランク鍵であるかどうかの点検が行われ、承認されると前記ブランク鍵のグループコード17には“2”が書き込まれ、数字ボタン10cからの数字データー入力により、部屋コード16が書き込まれる。ここまでの処理で処理を中止すると、生成された鍵は子鍵24を生成するためのスペアー鍵となる。
上記の工程に加えて、更に指紋センサー7による指紋登録が行われるとともに、発行日付及び時刻データー18が書き込まれると、部屋マスター鍵23が生成される。
図5(c)は、部屋マスター鍵23を使って子鍵24を発行するプロセスを図示したものである。この発行処理には部屋ドア2を使い、最初に部屋マスター鍵23を前記部屋ドア2に差し込む。差し込んだ状態で、前記部屋マスター鍵23の指紋センサー7を使って指紋認証を受ける。この場合は、指紋は前記部屋マスター鍵23のへや部屋管理登録者しか登録されていないので、前記部屋管理登録者による指紋認証が必要である。
部屋マスター鍵23の認証が済むと、次に登録しようとする子鍵24の生成に使うブランク鍵をUSB受入部材9に挿入する。この状態で、前記ブランク鍵が正しいブランク鍵であるかどうかの点検が行われ、承認されると指紋センサーによる指紋登録が行われるとともに、前記ブランク鍵のグループコード17には“2”が書き込まれ、更にカウントアップされ、発行日付及び時刻データー18が書き込まれると、有効な子鍵24が生成される。
図6は、電子錠駆動制御部の構成を示すブロック図である。CPU25にはUSBインターフェース部9、アプリケーションプログラム26、電子錠ごとの固有の鍵コード等が格納されたメモリー24、電子錠を駆動する駆動回路25が接続され、更に前記駆動回路25にはドア2に組み込まれたラッチ4が接続されている。前記アプリケーションプログラム26には、登録更新用プログラム2622、解施錠用プログラム23などが格納されていて、保存媒体としてはバージョンアップが可能となるEEPROMなどに格納することが望ましい。
前記電子錠制御基板1aの電源は、外部商用電源からの電源を使っても良いし、乾電池駆動でも良いが、停電や前記乾電池の消耗などの場合に備えて、USB鍵受入部材3からの電源供給でも動作するようにすることも考えられる。この場合は、二股USBハブのような構造を持つ治具を作成し、前記USBハブのコネクターをUSB受入部材3に挿入し、二股構造の一方のUSBバスから電源を供給しながら他方にUSB鍵を接続することにより、電子錠制御基板1aとUSB鍵CPU29の両方を駆動するようにする。
図7は、鍵制御部の構成を示すブロック図である。制御基板8上にはUSB鍵CPU29とメモリー30が搭載されている。前記USB鍵CPU29には指紋センサー7が接続され、利用者の指紋が指紋センサー7にて検出され、USB鍵CPU29が搭載するアルゴリズムを使って指紋の特徴点を抽出すると、USB鍵CPU29のメモリー30に保存されているアルゴリズムで指紋特徴データーを呼び出し、前記指紋の特徴点とメモリー30に格納されている保存データーとを比較して、これらが合致した場合にはメモリー30に格納された電子錠ごとの固有の鍵コードをUSBインターフェース6から電子錠本体1のUSB鍵受入部材3に送出する。
図8は、指紋登録の手順を示すフローチャートである。電子錠本体1を使った鍵の登録は、下記の(1)から(6)の手順で行なわれる。
(1)部屋マスター鍵23をドア2が備える電子錠本体1の鍵受入部材3に挿入してドア2を開ける。
(2)ドア1裏面の電子錠本体1にある登録ボタン10aを押すと登録モードとなる。
(3)次に部屋マスター鍵23を抜き、登録する子鍵24をドア2の鍵受入部材3に挿入する。
(4)子鍵24の指紋センサー7に指を擦り、ドア2表面の赤青二色LED3aが青色に点灯すれば登録終了となる。
(5)発行ボタン10bを押すとドアの電子錠本体1で論理コードが生成され暗号化されてドア2の鍵受入部材3から子鍵24に送られる。
(6)送られたコードは複合化され指定のメモリー30に格納される。同時にドア2の電子錠本体1で生成されたコードはドア2が解錠を許可する鍵コード一覧としてメモリー27に登録される。該鍵コード一覧を参照し、認証することによりドア2の表にある赤青二色LED3aが青に点灯して処理が完了する。その後ドア2を閉めてから子鍵24を抜く。
図9は、施解錠の手順を示すフローチャートであり、次の手順で鍵を使った解施錠を行う。
(1)子鍵24をドア2の鍵受入部材3に挿入して登録された指で指紋センサー7を擦り、検出された指紋情報から既定のアルゴリズムで抽出した指紋特徴データーと子鍵24のメモリー30内の登録データーと照合する。
(2)照合の結果、合致すればメモリー30に格納された鍵コードが暗号化されてドアの電子錠本体1に送信される。
(3)受け取ったコードが電子錠本体1のメモリー27に登録されたコードと照合されて一致すればドア2のラッチ4は解除されてドア2は開錠される。
(4)照合の結果、合致しなければドア2の赤青二色LED3aが赤色に点灯して警告ブザー9cが鳴るので、指紋センサー7を使って既定回数だけ指紋認証を繰り返すことが出来るが、既定回数認証されなければドア2の時はの表の赤青二色LED3aが赤色に点滅して既定時間(例えば5分間)は電子錠本体1は開錠を受け付けなくなる。
図10は、鍵更新登録の手順を示すフローチャートであり、次の手順で鍵の更新を行う。
(1)子鍵24を紛失した時は、ドア2の電子錠本体1に設定されているコードを削除せず、そのままの状態で新たに子鍵24の登録する。該登録後、もしメモリーが満杯になると、警告ブザー9cが鳴り、全ての登録鍵コード情報がリセットされるので、全ての鍵を新たに設定し直すか、或いはニックネームなどでIDを付けた名前で更新する鍵が特定できるのであれば、該特定鍵を手動削除する方法、更には決められた期間(例えば2年間)以内に鍵が使用されていない場合は自動又は手動で削除する方法が考えられる。前記のいずれの場合においても、部屋マスター鍵23はそのまま利用できる。
(2)次に、再び子鍵24を登録するには、部屋マスター鍵23を挿入し登録モードにして行う。登録の時に子鍵に指紋データーが登録済みの場合と未登録の場合があるが、未登録の場合は再度、部屋マスター鍵23を挿入して登録ボタン10dを押して従来の登録手順に従う。しかし、指紋データーが登録済みの場合には、部屋マスター鍵23を挿入して発行ボタン10bを押すだけで、電子錠制御CPU25からコードが生成されて電子錠本体1に登録される仕組みになっているので、子鍵24を挿入すると電子錠本体1と子鍵24の相互認証の後に電子錠本体1の電子錠制御CPU25によって生成されたコードが子鍵24に設定される。
なお、上記において、USB鍵24と電子錠制御CPU25との直接認証を使って施錠や解錠をすることとしたが、更にセキュリティー性を高める目的で、前記USB鍵23のUSBインターフェースにBluetooth(登録商標)あるいはWiFi(登録商標)による無線通信機能を付加し、前記USB鍵のUSB機能部が持つシリアル番号を前記制御CPU21が確認した後に、無線通信で第2の相互認証をしてから施錠又は解錠することも考えられる。
また、USB鍵5内部のCPU29による指紋認証を第1の指紋認証段階とし、この第1の指紋認証をスイッチとして、暗号化した暗証番号を前記USB鍵から電子錠本体1に送出し、更に前記暗証番号を決められたアルゴリズムで解施錠毎に電子錠制御CPU25によって更新する方法も考えられる。
更に、電子錠ごとに固有の鍵コードを使わずに、USB鍵のシリアル番号を電子錠本体に登録しておき、前記シリアル番号が認識されてから前記USB鍵の指紋センサーで検出した指紋の生データーを電子錠本体に送出し、前記電子錠本体に格納されたアルゴリズムで指紋認証を受ける方法も考えられる。この場合は、各USB鍵5の指紋データーは電子錠のメモリー14に格納され、鍵受入部3にUSB鍵5が挿入されるごとに電子錠制御CPU25はメモリー27の指紋特徴データーとアプリケーションプログラム26の指紋認証アルゴリズムを使って指紋認証を行うことになる。
また、電子錠制御CPU25をインターネットなどの外部ネットワークと接続することにより、USB接続を可能とした外部PCを使って子鍵24を使って遠隔からドア2の解錠を実施することも考えられる。
更に、インターフェースやプロトコルなどが複数存在して利用不便なICカードシステムの代わりに本発明による認証機能付きUSB鍵を使うことにより、従来のような煩わしさ無しにPCログイン管理、社員の入出退管理、会員カード管理などの用途にICカードシステムの代用としての用途、電子マネー、物品の自動受渡システムでの利用、重要情報の管理鍵としての利用が考えられる。このような場合において、前記ICカードシステムとは異なり高価なリーダーライタが不要となるのでシステムのコストダウンが期待できる。
機械的な鍵を使う場合には、鍵の内部構造についての知識を持った専門家に依頼して鍵を開けてもらうことも可能であるが、電子錠はソフトウェア的な解錠プロセスが複雑なので鍵の専門家に解錠を依頼することが難しく、また管理会社にしても部屋の鍵を無くした度に呼び出されて鍵を開けてもらうのは呼ぶ側も呼ばれる側も面倒であり、また時間や工数的にも無駄となる。本発明のUSB鍵を使うことにより、部屋の電子錠本体を使い、部屋管理マスター鍵と子鍵で簡単に有効な子鍵を生成できるようになるので、電子錠の普及が加速される。
電子錠の適用例を示す図 電子鍵の拡大斜視図 電子錠本体の分解斜視図 電子鍵に使われるデーターフォーマットの例 (a)ゼロコード鍵から管理会社マスター鍵を生成する方法 (b)管理会社マスター鍵から部屋管理マスター鍵を生成する方法 (c)部屋管理マスター鍵から子鍵を生成する方法 電子錠駆動制御部の構成を示すブロック図 鍵制御部の構成を示すブロック図 指紋登録の手順を示すフローチャート 施解錠の手順を示すフローチャート 鍵更新登録の手順を示すフローチャート
符号の説明
1…電子錠本体、 1a…電子錠制御基板、 2…部屋ドア、 2a…管理室ドア、 2a…ドア枠、 3…USB鍵受入部材、 3a…赤青二色LED、 4…ラッチ、 5…USB鍵、 6…USBコネクター、 7…指紋センサー、 8…USB鍵制御基板、 9a…表示部、 9b…数字ボタン、 9c…警告ブザー、 10a…登録ボタン、 10b…発行ボタン、 11…鍵コードのフォーマット、 12…1次発行データー、 13…2次発行データー、 14…会社コード、 15…ロケーションコード、 16…部屋コード、 17…グループコード、 18…発行日付及び時刻データー、 19…バージョンコード、 20…ユーザ領域、 21…ゼロコード鍵、 22…管理会社マスター鍵、 23…部屋マスター鍵、 24…子鍵、 25…電子錠制御CPU、 26…アプリケーションプログラム、 26a…登録更新用プログラム、 26b…解施錠用プログラム、 27…メモリー、 28…駆動回路、 29…USB鍵CPU、 30…メモリー、 31…指紋特徴データー、 32…鍵コード。

Claims (1)

  1. アクセスに際して相互認証が必要なUSBインターフェースと、指紋センサーと、CPUを持つ鍵でドアの錠前を施解錠するドアキーシステムであり、鍵はゼロコード鍵、このゼロコード鍵から一次発行で生成される管理会社マスター鍵、この管理会社マスター鍵から二次発行で生成される部屋管理マスター鍵、この部屋管理マスター鍵から生成される子鍵の4種類がブランク鍵から非可逆的に生成され、前記ドアキーシステムの電子錠本体には前記部屋管理マスター鍵で前記二次発行する際に使うコードを記録するメモリーが備えられ、前記一次発行されたブランク鍵に対して二次発行処理して子鍵を生成するためのアプリケーションを搭載した電子錠制御機器が前記ドアに設けられていることを特徴とするドアキーシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104331962A (zh) * 2014-10-27 2015-02-04 厦门博佳琴电子科技有限公司 一种置物柜指纹识别系统
WO2017031862A1 (zh) * 2015-08-25 2017-03-02 深圳市文鼎创数据科技有限公司 蓝牙盾

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