JP4969914B2 - 開閉装置制御システム - Google Patents
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Description
このようなスイッチボックスによれば、悪意を有する者によって、前記シリンダー錠や前記蓋が破壊されたりドリル貫通されたり等して、操作ボタンが強引に操作されてしまうおそれがある。
そこで、例えば、特許文献2に記載されたカード式ドア施錠装置等を利用して、外部から入力される認証データと、予め記憶されている照合データとを照合させ、その照合結果に応じて、開閉装置を制御動作させるための制御指令の出力を可能とするようなシステムが好ましい。
ここで、当該開閉装置制御システムの具体的構成としては、例えば、入出力装置や、記憶装置、中央処理装置などからなるマイコンを備えた電子回路とすればよい。
また、当該開閉装置制御システムは、単一の装置からなる一体的な構成であってもよいし、例えば、上記認証データの入力を可能にする操作部や上記制御指令を発する制御部等、複数の装置からなる構成であってもよい。
この認証データには、無線または有線のリモコン装置から入力されるデータ、キー入力されるID番号、磁気カードから入力されるデータ、ICタグ(ICカードを含む)から入力されるデータ、指紋データとして入力されるデータ、静脈パターンのデータとして入力されるデータ、携帯端末(例えば携帯電話など)から入力されるデータ、バーコードやホログラムや透かし等のパターンとして入力されるデータ等を含む。
なお、上記認証データは、複数種類入力されるようにしてもよく、例えば、2つのICタグからそれぞれ異なる認証データが入力されるようにした構成や、ICタグから認証データが入力されるとともにキー入力によって異なる認証データ(パスワード、暗証番号等)が入力されるようにした構成等としてもよい。
この照合データは、外部から近接されるICタグのデータを読み取って記憶したデータであってもよいし、他の外部装置から受信したデータや、外部からキー入力されたデータ等であってもよい。
この制御指令は、1種類であっても複数種類であってもよい。
また、上記消去操作には、上記照合データ記憶手段に記憶された照合データの一部を消去する操作や、その全部を消去する操作、上記照合データ記憶手段に記憶されている照合データを記憶された状態のまま無効化する操作等を含む。
なお、前記「制御指令が出力される」とは、制御指令を受信する開閉装置側の制御回路に応じて、制御指令を所定時間だけ出力する態様としてもよいし、制御指令を継続的に出力する(出力し続ける)態様としてもよい。
また、上記特定の操作には、例えば、開閉装置に操作指令(開放指令や閉鎖指令、停止指令等を含む。)を発する操作や、照合データを登録する操作、照合データを消去する操作等を含む。上記特定の操作は、前記操作の内の一部の操作としてもよいし、全部の操作としてもよく、更に、前記操作以外の操作を含むようにしてもよい。
更に、上記操作制限データの他例としては、開閉装置からのフィードバック信号に応じて該開閉装置における開閉体の開放量を制限する開放量条件のデータや、ICタグとICタグリーダーとの間の通信距離に対応した電界強度を検出するようにした態様においてその通信距離を制限する通信距離条件のデータ等が挙げられる。
この操作制限データは、好ましくは、上記認証データ毎に対応する上記照合データに対し設定すればよく、また、他例としては、上記認証データの一部に設定されるデータとすることも可能である。
第一の形態によれば、認証データが入力された際、その入力された認証データと同一の照合データが照合データ記憶手段に記憶されているか否かによって、新たな照合データの登録操作、及び/又は記憶済みの照合データの消去操作の可否が判断される。
よって、例えば、悪意を有する第三者が不正な認証データを照合データとして登録してしまったり、その第三者によって照合データが消去されてしまったりするのを防ぐことができる。
すなわち、認証データを所持する操作者毎に、可能な操作を限定したり無制限にしたりすることができ、ひいては、防犯性を向上することができる。
したがって、新たな照合データに対応する操作制限データの設定操作を容易化することができる上、防犯性も向上することができる。
以下の開閉装置制御システムの一例は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の躯体の開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置に具備されている。
また、各ガイドレールa2は、開閉体a1の幅方向の端部を囲むように形成された部材であり、開閉体a1によって着座される当接対象部位p(例えば、床面や地面、枠部材等)と巻取装置a3との間にわたって配設されている。
また、巻取装置a3は、開閉体a1を巻き取ったり繰出したりする巻取軸(図示せず)や、該巻取軸をチェーン及びスプロケット等の動力伝達手段(図示せず)等を介して双方向へ回転する電動駆動源a31、該電動駆動源a31を制御するシャッター制御盤a32等を具備してなる。
本体部11は、図示例によれば、その表面に、開放スイッチ11a1、停止スイッチ11a2、および閉鎖スイッチ11a3等の操作スイッチ11aが取り付けられている。
本体部11の内部には、後述するICタグリーダー10aへ認証データの入力があったことを外部に報せる応答手段である発光体11j(例えば、LED等)およびブザー11k等が配設されている(図4参照)。
また、この本体部11は、操作スイッチ11aを有する部分が、それ以外の部分よりも正面視奥側に配置され(換言すれば図2(c)に示すように段状に配設され)、これら双方の部分の境目に、前記発光体11jの光を通過させる開口部(図示せず)を有する。この開口部は、発光体11jの光を透過可能な透光部材11bにより覆われている。
また、蓋部材12は、図2に示す一例によれば本体部11の片半部側を覆う板状の部材であり、その1辺側が本体部11に対し回動自在に軸支されている。
なお、前記開放スイッチ11a1、停止スイッチ11a2、および閉鎖スイッチ11a3等は、例えば押ボタンスイッチとすればよいが、トグルスイッチや、他の態様のスイッチ類とすることも可能である。
そして、この透光部材11bは、その一部分である第一の部分11b1(図示例によれば一方の側面部)により、本体部11における発光体11jに臨む開口部を塞ぐとともに、その他部分である第二の部分11b2(図示例によれば他方の側面部)を上記操作スイッチ11aへ臨ませ、更に、蓋部材12が閉じられた状態で正面側となる第三の部分11b3を外部に露出させて、本体部11に固定されている。
また、蓋部材12が開放された状態(図2(a)(c)参照)では、同透光部材11bの正面側の第三の部分11b3、および操作スイッチ11aを向く第二の部分11b2により、本体部11内の発光体11jの光を操作者等に視認させることができる。
しかも、この蓋部材12の開放状態では、前記第二の部分11b2から放出される光により、操作スイッチ11aが照らされるため、周囲が暗い場所であっても、操作者等に対し操作スイッチ11aを容易に視認させることができる。
このICタグリーダー10a内にはマイコン11gが具備され、このマイコン11gには、開放スイッチ11a1、停止スイッチ11a2、及び閉鎖スイッチ11a3等の操作スイッチ11aの接点信号が入力されるようになっている。
ICタグ14は、予め記憶された識別コード等の情報を、近接するICタグリーダー10aに送信する機能が具備された構成であればよく、カード形状のものや、鍵形状等のカード形状以外のもの、ICタグ機能付き携帯端末(例えば携帯電話など)、その他、前記機能を任意の物体に付加あるいは内蔵した構成等、何れの態様であってもよいが、本実施の形態では、特に使い勝手の良好なものとして、カード形状のICタグ(所謂ICカード)を用いている。
このICタグ14は、ICチップを搭載しており、アンテナ11fに近接されることで、該チップのメモリに記憶された認証データを、電波にのせてICタグリーダー10aへ送信する。
また、アンテナ11fは、蓋部材12の開閉状態に拘わらずに、ICタグ14から送信された電波を受信するように、本体部11内に配置されている。
操作部10と制御部20との間の通信用の電線L1は、これら操作部10と制御部20間の通信方式を所謂シリアル通信方式とすることで、2本用いられている。
なお、発光体11jの発光やブザー11kの警報音は、認証データの照合結果に応じて、例えば、点灯/点滅や、連続音/断続音等のように、変化させるようにしてもよい。
そして、このマイコン11gの電力は、2本の電線L2,L2を介して制御部20から供給される。
また、本実施の形態の好ましい一例によれば、前記発光体11jは、後述するように操作スイッチ11aを照らす照明としての機能も有する。
なお、前述した既設のスイッチボックスは、少なくとも、前記のような既設の電線を備えたものであればよく、その外観形状や前記電線以外の構成は限定されない。
各スイッチの機能について詳述すれば、登録スイッチ23は、ICタグ14及びICタグリーダー10a等によって外部から入力される認証データに照合させるための照合データを、マイコン21の記憶装置に登録するために用いられ、該登録スイッチ23が押されると、マイコン21による処理が後述する登録モード(図6参照)に切換えられる。
また、消去スイッチ24は、マイコン21の記憶装置に登録された複数の照合データを、選択的に消去する手段として用いられ、該消去スイッチ24が押されると、マイコン21による処理が後述する消去モード(図6参照)に切換えられる。
また、動作モードスイッチ27は、外部からの押し操作により動作モードの選択を可能にするスイッチであり、例えば、該動作モードスイッチ27が押される毎に、動作モードが切り替わるようになっている。
なお、照合データ毎に、異なる日時が設定されるようにしてもよい。
なお、照合データ毎に、異なる許容回数が設定されるようにしてもよい。
同様に、消去操作限定条件とは、照合データを消去する権限を有するか否かを定める条件である。
また、開放操作限定条件とは、シャッター装置Aの開放動作させる権限を有するか否かを定める条件である。
更に、このマイコン21は、登録スイッチ23及び消去スイッチ24がONにされなかった場合には、通常モードとなり、動作モードスイッチ27により選択された動作モードに基づき、ICタグ14から送信された認証データや、操作スイッチ11aによる操作信号等、外部からの入力信号を受け付け、前記認証データと前記記憶装置に記憶された照合データとを照合したり、その照合結果や前記操作信号等に応じてリレー回路25を動作させたり等する。
開放リレー25a、停止リレー25b、閉鎖リレー25cは、マイコン21からの指令に応じて、シャッター装置Aの開閉体a1を開放動作させるための接点信号、同開閉体a1を停止するための接点信号、同開閉体a1を閉鎖するための接点信号を、それぞれシャッター装置Aのシャッター制御盤a32へ送信する。
なお、このリレー回路25は、例えば、電磁コイルと接点とを備えた一般的なリレーとすればよいが、スイッチング機能を有する半導体素子(トランジスタなど)等を用いた構成とすることも可能である。
また、開放リレー25aは、OFFからONに変化する接点信号を出力するように構成されている。
また、閉鎖リレー25cは、開放リレー25aがOFF状態であることを条件に、OFFからONに変化する接点信号を出力する構成としている。
すなわち、この電気回路では、開放スイッチ11a1と閉鎖スイッチ11a3とが同時に押される等することで、開放リレー25aの接点と閉鎖リレー25cの接点とが略同時にON状態になった場合には、開放リレー25aの接点を優先させて、その接点信号のみを出力するようにしている。
よって、この電気回路構成によれば、誤操作等により開閉体a1が閉鎖されてしまうのを防ぐことができ、シャッター装置Aの安全性を向上することができる。
なお、フローチャートによる図示を省略しているが、マイコン21の記憶装置が容量オーバーとなってしまう場合には、表示装置28や音声出力装置等により、照合データの登録が不可能であることを出力し、その後の処理を、上記ステップ1aへ戻すようにしている。
すなわち、このステップ3aによれば、操作スイッチ11aの操作や、図示しないリモコン操作等によって、操作信号が入力された場合でも、その操作信号を無効にする。
したがって、この構成によれば、マイコン21の記憶装置(照合データ記憶手段)に対する照合データの登録操作の最中に、開閉体a1の開放動作や、閉鎖動作、停止等、シャッター装置Aの特定の制御動作が行われないようにすることができる。
すなわち、このステップ3bによれば、操作スイッチ11aの操作や、図示しないリモコン操作等によって、操作信号入力された場合でも、その操作信号を無効にする。
したがって、この構成によれば、マイコン21の記憶装置(照合データ記憶手段)に対する照合データの消去操作の最中に、開閉体a1の開放動作や、閉鎖動作、停止等、シャッター装置Aの特定の制御動作が行われないようにすることができる。
したがって、照合データの登録操作または消去操作中には、開閉体の閉鎖動作や開放動作等、開閉装置が意図しない不要な制御動作をしてしまうのを防ぐことができる。
そして、次のステップ2cでは、後述する制御指令出力ルーチン(図11参照)が実行され、その後に、処理が上記ステップ1aへ戻される。
先ず、ステップ11aでは、登録フラグがONにされる。
この登録フラグは、登録スイッチ23が押されたことを示すフラグであり、具体的には、登録スイッチ23が押された際に、1や0等の変数として、マイコン21の記憶装置に記憶される。
そして、ステップ13aでは、表示装置28の表示や図示しない音声出力装置等により、操作者等に対し認証データの入力を要求する。操作者等は、ICタグ14を操作部10に近接する操作により認証データを入力することになる。
ステップ17aでは、認証データの照合が、一日あたりの許容回数条件の制限内で行われたか否かを判断し、制限内で行われた場合には、ステップ24aへ処理を移行し、そうでない場合には、ステップ18aへ処理を移行する。
ステップ18aでは、入力された認証データに対応する照合データについて、操作制限データとして登録操作限定条件の制限が無いか否かを判断し、制限が無い場合には、ステップ19aへ処理を進め、制限がある場合には、後述するステップ24aへ処理を移行する。
したがって、操作権限を持たない操作者等により照合データが登録されてしまうのを防ぐことができる。
ここで、登録用データとは、認証データに照合させるための照合データであって、マイコン21の記憶装置に登録される前の状態のデータを意味している。
この登録用データを入力する手段について、具体的に説明すれば、ICタグ14に記憶された認証データを前記登録用データとし、この登録用データが、ICタグリーダー10aへ入力されるようにしている。
なお、登録用データを入力する他の手段としては、制御部20に対する特定の操作や、操作スイッチ11aに対する特定の操作、図示しない他の入力機器による操作等によるものとしてもよい。
すなわち、このステップ23aによれば、登録スイッチ23が再度押されなかった場合には、もう一度認証データの照合をせずとも、再度追加の登録用データの入力が可能となる。
なお、他の好ましい一例としては、上記ステップ22aと上記ステップ23aとの間で、表示装置28への表示や音声出力装置により追加登録するか否かの判断を要求するようにしてもよい(フローチャート省略)。
先ず、ステップ31aでは、消去フラグがONにされる。
この消去フラグは、消去スイッチ24が押されたことを示すフラグであり、具体的には、消去スイッチ24が押された際に、1や0等の変数として、マイコン21の記憶装置に記憶される。
そして、ステップ33aでは、表示装置28の表示や音声出力装置等により、操作者等に対し認証データの入力を要求する。操作者等は、ICタグ14を操作部10に近接する操作により認証データを入力することになる。
ステップ35aでは、入力された認証データが、マイコン21の記憶装置に記憶された照合データと一致したか否かが判断され、一致した場合には、ステップ36aへ処理を移行し、そうでない場合には、上記ステップ35bへ処理を移行する。
また、ステップ35bでは、認証時間タイマーによりカウントされた時間が所定時間以上となったか否かが判断され、所定時間以上となった場合には、後述するステップ43aへ処理を移行する。
ステップ37aでは、認証データの照合が、一日あたりの許容回数条件の制限内で行われたか否かを判断し、制限内で行われた場合には、ステップ38aへ処理を移行し、そうでない場合には、ステップ43aへ処理を移行する。
ステップ38aでは、入力された認証データに対応する照合データについて、操作制限データとして消去操作限定条件の制限が無いか否かを判断し、制限が無い場合には、ステップ39aへ処理を進め、制限がある場合には、後述するステップ43aへ処理を移行する。
したがって、操作制限を持たない操作者等により照合データが消去されてしまうのを防ぐことができる。
より具体的に説明すれば、例えば、登録スイッチ23と消去スイッチ24が同時に所定時間押された場合に、記憶された全ての照合データが指定されたものとみなしたり、消去スイッチ24が押された後の所定時間の間にICタグ14から認証データが送信された場合に、その認証データに対応する照合データが指定されたものとみなしたり等とすればよい。
そして、ステップ41aでは、マイコン21の記憶装置から指定された照合データを消去する。
すなわち、このステップ42aによれば、消去スイッチ24が再度押されなかった場合には、もう一度認証データの照合をせずとも、再度照合データの追加消去が可能となる。
なお、他の好ましい一例としては、上記ステップ41aと上記ステップ42aとの間で、表示装置28への表示や音声出力装置により追加消去するか否かの判断を要求するようにしてもよい(フローチャート省略)。
先ず、ステップ51aでは、上記ステップ14a(図7参照)で入力された認証データに操作制限があるか否かを判断する。
具体的には、前記認証データに対応して制御部20に記憶されている照合データについて、その照合データに対し設定されている各種操作制限データ(図10参照)が、全て制限なしの状態か否かが判断される。
そして、前記操作制限データについて、一つでも操作制限がある場合には、ステップ52aへ処理を移行し、そうでない場合には、ステップ51bへ処理を移行する。
すなわち、このステップ52aによれば、認証のために用いたICタグ14の操作制限が、新たに登録されるICタグ14に対しても適用されることになる。
ステップ52bでは、操作者からの応答により、操作制限を付加すると判断した場合には、次のステップ53bへ処理を移行し、そうでない場合には、ステップ52cへ処理を移行する。
同様に、次のステップ54bでは、操作者に対し一日あたりの許容回数条件の入力を要求し、その要求に応じて操作者から入力された一日あたりの許容回数条件を、上記ステップ21a(図7参照)で記憶された照合データに対し設定する。
換言すれば、このステップ55bでは、前記照合データに対し登録操作の制限を付加するか否かの判断を、操作者に対し要求し、その判断に応じた操作制限データ(制限なし(○)又は制限あり(×))を、前記照合データに対応して設定する。
更に、ステップ57bでは、操作者に対し開放操作限定条件の入力を要求し、その要求に応じて操作者から入力された操作制限データ(制限なし又は制限あり)を、上記ステップ21a(図7参照)で記憶された照合データに対し設定する。
すなわち、より具体的に説明すれば、このステップ52cでは、図10のデータテーブル中、前記照合データに対応する各種操作制限データが、全て「制限なし(○)」に設定される。
先ず、ステップ61aでは、認証データの入力を所定時間可能にする認証時間タイマーt’をスタートする。
そして、ステップ62aでは、表示装置28の表示や音声出力装置等により、操作者等に対し認証データの入力を要求する。操作者等は、ICタグ14を操作部10に近接する操作により認証データを入力することになる。
また、ステップ64bでは、認証時間タイマーによりカウントされた時間が所定時間以上となったか否かが判断され、所定時間以上となった場合には、上記ステップ1a(図6参照)へ処理を移行する。
ステップ66aでは、認証データの照合が、一日あたりの許容回数条件の制限内で行われたか否かを判断し、制限内で行われた場合には、ステップ67aへ処理を移行し、そうでない場合には、上記ステップ1a(図6)へ処理を戻す。
ステップ67bでは、開放操作のみを無効にする設定が行われ、処理をステップ68aへ進める。
そして、ステップ69aでは、発光体11jの発光を開始する。
したがって、この状態において、操作者は、ICタグ14が照合されたことを、発光体11jの発光により視覚的に確認することができ、更に、周囲が暗い場合であっても、ICタグ14の発光により操作スイッチ11aを視認することができる。
本実施の形態の一例によれば、上記ステップ67aにより無効にされた開放操作以外の操作、すなわち、閉鎖操作および停止操作等が有効にされる。
これら操作は、動作モードスイッチ27により選択された動作モード上において行われる操作である。
上記ステップ70aによれば、選択された前記動作モードにおいて、上記ステップ67aにより無効にされた開放操作以外の操作が有効になる。
なお、上記ステップ71aにおいて、操作有効時間タイマーによるカウントが所定時間以上とならない場合でも、前記限定条件の無い操作が行われたことを条件に次のステップ72aへ処理を移行させるようにすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、制御指令の制限の一例として、制御指令を出力不能にしているが(ステップ3a,3b参照)、他例としては、シャッター装置Aにおける電動駆動源a31への電源供給を遮断する制御指令を出力するようにすることも可能である。
この態様では、例えば、登録スイッチ23や消去スイッチ24による登録操作又は消去操作の開始直後に、前記停止指令又は開放指令が前記所定時間出力されるようにすればよい。この構成によれば、登録操作又は消去操作の開始直後に、開閉装置の開閉体を停止又は開放できるため、開閉装置の安全性を向上することができる。
また、この態様においては、認証データが照合された場合に、前記停止指令又は開放指令が所定時間出力されるようにしてもよいし、また、開閉装置の安全性を向上させるために、認証データの照合に拘らずに、前記停止指令又は開放指令が所定時間出力されるようにしてもよい。
また、この態様において、制御指令を一時的に出力不能にするなど制限した後に、停止指令又は開放指令を所定時間(例えば0.5秒)出力するようにすることも可能である。
すなわち、一般的な開閉装置の制御回路では、閉鎖指令や開放指令よりも、停止指令を優先させるようにしている。
したがって、このような開閉装置において、停止指令が入力され続けた場合には、その停止指令の入力中に閉鎖指令や開放指令が入力されたとしても、停止指令が優先するため、開閉体を停止状態に維持することができる。また、登録モードや消去モードとなった時点で開閉体が動作していても、その開閉体を停止させることができる。
10:操作部
10a:ICタグリーダー
11a:操作スイッチ
11a1:開放スイッチ
11a2:停止スイッチ
11a3:閉鎖スイッチ
14:ICタグ
20:制御部
A:シャッター装置
a1:開閉体
Claims (8)
- シャッター装置の屋外側に配設される操作部と、同シャッター装置の屋内側に配設される制御部とを具備し、ICタグから前記操作部に入力される認証データと照合データ記憶手段に予め記憶される照合データとを照合させ、その照合結果に応じて、開閉装置を制御動作させるための制御指令の出力が可能となるようにした開閉装置制御システムにおいて、
前記操作部は、ICタグリーダーと、前記開閉装置を操作するための操作スイッチとを有し、
前記ICタグリーダーは、アンテナ、インターフェースを備え、ICタグから電波にのせて発信される認証データを前記アンテナにより受信し、この認証データや、前記操作スイッチによって入力される操作信号を、前記インターフェースを介して前記制御部へ送信するように構成され、
前記制御部は、前記操作部からの信号を入力するインターフェースと、前記照合データ記憶手段と、登録操作を行う登録モードと消去操作を行う消去モードとを選択するための登録スイッチおよび消去スイッチとを備え、前記認証データが入力された際に、その入力された認証データと同一の照合データが前記照合データ記憶手段に記憶されていることを条件に、前記登録モードでの新たな照合データの登録操作、及び/又は前記消去モードでの記憶済みの照合データの消去操作が可能となるようにしたことを特徴とする開閉装置制御システム。 - 前記ICタグリーダーは、アンテナから発信する電磁波により、接近されるICタグへ電力を供給し、該ICタグから発信される電波を受信するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の開閉装置制御システム。
- 前記操作部と前記制御部との間の電線を4本にしたことを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置制御システム。
- 前記登録モードで新たな照合データの登録操作が行われた後、前記登録スイッチの操作が再度行われた場合に前記登録モードを解除し、前記登録スイッチの操作が再度行われなかった場合には前記登録操作が再度可能となるようにし、
前記消去モードで記憶済みの照合データの消去操作が行われた後、前記消去スイッチの操作が再度行われた場合に前記消去モードを解除し、前記消去スイッチの操作が再度行われなかった場合には前記消去操作が再度可能となるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置制御システム。 - 前記認証データが入力された際に、その入力があったことを外部に報せる応答手段を備えた開閉装置制御システムであって、
前記操作部は、前記操作スイッチを覆ったり露出したりするように開閉可能な蓋部材と、前記応答手段として内在された発光体と、該発光体の光を外部に透過するように配設された透光部材とを備え、
前記透光部材は、その一部分である第一の部分を前記発光体に臨ませるとともに、その他部分である第二の部分を操作スイッチへ臨ませ、更に、前記第一の部分および前記第二の部分以外の第三の部分を、蓋部材が閉じられた状態で外部に露出させるように配設されていることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の開閉装置制御システム。 - 前記認証データ毎に操作制限データを設定し、
前記認証データが入力された際に、前記操作制限データに応じて特定の操作が制限されるようにした開閉装置制御システムであって、
入力された認証データと同一の照合データが照合データ記憶手段に記憶されていることを条件に、新たな照合データの登録操作が行われる際に、
その新たな照合データに対し、先に入力された前記認証データに対応する操作制限データに応じて、新たな操作制限データが設定されるようにし、
前記新たな操作制限データは、前記先に入力された認証データに対応する操作制限データの操作制限範囲を超えないように設定されることを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の開閉装置制御システム。 - 前記認証データ毎に操作制限データを設定し、
前記認証データが入力された際に、前記操作制限データに応じて特定の操作が制限されるようにした開閉装置制御システムであって、
入力された認証データと同一の照合データが照合データ記憶手段に記憶されていることを条件に、新たな照合データの登録操作が行われる際に、
その新たな照合データに対し、先に入力された前記認証データに対応する操作制限データに応じて、新たな操作制限データが設定されるようにし、
前記新たな操作制限データは、前記先に入力された認証データに対応する操作制限データと同一の操作制限範囲となるように設定されることを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の開閉装置制御システム。 - 前記新たな照合データに対応する操作制限データが選択的に設定されるようにしたことを特徴とする請求項6又は7記載の開閉装置制御システム。
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