JP2015101914A - 車載無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信機によるドアの施錠/解錠及び原動機始動を行う機能を備えた車輌にて、予備の通信機を車輌内に置いておくことを可能とする車載無線通信装置を提供する。
【解決手段】車載無線通信装置10は、可搬型のメインキー5a及び予備キー5bとの間で無線信号の送受信を行う無線通信部13と、無線通信部13が送受信した無線信号に応じて、メインキー5a及び予備キー5bそれぞれが車輌1外及び車輌1内に存在するか否かを検知する制御部11と、ドアの施錠に係る操作を受け付ける施錠スイッチ15とを備える。また、車載無線通信装置10は、施錠指示受信部15がドアの施錠指示に係る信号を受信し、かつ制御部11がメインキー5aが車輌1外に存在し、予備キー5bが車輌1内に存在すると検知した場合、車輌1内に存在すると検知された予備キー5bの一部の機能を無効化する無効化部20を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、可搬型の通信機によるドアの施錠/解錠及び原動機始動等を行うことができる車輌に用いられる車載無線通信装置に関する。
従来、可搬型の通信機をユーザが携帯し、車輌の特定箇所に対するユーザの接触操作に応じて、車輌のドアの施錠/解錠を自動的に行うシステム、いわゆるスマートエントリシステムが普及している。このシステムは、従来の機械キーを用いたドアの施錠/解錠と比較して、ユーザが鞄又はポケット等から通信機を取り出すことなくドアの施錠/解錠を行うことができるため、利便性が高い。また、このシステムでは、通信機を携帯したユーザが、車内の運転席近傍等に配された始動スイッチを操作することにより、機械キーによる操作を行うことなく、車輌の原動機を始動させることも可能である。
一方で、ユーザが車輌から離れる際に通信機を忘れた場合に対応するため、車輌内に通信機を検出した場合、ドア施錠手段による施錠を禁止する車輌用ドア施錠システムが開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2010−138543号公報
通信機を用いてドアの施錠/解錠を行う車輌では、利便性を一層向上させるために、通信機を2つ利用し、1つの通信機を鞄に入れて携帯し、1つの通信機を常に車輌内のすぐに取り出せる場所に置いておきたい要望がある。また、通信機を紛失した場合に備え、予備の通信機を車輌内に隠しておきたい、又は同乗者に預けたい要望がある。しかしながら、特許文献1に記載の車輌用ドア施錠システムにおいて、車輌内に通信機を検知した場合ドアの施錠を禁止するため、1つの通信機を常に車輌内に置いておく、又は予備の通信機を車輌内に隠しておくことができない。また、同乗者に予備の通信機を預けている場合、同乗者が降車しなければ、ドアを施錠することができない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、通信機によるドアの施錠/解錠及び原動機始動を行う機能を備えた車輌にて、防犯性を確保しつつ、予備の通信機を車輌内に置いておくことを可能とする車載無線通信装置を提供することにある。
本発明に係る車載無線通信装置は、複数の可搬型の通信機との間で無線信号の送受信を行う無線通信手段と、該無線通信手段が送受信した無線信号に応じて、前記通信機が車輌外及び車輌内に存在するか否かを検知する検知手段と、ドアの施錠の指示に係る信号を受信する施錠指示受信手段とを備える車載無線通信装置において、前記施錠指示受信手段がドアの施錠の指示に係る信号を受信し、かつ前記検知手段が前記通信機が車輌外及び車輌内に存在すると検知した場合、車輌内に存在すると検知された通信機の一部の機能を無効化する無効化手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る車載無線通信装置は、原動機始動の指示に係る信号を受信する始動指示受信手段と、該始動指示受信手段が原動機始動の指示に係る信号を受信した場合、前記無効化手段により無効化された通信機の前記一部の機能を有効化する有効化手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る車載無線通信装置は、ドアの解錠の指示に係る信号を受信する解錠指示受信手段と、該解錠指示受信手段がドアの解錠の指示に係る信号を受信した場合、前記無効化手段により無効化された通信機の前記一部の機能を有効化する有効化手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の車載無線通信装置。
本発明に係る車載無線通信装置は、前記施錠指示受信手段が受信した信号が所定信号であるか否かを判定する判定手段を備え、前記無効化手段は、前記判定手段が前記施錠指示受信手段が受信した信号が所定信号である場合、車輌内に存在すると検知された通信機の一部の機能を無効化することを特徴とする。
本発明に係る車載無線通信装置は、複数の可搬型の通信機との間で無線信号の送受信を行う無線通信手段と、該無線通信手段が送受信した無線信号に応じて、前記通信機が車輌外及び車輌内に存在するか否かを検知する検知手段と、ドアの施錠の指示に係る信号を受信する施錠指示受信手段とを備える車載無線通信装置において、前記施錠指示受信手段がドアの施錠の指示に係る信号を受信し、かつ前記検知手段が前記通信機が車輌外及び車輌内に存在すると検知した場合、車輌内に存在すると検知された通信機からの無線信号の受信を無効化する無効化手段を備えることを特徴とする車載無線通信装置。
本発明に係る車載無線通信装置は、原動機始動の指示に係る信号を受信する始動指示受信手段と、該始動指示受信手段が原動機始動の指示に係る信号を受信した場合、前記無効化手段により無効化された通信機からの無線信号の受信を有効化する有効化手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る車載無線通信装置は、ドアの解錠の指示に係る信号を受信する解錠指示受信手段と、該解錠指示受信手段がドアの解錠の指示に係る信号を受信した場合、前記無効化手段により無効化された通信機からの無線信号の受信を有効化する有効化手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る車載無線通信装置は、前記施錠指示受信手段が受信した信号が所定信号であるか否かを判定する判定手段を備え、前記無効化手段は、前記判定手段が前記施錠指示受信手段が受信した信号が所定信号であると判定した場合、車輌内に存在すると検知された通信機からの無線信号の受信を無効化することを特徴とする。
本発明においては、車載無線通信装置は、施錠指示受信手段がドアの施錠の指示に係る信号を受信し、かつ前記検知手段が前記通信機が車輌外及び車輌内に存在すると検知した場合、車輌内に存在すると検知された通信機の一部の機能を無効化する。これにより、無効化された通信機では、車輌は動作しない。
本発明においては、車載無線通信装置は、施錠指示受信手段がドアの施錠の指示に係る信号を受信し、かつ前記検知手段が前記通信機が車輌外及び車輌内に存在すると検知した場合、車輌内に存在すると検知された通信機からの信号の受信を無効化する。これにより、無効化された通信機では、車輌は動作しない。
本発明においては、車載無線通信装置は、原動機始動に係る操作を受け付けた場合、通信機の無効化された一部の機能、又は無効化された通信機からの信号の受信を有効化する。これにより、無効化された通信機は、原動機を始動する際に、無効化された機能が回復され、通常状態で動作することができる。
本発明においては、車載無線通信装置は、ドアの解錠に係る操作を受け付けた場合、通信機の無効化された一部の機能、又は無効化された通信機からの信号の受信を有効化する。これにより、無効化された通信機は、ドアを解錠する際に、無効化された機能が回復され、通常状態で動作させることができる。
本発明においては、車載無線通信装置は、車輌の原動機が停止しておらず、かつ所定操作を受け付けた場合、車輌内に存在する通信機の一部の機能、又は車輌内に存在する通信機からの信号の受信を無効化する。これにより、原動機が始動している場合でも、無効化された通信機では、車輌は動作しない。
本発明によれば、車載無線通信装置は、施錠指示受信手段がドアの施錠の指示に係る信号を受信し、かつ前記検知手段が前記通信機が車輌外及び車輌内に存在すると検知した場合、車輌内に存在する通信機の一部の機能を一時的に停止することにより、2つの通信機を利用する場合でも、通信機の紛失対策として予備の通信機を車輌内に隠しておく、又は同乗者に預けている場合でも、ドアの施錠を行うことができるため、使用の利便性を向上させることができる。
また、車輌のドアを施錠した後、無効化された通信機では、車輌は動作しない。従って、仮に不審者が車輌内に侵入したとしても、不審者は車輌内に置いておく予備の通信機を使って原動機を始動することができない。これにより、防犯性の低減を防止することができる。
本発明に係る車載無線通信装置の構成を示すブロック図である。 無線キーの構成を示すブロック図である。 メインキーを利用したドアの施錠時の無効化に係る制御処理の手順を示すフローチャートである。 メインキーを利用したドアの解錠時の有効化に係る制御処理の手順を示すフローチャートである。 メインキーを利用したエンジン始動時の有効化に係る制御処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、本発明に係る車載無線通信装置の構成を示すブロック図である。図において破線で示す1は車輌であり、車輌1には、ユーザが所持する可搬型の無線キー5との間で無線通信を行って、車輌1のドアの施錠/解錠及び原動機としてのエンジンの始動等の指示を行う車載無線通信装置10が搭載されている。また、車載無線通信装置10は、車輌1内に存在する無線キー5の一部の機能を無効化/有効化する機能を備えている。なお、本実施の形態では、無線キー5はメインキー5a及び予備キー5bを含む。
車載無線通信装置10には、車輌1のイグニッションスイッチ(IGスイッチ)31からのオン/オフを示す信号と、車輌1の各ドアに設けられた施錠/解錠のための操作部32から施錠状態を示す信号とが入力されており、これらの信号に基づいてドアの施錠/解錠、エンジン始動の指示及び車輌内に存在する無線キー5の無効化/有効化等の処理を行っている。IGスイッチ31は、2値信号を出力するものであり、車輌1のエンジン動作中にはオン状態を示す信号を出力し、車輌1のエンジン停止中にはオフ状態を示す信号を出力する。操作部32は、車輌1の各ドアの内側に設けられ、無線キー5の所持/非所持に関わらずユーザがドアの施錠/解錠を行うための車輌内の操作部であり、各ドアの施錠/解錠状態を示す2値信号をそれぞれ出力する。
車載無線通信装置10は、制御部11、記憶部12、無線通信部13、ドア状態信号受信部14、施錠指示受信部15、解錠指示受信部16、始動指示受信部18、無効化部20、及び有効化部21等を備える。制御部11は、具体的にはCPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)等の演算処理装置で構成されるものであり、予め記憶部12に記憶されたプログラム及びデータを読み出して実行することにより、車載無線通信装置10内の各部の動作の制御処理及び各種の演算処理等を行う。また、制御部11は、施錠/解錠制御部17、エンジン始動制御部19、及び警報部22等と接続され、施錠/解錠制御部17、エンジン始動制御部19、及び警報部22等へ制御信号を送信する。
記憶部12は、制御部11の動作に必要なプログラム及びデータ等が予め記憶されているとともに、制御部11の処理に伴って生じたデータを記憶する。記憶部12は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)又はフラッシュメモリ等のデータ書き換え可能な不揮発性のメモリ素子で構成してもよく、マスクROM又はEPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)等の(電気的に)データ書き換え不可能な不揮発性のメモリ素子とSRAM(Static Random Access Memory)又はDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリ素子とを個別に備える構成としてもよい。記憶部12には、無線キー5との間で行う認証処理に必要な認証情報例えば無線キー5のIDが記憶されている。また、記憶部12に、無線キー5が後述する無効化部20により無効化されたことに係る無効化情報が記憶される。
無線通信部13は、無線キー5との無線通信を行うものである。図示しないが、車輌1には車内用アンテナと車外用アンテナとがそれぞれに設けてある。無線通信部13は、制御部11の制御に基づいて、車内用アンテナ又は車外用アンテナを介して無線信号の送信を行うとともに、送信した無線信号に対する応答として無線キー5から送信される無線信号を車内用アンテナ又は車外用アンテナにて受信し、受信した無線信号に含まれるデータを制御部11へ与える。制御部11は、いずれのアンテナにて無線キー5からの無線信号を受信したかにより、無線キー5が車輌1内に存在するか車輌1外に存在するかを検知することができる。無線通信部13から無線キー5への無線送信と、無線キー5から無線通信部13への無線送信とは、異なる周波数帯を利用するものであってよい。
また、無線通信部13及び無線キー5の間で送受信される無線信号には、暗号化されたID等の識別情報及び暗号解読のための情報等が含まれている。制御部11は、無線通信部13との無線通信により得られた無線キー5のIDが、記憶部12に予め記憶されたIDと一致するか否かを判定する認証処理を行い、認証処理に成功した場合に、ドアの施錠/解錠及びエンジン始動等の制御処理を行う。
ドア状態信号受信部14は、車輌1が有する複数のドアにそれぞれ設けられたセンサ又はスイッチ等(図示は省略する)の出力信号が入力されており、各ドアが開状態であるか又は閉状態であるかをそれぞれに検知し、検知結果を制御部11へ与える。
施錠指示受信部15及び解錠指示受信部16は、ドアの施錠及び解錠を指示するための施錠スイッチ及び解錠スイッチ(図示しない)とそれぞれに接続されている。施錠スイッチ及び解錠スイッチは、例えば、車輌1の外側のドアノブに設けられている。施錠スイッチに対する操作がなされた場合、施錠指示受信部15は施錠スイッチからのドアの施錠指示に係る信号を受信する。解錠スイッチに対して操作がなされた場合、解錠指示受信部16は、解錠スイッチからのドアの解錠指示に係る信号を受信する。
車載無線通信装置10は、施錠指示受信部15又は解錠指示受信部16が信号を受信した場合、無線キー5との通信を行うようにしてある。車載無線通信装置10及び無線キー5の間の通信が成立し、認証に成功した場合、制御部11は施錠/解錠制御部17に施錠/解錠制御の実行を指示する制御信号を送信する。施錠/解錠制御部17は、制御部11からの指示に応じて、車輌1の各ドアの施錠/解錠の制御を行う。車輌1の各ドアには、施錠/解錠に係る機械機構及びこれを動作させるアクチュエータ等を有する施錠機構(図示は省略する)がそれぞれに設けられており、施錠/解錠制御部17は各施錠機構に対する施錠/解錠を指示する制御信号を個別に出力する。
始動指示受信部18は、エンジンの始動を指示するための始動スイッチ(図示しない)と接続されている。始動スイッチは、例えば、車輌1のインストルメントパネルに設けられている。始動スイッチに対する操作がなされた場合、始動指示受信部18は、始動スイッチからのエンジンの始動指示に係る信号を受信する。車載無線通信装置10は、始動指示受信部18が信号を受信した場合、無線キー5との通信を行うようにしてある。車載無線通信装置10及び無線キー5の間の通信が成立し、認証に成功した場合、制御部11はエンジン始動制御部19にエンジンの始動制御の実行を指示する制御信号を送信する。エンジン始動制御部19は、制御部11からの指示に応じて、車輌1に搭載されたエンジンの制御装置(図示は省略する)へ、エンジン始動の指示を与える。ここで、エンジン始動用の認証は、認証レベルがドアの施錠/解錠用の認証レベルより高い。エンジン始動用の認証は、例えば、いわゆるイモビライザ認証である。
無効化部20は、制御部11の制御に応じて無効化処理を実行する。例えば、無効化部20は無線通信部13により車輌1内に存在する無線キー5へスリープ命令を含む無線信号を送信して、無線キー5をスリープ状態に移行させることにより、当該無線キー5の一部の機能を無効化することができる。また、無効化部20は、無線通信部13により受信された車輌1内に存在する無線キー5のIDに基づいて、当該無線キー5の応答信号を拒否することにより、無線キー5からの無線信号の受信を無効化するようにしてもよい。ここで、無線キー5の一部の機能は、例えば認証に係る機能、又はドアの施錠/解錠及びエンジン始動に係る機能である。
有効化部21は、制御部11の制御に応じて有効化処理を実行する。例えば、有効化部21は無線通信部13により車輌1内に存在する無線キー5へスリープ解除命令を含む無線信号を送信して、無線キー5をスリープ状態から通常状態に移行させることにより、無線キー5の無効化部20により無効化された機能を回復させて、当該無線キー5を有効化することができる。また、有効化部21は、無線通信部13により受信された車輌1内に存在する無線キー5のIDに基づいて、当該無線キー5の応答信号への拒否を解除することにより、無線キー5からの信号の受信を有効化するようにしてもよい。
警報部22は、制御部11からの制御信号に応じて、ブザー又はスピーカ等による警報音声の出力により車輌1外への警報を発するものである。また警報部22による警報は音声出力に限るものではなく、警報用のランプ等を点灯又は点滅させて警報を行う構成としてもよく、車輌1のヘッドライト等を点灯又は点滅させて警報を行う構成としてもよく、液晶ディスプレイ等を車輌1に設けて警報メッセージを表示する構成としてもよく、その他の構成であってもよい。
図2は、無線キー5の構成を示すブロック図である。なお、メインキー5a及び予備キー5bの構成は略同じであるため、図2においてはこれらをまとめて無線キー5としてその構成を図示してある。無線キー5は、カード型又はキーホルダ型等のような可搬型であり、無線通信部51、制御部52及び記憶部53等を備えて構成されている。無線通信部51は、車輌1に搭載された車載無線通信装置10の無線通信部13との無線通信を行うものである。無線通信部51は、内蔵されたアンテナ(図示は省略する)を介して車輌1からの無線信号を受信し、受信した無線信号に含まれるデータを制御部52へ与える。また無線通信部51は、制御部52から与えられたデータを無線信号として車輌1へ送信する。
制御部52は、無線キー5内の各部の動作の制御処理及び各種の演算処理を行うものである。制御部52は、車輌1からの受信データを無線通信部51から与えられた場合、受信データが車輌1のIDを含む応答要求データであるか、スリープ/スリープ解除命令を示す命令データであるかを判断する。受信データが応答要求データであると判断した場合、このデータに含まれる車輌1のIDと予め記憶部53に記憶された車輌1のIDとが一致するか否かを判定し、車輌1のIDが一致した場合に、車輌1への応答を無線通信により行う。車輌1への応答の際に、制御部52は、記憶部53に予め記憶された自らのIDを読み出し、車輌1へ送信するデータにIDを含める。無線キー5からの無線信号を受信した車載無線通信装置10は、無線信号に含まれるIDにより認証処理を行う。また、受信データが命令データであると判断した場合、制御部52は、命令データに応じて、無線キー5をスリープ状態及び通常状態のいずれかに移行させる。スリープ状態では、無線キー5は、少なくとも送信機能が停止され、応答信号を外部へ送信することができない。
記憶部53は、EEPROM等のデータ書き換え可能な不揮発性のメモリ素子を用いて構成されている。記憶部53には、自らのIDと、通信相手となる車輌1のIDとが予め識別情報54として記憶されている。なお、メインキー5a及び予備キー5bは、識別情報54として記憶される自らのIDが異なるのみであり、その他の構成は略同じである。
車載無線通信装置10の制御部11は、施錠指示受信部15が信号を受信した場合に、無線通信部13によるメインキー5aとの車輌1外の通信を行い、メインキー5aから受信した情報に基づく認証処理に成功した場合に、IGスイッチからの信号に基づいて、エンジンが停止しているか否かを判定する。車輌1のエンジンが停止している、又は、車輌1のエンジンが停止しておらず、かつ施錠指示受信部15が受信した信号が所定信号である場合、無線通信部13による予備キー5bとの車輌1内の通信を行う。ここで、所定信号は、例えば施錠スイッチに対する長押し又は2回押し等、予め定められた操作に応じる信号である。車輌1内に予備キー5bが存在する場合、制御部11は、例えば、無効化部20による予備キー5bの一部の機能の無効化を行い、予備キー5bが無効化されたことに係る無効化情報を記憶部12に記憶し、施錠/解錠制御部17に各ドア(又は全ドア)の施錠を指示する。また、車輌1のエンジンが停止しておらず、かつ施錠指示受信部15が受信した信号が所定信号ではない場合、制御部11は、無効化部20による無効化処理を行わず、施錠/解錠制御部17に各ドア(又は全ドア)の施錠を指示する。
また、車載無線通信装置10の制御部11は、解錠指示受信部16が信号を受信した場合に、無線通信部13によるメインキー5aとの車輌1外の通信を行い、メインキー5aから受信した情報に基づく認証処理に成功した場合に、施錠/解錠制御部17に各ドア(又は全ドア)の解錠を指示する。記憶部12に無効化情報が記憶されている場合、制御部11は、例えば、有効化部21による予備キー5bの有効化を行い、記憶部12に記憶されている無効化情報を削除する。
同様に車載無線通信装置10の制御部11は、始動指示受信部18が信号を受信した場合に、無線キー5との無線通信及び認証処理を行い、認証処理に成功した場合に、エンジン始動制御部19にエンジン始動を指示する。記憶部12に無効化情報が記憶されている場合、制御部11は、例えば、有効化部21による予備キー5bの有効化を行い、記憶部12に記憶されている無効化情報を削除する。
図3はメインキー5aを利用したドアの施錠時の無効化に係る制御処理の手順を示すフローチャートであり、車載無線通信装置10の制御部11が行う処理である。車載無線通信装置10の制御部11は、ドア状態信号受信部14により車輌1の全てのドアが閉状態であると検知された場合、処理を開始する。
制御部11は、施錠指示受信部15がドアの施錠指示に係る信号を受信したか否かを判定し(ステップS1)、ドアの施錠指示に係る信号を受信していない場合には(ステップS1:NO)、施錠指示受信部15がドアの施錠指示に係る信号を受信するまで待機する。
ドアの施錠指示に係る信号を受信した場合(ステップS1:YES)、制御部11は、無線通信部13にてメインキー5aとの車輌1外の無線通信を行う(ステップS2)。無線通信部13が受信した無線信号に応じて、制御部11は、メインキー5aが車輌1外に存在するか否かを判定する(ステップS3)。
メインキー5aが車輌1外に存在する場合(ステップS3:YES)、制御部11は、メインキー5aとの無線通信により得られた認証情報に基づいて認証処理を行い(ステップS4)、認証処理に成功したか否かを判定する(ステップS5)。認証処理に成功した場合(ステップS5:YES)、制御部11は、車輌1のIGスイッチ31がオフ状態であるか否かを判定する(ステップS6)。
IGスイッチ31がオフ状態の場合(S6:YES)、制御部11は、無線通信部13にて予備キー5bとの車輌1内の無線通信を行う(ステップS7)。IGスイッチ31がオン状態の場合(ステップS6:NO)、制御部11は、施錠指示受信部15が受信した信号が所定信号であるか否かを判定する(ステップS8)。所定信号である場合(ステップS8:YES)、制御部11は、処理をステップS7に移行する。
次いで、制御部11は、無線通信部13が受信した無線信号に応じて、予備キー5bが車輌1内に存在するか否かを判定し(ステップS9)、予備キー5bが車輌1内に存在する場合(ステップS9:YES)、施錠/解錠制御部17に施錠制御の実行を指示する制御信号を送信し(ステップS10)、無効化部20にて予備キー5bの一部の機能を無効化する(ステップS11)。次いで、予備キー5bが無効化されたことに係る無効化情報を記憶部12に記憶し(ステップS12)、処理を終了する。
施錠指示受信部15が受信した信号が所定信号ではない場合(ステップS8:NO)、制御部11は警報部22に警報の実行を指示する制御信号を送信し(ステップS13)、処理を終了する。制御部11は処理を終了する。
また、メインキー5aが車輌1外に存在しない場合(ステップS3:NO)、認証処理に成功しない場合(ステップS5:NO)、及び予備キー5bが車輌1内に存在しない場合(ステップS9:NO)、制御部11は処理を終了する。
図4は、メインキー5aを利用したドアの解錠時の有効化に係る制御処理の手順を示すフローチャートであり、車載無線通信装置10の制御部11が行う処理である。制御部11は、車輌1のドアが施錠されている場合、処理を開始する。
制御部11は、解錠指示受信部16がドアの解錠指示に係る信号を受信したか否かを判定し(ステップS21)、ドアの解錠指示に係る信号を受信していない場合には(ステップS21:NO)、ドアの解錠指示に係る信号を受信するまで待機する。
ドアの解錠指示に係る信号を受信した場合(ステップS21:YES)、制御部11は、無線通信部13にてメインキー5aとの車輌1外の無線通信を行う(ステップS22)。無線通信部13が受信した無線信号に応じて、制御部11は、メインキー5aが車輌1外に存在するか否かを判定する(ステップS23)。
メインキー5aが車輌1外に存在する場合(ステップS23:YES)、制御部11は、メインキー5aとの無線通信により得られた認証情報に基づいて認証処理を行い(ステップS24)、認証処理に成功したか否かを判定する(ステップS25)。認証処理に成功した場合(ステップS25:YES)、制御部11は、施錠/解錠制御部17に解錠制御の実行を指示する制御信号を送信する(ステップS26)。
次いで、制御部11は、記憶部12に無効化情報が記憶されているか否かを判定する(ステップS27)。記憶部12に無効化情報が記憶されている場合(ステップS27:YES)、有効化部21にて当該無効化情報に基づいて無効された予備キー5bを有効化し(ステップS28)、記憶部12に記憶されている無効化情報を削除し(ステップS29)、処理を終了する。
メインキー5aが車輌1外に存在しない場合(ステップS23:NO)、認証処理に成功しない場合(ステップS25:NO)、及び記憶部12に無効化情報が記憶されていない場合(ステップS27:NO)、制御部11は処理を終了する。
(実施の形態2)
実施の形態1では、無効された予備キー5bをドアの解錠時に有効化する例について説明したが、実施の形態2では、無効された予備キー5bをエンジンの始動時に有効化する例について説明する。図5は、メインキー5aを利用したエンジン始動時の有効化に係る制御処理の手順を示すフローチャートであり、車載無線通信装置10の制御部11が行う処理である。制御部11は、車輌1のIGスイッチ31がオフ状態になった場合、処理を開始する。
制御部11は、始動指示受信部18がエンジンの始動指示に係る信号を受信したか否かを判定し(ステップS31)、エンジンの始動指示に係る信号を受信していない場合には(ステップS31:NO)、エンジンの始動指示に係る信号を受信するまで待機する。
エンジンの始動指示に係る信号を受信した場合(ステップS31:YES)、制御部11は、無線通信部13にてメインキー5aとの車輌1内の無線通信を行う(ステップS32)。無線通信部13が受信した無線信号に応じて、制御部11は、メインキー5aが車輌1内に存在するか否かを判定する(ステップS33)。
メインキー5aが車輌1内に存在する場合(ステップS33:YES)、制御部11は、メインキー5aとの無線通信により得られた認証情報に基づいて認証処理を行い(ステップS34)、認証処理に成功したか否かを判定する(ステップS35)。認証処理に成功した場合(ステップS35:YES)、制御部11は、エンジン始動制御部19にエンジンの始動制御の実行を指示する制御信号を送信する(ステップS36)。
次いで、制御部11は、記憶部12に無効化情報が記憶されているか否かを判定する(ステップS37)。記憶部12に無効化情報が記憶されている場合(ステップS37:YES)、有効化部21にて当該無効化情報に基づいて無効された予備キー5bを有効化し(ステップS38)、記憶部12に記憶されている無効化情報を削除し(ステップS39)、処理を終了する。
メインキー5aが車輌1内に存在しない場合(ステップS33:NO)、認証処理に成功しない場合(ステップS35:NO)、及び記憶部12に無効化情報が記憶されていない場合(ステップS37:NO)、制御部11は処理を終了する。
以上の構成の車載無線通信装置10においては、車輌1のドアが施錠されている状態で車輌1内に存在する予備キー5bの一部の機能を一時的に停止することにより、メインキー5a及び予備キー5bを利用し、予備キー5bを車輌1内に置いておく場合でも、ドアの施錠を行うことができるため、使用の利便性を向上させることができる。
また、施錠した後、車輌1内に存在する予備キー5bでは、車輌1は動作しないため、仮に不審者が車輌1内に侵入したとしても、車輌1内に置いておく予備キー5bを使ってエンジンを始動することができない。このため、防犯性を確保することができる。
さらに、無効化された予備キー5bをエンジンの始動時に有効化することにより、防犯性を一層に確保することができる。
上述の実施の形態においては、無線キー5がメインキー5a及び予備キー5bを含む場合について説明したが、車輌1に複数の無線キー5が付属しており、ユーザがいずれかの無線キー5を予備キー5bとして車輌1内に置いておくようにしてもよい。例えば最後に車輌1のドアの施錠に使用された無線キー5をメインキー5aとして扱い、その他の無線キー5を予備キー5bとして扱う構成とすることができる。この場合、制御部11は、無線キー5との無線通信に応じてドアの施錠を行う際に、使用された無線キー5のIDを記憶しておき、以後はIDを記憶した無線キー5をメインキー5aとして図3〜図5に示した処理を行えばよい。
上述の実施の形態においては、施錠指示受信部15及び解錠指示受信部16が受信する信号について、施錠スイッチ及び解錠スイッチに対する操作に応じる信号を例として説明したが、これに限らず、キーレス施錠/解錠操作に応じる信号であってもよい。
上述の実施の形態においては、施錠指示受信部15、解錠指示受信部16、及び始動指示受信部18が別個に設けられているが、共通化されてもよい。
また、上述の実施の形態においては、車輌1の原動機がエンジンである例について説明したが、車輌1の原動機はモーターであってもよい。この場合は、エンジン始動の制御に替えてモーター始動の制御を行えばよい。
また、上述の実施の形態においては、無効化処理及び有効化処理について、予備キー5bの一部の機能を無効化する処理及び無効化された予備キー5bの一部の機能を有効化する処理を例として説明したが、これに限らず、予備キー5bからの信号の受信を無効化する処理及び無効化された予備キー5bからの信号の受信を有効化する処理であってもよい。
また、上述の図3のフローチャートに示した手順では、ステップS10〜S12を順次行う構成とした。しかしながら、本発明はこれに限らず、無効化処理(ステップS11)、無効化情報を記憶する処理(ステップS12)、施錠制御の実行を指示する処理(ステップS10)をこの順で行う構成としてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車輌
10 車載無線通信装置
11 制御部(検知手段、判定手段)
12 記憶部
13 無線通信部(無線通信手段)
14 ドア状態信号受信部
15 施錠指示受信部(施錠指示受信手段)
16 解錠指示受信部(解錠指示受信手段)
17 施錠/解錠制御部
18 始動指示受信部(始動指示受信手段)
19 エンジン始動制御部
20 無効化部(無効化手段)
21 有効化部(有効化手段)
22 警報部
5 無線キー(通信機)
5a メインキー(通信機)
5b 予備キー(通信機)
51 無線通信部
52 制御部
53 記憶部

Claims (8)

  1. 複数の可搬型の通信機との間で無線信号の送受信を行う無線通信手段と、該無線通信手段が送受信した無線信号に応じて、前記通信機が車輌外及び車輌内に存在するか否かを検知する検知手段と、ドアの施錠の指示に係る信号を受信する施錠指示受信手段とを備える車載無線通信装置において、
    前記施錠指示受信手段がドアの施錠の指示に係る信号を受信し、かつ前記検知手段が前記通信機が車輌外及び車輌内に存在すると検知した場合、車輌内に存在すると検知された通信機の一部の機能を無効化する無効化手段を備えることを特徴とする車載無線通信装置。
  2. 原動機始動の指示に係る信号を受信する始動指示受信手段と、
    該始動指示受信手段が原動機始動の指示に係る信号を受信した場合、前記無効化手段により無効化された通信機の前記一部の機能を有効化する有効化手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の車載無線通信装置。
  3. ドアの解錠の指示に係る信号を受信する解錠指示受信手段と、
    該解錠指示受信手段がドアの解錠の指示に係る信号を受信した場合、前記無効化手段により無効化された通信機の前記一部の機能を有効化する有効化手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の車載無線通信装置。
  4. 前記施錠指示受信手段が受信した信号が所定信号であるか否かを判定する判定手段を備え、
    前記無効化手段は、前記判定手段が前記施錠指示受信手段が受信した信号が所定信号である場合、車輌内に存在すると検知された通信機の一部の機能を無効化することを特徴とする請求項1に記載の車載無線通信装置。
  5. 複数の可搬型の通信機との間で無線信号の送受信を行う無線通信手段と、該無線通信手段が送受信した無線信号に応じて、前記通信機が車輌外及び車輌内に存在するか否かを検知する検知手段と、ドアの施錠の指示に係る信号を受信する施錠指示受信手段とを備える車載無線通信装置において、
    前記施錠指示受信手段がドアの施錠の指示に係る信号を受信し、かつ前記検知手段が前記通信機が車輌外及び車輌内に存在すると検知した場合、車輌内に存在すると検知された通信機からの無線信号の受信を無効化する無効化手段を備えることを特徴とする車載無線通信装置。
  6. 原動機始動の指示に係る信号を受信する始動指示受信手段と、
    該始動指示受信手段が原動機始動の指示に係る信号を受信した場合、前記無効化手段により無効化された通信機からの無線信号の受信を有効化する有効化手段と
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の車載無線通信装置。
  7. ドアの解錠の指示に係る信号を受信する解錠指示受信手段と、
    該解錠指示受信手段がドアの解錠の指示に係る信号を受信した場合、前記無効化手段により無効化された通信機からの無線信号の受信を有効化する有効化手段と
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の車載無線通信装置。
  8. 前記施錠指示受信手段が受信した信号が所定信号であるか否かを判定する判定手段を備え、
    前記無効化手段は、前記判定手段が前記施錠指示受信手段が受信した信号が所定信号であると判定した場合、車輌内に存在すると検知された通信機からの無線信号の受信を無効化することを特徴とする請求項5に記載の車載無線通信装置。
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