JP4800707B2 - 開閉装置制御システム - Google Patents
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Description
しかしながら、前記従来技術によれば、例えば、通常時は開閉体が全閉されているシャッター装置において、開放動作のみを必要に応じて行うようにしたい場合や、一点式操作ボタンの操作により開閉体を開閉動作させたい場合等、現場状況や使用者の要望等に応じて、入力操作の仕方および制御指令の内容等を変更したい場合には、上記スイッチボックスの構造変更や配線変更、設計変更等が必要である。
また、前記従来技術によれば、前記操作ボタン(停止、開放、閉鎖等)が蓋により覆われているため、例えば、閉鎖動作中の開閉体を緊急停止したい場合等に、蓋を開放する操作が煩わしく、停止操作の妨げとなるおそれがある。
しかしながら、従来の前記カード式ドア施錠装置は、IDカードを認証したことを条件に電気錠を解錠又は施錠するという構成、換言すれば、IDカードの認証という1入力があった場合に、電気錠を解錠又は施錠するための指令を発する構成である。それに対し、シャッター装置では、停止操作ボタンや、開放操作ボタン、閉鎖操作ボタン等による複数種類の操作入力に対し、各操作入力に応じた制御指令の出力が必要である。
すなわち、ドア施錠装置とシャッター装置とでは入力操作の仕方や制御指令の内容が異なるため、シャッター装置に対し、従来のカード式ドア施錠装置等の認証システムをそのまま利用することは困難である。
前記認証データと前記照合データとを照合する照合手段と、前記入力信号に応じて所定の制御指令を出力するプログラムである複数種類の動作モード手段と、これら複数種類の動作モード手段を記憶する動作モード記憶手段と、外部からの操作により前記動作モード手段の選択を可能にする動作モード選択手段とを備え、前記複数種類の動作モード手段には、前記照合手段による照合結果及び/又は前記操作信号に応じて、前記制御指令を出力する第1の動作モード手段と、前記照合手段により前記認証データと前記照合データとが一致したことを確認する毎に、複数種類の制御指令からなる指令サイクルの内の各制御指令を、順次に出力する第2の動作モード手段と、が含まれ、選択された前記動作モード手段に基づき、外部からの入力信号を受付け、その受付けた入力信号に応じて、制御指令を出力するようにした開閉装置制御システムであって、前記操作部に前記ICタグリーダーおよび前記操作信号入力手段を備えるとともに、前記制御部には、前記動作モード記憶手段、前記照合データ記憶手段、及び前記照合手段を備え、前記ICタグリーダーは、アンテナから発信する電磁波により、接近されるICタグへ電力を供給し、前記ICタグから電波として発信される前記認証データを受信し、この認証データおよび前記操作信号を、インターフェース及び2本の電線を介して前記制御部へ送信し、前記ICタグリーダーの電力は、他の2本の電線により前記制御部から供給され、前記照合手段は、ICタグを前記操作部の前記ICタグリーダーにかざす操作が行われる毎に前記認証データと前記照合データとを照合するように構成され、前記第2の動作モード手段では、前記認証データと前記照合データとが一致したことを確認した場合、所定時間経過するまで次の照合を行わないことを特徴とする開閉装置制御システム。
ここで、上記形態の制御対象物である開閉装置は、少なくとも閉鎖方向へ動作可能な開閉体を備え、該開閉体により空間を仕切るように構成された装置であればよく、この開閉装置には、開閉体が閉鎖動作のみを行うように用いられる態様(例えば防火シャッター装置等)、開閉体が開放動作と閉鎖動作との双方を行うように用いられる態様等を含む。
また、前記開閉装置には、開閉体をその開放方向側の巻取軸によって巻取り、該巻取軸から繰出すようにした態様や、開閉体をその開放方向側の収納部位へ巻き取ることなく収納し、該収納部位から繰出すようにした態様等を含む。
また、前記開閉体には、複数のスラットやパイプを開閉方向へ連設してなる態様や、単数もしくは複数のパネルや、シート状物、ネット状物を開閉方向へ設けてなる態様、あるいはスラット、パネル、パイプ、シート状物、ネット状物等を適宜に組み合わせてなる態様等を含むが、防犯上の観点より特に好ましい態様としては、金属製のスラットやパネル等の剛性材料から構成される。
また、当該開閉装置制御システムは、単一の装置からなる一体的な構成であってもよいし、例えば、上記入力信号の入力を可能にする操作部や上記制御指令を発する制御部等、複数の装置からなる構成であってもよい。
この制御指令は、1種類であっても複数であってもよい。
また、この認証データ入力手段は、複数種類の認証データの入力を可能にする構成としてもよく、例えば、2枚のICカードからそれぞれ異なる認証データが入力されるようにした構成や、ICカードから認証データが入力されるとともにキー入力によって異なる認証データ(暗証番号等)が入力されるようにした構成等としてもよい。
また、「前記認証データと前記照合データとを照合する」という構成には、例えば、認証データと照合データとの一方又は双方のデータの一部又は全部が、エンコード(暗号化)されていて、そのデータをデコード(復号化)したときに一致するか否かを判断するようにした構成を含む。
また、上記制御指令を複数種類とした場合には、複数種類の制御指令(例えば、開閉体を開放動作させるための制御指令と、開閉体を閉鎖動作させるための制御指令と、動作中の開閉体を停止するための制御指令との三種類の制御指令)の内に、前記照合手段による照合なしに(照合の必要がない)制御指令を含んでいてもよく、すなわち、少なくとも一種類制御指令(例えば、開閉体を開放動作させるための制御指令)を出力する場合に、照合手段による照合が必要なものとすればよい。
ここで、複数種類の制御指令からなる指令サイクルは、例えば、開→停→閉→開→停→閉のように、1サイクル(開→停→閉)の内に異なる種類の制御指令が含まれているものであってもよいし、例えば、開→停→閉→停→開→停→閉→停のように、1サイクル(開→停→閉→停)の内に全て又は一部の制御指令が複数回含まれているものであってもよい。
また、上記操作部および上記制御部には、上記認証データおよび上記操作信号を有線で送受信する態様と、上記認証データおよび上記操作信号を無線で送受信する態様とを含む。
ここで、上記蓋部材は、上記認証データ入力手段を覆うように設けられてもよいし、覆わないように設けられてもよい。
また、この蓋部材を更に有効に用いた好ましい態様として、該蓋部材の開閉によって上記動作モード手段が選択される構成としてもよい。より具体的説明すれば、例えば、該蓋部材の開閉状態を接触式又は非接触式スイッチにより感知し、その感知信号に応じて上記動作モード手段が選択されるようにしてもよい。
また、この蓋部材を更に有効に用いた他の好ましい態様として、該蓋部材の開閉によって、上記認証データを照合可能にした状態と同認証データを照合不能にした状態とを切換えるようにしてもよい。
第一の形態によれば、動作モード選択手段に対する外部からの操作により、動作モード記憶手段に記憶された動作モード手段が選択される。そして、その選択された動作モード手段に基づき、外部からの入力信号が受付けられ、その入力信号に応じて、適切な制御指令が出力される。
したがって、動作モード選択手段に対する外部からの操作により、現場状況や使用者の使用態様に応じて、入力操作の仕方および制御指令の内容等を選択的に変更することができる。
したがって、認証データの照合により防犯性を向上することができる上、外部から入力された操作信号に応じて開閉装置を適切に制御することができる。
以下の開閉装置制御システムの一例は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の躯体の開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置に具備されている。
また、各ガイドレールa2は、開閉体a1の幅方向の端部を囲むように形成された部材であり、開閉体a1によって着座される当接対象部位p(例えば、床面や地面、枠部材等)と巻取装置a3との間にわたって配設されている。
また、巻取装置a3は、開閉体a1を巻き取ったり繰出したりする巻取軸(図示せず)や、該巻取軸をチェーン及びスプロケット等の動力伝達手段(図示せず)等を介して双方向へ回転する電動駆動源a31、該電動駆動源a31を制御するシャッター制御盤a32等を具備してなる。
本体部11は、図示例によれば、その表面に、開放スイッチ11a1、停止スイッチ11a2、および閉鎖スイッチ11a3等の操作スイッチ11aが取り付けられ、その内部には、後述するICタグリーダー10aが配設されている。
なお、前記開放スイッチ11a1、停止スイッチ11a2、および閉鎖スイッチ11a3等は、例えば押ボタンスイッチとすればよいが、トグルスイッチや、他の態様のスイッチ類とすることも可能である。
この蓋部材12は、本体部11の全面を覆う態様とすることも可能である。
このICタグリーダー10aは、外部のICタグ14からの認証データの入力を可能にする認証データ入力手段として作用する。
また、このICタグリーダー10a内の後述するマイコン11gには、開放スイッチ11a1、停止スイッチ11a2、及び閉鎖スイッチ11a3等の操作スイッチ11aの接点信号が入力される。すなわち、これら操作スイッチ11aは、シャッター装置Aを操作するための操作信号の入力を可能にする操作信号入力手段として作用する。
ICタグ14は、カード形状のものや、鍵形状等のカード形状以外のもの等、何れの態様であってもよいが、本実施の形態では、特に使い勝手の良好なものとして、カード形状のICタグ(所謂ICカード)を用いている。
このICタグ14は、ICチップを搭載しており、該チップのメモリに記憶された認証データを、電波にのせてICタグリーダー10aへ送信する。
また、アンテナ11fは、蓋部材12の開閉状態に拘わらずに、ICタグ14から送信された電波を受信するように、本体部11内に配置されている。
操作部10と制御部20との間の通信用の電線L1は、これら操作部10と制御部20間の通信方式を所謂シリアル通信方式とすることで、2本用いられている。
なお、LED11jの発光やブザー11kの警報音は、後述する照合手段による照合結果に応じて、例えば、点灯/点滅や、連続音/断続音等のように、変化させるようにしてもよい。
そして、このマイコン11gの電力は、2本の電線L2,L2を介して制御部20から供給される。
なお、前述した既設のスイッチボックスは、少なくとも、前記のような既設の電線を備えたものであればよく、その外観形状や前記電線以外の構成は限定されない。
各スイッチの機能について詳述すれば、登録スイッチ23は、ICタグ14及びICタグリーダー10a等によって外部から入力される認証データに照合させるための照合データを、マイコン21の記憶装置に登録する照合データ登録手段として機能する。
また、消去スイッチ24は、マイコン21の記憶装置に登録された複数の照合データを、選択的に消去する照合データ消去手段として機能する。
また、動作モードスイッチ27は、外部からの押し操作により動作モード手段の選択を可能にする動作モード選択手段として機能する。
なお、照合データの登録/消去や、動作モード手段の選択を行うための手段は、本実施の形態の好ましい態様によれば、上述したように、それぞれの機能に対応したスイッチを設けた構成(図3及び図4参照)としたが、他の態様とすることも可能であり、例えば、照合データを登録するための手段として、接続された外部機器(予め照合データを記憶した記憶装置を含む構成)から照合データがマイコン21へ入力され、該マイコン21の記憶装置に記憶されるようにしてもよい。
開放リレー25a、停止リレー25b、閉鎖リレー25cは、マイコン21からの指令に応じて、シャッター装置Aの開閉体a1を開放させるための接点信号、同開閉体a1を停止するための接点信号、同開閉体a1を閉鎖するための接点信号を、それぞれシャッター装置Aのシャッター制御盤a32へ送信する。
なお、このリレー回路25は、例えば、電磁コイルと接点とを備えた一般的なリレーとすればよいが、スイッチング機能を有する半導体素子(トランジスタなど)等とすることも可能である。
動作モードスイッチ27への押し操作により所定のモード番号の動作モード手段が選択された場合、制御部20は、そのモード番号を表示装置28に表示するとともに、そのモード番号に対応するプログラムである動作モード手段をマイコン21の記憶装置から呼び出し、該動作モード手段に基づき、外部からの入力信号を受付け、その受付けた入力信号に応じて、所定の制御指令を出力する。
なお、このステップ11は、ICタグ14による認証データの入力があったときのみ実行される処理としてもよい。
そして、シャッター制御盤a32は、停止リレー25bによる前記所定時間の接点信号が入力されると、開閉体a1が開閉動作中である場合にその開閉体a1を停止し、開閉体a1が停止中である場合にはその開閉体a1の停止状態を継続する。
また、より緊急停止の際の操作性を向上するためには、ICタグ14を操作部10にかざせば、照合データと認証データとが一致しなくとも、停止指令が出力されて、動作中の開閉体a1が停止するようにしてもよい。
そして、ステップ14aでは、開放スイッチ11a1に対する操作により開放信号があるか否かを判断し、開放信号がある場合には次のステップ15aへ処理を移行し、そうでない場合にはステップ14bへ処理を移行する。
ステップ15aでは、開放リレー25aが所定時間(例えば0.5秒間)励磁されることにより、制御部20からシャッター制御盤a32へ前記所定時間の開放指令が出力され、次のステップ16へ処理を移行する。
ステップ15bでは、閉鎖リレー25cが所定時間(例えば0.5秒間)励磁されることにより、制御部20からシャッター制御盤a32へ前記所定時間の閉鎖指令が出力され、次のステップ16へ処理を移行する。
なお、上記モード番号0の動作手段では、上述した処理中において常時、停止スイッチ11a2による操作があれば、停止指令が出力されるようになっている。
また、上記モード番号1の動作モード手段では、上述した処理中において、常時、開放スイッチ11a1、停止スイッチ11a2、又は閉鎖スイッチ11a3が操作された場合には、何れのスイッチが操作された場合であっても、制御部20からシャッター制御盤a32へ停止指令が出力されるようになっている。
したがって、この動作モード手段は、例えば非常時のみ開放されるシャッター装置等のように、通常は閉鎖状態に維持されるシャッター装置等に好適である。
また、ステップ33bでは、前記照合回数が2回目、6回目、・・・{2+(n−1)×4}回目の場合に、次のステップ34bで所定時間(例えば0.5秒間)停止指令を出力し、そうでない場合には、ステップ33cへ処理を移行する。
また、ステップ33cでは、前記照合回数が3回目、7回目、・・・{3+(n−1)×4}回目の場合に、次のステップ34cで所定時間(例えば0.5秒間)閉鎖指令を出力し、そうでない場合には、ステップ33dへ処理を移行する。
また、ステップ33dでは、前記照合回数が4回目、8回目、・・・{4+(n−1)×4}回目の場合に、次のステップ34dで所定時間(例えば0.5秒間)停止指令を出力し、そうでない場合には、ステップ35へ処理を移行する。
そして、ステップ36では、上述したステップ31へ処理を戻す。
したがって、モード番号2の動作モード手段を用いる場合には、上述した操作部10の構成から、開放スイッチ11a1、停止スイッチ11a2、又は閉鎖スイッチ11a3を省いた構成としてもよいし、これら開放スイッチ11a1や、停止スイッチ11a2、閉鎖スイッチ11a3を他の用途のスイッチ(例えば照明等)に用いても構わない。
前記1点指令とは、1点式スイッチ(すなわち押圧操作等により1点の信号のみを出力するスイッチ)から出力される信号と略同等の信号であり、モード番号3の動作モード手段が選択される場合には、図示しない1点指令出力用リレーの接点出力信号がシャッター制御盤a32に入力される。
なお、前記1点指令出力指令用リレーは、開放リレー25a,停止リレー25b,及び閉鎖リレー25c以外のリレーとしてマイコン21の出力側に設ければよいが、開放リレー25a,停止リレー25b,及び閉鎖リレー25cの内の一つを用いた構成とすることも可能である。
また、モード番号3の動作モード手段を選択する場合、シャッター制御盤a32は、前記1点指令が入力される毎に、複数種類の制御指令からなる指令サイクル(例えば、開放指令→停止指令→閉鎖指令→停止指令)の内の各制御指令を順次に出力して、電動駆動源a31を制御するように構成されているものを用いる。
なお、モード番号4の動作モード手段では、常時、停止スイッチ11a2による停止操作が無効にされている。
また、ステップ63bでは、前記照合回数が2回目、4回目、・・・{2+(n−1)×2}回目の場合に、次のステップ64bで所定時間(例えば0.5秒間)停止指令を出力し、そうでない場合には、ステップ65へ処理を移行する。
そして、ステップ66では、上述したステップ61へ処理を戻す。
また、上記モード番号5の動作モード手段では、上述した処理中において、常時、開放スイッチ11a1又は閉鎖スイッチ11a3による入力操作は、不可能な状態にされている。
したがって、モード番号5の動作モード手段を用いる場合には、上述した操作部10の構成から、開放スイッチ11a1及び/又は閉鎖スイッチ11a3を省いた構成としてもよいし、これら開放スイッチ11a1及び/又は閉鎖スイッチ11a3を他の用途のスイッチ(例えば照明等)に用いても構わない。
また、同様に、ステップ75bでは、マイコン21からの出力が所定時間(例えば0.2秒間)無出力状態に維持され、更に次のステップ76bでは、所定時間(例えば0.5秒間)の開放指令が出力される。
そして、ステップ78では、処理を上記ステップ71へ戻す。
なお、この構成における停止信号は、停止スイッチ11a2が操作されることによる信号としてもよいし、ICタグ14がかざされる操作による信号としてもよい、更に、停止スイッチ11a2以外のスイッチ(開放スイッチ11a1や閉鎖スイッチ11a3等)が操作されることによる信号とすることも可能である。
図12に示す操作部10’は、上記操作部10の蓋部材12に対し、貫通部12aを加えたものである。
貫通部12aは、図示例によれば蓋部材12を貫通する孔であるが、蓋部材12を切り欠いてなる切欠部であってもよい。
この操作部10’によれば、蓋部材12が閉じられた状態であっても、停止スイッチ11a2の操作体(図示例によれば、押ボタンスイッチの押圧操作部)が貫通部12aにより外部に露出されているため、停止スイッチ11a2の操作が可能であり、シャッター装置Aを緊急停止する場合などの操作性を、より向上することができる。
この場合、複数のシャッター装置に対応するようにリレー回路25を複数セット備え、これら複数セットのリレー回路25から同一の動作モード手段に応じた制御指令を出力したり、複数のリレー回路25毎に異なる種類の動作モード手段に応じた制御指令を出力したり等する構成とすればよい。
この場合、複数種類の制御指令からなる指令サイクルの内の各制御指令を順次に出力する動作モード手段(例えば、上記実施の形態におけるモード番号2,5,6のような動作モード手段)は、選択できないようにすることが好ましい。
10,10’:操作部
10a:ICタグリーダー
11a:操作スイッチ
11a1:開放スイッチ
11a2:停止スイッチ
11a3:閉鎖スイッチ
12:蓋部材
12a:貫通部
14:ICタグ
20:制御部
25:リレー回路
A:シャッター装置
a1:開閉体
Claims (4)
- 開閉装置の屋外側に配設される操作部と、同開閉装置の屋内側に配設される制御部とを備え、外部から前記操作部に入力される入力信号に応じて、開閉装置を制御するための制御指令を、前記制御部から出力するようにした開閉装置制御システムにおいて、
ICタグから無線送信された認証データを受信するICタグリーダーと、
予め入力された照合データを記憶する照合データ記憶手段と、
外部からの操作により開閉装置を操作するための操作信号の入力を可能にする操作信号入力手段と、
前記認証データと前記照合データとを照合する照合手段と、
前記入力信号に応じて所定の制御指令を出力するプログラムである複数種類の動作モード手段と、
これら複数種類の動作モード手段を記憶する動作モード記憶手段と、
外部からの操作により前記動作モード手段の選択を可能にする動作モード選択手段とを備え、
前記複数種類の動作モード手段には、前記照合手段による照合結果及び/又は前記操作信号に応じて、前記制御指令を出力する第1の動作モード手段と、前記照合手段により前記認証データと前記照合データとが一致したことを確認する毎に、複数種類の制御指令からなる指令サイクルの内の各制御指令を、順次に出力する第2の動作モード手段と、が含まれ、
選択された前記動作モード手段に基づき、外部からの入力信号を受付け、その受付けた入力信号に応じて、制御指令を出力するようにした開閉装置制御システムであって、
前記操作部に前記ICタグリーダーおよび前記操作信号入力手段を備えるとともに、前記制御部には、前記動作モード記憶手段、前記照合データ記憶手段、及び前記照合手段を備え、
前記ICタグリーダーは、アンテナから発信する電磁波により、接近されるICタグへ電力を供給し、前記ICタグから電波として発信される前記認証データを受信し、この認証データおよび前記操作信号を、インターフェース及び2本の電線を介して前記制御部へ送信し、前記ICタグリーダーの電力は、他の2本の電線により前記制御部から供給され、
前記照合手段は、ICタグを前記操作部の前記ICタグリーダーにかざす操作が行われる毎に前記認証データと前記照合データとを照合するように構成され、
前記第2の動作モード手段では、前記認証データと前記照合データとが一致したことを確認した場合、所定時間経過するまで次の照合を行わないことを特徴とする開閉装置制御システム。 - 上記複数種類の動作モード手段には、外部から入力された認証データと前記照合データとの照合結果に拘わらずに、動作中の開閉体を停止させるための停止信号の入力に応じて、動作中の開閉体を停止させる停止指令を出力する手段が含まれていることを特徴とする請求項1記載の開閉装置制御システム。
- 上記複数種類の動作モード手段には、上記認証データと上記照合データとが一致したことを条件に、動作中の開閉体を停止させる停止指令を出力し、その出力の後に、外部からの入力信号に応じた制御指令を出力する手段が含まれていることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置制御システム。
- 上記操作部には、開閉可能な蓋部材が設けられ、
該蓋部材の内側には、操作信号入力手段に対する入力操作を行うための複数の操作スイッチが設けられるとともに、これら操作スイッチの内の少なくとも一つを、動作中の開閉体を停止させるための停止スイッチとし、
該停止スイッチの操作体は、蓋部材を貫通する貫通部により外部に露出されていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置制御システム。
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