JP6710060B2 - 開閉装置制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、送信部から受信部に無線送信される信号に応じて、受信部が開閉装置を制御するようにした開閉装置制御システムに関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されたシャッター装置がある。
このシャッター装置では、シャッター装置の外部にリモコン等の送信部が設けられ、シャッターカーテンをその上方側で収納するシャッターボックス内に、前記送信部から無線送信される信号を受信する受信部が設けられている。
このようなシャッター装置では、他のシャッター装置用の送信部から発信される信号によってシャッターが動作したり、他の送信部のIDコードを登録したり等しないように、前記送信部毎にIDコードが設定され、送信部から送信される前記IDコードと受信部側に先に登録されたIDコードとが一致しない場合には、前記他の送信部から発信される送信信号によりシャッター装置が制御されることのないようにしている。
ところで、前記従来技術によれば、初めてシャッター装置を使用する前には、前記送信部のIDコードをシャッター装置側の受信部に登録する必要がある。また、前記送信部が故障した場合や、前記送信部を紛失してしまった場合等にも、新たな送信部のIDコードをシャッター装置側の受信部に登録する必要がある。
この登録手段としては、シャッターボックス内の受信部に、該受信部を登録モードにするための登録スイッチを設けておき、この登録スイッチの操作で登録モードになった受信部に対し、送信部からIDを送信して登録するようにした構成や、既に登録済みの送信部を用いて、他の送信部のIDコードを受信部に送信し登録させる構成等が提案される。
特開2001−152749号公報
しかしながら、前者の登録手段によれば、シャッターボックス内の狭い空間に、受信部が設けられている場合、その受信部の登録スイッチを操作するのは困難である。また、後者の登録手段では、送信部をまだ一つも登録していない場合や、登録済みの送信部を紛失してしまった場合等には、登録できないおそれがある。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
IDコードを含む信号を無線送信する送信部と、前記信号を受信する受信部とを備え、前記受信部が、受信した信号に含まれる前記IDコードと先に登録した登録IDコードとの一致を条件に、開閉装置の制御を可能にするようにした開閉装置制御システムにおいて、前記受信部は、電源投入から設定時間内に、前記開閉装置を開閉動作又は停止するための通常操作以外の特殊な操作による特殊操作信号を受信したことを条件に、この特殊操作信号に含まれる前記IDコードを前記登録IDコードとして登録し、前記送信部には、前記IDコードの登録を行うための登録スイッチと、前記開閉装置の動作を制御するための第1の操作スイッチ及び第2の操作スイッチとを含む複数の操作スイッチが設けられ、前記特殊操作信号には、前記登録スイッチと第1の操作スイッチとを同時に操作することで送信される第1の特殊操作信号と、前記登録スイッチと第2の操作スイッチとを同時に操作することで送信される第2の特殊操作信号とがあり、前記受信部は、先に登録した前記登録IDコードがなく、且つ第1の特殊操作信号を受信したことを条件に、この第1の特殊操作信号に含まれる前記IDコードを前記登録IDコードとして登録し、先に登録した前記登録IDコードがあり、且つ第2の特殊操作信号を受信したことを条件に、前記登録IDコードを全て抹消することを特徴とする開閉装置制御システム。
本発明は、以上説明したように構成されているので、送信部固有のIDコードを受信部に登録する際の作業性が良好な開閉装置制御システムを提供することにある。
本発明に係る開閉装置制御システムを用いた開閉装置の一例を示す正面図である。 操作信号フォーマット及び制御コードのイメージを示す図である。 第1及び第2実施形態の送信部の処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の受信部の処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の受信部の処理を示すフローチャートである。 第3及び第4実施形態の送信部の処理を示すフローチャートである。 第3実施形態の受信部の処理を示すフローチャートである。 第4及び第5実施形態の受信部の処理を示すフローチャートである。
本実施の形態の開閉装置制御システムにおける第一の特徴は、IDコードを含む信号を無線送信する送信部と、前記信号を受信する受信部とを備え、前記受信部が、受信した信号に含まれる前記IDコードと先に登録した登録IDコードとの一致を条件に、開閉装置の制御を可能にするようにした開閉装置制御システムにおいて、前記受信部は、電源投入から設定時間内に、前記開閉装置を開閉動作又は停止するための通常操作以外の特殊な操作による特殊操作信号を受信したことを条件に、この特殊操作信号に含まれる前記IDコードを前記登録IDコードとして登録する(図1〜図8参照)。
前記「特殊操作信号」の好ましい具体例としては、送信部の登録スイッチと他の操作スイッチとが所定時間内に同時操作されることで受信部から発信される信号や、同一の操作スイッチが複数回の操作されることで受信部から発信される信号等が挙げられる。
また、上記構成の開閉装置制御システムには、送信部に対する特殊な操作により該送信部が他の信号と区別可能な特殊操作信号を生成し無線発信し、この特殊操作信号を受信部によって受信するようにした態様(図3参照)や、受信部が電源投入から設定時間内に複数回受信した際にその受信パターンが予め設定されたパターンである場合に、特殊操作信号を受信したものとみなす態様(図7及び図8参照)等を含む。
なお、後述する実施の形態では、前記第一の特徴を有する開閉装置制御方法も開示している。
第二の特徴として、前記受信部は、先に登録した前記登録IDコードがなく、且つ電源投入から設定時間内に前記特殊操作信号を受信したことを条件に、この特殊操作信号に含まれる前記IDコードを前記登録IDコードとして登録する(図4及び図7参照)。
第三の特徴として、前記受信部は、先に登録した前記登録IDコードがあり、且つ電源投入から設定時間内に前記特殊操作信号を受信したことを条件に、前記登録IDコードの少なくとも一部を抹消する(図4及び図7参照)。
第四の特徴として、前記送信部には、前記開閉装置の動作を制御するためのスイッチと、前記IDコードの登録を行うための登録スイッチとを含む複数の操作スイッチが設けられ、前記特殊操作信号は、前記登録スイッチと、他の操作スイッチとを同時に操作することで送信される信号である(図4及び図5参照)。
ここで、「開閉装置の動作を制御するためのスイッチ」の具体例としては、開閉装置を開放動作するための開放スイッチ、開閉装置を閉鎖動作するための閉鎖スイッチ、開閉装置の動作を停止するための停止スイッチ等が挙げられる。
第五の特徴として、前記操作スイッチには、前記IDコードの登録を行うための登録スイッチと、前記開閉装置の動作を制御するための第1の操作スイッチ及び第2の操作スイッチとが含まれ、前記特殊操作信号には、前記登録スイッチと第1の操作スイッチとを同時に操作することで送信される第1の特殊操作信号と、前記登録スイッチと第2の操作スイッチとを同時に操作することで送信される第2の特殊操作信号とがあり、前記受信部は、先に登録した前記登録IDコードがなく、且つ第1の特殊操作信号を受信したことを条件に、この第1の特殊操作信号に含まれる前記IDコードを前記登録IDコードとして登録し、先に登録した前記登録IDコードがあり、且つ第2の特殊操作信号を受信したことを条件に、前記登録IDコードを全て抹消する(図4参照)。
第六の特徴として、前記送信部には、前記開閉装置の開閉動作を停止するための停止スイッチを含む操作スイッチが設けられ、前記受信部は、前記停止スイッチが所定時間内に所定の複数回数操作されることで送信された信号を受信した場合に、この受信を前記特殊操作信号の受信とみなす(図7参照)。
第七の特徴として、前記特殊操作信号は、電源投入から第1の設定時間内に受信される第1の信号と、この第1の信号の受信の後に第2の設定時間内に受信される第2の信号とからなり、前記受信部は、前記第1の信号を受信したことを条件に、該信号に含まれるIDコードを仮登録し、さらに前記第2の信号を受信したことを条件に、仮登録した前記IDコードを本登録する。
ここで、より好ましい態様としては、前記受信部は、前記第1の信号を受信したことを条件に、該信号に含まれるIDコードを仮登録し、さらに前記第2の信号を受信し、且つこの第2の信号に含まれるIDコードが前記仮登録したIDコードと一致することを条件に、仮登録した前記IDコードを本登録する(図8参照)
第八の特徴としては、前記送信部には、前記開閉装置の開閉動作を停止するための停止スイッチを含む複数の操作スイッチが設けられ、前記第1の信号と前記第2の信号の両方の信号が、前記停止スイッチの操作に応じた同一の信号である(図8及び第4実施形態参照)。
第九の特徴としては、前記第1の信号と前記第2の信号を、前記送信部に対する異なる操作に応じた異なる信号とした。
ここで、より好ましい態様としては、第1の信号を単一の操作スイッチ(例えば停止スイッチ)に対する操作に応じた信号とし、第2の信号を、複数の操作スイッチ(例えば登録スイッチと開放スイッチ)に対する組み合わせ操作に応じた信号とする(図8及び第5実施形態参照)。
第十の特徴として、前記開閉装置は、空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、該開閉体をその開放方向側で巻き取ったり繰り出したりする巻取体と、該巻取体内に同軸状に設けられた回転駆動源とを備え、前記回転駆動源は、本体部と該本体部に対し駆動回転する回転部とを備え、前記本体部を回転不能部位に固定するとともに、前記回転部を前記巻取体に固定しており、前記本体内に前記受信部を具備している(図1参照)。
<第1実施形態>
次に、上記特徴を有する具体的な実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
この開閉装置制御システムは、図1に示すように、開閉装置Aから離れた位置に設けられた送信部40と、開閉装置A内に設けられて送信部40から送信される無線信号を受信する受信部31cとを備え、受信部31cによって受信した無線信号に応じて開閉装置Aを制御する。
開閉装置Aは、空間を仕切ったり開放したりするようにして開閉動作する開閉体10と、該開閉体10をその開放方向側で巻き取ったり繰り出したりする巻取体20と、該巻取体20内に同軸状に設けられた回転駆動源30と、開閉体10の横幅方向の端部を開閉方向へ案内するガイドレール40とを備えた窓用のシャッター装置である。
開閉体10は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなるスラットを、開閉体開閉方向に複数並列させ、隣接するスラット同士の間で回動するように接続してなる。この開閉体10の他例としては、前記スラットに換えて、パネルや、パイプ、シート状物等からなる態様とすることも可能である。この開閉体10の下端側には、必要に応じて、該開閉体10よりも閉鎖方向側の障害物を感知する障害物感知装置(図示せず)が設けられる。
巻取体20は、開閉体10の上方側に設けられた略箱状の収納ケース21内に設けられる。
この巻取体20は、略円筒状に形成され、その内部には、該巻取体20を回転自在に支持する軸状部材(図示せず)、及び該巻取体20に回転力を付与する回転駆動源30等を具備している。
回転駆動源30は、略円筒状の本体部31と、該本体部31に対し双方向へ駆動回転する回転部32とを備えた電動式チューブラモータである。
この回転駆動源30は、本体部31における軸方向の一端側を、ブラケット等を介して回転不能部位(図示例によれば収納ケース21)に固定するとともに、その他端側の回転部32を巻取体20の内周部に固定している。
本体部31は、円筒状に構成され、その内部に、電動モータであるモータ部31aや、該モータ部31aの出力軸の回転を適宜に調整して回転部32へ伝達するギア部31b等を具備している。
さらに、この本体部31内には、送信部40からの無線信号を受信する受信部31c、該受信部31cにより受信した無線信号に含まれる制御指令に応じてモータ部31aを制御するモータ制御部31dが設けられる。
受信部31cは、送信部40から送信される電波を捕捉するアンテナや、捕捉した電波を復調する復調回路(図示せず)、該復調回路によって復調された信号に含まれるIDコード(図2参照)や、制御プログラム等を記憶するための記憶装置(例えば不揮発性メモリー等)、前記制御ブログラムに基づきIDコードの登録及び抹消、モータ制御部31dへの制御指令の出力等を行う電子回路(例えばマイコン等)等を具備した無線受信機である。
モータ制御部31dは、受信部31cからの制御指令に応じてモータ部31aに供給される電源を制御する電子回路である。
また、送信部40は、略板状の筐体42と、該筐体42の表裏面に設けられた複数の操作スイッチ41と、操作スイッチ41の操作パターンに応じて操作信号43(図2参照)を生成する電子回路(例えばマイコン等)、操作信号43を無線発信する送信機等を具備している。
操作スイッチ41には、開放スイッチ41a(第1の操作スイッチ)、閉鎖スイッチ41b(第2の操作スイッチ)、停止スイッチ41c、登録スイッチ41d等がある。
開放スイッチ41aは、開閉体10を開放動作させるために押される押釦スイッチであり、送信部40の表側に設けられる。
閉鎖スイッチ41bは、開閉体10を閉鎖動作させるために押される押釦スイッチであり、送信部40の表側に設けられる。
停止スイッチ41cは、開閉体10の動作を停止するために押される押釦スイッチであり、送信部40の表側に設けられる。
登録スイッチ41dは、送信部40毎の固有のIDコードを開閉装置Aの受信部31cに登録するために、他のスイッチとの組み合わせで操作される押釦スイッチであり、送信部40の裏側に設けられる。
なお、図示例以外の他例として、開閉体10に、開閉動作可能な換気採光用の窓部を設けた場合には、この窓部を開閉するための操作スイッチ41を、送信部40に設けるようにしてもよい。
この送信部40は、予め設定されたフォーマットの操作信号43(図2参照)を、適宜な変調方式(例えばASK(Amplitude Shift Keying)変調やFSK(Frequency Shift Keying)変調等)によって変調し、電波を伝送媒体にして無線発信する。
前記操作信号43は、図2に示すように、データの先頭部分を示すヘッダーコード43a、当該送信部40毎に設定される固有のIDコード43b、開閉装置Aに対する制御指令となる制御コード43c、送受信エラー検出のためのチェックサム43d等の組み合わせにより構成される。
IDコード43bは、送信部40を他の送信部や無線リモコン等と区別するためのコードである。例えば、送信部40を複数具備した場合には、これら複数の送信部40についてそれぞれ異なるIDコード43bが設定される。
制御コード43cは、例えば、「000」や「001」等の3ビットのコードとすればよく、図2の表に例示するように、操作スイッチ41の操作パターンに応じて、異なるコードが設定されている。
図2の表中、停止指令コードは、開放スイッチ41aが押された場合に生成されるコードあり、開閉装置Aの動作を停止するために用いられる。
開放指令コードは、開放スイッチ41aが押された場合に生成されるコードであり、開閉装置Aを開放動作させるために用いられる。
閉鎖指令コードは、閉鎖スイッチ41bが押された場合に生成されるコードであり、開閉装置Aを閉鎖動作させるために用いられる。
ID登録コードは、開放スイッチ41aと登録スイッチ41dが所定時間(例えば3秒間)同時に押された場合に生成されるコードであり、IDコード43bを受信部31cに登録するために用いられる。
ID抹消コードは、閉鎖スイッチ41bと登録スイッチ41dが所定時間(例えば3秒間)同時に押された場合に生成されるコードであり、受信部31cに先に登録された登録IDコードを抹消するために用いられる。
停止指令コードと、開放指令コードと、閉鎖指令コードとの何れかを含む操作信号43は、開閉装置Aの動作を制御するための通常操作信号として扱われる。
また、ID登録指令コード又はID抹消指令コードを含む操作信号43は、IDコード43bを受信部31cに登録したり、受信部31cに登録済みのIDコードを抹消したりするための特殊操作信号として扱われる。
また、ガイドレール50は、開閉体10の横幅方向の端部を略コ字状に囲んで上下方向へ案内する部材である。このガイドレール50は、地面や床面等の開閉体当接対象部位と、収納ケース21との間にわたって連続している。
次に上記構成の開閉装置制御システムについて、送信部40及び受信部31cによる処理の一例を、図3及び4に示すフローチャートに沿って詳細に説明する。
送信部40は、停止スイッチ41c、開放スイッチ41a又は閉鎖スイッチ41bによる通常操作が行われた場合には、各スイッチに対応する制御コード43c(停止指令コード、開放指令コード又は閉鎖指令コード)を含む操作信号43(図2参照)を無線発信する(ステップ1〜2,1a〜2a,1b〜2b参照)。
また、送信部40は、操作スイッチ41に対する特殊操作が行われた場合には、その特殊操作に応じた制御コード(ID登録指令コード又はID抹消指令コード)を含む操作信号43(特殊操作信号)を無線発信する(ステップ1c〜2c,1d〜2d参照)。
詳細に説明すれば、ステップ1cでは、操作スイッチ41に対する第1の特殊操作による入力があるか否かを判断し、前記入力がある場合には次のステップ2cへ処理を進め、そうでなければ処理をステップ1dへ移行する。
ここで、第1の特殊操作とは、本実施の形態の一例によれば、開放スイッチ41aと登録スイッチ41dが所定時間(例えば3秒間)同時に押される操作である。
ステップ2cでは、第1の特殊操作信号を発信する。
この第1の特殊操作信号とは、送信部40が前記第1の特殊操作に応じて生成した、前記ID登録指令コード(図2参照)を含む操作信号43である。
また、ステップ1dでは、操作スイッチ41に対する第2の特殊操作による入力があるか否かを判断し、前記入力ある場合には次のステップ2dへ処理を進め、そうでなければ処理をステップ1へ戻す。
ここで、第2の特殊操作とは、本実施の形態の一例によれば、閉鎖スイッチ41bと登録スイッチ41dが所定時間(例えば3秒間)同時に押さる操作である。
ステップ2dでは、第2の特殊操作信号を発信する。
この第2の特殊操作信号とは、送信部40が前記第2の特殊操作に応じて生成した、前記ID抹消指令コード(図2参照)を含む操作信号43である。
一方、受信部31cは、電源投入から設定時間内であり、先に登録した登録IDコードがなく、且つ第1の特殊操作信号を受信した場合に、この第1の特殊操作信号に含まれるIDコードを登録IDコードとして登録し、先に登録された登録IDコードがあり、且つ第2の特殊操作信号を受信した場合には、先に登録された登録IDコードを全て抹消する。なお、前記登録IDコードとは、受信部31cの記憶装置に既に登録されているIDコードを意味する。
また、同受信部31cは、電源投入から設定時間外である場合や、電源投入から設定時間内であっても第1の特殊操作信号又は第2の特殊操作信号を受信していない場合には、通常操作信号の受信に応じて開閉装置Aの動作を制御する。
詳細に説明すれば、図4に示すように、受信部31cは、先ず、電源が投入されるのを待ち(ステップ11)、電源が投入された場合には、その電源投入から設定時間内(図示例によれば10秒以内)であるか否かを判断し(ステップ12)、10秒以内であればステップ13へ処理を進め、そうでなければステップ17へ処理をジャンプする。
ステップ13では、受信部31cの記憶装置の所定の記憶領域に、先に登録された登録IDコードがあるか否かを判断し、未登録であればステップ14へ処理を進め、そうでなければステップ14aへ処理を移行する。
ステップ14では、第1の特殊操作信号の1回目の受信をしたか否かを判断し、1回目の受信をした場合にはステップ15へ処理を進め、そうでなければ(すなわち、第1の特殊操作信号の受信が2回目以降の場合、又は第1の特殊操作信号を受信しなかった場合)ステップ17へ処理をジャンプする。
ここで、第1の特殊操作信号とは、開放スイッチ41aと登録スイッチ41dが所定時間(例えば3秒間)同時に押される操作(上述した第1の特殊操作)により送信部40が無線発信した信号であって、上記ID登録指令コード(図2参照)を含む操作信号43である。
前記ステップ14によれば、登録操作の対象としている開閉装置A以外の他の開閉装置から発信された第1の特殊操作信号を、偶然受信したことによって、前記他の開閉装置のIDコードが誤登録されてしまう可能性を少なくすることができる。
次に、ステップ15では、受信した第1の特殊操作信号に含まれるIDコードを、受信部31cの記憶装置に記憶する。
そして、ステップ16では、図示しないブザーを所定時間(図示例によれば3秒)鳴動し、処理をステップ17へ進める。
また、ステップ14aでは、第2の特殊操作信号を受信したか否かを判断し、受信した場合にはステップ15aへ処理を進め、そうでなければステップ17へ処理をジャンプする。
ここで、第2の特殊操作信号とは、閉鎖スイッチ41bと登録スイッチ41dが所定時間(例えば3秒間)同時に押される操作(上述した第2の特殊操作)により送信部40が無線発信した信号であって、上記ID抹消指令コード(図2参照)を含む操作信号43である。
ステップ15aでは、受信部31cの記憶装置に記憶されているIDコードを全て消去し、次のステップ16aへ処理を進める。
次のステップ16aでは、図示しないブザーを一定間隔置いて所定回数(図示例によれば3回)鳴動し、処理をステップ17へ進める。
ステップ17では、通常操作信号(停止指令コード、開放指令コード又は閉鎖指令コードを含む操作信号43)を受信したか否かを判断し、受信した場合には次のステップ18へ処理を進め、そうでなければステップ12へ処理を戻す。
ステップ18では、通常操作信号に含まれるIDコードが、受信部31cの記憶装置に記憶されている登録IDコードと一致するか否かを判断し、一致する場合にはステップ19へ処理を移行し、そうでなければステップ12へ処理を戻す。なお、先に記憶した登録IDコードがない場合には、ステップ12へ処理を戻す。
よって、上記構成の開閉装置制御システムによれば、巻取体20内に配置される受信部31cに対し、直接手で接触して操作するようなことなく、遠隔操作によって送信部固有のIDコードを受信部31cに登録したり、登録済みのIDコードを削除したりすることができる。
また、先にIDコードを登録した送信部がない場合でも、上記特殊操作信号を発信可能な他の送信部を用いてIDコードの登録や抹消を行うことができる。
したがって、送信部固有のIDコードを受信部に登録や抹消する際の作業性が良好である。
更に、受信部31cを回転駆動源30内に設けるようにしたため、収納ケース21内に設置スペースがない場合でも受信部31cを搭載でき、さらには収納ケース21を、より小型化することも可能である。
<第2実施形態>
次に、本発明に係る他の実施形態について説明する。なお、以下に示す実施形態は、上述した実施形態の一部を変更したものであるため、主にその変更部分について詳述し、重複する部分の説明は適宜省略する。
図5は、第2実施形態における受信部31cの処理を示す。この第2実施形態は、第1実施形態に対し、受信部31c内に記憶したプログラムを変更したものであり、他の構成は第1実施形態と同様である。
この第2実施形態における受信部31cの処理中、ステップ21〜22は上記ステップ11〜12と、ステップ24〜28は上記ステップ15〜19と、ステップ23a〜25aは上記ステップ14a〜16aと、それぞれ同様である。
すなわち、第2実施形態では、第1実施形態のフローチャートに対し、IDコードが未登録であるか否かの判断フロー(上記ステップ13)を省いている。
そして、ステップ23では、第1の特殊操作信号の1回目の受信をしたか否かを判断し、1回目の受信をした場合にはステップ24へ処理を進め、そうでなければステップ23aへ処理を移行する。
よって、第2実施形態によれば、より簡素な処理によって、送信部固有のIDコードを受信部に登録及び抹消することができる。
なお、ステップ24におけるIDコードの登録処理は、先に登録済みのIDコードの記憶を保持しつつ、受信した第1の特殊操作信号に含まれるIDコードを追加登録する態様や、先に登録済みのIDコードを全て抹消した上で、受信した第1の特殊操作信号に含まれるIDコードを登録する態様とすることが可能である。
<第3実施形態>
第3実施形態は、第1実施形態に対し、送信部40及び受信部31c内に記憶した各制御プログラムを変更したものであり、他の構成は第1実施形態のものと同様である。
この第3実施形態において、送信部40の操作信号43(図2参照)には、制御コード43cとしてのID登録指令コード及びID抹消指令コードを用いない。
この第3実施形態の送信部40による処理は、第2実施形態の送信部40による処理(図3)に対し、ステップ1c〜2c及びステップ1d〜2dを省いたものとなる。
すなわち、第3実施形態の送信部40は、図6に示すように、停止スイッチ41c、開放スイッチ41a又は閉鎖スイッチ41bによる通常操作が行われた場合に、各スイッチに対応する制御コード43c(停止指令コード、開放指令コード又は閉鎖指令コード)を含む操作信号43(図2参照)を無線発信する(ステップ31〜32,31a〜32a,31b〜32b)。すなわち、この送信部40は、ID登録指令コードやID抹消指令コードを含む操作信号43の無線発信は行わない。
また、第3実施形態の受信部31cによる処理(図7参照)は、第1実施形態の処理(図4参照)に対し、主にステップ43,44,44aの処理が異なっている。
ステップ41〜42は上記ステップ11〜12と、ステップ45〜49は上記ステップ15〜19と、ステップ45a〜46aは上記ステップ15a〜16aと、それぞれ同様である。
ステップ43では、受信部31cの記憶装置の所定の記憶領域に、先に登録された登録IDコードがあるか否かを判断し、未登録であればステップ44へ処理を進め、そうでなければステップ44aへ処理を移行する。
ステップ44では、特殊操作信号の1回目の受信をしたか否かを判断し、1回目の受信をした場合にはステップ45へ処理を進め、そうでなければステップ47へ処理をジャンプする。なお、このステップ44の条件を前記1回目の受信に限定する理由は、上記ステップ14(図4参照)の場合と同様に、前記他の開閉装置のIDコードの誤登録を少なくするためである。
また、ステップ44aでは、特殊操作信号を受信したか否かを判断し、受信した場合にはステップ45aへ処理を進め、そうでなければステップ47へ処理をジャンプする。
ここで、ステップ44,44aにおける前記特殊操作信号とは、停止スイッチ41cを所定時間内に所定の複数回数(図示例によれば3回)操作することで送信される信号である。
より詳細に説明すれば、受信部31cは、電源投入があると、上記設定時間の間(図示例によれば10秒間)、停止指令コード(図2参照)を含む操作信号43の受信回数をカウントし、この受信回数が所定時間内に所定の複数回数となった場合に、この複数回の受信を前記特殊操作信号の受信とみなす。
前記所定時間内は、例えば、1秒以内や2秒以内等、比較的短い時間内とすればよいが、ステップ22の設定時間内(図示例によれば10秒以内)とすることも可能である。
よって、第3実施形態によれば、例えば、登録スイッチを具備しない送信部が用いられた場合でも、該送信部の停止スイッチの複数回操作のみによって、該送信部のIDコードを受信部に登録したり、受信部に先に登録されたIDコードを抹消したり等することができる
したがって、例えば、先に登録した送信部を紛失等してしまった場合でも、他の送信部を用いてIDコードを容易に登録することができる。
<第4実施形態>
第4実施形態は、第3実施形態に対し、受信部31c内に記憶した制御プログラムを、図8に示す処理となるように変更したものであり、他の構成は第3実施形態のものと同様である。
第4実施形態では、電源投入から第1の設定時間内(図示例によれば電源投入から3秒以内)に受信される特定の操作スイッチ41(例えば停止スイッチ41c)による第1の信号と、この第1の信号の受信の後の第2の設定時間内(図示例によれば電源投入から10秒以内)に受信される同操作スイッチ41(停止スイッチ41c)による第2の信号とがあった場合に、これら第1及び第2の信号を特殊操作信号とみなす。
ここで、第1の信号と第2の信号は、詳細に説明すれば、停止指令コード(図2参照)を含む操作信号43であって、同一の信号である。
そして、受信部31cは、前記第1の信号を受信した場合に、該信号に含まれるIDコードを仮登録し、この後、さらに前記第2の信号を受信して、この第2の信号に含まれるIDコードと前記仮登録したIDコードとが一致し、且つ先に本登録したIDコードがない場合に、仮登録した前記IDコードを本登録する。
図8に基づきより詳細に説明すれば、受信部31cは、先ず、電源投入があるのを待ち(ステップ61)、電源投入があると次のステップ62へ処理を進める。
ステップ62では、その電源投入から第1の設定時間内(図示例によれば3秒以内)であるか否かを判断し、第1の設定時間内であれば次のステップ63へ処理を進め、そうでなければステップ71へ処理をジャンプする。
ステップ63では、停止指令コード(図2参照)を含む操作信号43(第1の信号)について、1回目の受信をしたか否かを判断し、1回目の受信をした場合には次のステップ64へ処理を進め、そうでなければ(すなわち、操作信号43の受信が2回目以降の場合、又は操作信号43を受信しなかった場合)、ステップ71へ処理をジャンプする。
なお、このステップ63の条件を前記1回目の受信に限定する理由は、上記ステップ14(図4参照)の場合と同様に、前記他の開閉装置のIDコードの誤登録を少なくするためである。
ステップ64では、第1の信号(操作信号43)に含まれるIDコードが、受信部31cの記憶装置に仮登録される。
次のステップ65では、電源投入から第2の設定時間内(図示例によれば10秒以内)であるか否かを判断し、第2の設定時間内であれば次のステップ66へ処理を進め、そうでなければステップ71へ処理をジャンプする。
ステップ66では、停止指令コード(図2参照)を含む操作信号43を第2の信号として再受信したか否かを判断し、再受信した場合には次のステップ67へ処理を進め、そうでなければステップ65へ処理を戻す。
ステップ67では、第2の信号に含まれるIDコードと、前記ステップ64で仮登録したIDコードとが一致するか否かを判断し、一致していれば次のステップ68へ処理を進め、そうでなければ、ステップ65へ処理を戻す。
ステップ68では、先に本登録された登録IDコードがあるか否かを判断し、未登録であればステップ69へ処理を進め、そうでなければステップ69aへ処理を移行する。
ステップ69では、前記ステップ64で仮登録したIDコードを、受信部31cの記憶装置に本登録する。
なお、このステップ69におけるIDコードの登録処理は、先に本登録済みのIDコードの記憶を保持しつつ、第1の信号に含まれるIDコードを追加登録する態様や、先に本登録済みのIDコードを全て抹消した上で、受信した第1の信号に含まれるIDコードを登録する態様等とすることが可能である。
次のステップ70では、図示しないブザーを所定時間(図示例によれば3秒)連続鳴動し、処理をステップ71へ進める。
一方、ステップ69aでは、受信部31cの記憶装置に記憶されているIDコードを全て消去し、次のステップ70aへ処理を進める。
次のステップ70aでは、図示しないブザーを所定回数(図示例によれば3回)断続鳴動し、処理をステップ71へ進める。
ステップ71〜73では、第1実施形態のステップ17〜19と同様に、操作信号43を受信した場合に、該操作信号43に含まれるIDコードと先に登録した登録IDコードとの一致を条件に、操作信号43に含まれる制御コードに応じて開閉装置Aを制御する。
よって、第4実施形態によれば、IDコードの登録を行う場合に、電源投入後直ぐに、最初に停止スイッチ41cを操作してIDコードを仮登録すれば、他の開閉装置のID等が誤登録されてしまうようなことを低減でき、その後、次の停止スイッチ41cの操作を比較的ゆっくりと行うことができ、その登録操作の確実性及び作業性が良好である。
また、停止スイッチ41cのみによる操作信号43の受信パターンを特殊操作信号とみなすようにしているため、登録スイッチ41dのない送信部であっても、IDコードの登録及び抹消を容易に行うことができる。
<第5実施形態>
第5実施形態は、第4実施形態に対し、受信部31c内に記憶した制御プログラムを、以下の処理となるように一部変更したものである。この第5実施形態のフローチャートは、第4実施形態と同一のものを用いる(図8参照)。
この第5実施形態では、電源投入から第1の設定時間内(図示例によれば電源投入から3秒以内)に受信される特定の操作スイッチ41(例えば、停止スイッチ41c)による第1の信号と、この第1の信号の受信の後の第2の設定時間内(図示例によれば電源投入から10秒以内)に、送信部40に対する異なる操作(例えば、登録スイッチ41dと開放スイッチ41aの同時操作)に応じた第2の信号とがあった場合に、これら第1及び第2の信号を特殊操作信号とみなす(ステップ63〜66参照)。
ここで、第1の信号は、停止指令コード(図2参照)を含む操作信号43とし、第2の信号は、第1の信号とは異なる信号であり、例えば、ID登録指令コード(図2参照)を含む操作信号43とすればよい。
そして、受信部31cは、前記第1の信号を受信した場合に、該信号に含まれるIDコードを仮登録し(ステップ64参照)、さらに、この後に受信した第2の信号に含まれるIDコードと、前記仮登録したIDコードとが一致し(ステップ67参照)、且つ先に本登録したIDコードがない場合に(ステップ68参照)、仮登録した前記IDコードを本登録する(ステップ68参照)。また、先に本登録したIDコードがある場合には、受信部31cの記憶装置に記憶されているIDコードを全て消去し、ブザーを3回鳴動する(ステップ69a〜70a参照)
なお、この第5実施形態において、前記第2の信号は、前記以外の操作スイッチ41の組み合わせ操作や、これら操作スイッチ41による長押し操作等とすることも可能である。
よって、この第5実施形態によれば、登録すべきIDコードを電源投入から短い時間内に簡単な操作で素早く仮登録できるので、同時間内に偶然他の開閉装置の操作部が操作されそのIDコードが登録されてしまう可能性を低減することができる。
しかも、本登録については、前記仮登録の後に、組み合わせ操作等のやや複雑な操作をゆっくりと落ち着いて行うことができ、その登録操作の確実性が良好である。
<他の変形例等>
なお、上記実施の形態によれば、一つの送信部40のIDコードを受信部31cに登録する態様としたが、他例としては、複数の送信部40のIDコードを登録する態様とすることも可能である。
この他例では、上記送信部40を親機として登録したことを条件に、この親機(送信部40)の登録スイッチ41dの操作により、他の送信部40(子機)のIDコードが登録又は消去されるようにすればよい。
さらに他例としては、第1実施形態又は第2実施形態において、先に登録したIDコードがある場合に、そのIDコードを親機のIDコードとみなし、その後に受信した操作信号43に含まれるIDコードを子機のIDコードとみなして登録するようにしてもよい。
また、上記実施の形態によれば、IDコードを抹消する操作では全てのIDコードが抹消されるようにしたが、他例としては、受信した操作信号43に含まれるIDコードのみを抹消する態様や、先に登録されている複数の登録IDコードについて、上述した抹消操作がある毎に古い順にIDコードを抹消する態様等とすることも可能である。
また、上記第3実施形態によれば、受信部31cが停止指令コードを含む操作信号43を複数回受信した場合に、この受信を特殊操作信号の受信とみなすようにしたが、他例としては、送信部40が停止スイッチ41cの複数回操作による入力に応じて他の信号と区別可能な特殊操作信号を生成し無線発信し、この特殊操作信号を受信部が受信する態様とすることも可能である。
また、上記実施の形態に加える構成として、回転駆動源30の状態データ(例えば、現在の開閉状態、開閉動作時の最大トルク、運転履歴、温度等のデータ)を受信部31cの記憶装置に記憶するようにし、これらの状態データを、上述したIDコードを抹消するステップにおいて抹消する態様とすることも可能である。
また、上記実施の形態における送信部40は、開閉装置Aに付属する専用の送信機(無線リモコン装置等)を想定したが、送信部の他例としては、通信機能を有するウェアラブルコンピュータ(時計型、眼鏡型、ネックレス型、指輪型等を含む)や、スマートフォン、タブレットパソコン、タッチパネル式ディスプレイを有する携帯電話、通信機能を有するゲーム機、PDA等の移動体通信端末とすることも可能である。
この場合、上記特殊操作信号を送信するための操作は、ディスプレイ画面に表示されるボタンに対するタッチ操作とすればよいが、他例としては、タッチスクリーン上でのタッチジェスチャー操作や、非接触式のジェスチャーインターフェースを用いた非接触ジェスチャー操作等とすることも可能である。
また、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
10:開閉体
20:巻取体
30:回転駆動源
31:本体部
31c:受信部
32:回転部
40:送信部
41:操作スイッチ
41a:開放スイッチ(第1の操作スイッチ)
41b:閉鎖スイッチ(第2の操作スイッチ)
41c:停止スイッチ
41d:登録スイッチ
43:操作信号
A:開閉装置

Claims (9)

  1. IDコードを含む信号を無線送信する送信部と、前記信号を受信する受信部とを備え、前記受信部が、受信した信号に含まれる前記IDコードと先に登録した登録IDコードとの一致を条件に、開閉装置の制御を可能にするようにした開閉装置制御システムにおいて、
    前記受信部は、電源投入から設定時間内に、前記開閉装置を開閉動作又は停止するための通常操作以外の特殊な操作による特殊操作信号を受信したことを条件に、この特殊操作信号に含まれる前記IDコードを前記登録IDコードとして登録し、
    前記送信部には、前記IDコードの登録を行うための登録スイッチと、前記開閉装置の動作を制御するための第1の操作スイッチ及び第2の操作スイッチとを含む複数の操作スイッチが設けられ、
    前記特殊操作信号には、前記登録スイッチと第1の操作スイッチとを同時に操作することで送信される第1の特殊操作信号と、前記登録スイッチと第2の操作スイッチとを同時に操作することで送信される第2の特殊操作信号とがあり、
    前記受信部は、先に登録した前記登録IDコードがなく、且つ第1の特殊操作信号を受信したことを条件に、この第1の特殊操作信号に含まれる前記IDコードを前記登録IDコードとして登録し、先に登録した前記登録IDコードがあり、且つ第2の特殊操作信号を受信したことを条件に、前記登録IDコードを全て抹消することを特徴とする開閉装置制御システム。
  2. 前記受信部は、先に登録した前記登録IDコードがなく、且つ電源投入から設定時間内に前記特殊操作信号を受信したことを条件に、この特殊操作信号に含まれる前記IDコードを前記登録IDコードとして登録することを特徴とする請求項1記載の開閉装置制御システム。
  3. 前記受信部は、先に登録した前記登録IDコードがあり、且つ電源投入から設定時間内に前記特殊操作信号を受信したことを条件に、前記登録IDコードの少なくとも一部を抹消することを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置制御システム。
  4. 前記送信部には、前記開閉装置の動作を制御するためのスイッチと、前記IDコードの登録を行うための登録スイッチとを含む複数の操作スイッチが設けられ、前記特殊操作信号は、前記登録スイッチと、他の操作スイッチとを同時に操作することで送信される信号であることを特徴とする請求項2又は3記載の開閉装置制御システム。
  5. 前記送信部には、前記開閉装置の開閉動作を停止するための停止スイッチを含む操作スイッチが設けられ、
    前記受信部は、前記停止スイッチが所定時間内に所定の複数回数操作されることで送信された信号を受信した場合に、この受信を前記特殊操作信号の受信とみなすことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置制御システム。
  6. 前記特殊操作信号は、電源投入から第1の設定時間内に受信される第1の信号と、この第1の信号の受信の後に第2の設定時間内に受信される第2の信号とからなり、
    前記受信部は、前記第1の信号を受信したことを条件に、該信号に含まれるIDコードを仮登録し、さらに前記第2の信号を受信したことを条件に、仮登録した前記IDコードを本登録することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置制御システム。
  7. 前記送信部には、前記開閉装置の開閉動作を停止するための停止スイッチを含む複数の操作スイッチが設けられ、前記第1の信号と前記第2の信号の両方の信号が、前記停止スイッチの操作に応じた同一の信号であることを特徴とする請求項6記載の開閉装置制御システム。
  8. 前記第1の信号と前記第2の信号が、前記送信部に対する異なる操作に応じた異なる信号であることを特徴とする請求項6記載の開閉装置制御システム。
  9. 前記開閉装置は、空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、該開閉体をその開放方向側で巻き取ったり繰り出したりする巻取体と、該巻取体内に同軸状に設けられた回転駆動源とを備え、
    前記回転駆動源は、本体部と該本体部に対し駆動回転する回転部とを備え、前記本体部を回転不能部位に固定するとともに、前記回転部を前記巻取体に固定しており、前記本体内に前記受信部を具備していることを特徴とする請求項1乃至8何れか1項記載の開閉装置制御システム。
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