JP3989159B2 - 開閉装置用リモコン受信機及び開閉装置用リモコンシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は開閉装置用リモコン受信機及び開閉装置用リモコンシステムに関し、例えば、シャッター、ドア、窓、オーバーヘッドドアオーバーヘッドドア、門扉、ゲート(駐車場などのゲート)、ロールスクリーン(例えば遮光膜)、ブラインド、オーニング装置などを遠隔操作対象としたリモコンシステムなどに適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】
開閉体の開閉をリモコン送信機を用いて指示できるようにした建物開口部用開閉装置も多く提案されている。例えば、ガレージ用シャッターにおいては、ユーザが車両から降りることなくシャッターの開閉を実行できることが便利であり、リモコンシステムが適用されることも多い。
【0003】
このようなシャッター用のリモコンシステムでは、シャッター近傍の壁面や、シャッターの収納ボックスの前面又は下面に、受信アンテナが取り付けられ、リモコン送信機からの電波を捕捉する。
【0004】
リモコン受信機においては、受信アンテナが捕捉して変換した電気信号(例えば、ASK変調信号やFSK変調信号など)が受信部によって復調され、リモコン送信機が送信しようとした原送信信号(復調信号)が受信制御部に与えられる。そして、受信制御部によって原送信信号が解読され、その信号に挿入されている識別情報(以下、IDと略す;例えば16ビット)に基づいて、原送信信号の送信元であるリモコン送信機が当該リモコン受信機に対して動作指示を発することができるものであることが確認され、その後、原送信信号に挿入されている指示内容に基づいて、シャッターの開動作、閉動作又は停止動作を指示するシャッター駆動信号が形成されてシャッター駆動部に与えられる。これにより、リモコン操作者が意図したシャッターの動作(開、閉又は停止など)が実行される。
【0005】
ここで、リモコン受信機が、指示を受け付けられるリモコン送信機は限定され、上述したように、各リモコン送信機はそれぞれ固有のIDを原送信信号に挿入して送信し、自己がリモコン受信機に対して動作指示を発することができるものであることを明らかにしている。
【0006】
リモコンシステムが有効に動作するためには、上述したように、予めリモコン送信機のIDをリモコン受信機に登録することを要する。従来においては、各リモコン送信機に対し、例えば、工場出荷時などの任意の時点に、そのリモコン送信機についての固有のIDを記憶させる操作や処理を行って、不揮発的に記憶させている。あるリモコン受信機に対して、任意のリモコン送信機を対応付ける際には、リモコン受信機をID登録モードにした後、リモコン送信機からIDを送信させてリモコン受信機内に記憶させるようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来、リモコン受信機をID登録モードにするためには、シャッターを収納しているシャッター収納部の蓋を開けてその内部に設けられている登録スイッチを操作することを要する。シャッター収納部の外部に登録スイッチが設けられているものもあるが、悪戯などによる操作をし難いように、脚立などを利用しないと届かないような高い位置など、容易に操作できない位置に設けられている。
【0008】
そのため、リモコン受信機をID登録モードにするのには、煩わしい作業が必要であって、使い勝手が悪いものであった。
【0009】
リモコン受信機の中には、複数のリモコン送信機のIDを登録し得るものもあるが、このような複数のリモコン送信機のIDの登録は、多くの場合、リモコン受信機の設置時に行われ、各リモコン送信機のIDを登録しようとする毎に、リモコン受信機をID登録モードにしなければならず、上述した使い勝手の悪さは大きい課題となっている。
【0010】
このような不都合を解決するものとして、特開平5−141163号公報(以下、従来公報と呼ぶ)に開示されている技術がある。
【0011】
すなわち、リモコン送信機からの信号によって、リモコン受信機をID登録モードする技術が開示されている。
【0012】
しかしながら、リモコン受信機をID登録モードにできるリモコン送信機は、IDがリモコン受信機に登録されているリモコン送信機だけである。言い換えると、IDがリモコン受信機に登録されていないリモコン送信機は、リモコン受信機をID登録モードにすることはできない。
【0013】
そのため、リモコン受信機には、出荷時に少なくとも1個のリモコン送信機のIDが登録されている。しかし、出荷時に、少なくとも1個のリモコン送信機のIDが登録する作業が必要となり、メーカー側での作業が煩雑となっている。
【0014】
ところで、リモコン送信機に対する操作だけで、リモコン受信機にリモコン送信機のIDを登録できるようにした場合、従来に比べて登録が容易になる。このことは、違法行為者や不正行為者が自己が有するリモコン送信機のIDを不正にリモコン受信機に登録する恐れを高くしていることを意味する。そのため、上記公報のものは、既にIDが登録されているリモコン送信機からしかリモコン受信機をID登録モードにできないという制約を加えている。しかし、この制約では、上述した課題がある。
【0015】
また、リモコン受信機ではID登録モードにする受信処理を行い、その後、IDを登録する受信処理を行い、ID登録という一つの目的のために2重の処理を行っており、処理効率は悪くなっている。リモコン送信機についても同様である。
【0016】
さらに、リモコン送信機が行うか否かを問わず、リモコン受信機がID登録モードという動作モードを持っていると、以下のような課題も生じている。
【0017】
すなわち、リモコン受信機をID登録モードにした後、登録しようとするリモコン送信機から、開、閉、停止のいずれかを指示するIDを含む送信信号を送信することを要するが、当該リモコン受信機の近傍において、他のリモコン受信機を送信相手とした他のリモコン送信機が送信信号を送信していると、当該リモコン受信機に意図しないリモコン送信機が登録されることもあり得る。例えば、複数のシャッターが並設されているような設置状況では、このようなことも起こり得る。
【0018】
上述したような種々の課題は、シャッター用だけでなく、他の開閉装置のリモコンシステムにも同様に生じている。
【0019】
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、任意のリモコン送信機がリモコン受信機に対するID登録を起動できる使い勝手が良好な開閉装置用リモコン送信機、開閉装置用リモコン受信機及び開閉装置用リモコンシステムを提供しようとするものである。
【0020】
また、本発明は、意図しないID登録や不正なID登録を防止できる開閉装置用リモコン受信機及び開閉装置用リモコンシステムを提供しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、第1の本発明の開閉装置用リモコン受信機は、開閉体の動作を制御する、当該リモコン送信機の識別情報を含む開閉体制御送信データを対向するリモコン受信機に送信する開閉体制御送信データ送信手段と、当該リモコン送信機の識別情報の上記リモコン受信機に対する登録機能に係る操作入力、及び、暗証コードを取り込む登録操作入力手段と、対向するリモコン受信機に上記識別情報の登録に関連する処理を実行させる、上記開閉体制御送信データと区別可能な登録関連送信データであって、上記識別情報を固定的に含み、かつ、取り込まれた上記暗証コードを含む登録関連送信データを送信する登録関連送信データ送信手段とを有する開閉装置用リモコン送信機に対応するものであって、受信したリモコン送信機からの送信データが開閉体制御送信データであるか登録関連送信データかを判別するデータ種類判別手段と、受信した送信データが登録関連送信データである場合に、そのデータ内容に応じた登録関連処理を実行する登録関連処理実行手段と、対応するリモコン送信機の識別情報を格納する識別情報メモリと、暗証コードを格納する暗証コードメモリとを有し、上記登録関連処理実行手段は、受信した登録関連送信データがリモコン送信機の識別情報の登録を指示するものである場合において、上記暗証コードメモリに暗証コードが格納されていないときには、その暗証コードを上記暗証コードメモリに格納すると共に、上記登録関連送信データに含まれているリモコン送信機の識別情報を上記識別情報メモリに格納し、受信した登録関連送信データがリモコン送信機の識別情報の登録を指示するものである場合において、上記暗証コードメモリに暗証コードが格納されているときには、受信した登録関連送信データにおける暗証コードが上記暗証コードメモリに格納されているものと一致することを条件として、上記登録関連送信データに含まれているリモコン送信機の識別情報を上記識別情報メモリに格納することを特徴とする。
【0022】
また、第2の本発明の開閉装置用リモコンシステムは、開閉体の動作を制御する、当該リモコン送信機の識別情報を含む開閉体制御送信データを対向するリモコン受信機に送信する開閉体制御送信データ送信手段と、当該リモコン送信機の識別情報の上記リモコン受信機に対する登録機能に係る操作入力、及び、暗証コードを取り込む登録操作入力手段と、対向するリモコン受信機に上記識別情報の登録に関連する処理を実行させる、上記開閉体制御送信データと区別可能な登録関連送信データであって、上記識別情報を固定的に含み、かつ、取り込まれた上記暗証コードを含む登録関連送信データを送信する登録関連送信データ送信手段とを有する開閉装置用リモコン送信機と、第1の本発明の開閉装置用リモコン受信機とを備えることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態
以下、本発明による開閉装置用リモコン送信機、開閉装置用リモコン受信機及び開閉装置用リモコンシステムを、シャッターのリモコンシステムに適用した第1の実施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0024】
(A−1)第1の実施形態の構成
図1が第1の実施形態のリモコンシステムの全体構成を示すブロック図である。
【0025】
図1において、第1の実施形態のリモコンシステム1は、リモコン送信機10と、リモコン受信機20とから構成されている。
【0026】
リモコン送信機10は、操作部11、制御部12、送信部13、送信アンテナ14、報知部15及び登録スイッチ16などを有する。その他、電池を有するが、図示は省略している。
【0027】
操作部11は、シャッターの開動作、閉動作又は停止動作を指示するための操作キー(図2参照)を備え、ユーザの操作に応じて、シャッターの開動作、閉動作又は停止動作の指示信号を制御部12に与えるものである。
【0028】
図2(A)は、リモコン送信機10の表面(操作パネル面)を示す平面図であり、図2(B)は、リモコン送信機10の左側面図であり。リモコン送信機10の表面10Fには、操作部11の構成要素であるシャッターの開動作、閉動作及び停止動作を指示するための操作キー11a〜11cが設けられている。図2(A)では、これらの操作キー11a〜11cをプッシュキーとして示している。
【0029】
なお、図2の例では、リモコン送信機10の左側面10Lに、後述する登録スイッチ16も設けられている。図2(B)では、登録スイッチ16をディップスイッチとして示している。登録スイッチ16は、リモコン送信機10の表面や裏面や右側面や上面や下面に設けられていても良い。さらには、蓋体を開けると見える位置に設けられていても良い。
【0030】
制御部12は、当該リモコン送信機10の全体を制御するものであり、例えば、マイクロコンピュータで構成されている。
【0031】
制御部12は、操作部11から、開動作、閉動作又は停止動作の指示信号を受けると、原送信信号(例えばシリアル送信データ:図3参照)を組み立てて送信部13に与えるものである。また、制御部12は、操作部11から、開動作、閉動作又は停止動作の指示信号を受けたときには、指示を受け付けたことを報知部15に報知させる。
【0032】
制御部12は、当該リモコン送信機10のIDコードを、リモコン受信機20に登録させる動作も制御するものである。この登録処理時にも、制御部12は、原送信信号を組み立てて送信部13に与えるものである。
【0033】
この第1の実施形態の場合、シャッター動作を制御するための原送信信号と、IDコードの登録のための原送信信号とは同一のフォーマット(図3参照)に従っているものである。
【0034】
図3は、リモコン送信機10とリモコン受信機20とで授受される原送信信号のデータフォーマットを示す説明図である。
【0035】
原送信信号は、例えば、当該原送信信号の先頭を示すフラグシーケンスと、当該原送信信号がシャッター動作の制御に係るものかIDコードの登録に係るものかを区別させる制御/登録フラグと、IDコードの登録時に有効に機能する暗証コードと、IDコードと、シャッター動作の制御内容を示す制御コードとからなる。
【0036】
なお、リモコン送信機10の制御部(例えばマイクロコンピュータ)12は、原送信信号バッファ12aを内蔵しており、原送信信号バッファ12aにおける原送信信号は、フラグシーケンスと当該リモコン送信機10のIDコード(例えば工場出荷時に組み込まれる)とは固定されている。他の制御/登録フラグ、暗証コード及び制御コードは、利用者の操作に応じて、適宜、書き換えられる。
【0037】
送信部13は、このような原送信信号(送信データ)を変調して無線周波数帯(例えば426MHz程度)の信号(無線送信信号)にし、送信アンテナ14から空間に放射させるものである。送信部13には、必要に応じて、バンドパスフィルタや電力増幅器が内蔵されている。なお、原送信信号(送信データ)の変調方式は任意であるが、例えば、ASK変調方式やFSK変調方式などを適用し得る。
【0038】
送信アンテナ14は、送信部13からのリモコン受信機20への無線送信信号を空間に放射するものである。なお、送信アンテナ14は、例えばリモコン送信機を構成する筐体内部に設けられている。
【0039】
報知部15は、制御部12の制御下で、操作部11からの開動作、閉動作又は停止動作の指示信号を受け付けたことを、利用者に認識させる報知動作を行うものである。報知部15は、例えば、上述した各キー11a、11b、11cに対応した発光素子(図2では省略)であって点灯や点滅で視覚的に報知させるものであっても良く(液晶ディスプレイなどのキャラクタなどによる視覚的報知でも良い)、また例えば、ブザーやスピーカであって聴覚的に報知させるものであっても良い。その他、振動などの人間の他の感覚に訴えるものであっても良い。
【0040】
登録スイッチ16は、当該リモコン送信機10のIDコードをリモコン受信機20に登録させる際に、適宜操作されるものである。IDコードの登録は、当該リモコン送信機10について1回だけ実行されれば良く、そのため、通常時には接触されない位置に設けられていることや、安易に操作できない構造になっていることや、誤操作がなされ難いディップスイッチなどであることが好ましい。また例えば、開動作及び閉動作の2個の指示キー11a及び11bの同時操作を登録スイッチとしても良い。以下では、登録スイッチ16がディップスイッチである場合を中心に説明する。
【0041】
一方、リモコン受信機20は、受信アンテナ21、受信部22、制御部23、IDメモリ24及び暗証コードメモリ25などを備えている。なお、リモコン受信機20は、シャッター駆動部40に接続されている。
【0042】
受信アンテナ21は、リモコン送信機10からの放射電波を捕捉し、電気信号(無線受信信号)に変換するものである。この受信アンテナ21は、リモコン送信機10が種々の位置をとり得るので、受信感度を考慮し、例えば、外部に突出する形式で設けられていることが好ましい。また、受信アンテナ21として、リモコン送信機10が種々の位置をとり得るので、例えば、無指向性又は指向範囲がかなり広いものを適用する。
【0043】
受信部22は、受信アンテナ21から与えられた無線受信信号に対して復調処理し、リモコン送信機10が送信しようとした原送信信号(復調信号)を得るものであり、このようにして得られた復調信号を制御部23に与えるものである。受信部22には、必要に応じて、無線周波数帯を通過帯域とするバンドパスフィルタや前置増幅器や復調信号の帯域を通過帯域とするローパスフィルタが含まれる。
【0044】
制御部23は、当該リモコン受信機20の各部の制御を行うものであり、例えば、マイクロコンピュータで構成されている。ここで、図1では、制御部23が、遠隔操作に係る制御だけでなく、シャッター駆動部40に対する駆動制御を行うものとして記載している。なお、遠隔操作に係る制御を行う制御部と、シャッター駆動部40に対する駆動制御を行う制御部とが、分離されて設けられていても良い。例えば、シャッター駆動部40に対する駆動制御を行う制御部が、リモコン受信機20の外部ユニットに設けられていても良い。
【0045】
制御部23は、受信部22からの復調信号が、リモコン送信機10のIDコードの登録に係るものであるときは、そのIDコードをIDメモリ24に格納(登録)させる。
【0046】
また、制御部23は、受信部22からの復調信号が、シャッター動作の制御に係るものであるときには、復調信号に含まれているIDコードがIDメモリ24に登録されていることを確認して、指示されているシャッターの動作内容、すなわち、シャッターの開動作、閉動作又は停止動作を認識し、その認識内容(開動作、閉動作又は停止動作)に基づいて、シャッターの開動作、閉動作又は停止動作を実行させるシャッター駆動信号を形成し、シャッター駆動部40に与えるものである。
【0047】
なお、リモコン送信機10は、原送信信号を繰り返し送信するので、制御部23は、同一のリモコン送信機10が送信した同一内容の復調信号(原送信信号)が所定時間以内に、所定個得られたときに、その復調信号を有効として上述の登録処理や制御処理を行う。
【0048】
IDメモリ24は、上述したように、当該リモコン受信機20に有効な指示を出し得るリモコン送信機10(1個であっても複数であっても良い)のIDコードを記憶しているものであり、例えば、EEPROMなどの不揮発性メモリであることが好ましい。
【0049】
暗証コードメモリ25は、リモコン送信機10から送られてきた暗証コードを記憶しているものであり、例えば、EEPROMなどの不揮発性メモリであることが好ましい。
【0050】
シャッター駆動部40は、例えば、シャッターを上下動させるためのモータを中心に構成されているものであり、制御部23からのシャッター駆動信号に応じて、モータに対して所望の動作(正回転、逆回転、回転停止など)を実行させ、シャッターを開動作、閉動作、停止動作させる。
【0051】
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態のリモコンシステム1におけるリモコン送信機10での動作を説明する。図4は、リモコン送信機10での動作を示すフローチャートである。
【0052】
リモコン送信機10の制御部12は、操作部11の開動作指示キー11a、閉動作指示キー11b若しくは停止動作指示キー11cの操作、又は、登録スイッチ16のON操作を監視している(ステップ100〜103)。
【0053】
そして、開動作指示キー11a、閉動作指示キー11b又は停止動作指示キー11cが操作されたときには、制御部12は、開動作、閉動作又は停止動作を指示する原送信信号を組み立てて、送信部13に出力して、リモコン受信機20に向けて無線送信させる(ステップ104、105、106)。ここで、例えば、原送信信号の繰り返し出力回数は、開動作指示キー11a、閉動作指示キー11b又は停止動作指示キー11cの操作期間に応じた回数とする。
【0054】
ステップ104、105又は106で組み立てられる原送信信号において、フラグシーケンス及びIDコードは、原送信信号バッファ12aに固定されているものであり、制御/登録フラグは、初期設定又は後述するステップ114による設定でシャッター動作の制御を表す値となり、制御コードは、今回の操作に応じた開動作、閉動作又は停止動作を表す値となっている。暗証コードは、この原送信信号では無意味なものであり、いかなる値でも良いが、予め、無意味であることを表す値が決められているならば、その値が挿入される。
【0055】
ステップ100〜103のループでなるキー操作又はスイッチ操作の待ち受け状態において、登録スイッチ106がON操作されると(ディップスイッチがON位置に移動されると)、制御部12は、原送信信号バッファ12aにおける制御/登録フラグを登録を指示する値に更新した後(ステップ107)、暗証コードの入力可能時間を計時する内蔵するタイマを起動する(ステップ108)。
【0056】
そして、利用者が入力した暗証コードを取り込む(ステップ109)。ここで、入力された暗証コードは、タイマがタイムアップする前に、登録スイッチ106がOFF操作されたときに(ディップスイッチのOFF位置への移動)、その値が確定する(ステップ110、111)。
【0057】
暗証コードは、例えば、0〜7(3ビット)の3個の組(3桁;9ビット)とする。そして、第1の桁は、開動作指示キー11aの連続操作回数とし、第2の桁は、閉動作指示キー11bの連続操作回数とし、第3の桁は、停止動作指示キー11cの連続操作回数とする。例えば、暗証コードとして「4−3−7」を入力する場合であれば、利用者は、開動作指示キー11aを4回操作した後、閉動作指示キー11bを3回操作し、さらに、停止動作指示キー11cを7回操作し、その後、登録スイッチ16をOFF操作することとなる。
【0058】
タイマがタイムアップする前に、登録スイッチ16がOFF操作されると、制御部12は、原送信信号バッファ12aにおける暗証コードの領域に入力された暗証コードを挿入する(ステップ112)。そして、制御部12は、組み立てられたIDコード登録用の原送信信号を送信部13に出力して、リモコン受信機20に向けて無線送信させる(ステップ113)。この場合の原送信信号の繰り返し出力回数は、例えば、固定回数(例えば3回)とする。
【0059】
ステップ113で送信部13に与えられる原送信信号において、フラグシーケンス及びIDコードは、原送信信号バッファ12aに固定されているものであり、制御/登録フラグは、ステップ107による設定でIDコードの登録を表す値となっており、暗証コードは、登録スイッチ16のOFF操作で確定した値となっている。制御コードは、この原送信信号では無意味なものであり、いかなる値でも良いが、予め、無意味であることを表す値が決められているならば、その値が挿入される。
【0060】
以上のようにしてIDコード登録のための原送信信号の送出が終了すると、また、登録スイッチ16がOFF操作される前にタイマがタイムアップすると、制御部12は、原送信信号バッファ12aにおける制御/登録フラグを、シャッター動作の制御を表すものに戻し(ステップ114)、キー操作やスイッチ操作の待ち受け状態に戻る。
【0061】
なお、例えば、ステップ103からステップ114までの登録に係る処理の全期間や一部の期間で、制御部12は、登録に係る処理を実行中であることを報知するようにしても良い。例えば、内蔵するブザーがあれば鳴動させたり、LEDを有するのならば点灯、点滅させたりする。また、図2とは異なっているが、キー操作を受け付けたことを示すLEDが設けられているならば、キー操作時とは異なる態様で報知するようにしても良い(例えば、キー操作の受付が点灯ならば点滅)。
【0062】
次に、第1の実施形態のリモコンシステム1におけるリモコン受信機20での動作を説明する。図5は、リモコン受信機20での動作を示すフローチャートである。
【0063】
リモコン受信機20の制御部23は、受信部22から有効な復調信号(原送信信号)が与えられることを待ち受けている(ステップ150)。ここで、同一内容の復調信号が所定時間内で所定個数分(リモコン送信機10からの最低繰り返し送信回数に応じて定まっている)与えられた場合に、その復調信号を有効とする。復調信号の有効性の判断は、受信部22が行っても良く、制御部23が行っても良い。
【0064】
有効な復調信号(原送信信号)が与えられると、制御部23は、その復調信号における制御/登録フラグの内容を判別する(ステップ151)。
【0065】
制御/登録フラグの内容が登録を表していると、制御部23は、その復調信号における暗証コードを読み込み(ステップ152)、また、暗証コードメモリ25に対する暗証コードの登録が既に実行されているか否かを判別する(ステップ153)。
【0066】
暗証コードが登録されていないと、制御部23は、今回読み込んだ暗証コードを暗証コードメモリ25に格納(登録)すると共に(ステップ154)、復調信号に挿入されているIDコードもIDメモリ24に格納(登録)し(ステップ156)、有効な復調信号の到来待ち状態に戻る。
【0067】
一方、ステップ153の判別で、暗証コードが既に登録されているという結果を得た場合には、制御部23は、今回読み込んだ暗証コードが、暗証コードメモリ25に登録されているものと一致するかを確認する(ステップ155)。一致していないと、制御部23は、IDコードの登録を行うことなく、有効な復調信号の到来待ち状態に戻り、これに対して、今回読み込んだ暗証コードが登録されているものに一致すると、制御部23は、復調信号に挿入されているIDコードをIDメモリ24に格納(登録)し(ステップ156)、有効な復調信号の到来待ち状態に戻る。
【0068】
上述したステップ151の制御/登録フラグの内容の確認で制御という結果を得ると、制御部23は、復調信号に含まれているリモコン送信機10のIDコードが、IDメモリ24の登録されているものに一致するかを確認する(ステップ157)。
【0069】
一致していないと、制御部23は、有効な復調信号の待ち受け状態に戻る。一方、一致すると、制御部23は、復調信号における制御コードを読み込んで開動作、停止動作、閉動作のいずれを指示しているかを捉え(ステップ158)、その結果に応じたシャッター駆動信号を形成してシャッター駆動部40に与え(ステップ159)、その後、有効な復調信号の待ち受け状態に戻る。
【0070】
制御部23が、以上のような図5に示す処理を行うことにより、1台目のリモコン送信機10のIDコードの登録時には併せて暗証コードの登録も実行され、2台目以降のリモコン送信機10のIDコードの登録では、登録された暗証コードとの一致もIDコードの登録要件となる。
【0071】
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、利用者は、リモコン送信機10に対する操作のみでリモコン送信機10のIDコードをリモコン受信機20に登録することができ、登録時の使い勝手を向上させることができる。すなわち、シャッター収納部を開けてリモコン受信機20を登録モードにするような煩雑な作業を不要とすることができる。この際、リモコン受信機を予めID登録モードにするような送信は不要であり、ID登録のための通信効率は良好である。
【0072】
また、第1の実施形態によれば、シャッター動作を制御するための原送信信号も、IDコードを登録させるための原送信信号も、同一フォーマットに従っているため、リモコン受信機側において、同一の受信構成で同一の受信処理を行うことができ、得られた復調信号に対し、フラグによって、処理を分岐すれば良い。すなわち、リモコン受信機には、登録モードが存在せず、フラグによってのみ処理の分岐で対応することができる。
【0073】
さらに、第1の実施形態によれば、リモコン送信機のIDコードを登録する際において、リモコン受信機の近傍で他のリモコン送信機がシャッター動作の制御に係る原送信信号を送信しても、制御/登録フラグが制御を表すものになっているので、リモコン受信機に誤って登録されるようなことはない。また、他のリモコン送信機がIDコードの登録に係る原送信信号を送信しても、暗証コードの相違により、リモコン受信機に誤って登録されるようなことはない。
【0074】
また、リモコン送信機に対する操作のみでリモコン受信機にIDコードを登録する場合には、不正行為者が、不正に自己のリモコン送信機のIDコードを登録する恐れが従来より高まるが、暗証コードを導入しているので、このような行為を排除することができる。
【0075】
(A−4)第1の実施形態の変形実施形態
リモコン送信機に入力された暗証コードのメモリを設け、シャッター動作の制御に係る原送信信号にもその暗証コードを含めて送信し、リモコン受信機が、シャッター動作に制御でも、暗証コードの一致をも確認するようにしても良い。この場合には、暗証コード及び予め組み込まれているIDコードの組が、トータルとして、IDコードとして機能する。
【0076】
また、上述したように、第1の実施形態の場合、シャッター動作の制御に係る原送信信号では暗証コードが無意味であり、IDコードの登録に係る原送信信号では制御コードが無意味である。そのため、図6に示すように、原送信信号のフォーマット上で、暗証コードと制御コードとの領域を共通化させ、シャッター動作の制御に係る原送信信号ではその領域に制御コードを挿入し、IDコードの登録に係る原送信信号に係る原送信信号ではその領域に暗証コードを挿入するようにしても良い。
【0077】
第1の実施形態では、IDコードが登録されたか否かを利用者が直ちに確認できないものであったが、リモコン受信機にブザーなどの報知部を設け、登録を行ったときに、リモコン受信機が報知するようにしても良い。
【0078】
(B)第2の実施形態
次に、本発明による開閉装置用リモコン送信機、開閉装置用リモコン受信機及び開閉装置用リモコンシステムを、シャッターのリモコンシステムに適用した第2の実施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0079】
この第2の実施形態のリモコンシステムも、機能的構成は、第1の実施形態に係る図1で表すことができる。
【0080】
しかし、この第2の実施形態のリモコンシステムは、IDコードの「登録」だけでなく、IDメモリ24をクリアすると共に(登録されていたIDコードは全て削除される)1個のIDコードを登録する「クリア付登録」や、登録されている1個のIDコードを削除する「登録削除」や、リモコン受信機20に登録されている暗証コードをクリアする「暗証クリア」をも実行できるものである。
【0081】
まず、リモコン送信機10側の処理、特に、制御部12の処理を、図7のフローチャートを参照しながら詳述する。なお、図7において、図4との同一、対応ステップには同一符号を付して示しており、図4でのステップ100〜102、及び、104〜106はまとめて示している。
【0082】
リモコン送信機10の制御部12は、操作部11の開動作指示キー11a、閉動作指示キー11b若しくは停止動作指示キー11cの操作、又は、登録スイッチ16のON操作を監視しており(ステップ100〜103)、開動作指示キー11a、閉動作指示キー11b又は停止動作指示キー11cが操作されたときには、開動作、閉動作又は停止動作を指示する原送信信号を組み立てて、送信部13に出力して、リモコン受信機20に向けて無線送信させる(ステップ104〜106)。
【0083】
ステップ100〜103のループでなるキー操作又はスイッチ操作の待ち受け状態において、登録スイッチ106がON操作されると、制御部12は、登録関連種類の取込みを行い(ステップ120)、原送信信号バッファ12aにおける制御/登録フラグをその登録関連種類を指示する値に更新した後(ステップ121)、暗証コードの入力可能時間を計時する内蔵するタイマを起動する(ステップ108)。
【0084】
登録関連種類は、上述のように、この第2の実施形態の場合、「登録」、「クリア付登録」、「登録削除」及び「暗証クリア」の4種類がある(図8参照)。
【0085】
利用者による登録関連種類の指示方法としては(制御部12の認識方法ともなっている)、以下のような方法(1)及び(2)を挙げることができる。
【0086】
(1)シャッター動作の制御を指示するキー11a〜11cを利用する方法である。例えば、図8に示すように、開動作指示キー11a及び停止動作指示キー11cの同時操作を「登録」に対応させ、開動作指示キー11a及び閉動作指示キー11bの2回の同時操作を「クリア付登録」に対応させ、開動作指示キー11a及び閉動作指示キー11bの1回の同時操作を「登録削除」に対応させ、閉動作指示キー11b及び停止動作指示キー11cの同時操作を「暗証クリア」に対応させる。
【0087】
(2)登録スイッチ16を利用する方法である。例えば、図8に示すように、所定時間以内に2回(ステップ103によるものを含めても良い;ON−OFF−ON)だけ登録スイッチ16がON位置になったことを「登録」に対応させ、8回だけ登録スイッチ16がON位置になったことを「クリア付登録」に対応させ、6回だけ登録スイッチ16がON位置になったことを「登録削除」に対応させ、4回だけ登録スイッチ16がON位置になったことを「暗証クリア」に対応させる。
【0088】
上述したステップ120において、制御部12は、上記の規定に従って、登録関連種類を認識する。
【0089】
図8は、登録関連種類と制御/登録フラグの値との関係例をも示している。例えば、「登録」にはフラグ値「1111」を対応させ、「クリア付登録」にはフラグ値「1010」を対応させ、「登録削除」にはフラグ値「0101」を対応させ、「暗証クリア」にはフラグ値「0110」を対応させる。なお、シャッター動作の制御時に係るフラグ値を「0000」とする。
【0090】
制御/登録フラグ値をセットした以降の制御部12の処理は、第1の実施形態の場合と同様である。
【0091】
次に、第2の実施形態のリモコン受信機20側の処理、特に、制御部23の処理を、図9〜図11のフローチャートを参照しながら詳述する。
【0092】
図示は省略しているが、リモコン受信機20の制御部23は、有効な復調信号(原送信信号)の到来を待ち受けており、有効な復調信号が到来すると、制御/登録フラグの値を判別する(上述した図5のステップ150、151参照)。
【0093】
制御/登録フラグが「登録」(「1111」)を示しているときには、制御部23は、第1の実施形態と同一の処理を行う(上述した図5のステップ152〜156参照)。また、制御/登録フラグが「制御」(「0000」)を示しているときにも、制御部23は、第1の実施形態と同一の処理を行う(上述した図5のステップ157〜159参照)。
【0094】
一方、制御/登録フラグが「クリア付登録」(「1010」)を示しているときには、制御部23は、図9に示す処理を行う。
【0095】
制御部23はまず、復調信号に挿入されている暗証コードを読み込み(ステップ170)、暗証コードメモリ25に登録されているものと一致するかを確認する(ステップ171)。そして、一致していると、制御部23は、IDメモリ24をクリアし(ステップ172;これにより登録されていた全てのIDコードが消去される)、その後、復調信号に挿入されているIDコードを読み込んでIDメモリ24に登録する(ステップ173)。
【0096】
このようなクリア付登録が終了すると、また、暗証コードが登録されているものと不一致であると、制御部23は、有効な復調信号の到来を待ち受ける状態に戻る(上述した図5のステップ150参照)。
【0097】
また、制御/登録フラグが「登録削除」(「0101」)を示しているときには、制御部23は、図10に示す処理を行う。
【0098】
制御部23はまず、復調信号に挿入されている暗証コード及びIDコードを読み込み(ステップ180)、暗証コードメモリ25やIDメモリ24に登録されているものと一致するかを確認する(ステップ181、182)。そして、暗証コードもIDコードも一致していると、制御部23は、IDメモリ24をそのIDコードだけを消去する(ステップ183)。
【0099】
このような登録削除が終了すると、また、暗証コードやIDコードが登録されているものと不一致であると、制御部23は、有効な復調信号の到来を待ち受ける状態に戻る(上述した図5のステップ150参照)。
【0100】
さらに、制御/登録フラグが「暗証クリア」(「0110」)を示しているときには、制御部23は、図11に示す処理を行う。
【0101】
制御部23はまず、復調信号に挿入されている暗証コード及びIDコードを読み込み(ステップ190)、暗証コードメモリ25やIDメモリ24に登録されているものと一致するかを確認する(ステップ191、192)。そして、暗証コードもIDコードも一致していると、制御部23は、暗証コードメモリ25をクリアする(ステップ193;これにより暗証コードは消去される)。
【0102】
このような暗証クリアが終了すると、また、暗証コードやIDコードが登録されているものと不一致であると、制御部23は、有効な復調信号の到来を待ち受ける状態に戻る(上述した図5のステップ150参照)。
【0103】
図11の処理では、IDコードの一致も確認しているので、暗証コードのクリアは、IDコードが登録されているリモコン送信機10からしか指示できないものである。
【0104】
なお、暗証コードの再設定は、この第2の実施形態の場合には、新たなリモコン送信機10についてのIDコードの登録処理を通じて為されることになる。
【0105】
この第2の実施形態によっても、第1の実施形態と同様な効果を奏することができる。さらに、IDコードの登録機能に関し、第1の実施形態以上に種々の要求に応えることができるという効果を奏することもできる。
【0106】
この第2の実施形態を変形した実施形態として、以下のようなものを挙げることができる。
【0107】
第2の実施形態に関しても、リモコン受信機にブザーなどの報知部を設け、登録関連種類の処理が有効に終了したときに、リモコン受信機が報知するようにしても良い。この場合において、登録関連種類に応じて、報知態様を変えるようにしても良い。また、リモコン送信機側においても、指示された登録関連種類を認識したことを、報知部によって、区別して報知するようにしても良い。
【0108】
上述の説明においては、IDコードの登録を伴わない暗証コードの設定や更新設定をできないものを示したが、このような処理も、登録関連種類として設けても良い。IDコードの登録を伴わない暗証コードの設定とは、暗証コードのクリア後に新たに暗証コードを設定するものであり、IDコードの登録を伴わない暗証コードの更新設定とは、暗証コードメモリ25に登録されている暗証コードを消去し、それに代えて、新たな暗証コードを登録するものである。これらの種類も、制御/登録フラグによって区別できるようにし、リモコン受信機側で対応する。例えば、IDコードの登録を伴わない暗証コードの設定や更新設定の場合、IDコードの一致を条件にし、登録されているリモコン送信機だけから指示できるようにしても良い。更新設定については、IDコードの登録を伴うものであっても良い。
【0109】
また、登録関連種類の指示方法も、図8に示した方法に限定されるものではない。例えば、登録スイッチ16としてプッシュキーを適用している場合には、その押下時間の長短によって、各種類を指定させるようにすれば良い。この場合において、例えば、1秒毎に報知部15としてのブザーを鳴動させるようにして、その押下時間を利用者に認識させるようにしても良い。
【0110】
(C)第3の実施形態
次に、本発明による開閉装置用リモコン送信機、開閉装置用リモコン受信機及び開閉装置用リモコンシステムを、シャッターのリモコンシステムに適用した第3の実施形態を図面を参照しながら簡単に説明する。
【0111】
図12は、この第3の実施形態のリモコンシステム1Aの機能的構成を示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一、対応符号を付して示している。
【0112】
この第3の実施形態の場合、シャッター動作の制御は、リモコン送信機10だけでなく、シャッターの近傍に設置されている操作ユニット30によっても実行できるようになされている。
【0113】
操作ユニット30は、シャッターの開動作、閉動作及び停止動作を指示するための指示キー30a、30b及び30cだけでなく、暗証登録スイッチ30dも設けられている。
【0114】
この第3の実施形態の場合、暗証コードを暗証コードメモリ25に登録させる操作は、操作ユニット30に対して実行されるようになされている。暗証登録スイッチ30dは、暗証コードを暗証コードメモリ25に登録させる際に適宜操作されるものであり、例えば、ディップスイッチを適用できる。
【0115】
また、この第3の実施形態の場合、リモコン受信機20Aの制御部23Aは、リモコン送信機10からのシャッター動作の制御指令と、操作ユニット30からのシャッター動作の制御指令との調停機能を有している。この調停方法は、従来と同様であるので、その説明は省略する。
【0116】
制御部23Aはまた、暗証コードを暗証コードメモリ25に登録させる際の制御も行う。
【0117】
図示は省略するが、利用者が操作ユニット30を用いて暗証コードを暗証コードメモリ25に登録させる際の処理は、第1の実施形態について、IDコードを登録させる際の操作とほぼ同様である。
【0118】
すなわち、利用者は、暗証登録スイッチ30dをON操作し、その後、制御部23Aが許容している時間内に、開動作指示キー30a、閉動作指示キー30b及び停止動作指示キー30cを意図する暗証コードに応じた回数ずつ連続操作し、最後に、暗証登録スイッチ30dをOFF操作する。当然に、制御部23Aは、この操作手順に応じた処理を行い、暗証登録スイッチ30dがOFF操作されたときには、暗証コードを暗証コードメモリ25に登録する。
【0119】
以上のように、暗証コードの登録は操作ユニット30からなされるので、リモコン送信機10からの原送信信号が与えられても、暗証コードの登録が実行されることはない。すなわち、制御部23Aは、第1の実施形態に係る図5に示す処理ステップのうち、ステップ153及び154を除外した処理を行う。
【0120】
この第3の実施形態によっても、第1の実施形態と同様な効果を奏することができる。さらに、第3の実施形態によれば、操作ユニット30から暗証コードを登録できるので、1個目のリモコン送信機のIDコードの登録時においても、暗証コードの照合を行うことができるという効果をも奏する。
【0121】
第3の実施形態を変形した実施形態と以下のようなものを挙げることができる。
【0122】
リモコン受信機とシャッター駆動部との間に、操作ユニットが接続されているシャッター駆動制御ユニットが設けられ、このシャッター駆動制御ユニットが、リモコン送信機からのシャッター動作の制御指令と、操作ユニットからのシャッター動作の制御指令との調停を行うものもある。このような場合においても、リモコン受信機及びシャッター駆動制御ユニット間のデータ通信により、操作ユニットを用いて入力された暗証コードを、リモコン受信機内の暗証コードメモリに登録するようにしても良い。
【0123】
また、操作ユニットから暗証コードの消去や再設定などを指示できるようにしても良い。
【0124】
(D)他の実施形態
上記各実施形態の説明においても、種々、変形実施形態についても言及したが、さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙げることができる。
【0125】
上記第1及び第2の実施形態においては、登録スイッチ16の操作により、リモコン送信機がIDコードの登録に係る処理に入るものを示したが、他の方法によって、リモコン送信機がIDコードの登録に係る処理に入るようにしても良い。例えば、リモコン送信機から電池を一旦取り出し、電池(交換されたものであっても良い)が再度装着されたときに、すなわち、制御部が初期化されて処理が開始される最初の所定の段階で、リモコン送信機がIDコードの登録に係る処理に入るようにしても良い。この場合においても、電池の再装着後、開動作及び閉動作の指示キーの同時操作を条件として、リモコン送信機がIDコードの登録に係る処理に入るようにしても良い。
【0126】
なお、電池の離脱、装着によらずに、制御部が初期化されて処理が開始されるリモコン送信機であれば、その際、IDコードの登録に係る処理に入るようにしても良い。例えば、電源スイッチなどの電源ON、OFF機能を有するならば、電源がOFFからONに変化した際の初期化処理の一環としてIDコードの登録に係る処理に入る。
【0127】
また、上記各実施形態においては、リモコン受信機に到着した原送信信号が登録要件を満たせば直ちにIDコードを登録するものを示したが、他の条件を追加するようにしても良い。例えば、登録条件を満たす原送信信号が到着したときに、IDコードを仮登録し、その到着時刻から所定時間(例えば1分)以内に、所定の原送信信号が与えられたときにIDコードを本登録するようにしても良い。追加条件としての原送信信号は、シャッター動作の制御に係る(例えば開動作指示及び又は閉動作指示)ものであっても良く(この場合が好ましいであろう)、同一のIDコードを登録させるための既に受信した原送信信号と同じものであっても良い。さらに、リモコン送信機が開閉体近傍のランプ点灯をも指示できるものであれば、そのような原送信信号を本登録の条件としても良い。すなわち、本登録のための原送信信号の種類は問わない。また例えば、仮登録後、操作ユニット(第3の実施形態参照)の所定操作を本登録の条件にするようにしても良い。
【0128】
さらに、上記各実施形態においては、リモコン受信機に正しくない暗証コードの原送信信号が到来しても、その受信を無視するものを示したが、このような到来時に警報報知を行うようにしても良い。この場合において、正しくない暗証コードの原送信信号が複数回(例えば3回)連続して始めて警報報知を行うようにしても良い。
【0129】
後述するように、本発明の適用対象の開閉装置は種々であるが、開閉装置の種類によっては防犯や不正行為を考慮する必要がないものもある。例えば、ブラインドと同様に用いられるロールスクリーンでは開動作や閉動作は防犯や不正行為を考慮する必要がない。このような開閉装置であれば、IDコードの登録時に、暗証コードを利用しないようにしても良い。
【0130】
また、上記各実施形態においては、原送信信号に、制御/登録フラグを含むものを示したが、他の方法によって、リモコン受信機が、シャッター動作の制御に係るものかIDコードの登録機能に係るものかを区別できるようにしても良い。例えば、図3のフォーマットから制御/登録フラグを除いたものをフォーマットとし、リモコン受信機が、暗証コード領域に無意味なコードが挿入されている原送信信号をシャッター動作の制御に係る信号として認識する一方、制御コード領域に無意味なコードが挿入されている原送信信号をIDコードの登録機能に係る信号として認識するようにしても良い。また、図3のフォーマットから制御/登録フラグを除いたものをフォーマットとし、信号の先頭を表すフラグシーケンスを、シャッター動作の制御に係る信号とIDコードの登録機能に係る信号とで変えるようにしても良い。
【0131】
さらに、シャッター動作の制御に係る信号とIDコードの登録機能に係る信号とでフォーマットそのものを変えても良く、その他の信号形式を変えても良い。例えば、無線送信信号での周波数を変えても良く、原送信信号でのビット数を変えても良く、複数の原送信信号の組合せや回数や送出順序などを変えても良い。
【0132】
さらにまた、上記各実施形態においては、リモコン受信機にはIDコードの登録モードという動作モードがなく、受信した原送信信号に対する分岐処理で登録を実行するものを示したが、登録モードを有するリモコン受信機でも、本発明の一部の特徴を適用することができる。すなわち、IDコードの登録条件として暗証コードの一致を条件とするという特徴を適用するようにしても良い。
【0133】
また、上記各実施形態においては、利用者が任意の暗証コードをリモコン受信機に登録し得るものを示したが、IDコードの登録機能に関連して、照合を必要とするコードはこれに限定されない。例えば、リモコン受信機に固有なコードを工場出荷時などに書き込んでおき、これを、IDコードの登録機能に関連して照合するコードとするようにしても良い。なお、この場合のコードは、正しくは暗証コードと呼べるものではないが、特許請求の範囲では、このようなコードを含めて暗証コードと呼んでいる。
【0134】
また、第3の実施形態のように、操作ユニットから暗証コードを設定できるような場合には、暗証コードとして複数の設定を認めるようにしても良い。この際、登録関連種類毎に、異なる暗証コードを登録させるようにしても良い。
【0135】
上記各実施形態では、本発明をシャッターのリモコンシステムに適用したものを示したが、ドア、窓、オーバーヘッドドア、門扉、ゲート(駐車場などのゲート)、ロールスクリーン(例えば遮光膜)、ブラインド、オーニング装置など一般的に開閉体を制御する開閉装置のリモコンシステムに適用するようにしても良い。
【0136】
本発明でのリモコンシステム、リモコン送信機、リモコン受信機には、リモコン送信機及びリモコン受信機間が有線で接続されているものを含む。なお、この場合であっても、第3の実施形態のような操作ユニット30は、リモコン受信機20Aに有線で接続されていても良い。
【0137】
また、上記各実施形態では、無線回線での伝送媒体が電波であるものを示したが、赤外線や超音波であっても良い。
【0138】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、任意のリモコン送信機がリモコン受信機に対するID登録を起動できる使い勝手が良好な、しかも、意図しないID登録や不正なID登録などを防止できる開閉装置用リモコン受信機及び開閉装置用リモコンシステムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態のリモコンシステム構成を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施形態のリモコン送信機の平面図及び左側面図である。
【図3】 第1の実施形態のリモコン送信機及びリモコン受信機間で授受する原送信信号フォーマットを示す説明図である。
【図4】 第1の実施形態のリモコン送信機での処理を示すフローチャートである。
【図5】 第1の実施形態のリモコン受信機での処理を示すフローチャートである。
【図6】 第1の実施形態を変形した実施形態のリモコン送信機及びリモコン受信機間で授受する原送信信号フォーマットを示す説明図である。
【図7】 第2の実施形態のリモコン送信機での処理を示すフローチャートである。
【図8】 第2の実施形態の登録関連種類の説明図である。
【図9】 第2の実施形態のリモコン受信機でのクリア付登録処理を示すフローチャートである。
【図10】 第2の実施形態のリモコン受信機での登録削除処理を示すフローチャートである。
【図11】 第2の実施形態のリモコン受信機での暗証クリア処理を示すフローチャートである。
【図12】 第3の実施形態のリモコンシステム構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、1A…リモコンシステム、10…リモコン送信機、11…操作部、12…送信機側制御部、13…送信部、16…登録スイッチ、20、20A…リモコン受信機、22…受信部、23、23A…受信機側制御部、24…IDメモリ、25…暗証コードメモリ、30…操作ユニット、30d…暗証登録スイッチ、40…シャッター駆動部。
Claims (6)
- 開閉体の動作を制御する、当該リモコン送信機の識別情報を含む開閉体制御送信データを対向するリモコン受信機に送信する開閉体制御送信データ送信手段と、当該リモコン送信機の識別情報の上記リモコン受信機に対する登録機能に係る操作入力、及び、暗証コードを取り込む登録操作入力手段と、対向するリモコン受信機に上記識別情報の登録に関連する処理を実行させる、上記開閉体制御送信データと区別可能な登録関連送信データであって、上記識別情報を固定的に含み、かつ、取り込まれた上記暗証コードを含む登録関連送信データを送信する登録関連送信データ送信手段とを有する開閉装置用リモコン送信機に対応する開閉装置用リモコン受信機であって、
受信したリモコン送信機からの送信データが開閉体制御送信データであるか登録関連送信データかを判別するデータ種類判別手段と、
受信した送信データが登録関連送信データである場合に、そのデータ内容に応じた登録関連処理を実行する登録関連処理実行手段と、
対応するリモコン送信機の識別情報を格納する識別情報メモリと、
暗証コードを格納する暗証コードメモリとを有し、
上記登録関連処理実行手段は、受信した登録関連送信データがリモコン送信機の識別情報の登録を指示するものである場合において、上記暗証コードメモリに暗証コードが格納されていないときには、その暗証コードを上記暗証コードメモリに格納すると共に、上記登録関連送信データに含まれているリモコン送信機の識別情報を上記識別情報メモリに格納し、受信した登録関連送信データがリモコン送信機の識別情報の登録を指示するものである場合において、上記暗証コードメモリに暗証コードが格納されているときには、受信した登録関連送信データにおける暗証コードが上記暗証コードメモリに格納されているものと一致することを条件として、上記登録関連送信データに含まれているリモコン送信機の識別情報を上記識別情報メモリに格納する
ことを特徴とする開閉装置用リモコン受信機。 - 上記登録関連処理実行手段は、受信した登録関連送信データが、対向するリモコン送信機の識別情報の登録を指示するものであるときに仮登録し、その後、本登録要件を満たす事象が発生したときに、識別情報を本登録することを特徴とする請求項1に記載の開閉装置用リモコン受信機。
- 上記登録関連処理実行手段は、受信した登録関連送信データが上記識別情報メモリをクリアし、受信した登録関連送信データに含まれているリモコン送信機の識別情報の登録を指示するものである場合においては、受信した登録関連送信データにおける暗証コードが上記暗証コードメモリに格納されているものと一致することを条件として、指示された処理を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の開閉装置用リモコン受信機。
- 上記登録関連処理実行手段は、受信した登録関連送信データが上記識別情報メモリに格納されている識別情報の削除を指示するものである場合においては、上記登録関連送信データにおける暗証コードが上記暗証コードメモリに格納されているものと一致し、かつ、上記登録関連送信データに含まれているリモコン送信機の識別情報が上記識別情報メモリに格納されているものと一致することを条件として、指示された処理を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の開閉装置用リモコン受信機。
- 上記登録関連処理実行手段は、受信した登録関連送信データが上記暗証コードメモリに格納されている暗証コードのクリアを指示するものである場合においては、上記登録関連送信データにおける暗証コードが上記暗証コードメモリに格納されているものと一致し、かつ、上記登録関連送信データに含まれているリモコン送信機の識別情報が上記識別情報メモリに格納されているものと一致することを条件として、指示された処理を実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の開閉装置用リモコン受信機。
- 開閉体の動作を制御する、当該リモコン送信機の識別情報を含む開閉体制御送信データを対向するリモコン受信機に送信する開閉体制御送信データ送信手段と、
当該リモコン送信機の識別情報の上記リモコン受信機に対する登録機能に係る操作入力、及び、暗証コードを取り込む登録操作入力手段と、
対向するリモコン受信機に上記識別情報の登録に関連する処理を実行させる、上記開閉体制御送信データと区別可能な登録関連送信データであって、上記識別情報を固定的に含み、かつ、取り込まれた上記暗証コードを含む登録関連送信データを送信する登録関連送信データ送信手段と
を有する開閉装置用リモコン送信機と、
請求項1に記載の開閉装置用リモコン受信機と
を備えることを特徴とする開閉装置用リモコンシステム。
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JP2001309453A (ja) | 2001-11-02 |
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