JP2009288859A - 家電認識システム - Google Patents

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Abstract

【課題】HGWにおいて複数の家電(電子機器)を自動認識することにより、ネットワーク経由で、非IP系の家電をHGWから容易に制御可能な家電認識システムを得る。
【解決手段】ネットワーク11経由で赤外線コマンド格納サーバ12内のデータをダウンロードするHGW13と、赤外線送信機15を介してHGW13と通信する電子機器14とを備えている。HGW13は、電源ON/OFF信号データベース13aと、制御用コマンド情報データベース13bと、電子機器14の動作を認識する機器認識機能部13cとを備え、コマンド情報データベース12aからダウンロードした電源ON/OFF信号を電子機器14に順に送信する。機器認識機能部13cは、電子機器14が反応している場合に、送信した電源ON/OFF信号の機種が電子機器14の機種であることを認識し、認識した機種に対応したすべての制御用コマンド情報をダウンロードする。
【選択図】図1

Description

この発明は、ホームゲートウェイ(以下、「HGW」と略称する)を用いた家電認識システムに関するものである。
従来から、インターネットと、家庭内の複数のネットワークを相互に接続する家庭内ネットワークとの間に配置されて、ホーム・ルータ、プロトコル変換、ファイアウォールなどの機能を有するHGWが知られている。
また、家電の中には、ネットワークに接続可能であって、リモート制御やコンテンツのダウンロードなどの機能を有する、いわゆるネットワーク家電が存在する。
現在販売・開発されているネットワーク家電(たとえば、インターネットテレビなど)は、ほとんどがインターネット対応家電に属しており、HGWで制御可能である。
しかし、既存のリモコンを用いて操作されるテレビ、エアコン、照明などは、インターネット対応家電ではないので、HGWで制御することはできない。
一方、赤外線信号を利用したリモコンを用いて操作される家電は、家電ごとにリモコンが異なり、家庭内では複数のリモコン装置が氾濫する状況にある。
これを解消するために、1つのリモコンで複数の家電を制御可能な学習リモコンが開発されている。
学習リモコンは、複数のリモコンから発生するコマンド信号を受信し、同じ信号を発生させることができる。また、このような学習機能を搭載した携帯電話なども開発されていることから、同様の学習機能を、赤外線送受信機能を有するHGWに搭載することも可能と考えられている。
ただし、学習リモコンにおいては、利用する様々な機器のリモコン操作信号を学習する必要があることから、多くのボタンを有しているので、利用者が混乱することが考えられる。そこで、ネットワーク上の所定箇所に多種多様な家電のリモコン操作用信号のデータベースを格納し、そのデータベースから、必要な機種のリモコン操作信号をネットワーク経由でダウンロードする方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−374584号公報
従来の家電認識システムでは、リモコンで操作される非IP(Internet Protocol)系の家電においては、HGWを介して制御することができないという課題があった。
また、学習リモコン機能付で、赤外線送受信機能を有するHGWを用いた場合には、利用者が複数のリモコンを操作して学習させるための手間がかかるという課題があった。
さらに、特許文献1のようにリモコン操作信号をネットワーク経由でダウンロードする方法では、利用者が使用する家電のメーカや機器を特定するために、メーカ、機種コードなどの情報をHGWに認識させるための設定が必要となり、非熟練者が容易に操作することができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、リモコン操作可能な既存の家電のメーカまたは機種、および、今後発売される多種多様な家電のメーカまたは機種を自動認識することにより、ネットワーク経由で非IP系の家電を簡単にHGWから制御することのできる家電認識システムおよびHGWを得ることを目的とする。
この発明による家電認識システムは、複数の電子機器のリモコン操作用の赤外線コマンドを格納する第1のデータベースを有するサーバと、サーバに接続されたネットワークと、ネットワークに接続された家庭内のHGWと、HGWに接続された赤外線送信機と、赤外線送信機を介してHGWから送信される信号を認識するとともに、リモコンで操作される家庭内の少なくとも1つの電子機器とを備え、HGWは、赤外線コマンドに含まれる電源ON/OFF信号がダウンロードされる第2のデータベースと、赤外線コマンドに含まれる制御用コマンド情報がダウンロードされる第3のデータベースと、家庭内の電子機器の動作を認識する機器認識機能部とを含み、第1のデータベースから、複数の電子機器に対応した電源ON/OFF信号を、ネットワークを介して第2のデータベースにダウンロードし、ダウンロードされた電源ON/OFF信号を、赤外線送信機を介して家庭内の電子機器に順に送信し、機器認識機能部は、電源ON/OFF信号に対して家庭内の電子機器が反応しているか否かを判定し、電子機器が反応している場合には、送信した電源ON/OFF信号に対応する機種が家庭内の電子機器の機種であることを認識するとともに、第1のデータベースの中から、認識した機種に対応したすべての制御用コマンド情報を、ネットワークを介して第3のデータベースにダウンロードし、HGWから赤外線送信機を介して、家庭内の電子機器を操作可能に設定するものである。
この発明によれば、HGWにおいて複数の家電(電子機器)を自動認識することにより、ネットワーク経由で、非IP系の家電をHGWから容易に制御することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るHGWを含む家電認識システムを示すブロック構成図であり、家庭内の複数の電子機器14(リモコン操作家電)を自動認識するシステムを示している。
図1において、ネットワーク11の一端には、赤外線コマンド格納サーバ12が接続され、ネットワーク11の他端には、HGW13が接続されている。
赤外線コマンド格納サーバ12は、リモコンで操作制御される複数の電子機器(既存の多種多様な家電)の赤外線コマンド(電源ON/OFF信号、制御用コマンド情報を含む)を格納するコマンド情報データベース12a(第1のデータベース)を有している。
HGW13は、家庭内の電子機器14の電源ON/OFF信号データベース13aと、認識済の電子機器14の制御用コマンド情報を格納する制御用コマンド情報データベース13bと、電子機器14(家電)の機種を認識する機器認識機能部13cとを備えている。
電源ON/OFF信号データベース13aは、ネットワーク11経由で、赤外線コマンド格納サーバ12内のコマンド情報データベース12から、既存のリモコン(図示せず)で操作可能な電子機器14の電源ON/OFFを行うための全機種の赤外線コマンド情報(電源ON/OFF信号)をダウンロードしたものを格納する。
制御用コマンド情報データベース13bは、ネットワーク11経由で、赤外線コマンド格納サーバ12内のコマンド情報データベース12から、機種認識済の電子機器14に対する操作用の制御用コマンド情報をダウンロードして格納する。
機器認識機能部13cは、電源ON/OFF信号データベース13aから、電源ON/OFF信号を読み出して家庭内の電子機器14に順に送信し、電子機器14から反応がある場合に、送信した電源ON/OFF信号に対応する機種を電子機器14(家電)の機種として認識する。
HGW13内の機器認識機能部13cには、家庭内の電子機器14を制御するための赤外線信号を送信する赤外線送信機15と、電子機器14の反応を検知する電子機器動作認識センサ16とが接続されている。
電子機器動作認識センサ16は、電子機器14の電源ON/OFF切替時に変化する物理量に反応して、変化検知信号を認識機能部13cに入力する。
なお、赤外線送信機15および電子機器動作認識センサ16は、機器認識機能部13cの一部として、HGW13に含まれてもよい。
次に、図2のフローチャートを参照しながら、図1に示したこの発明の実施の形態1による機器認識機能部13cの動作について説明する。
前述した通り、赤外線コマンド格納サーバ12内のコマンド情報データベース12aには、既存のリモコンで操作される複数の電子機器の全機種のコマンド情報があらかじめ格納されている。
また、HGW13は、コマンド情報データベース12aの中から、複数の電子機器に対応した電源ON/OFF信号のデータを、ネットワーク11経由でダウンロードして、電源ON/OFF信号データベース13aにあらかじめ格納しておく。
図2において、まず、HGW13内の機器認識機能部13cは、電源ON/OFF信号データベース13aに格納されている複数の電子機器14の電源ON/OFF信号のパターン情報のうち、コマンド送信していない或る機種Aの電源ON/OFF信号を、赤外線送信機15に送信する(ステップS21)。
これに応答して、赤外線送信機15は、リモコンから送信される電源ON/OFF信号と同様の擬似信号を生成し、家庭内の電子機器14に対して送信する。
続いて、機器認識機能部13cは、電子機器動作認識センサ16による反応が有るか否かを判定する(ステップS22)。
たとえば、電子機器14は、赤外線送信機15から受信した電源ON/OFF信号(擬似信号)が、自身の機種に対する電源ON/OFF信号と一致しない場合には、擬似信号に反応せず、電源ON/OFFが切替わることはない。したがって、電子機器動作認識センサ16は、電子機器14の変化を検知(反応)しない。
この場合、HGW13内の機器認識機能部13cは、ステップS22において、電子機器動作認識センサ16の反応なし(すなわち、No)と判定し、電子機器14が機種Aではないと認識してステップS21に戻り、電源ON/OFF信号データベース13aに格納されている残りの機器のうち、コマンド送信していない次の機種Bの電源ON/OFF信号パターン情報を送信する。
すなわち、電源ON/OFF信号データベース13aに格納されている複数の機器の電源ON/OFF信号パターン情報のうち、機種Bの電源ON/OFF信号を赤外線送信機15に送信する。
電子機器14は、赤外線送信機15から受信した電源ON/OFF信号(擬似信号)が、自身の機種に対する電源ON/OFF信号と一致する場合には、擬似信号に反応して電源ON/OFFが切替わる。すなわち、電源ON→OFF、または、電源OFF→ON、と動作する。
したがって、電子機器動作認識センサ16は、電子機器14の物理量変化に反応して、変化の検知情報をHGW13内の機器認識機能部13cに伝送する。
この場合、機器認識機能部13cは、ステップS22において、電子機器動作認識センサ16の反応あり(すなわち、Yes)と判定し、送信時の機種Bを電子機器14の機種として認識する(ステップS23)。
すなわち、機器認識機能部13cは、送信した電源ON/OFF信号の機種コードBを認識しているので、電子機器動作認識センサ16の反応があった時点で、電子機器14が機種Bであることを認識することできる。
続いて、機器認識機能部13cは、赤外線コマンド格納サーバ12内のコマンド情報データベース12aの中から、認識した機種Bを操作するために必要なすべての制御用コマンド情報を、ネットワーク11経由で、認識済の電子機器14の制御用コマンド情報データベース13bにダウンロードする(ステップS24)。
最後に、機器認識機能部13cは、電子機器14が互いに異なる複数の機種である場合を考慮して、電源ON/OFF信号データベース13a内に格納されている全機種に対して、コマンド送信が完了したか否かを判定(ステップS25)、コマンド送信完了(すなわち、Yes)と判定されれば、図2の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS25において、コマンド送信が完了していない(すなわち、No)と判定されれば、ステップS21に戻り、電源ON/OFF信号データベース13aに格納されている残りの機器の電源ON/OFF信号パターン情報を順に送信する。
上記処理を繰り返すことにより、HGW13は、家庭内の電子機器14を自動認識し、リモコンから電子機器14を操作する場合と同様に、HGW13から電子機器14を操作することが可能になる。
ここで、電子機器動作認識センサ16としては、赤外線センサ、光センサ、音センサ、振動センサなどのセンサ手段を適用することができ、電子機器14の電源ON/OFFにより反応変化が検知可能であれば何でもよい。
たとえば、電子機器14がテレビの場合には、電源ON時に赤外線が放出されるので、電子機器動作認識センサ16として赤外線受信機を用いることができる。
また、電子機器14が照明の場合には、電子機器動作認識センサ16として光センサを用いることが有効である。
さらに、電子機器14が電源ON/OFFで液晶表示が変化する表示機器の場合には、電子機器動作認識センサ16としてカメラを用い、カメラ撮影による画像認識(パターン認識)を行うことも有効である。
なお、図2内のステップS22において、センサによる反応があり(すなわち、Yes)と判定された場合でも、ユーザが手動で電子機器をON/OFFさせた場合の誤認識を回避するために、ステップS21におけるコマンド送信を複数回繰り返し、同じコマンドを送信した回数分の反応が得られた場合のみに、最終的に反応ありと判定することも有効である。
また、図2においては、赤外線送信機15および電子機器動作認識センサ16を、HGW13とは別に構成したが、図3に示すように、HGW13A内の機能の一部として、HGW13Aに含まれてもよい。
図3のように構成した場合も、図2の場合と同様の作用効果を奏することは言うまでもない。
以上のように、この発明の実施の形態1に係る家電認識システムは、複数の電子機器のリモコン操作用の赤外線コマンドを格納するコマンド情報データベース12a(第1のデータベース)を有する赤外線コマンド格納サーバ12と、赤外線コマンド格納サーバ12に接続されたネットワーク11と、ネットワーク11に接続された家庭内のHGW13と、HGW13に接続された赤外線送信機15と、赤外線送信機15を介してHGW13から送信される信号を認識するとともに、リモコンで操作される家庭内の少なくとも1つの電子機器14とを備えている。
HGW13は、赤外線コマンドに含まれる電源ON/OFF信号がダウンロードされる電源ON/OFF信号データベース13a(第2のデータベース)と、赤外線コマンドに含まれる制御用コマンド情報がダウンロードされる制御用コマンド情報データベース13b(第3のデータベース)と、電子機器動作認識センサ16と協働して、家庭内の電子機器14の動作を認識する機器認識機能部13cとを備えている。
HGW13は、コマンド情報データベース12aから、複数の電子機器に対応した電源ON/OFF信号を、ネットワーク11を介して電源ON/OFF信号データベース13aにダウンロードし、ダウンロードされた電源ON/OFF信号を、赤外線送信機15を介して家庭内の電子機器14に順に送信する。
HGW13内の機器認識機能部13cは、電源ON/OFF信号に対して家庭内の電子機器14が反応しているか否かを判定し、電子機器14が反応している場合には、送信した電源ON/OFF信号に対応する機種が家庭内の電子機器14の機種であることを認識するとともに、コマンド情報データベース12aの中から、認識した機種に対応したすべての制御用コマンド情報を、ネットワーク11を介して制御用コマンド情報データベース13bにダウンロードし、HGW13から赤外線送信機15を介して、家庭内の電子機器14を操作可能に設定する。
この結果、家庭内の電子機器14は、赤外線送信機15を用いて、HGW13により容易に操作可能となる。
また、HGW13は、同一機種に対応した電源ON/OFF信号を複数回にわたって送信し、機器認識機能部13cは、家庭内の電子機器14が複数回の送信回数だけ反応している場合に、送信した機種が家庭内の電子機器14の機種であることを認識することにより、誤認識を回避することができ、認識信頼性を向上させることができる。
また、機器認識機能部13cとして、赤外線センサ、光センサ、音センサまたは振動センサからなるセンサ手段、または、カメラ撮影による画像認識装置を用いることにより、認識対象となる電子機器14に応じた最適な機器認識機能部13cを適用することができる。
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1(図1〜図3)では、HGW13、13Aに接続または内蔵されている赤外線送信機15および電子機器動作認識センサ16が、家庭内の複数のリモコンで操作制御可能な電子機器14との間で相互送受信が可能な位置に配置されていることを前提として、それぞれ単一で構成した場合を示したが、図4のように、複数の電子機器14a〜14nの設置位置が異なる場合を考慮して、それぞれ複数の赤外線送信機15a〜15nおよび電子機器動作認識センサ16a〜16nを用いてもよい。
図4はこの発明の実施の形態2に係る家電認識システムを示すブロック構成図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「B」を付して詳述を省略する。
通常、家庭内でリモコン操作される複数の電子機器14a〜14nは、すべて同じ部屋であるとは限らず、また同じ部屋にあったとしても、すべての電子機器14a〜14nが、赤外線送信機および電子機器動作認識センサと相互送受信が可能な位置に配置されているとは限らない。そこで、複数のリモコンで操作される複数の電子機器14a〜14nが、複数の部屋に分散して設置されている場合には、図4のシステム構成を適用する。
図4において、HGW13Bは、家庭内の任意の場所に設置されており、家庭内には、複数(A〜N)の部屋40a〜40nが存在するものとする。
HGW13Bは、家庭内ネットワーク41を介して、複数の部屋40a〜40nごとの赤外線送信機15a〜15nおよび電子機器動作認識センサ16a〜16nに接続されている。家庭内ネットワーク41としては、無線LAN、PLCなどが適用され得る。
各部屋40a〜40nには、それぞれ、リモコンで操作される電子機器14a〜14nと、赤外線送信機15a〜15nと、電子機器動作認識センサ16a〜16nが設置されている。
また、各部屋40a〜40nにおいて、赤外線送信機15a〜15nおよび電子機器動作認識センサ16a〜16nは、電子機器14a〜14nとの間で相互送受信可能に配置されている。
なお、図4では、各部屋40a〜40n内に各1台ずつの電子機器14a〜14nを示しているが、同じ部屋に複数の電子機器がある場合に、各部屋内のすべての電子機器が、赤外線送信機15a〜15nおよび電子機器動作認識センサ16a〜16nとの間で、それぞれ信号送受信可能な位置に配置されていれば、赤外線送信機15a〜15nおよび電子機器動作認識センサ16a〜16nを各部屋に1台ずつ設置すればよい。
一方、複数の電子機器14a〜14nのうち、一部の電子機器が赤外線送信機および電子機器動作認識センサとの間で信号送受信が不可能な位置にある場合には、通信不可能な電子機器を送受信可能な位置に移動させるか、または、赤外線送信機および電子機器動作認識センサを追加設置する必要がある。
次に、図4に示したこの発明の実施の形態2による動作について説明する。
なお、電子機器14a〜14nの自動認識の基本的動作は、前述と同様なので、ここでは、家庭内における制御に注目して説明する。
HGW13Bからは、各部屋40a〜40n内の赤外線送信機15a〜15nに向けて、前述(図2)と同様の動作フローにより、各部屋40a〜40n内の電子機器14a〜14nの機種について自動認識を行う。
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、家庭内に設置された家庭内ネットワーク41を備え、家庭内の電子機器は複数の電子機器14a〜14nからなり、赤外線送信機は複数の赤外線送信機15a〜15nからなり、機器認識機能部13cは複数の電子機器動作認識センサ16a〜16n(認識センサ部)を含む。
家庭内ネットワーク41は、複数の赤外線送信機15a〜15nおよび電子機器動作認識センサ16a〜16nと、HGW13Bとを接続している。
複数の赤外線送信機15a〜15nおよび電子機器動作認識センサ16a〜16nのそれぞれは、複数の電子機器14a〜14nのうちの少なくとも1つが、複数の赤外線送信機15a〜15nおよび電子機器動作認識センサ16a〜16nの少なくとも1つとの間で、信号送受信が不可能な位置に配置されている場合には、互いに異なる複数箇所に配置され、複数の電子機器14a〜14nとの間で送受信不可能な位置に設置されるようになっている。
これにより、前述と同様に、HGW13Bは、家庭内のリモコンで操作するすべての電子機器14a〜14nの機種を自動的に認識することができ、リモコンから電子機器を操作するのと同様に、電子機器14a〜14nを容易に操作することができる。
実施の形態3.
なお、上記実施の形態1、2(図1〜図4)では、ユーザが何らリモコン操作することなく、家庭内でリモコン操作される電子機器の機種をHGW13、13A、13Bが自動的に機種認識を行うように構成したが、図5のように、家庭内に設置された赤外線受信機51を介して、ユーザによるリモコン50の操作時の電源操作信号をHGW13に入力してもよい。
図5はこの発明の実施の形態3に係る家電認識システムを示すブロック構成図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「C」を付して詳述を省略する。
通常、既存のリモコン50で操作される電子機器14に関し、最大で全機種について、電源ON/OFF信号を送信してみる必要があるが、既存のリモコン50で操作される電子機器の数は膨大であり、コマンド送信する順番によっては、機種を認識するまでに長い時間を要する可能性がある。
そこで、この発明の実施の形態3(図5)においては、HGW13C内に、電子機器14の電源ON/OFF信号を受信する機器認識機能部53を設けるとともに、機器認識機能部53に関連して、電子機器14を操作するリモコン50と、リモコン50からの電源操作信号(赤外線信号)を受信する赤外線受信機51とを設け、ユーザがリモコン50の電源ON/OFF操作を行うのみで、電子機器14の機種を認識するように構成されている。
図5において、ユーザにより操作される既存のリモコン50は、周知の電源ON/OFFボタン(図示せず)を有している。
HGW13Cは、前述の電源ON/OFF信号データベース13aおよび制御用コマンド情報データベース13bに加えて、赤外線受信機51と協働する機器認識機能部53を備えている。なお、赤外線受信機51は、赤外線送信機15と一体の赤外線送受信機により構成されてもよい。
機器認識機能部53は、家庭内の電子機器14の電源ON/OFF操作を行うリモコン50からの電源操作信号(コマンド信号)を赤外線受信機51経由で受信し、電源ON/OFF信号データベース13a内にダウンロードされている電源ON/OFF信号と照合することにより、電子機器14の機種を認識する。
次に、図6のフローチャートを参照しながら、図5に示したこの発明の実施の形態3による機器認識機能部53の動作について説明する。図6において、ステップS23、S24は、前述(図2参照)と同様の処理である。
前述のように、HGW13C内の電源ON/OFF信号データベース13aには、赤外線コマンド格納サーバ12内のコマンド情報データベース12aに格納された既存リモコンで操作される複数の電子機器のコマンド情報の中から、全機種の電子機器の電源ON/OFF信号のデータが、ネットワーク11経由であらかじめダウンロードされている。
図6において、まず、ユーザは、HGW13Cに認識させたい電子機器14のリモコン50を赤外線受信機51に向けて、リモコン50の電源ON/OFFボタンを操作する。
これにより、HGW13C内の機器認識機能部53は、赤外線受信機51を介して、リモコン50の電源操作信号(電源ON/OFF信号)を受信する(ステップS61)。
続いて、機器認識機能部53は、電源ON/OFF信号データベース13aに格納されている複数の機器の電源ON/OFF信号パターン情報の中から、同じ信号パターンを検索して(ステップS62)、電子機器14の機種を認識する(ステップS23)。
最後に、赤外線コマンド格納サーバ12内のコマンド情報データベース12aから、認識済の機種を操作するために必要なすべての制御用コマンド情報を、ネットワーク11経由で制御用コマンド情報データベース13bにダウンロードして(ステップS24)、図6の処理ルーチンを終了する。
なお、家庭内において、異なる機種からなる複数の電子機器14が存在する場合には、前述(図2内のステップS25)と同様に、電子機器14の数に相当する回数だけ上記処理動作(ステップS61、S62、S23、S24)を繰り返し実行する。
このように、ユーザが電子機器14のリモコン50を赤外線受信機51に向けて電源ON/OFFボタンを操作することにより、HGW13Cは、ユーザの簡単なリモコン操作に応答して電子機器14の機種を認識することができ、リモコン50から電子機器14を操作するのと同様に、HGW13Cから電子機器14を操作することが可能になる。
また、前述の実施の形態2(図4)のように、複数の部屋40a〜40nに複数台の電子機器14a〜14nが存在する場合でも、各部屋40a〜40nに赤外線送受信機を設置することにより、電子機器14a〜14nの機種を認識することができる。
以上のように、この発明の実施の形態3に係る家電認識システムは、コマンド情報データベース12a(第1のデータベース)と、ネットワーク11と、家庭内のHGW13Cと、HGW13Cに接続された赤外線送信機15および赤外線受信機51(赤外線送受信機)と、ユーザによる電源ON/OFFボタンの操作時に電源操作信号を出力するリモコン50と、赤外線送受信機を介してHGW13Cと通信するとともに、リモコン50で操作される家庭内の少なくとも1つの電子機器14とを備えている。
HGW13Cは、電源ON/OFF信号データベース13a(第2のデータベース)と、制御用コマンド情報データベース13b(第3のデータベース)と、家庭内の電子機器14の機種を認識する機器認識機能部53とを備えている。
HGW13Cは、コマンド情報データベース12aから、複数の電子機器に対応した電源ON/OFF信号を、ネットワーク11を介して電源ON/OFF信号データベース13aにダウンロードする。
機器認識機能部53は、電源ON/OFF信号データベース13aにダウンロードされた電源ON/OFF信号と、赤外線受信機51を介して受信されたリモコン50の電源操作信号とを照合して、家庭内の電子機器14の機種を認識し、コマンド情報データベース12aの中から、認識した機種に対応したすべての制御用コマンド情報を、ネットワーク11を介して制御用コマンド情報データベース13bにダウンロードする。
これにより、HGW13Cから赤外線送信機15を介して、家庭内の電子機器14を操作可能に設定することができる。
なお、赤外線送信機15および赤外線受信機51(赤外線送受信機)は、前述(図3参照)と同様に、HGW13Cに内蔵されていてもよい。
この場合、家庭内の電子機器14は、HGW13Cに内蔵された赤外線送受信機を用いて、HGW13Cにより操作される。
また、前述(図4)のように、複数の赤外線送受信機とHGWとを接続する家庭内ネットワーク41を設置し、家庭内の複数の電子機器14a〜14nに対し、互いに異なる複数箇所に配置された赤外線送受信機15a〜15nを設けることにより、赤外線送受信機15a〜15nのうちの少なくとも1つは、家庭内の電子機器14a〜14nとの間で送受信可能にすることができる。
さらに、ここでは、赤外線受信機51経由でリモコン50の電源ON/OFF信号を受信し、電源ON/OFF信号に基づいて機種認識する場合を示したが、電子機器14に、バーコード、QRコード(2次元コード)、または、ID情報を埋め込んだICタグなどのRFID(Radio Frequency IDentification)などが付されている場合には、サーバ、データベース、受信手段を変更することにより、バーコード情報、QRコード情報、または、RFID情報などの各種読取情報に基づいて同様に機種認識することができる。
たとえば、電子機器14にバーコード、QRコードまたはRFIDが付されている場合には、図5内の赤外線受信機51に代えて、バーコードリーダ、QRコードリーダまたはRFIDリーダを設置し、HGW13C内の電源ON/OFF信号データベース13aに代えて、電子機器14のバーコードデータベース、QRコードデータベースまたはRFIDデータベースなどを設けることにより、電子機器14の機種を認識することができる。
なお、この場合、ネットワーク11上に、赤外線コマンド格納サーバ12以外に、上記各種コードを格納するデータベースとして、複数の電子機器に関するバーコード格納サーバ、QRコード格納サーバ、RFID格納サーバ(図示せず)を設置する必要がある。
具体的には、図示しないが、バーコード情報が設けられた家庭内の電子機器に対しては、ネットワーク11上のサーバとして、複数の電子機器のバーコード情報に対応したバーコードデータを格納する第4のデータベースが設置される。
この場合、HGWは、家庭内の電子機器のバーコード情報を読み取るバーコードリーダを有し、ネットワーク11上に格納されている第4のデータベースから、ネットワーク11を介してバーコードデータをダウンロードし、HGW内の機器認識機能部は、バーコードリーダにより読み取ったバーコード情報と、ダウンロードされたバーコードデータとを照合することにより、家庭内の電子機器の機種を認識する。
同様に、QRコード情報が設けられた家庭内の電子機器に対しては、ネットワーク11上のサーバとして、複数の電子機器のQRコード情報に対応したQRコードデータを格納する第5のデータベースが設置される。
この場合、HGWは、家庭内の電子機器のQRコード情報を読み取るQRコードリーダを有し、ネットワーク11上に格納されている第5のデータベースから、ネットワーク11を介してQRコードデータをダウンロードし、HGW内の機器認識機能部は、QRコードリーダにより読み取ったQRコード情報と、ダウンロードされたQRコードデータとを照合することにより、家庭内の電子機器の機種を認識する。
また、RFID情報が設けられた家庭内の電子機器に対しては、ネットワーク11上のサーバとして、複数の電子機器のRFID情報に対応したRFIDデータを格納する第6のデータベースが設置される。
この場合、HGWは、家庭内の電子機器のRFID情報を読み取るRFIDリーダを有し、ネットワーク11上に格納されている第6のデータベースから、ネットワーク11を介してRFIDデータをダウンロードし、HGW内の機器認識機能部は、RFIDリーダにより読み取ったRFID情報と、ダウンロードされたRFIDデータとを照合することにより、家庭内の電子機器の機種を認識する。
なお、家庭内の電子機器は、不特定の多種多様な機種を含み、上記各種コードが付されていない電子機器と、上記各種コードが付された電子機器とが重複して存在する可能性があるので、上記の各種受信手段および各種データベースをすべて備えていることが望ましい。
この場合、HGW内の機器認識機能部は、赤外線受信機、バーコードリーダ、QRコードリーダおよびRFIDリーダを有し、バーコード電子機器、QRコード電子機器、または、RFID電子機器を含む家庭内の複数の電子機器に応じて、赤外線受信機、バーコードリーダ、QRコードリーダ、または、RFIDリーダを使い分けて、家庭内の電子機器の機種を認識することになる。
以上のように、電子機器14に、バーコード情報、QRコード情報、RFID情報などが付されている場合でも、各種読取情報から電子機器14の機種を認識して、リモコン50からの電子機器14の操作信号から機種認識する場合と同様に、HGW13Cから電子機器14を操作することが可能になる。
さらに、家庭内の電子機器として、コード情報が設けられていない電子機器と、バーコード情報、QRコード情報、または、RFID情報が設けられた電子機器とを含む場合、HGWには、赤外線送受信機が接続されるとともに、バーコードリーダ、QRコードリーダおよびRFIDリーダのうちの少なくとも1つが接続される。
この場合、HGW内の機器認識機能部は、赤外線受信機と、バーコードリーダ、QRコードリーダまたはRFIDリーダと、により読み取った読取情報をサーバに送信し、サーバにおいて、読取情報と、読取情報に対応したデータベース内の情報とを照合してもよい。
これにより、HGWは、サーバ内の照合結果を受信して利用することにより、制御用コマンド情報データベース(第3のデータベース)13bを不要として、家庭内の電子機器の機種を認識することができる。
この発明の実施の形態1に係る家電認識システムを示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1による機種認識動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る家電認識システムの他の例を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態2に係る家電認識システムを示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態3に係る家電認識システムを示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態3による機種認識動作を示すフローチャートである。
符号の説明
11 ネットワーク、12 赤外線コマンド格納サーバ(サーバ)、12a コマンド情報データベース(第1のデータベース)、13、13A、13B、13C HGW(ホームゲートウェイ)、13a 電源ON/OFF信号データベース(第2のデータベース)、13b 制御用コマンド情報データベース(第3のデータベース)、13c、53 機器認識機能部、14、14a〜14n 電子機器、15、15a〜15n 赤外線送信機、16、16a〜16n 電子機器動作認識センサ、51 赤外線受信機。

Claims (14)

  1. 複数の電子機器のリモコン操作用の赤外線コマンドを格納する第1のデータベースを有するサーバと、
    前記サーバに接続されたネットワークと、
    前記ネットワークに接続された家庭内のホームゲートウェイと、
    前記ホームゲートウェイに接続された赤外線送信機と、
    前記赤外線送信機を介して前記ホームゲートウェイから送信される信号を認識するとともに、リモコンで操作される前記家庭内の少なくとも1つの電子機器とを備え、
    前記ホームゲートウェイは、
    前記赤外線コマンドに含まれる電源ON/OFF信号がダウンロードされる第2のデータベースと、
    前記赤外線コマンドに含まれる制御用コマンド情報がダウンロードされる第3のデータベースと、
    前記家庭内の電子機器の動作を認識する機器認識機能部とを含み、
    前記第1のデータベースから、前記複数の電子機器に対応した電源ON/OFF信号を、前記ネットワークを介して前記第2のデータベースにダウンロードし、
    ダウンロードされた前記電源ON/OFF信号を、前記赤外線送信機を介して前記家庭内の電子機器に順に送信し、
    前記機器認識機能部は、
    前記電源ON/OFF信号に対して前記家庭内の電子機器が反応しているか否かを判定し、
    前記電子機器が反応している場合には、送信した前記電源ON/OFF信号に対応する機種が前記家庭内の電子機器の機種であることを認識するとともに、前記第1のデータベースの中から、認識した機種に対応したすべての制御用コマンド情報を、前記ネットワークを介して前記第3のデータベースにダウンロードし、
    前記ホームゲートウェイから前記赤外線送信機を介して、前記家庭内の電子機器を操作可能に設定することを特徴とする家電認識システム。
  2. 前記家庭内の電子機器は、前記赤外線送信機を用いて、前記ホームゲートウェイにより操作されることを特徴とする請求項1に記載の家電認識システム。
  3. 前記ホームゲートウェイは、同一機種に対応した電源ON/OFF信号を複数回にわたって送信し、
    前記機器認識機能部は、前記家庭内の電子機器が前記複数回の送信回数だけ反応している場合に、送信した機種が前記家庭内の電子機器の機種であることを認識することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の家電認識システム。
  4. 前記機器認識機能部として、赤外線センサ、光センサ、音センサまたは振動センサからなるセンサ手段、または、カメラ撮影による画像認識装置を用いることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の家電認識システム。
  5. 前記家庭内に設置された家庭内ネットワークを備え、
    前記家庭内の電子機器は、複数の電子機器からなり、
    前記赤外線送信機は、複数の赤外線送信機からなり、
    前記機器認識機能部は、複数の認識センサ部を含み、
    前記複数の赤外線送信機および認識センサ部のそれぞれは、前記複数の電子機器のうちの少なくとも1つが、前記複数の赤外線送信機および認識センサ部の少なくとも1つとの間で信号送受信が不可能な位置に配置されている場合に、互いに異なる複数箇所に配置され、
    前記家庭内ネットワークは、前記複数の赤外線送信機および認識センサ部と、前記ホームゲートウェイとを接続していることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の家電認識システム。
  6. 前記ホームゲートウェイは、前記家庭内の前記電子機器を自動的に認識することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の家電認識システム。
  7. 複数の電子機器のリモコン操作用の赤外線コマンドを格納する第1のデータベースを有するサーバと、
    前記サーバに接続されたネットワークと、
    前記ネットワークに接続された家庭内のホームゲートウェイと、
    前記ホームゲートウェイに接続された赤外線送受信機と、
    ユーザにより操作される電源ON/OFFボタンを有し、前記電源ON/OFFボタンの操作時に電源操作信号を出力するリモコンと、
    前記赤外線送受信機を介して前記ホームゲートウェイと通信するとともに、前記リモコンで操作される前記家庭内の少なくとも1つの電子機器とを備え、
    前記ホームゲートウェイは、
    前記赤外線コマンドに含まれる電源ON/OFF信号がダウンロードされる第2のデータベースと、
    前記赤外線コマンドに含まれる制御用コマンド情報がダウンロードされる第3のデータベースと、
    前記家庭内の電子機器の機種を認識する機器認識機能部とを含み、
    前記第1のデータベースから、前記複数の電子機器に対応した電源ON/OFF信号を、前記ネットワークを介して前記第2のデータベースにダウンロードし、
    前記機器認識機能部は、
    ダウンロードされた前記電源ON/OFF信号と、前記赤外線送受信機を介して受信された前記電源操作信号とを照合して、前記家庭内の電子機器の機種を認識し、
    前記第1のデータベースの中から、認識した機種に対応したすべての制御用コマンド情報を、前記ネットワークを介して前記第3のデータベースにダウンロードし、
    前記ホームゲートウェイから前記赤外線送受信機を介して、前記家庭内の電子機器を操作可能に設定することを特徴とする家電認識システム。
  8. 前記赤外線送受信機は、前記ホームゲートウェイに内蔵されており、
    前記家庭内の電子機器は、前記ホームゲートウェイに内蔵された前記赤外線送受信機を用いて、前記ホームゲートウェイにより操作されることを特徴とする請求項7に記載の家電認識システム。
  9. 前記家庭内に設置された家庭内ネットワークを備え、
    前記家庭内の電子機器は、複数の電子機器からなり、
    前記赤外線送受信機は、複数の赤外線送受信機からなり、
    前記複数の赤外線送受信機のそれぞれは、前記複数の電子機器のうちの少なくとも1つが、前記複数の赤外線送受信機の少なくとも1つとの間で信号送受信が不可能な位置に配置されている場合に、互いに異なる複数箇所に配置され、
    前記家庭内ネットワークは、前記複数の赤外線送受信機と前記ホームゲートウェイとを接続していることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の家電認識システム。
  10. 前記家庭内の電子機器に設けられたバーコード情報を備え、
    前記サーバは、複数の電子機器のバーコード情報に対応したバーコードデータを格納する第4のデータベースを有し、
    前記ホームゲートウェイは、
    前記家庭内の電子機器のバーコード情報を読み取るバーコードリーダを有し、
    前記ネットワーク上に格納されている前記第4のデータベースから、前記ネットワークを介して前記バーコードデータをダウンロードし、
    前記機器認識機能部は、前記バーコードリーダにより読み取ったバーコード情報と、ダウンロードされた前記バーコードデータとを照合することにより、前記家庭内の電子機器の機種を認識することを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の家電認識システム。
  11. 前記家庭内の電子機器に設けられたQRコード情報を備え、
    前記サーバは、複数の電子機器のQRコード情報に対応したQRコードデータを格納する第5のデータベースを有し、
    前記ホームゲートウェイは、
    前記家庭内の電子機器のQRコード情報を読み取るQRコードリーダを有し、
    前記ネットワーク上に格納されている前記第5のデータベースから、前記ネットワークを介して前記QRコードデータをダウンロードし、
    前記機器認識機能部は、前記QRコードリーダにより読み取ったQRコード情報と、ダウンロードされた前記QRコードデータとを照合することにより、前記家庭内の電子機器の機種を認識することを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の家電認識システム。
  12. 前記家庭内の電子機器に設けられたRFID情報を備え、
    前記サーバは、複数の電子機器のRFID情報に対応したRFIDデータを格納する第6のデータベースを有し、
    前記ホームゲートウェイは、
    前記家庭内の電子機器のRFID情報を読み取るRFIDリーダを有し、
    前記ネットワーク上に格納されている前記第6のデータベースから、前記ネットワークを介して前記RFIDデータをダウンロードし、
    前記機器認識機能部は、前記RFIDリーダにより読み取ったRFID情報と、ダウンロードされた前記RFIDデータとを照合することにより、前記家庭内の電子機器の機種を認識することを特徴とする請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の家電認識システム。
  13. 前記家庭内の電子機器は、コード情報が設けられていない電子機器と、バーコード情報、QRコード情報、または、RFID情報が設けられた電子機器とを含み、
    前記機器認識機能部は、
    赤外線受信機、バーコードリーダ、QRコードリーダおよびRFIDリーダを有し、
    前記コード情報が設けられていない電子機器と、前記バーコード情報、前記QRコード情報、または、前記RFID情報が設けられた電子機器とに応じて、
    前記赤外線受信機、前記バーコードリーダ、前記QRコードリーダ、または、前記RFIDリーダを使い分けて、前記家庭内の電子機器の機種を認識することを特徴とする請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の家電認識システム。
  14. 複数の電子機器のリモコン操作用の赤外線コマンドを格納する第1のデータベースを有するサーバと、
    前記サーバに接続されたネットワークと、
    前記ネットワークに接続された家庭内のホームゲートウェイと、
    前記ホームゲートウェイに接続された赤外線送受信機と、
    前記ホームゲートウェイに接続されたバーコードリーダ、QRコードリーダおよびRFIDリーダのうちの少なくとも1つと、
    ユーザにより操作される電源ON/OFFボタンを有し、前記電源ON/OFFボタンの操作時に電源操作信号を出力するリモコンと、
    前記赤外線送受信機を介して前記ホームゲートウェイと通信するとともに、前記リモコンで操作される前記家庭内の少なくとも1つの電子機器とを備え、
    前記家庭内の電子機器は、コード情報が設けられていない電子機器と、バーコード情報、QRコード情報、または、RFID情報が設けられた電子機器とを含み、
    前記ホームゲートウェイは、
    前記赤外線コマンドに含まれる電源ON/OFF信号がダウンロードされる第2のデータベースと、
    前記家庭内の電子機器の機種を認識する機器認識機能部とを含み、
    前記第1のデータベースから、前記複数の電子機器に対応した電源ON/OFF信号を、前記ネットワークを介して前記第2のデータベースにダウンロードし、
    前記機器認識機能部は、
    前記赤外線受信機と、前記バーコードリーダ、前記QRコードリーダまたは前記RFIDリーダと、により読み取った読取情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記読取情報と、前記読取情報に対応したデータベース内の情報とを照合し、
    前記ホームゲートウェイは、前記サーバ内の照合結果を受信して利用することにより、前記家庭内の電子機器の機種を認識し、
    前記ホームゲートウェイから前記赤外線送受信機を介して、前記家庭内の電子機器を操作可能に設定することを特徴とする家電認識システム。
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