JP6079533B2 - 入退室管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、入退室管理システムに関するものである。
下記特許文献1には、入退室管理システムが記載されている。この入退室管理システムは、読取装置及び制御コントローラを備えている。読取装置は、電波を発信することで利用者が携帯する識別体と無線通信を行う。制御コントローラは、読取装置により識別体から読み取られた情報の照合を行う。制御コントローラは、照合結果に基づいて扉を解錠する。
特開2010−210333号公報 特開2005−212940号公報
特許文献1に記載の入退室管理システムでは、読取装置が発信する電波の到達範囲を広げた場合、読取装置の設置階と異なる階の識別体から読み取られた情報の照合が行われることがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、読取装置の設置階と異なる階の識別体から読み取られた情報の照合を防止する入退室管理システムを提供することである。
本発明に係る入退室管理システムは、複数の階床を備えた建物に設けられ、識別情報を有する識別体を携帯する利用者の階床間の移動に伴って階床情報を識別体に書き込む書込手段と、建物の複数の階床に設けられ、無線通信により識別体から識別情報及び階床情報を読み取る読取装置と、識別体から識別情報及び階床情報を読み取った読取装置の設置階と読取装置により読み取られた階床情報の示す階とが一致した場合に、読取装置により読み取られた識別情報を予め記憶している識別情報と照合する入退室管理制御盤と、を備えたものである。
本発明によれば、読取装置の設置階と読取装置により読み取られた階床情報の示す階とが一致した場合に照合が行われる。このため、読取装置が発信する電波の到達範囲を広げた場合に、読取装置の設置階と異なる階の識別体から読み取られた情報の照合が行われることを防止することができる。
本発明の実施の形態1における入退室管理システムの構成図である。 本発明の実施の形態1におけるカードに保持されるデータを示す模式図である。 本発明の実施の形態1における入退室管理制御盤が記憶しているデータを示す模式図である。 本発明の実施の形態1における利用者がエレベータを使用して移動する場合の入退室管理システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における利用者が階段を使用して移動する場合の入退室管理システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における利用者が目的階の所望の部屋へ入室するまでの入退室管理システムの動作を示すフローチャートである。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態における入退室管理システムの構成図である。図1は、複数の階床を備えた建物における入退室管理システムを示している。建物は、利用者が階床間を移動するための建物内移動手段として、エレベータ及び階段を備えている。
エレベータは、かご1及びエレベータ制御盤2を備えている。建物には、書込制御盤3が設けられている。書込制御盤3は、エレベータ制御盤2と接続されている。かご1内には、行先階を指定するためのボタン及びかご用書込装置4が設けられている。かご用書込装置4は、書込制御盤3と接続されている。
建物の各階にある部屋には、それぞれ扉5が設けられている。扉5には、電気錠6が設けられている。各部屋の扉5の外には、それぞれ読取装置7が設けられている。読取装置7は、例えば、扉5付近の廊下の壁又は天井等に設置されている。建物の各階には、通路用書込装置8及び入退室管理制御盤9が設けられている。通路用書込装置8は、例えば、階段付近の廊下の壁又は天井等に設置されている。入退室管理制御盤9は、同じ階にある電気錠6、読取装置7及び通路用書込装置8と接続されている。各階の入退室管理制御盤9は、書込制御盤3と接続されている。
利用者は、識別情報を有する識別体を携帯している。識別情報は、識別体を特定するための固有の情報である。識別体は、無線通信により書き込み及び読み取り可能なメモリを備えている。本実施の形態では、利用者は、識別体としてカード10を携帯している。カード10は、識別情報としてID番号を有している。
エレベータ制御盤2は、かご1の昇降及びかご1の扉の開閉を制御する。エレベータ制御盤2は、書込制御盤3に階床情報を送信する。階床情報は、建物の各階のいずれか1つを示す情報である。
書込制御盤3は、エレベータ制御盤2から受信した階床情報をかご用書込装置4に送信する。書込制御盤3は、かご用書込装置4に階床情報の書き込みを行わせる指令を出力する。
かご用書込装置4は、電波を発信する。かご用書込装置4は、発信する電波の到達範囲内にあるカード10と無線通信を行う。かご用書込装置4は、書込制御盤3からの指令に基づいて、書込制御盤3から受信した階床情報をカード10内のメモリに書き込む。かご用書込装置4は、階床情報の書き込みが完了したことを示す信号を書込制御盤3に送信する。なお、かご用書込装置4の電波の到達範囲は、少なくともかご1内にあるカード10と無線通信が行えるように設定されている。
通路用書込装置8は、電波を発信する。通路用書込装置8は、発信する電波の到達範囲内にあるカード10と無線通信を行う。通路用書込装置8は、設置階を示す階床情報をカード10内のメモリに書き込む。通路用書込装置8は、階床情報の書き込みが完了したことを示す信号を書込制御盤3に送信する。なお、通路用書込装置8の電波の到達範囲は、異なる階に設置された別の通路用書込装置8の電波の到達範囲と互いに重複しないように設定されている。
読取装置7は、電波を発信する。読取装置7は、発信する電波の到達範囲内にあるカード10と無線通信を行う。読取装置7は、カード10から階床情報及びID番号を読み取る。読取装置7は、カード10から読み取った階床情報及びID番号を入退室管理制御盤9に送信する。
入退室管理制御盤9は、設置階を示す階床情報を通路用書込装置8に送信する。入退室管理制御盤9は、読取装置7から受信した階床情報及びID番号を予め記憶しているデータと照合する。入退室管理制御盤9は、ID番号の照合結果に基づいて、電気錠6を制御する。
図2は、カード10に保持されるデータを示す模式図である。カード10には、カード10を特定するための固有のID番号が記憶されている。カード10内のメモリには、かご用書込装置4又は通路用書込装置8により階床情報が書き込まれる。
図3は、入退室管理制御盤9が記憶しているデータを示す模式図である。入退室管理制御盤9は、「接続されている装置及び扉の情報」及び「利用者情報」を予め記憶している。「接続されている装置及び扉の情報」には、入退室管理制御盤9に接続されている読取装置7、通路用書込装置8及び電気錠6が設けられた扉5の設置階及び設置場所名等が含まれている。また、「接続されている装置及び扉の情報」には、タイムスケジュールに従って自動的に電気錠6の施解錠等を行うための時刻データ等が含まれている。「利用者情報」は、入退室管理システムの利用者の登録情報である。「利用者情報」には、各利用者の利用者番号、氏名、カードのID番号及び通行可能な扉5等が含まれている。
図4は、利用者がエレベータを使用して移動する場合の入退室管理システムの動作を示すフローチャートである。以下、図4を参照して、利用者がかご1に乗車してから降車するまでの流れを説明する。
利用者がかご1内で所望の行先階のボタンを押すと(ステップS101)、エレベータ制御盤2は、かご1を走行開始させる。利用者がボタンを押した階が、かご1の停止階となる。複数の利用者が異なる行先階のボタンを押した場合、すべての行先階がかご1の停止階となる。エレベータ制御盤2は、かご1の走行中に、停止階のひとつ前の階を通過したか否かを判定する(ステップS102)。かご1が停止階のひとつ前の階を通過していない場合、エレベータ制御盤2は、ステップS102の動作を繰り返す。
ステップS102で停止階のひとつ前の階を通過した場合、エレベータ制御盤2は、書込制御盤3へ停止階を示す階床情報を送信する(ステップS103)。書込制御盤3は、エレベータ制御盤2から受信した階床情報をかご用書込装置4へ送信する。書込制御盤3は、かご用書込装置4に階床情報の書き込みを行わせる指令を出力する。
かご用書込装置4は、書込制御盤3からの指令に基づいて、書込制御盤3から受信した階床情報をカード10内のメモリに書き込む(ステップS104)。複数の利用者がかご1に乗車している場合、かご用書込装置4は、すべての利用者が携帯しているカード10内のメモリに階床情報を書き込む。かご用書込装置4は、階床情報の書き込みが完了した場合、その旨を示す信号を書込制御盤3へ送信する。
書込制御盤3は、かご用書込装置4からの信号に基づいて、階床情報の書き込みが完了したか否かを判定する(ステップS105)。階床情報の書き込みが完了していない場合、書込制御盤3は、かご用書込装置4にステップS104の動作を繰り返させる。なお、ステップS104及びステップS105の動作は、かご1の走行中又は停止階に到着した状態で行われる。ステップS104及びステップS105の動作中は、かご1が停止階に到着していたとしても、エレベータ制御盤2は、かご1の扉を戸開しない。
ステップS105で階床情報の書き込みが完了した場合、書込制御盤3は、その旨を示す信号をエレベータ制御盤2へ送信する。エレベータ制御盤2は、かご1が停止階に到着しかつ階床情報の書き込みが完了したことを示す信号を受信した場合、かご1の扉を戸開する(ステップS106)。これにより、利用者はかご1から降車可能となる。
ステップS106において、停止階が所望の行先階である利用者は、かご1から降車する。このとき、降車した利用者のカード10内のメモリには、降車した利用者が現在居る階を示す階床情報が書き込まれている。また、このとき、かご1から降車しなかった利用者のカード10内のメモリにも、降車した利用者が現在居る階を示す階床情報が書き込まれている。この後、かご1に乗車している利用者がすべて降車するまで、かご1の走行は継続される。つまり、ステップS102からステップS106の動作が繰り返される。このため、かご1が停止するたびに、かご1に乗車している利用者のカード10内の階床情報が更新される。その結果、エレベータを使用した利用者のカード10内のメモリは、その利用者が現在居る階を示す階床情報が書き込まれた状態となる。
図5は、利用者が階段を使用して移動する場合の入退室管理システムの動作を示すフローチャートである。以下、図5を参照して、利用者が階段を使用して目的階へ移動する場合の流れを説明する。
利用者は、現在居る階の階段付近を通過するときに(ステップS201)、その階に設置された通路用書込装置8の電波の到達範囲内に入る。このとき、利用者が現在居る階に設置された入退室管理制御盤9は、その階を示す階床情報を通路用書込装置8に送信する。利用者が現在居る階に設置された通路用書込装置8は、入退室管理制御盤9から受信した階床情報を利用者が携帯しているカード10内のメモリに書き込む(ステップS202)。例えば、利用者が1階の階段付近を通過すると、1階に設置された通路用書込装置8が、1階を示す階床情報をカード10内のメモリに書き込む。通路用書込装置8は、階床情報の書き込みが完了した場合、その旨を示す信号を入退室管理制御盤9へ送信する。
入退室管理制御盤9は、通路用書込装置8からの信号に基づいて、階床情報の書き込みが完了したか否かを判定する(ステップS203)。階床情報の書き込みが完了していない場合、入退室管理制御盤9は、通路用書込装置8にステップS202の動作を繰り返させる。
利用者が階段を使用して上階又は下階に移動し、目的階で階段から廊下へ移動すると(ステップS204)、目的階に設置された通路用書込装置8の電波の到達範囲内に入る。このとき、目的階に設置された入退室管理制御盤9は、その階を示す階床情報を通路用書込装置8に送信する。目的階に設置された通路用書込装置8は、入退室管理制御盤9から受信した階床情報を利用者が携帯しているカード10内のメモリに書き込む(ステップS205)。例えば、利用者が階段から2階の廊下へ移動すると、2階に設置された通路用書込装置8が、2階を示す階床情報をカード10内のメモリに書き込む。目的階に設置された通路用書込装置8は、階床情報の書き込みが完了した場合、その旨を示す信号を目的階に設置された入退室管理制御盤9へ送信する。
目的階に設置された入退室管理制御盤9は、目的階に設置された通路用書込装置8からの信号に基づいて、階床情報の書き込みが完了したか否かを判定する(ステップS206)。階床情報の書き込みが完了していない場合、入退室管理制御盤9は、通路用書込装置8にステップS205の動作を繰り返させる。
この後、利用者がさらに別の階へ移動した場合も、ステップS201からステップS206の動作が繰り返される。このため、利用者が階段で移動するたびに、利用者のカード10内の階床情報が更新される。その結果、階段で移動した利用者のカード10内のメモリは、その利用者が現在居る階を示す階床情報が書き込まれた状態となる。
図6は、利用者が目的階の所望の部屋へ入室するまでの入退室管理システムの動作を示すフローチャートである。
利用者は、目的階の所望の部屋の扉5に近づく(ステップS301)。利用者が携帯しているカード10は、扉5付近に設置された読取装置7からの電波を受信したか否かに基づいて無線通信を行う(ステップS302)。カード10が読取装置7の電波の到達範囲内に入っていない場合、利用者は、ステップS301からの動作を繰り返す。カード10が読取装置7からの電波を受信した場合、カード10から読取装置7へ階床情報及びカードのID番号が送信される(ステップS303)。
読取装置7は、カード10から受信した情報を入退室管理制御盤9へ送信する(ステップS304)。入退室管理制御盤9は、読取装置7によりカード10から読み取られた階床情報を「接続されている装置及び扉の情報」と照合する。これにより、カード10から読取装置7へ送信された階床情報が示す階と扉5の設置階とが一致するか否かが判定される(ステップS305)。カード10から送信された階床情報が示す階と扉5の設置階とが異なる場合、入退室管理制御盤9は動作を終了する。なお、扉5の設置階は、読取装置7又は通路用書込装置8の設置階と同じである。
ステップS305において、カード10から送信された階床情報が示す階と扉5の設置階とが一致した場合、ステップS306に進む。ステップS306において、入退室管理制御盤9は、読取装置7によりカード10から読み取られたID番号を「利用者情報」と照合する。これにより、カード10から読取装置7へ送信されたID番号のカード10を携帯する利用者が扉5を通行可能か否かが判定される。この利用者が扉5を通行可能でない場合、入退室管理制御盤9は動作を終了する。
ステップS306において、カード10から読取装置7へ送信されたID番号のカード10を携帯する利用者が扉5を通行可能である場合、入退室管理制御盤9は、扉5の電気錠6を解錠する(ステップS307)。これにより、利用者は所望の部屋に入室可能となる。入退室管理制御盤9は、ステップS306におけるID番号の照合結果及びステップS307における電気錠6の解錠履歴のうち少なくとも一方を、カード10から読取装置7へ送信されたID番号と紐づけて記録する。
上述したとおり、本実施の形態では、利用者が移動にエレベータと階段のどちらを使用したかにかかわらず、利用者のカード10内のメモリに利用者が現在居る階を示す階床情報が書き込まれる。そして、入退室管理制御盤9は、読取装置7によりカード10から読み取られた階床情報が示す階と所望の部屋の扉5の設置階とが一致した場合に限り、ID番号の照合を行う。これにより、読取装置7が発信する電波の到達範囲が広い場合に、扉5の設置階と異なる階のカード10から読み取られた情報の照合が行われることを防止できる。例えば、利用者は3階に居るにもかかわらず2階に設置された入退室管理制御盤9でID番号が照合されることを防止できる。このため、利用者が居る階とは異なる階で電気錠6が解錠されることを防止できる。その結果、入退室管理システムのセキュリティ性を高めることができる。
上述したとおり、本実施の形態では、通路用書込装置8の電波の到達範囲は、異なる階に設置された別の通路用書込装置8の電波の到達範囲と互いに重複しないように設定されている。このため、利用者が居る階とは異なる階を示す階床情報がカード10に書き込まれることを防止できる。
上述したとおり、本実施の形態では、かご用書込装置4からカード10への階床情報の書き込みが完了した後に、かご1の扉が戸開される。このため、カード10に正しい階床情報が書き込まれる前に利用者がかご1から降車することを防止できる。
本実施の形態では、各階の入退室管理制御盤9は、書込制御盤3と接続されている。このため、書込制御盤3は、かご1の停止階を各階の入退室管理制御盤9に送信することが可能である。これにより、例えば、設置階がかご1の停止階となったか否かに基づいて、読取装置7の電波の強度を制御することができる。
本実施の形態では、かご用書込装置4及び通路用書込装置8は、情報の書き込みを行う。また、読取装置7は、情報の読み取りを行う。しかし、かご用書込装置4、通路用書込装置8及び読取装置7として、読み書き双方の機能を持つリーダライタを用いてもよい。
本実施の形態では、識別体としてカード10を用いているが、識別体の形状はカード型に限定されるものではない。例えば、コイン型又はスティック型等の識別体を用いても同様の効果が得られる。
本実施の形態では、通路用書込装置8は、階段付近の廊下に設置されている。しかし、カード10に正しい階床情報を書き込めるのならば、通路用書込装置8は、廊下付近の階段部分の壁又は天井等に設置してもよい。具体的には、上下に隣接した上階と下階とを繋ぐ階段の中間地点よりも上階の側に一方の通路用書込装置8が設けられ、下階の側に他方の通路用書込装置8が設けられていれば、同等の効果が得られる。
本実施の形態では、建物の各階に電気錠6、読取装置7、通路用書込装置8及び入退室管理制御盤9が設置されている。しかし、高いセキュリティが必要とされる階床が限られる場合は、これらの装置を特定の階のみに設置することとしてもよい。
本実施の形態では、入退室管理制御盤9は、ID番号の照合結果及び電気錠6の解錠履歴のうち少なくとも一方を利用者のID番号と紐づけて記録する。しかし、さらに、部屋からの退室履歴を記録することとしてもよい。この場合、部屋の使用履歴を詳細に記録できるため、入退室管理システムのセキュリティをより高めることができる。
1 かご、2 エレベータ制御盤、3 書込制御盤、4 かご用書込装置、5 扉、6 電気錠、7 読取装置、8 通路用書込装置、9 入退室管理制御盤、10 カード

Claims (6)

  1. 複数の階床を備えた建物に設けられ、識別情報を有する識別体を携帯する利用者の階床間の移動に伴って階床情報を前記識別体に書き込む書込手段と、
    前記建物の複数の階床に設けられ、無線通信により前記識別体から識別情報及び階床情報を読み取る読取装置と、
    前記識別体から識別情報及び階床情報を読み取った前記読取装置の設置階と前記読取装置により読み取られた階床情報の示す階とが一致した場合に、前記読取装置により読み取られた識別情報を予め記憶している識別情報と照合する入退室管理制御盤と、
    を備えた入退室管理システム。
  2. 前記書込手段は、無線通信により前記識別体に階床情報の書き込みを行う請求項1に記載の入退室管理システム。
  3. 前記書込手段は、前記建物のエレベータのかごに設けられ、前記かごの昇降を制御するエレベータ制御盤から前記かごの次の停止階を示す階床情報を受信し、前記エレベータ制御盤から受信した階床情報を前記識別体に書き込むかご用書込装置を備えた請求項2に記載の入退室管理システム。
  4. 前記書込手段は、
    上下に隣接した上階と下階とを繋ぐ階段の中間地点よりも前記上階の側に設けられ、前記上階を示す階床情報を前記識別体に書き込む第1の通路用書込装置と、
    前記階段の中間地点よりも前記下階の側に設けられ、前記下階を示す階床情報を前記識別体に書き込む第2の通路用書込装置と、
    を備え、
    前記第1の通路用書込装置及び前記第2の通路用書込装置は、発信する電波の到達範囲が互いに重複しないように設定された請求項2又は3に記載の入退室管理システム。
  5. 前記入退室管理制御盤は、前記識別体から識別情報及び階床情報を読み取った前記読取装置の設置階と前記読取装置により読み取られた階床情報の示す階とが一致しない場合に、前記読取装置により読み取られた識別情報の照合を行わない請求項1から4のいずれか1項に記載の入退室管理システム。
  6. 前記入退室管理制御盤は、前記読取装置により読み取られた識別情報の照合結果に基づいて、前記識別体から識別情報及び階床情報を読み取った前記読取装置の設置階にある部屋の扉に設けられた電気錠を解錠する請求項1から5のいずれか1項に記載の入退室管理システム。
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