JP6532796B2 - エレベータ制御システム及びエレベータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータ装置に付加されるセキュリティ機能を制御するためのエレベータ制御システム及びエレベータ制御装置に関する。
マンション等に設置されるエレベータ装置には、居住者以外の利用者が乗りかごに乗り込んで居住階まで移動できないように乗りかごの動作を規制するセキュリティ機能が付加されることがある。セキュリティ機能は、セキュリティ設定されることで有効となり、乗りかごを呼ぶための呼び登録ボタンや、行先階を登録するための行先登録ボタンの登録動作が規制されるため、居住者以外の利用者が乗りかごに乗り込むことはできない。一方、居住者である利用者が居住階まで移動する際には、セキュリティ設定を解除することでセキュリティ機能を無効にする。セキュリティ設定が解除されると、利用者が呼び登録ボタンを呼び登録し、行先登録ボタンを行先登録することができるため、利用者が乗りかごに乗り込み居住階まで移動することができる。セキュリティ設定を解除する方法として、例えば、利用者が所持するICカード等を受信器にかざして、受信器にICカードの登録情報を認証させる方法が採用されていた。
ここで、特許文献1にはセキュリティ設定を解除するための利用者による手動のカード操作を不要とするハンズフリー技術が開示されている。この特許文献1に記載されたビル管理システムは、利用者が所持する携帯端末手段からの端末信号を受信する端末信号受信手段が乗りかご内に設けられた構成としている。この端末信号受信手段は、利用者が乗りかごに乗ったことを検知し、居住者入退室状態判別手段は利用者の入退室状態を判別する。そして、居住階における全居住者の居住室が退室状態になった場合には、行先登録を行うための呼びボタンによる呼びが無効とされ、携帯端末手段を持っていない利用者は該当階へ行けなくなる。
また、マンションのオートドア等にセキュリティ機能が付加されることがある。オートドア等には、予め設定されたセンサ検知エリア内で利用者のICカードが検知されるとセキュリティ設定を解除し、オートドアを自動で戸開するハンズフリーシステムが導入されることがある。
特開2005−173981号公報
ところで特許文献1に記載されたビル管理システムでは、居住階に一人でも居住者が入室すると、セキュリティ設定が解除されてしまい、携帯端末手段を所持しない外部の利用者であっても居住階まで行くことが可能である。このため、ビル管理システムの防犯性が低下してしまう。
また、マンションのオートドア等に導入されているハンズフリーシステムは、利用者による手動のカード操作を必要としないが、エレベータ装置にそのまま適用することはできなかった。例えば、乗り場ボタンの動作を規制するエレベータ装置において、センサ検知エリアをエレベータホールに設定した場合を想定する。このとき、センサ検知エリアにて乗りかごに乗り込む利用者のICカードを検知した際にはセキュリティ設定を解除するため利用者は居住階まで移動できる。
しかしながら、このようなシステムでは、乗りかごから降りた利用者のICカードをセンサ検知エリアにて検知した場合、不要にセキュリティ設定を解除してしまう。このとき、再びセキュリティ設定がなされるまでの間に居住者以外の利用者がマンション内に進入しても、マンション内又は居住階にいない居住者は進入されたことを気付くことができない。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、利用者の居室への入退に対し、適切なセキュリティ設定を行えるようにすることを目的とする。
本発明に係るエレベータ制御システムは、乗りかごと、検知装置と、エレベータ制御装置と、を備える。
乗りかごは、複数階に設けられた乗り場を移動する。
検知装置は、検知エリアの範囲内に滞在する乗りかごの利用者を非接触で検知する。
エレベータ制御装置は、利用者毎に居室への入退が管理される利用者の入退情報に基づいて、検知装置によって検知された利用者の乗りかごへの乗降を判定し、利用者が乗りかごに乗り込むと判定した場合には乗りかごの動作を規制するセキュリティ設定を解除して、乗りかごの移動を許可する。一方、利用者が乗りかごから降りたと判定した場合には、セキュリティ設定を有効な状態に維持する。
エレベータ制御装置は、
利用者を一意に識別するための利用者識別情報に対して、利用者の利用階及び利用者の入退情報を管理する入退管理テーブルと、
検知装置が利用者毎に割り当てられた利用者識別装置を検知して利用者識別装置から取得した利用者識別情報を送信した場合に、検知装置から受信した利用者識別情報に対応する入退情報を変更する入退処理部と、を有する。
入退処理部は、検知装置によって、検知エリアの範囲内に所定時間以上継続して滞在する利用者が検知された時に、入退管理テーブルに管理される入退情報が入室である場合に、利用者の入退情報を退室にリセットした後、入室に変更する。
本発明によれば、利用者が乗りかごから降りた場合にはセキュリティ設定が有効な状態に維持されるため、エレベータ制御システムの防犯性を高めることができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態例の説明により明らかにされる。
本発明の第1の実施の形態例に係るエレベータ管理システムの全体構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るセキュリティインターフェース装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態例に係る入退管理テーブルの構成例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るRFIDタグを所持する利用者が、乗りかごに乗り込む場合のデータフロー図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るRFIDタグを所持する利用者が、乗りかごから降りた場合のデータフロー図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るRFIDタグを所持する利用者が、最下階にて乗りかごに乗り込む様子を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るRFIDタグを所持する利用者が、最下階にて乗りかごから降りる様子を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るエレベータ制御の例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態例に係るエレベータ管理システムの全体構成例を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態例について、添付図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
[1.第1の実施の形態例]
図1は、エレベータ管理システム1の全体構成例を示すブロック図である。
エレベータ管理システム1は、エレベータ装置2、ハンズフリー装置3を備える。
エレベータ装置2は、乗りかご10、エレベータ制御装置20、乗り場呼び登録ボタン31を備える。図1には、エレベータ装置2の中でも制御に関連する部分を示している。このため、エレベータ装置2は、乗りかご10を昇降させるロープ、電動機、複数のシーブ、釣り合い錘、及び昇降路などの物理的な構成要素を有するが、図1ではそれらの図示を省略する。
乗りかご10は、マンション等のビルに形成される図示しない昇降路を昇降し、複数階の乗り場を移動する。乗りかご10には、行先登録ボタン11が設けられている。行先登録ボタン11は、乗りかご10に乗り込んだ利用者が行先階を行先登録するために用いられる。利用者7が行先登録した行先階は、行先登録ボタン11に内蔵されるランプの点灯によって利用者7に示される。
乗りかご10が停止する各階(例えば、最下階、中間階、最上階)の乗り場30には、乗り場呼び登録ボタン31が設けられている。乗り場呼び登録ボタン31は、他階へ移動しようとする利用者7が、乗りかご10を呼び登録するために用いられる。呼び登録したことは、乗り場呼び登録ボタン31に内蔵されるランプの点灯によって利用者7に示される。利用者7は、利用者7の個人番号を含むタグ情報が記録されるRFIDタグ6(利用者識別装置の一例)を所持している。個人番号は、マンション等のビル内に居住する利用者7を一意に識別するために用いられる番号である。RFIDタグ6は、利用者7毎に割り当てられており、利用者7は1台のRFIDタグ6を所持するものとする。このRFIDタグ6は、ICカード等に内蔵されるパッシブタグであるが、アクティブタグであってもよい。
エレベータ制御装置20は、居室への入退が利用者7毎に管理される利用者7の入退情報D3(後述する図3を参照)に基づいて、利用者7が乗りかご10への乗降を判定する。そして、エレベータ制御装置20は、利用者7が乗りかご10に乗り込むと判定した場合には乗りかご10の動作を規制するセキュリティ設定を無効な状態とするようにセキュリティ設定を解除して、乗りかご10の移動を許可する。一方、エレベータ制御装置20は、利用者7が乗りかご10から降りたと判定した場合には、セキュリティ設定を有効な状態に維持する。このエレベータ制御装置20は、昇降路内部、又は、図示しない機械室に設置される制御盤であり、号機制御装置21とセキュリティインターフェース装置22を備えている。
号機制御装置21には乗りかご10等の運転制御を司るマイクロコンピュータが実装されており、エレベータドアの開閉や、乗りかご10の移動(走行、加減速、停止等)といった動作を制御する。そして、号機制御装置21は、入退処理部22b(後述する図2を参照)の指示によりRFIDタグ6を所持する利用者7毎に、乗り場呼び登録ボタン31及び行先登録ボタン11を自動で登録することが可能である。そして、号機制御装置21は、セキュリティ設定によりセキュリティ設定が有効であれば、居住階以外の利用者7による乗り場呼び登録ボタン31及び行先登録ボタン11の登録動作を規制する。ただし、セキュリティインターフェース装置22からセキュリティ設定を解除するためのセキュリティ解除指令が入力すると、セキュリティ設定を解除し、セキュリティ機能を無効とする。このとき、号機制御装置21は、居住者である利用者7に対応する乗り場呼び登録ボタン31及び行先登録ボタン11の登録動作を行う。
セキュリティインターフェース装置22は、ハンズフリー制御装置5から送信される個人番号(利用者識別情報の一例)を受け取り、この個人番号が居住者として登録されていれば、号機制御装置21に対してセキュリティ解除指令を出力する。
ハンズフリー装置3(検知装置の一例)は、ハンズフリーセンサ装置4、ハンズフリー制御装置5を備えており、乗りかご10の利用者7を非接触で検知することができる。ここで、ハンズフリー装置3が利用者7を非接触で検知する処理は、ハンズフリーセンサ装置4が、利用者7が所持するRFIDタグ6からタグ情報を読み出すことにより行われる。
ハンズフリーセンサ装置4は、利用者7が所持するRFIDタグ6からタグ情報を読み出す(以下、「RFIDタグ6を検知する」とも呼ぶ。)ために、エレベータホールとして利用される乗り場30のエレベータドア近傍に設けられる。ハンズフリーセンサ装置4は、予め設定したセンサ検知エリア40内に対して、常に検知用電波を発信している。センサ検知エリア40に利用者7が入ると、RFIDタグ6が検知用電波を受信し、電磁誘導により送信用電波にタグ情報を載せて送信する。そして、ハンズフリーセンサ装置4は、RFIDタグ6から送信用電波を受信し、タグ情報を読み出す。
ハンズフリー制御装置5は、ハンズフリーセンサ装置4が読み出したタグ情報からRFIDタグ6の個人番号を取得し、この個人番号をエレベータ制御装置20に送信する。
図2は、セキュリティインターフェース装置22の内部構成例を示すブロック図である。
セキュリティインターフェース装置22は、入退管理テーブル22a、入退処理部22bを備える。入退管理テーブル22aは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の大容量記憶装置に構成される。入退処理部22bは、例えば、ROM(Read Only Memory)に記憶されているプログラムを読み出して実行するCPU(Central Processing Unit)により機能が実現される。
入退管理テーブル22aは、利用者7の居住階、利用者7の入退等を管理するテーブルである。
入退処理部22bは、ハンズフリー装置3が利用者7のRFIDタグ6を検知してRFIDタグ6から取得した個人番号を送信した場合に、ハンズフリー装置3から受信した個人番号に対応する入退情報D3(後述する図3を参照)を変更する。入退処理部22bが号機制御装置21のセキュリティ設定を解除する場合には、入退処理部22bが号機制御装置21にセキュリティ解除指令を出力する。また、入退処理部22bは、号機制御装置21に対して、乗りかご10の移動、乗り場呼び登録ボタン31の呼び登録、行先登録ボタン11の行先登録等の指示を行う。
図3は、入退管理テーブル22aの構成例を示す説明図である。
入退管理テーブル22aは、個人番号D1、居住階D2、入退情報D3の各フィールドを有するデータ構成としてある。
個人番号D1には、エレベータ装置2を利用する利用者7の個人番号が格納されている。この例では、利用者7が居住する居室番号と連番を組み合わせて個人番号としているが、他の利用者7と重複しない任意の英数字等を個人識別情報として用いてもよい。
居住階D2には、利用者7の居室の居住階が格納されている。エレベータ装置2がビジネス用途で用いられる場合には、入退管理テーブル22aの居住階D2が利用者7の利用階として管理される。居住階D2の居住階データは、セキュリティ解除指令に含めて入退処理部22bから号機制御装置21に送信される。
入退情報D3には、利用者7が居室に入室したか退室したかを示す入退情報が「0」又は「1」の入退フラグにより表されている。この例では、入退情報が「0」であれば利用者7が居室から退室した退室状態であることを表し、入退情報が「1」であれば利用者7が居室に入室した入室状態であることを表す。この入退情報D3は、RFIDタグ6を所持する利用者7が入室状態か退室状態か、言い換えれば利用者7が乗りかご10に乗り込むか、乗りかご10から降りたかを入退処理部22bが判定するために用いられる。
入退情報D3において、「0」を退室状態、「1」を入室状態とする入退フラグのデータの種類はこれに限るものではなく、3以上のデータにより利用者7の様々な状態を表してもよい。
入退処理部22bが、号機制御装置21に対して居住階データを送信するか否かは、入退情報D3に基づいて判定する。このとき、入退処理部22bは、ハンズフリー制御装置5から受信したRFIDタグ6の個人番号を、個人番号D1の該当するレコードと比較し、一致すれば入退情報D3を反転する。そして、入退処理部22bは、号機制御装置21に、居住階D2の居住階データを含むセキュリティ解除指令を送信する。号機制御装置21は、受信したセキュリティ解除指令に基づいて、利用者7の居住階におけるセキュリティ設定を一時的に解除する。これにより利用者7は、乗りかご10に乗り込んで居住階まで移動することができる。
なお、入退管理テーブル22aに格納されるデータは、図3に示す居住階数と利用者数に限ることはなく、居住階数と利用者数を増減してもよい。
図4は、RFIDタグ6を所持する利用者7が、乗りかご10に乗り込む場合のデータフロー図である。
RFIDタグ6を所持する利用者7がセンサ検知エリア40に入ると、ハンズフリー制御装置5から、RFIDタグ6の個人番号がセキュリティインターフェース装置22(入退処理部22b)へ送信される。この例では、ハンズフリー制御装置5から送信される情報には、RFIDタグ6の個人番号(例えば、「20101」)と、任意の数字「*」で示される他の情報(チェックコード、送信時間等)が含まれるものとする。そして、入退処理部22bは、ハンズフリー制御装置5から送信される情報からRFIDタグ6の個人番号を取得する。
次に、入退処理部22bは、RFIDタグ6の個人番号と、入退管理テーブル22aの個人番号D1とを照合する。入退処理部22bは、RFIDタグ6の個人番号に一致する個人番号に紐付けされた入退情報D3が「0」の退室状態であるため、入退処理部22bは、センサ検知エリア40に入った利用者7が、乗りかご10に乗り込むと判定する。そして、入退処理部22bは、号機制御装置21に対し、利用者7の居住階データを送信する。
また、入退処理部22bは、RFIDタグ6の個人番号に一致する個人番号に紐付けされた入退情報D3を反転し、「1」の入室状態に変更する。
図5は、RFIDタグ6を所持する利用者7が乗りかご10から降りた場合のデータフロー図である。
乗りかご10から降りた利用者7がセンサ検知エリア40に入ると、ハンズフリー制御装置5から、RFIDタグ6の個人番号がセキュリティインターフェース装置22へ送信される。この例においても、ハンズフリー制御装置5から送信される情報には、RFIDタグ6の個人番号(例えば、「30102」)が含まれる。そして、入退処理部22bは、ハンズフリー制御装置5から送信される情報からRFIDタグ6の個人番号を取得する。
次に、入退処理部22bは、RFIDタグ6の個人番号と、入退管理テーブル22aの個人番号D1とを照合する。入退処理部22bは、RFIDタグ6の個人番号に一致する個人番号に紐付けされた入退情報D3が「1」の入室状態であるため、入退処理部22bは、センサ検知エリア40に入った利用者7が、乗りかご10から降りたと判定する。このとき、入退処理部22bは、号機制御装置21に対し、居住階データを送信しない。
また、入退処理部22bは、RFIDタグ6の個人番号に一致する個人番号に紐付けされた入退情報D3を反転し、「0」の退室状態に変更する。
図4と図5を参照して説明したように、RFIDタグ6を所持する利用者7がセンサ検知エリア40に入る度に、入退管理テーブル22aの入退情報D3が反転される。このため、入退処理部22bは、入退管理テーブル22aの入退情報D3を参照することで、センサ検知エリア40に入った利用者7が、乗りかご10に乗り込むか、降りたかを判別することができる。
図6は、RFIDタグ6を所持する利用者7が、最下階にて乗りかご10に乗り込む様子を示す説明図である。なお、図6では、RFIDタグ6の図示を省略する。
図6では、センサ検知エリア40、エレベータドア41、乗り場呼び登録ボタン31の設置例と共に、入退管理テーブル22aの一部が示されている。センサ検知エリア40は、ビルの最下階のエレベータホールにおけるエレベータドア41付近に設けられたハンズフリーセンサ装置4がRFIDタグ6を検知可能な範囲を示している。以下の説明では、図1に示す最下階の乗り場呼び登録ボタン31をホールボタンとも呼ぶ。
図6Aには、個人番号「30101」のRFIDタグ6を所持する利用者7が、センサ検知エリア40へ入ろうとする場面が示されている。利用者7が、センサ検知エリア40に入る前は、入退管理テーブル22aに示される個人番号「30101」の利用者7の入退情報D3は「0」であるため、この利用者7は退室状態である。
図6Bには、利用者7がセンサ検知エリア40内に入っている場面が示されている。このとき、入退処理部22bは、入退管理テーブル22aに示される個人番号「30101」の利用者7の入退情報D3が「0」であるため、号機制御装置21のセキュリティ設定の解除を許可し、ホールボタンを自動で呼び登録する。これにより乗りかご10が乗り場30に呼ばれる。そして、入退処理部22bは、入退情報D3を「0」から「1」に反転する。
図6Cには、ホールボタンが自動で呼び登録されたので、最下階まで乗りかご10が呼びつけられエレベータドア41が開いた状態の場面が示されている。このため、利用者7は、エレベータドア41を通って乗りかご10に乗り込むことができる。
図6Dには、乗りかご10に利用者7が乗り込んだ状態の場面が示されている。入退処理部22bは、号機制御装置21のセキュリティ設定を解除する場合に、乗りかご10がエレベータホールに到着するタイミングで、利用者7の居住階の行先登録ボタン11を自動で行先登録する。このため、行先登録ボタン11には、セキュリティインターフェース装置22(入退処理部22b)から号機制御装置21に送信された居住階D2の居住階データにより、該当階が自動で行先登録されている。この例では、利用者7の居住階が3階であるため、行先登録ボタン11には3階を示す「3」のランプが点灯する様子が示されている。
図7は、RFIDタグ6を所持する利用者7が、最下階にて乗りかご10から降りる様子を示す説明図である。なお、図7においても、RFIDタグ6の図示を省略する。
図7Aには、個人番号「30101」のRFIDタグ6を所持する利用者7が、乗りかご10から降りて、センサ検知エリア40へ入ろうとする場面が示されている。利用者7が、センサ検知エリア40に入る前は、入退管理テーブル22aに示される個人番号「30101」の利用者7の入退情報D3は「1」であるため、この利用者7は入室状態である。
図7Bには、乗りかご10から降りた利用者7がセンサ検知エリア40内に入っている場面が示されている。このとき、入退処理部22bは、入退管理テーブル22aに示される個人番号「30101」の利用者7の入退情報D3が「1」であるため、号機制御装置21のセキュリティ設定の解除を許可しない。そして、入退処理部22bは、入退情報D3を「1」から「0」に反転する。
図7Cには、利用者7がセンサ検知エリア40から出た状態の場面が示されている。このとき個人番号「30101」の利用者7の入退情報D3が「0」であり、セキュリティ設定が有効な状態で維持されている。これによりRFIDタグ6を所持しない他の利用者7が乗りかご10に乗り込むことが防止される。
図8は、エレベータ制御の例を示すフローチャートである。
始めに、ハンズフリーセンサ装置4は、センサ検知エリア40に入った利用者7が所持するRFIDタグ6を検知すると(S1)、タグ情報をハンズフリー制御装置5に出力する。ハンズフリー制御装置5は、タグ情報から取り出した利用者7の個人番号をセキュリティインターフェース装置22に送信する。
セキュリティインターフェース装置22の入退処理部22bは、ハンズフリー制御装置5から受信したRFIDタグ6の個人番号に対応する入退管理テーブル22aの個人番号D1を参照する。そして、個人番号に対応する個人番号D1のレコードに紐付けられた入退情報D3が「0」、すなわち「退室」であるか否かを判定する(S2)。
入退情報D3が「0」、すなわち「退室」であれば(S2のYES)、入退処理部22bは、センサ検知エリア40に入った利用者7が乗りかご10に乗り込むと判定する。そして、入退処理部22bは、号機制御装置21のセキュリティ設定の解除を許可し(S3)、セキュリティ解除指令を号機制御装置21に送信する。その後、入退処理部22bは、入退管理テーブル22aの入退情報D3を「0」から「1」に反転し、入室状態に変更する(S4)。
入退処理部22bからセキュリティ設定の解除指令を受信した号機制御装置21は、セキュリティ設定を解除した後、入退処理部22bの指示によりホールボタンを自動で呼び登録する(S5)。これにより乗りかご10がエレベータホールまで呼ばれる。
エレベータホールに乗りかご10が到着すると、号機制御装置21はエレベータドア41を戸開する(S6)。入退処理部22bによってRFIDタグ6の情報から利用者7の居住階が特定されているため、入退処理部22bの指示により号機制御装置21は、行先登録ボタン11を自動で行先登録する(S7)。その後、乗りかご10が行先登録ボタン11に行先登録された階(居住階)に到着すると(S8)、号機制御装置21がエレベータドア41を戸開して(S9)、利用者7が乗りかご10から降りる。
なお、ステップ2にて入退処理部22bは、入退情報D3が「1」、すなわち「入室」であれば(S2のNO)、乗りかご10から降りた利用者7がセンサ検知エリア40に入ったと判定する。そして、入退処理部22bは、入退情報D3を「1」から「0」に反転し、退室状態に変更する(S10)。
以上説明した第1の実施の形態例に係るハンズフリーセンサ装置4は、センサ検知エリア40に入った利用者7が所持するRFIDタグ6のタグ情報を非接触で取得する。このため、利用者7は、号機制御装置21のセキュリティ設定を解除するためのICカード操作が不要である。そして、入退処理部22bは、センサ検知エリア40にて検知されたRFIDタグ6の個人番号に基づいて入退管理テーブル22aを参照し、この利用者7が退室状態であれば、利用者7が乗りかご10に乗り込むと判定して号機制御装置21のセキュリティ設定を解除する。そして、入退処理部22bは、ホールボタンの呼び登録を行い、行先登録ボタン11に利用者7の居住階を行先登録する。このため、利用者7は、RFIDタグ6をバッグ等から取り出してセキュリティ設定の解除動作を行ったり、ホールボタン及び行先登録ボタン11の登録を行ったりするような手動操作を行うことなく、乗りかご10に乗り込んで居住階に移動できる。
また、入退処理部22bは、センサ検知エリア40にて検知されたRFIDタグ6の個人番号に対応する利用者7が入室状態であれば、利用者7が乗りかご10から降りたと判定して号機制御装置21のセキュリティ設定を有効な状態に維持する。また、利用者7がRFIDタグ6を所持しなければ号機制御装置21のセキュリティ設定が解除されない。このため、部外者による乗りかご10への乗り込み、居住階への進入を防ぐことができる。
[2.第2の実施の形態例]
次に、本発明の第2の実施の形態例に係るエレベータ管理システムについて、図9を参照して説明する。
図9は、エレベータ管理システムの構成例を示すブロック図である。
図9に示すエレベータ管理システム1Aは、第1の実施の形態例に係るエレベータ装置2、ハンズフリー装置3に加えて、管理サーバ50を備える。そして、利用者7Aは、RFIDタグ6と共に通信端末8を所持しており、ビル外にいるものとする。管理サーバ50は、セキュリティインターフェース装置22の入退処理部22bに接続されると共に、ネットワークNを介して通信端末8と通信可能に接続されている。
セキュリティインターフェース装置22の入退管理テーブル22aには、同じ居室毎に利用者7、7Aの個人番号が格納されている。入退処理部22bは、ハンズフリー装置3がセンサ検知エリア40にて利用者7が所持するRFIDタグ6を検知すると、入退管理テーブル22aの入退情報D3を変更する。入退処理部22bは、入退情報D3を変更するタイミングで、変更された入退情報D3の入退情報データを管理サーバ50に送信する。
管理サーバ50は、セキュリティインターフェース装置22から入退情報データを受信すると、変更された入退情報データを通信端末8に配信する。通信端末8は、管理サーバ50から受信した入退情報データに基づいて、利用者7の入退状態を利用者7Aに通知する。これにより利用者7Aは、外出していたとしても利用者7が居室に入室し、又は退室したことを認識することができる。
以上説明した第2の実施の形態例に係るエレベータ管理システム1Aによれば、通信端末8に利用者7の入退状態が通知されることにより、利用者7Aは、利用者7の入退状態を判断することができる。また、利用者7が在室するはずのない時間帯に利用者7が入室したことが通信端末8から通知されると、利用者7Aは、RFIDタグ6が不正に使用されている可能性を認識することができる。このため、エレベータ管理システム1Aの防犯性を高めることができる。
なお、管理サーバ50は、利用者7Aの居室に設けた居室端末(インターフォン等)に利用者7の入退状態を通知してもよい。これにより利用者7Aは、居室に在室したままで、利用者7の入退状態を認識することができる。
[3.変形例]
上述した実施の形態例では、入退処理部22bがホールボタンに自動で呼び登録を行うと共に、行先登録ボタン11に対しても自動で行先登録を行っているが、ホールボタンだけを自動で呼び登録してもよい。この場合、RFIDタグ6を所持する利用者7は、乗りかご10に乗り込んだ後、居住階とは別の階を選択して行先登録ボタン11に登録することが可能となる。
なお、最下階乗り場を地下とした場合には、地上階のエレベータホールに設けられた乗り場呼び登録ボタン31をホールボタンとすればよい。この場合、ホールボタンには、地上階行きボタンと、地下階行きボタンが設けられ、利用者7が行先登録する階の方向を示すボタンが点灯することで利用者7に呼び登録したボタンを示すようにする。
また、上述した実施の形態例では、何らかの要因により入退情報D3が「1」の入室状態のまま利用者7が退室することがある。例えば、センサ検知エリア40の範囲外である非常階段を利用者7が下りて外出した場合、又はセンサ検知エリア40の範囲外に利用者7が一旦出たがビル内に滞在したまま外出していない場合である。このような場合には、利用者7が戻ってセンサ検知エリア40に入ってもセキュリティ設定が解除されないので、入退情報D3をリセットする必要がある。このリセット処理では、例えば、センサ検知エリア40に利用者7が継続して5秒間以上いた場合に、入退処理部22bが入退情報D3を「1」から「0」に変更した後、改めて入退情報D3を「0」から「1」に変更する。これにより、以降の処理は上述した実施の形態例と同様に行うことが可能である。なお、入退情報D3が「1」の入室状態のまま利用者7が退室した場合に、利用者7がセンサ検知エリア40に入ったときには、RFIDタグ6が振動し、又は点灯することで利用者7に入退情報D3のリセット処理を行う旨を通知してもよい。
また、ハンズフリーセンサ装置4は、例えば、センサ検知エリア40に利用者7が継続して5秒間以上いた場合に、RFIDタグ6からタグ情報を取得するようにしてもよい。これにより、利用者7がセンサ検知エリア40を通過しただけでも入退情報D3が変更されてしまうような事態を防ぐことができる。
また、上述した実施の形態例では、エレベータホール及び乗りかご10の内部がセキュリティ設定されているが、エレベータホールだけ、又は乗りかご10だけがセキュリティ設定されてもよい。例えば、エレベータホールだけがセキュリティ設定されていれば、RFIDタグ6を所持しない利用者は、ホールボタンを押すことはできず、乗りかご10を呼び登録することができない。また、乗りかご10だけがセキュリティ設定されていれば、RFIDタグ6を所持しない利用者は、乗りかご10に乗り込んだとしても行先登録ボタン11に行先登録することができない。このため、いずれの場合であっても、RFIDタグ6を所持しない利用者は居住階まで移動することができず、防犯性を高めることができる。
また、センサ検知エリア40は、エレベータドア41の手前ではなく、ビルの入口等に設けられるセキュリティゲート等の進入防止装置に設定してもよい。これにより、RFIDタグ6を所持しない利用者は、エレベータドア41まで来ることはできず、他の利用者7が乗りかご10から降りたときに、RFIDタグ6を所持しない利用者が乗りかご10に乗り込む事態を防ぐことが可能となる。また、センサ検知エリア40をエレベータホール全体に設定してもよい。センサ検知エリア40の範囲が広くなることで、ハンズフリー装置3が利用者7のRFIDタグ6を確実に検知できるようになる。
また、センサ検知エリア40を非常階段、ビル内駐車場等に設定してもよい。そして、居住階に行くための扉を施錠することで、非常階段、ビル内駐車場等に進入したRFIDタグ6を所持しない利用者の居住階への移動を規制することができる。
また、RFIDタグ6以外の装置に個人番号を記録してもよい。例えば、第2の実施の形態例に示した通信端末8に個人番号を記録してもよい。そして、ハンズフリーセンサ装置4は、センサ検知エリア40に入った通信端末8から個人番号を取得してもよい。
また、ハンズフリー装置3は、ハンズフリーセンサ装置4の代わりにカメラ及び顔認証装置を備えてもよい。そして、カメラは撮影範囲に入った利用者7の顔画像を撮影し、顔認証装置は、利用者7の顔画像に基づいて利用者7を識別して利用者7に対応する個人番号をセキュリティインターフェース装置22に送信してもよい。この場合には、利用者7がRFIDタグ6を所持しなくても利用者7だけがエレベータ装置2を利用することができる。
また、本発明は上述した実施の形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ここで説明した実施の形態例の構成の一部を他の実施の形態例の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施の形態例の構成に他の実施の形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…エレベータ管理システム、2…エレベータ装置、3…ハンズフリー装置、4…ハンズフリーセンサ装置、5…ハンズフリー制御装置、6…RFIDタグ、10…乗りかご、20…エレベータ制御装置、21…号機制御装置、22…セキュリティインターフェース装置、22a…入退管理テーブル、22b…入退処理部

Claims (5)

  1. 複数階の乗り場を移動する乗りかごと、
    検知エリアの範囲内に滞在する前記乗りかごの利用者を非接触で検知する検知装置と、
    前記利用者毎に居室への入退が管理される前記利用者の入退情報に基づいて、前記検知装置によって検知された前記利用者の乗りかごへの乗降を判定し、前記利用者が前記乗りかごに乗り込むと判定した場合には前記乗りかごの動作を規制するセキュリティ設定を解除して、前記乗りかごの移動を許可し、前記利用者が前記乗りかごから降りたと判定した場合には、前記セキュリティ設定を有効な状態に維持するエレベータ制御装置と、を備え
    前記エレベータ制御装置は、
    前記利用者を一意に識別するための利用者識別情報に対して、前記利用者の利用階及び前記利用者の入退情報を管理する入退管理テーブルと、
    前記検知装置が前記利用者毎に割り当てられた利用者識別装置を検知して前記利用者識別装置から取得した前記利用者識別情報を送信した場合に、前記検知装置から受信した前記利用者識別情報に対応する前記入退情報を変更する入退処理部と、を有し、
    前記入退処理部は、前記検知装置によって、前記検知エリアの範囲内に所定時間以上継続して滞在する前記利用者が検知された時に、前記入退管理テーブルに管理される前記入退情報が入室である場合に、前記利用者の前記入退情報を退室にリセットした後、入室に変更する
    エレベータ制御システム。
  2. 前記エレベータ制御装置は、
    前記乗りかごが停止する乗り場に設けられ、前記乗りかごを呼び登録する呼び登録ボタン、及び前記乗りかごの行先階を行先登録する行先登録ボタンの登録動作、並びに前記乗りかごの移動を制御する号機制御装置を備え、
    前記入退処理部は、前記セキュリティ設定を解除する場合に、エレベータホールに設置される前記呼び登録ボタンを前記利用者毎に自動で呼び登録する指示を前記号機制御装置に行う
    請求項に記載のエレベータ制御システム。
  3. 前記入退処理部は、前記セキュリティ設定を解除する場合に、前記乗りかごが前記エレベータホールに到着するタイミングで、前記利用者の利用階の前記行先登録ボタンを自動で行先登録する指示を前記号機制御装置に行う
    請求項に記載のエレベータ制御システム。
  4. さらに、通信端末及び前記入退処理部に接続され、前記通信端末に所定の情報を配信する管理サーバを備え、
    前記入退処理部は、前記入退情報を変更するタイミングで、変更された前記入退情報を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、変更された前記入退情報を前記通信端末に配信する
    請求項のいずれか1項に記載のエレベータ制御システム。
  5. 複数階の乗り場を移動する乗りかごの利用者であって、検知エリアの範囲内に滞在する前記利用者が検知装置によって非接触で検知された場合に、前記利用者毎に居室への入退が管理される前記利用者の入退情報に基づいて、前記乗りかごへの前記利用者の乗降を判定し、前記利用者が前記乗りかごに乗り込むと判定した場合には、昇降路における前記乗りかごの移動を規制するセキュリティ設定を解除して、前記乗りかごの移動を許可し、前記利用者が前記乗りかごから降りたと判定した場合には、前記セキュリティ設定を有効な状態に維持し、
    さらに、前記利用者を一意に識別するための利用者識別情報に対して、前記利用者の利用階及び前記利用者の入退情報を管理する入退管理テーブルと、
    前記検知装置が前記利用者毎に割り当てられた利用者識別装置を検知して前記利用者識別装置から取得した前記利用者識別情報を送信した場合に、前記検知装置から受信した前記利用者識別情報に対応する前記入退情報を変更する入退処理部と、を有し、
    前記入退処理部は、前記検知装置によって、前記検知エリアの範囲内に所定時間以上継続して滞在する前記利用者が検知された時に、前記入退管理テーブルに管理される前記入退情報が入室である場合に、前記利用者の前記入退情報を退室にリセットした後、入室に変更する
    エレベータ制御装置。
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